JP2000274484A - 構造物移動制限用ストッパ装置 - Google Patents
構造物移動制限用ストッパ装置Info
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Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 橋梁その他の構造物が、強大な水平地震力に
より橋台、橋脚その他の支持構造体から落下するのを防
止するための構造物移動制限用ストッパ装置を提供す
る。 【解決手段】 下部ストッパ部材1と上部ストッパ部材
3との間に、上向き突起2および下向き開口凹部4の周
囲において複数のゴム製位置決め部材5が配置され、ゴ
ム製位置決め部材5は、下部ストッパ部材1の上部に載
置されるゴム板の上面に上部テフロン層を固着したゴム
製下部位置決め片5aと、上部ストッパ部材3の下部に
配置されるゴム板の下面に下部テフロン層を一体に固着
したゴム製上部位置決め片5fとにより構成され、かつ
ゴム製下部位置決め片5aにおける上部テフロン層の上
面にゴム製上部位置決め片における下部テフロン層が重
合するように配置され、下部ストッパ部材1の上面と上
部ストッパ部材3の下面との間に間隙が設けられてい
る。
より橋台、橋脚その他の支持構造体から落下するのを防
止するための構造物移動制限用ストッパ装置を提供す
る。 【解決手段】 下部ストッパ部材1と上部ストッパ部材
3との間に、上向き突起2および下向き開口凹部4の周
囲において複数のゴム製位置決め部材5が配置され、ゴ
ム製位置決め部材5は、下部ストッパ部材1の上部に載
置されるゴム板の上面に上部テフロン層を固着したゴム
製下部位置決め片5aと、上部ストッパ部材3の下部に
配置されるゴム板の下面に下部テフロン層を一体に固着
したゴム製上部位置決め片5fとにより構成され、かつ
ゴム製下部位置決め片5aにおける上部テフロン層の上
面にゴム製上部位置決め片における下部テフロン層が重
合するように配置され、下部ストッパ部材1の上面と上
部ストッパ部材3の下面との間に間隙が設けられてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋梁その他の構造
物が、強大な水平地震力により橋台、橋脚その他の支持
構造体から落下するのを防止するための構造物移動制限
用ストッパ装置に関するものである。
物が、強大な水平地震力により橋台、橋脚その他の支持
構造体から落下するのを防止するための構造物移動制限
用ストッパ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、橋梁等の橋は予想以上の地震が
発生しても、最終的には桁が落橋せず、緊急時の安全を
確保することが求められる。そのために、構造物移動制
限用ストッパ装置等の各種の落橋防止装置が開発されて
いるが、構造物移動制限用ストッパ装置は、通常、上部
構造物の荷重を支承する荷重支承装置などの限界値を超
えた場合に初めて機能する緊急部材であるために、常
時、想定地震時にはそれら荷重支承装置の機能を阻害し
ないことが求められる。その一例として、従来、ゴム支
承により支承されている橋梁等の構造物が強大な水平地
震力により橋台または橋脚等の支持構造体から落下する
のを防止するための移動制限用ストッパ装置の一つとし
て、支持構造体の上部に固定される下部ストッパ部材の
上面の中央部に係止用上向き突起を一体に設け、かつ構
造物の下部に固定される上部ストッパ部材の下面の中央
部に係止用下向き開口凹部を設け、その下向き開口凹部
内に前記上向き突起を配置し、その上向き突起と下向き
開口凹部との間に構造物の伸縮を許容する間隙を設けた
構造のものが知られている。
発生しても、最終的には桁が落橋せず、緊急時の安全を
確保することが求められる。そのために、構造物移動制
限用ストッパ装置等の各種の落橋防止装置が開発されて
いるが、構造物移動制限用ストッパ装置は、通常、上部
構造物の荷重を支承する荷重支承装置などの限界値を超
えた場合に初めて機能する緊急部材であるために、常
時、想定地震時にはそれら荷重支承装置の機能を阻害し
ないことが求められる。その一例として、従来、ゴム支
承により支承されている橋梁等の構造物が強大な水平地
震力により橋台または橋脚等の支持構造体から落下する
のを防止するための移動制限用ストッパ装置の一つとし
て、支持構造体の上部に固定される下部ストッパ部材の
上面の中央部に係止用上向き突起を一体に設け、かつ構
造物の下部に固定される上部ストッパ部材の下面の中央
部に係止用下向き開口凹部を設け、その下向き開口凹部
内に前記上向き突起を配置し、その上向き突起と下向き
開口凹部との間に構造物の伸縮を許容する間隙を設けた
構造のものが知られている。
【0003】この構造のストッパ装置を据付ける場合、
まず下部ストッパ部材の下部をコンクリートの支持構造
体の上部に埋込固定し、次にコンクリート構造物築造用
型枠を組立てて上部構造物用コンクリートを打設する。
前記型枠を組立てる際に、上部アンカー部材と下部アン
カー部材との水平方向の相対的位置が狂っていると、そ
の状態で構造物用コンクリートが打設されてしまうの
で、据付けられたストッパ装置における上向き突起と下
向き開口凹部の構造物長手方向両端部との間に所定の大
きさの構造物伸縮許容間隙が形成されず、そのため温度
変化等に基づく構造物の伸縮に支障を来たすという問題
がある。また下部ストッパ部材の上面と上部ストッパ部
材の下面との間に一定以上の間隙が設けられていない
と、構造物が撓んだとき、上部ストッパ部材が下部スト
ッパ部材に突き当たり、そのため構造物をゴム支承によ
り弾性的に支承することができず、かつ構造物の伸縮に
も悪影響を及ぼすという問題がある。
まず下部ストッパ部材の下部をコンクリートの支持構造
体の上部に埋込固定し、次にコンクリート構造物築造用
型枠を組立てて上部構造物用コンクリートを打設する。
前記型枠を組立てる際に、上部アンカー部材と下部アン
