JP2000274230A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置Info
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Abstract
気浄化装置において、前記NOx触媒のSOx被毒を防止
する。 【解決手段】 SOx吸収剤17の下流に、NOx吸収剤
20と、NOx触媒20を迂回するバイパス管26を設
け、バイパス管26の始端部に、排気ガスの経路を切り
替えるための切替弁28を設ける。SOx吸収剤17の
SOx放出処理時には、ストイキまたはリッチ空燃比制
御開始と同時に切替弁28をバイパス開位置に保持し、
排気ガスをバイパス管26に導き、NOx触媒20に流
れないようにする。SOx放出処理終了と同時にストイ
キまたはリッチ空燃比制御からリーン空燃比制御に切り
替え、この空燃比の切り替えから所定のディレイ時間が
経過した後に、切替弁28をバイパス閉位置に保持し
て、排気ガスをNOx触媒20に導き、バイパス管26
に排気ガスが流れないようにする。
Description
燃機関より排出される排気ガスから窒素酸化物(NO
x)を浄化することができる排気浄化装置に関するもの
である。
排気ガスからNOxを浄化する排気浄化装置として、吸
蔵還元型NOx触媒に代表されるNOx吸収剤がある。N
Ox吸収剤は、流入排気ガスの空燃比がリーン(即ち、
酸素過剰雰囲気下)のときにNOxを吸収し、流入排気
ガスの酸素濃度が低下したときに吸収したNOxを放出
するものであり、このNOx吸収剤の一種である吸蔵還
元型NOx触媒は、流入排気ガスの空燃比がリーン(即
ち、酸素過剰雰囲気下)のときにNOxを吸収し、流入
排気ガスの酸素濃度が低下したときに吸収したNOxを
放出しN2に還元する触媒である。
媒あるいはNOx触媒ということもある)を希薄燃焼可
能な内燃機関の排気通路に配置すると、リーン空燃比の
排気ガスが流れたときには排気ガス中のNOxが触媒に
吸収され、ストイキ(理論空燃比)あるいはリッチ空燃
比の排気ガスが流れたときに触媒に吸収されていたNO
xがNO2として放出され、さらに排気ガス中のHCやC
Oなどの還元成分によってN2に還元され、即ちNOxが
浄化される。
黄分が含まれており、内燃機関で燃料を燃焼すると、燃
料中の硫黄分が燃焼してSO2やSO3などの硫黄酸化物
(SOx)が発生する。前記吸蔵還元型NOx触媒は、N
Oxの吸収作用を行うのと同じメカニズムで排気ガス中
のSOxの吸収を行うので、内燃機関の排気通路にこの
NOx触媒を配置すると、このNOx触媒にはNOxのみ
ならずSOxも吸収される。
Oxは時間経過とともに安定な硫酸塩を形成するため、
前記NOx触媒からNOxの放出・還元を行うのと同じ条
件下では、分解、放出されにくく触媒内に蓄積され易い
傾向がある。NOx触媒内のSOx蓄積量が増大すると、
触媒のNOx吸収容量が減少して排気ガス中のNOxの除
去を十分に行うことができなくなりNOx浄化効率が低
下する。これが所謂SOx被毒である。
能を長期に亘って高く維持するために、NOx触媒より
も上流に、排気ガス中のSOxを専ら吸収するSOx吸収
剤を配置し、NOx触媒にSOxが流れ込まないようにし
てSOx被毒の防止を図った排気浄化装置が開発されて
いる。
リーンのときにSOxを吸収し、流入ガスの酸素濃度が
低いときに吸収したSOxをSO2として放出するもので
あるが、このSOx吸収剤のSOx吸収容量にも限りがあ
るため、SOx吸収剤がSOxで飽和する前にSOx吸収
剤から積極的にSOxを放出させる処理、即ち再生処理
を実行する必要がある。
例えば特許番号第2605580号の特許公報に開示さ
れている。この公報によれば、SOx吸収剤に吸収され
たSOxを放出させるには、流入排気ガスの空燃比をス
トイキまたはリッチにして酸素濃度を低下させる必要が
あり、また、SOx吸収剤の温度が高い方がSOxが放出
され易いとされている。
術では、SOx吸収剤からSOxを放出させたときに、放
出されたSOxが下流に配置されているNOx触媒に吸収
されるのを防止するために、SOx吸収剤とNOx触媒と
を接続する排気管から分岐してNOx触媒を迂回するバ
イパス通路を設けるとともに、排気ガスをNOx触媒と
バイパス通路のいずれに流すか選択的に切り替える排気
経路切替弁を設け、SOx吸収剤の再生処理実行中は排
気経路切替弁の制御により排気ガスをバイパス通路に流
れるようにしてNOx触媒には流れないようにし、再生
処理を実行していない時には排気経路切替弁の制御によ
り排気ガスをNOx触媒に流れるようにしてバイパス通
路には流れないようにしている。このようにすると、再
生処理実行中においては、SOx吸収剤から放出された
SOxがNOx触媒に流れ込まなくなるので、NOx触媒
がSOx被毒するのを阻止することができる。
技術では、SOx吸収剤の再生処理を行うときには、排
気ガスの空燃比をストイキまたはリッチにして酸素濃度
を低下させると同時に前記排気経路切替弁を制御して排
気ガスをバイパス通路に流れるようにし、再生処理の間
この状態を保持し、再生処理が終了すると、排気ガスの
空燃比をリーンにすると同時に排気経路切替弁を制御し
て排気ガスをNOx触媒に流れるように、排気ガスの経
路を切り替えていた。
排気経路切替弁を切替制御すると、再生処理が終了し排
気ガスの空燃比をリーンにしたにもかかわらず、再生処
理終了直後にSOx吸収剤からSOxが放出され、放出さ
れたSOxがNOx触媒に吸収されて、NOx触媒がSOx
被毒するという問題があった。
理中はSOx吸収剤にストイキまたはリッチ空燃比の排
気ガスが流れるが、その時にSOx吸収剤はSOxを放出
するだけでなく、排気ガス中のHCを吸着する。したが
って、再生処理終了時点ではSOx吸収剤に多量のHC
が吸着された状態になっている。一方、再生処理終了時
点といえども、SOx吸収剤に吸収されていたSOxが総
て放出されるわけではなく、SOx吸収剤には吸収され
たSOxが残っている。
吸収剤へリーン空燃比の排気ガスを流すと、排気ガスに
含まれている多量の酸素がSOx吸収剤に吸着されてい
るHCを酸化するために大量に消費され、その結果、S
Ox吸収剤の内部では排気ガスの空燃比がストイキ雰囲
気になり、しかも再生処理終了直後はまだSOx吸収剤
が高温であることもあって、SOx吸収剤に残っている
SOxが脱離し、SOx吸収剤から放出される。このSO
x吸収剤からのSOxの脱離は、SOx吸収剤に吸着され
