JP2000272085A - 枚葉印刷機の駆動装置 - Google Patents
枚葉印刷機の駆動装置Info
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Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 版胴の交換時等に、枚葉印刷機の一部を構成
する版胴の回転駆動系、又は印刷機を通しての駆動系統
を着脱切換するに際し、再現精度が高くなる様にした装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 版胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそ
れぞれの軸端に固定した歯車を介して駆動連結された印
刷ユニットを、回転体である中間胴の軸端に固定した歯
車を介してシート進行方向に複数連結した枚葉印刷機に
おいて、前記回転体の何れかを直径方向に揺動移動して
駆動連結を着脱可能とする着脱切換装置を設けて同枚葉
印刷機の駆動装置を構成し、着脱切換装置を回転体の直
径方向に揺動して移動し、駆動系の着脱を行うことによ
り、駆動系の切断及び再現復帰が適正、かつ好適に行わ
れる様にした。
する版胴の回転駆動系、又は印刷機を通しての駆動系統
を着脱切換するに際し、再現精度が高くなる様にした装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 版胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそ
れぞれの軸端に固定した歯車を介して駆動連結された印
刷ユニットを、回転体である中間胴の軸端に固定した歯
車を介してシート進行方向に複数連結した枚葉印刷機に
おいて、前記回転体の何れかを直径方向に揺動移動して
駆動連結を着脱可能とする着脱切換装置を設けて同枚葉
印刷機の駆動装置を構成し、着脱切換装置を回転体の直
径方向に揺動して移動し、駆動系の着脱を行うことによ
り、駆動系の切断及び再現復帰が適正、かつ好適に行わ
れる様にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は枚葉印刷機の一部を
構成する版胴の回転駆動系、又は印刷機を通しての駆動
系統を着脱切換する枚葉印刷機の駆動装置に関するもの
である。
構成する版胴の回転駆動系、又は印刷機を通しての駆動
系統を着脱切換する枚葉印刷機の駆動装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般的な枚葉印刷機は図9に概略的に示
す様に、上流に配置された給紙装置13、これに次いで
流れ方向に順次並んで配置された複数組の印刷ユニット
5a〜5d、その下流に配置された排紙装置14及び同
排紙装置14の下流端に配置したシート積重装置15等
で構成されている。
す様に、上流に配置された給紙装置13、これに次いで
流れ方向に順次並んで配置された複数組の印刷ユニット
5a〜5d、その下流に配置された排紙装置14及び同
排紙装置14の下流端に配置したシート積重装置15等
で構成されている。
【0003】給紙装置13から一枚ずつ送り出されたシ
ート16は、次工程として配置された複数組の印刷ユニ
ット5a〜5dを順次経由する事によって目的とする多
色印刷が施されるが、最後に配置された中間胴17を介
して最終の印刷ユニット5dのゴム胴2dと圧胴3dの
中間へ送り込まれて全ての印刷が完了する。
ート16は、次工程として配置された複数組の印刷ユニ
ット5a〜5dを順次経由する事によって目的とする多
色印刷が施されるが、最後に配置された中間胴17を介
して最終の印刷ユニット5dのゴム胴2dと圧胴3dの
中間へ送り込まれて全ての印刷が完了する。
【0004】前記の様にして印刷を終えたシート16
は、圧胴3dから排紙軸18の部位へ受け渡され、該排
紙軸18を巻回して連続走行するエンドレスチェン19
のチェングリッパによりシート前端を把持されて排紙装
置14迄移送された後、その下流端においてシート積重
装置15の排紙テーブル上へ積重され、所定枚数の束と
して外部へ搬出される事になる。
は、圧胴3dから排紙軸18の部位へ受け渡され、該排
紙軸18を巻回して連続走行するエンドレスチェン19
のチェングリッパによりシート前端を把持されて排紙装
置14迄移送された後、その下流端においてシート積重
装置15の排紙テーブル上へ積重され、所定枚数の束と
して外部へ搬出される事になる。
【0005】ここで版胴1(各印刷ユニットの版胴1a
〜1dを総称する)には、図10(a)、(b)に示す
様に刷版12を巻回させ刷版12の前後端を固定する版
締め装置20があり、同様にゴム胴2(各印刷ユニット
の版胴2a〜2dを総称する)にはブランケットを装着
するための締め付け装置21がある。
〜1dを総称する)には、図10(a)、(b)に示す
様に刷版12を巻回させ刷版12の前後端を固定する版
締め装置20があり、同様にゴム胴2(各印刷ユニット
の版胴2a〜2dを総称する)にはブランケットを装着
するための締め付け装置21がある。
【0006】そして圧胴3(各印刷ユニットの圧胴3a
〜3dを総称する)及び中間胴17にはそれぞれシート
16を順次受け渡すための爪装置22、23が設けらて
おり、また、刷版12の着脱は、版交換装置24a〜2
4dから新版の供給ができる位置へ設定した状態におい
てのみ行われるようになっている。
〜3dを総称する)及び中間胴17にはそれぞれシート
16を順次受け渡すための爪装置22、23が設けらて
おり、また、刷版12の着脱は、版交換装置24a〜2
4dから新版の供給ができる位置へ設定した状態におい
てのみ行われるようになっている。
【0007】他方、前記した枚葉印刷機では、図10
(b)にも示される様に、版胴1、ゴム胴2、圧胴3及
び中間胴17は、それぞれの軸端に固定した駆動歯車6
〜8で連鎖状に順次連結されているが、圧胴3と中間胴
17の配置いかんによってシート16の走行経路長が異
なるため版胴1の位相が互いにそれぞれずれている。
(b)にも示される様に、版胴1、ゴム胴2、圧胴3及
び中間胴17は、それぞれの軸端に固定した駆動歯車6
〜8で連鎖状に順次連結されているが、圧胴3と中間胴
17の配置いかんによってシート16の走行経路長が異
なるため版胴1の位相が互いにそれぞれずれている。
【0008】そのため、印刷物の変更等により刷版12
を交換するに際し、全部の印刷ユニット5a〜5dそれ
ぞれに設置された刷版12を同時に交換することができ
なかった。
を交換するに際し、全部の印刷ユニット5a〜5dそれ
ぞれに設置された刷版12を同時に交換することができ
なかった。
【0009】すなわち、第1色目の印刷ユニット5aの
版胴1aを所定の位相位置に設定した場合、別の印刷ユ
ニット5b〜5dの版胴1b〜1dの位相位置は刷版交
換位置から円周方向にずれているので、全部の印刷ユニ
ット5a〜5dにおいて同時に刷版12の着脱作業に着
手することができず、併設した印刷ユニット5a〜5d
に対し版胴1a〜1dの位相をそれぞれの刷版12の交
換位置へそれぞれ回転移動し、1色ずつ順次刷版12の
差し替え交換を行う必要があった。
版胴1aを所定の位相位置に設定した場合、別の印刷ユ
ニット5b〜5dの版胴1b〜1dの位相位置は刷版交
換位置から円周方向にずれているので、全部の印刷ユニ
ット5a〜5dにおいて同時に刷版12の着脱作業に着
手することができず、併設した印刷ユニット5a〜5d
に対し版胴1a〜1dの位相をそれぞれの刷版12の交
換位置へそれぞれ回転移動し、1色ずつ順次刷版12の
差し替え交換を行う必要があった。
【0010】上記問題に対処すべく実開平2−2493
7号公報により、枚葉印刷機の版胴駆動装置が提案され
ている。
7号公報により、枚葉印刷機の版胴駆動装置が提案され
ている。
【0011】この公知の版胴駆動装置は、並設した印刷
ユニットの版胴を同時に同位相、つまり刷版交換位置へ
設定させる事を目的としたもので、刷版の交換作業を全
印刷ユニットにおいて並行して行う事ができるようにな
っている。
ユニットの版胴を同時に同位相、つまり刷版交換位置へ
設定させる事を目的としたもので、刷版の交換作業を全
印刷ユニットにおいて並行して行う事ができるようにな
っている。
【0012】すなわち、このための手段として図6
(a)、(b)に示す様に連鎖状に歯車連結されている
版胴1、ゴム胴2、圧胴3のうち、中間位置となるゴム
胴2の軸端に配置した歯車7を歯車着脱モータ30で軸
方向にスライドシフトして歯車7とゴム胴2を離脱さ
せ、別に設けた版胴駆動モータ4によりゴム胴2の歯車