カー部材との水平方向の相対的位置が狂っていると、そ
の状態で構造物用コンクリートが打設されてしまうの
で、据付けられたストッパ装置における上向き突起と下
向き開口凹部の構造物長手方向両端部との間に所定の大
きさの構造物伸縮許容間隙が形成されず、そのため温度
変化等に基づく構造物の伸縮に支障を来たすという問題
がある。また下部ストッパ部材の上面と上部ストッパ部
材の下面との間に一定以上の間隙が設けられていない
と、構造物が撓んだとき、上部ストッパ部材が下部スト
ッパ部材に突き当たり、そのため構造物をゴム支承によ
り弾性的に支承することができず、かつ構造物の伸縮に
も悪影響を及ぼすという問題がある。
【0004】前記の問題点を解決した公知技術として、
実開昭60−62520号公報および特開平3−199
514号公報により公表されているように、桁等の構造
物に固定される上部スットパ部材と下部構造物である支
持構造体の間でそれらの移動制限装置を一時的に支える
ものにはゴム支承よりは柔らかくほとんど桁等の上部構
造物の荷重を支えない弾性体が用いられてきた。また、
図20に示すように、上部ストッパ部材3と下部ストッ
パ部材1の各凹部13a,13bに合成樹脂等の位置決
め部材14を嵌設し、大地震時における大変形に対して
は、前記位置決め部材14をせん断破壊させる形式のも
のも知られている。
実開昭60−62520号公報および特開平3−199
514号公報により公表されているように、桁等の構造
物に固定される上部スットパ部材と下部構造物である支
持構造体の間でそれらの移動制限装置を一時的に支える
ものにはゴム支承よりは柔らかくほとんど桁等の上部構
造物の荷重を支えない弾性体が用いられてきた。また、
図20に示すように、上部ストッパ部材3と下部ストッ
パ部材1の各凹部13a,13bに合成樹脂等の位置決
め部材14を嵌設し、大地震時における大変形に対して
は、前記位置決め部材14をせん断破壊させる形式のも
のも知られている。
【0005】しかし、前記せん断破壊した場合には、そ
の砕片が逸散するという問題があり、それに対して、容
易に可動させるために、図21に示すような構造の位置
決め部材が考えられる。この構造の場合は、弾性体15
の表裏両面に低摩擦材26a,26bを固着し、かつこ
れらに接触する上下の鋼製ストッパ部材1,3の接触面
の表面処理をしたもので、この場合には各鋼製ストッパ
部材1,3の表面処理を施す必要があり、加工が煩雑で
あるという問題がある。前記従来の位置決め部材のよう
に上下の両端面の両方または一方を低摩擦の材料(PT
FE等)を張り、上下の両端面の両方または一方の低摩
擦材と接触するストッパ部材1,3の金属表面とで滑ら
す方法では接触部の金属の表面処理を施す必要がある。
の砕片が逸散するという問題があり、それに対して、容
易に可動させるために、図21に示すような構造の位置
決め部材が考えられる。この構造の場合は、弾性体15
の表裏両面に低摩擦材26a,26bを固着し、かつこ
れらに接触する上下の鋼製ストッパ部材1,3の接触面
の表面処理をしたもので、この場合には各鋼製ストッパ
部材1,3の表面処理を施す必要があり、加工が煩雑で
あるという問題がある。前記従来の位置決め部材のよう
に上下の両端面の両方または一方を低摩擦の材料(PT
FE等)を張り、上下の両端面の両方または一方の低摩
擦材と接触するストッパ部材1,3の金属表面とで滑ら
す方法では接触部の金属の表面処理を施す必要がある。
【0006】金属の表面処理として防錆処理された場合
には、滑りが必要以上に大きくなり常時などの機能を阻
害または、装置に常時荷重が作用するおそれがある。ま
た前記従来の位置決め部材の場合には、上下面が金属と
の接触による滑りであるので、上面側か下面側かのいず
れの面側がスライド移動するのかがわかりにくく、場合
によっては装置が下部ストッパ部材1の支承面上を横方
向にスライド移動し、そのスライド移動の蓄積により、
装置が脱落し、橋下に落下する恐れがある。
には、滑りが必要以上に大きくなり常時などの機能を阻
害または、装置に常時荷重が作用するおそれがある。ま
た前記従来の位置決め部材の場合には、上下面が金属と
の接触による滑りであるので、上面側か下面側かのいず
れの面側がスライド移動するのかがわかりにくく、場合
によっては装置が下部ストッパ部材1の支承面上を横方
向にスライド移動し、そのスライド移動の蓄積により、
装置が脱落し、橋下に落下する恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点を容易に解決できる構造物移動制限用ストッパ装置を
提供することを目的とするものである。本発明は前述の
従来の欠点を修正し、下部ストッパ部材1の支承面上を
横方向にスライド移動することなく、したがって、その
スライド移動の蓄積が生じないようにすることにより、
当初の目的を果たすものである。鋼製ストッパ部材との
接触面はスライド移動しないようにするために、鋼製ス
トッパ部材との接触面とは別個の場所でスライド移動す
る接触部を設け、その接触面の摩擦係数μ=0.05〜
0.15程度の材料に対して、それ以上の摩擦係数とな
る弾性材料(ゴム材)を使用し、しかもその弾性材料に
よって、上部構造物の荷重をほとんど支えないという目
的を達成する。また、本発明において使用するゴム製位
置決め部材は、2つ一組のゴム製位置決め片により、各
ゴム製位置決め片の片面を重合させ、そのスライド面の
滑り摩擦係数が小さくなるような材料とする。他方の面
はストッパ部材と接触し、ストッパ部材と接触する弾性
材料は前記滑り面より摩擦係数の高いものを使用するこ
とで、確実に移動面を特定できる。このようにすること
により、脱落などの危険性は小さくなり、しかも本発明
において使用するゴム製位置決め部材を構成するゴム製
位置決め片はいずれも軽量弾性体のために落下時の危険
性も低減できる。さらに各ゴム製位置決め片を各上部お
よび下部のストッパ部材に接着剤により固定することも
