JP2000270720A - 釣 竿 - Google Patents

釣 竿

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JP2000270720A
JP2000270720A JP11086027A JP8602799A JP2000270720A JP 2000270720 A JP2000270720 A JP 2000270720A JP 11086027 A JP11086027 A JP 11086027A JP 8602799 A JP8602799 A JP 8602799A JP 2000270720 A JP2000270720 A JP 2000270720A
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JP
Japan
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rod
pipe
diameter
diameter rod
rod pipe
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JP11086027A
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English (en)
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Atsushi Saito
篤 斉藤
Takashi Watanabe
崇 渡辺
Yutaka Kurano
豊 蔵野
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】竿管相互の継合部の強度向上を図ると共に、撓
みバランスに優れた軽量の釣竿を提供する。 【解決手段】元竿管(大径竿管)4の一端部と、この元
竿管(大径竿管)4よりも小径の中竿管(小径竿管)1
0の一端部とを継ぎ合わせる継合部Pが設けられてお
り、この継合部Pには、元竿管(大径竿管)4の一端部
の内側面4aと中竿管(小径竿管)10の一端部の外側
面10aとが部分的に接触する接触領域W1と、元竿管
(大径竿管)4の一端部の内側面4aと中竿管(小径竿
管)10の一端部の外側面10aとが部分的に非接触と
なる非接触領域W2とが構成され、非接触領域W2に位
置付けられた元竿管(大径竿管)4の内側面4aと中竿
管(小径竿管)10の外側面10aとの間には、所定の
隙間量Dを有する凹部16が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竿管相互の継合部
の強度向上を図ると共に、撓みバランスに優れた釣竿
(並継竿、逆並継竿、インロー継竿を含み、振出継竿を
除く)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開平3−105276号
公報に示されているように、釣竿(並継竿)では、通
常、ストレート形状を成す大径竿管の内周面と、ストレ
ート形状を成す小径竿管の外周面とを嵌合させることに
よって、竿管相互の継ぎ合わせがされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な継合方法では、竿管相互を継ぎ合わせた継合部に曲げ
応力(負荷)が作用すると、小径竿管の端部(継合部に
位置付けられた端部)に応力が集中し、その応力集中に
起因して小径竿管の端部が大きく弾性変形することによ
って、大径竿管の端部(継合部に位置付けられた端部)
又はその近傍部が破損したり、或いは、小径竿管自体が
破損するといった問題が生じる。特に、最近では、釣竿
の軽量化を極限まで押し進めているため、竿管の肉厚も
薄肉化されているため、上述したような問題が発生し易
い。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
に成されており、その目的は、竿管相互の継合部の強度
向上を図ると共に、撓みバランスに優れた軽量の釣竿を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、大径竿管一端部と、この大径竿管よりも
小径の小径竿管の一端部とを継ぎ合わせる継合部を有す
る釣竿であって、継合部には、大径竿管の一端部の内側
面と小径竿管の一端部の外側面とが部分的に接触する接
触領域と、大径竿管の一端部の内側面と小径竿管の一端
部の外側面とが部分的に非接触となる非接触領域とが構
成されており、非接触領域に位置付けられた大径竿管の
内側面と小径竿管の外側面との間には、所定量の隙間が
形成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
に係る釣竿について、図1及び図2を参照して説明す
る。
【0007】図1に示すように、釣竿(並継竿)は、握
り部2が形成された元竿管4と、穂先竿管6と、元竿管
4と穂先竿管6との間に配置された複数本(本実施の形
