JP2000270940A - 多目的キャビネット - Google Patents

多目的キャビネット

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JP2000270940A
JP2000270940A JP11083857A JP8385799A JP2000270940A JP 2000270940 A JP2000270940 A JP 2000270940A JP 11083857 A JP11083857 A JP 11083857A JP 8385799 A JP8385799 A JP 8385799A JP 2000270940 A JP2000270940 A JP 2000270940A
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screen
plate portion
storage
cabinet
partition plate
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Toshiyuki Kita
俊之 喜多
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I D K DESIGN KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーンを設置可能なスペースを部屋内に
わざわざ確保する必要がなく、天井や壁面等に孔を開け
る等の孔開け作業を不要にしながら、スクリーンを容易
迅速にセットすることができるとともに、設置後におい
て容易にスクリーンの位置や向きを変えることができ、
しかも見栄えがよく、塵や汚れ等がスクリーンに付着し
難いようにする点にある。 【解決手段】 上下方向に異なる形式の収納部を複数
2,3,4備えたキャビネット本体5を構成する天板部
分、又は該異なる形式の収納部を上下方向で仕切る仕切
板部分14に、スクリーン1を巻き取り収納可能な内部
空間Kを備えさせ、スクリーン1を内部空間Kに収納し
た収納状態と内部空間K内から下方に引き出した使用状
態とに切替可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いろんな物を収納
することができるだけでなく、スクリーンを合理的に備
えた多目的キャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭において、映写用に用いる映
写幕、つまりスクリーンを用いて、より大型の画像を楽
しむことが行われている。そして、前記スクリーンをセ
ットする場合には、保管場所からスクリーンを取り出し
てきて、例えば三脚等に取り付けるようにしている。
【0003】上記のようにスクリーンをセットする場合
には、その度にスクリーンを保管場所から取り出さなけ
ればならない手間があるだけでなく、その取り出してき
たスクリーンは、表面に塵や汚れ等の付着がないよう
に、又は収納スペースを小さくするために巻き取られた
状態になっているため、その巻き取られた状態のスクリ
ーンを拡げた状態にした後、三脚等に取り付け固定しな
ければならないことから、スクリーンをセットするため
の時間が多くかかるものであった。又、前記とは逆にセ
ットしたスクリーンを保管場所に保管する場合には、ス
クリーンを三脚から取り外してから巻き取った後、保管
場所に移動させなければならず、前記セットする場合と
同様に多くの時間がかかるものであった。又、スクリー
ンが常時出されているものではないため、スクリーンを
出す度に、スクリーンを設置可能なスペースを部屋内に
わざわざ確保しなければならず、上記不都合を更に顕著
にすることがあった。そこで、天井や壁面等にスクリー
ンを取り付けて固定するものが提案されているが、この
場合には、スクリーンを取り付けるために天井や壁面等
にスクリーン取付用のブラケット等を固定しなければな
らず、天井や壁面等に孔を開ける等の孔開け作業を要す
るだけでなく、一旦固定してしまうと、スクリーンの位
置や向きを変えることができないだけでなく、その付近
に家具等を置くことができず制約を受ける不都合もあっ
た。又、スクリーンが部屋内に露呈されているものであ