可能である。
点を容易に解決できる構造物移動制限用ストッパ装置を
提供することを目的とするものである。本発明は前述の
従来の欠点を修正し、下部ストッパ部材1の支承面上を
横方向にスライド移動することなく、したがって、その
スライド移動の蓄積が生じないようにすることにより、
当初の目的を果たすものである。鋼製ストッパ部材との
接触面はスライド移動しないようにするために、鋼製ス
トッパ部材との接触面とは別個の場所でスライド移動す
る接触部を設け、その接触面の摩擦係数μ=0.05〜
0.15程度の材料に対して、それ以上の摩擦係数とな
る弾性材料(ゴム材)を使用し、しかもその弾性材料に
よって、上部構造物の荷重をほとんど支えないという目
的を達成する。また、本発明において使用するゴム製位
置決め部材は、2つ一組のゴム製位置決め片により、各
ゴム製位置決め片の片面を重合させ、そのスライド面の
滑り摩擦係数が小さくなるような材料とする。他方の面
はストッパ部材と接触し、ストッパ部材と接触する弾性
材料は前記滑り面より摩擦係数の高いものを使用するこ
とで、確実に移動面を特定できる。このようにすること
により、脱落などの危険性は小さくなり、しかも本発明
において使用するゴム製位置決め部材を構成するゴム製
位置決め片はいずれも軽量弾性体のために落下時の危険
性も低減できる。さらに各ゴム製位置決め片を各上部お
よび下部のストッパ部材に接着剤により固定することも
可能である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに請求項1の発明においては、支持構造体に固定され
る下部ストッパ部材1の上面に係止用上向き突起2が一
体に設けられ、構造物に固定される上部ストッパ部材3
の下面に係止用下向き開口凹部4が設けられ、前記上向
き突起2が下向き開口凹部4内に配置されている構造物
移動制限用ストッパ装置において、前記下部ストッパ部
材1と上部ストッパ部材3との間に、前記上向き突起2
および下向き開口凹部4の周囲において複数のゴム製位
置決め部材5が配置され、かつそのゴム製位置決め部材
5は、下部ストッパ部材1の上部に載置されるゴム板5
bの上面に上部テフロン層5cを固着したゴム製下部位
置決め片5aと、上部ストッパ部材3の下部に配置され
るゴム板5eの下面に下部テフロン層5dを一体に固着
したゴム製上部位置決め片5fとにより構成され、かつ
前記ゴム製下部位置決め片5aにおける上部テフロン層
5cの上面にゴム製上部位置決め片5fにおける下部テ
フロン層5cが重合するように配置され、下部ストッパ
部材1の上面と上部ストッパ部材3の下面との間に間隙
Gが設けられていることを特徴とする。また請求項2の
発明においては、下向き開口凹部4における構造物長手
方向の両端部と上向き突起2との間には構造物伸縮許容
間隙Lが設けられていることを特徴とする。また請求項
3の発明においては、位置決め部材5の上下方向の両端
部はそれぞれ下部ストッパ部材1および上部ストッパ部
材3に固定されていることを特徴とする。また請求項4
の発明においては、位置決め部材5の上下方向の両端部
は下部ストッパ部材1および上部ストッパ部材3に設け
られた凹部6に嵌合されていることを特徴とする。
めに請求項1の発明においては、支持構造体に固定され
る下部ストッパ部材1の上面に係止用上向き突起2が一
体に設けられ、構造物に固定される上部ストッパ部材3
の下面に係止用下向き開口凹部4が設けられ、前記上向
き突起2が下向き開口凹部4内に配置されている構造物
移動制限用ストッパ装置において、前記下部ストッパ部
材1と上部ストッパ部材3との間に、前記上向き突起2
および下向き開口凹部4の周囲において複数のゴム製位
置決め部材5が配置され、かつそのゴム製位置決め部材
5は、下部ストッパ部材1の上部に載置されるゴム板5
bの上面に上部テフロン層5cを固着したゴム製下部位
置決め片5aと、上部ストッパ部材3の下部に配置され
るゴム板5eの下面に下部テフロン層5dを一体に固着
したゴム製上部位置決め片5fとにより構成され、かつ
前記ゴム製下部位置決め片5aにおける上部テフロン層
5cの上面にゴム製上部位置決め片5fにおける下部テ
フロン層5cが重合するように配置され、下部ストッパ
部材1の上面と上部ストッパ部材3の下面との間に間隙
Gが設けられていることを特徴とする。また請求項2の
発明においては、下向き開口凹部4における構造物長手
方向の両端部と上向き突起2との間には構造物伸縮許容
間隙Lが設けられていることを特徴とする。また請求項
3の発明においては、位置決め部材5の上下方向の両端
部はそれぞれ下部ストッパ部材1および上部ストッパ部
材3に固定されていることを特徴とする。また請求項4
の発明においては、位置決め部材5の上下方向の両端部
は下部ストッパ部材1および上部ストッパ部材3に設け
られた凹部6に嵌合されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明を図示の実施形態
に基づいて説明する。図11および図15は、この発明
の実施形態において使用されるゴム製位置決め部材5の
第1および第2実施形態を示すものであって、円形また
は矩形等の軟質または硬質のゴム板5bの上面に、四弗
化エチレン板または層からなる上部テフロン層5cを接
着剤または一体成形等により一体に固着したゴム製下部
位置決め片5aと、軟質または硬質のゴム板5eの下面
に、四弗化エチレン板または層からなる下部テフロン層
5dを接着剤または一体成形等により一体に固着したゴ
ム製上部位置決め片5fとを、前記上部テフロン層5c
の上面に、前記下部テフロン層5dを重合するように載
置し、前記各ゴム製位置決め片5a,5fの接触面にお
いて、これらが相対的に横方向にスライド(移動)自在
に載置されてゴム製位置決め部材5が構成されている。
図1ないし図10は本発明の第1実施形態を示すもので
あって、鋼製下部ストッパ部材1の下部に、複数のリブ
