JP2000271929A - 粒状封止材料の製造方法 - Google Patents
粒状封止材料の製造方法Info
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホッパーブリッジ等の配管詰まりを抑制する
ことができる粒状封止材料を得ると共に、この配管詰ま
りの抑制のための処理を連続処理にて行うことができる
粒状封止材料の製造方法を提供する. 【解決手段】 樹脂成分及び無機充填材を混練した後、
粉砕して粉砕物を生成しする。この粉砕物を、内部で気
流が旋回している処理容器1内に連続的に投入する。処
理容器1内で処理された粉砕物を連続的に取り出す。封
止材料の粉砕物は球状に処理され、粒状封止材料の外形
形状が平滑になり、粒状封止材料同士の引っ掛かりが抑
制される。
ことができる粒状封止材料を得ると共に、この配管詰ま
りの抑制のための処理を連続処理にて行うことができる
粒状封止材料の製造方法を提供する. 【解決手段】 樹脂成分及び無機充填材を混練した後、
粉砕して粉砕物を生成しする。この粉砕物を、内部で気
流が旋回している処理容器1内に連続的に投入する。処
理容器1内で処理された粉砕物を連続的に取り出す。封
止材料の粉砕物は球状に処理され、粒状封止材料の外形
形状が平滑になり、粒状封止材料同士の引っ掛かりが抑
制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスファー成
形等により半導体装置等を封止する粒状封止材料の製造
方法に関するものである。
形等により半導体装置等を封止する粒状封止材料の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等の封止方法として、エポキ
シ樹脂等の封止材料を用いてトランスファー成形により
封止する方法が汎用されている。このトランスファー成
形に用いる封止材料としては、エポキシ樹脂等の熱硬化
性樹脂、硬化剤及び無機充填材等を配合した後、ロール
又は押し出し機等で加熱しながら混練し、その混練物を
シート状に伸ばして冷却した後粉砕したり、混練物を線
状に押し出して冷却しながら切断して封止材料の粉砕物
を形成し、その粉砕物を所定の重量又は体積計量した
後、円柱状の穴があいた金型に挿入し、加圧することに
よって内部の空気を抜きながら円柱状に成形して製造す
るタブレット状の封止材料を用いることが一般に行われ
ている。
シ樹脂等の封止材料を用いてトランスファー成形により
封止する方法が汎用されている。このトランスファー成
形に用いる封止材料としては、エポキシ樹脂等の熱硬化
性樹脂、硬化剤及び無機充填材等を配合した後、ロール
又は押し出し機等で加熱しながら混練し、その混練物を
シート状に伸ばして冷却した後粉砕したり、混練物を線
状に押し出して冷却しながら切断して封止材料の粉砕物
を形成し、その粉砕物を所定の重量又は体積計量した
後、円柱状の穴があいた金型に挿入し、加圧することに
よって内部の空気を抜きながら円柱状に成形して製造す
るタブレット状の封止材料を用いることが一般に行われ
ている。
【0003】そして、トランスファー成形する際には、
そのタブレット状の封止材料をトランスファー成形機に
取り付けられた金型に備えたポットに装填し、加熱して
溶融させた後、プランジャーで加圧して、前記金型が備
えるランナー及びゲートを経由して、半導体素子等が配
置された樹脂成形用のキャビティーに封止材料が送ら
れ、更に加熱することにより封止材料を硬化させて封止
する方法が行われている。
そのタブレット状の封止材料をトランスファー成形機に
取り付けられた金型に備えたポットに装填し、加熱して
溶融させた後、プランジャーで加圧して、前記金型が備
えるランナー及びゲートを経由して、半導体素子等が配
置された樹脂成形用のキャビティーに封止材料が送ら
れ、更に加熱することにより封止材料を硬化させて封止
する方法が行われている。
【0004】なお、生産性向上のために、一つのポット
から複数のキャビティーに封止材料を送るようランナー
等を形成し、一度の封止で複数の半導体装置等となる部
分を封止する、1ポット方式と呼ばれる方法が従来より
一般に行われている。
から複数のキャビティーに封止材料を送るようランナー
等を形成し、一度の封止で複数の半導体装置等となる部
分を封止する、1ポット方式と呼ばれる方法が従来より
一般に行われている。
【0005】近年、半導体装置の信頼性向上のために、
複数のポットを並べて形成することにより、一つのポッ
トと接続するキャビティーの数を減らし、溶融した封止
材料が送られるランナーの長さを短く形成したマルチポ
ット方式と呼ばれる方法が検討されている。このマルチ
ポット方式の場合、溶融した封止材料が送られるランナ
ーの長さを短く設計することができるため、高粘度の封
止材料まで安定して封止が可能となり、品質が安定した
半導体装置が得られるという効果があり増加しつつあ
る。
複数のポットを並べて形成することにより、一つのポッ
トと接続するキャビティーの数を減らし、溶融した封止
材料が送られるランナーの長さを短く形成したマルチポ
ット方式と呼ばれる方法が検討されている。このマルチ
ポット方式の場合、溶融した封止材料が送られるランナ
ーの長さを短く設計することができるため、高粘度の封
止材料まで安定して封止が可能となり、品質が安定した
半導体装置が得られるという効果があり増加しつつあ
る。
【0006】しかし、マルチポット方式で封止する際に
用いるタブレット状の封止材料は、従来の1ポット方式
と比較して大きさが小さく、同じ数の半導体装置を封止
しようとするとタブレット状の封止材料の数を増やす必
要があり、用いる封止材料の価格が高くなるという問題
があった。
用いるタブレット状の封止材料は、従来の1ポット方式
と比較して大きさが小さく、同じ数の半導体装置を封止
しようとするとタブレット状の封止材料の数を増やす必
要があり、用いる封止材料の価格が高くなるという問題
があった。
【0007】そのため、タブレット状の封止材料を用い
ずに、封止材料の粉砕物を用いて、所定量計量してポッ
トに装填し、封止する方法が検討されている。しかし、
封止材料の粉砕物を用いてポットに装填しようとする
と、ホッパーブリッジ等の配管詰まりが発生して計量ば
らつきが発生し、封止して得られる半導体装置が不良と
なる場合があった。
ずに、封止材料の粉砕物を用いて、所定量計量してポッ
トに装填し、封止する方法が検討されている。しかし、
封止材料の粉砕物を用いてポットに装填しようとする
と、ホッパーブリッジ等の配管詰まりが発生して計量ば
らつきが発生し、封止して得られる半導体装置が不良と