7の単体と版胴1の歯車6を駆動し、版胴1のみを単独
で回転させる事ができる装置を具備したものが開示され
ている。
(a)、(b)に示す様に連鎖状に歯車連結されている
版胴1、ゴム胴2、圧胴3のうち、中間位置となるゴム
胴2の軸端に配置した歯車7を歯車着脱モータ30で軸
方向にスライドシフトして歯車7とゴム胴2を離脱さ
せ、別に設けた版胴駆動モータ4によりゴム胴2の歯車
7の単体と版胴1の歯車6を駆動し、版胴1のみを単独
で回転させる事ができる装置を具備したものが開示され
ている。
【0013】なお、上記においては、従来の一般的な版
胴駆動装置について説明したが、前記各印刷ユニット5
a〜5dは、例えば圧胴3aの軸端に設けた圧胴歯車8
aに対し図示省略の駆動装置を連結し、同圧胴歯車8a
に駆動力の供給を受け、これを中間胴17を経て連接す
る各印刷ユニット5a〜5dへ伝達し、枚葉印刷機全体
の駆動力を確保する様にしたものもある。
胴駆動装置について説明したが、前記各印刷ユニット5
a〜5dは、例えば圧胴3aの軸端に設けた圧胴歯車8
aに対し図示省略の駆動装置を連結し、同圧胴歯車8a
に駆動力の供給を受け、これを中間胴17を経て連接す
る各印刷ユニット5a〜5dへ伝達し、枚葉印刷機全体
の駆動力を確保する様にしたものもある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記図11(a)、
(b)の様に構成された従来の装置では、全部の印刷ユ
ニット5a〜5dにおいて同時にそれぞれの刷版12の
交換作業ができることにより、準備時間の大幅な短縮が
可能となった。
(b)の様に構成された従来の装置では、全部の印刷ユ
ニット5a〜5dにおいて同時にそれぞれの刷版12の
交換作業ができることにより、準備時間の大幅な短縮が
可能となった。
【0015】しかしながらこの装置は、歯車連結分離機
構が軸方向移動の方式であるため、大きな動力が伝達で
き、かつ、高精度を保持しながら移動させる様にする必
要があるため、加工が難しく時間がかかり、更に組付け
が難しくそのための時間と費用がかなりかかる。
構が軸方向移動の方式であるため、大きな動力が伝達で
き、かつ、高精度を保持しながら移動させる様にする必
要があるため、加工が難しく時間がかかり、更に組付け
が難しくそのための時間と費用がかなりかかる。
【0016】また、歯車群をはすば歯車で構成している
ために再連結時において移動用歯車の軸方向位置がずれ
た場合、回転位相誤差が発生する等種々の問題点を有す
るものである。
ために再連結時において移動用歯車の軸方向位置がずれ
た場合、回転位相誤差が発生する等種々の問題点を有す
るものである。
【0017】更にまた、前記図11等で示した版胴駆動
装置に限らず、例えば先頭の圧胴に駆動力の供給を受
け、これを枚葉印刷機全体に伝達する様に駆動系を構成
するものに置いても、刷版の交換作業がよりより正確、
確実、かつ効果的に行い得る様にすることは常に求めら
れているところである。
装置に限らず、例えば先頭の圧胴に駆動力の供給を受
け、これを枚葉印刷機全体に伝達する様に駆動系を構成
するものに置いても、刷版の交換作業がよりより正確、
確実、かつ効果的に行い得る様にすることは常に求めら
れているところである。
【0018】本発明は前記従来のものにおける問題点を
解消し、既存の機構を活用すること等により使用部品を
抑えて経済性を向上し、長期に亘って安定した構造を
得、かつ、再現性の精度が高くなる様にした装置を提供
することを課題とするものである。
解消し、既存の機構を活用すること等により使用部品を
抑えて経済性を向上し、長期に亘って安定した構造を
得、かつ、再現性の精度が高くなる様にした装置を提供
することを課題とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
解決すべくなされたもので、その第1の手段として、版
胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそれぞれの軸に固定
した歯車を介して連鎖状に駆動連結された印刷ユニット
を、回転体である中間胴の軸に固定した歯車を介してシ
ート進行方向に複数連結した枚葉印刷機において、前記
回転体の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と離
脱可能な着脱切換装置を設けた枚葉印刷機の駆動装置を
提供するものである。
解決すべくなされたもので、その第1の手段として、版
胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそれぞれの軸に固定
した歯車を介して連鎖状に駆動連結された印刷ユニット
を、回転体である中間胴の軸に固定した歯車を介してシ
ート進行方向に複数連結した枚葉印刷機において、前記
回転体の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と離
脱可能な着脱切換装置を設けた枚葉印刷機の駆動装置を
提供するものである。
【0020】すなわち、同第1の手段によれば、刷版の
交換時等駆動系の着脱に際し、各軸に固定した歯車を介
して連鎖状に駆動連結された版胴、ゴム胴、圧胴、更に
中間胴等の回転体の何れかに着脱切換装置を設け、か
つ、同着脱切換装置は当該回転体の歯車を一方と係合を
維持して他方と離脱するように作動して駆動系の着脱を
行い、同駆動系の切断及び再現復帰を適正、かつ好適に
行うようにしたものである。
交換時等駆動系の着脱に際し、各軸に固定した歯車を介
して連鎖状に駆動連結された版胴、ゴム胴、圧胴、更に
中間胴等の回転体の何れかに着脱切換装置を設け、か
つ、同着脱切換装置は当該回転体の歯車を一方と係合を
維持して他方と離脱するように作動して駆動系の着脱を
行い、同駆動系の切断及び再現復帰を適正、かつ好適に
行うようにしたものである。
【0021】また本発明は第2の手段として、版胴、ゴ
ム胴、及び圧胴等の回転体がそれぞれの軸に固定した歯
車を介して連鎖状に駆動連結された印刷ユニットを、回
転体である中間胴の軸に固定した歯車を介してシート進
行方向に複数連結した枚葉印刷機において、前記回転体
の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と離脱可能
な着脱切換装置、同着脱切換装置の移動位置、係合を維
持する回転体の回転位相、及び同着脱切換装置により離
脱された回転体の歯車の回転位相をそれぞれ検知する検
知装置、及び各検知装置の指令を予め記憶した適正値で
補正して前記回転体の歯車を補正回転する駆動制御装置
を設けた枚葉印刷機の駆動装置を提供するものである。
ム胴、及び圧胴等の回転体がそれぞれの軸に固定した歯
車を介して連鎖状に駆動連結された印刷ユニットを、回
転体である中間胴の軸に固定した歯車を介してシート進
行方向に複数連結した枚葉印刷機において、前記回転体
の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と離脱可能
な着脱切換装置、同着脱切換装置の移動位置、係合を維
持する回転体の回転位相、及び同着脱切換装置により離
脱された回転体の歯車の回転位相をそれぞれ検知する検
知装置、及び各検知装置の指令を予め記憶した適正値で
補正して前記回転体の歯車を補正回転する駆動制御装置
を設けた枚葉印刷機の駆動装置を提供するものである。
【0022】すなわち、同第2の手段によれば、前記第
1の手段同様の着脱切換装置を備えることに加え、同着
脱切換装置の移動位置、更には同着脱切換装置と係合を
維持する回転体の回転位相及び同着脱切換装置により、
係合を維持する歯車及び係合を離脱された歯車の回転位
相の検知装置、そしてまた、回転体の歯車を補正回転す
る駆動制御装置を設け、前記検知装置で検知した現在値
を予め記憶した適正値と比較して回転体の歯車を補正制
御し、駆動系の切断及び復帰を好適に行い得るものであ
る。
1の手段同様の着脱切換装置を備えることに加え、同着
脱切換装置の移動位置、更には同着脱切換装置と係合を
維持する回転体の回転位相及び同着脱切換装置により、
係合を維持する歯車及び係合を離脱された歯車の回転位
相の検知装置、そしてまた、回転体の歯車を補正回転す
る駆動制御装置を設け、前記検知装置で検知した現在値
を予め記憶した適正値と比較して回転体の歯車を補正制
御し、駆動系の切断及び復帰を好適に行い得るものであ
る。
【0023】また本発明は第3の手段として、前記第1
又は第2の手段において、前記着脱切換装置は一方と係
合を維持して揺動移動する偏心機構で構成した枚葉印刷
機の駆動装置を提供するものである。