7および複数の雌ねじ筒8が一体に設けられ、その雌ね
じ筒8には鋼棒からなる下部アンカ部材9の上端の雄ね
じ部が螺合固定されるか、または下部アンカ部材9の上
端部が雌ねじ筒8に対し溶接により固着され、さらに下
部ストッパ部材1の上面10の中央部には断面円形の係
止用上向き突起2が一体に設けられ、また下部ストッパ
部材1の上面10および鋼製の上部ストッパ部材3の下
面19との間には、その上向き突起2の周囲において、
図11または図15に示すような4つのゴム製位置決め
部材5が配置され、そのゴム製位置決め部材5の下面が
前記下部ストッパ部材1の上面に載置され、また4つの
ビス螺合用雌ねじ孔12が突起周囲方向に間隔をおいて
設けられ、前記ゴム製下部位置決め片5aの下部は、下
部ストッパ部材1の上面に載置され、かつ前記ゴム製位
置決め部材5におけるゴム製上部位置決め片5fの上部
は、上部ストッパ部材3の下面に当接されて、ゴム製位
置決め部材5の上部および下部が、それぞれ下部ストッ
パ部材1の上面および上部ストッパ部材3の下面に当接
されている。前記のようにゴム製位置決め部材5を配置
することにより、各鋼製ストッパ部材1,3と各ゴム製
位置決め片5a,5fにおけるゴム板との摩擦係数は、
各ゴム製位置決め片5a,5fにおけるテフロン層相互
の接触部の摩擦係数よりも大きいので、下部鋼製ストッ
パ部材1とゴム製下部位置決め片5aとの間で相対的に
移動する恐れはなく、また上部鋼製ストッパ部材3とゴ
ム製上部位置決め片5fとの間でこれらが相互に当接し
ている時には、これらが相対的に横方向に移動する恐れ
もない。
に基づいて説明する。図11および図15は、この発明
の実施形態において使用されるゴム製位置決め部材5の
第1および第2実施形態を示すものであって、円形また
は矩形等の軟質または硬質のゴム板5bの上面に、四弗
化エチレン板または層からなる上部テフロン層5cを接
着剤または一体成形等により一体に固着したゴム製下部
位置決め片5aと、軟質または硬質のゴム板5eの下面
に、四弗化エチレン板または層からなる下部テフロン層
5dを接着剤または一体成形等により一体に固着したゴ
ム製上部位置決め片5fとを、前記上部テフロン層5c
の上面に、前記下部テフロン層5dを重合するように載
置し、前記各ゴム製位置決め片5a,5fの接触面にお
いて、これらが相対的に横方向にスライド(移動)自在
に載置されてゴム製位置決め部材5が構成されている。
図1ないし図10は本発明の第1実施形態を示すもので
あって、鋼製下部ストッパ部材1の下部に、複数のリブ
7および複数の雌ねじ筒8が一体に設けられ、その雌ね
じ筒8には鋼棒からなる下部アンカ部材9の上端の雄ね
じ部が螺合固定されるか、または下部アンカ部材9の上
端部が雌ねじ筒8に対し溶接により固着され、さらに下
部ストッパ部材1の上面10の中央部には断面円形の係
止用上向き突起2が一体に設けられ、また下部ストッパ
部材1の上面10および鋼製の上部ストッパ部材3の下
面19との間には、その上向き突起2の周囲において、
図11または図15に示すような4つのゴム製位置決め
部材5が配置され、そのゴム製位置決め部材5の下面が
前記下部ストッパ部材1の上面に載置され、また4つの
ビス螺合用雌ねじ孔12が突起周囲方向に間隔をおいて
設けられ、前記ゴム製下部位置決め片5aの下部は、下
部ストッパ部材1の上面に載置され、かつ前記ゴム製位
置決め部材5におけるゴム製上部位置決め片5fの上部
は、上部ストッパ部材3の下面に当接されて、ゴム製位
置決め部材5の上部および下部が、それぞれ下部ストッ
パ部材1の上面および上部ストッパ部材3の下面に当接
されている。前記のようにゴム製位置決め部材5を配置
することにより、各鋼製ストッパ部材1,3と各ゴム製
位置決め片5a,5fにおけるゴム板との摩擦係数は、
各ゴム製位置決め片5a,5fにおけるテフロン層相互
の接触部の摩擦係数よりも大きいので、下部鋼製ストッ
パ部材1とゴム製下部位置決め片5aとの間で相対的に
移動する恐れはなく、また上部鋼製ストッパ部材3とゴ
ム製上部位置決め片5fとの間でこれらが相互に当接し
ている時には、これらが相対的に横方向に移動する恐れ
もない。
【0010】鋼製上部ストッパ部材3の上部に、複数の
リブ16および複数の雌ねじ筒17が一体に設けられ、
その雌ねじ筒17には上端にフランジを有する鋼棒から
なる上部アンカ部材18の下端の雄ねじ部が螺合され、
かつその上部アンカ部材18は雌ねじ筒17に対し溶接
により固着され、さらに上部ストッパ部材3の下面19
の中央には、構造物長手方向に延長する長円形の係止用
下向き開口凹部4が設けられている。また上部ストッパ
部材3には、下向き開口凹部4の周囲において前記雌ね
じ孔12に合致する4つのビス挿通用透孔20が設けら
れている。
リブ16および複数の雌ねじ筒17が一体に設けられ、
その雌ねじ筒17には上端にフランジを有する鋼棒から
なる上部アンカ部材18の下端の雄ねじ部が螺合され、
かつその上部アンカ部材18は雌ねじ筒17に対し溶接
により固着され、さらに上部ストッパ部材3の下面19
の中央には、構造物長手方向に延長する長円形の係止用
下向き開口凹部4が設けられている。また上部ストッパ
部材3には、下向き開口凹部4の周囲において前記雌ね
じ孔12に合致する4つのビス挿通用透孔20が設けら
れている。
【0011】前記上部ストッパ部材3の下面が前記下部
ストッパ部材1の上面に載置されたゴム製位置決め部材
5におけるゴム製上部位置決め片5fの上面に載置さ
れ、かつ下部ストッパ部材1の上面10と上部ストッパ
部材3の下面19との間に間隙Gが設けられ、さらに前
記透孔20に挿通された仮止め用ビス21が前記雌ねじ
孔12に螺合され、その仮止め用ビス21により下部ス
トッパ部材1と上部ストッパ部材3とが分離しないよう
に仮結合され、また前記下向き開口凹部4における構造
物長手方向の両端部と上向き突起2との間には構造物伸
縮許容間隙Lが設けられている。
ストッパ部材1の上面に載置されたゴム製位置決め部材