なる場合があった。
【0008】そこで、特開平10−74779号公報に
おいて、樹脂成分及び無機充填材を混練した後、粉砕し
て得られる粉砕物の表面を、流動層中で加熱溶融して、
実質的に無加圧状態で造粒することにより、粉砕物中の
微粉末を、他の粉砕物に取り込ませて大型化させて微粉
末の量を減少させ、封止材料の粉砕物中に、大きな固ま
りや微粉末が混在することを防いで、これらが引っ掛か
ることによって配管等が詰まることを抑制する技術が開
示された。
おいて、樹脂成分及び無機充填材を混練した後、粉砕し
て得られる粉砕物の表面を、流動層中で加熱溶融して、
実質的に無加圧状態で造粒することにより、粉砕物中の
微粉末を、他の粉砕物に取り込ませて大型化させて微粉
末の量を減少させ、封止材料の粉砕物中に、大きな固ま
りや微粉末が混在することを防いで、これらが引っ掛か
ることによって配管等が詰まることを抑制する技術が開
示された。
【0009】しかし上記のような従来技術においては、
配管詰まりが発生しにくい粒状封止材料が得られるが、
粉砕物をミキサーや乾燥機等の処理容器内に投入、処理
して粒状封止材料を得た後、処理容器内の粒状封止材料
を未処理の粉砕物と入れ替えて再び処理を行うバッチ処
理であるため、処理の自動化が困難であり、また処理効
率も低いものであった。
配管詰まりが発生しにくい粒状封止材料が得られるが、
粉砕物をミキサーや乾燥機等の処理容器内に投入、処理
して粒状封止材料を得た後、処理容器内の粒状封止材料
を未処理の粉砕物と入れ替えて再び処理を行うバッチ処
理であるため、処理の自動化が困難であり、また処理効
率も低いものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みてなされたものであり、ホッパーブリッジ等の配管
詰まりを抑制することができる粒状封止材料を得ると共
に、この配管詰まりの抑制のための処理を連続処理にて
行うことができる粒状封止材料の製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
鑑みてなされたものであり、ホッパーブリッジ等の配管
詰まりを抑制することができる粒状封止材料を得ると共
に、この配管詰まりの抑制のための処理を連続処理にて
行うことができる粒状封止材料の製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、封止材料の粉
砕物を球状に処理することにより粒状封止材料の外形形
状を平滑にして粒状封止材料同士の引っ掛かりを抑制
し、ホッパーブリッジ等の配管詰まりを抑制すると共
に、この球状化の処理を連続処理にて行うことにより上
記問題を解決したものである。
砕物を球状に処理することにより粒状封止材料の外形形
状を平滑にして粒状封止材料同士の引っ掛かりを抑制
し、ホッパーブリッジ等の配管詰まりを抑制すると共
に、この球状化の処理を連続処理にて行うことにより上
記問題を解決したものである。
【0012】すなわち本発明の請求項1に係る粒状封止
材料の製造方法は、樹脂成分及び無機充填材を混練した
後、粉砕して粉砕物を生成し、この粉砕物を、内部で気
流が旋回している処理容器1内に連続的に投入すると共
に、処理容器1内で処理された粉砕物を連続的に取り出
すこと特徴とするものである。
材料の製造方法は、樹脂成分及び無機充填材を混練した
後、粉砕して粉砕物を生成し、この粉砕物を、内部で気
流が旋回している処理容器1内に連続的に投入すると共
に、処理容器1内で処理された粉砕物を連続的に取り出
すこと特徴とするものである。
【0013】また本発明の請求項2に係る粒状封止材料
の製造方法は、請求項1の構成に加えて、処理容器1内
に1〜5kg/cm2の噴射圧力にてエアーを供給する
ことにより処理容器1内を旋回する気流を発生させるこ
とを特徴とするものである。
の製造方法は、請求項1の構成に加えて、処理容器1内
に1〜5kg/cm2の噴射圧力にてエアーを供給する
ことにより処理容器1内を旋回する気流を発生させるこ
とを特徴とするものである。
【0014】また本発明の請求項3に係る粒状封止材料
の製造方法は、請求項1又は2の構成に加えて、内壁1
aをセラミックにて形成した処理容器1を用いることを
特徴とするものである。
の製造方法は、請求項1又は2の構成に加えて、内壁1
aをセラミックにて形成した処理容器1を用いることを
特徴とするものである。
【0015】また本発明の請求項4に係る粒状封止材料
の製造方法は、請求項1乃至3のいずれかの構成に加え
て、処理容器1内に50〜75℃のエアーを供給するこ
とにより処理容器1内を旋回する気流を発生させること
を特徴とするものである。
の製造方法は、請求項1乃至3のいずれかの構成に加え
て、処理容器1内に50〜75℃のエアーを供給するこ
とにより処理容器1内を旋回する気流を発生させること
を特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明においては、樹脂成分及び
無機充填材を混練した後、粉砕して得られる粉砕物の粒
子を球形化する処理を施すことにより粒状封止材料を得
るものである。
無機充填材を混練した後、粉砕して得られる粉砕物の粒
子を球形化する処理を施すことにより粒状封止材料を得
るものである。
【0017】樹脂成分は、熱硬化性樹脂を必須として含
有し、必要に応じてその熱硬化性樹脂の硬化剤、硬化促
進剤、シランカップリング剤、離型剤、着色剤、低応力
化剤、界面活性剤及び難燃剤等を配合したものである。
なおエポキシ樹脂等のように自己硬化性の低い熱硬化性
樹脂は、その樹脂を硬化するための硬化剤等も含有する
ことが必要である。
有し、必要に応じてその熱硬化性樹脂の硬化剤、硬化促
進剤、シランカップリング剤、離型剤、着色剤、低応力
化剤、界面活性剤及び難燃剤等を配合したものである。
なおエポキシ樹脂等のように自己硬化性の低い熱硬化性
樹脂は、その樹脂を硬化するための硬化剤等も含有する
ことが必要である。
【0018】熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、ポ
リイミド樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂等が挙げられるが、エポキシ樹脂を用
いた樹脂成分の場合、電気特性及び価格のバランスが優
れ好ましい。エポキシ樹脂としては特に限定するもので
はなく、例えばオルソクレゾールノボラック型エポキシ
樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビフェニル型
エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、
線状脂肪族エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環
式エポキシ樹脂等が挙げられ、これらを単独で用いて
も、2種類以上を併用してもよい。
リイミド樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂等が挙げられるが、エポキシ樹脂を用
いた樹脂成分の場合、電気特性及び価格のバランスが優
れ好ましい。エポキシ樹脂としては特に限定するもので
はなく、例えばオルソクレゾールノボラック型エポキシ
樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビフェニル型
エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、
線状脂肪族エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環
式エポキシ樹脂等が挙げられ、これらを単独で用いて
も、2種類以上を併用してもよい。
【0019】また、このエポキシ樹脂系の樹脂成分に含
有する硬化剤としては、例えばフェノールノボラック樹
脂及びその誘導体、クレゾールノボラック樹脂及びその
誘導体、モノまたはジヒドロキシナフタレンノボラック
樹脂及びその誘導体、フェノール類やナフトール類とp
−キシレンの縮合体、ジシクロペンタジエンとフェノー
ルの共重合体等のフェノール系硬化剤や、アミン系硬化
剤や、酸無水物等が挙げられる。これらの硬化剤は、単
独で用いても、2種類以上を併用してもよい。なお、フ
ェノールノボラック樹脂を用いた場合、樹脂硬化物の吸
湿率を低下することができ好ましい。その配合量として
は、通常エポキシ樹脂に対して、当量比で0.1〜10
の範囲で配合される。
有する硬化剤としては、例えばフェノールノボラック樹
脂及びその誘導体、クレゾールノボラック樹脂及びその
誘導体、モノまたはジヒドロキシナフタレンノボラック
樹脂及びその誘導体、フェノール類やナフトール類とp
−キシレンの縮合体、ジシクロペンタジエンとフェノー
ルの共重合体等のフェノール系硬化剤や、アミン系硬化
剤や、酸無水物等が挙げられる。これらの硬化剤は、単
独で用いても、2種類以上を併用してもよい。なお、フ
ェノールノボラック樹脂を用いた場合、樹脂硬化物の吸
湿率を低下することができ好ましい。その配合量として
は、通常エポキシ樹脂に対して、当量比で0.1〜10
の範囲で配合される。
【0020】また、上記エポキシ樹脂系の樹脂成分に含
有することができる硬化促進剤としては、例えば、1,
8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、
トリエチレンジアミン、ベンジルジメチルアミン等の三
級アミン化合物、2−メチルイミダゾール、2−エチル
−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾー
ル、2−フェニル−4−メチルイミダゾール等のイミダ
ゾール化合物、トリフェニルホスフィン、トリブチルホ
スフィン等の有機ホスフィン化合物等が挙げられる。
有することができる硬化促進剤としては、例えば、1,
8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、
トリエチレンジアミン、ベンジルジメチルアミン等の三
級アミン化合物、2−メチルイミダゾール、2−エチル
−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾー
ル、2−フェニル−4−メチルイミダゾール等のイミダ
ゾール化合物、トリフェニルホスフィン、トリブチルホ
スフィン等の有機ホスフィン化合物等が挙げられる。
【0021】また、樹脂成分に含有することができるシ
ランカップリング剤としては、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン等のエポキシシランや、N−フェ
ニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミ
ノシラン等が挙げられる。
ランカップリング剤としては、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン等のエポキシシランや、N−フェ
ニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミ
ノシラン等が挙げられる。
【0022】また、樹脂成分に含有することができる離
型剤としては、ステアリン酸、モンタン酸、パルミチン
酸、オレイン酸、リノール酸等の脂肪酸、その脂肪酸の
カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、亜鉛
塩等の塩、その脂肪酸のアミド、リン酸エステル、ポリ
エチレン、ビスアマイド、カルボキシル基含有ポリオレ
フィン及び天然カルナバ等が挙げられる。なお、エポキ
シ樹脂系の樹脂成分に離型剤を含有すると、封止しよう
とする半導体素子やリードフレームとの密着性の高いエ
ポキシ樹脂を使用した場合であっても、トランスファー
成形時、樹脂硬化物とプランジャーや金型との離型性が
優れるため作業性が向上し好ましい。
型剤としては、ステアリン酸、モンタン酸、パルミチン
酸、オレイン酸、リノール酸等の脂肪酸、その脂肪酸の
カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、亜鉛
塩等の塩、その脂肪酸のアミド、リン酸エステル、ポリ
エチレン、ビスアマイド、カルボキシル基含有ポリオレ
フィン及び天然カルナバ等が挙げられる。なお、エポキ
シ樹脂系の樹脂成分に離型剤を含有すると、封止しよう
とする半導体素子やリードフレームとの密着性の高いエ
ポキシ樹脂を使用した場合であっても、トランスファー
成形時、樹脂硬化物とプランジャーや金型との離型性が
優れるため作業性が向上し好ましい。
【0023】また、樹脂成分に含有することができる着
色剤としては、例えば、カーボンブラック、酸化チタン
等が挙げられる。また、樹脂成分に含有することができ
る低応力化剤としては、例えば、シリコーンゲル、シリ
コーンゴム、シリコーンオイル等が挙げられる。また、
樹脂成分に含有することができる界面活性剤としては例
えば、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド等が挙げら