態では、2本)の中竿管8,10とから構成されてい
る。これら竿管4,6,8,10は、夫々、繊維強化合
成樹脂で形成されており、継合部Pを介して相互に継ぎ
合わせることができるようになっている。なお、元竿管
4の基端には、尻栓12が取り付けられている。また、
穂先竿管6の先端には、釣糸結着部14が回転自在に取
り付けられており、この釣糸結着部14に釣糸(図示し
ない)の端部を結び付けることによって、実釣時におけ
る釣糸の穂先竿管6等に対する糸絡みを防止することが
できる。
【0008】以下、継合部Pについて説明するが、各々
の竿管相互の継合部Pは、共に同一の構成を成している
ため、以下の説明では、その一例として、元竿管4と中
竿管10とを継ぎ合わせるための継合部Pの構成につい
て説明する。
【0009】図2には、元竿管(大径竿管)4の一端部
と、この元竿管(大径竿管)4よりも小径の中竿管(小
径竿管)10の一端部とを継ぎ合わせる継合部Pの構成
が示されている。具体的には、継合部Pにおいて、元竿
管(大径竿管)4の一端部の内側面4aに中竿管(小径
竿管)10の一端部の外側面10aを並継することによ
って、元竿管(大径竿管)4と中竿管(小径竿管)10
とを着脱自在に継ぎ合わせることができるように構成さ
れている。
【0010】元竿管(大径竿管)4と中竿管(小径竿
管)10とを着脱自在に継ぎ合わせた状態において、継
合部Pには、元竿管(大径竿管)4の一端部の内側面4
aと中竿管(小径竿管)10の一端部の外側面10aと
が部分的に接触する接触領域W1と、元竿管(大径竿
管)4の一端部の内側面4aと中竿管(小径竿管)10
の一端部の外側面10aとが部分的に非接触となる非接
触領域W2とが構成され、非接触領域W2に位置付けら
れた元竿管(大径竿管)4の内側面4aと中竿管(小径
竿管)10の外側面10aとの間には、所定の隙間量D
を有する凹部16が構成されている。
【0011】凹部16は、中竿管(小径竿管)10の一
端部の最先端101に対向した元竿管(大径竿管)4の
内側面4aを比較的大径に形成することによって、最先
端101と内側面4aとの間に所定の隙間量Dを構成し
ている。この場合、隙間量Dは、平均的サイズの魚が掛
かったとき(例えば300〜500gの釣竿に対して5
kgの魚が掛かったとき)、中竿管(小径竿管)10の
一端部の最先端101が、凹部16に接触しない程度に
設計することが好ましい。具体的には、隙間量Dは、
0.03〜0.3mm、好ましくは、0.05〜0.2
mmに設定することが好ましい。また、上述したような
並継式の釣竿では、継合部Pの全長Lが釣り人の継合力
に応じてばらつき易いため、このようにばらついた場合
でも確実に凹部16の範囲内に中竿管(小径竿管)10
の一端部の最先端101が位置付けられるように、凹部
16の長さ寸法Mは、10mm以上、好ましくは、20
〜30mmに設定することが好ましい。
【0012】また、中竿管(小径竿管)10の一端部の
最先端101には、この最先端101の補強を兼ねた栓
体18を例えば接着剤で取り付けることが好ましい。
【0013】このような構成によれば、継合部Pには、
釣竿の撓み状態に対応した曲げ応力(負荷)を作用させ
ることができるため、中竿管(小径竿管)10の一端部
に応力が集中し、その応力集中に起因して中竿管(小径
竿管)10の一端部が大きく弾性変形することによっ
て、元竿管(大径竿管)4の一端部又はその近傍部が破
損したり或いは中竿管(小径竿管)10自体が破損する
といったことを防止することが可能となる。
【0014】具体的には、継合部Pの接触領域W1にお
いて、元竿管(大径竿管)4の一端部と中竿管(小径竿
管)10の一端部とは、互いに面接触した状態で継ぎ合
わされている。このため、継合部Pが撓んでも、撓みの
初期段階(比較的小さな撓み状態)では、中竿管(小径
竿管)10の一端部に強い応力が作用することを防止す
ることができる。更に、継合部Pが比較的大きく撓んだ
状態では、中竿管(小径竿管)10の一端部の最先端1
01が凹部16に入り込んで接触すると共に、継合部P
の接触領域W1において、元竿管(大径竿管)4の一端
部と中竿管(小径竿管)10の一端部とが互いに面接触
する。このため、継合部Pの全長Lに亘って元竿管(大
径竿管)4の一端部と中竿管(小径竿管)10の一端部
とが確保されることになる。この結果、継合部Pの強度
向上を図りつつ同時に、撓みバランスを維持することが
できる。
【0015】また、継合部Pが撓んだとき、元竿管(大
径竿管)4及び中竿管(小径竿管)10に応力を集中さ
せないように、各端部に面取りを施すことが好ましい。
面取り箇所としては、例えば、元竿管(大径竿管)4の
一端部の最先端R1や、凹部16の両側R2,R3、並
びに、中竿管(小径竿管)10の一端部の最先端101
の周縁部R4、栓体18の接着層の外面R5が該当す
る。このように面取りを施すことによって、継合部Pが
撓んだときの元竿管(大径竿管)4及び中竿管(小径竿
管)10に対する局部的な応力集中を防止することがで
