JP2000269865A - ディジタル信号受信システムにおける信号処理回路 - Google Patents
ディジタル信号受信システムにおける信号処理回路Info
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
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- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝送路のエコーが大きい場合でも正確な位相
補償を行うことが可能な、ディジタル信号受信システム
における波形等化及び位相補償回路を提供する。 【解決手段】 ディジタル信号受信システムにおける信
号処理回路において、受信信号の波形等化を行う等化処
理部と、受信信号の位相補償を行う位相補償部とを備
え、前記等化処理部は帰還ループにより構成される後方
等化器を有し、前記位相補償部は前記後方等化器の前段
に配置されるように構成する。
補償を行うことが可能な、ディジタル信号受信システム
における波形等化及び位相補償回路を提供する。 【解決手段】 ディジタル信号受信システムにおける信
号処理回路において、受信信号の波形等化を行う等化処
理部と、受信信号の位相補償を行う位相補償部とを備
え、前記等化処理部は帰還ループにより構成される後方
等化器を有し、前記位相補償部は前記後方等化器の前段
に配置されるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATSC(Advance
d Television Systems Committee)規格に準じた映像
・音声復号化技術に関し、特に信号受信システム中の位
相補償処理に関する。
d Television Systems Committee)規格に準じた映像
・音声復号化技術に関し、特に信号受信システム中の位
相補償処理に関する。
【0002】
【従来の技術】米国ディジタル放送の規格としてATS
C規格が知られている。図1にATSC規格によるシス
テムの概略を示す。図示のように、送信システム側では
送信すべき映像原信号及び音声原信号に対してそれぞれ
独立に符号化処理を施し、所定の方法で多重化して伝送
路符号化・変調部へ送る。伝送路符号化・変調部は、図
2(A)に示すように、入力される多重化信号に対してラ
ンダム処理、リードソロモン符号化処理、畳み込みイン
ターリーブ処理、及びトレリス符号化処理を行い、これ
に同期信号を付加し、さらにパイロット信号を付加す
る。そして、等化、VSB変調後にRF信号として伝送
する。
C規格が知られている。図1にATSC規格によるシス
テムの概略を示す。図示のように、送信システム側では
送信すべき映像原信号及び音声原信号に対してそれぞれ
独立に符号化処理を施し、所定の方法で多重化して伝送
路符号化・変調部へ送る。伝送路符号化・変調部は、図
2(A)に示すように、入力される多重化信号に対してラ
ンダム処理、リードソロモン符号化処理、畳み込みイン
ターリーブ処理、及びトレリス符号化処理を行い、これ
に同期信号を付加し、さらにパイロット信号を付加す
る。そして、等化、VSB変調後にRF信号として伝送
する。
【0003】一方、受信システム側は、基本的に送信シ
ステム側と逆の処理を行う。即ち、図2(B)に示す伝送
路復号・復調部において、伝送された信号を受信し、同
期・タイミング信号を検出する。次に、必要であればN
TSC信号を除去し、波形等化処理、位相処理、トレリ
ス復号処理、デインターリーブ処理、リードソロモン復
号処理、デランダマイズ処理を行って映像信号と音声信
号の多重化信号を復元する。次に、この多重化信号を逆
多重化して映像信号と音声信号を分離し、各々を復号化
して映像原信号及び音声原信号を再生する。
ステム側と逆の処理を行う。即ち、図2(B)に示す伝送
路復号・復調部において、伝送された信号を受信し、同
期・タイミング信号を検出する。次に、必要であればN
TSC信号を除去し、波形等化処理、位相処理、トレリ
ス復号処理、デインターリーブ処理、リードソロモン復
号処理、デランダマイズ処理を行って映像信号と音声信
号の多重化信号を復元する。次に、この多重化信号を逆
多重化して映像信号と音声信号を分離し、各々を復号化
して映像原信号及び音声原信号を再生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2(B)に示される
ように、ATSC規格が推奨する受信システムにおいて
は、NTSC除去フィルタの出力信号に対して、先ず波
形等化処理を実行し、次に位相トラッカーによる位相補
償処理を実行する。ここで、波形等化処理段は、フィー
ドフォワードフィルタ、並びに、推定送出シンボルを得
るためのスライサー及びフィードバックフィルタからな
るフィードバックループを含む構成が採用される。ま
た、位相トラッカーにおいては、波形等化後の信号から
位相雑音を推定し、これに追従する処理が行われる。
ように、ATSC規格が推奨する受信システムにおいて
は、NTSC除去フィルタの出力信号に対して、先ず波
形等化処理を実行し、次に位相トラッカーによる位相補
償処理を実行する。ここで、波形等化処理段は、フィー
ドフォワードフィルタ、並びに、推定送出シンボルを得
るためのスライサー及びフィードバックフィルタからな
るフィードバックループを含む構成が採用される。ま
た、位相トラッカーにおいては、波形等化後の信号から
位相雑音を推定し、これに追従する処理が行われる。
【0005】しかし、そのようなシステムにおいては、
波形等化段でスライサーを含むフィードバックループに
よる非線形処理が介在するため、エコーが大きい場合に
はその後段の位相トラッカーによる位相雑音の推定能力
が低下してしまうという問題がある。
波形等化段でスライサーを含むフィードバックループに
よる非線形処理が介在するため、エコーが大きい場合に
はその後段の位相トラッカーによる位相雑音の推定能力
が低下してしまうという問題がある。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、伝送路のエコーが大きい場合でも正確な位相補
償を行うことが可能な、ディジタル信号受信システムに
おける波形等化及び位相補償回路を提供することを課題
とする。
であり、伝送路のエコーが大きい場合でも正確な位相補
償を行うことが可能な、ディジタル信号受信システムに
おける波形等化及び位相補償回路を提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ディジタル信号受信システムにおける信号処理回路
において、受信信号の波形等化を行う等化処理部と、受
信信号の位相補償を行う位相補償部とを備え、前記等化
処理部は帰還ループにより構成される後方等化器を有
し、前記位相補償部は前記後方等化器の前段に配置され
るように構成した。
は、ディジタル信号受信システムにおける信号処理回路
において、受信信号の波形等化を行う等化処理部と、受
信信号の位相補償を行う位相補償部とを備え、前記等化
処理部は帰還ループにより構成される後方等化器を有
し、前記位相補償部は前記後方等化器の前段に配置され
るように構成した。
【0008】上記のように構成した信号処理回路によれ
ば、位相補償部を後方等化器の前段に配置しているの
で、位相補償部の位相補正処理能力が伝送路のエコーの
影響を受けて低下することを防止できる。
ば、位相補償部を後方等化器の前段に配置しているの
で、位相補償部の位相補正処理能力が伝送路のエコーの
影響を受けて低下することを防止できる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の信号処理回路において、前記等化処理部はさらに前方
等化器を備え、前記位相補償部は前記前方等化器と前記
後方等化器の間に配置される。これにより、位相補償部
の位相補正処理能力が伝送路のエコーの影響を受けて低
下することを防止しつつ、等化処理との両立を図ること
ができる。
の信号処理回路において、前記等化処理部はさらに前方
等化器を備え、前記位相補償部は前記前方等化器と前記
後方等化器の間に配置される。これにより、位相補償部