れる。また、樹脂成分に含有することができる難燃剤と
しては、例えば、三酸化アンチモン、ハロゲン化合物、
リン化合物等が挙げられる。
色剤としては、例えば、カーボンブラック、酸化チタン
等が挙げられる。また、樹脂成分に含有することができ
る低応力化剤としては、例えば、シリコーンゲル、シリ
コーンゴム、シリコーンオイル等が挙げられる。また、
樹脂成分に含有することができる界面活性剤としては例
えば、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド等が挙げら
れる。また、樹脂成分に含有することができる難燃剤と
しては、例えば、三酸化アンチモン、ハロゲン化合物、
リン化合物等が挙げられる。
【0024】これらの硬化促進剤、シランカップリング
剤、離型剤、着色剤、低応力化剤、界面活性剤及び難燃
剤等は2種類以上を併用することもできる。
剤、離型剤、着色剤、低応力化剤、界面活性剤及び難燃
剤等は2種類以上を併用することもできる。
【0025】また、本発明で使用する無機充填材として
は特に限定するものではなく、例えば結晶シリカ、溶融
シリカ、アルミナ、マグネシア、酸化チタン、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、窒化ケイ素、タルク、ケイ
酸カルシウム等が挙げられる。上記無機充填材は、単独
で用いても、2種類以上を併用してもよい。なお、無機
充填材として結晶シリカ又は溶融シリカ等のシリカを用
いた場合、樹脂硬化物の線膨張係数が小さくなり、半導
体素子の線膨張係数に近づくため好ましい。なお、無機
充填材を、樹脂成分と無機充填材の合計100重量部中
に、60〜95重量部含有する場合、樹脂硬化物の吸湿
量が低下し、吸湿ハンダ耐熱性が優れ好ましい。なお、
本発明で使用する無機充填材は、本発明で得られる粒状
封止材料にて、金型を用いて樹脂封止する際に、成形金
型ゲートを詰まらせないようにし、また封止対象となる
半導体チップ等にダメージを与えないようにするため
に、粒径が0.5〜50μmのものを使用することが好
ましい。
は特に限定するものではなく、例えば結晶シリカ、溶融
シリカ、アルミナ、マグネシア、酸化チタン、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、窒化ケイ素、タルク、ケイ
酸カルシウム等が挙げられる。上記無機充填材は、単独
で用いても、2種類以上を併用してもよい。なお、無機
充填材として結晶シリカ又は溶融シリカ等のシリカを用
いた場合、樹脂硬化物の線膨張係数が小さくなり、半導
体素子の線膨張係数に近づくため好ましい。なお、無機
充填材を、樹脂成分と無機充填材の合計100重量部中
に、60〜95重量部含有する場合、樹脂硬化物の吸湿
量が低下し、吸湿ハンダ耐熱性が優れ好ましい。なお、
本発明で使用する無機充填材は、本発明で得られる粒状
封止材料にて、金型を用いて樹脂封止する際に、成形金
型ゲートを詰まらせないようにし、また封止対象となる
半導体チップ等にダメージを与えないようにするため
に、粒径が0.5〜50μmのものを使用することが好
ましい。
【0026】そして、粒状封止材料の製造にあたって
は、上記樹脂成分及び無機充填材を配合して混練した
後、粉砕して粉砕物を製造する。この混練及び粉砕する
条件としては特に限定するものではなく、例えば、ヘン
シェルミキサー等で樹脂成分及び無機充填材を予備混合
した後、熱ロール、二軸ニーダー、押し出し機等で樹脂
成分が軟化する程度に加熱しながら混練を行う。混練す
る時間としては、樹脂成分の硬化があまり進まない程度
で、かつ、樹脂成分と無機充填材の馴染みが良好となる
程度に混練を行う。次いで冷却しながら、混練物をシー
ト状に伸ばしたり、混練物を線状に押し出した後、ロー
タリーカッター、ローラーミル、ハンマーミル等を用い
て粉砕し、更に好ましくは10メッシュ〜42メッシュ
の篩いで分級して、粒径0.35〜1.68mmの粉砕
物を製造する。
は、上記樹脂成分及び無機充填材を配合して混練した
後、粉砕して粉砕物を製造する。この混練及び粉砕する
条件としては特に限定するものではなく、例えば、ヘン
シェルミキサー等で樹脂成分及び無機充填材を予備混合
した後、熱ロール、二軸ニーダー、押し出し機等で樹脂
成分が軟化する程度に加熱しながら混練を行う。混練す
る時間としては、樹脂成分の硬化があまり進まない程度
で、かつ、樹脂成分と無機充填材の馴染みが良好となる
程度に混練を行う。次いで冷却しながら、混練物をシー
ト状に伸ばしたり、混練物を線状に押し出した後、ロー
タリーカッター、ローラーミル、ハンマーミル等を用い
て粉砕し、更に好ましくは10メッシュ〜42メッシュ
の篩いで分級して、粒径0.35〜1.68mmの粉砕
物を製造する。
【0027】このようにして得られた粉砕物を、内部で
気流が旋回している処理容器1内に連続的に投入すると
共に、処理容器1内で処理された粉砕物を連続的に取り
出すことにより、処理容器1内で粉砕物の粒子同士を衝
突させ、粉砕物の粒子の角を落として球形化するもので
ある。
気流が旋回している処理容器1内に連続的に投入すると
共に、処理容器1内で処理された粉砕物を連続的に取り
出すことにより、処理容器1内で粉砕物の粒子同士を衝
突させ、粉砕物の粒子の角を落として球形化するもので
ある。
【0028】処理容器1を備える処理装置として、図1
に示すものを用いることができる。この処理容器1は中
空の円盤状に形成されている。処理容器1の底部の略中
心部には、処理容器1と製品排出管7とを連通する排出
口1cを設けている。この製品排出管7は、処理容器1
の下部から下方に延設されているものである。また処理
容器1の内部上面の略中心部は、上記排出口1cに向け
て下方に突出する突出部1bとして形成され、突出部1
bと排出口1cの内周との間の隙間が、処理後の粉砕物
が処理容器1から製品排出管7へ送られる通路となって
いる。また処理容器1の上部には、供給口1dを設け、
この供給口1dに、処理容器1内に未処理の粉砕物を供
給する供給管4bの一端を連通させて接続している。供
給管4bの他端には、未処理の粉砕物が供給されるホッ
パー3を設けており、またホッパー3の下部には、ホッ
パー3内の未処理の粉砕物を供給管4bを通じて処理容
器1内に送り込むための気流を噴射する供給用エアーノ
ズル4aを設けている。また処理容器1の外周には、処
理容器1内に気流を発生させるためのエアーを噴射する
エアーノズル2を、外周の全周に亘って複数個設けてい
る。このエアーノズル2は、その噴射方向を、処理容器
1の中心方向から水平方向に一定角度ずらして設けるも
