JP2000271452A - 多段積み浸漬型膜分離装置における間隔ケースの構造 - Google Patents
多段積み浸漬型膜分離装置における間隔ケースの構造Info
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- JP2000271452A JP2000271452A JP11078735A JP7873599A JP2000271452A JP 2000271452 A JP2000271452 A JP 2000271452A JP 11078735 A JP11078735 A JP 11078735A JP 7873599 A JP7873599 A JP 7873599A JP 2000271452 A JP2000271452 A JP 2000271452A
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Activated Sludge Processes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の膜カートリッジを配列した膜ケースユ
ニットを間隔ケースを介して多段に配置してなる多段積
み浸漬型膜分離装置において、膜カートリッジと集水管
とを連通するチューブの摩耗を防止する。 【解決手段】 間隔ケース15に、各膜カートリッジ1
3の透過側に連通したチューブ18のための接続ノズル
20Aを形成した集水管20を、前記接続ノズル20A
がケース壁を貫通する状態にケース外側に一体に設け
る。
ニットを間隔ケースを介して多段に配置してなる多段積
み浸漬型膜分離装置において、膜カートリッジと集水管
とを連通するチューブの摩耗を防止する。 【解決手段】 間隔ケース15に、各膜カートリッジ1
3の透過側に連通したチューブ18のための接続ノズル
20Aを形成した集水管20を、前記接続ノズル20A
がケース壁を貫通する状態にケース外側に一体に設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下廃水処理、汚泥
濃縮などに使用する多段積み浸漬型膜分離装置における
間隔ケースの構造に関する。
濃縮などに使用する多段積み浸漬型膜分離装置における
間隔ケースの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】下廃水処理、汚泥濃縮などに使用する固
液分離装置に、図5〜図6に示したような浸漬型膜分離
装置1がある。この膜分離装置1は、ケーシング2内の
上部に平板状膜カートリッジ3を配列し、その下方に散
気装置4を内設したものであり、処理槽5の内部に処理
水量に応じた台数だけ設置して、原水6を連続的に導入
し、散気装置4より散気する状態において、槽内の処理
対象液7を膜カートリッジ3により濾過し、膜面を透過
した透過水をチューブ8、集水管9、透過水導出管10
を通じて槽外へ導出するようにしている。搬送や保守管
理を容易にするために、ケーシング2を、膜カートリッ
ジ3を収容する膜ケース2aと散気装置4を収容する散
気ケース2bとに分割形成することも多い。
液分離装置に、図5〜図6に示したような浸漬型膜分離
装置1がある。この膜分離装置1は、ケーシング2内の
上部に平板状膜カートリッジ3を配列し、その下方に散
気装置4を内設したものであり、処理槽5の内部に処理
水量に応じた台数だけ設置して、原水6を連続的に導入
し、散気装置4より散気する状態において、槽内の処理
対象液7を膜カートリッジ3により濾過し、膜面を透過
した透過水をチューブ8、集水管9、透過水導出管10
を通じて槽外へ導出するようにしている。搬送や保守管
理を容易にするために、ケーシング2を、膜カートリッ
ジ3を収容する膜ケース2aと散気装置4を収容する散
気ケース2bとに分割形成することも多い。
【0003】この膜分離装置1は、高濃度活性汚泥など
の分離に優れた性能を発揮するとともに、装置設置面積
当たりの膜面積(膜カートリッジ3の設置数に対応)を
大きくとれるため、他のタイプの膜分離装置を使用する
場合に比べて処理槽5の容量を小さくすることができ、
運転およびメンテナンスも容易であることが広く認めら
れている。
の分離に優れた性能を発揮するとともに、装置設置面積