ているHCの吸着量が減少してHCを酸化するための酸
素消費量が減少し、SOx吸収剤の内部の空燃比がリー
ンになるまで続く。
空燃比をリーンにすると同時に排気ガスをNOx触媒に
流れるように排気経路切替弁を制御しているので、SO
x吸収剤から放出されたSOxが排気ガスとともにNOx
触媒に流れ、NOx触媒を被毒するものと思われる。
鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする
課題は、SOx吸収剤に流入する排気ガスの空燃比がス
トイキまたはリッチからリーンに切り替わった直後にS
Ox吸収剤から放出されるSOxをNOx吸収剤に流入さ
せないようにすることにより、NOx吸収剤のSOx被毒
をより確実に防止することにある。
するために、以下の手段を採用した。 (1) 本出願の第1の発明に係る内燃機関の排気浄化
装置は、(イ)希薄燃焼可能な内燃機関の排気通路に配
置され、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときにS
Oxを吸収し流入する排気ガスの酸素濃度が低いときに
吸収したSOxを放出するSOx吸収剤と、(ロ)前記S
Ox吸収剤よりも下流の前記排気通路に配置され、流入
する排気ガスの空燃比がリーンのときにNOxを吸収し
流入する排気ガスの酸素濃度が低いときに吸収したNO
xを放出するNOx吸収剤と、(ハ)前記SOx吸収剤の
下流で分岐し前記NOx吸収剤を迂回して排気ガスを流
すバイパス通路と、(ニ)前記SOx吸収剤から流出し
た排気ガスを前記NOx吸収剤と前記バイパス通路のい
ずれに導くか選択的に切り替える排気経路切替手段と、
(ホ)排気ガスの空燃比をストイキまたはリッチにして
前記SOx吸収剤に吸収されたSOxを放出するSOx放
出処理時にはSOx吸収剤から流出する排気ガスが前記
バイパス通路に導かれるように前記排気経路切替手段を
制御し、前記SOx放出処理の終了により排気ガスの空
燃比をリーンに切り替えてから所定時間経過後にSOx
吸収剤から流出する排気ガスが前記NOx吸収剤に導か
れるように前記排気経路切替手段を制御する排気経路切
替制御手段と、を備えたことを特徴とする。
装置においては、SOx放出処理時にはストイキまたは
リッチ空燃比の排気ガスがSOx吸収剤に流れ、これに
よってSOx吸収剤に吸収されていたSOxが脱離し放出
される。放出されたSOxはバイパス通路に流れるの
で、NOx吸収剤には流れ込まない。したがって、SOx
放出処理中はNOx吸収剤がSOx被毒することはない。
なお、SOx吸収剤から放出されたSOxは排気ガス中の
未燃HC、COによって還元せしめられ、SO2となっ
て排出される。
ガスの空燃比はリーンに切り替わるが、リーン空燃比に
切り替わっても所定時間経過するまでは排気ガスはバイ
パス通路に導かれ、NOx吸収剤には流れ込まない。し
たがって、SOx放出処理終了後、排気ガスのリーン空
燃比切り替え直後にSOx吸収剤から放出されるSOxも
バイパス通路を流れ、NOx吸収剤には流れ込まない。
したがって、この間においてもNOx吸収剤がSOx被毒
することはない。
SOx吸収剤から放出されていたSOxも、リーン空燃比
への切り替えから前記所定時間が経過するまでには、S
Ox吸収剤から放出されなくなる。したがって、前記所
定時間経過後に排気ガスがNOx吸収剤に流れるように
なった時には、SOx吸収剤からSOxが放出されていな
いので、NOx吸収剤がSOx被毒することはない。
関の排気浄化装置は、(イ)希薄燃焼可能な内燃機関の
排気通路に配置され、流入する排気ガスの空燃比がリー
ンのときにSOxを吸収し流入する排気ガスの酸素濃度
が低いときに吸収したSOxを放出するSOx吸収剤と、
(ロ)前記SOx吸収剤よりも下流の前記排気通路に配
置され、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときにN
Oxを吸収し流入する排気ガスの酸素濃度が低いときに
吸収したNOxを放出するNOx吸収剤と、(ハ)前記S
Ox吸収剤の下流で分岐し前記NOx吸収剤を迂回して排
気ガスを流すバイパス通路と、(ニ)前記SOx吸収剤
から流出した排気ガスを前記NOx吸収剤と前記バイパ
ス通路のいずれに導くか選択的に切り替える排気経路切
替手段と、(ホ)前記SOx吸収剤と前記NOx吸収剤の
間に設けられた酸素濃度検出手段と、(ヘ)排気ガスの
空燃比をストイキまたはリッチにして前記SOx吸収剤
に吸収されたSOxを放出するSOx放出処理時にSOx
吸収剤から流出する排気ガスが前記バイパス通路に導か
れるように前記排気経路切替手段を制御し、前記SOx
放出処理終了後に前記酸素濃度検出手段で検出された酸
素濃度に基づきSOx吸収剤の下流における排気ガスの
空燃比がリーンであると判定されるとSOx吸収剤から
流出する排気ガスが前記NOx吸収剤に導かれるように
前記排気経路切替手段を制御する排気経路切替制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
装置においては、SOx放出処理時にはストイキまたは
リッチ空燃比の排気ガスがSOx吸収剤に流れ、これに
よってSOx吸収剤に吸収されていたSOxが脱離し放出
される。放出されたSOxはバイパス通路に流れるの
で、NOx吸収剤には流れ込まない。したがって、SOx
放出処理中はNOx吸収剤がSOx被毒することはない。
なお、SOx吸収剤から放出されたSOxは排気ガス中の
未燃HC、COによって還元せしめられ、SO2となっ
て排出される。
ガスの空燃比はリーンに切り替わるが、リーン空燃比に
切り替わっても、前記酸素濃度検出手段で検出された酸
素濃度に基づいてSOx吸収剤下流の排気ガスの空燃比
がリーンであると判定されるまでは、排気ガスはバイパ
ス通路に導かれ、NOx吸収剤には流れ込まない。した
がって、SOx放出処理終了後、リーン空燃比への切り
替え直後にSOx吸収剤から放出されるSOxもバイパス
通路を流れ、NOx吸収剤には流れ込まない。したがっ
て、この間においてもNOx吸収剤がSOx被毒すること
はない。
比がリーンになっていれば、その時にはSOx吸収剤か
らSOxが放出されていないはずである。したがって、
SOx吸収剤下流の排気ガスの空燃比がリーンであると
判定されて排気ガスがNOx吸収剤に流れるようになっ
た時には、SOx吸収剤からSOxが放出されていないの
で、NOx吸収剤がSOx被毒することはない。
内燃機関の排気浄化装置において、希薄燃焼可能な内燃
機関としては、筒内直接噴射式のリーンバーンガソリン
