JP2000270514A - モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 - Google Patents
モータ、モータの製造方法、及び回転体装置Info
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Abstract
振動及び騒音の少ないモータ、モータの製造方法、及び
回転体装置を提供すること。 【解決手段】 円筒状の嵌入部10aを有するベース1
0と、嵌入部10aに一端を固着されたスリーブ20
と、ハードディスクを支持する円板状のハブ部32とハ
ブ部32中央から延設されスリーブ20に挿通されるシ
ャフト部31とハブ部32の終演からシャフト部31と
同方向に円環状に延設された円環部33とを含むハブシ
ャフト30と、シャフト部31の先端に同軸的に固定さ
れた軸受けリング52と、スリーブ20の他端に固定さ
れ軸受けリング52に当接することによってシャフト部
31の軸線方向の移動を規制する係止リング51と、円
環部33の内周壁に固定されたロータマグネット60
と、スリーブ20の外周壁に固定された固定子コイル4
0とを備えるモータ。
Description
製造方法、及び回転体装置に関し、更に詳細には、良好
な組立精度を確保でき、容易に且つ低廉に生産すること
のできるモータ、モータの製造方法、及び回転体装置に
関する。
回転多面鏡装置やHDDドライブ等の回転体装置には、
図6に示すようなモータが使用されている。この図6に
示すモータは、円環状に突出する嵌入部110aを有す
るベース110と、円板状のハブ132の中心からシャ
フト131が延設されたハブシャフト130と、シャフ
ト131の下端部に固着された軸受けリング152とを
備えている。そして、軸受けリング152が嵌入部11
0aに挿入され、ハブシャフト130はベース110に
対して回転可能に支持されている。嵌入部110aの外
周面には固定子コイル140が固定されている。ハブシ
ャフト130の周縁部からは下方へ向けて円環部133
が延設されており、円環部133の内周壁にロータマグ
ネット160が固定されている。そして、固定子コイル
140によって回転磁界が形成され、この回転磁界によ
ってロータマグネット160が付勢されてハブシャフト
130が回転するようになっている。ベース110は、
プリンタやHDDドライブ等の本体装置のシャーシに固
定される。
ところで用いられるため、回転駆動時の振動をなるべく
抑え、騒音を出さないことが要請される。また、特にH
DDドライブにおいては、近年のハードディスクの高密
度化によって、磁気ヘッドによるデータの読み出し位置
に精密性が求められ、この点からも振動をなるべく抑え
る必要がある。更に、固定子コイル140等のステータ
マグネットとロータマグネット160との磁気中心を正
確に位置を合わせないと、必要な回転を得るために大き
な消費電力を要する上、回転にぶれが生じて振動ノイズ
の原因となる。そのため、高い精度で各部材を組み立て
てステータマグネットとロータマグネット160の位置
を正確に決める必要がある。また、HDDドライブに用
いられるモータの場合は、搭載されるハードディスクと
このハードディスクに対する磁気ヘッドとの距離を精密
に所定の大きさに保つ必要がある。そのため、ハードデ
ィスクを支持するハブの、ベースからの高さの位置決め
を厳密に行う必要がある。
な従来技術のモータでは、最も大きな振動源は固定子コ
イル140である。そして固定子コイル140がベース
110に取り付けられているため、固定子コイル140
からの振動が直接ベース110へ伝達され、ベース11
0からを介してプリンタやHDDドライブ等の本体装置
へ伝わって、外部に騒音を発生させてしまう。このよう
に、従来技術のモータにおいては、振動がそのまま外部
へ伝わって大きな騒音を発生させる問題点がある。ま
た、上述のようなモータは、ベース110に固定子コイ
ル140が固定されており、ハブシャフト130にロー
タマグネット160が固定されている。そのため、ベー
ス110とハブシャフト130との高さを調整すると固
定子コイル140とロータマグネット160との位置関
係も決まってしまう。従って、固定子コイル140の磁
気中心とロータマグネット160の磁気中心との位置
は、各部品の形成加工時にほぼ決まってしまい、ベース
110に固定子コイル140を取り付ける際の取り付け
誤差やハブシャフト130にロータマグネット160を
取り付ける際の取り付け誤差を組立時に調整することが
できない。このように、上述のモータにおいては、ベー
ス110とハブシャフト130との位置関係、固定子コ
イル140とロータマグネット160との位置関係の両