当たりの膜面積(膜カートリッジ3の設置数に対応)を
大きくとれるため、他のタイプの膜分離装置を使用する
場合に比べて処理槽5の容量を小さくすることができ、
運転およびメンテナンスも容易であることが広く認めら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
複数の膜分離装置1を間隔をおいて並列に、つまり平面
的に設置していたため、膜カートリッジ3の設置数は槽
内充填効率の観点からは必ずしも大きくなく、処理槽容
量を低減できるという利点を生かしきれていなかった。
複数の膜分離装置1を間隔をおいて並列に、つまり平面
的に設置していたため、膜カートリッジ3の設置数は槽
内充填効率の観点からは必ずしも大きくなく、処理槽容
量を低減できるという利点を生かしきれていなかった。
【0005】このため本発明者らは特願平10−334
835号において、複数の膜ケースを、間隔ケースを介
して多段に積載したものを提案したが、この装置では、
膜カートリッジと集水管とを連通するチューブが間隔ケ
ースを貫通しているので、散気による振動に起因するチ
ューブおよび貫通孔の摩耗を防止するためにゴムパッキ
ンを配するなどの対処が必要であった。
835号において、複数の膜ケースを、間隔ケースを介
して多段に積載したものを提案したが、この装置では、
膜カートリッジと集水管とを連通するチューブが間隔ケ
ースを貫通しているので、散気による振動に起因するチ
ューブおよび貫通孔の摩耗を防止するためにゴムパッキ
ンを配するなどの対処が必要であった。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、膜カ
ートリッジと集水管とを連通するチューブの摩耗を、ゴ
ムパッキンを配することなく防止することを目的とする
ものである。
ートリッジと集水管とを連通するチューブの摩耗を、ゴ
ムパッキンを配することなく防止することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、上下が開口した膜ケースの内部に、剛性を
有する複数の平板状膜カートリッジを膜面を鉛直方向に
して、膜面間に一定間隙をおいて配列することにより膜
ケースユニットを構成し、複数の膜ケースユニットを、
膜ケース間に開放空間を形成する間隔ケースを介して多
段に配置し、最下段の膜ケースユニットの下方に、散気
装置を内設した散気ケースを設けた多段積み浸漬型膜分
離装置において、前記間隔ケースは、槽外への透過水導
出手段が連通する集水管を外側に一体に設け、この集水
管に、各膜カートリッジの透過側に連通したチューブが
接続するノズルをケース壁を貫通して設けたものであ
る。
に本発明は、上下が開口した膜ケースの内部に、剛性を
有する複数の平板状膜カートリッジを膜面を鉛直方向に
して、膜面間に一定間隙をおいて配列することにより膜
ケースユニットを構成し、複数の膜ケースユニットを、
膜ケース間に開放空間を形成する間隔ケースを介して多
段に配置し、最下段の膜ケースユニットの下方に、散気
装置を内設した散気ケースを設けた多段積み浸漬型膜分
離装置において、前記間隔ケースは、槽外への透過水導
出手段が連通する集水管を外側に一体に設け、この集水
管に、各膜カートリッジの透過側に連通したチューブが
接続するノズルをケース壁を貫通して設けたものであ
る。
【0008】また本発明は、上記した構成において、間
隔ケースの内側に、下方に配列された複数の膜カートリ
ッジの上端に当接して各膜カートリッジを所定位置に保
持する膜押えを脱着自在に設けたことを特徴とする。上
記した構成によれば、集水管に形成したノズルが間隔ケ
ースの内部で開口していて、このノズルに、各膜カート
リッジの透過側に連通したチューブが接続するので、従
来のような間隔ケースとの接触によるチューブの摩耗は
生じず、チューブの逆U字状配置に起因するエアーロッ
クも低減できる。
隔ケースの内側に、下方に配列された複数の膜カートリ
ッジの上端に当接して各膜カートリッジを所定位置に保
持する膜押えを脱着自在に設けたことを特徴とする。上
記した構成によれば、集水管に形成したノズルが間隔ケ
ースの内部で開口していて、このノズルに、各膜カート
リッジの透過側に連通したチューブが接続するので、従
来のような間隔ケースとの接触によるチューブの摩耗は