の位相補正処理能力が伝送路のエコーの影響を受けて低
下することを防止しつつ、等化処理との両立を図ること
ができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の信号処理回路において、前記後方等化器は、送
出シンボルを推定するスライサーと、前記スライサーか
らの推定送出シンボル出力を受け取るフィードバックイ
コライザと、前記位相補償器の出力と前記フィードバッ
クイコライザの出力とを加算し、加算結果を前記スライ
サーへ入力する加算器と、を備えるように構成する。こ
れにより、非線形処理を含むスライサーの前段に位相補
償部が配置され、位相補正能力の低下が防止される。
に記載の信号処理回路において、前記後方等化器は、送
出シンボルを推定するスライサーと、前記スライサーか
らの推定送出シンボル出力を受け取るフィードバックイ
コライザと、前記位相補償器の出力と前記フィードバッ
クイコライザの出力とを加算し、加算結果を前記スライ
サーへ入力する加算器と、を備えるように構成する。こ
れにより、非線形処理を含むスライサーの前段に位相補
償部が配置され、位相補正能力の低下が防止される。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の信号処理回路において、前記後方等化器は、
送出シンボルを推定するトレリス復号器と、前記トレリ
ス復号器からの推定送出シンボル出力を受け取るフィー
ドバックイコライザと、前記位相補償器の出力と前記フ
ィードバックイコライザの出力とを加算し、加算結果を
前記トレリス復号器へ入力する加算器と、を備えるよう
に構成する。これにより、位相補償部の位相補正能力の
低下を防止しつつ、トレリス復号器を利用した高精度の
送出シンボル推定処理により信頼性の高い波形等化処理
を行うことができる。
2に記載の信号処理回路において、前記後方等化器は、
送出シンボルを推定するトレリス復号器と、前記トレリ
ス復号器からの推定送出シンボル出力を受け取るフィー
ドバックイコライザと、前記位相補償器の出力と前記フ
ィードバックイコライザの出力とを加算し、加算結果を
前記トレリス復号器へ入力する加算器と、を備えるよう
に構成する。これにより、位相補償部の位相補正能力の
低下を防止しつつ、トレリス復号器を利用した高精度の
送出シンボル推定処理により信頼性の高い波形等化処理
を行うことができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の信号処理回路において、前記トレリス復号部は、送出
シンボルに対応するトレリス復号結果を出力する。こう
することで、1つのトレリス復号器により、波形等化の
ための送出シンボル推定処理と、トレリス復号処理を実
行することが可能となる。
の信号処理回路において、前記トレリス復号部は、送出
シンボルに対応するトレリス復号結果を出力する。こう
することで、1つのトレリス復号器により、波形等化の
ための送出シンボル推定処理と、トレリス復号処理を実
行することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。 [1]理論説明 先ず、本発明による位相補償処理の理論的な説明を行
う。
適な実施の形態について説明する。 [1]理論説明 先ず、本発明による位相補償処理の理論的な説明を行
う。
【0014】図3(A)に位相トラッカーの設計の概要
を示す。いま、チャンネル(伝送路)の伝達関数をH
(ω)とする。また、システムの送信機からの送信信号を
A(ω)とし、受信機において位相雑音がキャンセルされ
た後の信号をB(ω)とする。ここで、チャンネルが理想
的であり、H(ω)=1であると仮定する。受信機で生じ
る位相雑音をθとし、それによる伝達関数をP(θ,ω)
とした場合、位相トラッカーは、その伝達関数Q(θ,
ω)が次式となるように設計される。
を示す。いま、チャンネル(伝送路)の伝達関数をH
(ω)とする。また、システムの送信機からの送信信号を
A(ω)とし、受信機において位相雑音がキャンセルされ
た後の信号をB(ω)とする。ここで、チャンネルが理想
的であり、H(ω)=1であると仮定する。受信機で生じ
る位相雑音をθとし、それによる伝達関数をP(θ,ω)
とした場合、位相トラッカーは、その伝達関数Q(θ,
ω)が次式となるように設計される。
【0015】 P(θ,ω)Q(θ,ω)=1 (1) 但し、P(0,ω)=1である。
【0016】図3(A)において、θ推定部8は受信機
で生じた位相雑音θを推定する。この推定結果をθ’と
すると、推定が理想的に行われる場合、 θ’=θ (2) である。チャンネルが理想的である、即ちH(ω)=1で
あると仮定すると、 B(ω)=A(ω)H(ω)P(θ,ω)Q(θ,ω) =A(ω) (3) となる。
で生じた位相雑音θを推定する。この推定結果をθ’と
すると、推定が理想的に行われる場合、 θ’=θ (2) である。チャンネルが理想的である、即ちH(ω)=1で
あると仮定すると、 B(ω)=A(ω)H(ω)P(θ,ω)Q(θ,ω) =A(ω) (3) となる。
【0017】次に、位相トラッカーが波形等化器の後段
にある場合を図3(B)を参照して説明する。ここでも
送出信号をA(ω)とし、チャンネルの伝達関数をH(ω)
とし、受信機で生じる位相誤差の伝達関数をP(θ,ω)
とする。また、F(ω)、G(ω)はそれぞれフィードフォ
ワードイコライザ10、フィードバックイコライザ14
の伝達関数である。また、フィードバックイコライザ1
4に入力される信号は、送出シンボル推定器12からの
出力であり、ここでの推定結果は常に正しく、A(ω)に
等しいと仮定する。なお、前述のATSC推奨システム
においては、送出シンボル推定器12はスライサーによ
り構成されている。この場合、受信信号B(ω)は次式の
ようになる。
にある場合を図3(B)を参照して説明する。ここでも
送出信号をA(ω)とし、チャンネルの伝達関数をH(ω)
とし、受信機で生じる位相誤差の伝達関数をP(θ,ω)
とする。また、F(ω)、G(ω)はそれぞれフィードフォ
ワードイコライザ10、フィードバックイコライザ14
の伝達関数である。また、フィードバックイコライザ1
4に入力される信号は、送出シンボル推定器12からの
出力であり、ここでの推定結果は常に正しく、A(ω)に
等しいと仮定する。なお、前述のATSC推奨システム
においては、送出シンボル推定器12はスライサーによ
り構成されている。この場合、受信信号B(ω)は次式の
ようになる。
【0018】 B(ω)={A(ω)H(ω)P(θ、ω)F(ω)−A(ω)G(ω)}Q(θ,ω) (4) まず、系が理想的であるとした場合(即ち、P(θ,ω)
=1)、式(1)からQ(θ,ω)=1であるので、式(4)
は、 B(ω)=A(ω)H(ω)F(ω)−A(ω)G(ω) =A(ω){H(ω)F(ω)−G(ω)} (5) となる。このとき、G(ω)は以下のように適応されてい
る。
=1)、式(1)からQ(θ,ω)=1であるので、式(4)
は、 B(ω)=A(ω)H(ω)F(ω)−A(ω)G(ω) =A(ω){H(ω)F(ω)−G(ω)} (5) となる。このとき、G(ω)は以下のように適応されてい
る。
【0019】 G(ω)=H(ω)F(ω)−1 (6) さて、実際に位相雑音がある場合について考えてみる。
式(4)、(6)から、 B(ω) =A(ω){H(ω)P(θ,ω)F(ω)−(H(ω)F(ω)−1)}Q(θ,ω) =A(ω){{H(ω)F(ω)−1}{P(θ,ω)−1}+P(θ,ω)}Q(θ, ω) =A(ω){G(ω){P(θ,ω)−1}+P(θ,ω)}Q(θ,ω) (7) と変形できる。式(7)において、B(ω)がA(ω)に一
致するのは、以下のどちらかの条件式が成り立つときで
ある。
式(4)、(6)から、 B(ω) =A(ω){H(ω)P(θ,ω)F(ω)−(H(ω)F(ω)−1)}Q(θ,ω) =A(ω){{H(ω)F(ω)−1}{P(θ,ω)−1}+P(θ,ω)}Q(θ, ω) =A(ω){G(ω){P(θ,ω)−1}+P(θ,ω)}Q(θ,ω) (7) と変形できる。式(7)において、B(ω)がA(ω)に一
致するのは、以下のどちらかの条件式が成り立つときで
ある。