又は第2の手段において、前記着脱切換装置は一方と係
合を維持して揺動移動する偏心機構で構成した枚葉印刷
機の駆動装置を提供するものである。
【0024】すなわち、同第3の手段によれば、前記回
転体の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と離脱
可能とした着脱切換装置は、同一方と係合を維持した状
態で揺動移動する構成であるために、構造的にもシンプ
ル化し、部品点数を最少に抑え、操作、構造等を長期に
亘って安定させ、また、位相調整等終了後の復帰も離脱
時と反対方向の回動となるので、復帰再現の精度を高め
得るものである。
転体の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と離脱
可能とした着脱切換装置は、同一方と係合を維持した状
態で揺動移動する構成であるために、構造的にもシンプ
ル化し、部品点数を最少に抑え、操作、構造等を長期に
亘って安定させ、また、位相調整等終了後の復帰も離脱
時と反対方向の回動となるので、復帰再現の精度を高め
得るものである。
【0025】また本発明は第4の手段として、前記第2
の手段において、前記駆動制御装置は、前記移動位置の
検知装置の指令に対して各回転位相の検知装置の信号が
あるべき適正な相対位相差を記憶する記憶装置と、各検
知装置の現在値と同記憶装置の記憶値により補正値を演
算する演算装置と、同演算装置の出力に従って前記歯車
で補正運転する駆動装置で構成した枚葉印刷機の駆動装
置を提供するものである。
の手段において、前記駆動制御装置は、前記移動位置の
検知装置の指令に対して各回転位相の検知装置の信号が
あるべき適正な相対位相差を記憶する記憶装置と、各検
知装置の現在値と同記憶装置の記憶値により補正値を演
算する演算装置と、同演算装置の出力に従って前記歯車
で補正運転する駆動装置で構成した枚葉印刷機の駆動装
置を提供するものである。
【0026】すなわち、同第4の手段によれば、駆動系
を切断した上流、下流に当たる係合を維持する回転体の
回転位相、係合を離脱された回転体の回転位相、及び着
脱切換装置の移動位置等を検出し、予め記憶した適正な
位相差と対比して補正値を演算し、その結果必要な補正
を行う様に調整することにより、駆動系の切断及び復帰
を好適に行い得るものである。
を切断した上流、下流に当たる係合を維持する回転体の
回転位相、係合を離脱された回転体の回転位相、及び着
脱切換装置の移動位置等を検出し、予め記憶した適正な
位相差と対比して補正値を演算し、その結果必要な補正
を行う様に調整することにより、駆動系の切断及び復帰
を好適に行い得るものである。
【0027】更にまた、本発明は第5の手段として、前
記第1乃至第4の手段の何れかにおいて、前記着脱切換
装置は偏心軸受と、同偏心軸受に固設されたセクタギヤ
と、同セクタギヤと噛み合う歯車を駆動するモータを含
んで構成した枚葉印刷機の駆動装置を提供するものであ
る。
記第1乃至第4の手段の何れかにおいて、前記着脱切換
装置は偏心軸受と、同偏心軸受に固設されたセクタギヤ
と、同セクタギヤと噛み合う歯車を駆動するモータを含
んで構成した枚葉印刷機の駆動装置を提供するものであ
る。
【0028】すなわち、同第5の手段によれば、揺動移
動する回転体として選択されたものは、駆動系の着脱切
換装置を構成するに際し、前記第4の手段に加えて偏心
軸受、同偏心軸受に固設されたセクタギヤ、及び同セク
タギヤと噛み合う歯車を駆動するモータ等を含んで構成
され、これらの機能が相俟って駆動系の切断及び復帰を
より一層好適に行い得るものである。
動する回転体として選択されたものは、駆動系の着脱切
換装置を構成するに際し、前記第4の手段に加えて偏心
軸受、同偏心軸受に固設されたセクタギヤ、及び同セク
タギヤと噛み合う歯車を駆動するモータ等を含んで構成
され、これらの機能が相俟って駆動系の切断及び復帰を
より一層好適に行い得るものである。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第1形態について
図1乃至図3に基づいて説明する。なお、前記した図
9、10における一般的な枚葉印刷機の基本構成は勿論
のこと、図6に示した従来のものと同一の部分には図中
同一の符号を付して示して重複する説明は極力省略し、
本実施の形態に固有の特徴ある構成について重点的に説
明する。
図1乃至図3に基づいて説明する。なお、前記した図
9、10における一般的な枚葉印刷機の基本構成は勿論
のこと、図6に示した従来のものと同一の部分には図中
同一の符号を付して示して重複する説明は極力省略し、
本実施の形態に固有の特徴ある構成について重点的に説
明する。
【0030】本実施の形態に係る枚葉印刷機は、歯車を
介して連鎖状に駆動連結され、連動して駆動される回転
体である版胴1、ゴム胴2、圧胴3のうち中間に位置す
るゴム胴2を直径方向(軸直角方向)に揺動移動し、版
胴1との歯車連結を切り離すと共に、別に設けた版胴駆
動モータ4を介して上記版胴1を独立的に回転可能とし
たもので、並設した印刷ユニット5a〜5dのそれぞれ
における版胴1a〜1dを同位相、つまり、同時に刷版
交換位置へ設定させることを狙いとしたものである。
介して連鎖状に駆動連結され、連動して駆動される回転
体である版胴1、ゴム胴2、圧胴3のうち中間に位置す
るゴム胴2を直径方向(軸直角方向)に揺動移動し、版
胴1との歯車連結を切り離すと共に、別に設けた版胴駆
動モータ4を介して上記版胴1を独立的に回転可能とし
たもので、並設した印刷ユニット5a〜5dのそれぞれ
における版胴1a〜1dを同位相、つまり、同時に刷版
交換位置へ設定させることを狙いとしたものである。
【0031】即ち、枚葉印刷機における版胴駆動装置の
基本構成である図1、及びそのA−A矢視を示す図2の
様に、版胴1の軸端に固定した歯車6、ゴム胴2の軸端
に固定した歯車7、圧胴3の軸端に固定した歯車8を連
鎖状に互いに歯合させる事によって、上記版胴1、ゴム
胴2、圧胴3を連動して回転させ得るよう構成してい
る。
基本構成である図1、及びそのA−A矢視を示す図2の
様に、版胴1の軸端に固定した歯車6、ゴム胴2の軸端
に固定した歯車7、圧胴3の軸端に固定した歯車8を連
鎖状に互いに歯合させる事によって、上記版胴1、ゴム
胴2、圧胴3を連動して回転させ得るよう構成してい
る。
【0032】これに加えて、前記版胴1、ゴム胴2、圧
胴3の配列において中間に位置するゴム胴2の軸両端を
偏心軸受9を介して軸支させ、該偏心軸受9を回動(揺
動)させることによって、ゴム胴2を直径方向へ移動す
る様に構成した着脱切換装置としてゴム胴着脱兼駆動切
換装置26を設けている。
胴3の配列において中間に位置するゴム胴2の軸両端を
偏心軸受9を介して軸支させ、該偏心軸受9を回動(揺
動)させることによって、ゴム胴2を直径方向へ移動す
る様に構成した着脱切換装置としてゴム胴着脱兼駆動切
換装置26を設けている。
【0033】前記ゴム胴着脱兼駆動切換装置26は、版
胴1の歯車6とゴム胴2の歯車7及び圧胴3の歯車8が
所定の位置関係にあって正常に噛み合うことにより、各
胴に印圧がかかる印刷状態と、図3(a)に示す様に、
偏心軸受9を一段移動させ、版胴1、ゴム胴2及び圧胴
3の胴中は離れているがそれぞれの版胴部の歯車6、ゴ
ム胴部の歯車7、圧胴部の歯車8及び中間胴歯車27が
噛み合っており、印刷はできないが駆動系統は連結して
いる胴抜状態と、更に図3(b)に示す様に、偏心軸受
9を更に移動させ、版胴1とゴム胴2は胴中が離れるの
みならず、それぞれの歯車6、7も離れて噛合っておら
ず、かつ、ゴム胴2と圧胴3は胴中が離れているが、歯
車7、8及び中間胴歯車27が噛合っている版交換状態
の3位置へ設定する事ができるようになっている。
胴1の歯車6とゴム胴2の歯車7及び圧胴3の歯車8が
所定の位置関係にあって正常に噛み合うことにより、各
胴に印圧がかかる印刷状態と、図3(a)に示す様に、
偏心軸受9を一段移動させ、版胴1、ゴム胴2及び圧胴
3の胴中は離れているがそれぞれの版胴部の歯車6、ゴ
ム胴部の歯車7、圧胴部の歯車8及び中間胴歯車27が
噛み合っており、印刷はできないが駆動系統は連結して
いる胴抜状態と、更に図3(b)に示す様に、偏心軸受
9を更に移動させ、版胴1とゴム胴2は胴中が離れるの
みならず、それぞれの歯車6、7も離れて噛合っておら
ず、かつ、ゴム胴2と圧胴3は胴中が離れているが、歯
車7、8及び中間胴歯車27が噛合っている版交換状態
の3位置へ設定する事ができるようになっている。
【0034】前記の様に構成された本実施の形態では、
まず、歯車連結により連動して回転駆動される版胴1、
