JP2000275272A - 半導体加速度センサ及びその製造方法 - Google Patents
半導体加速度センサ及びその製造方法Info
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- JP2000275272A JP2000275272A JP11077876A JP7787699A JP2000275272A JP 2000275272 A JP2000275272 A JP 2000275272A JP 11077876 A JP11077876 A JP 11077876A JP 7787699 A JP7787699 A JP 7787699A JP 2000275272 A JP2000275272 A JP 2000275272A
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- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P2015/0805—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
- G01P2015/0822—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
- G01P2015/0825—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass
- G01P2015/0828—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass the mass being of the paddle type being suspended at one of its longitudinal ends
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- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の半導体加速度センサにおいては、シリ
コン基板に形成した引き出し電極を介して、センサ内部
の固定電極を外部と電気接続していたため、引き出し電
極の占有面積が大きく、センサの小型化が困難であっ
た。また固定電極と引き出し電極のオーミック接触を得
ることが困難であった。 【解決手段】 梁により支持された可動電極10bを形
成したシリコン基板10と、該シリコン基板を挟んで対
向する、固定電極18、19を表面に形成した2枚のガ
ラス基板12、13を備え、ガラス基板が貫通孔12
b、13bを有し、該貫通孔を介して固定電極がガラス
基板裏面のシリコン電極26、27と接続している。シ
リコン基板の引き出し電極を介さずに固定電極から外部
への電気接続経路の引き出しを行うため、センサの小型
化し、接続部のオーミック接触を容易に確保することが
できる。さらに、ガラス融着及びガラス研磨を行わずに
製造することが可能である。
コン基板に形成した引き出し電極を介して、センサ内部
の固定電極を外部と電気接続していたため、引き出し電
極の占有面積が大きく、センサの小型化が困難であっ
た。また固定電極と引き出し電極のオーミック接触を得
ることが困難であった。 【解決手段】 梁により支持された可動電極10bを形
成したシリコン基板10と、該シリコン基板を挟んで対
向する、固定電極18、19を表面に形成した2枚のガ
ラス基板12、13を備え、ガラス基板が貫通孔12
b、13bを有し、該貫通孔を介して固定電極がガラス
基板裏面のシリコン電極26、27と接続している。シ
リコン基板の引き出し電極を介さずに固定電極から外部
への電気接続経路の引き出しを行うため、センサの小型
化し、接続部のオーミック接触を容易に確保することが
できる。さらに、ガラス融着及びガラス研磨を行わずに
製造することが可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体加速度セン
サに関し、詳細には静電容量の変化を利用した容量型加
速度センサの構造及び製造方法に関する。
サに関し、詳細には静電容量の変化を利用した容量型加
速度センサの構造及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】容量型半導体加速度センサは、加速時に
センサにかかる力を電気容量の変化として検出する加速
度センサであり、例えば、自動車の姿勢制御やエアバッ
グシステムの動作制御に用いられる。
センサにかかる力を電気容量の変化として検出する加速
度センサであり、例えば、自動車の姿勢制御やエアバッ
グシステムの動作制御に用いられる。
【0003】従来の代表的な容量型半導体加速度センサ
の構造及び製造方法は、例えば、特開平6−24193
2号公報に開示されている。図6(a)はその容量型半
導体加速度センサを示す平面図であり、図6(c)はA
−A’線断面の断面図である。
の構造及び製造方法は、例えば、特開平6−24193
2号公報に開示されている。図6(a)はその容量型半
導体加速度センサを示す平面図であり、図6(c)はA
−A’線断面の断面図である。
【0004】半導体加速度センサは、一般に、内側がく
り貫かれたシリコン基板10が、ガラス基板12、13
によって挟まれた構造となっており、センサ内部は中空
である。シリコン基板10のくり貫かれた内側には、梁
10aにより支持された可動電極10bが形成されてい
る。一方、ガラス基板12、13の内面には固定電極1
8、19が形成されており、可動電極10bと固定電極
18、19が、数μmの間隔を隔てて対向するように配
置されている。
り貫かれたシリコン基板10が、ガラス基板12、13
によって挟まれた構造となっており、センサ内部は中空
である。シリコン基板10のくり貫かれた内側には、梁
10aにより支持された可動電極10bが形成されてい
る。一方、ガラス基板12、13の内面には固定電極1
8、19が形成されており、可動電極10bと固定電極