のであり、そのためエアーノズル2からエアーを処理容
器1内に噴射することにより、処理容器1内に旋回気流
が発生する。処理容器1の下方には、外部に設置したエ
アーポンプ等のエアー供給源(図示省略)に接続される
エアー連絡管5を、製品排出管7を外囲するようにドー
ナツ状に設けている。このエアー連絡管5には複数のエ
アー供給管6の一端を連通接続しており、この複数のエ
アー供給管6の他端は気流発生用のエアーノズル2並び
に供給用エアーノズル4aに接続している。ここで供給
用エアーノズル4aとエアー連絡管5とを接続するエア
ー供給管は、図1中に図示を省略している。すなわち外
部のエアー供給源から供給されるエアーはエアー連絡管
5を介して複数のエアー供給管6に送られ、気流発生用
のエアーノズル2並びに供給用エアーノズル4aから噴
射されるものであり、エアー連絡管5は気流発生用のエ
アーノズル2並びに供給用エアーノズル4aから噴射さ
れるエアーの共通の通路となっている。
に示すものを用いることができる。この処理容器1は中
空の円盤状に形成されている。処理容器1の底部の略中
心部には、処理容器1と製品排出管7とを連通する排出
口1cを設けている。この製品排出管7は、処理容器1
の下部から下方に延設されているものである。また処理
容器1の内部上面の略中心部は、上記排出口1cに向け
て下方に突出する突出部1bとして形成され、突出部1
bと排出口1cの内周との間の隙間が、処理後の粉砕物
が処理容器1から製品排出管7へ送られる通路となって
いる。また処理容器1の上部には、供給口1dを設け、
この供給口1dに、処理容器1内に未処理の粉砕物を供
給する供給管4bの一端を連通させて接続している。供
給管4bの他端には、未処理の粉砕物が供給されるホッ
パー3を設けており、またホッパー3の下部には、ホッ
パー3内の未処理の粉砕物を供給管4bを通じて処理容
器1内に送り込むための気流を噴射する供給用エアーノ
ズル4aを設けている。また処理容器1の外周には、処
理容器1内に気流を発生させるためのエアーを噴射する
エアーノズル2を、外周の全周に亘って複数個設けてい
る。このエアーノズル2は、その噴射方向を、処理容器
1の中心方向から水平方向に一定角度ずらして設けるも
のであり、そのためエアーノズル2からエアーを処理容
器1内に噴射することにより、処理容器1内に旋回気流
が発生する。処理容器1の下方には、外部に設置したエ
アーポンプ等のエアー供給源(図示省略)に接続される
エアー連絡管5を、製品排出管7を外囲するようにドー
ナツ状に設けている。このエアー連絡管5には複数のエ
アー供給管6の一端を連通接続しており、この複数のエ
アー供給管6の他端は気流発生用のエアーノズル2並び
に供給用エアーノズル4aに接続している。ここで供給
用エアーノズル4aとエアー連絡管5とを接続するエア
ー供給管は、図1中に図示を省略している。すなわち外
部のエアー供給源から供給されるエアーはエアー連絡管
5を介して複数のエアー供給管6に送られ、気流発生用
のエアーノズル2並びに供給用エアーノズル4aから噴
射されるものであり、エアー連絡管5は気流発生用のエ
アーノズル2並びに供給用エアーノズル4aから噴射さ
れるエアーの共通の通路となっている。
【0029】また処理容器1の内壁1aは、アルミナ、
窒化ケイ素等のセラミックにて形成することが好まし
い。無機充填材が配合された粉砕物は、処理容器1内を
高速で移動する間に処理容器1の内壁1aに衝突して処
理容器1内を摩耗させるおそれがあるが、内壁1aをセ
ラミックにて形成すると、粉砕物からの衝撃による処理
容器1の摩耗を抑制することができる。
窒化ケイ素等のセラミックにて形成することが好まし
い。無機充填材が配合された粉砕物は、処理容器1内を
高速で移動する間に処理容器1の内壁1aに衝突して処
理容器1内を摩耗させるおそれがあるが、内壁1aをセ
ラミックにて形成すると、粉砕物からの衝撃による処理
容器1の摩耗を抑制することができる。
【0030】このような処理装置の処理容器1内で粉砕
物の処理を行うにあたっては、粉砕物をホッパー3内に
供給し、一方、気流発生用のエアーノズル2からエアー
を噴射して、処理容器1内に、処理容器1内を旋回する
気流を発生させる。ここで、図2(a)に概念的に示す
ように、処理容器1の外周に設けられた複数のエアーノ
ズル2から噴射されたエアー9にて発生する気流10
は、処理容器1内を旋回しながら処理容器1の底面略中
心部の排出口1cに向かうものである。
物の処理を行うにあたっては、粉砕物をホッパー3内に
供給し、一方、気流発生用のエアーノズル2からエアー
を噴射して、処理容器1内に、処理容器1内を旋回する
気流を発生させる。ここで、図2(a)に概念的に示す
ように、処理容器1の外周に設けられた複数のエアーノ
ズル2から噴射されたエアー9にて発生する気流10
は、処理容器1内を旋回しながら処理容器1の底面略中
心部の排出口1cに向かうものである。
【0031】この状態で供給用エアーノズル4aからエ
アーを噴射し、ホッパー3内の粉砕物を処理容器1内に
供給口1dから連続的に供給する。図2(a)(b)に
概念的に示すように、処理容器1内に供給された粉砕物
11は、処理容器1内の気流10のために処理容器1内
を旋回しながら排出口1cに向けて移動し、このとき粉
砕物11の粒子同士の衝突による相互作用のため粉砕物
11が、粒径をほぼ保ったまま、あるいは細分化された
状態で、粒子表面の角が落ちて球形化する。このように
球形化された粉砕物11は排出口1cから製品排出管7
を通って処理装置外に排出されて回収されるものであ
り、この球形化された粉砕物11を、粒状封止材料とし
て得るものである。
アーを噴射し、ホッパー3内の粉砕物を処理容器1内に
供給口1dから連続的に供給する。図2(a)(b)に
概念的に示すように、処理容器1内に供給された粉砕物
11は、処理容器1内の気流10のために処理容器1内
を旋回しながら排出口1cに向けて移動し、このとき粉
砕物11の粒子同士の衝突による相互作用のため粉砕物
11が、粒径をほぼ保ったまま、あるいは細分化された
状態で、粒子表面の角が落ちて球形化する。このように
球形化された粉砕物11は排出口1cから製品排出管7
を通って処理装置外に排出されて回収されるものであ
り、この球形化された粉砕物11を、粒状封止材料とし
て得るものである。
【0032】ここで気流発生用のエアーノズル2からの
エアーの噴射圧力は、1〜5kg/cm2とすることが
好ましく、1kg/cm2に満たないと処理中の粉砕物間
の相互作用が小さくなって粒子表面の角がとれないで残
り、5kg/cm2を超えると処理中に粉砕物が破砕し