【0020】 G(ω)=0 (8) P(θ,ω)−1=0 (9) 式(8)はフィードバックイコライザ14の伝達関数が
0(零)であることを示しており、これはポストエコー
(主波よりも遅い信号)が無いことを示している。ま
た、式(9)は位相雑音が無いことを示している。従っ
て、位相トラッカーを波形等化器の後段に置く図3
(B)に示す構成では、ポストエコーがある場合に位相
補正能力が低下し、イコライザの性能が低下することが
分かる。
0(零)であることを示しており、これはポストエコー
(主波よりも遅い信号)が無いことを示している。ま
た、式(9)は位相雑音が無いことを示している。従っ
て、位相トラッカーを波形等化器の後段に置く図3
(B)に示す構成では、ポストエコーがある場合に位相
補正能力が低下し、イコライザの性能が低下することが
分かる。
【0021】次に、本発明による構成を図3(C)に示
す。図示のように、本発明では位相トラッカー6をフィ
ードバックイコライザ14の前段に配置する。また、フ
ィードバックイコライザ14への入力は送出シンボル推
定器12の出力であり、これは常にA(ω)であると仮定
する。このとき、受信信号B(ω)は、以下のようにな
る。
す。図示のように、本発明では位相トラッカー6をフィ
ードバックイコライザ14の前段に配置する。また、フ
ィードバックイコライザ14への入力は送出シンボル推
定器12の出力であり、これは常にA(ω)であると仮定
する。このとき、受信信号B(ω)は、以下のようにな
る。
【0022】 B(ω) =A(ω)H(ω)P(θ,ω)F(ω)Q(θ,ω)−A(ω)G(ω) =A(ω)H(ω)P(θ,ω)Q(θ,ω)−A(ω){H(ω)F(ω)−1} =A(ω)H(ω)F(ω){P(θ,ω)Q(θ,ω)−1}+A(ω) (10) 式(2)、(10)からエコーの状態によらず、常にB
(ω)=A(ω)となり、イコライザの性能が低下しないこ
とが分かる。
(ω)=A(ω)となり、イコライザの性能が低下しないこ
とが分かる。
【0023】先に述べたように、位相トラッカー6は理
論上、受信機で発生する位相誤差θをキャンセルするよ
うに設計される。従って、位相誤差源P(θ,ω)と直列
に挿入することが望ましい。言い換えれば、位相誤差源
P(θ,ω)との間に非線形処理が介在しないような位置
に位相トラッカー6を配置することが理論上最適とな
り、非線形処理を行うスライサーを含む後方等化器の前
段に配置することが望ましい。 [2]第1実施形態 次に、本発明による波形等化及び位相補償処理の実施形
態について説明する。図4に、本発明の一実施形態にか
かる波形等化・位相補償部の概略構成を示す。図4の構
成は波形等化処理と位相補償処理を実行するものであ
り、フィードフォワードイコライザ20、加算器24、
スライサー26、及びフィードバックイコライザ28に
より波形等化処理を実行する。フィードフォワードイコ
ライザ20は、可変係数のFIR(Finite Impulse Res
ponse)フィルタにより構成することができ、いわゆる
前方等化器を構成する。また、加算器24、スライサー
26及びフィードバックイコライザ28を含むフィード
バックループがいわゆる後方等化器を構成する。フィー
ドバックイコライザ28も可変係数のFIRフィルタに
より構成することができる。また、フィードフォワード
イコライザ20の後段に配置された位相トラッカー22
により位相補償処理を実行する。
論上、受信機で発生する位相誤差θをキャンセルするよ
うに設計される。従って、位相誤差源P(θ,ω)と直列
に挿入することが望ましい。言い換えれば、位相誤差源
P(θ,ω)との間に非線形処理が介在しないような位置
に位相トラッカー6を配置することが理論上最適とな
り、非線形処理を行うスライサーを含む後方等化器の前
段に配置することが望ましい。 [2]第1実施形態 次に、本発明による波形等化及び位相補償処理の実施形
態について説明する。図4に、本発明の一実施形態にか
かる波形等化・位相補償部の概略構成を示す。図4の構
成は波形等化処理と位相補償処理を実行するものであ
り、フィードフォワードイコライザ20、加算器24、
スライサー26、及びフィードバックイコライザ28に
より波形等化処理を実行する。フィードフォワードイコ
ライザ20は、可変係数のFIR(Finite Impulse Res
ponse)フィルタにより構成することができ、いわゆる
前方等化器を構成する。また、加算器24、スライサー
26及びフィードバックイコライザ28を含むフィード
バックループがいわゆる後方等化器を構成する。フィー
ドバックイコライザ28も可変係数のFIRフィルタに
より構成することができる。また、フィードフォワード
イコライザ20の後段に配置された位相トラッカー22
により位相補償処理を実行する。
【0024】フィードフォワードイコライザ20へのシ
ンボル入力は、図2(B)に示すNTSC除去フィルタ
の出力とすることができる。フィードフォワードイコラ
イザ20の出力は位相トラッカー22へ入力される。
ンボル入力は、図2(B)に示すNTSC除去フィルタ
の出力とすることができる。フィードフォワードイコラ
イザ20の出力は位相トラッカー22へ入力される。
【0025】位相トラッカー22は、入力信号中に含ま
れる位相雑音の補正を行う。一例では、位相トラッカー
22は、入力信号の同相(In-phase)成分と直角位相
(Quadrature-phase)成分を生成する。位相更新部25
は、スライサー26の入出力間誤差Eに基づいて位相ト
ラッカー22内の位相補正を制御する。これにより、位
相雑音が除去される。
れる位相雑音の補正を行う。一例では、位相トラッカー
22は、入力信号の同相(In-phase)成分と直角位相
(Quadrature-phase)成分を生成する。位相更新部25
は、スライサー26の入出力間誤差Eに基づいて位相ト
ラッカー22内の位相補正を制御する。これにより、位
相雑音が除去される。
【0026】位相トラッカー22の出力は加算器24へ
入力され、フィードバックイコライザ28の出力と加算
される。加算器24の出力は、波形等化及び位相補償が
なされた後の信号であり、これがスライサー26に入力
される。スライサー26は入力シンボルに対応する推定
送出シンボルを決定し、これをフィードバックイコライ
ザ28へ入力する。フィードバックイコライザ28は可
変係数のFIRフィルタにより構成することができ、推
定エコーを演算して加算器24へ供給する。スライサー
26の入出力間の誤差Eは係数更新部32へ送られる。
係数更新部32は誤差Eに基づいて、最小平均自乗(L
MS)アルゴリズムなどの適当な係数更新アルゴリズム
によりフィードフォワードイコライザ20及びフィード
バックイコライザ28のタップ係数を更新する。
入力され、フィードバックイコライザ28の出力と加算
される。加算器24の出力は、波形等化及び位相補償が
なされた後の信号であり、これがスライサー26に入力
される。スライサー26は入力シンボルに対応する推定
送出シンボルを決定し、これをフィードバックイコライ
ザ28へ入力する。フィードバックイコライザ28は可
変係数のFIRフィルタにより構成することができ、推
定エコーを演算して加算器24へ供給する。スライサー
26の入出力間の誤差Eは係数更新部32へ送られる。
係数更新部32は誤差Eに基づいて、最小平均自乗(L
MS)アルゴリズムなどの適当な係数更新アルゴリズム
によりフィードフォワードイコライザ20及びフィード
バックイコライザ28のタップ係数を更新する。
【0027】加算器24の出力は、位相トラッカー22
により位相雑音が除去され、かつ、前方及び後方等化器
により等化処理が施された信号であり、トレリス復号器
30へ供給される。トレリス復号器30は、トレリス復
号処理を実行して復号結果を出力する。トレリス復号器
30以降の処理ブロックは、図2(B)に示すものと同
様とすることができる。
により位相雑音が除去され、かつ、前方及び後方等化器
により等化処理が施された信号であり、トレリス復号器
30へ供給される。トレリス復号器30は、トレリス復
号処理を実行して復号結果を出力する。トレリス復号器
30以降の処理ブロックは、図2(B)に示すものと同
様とすることができる。