エンジンやディーゼルエンジンを例示することができ
る。リーンバーンガソリンエンジンの場合には、排気ガ
スの空燃比制御は燃焼室に供給される混合気の空燃比制
御により実現可能である。ディーゼルエンジンの場合の
排気ガスの空燃比制御は、吸気行程または膨張行程また
は排気行程で燃料を噴射する所謂副噴射を行うか、ある
いは、SOx吸収剤よりも上流の排気通路内に還元剤を
供給することにより実現可能である。ここで、排気ガス
の空燃比とは、機関吸気通路及び上流側NOx吸収剤よ
りも上流での排気通路内に供給された空気及び燃料(炭
化水素)の比をいう。
内燃機関の排気浄化装置において、NOx吸収剤として
は吸蔵還元型NOx触媒を例示することができる。吸蔵
還元型NOx触媒は、流入する排気ガスの空燃比がリー
ンのときにNOxを吸収し、流入する排気ガス中の酸素
濃度が低下すると吸収したNOxを放出し、N2に還元す
る触媒である。この吸蔵還元型NOx触媒は、例えばア
ルミナを担体とし、この担体上に例えばカリウムK、ナ
トリウムNa、リチウムLi、セシウムCsのようなア
ルカリ金属、バリウムBa、カルシウムCaのようなア
ルカリ土類、ランタンLa、イットリウムYのような希
土類から選ばれた少なくとも一つと、白金Ptのような
貴金属とが担持されてなるものを例示することができ
る。
内燃機関の排気浄化装置において、SOx吸収剤として
は、三元触媒や吸蔵還元型NOx触媒や選択還元型NOx
触媒等を例示することができる。ここで、選択還元型N
Ox触媒とは、酸素過剰の雰囲気で炭化水素の存在下で
NOxを還元または分解する触媒をいい、ゼオライトに
Cu等の遷移金属をイオン交換して担持した触媒、ゼオ
ライトまたはアルミナに貴金属を担持した触媒、等が含
まれる。
内燃機関の排気浄化装置において、前記排気経路切替手
段は、バイパス通路の分岐部に設けた単一の切替弁で構
成することもできるし、あるいは、分岐部よりも下流の
NOx吸収剤に近い位置にある排気通路に第1の開閉弁
を設けバイパス通路に第2の開閉弁を設けて一方の開閉
弁が開くと他方の開閉弁が閉じるように制御して構成す
ることもできる。
内燃機関の排気浄化装置において、「SOx放出処理」
とは、SOx吸収剤に吸収されているSOxを積極的に放
出させるために排気ガスの空燃比をストイキまたはリッ
チに制御する場合は勿論であるが、内燃機関の運転状態
からの要求により気筒内での燃焼のために燃焼用ガスの
空燃比をストイキまたはリッチに制御する結果、排気ガ
スの空燃比がストイキまたはリッチになってSOx吸収
剤からSOxが放出される場合も含むものである。ここ
で、「内燃機関の運転状態からの要求」とは、例えば、
内燃機関の高負荷運転時、全負荷運転時、始動時の暖機
運転時、さらに車両駆動用の内燃機関の場合の加速時、
高速の定速運転時などが考えられる。
気浄化装置の実施の形態を図1から図8の図面に基いて
説明する。
燃焼可能な車両用ガソリンエンジンに適用した場合の概
略構成を示す図である。この図において、符号1は機関
本体、符号2はピストン、符号3は燃焼室、符号4は点
火栓、符号5は吸気弁、符号6は吸気ポート、符号7は
排気弁、符号8は排気ポートを夫々示す。
ージタンク10に連結され、各枝管9には夫々吸気ポー
ト6内に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁11が取り付
けられている。サージタンク10は吸気ダクト12およ
びエアフロメータ13を介してエアクリーナ14に連結
され、吸気ダクト12内にはスロットル弁15が配置さ
れている。
を介してSOx吸収剤17を内蔵したケーシング18に
連結され、ケーシング18の出口部は排気管19を介し
て吸蔵還元型NOx触媒(NOx吸収剤)20を内蔵した
ケーシング21に連結され、ケーシング21は排気管2
2を介して図示しないマフラーに接続されている。尚、
以下の説明では、吸蔵還元型NOx触媒20をNOx触媒
20と称す。SOx吸収剤17およびNOx触媒20につ
いては後で詳述する。
2は、NOx触媒20を迂回するバイパス管(バイパス
通路)26によって連結されており、バイパス管26の
分岐部であるケーシング21の入口部21aには、アク
チュエータ27によって弁体が作動される排気切替弁
(排気経路切替手段)28が設けられている。この排気
切替弁28(以下、切替弁28と略す)はアクチュエー
タ27によって、図1の実線で示されるようにバイパス
管26の入口部を閉鎖し且つNOx触媒20への入口部
を全開にするバイパス閉位置と、図1の破線で示される
ようにNOx触媒20への入口部を閉鎖し且つバイパス
管26の入口部を全開にするバイパス開位置のいずれか
一方の位置を選択して作動せしめられる。
ト(ECU)30はデジタルコンピュータからなり、双
方向バス31によって相互に接続されたROM(リード
オンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)33、CPU(セントラルプロセッサユニット)3
4、入力ポート35、出力ポート36を具備する。エア
フロメータ13は吸入空気量に比例した出力電圧を発生
し、この出力電圧がAD変換器37を介して入力ポート
35に入力される。
9には、SOx吸収剤17を出た排気ガスの温度に比例
した出力電圧を発生する温度センサ23が取り付けられ
ており、温度センサ23の出力電圧がAD変換器38を
介して入力ポート35に入力される。また、入力ポート
35には機関回転数を表す出力パルスを発生する回転数
センサ41が接続されている。出力ポート36は対応す
る駆動回路39を介して夫々点火栓4および燃料噴射弁
11、アクチュエータ27に接続されている。
基づいて燃料噴射時間TAUが算出される。 TAU=TP・K ここで、TPは基本燃料噴射時間を示しており、Kは補
正係数を示している。基本燃料噴射時間TPは機関シリ
ンダ内に供給される混合気の空燃比を理論空燃比とする
のに必要な燃料噴射時間を示している。この基本燃料噴
射時間TPは予め実験により求められ、機関負荷Q/N
(吸入空気量Q/機関回転数N)および機関回転数Nの
関数として図2に示すようなマップの形で予めROM3
2内に記憶されている。補正係数Kは機関シリンダ内に
供給される混合気の空燃比を制御するための係数であっ
て、K=1.0であれば機関シリンダ内に供給される混
合気は理論空燃比となる。これに対してK<1.0にな
れば機関シリンダ内に供給される混合気の空燃比は理論
空燃比よりも大きくなり、即ちリーンとなり、K>1.