18、19が、数μmの間隔を隔てて対向するように配
置されている。
【0005】センサが加速され、加速度に応じた力が可
動電極10bに加わると、可動電極10bと固定電極1
8、19の間隔が変化し、これにより可動電極−固定電
極間の電気容量値が変化する。従って、可動電極10b
と固定電極18、19の間の電気容量を測定することに
より、センサに加わる加速度を測定することができる。
動電極10bに加わると、可動電極10bと固定電極1
8、19の間隔が変化し、これにより可動電極−固定電
極間の電気容量値が変化する。従って、可動電極10b
と固定電極18、19の間の電気容量を測定することに
より、センサに加わる加速度を測定することができる。
【0006】電気容量値を測定するためには、センサ内
部に配置された可動電極10bと固定電極18、19か
ら、外部に電気接続経路を引き出す必要がある。一方、
センサ内部に存在する空気はダンパーとして作用し、可
動電極の加速に対する応答を妨げるため、センサ内部を
減圧下で密封する必要がある。このため従来は次のよう
な方法で電気接続経路が引き出されていた。
部に配置された可動電極10bと固定電極18、19か
ら、外部に電気接続経路を引き出す必要がある。一方、
センサ内部に存在する空気はダンパーとして作用し、可
動電極の加速に対する応答を妨げるため、センサ内部を
減圧下で密封する必要がある。このため従来は次のよう
な方法で電気接続経路が引き出されていた。
【0007】可動電極10bからは、シリコン基板の梁
10a及び封止部10eを通して外部に電気接続経路を
引き出す。
10a及び封止部10eを通して外部に電気接続経路を
引き出す。
【0008】固定電極18、19からは、引き出し電極
10c、10d及び金属電極22を介して外部に電気接
続経路を引き出す。引き出し電極10c、10dは、シ
リコン基板10のくり貫かれた内側にエッチングによっ
て島状に形成された電極である。固定電極18、19と
引き出し電極10c、10dは、ガラス基板12、13
とシリコン基板10を接合することにより、圧接されて
いる。
10c、10d及び金属電極22を介して外部に電気接
続経路を引き出す。引き出し電極10c、10dは、シ
リコン基板10のくり貫かれた内側にエッチングによっ
て島状に形成された電極である。固定電極18、19と
引き出し電極10c、10dは、ガラス基板12、13
とシリコン基板10を接合することにより、圧接されて
いる。
【0009】しかし、上記特開平6−241932号公
報の構造においては、引き出し電極10c、10dがセ
ンサ全体に対して大きな面積を占めるため、センサの小
型化が困難であった。また、固定電極18、19と引き
出し電極10c、10dが圧接により接続されるため、
固定電極と引き出し電極の接合部のオーミック接触を安
定して得ることが困難であった。特に、ウエハ基板に複
数配列して形成した全てのセンサについて、接合部のオ
ーミック接触を確保することは困難であった。固定電極
の電気接続経路にオーミック接触でない部分がある場
合、電気容量値と電流−電圧特性の相関が乱れ、センサ
特性の線形性が悪化する。
報の構造においては、引き出し電極10c、10dがセ
ンサ全体に対して大きな面積を占めるため、センサの小
型化が困難であった。また、固定電極18、19と引き
出し電極10c、10dが圧接により接続されるため、
固定電極と引き出し電極の接合部のオーミック接触を安
定して得ることが困難であった。特に、ウエハ基板に複
数配列して形成した全てのセンサについて、接合部のオ
ーミック接触を確保することは困難であった。固定電極
の電気接続経路にオーミック接触でない部分がある場
合、電気容量値と電流−電圧特性の相関が乱れ、センサ
特性の線形性が悪化する。
【0010】また、引き出し電極10c、10dをシリ
コン基板に形成するためには、引き出し電極を支持する
梁を残して島状にシリコン基板をエッチングし、シリコ
ン基板10をガラス基板12に接合した後に、引き出し
電極を支持する梁を切断しなければならい。即ち、梁を
残してレジストマスクを塗布し、エッチングを行わなけ
ればならない。ところが、引き出し電極10c、10d
を支持する梁の部分には100μm以上の段差が存在す
るため、レジストマスクの均一塗布が困難である。この
ためシリコン基板10の形状不良や異物不良が発生し易
いという問題があった。
コン基板に形成するためには、引き出し電極を支持する
梁を残して島状にシリコン基板をエッチングし、シリコ
ン基板10をガラス基板12に接合した後に、引き出し
電極を支持する梁を切断しなければならい。即ち、梁を
残してレジストマスクを塗布し、エッチングを行わなけ
ればならない。ところが、引き出し電極10c、10d
を支持する梁の部分には100μm以上の段差が存在す
るため、レジストマスクの均一塗布が困難である。この
ためシリコン基板10の形状不良や異物不良が発生し易
いという問題があった。
【0011】そこで、これに代わる半導体加速度センサ
として、図7に示す構造のセンサが特開平1−2592
65号公報に開示されている。図7(a)はその半導体
加速度センサの平面図であり、図7(c)はB−B’線
断面図である。図7(b)は、シリコン基板10のみの
平面図である。
として、図7に示す構造のセンサが特開平1−2592
65号公報に開示されている。図7(a)はその半導体
加速度センサの平面図であり、図7(c)はB−B’線
断面図である。図7(b)は、シリコン基板10のみの
平面図である。
【0012】特開平6−241932号公報のセンサと
同様に、内側がくり貫かれ、可動電極10bが形成され
たシリコン基板10が、ガラス層30、31によって挟
まれており、ガラス層30、31の表面に固定電極1
8、19が形成されている。
同様に、内側がくり貫かれ、可動電極10bが形成され
たシリコン基板10が、ガラス層30、31によって挟
まれており、ガラス層30、31の表面に固定電極1
8、19が形成されている。
【0013】この半導体加速度センサにおいては、引き
出し電極を介さずに固定電極18、19用から電気接続
