JP2000273300A - ポリアミド樹脂組成物及び射出成形品 - Google Patents
ポリアミド樹脂組成物及び射出成形品Info
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- JP2000273300A JP2000273300A JP11079373A JP7937399A JP2000273300A JP 2000273300 A JP2000273300 A JP 2000273300A JP 11079373 A JP11079373 A JP 11079373A JP 7937399 A JP7937399 A JP 7937399A JP 2000273300 A JP2000273300 A JP 2000273300A
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Abstract
を有し、ガスアシスト射出成形によって、成形品中、均
一な中空部長さ及び中空厚みを有する成形品を得ること
が可能なポリアミド樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 (a1)アジピン酸およびヘキサメチレンジ
アミンから得られるヘキサメチレンアジパミド単位70
〜95重量%、およびイソフタル酸およびヘキサメチレ
ンジアミンから得られるヘキサメチレンイソフタラミド
単位5〜30重量%から構成される半芳香族ポリアミド
50〜100重量%および(a2)脂肪族ポリアミド0〜1
5重量%からなり、結晶化温度が210℃以下であるポ
リアミド(A)を30〜70重量%、平均繊維径が15
〜30μmであるガラス繊維(B)を10〜60重量
%、及びガラス繊維を除く無機充填剤(C)を10〜6
0重量%含むことを特徴とするポリアミド樹脂組成物。
Description
持ち、高い強度及び剛性を有し、ガスアシスト射出成形
によって、成形品中、均一な中空部長さ及び中空厚みを
有する成形品を得ることができるポリアミド樹脂組成物
に関する。
質並びに耐油性に優れているため、自動車や電気・電子
製品等の部品に広く用いられている。また、ポリアミド
にガラス繊維を配合した強化ポリアミド樹脂は、機械的
特性、耐熱性、耐薬品性等が大きく向上するために、従
来金属製であった部品を、軽量化および工程の合理化等
の観点から強化ポリアミド樹脂で代替することも可能と
なり、近年積極的にその採用が進められている。
い、金属代替用成形品を得ようとした場合、成形品のデ
ザインによっては、成形品にいわゆる、そりやひけを生
じ、成形品外観が著しく損ねられる場合があり、それら
の改善が求められていた。その改善方法の一つとして、
従来より、ガスアシスト射出成形法が提案され、広く実
用化されている。 この方法は、金型に設けられたキャ
ビティ内に溶融樹脂を射出している間に、あるいは溶融
樹脂の射出完了後に、キャビティ内の溶融樹脂中に加圧
流体を注入して成形品内部に中空部を形成させる方法で
ある。
樹脂、特に高強度化のために高濃度にガラス繊維を含有
する強化ポリアミド樹脂を用い、ガスアシスト射出成形
を実施した場合、その成形品外表面の品質が低下した
り、中空部内表面にガラス繊維が露出したり、あるいは
凝集したガラス繊維塊により、中空部が不均一となった
りして、ガスアシスト射出成形法本来の目的である成形
品のそりやひけの解消や軽量化を達成できない場合が多
く、改善が求められている。
の粒状無機充填剤とを含有させた強化ポリアミド樹脂を
用いる方法や、ガラス繊維含有強化ポリアミド樹脂のペ
レットとガラス繊維をほとんど含まないポリアミド樹脂
ペレットとをガスアシスト射出成形時にブレンドして利
用する方法(特開平9−11269号公報)等が提案さ
れている。 しかしながら優れた成形品外観を有し、且
つ金属代替をも可能にする高い強度及び剛性を有し、そ
の上成形品中、均一な中空部長さ及び中空厚みを有する
成形品を得ることは極めて難しかった。
た成形品外観を持ち、高い強度及び剛性を有し、ガスア
シスト射出成形によって、成形品中、均一な中空部長さ
及び中空厚みを有する成形品となすことができるポリア