て逆に粉砕物に角ができて、いずれも粉砕物の球形化を
充分に達成することが困難となるおそれがある。
エアーの噴射圧力は、1〜5kg/cm2とすることが
好ましく、1kg/cm2に満たないと処理中の粉砕物間
の相互作用が小さくなって粒子表面の角がとれないで残
り、5kg/cm2を超えると処理中に粉砕物が破砕し
て逆に粉砕物に角ができて、いずれも粉砕物の球形化を
充分に達成することが困難となるおそれがある。
【0033】このようにして得られる粒状封止材料は粒
子の外形形状が平滑となって、粒状封止材料の粒子同士
の引っ掛かりが抑制されるものであり、従ってこの粒状
封止材料を用いて半導体装置等の樹脂封止を行うにあた
り、ホッパーブリッジ等の配管詰まりを抑制して作業効
率を向上することができるものである。またこのような
配管詰まりを抑制する処理を連続処理にて行い、処理工
程の自動化を容易とし、また処理効率を向上して、粒状
封止材料の生産効率を向上することができるものであ
る。
子の外形形状が平滑となって、粒状封止材料の粒子同士
の引っ掛かりが抑制されるものであり、従ってこの粒状
封止材料を用いて半導体装置等の樹脂封止を行うにあた
り、ホッパーブリッジ等の配管詰まりを抑制して作業効
率を向上することができるものである。またこのような
配管詰まりを抑制する処理を連続処理にて行い、処理工
程の自動化を容易とし、また処理効率を向上して、粒状
封止材料の生産効率を向上することができるものであ
る。
【0034】またここで気流発生用のエアーノズル2に
接続されたエアー供給管6に、ヒータ8を設け、気流発
生用のエアーノズル2から供給されるエアーをヒータ8
にて50〜75℃の範囲に加熱すると、処理容器1内に
おいて粉砕物の表面を溶融させて、得られる粒状封止材
料の表面を更に平滑化することができる。また粒状封止
材料の球形化処理に伴って発生する微粉末が、粒状封止
材料の粒子の溶融された表層部分に付着してこの粒子と
一体化するものであり、また表面を平滑に処理された粒
状封止材料からは微粉末の欠け落ちが抑制されるため、
粒状封止材料を移送する際における微粒子の発生を抑制
することができる。従って得られる粒状封止材料は、配
管中において更にスムーズに移送されることとなり、ホ
ッパーブリッジ等の配管詰まりを更に抑制することがで
きるものである。
接続されたエアー供給管6に、ヒータ8を設け、気流発
生用のエアーノズル2から供給されるエアーをヒータ8
にて50〜75℃の範囲に加熱すると、処理容器1内に
おいて粉砕物の表面を溶融させて、得られる粒状封止材
料の表面を更に平滑化することができる。また粒状封止
材料の球形化処理に伴って発生する微粉末が、粒状封止
材料の粒子の溶融された表層部分に付着してこの粒子と
一体化するものであり、また表面を平滑に処理された粒
状封止材料からは微粉末の欠け落ちが抑制されるため、
粒状封止材料を移送する際における微粒子の発生を抑制
することができる。従って得られる粒状封止材料は、配
管中において更にスムーズに移送されることとなり、ホ
ッパーブリッジ等の配管詰まりを更に抑制することがで
きるものである。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。
【0036】(封止材料の粉砕物の製造)下記に示す各
成分を配合した混合物をヘンシェルミキサーにてドライ
ブレンドし、ミキシングロールにて95℃で溶融混練し
た後冷却して、エポキシ樹脂封止材料を得た。 ・クレゾールノボラック型エポキシ樹脂[日本化薬株式
会社製、品番:EOCN1020] 118g ・ブロム化エポキシ樹脂[日本化薬株式会社製、品番:
BREN−S] 14g ・ノボラックフェノール樹脂[荒川化学株式会社製、品
番:タノマール759]68g ・トリフェニルホスフィン 1.5g ・カルナバワックス 3g ・三酸化アンチモン 21g ・カーボンブラック 2.5g ・溶融シリカ粉末 772g このエポキシ樹脂封止材料を粉砕器で粉砕した後、10
メッシュ〜42メッシュの篩いで分級して、粒径0.3
5〜1.68mmの封止材料の粉砕物を得た。
成分を配合した混合物をヘンシェルミキサーにてドライ
ブレンドし、ミキシングロールにて95℃で溶融混練し
た後冷却して、エポキシ樹脂封止材料を得た。 ・クレゾールノボラック型エポキシ樹脂[日本化薬株式
会社製、品番:EOCN1020] 118g ・ブロム化エポキシ樹脂[日本化薬株式会社製、品番:
BREN−S] 14g ・ノボラックフェノール樹脂[荒川化学株式会社製、品
番:タノマール759]68g ・トリフェニルホスフィン 1.5g ・カルナバワックス 3g ・三酸化アンチモン 21g ・カーボンブラック 2.5g ・溶融シリカ粉末 772g このエポキシ樹脂封止材料を粉砕器で粉砕した後、10
メッシュ〜42メッシュの篩いで分級して、粒径0.3
5〜1.68mmの封止材料の粉砕物を得た。
【0037】(実施例1乃至7)図1に示すような処理
装置[日本ニューマチック工業株式会社製、ジェット粉
砕機、品番 PJM200SP]を用い、表1に示す条
件で粉砕物の処理を行い、粒状封止材料を得た。ここで
表中の材料の欄には、粉砕物を調製するのに使用した樹
脂組成物の品番を、供給量の欄には処理に供した粉砕物
の総量を、供給時間の欄には粉砕物をすべて処理容器1
内に供給するまでに要した時間を、供給速度の欄には粉
砕物の処理容器1内への供給速度を、供給圧力の欄には
気流発生用のエアーノズル2から噴出させたエアーの噴
出圧力を、供給エアー温度の欄には気流発生用のエアー
ノズル2から噴出させたエアーの温度をそれぞれ記載し
た。
装置[日本ニューマチック工業株式会社製、ジェット粉
砕機、品番 PJM200SP]を用い、表1に示す条
件で粉砕物の処理を行い、粒状封止材料を得た。ここで
表中の材料の欄には、粉砕物を調製するのに使用した樹
脂組成物の品番を、供給量の欄には処理に供した粉砕物
の総量を、供給時間の欄には粉砕物をすべて処理容器1
内に供給するまでに要した時間を、供給速度の欄には粉
砕物の処理容器1内への供給速度を、供給圧力の欄には
気流発生用のエアーノズル2から噴出させたエアーの噴
出圧力を、供給エアー温度の欄には気流発生用のエアー
ノズル2から噴出させたエアーの温度をそれぞれ記載し
た。
【0038】(比較例1)球形化処理を施さない粉砕物
を、そのまま粒状封止材料とした。
を、そのまま粒状封止材料とした。
【0039】(評価試験) −回収量測定− 実施例1〜7について、製品排出管7を通じて回収され
た粒状封止材料及び処理容器1内に残存した粉砕物のそ
れぞれの回収量を計量した。