ゴム胴2、圧胴3のうち、中間に位置するゴム胴2を直
径方向へ揺動させて移動し、版胴1との歯車連結を解除
させる。
まず、歯車連結により連動して回転駆動される版胴1、
ゴム胴2、圧胴3のうち、中間に位置するゴム胴2を直
径方向へ揺動させて移動し、版胴1との歯車連結を解除
させる。
【0035】次いで、上記ゴム胴2の歯車7と版胴1の
歯車6を切り離した後、クラッチ11を連結位置に作動
させ、版胴駆動モータ4を駆動すればクラッチ11と同
軸の歯車10、これに噛み合う版胴の歯車6を介して版
胴1を任意の位相へ設定させる事ができる。
歯車6を切り離した後、クラッチ11を連結位置に作動
させ、版胴駆動モータ4を駆動すればクラッチ11と同
軸の歯車10、これに噛み合う版胴の歯車6を介して版
胴1を任意の位相へ設定させる事ができる。
【0036】したがって、並設した印刷ユニット5a〜
5dのそれぞれにおいて上記操作を行えばすべての版胴
1a〜1dを同時に同位相、つまり、刷版12の交換位
置へ設定する事ができ、刷版12の交換を数人のオペレ
ータによって、或いは再めて設定変更せずに並行して行
えるため印刷の準備を迅速に終えることができる。
5dのそれぞれにおいて上記操作を行えばすべての版胴
1a〜1dを同時に同位相、つまり、刷版12の交換位
置へ設定する事ができ、刷版12の交換を数人のオペレ
ータによって、或いは再めて設定変更せずに並行して行
えるため印刷の準備を迅速に終えることができる。
【0037】この様に、本実施の形態によれば、版胴1
を単独に位相合せするための切換装置を、偏心軸受9を
含む着脱切換装置を採用してゴム胴着脱兼駆動切換装置
26として構成することにより、前記した従来機構の軸
方向移動方式等に比べ切換機構のために増加する部品が
少なく、経済的なものを得ることができる。
を単独に位相合せするための切換装置を、偏心軸受9を
含む着脱切換装置を採用してゴム胴着脱兼駆動切換装置
26として構成することにより、前記した従来機構の軸
方向移動方式等に比べ切換機構のために増加する部品が
少なく、経済的なものを得ることができる。
【0038】また、ゴム胴着脱兼駆動切換装置26はゴ
ム胴2の軸に直交する面内において、直径方向への円弧
運動を行う構造であるため、前記従来機構のものの様に
軸方向移動するものに比べ、長期間機械的に安定してい
る。
ム胴2の軸に直交する面内において、直径方向への円弧
運動を行う構造であるため、前記従来機構のものの様に
軸方向移動するものに比べ、長期間機械的に安定してい
る。
【0039】更にまた、歯車の再連結時においては前記
工程の場合と反対方向へ揺動移動する円弧運動であるた
め、軸方向での位置ずれがなく回転位相誤差が発生する
恐れがなく、再現性の精度が高くなる等々、種々の効果
を奏することができる。
工程の場合と反対方向へ揺動移動する円弧運動であるた
め、軸方向での位置ずれがなく回転位相誤差が発生する
恐れがなく、再現性の精度が高くなる等々、種々の効果
を奏することができる。
【0040】なお、本実施の形態においては、刷版12
の交換状態で版胴の歯車6とゴム胴の歯車7が離れ、ゴ
ム胴の歯車7と圧胴の歯車8は噛合っているものを示し
たが、この関係を逆にして、版胴の歯車6とゴム胴の歯
車7は噛合っており、ゴム胴の歯車7と圧胴の歯車8が
離れているようにしてもよい。
の交換状態で版胴の歯車6とゴム胴の歯車7が離れ、ゴ
ム胴の歯車7と圧胴の歯車8は噛合っているものを示し
たが、この関係を逆にして、版胴の歯車6とゴム胴の歯
車7は噛合っており、ゴム胴の歯車7と圧胴の歯車8が
離れているようにしてもよい。
【0041】また、前記実施の形態においては、ゴム胴
着脱兼駆動切換装置26は、各印刷ユニット5a〜5d
にそれぞれ設置されているものとして説明したが、全て
のユニットに設置することを限定するものではなく、複
数のユニット中特定のものに限ってこれを設置し、他に
ついては旧来の構造としておくことにより、高価な版胴
駆動モータ4の採用数を抑え、設備費用の節減を図るこ
ともできる。
着脱兼駆動切換装置26は、各印刷ユニット5a〜5d
にそれぞれ設置されているものとして説明したが、全て
のユニットに設置することを限定するものではなく、複
数のユニット中特定のものに限ってこれを設置し、他に
ついては旧来の構造としておくことにより、高価な版胴
駆動モータ4の採用数を抑え、設備費用の節減を図るこ
ともできる。
【0042】更にまた、別の例として、版胴1の軸両端
を偏心軸受で支持し、同偏心軸受を回動させる駆動連結
切換装置を胴抜き装置と別に設けてもよい。
を偏心軸受で支持し、同偏心軸受を回動させる駆動連結
切換装置を胴抜き装置と別に設けてもよい。
【0043】次に本発明の実施の第2形態について、図
4乃至図8に基づいて説明する。図4は本実施の形態に
係る枚葉印刷機の駆動装置の基本構成を示す説明図、図
5は歯車着脱装置の動作関連を示す説明用ブロック図、
図6は歯車着脱装置要部の構成説明図、図7は歯車着脱
装置部の機能説明図、そして図8は歯車着脱装置が噛み
合う「着」の時と、離脱する「脱」の時の補正運転制御
の説明用ブロック図である。
4乃至図8に基づいて説明する。図4は本実施の形態に
係る枚葉印刷機の駆動装置の基本構成を示す説明図、図
5は歯車着脱装置の動作関連を示す説明用ブロック図、
図6は歯車着脱装置要部の構成説明図、図7は歯車着脱
装置部の機能説明図、そして図8は歯車着脱装置が噛み
合う「着」の時と、離脱する「脱」の時の補正運転制御
の説明用ブロック図である。
【0044】なお、説明が冗長にならない様に、前記し
た従来のもの及び実施の第1形態等に示すものと同一の
部位については、図中に同一の符号を付して示し、重複
する説明は省略して本実施の形態に固有の点を重点的に
説明する。
た従来のもの及び実施の第1形態等に示すものと同一の
部位については、図中に同一の符号を付して示し、重複
する説明は省略して本実施の形態に固有の点を重点的に
説明する。
【0045】本実施の形態においては、枚葉印刷機に設
備され、歯車を介して互いに連結する事により、連動し
駆動(本明細書中においては「駆動連結」とも言う)さ
れる複数組の印刷ユニット5a〜5nにおいて、印刷ユ
ニット群の中央部に当たる、例えば圧胴3bと圧胴3c
の間に位置する中間胴17bを偏心軸受54にて軸支さ
せ、中間胴17bをこの偏心軸受54の回動、すなわち
揺動移動により中間胴17bの直径方向へ揺動移動し、
歯車駆動列の圧胴3bから歯車連結を切り離す歯車着脱
装置82とし、上記印刷ユニット群を独立的に駆動出来
るように構成した複数組のユニットに分割させている。
備され、歯車を介して互いに連結する事により、連動し
駆動(本明細書中においては「駆動連結」とも言う)さ
れる複数組の印刷ユニット5a〜5nにおいて、印刷ユ
ニット群の中央部に当たる、例えば圧胴3bと圧胴3c
の間に位置する中間胴17bを偏心軸受54にて軸支さ
せ、中間胴17bをこの偏心軸受54の回動、すなわち
揺動移動により中間胴17bの直径方向へ揺動移動し、
歯車駆動列の圧胴3bから歯車連結を切り離す歯車着脱
装置82とし、上記印刷ユニット群を独立的に駆動出来
るように構成した複数組のユニットに分割させている。
【0046】印刷機が4色機の場合には、図4に示す様
に1色目と2色目の印刷ユニット5a、5bを上流側の
ユニットとし、3色目の印刷ユニット5cとこれに続く
4色目の印刷ユニット5n(以下5dと読み替える)を
独立した下流側のユニットとして分割する。
に1色目と2色目の印刷ユニット5a、5bを上流側の
ユニットとし、3色目の印刷ユニット5cとこれに続く
4色目の印刷ユニット5n(以下5dと読み替える)を
独立した下流側のユニットとして分割する。
【0047】なお、ここでは4色機を例とし、2色毎に
区分して2分割したものを例として説明しているが、こ
の分割は2組に限定するものではなく、複数個所に分割
してもよいことは勿論である。
区分して2分割したものを例として説明しているが、こ
の分割は2組に限定するものではなく、複数個所に分割
してもよいことは勿論である。
【0048】前記の様にn番目を4色目としてここでは
4色機の場合について説明すると、上記歯車着脱装置8
2は、前記した様に中間胴17bを偏心軸受54で軸支
させ、この偏心軸受54の回動、すなわち揺動移動によ
り圧胴3cの円周方向へ揺動させて移動し、歯車駆動列
を構成する圧胴3bの歯車8bから中間胴17bの歯車
64bの駆動連結を切り離すものである。
4色機の場合について説明すると、上記歯車着脱装置8
2は、前記した様に中間胴17bを偏心軸受54で軸支
させ、この偏心軸受54の回動、すなわち揺動移動によ
り圧胴3cの円周方向へ揺動させて移動し、歯車駆動列