ミド樹脂組成物を提供することである。
解決するために鋭意検討した結果、ガラス繊維とガラス
繊維以外の無機充填剤を含み、且つ含まれるガラス繊維
の径を特定の範囲とした特定のポリアミド樹脂組成物を
用いた場合に、優れた成形品外観を持ち、且つ高い強度
及び剛性を有し、更にガスアシスト射出成形を実施した
際に均一な中空部長さ及び中空厚みを有する成形品が得
られることを初めて見い出し本発明に至った。
ミド(A)を30〜70重量%、平均繊維径が15〜3
0μmであるガラス繊維(B)を10〜60重量%、及
びガラス繊維を除く無機充填剤(C)を10〜60重量
%含むことを特徴とするポリアミド樹脂組成物である。
第二の発明は、(a1)半芳香族ポリアミド50〜100重
量%と(a2)脂肪族ポリアミド0〜50重量%とからな
り、結晶化温度が210℃以下であるポリアミド(A)
を30〜70重量%、平均繊維径が15〜30μmであ
るガラス繊維(B)を10〜60重量%、及びガラス繊
維を除く無機充填剤(C)を10〜60重量%含むこと
を特徴とするポリアミド樹脂組成物である。
サメチレンジアミンから得られるヘキサメチレンアジパ
ミド単位70〜95重量%、およびイソフタル酸および
ヘキサメチレンジアミンから得られるヘキサメチレンイ
ソフタラミド単位5〜30重量%から構成される半芳香
族ポリアミド50〜100重量%および(a2)脂肪族ポリ
アミド0〜15重量%からなり、結晶化温度が210℃
以下であるポリアミド(A)を30〜70重量%、平均
繊維径が15〜30μmであるガラス繊維(B)を10
〜60重量%、及びガラス繊維を除く無機充填剤(C)
を10〜60重量%含むことを特徴とするポリアミド樹
脂組成物である。
二、あるいは第三の発明に記載のポリアミド樹脂組成物
から得られて中空部を有することを特徴とする射出成形
品である。以下に本発明を詳細に説明する。本発明に用
いられるポリアミド(A)は特に限定されないが、用い
て好ましいポリアミドとして、例えば、ポリアミド6、
ポリアミド66、ポリアミド610、ポリアミド61
2、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミド4
6、ポリアミドMXD6、テレフタル酸とヘキサメチレ
ンジアミンを重合してなるポリアミド(以下ポリアミド
6T)、ヘキサメチレンジアミンとイソフタル酸を重合
してなるポリアミド(以下ポリアミド6I)などのホモ
ポリマーの単独または、これらのブレンド物等が挙げら
れる。また、上記ポリアミドを成分とした共重合体単独
または、該共重合体同士のブレンド、共重合体とホモポ
リマーのブレンド物等が挙げられる。
(A)は、(a1)そのモノマー構造単位に芳香環を含む半
芳香族ポリアミド85〜100重量%、および(a2)脂肪
族ポリアミド0〜15重量%からなるポリアミドであ
る。本発明の(a1)そのモノマー構造単位に芳香環を含む
半芳香族ポリアミドについてさらに詳しく以下に説明す
る。
香族ポリアミドとしては、結晶性ポリアミド又は非晶性
ポリアミドのいずれも本発明に用いることができる。
特に好ましいのは、結晶化温度が210℃以下である半
芳香族ポリアミドであり、このポリアミドは、ガラス繊
維及び無機充填材の配合量が多い場合においても、外観
の良好な成形品を得ることができ、その上熱時剛性の点
でも優れている。
度は、日本工業規格K7121に準じ、DSCを用い
て、融点+20℃の温度で5分間保持した後、20℃/
分の降温速度で測定した結晶化ピークトップ温度をい
う。結晶性半芳香族ポリアミドの具体的な例としては、
テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンとから得られる
ヘキサメチレンテレフタラミド単位(以下6T成分と記
す)、イソフタル酸およびヘキサメチレンジアミンから
得られるヘキサメチレンイソフタラミド単位(以下6I
成分と記す)、アジピン酸とメタキシリレンジアミンと
から得られるメタキシリレンアジパミド単位(以下MX
D6成分と記す)、から選ばれた少なくとも1つを含む
半芳香族ポリアミド、および前記6T成分、6I成分、
およびMXD6成分から選ばれた少なくとも1つと、ア