生じず、チューブの逆U字状配置に起因するエアーロッ
クも低減できる。
【0009】間隔ケースの内側に膜押えを設けたものに
あっては、膜ケースユニットの上に間隔ケースを載置す
ることで膜押えを所定位置に配置することができ、この
間隔ケースを介して、上方の膜ケースユニットの自重に
よって下方の膜カートリッジの浮上を防止できる。
あっては、膜ケースユニットの上に間隔ケースを載置す
ることで膜押えを所定位置に配置することができ、この
間隔ケースを介して、上方の膜ケースユニットの自重に
よって下方の膜カートリッジの浮上を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1に示した膜分離装置11
において、上下が開口した膜ケース12の内部に、剛性
を有する複数の平板状膜カートリッジ13(厚さ約6m
m)を膜面を鉛直方向にして、膜面間に一定間隙をおい
て(通常6〜10mm)配列することにより膜ケースユ
ニット14を構成し、構成した膜ケースユニット14を
上下に2段に配置するとともに、膜ケース12間に開放
空間を形成する間隔ケース15を設け、下段の膜ケース
ユニット14の下方に、散気装置16を内設した散気ケ
ース17を設けている。
を参照しながら説明する。図1に示した膜分離装置11
において、上下が開口した膜ケース12の内部に、剛性
を有する複数の平板状膜カートリッジ13(厚さ約6m
m)を膜面を鉛直方向にして、膜面間に一定間隙をおい
て(通常6〜10mm)配列することにより膜ケースユ
ニット14を構成し、構成した膜ケースユニット14を
上下に2段に配置するとともに、膜ケース12間に開放
空間を形成する間隔ケース15を設け、下段の膜ケース
ユニット14の下方に、散気装置16を内設した散気ケ
ース17を設けている。
【0011】膜カートリッジ13は、図2(a)(b)
に示したようなものであり、ABS樹脂などで製作した
剛性を有する濾板13Aの両表面に濾過膜シート13B
を配置して膜周縁部において接着(あるいは溶着)し、
濾板13Aと濾過膜シート13Bとの間、および濾板1
3Aの内部に形成した透過水流路13Cに連通する透過
水取出口13Dを濾板13Aに設けている。濾過膜シー
ト13Bは、支持体である不織布などにポリオレフィン
系樹脂等を塗布(コーティング)して一体に成形したも
のである。
に示したようなものであり、ABS樹脂などで製作した
剛性を有する濾板13Aの両表面に濾過膜シート13B
を配置して膜周縁部において接着(あるいは溶着)し、
濾板13Aと濾過膜シート13Bとの間、および濾板1
3Aの内部に形成した透過水流路13Cに連通する透過
水取出口13Dを濾板13Aに設けている。濾過膜シー
ト13Bは、支持体である不織布などにポリオレフィン
系樹脂等を塗布(コーティング)して一体に成形したも
のである。
【0012】各膜ケース12の内側面には、膜カートリ
ッジ13の周縁部を挿入するスリット12Aを形成して
おり、散気ケース17には処理対象液の流通開口17A
を形成している。上段の膜ケース12および間隔ケース
15にはそれぞれ、膜カートリッジ13の透過水取出口
13Dにチューブ18を介して連通する集水管19,2
0を設けるとともに、各膜カートリッジ13の浮上を防
止する膜押え21,22を膜面と交わる方向に沿って設
けている。
ッジ13の周縁部を挿入するスリット12Aを形成して
おり、散気ケース17には処理対象液の流通開口17A
を形成している。上段の膜ケース12および間隔ケース
15にはそれぞれ、膜カートリッジ13の透過水取出口
13Dにチューブ18を介して連通する集水管19,2
0を設けるとともに、各膜カートリッジ13の浮上を防
止する膜押え21,22を膜面と交わる方向に沿って設
けている。
【0013】間隔ケース15は、詳細には図3〜図4に
示したようなものであり、上記した集水管20を外側に
一体に設けている。集水管20は各膜カートリッジ13
の膜面と交わる方向に沿って位置し、その軸心方向に沿
って間隔をおいて形成した複数のノズル20Aはケース
壁を貫通してケース内部で開口しており、これらのノズ
ル20Aに上記したチューブ18が接続している。
示したようなものであり、上記した集水管20を外側に
一体に設けている。集水管20は各膜カートリッジ13