ることから、見栄えが悪いだけでなく、塵や汚れ等がス
クリーンに付着し易くなる不都合があり、改善の余地が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、スクリーンを設置可
能なスペースを部屋内にわざわざ確保する必要がなく、
天井や壁面等に孔を開ける等の孔開け作業を不要にしな
がら、スクリーンを容易迅速にセットすることができる
とともに、設置後において容易にスクリーンの位置や向
きを変えることができ、しかも見栄えがよく、塵や汚れ
等がスクリーンに付着し難いようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、上下方向に異なる形式の収納部を複数備え
たキャビネット本体を構成する天板部分、又は該異なる
形式の収納部を上下方向で仕切る仕切板部分に、スクリ
ーンを巻き取り収納可能な内部空間を備えさせ、前記ス
クリーンを前記内部空間に収納した収納状態と該内部空
間内から下方に引き出した使用状態とに切替可能に構成
することにより、多目的キャビネットを製作した。従っ
て、巻き取り収納されたスクリーンを下方に引き出すこ
とにより、スクリーンをセット(使用状態に)すること
ができ、又、引き出されたスクリーンを巻き取ることに
よって、キャビネット本体内に備えさせた内部空間内に
スクリーンを収納することができる。前記多目的キャビ
ネットは、上下方向に異なる形式の収納部を複数備えた
上下方向に寸法のあるものであることから、大きなスク
リーンであっても、多目的キャビネットの前側にその大
きなスクリーンを引き出してセット(使用状態に)する
ことができる上下方向のスペースを確保することができ
る。しかも、スクリーンを巻き取り収納するための内部
空間は、多目的キャビネットにとっては非常に小さな空
間であり、キャビネット自体がその内部空間のために極
端に大型化することがない。そして、前記スクリーンを
巻き取り収納しておけば、キャビネット本来の機能、つ
まりビデオテープ・レコーダやDVDプレーヤ等のAV
機器の電気機器や本あるいは他のものを収納したり、又
は取り出したり、あるいは収納された電気機器等を使用
する場合に何ら支障になることがないだけでなく、見栄
えがよく、塵や汚れ等がスクリーンに付着し難い。又、
多目的キャビネットを向き変更したり、場所移動するこ
とにより、スクリーンの位置や向きを容易に変更するこ
とができる。
【0006】前記天板部分、又は仕切板部分を構成する
下側板部に照明器具を取り付けることによって、キャビ
ネット内に収納された収納物等を照らすことができるだ
けでなく、装飾的に優れた価値のあるものにすることが
できる。
【0007】前記天板部分、又は仕切板部分を構成する
底板部分に前記スクリーンを通過させることができるス
リットを形成し、前記スクリーンの下端に、前記スリッ
トを形成する底板部分の縁に接当して、スクリーンの巻
き取り位置を規制するための接当部材を設けることによ
って、常に同一の巻き取り状態とすることができ、取扱
を容易にすることができる。又、接当部材が外部に突出
していることから、その接当部材を直ちに認識してスク
リーンの引き出し操作を行うことができる。
【0008】前記接当部材を、前記底板部分の縁に接当
した状態においてスリット全域を覆う横長状のもので構
成することによって、スクリーンの収納状態において形
成されたスリットを通して埃や塵等が内部空間内に入り
込むことを回避することができる。
【0009】前記異なる形式の収納部を3つ備え、それ
ら収納部のうちの最上部に位置する第1収納部が、前面
の開口部を閉じるための開閉扉を備えたものでなり、上
下中間に位置する第2収納部が、上下左右に配設した仕
切板により多数の空間が形成された前面開放型のもので
なり、最下部に位置する第3収納部が、複数の引き出し
等を備えたものでなり、前記第1収納部と第2収納部と
を仕切る仕切板部分を、少なくとも上方に位置する上側
板部と、下方に位置する下側板部と、これら上側板部と
下側板部の前方を塞ぐ前側板部とから構成し、この仕切
板部分と前記キャビネット本体を構成する左右の側板と
で形成される空間のうちの前側に前記スクリーンを収納
し、前記使用状態のスクリーンが前記第2収納部の仕切