【0028】本実施形態においては、波形等化処理を実
行するための後方等化器の前段に位相トラッカー22を
配置しているので、先に理論付けがなされたように、エ
コーが原因で位相トラッカーの位相補償能力が低下する
ことが無い。 [3]第2実施形態 次に、本発明の他の実施形態にかかる波形等化・位相補
償部の概略構成を図5に示す。図5においては、後方等
化器を構成するフィードバックループ内にトレリス復号
器34を含め、このトレリス復号器34が等化処理のた
めのシンボル推定を行うと同時に、トレリス復号結果を
出力する構成となっている。図4の構成と比較すると、
トレリス復号器34が図4におけるスライサー26及び
トレリス復号器30の両方の処理を実行している。この
構成によると、トレリス復号器34の出力するシンボル
推定結果が図4のスライサー26によるシンボル推定結
果に比して高精度であるため、高品質な等化処理を実行
することが可能となる。
行するための後方等化器の前段に位相トラッカー22を
配置しているので、先に理論付けがなされたように、エ
コーが原因で位相トラッカーの位相補償能力が低下する
ことが無い。 [3]第2実施形態 次に、本発明の他の実施形態にかかる波形等化・位相補
償部の概略構成を図5に示す。図5においては、後方等
化器を構成するフィードバックループ内にトレリス復号
器34を含め、このトレリス復号器34が等化処理のた
めのシンボル推定を行うと同時に、トレリス復号結果を
出力する構成となっている。図4の構成と比較すると、
トレリス復号器34が図4におけるスライサー26及び
トレリス復号器30の両方の処理を実行している。この
構成によると、トレリス復号器34の出力するシンボル
推定結果が図4のスライサー26によるシンボル推定結
果に比して高精度であるため、高品質な等化処理を実行
することが可能となる。
【0029】各構成部分の動作は、基本的に図4に示す
第1実施形態の場合と同様である。即ち、フィードフォ
ワードイコライザ20が前方等化器として等化処理を行
い、位相トラッカー22が位相雑音補正を行う。加算器
24は位相トラッカー22からの信号とフィードバック
イコライザ28からの推定エコーを加算し、その結果を
トレリス復号器34へ送る。
第1実施形態の場合と同様である。即ち、フィードフォ
ワードイコライザ20が前方等化器として等化処理を行
い、位相トラッカー22が位相雑音補正を行う。加算器
24は位相トラッカー22からの信号とフィードバック
イコライザ28からの推定エコーを加算し、その結果を
トレリス復号器34へ送る。
【0030】トレリス復号器34は、トレリス復号処理
を実行し、推定送出シンボルを決定してフィードバック
イコライザ28へ送る。トレリス復号器による送出シン
ボル推定は、スライサーによる送出シンボル推定に比し
て高精度であるので、トレリス復号器の入出力間誤差信
号は高精度となり、位相更新部25及び係数更新部32
の更新処理の精度も向上する。また、トレリス復号器3
4は、復号結果信号も出力する。この復号結果は、第1
実施形態の場合と同様に、図2(B)に示す後段の処理
部へ送られる。
を実行し、推定送出シンボルを決定してフィードバック
イコライザ28へ送る。トレリス復号器による送出シン
ボル推定は、スライサーによる送出シンボル推定に比し
て高精度であるので、トレリス復号器の入出力間誤差信
号は高精度となり、位相更新部25及び係数更新部32
の更新処理の精度も向上する。また、トレリス復号器3
4は、復号結果信号も出力する。この復号結果は、第1
実施形態の場合と同様に、図2(B)に示す後段の処理
部へ送られる。
【0031】このように、第2実施形態においても、位
相トラッカーは後方等化器の前段に配置されるので、エ
コーの存在時においても位相雑音の補正能力に劣化が生
じることがない。
相トラッカーは後方等化器の前段に配置されるので、エ
コーの存在時においても位相雑音の補正能力に劣化が生
じることがない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタル信号受信機の位相補償処理において、位相補
償部を、波形等化処理部のうちの後方等化器の前段に配
置した。これにより、伝送路中のエコーの影響を受ける
ことなく、高精度の位相雑音補正が可能となる。
ディジタル信号受信機の位相補償処理において、位相補
償部を、波形等化処理部のうちの後方等化器の前段に配
置した。これにより、伝送路中のエコーの影響を受ける
ことなく、高精度の位相雑音補正が可能となる。
【図1】ATSC規格による送受信システムの概要を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1のシステムの伝送路符号化・変調部及び伝
送路符号化・復調部の構成を示すブロック図である。
送路符号化・復調部の構成を示すブロック図である。
【図3】位相トラッカーの配置例を示す図である。
【図4】第1実施形態にかかる波形等化・位相補償処理
部の概略構成を示すブロック図である。
部の概略構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施形態にかかる波形等化・位相補償処理
部の概略構成を示すブロック図である。
部の概略構成を示すブロック図である。
20…フィードフォワードイコライザ 22…位相トラッカー 24…加算器 25…位相更新部 26…スライサー 28…フィードバックイコライザ 32…係数更新部 30、34…トレリス復号器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月17日(1999.9.1
7)
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ディジタル信号受信システムにお
ける信号処理回路
ける信号処理回路
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATSC(Advance
d Television Systems Committee)規格に準じた映像
・音声復号化技術に関し、特に信号受信システム中の位
相補償処理に関する。
d Television Systems Committee)規格に準じた映像
・音声復号化技術に関し、特に信号受信システム中の位
相補償処理に関する。
【0002】
【従来の技術】米国ディジタル放送の規格としてATS
C規格が知られている。図1にATSC規格によるシス
テムの概略を示す。図示のように、送信システム側では
送信すべき映像原信号及び音声原信号に対してそれぞれ
独立に符号化処理を施し、所定の方法で多重化して伝送
路符号化・変調部へ送る。伝送路符号化・変調部は、図
2(A)に示すように、入力される多重化信号に対してラ
ンダム処理、リードソロモン符号化処理、畳み込みイン
ターリーブ処理、及びトレリス符号化処理を行い、これ
に同期信号を付加し、さらにパイロット信号を付加す
る。そして、等化、VSB変調後にRF信号として伝送
する。
C規格が知られている。図1にATSC規格によるシス
テムの概略を示す。図示のように、送信システム側では
送信すべき映像原信号及び音声原信号に対してそれぞれ
独立に符号化処理を施し、所定の方法で多重化して伝送
路符号化・変調部へ送る。伝送路符号化・変調部は、図
2(A)に示すように、入力される多重化信号に対してラ
ンダム処理、リードソロモン符号化処理、畳み込みイン
ターリーブ処理、及びトレリス符号化処理を行い、これ
に同期信号を付加し、さらにパイロット信号を付加す
る。そして、等化、VSB変調後にRF信号として伝送
する。
【0003】一方、受信システム側は、基本的に送信シ
ステム側と逆の処理を行う。即ち、図2(B)に示す伝送
路復号・復調部において、伝送された信号を受信し、同
期・タイミング信号を検出する。次に、必要であればN
TSC信号を除去し、波形等化処理、位相処理、トレリ
ス復号処理、デインターリーブ処理、リードソロモン復
号処理、デランダマイズ処理を行って映像信号と音声信
号の多重化信号を復元する。次に、この多重化信号を逆
多重化して映像信号と音声信号を分離し、各々を復号化
して映像原信号及び音声原信号を再生する。
ステム側と逆の処理を行う。即ち、図2(B)に示す伝送