経路を引き出す。即ち、固定電極18、19を、ガラス
層30、31の裏面に設けられたシリコン板26、27
に突起部26a、27aを介して接続し、これにより電
気接続経路を引き出す。
出し電極を介さずに固定電極18、19用から電気接続
経路を引き出す。即ち、固定電極18、19を、ガラス
層30、31の裏面に設けられたシリコン板26、27
に突起部26a、27aを介して接続し、これにより電
気接続経路を引き出す。
【0014】この半導体加速度センサの製造工程の概略
図を図8及び図9に示す。尚、図9に示す工程は、図8
に示す工程に連続している。まず、シリコン基板10を
エッチングして、梁10a及び可動電極10bを形成す
る(図8(a)〜(d))。次に、2枚のシリコン板2
6、27を準備し(図8(e))、レジスト17をマス
クとしてエッチングを行い、シリコン板26、27上に
突起部26a、27aを形成する(図8(f))。次
に、突起部26a、27aを完全に覆うようにシリコン
板26、27の表面に溶融ガラスを流し込んだ後、冷却
し、ガラス層30、31をシリコン板26、27の表面
に融着させる(図8(g))。次に、融着ガラス層3
0、31を研磨し、表面を平坦化すると共にシリコン板
の突起部26a、27aを露出させる(図8(h))。
次に、融着ガラス層30、31表面に突起部26a、2
7aを覆うように金属膜18、19を成膜して、固定電
極を形成する(図8(i))。次にガラス層30の上に
図8(d)のシリコン基板10を接合し(図9
(j))、さらにシリコン基板10の上にガラス層31
を接合する(図9(k))。接合は陽極接合法により行
うことができる。陽極接合法とは、ガラスとシリコンの
間に直流バイアス電圧を印加することにより行う接合方
法である。
図を図8及び図9に示す。尚、図9に示す工程は、図8
に示す工程に連続している。まず、シリコン基板10を
エッチングして、梁10a及び可動電極10bを形成す
る(図8(a)〜(d))。次に、2枚のシリコン板2
6、27を準備し(図8(e))、レジスト17をマス
クとしてエッチングを行い、シリコン板26、27上に
突起部26a、27aを形成する(図8(f))。次
に、突起部26a、27aを完全に覆うようにシリコン
板26、27の表面に溶融ガラスを流し込んだ後、冷却
し、ガラス層30、31をシリコン板26、27の表面
に融着させる(図8(g))。次に、融着ガラス層3
0、31を研磨し、表面を平坦化すると共にシリコン板
の突起部26a、27aを露出させる(図8(h))。
次に、融着ガラス層30、31表面に突起部26a、2
7aを覆うように金属膜18、19を成膜して、固定電
極を形成する(図8(i))。次にガラス層30の上に
図8(d)のシリコン基板10を接合し(図9
(j))、さらにシリコン基板10の上にガラス層31
を接合する(図9(k))。接合は陽極接合法により行
うことができる。陽極接合法とは、ガラスとシリコンの
間に直流バイアス電圧を印加することにより行う接合方
法である。
【0015】この特開平1−259265号公報の半導
体加速度センサは、シリコン基板に引き出し電極を設け
る必要がないため小型化が容易であり、また、固定電極
18、19が直接シリコン板の突起部26a、27b上
に成膜されているため良好なオーミック接触を得ること
ができる。
体加速度センサは、シリコン基板に引き出し電極を設け
る必要がないため小型化が容易であり、また、固定電極
18、19が直接シリコン板の突起部26a、27b上
に成膜されているため良好なオーミック接触を得ること
ができる。
【0016】しかし、ガラス層30、31の融着の際に
(図8(g))、ガラス層内部に気泡が発生し易い。ま
た、シリコンとガラスの熱膨張係数が1〜2桁異なるた
め、ガラス層30、31をシリコン板上で溶融状態から
冷却した際に、シリコン板に融着せずに剥離する場合が
あった。さらに、ガラス層30、31の研磨工程(図8
(h))において、ガラスとシリコンの研磨速度が異な
るために均一研磨が難しいという問題もあった。即ち、
これらの問題点のために、特開平1−259265号公
報の半導体加速度センサは、製造歩留まりが十分ではな
かった。またさらに、研磨工程を含むため、製造コスト
が高いという問題点もあった。
(図8(g))、ガラス層内部に気泡が発生し易い。ま
た、シリコンとガラスの熱膨張係数が1〜2桁異なるた
め、ガラス層30、31をシリコン板上で溶融状態から
冷却した際に、シリコン板に融着せずに剥離する場合が
あった。さらに、ガラス層30、31の研磨工程(図8
(h))において、ガラスとシリコンの研磨速度が異な
るために均一研磨が難しいという問題もあった。即ち、
これらの問題点のために、特開平1−259265号公
報の半導体加速度センサは、製造歩留まりが十分ではな
かった。またさらに、研磨工程を含むため、製造コスト
が高いという問題点もあった。
【0017】
【解決しようとする課題】上記説明したように特開平6
−241932号公報に開示された半導体加速度センサ
においては、小型化が困難、センサ特性の線形性が悪い
といった問題点があり、一方、特開平1−259265
号公報のセンサにおいては、製造歩留まりが低く、製造
コストが高いといった問題点があった。
−241932号公報に開示された半導体加速度センサ
においては、小型化が困難、センサ特性の線形性が悪い
といった問題点があり、一方、特開平1−259265
号公報のセンサにおいては、製造歩留まりが低く、製造
コストが高いといった問題点があった。
【0018】そこで、本発明は、小型化が容易で特性の
線形性が良く、かつ製造歩留まりが高い半導体加速度セ
ンサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
線形性が良く、かつ製造歩留まりが高い半導体加速度セ
ンサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体加速度センサは、梁により支持され
た可動電極を形成したシリコン基板と、該シリコン基板
を挟んで対向する、第1の固定電極を表面に形成した第