板の前端面よりも前方に位置するように、該第2収納部
の仕切板の前端部を該スクリーンよりも後側に配置して
いる。異なる形式の収納部を3つ備えさせることによっ
て、いろんな多くのものを収納することができることは
勿論のこと、スクリーンを引き出し操作又は収納操作し
易い上下中間部に位置する第2収納部と第1収納部とを
仕切る仕切板部分に収納することができる。しかも、第
2収納部の仕切板の前端部をスクリーンよりも後側に配
置することによって、スクリーンを引き出して使用状態
にしている途中に、スクリーンを第2収納部の仕切板の
前端部に接当することなく、スムーズに操作することが
できる。しかも、第2収納部を後方に引退させることに
より奥行き感を引き出すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2に、スクリーン1を
備えた木製の多目的キャビネット(以下、キャビネット
と称する)を示し、このキャビネットは、上下方向に異
なる形式の収納部の3つ2,3,4を備えたキャビネッ
ト本体5と、このキャビネット本体5を支持するための
4つの脚6A,6B,6C,6Dとから構成している。
前記木製のキャビネットは、軽量化の点で有利である
が、特に補強を必要とする一部又は全部を金属又はセラ
ミック等で構成してもよいし、又、合成樹脂等、どのよ
うな材料で構成してもよい。
【0011】前記キャビネット本体5は、図1〜図5に
示すように、矩形状の天板7と、逆L字形状の左右の側
板8,9と、底板20と、後(背)板11とを主要構成
部材としている。前記天板7の前端面に、横角材12を
固定し、この横角材12の左右両端の下面それぞれから
下方に向かう姿勢の縦角材13,13を固定して、角部
の補強を行っている。前記後(背)板11は、後述の第
1収納部2と第2収納部3の後(背)部を構成する上側
後板部11Aと、後述の第3収納部4の後(背)部を構
成する下側後板部11Bとに分割されている。又、前記
左右の側板8,9も同様に、後述の第1収納部2と第2
収納部3の左右側部を構成する上側左右側部8A,9A
と、後述の第3収納部4の左右側部を構成する下側左右
側部8B,9Bとに分割されている。前記下側後板部1
1Bには、図5に示すように、後述の空間23内に収納
されるビデオテープ・レコーダ等の機器の接続用コード
等を外部に取り出すことができる開口11Kが形成され
ている。
【0012】図1〜図7に示すように、前記3つの収納
部2,3,4のうちの最上部に位置する収納部(第1収
納部)2は、天板7から少し下方に位置する箇所に上下
方向で2分割し、かつ、前記スクリーン1を収納するた
めに配設された仕切板部分14と、前記天板7及び上側
左右側部8A,9Aと、これら7,8A,9A,14に
より形成される空間の前側開口部を閉じるために縦軸芯
周りで揺動開閉自在に取り付けた左右一対の両開き式の
扉17とから構成している。尚、前記第1収納部2の具
体構成は、図に示す以外の構成でもよい。
【0013】前記上下方向中間に位置する収納部(第2
収納部)3は、前記仕切板部分14と後述の上板19と
前記側板8,9とで形成される空間を左右方向に3つの
空間に仕切るための2枚の垂直板15,15と、これら
3つの空間を更に上下方向で3つの空間に仕切るために
各空間内に備えた上下位置変更可能な6枚の水平板16
…とから形成される9つの収納空間3A…から構成して
いる。そして、それら9つの収納空間3A…に本や小型
テレビ等を収納することができるようにしている。前記
水平板15と垂直板16の前端面を、前記スクリーン1
よりも後方に位置させて、スクリーン1の引き出し時や
巻き取り時に邪魔にならないようにしている。図1及び
図2に示す18は、前記垂直板15,15の下端を固定
するとともに後述の上板19の補強用に設けられた補強
板である。尚、前記垂直板15及び水平板16の枚数
は、何枚でもよいし、又、第2収納部3の具体構成は、
図に示すもの以外でもよい。
【0014】前記最下方に位置する収納部(第3収納
部)4は、前記第2収納部3と上下方向で仕切るための
上板19と、前記下側左右側部8B,9Bと、前記下側
後板部11Bと、前記底板20と、これらにより形成さ
れる空間内に仕切り板(図示せず)を介して取り付けら