ジピン酸およびヘキサメチレンジアミンから得られるヘ
キサメチレンアジパミド単位(以下66成分と記す)と
の共重合体であり、各単位の単独重合体および/または
共重合体とのブレンド等が挙げられる。また、非晶性半
芳香族ポリアミドの例としては、テレフタル酸とトリメ
チルヘキサメチレンジアミンとから得られるポリアミ
ド、ビス(4−アミノ−メチルヘキシル)メタン、ヘキ
サメチレンジアミン、テレフタル酸、イソフタル酸、カ
プロラクタムから得られるポリアミド、ビス(4−アミ
ノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン、ビス(4−ア
ミノ−メチル−5−エチルシクロヘキシル)メタン、ヘ
キサメチレンジアミン、テレフタル酸、イソフタル酸、
カプロラクタムから得られる非晶性ポリアミド等が挙げ
られる。
アミド(a1)は、66成分が70〜95重量%、および6
I成分が5〜30重量%であるポリアミド66/6I共
重合体、及び66成分が72〜93重量%、6I成分が
7〜28重量%の範囲である共重合体である。6I成分
が5重量%より少ないと、優れた成形品外観を有する成
形品が得られず、またガスアシスト射出成形時に均一な
中空部を有する成形品が得られない。6I成分が30重
量%より多いと、ガスアシスト射出成形した場合等、金
型内で十分に冷却時間を取らなければ、優れた表面外観
を有する成形品が得らず、また成形品が金型から離型し
難くなり、生産性が悪くなる懸念がある。
る。これらの例としてはポリアミド6、ポリアミド6
6、ポリアミド610、ポリアミド612、ポリアミド
66/6共重合体、またはこれらのブレンド物等が挙げ
られる。本発明において好ましいのは、ポリアミド6、
ポリアミド610、ポリアミド612、ポリアミド66
/6共重合体、またはこれらのブレンド物であり、結晶
化温度が210℃以下である脂肪族ポリアミドがガラス
繊維及び無機充填材の配合量が多い場合においても、外
観の良好な成形品を得ることができるので特に好まし
い。
中には前記脂肪族ポリアミド(a2)を0〜15重量%含有
させることができる。15重量%を超える場合には、機
械的物性が低下し好ましくない。本発明に用いるポリア
ミドの製造は、例えばアジピン酸、イソフタル酸とヘキ
サメチレンジアミンの塩から溶融重合法、固相重合法、
塊状重合法、溶液重合法、またはこれらを組み合わせた
方法等によって差し支えなく、種々の重縮合を利用して
よい。 また、例えば、アジピン酸クロライド、イソフ
タル酸クロライドとヘキサメチレンジアミンから溶液重
合、界面重合等の方法によってもよい。これらの中で、
溶融重合もしくは溶融重合と固相重合の組み合わせによ
る方法が、本発明においては経済上の観点からもより好
ましく用いられる。
酸溶液粘度ηr(ポリマー1gに対して95.5%硫酸
を100ml使用し、25℃で測定する)で1.5〜
3.5であることが好ましく、より好ましくは1.8〜
3.0、更に好ましくは、2.0〜2.8である。ηr
が1.5より低いと樹脂組成物が脆くなり、更に、成形
時にシリンダーのノズル先端からのドローリングが激し
くなり成形できなくなる恐れがある。またηrが3.5
より高いと樹脂の溶融粘度が高くなり過ぎて成形時に金
型のデザインによっては、部分的に無機充填剤の浮き上
がりが見られるようになり、表面光沢性が低下し易くな
る。
平均繊維径が15〜30μmであり、より好ましくは2
0〜25μmである。 平均繊維径が15μm未満の場
合には、優れた外観を有し、ガスアシスト射出成形品中
に均一な中空部長さや中空部厚みを有する成形品が得ら
れず、強度や剛性が不足するため金属代替材に適する成
形品を得ることも困難である。また、30μmを超える
場合には、所望する充分な補強効果が得られない。
の形で用いられ、その平均長さは0.5mm以上である
ことが好ましく、より好ましくは1〜20mm、更に好ま
しくは2〜10mmである。また、その表面に公知のシラ
ン系カップリング剤を付着させたものを用いても良い。
例えばγ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、N−β(アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランなどを利用できる。