方を正確に保って高精度の製品を製造することが困難で
ある問題点がある。
10に固定子コイル140が固定され、ハブシャフト1
30にロータマグネット160が固定されているため、
モータとしての特性(電気特性や振動特性等)は、ベー
ス110にハブシャフト130を組み込んだ後の最終製
品において始めて測定することができる。そして、不良
品が検出された場合には、高価なベースを含む製品全体
を不良品として廃棄しなければならず、効率が悪く、コ
ストの高騰を招く問題点がある。
めになされたもので、駆動時の騒音が少なく、良好な組
立精度で、容易に且つ効率よく低廉に生産することので
きるモータ、モータの製造方法、及び回転体装置を提供
することを目的とする。
の支持部材と、前記支持部材と別体に形成され、前記支
持部材の一端部が嵌入され固定される嵌入部を有するベ
ースと、前記支持部材と同軸に回転可能に支持されるロ
ータ部材と、前記ロータ部材の前記支持部材に対する軸
線方向の位置を規制する規制手段と、前記支持部材及び
前記ロータ部材の一方に固定されたマグネットと、前記
支持部材及び前記ロータ部材の他方に前記マグネットと
対向可能に複数固定されて回転磁界を形成し、前記マグ
ネットを付勢して前記ロータ部材を回転させる電磁石と
を備えることにより、上記目的を達成する。
グネットまたは電磁石のうちの一方が固定されており、
この支持部材はベースとは別体として形成されている。
そのため、回転駆動時に、固定子コイルによって形成さ
れる磁界とマグネットとの斥力及び吸引力により発生す
る振動や、磁界中心のずれによる振動が、支持部材から
直接ベースに伝達されるのが回避される。従って、駆動
時の騒音が減少する。
支持部材及びロータ部材のうちの一方に固定され、電磁
石が他方に固定され、かつ支持部材とロータ部材とがそ
れぞれベースとは別体として形成されている。そして、
ベースに対する支持部材の軸線方向の位置は、支持部材
とベースとの位置関係によって決定される。また、マグ
ネットと電磁石の軸線方向の位置は、支持部材とロータ
部材との位置関係によって決定され、ベースは無関係で
ある。そのため、ベースと支持部材との軸線方向の位置
合わせと、電磁石とマグネットとの軸線方向の位置合わ
せとが、互いに影響せずそれぞれ独立して行うことが可
能である。従って、本発明のモータは、容易に良好な組
立精度での製造が可能である。また、電磁石及びマグネ
ットをロータ部材や支持部材に固定した後に、ベースと
ロータ部材との位置決めと、電磁石及びマグネットの位
置決めとをを行うことができるので、電磁石やマグネッ
トをロータ部材や支持部材に固定する際の取り付け誤差
や、各部材の加工誤差を是正することができる。従っ
て、本発明のモータは、この点からも、容易に良好な組
立精度での製造が可能である。そして、このように良好
な精度で製造し、電磁石とマグネットとの磁界中心を正
確に合わせることができ、磁界中心のずれを原因とする
騒音を防ぐことができる。
支持部材及びロータ部材のうちの一方に固定され、電磁
石が他方に固定され、かつ支持部材とロータ部材とがそ
れぞれベースとは別体として形成されているので、マグ
ネット及び電磁石を支持部材やロータ部材にそれぞれ固
定した後、支持部材をベースに固定する前に、コイルに
通電し、電気特性や振動特性の測定等のモータとしての
試験を行うことができる。そして、良品のみをベースを
嵌め込み固定して最終製品とすることができる。従っ
て、不良品をベースに嵌め込んでしまう無駄な行程がな
くなるとともに、ベースの無駄使いがなくなり、不用意
なコストの高騰を避けることができる。
材は、中空部を有するスリーブ状であって、一端側にお
いて前記中空部が外方に連通し、且つ、他端側が前記嵌
入部に嵌入されており、前記ロータ部材は、前記支持部
材の前記中空部に前記一端側から挿通されるシャフト部
と、該シャフト部から前記支持部材の前記一端の外方へ
径方向に延設された延設部と、前記延設部の周縁から前
記シャフト部側へ延設された環状部とを備え、前記マグ
ネットは前記支持部材の外周壁または前記環状部の内周
壁のうちの一方に固定され、前記電磁石は、前記支持部
材の外周壁または前記環状部の内周壁のうちの他方に固
定されるものとすることができる。また、前記規制手段
は、前記シャフト部の先端部に前記シャフト部と同軸に
固定される軸受けリングと、前記スリーブに前記軸受け
リングよりも前記延設部側において前記軸受けリングに
当接可能に固定される係止リングとを含むものとするこ
とができる。
前記ロータ部材のうちのいずれか一方にマグネットを固
定する第1の行程と、前記支持部材及び前記ロータ部材
のうちの他方に、前記電磁石を固定する第2の行程と、