れた左右2つの大きな把手付の引き出し21,21と、
これら引き出し21,21間に位置する小さな把手付の
引き出し22と、この引き出し22の上方に形成された
空間23とから構成している。前記上板19は、前側に
位置する角材形状の前側部19Aと、これの後側に位置
する長方形の後側部19Bとから構成している。前記空
間23にも前記引き出し22を備えさせて実施してもよ
い。前記3つの引き出し21,22を全て同一の大きさ
にしてもよいし、又、全て異なる大きさにしてもよい。
又、前記引き出しの個数は、何個であってもよい。又、
前記引き出しに代えて、揺動開閉自在な扉を取り付けて
実施してもよい。又、前記空間23内にビデオテープ・
レコーダ等の機器を収納してもよい。この場合、空間2
3の前面を閉じる開閉自在な扉を取り付けて、空間23
内に埃や塵等が侵入し難いようにしてもよい。又、前記
空間23の前面を閉じる扉を透明なガラスやプラスチッ
ク等により構成すれば、内部に収納されているものを容
易に確認することができる利点があるが、不透明なもの
でもよい。
【0015】前記第3収納部4の前側の左右角部、つま
り前記上板19の前側の左右角部に、前記前側の左右一
対の脚6A,6Bを取り付けるとともに、残りの後側の
左右一対の脚6C,6Dは、前記底板20の後側の下面
のうちの前記前側の脚6A,6Bよりも互いに内側に寄
った位置に取り付けられ、かつ、底板20の後側の下面
から下方に延びる短い寸法に設定されている。これら各
脚6A,6B,6C,6Dを、それの上下長さが変更調
節できるように伸縮自在に構成してもよい。この場合、
例えば平らでない場所でもキャビネットを水平にした状
態で配置することができる。又、前記4本の脚6A,6
B,6C,6Dを省略して、底板20の下面を床面等に
直接置くようにしてもよいし、又、4つのキャスターを
底板20に取り付けて、キャビネットの移動や向き変更
を容易に行えるようにしてもよい。前記キャスターを解
除自在なブレーキ機構を備えるもので構成することによ
って、キャビネットの移動や向き変更が不測に行われる
ことを防止することができる。
【0016】前記スクリーン1の収納構造について説明
すれば、図6及び図7に示すように、前記仕切板部分1
4を、上方に位置し、かつ、前記第1収納部2の底部を
構成する上側板部14Aと、下方に位置して底板部分を
構成し、かつ、前記第2収納部3の上部を構成する下側
板部14Bと、これら上側板部14Aと下側板部14B
の前方を塞ぐ前側板部14Cとから構成し、この仕切板
部分14と前記左右の側板8,9とで形成される内部空
間Kのうちの前側に前記スクリーン1を収納し、前記使
用状態のスクリーン1が前記第2収納部3の仕切板であ
る垂直板15及び水平板16の前端面よりも前方に位置
するように、該第2収納部の仕切板15,16の前端部
を該スクリーン1よりも後側に配置している。前記下側
板部14Bと前側板部14Cとを同一の部材で構成した
が、別々の部材で構成してもよい。図に示す14aは、
後述のライト28から発する熱が空間K内に籠もること
がないように、前記上側板部14Aに形成された排熱用
の開口部である。前記スクリーン1は、巻き取り側に付
勢するためのスプリング(図示せず)等が内装されたケ
ーシング24内に収納され、前記ケーシング24を前記
仕切板部分14内に固定された固定板25に取り付けて
いる。そして、前記ケーシング24から引き出されるス
クリーン1を仕切板部分14の下側板部14Bから下方
に引き出し可能とするための横長状の挿通用のスリット
14bを該下側板部14Bに形成し、このスリット14
bから引き出されたスクリーン1の引っ張り側端部に前
記スリット14bよりも外径寸法の大きな筒体26を取
り付けるとともに、前記筒体26の両端の開口部を覆う
キャップ27,27を該筒体26の両端に嵌合してい
る。
【0017】従って、筒体26の左右中央部又はその付
近を持ってスプリングの付勢力に抗する操作力で下方に
スクリーン1を引き出した後、筒体26から手を離すこ
とにより前記ケーシング24内に備えるストッパー(図
示せず)によりその引き出し位置(使用状態)、つまり
図1の2点鎖線で示す位置にスクリーン1を維持するこ
とができ、スクリーン1のセットが完了するのである。