路復号・復調部において、伝送された信号を受信し、同
期・タイミング信号を検出する。次に、必要であればN
TSC信号を除去し、波形等化処理、位相処理、トレリ
ス復号処理、デインターリーブ処理、リードソロモン復
号処理、デランダマイズ処理を行って映像信号と音声信
号の多重化信号を復元する。次に、この多重化信号を逆
多重化して映像信号と音声信号を分離し、各々を復号化
して映像原信号及び音声原信号を再生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2(B)に示される
ように、ATSC規格が推奨する受信システムにおいて
は、NTSC除去フィルタの出力信号に対して、先ず波
形等化処理を実行し、次に位相トラッカー(位相追従
器)による位相補償処理を実行する。ここで、波形等化
処理段は、フィードフォワードフィルタ、並びに、推定
送出シンボルを得るためのスライサー及びフィードバッ
クフィルタからなるフィードバックループを含む構成が
採用される。また、位相トラッカーにおいては、波形等
化後の信号から位相誤差を推定し、これを補正する処理
が行われる。
ように、ATSC規格が推奨する受信システムにおいて
は、NTSC除去フィルタの出力信号に対して、先ず波
形等化処理を実行し、次に位相トラッカー(位相追従
器)による位相補償処理を実行する。ここで、波形等化
処理段は、フィードフォワードフィルタ、並びに、推定
送出シンボルを得るためのスライサー及びフィードバッ
クフィルタからなるフィードバックループを含む構成が
採用される。また、位相トラッカーにおいては、波形等
化後の信号から位相誤差を推定し、これを補正する処理
が行われる。
【0005】しかし、そのようなシステムにおいては、
波形等化段でスライサーを含むフィードバックループに
よる非線形処理が介在するため、エコーが大きい場合に
はその後段の位相トラッカーによる位相誤差の推定能力
が低下してしまうという問題がある。
波形等化段でスライサーを含むフィードバックループに
よる非線形処理が介在するため、エコーが大きい場合に
はその後段の位相トラッカーによる位相誤差の推定能力
が低下してしまうという問題がある。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、伝送路のエコーが大きい場合でも正確な位相補
償を行うことが可能な、ディジタル信号受信システムに
おける波形等化及び位相補償回路を提供することを課題
とする。
であり、伝送路のエコーが大きい場合でも正確な位相補
償を行うことが可能な、ディジタル信号受信システムに
おける波形等化及び位相補償回路を提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ディジタル信号受信システムにおける信号処理回路
において、受信信号の波形等化を行う等化処理部と、受
信信号の位相補償を行う位相補償部とを備え、前記等化
処理部は帰還ループにより構成される後方等化器を有
し、前記位相補償部は前記後方等化器の前段に配置され
るように構成した。
は、ディジタル信号受信システムにおける信号処理回路
において、受信信号の波形等化を行う等化処理部と、受
信信号の位相補償を行う位相補償部とを備え、前記等化
処理部は帰還ループにより構成される後方等化器を有
し、前記位相補償部は前記後方等化器の前段に配置され
るように構成した。
【0008】上記のように構成した信号処理回路によれ
ば、位相補償部を後方等化器の前段に配置しているの
で、位相補償部の位相補正処理能力が伝送路のエコーの
影響を受けて低下することを防止できる。
ば、位相補償部を後方等化器の前段に配置しているの
で、位相補償部の位相補正処理能力が伝送路のエコーの
影響を受けて低下することを防止できる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の信号処理回路において、前記等化処理部はさらに前方
等化器を備え、前記位相補償部は前記前方等化器と前記
後方等化器の間に配置される。これにより、位相補償部
の位相補正処理能力が伝送路のエコーの影響を受けて低
下することを防止しつつ、等化処理との両立を図ること
ができる。
の信号処理回路において、前記等化処理部はさらに前方
等化器を備え、前記位相補償部は前記前方等化器と前記
後方等化器の間に配置される。これにより、位相補償部
の位相補正処理能力が伝送路のエコーの影響を受けて低
下することを防止しつつ、等化処理との両立を図ること
ができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の信号処理回路において、前記後方等化器は、送
出シンボルを推定するスライサーと、前記スライサーか
らの推定送出シンボル出力を受け取るフィードバックイ
コライザと、前記位相補償器の出力と前記フィードバッ
クイコライザの出力とを加算し、加算結果を前記スライ
サーへ入力する加算器と、を備えるように構成する。こ
れにより、非線形処理を含むスライサーの前段に位相補
償部が配置され、位相補正能力の低下が防止される。
に記載の信号処理回路において、前記後方等化器は、送
出シンボルを推定するスライサーと、前記スライサーか
らの推定送出シンボル出力を受け取るフィードバックイ
コライザと、前記位相補償器の出力と前記フィードバッ
クイコライザの出力とを加算し、加算結果を前記スライ
サーへ入力する加算器と、を備えるように構成する。こ
れにより、非線形処理を含むスライサーの前段に位相補
償部が配置され、位相補正能力の低下が防止される。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の信号処理回路において、前記後方等化器は、
送出シンボルを推定するトレリス復号器と、前記トレリ
ス復号器からの推定送出シンボル出力を受け取るフィー
ドバックイコライザと、前記位相補償器の出力と前記フ
ィードバックイコライザの出力とを加算し、加算結果を
前記トレリス復号器へ入力する加算器と、を備えるよう
に構成する。これにより、位相補償部の位相補正能力の
低下を防止しつつ、トレリス復号器を利用した高精度の
送出シンボル推定処理により信頼性の高い波形等化処理
を行うことができる。
2に記載の信号処理回路において、前記後方等化器は、
送出シンボルを推定するトレリス復号器と、前記トレリ
ス復号器からの推定送出シンボル出力を受け取るフィー
ドバックイコライザと、前記位相補償器の出力と前記フ
ィードバックイコライザの出力とを加算し、加算結果を
前記トレリス復号器へ入力する加算器と、を備えるよう
に構成する。これにより、位相補償部の位相補正能力の
低下を防止しつつ、トレリス復号器を利用した高精度の
送出シンボル推定処理により信頼性の高い波形等化処理
を行うことができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の信号処理回路において、前記トレリス復号部は、送出
シンボルに対応するトレリス復号結果を出力する。こう
することで、1つのトレリス復号器により、波形等化の
ための送出シンボル推定処理と、トレリス復号処理を実
行することが可能となる。
の信号処理回路において、前記トレリス復号部は、送出
シンボルに対応するトレリス復号結果を出力する。こう
することで、1つのトレリス復号器により、波形等化の
ための送出シンボル推定処理と、トレリス復号処理を実
行することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。 [1]理論説明 先ず、本発明による位相補償処理の理論的な説明を行
う。
適な実施の形態について説明する。 [1]理論説明 先ず、本発明による位相補償処理の理論的な説明を行
う。
【0014】図3(A)に位相トラッカーの設計の概要
を示す。以下、周波数領域上で説明をする。いま、チャ
ンネル(伝送路)の伝達関数をH(ω)とする。また、シ
ステムの送信機からの送信信号をA(ω)とし、受信機に
おいて位相雑音がキャンセルされた後の信号をB(ω)と
する。ここで、チャンネルが理想的であり、H(ω)=1
であると仮定する。受信機で生じる位相誤差をθとし、
それによる伝達関数をP(θ,ω)とした場合、位相トラ