0になれば機関シリンダ内に供給される混合気の空燃比
は理論空燃比よりも小さくなり、即ちリッチとなる。
ンでは、機関低中負荷運転領域では補正係数Kの値が
1.0よりも小さい値とされてリーン空燃比制御が行わ
れ、機関高負荷運転領域、エンジン始動時の暖機運転
時、加速時、及び120km/h以上の定速運転時には
補正係数Kの値が1.0とされてストイキ制御が行わ
れ、機関全負荷運転領域では補正係数Kの値は1.0よ
りも大きな値とされてリッチ空燃比制御が行われるよう
に設定してある。
度が最も高く、したがって運転期間中の大部分において
補正係数Kの値が1.0よりも小さくされて、リーン混
合気が燃焼せしめられることになる。
の代表的な成分の濃度を概略的に示している。この図か
らわかるように、燃焼室3から排出される排気ガス中の
未燃HC,COの濃度は燃焼室3内に供給される混合気
の空燃比がリッチになるほど増大し、燃焼室3から排出
される排気ガス中の酸素O2の濃度は燃焼室3内に供給
される混合気の空燃比がリーンになるほど増大する。
触媒20は、例えばアルミナを担体とし、この担体上に
例えばカリウムK、ナトリウムNa、リチウムLi、セ
シウムCsのようなアルカリ金属、バリウムBa、カル
シウムCaのようなアルカリ土類、ランタンLa、イッ
トリウムYのような希土類から選ばれた少なくとも一つ
と、白金Ptのような貴金属とが担持されてなる。
置すると、NOx触媒20は、流入排気ガスの空燃比
(以下、排気空燃比という)がリーンのときにはNOx
を吸収し、流入排気ガス中の酸素濃度が低下すると吸収
したNOxを放出するNOxの吸放出作用を行う。ここ
で、排気空燃比とは、機関吸気通路およびNOx触媒2
0より上流の排気通路内に供給された空気および燃料
(炭化水素)の比をいう。
内に燃料(炭化水素)あるいは空気が供給されない場合
には、排気空燃比は燃焼室3内に供給される混合気の空
燃比に一致し、したがってこの場合には、NOx触媒2
0は燃焼室3内に供給される混合気の空燃比がリーンの
ときにはNOxを吸収し、燃焼室3内に供給される混合
気中の酸素濃度が低下すると吸収したNOxを放出する
ことになる。
詳細なメカニズムについては明かでない部分もある。し
かしながら、この吸放出作用は図4に示すようなメカニ
ズムで行われているものと考えられる。次に、このメカ
ニズムについて担体上に白金PtおよびバリウムBaを
担持させた場合を例にとって説明するが、他の貴金属,
アルカリ金属,アルカリ土類,希土類を用いても同様な
メカニズムとなる。
ンになると流入排気ガス中の酸素濃度が大巾に増大し、
図4(A)に示されるように酸素O2 がO2 -又はO2-の
形で白金Ptの表面に付着する。一方、流入排気ガスに
含まれるNOは、白金Ptの表面上でO2 -又はO2-と反
応し、NO2 となる(2NO+O2 →2NO2 )。
Pt上で酸化されつつNOx触媒20内に吸収されて酸
化バリウムBaOと結合しながら、図4(A)に示され
るように硝酸イオンNO3 -の形でNOx触媒20内に拡
散する。このようにしてNOxがNOx触媒20内に吸収
される。
Ptの表面でNO2が生成され、NOx触媒20のNOx
吸収能力が飽和しない限り、NO2がNOx触媒20内に
吸収されて硝酸イオンNO3 -が生成される。
が低下してNO2の生成量が低下すると反応が逆方向
(NO3 -→NO2)に進み、NOx触媒20内の硝酸イオ
ンNO 3 -がNO2またはNOの形でNOx触媒20から放
出される。即ち、流入排気ガス中の酸素濃度が低下する
と、NOx触媒20からNOxが放出されることになる。
図3に示されるように、流入排気ガスのリーンの度合い
が低くなれば流入排気ガス中の酸素濃度が低下し、した
がって流入排気ガスのリーンの度合いを低くすればNO
x触媒20からNOxが放出されることとなる。
混合気がストイキまたはリッチになると、図3に示され
るように機関からは多量の未燃HC,COが排出され、
これら未燃HC,COは、白金Pt上の酸素O2 -又はO
2-と反応して酸化せしめられる。
になると流入排気ガス中の酸素濃度が極度に低下するた
めにNOx触媒20からNO2またはNOが放出され、こ
のNO2またはNOは、図4(B)に示されるように未
燃HC、COと反応して還元せしめられてN2となる。
ず白金Pt上の酸素O2 -又はO2-とただちに反応して酸
化せしめられ、次いで白金Pt上の酸素O2 -又はO2-が
消費されてもまだHC,COが残っていれば、このH
C,COによってNOx触媒20から放出されたNOxお
よびエンジンから排出されたNOxがN2に還元せしめら
れる。
またはNOが存在しなくなると、NOx触媒20から次
から次へとNO2またはNOが放出され、さらにN2に還
元せしめられる。したがって、排気空燃比をストイキま
たはリッチにすると短時間の内にNOx触媒20からN
Oxが放出されることになる。
NOxがNOx触媒20に吸収され、排気空燃比をストイ
キあるいはリッチにするとNOxがNOx触媒20から短
時間のうちに放出され、N2に還元される。したがっ
て、大気中へのNOxの排出を阻止することができる。
供給される混合気をリッチとし、また高負荷運転時、エ
ンジン始動時の暖機運転時、加速時、及び120km/
h以上の定速運転時には混合気を理論空燃比(ストイ
キ)とし、低中負荷運転時には混合気をリーンとした場
合には、低中負荷運転時に排気ガス中のNOxがNOx触
媒20に吸収され、全負荷運転時及び高負荷運転時にN
Ox触媒20からNOxが放出され還元されることにな
る。しかしながら、全負荷運転あるいは高負荷運転の頻
度が少なく、低中負荷運転の頻度が多くその運転時間が
長ければ、NOxの放出・還元が間に合わなくなり、N
Ox触媒20のNOx吸収能力(NOx吸収容量)が飽和
してNOxを吸収できなくなってしまう。
気の燃焼が行われているとき、即ち中低負荷運転を行っ
ているときには、比較的に短い周期でスパイク的(短時
間)にストイキまたはリッチ混合気の燃焼が行われるよ
うに混合気の空燃比を制御し、短周期的にNOxの放出
・還元を行う手法を採用することがある。このようにN
Oxの吸放出のために、排気空燃比(この実施の形態で
は混合気の空燃比)が比較的に短い周期で「リーン」と
「スパイク的なストイキまたはリッチ(以下、これをリ
ッチスパイクという)」を交互に繰り返されるように制
御することを、リーン・リッチスパイク制御と称してお
り、この実施の形態においてもリーン・リッチスパイク
制御を採用している。尚、この出願においては、リーン
・リッチスパイク制御はリーン空燃比制御に含まれるも
のとする。
り、燃料中の硫黄が燃焼するとSO2やSO3などの硫黄
酸化物(SOx)が発生し、NOx触媒20は排気ガス中
のこれらSOxも吸収する。NOx触媒20のSOx吸収
メカニズムはNOx吸収メカニズムと同じであると考え
られる。即ち、NOxの吸収メカニズムを説明したとき
と同様に担体上に白金PtおよびバリウムBaを坦持さ
せた場合を例にとって説明すると、前述したように、排
気空燃比がリーンのときには、酸素O2がO2 -又はO2-
の形でNOx触媒20の白金Ptの表面に付着してお
り、流入排気ガス中のSOx(例えばSO2)は白金Pt
の表面上で酸化されてSO3となる。
表面で更に酸化されながらNOx触媒20内に吸収され
て酸化バリウムBaOと結合し、硫酸イオンSO4 2-の
形でNOx触媒20内に拡散し硫酸塩BaSO4を生成す
る。この硫酸塩BaSO4は安定していて分解しずら
く、前述したリーン・リッチスパイク制御により流入排
気ガスの空燃比を短時間だけストイキまたはリッチにし
ても分解されずにNOx触媒20内に残ってしまう。し
たがって、時間経過に伴いNOx触媒20内のBaSO4
の生成量が増大するとNOx触媒20の吸収に関与でき
るBaOの量が減少してNOxの吸収能力が低下してし
まう。これが即ちSOx被毒である。