5におけるゴム製上部位置決め片5fの上面に載置さ
れ、かつ下部ストッパ部材1の上面10と上部ストッパ
部材3の下面19との間に間隙Gが設けられ、さらに前
記透孔20に挿通された仮止め用ビス21が前記雌ねじ
孔12に螺合され、その仮止め用ビス21により下部ス
トッパ部材1と上部ストッパ部材3とが分離しないよう
に仮結合され、また前記下向き開口凹部4における構造
物長手方向の両端部と上向き突起2との間には構造物伸
縮許容間隙Lが設けられている。
【0012】前記実施形態のストッパ装置を据付ける場
合は、まずストッパ装置における下向き開口凹部4が築
造すべきコンクリート橋桁等の構造物22の長手方向に
延長するように配置した状態で、下部アンカ部材9およ
び下部ストッパ部材1の下部を橋梁または橋台等のコン
クリートの支持構造体23に埋込固定する。次に前記構
造物22を築造するための溝形の型枠24を組立てると
共に、その型枠24の底板に設けた開口部に上部ストッ
パ部材3を嵌設したのち、仮止め用ビス21を外し、次
に前記型枠24内に構造物用コンクリートを打設する。
合は、まずストッパ装置における下向き開口凹部4が築
造すべきコンクリート橋桁等の構造物22の長手方向に
延長するように配置した状態で、下部アンカ部材9およ
び下部ストッパ部材1の下部を橋梁または橋台等のコン
クリートの支持構造体23に埋込固定する。次に前記構
造物22を築造するための溝形の型枠24を組立てると
共に、その型枠24の底板に設けた開口部に上部ストッ
パ部材3を嵌設したのち、仮止め用ビス21を外し、次
に前記型枠24内に構造物用コンクリートを打設する。
【0013】なおストッパ装置の側方において、支持構
造体23と構造物22との間に構造物の荷重支承用のゴ
ム支承を設置する。ストッパ装置における下向き開口凹
部4の両端部と上向き突起2との間に構造物伸縮許容間
隙Lが設けられているので、構造物22は自由に伸縮す
ることができる。また強大な水平地震力により構造物2
2が大きく移動しようとした場合は、上向き突起2と下
向き開口凹部4との係合により構造物22の移動が制限
される。下部ストッパ部材1に対する上部ストッパ部材
3の横移動量が比較的小さい場合は、図9に示すよう
に、ゴム製位置決め部材5におけるゴム製上部位置決め
片5fとゴム製下部位置決め片5fとが相対的にテフロ
ン層5c,5d間において面接触しながら横方向にスラ
イドしながら変位し、また下部ストッパ部材1に対する
上部ストッパ部材3の横移動量が一定以上になると、図
10に示すように、ゴム製位置決め部材5におけるゴム
製上部および下部位置決め片5a,5fの各テフロン層
5c,5dの接触が外れるが、この場合、ゴム製上部位
置決め片5fの落下を防止するために、図13に示すよ
うに、上部ストッパ部材3に、ゴム製上部位置決め片5
fの上端部を接着剤により固定し、また下部ストッパ部
材1に、ゴム製下部位置決め片5aの下端部を接着剤に
より固定するようにしてもよい。
造体23と構造物22との間に構造物の荷重支承用のゴ
ム支承を設置する。ストッパ装置における下向き開口凹
部4の両端部と上向き突起2との間に構造物伸縮許容間
隙Lが設けられているので、構造物22は自由に伸縮す
ることができる。また強大な水平地震力により構造物2
2が大きく移動しようとした場合は、上向き突起2と下
向き開口凹部4との係合により構造物22の移動が制限
される。下部ストッパ部材1に対する上部ストッパ部材
3の横移動量が比較的小さい場合は、図9に示すよう
に、ゴム製位置決め部材5におけるゴム製上部位置決め
片5fとゴム製下部位置決め片5fとが相対的にテフロ
ン層5c,5d間において面接触しながら横方向にスラ
イドしながら変位し、また下部ストッパ部材1に対する
上部ストッパ部材3の横移動量が一定以上になると、図
10に示すように、ゴム製位置決め部材5におけるゴム
製上部および下部位置決め片5a,5fの各テフロン層
5c,5dの接触が外れるが、この場合、ゴム製上部位
置決め片5fの落下を防止するために、図13に示すよ
うに、上部ストッパ部材3に、ゴム製上部位置決め片5
fの上端部を接着剤により固定し、また下部ストッパ部
材1に、ゴム製下部位置決め片5aの下端部を接着剤に
より固定するようにしてもよい。
【0014】また上部ストッパ部材3の下面に凹部を設
けて、その凹部にゴム製上部位置決め片5fの上端部を
圧入嵌合するようにして係止すると共に、下部ストッパ
部材1の上面に凹部を設けて、その凹部にゴム製下部位
置決め片5fの下端部を圧入嵌合するようにして係止し
てもよい。また前記ゴム製位置決め部材5の数について
は、前記実施形態においては点在するように設けたが、
各ゴム製位置決め片5a,5fを係止用下向き開口凹部
4の周囲に連続した矩形環状部材に構成した場合には1
個でもよく、また長尺の帯状にした場合には、各ストッ
パ部材1,3の前後方向または左右方向に対向して配置
させる場合には2個でもよく、また図示の実施形態のよ
うに点在させる場合には4個または5個以上であっても
よく、さらに仮止め用ビス21による仮止め個所は2個
所以上であればよい。さらにまた、円柱状のゴム製位置
決め部材5の一端部(上端部)または両端部を下部スト
ッパ部材1の凹部または上部ストッパ部材3の凹部に嵌
合して接着剤25により固着してもよい。
けて、その凹部にゴム製上部位置決め片5fの上端部を
圧入嵌合するようにして係止すると共に、下部ストッパ
部材1の上面に凹部を設けて、その凹部にゴム製下部位
置決め片5fの下端部を圧入嵌合するようにして係止し
てもよい。また前記ゴム製位置決め部材5の数について
は、前記実施形態においては点在するように設けたが、
各ゴム製位置決め片5a,5fを係止用下向き開口凹部
4の周囲に連続した矩形環状部材に構成した場合には1
個でもよく、また長尺の帯状にした場合には、各ストッ
パ部材1,3の前後方向または左右方向に対向して配置
させる場合には2個でもよく、また図示の実施形態のよ