きる。
【0016】また、継合部Pを補強するために、例えば
少なくとも元竿管(大径竿管)4の一端部の外周面に、
補強層20を形成することが好ましい。この場合、補強
層20は、元竿管(大径竿管)4と同様の材料(繊維強
化合成樹脂)で一体的に形成することが可能である。
【0017】また、継合部Pの全長Lは、釣竿のサイズ
(大きさ、重量)によって、増減変更することが可能で
あり、例えば、釣竿が大型になって継合部Pに大きな負
荷が掛かる場合には、継合部Pの全長L(具体的には、
接触領域W1)を比較的大きくとり、これに対して、釣
竿が小型になって継合部Pに小さな負荷が掛かる場合に
は、継合部Pの全長L(具体的には、接触領域W1)を
比較的小さくとれば良い。
【0018】また、元竿管(大径竿管)4と中竿管(小
径竿管)10との継ぎ合わせを円滑且つスムーズに行う
ことができるように、例えば中竿管(小径竿管)10の
一端部の外側面10aに先細り形状のテーパを施すこと
が好ましい。この場合、テーパ角は、釣竿のサイズ(大
きさ)に対応して任意に設定することができる。
【0019】上述したような実施の形態によれば、竿管
4,6,8,10相互の継合部Pの強度向上を図ると共
に、撓みバランスに優れた軽量の釣竿を提供することが
可能となる。
【0020】なお、上述した実施の形態では、中空の竿
管4,6,8,10を用いたが、これらを全て中実に構
成し、その継合部Pのみを中空にしても良い。また、補
強層20は、元竿管(大径竿管)4の一端部の外周面に
形成されているが、大径竿管の内層や中層或いは内外層
に補強層20を配置させても良い。この場合、補強層2
0としては、繊維強化合成樹脂で大径竿管と共に一体成
形する方法以外に、例えば金属セラミックス等をリング
状(管状)に形成し、それを大径竿管に嵌合させても良
い。
【0021】次に、本発明の第2の実施の形態に係る釣
竿について、図3を参照して説明する。なお、本実施の
形態の説明に際し、第1の実施の形態と同一の構成に
は、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0022】図3に示すように、本実施の形態の釣竿に
は、少なくとも継合部Pの一端側であって且つ中竿管
(小径竿管)10の一端部の外側面10aに対向した部
分(元竿管(大径竿管)4の一端部の内側面4a)に、
所定の厚さの柔軟性部材22が設けられている。
【0023】本実施の形態では、その一例として、継合
部Pの両端側に柔軟性部材22が設けられている。具体
的には、上述した第1の実施の形態に適用した凹部16
内に柔軟性部材22を設けていると共に、元竿管(大径
竿管)4の一端部の内側面4aに凹部24を形成し、そ
の凹部24内に柔軟性部材22を設けている。
【0024】この場合、凹部24の長さ寸法Nは、5〜
15mmに設定することが好ましいと共に、凹部24内
の柔軟性部材22の端部面に第1の実施の形態と同様の
面取りR1を施すことが好ましい。更に、継合部Pの全
長Lに対する柔軟性部材22の長さ(柔軟性部材22が
配置されている凹部16,24の全長)の割合は、50
%以下、好ましくは、30%又は25%以下に設定する
ことが好ましい。また、柔軟性部材22としては、竿管
よりも軟質な材料(例えば、ゴム、エラストマー樹脂な
ど)を用いることが好ましい。
【0025】なお、その他の構成は、上述した第1の実
施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0026】このような構成によれば、継合部Pの両端
側に柔軟性部材22を設けたことによって、この継合部
P内において、元竿管(大径竿管)4と中竿管(小径竿
管)10の一端部両側が柔軟性部材22で弾性的に支持
されると共に、他の部分が互いに面接触した状態で支持
される。この結果、撓みバランスを更に向上させること
が可能となる。
【0027】また、この実施の形態では、元竿管(大径
竿管)4の一端部の内側面4aに凹部24を形成し、そ
の凹部24内に柔軟性部材22を設けているが、この柔
軟性部材22を設ける代わりに、例えば、竿管と同様の
材料から成る補強層を配置させても同様の効果を得るこ
とができる。
【0028】なお、その他の効果は、上述した第1の実
施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0029】次に、本発明の第3の実施の形態に係る釣
竿について、図4を参照して説明する。なお、本実施の
形態の説明に際し、第1の実施の形態と同一の構成に
は、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0030】図4に示すように、本実施の形態の釣竿
は、継合部Pの接触領域W1の両側において、元竿管
(大径竿管)4の一端部の内側面4aと中竿管(小径竿
管)10の一端部の外側面10aとが部分的に強固に接
触し、且つ、継合部Pの非接触領域W2において、元竿
管(大径竿管)4の内側面4aと中竿管(小径竿管)1