20にSOxが流入しないように、流入する排気ガスの
空燃比がリーンのときにSOxを吸収し流入する排気ガ
スの酸素濃度が低いときに吸収したSOxを放出するS
Ox吸収剤17を、NOx吸収剤20よりも上流に配置し
ているのである。このSOx吸収剤17は、SOx吸収剤
17に流入する排気ガスの空燃比がリーンのときにはS
Oxと共にNOxも吸収するが、流入する排気ガスの空燃
比をストイキまたはリッチにし酸素濃度が低くなると吸
収したSOxばかりでなくNOxも放出する。
が吸収されると安定した硫酸塩BaSO4が生成され、
その結果、NOx触媒20に流入する排気ガスの空燃比
をストイキまたはリッチにしてもSOxがNOx触媒20
から放出されなくなる。したがって、SOx吸収剤17
に流入する排気ガスの空燃比をストイキまたはリッチに
したときにSOx吸収剤17からSOxが放出されるよう
にするためには、吸収したSOxが硫酸イオンSO4 2-の
形でSOx吸収剤17内に存在するようにするか、ある
いは、硫酸塩BaSO4が生成されたとしても硫酸塩B
aSO4が安定しない状態でSOx吸収剤17に存在する
ようにすることが必要となる。これを可能とするSOx
吸収剤17としては、アルミナからなる担体上に銅C
u、鉄Fe、マンガンMn、ニッケルNiのような遷移
金属、ナトリウムNa、チタンTiおよびリチウムLi
から選ばれた少なくとも一つを坦持したSOx吸収剤1
7を用いることができる。
7に流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに排気ガ
ス中のSO2がSOx吸収剤17の表面で酸化されつつ硫
酸イオンSO4 2-の形でSOx吸収剤17内に吸収され、
次いでSOx吸収剤17内に拡散される。この場合、S
Ox吸収剤17の担体上に白金Pt、パラジウムPd、
ロジウムRhのうちのいずれかを坦持させておくとSO
2がSO3 2-の形で白金Pt、パラジウムPd、ロジウム
Rh上に吸着し易くなり、かくしてSO2は硫酸イオン
SO4 2-の形でSOx吸収剤17内に吸収され易くなる。
したがって、SO2の吸収を促進するためにはSOx吸収
剤17の担体上に白金Pt、パラジウムPd、ロジウム
Rhのいずれかを坦持させることが好ましい。
流に配置すると、SOx吸収剤17に流入する排気ガス
の空燃比がリーンになると排気ガス中のSOxがSOx吸
収剤17に吸収され、したがって、下流のNOx触媒2
0にはSOxが流れ込まなくなり、NOx触媒20では排
気ガス中のNOxのみが吸収されることになる。
吸収されたSOxは硫酸イオンSO4 2 -の形でSOx吸収
剤17に拡散しているか、あるいは不安定な状態で硫酸
塩BaSO4となっている。したがって、SOx吸収剤1
7に流入する排気ガスの空燃比がストイキまたはリッチ
になって酸素濃度が低下するとSOx吸収剤17に吸収
されているSOxがSOx吸収剤17から容易に放出され
ることになる。
吸収剤17の吸放出作用に関して次のことがわかった。
SOx吸収剤17に吸収されているSOx量が少ないとき
には、SOx吸収剤17のSOx吸着力が強いため、SO
x吸収剤17にストイキまたはリッチ空燃比の排気ガス
を短時間(例えば5秒以下)流したのではSOx吸収剤
17からSOxは放出されない。これについては、本出
願人は、SOx吸収剤17に吸収されているSOx量が少
ないときに、NOx触媒20からNOxを放出させるため
に行うリーン・リッチスパイク制御のときのストイキま
たはリッチ空燃比の継続時間ではSOx吸収剤17から
SOxが放出されないことを確認している。ただし、S
Ox吸収剤17に吸収されているSOx量が少ないときで
あっても、SOx吸収剤17にストイキまたはリッチ空
燃比の排気ガスを長時間流した場合には、SOx吸収剤
17からSOxが放出される。
れているSOx量が増えたときには、SOx吸収剤17の
SOx吸着力が弱くなるため、SOx吸収剤17にストイ
キまたはリッチ空燃比の排気ガスを短時間流した場合に
もSOx吸収剤17からSOxが漏れ出て、下流のNOx
触媒20を被毒する虞れがある。
運転状態の履歴からSOx吸収剤17に吸収されたSOx
量を推定し、その推定SOx吸収量が所定量に達した時
をSOx吸収剤17からSOxを放出させるべき時期と判
断して、SOx吸収剤17からSOxを積極的に放出させ
る処理(以下、この処理を再生処理という)を実行す
る。SOx吸収剤17の再生処理を実行するに際し、E
CU30は、機関回転数Nと機関負荷Q/Nからその時
の機関運転状態を判断し、また、温度センサ29で検出
したその時の排気ガス温度をSOx吸収剤17の温度と
して代用し、機関運転状態とSOx吸収剤17の温度に
基づき燃費悪化が少なく最も効率的にSOxを放出でき
るストイキまたはリッチ条件を選定し、選定した空燃比
でエンジンを運転して排出される排気ガスを長時間SO
x吸収剤17に流すことにより実行する。
(例えば、550゜C)以上の高温にすると、SOx吸
収剤17からSOxが放出され易いことが、換言すれば
SOxの放出を促進できることがわかっている。そこ
で、この実施の形態では、ECU30は、SOx吸収剤
17の再生処理実行中、適宜の手段によって排気ガス温
度の温度制御を行い、SOx吸収剤17の温度を前記所
定温度(以下、これをSOx放出温度という)以上に制
御する。
剤17から流出した排気ガス(以下、再生処理時にSO
x吸収剤17から排出される排気ガスを再生排気と称
し、非再生処理時にSOx吸収剤17から排出される排
気ガスと区別する場合もある)にはSOx吸収剤17か
ら放出された多量のSOxが含まれることとなるため、
この再生排気がNOx触媒20に流入すると再生排気中
のSOxがNOx触媒20に吸収され、NOx触媒20が
SOx被毒してしまい、SOx吸収剤17を設けた意味が
なくなってしまう。そこで、この実施の形態では、SO
x吸収剤17の再生処理時にSOx吸収剤17から放出さ
れたSOxがNOx触媒20に吸収されるのを阻止するた
めに、SOx吸収剤17の再生処理時にはSOx吸収剤1
7から流出した再生排気をバイパス管26内に導くよう
にしている。
負荷運転時、エンジン始動時の暖機運転時、加速時、及
び120km/h以上の定速運転時には空燃比がストイ
キ制御され、全負荷運転時には空燃比がリッチ制御とさ
れるようになっている。したがって、これら運転状態の
ときには排気ガスの空燃比がストイキまたはリッチにな
って、ストイキまたはリッチ空燃比の排気ガスがSOx
吸収剤17に流入することとなる。
燃比の排気ガスがSOx吸収剤17に流入しても瞬時で
あればSOx吸収剤17からSOxが放出されることはな
いので何ら問題は生じないが、ある程度継続して流入し
た場合にはSOx吸収剤17からSOxが放出される虞れ
があり、この排気ガスが下流のNOx触媒20に流入す
るとNOx触媒20がSOx被毒する虞れがある。特に、
排気ガス温度が前記SOx放出温度以上になるとSOx吸
収剤17からのSOxの放出が促進されるため、NOx触
媒20のSOx被毒の虞れが大きくなる。
本体1が暖機されるまで継続されるので長時間に亘る場
合があり、加速時もある程度の時間継続して行われる場
合もあり、120km/h以上の定速運転も高速道路に
おける走行で長時間継続される場合があり、これらの場
合に、前記SOx吸収剤17からSOxが放出される虞れ
がある。
時、エンジン始動時の暖機運転時、加速時、及び120
km/h以上の定速運転時、全負荷運転時など、エンジ
ンの運転状態からの要求により空燃比をストイキまたは
リッチ制御(以下、これをエンジン運転状態によるスト
イキまたはリッチ空燃比制御と称す)した結果、排気ガ
スの空燃比がストイキまたはリッチになったときには、
SOx吸収剤17から流出した排気ガスをバイパス管2
6内に導き、NOx触媒20に流入するのを阻止してい
る。