ッカーは、その伝達関数Q(θ,ω)が次式となるように
設計される。
を示す。以下、周波数領域上で説明をする。いま、チャ
ンネル(伝送路)の伝達関数をH(ω)とする。また、シ
ステムの送信機からの送信信号をA(ω)とし、受信機に
おいて位相雑音がキャンセルされた後の信号をB(ω)と
する。ここで、チャンネルが理想的であり、H(ω)=1
であると仮定する。受信機で生じる位相誤差をθとし、
それによる伝達関数をP(θ,ω)とした場合、位相トラ
ッカーは、その伝達関数Q(θ,ω)が次式となるように
設計される。
【0015】 P(θ,ω)Q(θ,ω)=1 (1) 但し、P(0,ω)=1である。
【0016】図3(A)において、θ推定部8は受信機
で生じた位相誤差θを推定する。この推定結果をθ’と
すると、推定が理想的に行われる場合、 θ’=θ (2) である。チャンネルが理想的である、即ちH(ω)=1で
あると仮定すると、 B(ω)=A(ω)H(ω)P(θ,ω)Q(θ,ω) =A(ω) (3) となる。
で生じた位相誤差θを推定する。この推定結果をθ’と
すると、推定が理想的に行われる場合、 θ’=θ (2) である。チャンネルが理想的である、即ちH(ω)=1で
あると仮定すると、 B(ω)=A(ω)H(ω)P(θ,ω)Q(θ,ω) =A(ω) (3) となる。
【0017】次に、位相トラッカーが波形等化器の後段
にある場合を図3(B)を参照して説明する。ここでも
送出信号をA(ω)とし、チャンネルの伝達関数をH(ω)
とし、受信機で生じる位相誤差の伝達関数をP(θ,ω)
とする。また、F(ω)、G(ω)はそれぞれフィードフォ
ワードイコライザ10、フィードバックイコライザ14
の伝達関数である。また、フィードバックイコライザ1
4に入力される信号は、送出シンボル推定器12からの
出力であり、ここでの推定結果は常に正しく、A(ω)に
等しいと仮定する。なお、前述のATSC推奨システム
においては、送出シンボル推定器12はスライサーによ
り構成されている。この場合、受信信号B(ω)は次式の
ようになる。
にある場合を図3(B)を参照して説明する。ここでも
送出信号をA(ω)とし、チャンネルの伝達関数をH(ω)
とし、受信機で生じる位相誤差の伝達関数をP(θ,ω)
とする。また、F(ω)、G(ω)はそれぞれフィードフォ
ワードイコライザ10、フィードバックイコライザ14
の伝達関数である。また、フィードバックイコライザ1
4に入力される信号は、送出シンボル推定器12からの
出力であり、ここでの推定結果は常に正しく、A(ω)に
等しいと仮定する。なお、前述のATSC推奨システム
においては、送出シンボル推定器12はスライサーによ
り構成されている。この場合、受信信号B(ω)は次式の
ようになる。
【0018】 B(ω)={A(ω)H(ω)P(θ、ω)F(ω)−A(ω)G(ω)}Q(θ,ω) (4) まず、系が理想的であるとした場合(即ち、θ=0の場
合、P(θ,ω)=P(0,ω)=1)、式(1)からQ
(θ,ω)=1であるので、式(4)は、 B(ω)=A(ω)H(ω)F(ω)−A(ω)G(ω) =A(ω){H(ω)F(ω)−G(ω)} (5) となる。このとき、G(ω)は以下のように適応されてい
る。
合、P(θ,ω)=P(0,ω)=1)、式(1)からQ
(θ,ω)=1であるので、式(4)は、 B(ω)=A(ω)H(ω)F(ω)−A(ω)G(ω) =A(ω){H(ω)F(ω)−G(ω)} (5) となる。このとき、G(ω)は以下のように適応されてい
る。
【0019】 G(ω)=H(ω)F(ω)−1 (6) さて、実際に位相誤差がある場合について考えてみる。
式(4)、(6)から、 B(ω) =A(ω){H(ω)P(θ,ω)F(ω)−(H(ω)F(ω)−1)}Q(θ,ω) =A(ω){{H(ω)F(ω)−1}{P(θ,ω)−1}+P(θ,ω)}Q(θ, ω) =A(ω){G(ω){P(θ,ω)−1}+P(θ,ω)}Q(θ,ω) (7) と変形できる。式(7)において、B(ω)がA(ω)に一
致するのは、以下のどちらかの条件式が成り立つときで
ある。
式(4)、(6)から、 B(ω) =A(ω){H(ω)P(θ,ω)F(ω)−(H(ω)F(ω)−1)}Q(θ,ω) =A(ω){{H(ω)F(ω)−1}{P(θ,ω)−1}+P(θ,ω)}Q(θ, ω) =A(ω){G(ω){P(θ,ω)−1}+P(θ,ω)}Q(θ,ω) (7) と変形できる。式(7)において、B(ω)がA(ω)に一
致するのは、以下のどちらかの条件式が成り立つときで
ある。
【0020】 G(ω)=0 (8) P(θ,ω)−1=0 (9) 式(8)はフィードバックイコライザ14の伝達関数が
0(零)であることを示しており、これはポストエコー
(主波よりも遅い信号)が無いことを示している。ま
た、式(9)は位相誤差が無いことを示している。従っ
て、位相トラッカーを波形等化器の後段に置く図3
(B)に示す構成では、ポストエコーがある場合に位相
補正能力が低下し、イコライザの性能が低下することが
分かる。
0(零)であることを示しており、これはポストエコー
(主波よりも遅い信号)が無いことを示している。ま
た、式(9)は位相誤差が無いことを示している。従っ
て、位相トラッカーを波形等化器の後段に置く図3
(B)に示す構成では、ポストエコーがある場合に位相
補正能力が低下し、イコライザの性能が低下することが
分かる。
【0021】次に、本発明による構成を図3(C)に示
す。図示のように、本発明では位相トラッカー6をフィ
ードバックイコライザ14の前段に配置する。また、フ
ィードバックイコライザ14への入力は送出シンボル推
定器12の出力であり、これは常にA(ω)であると仮定
する。このとき、受信信号B(ω)は、以下のようにな
る。
す。図示のように、本発明では位相トラッカー6をフィ
ードバックイコライザ14の前段に配置する。また、フ
ィードバックイコライザ14への入力は送出シンボル推
定器12の出力であり、これは常にA(ω)であると仮定
する。このとき、受信信号B(ω)は、以下のようにな
る。
【0022】 B(ω) =A(ω)H(ω)P(θ,ω)F(ω)Q(θ,ω)−A(ω)G(ω) =A(ω)H(ω)P(θ,ω)Q(θ,ω)−A(ω){H(ω)F(ω)−1} =A(ω)H(ω)F(ω){P(θ,ω)Q(θ,ω)−1}+A(ω) (10) 式(1)、(10)からエコーの状態によらず、常にB
(ω)=A(ω)となり、イコライザの性能が低下しないこ
とが分かる。
(ω)=A(ω)となり、イコライザの性能が低下しないこ
とが分かる。
【0023】先に述べたように、位相トラッカー6は理
論上、受信機で発生する位相誤差θをキャンセルするよ
うに設計される。従って、位相誤差源P(θ,ω)と直列
に挿入することが望ましい。言い換えれば、位相誤差源
P(θ,ω)との間に非線形処理が介在しないような位置
に位相トラッカー6を配置することが理論上最適とな
り、非線形処理を行うスライサーを含む後方等化器の前
段に配置することが望ましい。 [2]第1実施形態 次に、本発明による波形等化及び位相補償処理の実施形
態について説明する。図4に、本発明の一実施形態にか
かる波形等化・位相補償部の概略構成を示す。図4の構
成は波形等化処理と位相補償処理を実行するものであ
り、フィードフォワードイコライザ20、加算器24、
スライサー26、及びフィードバックイコライザ28に
より波形等化処理を実行する。フィードフォワードイコ
ライザ20は、可変係数のFIR(Finite Impulse Res
ponse)フィルタにより構成することができ、いわゆる
前方等化器を構成する。また、加算器24、スライサー
26及びフィードバックイコライザ28を含むフィード
バックループがいわゆる後方等化器を構成する。フィー
ドバックイコライザ28も可変係数のFIRフィルタに
より構成することができる。また、フィードフォワード
イコライザ20の後段に配置された位相トラッカー22
により位相補償処理を実行する。
論上、受信機で発生する位相誤差θをキャンセルするよ
うに設計される。従って、位相誤差源P(θ,ω)と直列
に挿入することが望ましい。言い換えれば、位相誤差源
P(θ,ω)との間に非線形処理が介在しないような位置
に位相トラッカー6を配置することが理論上最適とな