を構成する圧胴3bの歯車8bから中間胴17bの歯車
64bの駆動連結を切り離すものである。
【0049】これにより分割した印刷ユニット群(5a
〜5b)と(5c〜5d)を独立的に駆動出来るように
構成したもので、図6に示す様に偏心軸受54部に固設
したセクタギヤ57に噛合う駆動歯車85を駆動する偏
心軸受回転用モータ(リバーシブルモータ)55と、同
じく偏心軸受54の回転角度を検出し、着脱切換装置の
要部を構成する前記偏心軸受54の移動位置を検知する
エンコーダ56を具備している。
〜5b)と(5c〜5d)を独立的に駆動出来るように
構成したもので、図6に示す様に偏心軸受54部に固設
したセクタギヤ57に噛合う駆動歯車85を駆動する偏
心軸受回転用モータ(リバーシブルモータ)55と、同
じく偏心軸受54の回転角度を検出し、着脱切換装置の
要部を構成する前記偏心軸受54の移動位置を検知する
エンコーダ56を具備している。
【0050】また、着脱する中間胴17bの前後に位置
する圧胴3b側と3c側には、同圧胴3b、3cと共に
回転する歯車8b、8cの回転位相を検出する他のエン
コーダ83、84がそれぞれ取り付けられている。
する圧胴3b側と3c側には、同圧胴3b、3cと共に
回転する歯車8b、8cの回転位相を検出する他のエン
コーダ83、84がそれぞれ取り付けられている。
【0051】これに加えて、図4に示す装置には、上流
側に配置した印刷ユニット5a、5bを駆動する第1駆
動モータ58とは別に、分割された下流側で別の印刷ユ
ニット5c、5dを駆動するための第2駆動モータ59
を設置している。
側に配置した印刷ユニット5a、5bを駆動する第1駆
動モータ58とは別に、分割された下流側で別の印刷ユ
ニット5c、5dを駆動するための第2駆動モータ59
を設置している。
【0052】この第1駆動モータ58と第2駆動モータ
59は、それぞれが共にシンクロプーリ60を固設し、
歯車61と一体的に固設した他のシンクロプーリ62の
間をシンクロベルト63にて連結させている。
59は、それぞれが共にシンクロプーリ60を固設し、
歯車61と一体的に固設した他のシンクロプーリ62の
間をシンクロベルト63にて連結させている。
【0053】そしてこのシンクロプーリ62と一体的に
回転する歯車61は、第1駆動モータ58側では圧胴3
aの軸端部に連結した圧胴歯車8a、第2駆動モータ5
9側では前記圧胴3cの軸端部の歯車8cへ歯合させて
いる。
回転する歯車61は、第1駆動モータ58側では圧胴3
aの軸端部に連結した圧胴歯車8a、第2駆動モータ5
9側では前記圧胴3cの軸端部の歯車8cへ歯合させて
いる。
【0054】なおここでは、歯車61はシンクロプーリ
60、シンクロベルト63、対向する他のシンクロプー
リ62を経由して第1駆動モータ58、第2駆動モータ
59から駆動される例を示したが、第1駆動モータ5
8、第2駆動モータ59から歯車61に軸直結して駆動
するように構成することもできる。
60、シンクロベルト63、対向する他のシンクロプー
リ62を経由して第1駆動モータ58、第2駆動モータ
59から駆動される例を示したが、第1駆動モータ5
8、第2駆動モータ59から歯車61に軸直結して駆動
するように構成することもできる。
【0055】本実施の形態は前記のように、歯車着脱装
置82によって中央に位置する中間胴17bを揺動移動
し、中間胴17bの歯車64bを圧胴3bの歯車8bと
連結を着脱する。
置82によって中央に位置する中間胴17bを揺動移動
し、中間胴17bの歯車64bを圧胴3bの歯車8bと
連結を着脱する。
【0056】そして「脱」の時に分離された各々の印刷
ユニットが独立に版交換などの作業を終了した後、連結
を行うがその時のために、圧胴3b側(以下便宜的にI
側とも言う)の歯車8bの位相を検知するエンコーダ
(アブソリュート型)83と、圧胴3c側(以下便宜的
にII側とも言う)の歯車8cの位相を検知するエンコー
ダ(アブソリュート型)84を設け、中間胴17bの歯
車64bを歯車着脱装置82の駆動モータ55により移
動させる時、偏心軸受54の偏心した移動位置を検知す
るエンコーダ56を設けている。
ユニットが独立に版交換などの作業を終了した後、連結
を行うがその時のために、圧胴3b側(以下便宜的にI
側とも言う)の歯車8bの位相を検知するエンコーダ
(アブソリュート型)83と、圧胴3c側(以下便宜的
にII側とも言う)の歯車8cの位相を検知するエンコー
ダ(アブソリュート型)84を設け、中間胴17bの歯
車64bを歯車着脱装置82の駆動モータ55により移
動させる時、偏心軸受54の偏心した移動位置を検知す
るエンコーダ56を設けている。
【0057】また、前記偏心軸受54の偏心の移動量と
歯車64bと歯車8bの回転量の関係を記憶し、また、
I側とII側が「脱」状態で歯車着脱装置82によりスム
ーズに好適な歯車を噛み合せるために必要な位相差を予
め記憶する記憶装置88を設ける。
歯車64bと歯車8bの回転量の関係を記憶し、また、
I側とII側が「脱」状態で歯車着脱装置82によりスム
ーズに好適な歯車を噛み合せるために必要な位相差を予
め記憶する記憶装置88を設ける。
【0058】また、記憶装置88のデータと、I側の位
相を検知するエンコーダ83、II側の位相を検知するエ
ンコーダ84及び偏心軸受54の偏心移動位置を検知す
るエンコーダ56の信号からスムーズに歯車64bと歯
車8bを噛み合せるための回転補正量を演算する演算装
置86を設け、演算装置86の結果に基づく第2駆動モ
ータ59(又は第1駆動モータ58)への補正運転指令
や、第2駆動モータ59、第1駆動モータ58、偏心軸
受回転用モータ55の運転指令を行う制御装置87を設
ける。
相を検知するエンコーダ83、II側の位相を検知するエ
ンコーダ84及び偏心軸受54の偏心移動位置を検知す
るエンコーダ56の信号からスムーズに歯車64bと歯
車8bを噛み合せるための回転補正量を演算する演算装
置86を設け、演算装置86の結果に基づく第2駆動モ
ータ59(又は第1駆動モータ58)への補正運転指令
や、第2駆動モータ59、第1駆動モータ58、偏心軸
受回転用モータ55の運転指令を行う制御装置87を設
ける。
【0059】前記の様に構成された本実施の形態によれ
ば、印刷機の運転の始まる前や、運転後の刷版交換時な
どに、機械を停止した後歯車着脱装置82により中間胴
17bの歯車64bを圧胴3bの歯車8bから噛合い、
即ち駆動系の連結を「脱」にし、これにより駆動が切ら
れたI側(圧胴3b側)とII側(圧胴3c側)は各々刷
版交換などの作業をし、作業終了後歯車着脱装置82に
より中間胴17bの歯車64bを圧胴3bの歯車8bに
噛合せて、脱着の操作を行う。
ば、印刷機の運転の始まる前や、運転後の刷版交換時な
どに、機械を停止した後歯車着脱装置82により中間胴
17bの歯車64bを圧胴3bの歯車8bから噛合い、
即ち駆動系の連結を「脱」にし、これにより駆動が切ら
れたI側(圧胴3b側)とII側(圧胴3c側)は各々刷
版交換などの作業をし、作業終了後歯車着脱装置82に
より中間胴17bの歯車64bを圧胴3bの歯車8bに
噛合せて、脱着の操作を行う。
【0060】先ず、歯車着脱装置82を揺動移動して駆
動連結を「脱」にする時は、歯車64bと歯車8bの噛
合いが外れるまでは構成上の接触している角度にもよる
が、相対的にどちらかが回転する必要があり、前記相対
的回転量は歯車着脱装置82を構成する偏心軸受54の
偏心軸受回転用モータ55の動き量と、これらを構成し
ている部材の大きさ、配置、形状により一意的にきま
る。
動連結を「脱」にする時は、歯車64bと歯車8bの噛
合いが外れるまでは構成上の接触している角度にもよる
が、相対的にどちらかが回転する必要があり、前記相対
的回転量は歯車着脱装置82を構成する偏心軸受54の
偏心軸受回転用モータ55の動き量と、これらを構成し
ている部材の大きさ、配置、形状により一意的にきま
る。
【0061】ここではこれを噛み合せ補正と称し、I側
の第1駆動モータ58又はII側の第2駆動モータ59の
いずれかにより駆動し補正する。
の第1駆動モータ58又はII側の第2駆動モータ59の
いずれかにより駆動し補正する。
【0062】II側の第2駆動モータ59により駆動し補
正する場合、この補正は図7(a)、(b)に示す様に
中間胴17bの歯車64b上にある定点Aが、歯車8b
の中心C0 から見てa1 、a2 、a3 と遠くなり、歯車
64bの中心CがC1 、C2と変化しても、前記歯車8
bの中心C0 と、正常稼働状態における歯車64bの中
心Cを結んだ線上に来る様に行う。
正する場合、この補正は図7(a)、(b)に示す様に