く無機充填剤は、炭素繊維、マイカ、タルク、カオリ
ン、ウオラストナイト、炭酸カルシウム、チタン酸カリ
ウム、アパタイト及び膨潤性フッ素雲母のうちから選ば
れる少なくとも1種の無機充填剤であり、中でもカオリ
ン、マイカ、及びウオラストナイトが好ましい。 これ
らの無機充填剤は、その表面に公知のシラン系カップリ
ング剤を付着させたものを用いても良い。例えばγ−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)−γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
などを利用できる。
各成分の配合割合は、(A)が30〜70重量%、好ま
しくは40〜65重量%、(B)が10〜60重量%、
好ましくは15〜50重量%、(C)が10〜60重量
%、好ましくは、10〜40重量%である。ポリアミド
(A)が30重量%未満の場合には、成形に際して樹脂
の流動性が悪くなり、薄肉部への樹脂の充填が困難とな
る。更に表面光沢性の良い成形品を得ることが困難であ
る。また70重量%を超える場合には金属代替可能な構
造材料としての強度及び剛性が不足するため好ましくな
い。(B)が10重量%未満の場合には金属代替可能な
構造材料としての強度及び剛性が不足する。また、60
重量%を超える場合には、ガスアシスト射出成形を実施
しても、均一な中空部分が得られない場合がある。 ま
た(C)が10重量%未満の場合には、ガスアシスト射
出成形を実施しても、均一な中空部分が得られない場合
がある。また60重量%を超える場合には、金属代替可
能な構造材料としての強度及び剛性が不足する。
としては、上記の(A)、(B)、及び(C)成分およ
び必要に応じて用いられる各種の添加剤を混合し、混練
する方法でよい。より具体的には、(A)、(B)、
および(C)を一括して混練する方法、(A)と
(B)とを溶融混練後、(C)を混練する方法等が挙げ
られ、また、全部を溶融混練せずに、いわゆるペレット
ブレンドする方法としては、(A)の一部と(B)と
を溶融混練したペレットと、(A)の残りと(C)とを
溶融混練したペレットとを、ペレットブレンドして射出
成形に供する方法等を例示できる。
限はなく、通常用いられる混合機、例えばヘンシェルミ
キサー、タンブラー、リボンブレンダー等で混合すれば
よい。混練機としては、通常、単軸または2軸の押出機
が用いられる。本発明による成形品は、押出機により、
通常まず、上記本発明の樹脂組成物からなるペレットを
製造し、このペレットをガスアシスト射出成形により任
意の形状に成形して所望の樹脂製品とすることによって
得られる。
は、例えば特公昭57−14968号公報記載の公知の
方法によって差し支えない。本発明では、樹脂温度が2
50℃から310℃の範囲、金型温度が40℃〜130
℃の範囲で成形することが好ましい。加圧流体の注入箇
所の位置は特に制限がなく、樹脂注入部に加圧流体注入
部を配置してもよいし、樹脂注入部から離して加圧流体
注入部を配置しても良い。加圧流体としては、常温、常
圧下でガス状であり、成形時に溶融樹脂と反応しないも
のが好ましい。具体的な例としては、窒素ガス、空気、
炭酸ガス、ヘリウム等が挙げられる。
に応じ本発明の目的を損なわない範囲に於いて通常のポ
リアミド樹脂に添加される酸化防止剤、紫外線吸収剤、
熱安定剤、光劣化防止剤、可塑剤、滑剤、離型剤、核
剤、難燃剤等を添加することもできるし、他の熱可塑性
樹脂をブレンドしても良い。本発明による組成物は、例
えば、アウタードアハンドル、ホイールキャップ、ルー
フレール、ドアミラーベース、ルームミラーアーム、サ
ンルーフデフレクター、ラジエターファン、ベアリング
リテーナー等の自動車部品用成形品、および机および椅
子の脚、座受け、肘掛け等の各種オフィス部品、更に
は、車椅子部品、ドアハンドル、手摺り、浴室等の握り
棒、窓用ノブ、グレーティング材等工業用成形品および
雑貨用成形品に好適に用い得る。これら製品のうち、成
形品内部に中空部を有する射出成形品に特に好ましく用