り、非線形処理を行うスライサーを含む後方等化器の前
段に配置することが望ましい。 [2]第1実施形態 次に、本発明による波形等化及び位相補償処理の実施形
態について説明する。図4に、本発明の一実施形態にか
かる波形等化・位相補償部の概略構成を示す。図4の構
成は波形等化処理と位相補償処理を実行するものであ
り、フィードフォワードイコライザ20、加算器24、
スライサー26、及びフィードバックイコライザ28に
より波形等化処理を実行する。フィードフォワードイコ
ライザ20は、可変係数のFIR(Finite Impulse Res
ponse)フィルタにより構成することができ、いわゆる
前方等化器を構成する。また、加算器24、スライサー
26及びフィードバックイコライザ28を含むフィード
バックループがいわゆる後方等化器を構成する。フィー
ドバックイコライザ28も可変係数のFIRフィルタに
より構成することができる。また、フィードフォワード
イコライザ20の後段に配置された位相トラッカー22
により位相補償処理を実行する。
【0024】フィードフォワードイコライザ20へのシ
ンボル入力は、図2(B)に示すNTSC除去フィルタ
の出力とすることができる。フィードフォワードイコラ
イザ20の出力は位相トラッカー22へ入力される。
ンボル入力は、図2(B)に示すNTSC除去フィルタ
の出力とすることができる。フィードフォワードイコラ
イザ20の出力は位相トラッカー22へ入力される。
【0025】位相トラッカー22は、入力信号中に含ま
れる位相誤差の補正を行う。位相更新部25は、スライ
サー26の入出力間誤差Eに基づいて位相トラッカー2
2内の位相補正を制御する。これにより、位相誤差が除
去される。
れる位相誤差の補正を行う。位相更新部25は、スライ
サー26の入出力間誤差Eに基づいて位相トラッカー2
2内の位相補正を制御する。これにより、位相誤差が除
去される。
【0026】位相トラッカー22の出力は加算器24へ
入力され、フィードバックイコライザ28の出力と加算
される。加算器24の出力は、波形等化及び位相補償が
なされた後の信号であり、これがスライサー26に入力
される。スライサー26は入力シンボルに対応する推定
送出シンボルを決定し、これをフィードバックイコライ
ザ28へ入力する。フィードバックイコライザ28は可
変係数のFIRフィルタにより構成することができ、推
定エコーを演算して加算器24へ供給する。スライサー
26の入出力間の誤差Eは係数更新部32へ送られる。
係数更新部32は誤差Eに基づいて、最小2乗平均(L
MS)アルゴリズムなどの適当な係数更新アルゴリズム
によりフィードフォワードイコライザ20及びフィード
バックイコライザ28のタップ係数を更新する。
入力され、フィードバックイコライザ28の出力と加算
される。加算器24の出力は、波形等化及び位相補償が
なされた後の信号であり、これがスライサー26に入力
される。スライサー26は入力シンボルに対応する推定
送出シンボルを決定し、これをフィードバックイコライ
ザ28へ入力する。フィードバックイコライザ28は可
変係数のFIRフィルタにより構成することができ、推
定エコーを演算して加算器24へ供給する。スライサー
26の入出力間の誤差Eは係数更新部32へ送られる。
係数更新部32は誤差Eに基づいて、最小2乗平均(L
MS)アルゴリズムなどの適当な係数更新アルゴリズム
によりフィードフォワードイコライザ20及びフィード
バックイコライザ28のタップ係数を更新する。
【0027】加算器24の出力は、位相トラッカー22
により位相誤差が除去され、かつ、前方及び後方等化器
により等化処理が施された信号であり、トレリス復号器
30へ供給される。トレリス復号器30は、トレリス復
号処理を実行して復号結果を出力する。トレリス復号器
30以降の処理ブロックは、図2(B)に示すものと同
様とすることができる。
により位相誤差が除去され、かつ、前方及び後方等化器
により等化処理が施された信号であり、トレリス復号器
30へ供給される。トレリス復号器30は、トレリス復
号処理を実行して復号結果を出力する。トレリス復号器
30以降の処理ブロックは、図2(B)に示すものと同
様とすることができる。
【0028】本実施形態においては、波形等化処理を実
行するための後方等化器の前段に位相トラッカー22を
配置しているので、先に理論付けがなされたように、エ
コーが原因で位相トラッカーの位相補償能力が低下する
ことが無い。 [3]第2実施形態 次に、本発明の他の実施形態にかかる波形等化・位相補
償部の概略構成を図5に示す。図5においては、後方等
化器を構成するフィードバックループ内にトレリス復号
器34を含め、このトレリス復号器34が等化処理のた
めのシンボル推定を行うと同時に、トレリス復号結果を
出力する構成となっている。図4の構成と比較すると、
トレリス復号器34が図4におけるスライサー26及び
トレリス復号器30の両方の処理を実行している。この
構成によると、トレリス復号器34の出力するシンボル
推定結果が図4のスライサー26によるシンボル推定結
果に比して高精度であるため、高品質な等化処理を実行
することが可能となる。
行するための後方等化器の前段に位相トラッカー22を
配置しているので、先に理論付けがなされたように、エ
コーが原因で位相トラッカーの位相補償能力が低下する
ことが無い。 [3]第2実施形態 次に、本発明の他の実施形態にかかる波形等化・位相補
償部の概略構成を図5に示す。図5においては、後方等
化器を構成するフィードバックループ内にトレリス復号
器34を含め、このトレリス復号器34が等化処理のた
めのシンボル推定を行うと同時に、トレリス復号結果を
出力する構成となっている。図4の構成と比較すると、
トレリス復号器34が図4におけるスライサー26及び
トレリス復号器30の両方の処理を実行している。この
構成によると、トレリス復号器34の出力するシンボル
推定結果が図4のスライサー26によるシンボル推定結
果に比して高精度であるため、高品質な等化処理を実行
することが可能となる。
【0029】各構成部分の動作は、基本的に図4に示す
第1実施形態の場合と同様である。即ち、フィードフォ
ワードイコライザ20が前方等化器として等化処理を行
い、位相トラッカー22が位相誤差補正を行う。加算器
24は位相トラッカー22からの信号とフィードバック
イコライザ28からの推定エコーを加算し、その結果を
トレリス復号器34へ送る。
第1実施形態の場合と同様である。即ち、フィードフォ
ワードイコライザ20が前方等化器として等化処理を行
い、位相トラッカー22が位相誤差補正を行う。加算器
24は位相トラッカー22からの信号とフィードバック
イコライザ28からの推定エコーを加算し、その結果を
トレリス復号器34へ送る。
【0030】トレリス復号器34は、トレリス復号処理
を実行し、推定送出シンボルを決定してフィードバック
イコライザ28へ送る。トレリス復号器による送出シン
ボル推定は、スライサーによる送出シンボル推定に比し
て高精度であるので、トレリス復号器の入出力間誤差信
号は高精度となり、位相更新部25及び係数更新部32
の更新処理の精度も向上する。また、トレリス復号器3
4は、復号結果信号も出力する。この復号結果は、第1
実施形態の場合と同様に、図2(B)に示す後段の処理
部へ送られる。
を実行し、推定送出シンボルを決定してフィードバック
イコライザ28へ送る。トレリス復号器による送出シン
ボル推定は、スライサーによる送出シンボル推定に比し
て高精度であるので、トレリス復号器の入出力間誤差信
号は高精度となり、位相更新部25及び係数更新部32
の更新処理の精度も向上する。また、トレリス復号器3
4は、復号結果信号も出力する。この復号結果は、第1
実施形態の場合と同様に、図2(B)に示す後段の処理
部へ送られる。
【0031】このように、第2実施形態においても、位
相トラッカーは後方等化器の前段に配置されるので、エ
コーの存在時においても位相誤差の補正能力に劣化が生
じることがない。
相トラッカーは後方等化器の前段に配置されるので、エ
コーの存在時においても位相誤差の補正能力に劣化が生
じることがない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタル信号受信機の位相補償処理において、位相補