1のガラス基板と、第2の固定電極を表面に形成した第
2のガラス基板を備え、前記第1及び第2のガラス基板
が貫通孔を有し、該第1及び第2のガラス基板の裏面に
シリコン電極が形成されており、前記第1及び第2の固
定電極が貫通孔の内部にも形成されて裏面のシリコン電
極に接続したことを特徴とするものである。
に、本発明の半導体加速度センサは、梁により支持され
た可動電極を形成したシリコン基板と、該シリコン基板
を挟んで対向する、第1の固定電極を表面に形成した第
1のガラス基板と、第2の固定電極を表面に形成した第
2のガラス基板を備え、前記第1及び第2のガラス基板
が貫通孔を有し、該第1及び第2のガラス基板の裏面に
シリコン電極が形成されており、前記第1及び第2の固
定電極が貫通孔の内部にも形成されて裏面のシリコン電
極に接続したことを特徴とするものである。
【0020】この構造によれば、シリコン基板の引き出
し電極を介さずに、固定電極から電気接続経路を引き出
すため、センサを小型化し、接続部のオーミック接触を
容易に確保することができる。さらに、ガラス融着及び
ガラス研磨を行わずに製造することが可能である。
し電極を介さずに、固定電極から電気接続経路を引き出
すため、センサを小型化し、接続部のオーミック接触を
容易に確保することができる。さらに、ガラス融着及び
ガラス研磨を行わずに製造することが可能である。
【0021】また、前記第1及び第2の固定電極は、厚
さ3000Å以上の金属膜であることが好ましく、これ
により固定電極接続部のオーミック接触をさらに良好に
することができる。
さ3000Å以上の金属膜であることが好ましく、これ
により固定電極接続部のオーミック接触をさらに良好に
することができる。
【0022】本発明の半導体加速度センサの製造方法
は、(A)第1のガラス基板及び第2のガラス基板の各
々に、貫通孔の穿孔と、該貫通孔の一端を塞ぐシリコン
板の接合を行う工程と、(B)前記第1及び第2のガラ
ス基板の各々に、該表面の少なくとも一部及び貫通孔の
内部に導電膜を成膜して、裏面のシリコン板に接続した
第1及び第2の固定電極を形成する工程と、(C)シリ
コン基板をエッチングして、梁により支持された可動電
極を形成する工程と、(D)前記可動電極が前記第1及
び第2の固定電極に挟まれるように、前記シリコン基板
の両面に前記第1及び第2のガラス基板を接合する工程
を備えたことを特徴とする。
は、(A)第1のガラス基板及び第2のガラス基板の各
々に、貫通孔の穿孔と、該貫通孔の一端を塞ぐシリコン
板の接合を行う工程と、(B)前記第1及び第2のガラ
ス基板の各々に、該表面の少なくとも一部及び貫通孔の
内部に導電膜を成膜して、裏面のシリコン板に接続した
第1及び第2の固定電極を形成する工程と、(C)シリ
コン基板をエッチングして、梁により支持された可動電
極を形成する工程と、(D)前記可動電極が前記第1及
び第2の固定電極に挟まれるように、前記シリコン基板
の両面に前記第1及び第2のガラス基板を接合する工程
を備えたことを特徴とする。
【0023】この製造方法によれば、シリコンへのガラ
ス融着工程及びガラス研磨工程が不要であるため、製造
歩留まりを向上することができる。また、圧接によらず
に固定電極から電気接続経路を引き出すことができるた
め、接続部のオーミック接触を容易に確保し、センサを
小型化することができる。
ス融着工程及びガラス研磨工程が不要であるため、製造
歩留まりを向上することができる。また、圧接によらず
に固定電極から電気接続経路を引き出すことができるた
め、接続部のオーミック接触を容易に確保し、センサを
小型化することができる。
【0024】また、上記工程(A)において、第1及び
第2のガラス基板に貫通孔を穿孔した後に、該第1及び
第2のガラス基板に貫通孔の一端を塞ぐようにシリコン
板を陽極接合することが好ましい。これにより、ガラス
基板に貫通孔を穿孔する工程において、シリコン基板の
貫通不良が発生することを抑制できる。
第2のガラス基板に貫通孔を穿孔した後に、該第1及び
第2のガラス基板に貫通孔の一端を塞ぐようにシリコン
板を陽極接合することが好ましい。これにより、ガラス
基板に貫通孔を穿孔する工程において、シリコン基板の
貫通不良が発生することを抑制できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体加速度セン
サについて、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の半導体加速度センサの一例を示す(a)平面図、及
び(c)C−C’線断面図である。図1(b)は、シリ
コン基板のみの平面図である。
サについて、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の半導体加速度センサの一例を示す(a)平面図、及
び(c)C−C’線断面図である。図1(b)は、シリ
コン基板のみの平面図である。
【0026】梁10aにより支持された可動電極10b
を形成したシリコン基板10を挟んで、第1の固定電極
18を表面に形成した第1のガラス基板12と、第2の
固定電極19を表面に形成した第2のガラス基板13が
対向している。第1及び第2のガラス基板12、13に
は貫通孔12b、13bを形成しており、第1及び第2
のガラス基板12、13の裏面にシリコン電極26、2
7を形成している。第1及び第2の固定電極18、19
は、貫通孔12b、13bの内部にも形成されて裏面の
シリコン電極26、27に接続している。
を形成したシリコン基板10を挟んで、第1の固定電極
18を表面に形成した第1のガラス基板12と、第2の
固定電極19を表面に形成した第2のガラス基板13が
対向している。第1及び第2のガラス基板12、13に
は貫通孔12b、13bを形成しており、第1及び第2
のガラス基板12、13の裏面にシリコン電極26、2
7を形成している。第1及び第2の固定電極18、19
は、貫通孔12b、13bの内部にも形成されて裏面の
シリコン電極26、27に接続している。
【0027】シリコン基板10の封止部10eはガラス