うに点在させる場合には4個または5個以上であっても
よく、さらに仮止め用ビス21による仮止め個所は2個
所以上であればよい。さらにまた、円柱状のゴム製位置
決め部材5の一端部(上端部)または両端部を下部スト
ッパ部材1の凹部または上部ストッパ部材3の凹部に嵌
合して接着剤25により固着してもよい。
【0015】前記実施形態の場合には、ゴム製位置決め
部材5におけるゴム製上部位置決め片5fおよびゴム製
下部位置決め片5aの一端側を各上部ストッパ部材3お
よび下部ストッパ部材1に当接するように構成している
が、ゴムと金属(鋼材)との摩擦係数(μ≧0.3)
は、テフロンとテフロンとの摩擦係数(μ=0.05〜
0.15)よりも大きいので、単にゴム製下部位置決め
片5aのゴム板5bの下面を下部ストッパ部材1の上面
に載置し、ゴム製上部位置決め片5fのゴム板5eの上
面を上部ストッパ部材3の下面に当接していれば、各ゴ
ム製上部および下部位置決め片5f,5aと上部および
下部ストッパ部材1,3とが相対的にスライド移動する
ことなく、テフロン層5c,5d相互間の接触部分でス
ライドさせることができる。
部材5におけるゴム製上部位置決め片5fおよびゴム製
下部位置決め片5aの一端側を各上部ストッパ部材3お
よび下部ストッパ部材1に当接するように構成している
が、ゴムと金属(鋼材)との摩擦係数(μ≧0.3)
は、テフロンとテフロンとの摩擦係数(μ=0.05〜
0.15)よりも大きいので、単にゴム製下部位置決め
片5aのゴム板5bの下面を下部ストッパ部材1の上面
に載置し、ゴム製上部位置決め片5fのゴム板5eの上
面を上部ストッパ部材3の下面に当接していれば、各ゴ
ム製上部および下部位置決め片5f,5aと上部および
下部ストッパ部材1,3とが相対的にスライド移動する
ことなく、テフロン層5c,5d相互間の接触部分でス
ライドさせることができる。
【0016】本発明を実施する場合、上部ストッパ部材
3の下面に係止用下向き開口凹部4を設ける場合、橋軸
方向の両端部は開口し、かつ橋軸直角方向にのみ係止す
るための係止用下向き開口凹部4として構成するように
してもよい。
3の下面に係止用下向き開口凹部4を設ける場合、橋軸
方向の両端部は開口し、かつ橋軸直角方向にのみ係止す
るための係止用下向き開口凹部4として構成するように
してもよい。
【0017】本発明を実施する場合、図17ないし図1
9に示すように、上向き突起2の周囲において複数の円
形の凹部11を下部ストッパ部材1の上面に設けると共
に、これに対向するように上部ストッパ部材3の下面に
凹部6を突起周囲方向に間隔をおいて設けて、前記ゴム
製下部位置決め片5aの下部を、下部ストッパ部材1の
凹部11に嵌合し、かつ前記ゴム製位置決め部材5にお
けるゴム製上部位置決め片5fの上部を、上部ストッパ
部材3の凹部6に嵌合し、位置決め部材5の上部および
下部を、それぞれ下部ストッパ部材1および上部ストッ
パ部材3に係止するように構成してもよい。また、位置
決め部材5の上部および下部を各凹部11,6に嵌設す
ると共に、接着剤により固定するようにしてもよい。こ
の場合において、前述のように上部ストッパ部材3の下
面19にはその下向き開口凹部4の周囲において前記凹
部11と合致する4つの円形凹部6が設けられる。
9に示すように、上向き突起2の周囲において複数の円
形の凹部11を下部ストッパ部材1の上面に設けると共
に、これに対向するように上部ストッパ部材3の下面に
凹部6を突起周囲方向に間隔をおいて設けて、前記ゴム
製下部位置決め片5aの下部を、下部ストッパ部材1の
凹部11に嵌合し、かつ前記ゴム製位置決め部材5にお
けるゴム製上部位置決め片5fの上部を、上部ストッパ
部材3の凹部6に嵌合し、位置決め部材5の上部および
下部を、それぞれ下部ストッパ部材1および上部ストッ
パ部材3に係止するように構成してもよい。また、位置
決め部材5の上部および下部を各凹部11,6に嵌設す
ると共に、接着剤により固定するようにしてもよい。こ
の場合において、前述のように上部ストッパ部材3の下
面19にはその下向き開口凹部4の周囲において前記凹
部11と合致する4つの円形凹部6が設けられる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、支持構造体23に下部
ストッパ部材1を固定した状態で、上部ストッパ部材3
の上部を埋込むように構造物用コンクリートを打設する
場合、下部ストッパ部材1の上向き突起2および上部ス
トッパ部材3の下向き開口凹部4の周囲において下部ス
トッパ部材1および上部ストッパ部材3の間に設けられ
たゴム製位置決め部材5により、下部ストッパ部材1と
上部ストッパ部材3の上下方向の相対的な位置決めを行
なうことができ、また下部ストッパ部材1の上面10と
上部ストッパ部材3の下面19との間に所要の間隙Gを
確保しておくことができ、かつゴム製位置決め部材5
は、ゴム製上部位置決め片5fとゴム製下部位置決め片
5aにより構成され、しかも各上部および下部の位置決
め片5a,5fの接触部にはテフロン層を介するように
構成しているので、各位置決め片5a,5fと各上下の
ストッパ部材1,3との接触部においては、相対的な変
位を起こさせることなく上部ストッパ部材と下部ストッ
パ部材とに追従させながらこれらの上下方向のギャップ
を、上部構造物の築造により上部ストッパ部材1が恒久
的に支持されるまで、一時的に仮保持しておくことがで
きる。
ストッパ部材1を固定した状態で、上部ストッパ部材3
の上部を埋込むように構造物用コンクリートを打設する
場合、下部ストッパ部材1の上向き突起2および上部ス
トッパ部材3の下向き開口凹部4の周囲において下部ス
トッパ部材1および上部ストッパ部材3の間に設けられ
たゴム製位置決め部材5により、下部ストッパ部材1と
上部ストッパ部材3の上下方向の相対的な位置決めを行
なうことができ、また下部ストッパ部材1の上面10と
上部ストッパ部材3の下面19との間に所要の間隙Gを