前記第1の行程及び前記第2の行程の後に、前記規制手
段によって、前記マグネットの磁気中心と前記電磁石の
磁気中心とのアキシャル方向の位置を一致した状態に、
前記ロータ部材の前記支持部材に対する軸線方向の位置
を規制したモータユニットを形成する第3の行程と、前
記第3の行程の後に、前記支持部材を前記ベースの嵌入
部に嵌入固定する第4の行程とを含むモータの製造方法
によって、製造することができる。本発明に係る回転体
装置は、本発明のモータを備えるものとする。
備えることにより、騒音が少なく、良好な組立精度で、
容易に且つ効率よく低廉な生産が可能になる。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明のモータの一実施形態を示す軸線方向断面図である。
ライブ(HDD)に使用されるものであり、図1に示す
ように、中央に嵌入部10aが形成されたベース10
と、一端を閉塞された円筒状のスリーブ(支持部材)2
0と、ハードディスクを支持して回転するハブシャフト
(ロータ部材)30とを備えている。
底部12から底部12よりも一段高く径方向外方に延設
されてベース10の周縁部を形成する鍔部11とを備え
ている。底部12の中央には、円環状に突出する嵌入部
10aが形成されている。そして、HDDのフレームF
に形成された装着孔にベース10の底部12が嵌着さ
れ、鍔部11がHDDのフレームFに面接した状態で固
定されるようになっている。
の嵌入部10aに嵌入され、接着剤によりベース10に
固定され、他端側が上方(ベース10とは逆側)へ向け
て立設されている。このスリーブ20の他端部は径が広
がった大径部22となっており、この径の変化にともな
って、スリーブ20の内周壁と外周壁のそれぞれに段部
(第1の段部20a及び第2の段部20b)が形成され
ている。また、他端部の上縁端部は径方向外方へむけて
厚くなってコイル係止縁23が形成おり、この厚みの変
化にともなって外周壁に段部(第3の段部20c)が形
成されている。
径方向外方から固定子コイル(電磁石)40が固定され
ている。固定子コイル40は、ヨーク41とこのヨーク
41に導線を巻回させて形成されたコイル42(電磁
石)とよりなっている。ヨーク41は、中央に円孔を有
する円環部と該円環部の円周等分複数箇所から半径方向
外方へ向けて延設された巻回部とを備えており、巻回部
に導線が巻回されてコイル42が形成されている。そし
て、ヨーク41の円孔にスリーブ20が挿通され、ヨー
ク41がスリーブ20の第3の段部20cに接触した状
態で、ヨーク41の内周壁がスリーブ20に同軸固着さ
れている。コイル42は、ベース10の上方にスリーブ
20と同軸の円周上に配置され、通電されることによ
り、回転磁界を形成するようになっている。
リング51が、その一端面を第1の段部20aに載せ置
き、外周壁をスリーブ20の内周面に固着されている。
31と、前記シャフト部31の一端側から延設された円
板状のハブ部(延設部)32と、ハブ部32の周縁部か
ら下方へ向けて延設された円環部33とを備えている。
シャフト部31は、係止リング51に挿通されており、
シャフト部31の他端部には、軸受けリング52が装着
固定されている。軸受けリング52は、スリーブ20の
中空部に配置されており、係止リング51によって軸方
向への移行を制限されている。ハブ部32は、スリーブ
20の開放された上縁端部の上方に配設されており、ベ
ースの底部12の上方を覆っている。ハブ部32の天面
は周縁部が一段低く形成されてハードディスクを支持す
るようになっている。円環部33の内周壁には複数のロ
ータマグネット60が等間隔で固着されている。このロ
ータマグネット60は、その磁気中心が固定子コイル4
0の磁気中心とアキシャル方向位置が同じになるように
配置されており、固定子コイル40に形成される回転磁
界によって付勢されるようになっている。
端面には、動圧発生用の溝52a,52b,52cが形
成されている。軸受けリング52と係止リング51の
間、軸受けリング52とスリーブ20の間、シャフト部
31の一端面とスリーブ20の間のそれぞれの隙間に
は、オイルが満たされている。そして、ハブシャフト3
0が回転すると、動圧発生用の溝52a,52b,52
cによって、軸受けリング52の外周面とスリーブ20
の内周面との間、軸受けリング52の下端面とスリーブ
20の一端面との間、軸受けリング52の上端面と係止
リング51の下端面との間、のそれぞれにオイルが巻き
込まれて動圧が発生し、軸受けリング52はスリーブ2
0の内周面、スリーブ20の一端面、及び係止リング5
1の下端面それぞれとわずかな隙間をあけた状態で浮上
支持されるようになっている。