前記スクリーン1を収納する場合には、前記筒体26を
少し下方に引き下げることにより、前記ストッパーのロ
ックが解除され、筒体26から手を離すことにより、ス
プリングの付勢力でスクリーン1が巻き取られ、ケーシ
ング24内に収納されるのである(収納状態)。そし
て、前記スプリングの付勢力でスクリーン1が巻き取ら
れている間に、前記筒体26がスリット14bを形成す
る下側板部14Bに接当することにより、スクリーン1
の巻き取り位置が規制されるように構成している(図1
に実線で示す)。前記筒体26をスクリーン1の巻き取
り位置を規制するための規制部材と称し、この筒体26
の具体構成は、図に示すもの以外でもよい。又、前記筒
体26に下方に垂れ下がる紐等を取り付けておき、その
紐を持ってスクリーン1の引き出し操作を行うようにす
れば、背の低い方でも容易に操作することができる。
又、前記スクリーン1の収納状態において、該スクリー
ン1の筒体26が前記スリット14bの全域を完全に塞
ぐようにしておけば、スリット14bから埃や塵等が入
り込むことを抑制することができる。又、前記のように
スクリーン1を手動により引き出し操作することによ
り、コスト面において有利にすることができるが、電動
モータ等の電動力を用いてスクリーン1を操作するよう
にしてもよい。
【0018】図6及び図7に示すように、前記下側板部
14Bの左右両側に照明器具としてのライト28の2個
(何個でもよい)を埋設している。つまり、ライト28
の照射部が下方を向いた状態で、下側板部14B内にほ
ぼ全部を入り込ませた状態で該ライト28の2個を取り
付け、これらライト28のON−OFFを行うためのス
イッチ29をそれのスイッチ部が下面から露出した状態
で前記下側板部14Bに埋設している。尚、前記ライト
28を下側板部14Bの左右中央部又はその付近に配置
していると、前述のようにスクリーン1の筒体26の左
右中央部又はその付近を持って上下に移動させる際に、
前記左右中央部又はその付近に配置しているON状態の
ライト28に不測に触れること等により火傷の恐れがあ
るが、その点を無視すれば、ライト28の位置はどこで
もよい。
【0019】前記キャビネットを、図8及び図9に示す
ように構成してもよい。つまり、前記垂直板15を1枚
とし、左右幅の大きさを前記示したものよりも小さくし
ている。又、図では、前記左右に配置した引き出し21
を上下に配置した2つの引き出し21A,21Bから構
成している。他の構成は、前記のものと同一であるた
め、同一符号を付すとともに、説明を省略する。
【0020】又、前記キャビネットを、図10〜図14
に示すように構成してもよい。つまり、前記第1収納部
2を省略することにより、第2収納部3の上下収納部分
を増大させることができることから、前記水平板16を
3段設けて、第2収納部3の収納空間3Aの個数を増や
すことができるようにしている。又、前記左右に配置し
た引き出し21を、図8及び図9に示したように、上下
に配置した2つの引き出し21A,21Bから構成して
いる。そして、図15及び図16に示すように、前記天
板7の横角材12の下面から前板30を取り付け、この
前板30の下側の後(背)面から後(背)方に向けて底
板31を取り付けて、天板7、前板30、底板31、前
記上側左右側板8A,9Aとで、キャビネット本体を構
成する天板部分にスクリーン1を収納するための内部空
間Kを形成することができるようにしている。前記底板
31に、前記スクリーン1を引き出し可能とするための
横長状のスリット31Aを形成している。図10の2点
鎖線で示す32は、ビデオテープ・レコーダ(ビデオデ
ッキ)を示し、33は、テレビを示している。他の構成
は、前記のものと同一であるため、同一符号を付すとと
もに、説明を省略する。
【0021】前記ライト28及びスイッチ29を、図1
7に示すように配置してもよい。つまり、ライト28及
びスイッチ29を前記スクリーン1よりも後側に配置し
た場合を示している。他の構成は、前記のものと同一で
あるため、同一符号を付すとともに、説明を省略する。
【0022】前記ライト28を蛍光灯等から構成しても
よいし、これらライト28や蛍光灯等を省略して実施す
ることもできる。又、前記キャビネットの具体構成は、
図に示すものに限定されるものではない。又、前記内部