確保しておくことができ、かつゴム製位置決め部材5
は、ゴム製上部位置決め片5fとゴム製下部位置決め片
5aにより構成され、しかも各上部および下部の位置決
め片5a,5fの接触部にはテフロン層を介するように
構成しているので、各位置決め片5a,5fと各上下の
ストッパ部材1,3との接触部においては、相対的な変
位を起こさせることなく上部ストッパ部材と下部ストッ
パ部材とに追従させながらこれらの上下方向のギャップ
を、上部構造物の築造により上部ストッパ部材1が恒久
的に支持されるまで、一時的に仮保持しておくことがで
きる。
【0019】また各位置決め片5a,5fはゴム製を主
体とする材料であるが、そのゴム材の変形抵抗を利用す
る形式ではなく、各位置決め片5a,5fの接触部の低
い滑り摩擦係数の部分を利用しているので、構造物22
の伸縮に対する抵抗が小さく、そのため構造物22を自
由に伸縮させることができる等の効果が得られる。
体とする材料であるが、そのゴム材の変形抵抗を利用す
る形式ではなく、各位置決め片5a,5fの接触部の低
い滑り摩擦係数の部分を利用しているので、構造物22
の伸縮に対する抵抗が小さく、そのため構造物22を自
由に伸縮させることができる等の効果が得られる。
【0020】また、各位置決め片5a,5fのテフロン
層相互の摩擦抵抗により、下部ストッパ部材1と上部ス
トッパ部材3との横方向の相対的な位置決めを行なっ
て、上向き突起2と下向き開口凹部4との間に所定の構
造物伸縮許容間隙Lを確保しておくことができ、さらに
構造物用コンクリートを打設するときの振動や衝撃等に
より、上部ストッパ部材3が下部ストッパ部材1に対し
相対的に横方向に偏位するのをテフロン層相互の摩擦抵
抗により、防止することができる等の効果が得られる。
層相互の摩擦抵抗により、下部ストッパ部材1と上部ス
トッパ部材3との横方向の相対的な位置決めを行なっ
て、上向き突起2と下向き開口凹部4との間に所定の構
造物伸縮許容間隙Lを確保しておくことができ、さらに
構造物用コンクリートを打設するときの振動や衝撃等に
より、上部ストッパ部材3が下部ストッパ部材1に対し
相対的に横方向に偏位するのをテフロン層相互の摩擦抵
抗により、防止することができる等の効果が得られる。
【図1】本発明における一実施形態に係る構造物移動制
限用ストッパ装置を据付けた状態を示す一部縦断正面図
である。
限用ストッパ装置を据付けた状態を示す一部縦断正面図
である。
【図2】図1に示すストッパ装置の平面図である。
【図3】図1に示すストッパ装置の底面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】ゴム製下部位置決め片を配置した状態の下部ス
トッパ部材の平面図である。
トッパ部材の平面図である。
【図7】ゴム製上部位置決め片を配置した状態の上部ス
トッパ部材の底面図である。
トッパ部材の底面図である。
【図8】位置決め部材付近を拡大して示す縦断側面図で
ある。
ある。
【図9】構造物の伸縮に基づく上部ストッパ部材の移動
により位置決め片が変位した状態を示す縦断側面図であ
る。
により位置決め片が変位した状態を示す縦断側面図であ
る。
【図10】上部ストッパ部材の大きな移動により位置決
め片相互の接触が外れている状態を示す縦断側面図であ
る。
め片相互の接触が外れている状態を示す縦断側面図であ
る。
【図11】ゴム製位置決め部材を示す斜視図である。
【図12】ゴム製位置決め部材を分解して示す斜視図で
ある。
ある。
【図13】ゴム製の上部および下部位置決め片を接着剤
により各ストッパ部材に固定した状態を示す縦断側面図
である。
により各ストッパ部材に固定した状態を示す縦断側面図
である。
【図14】図13に示すゴム製位置決め部材を使用した
場合の構造物の伸縮に基づく上部ストッパ部材の移動に
より、位置決め片が変位した状態を示す縦断側面図であ
る。
場合の構造物の伸縮に基づく上部ストッパ部材の移動に
より、位置決め片が変位した状態を示す縦断側面図であ
る。
【図15】ゴム製位置決め部材の他の実施形態を示す斜
視図である。
視図である。
【図16】図15に示すゴム製位置決め部材を分解して
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図17】本発明は、発明において使用する他の実施形
態の構造物移動制限用ストッパ装置を据付けた状態を示
す一部縦断正面図である。
態の構造物移動制限用ストッパ装置を据付けた状態を示
す一部縦断正面図である。
【図18】図17におけるゴム製下部位置決め片を配置
した状態の下部ストッパ部材の平面図である。
した状態の下部ストッパ部材の平面図である。
【図19】図17におけるゴム製上部位置決め片を配置
した状態の上部ストッパ部材の底面図である。
した状態の上部ストッパ部材の底面図である。
【図20】従来の位置決め部材を使用してストッパ部材
を仮支持した構造の一例を示す縦断正面図である。
を仮支持した構造の一例を示す縦断正面図である。
【図21】従来の位置決め部材を使用してストッパ部材
を仮支持した構造の他の例を示す縦断正面図である。
を仮支持した構造の他の例を示す縦断正面図である。
1 下部ストッパ部材 2 係止用上向き突起 3 上部ストッパ部材 4 係止用下向き開口凹部 5 ゴム製位置決め部材 5a ゴム製下部位置決め片 5b ゴム板 5c 上部テフロン層(または板) 5d 下部テフロン層(または板) 5e ゴム板 5f ゴム製上部位置決め片 6 凹部 7 リブ 8 雌ねじ筒 9 下部アンカ部材 10 上面 11 凹部 12 ビス螺合用雌ねじ孔 13a 凹部 13b 凹部 14 位置決め部材 15 弾性体 16 リブ 17 雌ねじ筒 18 上部アンカ部材 19 下面 20 ビス挿通用透孔 21 仮止め用ビス 22 構造物 23 支持構造体 25 接着剤 26a 低摩擦材 26b 低摩擦材 G 間隙 L 構造物伸縮許容間隙
Claims (4)
- 【請求項1】 支持構造体に固定される下部ストッパ部