は、通電により固定子コイル40に回転磁界が発生する
と、この回転磁界によってロータマグネット60が付勢
され、ハブシャフト30が回転する。そしてこの回転に
よって、動圧発生溝52a,52b,52cにオイルが
巻き込まれて動圧が発生し、回転が所定速度以上になる
と、軸受けリング52及びシャフト部31が、スリーブ
20の内周面、スリーブ20の一端面、及び係止リング
51の下端面それぞれとわずかな隙間をあけた状態で支
持され、ハブシャフト30と軸受けリング52とが、浮
上した状態で回転する。
形態であり、上述の実施形態のモータの製造方法につい
て説明する。本実施形態のモータは、次のような行程に
より製造される。即ち、まず、スリーブ20の上端縁部
に、固定子コイル40を半径方向外方から固定する。こ
のとき固定子コイル40は下方から上側の面をコイル係
止縁23に当接させることによりアキシャル方向の位置
決めをした後、スリーブ20の外周壁に接着固定する。
また、ハブシャフト30の円環部33に、ロータマグネ
ット60を半径方向内方から固定する。
51をスリーブ20の中空部に配置するとともに、ハブ
シャフト30のシャフト部31を軸受けリング52と係
止リング51の中空部に挿通させ、係止リング51はそ
の内周壁をシャフト部31に固定する。このとき、スリ
ーブ20に固定されている固定子コイル40とハブシャ
フト30に固定されているロータマグネット60とを、
それぞれの磁気中心がアキシャル方向に一致するよう
に、軸受けリング52とシャフト部31のアキシャル方
向の位置を調節して固定する。また、係止リング51
は、その外周壁をスリーブ20に固定する。同時に、軸
受けリング52と係止リング51の間、軸受けリング5
2とスリーブ20の間、シャフト部31の一端面とスリ
ーブ20の間のそれぞれの隙間に、オイルを満たす。
0の嵌入部10aに挿入する。そして、ベース10の鍔
部11下面とハブシャフト30の周縁部の天面との距離
を、所定の距離に調節した後、スリーブ20の一端部2
1をベース10に接着固定して、モータの製造を終了す
る。
リーブ20に固定子コイル40が固定され、、ハブシャ
フト30にロータマグネット60が固定され、スリーブ
20、ハブシャフト30、及びベース10は、それぞれ
別体として形成され、後に組立固定されるようになって
いる。そのため、スリーブ20とハブシャフト30との
アキシャル方向の相対位置の位置決めと、ベース10と
ハブシャフト30とのアキシャル方向の相対位置の位置
決めとが互いに独立しており、影響されない。そして、
スリーブ20とハブシャフト30とのアキシャル方向の
位置関係を、それぞれに固定される固定子コイル40の
磁界中心とロータマグネット60の磁界中心がアキシャ
ル方向に一致するように、決定して固定し、且つ、ベー
ス10とハブシャフト30のアキシャル方向の位置関係
をベース10からのハードディスク支持面の距離が所定
距離となるように決定して固定することができる。従っ
て、本実施形態によると、容易に、高精度に製品を製造
することが可能である。
固定するときの取り付け誤差や、ロータマグネット60
をハブシャフト30に取り付けるときの取り付け誤差、
各部材の加工誤差を是正して、スリーブ20とハブシャ
フト30とのアキシャル方向の位置関係を、それぞれに
固定される固定子コイル40の磁界中心とロータマグネ
ット60の磁界中心がアキシャル方向に一致するよう
に、決定して固定し、且つ、ベース10とハブシャフト
30のアキシャル方向の位置関係をベース10からのハ
ードディスク支持面の距離が所定位置となるように決定
して固定することができる。従って、本実施形態による
と、この点からも、容易に、高精度に製品を製造するこ
とが可能である。
された固定子コイル40と、ハブシャフト30に固定さ
れるロータマグネット60の磁界中心を容易にアキシャ
ル方向に一致させることができ、磁界中心のずれによる
振動や騒音を回避することができる。
支持するスリーブ20とベース10とが別体として形成
され組み立てられているので、回転駆動時に、固定子コ
イル40で発生する振動が直接伝達されずにスリーブ2
0とベース10との間で減衰されるので、外部での振動
や騒音が減少する。
ット60がハブシャフト30に固定され、固定子コイル
40がスリーブ20に固定され、且つハブシャフト30
とスリーブ20とががそれぞれベース10とは別体とし
て形成されているので、ロータマグネット60及び電磁
石をハブシャフト30やスリーブ20に固定した後、こ
れらをベース10に固定する前に、コイルに通電し、電
気特性や振動特性の測定等のモータとしての試験を行う
ことができる。そして、良品のみをベース10を嵌め込
み固定して最終製品とすることができる。従って、不良