の膜面と交わる方向に沿って位置し、その軸心方向に沿
って間隔をおいて形成した複数のノズル20Aはケース
壁を貫通してケース内部で開口しており、これらのノズ
ル20Aに上記したチューブ18が接続している。
【0014】間隔ケース15の下部内側には、上記した
膜押え22を一対設けている。この膜押え22は、ゴム
などの弾性樹脂製押え板23と、押え板23の上面に接
着剤等で固定した取付アングル24とからなり、間隔ケ
ース15に対して、取付アングル24の長穴24Aにお
いてボルト25,ナット26により高さ調節自在に取り
付けている。押え板23の下面には、膜カートリッジ1
3間の間隙に嵌入する櫛歯部23Aを形成している。
膜押え22を一対設けている。この膜押え22は、ゴム
などの弾性樹脂製押え板23と、押え板23の上面に接
着剤等で固定した取付アングル24とからなり、間隔ケ
ース15に対して、取付アングル24の長穴24Aにお
いてボルト25,ナット26により高さ調節自在に取り
付けている。押え板23の下面には、膜カートリッジ1
3間の間隙に嵌入する櫛歯部23Aを形成している。
【0015】27は集水管19,20と槽外の処理水槽
(図示せず)との間に配設した透過水導出管、28は透
過水導出管27に介装したポンプ装置、29はブロワや
コンプレッサなどの給気源、30は給気源29と散気装
置16との間に配設した給気管である。上記した構成に
おける作用を説明する。
(図示せず)との間に配設した透過水導出管、28は透
過水導出管27に介装したポンプ装置、29はブロワや
コンプレッサなどの給気源、30は給気源29と散気装
置16との間に配設した給気管である。上記した構成に
おける作用を説明する。
【0016】生物処理を行う処理槽31の活性汚泥混合
液32中に膜分離装置11を浸漬設置した状態におい
て、原水33を連続的に導入し、散気装置16を通じて
散気するとともに、ポンプ装置28によって吸引圧を負
荷する。原水33の水質によっては、酸素不足にならな
いように別途の散気装置(図示せず)でも散気する。こ
のようにすることにより、散気空気のエアリフト作用に
より活性汚泥混合液32の上昇流が生じ、この気液混合
上昇流によって、流通開口17Aを通じた装置内外にわ
たる循環流が発生するため、槽内の活性汚泥混合液32
が十分に攪拌混合され、活性汚泥・酸素・汚濁物質の接
触機会が上昇して効率よい活性汚泥処理が行われる。
液32中に膜分離装置11を浸漬設置した状態におい
て、原水33を連続的に導入し、散気装置16を通じて
散気するとともに、ポンプ装置28によって吸引圧を負
荷する。原水33の水質によっては、酸素不足にならな
いように別途の散気装置(図示せず)でも散気する。こ
のようにすることにより、散気空気のエアリフト作用に
より活性汚泥混合液32の上昇流が生じ、この気液混合
上昇流によって、流通開口17Aを通じた装置内外にわ
たる循環流が発生するため、槽内の活性汚泥混合液32
が十分に攪拌混合され、活性汚泥・酸素・汚濁物質の接
触機会が上昇して効率よい活性汚泥処理が行われる。
【0017】また、この気液混合上昇流が、2段に配置
された膜ケースユニット14に順次に流入して膜カート
リッジ13間の間隙を通過する間に、各膜カートリッジ
13の膜面において活性汚泥混合液32がクロスフロー
濾過され、濾過膜シート13Bを透過して透過水流路1
3Cに流入した透過水が透過水取出口13D、チューブ
18、集水管19,20、透過水導出管27を通じて処
理水槽へ導かれるが、気液混合上昇流によって膜カート
リッジ13の膜面が洗浄されるとともに、濃度分極が防
止されるため、濾過効率は高い。
された膜ケースユニット14に順次に流入して膜カート
リッジ13間の間隙を通過する間に、各膜カートリッジ
13の膜面において活性汚泥混合液32がクロスフロー
濾過され、濾過膜シート13Bを透過して透過水流路1
3Cに流入した透過水が透過水取出口13D、チューブ
18、集水管19,20、透過水導出管27を通じて処
理水槽へ導かれるが、気液混合上昇流によって膜カート
リッジ13の膜面が洗浄されるとともに、濃度分極が防
止されるため、濾過効率は高い。
【0018】その際に、膜ケースユニット14を上下に
多段(ここでは2段)に配置したことで、装置下部の散
気装置16によって上記したような複数の膜ケースユニ