基板12、13と接合され、センサ内部は減圧状態で密
封されている。本発明においては、センサ内部の電極か
らの電気接続経路の引き出しは、次のようにして行う。
可動電極10bからの電気接続経路は、梁10a及び封
止部10eを介して外部に引き出す。第1及び第2の固
定電極18、19からの電気接続経路は、貫通孔を介し
て第1及び第2の固定電極に接続したシリコン電極2
6、27を通して外部に引き出す。
基板12、13と接合され、センサ内部は減圧状態で密
封されている。本発明においては、センサ内部の電極か
らの電気接続経路の引き出しは、次のようにして行う。
可動電極10bからの電気接続経路は、梁10a及び封
止部10eを介して外部に引き出す。第1及び第2の固
定電極18、19からの電気接続経路は、貫通孔を介し
て第1及び第2の固定電極に接続したシリコン電極2
6、27を通して外部に引き出す。
【0028】可動電極10bと固定電極18、19の間
の電気容量は、これらの電気接続経路を介してセンサ外
部から測定され、電気容量値の変化から加速度が測定さ
れる。
の電気容量は、これらの電気接続経路を介してセンサ外
部から測定され、電気容量値の変化から加速度が測定さ
れる。
【0029】本発明の半導体加速度センサは、固定電極
18、19が、シリコン基板10を介さずに、センサ外
部のシリコン電極26、27に直接接続しているため、
シリコン基板10に引き出し電極を形成する必要がな
く、センサの小型化が可能である。また、シリコン電極
26、27上に直接金属等を蒸着して固定電極18、1
9を形成できるため、良好なオーミック接触を得ること
ができる。
18、19が、シリコン基板10を介さずに、センサ外
部のシリコン電極26、27に直接接続しているため、
シリコン基板10に引き出し電極を形成する必要がな
く、センサの小型化が可能である。また、シリコン電極
26、27上に直接金属等を蒸着して固定電極18、1
9を形成できるため、良好なオーミック接触を得ること
ができる。
【0030】尚、固定電極18、19は、ガラス基板1
2、13の厚み分に相当する数百μmの段差を介してシ
リコン電極に接続している。したがって、良好なオーミ
ック接触を確保するためには、固定電極18、19を厚
さ3000Å以上の金属膜で形成することが好ましい。
2、13の厚み分に相当する数百μmの段差を介してシ
リコン電極に接続している。したがって、良好なオーミ
ック接触を確保するためには、固定電極18、19を厚
さ3000Å以上の金属膜で形成することが好ましい。
【0031】また、図1に示すようにガラス基板12、
13の可動電極10bに対向する部分にバンプ12a、
13aを設けておくことが好ましく、これにより可動電
極10bが固定電極18、19に付着する事を防止する
ことができる。
13の可動電極10bに対向する部分にバンプ12a、
13aを設けておくことが好ましく、これにより可動電
極10bが固定電極18、19に付着する事を防止する
ことができる。
【0032】さらにまた、図1には可動電極10bに隣
接して梁10aの逆側に貫通孔12a、13aを設ける
例を示したが、貫通孔の位置はこれに限定されるもので
はない。固定電極18、19との接続が確保できれば貫
通孔をどこに設けても良く、例えば、梁10aの直上で
も良い。
接して梁10aの逆側に貫通孔12a、13aを設ける
例を示したが、貫通孔の位置はこれに限定されるもので
はない。固定電極18、19との接続が確保できれば貫
通孔をどこに設けても良く、例えば、梁10aの直上で
も良い。
【0033】本発明の半導体加速度センサの製造工程の
一例を図2及び図3に示す。図3に示す工程は、図2に
示す工程に連続している。まず、シリコン基板10をエ
ッチングして、梁10aにより支持された可動電極10
bを形成する(図2(a)〜(c))。尚、可動電極1
0bの形成には、レジストの写真製版とエッチングによ
る一般的なシリコン基板の加工技術を用いることができ
る。
一例を図2及び図3に示す。図3に示す工程は、図2に
示す工程に連続している。まず、シリコン基板10をエ
ッチングして、梁10aにより支持された可動電極10
bを形成する(図2(a)〜(c))。尚、可動電極1
0bの形成には、レジストの写真製版とエッチングによ
る一般的なシリコン基板の加工技術を用いることができ
る。
【0034】次に、第1及び第2のガラス基板12、1
3を準備する(図2(d))。ガラス基板の種類は特に
限定されないが、例えばパイレックスガラス等を用いる
ことができる。
3を準備する(図2(d))。ガラス基板の種類は特に
限定されないが、例えばパイレックスガラス等を用いる
ことができる。
【0035】次に、Cr膜等のマスク層14を第1及び
第2のガラス基板12、13の表面に形成し、レジスト
塗布とCr混酸エッチングによるパターニングを行う。
マスク層14は、バンプ12a、13aを形成する部分
を残して略矩形の開口部を持つように形成する。マスク
層14をエッチングマスクとしてフッ酸等によるガラス
基板12、13のエッチングを行い、バンプ12a、1
3aを形成する。(図2(e))。バンプ12a、13
aは可動電極が固定電極に付着するのを防止する役割を
果たす。
第2のガラス基板12、13の表面に形成し、レジスト
塗布とCr混酸エッチングによるパターニングを行う。
マスク層14は、バンプ12a、13aを形成する部分
を残して略矩形の開口部を持つように形成する。マスク
層14をエッチングマスクとしてフッ酸等によるガラス
基板12、13のエッチングを行い、バンプ12a、1
3aを形成する。(図2(e))。バンプ12a、13
aは可動電極が固定電極に付着するのを防止する役割を
果たす。
【0036】次に、バンプ12a、13aの部分以外は
マスク層14とほぼ同一形状のマスク層15を形成し、
マスク層15をエッチングマスクとしてガラス基板のエ
ッチングを行い、可動電極と固定電極の間に間隔を設け
るための段差を形成する。
マスク層14とほぼ同一形状のマスク層15を形成し、
マスク層15をエッチングマスクとしてガラス基板のエ