品をベース10に嵌め込んでしまう無駄な行程がなくな
るとともに、モータの不良を原因としてベース10を廃
棄することがなくなる。従って、ベースの無駄使いや無
駄な取付作業がなくなり、不用意なコストの高騰を避け
ることができる。
て、上述のモータを採用した回転体装置について説明す
る。図2は本発明の回転体装置の一実施形態としてのハ
ードディスクドライブを示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は軸線方向断面図である。図2に示すよう
に、この回転体装置(ハードディスクドライブ)は、上
述した本実施形態のモータ1を備えており、モータ1の
ベース10がハードディスクドライブのフレームFに嵌
め込み固定されるようになっている。そしてハブシャフ
ト30の周縁部にハードディスク80が支持されてハブ
シャフト30ととも回転されるようになっている。
ードディスクドライブは、モータ1の振動が少なく、ま
たベース10を介して伝達されにくいので、駆動時の騒
音が少ない。また、フレームFからハードディスクまで
の距離Lが正確に保持されているので、サイズや記録密
度の大きなディスクについても高い信頼性で書き込みや
読み出しを行うすることができる。
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態にお
いては、スリーブ20には、大径部22を備えている
が、図3に示すように、大径部を設けず、内径は軸線方
向全長に亘って等しくてもよい。この場合、コイル係止
縁23の径方向の厚みが多くなるため、スリーブ20が
変形し難くなる効果がある。コイル係止縁23により固
定子コイル40の位置決めを容易にする効果は上述の実
施形態と同様である。また、図4に示すように、スリー
ブ20は、大径部を設けず内径を軸線方向全長に亘って
等しくするとともに、コイル係止縁23も設けず外径も
全長に亘って等しいものとしてもよい。この場合、固定
子コイル40の位置決めには、治具等を用いることがで
きる。更に、図5に示すように、大径部もコイル係止縁
も設けず、スリーブ20の上端縁部の外径を大きくする
ことにより肉厚に形成して強度を増加させ、この上端縁
部に固定子コイルを固定してもよい。尚、図3から図5
のように大径部を設けない場合には、係止リング51を
スリーブの内周壁に固定するのは困難なので係止リング
51はスリーブ20の上端面に固定してもよい。
ス10に接着により固定されているが、これに限られる
ものではなく、圧入や、焼きばめ、螺合により固定する
こともできる。例えば、スリーブ20の外周壁とベース
の嵌入部10aとにねじを切って、ベース10を嵌入部
10aに螺合する等としてもよい。また、螺合してスリ
ーブ20のベース10に対する軸線方向の位置が適切と
なった位置で、スリーブ20とベースを接着するように
してもよい。また、ベースに孔を穿設して嵌入部に代え
てもよい。
ブシャフト30を支持する軸受け手段(係止リング51
及び軸受けリング52)が規制手段を兼ねているが、軸
受け手段とは別に同様の規制手段を設けてもよい。ま
た、上述の実施形態では、電磁石を支持する支持部材と
してのスリーブ20が、軸受けリング52とともに動圧
を発生する受け手段の一部として機能しているが、スリ
ーブ20とは別に同様の軸受け手段を設けてもよい。
磁石でもよい。また、複数の磁石をハブシャフト30の
内周壁に固定しても、ラジアル異方性の円筒状の磁石を
1つハブシャフト30の内周壁に固定してもよい。
ャフト30)は支持部材(スリーブ20)にオイル動圧
軸受けにより軸受けされているが、軸受け手段はこれに
限られるものではなく、エア動圧軸受け、静圧軸受け、
転がり軸受け、すべり軸受け等とすることもできる。ま
た、動圧軸受けの場合、軸受けリング52に動圧発生用
の溝52a,52b,52cを設けるのではなく、スリ
ーブ20の外周壁に突起を形成しベースの嵌入部10a
に嵌入された状態で内周壁に勾配が形成されるようにす
るいわゆる非真円平軸受けとしたり、軸受けリング52
に代えて複数のセグメントを配設するいわゆるセグメン
ト軸受けとすることもできる。
グネット60が電磁石に対して半径方向外方に配置され
たアウターロータ式となっているが、これに限られるも
のではなく、例えば、ハブ部32径をのインナーロータ
式のモータとすることもできる。また、ラジアルギャッ
プ式ではなくアキシャルギャップ式のモータとすること
もできる。ただし、これらの場合、例えば、スリーブ2
0に、電磁石が固定される第1の周壁と、軸受けリング
52との間に動圧を発生させるための第2の周壁を配設
する等、を各部材の形状を変更したり、部材を追加する
