JP2000273473A - コークス炉発生物処理方法 - Google Patents

コークス炉発生物処理方法

Info

Publication number
JP2000273473A
JP2000273473A JP11077512A JP7751299A JP2000273473A JP 2000273473 A JP2000273473 A JP 2000273473A JP 11077512 A JP11077512 A JP 11077512A JP 7751299 A JP7751299 A JP 7751299A JP 2000273473 A JP2000273473 A JP 2000273473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
coke oven
pyrolysis furnace
tar
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11077512A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Ikeda
善正 池田
Seiji Kataoka
征治 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittetsu Plant Designing Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Nittetsu Plant Designing Corp
Priority to JP11077512A priority Critical patent/JP2000273473A/ja
Publication of JP2000273473A publication Critical patent/JP2000273473A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/10Process efficiency

Landscapes

  • Industrial Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コークス炉の発生物の処理を簡単な設備で行
うことと、熱回収を行うことでエネルギー回収量を増加
させるとともに、作業環境の改善と有害物の排出量の少
ないコークス炉発生物の処理方法を得る。 【解決手段】 コークス炉発生物を冷却しないで、ガ
ス、タール、軽油の混合物を酸素と水蒸気で分解して、
熱回収を行い、集塵、冷却、脱硫処理を行う。コークス
炉に石炭装入時は、スチームエジェクターで発塵を防止
し、乾留末期のガス発生がない状態では、水封装置でガ
スの遮断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コークス炉から発
生するガス、タール、軽油等の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コークス炉から発生する副産物には、ガ
スの他にタール、軽油が含まれる。タールは、ガスを燃
料として使用する常温では、液化しガス配管が閉塞する
ことから、ガスを冷却して分離して回収している。軽油
は、主としてベンゼン、トルエン、キシレンで、分離し
なくてもガス状態で存在するが、ガス中に残ったタール
中のナフタリンが燃焼機器で閉塞するので、軽油捕集設
備でナフタリンと同時に分離している。さらに、ガス中
には、可燃ガスの他に、アンモニア、シアン化水素、硫
化水素等の有害物質が含まれることから、コークス炉か
ら発生するガスは、タール、軽油を分離する設備の他
に、ガス中の有害物を分離するガス精製設備でこれらを
分離して燃料ガスに使用している。
【0003】図1にコークス炉ガス処理設備の一例を示
す。コークス炉1から発生したガス、夕一ル、軽油は、
上昇管2を通ってドライメイン3に入る。ドライメイン
3に入る接続管には、水を噴霧して高温のガスを冷却し
てタールを液化させる。ガスと接触した水は、ガス中の
アンモニアを吸収してアンモニアを含んだ水になること
から安水と呼ばれている。ドライメイン3は、安水、タ
ール、ガスの気液混合状態で輸送され、途中でガスと液
を分離して、液はタールデカンター4に入り、タールと
安水を分離して、タールはタンクに貯蔵して化学原料に
使用し、安水はドライメイン3に循環してコークス炉で
発生するガスの冷却に循環使用する。ガスは、プライマ
リークーラー5で冷却して、ガス中の水分と気体で存在
するタールの一部を凝縮させて分離する。プライマリー
クーラー5で凝縮した安水とタールは、タールデカンタ
ーに送られてタールと水分を分離している。
【0004】石炭中に含まれる水分とコークス化反応で
生成する水分は、余剰になるのでタールデカンター4か
ら抜き出して余剰安水として処理するが、安水中にはガ
ス中のアンモニアを吸収し、さらにタール中のタール酸