ッチングを行い、可動電極と固定電極の間に間隔を設け
るための段差を形成する。
【0037】次に、貫通孔12b、13bを形成するた
めに、レジストマスク17をガラス基板12、13の表
面に形成する。レジストマスク17は、ネガレジストを
用いて100μm程度の厚膜に形成することが好まし
い。レジスト17をマスクとしてサンドブラスト処理等
により貫通孔12b、13bを穿孔する(図2
(g))。尚、ブラスト粉の返りによりガラス基板1
2、13の裏面が荒れるのを防止するため、穿孔の終了
と同時にサンドブラスト処理を終了することが好まし
い。
めに、レジストマスク17をガラス基板12、13の表
面に形成する。レジストマスク17は、ネガレジストを
用いて100μm程度の厚膜に形成することが好まし
い。レジスト17をマスクとしてサンドブラスト処理等
により貫通孔12b、13bを穿孔する(図2
(g))。尚、ブラスト粉の返りによりガラス基板1
2、13の裏面が荒れるのを防止するため、穿孔の終了
と同時にサンドブラスト処理を終了することが好まし
い。
【0038】次に、ガラス基板12、13の裏面に、貫
通孔12b、13bの裏面側の一端を塞ぐようにシリコ
ン板26、27を接合する(図2(h))。接合は陽極
接合により行うことが好ましい。シリコン板26、27
は、ガラス基板12、13の裏面全面に形成しても、裏
面の一部に形成しても良い。このシリコン板は、固定電
極からの電気接続を引き出すためのシリコン電極とな
る。
通孔12b、13bの裏面側の一端を塞ぐようにシリコ
ン板26、27を接合する(図2(h))。接合は陽極
接合により行うことが好ましい。シリコン板26、27
は、ガラス基板12、13の裏面全面に形成しても、裏
面の一部に形成しても良い。このシリコン板は、固定電
極からの電気接続を引き出すためのシリコン電極とな
る。
【0039】次に、第1及び第2のガラス基板12、1
3の表面及び貫通孔12b、13bの内部に導電膜を成
膜し、裏面のシリコン板に接続する第1及び第2の固定
電極を形成する(図2(i))。導電膜の種類は特に限
定されないが、耐酸化性等の観点からPt膜が好まし
い。導電膜はスパッタ等により成膜した後に、固定電極
として必要な部分以外はエッチング等により除去する。
また、導電膜の厚さは3000Å以上であることが好ま
しい。
3の表面及び貫通孔12b、13bの内部に導電膜を成
膜し、裏面のシリコン板に接続する第1及び第2の固定
電極を形成する(図2(i))。導電膜の種類は特に限
定されないが、耐酸化性等の観点からPt膜が好まし
い。導電膜はスパッタ等により成膜した後に、固定電極
として必要な部分以外はエッチング等により除去する。
また、導電膜の厚さは3000Å以上であることが好ま
しい。
【0040】尚、上記図2(f)〜(i)に示した工程
に代えて、ガラス基板12、13の裏面にシリコン板を
接合した後に、ガラス基板12、13に貫通孔12b、
13bを穿孔することもできる(図4(a)〜
(d))。ただし、裏面にシリコン板が接合されたガラ
ス基板12、13にサンドブラストによる穿孔を行う場
合には(図4(c))、シリコン板が貫通しないよう
に、ガラス基板の穿孔終了と同時にサンドブラストを終
了する必要がある。しかし、ガラス基板のサンドブラス
トによる穿孔速度にはウエハ面内分布があるため、過剰
なサンドブラストによりシリコン板26、27が貫通し
易い。シリコン板26、27が貫通した場合には、セン
サ内部の減圧状態を維持できないため、センサが不良品
となる。従って、製造歩留まりの観点からは、図2
(f)〜(i)に示した工程順で行うことが好ましい。
に代えて、ガラス基板12、13の裏面にシリコン板を
接合した後に、ガラス基板12、13に貫通孔12b、
13bを穿孔することもできる(図4(a)〜
(d))。ただし、裏面にシリコン板が接合されたガラ
ス基板12、13にサンドブラストによる穿孔を行う場
合には(図4(c))、シリコン板が貫通しないよう
に、ガラス基板の穿孔終了と同時にサンドブラストを終
了する必要がある。しかし、ガラス基板のサンドブラス
トによる穿孔速度にはウエハ面内分布があるため、過剰
なサンドブラストによりシリコン板26、27が貫通し
易い。シリコン板26、27が貫通した場合には、セン
サ内部の減圧状態を維持できないため、センサが不良品
となる。従って、製造歩留まりの観点からは、図2
(f)〜(i)に示した工程順で行うことが好ましい。
【0041】次に、可動電極10bと第1の固定電極1
8が対向するように、第1のガラス基板12上にシリコ
ン基板10を接合し(図3(j))、さらに可動電極1
0bと第2の固定電極19が対向するように、シリコン
基板10上に第2のガラス基板13を接合する(図3
(k))。接合は、陽極接合により行うことが好まし
い。また、第1及び第2のガラス基板12、13とシリ
コン基板10の陽極接合を減圧下で行い、センサ内部を
減圧密封することが好ましい。空気のダンパー作用を抑
制して、可動電極10bの加速度に対する応答を良好に
するためである。
8が対向するように、第1のガラス基板12上にシリコ
ン基板10を接合し(図3(j))、さらに可動電極1
0bと第2の固定電極19が対向するように、シリコン
基板10上に第2のガラス基板13を接合する(図3
(k))。接合は、陽極接合により行うことが好まし
い。また、第1及び第2のガラス基板12、13とシリ
コン基板10の陽極接合を減圧下で行い、センサ内部を
減圧密封することが好ましい。空気のダンパー作用を抑
制して、可動電極10bの加速度に対する応答を良好に
するためである。
【0042】本発明の半導体加速度センサの製造方法
は、ガラス融着及びガラス研磨工程を必要としないた
め、シリコン板とガラス基板の剥離等の不良発生が少な
く、また低コストで製造可能である。
は、ガラス融着及びガラス研磨工程を必要としないた
め、シリコン板とガラス基板の剥離等の不良発生が少な
く、また低コストで製造可能である。
【0043】
【実施例】上記本発明の製造方法に従い、次の条件で本
発明の半導体加速度センサを製造した。まず、第1及び