ことが必要である。尚、本明細書中において、ロータ部
材や軸受けリングが回転する場合の「回転」とは、ベー
スやスリーブに対する相対的な回転を意味する。従っ
て、本発明には、ロータ部材30のハブ部32が外部の
部材に固定されており、ロータ部材30は外部の部材に
対しては固定され、スリーブ20が外部に対しては回転
するようなモータや回転体装置も含まれる。
ク装置は、複数枚のディスクを支持し回転するものとな
っているが、ディスクを1枚のみ支持して回転するもの
とすることもできる。
ハードディスクドライブとなっているが、これに限られ
るものではなく、CD−ROMドライブ等の他のディス
クドライブや、例えば、スピンドルモータのスピンドル
にポリゴンミラーを取り付けてなる回転多面鏡装置、そ
の他の装置とすることもできる。
及び回転体装置によれば、駆動時の騒音が少なく、良好
な組立精度で、容易に且つ効率よく低廉に生産すること
が可能である。
面図である。
略構成図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 嵌入部を有するベースと、 前記ベースと別体に形成され、一端部が前記嵌入部に嵌
入されて固定される柱状の支持部材と、 前記支持部材と同軸に回転可能に支持されるロータ部材
と、 前記ロータ部材の前記支持部材に対する軸線方向の位置
を規制する規制手段と、 前記支持部材及び前記ロータ部材の一方に固定されたマ
グネットと、 前記支持部材及び前記ロータ部材の他方に前記マグネッ
トと対向可能に複数固定されて回転磁界を形成し、前記
マグネットを付勢して前記ロータ部材を回転させる電磁
石とを備えることを特徴とするモータ。 - 【請求項2】 前記支持部材は、中空部を有するスリー
ブ状であって、一端側において前記中空部が外方に連通
し、且つ、他端側が前記嵌入部に嵌入されており、 前記ロータ部材は、前記支持部材の前記中空部に前記一
端側から挿通されるシャフト部と、該シャフト部から前
記支持部材の前記一端の外方へ径方向に延設された延設
部と、該延設部の周縁から前記シャフト部側へ延設され
た環状部とを備え、 前記マグネットは前記支持部材の外周壁または前記環状
部の内周壁のうちの一方に固定され、 前記電磁石は、前記支持部材の外周壁または前記環状部
の内周壁のうちの他方に固定され、 前記規制手段は、前記シャフト部の先端部に該シャフト
部と同軸に固定される軸受けリングと、前記スリーブに
前記軸受けリングよりも前記延設部側において前記軸受
けリングに当接可能に固定される係止リングとを含むこ
とを特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 【請求項3】 前記支持部材及び前記ロータ部材のうち
のいずれか一方にマグネットを固定する第1の行程と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの他方に、前記
電磁石を固定する第2の行程と、 前記第1の行程及び前記第2の行程の後に、前記規制手
段によって、前記マグネットの磁気中心と前記電磁石の
磁気中心とのアキシャル方向の位置を一致した状態に、
前記ロータ部材の前記支持部材に対する軸線方向の位置
を規制したモータユニットを形成する第3の行程と、 前記第3の行程の後に、前記支持部材を前記ベースの嵌
入部に嵌入固定する第4の行程とを含むことを特徴とす
る請求項1に記載のモータについてのモータの製造方
法。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のモータ
を具備することを特徴とする回転体装置。
Priority Applications (2)
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| JP11073236A JP2000270514A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073236A JP2000270514A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2000270514A true JP2000270514A (ja) | 2000-09-29 |
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ID=13512355
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| JP (1) | JP2000270514A (ja) |
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