中間胴17bの歯車64b上にある定点Aが、歯車8b
の中心C0 から見てa1 、a2 、a3 と遠くなり、歯車
64bの中心CがC1 、C2と変化しても、前記歯車8
bの中心C0 と、正常稼働状態における歯車64bの中
心Cを結んだ線上に来る様に行う。
【0063】I側の第1駆動モータ58により駆動し補
正する場合には、脱(又は着)時に必要な前記歯車8b
の回転量だけ、着(又は脱)時に逆方向へ回転させれば
良い。前記の補正は、中間胴17bの軸端に設けた歯車
64bと、該歯車64bと噛み合う圧胴3b軸端の歯車
8bの歯先が離れたのちは補正を停止してもよい。
正する場合には、脱(又は着)時に必要な前記歯車8b
の回転量だけ、着(又は脱)時に逆方向へ回転させれば
良い。前記の補正は、中間胴17bの軸端に設けた歯車
64bと、該歯車64bと噛み合う圧胴3b軸端の歯車
8bの歯先が離れたのちは補正を停止してもよい。
【0064】すなわち図7(a)においては、前記歯車
64b、8bを噛合い開始位置Mから両者が接近する方
向に押込む領域では噛合い補正運転を行うが、反対に前
記噛合い開始位置Mから両歯車64b、8bが離れ、完
全脱位置Nまでの間は補正回転は必要ない。
64b、8bを噛合い開始位置Mから両者が接近する方
向に押込む領域では噛合い補正運転を行うが、反対に前
記噛合い開始位置Mから両歯車64b、8bが離れ、完
全脱位置Nまでの間は補正回転は必要ない。
【0065】なお、同図7(a)において、Fは偏心軸
受54の揺動支点を示し、同揺動支点Fから点歯車64
bの中心Cまでの距離が偏心軸受54の偏心軸受偏心量
に相当する。
受54の揺動支点を示し、同揺動支点Fから点歯車64
bの中心Cまでの距離が偏心軸受54の偏心軸受偏心量
に相当する。
【0066】同様に同図7(c)においては、前記中間
胴の歯車64bの動作(補正)状況を説明し、同歯車6
4bが圧胴の歯車8c、8bに対して「着」から「脱」
に向け、又は「脱」から「着」に向けて複数のステップ
1、2、3・・・Nで揺動移動する時、偏心軸受回転モ
ータ55の目標パルスP01 、P02 、P03 ・・・P0n で制
御され、これに対応して第1駆動モータ58又は第2駆
動モータ59は目標パルスP1、P2、P3・・・・P n で制
御されることを示している。
胴の歯車64bの動作(補正)状況を説明し、同歯車6
4bが圧胴の歯車8c、8bに対して「着」から「脱」
に向け、又は「脱」から「着」に向けて複数のステップ
1、2、3・・・Nで揺動移動する時、偏心軸受回転モ
ータ55の目標パルスP01 、P02 、P03 ・・・P0n で制
御され、これに対応して第1駆動モータ58又は第2駆
動モータ59は目標パルスP1、P2、P3・・・・P n で制
御されることを示している。
【0067】偏心軸受回転モータ55の「着」〜「脱」
の揺動移動制御においては、先ず、予めモータ55の移
動量、即ち、偏心軸受54の偏心の位置の移動量、即
ち、エンコーダ56の値における噛合わせ補正量を求め
ておき、記憶装置88に記憶させておく。
の揺動移動制御においては、先ず、予めモータ55の移
動量、即ち、偏心軸受54の偏心の位置の移動量、即
ち、エンコーダ56の値における噛合わせ補正量を求め
ておき、記憶装置88に記憶させておく。
【0068】「着」の時も前記中間胴17bの軸端に設
けた歯車64b、及び圧胴3b軸端の歯車8bの歯先が
接近した以降完全に歯の山と谷が噛合うまでの回転補正
は、「脱」の時の補正量とほぼ同じである。
けた歯車64b、及び圧胴3b軸端の歯車8bの歯先が
接近した以降完全に歯の山と谷が噛合うまでの回転補正
は、「脱」の時の補正量とほぼ同じである。
【0069】I側とII側の停止状態での適正な位相差
は、前記の噛み合わせ補正量と噛み合わせ補正を始める
時点(噛み合い開始点)から完全「脱」の状態までの偏
心軸受54の偏心位置の移動量による歯車64bの噛合
い前回転量から求まる。
は、前記の噛み合わせ補正量と噛み合わせ補正を始める
時点(噛み合い開始点)から完全「脱」の状態までの偏
心軸受54の偏心位置の移動量による歯車64bの噛合
い前回転量から求まる。
【0070】但し、「着」の時の回転補正制御は噛み合
い開始点までにその位置での適正位相差が確保されてお
ればよく、停止状態でその位置での適正位相差にしてお
くか、噛み合い開始点でその位置での適正位相差にする
ように第1駆動モータ58又は第2駆動モータ59の補
正運転制御を行う(図8参照)。
い開始点までにその位置での適正位相差が確保されてお
ればよく、停止状態でその位置での適正位相差にしてお
くか、噛み合い開始点でその位置での適正位相差にする
ように第1駆動モータ58又は第2駆動モータ59の補
正運転制御を行う(図8参照)。
【0071】なお、第2駆動モータ59の構成は、図示
省略したが、適宜のクラッチを介して歯車64bに伝達
される様にしても良く、これにより「着」時に歯車64
bと歯車8bの歯先が衝突し破損することはなく、遠隔
操作または刷版交換作業終了の適正な時点に自動的に
「着」にすることができ、人手が不要となり、機械の破
損がなく、作業性の向上、生産性の向上、経費削減がで
きる効果もある。
省略したが、適宜のクラッチを介して歯車64bに伝達
される様にしても良く、これにより「着」時に歯車64
bと歯車8bの歯先が衝突し破損することはなく、遠隔
操作または刷版交換作業終了の適正な時点に自動的に
「着」にすることができ、人手が不要となり、機械の破
損がなく、作業性の向上、生産性の向上、経費削減がで
きる効果もある。
【0072】かくして本実施の形態によれば、刷版交換
を独立した複数のブロックに分け、それぞれ自動交換を
行い、自動的に連結することができ、本来の効率の良い
全自動刷版交換作業を成立させる事ができるようになる
効果がある。
を独立した複数のブロックに分け、それぞれ自動交換を
行い、自動的に連結することができ、本来の効率の良い
全自動刷版交換作業を成立させる事ができるようになる
効果がある。
【0073】以上、本発明を図示の実施の形態について
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上、本出願の請求項1に記載した発明
によれば、版胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそれぞ
れの軸に固定した歯車を介して連鎖状に駆動連結された
印刷ユニットを、回転体である中間胴の軸に固定した歯
車を介してシート進行方向に複数連結した枚葉印刷機に
おいて、前記回転体の何れかの歯車を一方と係合を維持
して他方と離脱可能な着脱切換装置を設けて枚葉印刷機
の駆動装置を構成しているので、刷版の交換時等駆動系
の着脱に際し、各軸に固定した歯車を介して連鎖状に駆
動連結された版胴、ゴム胴、圧胴、更に中間胴等の回転
体の何れかに着脱切換装置を設け、かつ、同着脱切換装
置は当該回転体の歯車を一方と係合を維持して他方と離
脱するように作動して駆動系の着脱を行い、同駆動系の
切断及び再現復帰が適正、かつ好適に行われ、再現性に
優れ信頼性の高い枚葉印刷機の駆動装置を得ることが出
来たものである。
によれば、版胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそれぞ
れの軸に固定した歯車を介して連鎖状に駆動連結された
印刷ユニットを、回転体である中間胴の軸に固定した歯
車を介してシート進行方向に複数連結した枚葉印刷機に
おいて、前記回転体の何れかの歯車を一方と係合を維持
して他方と離脱可能な着脱切換装置を設けて枚葉印刷機
の駆動装置を構成しているので、刷版の交換時等駆動系
の着脱に際し、各軸に固定した歯車を介して連鎖状に駆
動連結された版胴、ゴム胴、圧胴、更に中間胴等の回転
体の何れかに着脱切換装置を設け、かつ、同着脱切換装
置は当該回転体の歯車を一方と係合を維持して他方と離
脱するように作動して駆動系の着脱を行い、同駆動系の
切断及び再現復帰が適正、かつ好適に行われ、再現性に
優れ信頼性の高い枚葉印刷機の駆動装置を得ることが出
来たものである。
【0075】また、請求項2に記載の発明によれば、版
胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそれぞれの軸に固定
した歯車を介して連鎖状に駆動連結された印刷ユニット
を、回転体である中間胴の軸に固定した歯車を介してシ
ート進行方向に複数連結した枚葉印刷機において、前記
回転体の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と離
脱可能な着脱切換装置、同着脱切換装置の移動位置、係
合を維持する回転体の回転位相、及び同着脱切換装置に