償部を、波形等化処理部のうちの後方等化器の前段に配
置した。これにより、伝送路中のエコーの影響を受ける
ことなく、高精度の位相誤差補正が可能となる。
ディジタル信号受信機の位相補償処理において、位相補
償部を、波形等化処理部のうちの後方等化器の前段に配
置した。これにより、伝送路中のエコーの影響を受ける
ことなく、高精度の位相誤差補正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATSC規格による送受信システムの概要を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1のシステムの伝送路符号化・変調部及び伝
送路符号化・復調部の構成を示すブロック図である。
送路符号化・復調部の構成を示すブロック図である。
【図3】位相トラッカーの配置例を示す図である。
【図4】第1実施形態にかかる波形等化・位相補償処理
部の概略構成を示すブロック図である。
部の概略構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施形態にかかる波形等化・位相補償処理
部の概略構成を示すブロック図である。
部の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 20…フィードフォワードイコライザ 22…位相トラッカー 24…加算器 25…位相更新部 26…スライサー 28…フィードバックイコライザ 32…係数更新部 30、34…トレリス復号器
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
フロントページの続き Fターム(参考) 5J023 DA03 DA04 DB05 DB07 DC05 DD03 5K046 AA05 BB03 EE06 EE16 EE55 EE59 EF46 EF52
Claims (5)
- 【請求項1】 ディジタル信号受信システムにおける信
号処理回路において、 受信信号の波形等化を行う等化処理部と、受信信号の位
相補償を行う位相補償部とを備え、前記等化処理部は帰
還ループにより構成される後方等化器を有し、前記位相
補償部は前記後方等化器の前段に配置される信号処理回
路。 - 【請求項2】 前記等化処理部はさらに前方等化器を備
え、前記位相補償部は前記前方等化器と前記後方等化器
の間に配置される請求項1に記載の信号処理回路。 - 【請求項3】 前記後方等化器は、 送出シンボルを推定するスライサーと、 前記スライサーからの推定送出シンボル出力を受け取る
フィードバックイコライザと、 前記位相補償器の出力と前記フィードバックイコライザ
の出力とを加算し、加算結果を前記スライサーへ入力す
る加算器と、を備える請求項1又は2に記載の信号処理
回路。 - 【請求項4】 前記後方等化器は、 送出シンボルを推定するトレリス復号器と、 前記トレリス復号器からの推定送出シンボル出力を受け
取るフィードバックイコライザと、 前記位相補償器の出力と前記フィードバックイコライザ
の出力とを加算し、加算結果を前記トレリス復号器へ入
力する加算器と、を備える請求項1または2に記載の信
号処理回路。 - 【請求項5】 前記トレリス復号部は、送出シンボルに
対応するトレリス復号結果を出力する請求項4に記載の
信号処理回路。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072630A JP2000269865A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | ディジタル信号受信システムにおける信号処理回路 |
| KR1020000013052A KR20000062890A (ko) | 1999-03-17 | 2000-03-15 | 디지털 신호수신 시스템용 신호 처리 회로 |
| CA002300726A CA2300726A1 (en) | 1999-03-17 | 2000-03-15 | Signal processing circuit for a digital signal receiving system |
| US09/527,828 US6829298B1 (en) | 1999-03-17 | 2000-03-17 | Signal processing circuit for a digital signal receiving system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072630A JP2000269865A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | ディジタル信号受信システムにおける信号処理回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000269865A true JP2000269865A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13494912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11072630A Pending JP2000269865A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | ディジタル信号受信システムにおける信号処理回路 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6829298B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000269865A (ja) |
| KR (1) | KR20000062890A (ja) |
| CA (1) | CA2300726A1 (ja) |
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| WO2006090438A1 (ja) * | 2005-02-23 | 2006-08-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 受信装置 |
| JP2010161640A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Nec Corp | 等化器 |
| WO2012108421A1 (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-16 | 日本電信電話株式会社 | デジタル信号処理装置 |
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| US7418034B2 (en) | 2001-06-19 | 2008-08-26 | Micronas Semiconductors. Inc. | Combined trellis decoder and decision feedback equalizer |
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| US6995617B2 (en) | 2002-04-05 | 2006-02-07 | Micronas Semiconductors, Inc. | Data-directed frequency-and-phase lock loop |
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- 2000-03-15 CA CA002300726A patent/CA2300726A1/en not_active Abandoned
- 2000-03-17 US US09/527,828 patent/US6829298B1/en not_active Expired - Fee Related
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