材の上面に係止用上向き突起が一体に設けられ、構造物
に固定される上部ストッパ部材の下面に係止用下向き開
口凹部が設けられ、前記上向き突起が下向き開口凹部内
に配置されている構造物移動制限用ストッパ装置におい
て、前記下部ストッパ部材と上部ストッパ部材との間
に、前記上向き突起および下向き開口凹部の周囲にゴム
製位置決め部材が配置され、かつそのゴム製位置決め部
材は、下部ストッパ部材の上部に載置されるゴム板の上
面に上部テフロン層を固着したゴム製下部位置決め片
と、上部ストッパ部材の下部に配置されるゴム板の下面
に下部テフロン層を一体に固着したゴム製上部位置決め
片とにより構成され、かつ前記ゴム製下部位置決め片に
おける上部テフロン層の上面にゴム製上部位置決め片に
おける下部テフロン層が重合するように配置され、下部
ストッパ部材の上面と上部ストッパ部材の下面との間に
間隙が設けられていることを特徴とする構造物移動制限
用ストッパ装置。 - 【請求項2】 下向き開口凹部における構造物長手方向
の両端部と上向き突起との間には構造物伸縮許容間隙が
設けられていることを特徴とする請求項1に記載の構造
物移動制限用ストッパ装置。 - 【請求項3】 ゴム製位置決め部材の上下方向の上端部
および下端部は、それぞれ下部ストッパ部材の上面およ
び上部ストッパ部材の下面に接着剤により固定されてい
ることを特徴とする請求項1および2に記載の構造物移
動制限用ストッパ装置。 - 【請求項4】 ゴム製位置決め部材の上下方向の両端部
は下部ストッパ部材および上部ストッパ部材に設けられ
た凹部に嵌合されていることを特徴とする構造物移動制
限用ストッパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11082717A JP2000274484A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 構造物移動制限用ストッパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11082717A JP2000274484A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 構造物移動制限用ストッパ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000274484A true JP2000274484A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13782174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11082717A Pending JP2000274484A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 構造物移動制限用ストッパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000274484A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008025243A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Sho Bond Constr Co Ltd | 移動制限装置 |
| KR101274080B1 (ko) * | 2011-05-17 | 2013-06-12 | 한승출 | 콘크리트 구속부를 갖는 앵커 어셈블리 및 이를 구비한 구조물 지지장치 |
| WO2022209066A1 (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-06 | ショーボンド建設株式会社 | 橋梁の耐震補強装置 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11082717A patent/JP2000274484A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008025243A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Sho Bond Constr Co Ltd | 移動制限装置 |
| KR101274080B1 (ko) * | 2011-05-17 | 2013-06-12 | 한승출 | 콘크리트 구속부를 갖는 앵커 어셈블리 및 이를 구비한 구조물 지지장치 |
| WO2022209066A1 (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-06 | ショーボンド建設株式会社 | 橋梁の耐震補強装置 |
| JP2022154440A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | ショーボンド建設株式会社 | 橋梁の耐震補強装置 |
| JP7645508B2 (ja) | 2021-03-30 | 2025-03-14 | ショーボンド建設株式会社 | 橋梁の耐震補強装置 |
| US12448741B2 (en) | 2021-03-30 | 2025-10-21 | Sho-Bond Corporation | Seismic reinforcement device for bridge |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060220 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090424 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100106 |