ット14にわたる気液混合上昇流を惹起できるため、膜
カートリッジ13の1枚当たりの散気量を低減できる。
また膜カートリッジ13の1枚当たりの装置設置面積を
低減できるため、装置周囲に十分な間隙をとって偏流を
防止することができ、ケーキ層の局所堆積およびそれに
よる膜間閉塞を防止できる。
多段(ここでは2段)に配置したことで、装置下部の散
気装置16によって上記したような複数の膜ケースユニ
ット14にわたる気液混合上昇流を惹起できるため、膜
カートリッジ13の1枚当たりの散気量を低減できる。
また膜カートリッジ13の1枚当たりの装置設置面積を
低減できるため、装置周囲に十分な間隙をとって偏流を
防止することができ、ケーキ層の局所堆積およびそれに
よる膜間閉塞を防止できる。
【0019】さらに、膜ケース12間に間隔ケース15
が介在するため、気液混合上昇流を構成する気泡流はそ
の開放空間で一旦拡散してから、上方の膜カートリッジ
13間の間隙に均等に流入することになり、これによっ
てもケーキ層の局所堆積およびそれによる膜間閉塞を防
止できる。これに対して、間隔ケース15を設けない場
合には、上下の膜カートリッジ13の位置が幾分ずれて
段差や間隙が生じる恐れがあり、その時には、気液混合
上昇流がスムーズに流通できず、活性汚泥や夾雑物(毛
髪や繊維など)の堆積を来たすので、高い据付精度が要
求される。
が介在するため、気液混合上昇流を構成する気泡流はそ
の開放空間で一旦拡散してから、上方の膜カートリッジ
13間の間隙に均等に流入することになり、これによっ
てもケーキ層の局所堆積およびそれによる膜間閉塞を防
止できる。これに対して、間隔ケース15を設けない場
合には、上下の膜カートリッジ13の位置が幾分ずれて
段差や間隙が生じる恐れがあり、その時には、気液混合
上昇流がスムーズに流通できず、活性汚泥や夾雑物(毛
髪や繊維など)の堆積を来たすので、高い据付精度が要
求される。
【0020】しかも、間隔ケース15と一体をなす集水
管20のノズル20Aがケース内部で開口していて、こ
のノズル20Aにチューブ18が接続しているので、ゴ
ムパッキンがなくても間隔ケース15の水密性を保持し
て、ケース外側の活性汚泥混合液32を引き込むことな
く、ケース内側の気液混合流を漏れなく上方の膜ケース
12に案内することができ、偏流の発生を防止できる。
また、チューブ18と間隔ケース15との接触がないた
め、チューブ18や挿通孔の摩耗の問題を回避できると
ともに、チューブ18を緩やかな曲がりでノズル20A
に接続することができ、チューブ18の逆U字状配置に
起因するエアーロックを低減できる。
管20のノズル20Aがケース内部で開口していて、こ
のノズル20Aにチューブ18が接続しているので、ゴ
ムパッキンがなくても間隔ケース15の水密性を保持し
て、ケース外側の活性汚泥混合液32を引き込むことな
く、ケース内側の気液混合流を漏れなく上方の膜ケース
12に案内することができ、偏流の発生を防止できる。
また、チューブ18と間隔ケース15との接触がないた
め、チューブ18や挿通孔の摩耗の問題を回避できると
ともに、チューブ18を緩やかな曲がりでノズル20A
に接続することができ、チューブ18の逆U字状配置に
起因するエアーロックを低減できる。
【0021】さらに、間隔ケース15の下部内側に膜押
え22を取り付けているので、膜ケース12の上に間隔
ケース15を載置することで膜押え22を所定位置に配
置することができ、上方の膜ケースユニット14の自重
を利用して、間隔ケース15自体を押え、その間隔ケー
ス15により膜カートリッジ13を押さえることができ
る。したがって、上方の膜ケースユニット14の膜押え
21のように別途に取り付ける手間を要さない。
え22を取り付けているので、膜ケース12の上に間隔
ケース15を載置することで膜押え22を所定位置に配
置することができ、上方の膜ケースユニット14の自重
を利用して、間隔ケース15自体を押え、その間隔ケー
ス15により膜カートリッジ13を押さえることができ
る。したがって、上方の膜ケースユニット14の膜押え
21のように別途に取り付ける手間を要さない。
【0022】しかも膜押え22は、間隔ケース15に対
して、取付アングル24の長穴24Aにおいてボルト2
5,ナット26により取り付けているので、取り付け時