空間Kに、スクリーン1やライト28だけでなく、他の
ものも収納してもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1によれば、キャビネット本体を
構成する天板部分、又は該異なる形式の収納部を上下方
向で仕切る仕切板部分に、スクリーンを巻き取り収納可
能な内部空間を備えさせることによって、スクリーンを
設置可能なスペースを部屋内にわざわざ確保することな
く、巻き取り収納されたスクリーンを下方に引き出すだ
けでスクリーンをセットすることができ、スクリーンの
セット作業を容易迅速に行うことができる。又、前記構
成の多目的キャビネットは、上下方向に異なる形式の収
納部を複数備えた上下方向に寸法のあるものであること
から、大きなスクリーンであっても、多目的キャビネッ
トの前側にその大きなスクリーンを引き出してセットす
ることができる上下方向のスペースを確保することがで
きる。しかも、スクリーンを巻き取り収納するための内
部空間は、多目的キャビネットにとっては非常に小さな
空間であり、キャビネット自体がその内部空間のために
極端に大型化することがなく、スクリーンを巻き取り収
納可能な内部空間を備えていないキャビネットとほぼ同
一の収納体積を備えさせた多目的キャビネットとして構
成することができる。又、不要時には、スクリーンを巻
き取り収納しておけば、キャビネット本来の機能、つま
りビデオテープ・レコーダやDVDプレーヤ等のAV機
器の電気機器や本あるいは他のものを収納したり、又は
取り出したり、あるいは収納された電気機器等を使用す
る場合に何ら支障になることがなく、便利に使用するこ
とができるだけでなく、従来のようにスクリーンが天井
や壁面等に取り付けて露呈されているものに比べて、見
栄えがよく、塵や汚れ等がスクリーンに付着し難い利点
がある。又、多目的キャビネットを向き変更したり、場
所移動することにより、スクリーンの位置や向きを容易
に変更することができるだけでなく、置き場所が制限さ
れることがないのである。
【0024】請求項2によれば、天板部分、又は仕切板
部分を構成する底板部分に照明器具を取り付けることに
よって、キャビネット内に収納された収納物等を照らす
ことができるだけでなく、装飾的に優れた価値のあるも
のにすることができ、付加価値の高いものにすることが
できる。
【0025】請求項3によれば、天板部分、又は仕切板
部分を構成する底板部分にスクリーンを通過させること
ができるスリットを形成し、前記スクリーンの下端に、
前記スリットを形成する底板部分の縁に接当して、スク
リーンの巻き取り位置を規制するための接当部材を設け
ることによって、常に同一の巻き取り状態とすることが
でき、取扱を容易にすることができるだけでなく、接当
部材が外部に突出していることから、その接当部材を直
ちに認識してスクリーンの引き出し操作を行うことがで
き、使用面において有利である。
【0026】請求項4によれば、接当部材を、前記底板
部分の縁に接当した状態においてスリット全域を覆う横
長状のもので構成することによって、スクリーンの収納
状態において形成されたスリットを通して埃や塵等が内
部空間内に入り込むことを回避することができ、スクリ
ーンが収納中に入り込んだ埃や塵等により汚れることが
なく、使用時に汚れを拭き取ることなく、使用すること
ができる。
【0027】請求項5によれば、異なる形式の収納部を
3つ備えさせることによって、いろんな多くのものを収
納することができることは勿論のこと、上下中間部に位
置する第2収納部と第1収納部とを仕切る仕切板部分に
スクリーンを収納することにより、スクリーンを引き出
し操作又は収納操作することを容易迅速に行うことがで
きる。しかも、第2収納部の仕切板の前端部をスクリー
ンよりも後側に配置することによって、スクリーンを引
き出して使用状態にしている途中に、スクリーンを第2
収納部の仕切板の前端部に接当することなく、スムーズ
に操作することができ、しかも、第2収納部を後方に引
退させることにより奥行き感を引き出すことができ、操
作面及び装飾面において有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビネットの正面図。