成分が溶解するので、そのまま排出すると多量のアンモ
ニアとCODを含むことから、処理をして放流してい
る。処理方法は、安水蒸留設備でアンモニアを除去し、
さらに活性汚泥で安水中の有機物を分解している。ガス
は、ブロワー12で昇圧後、電気集塵機6でタールミス
トを除去してから脱硫設備7で、ガス中の硫化水素、シ
アン化水素を除去する。脱硫したガスは、硫安設備8で
硫酸と反応させてアンモニアを吸収し、軽油捕集設備9
でガス中の軽油とガス中に残留しているナフタリンを除
去して、燃料ガスとして使用される。
【0005】次に、コークス炉発生物の処理に用いる装
置を説明する。タールデカンター4は、滞留時間数時間
の容量をもったタンクで構成しタールと安水を分離する
他に、スクレバーでタールスラッジを掻き出すようにな
っている。プライマリークーラー5は、間接冷却式の熱
交換器で、海水でガスを冷却している。コークス炉から
発生するガスは、500〜800℃の高温のガスである
が、ドライメイン3の手前で安水をスプレーして水の蒸
発熱で冷却して、蒸発した水分をプライマリークーラー
5で凝縮して冷却していることになり、有効な熱回収が
行われていない。
【0006】安水蒸留設備10は、蒸留塔で蒸気を熱源
に沸点の低いアンモニアを蒸留で分離する。活性汚泥排
水処理装置11は、空気を使用する好気性微生物処理で
安水中の有機物を酸化分解するが、一部は活性汚泥に転
化し、余剰を抜き出している。脱硫設備7は、吸収塔と
酸化塔からなり、吸収液はガス中のアンモニア、または
苛性ソーダの水溶液を使用する方法が一般的で、苛性ソ
ーダを使用する場合は、硫安設備8の後段に設置する。
吸収塔で吸収された硫化水素は、酸化塔で空気酸化され
てSまたはSO2 になる。シアン化水素は、Sと反応し
てSCN塩になり、濃縮すると脱硫率が低下するので、
抜き出して高温、高圧下での湿式酸化、又は燃焼して分
解処理している。
【0007】硫安設備8は、硫酸を含む水溶液にガスを
通過させてアンモニアを吸収し、吸収した液は、循環し
て硫安を結晶にして分離している。軽油捕集設備9は、
吸収効率を上げるためガスを冷却して、吸収塔で吸収油
で軽油とナフタリンを吸収し、吸収油は、加熱して蒸留
塔で吸収した軽油、ナフタリンを分離して循環使用す
る。軽油捕集設備9は、最近では軽油の捕集よりも、ガ
スの使用設備で温度が低下してガス配管または燃焼機器
でナフタリンが析出して閉塞するのを防止する役割が大
きい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現状のコークス炉発生
物処理方法の課題は、前項で述べたように設備が多く設
備費が高価になり、運転に要する要員も多数になる点が
ある。さらに、海水、電力、蒸気の使用量が多く、コー
クス炉から発生する高温のガスも熱回収せず、海水に捨
てていることである。環境面では、発生する安水は、ア
ンモニア、有機物の除去は行っているが、完全に除去す
ることは困難で、一部は海水に放出している。さらに、
コークス炉ガス処理設備は、アンモニア、シアン、硫化
水素等の他に、タール中の酸性、塩基性成分が腐食を起
こし、耐食性の材料を使用点も課題であり、例えばコー
クス炉ガスを昇圧するブロワーは、腐食トラブルのため
にチタンを使用することが一般的になっている。ガスお
よび安水中のタール分は極力分離するようにしている
が、混入するタールで設備の閉塞が発生し、整備頻度が
増えるのも課題である。
【0009】従って、本発明の目的は、簡単な設備でコ
ークス炉発生物を処理し、有害成分を発生させず、かつ
運転費を低下させ、コークス炉ガスの熱回収も可能な方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の手段は以下の通りである。 (1)コークス炉から発生するガスをそのまま熱分解炉
へ導入し、該熱分解炉で前記ガスを酸素または酸素と水
蒸気で部分燃焼して、前記ガス中のタールおよび軽油成
分を主としてCO、H2 ガスに分解することを特徴とす
るコース炉発生物処理方法。 (2)前記熱分解炉の温度を1100〜1300℃に保
持し、前記ガスの前記熱分解炉の滞留時間を2秒間以上
とすることを特徴とする(1)記載のコークス炉発生物
処理方法。 (3)前記熱分解炉で発生したガスを集塵機で集塵する
とともに、該集塵機で捕集したダストを、前記熱分解炉
に設けたバーナーから酸素とともに、前記熱分解炉内へ
吹き込んでガス化することを特徴とする(1)または
(2)に記載のコークス炉発生物処理方法。 (4)前記熱分解炉とコークス炉を接続する配管に、コ
ークス炉からの発生ガスを大気に解放する弁と水封装置
を設けるとともに、コークス炉の乾留末期にコークス炉
と前記熱分解炉を遮断することで、前記熱分解炉に空気
が侵入するのを防止することを特徴とする(1)〜
(3)のいずれか1項に記載のコークス炉発生物処理方
法。
【0011】コークス炉から発生するガス、タール、軽