0の外側面10aとの間に0.3mm以上好ましくは
0.5〜2.0mmの隙間D1が形成されるように、元
竿管(大径竿管)4の内側面4aと中竿管(小径竿管)
10の外側面10aに夫々先細り形状のテーパが施され
ている。なお、隙間D1を0.1mm以下にすると、強
く釣竿を握ったときに異音や鳴き等が発生するが、上述
のような寸法に隙間D1を設定することによって、強く
釣竿を握ったときでも異音や鳴き等の発生を防止するこ
とができる。
【0031】上述した構成を具体的に説明すると、中竿
管(小径竿管)10の外側面10aは、継合部Pの全長
Lに亘って先細り形状のテーパが施されており、一方、
元竿管(大径竿管)4の内側面4aは、接触領域W1に
亘ってのみ先細り形状のテーパが施され且つ非接触領域
W2はストレート形状となっている。更に詳しく説明す
ると、接触領域W1において、元竿管(大径竿管)4の
内側面4aの先細りテーパ形状と、中竿管(小径竿管)
10の外側面10aの先細りテーパ形状とは相対的に相
違した形状となっており、これら両面4a,10aは、
その間に僅かな隙間が形成され且つ接触領域W1の両側
で部分的に強固に接触するように形成されている。ま
た、これら両面4a,10a相互の接触点の位置は、W
1/Lの割合が、30〜90%を満足するように設定す
ることが好ましい。更に、接触領域W1において、これ
ら両面4a,10aの先細りテーパ形状の段差Kは、
0.05〜0.5mm、好ましくは、0.1〜0.3m
m、更に好ましくは、0.2mmに設定することが好ま
しい。
【0032】この場合、接触領域W1と非接触領域W2
の長さ割合は、 0.5×W1≦W2≦W1 なる関係を満足するように設定することが好ましい。
【0033】このような関係に設定することによって、
継合部Pに対して釣竿の撓み状態に対応した曲げ応力
(負荷)を作用させることができる。即ち、応力の大き
さに応じて非接触領域W2に位置した中竿管(小径竿
管)10の外側面10aと元竿管(大径竿管)4の内側
面4aとの接触部分が変化して行く。即ち、無応力時
(無負荷時)には、非接触領域W2に位置した中竿管
(小径竿管)10の外側面10aと元竿管(大径竿管)
4の内側面4aとは接触することは無く、応力(負荷)
が大きくなるに従って徐々に接触範囲が多くなって行
く。この結果、釣竿のしなりバランスを向上させること
ができると共に、中竿管(小径竿管)10の一端部に応
力が集中して、この位置の元竿管(大径竿管)4が破損
することを防止することができる。
【0034】更に、中竿管(小径竿管)10の一端部の
外側面10aを先細りテーパ形状にすると共に、接触領
域W1における元竿管(大径竿管)4の一端部の内側面
4aを先細りテーパ形状にしたことによって、竿管4,
10相互の継ぎ合わせがし易くなる。
【0035】なお、この実施の形態では、接触領域W1
において、元竿管(大径竿管)4の内側面4aと、中竿
管(小径竿管)10の外側面10aとは、その間に僅か
な隙間が形成され且つ接触領域W1の両側で部分的に強
固に接触するように形成したが、これに限定されること
は無く、元竿管(大径竿管)4の内側面4aと中竿管
(小径竿管)10の外側面10aとの先細りテーパ形状
を互いに一致させて構成しても同様の効果を得ることが
できる。
【0036】また、この実施の形態では、図面上、中実
の竿管4,6,8,10を想定しているが、これらを全
て中空に構成しても良い。
【0037】また、この実施の形態では、元竿管(大径
竿管)4の内側面4aと中竿管(小径竿管)10の外側
面10aとが接触領域W1の両側で2点接触している場
合について説明したが、3点接触又はそれ以上の接触状
態にしても良い。
【0038】また、この実施の形態において、補強層2
0は、図面上非接触領域W2の範囲内で終端するように
形成されているが、これに限定されることは無く、非接
触領域W2の範囲を越えて延出させても良い。また、こ
の補強層20は、外層に限らず、内層、中層、又はこれ
らの組み合わせで構成しても良い。
【0039】次に、本発明の第4の実施の形態に係る釣
竿について、図5を参照して説明する。なお、本実施の
形態の説明に際し、第1の実施の形態と同一の構成に
は、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0040】図5に示すように、本実施の形態の釣竿
は、上述した第3の実施の形態の変形例に係り、継合部
P全体に亘って元竿管(大径竿管)4の内側面4aがス
トレート形状を成しており、継合部Pの接触領域W1に
おいて、中竿管(小径竿管)10の一端部の外側面10
aは、ストレート形状を成して元竿管(大径竿管)4の
内側面4aに接触し、且つ、継合部Pの非接触領域W2
において、元竿管(大径竿管)4の内側面4aと中竿管
(小径竿管)10の外側面10aとの間に0.3mm以
上好ましくは0.5〜2.0mmの隙間D1が形成され
るように、中竿管(小径竿管)10の外側面10aは縮
径している。
【0041】その他の構成は、上述した第3の実施の形