いられる。
詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により何等限
定されるものではない。尚、評価方法は下記の通りであ
る。 [ガスアシスト射出成形性]成形機として旭エンジニアリ
ング(株)製中空射出成形用ガス注入設備を設置した住
友重工(株)製SG220を用いた。加圧流体は窒素ガ
スを用い、ノズル注入方式を採用した。
℃、金型温度を80℃、射出圧力140kg/cm2、
ガス圧力200kg/cm2、遅延時間(溶融樹脂の射
出後加圧ガスを注入するまでの時間)1秒、ガス注入時
間3秒、保持時間30秒とした。評価用成形品の概略を
図1に示した。図1に示す成形品は、骨状のガスチャン
ネルを有する細長平板(長さ500mm、幅200mm、厚さ3m
m)である。
ては、図1に示す各ガスチャンネルを軸線に沿って鋸で
切断し、切断して得られる各ガスチャンネルの中空部長
さの平均値及びばらつき(本発明では、各測定値の最大
値と最小値の差をばらつきとした)、各中空部の肉厚の
平均値及びばらつき、各中空部内表面粗度のRaをそれ
ぞれ求めて、評価した。
部先端の成形品中心軸線からの到達距離をノギスで測定
した。中空部の肉厚は、各ガスチャンネルの中空部の先
端と成形品中心部との間の中央部分のチャンネル凸部側
の肉厚をマイクロメーターで測定した。また、中空部内
表面粗度は、各ガスチャンネルの中空部の先端と成形品
中心部との間の中央部分のチャンネル平面壁側の中空部
内表面をミツトヨ製Surftest−201型の表面
粗度計で測定した。
EP射出成形機を用いて、スクリュー回転数200rp
m、樹脂温度290℃の成形条件にて、厚さ3mmのA
STMタイプ1を成形し、この成形片を物性測定用試料
とし、それぞれASTM D638及びD790に従っ
て引張破断強さ、及び曲げ弾性率を測定した。
械(株)社製IS150E射出成形機を用いて、シリン
ダー温度290℃、金型温度120℃で、充填時間が約
1.5秒になるように射出圧力、及び射出速度を適宜調
整し、100×90×3mmの射出成形板を得た。この
平板について、光沢計(HORIBA製IG320)を
用いてJIS−K7150に準じて60度グロスを測定
した。
す。 (A)ポリアミド a1:後記する重合例1で得られたポリアミド66/6
I共重合体 結晶化温度 186℃ a2:ポリアミド66 旭化成工業(株)製;商品名
レオナ1300 結晶化温度 225℃ a3:ポリアミド6 宇部興産(株)製;商品名 S
F1013A 結晶化温度 162℃ a4:ポリアミドMXD6 三菱エンジニアリング樹脂
(株)製;商品名 レニー6002 結晶化温度
205℃ (B)ガラス繊維 b1:ガラス繊維 旭ファイバーグラス(株)社製 商品名 CS03JA416 平均繊維径 10μm b2:ガラス繊維 旭ファイバーグラス(株)社製 商品名 CS03FT692 平均繊維径 23μm (C)他の無機充填剤 c1:ワラストナイト 林化成(株)社製 商品名 VM−8N c2:焼成カオリン エンゲルハルト社製 商品名 トランスリンク445 [重合例1]アジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モ
ル塩2.00kgと、イソフタル酸とヘキサメチレンジ
アミンの等モル塩0.50kg及びアジピン酸0.10
kg、及び純水2.5kgを5Lのオートクレーブの中
に仕込みよく攪拌した。充分N2 置換した後、攪拌しな
がら温度を室温から220℃まで約1時間かけて昇温し
た。この際、オートクレーブ内の水蒸気による圧力で内
圧は18kg/cm2−Gになるが、18kg/cm2
−G以上の圧力にならないように水を反応系外に除去し
ながらさらに加熱を続けた。さらに2時間後内温が26
0℃に到達したので加熱を止め、オートクレーブの排出
バルブを閉止し、約8時間かけて室温まで冷却した。冷
却後オートクレーブを開け、約2kgのポリマーを取り
出し粉砕した。得られた粉砕ポリマーを、10Lのエバ
ポレーターに入れN2気流下、200℃で10時間固相
重合した。固相重合によって得られたポリアミドは、芳