剤17の再生処理を実行しているか否かにかかわらず、
空燃比をストイキ制御またはリッチ制御しているときに
は、SOx吸収剤17から流出した排気ガスをバイパス
管26内に導き、NOx触媒20に流入するのを阻止し
ている。
によりSOx吸収剤17からSOxが放出される場合と、
前述の如くエンジン運転状態からの要求でストイキまた
はリッチ空燃比制御する結果SOx吸収剤17からSOx
が放出される場合を総称して、SOx吸収剤17のSOx
放出処理と称す。
詳述する。排気ガス中のNOxをNOx触媒20で吸放出
し還元浄化するために空燃比のリーン・リッチスパイク
制御を実行しているときには、切替弁28が図1におい
て実線で示すようにバイパス閉位置に保持される。した
がって、このときにはSOx吸収剤17から流出した排
気ガスはNOx触媒20に流入し、バイパス管26には
流れない。そして、排気ガス中のSOxはSOx吸収剤1
7に吸収され、NOx触媒20にはSOxが流れ込まなく
なり、NOx触媒20のSOx被毒が防止される。そし
て、排気ガス中のNOxがNOx触媒20で吸放出され、
還元浄化される。
行する時には、空燃比の制御がリーン・リッチスパイク
制御からストイキまたはリッチ制御に切り替えられると
同時に、切替弁28がバイパス閉位置から図1において
破線で示すバイパス開位置に切り替えられ、その状態に
保持される。
はリッチに制御されると、排気ガスの空燃比がストイキ
またはリッチになる。この排気ガスがSOx吸収剤17
に流入するとSOx吸収剤17からSOxが放出される。
この時、切替弁28がバイパス開位置になっているの
で、SOx吸収剤17から流出したSOxを多量に含む排
気ガスはNOx触媒20内には流入せず、バイパス管2
6を流れる。したがって、NOx触媒20がSOx吸収剤
17から放出されたSOxによって被毒するのを阻止す
ることができる。尚、排気ガス中のSOxは排気ガス中
の未燃HC、COによって還元せしめられ、SO2とな
って放出される。
キまたはリッチ空燃比制御からリーン・リッチスパイク
制御に切り替わる時には、空燃比制御の切り替えから所
定のディレイ時間が経過した後に切替弁28をバイパス
開位置からバイパス閉位置に切り替える。このように空
燃比制御の切り替えから切替弁28による排気ガスの経
路の切り替えまでにディレイ時間を設ける理由は次の通
りである。
イキまたはリッチ空燃比の排気ガスが流れるが、その時
にSOx吸収剤17はSOxを放出するだけでなく、排気
ガス中のHCを吸着する。したがって、SOx放出処理
終了時点ではSOx吸収剤17に多量のHCが吸着され
た状態になっている。一方、SOx放出処理終了時点と
いえども、SOx吸収剤17に吸収されていたSOxが総
て放出されるわけではなく、SOx吸収剤17にはSOx
が残存している。これについては、SOx吸収剤17の
再生処理直後も例外ではない。
SOx吸収剤17へリーン空燃比の排気ガスが流れる
と、排気ガスに含まれている酸素がSOx吸収剤17に
吸着されているHCを酸化するために大量に消費され、
その結果、リーン空燃比の排気ガスをSOx吸収剤17
に流入させてもSOx吸収剤17の内部においてはスト
イキ雰囲気になり、しかもSOx放出処理終了直後はま
だSOx吸収剤17が高温でありSOxを脱離させ易い雰
囲気にあることもあって、SOx吸収剤17に残存して
いるSOxが脱離し、SOx吸収剤17から放出される。
このSOx吸収剤17からのSOxの脱離は、SOx吸収
剤17に吸着されているHCの吸着量が減少してHCを
酸化するための酸素消費量が減少し、SOx吸収剤17
の内部の空燃比がリーンになるまで続く。
制御からリーン・リッチスパイク制御に切り替わると同
時に切替弁28をバイパス開位置からバイパス閉位置に
切り替えて排気ガスをNOx触媒20に流れるようにす
ると、SOx放出処理終了直後にSOx吸収剤17から放
出されるSOxがNOx触媒20に流入し、NOx触媒2
0をSOx被毒させてしまう虞れがある。
処理が終了しリーン空燃比の排気ガスがSOx吸収剤1
7に流れるようになっても、SOx吸収剤17からSOx
が放出されなくなるまでの所定時間が経過するまでは、
切替弁28をバイパス開位置に保持して排気ガスをバイ
パス管26に流し、NOx触媒20に流入させないよう
にした。
にSOx吸収剤17からSOxが脱離したとしても、脱離
したSOxがNOx触媒20に流入することがなくなり、
NOx触媒20がSOx被毒するのを防止することができ
る。
による排気ガスの経路切り替えまでのディレイ時間をど
のくらいの長さに設定するかは、ストイキまたはリッチ
空燃比制御からリーン・リッチスパイク制御に切り替え
る時点におけるエンジンの運転状態に基づきROM32
に格納されているディレイ時間マップを参照して選定す
る。
エンジンに対して実験を行い、排気ガス温度、車速、エ
ンジン回転数などエンジンの運転状態と、空燃比制御切
り替え直後からSOx吸収剤17のSOx脱離が終了する
までの時間との関係を求め、この実験結果に基づいてエ
ンジンの運転状態に応じた最適なディレイ時間を設定
し、マップ化して作成する。ちなみに、ディレイ時間と
排気ガス温度等との関係は、排気ガス温度が高くなるほ
どディレイ時間は短くて済み、車速が大きくなるほどデ
ィレイ時間は短くて済み、エンジン回転数が大きくなる
ほどディレイ時間は短くて済む傾向にある。
切替弁28をバイパス開位置からバイパス閉位置に切り
替えて、SOx吸収剤17から流出した排気ガスをNOx
触媒20に流し、バイパス管26に流れないようにす
る。ディレイ時間経過後はリーン空燃比の排気ガスがS
Ox触媒17に流入してもSOx吸収剤17からのSOx
脱離がなく、排気ガス中のSOxはSOx吸収剤17に吸
収されるので、NOx触媒20にはSOxが流れ込まなく
なり、NOx触媒20のSOx被毒が防止される。そし
て、排気ガス中のNOxがNOx触媒20で吸放出され、
還元浄化される。
御の一実施例を示したものである。この実施例では、リ
ーン・リッチスパイク制御においては、例えば60km
/hでの定速走行でリーン運転継続時間を40秒、スト
イキ運転継続時間を2秒程度としてこれを交互に繰り返
す。一方、SOx吸収剤17の再生処理時は空燃比をス
トイキ制御とし、その継続時間はリーン・リッチスパイ
ク制御の時のストイキ運転継続時間よりも十分に長い時
間、例えば約1時間とした。
おける排気経路切替処理実行ルーチンを説明する。この
ルーチンを構成する各ステップからなるフローチャート
はECU30のROM32に記憶してあり、フローチャ
ートの各ステップにおける処理は総てECU30のCP
U34によって実行される。
ステップ101において、現在の空燃比制御がストイキ
制御またはリッチ制御か否かを判定する。SOx吸収剤
17の再生処理時、エンジンの高負荷運転時、エンジン
始動時の暖機運転時、加速時、及び120km/h以上
の定速運転時には空燃比がストイキ制御、全負荷運転時
には空燃比がリッチ制御されるので、これらの場合に
は、ECU30はステップ101において肯定判定して
ステップ102に進む。一方、エンジンの低中負荷運転
時には空燃比がリーン・リッチスパイク制御されるの
で、この場合にはECU30はステップ101において
否定判定してステップ101を繰り返す。
プ101で肯定判定してステップ102に進むと、SO
x吸収剤17の温度がSOx放出温度以上か否かを判定す
る。尚、この実施の形態では、温度センサ23で検出さ
れるSOx吸収剤17出口の排気ガス温度をSOx吸収剤
17の温度として代用する。
判定した場合にはSOx吸収剤17からSOxが放出され
易いので、ECU30は、ステップ103に進んで、切
替弁28を図1において破線で示すバイパス開位置に保
持し、SOx吸収剤17から流出する排気ガスをバイパ
ス管26内に導き、NOx触媒20に流入しないように
する。これにより、SOx吸収剤17から流出した排気