より離脱された回転体の歯車の回転位相をそれぞれ検知
する検知装置、及び各検知装置の指令を予め記憶した適
正値で補正して前記回転体の歯車を補正回転する駆動制
御装置を設けて枚葉印刷機の駆動装置を構成しているの
で、前記第1の手段同様の着脱切換装置を備えることに
加え、同着脱切換装置の移動位置、更には同着脱切換装
置と係合を維持する回転体の回転位相及び同着脱切換装
置により、係合を維持する歯車及び係合を離脱された歯
車の回転位相の検知装置、そしてまた、回転体の歯車を
補正回転する駆動制御装置を設け、前記検知装置で検知
した現在値を予め記憶した適正値と比較して回転体の歯
車を補正制御し、駆動系の切断及び復帰を好適に行い信
頼性に富んだ枚葉印刷機の駆動装置を得ることが出来た
ものである。
胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそれぞれの軸に固定
した歯車を介して連鎖状に駆動連結された印刷ユニット
を、回転体である中間胴の軸に固定した歯車を介してシ
ート進行方向に複数連結した枚葉印刷機において、前記
回転体の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と離
脱可能な着脱切換装置、同着脱切換装置の移動位置、係
合を維持する回転体の回転位相、及び同着脱切換装置に
より離脱された回転体の歯車の回転位相をそれぞれ検知
する検知装置、及び各検知装置の指令を予め記憶した適
正値で補正して前記回転体の歯車を補正回転する駆動制
御装置を設けて枚葉印刷機の駆動装置を構成しているの
で、前記第1の手段同様の着脱切換装置を備えることに
加え、同着脱切換装置の移動位置、更には同着脱切換装
置と係合を維持する回転体の回転位相及び同着脱切換装
置により、係合を維持する歯車及び係合を離脱された歯
車の回転位相の検知装置、そしてまた、回転体の歯車を
補正回転する駆動制御装置を設け、前記検知装置で検知
した現在値を予め記憶した適正値と比較して回転体の歯
車を補正制御し、駆動系の切断及び復帰を好適に行い信
頼性に富んだ枚葉印刷機の駆動装置を得ることが出来た
ものである。
【0076】また、請求項3に記載の発明によれば、前
記請求項1または請求項2の発明において、前記着脱切
換装置は一方と係合を維持して揺動移動する偏心機構で
構成して枚葉印刷機の駆動装置を構成しているので、前
記回転体の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と
離脱可能とした着脱切換装置は、同一方と係合を維持し
た状態で揺動移動する構成であるために、構造的にもシ
ンプル化し、部品点数を最少に抑え、操作、構造等を長
期に亘って安定させ、また、位相調整等終了後の復帰も
離脱時と反対方向の回動となるので、復帰再現の精度を
高め、信頼性に富んだ枚葉印刷機の駆動装置を得ること
が出来たものである。
記請求項1または請求項2の発明において、前記着脱切
換装置は一方と係合を維持して揺動移動する偏心機構で
構成して枚葉印刷機の駆動装置を構成しているので、前
記回転体の何れかの歯車を一方と係合を維持して他方と
離脱可能とした着脱切換装置は、同一方と係合を維持し
た状態で揺動移動する構成であるために、構造的にもシ
ンプル化し、部品点数を最少に抑え、操作、構造等を長
期に亘って安定させ、また、位相調整等終了後の復帰も
離脱時と反対方向の回動となるので、復帰再現の精度を
高め、信頼性に富んだ枚葉印刷機の駆動装置を得ること
が出来たものである。
【0077】また、請求項4に記載の発明によれば、前
記請求項2の発明において、前記駆動制御装置は、前記
移動位置の検知装置の指令に対して各回転位相の検知装
置の信号があるべき適正な相対位相差を記憶する記憶装
置と、各検知装置の現在値と同記憶装置の記憶値により
補正値を演算する演算装置と、同演算装置の出力に従っ
て前記歯車で補正運転する駆動装置で構成し、これによ
り枚葉印刷機の駆動装置を構成しているので、駆動系を
切断した上流、下流に当たる係合を維持する回転体の回
転位相、係合を離脱された回転体の回転位相、及び着脱
切換装置の移動位置等を検出し、予め記憶した適正な位
相差と対比して補正値を演算し、その結果必要な補正を
行う様に調整することにより、駆動系の切断及び復帰を
好適に行い、信頼性に富んだ枚葉印刷機の駆動装置を得
ることが出来たものである。
記請求項2の発明において、前記駆動制御装置は、前記
移動位置の検知装置の指令に対して各回転位相の検知装
置の信号があるべき適正な相対位相差を記憶する記憶装
置と、各検知装置の現在値と同記憶装置の記憶値により
補正値を演算する演算装置と、同演算装置の出力に従っ
て前記歯車で補正運転する駆動装置で構成し、これによ
り枚葉印刷機の駆動装置を構成しているので、駆動系を
切断した上流、下流に当たる係合を維持する回転体の回
転位相、係合を離脱された回転体の回転位相、及び着脱
切換装置の移動位置等を検出し、予め記憶した適正な位
相差と対比して補正値を演算し、その結果必要な補正を
行う様に調整することにより、駆動系の切断及び復帰を
好適に行い、信頼性に富んだ枚葉印刷機の駆動装置を得
ることが出来たものである。
【0078】更にまた、請求項5に記載の発明によれ
ば、前記請求項1乃至4の何れかの発明において、前記
着脱切換装置は偏心軸受と、同偏心軸受に固設されたセ
クタギヤと、同セクタギヤと噛み合う歯車を駆動するモ
ータを含んで枚葉印刷機の駆動装置を構成しているの
で、揺動移動する回転体として選択されたものは、駆動
系の着脱切換装置を構成するに際し、前記第4の手段に
加えて偏心軸受、同偏心軸受に固設されたセクタギヤ、
及び同セクタギヤと噛み合う歯車を駆動するモータ等を
含んで構成され、これらの機能が相俟って駆動系の切断
及び復帰をより一層好適に行い、信頼性に富んだ枚葉印
刷機の駆動装置を得ることが出来たものである。
ば、前記請求項1乃至4の何れかの発明において、前記
着脱切換装置は偏心軸受と、同偏心軸受に固設されたセ
クタギヤと、同セクタギヤと噛み合う歯車を駆動するモ
ータを含んで枚葉印刷機の駆動装置を構成しているの
で、揺動移動する回転体として選択されたものは、駆動
系の着脱切換装置を構成するに際し、前記第4の手段に
加えて偏心軸受、同偏心軸受に固設されたセクタギヤ、
及び同セクタギヤと噛み合う歯車を駆動するモータ等を
含んで構成され、これらの機能が相俟って駆動系の切断
及び復帰をより一層好適に行い、信頼性に富んだ枚葉印
刷機の駆動装置を得ることが出来たものである。
【図1】本発明の実施の第1形態に係る枚葉印刷機の版
胴駆動装置の概略構成を示す説明図である。
胴駆動装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】図1の矢視A−Aを示す説明図である。
【図3】図1、2のものにおける作動状態変化で、
(a)は胴抜状態を、(b)は刷版交換状態を示す説明
図である。
(a)は胴抜状態を、(b)は刷版交換状態を示す説明
図である。
【図4】本発明の実施の第2形態に係る枚葉印刷機の駆
動装置の基本構成を示す説明図である。
動装置の基本構成を示す説明図である。
【図5】図4の実施の形態における歯車着脱装置の動作
関連を示す説明用ブロック図である。
関連を示す説明用ブロック図である。
【図6】歯車着脱装置要部の構成説明図で、(a)は
(c)におけるD−D矢視図、(b)は(c)における
E−E矢視図、また(c)は要部を側方から見たもので
ある。
(c)におけるD−D矢視図、(b)は(c)における
E−E矢視図、また(c)は要部を側方から見たもので
ある。
【図7】歯車着脱装置部の機能説明図で、(a)は偏心
軸受から中間胴歯車及び圧胴歯車まで含めた駆動連結の
着脱状況を示し、(b)は中間胴歯車の一部を抜粋して
示し、また(c)は中間胴歯車の着脱動作を示すテーブ
ルを示している。
軸受から中間胴歯車及び圧胴歯車まで含めた駆動連結の
着脱状況を示し、(b)は中間胴歯車の一部を抜粋して
示し、また(c)は中間胴歯車の着脱動作を示すテーブ
ルを示している。
【図8】歯車着脱装置が噛み合う「着」の時と、離脱す
る「脱」の時の補正運転制御の説明用ブロック図であ
る。
る「脱」の時の補正運転制御の説明用ブロック図であ
る。
【図9】通常の枚葉印刷機の全般的な配列、構成を概略
的に示す説明図である。
的に示す説明図である。
【図10】図9における版胴から圧胴に至る主要部を抜
粋して示し、(a)はこれら主要部の配列関係を、
(b)は(a)の矢視B−Bを示す説明図である。
粋して示し、(a)はこれら主要部の配列関係を、
(b)は(a)の矢視B−Bを示す説明図である。