油は、冷却しないで酸素と水蒸気で1100〜1300
℃、2秒間以上酸化分解することで、COとH2 を主成
分とするガスに分解出来る。タールは一部が、すす状の
固形物になるが、集塵後再度ガス化することでガスにな
る。コークス炉から発生するガスの顕熱は、酸化分解後
に熱回収することで、有効に回収することが可能にな
る。ガス中の有害物は、アンモニアは、窒素と水素に分
解し、シアン化水素も分解出来るので、硫黄分を除去す
れば清浄なガスになる。硫黄分は主としてH2 S、CO
Sで存在するので、脱硫設備で処理可能で、シアン化水
素がほとんどないので、従来のコークス炉では、脱硫液
に難分解性のSCNが生成し、別途分解設備で処理して
いるのを処理しなくても済む点も有利である。
【0012】石炭装入時には、ガスが多量に発生してガ
スの吸引能力不足で発塵するが、装炭時に上昇管と集合
管の間に設けたスチームエジェクターを使用すること
で、急激に発生するガスの吸引が可能になる。また、乾
留末期のガス発生がなくなる時は、上昇管の上部の弁を
大気に解放し、上昇管と集合管との接続管を水封構造に
することで、コークス炉からガス発生が少なくあるいは
無くなった段階で、熱分解炉に空気を吸引することが防
止でき、熱分解炉へ導入する配管でのガス爆発を防止で
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図によって本発明の実施
の形態を説明する。図2は、本発明のコークス炉ガス処
理設備の構成を示すもので、コークス炉1、上昇管2、
水封装置14、集合管13、熱分解炉15、廃熱回収装
置16、集塵機17、ガスクーラー18、ブロワー1
2、脱硫設備9によって構成される。
【0014】上昇管2は、従来の装置と同じで、耐火物
で内部をライニングして断熱している。水封装置14の
構造は、作用と合めて後述する。コークス炉発生物は、
上昇管2、水封装置14及び集合管13を通って、複数
の窯から発生したガスを混合して、熱分解炉15に入
る。熱分解炉15は、内部をライニングした空塔でガス
の入口に複数の酸素、蒸気ノズル19とダストを燃焼す
るバーナー20が配置される。熱分解炉15で分解した
ガスは、廃熱回収装置16で熱回収し、集塵機17でコ
ークス炉から飛散した石炭粉とタール分解残渣を捕集す
る。廃熱回収装置16は、廃熱ボイラーを使用して高
温、高圧の蒸気を回収して電力に回収することも可能で
ある。
【0015】集塵機17は、乾式のバグフィルター、湿
式のベンチュリースクラバーが使用できるが、集塵粉を
分解炉15でガス化するには、乾式のバグフィルターの
使用が好ましい。集塵したガスは、ガスクーラー18で
常温まで温度を下げ、ブロワー12で昇圧して、脱硫設
備9で硫黄分を除去して清浄なガスを得ることが出来
る。ガスクーラー18は、廃熱回収装置16で熱回収し
ているので、150〜200℃からの冷却で済み、従来
の700℃からガスを冷却するのに比較して、機器容
量、冷却水量とも従来のプライマリークーラー5に比較
して少量ですみ、ブロワー12も腐食成分がないので通
常の材質が使用可能である。脱硫設備9は、タール、ダ
スト、シアン化水素を含まないガスを処理するので、純
度の高い硫黄を回収でき、SCN塩を生成しないので廃
液処理が不要になり、タールによる閉塞もなくなる。
【0016】分解炉15の反応について説明する。分解
炉15では、添加した酸素と水蒸気がガス中の炭化水素
ガスとタール、軽油が以下の反応を行って分解する。水
蒸気は、添加した水蒸気の他にコークス炉から発生する
水蒸気も含まれる。 Cm n +(m/2)O2 =mCO+(n/2)H2m n +(m/2)H2 O=(m/2)CO+(n/
2+m/2)H2 ガス中の炭化水素、軽油は上記の反応で分解されるが、
タールは、ガス化されずに一部はすすになるが、下記の
反応でバーナー20で分解できる。バーナー20は、ダ
ストは、窒素または空気で気流搬送して、ダストノズル
から噴出させ、酸素はダストノズルの周りに複数個設け
た酸素ノズルを吐出させる構造のものである。 mC+(m/2)O2 =mCO
【0017】コークス炉発生物の分解条件について検討
した結果、1100℃以上の分解温度で2秒間以上の反
応条件で、ガス中のタール成分は分解できることを確認
した。分解温度1300℃以上では、分解は問題ない
が、すすの発生が増加する点と酸素使用量が増加し、ガ
スの回収量が減少することから温度を高くすることは好
ましくない。
【0018】ガス中の有害成分の挙動を調べた。アンモ
ニアは、1100℃以上ではほとんどが窒素と水素に分
解し、アンモニア濃度は数10ppm であった。シアン化
水素も分解して、10ppm 以下である。これは、アンモ
ニア、シアン化水素は、高温では分解する平衡条件と一
致している。一方、硫化水素は、下記の反応で高温で
は、硫化水素からCOSに転化してCOSが約10%含
まれた。 H2 S+CO2 =COS+H2
【0019】コークス炉は、連続操業ではなく、バッチ