ガスはバイパス管26を通って大気に放出される。した
がって、SOx吸収剤17からSOxが放出されたとして
も、そのSOxがNOx触媒20に吸収されることはな
く、NOx触媒20がSOx被毒するのを阻止することが
できる。
は排気ガス中の未燃HC、COによって還元せしめら
れ、SO2となって放出される。また、空燃比をストイ
キまたはリッチ制御しているときには機関本体1から未
燃HC,COおよびNOxが排出されるが、SOx吸収剤
17は三元触媒機能を有しているので、未燃HC,C
O,NOxはSOx吸収剤17によって浄化せしめられ、
大気中に放出される虞れはない。
にはSOx吸収剤17からSOxが放出されにくいので、
ECU30はステップ101に戻る。
ステップ103からステップ104に進んで、現在の空
燃比制御がリーン制御か否か(正確に言えば、リーン・
リッチスパイク制御か否か)を判定する。ステップ10
4で否定判定した場合は、現在もストイキまたはリッチ
空燃比制御を継続中であることを意味しているので、そ
の場合にはECU30はステップ104を繰り返す。
判定した場合には、ECU30は、ステップ105に進
み、ディレイ時間マップを参照してその時のエンジン運
転状態に対応するディレイ時間を選定する。
ステップ106に進み、ステップ104で肯定判定して
からの経過時間をカウントする。
ステップ107に進み、ステップ106でカウントされ
た経過時間がステップ105で選定されたディレイ時間
に達したか否かを判定する。ステップ107で否定判定
した場合には、ECU30はステップ106に戻って経
過時間のカウントを続行する。経過時間のカウントを続
行している間は切替弁28がバイパス開位置に保持され
るので、SOx吸収剤17から流出する排気ガスはバイ
パス管26に流れ、NOx触媒20には流れない。した
がって、ストイキまたはリッチ空燃比制御からリーン・
リッチスパイク制御に切り替えた直後にSOx吸収剤1
7からSOxが脱離しても、脱離したSOxがNOx触媒
20に流入することがなく、NOx触媒20のSOx被毒
が防止される。
判定した場合には、ECU30は、ステップ108に進
み、切替弁28を図1において実線で示すバイパス閉位
置に保持し、SOx吸収剤17から流出する排気ガスを
NOx触媒20内に導き、バイパス管26に流入しない
ようにする。ディレイ時間経過後はリーン空燃比の排気
ガスがSOx触媒17に流入してもSOx吸収剤17から
SOxが脱離することはなく、排気ガス中のSOxはSO
x吸収剤17に吸収されるので、NOx触媒20にはSO
xが流れ込まなくなり、NOx触媒20のSOx被毒が防
止される。そして、排気ガス中のNOxがNOx触媒20
で吸放出され、還元浄化される。
Ox吸収剤17からSOxが放出される虞れがあるときに
は、SOx吸収剤17から流出する排気ガスがバイパス
管26に流れ、NOx触媒20には流入しなくなるの
で、NOx触媒20がSOx被毒するのを確実に阻止する
ことができる。その結果、NOx触媒20のNOx浄化率
を常に高い状態に維持することができる。
よる一連の信号処理(ステップ101〜108)は、切
替弁(排気経路切替手段)を制御する排気経路切替制御
手段ということができる。
トイキまたはリッチ制御で且つSOx吸収剤17の温度
がSOx放出温度以上の場合に排気ガスをバイパス管2
6に導入するようにしているが、SOx吸収剤17の温
度にかかわらず空燃比がストイキまたはリッチ制御にな
った場合に排気ガスをバイパス管26に導入するように
することも可能であり、その場合にはステップ102を
削除し、ステップ101で肯定判定した場合にステップ
103へ進むようにする。
内燃機関の排気浄化装置の第2の実施の形態を図7及び
図8を参照して説明する。この第2の実施の形態が第1
の実施の形態と相違する点は次の通りである。第2の実
施の形態では、図7に示すように、SOx触媒17の下
流に配置された排気管19に、SOx触媒17を出た排
気ガスの酸素濃度に比例した出力電圧を発生するO2セ
ンサ(酸素濃度検出手段)24が取り付けられており、
O2センサ24の出力電圧がAD変換器40を介してE
CU30の入力ポート35に入力される。
処理終了後に切替弁28をバイパス開位置からバイパス
閉位置に切り替えるタイミングを、ストイキまたはリッ
チ空燃比制御からリーン・リッチスパイク制御に切り替
えてからの経過時間が予め設定したディレイ時間に達し
た時としており、このディレイ時間経過後であれば、リ
ーン空燃比の排気ガスをSOx吸収剤17に流入しても
SOx吸収剤17からSOxが脱離しないという考えの上
に成り立っている。
Ox放出処理終了により空燃比がストイキまたはリッチ
制御からリーン・リッチスパイク制御に切り替わった後
において、SOx吸収剤17から流出する排気ガスの空
燃比がストイキまたはリッチである場合には、SOx吸
収剤17からSOxが脱離している虞れがあると推定で
き、SOx吸収剤17から流出する排気ガスの空燃比が
リーンである場合には、SOx吸収剤17の内部におけ
る空燃比もリーンになっていてSOx吸収剤17からS
Oxが脱離しないと推定できることから、SOx吸収剤1
7から流出する排気ガスの空燃比に基づいてSOx放出
処理後の排気ガスの経路の切り替えタイミングを決定す
るようにした。そして、SOx吸収剤17から流出する
排気ガスの空燃比を検出するために、排気管19にO2
センサ24を設けたのである。
における排気経路切替処理実行ルーチンを説明する。こ
のルーチンを構成する各ステップからなるフローチャー
トはECU30のROM32に記憶してあり、フローチ
ャートの各ステップにおける処理は総てECU30のC
PU34によって実行される。
ローチャートにおけるステップ201からステップ20
4は、図6に示す第1の実施の形態におけるフローチャ
ートのステップ101からステップ104と全く同じで
あるので説明を省略する。
した場合には、ステップ205に進み、O2センサ24
により、SOx吸収剤17から流出する排気ガスの空燃
比がリーンか否かを判定する。
ECU30は、ステップ205を繰り返す。ステップ2
05を繰り返している間は切替弁28がバイパス開位置
に保持されるので、SOx吸収剤17から流出した排気
ガスはバイパス管26に流れ、NOx触媒20には流れ
ない。これは、SOx吸収剤17の下流の排気ガスの空
燃比がリーンでないということは、リーン空燃比の排気
ガスがSOx吸収剤17に流入していてもSOx吸収剤1
7の内部では空燃比がストイキになり、SOx吸収剤1
7からSOxが脱離している虞れがあるからであり、こ
のようなSOxを含んでいる可能性のある排気ガスをN
Ox触媒20に流さないようにするためである。これに
よりNOx触媒20のSOx被毒が防止される。
SOx吸収剤17からSOxが脱離していないと推定でき
るので、ECU30は、ステップ206に進み、切替弁
28を図1において実線で示すバイパス閉位置に保持
し、SOx吸収剤17から流出する排気ガスをNOx触媒
20内に導き、バイパス管26に流入しないようにす
る。これによりリーン空燃比の排気ガスがSOx触媒1
7からNOx触媒20に流れるようになる。そして、排
気ガス中のSOxはSOx吸収剤17に吸収され、NOx
触媒20にはSOxが流れ込まなくなり、NOx触媒20
のSOx被毒が防止される。そして、排気ガス中のNOx
がNOx触媒20で吸放出され、還元浄化される。
収剤17からSOxが放出される虞れがあるときには、
SOx吸収剤17から流出する排気ガスがバイパス管2
6に流れ、NOx触媒20には流入しなくなるので、N
Ox触媒20がSOx被毒するのを確実に阻止することが
できる。その結果、NOx触媒20のNOx浄化率を常に
高い状態に維持することができる。
よる一連の信号処理(ステップ201〜06)は、切替
弁(排気経路切替手段)を制御する排気経路切替制御手