態と同様であるため、その説明は省略する。
【0042】このような構成によれば、継合部Pに対し
て釣竿の撓み状態に対応した曲げ応力(負荷)を作用さ
せることができるため、釣竿のしなりバランスを向上さ
せることができると共に、中竿管(小径竿管)10の一
端部に応力が集中して、この位置の元竿管(大径竿管)
4が破損することを防止することができる。
【0043】なお、この実施の形態において、接触領域
W1における元竿管(大径竿管)4の内側面4a及び中
竿管(小径竿管)10の外側面10aの形状を上述した
第3の実施の形態と同様の先細りテーパ状にしても良
い。
【0044】また、この実施の形態では、図面上、中実
の竿管4,6,8,10を想定しているが、これらを全
て中空に構成しても良い。
【0045】また、必要に応じて、図2〜図4に示した
ような補強層を配置しても良い。
【0046】更に、中竿管(小径竿管)10のa部外径
(最大外径)は、元竿管(大径竿管)4の端部内径bと
外径肉厚(2t)とを加算した値の1/2程度に設定す
ることが好ましい。即ち、b+t≦a≦b+2tとする
ことによって、釣竿のしなりバランスを向上させ易くな
る。
【0047】なお、上述した各実施の形態(図2〜図5
参照)において、小径竿管が硬く(強く)接する接触領
域W1の位置は、強化繊維が直接小径竿管に接するよう
に、大径竿管の内側面の繊維を露出形成することが好ま
しい。このように繊維を露出形成することによって、竿
管相互を強固に固定することができて抜け防止を図るこ
とができる。更に、継合部Pの長さLが短くても釣竿の
への字曲がりを防止することができる。また、露出させ
る繊維としては、竿管本体のカーボン繊維より摩擦係数
の高い有機繊維や無機繊維等の材料にすることが好まし
い。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、竿管相互の継合部の強
度向上を図ると共に、撓みバランスに優れた軽量の釣竿
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る釣竿の構成を
示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る釣竿の継合部
の構成を示す断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る釣竿の継合部
の構成を示す断面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る釣竿の継合部
の構成を示す断面図。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る釣竿の継合部
の構成を示す断面図。
【符号の説明】
4 元竿管(大径竿管) 4a 内側面 10 中竿管(小径竿管) 10a 外側面 16 凹部 D 隙間量 W1 接触領域 W2 非接触領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蔵野 豊 東京都東久留米市前沢3丁目14番16号 ダ イワ精工株式会社内 Fターム(参考) 2B019 AA10 AB03 AB32 AB33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径竿管一端部と、この大径竿管よりも
    小径の小径竿管の一端部とを継ぎ合わせる継合部を有す
    る釣竿であって、 継合部には、大径竿管の一端部の内側面と小径竿管の一
    端部の外側面とが部分的に接触する接触領域と、大径竿
    管の一端部の内側面と小径竿管の一端部の外側面とが部
    分的に非接触となる非接触領域とが構成されており、非
    接触領域に位置付けられた大径竿管の内側面と小径竿管
    の外側面との間には、所定量の隙間が形成されているこ
    とを特徴とする釣竿。
  2. 【請求項2】 前記継合部の少なくとも一端側であって
    且つ小径竿管の一端部の外側面に対向した部分に、所定
    の厚さの柔軟性部材が設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の釣竿。
  3. 【請求項3】 前記継合部の接触領域の両側において、
    大径竿管の一端部の内側面と小径竿管の一端部の外側面
    とが部分的に強固に接触し、且つ、前記継合部の非接触
    領域において、大径竿管の内側面と小径竿管の外側面と
    の間に0.3mm以上の隙間が形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の釣竿。
  4. 【請求項4】 前記継合部において、接触領域をW1、
    非接触領域をW2とすると、0.5×W1≦W2≦W1
    なる関係を満足することを特徴とする請求項1に記載の
    釣竿。
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