【図2】キャビネットの側面図。
【図3】キャビネットの平面図。
【図4】キャビネットの底面図。
【図5】キャビネットの背面図。
【図6】スクリーンの収納部構造を示す要部の縦断面
図。
【図7】キャビネットを下方から斜め上方を見たときの
斜視図。
【図8】別のキャビネットを示す正面図。
【図9】図8のキャビネットを下方から斜め上方を見た
ときの斜視図。
【図10】別のキャビネットを示す正面図。
【図11】図10のキャビネットの側面図。
【図12】図10のキャビネットの平面図。
【図13】図10のキャビネットの底面図。
【図14】図10のキャビネットの背面図。
【図15】図10のキャビネットのスクリーンの収納部
構造を示す要部の縦断面図。
【図16】図10のキャビネットを下方から斜め上方を
見たときの斜視図。
【図17】スクリーンの別の収納部構造を示す縦断面
図。
【符号の説明】
1 スクリーン 2,3,4 収納部 3A 収納空間 5 キャビネット
本体 6A,6B,6C,6D 脚 7 天板 8,9 側板 8A,9A 上側左右側
板 8B,9B 下側左右側板 11 後板 11A 上側後板部 11B 下側後板部 11K 開口 12 横角材 13 縦角材 14 仕切板部分 14A 上側板部 14B 下側板部(底板部分) 14C 前側板部 14a 開口部 14b スリット 15 垂直板(仕切板) 16 水平板(仕切
板) 17 扉 18 補強板 19 上板 19A 前側部 20 底板 21,22 引き出し 23 空間 24 ケーシング 25 固定板 26 筒体 27 キャップ 28 ライト( 照明
器具) 29 スイッチ 30 前板 31 底板(底板部分) 31A スリット 32 ビデオテープ・レコーダ 33 テレビ K 空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に異なる形式の収納部を複数備
    えたキャビネット本体を構成する天板部分、又は該異な
    る形式の収納部を上下方向で仕切る仕切板部分に、スク
    リーンを巻き取り収納可能な内部空間を備えさせ、前記
    スクリーンを前記内部空間に収納した収納状態と該内部
    空間内から下方に引き出した使用状態とに切替可能に構
    成したことを特徴とする多目的キャビネット。
  2. 【請求項2】 前記天板部分、又は仕切板部分を構成す
    る底板部分に照明器具を取り付けてなる請求項1記載の
    多目的キャビネット。
  3. 【請求項3】 前記天板部分、又は仕切板部分を構成す
    る底板部分に前記スクリーンを通過させることができる
    スリットを形成し、前記スクリーンの下端に、前記スリ
    ットを形成する底板部分の縁に接当して、スクリーンの
    巻き取り位置を規制するための接当部材を設けてなる請
    求項1記載の多目的キャビネット。
  4. 【請求項4】 前記接当部材が、前記底板部分の縁に接
    当した状態においてスリット全域を覆う横長状のもので
    なる請求項3記載の多目的キャビネット。
  5. 【請求項5】 前記異なる形式の収納部を3つ備え、そ
    れら収納部のうちの最上部に位置する第1収納部が、前
    面の開口部を閉じるための開閉扉を備えたものでなり、
    上下中間に位置する第2収納部が、上下左右に配設した
    仕切板により多数の空間が形成された前面開放型のもの
    でなり、最下部に位置する第3収納部が、複数の引き出
    し等を備えたものでなり、前記第1収納部と第2収納部
    とを仕切る仕切板部分を、少なくとも上方に位置する上
    側板部と、下方に位置する下側板部と、これら上側板部
    と下側板部の前方を塞ぐ前側板部とから構成し、この仕
    切板部分と前記キャビネット本体を構成する左右の側板
    とで形成される空間のうちの前側に前記スクリーンを収
    納し、前記使用状態のスクリーンが前記第2収納部の仕
    切板の前端面よりも前方に位置するように、該第2収納
    部の仕切板の前端部を該スクリーンよりも後側に配置し
    てなる請求項1記載の多目的キャビネット。
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