段ということができる。
は本発明をガソリンエンジンに適用した例で説明した
が、本発明をディーゼルエンジンに適用することができ
ることは勿論である。ディーゼルエンジンの場合は、燃
焼室での燃焼がストイキよりもはるかにリーン域で行わ
れるので、通常の機関運転状態ではSOx吸収剤17お
よびNOx触媒20に流入する排気ガスの空燃比は非常
にリーンであり、SOxおよびNOxの吸収は行われるも
のの、SOxおよびNOxの放出が行われることは殆どな
い。
したように燃焼室3に供給する混合気をストイキあるい
はリッチにすることによりSOx吸収剤17およびNOx
触媒20に流入する排気ガスの空燃比をストイキあるい
はリッチにし、SOx吸収剤17やNOx触媒20に吸収
されているSOxやNOxを放出させることができるが、
ディーゼルエンジンの場合には、燃焼室に供給する混合
気をストイキあるいはリッチにすると燃焼の際に煤が発
生するなどの問題があり採用することはできない。
に適用する場合、流入する排気ガスの空燃比をストイキ
あるいはリッチにするためには、機関出力を得るために
燃料を燃焼するのとは別に、還元剤(例えば燃料である
軽油)を排気ガス中に供給する必要がある。排気ガスへ
の還元剤の供給は、吸気行程や膨張行程や排気行程にお
いて気筒内に燃料を副噴射することによっても可能であ
るし、あるいは、SOx触媒17の上流の排気通路内に
還元剤を供給することによっても可能である。
循環装置(所謂、EGR装置)を備えている場合には、
排気再循環ガスを多量に燃焼室に導入することによっ
て、排気ガスの空燃比をストイキまたはリッチにするこ
とが可能である。
よれば、SOx吸収剤からSOxが放出される虞れがある
ときには、SOx吸収剤から流出する排気ガスをNOx吸
収剤に流入させないようにすることができるので、NO
x吸収剤のSOx被毒を確実に防止することができる。そ
の結果、NOx吸収剤のNOx浄化率を長期に亘って高く
維持することができるという優れた効果が奏される。
の実施の形態の概略構成図である。
ある。
COおよび酸素の濃度を概略的に示す線図である。
明するための図である。
一例を示す図である。
行ルーチンの一例を示す図である。
の実施の形態の概略構成図である。
行ルーチンの一例を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 (イ)希薄燃焼可能な内燃機関の排気通
路に配置され、流入する排気ガスの空燃比がリーンのと
きにSOxを吸収し流入する排気ガスの酸素濃度が低い
ときに吸収したSOxを放出するSOx吸収剤と、(ロ)
前記SOx吸収剤よりも下流の前記排気通路に配置さ
れ、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときにNOx
を吸収し流入する排気ガスの酸素濃度が低いときに吸収
したNOxを放出するNOx吸収剤と、(ハ)前記SOx
吸収剤の下流で分岐し前記NOx吸収剤を迂回して排気
ガスを流すバイパス通路と、(ニ)前記SOx吸収剤か
ら流出した排気ガスを前記NOx吸収剤と前記バイパス
通路のいずれに導くか選択的に切り替える排気経路切替
手段と、(ホ)排気ガスの空燃比をストイキまたはリッ
チにして前記SOx吸収剤に吸収されたSOxを放出する
SOx放出処理時にはSOx吸収剤から流出する排気ガス
が前記バイパス通路に導かれるように前記排気経路切替
手段を制御し、前記SOx放出処理の終了により排気ガ
スの空燃比をリーンに切り替えてから所定時間経過後に
SOx吸収剤から流出する排気ガスが前記NOx吸収剤に
導かれるように前記排気経路切替手段を制御する排気経
路切替制御手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関
の排気浄化装置。 - 【請求項2】 (イ)希薄燃焼可能な内燃機関の排気通
路に配置され、流入する排気ガスの空燃比がリーンのと
きにSOxを吸収し流入する排気ガスの酸素濃度が低い
ときに吸収したSOxを放出するSOx吸収剤と、(ロ)
前記SOx吸収剤よりも下流の前記排気通路に配置さ
れ、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときにNOx
を吸収し流入する排気ガスの酸素濃度が低いときに吸収
したNOxを放出するNOx吸収剤と、(ハ)前記SOx
吸収剤の下流で分岐し前記NOx吸収剤を迂回して排気
ガスを流すバイパス通路と、(ニ)前記SOx吸収剤か
ら流出した排気ガスを前記NOx吸収剤と前記バイパス
通路のいずれに導くか選択的に切り替える排気経路切替
手段と、(ホ)前記SOx吸収剤と前記NOx吸収剤の間
に設けられた酸素濃度検出手段と、(ヘ)排気ガスの空
燃比をストイキまたはリッチにして前記SOx吸収剤に
吸収されたSOxを放出するSOx放出処理時にSOx吸
収剤から流出する排気ガスが前記バイパス通路に導かれ
るように前記排気経路切替手段を制御し、前記SOx放
出処理終了後に前記酸素濃度検出手段で検出された酸素
濃度に基づきSOx吸収剤の下流における排気ガスの空
燃比がリーンであると判定されるとSOx吸収剤から流
出する排気ガスが前記NOx吸収剤に導かれるように前
記排気経路切替手段を制御する排気経路切替制御手段
と、を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07945499A JP3539268B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07945499A JP3539268B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000274230A true JP2000274230A (ja) | 2000-10-03 |
| JP3539268B2 JP3539268B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=13690337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07945499A Expired - Lifetime JP3539268B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3539268B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007111372A1 (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 圧縮着火式内燃機関の排気浄化装置 |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP07945499A patent/JP3539268B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007111372A1 (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 圧縮着火式内燃機関の排気浄化装置 |
| US8033100B2 (en) | 2006-03-23 | 2011-10-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Exhaust purification device of compression ignition type internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3539268B2 (ja) | 2004-07-07 |
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