的に約20時間をかけて装炭、乾留、排出を繰り返して
いる。従って、ガスの発生量、組成も時間毎に変化して
おり、装炭後は急激にガスが発生するが、その後減少し
て乾留末期ではほとんど発生しなくなる。従って、窯単
位ではガス発生量に対応した対策をとらないと、装炭時
はガス発生量が増加して発塵する問題が発生し、一方、
乾留末期ではガス発生がなくなって空気を吸引する問題
が生じる、しかし、コークス炉全体では50窯以上を有
しているので、ガス発生は均質化されている。
【0020】以下上記の問題を解決する方法として、上
昇管2と集合管13との接続部の水封構造と作動方法に
ついて説明する。図3に、上昇管3と集合管13の接合
部の水封構造を示す。上昇管2の上部には、耐火物をラ
イニングした開閉弁21を設け、上昇管2から水封装置
14へ入る配管には、スチームエジェクター22を設置
する。水封装置14は、下部に水位を調整する水バルブ
23を設けて、水封の解除を行いガス流路の開閉を行
う。水バルブ23は、水封装置14から十分な距離をと
り、ガスの通過時に温度が上昇しないようにするのが好
ましい。また、水封装置は、ガス通過時は高温になるの
で、耐熱金属で構成する。作動方法は、コークス乾留末
期のガス発生が少なくなった時点で、水封装置14に水
を導入してガスを遮断すると同時に、上昇管上部の開閉
弁21を開く。乾留終了後、コークスの排出を行い、石
炭の装入を行う直前に、水封を解除して、開閉弁21を
閉め石炭の装入を行い、スチームエジェクター22を作
動させてガスの吸引を行って石炭の発塵を防止する。そ
の後、スチームエジェクター22は、停止させコークス
の乾留を行う。ガスの遮断は、水封方式でなく、耐熱バ
ルブの開閉で行うことも可能であるが、バルブの変形、
石炭粉の詰まりによるリークを考えると水封方式が好ま
しい。
【0021】
【実施例】以下、実施例を説明する。石炭を125T/
Hコークス炉に装入し、表1に示す組成のガス4000
0Nm3 /Hとタール5T/H、軽油1.25T/H、水
蒸気11000Nm3 /Hがコークス炉で発生した。これ
らの生成物に酸素13500Nm3 /H、蒸気6800Nm
3 /Hを用いて、熱分解炉で1200℃で分解した結
果、表2に示す組成のガス100400Nm3 /Hを得、
廃熱回収ボイラーで蒸気46T/Hを回収した。熱分解
炉は、タール、軽油、ガス中の炭化水素を分解するのに
必要な酸素と温度を調整するのに必要な水蒸気を供給し
た。水蒸気の一部は、分解にも使用されている。
【0022】回収量を従来法と比較すると、従来法で
は、ガス、タール、軽油の発熱量の合計は240.7Gc
al/Hに対し、本発明ではガスの発熱量は、213.4
Gcal/Hに低下するが、従来法では不可能であった廃熱
回収量37.4Gcal/Hを加えると250.7Gcal/H
になり、従来法より多くのエネルギーを回収することが
可能になる。これは、従来方法では、コークス炉から発
生するガスの顕熱は海水に捨てていたのに対し、本発明
方法ではタールを分解したガスの熱回収が可能になるこ
とによる。
【0023】ガス中のアンモニア、シアン化水素は、数
10ppm で従来法の生成ガスの含有量より少なかった。
また、ガスクーラーで凝縮したドレン水中には、有機
物、アンモニア、シアン化水素の含有量は少なく、従来
の活性汚泥処理した排水より少なかった。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、従来方法より簡単な設
備でコークス炉発生物の処理が可能になり、コークス炉
発生物の処理に必要な設備費を大幅に削減することが可
能になる。さらに、熱回収が可能になることで、回収エ
ネルギー量も増加し、排水中に含まれる有害物の排出量
も低減できる。タールを液化させないで分解すること
で、タールを取り扱う作業がなくなり、作業環境の改善
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコークス炉発生物処理設備の構成を示す
図面。
【図2】本発明のコークス炉発生物処理設備の構成を示
す図面。
【図3】本発明の水封装置の構成を示す図面。
【符号の説明】
1 コークス炉 2 上昇管 3 ドライメイン 4 タールデカンター 5 プライマリークーラー 6 電気集塵機 7 脱硫設備 8 硫安設備 9 軽油捕集設備 10 安水蒸留設備 11 活性汚泥廃水処理装置 12 ブロワー 13 集合管 14 水封装置 15 分解炉 16 廃熱回収装置 17 集塵機 18 ガスクーラー 19 酸素、蒸気ノズル 20 バーナー 21 開閉弁 22 スチームエジェクター 23 水バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 征治 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 Fターム(参考) 4H060 AA01 BB02 BB07 BB08 BB25 CC03 DD24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス炉から発生するガスをそのまま