香環成分を8.8モル%含有し、末端カルボキシル基濃
度が102.1であり、末端アミノ基濃度は44.1で
あった。
量%になるように、ワラストナイトc1を全組成中15
重量%になるように混合して、東芝機械(株)製TEM
35φ2軸押出機(設定温度280℃、スクリュー回転
数300rpm)にフィードホッパーより供給し、更にサ
イドフィード口よりガラス繊維としてb2を全組成物中
35重量%になるように供給し、紡口より押し出された
溶融混練物をストランド状で冷却し、ペレタイズしてポ
リアミド樹脂組成物ペレットを得た。得られた組成物を
前述のガスアシスト射出成形性評価方法にて評価した。
その組成及び評価結果を表1に示す。
2ではa2に、実施例3ではa3に変更する以外は実施
例1と同様に実施し、ポリアミド樹脂組成物を得た。得
られた組成物を用いて実施例1と同様に評価した。その
結果を表1に示す。
1に変更する以外は実施例1と同様に実施し、ポリアミ
ド樹脂組成物を得た。得られた組成物を用いて実施例1
と同様に評価した。その結果を表1に示す。
重量%になるように東芝機械(株)製TEM35φ2軸
押出機(設定温度280℃、スクリュー回転数300rp
m)にフィードホッパーより供給し、更にサイドフィー
ド口よりガラス繊維としてb1を全組成中50重量%に
なるように供給し、紡口より押し出された溶融混練物を
ストランド状で冷却し、ペレタイズしてポリアミド樹脂
組成物を得た。得られた組成物を用いて実施例1と同様
に評価した。その結果を表1に示す。
トナイトを40重量%とを実施例1で使用した押出機に
て溶融混練し、ポリアミド樹脂組成物ペレットを得た。
このペレットと比較例2で得られたポリアミド樹脂組成
物ペレットとを重量比で1:4の割合でプラスチック製
の袋内で混合したものを成形機のホッパーに投入し、実
施例1と同様にガスアシスト成形性を評価した。 得ら
れた成形品はガスチャンネル部に中空を形成したもの
の、中空長さは各ガスチャンネルで不均一であり、中空
部の肉厚も同様であった。これは2種類の熱可塑性樹脂
ペレットの混練が不均一なため、得られた成形品中に不
均一に分散し、中空形成が不安定になっていると考えら
れる。
る以外は実施例1と同様に実施し、ポリアミド樹脂組成
物を得た。得られた組成物を用いて実施例1と同様に評
価した。その結果を表1に示す。各実施例が示すよう
に、本発明のポリアミド樹脂組成物を用いてガスアシス
ト射出成形を行い、得られる成形品は、比較例にて得ら
れる成形品に比べ各チャンネル部の中空長さが均一で、
且つ充分長いことが判る。 更に中空部肉厚のばらつき
も極めて少なく、中空部内面の平滑性にも優れているこ
とが判る。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記(A)〜(C)からなるポリアミド
樹脂組成物であって、(A)を30〜70重量%、
(B)を10〜60重量%、及び(C)を10〜60重
量%含むことを特徴とするポリアミド樹脂組成物。 (A)ポリアミド (B)平均繊維径が15〜30μmであるガラス繊維 (C)ガラス繊維を除く無機充填剤 - 【請求項2】 ポリアミド(A)が(a1)半芳香族ポリア
ミド50〜100重量%と(a2)脂肪族ポリアミド0〜5
0重量%とからなり、結晶化温度が210℃以下である
ことを特徴とする請求項1記載のポリアミド樹脂組成
物。 - 【請求項3】 半芳香族ポリアミド(a1)が、アジピン酸
およびヘキサメチレンジアミンから得られるヘキサメチ
レンアジパミド単位70〜95重量%、およびイソフタ
ル酸およびヘキサメチレンジアミンから得られるヘキサ
メチレンイソフタラミド単位5〜30重量%から構成さ
れる半芳香族ポリアミドであることを特徴とする請求項
2記載のポリアミド樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のポリアミド樹
脂組成物から得られて中空部を有することを特徴とする
射出成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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