た粒状封止材料及び処理容器1内に残存した粉砕物のそ
れぞれの回収量を計量した。
【0040】−収率測定− 実施例1〜7について、製品排出管7を通じて回収され
た処理後の粒状封止材料を42メッシュの篩にかけて微
粉末をふるい落とし、篩を通過せずに残った粒状封止材
料の割合を測定した。
た処理後の粒状封止材料を42メッシュの篩にかけて微
粉末をふるい落とし、篩を通過せずに残った粒状封止材
料の割合を測定した。
【0041】−平滑性測定− 実施例1〜7及び比較例1、2について、得られた粒状
封止材料の見掛け密度を測定し、この見掛け密度が大き
いものほど粒状封止材料表面の角が落とされて平滑に処
理されたものとして評価した。評価基準を下記に示す。 ◎:見掛け密度1.016g/ミリリットル以上 ○:見掛け密度0.980g/ミリリットル以上、1.
016g/ミリリットル未満 ×:見掛け密度0.980g/ミリリットル未満 −光沢性評価− 実施例1〜7及び比較例1、2について、得られた粒状
封止材料を目視で観察し、粒状封止材料の粒子表面の光
沢の有無を評価した。
封止材料の見掛け密度を測定し、この見掛け密度が大き
いものほど粒状封止材料表面の角が落とされて平滑に処
理されたものとして評価した。評価基準を下記に示す。 ◎:見掛け密度1.016g/ミリリットル以上 ○:見掛け密度0.980g/ミリリットル以上、1.
016g/ミリリットル未満 ×:見掛け密度0.980g/ミリリットル未満 −光沢性評価− 実施例1〜7及び比較例1、2について、得られた粒状
封止材料を目視で観察し、粒状封止材料の粒子表面の光
沢の有無を評価した。
【0042】以上の結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】表1から明らかなように、各実施例では、
比較例1の場合よりも粒状封止材料の粒子表面が平滑と
なり、球形化されていることが確認できた。また実施例
6、7では粒状封止材料の粒子表面は光沢を有し、また
供給エアー温度以外は実施例6、7と同一条件で処理し
た実施例5よりも平滑性が向上し、かつ収率が向上して
微粉末の発生量が低減されたことが確認され、粒子表面
が溶融されたことにより微粉末の発生が抑制されたこと
が確認された。
比較例1の場合よりも粒状封止材料の粒子表面が平滑と
なり、球形化されていることが確認できた。また実施例
6、7では粒状封止材料の粒子表面は光沢を有し、また
供給エアー温度以外は実施例6、7と同一条件で処理し
た実施例5よりも平滑性が向上し、かつ収率が向上して
微粉末の発生量が低減されたことが確認され、粒子表面
が溶融されたことにより微粉末の発生が抑制されたこと
が確認された。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る粒状封止材料の
製造方法は、樹脂成分及び無機充填材を混練した後、粉
砕して粉砕物を生成し、この粉砕物を、内部で気流が旋
回している処理容器内に連続的に投入すると共に、処理
容器内で処理された粉砕物を連続的に取り出すものであ
り、このようにて得られる粒状封止材料は、外形形状が
平滑となって粒状封止材料同士の引っ掛かりが抑制され
るものであり、従ってこの粒状封止材料を用いて半導体
装置の樹脂封止を行うにあたり、ホッパーブリッジ等の
配管詰まりを抑制して作業効率を向上することができる
ものである。またこのような配管詰まりを抑制する処理
を連続処理にて行い、処理工程の自動化を容易とし、ま
た処理効率を向上して、粒状封止材料の生産効率を向上
することができるものである。
製造方法は、樹脂成分及び無機充填材を混練した後、粉
砕して粉砕物を生成し、この粉砕物を、内部で気流が旋
回している処理容器内に連続的に投入すると共に、処理
容器内で処理された粉砕物を連続的に取り出すものであ
り、このようにて得られる粒状封止材料は、外形形状が
平滑となって粒状封止材料同士の引っ掛かりが抑制され
るものであり、従ってこの粒状封止材料を用いて半導体
装置の樹脂封止を行うにあたり、ホッパーブリッジ等の
配管詰まりを抑制して作業効率を向上することができる
ものである。またこのような配管詰まりを抑制する処理
を連続処理にて行い、処理工程の自動化を容易とし、ま
た処理効率を向上して、粒状封止材料の生産効率を向上
することができるものである。
【0046】また本発明の請求項2に係る粒状封止材料
の製造方法は、請求項1の構成に加えて、処理容器内に
1〜5kg/cm2の噴射圧力にてエアーを供給するこ
とにより処理容器内を旋回する気流を発生させるもので
あり、粒状封止材料の球形化を効率的に行うと共に、粉
砕物が処理中に破砕することを防ぐことができ、粉砕物
の球形化を充分に達成することができるものである。
の製造方法は、請求項1の構成に加えて、処理容器内に
1〜5kg/cm2の噴射圧力にてエアーを供給するこ
とにより処理容器内を旋回する気流を発生させるもので
あり、粒状封止材料の球形化を効率的に行うと共に、粉
砕物が処理中に破砕することを防ぐことができ、粉砕物
の球形化を充分に達成することができるものである。
【0047】また本発明の請求項3に係る粒状封止材料
の製造方法は、請求項1又は2の構成に加えて、内壁を
セラミックにて形成した処理容器を用いるものであり、
処理容器内を高速で移動する粉砕物からの衝撃による処
理容器の摩耗を抑制することができるものである。
の製造方法は、請求項1又は2の構成に加えて、内壁を
セラミックにて形成した処理容器を用いるものであり、
処理容器内を高速で移動する粉砕物からの衝撃による処
理容器の摩耗を抑制することができるものである。
【0048】また本発明の請求項4に係る粒状封止材料
の製造方法は、請求項1乃至3のいずれかの構成に加え
て、処理容器内に50〜75℃のエアーを供給すること
により処理容器内を旋回する気流を発生させるものであ
り、処理中において粒状封止材料の表面を溶融させ、得
られる粒状封止材料の表面を更に平滑化すると共に粒状
封止材料からの微粉末の発生を抑制し、ホッパーブリッ
ジ等の配管詰まりを更に抑制することができるものであ
る。
の製造方法は、請求項1乃至3のいずれかの構成に加え
て、処理容器内に50〜75℃のエアーを供給すること
により処理容器内を旋回する気流を発生させるものであ
り、処理中において粒状封止材料の表面を溶融させ、得
られる粒状封止材料の表面を更に平滑化すると共に粒状
封止材料からの微粉末の発生を抑制し、ホッパーブリッ
ジ等の配管詰まりを更に抑制することができるものであ
る。
【図1】本発明にて用いることができる処理装置の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】処理容器内における気流及び粉砕物の流れを説