    熱分解炉へ導入し、該熱分解炉で前記ガスを酸素または
    酸素と水蒸気で部分燃焼して、前記ガス中のタールおよ
    び軽油成分を主としてCO、H2 ガスに分解することを
    特徴とするコース炉発生物処理方法。
  2. 【請求項2】 前記熱分解炉の温度を1100〜130
    0℃に保持し、前記ガスの前記熱分解炉の滞留時間を2
    秒間以上とすることを特徴とする請求項1記載のコーク
    ス炉発生物処理方法。
  3. 【請求項3】 前記熱分解炉で発生したガスを集塵機で
    集塵するとともに、該集塵機で捕集したダストを、前記
    熱分解炉に設けたバーナーから酸素とともに、前記熱分
    解炉内へ吹き込んでガス化することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載のコークス炉発生物処理方法。
  4. 【請求項4】 前記熱分解炉とコークス炉を接続する配
    管に、コークス炉からの発生ガスを大気に解放する弁と
    水封装置を設けるとともに、コークス炉の乾留末期にコ
    ークス炉と前記熱分解炉を遮断することで、前記熱分解
    炉に空気が侵入するのを防止することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載のコークス炉発生物処理
    方法。
JP11077512A 1999-03-23 1999-03-23 コークス炉発生物処理方法 Withdrawn JP2000273473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11077512A JP2000273473A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 コークス炉発生物処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11077512A JP2000273473A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 コークス炉発生物処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000273473A true JP2000273473A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13636030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11077512A Withdrawn JP2000273473A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 コークス炉発生物処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000273473A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003055671A (ja) * 2001-08-20 2003-02-26 Nippon Steel Corp 粗コークス炉ガスの処理方法及び処理システム
KR100526127B1 (ko) * 2001-12-21 2005-11-08 주식회사 포스코 석탄가스의 멀티타르 및 미스트 제거장치
JP2007217696A (ja) * 2007-02-22 2007-08-30 Ebara Corp 素材製造システム及びガス供給方法
JP2011006576A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Nippon Steel Engineering Co Ltd ガス化施設の緊急停止装置
WO2011125696A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 新日本製鐵株式会社 石炭乾留ガス熱間処理設備及びコークス炉ガス熱間処理設備
WO2014046329A1 (ko) * 2012-09-24 2014-03-27 (주)포스코 코크스 오븐 가스 증량 방법
JP2015131902A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 三菱日立パワーシステムズ株式会社 コークス炉

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003055671A (ja) * 2001-08-20 2003-02-26 Nippon Steel Corp 粗コークス炉ガスの処理方法及び処理システム