や押え板22の摩耗時などに容易に高さ、つまり押え強
さを調節することができ、摩耗時・劣化時の膜押え22
全体の交換も容易である。
して、取付アングル24の長穴24Aにおいてボルト2
5,ナット26により取り付けているので、取り付け時
や押え板22の摩耗時などに容易に高さ、つまり押え強
さを調節することができ、摩耗時・劣化時の膜押え22
全体の交換も容易である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の膜
カートリッジを配列した膜ケースユニットを間隔ケース
を介して多段に配置するに際して、ケース内部で開口す
る接続用ノズルを形成した集水管を間隔ケースに一体に
設けるようにしたことにより、膜カートリッジと集水管
とを連通するチューブの間隔ケース貫通をなくすことが
でき、チューブの摩耗を回避できる。また従来はチュー
ブ周囲に配していたゴムパッキンを不要にできるので、
ゴムパッキンの離脱や劣化というトラブルを排除できる
とともに、部品点数を低減してシンプルな装置構成を実
現できる。チューブの逆U字状配置に起因するエアーロ
ックも低減できる。
カートリッジを配列した膜ケースユニットを間隔ケース
を介して多段に配置するに際して、ケース内部で開口す
る接続用ノズルを形成した集水管を間隔ケースに一体に
設けるようにしたことにより、膜カートリッジと集水管
とを連通するチューブの間隔ケース貫通をなくすことが
でき、チューブの摩耗を回避できる。また従来はチュー
ブ周囲に配していたゴムパッキンを不要にできるので、
ゴムパッキンの離脱や劣化というトラブルを排除できる
とともに、部品点数を低減してシンプルな装置構成を実
現できる。チューブの逆U字状配置に起因するエアーロ
ックも低減できる。
【0024】間隔ケースの内側に膜押えを設けることに
より、膜ケースの上に間隔ケースを載置することで膜押
えを所定位置に配置することができ、上方の膜ケースユ
ニットの自重を利用して、間隔ケース自体の固定、およ
び下方の膜カートリッジの浮上防止を行える。
より、膜ケースの上に間隔ケースを載置することで膜押
えを所定位置に配置することができ、上方の膜ケースユ
ニットの自重を利用して、間隔ケース自体の固定、およ
び下方の膜カートリッジの浮上防止を行える。
【図1】本発明の一実施形態における間隔ケースを備え
た多段積み浸漬型膜分離装置を処理槽の内部に浸漬設置
した状態を示す説明図である。
た多段積み浸漬型膜分離装置を処理槽の内部に浸漬設置
した状態を示す説明図である。
【図2】同多段積み浸漬型膜分離装置に配列された膜カ
ートリッジの説明図である。
ートリッジの説明図である。
【図3】図1に示した間隔ケースの拡大縦断面図であ
る。
る。
【図4】同間隔ケースを内側から示した一部拡大側面図
である。
である。
【図5】従来の膜分離装置の斜視図である。
【図6】同膜分離装置を処理槽の内部に浸漬設置した状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
12 膜ケース 13 膜カートリッジ 14 膜ケースユニット 15 間隔ケース 16 散気装置 17 散気ケース 18 チューブ 20 集水管 20A 接続ノズル 22 膜押え
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 11/12 C02F 11/12 E (72)発明者 和泉 清司 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 塗師 雅治 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 酒井 英彦 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 Fターム(参考) 4D006 GA02 HA41 HA93 JA07A JA19A JA25A JA25B JA31A JA56A JA70A KA43 KA63 PA02 PB08 PC64 4D028 BC17 BC24 BD17 4D059 AA03 BE42 BE51
Claims (2)
- 【請求項1】 上下が開口した膜ケースの内部に、剛性
を有する複数の平板状膜カートリッジを膜面を鉛直方向
にして、膜面間に一定間隙をおいて配列することにより