第2のガラス基板12、13として0.4mm厚のパイ
レックスガラスを準備し、マスク層14として2000
Å厚のCr膜を成膜した。Cr膜14とレジストをエッ
チングマスクとして10%希釈フッ酸により第1及び第
2のガラス基板表面を1μmエッチングした。さらにマ
スク層15として前記Cr膜14とレジストを用い、1
0%希釈フッ酸により第1及び第2のガラス基板の表面
を5μmエッチングした。第1及び第2のガラス基板上
にレジストマスク16として厚さ100μmネガレジス
トを形成し、サンドブラストにより貫通孔12b、13
bを穿孔した。第1及び第2のガラス基板12、13の
裏面に0.2mm厚のシリコン板26、27を陽極接合
した後に、ガラス基板12、13の表面に固定電極とし
て1μm厚のPt膜をスパッタにより形成した。
発明の半導体加速度センサを製造した。まず、第1及び
第2のガラス基板12、13として0.4mm厚のパイ
レックスガラスを準備し、マスク層14として2000
Å厚のCr膜を成膜した。Cr膜14とレジストをエッ
チングマスクとして10%希釈フッ酸により第1及び第
2のガラス基板表面を1μmエッチングした。さらにマ
スク層15として前記Cr膜14とレジストを用い、1
0%希釈フッ酸により第1及び第2のガラス基板の表面
を5μmエッチングした。第1及び第2のガラス基板上
にレジストマスク16として厚さ100μmネガレジス
トを形成し、サンドブラストにより貫通孔12b、13
bを穿孔した。第1及び第2のガラス基板12、13の
裏面に0.2mm厚のシリコン板26、27を陽極接合
した後に、ガラス基板12、13の表面に固定電極とし
て1μm厚のPt膜をスパッタにより形成した。
【0044】0.4mm厚のシリコン基板をアルカリエ
ッチングして可動電極10bを形成し、ガラス基板1
2、13と陽極接合して半導体加速度センサを製造し
た。
ッチングして可動電極10bを形成し、ガラス基板1
2、13と陽極接合して半導体加速度センサを製造し
た。
【0045】製造した半導体加速度センサの固定電極1
8、19とシリコン電極26、27の電気接触を評価す
るために、固定電極−シリコン電極間の電流−電圧特性
を2端子法により評価した。評価結果を図5に示す。図
5より、本発明の半導体加速度センサにおいて、固定電
極−シリコン電極間が良好なオーミック接触をしている
ことが確認できる。また、必要なセンサ特性を得るため
には、固定電極−シリコン電極間の接触抵抗が1kΩ以
下であることが必要であるが、測定した抵抗値は270
Ωであった。さらにシリコン板自身の抵抗値を差し引く
と接触抵抗は90Ωとなり、半導体加速度センサとして
十分小さな接触抵抗値であることが確認できた。
8、19とシリコン電極26、27の電気接触を評価す
るために、固定電極−シリコン電極間の電流−電圧特性
を2端子法により評価した。評価結果を図5に示す。図
5より、本発明の半導体加速度センサにおいて、固定電
極−シリコン電極間が良好なオーミック接触をしている
ことが確認できる。また、必要なセンサ特性を得るため
には、固定電極−シリコン電極間の接触抵抗が1kΩ以
下であることが必要であるが、測定した抵抗値は270
Ωであった。さらにシリコン板自身の抵抗値を差し引く
と接触抵抗は90Ωとなり、半導体加速度センサとして
十分小さな接触抵抗値であることが確認できた。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、下記の効果を奏する。本発明の半導体加速
度センサは、第1及び第2のガラス基板が貫通孔を有
し、第1及び第2の固定電極が貫通孔の内部に形成され
て裏面のシリコン電極に接続しているため、シリコン基
板の引き出し電極が不要である。従って、センサを小型
化し、接続部のオーミック接触を容易に確保することが
できる。さらに、ガラス融着及びガラス研磨を行わずに
製造することが可能である。
ているため、下記の効果を奏する。本発明の半導体加速
度センサは、第1及び第2のガラス基板が貫通孔を有
し、第1及び第2の固定電極が貫通孔の内部に形成され
て裏面のシリコン電極に接続しているため、シリコン基
板の引き出し電極が不要である。従って、センサを小型
化し、接続部のオーミック接触を容易に確保することが
できる。さらに、ガラス融着及びガラス研磨を行わずに
製造することが可能である。
【0047】また、固定電極の厚さ3000Å以上の金
属膜とすることにより、固定電極とシリコン電極の間の
オーミック接触をさらに良好にすることができる。
属膜とすることにより、固定電極とシリコン電極の間の
オーミック接触をさらに良好にすることができる。
【0048】本発明の半導体加速度センサの製造方法
は、ガラス基板の各々に、貫通孔の穿孔と、該貫通孔の
一端を塞ぐシリコン板の接合を行い、裏面のシリコン板
に接続するようにガラス基板表面と貫通孔の内部に導電
膜を成膜して固定電極を形成するため、シリコンへのガ
ラス融着工程及びガラス研磨工程が不要である。従っ
て、低コストかつ高い歩留まりで半導体加速度センサを
生産することができる。また、シリコン基板の引き出し
電極を介さずに固定電極からの電気接続経路を外部に引
き出すことができるため、接続部のオーミック接触を容
易に確保し、またセンサを小型化することができる。
は、ガラス基板の各々に、貫通孔の穿孔と、該貫通孔の
一端を塞ぐシリコン板の接合を行い、裏面のシリコン板
に接続するようにガラス基板表面と貫通孔の内部に導電
膜を成膜して固定電極を形成するため、シリコンへのガ
ラス融着工程及びガラス研磨工程が不要である。従っ
て、低コストかつ高い歩留まりで半導体加速度センサを
生産することができる。また、シリコン基板の引き出し
電極を介さずに固定電極からの電気接続経路を外部に引
き出すことができるため、接続部のオーミック接触を容
易に確保し、またセンサを小型化することができる。
【0049】また、ガラス基板に貫通孔を穿孔した後
に、貫通孔の一端を塞ぐようにシリコン板を接合するこ
とにより、シリコン基板が貫通する不良の発生を抑制し
て、半導体加速度センサの製造歩留まりを向上すること
ができる。