【図11】従来の枚葉印刷機の版胴駆動装置の概略構成
を示し、(a)はその主要部の配列関係を、(b)は
(a)の矢視C−Cを示す説明図である。
を示し、(a)はその主要部の配列関係を、(b)は
(a)の矢視C−Cを示す説明図である。
1 版胴 2 ゴム胴 3 圧胴 4 版胴駆動モータ 5a〜5d 印刷ユニット 6、7、8、10 歯車 9 偏心軸受 11 クラッチ 12 刷版 13 給紙装置 14 排紙装置 15 シート積重装置 16 シート 17 中間胴 18 排紙軸 19 エンドレスチェン 20 版締め装置 21 締め付け装置 22、23 爪装置 24a〜24d 版交換装置 25 胴着脱装置 26 ゴム胴着脱兼駆動切換装置 27 中間胴歯車 30 歯車着脱モータ 40 フレーム 54 偏心軸受 55 偏心軸受回転用モータ 56 エンコーダ 57 セクタギヤ 58 第1駆動モータ 59 第2駆動モータ 60 シンクロプーリ 61 歯車 62 シンクロプーリ 63 シンクロベルト 64 中間胴歯車 75 メインモータ 76 版締装置 77 締付装置 78 爪装置 79 爪装置 80 補助モータ 81 クラッチ 82 歯車着脱装置 83 エンコーダ 84 エンコーダ 85 駆動歯車 86 演算装置 87 駆動制御装置 88 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川井 圭介 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内 Fターム(参考) 2C034 AA12 AB05 AB14 AC01 AE03 AE06 AE42 AE53 2C250 EA07 EA09 EA42 EC01
Claims (5)
- 【請求項1】 版胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそ
れぞれの軸に固定した歯車を介して連鎖状に駆動連結さ
れた印刷ユニットを、回転体である中間胴の軸に固定し
た歯車を介してシート進行方向に複数連結した枚葉印刷
機において、前記回転体の何れかの歯車を一方と係合を
維持して他方と離脱可能な着脱切換装置を設けたことを
特徴とする枚葉印刷機の駆動装置。 - 【請求項2】 版胴、ゴム胴、及び圧胴等の回転体がそ
れぞれの軸に固定した歯車を介して連鎖状に駆動連結さ
れた印刷ユニットを、回転体である中間胴の軸に固定し
た歯車を介してシート進行方向に複数連結した枚葉印刷
機において、前記回転体の何れかの歯車を一方と係合を
維持して他方と離脱可能な着脱切換装置、同着脱切換装
置の移動位置、係合を維持する回転体の回転位相、及び
同着脱切換装置により離脱された回転体の歯車の回転位
相をそれぞれ検知する検知装置、及び各検知装置の指令
を予め記憶した適正値で補正して前記回転体の歯車を補
正回転する駆動制御装置を設けたことを特徴とする枚葉
印刷機の駆動装置。 - 【請求項3】 前記着脱切換装置は一方と係合を維持し
て揺動移動する偏心機構で構成したことを特徴とする請
求項1又は2に記載の枚葉印刷機の駆動装置。 - 【請求項4】 前記駆動制御装置は、前記移動位置の検
知装置の指令に対して各回転位相の検知装置の信号があ
るべき適正な相対位相差を記憶する記憶装置と、各検知
装置の現在値と同記憶装置の記憶値により補正値を演算
する演算装置と、同演算装置の出力に従って前記歯車で
補正運転する駆動装置で構成したことを特徴とする請求
項2に記載の枚葉印刷機の駆動装置。 - 【請求項5】 前記着脱切換装置は偏心軸受と、同偏心
軸受に固設されたセクタギヤと、同セクタギヤと噛み合
う歯車を駆動するモータを含んで構成したことを特徴と
する請求項1乃至4の何れかに記載の枚葉印刷機の駆動
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000010880A JP2000272085A (ja) | 1999-01-20 | 2000-01-19 | 枚葉印刷機の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1181799 | 1999-01-20 | ||
| JP11-11817 | 1999-01-20 | ||
| JP2000010880A JP2000272085A (ja) | 1999-01-20 | 2000-01-19 | 枚葉印刷機の駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000272085A true JP2000272085A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=26347328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000010880A Withdrawn JP2000272085A (ja) | 1999-01-20 | 2000-01-19 | 枚葉印刷機の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000272085A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009012270A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Komori Corp | 印刷機の駆動装置 |
| CN103252981A (zh) * | 2012-02-16 | 2013-08-21 | 利优比株式会社 | 印刷机的版滚筒相位转换方法及装置 |
| JP2018529553A (ja) * | 2015-09-09 | 2018-10-11 | ケーニッヒ ウント バウアー アー・ゲーKoenig & Bauer AG | シート状の基材を連続的に加工する複数のステーションを有する機械構造物 |
| CN111038098A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-04-21 | 高斯图文印刷系统(中国)有限公司 | 一种印刷滚筒的离合控制机构 |
-
2000
- 2000-01-19 JP JP2000010880A patent/JP2000272085A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009012270A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Komori Corp | 印刷機の駆動装置 |
| CN103252981A (zh) * | 2012-02-16 | 2013-08-21 | 利优比株式会社 | 印刷机的版滚筒相位转换方法及装置 |
| DE102013202317A1 (de) | 2012-02-16 | 2013-08-22 | Ryobi Ltd. | Verfahren und Vorrichtung zum Schalten einer Plattenzylinderphase einer Druckmaschine |
| DE102013202317B4 (de) * | 2012-02-16 | 2019-11-07 | Ryobi Mhi Graphic Technology Ltd. | Verfahren und Vorrichtung zum Schalten einer Plattenzylinderphase einer Druckmaschine |
| DE102013202317C5 (de) | 2012-02-16 | 2024-05-08 | Ryobi Mhi Graphic Technology Ltd. | Verfahren und Vorrichtung zum Schalten einer Plattenzylinderphase einer Druckmaschine |
| JP2018529553A (ja) * | 2015-09-09 | 2018-10-11 | ケーニッヒ ウント バウアー アー・ゲーKoenig & Bauer AG | シート状の基材を連続的に加工する複数のステーションを有する機械構造物 |
| CN111038098A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-04-21 | 高斯图文印刷系统(中国)有限公司 | 一种印刷滚筒的离合控制机构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070403 |