明する概念図であり、(a)は平面図、(b)は斜視図
である。
明する概念図であり、(a)は平面図、(b)は斜視図
である。
1 処理容器 1a 内壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F201 AB11 AB16 AH37 AJ06 AJ09 AR02 BA02 BC01 BC12 BC17 BC19 BL01 BL05 BL21 BL25 BQ02 BQ45 4M109 AA01 BA01 BA03 CA21 EA01 EA02 EA07 EA10 EB02 EB03 EB04 EB06 EB07 EB08 EB09 EB12 EB16 EB19 5F061 AA01 BA01 BA03 CA21 DE02 DE04
Claims (4)
- 【請求項1】 樹脂成分及び無機充填材を混練した後、
粉砕して粉砕物を生成し、この粉砕物を、内部で気流が
旋回している処理容器内に連続的に投入すると共に、処
理容器内で処理された粉砕物を連続的に取り出すこと特
徴とする粒状封止材料の製造方法。 - 【請求項2】 処理容器内に1〜5kg/cm2の噴射
圧力にてエアーを供給することにより処理容器内を旋回
する気流を発生させることを特徴とする請求項1に記載
の粒状封止材料の製造方法。 - 【請求項3】 内壁をセラミックにて形成した処理容器
を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の粒状
封止材料の製造方法。 - 【請求項4】 処理容器内に50〜75℃のエアーを供
給することにより処理容器内を旋回する気流を発生させ
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
粒状封止材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11083466A JP2000271929A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 粒状封止材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11083466A JP2000271929A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 粒状封止材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000271929A true JP2000271929A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13803256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11083466A Withdrawn JP2000271929A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 粒状封止材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000271929A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011122211A1 (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | 住友ベークライト株式会社 | 半導体封止用樹脂組成物の製造方法および粉砕装置 |
| JP2013209663A (ja) * | 2013-06-10 | 2013-10-10 | Adeka Corp | 球状アミン系潜在性硬化剤の製造方法及び製造装置 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11083466A patent/JP2000271929A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011122211A1 (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | 住友ベークライト株式会社 | 半導体封止用樹脂組成物の製造方法および粉砕装置 |
| JP2011207171A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 半導体封止用樹脂組成物の製造方法および粉砕装置 |
| CN102791451A (zh) * | 2010-03-30 | 2012-11-21 | 住友电木株式会社 | 半导体密封用树脂组合物的制造方法以及粉碎装置 |
| US20130012624A1 (en) * | 2010-03-30 | 2013-01-10 | Sumitomo Bakelite Company Limited | Method for producing semiconductor encapsulating resin composition and pulverizing apparatus |
| CN102791451B (zh) * | 2010-03-30 | 2015-09-09 | 住友电木株式会社 | 半导体密封用树脂组合物的制造方法以及粉碎装置 |
| US9153515B2 (en) | 2010-03-30 | 2015-10-06 | Sumitomo Bakelite Company Limited | Method for producing semiconductor encapsulating resin composition and pulverizing apparatus |
| TWI551352B (zh) * | 2010-03-30 | 2016-10-01 | 住友電木股份有限公司 | 半導體密封用樹脂組成物之製造方法及粉碎裝置 |
| KR101770854B1 (ko) * | 2010-03-30 | 2017-08-23 | 스미토모 베이클리트 컴퍼니 리미티드 | 반도체 씰링용 수지 조성물의 제조 방법 및 분쇄 장치 |
| JP2013209663A (ja) * | 2013-06-10 | 2013-10-10 | Adeka Corp | 球状アミン系潜在性硬化剤の製造方法及び製造装置 |
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