に、貫通孔の一端を塞ぐようにシリコン板を接合するこ
とにより、シリコン基板が貫通する不良の発生を抑制し
て、半導体加速度センサの製造歩留まりを向上すること
ができる。
【図1】 本発明の半導体加速度センサの一例を示す
(a)平面図、(b)シリコン基板のみの平面図、
(c)C−C’線断面図である。
(a)平面図、(b)シリコン基板のみの平面図、
(c)C−C’線断面図である。
【図2】 本発明の半導体加速度センサの製造工程の一
例を示す工程図である。
例を示す工程図である。
【図3】 本発明の半導体加速度センサの図2に連続す
る製造工程を示す工程図である。
る製造工程を示す工程図である。
【図4】 本発明の半導体加速度センサの図2に示す製
造工程の一部分について、別の例を示す工程図である。
造工程の一部分について、別の例を示す工程図である。
【図5】 本発明の半導体加速度センサにおける固定電
極−シリコン電極間の電流−電圧特性の測定値を示すグ
ラフである。
極−シリコン電極間の電流−電圧特性の測定値を示すグ
ラフである。
【図6】 従来の半導体加速度センサの一例を示す
(a)平面図、(b)シリコン基板のみの平面図、
(c)A−A’線断面図である。
(a)平面図、(b)シリコン基板のみの平面図、
(c)A−A’線断面図である。
【図7】 従来の半導体加速度センサの別の一例を示す
(a)平面図、(b)シリコン基板のみの平面図、
(c)B−B’線断面図である。
(a)平面図、(b)シリコン基板のみの平面図、
(c)B−B’線断面図である。
【図8】 図6に示す半導体加速度センサの製造工程を
示す工程図である。
示す工程図である。
【図9】 図6に示す半導体加速度センサの図8に連続
する製造工程を示す工程図である。
する製造工程を示す工程図である。
10 シリコン基板、10a 梁、10b 可動電極、
10c及び10d 引き出し電極、10e 封止部、1
2 第1のガラス基板、13 第2のガラス基板、14
及び15 マスク層、16及び17 レジストマスク、
18 第1の固定電極、19 第2の固定電極、20
貫通孔、22及び24 金属電極、26及び27 シリ
コン板、30及び31 ガラス層。
10c及び10d 引き出し電極、10e 封止部、1
2 第1のガラス基板、13 第2のガラス基板、14
及び15 マスク層、16及び17 レジストマスク、
18 第1の固定電極、19 第2の固定電極、20
貫通孔、22及び24 金属電極、26及び27 シリ
コン板、30及び31 ガラス層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 淳一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4M112 AA02 BA07 CA26 DA04 DA09 DA18 EA02 EA13 GA01
Claims (4)
- 【請求項1】 梁により支持された可動電極を形成した
シリコン基板と、該シリコン基板を挟んで対向する、第
1の固定電極を表面に形成した第1のガラス基板と、第
2の固定電極を表面に形成した第2のガラス基板を備
え、前記可動電極と該可動電極を挟む前記第1及び第2
の固定電極との間の静電容量変化を検出する半導体加速
度センサであって、 前記第1及び第2のガラス基板が貫通孔を有し、該第1
及び第2のガラス基板の裏面にシリコン電極が形成され
ており、前記第1及び第2の固定電極が貫通孔の内部に
も形成されて裏面のシリコン電極に接続したことを特徴
とする半導体加速度センサ。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の固定電極が、厚さ3
000Å以上の金属膜である請求項1記載の半導体加速
度センサ。 - 【請求項3】 梁により支持された可動電極と、該可動
電極を挟む第1の固定電極及び第2の固定電極との間の
静電容量変化を検出する半導体加速度センサの製造方法
であって、(A)第1のガラス基板及び第2のガラス基
板の各々に、貫通孔の穿孔と、該貫通孔の一端を塞ぐシ
リコン板の接合を行う工程と、(B)前記第1及び第2
のガラス基板の各々に、該表面の少なくとも一部及び貫
通孔の内部に導電膜を成膜して、裏面のシリコン板に接
続した第1及び第2の固定電極を形成する工程と、
(C)シリコン基板をエッチングして、梁により支持さ
れた可動電極を形成する工程と、(D)前記可動電極が
前記第1及び第2の固定電極に挟まれるように、前記シ
リコン基板の両面に前記第1及び第2のガラス基板を接
合する工程を備えた半導体加速度センサの製造方法。 - 【請求項4】 上記工程(A)において、第1のガラス
基板及び第2のガラス基板に貫通孔を穿孔した後に、該
第1及び第2のガラス基板に貫通孔の一端を塞ぐように
シリコン板を接合することを特徴とする請求項3記載の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11077876A JP2000275272A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 半導体加速度センサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11077876A JP2000275272A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 半導体加速度センサ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000275272A true JP2000275272A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13646274
Family Applications (1)
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-
1999
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