膜ケースユニットを構成し、複数の膜ケースユニット
を、膜ケース間に開放空間を形成する間隔ケースを介し
て多段に配置し、最下段の膜ケースユニットの下方に、
散気装置を内設した散気ケースを設けた多段積み浸漬型
膜分離装置において、前記間隔ケースは、槽外への透過
水導出手段が連通する集水管を外側に一体に設け、この
集水管に、各膜カートリッジの透過側に連通したチュー
ブが接続するノズルをケース壁を貫通して設けたことを
特徴とする多段積み浸漬型膜分離装置における間隔ケー
スの構造。 - 【請求項2】 間隔ケースの内側に、下方に配列された
複数の膜カートリッジの上端に当接して各膜カートリッ
ジを所定位置に保持する膜押えを脱着自在に設けたこと
を特徴とする請求項1記載の多段積み浸漬型膜分離装置
における間隔ケースの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078735A JP2000271452A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 多段積み浸漬型膜分離装置における間隔ケースの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078735A JP2000271452A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 多段積み浸漬型膜分離装置における間隔ケースの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000271452A true JP2000271452A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13670152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11078735A Pending JP2000271452A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 多段積み浸漬型膜分離装置における間隔ケースの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000271452A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002361051A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-17 | Kubota Corp | 膜カートリッジ |
| JP2003071257A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-11 | Kubota Corp | 多段積み浸漬型膜分離装置 |
| JP2012148229A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Kubota Corp | 膜分離装置 |
| CN104902987A (zh) * | 2012-12-26 | 2015-09-09 | 东丽株式会社 | 多级浸没式膜分离装置和膜分离方法 |
| CN110893322A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-03-20 | 南京中医药大学 | 一种含挥发油成分的薄荷提取物膜分离精制设备 |
| WO2023243445A1 (ja) * | 2022-06-13 | 2023-12-21 | 阿波製紙株式会社 | 濾過装置 |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP11078735A patent/JP2000271452A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN104902987B (zh) * | 2012-12-26 | 2017-05-10 | 东丽株式会社 | 多级浸没式膜分离装置和膜分离方法 |
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