KR100526127B1 (ko) * 2001-12-21 2005-11-08 주식회사 포스코 석탄가스의 멀티타르 및 미스트 제거장치
JP2007217696A (ja) * 2007-02-22 2007-08-30 Ebara Corp 素材製造システム及びガス供給方法
JP2011006576A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Nippon Steel Engineering Co Ltd ガス化施設の緊急停止装置
WO2011125696A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 新日本製鐵株式会社 石炭乾留ガス熱間処理設備及びコークス炉ガス熱間処理設備
CN102791831A (zh) * 2010-03-31 2012-11-21 新日本制铁株式会社 煤干馏气热处理设备以及炼焦炉气热处理设备
JP5114759B2 (ja) * 2010-03-31 2013-01-09 新日鐵住金株式会社 石炭乾留ガス熱間処理設備及びコークス炉ガス熱間処理設備
KR101420954B1 (ko) 2010-03-31 2014-07-17 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 석탄 건류 가스 열간 처리 설비 및 코크스로 가스 열간 처리 설비
WO2014046329A1 (ko) * 2012-09-24 2014-03-27 (주)포스코 코크스 오븐 가스 증량 방법
US10465123B2 (en) 2012-09-24 2019-11-05 Posco Method for increasing coke-oven gas
JP2015131902A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 三菱日立パワーシステムズ株式会社 コークス炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4594821B2 (ja) ガス化ガスの精製方法
JP4648794B2 (ja) ガス化ガスの精製方法及び装置
JP4764095B2 (ja) ガス化ガスの精製方法
BR112013001318B1 (pt) processo e aparelho para a gaseificação indireta da biomassa usando vapor de água
US20040084294A1 (en) Method and apparatus for processing a waste product
CN110527560A (zh) 一种有机固废清洁资源化处置方法
NO330096B1 (no) Fremgangsmate og innretning for produksjon av biodrivstoff fra avfall og/eller biomasse.
CN108636108B (zh) 基于焦化生产工序协同的化产尾气净化工艺
JPH11503221A (ja) 廃棄物熱処理方法及び装置
CN216297479U (zh) 一种热解式医疗废物处理系统
US3661719A (en) Non-polluting by-product coal carbonization plant
JP2000273473A (ja) コークス炉発生物処理方法
CN113877940A (zh) 一种医疗废物处理工艺
JP2007246695A (ja) 廃棄物ガス化装置
CN211419939U (zh) 含油污泥处理装置
KR100466408B1 (ko) 각종 폐기물의 전량 무공해 자원화 처리공정 및 그 장치
JP4667192B2 (ja) タール分解システムとタール分解方法
US20200157442A1 (en) Method and facility for producing electricity from an srf load
JP2005068435A (ja) 有機物に富む供給原料から除染合成ガスを高効率で製造する方法およびプラント
EA021586B1 (ru) Способ и система для получения горючего газа из топлива
JP4505178B2 (ja) 固体フィードの熱分解によって生じた生ガスの処理方法および処理プラント
KR200204708Y1 (ko) 산업 폐기물 재활용 장치
JP4555319B2 (ja) ガス化ガスの浄化方法及び浄化装置
CN114409170A (zh) 一种酚氨废水处理的水油氨硫渣分离系统和方法
JP2008308534A (ja) ガス化ガスの浄化方法及び浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606