JP2000275501A - レンズ鏡胴 - Google Patents
レンズ鏡胴Info
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】レンズ鏡胴において、光軸に沿って移動可能な
レンズ枠にスライダとカムフォロワを一体で成形して、
組み立てが容易で安価なレンズ鏡胴を提供する。 【解決手段】レンズ鏡胴10において、光軸に沿って移
動可能な変倍レンズ14と補正レンズ16を保持するレ
ンズ枠22、24に、一体に形成されたスライダ22
A、24B…とカムフォロワ25、25とを備えたの
で、組み立てが容易で安価なレンズ鏡胴10を提供する
ことができる。
レンズ枠にスライダとカムフォロワを一体で成形して、
組み立てが容易で安価なレンズ鏡胴を提供する。 【解決手段】レンズ鏡胴10において、光軸に沿って移
動可能な変倍レンズ14と補正レンズ16を保持するレ
ンズ枠22、24に、一体に形成されたスライダ22
A、24B…とカムフォロワ25、25とを備えたの
で、組み立てが容易で安価なレンズ鏡胴10を提供する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ鏡胴に係り、
特にレンズをレンズ鏡胴の光軸に沿って移動可能なレン
ズ鏡胴に関する。
特にレンズをレンズ鏡胴の光軸に沿って移動可能なレン
ズ鏡胴に関する。
【0002】
【従来の技術】変倍レンズ及び補正レンズを備えたズー
ム式レンズ鏡胴において、変倍レンズと補正レンズの移
動案内構造としては、特開平4−285904号公報に
示されているように、レンズ枠を複数のガイドバーで案
内する方式が知られている。また、レンズ枠の3ヵ所に
ローラ式のカムフォロワを放射状に2段設けて、1段目
のカムフォロワをレンズ鏡胴の3ヵ所に設けられた直進
溝で案内し、2段目のカムフォロワを、該レンズ鏡胴に
外接して同軸心上に配置されるズーム用カム筒に設けら
れたカム溝で、案内する方式が知られている。
ム式レンズ鏡胴において、変倍レンズと補正レンズの移
動案内構造としては、特開平4−285904号公報に
示されているように、レンズ枠を複数のガイドバーで案
内する方式が知られている。また、レンズ枠の3ヵ所に
ローラ式のカムフォロワを放射状に2段設けて、1段目
のカムフォロワをレンズ鏡胴の3ヵ所に設けられた直進
溝で案内し、2段目のカムフォロワを、該レンズ鏡胴に
外接して同軸心上に配置されるズーム用カム筒に設けら
れたカム溝で、案内する方式が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ズーム式レンズ鏡胴では部品点数が多くなってしまうこ
とと、組み立てに複雑な工程と高精度な調整が要求され
ていた。また、変倍レンズと補正レンズの光軸が、変倍
するときの移動によって光軸Lからずれてしまい、撮影
画像が悪化する現象があった。前記光軸のずれが少なく
なるように部品の精度を良くするには、多大な加工費用
が必要であった。
ズーム式レンズ鏡胴では部品点数が多くなってしまうこ
とと、組み立てに複雑な工程と高精度な調整が要求され
ていた。また、変倍レンズと補正レンズの光軸が、変倍
するときの移動によって光軸Lからずれてしまい、撮影
画像が悪化する現象があった。前記光軸のずれが少なく
なるように部品の精度を良くするには、多大な加工費用
が必要であった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、レンズの移動時に光軸のずれを少なく抑える
ことができるとともに、組み立てが容易で安価なレンズ
鏡胴を提供することを目的とする。
たもので、レンズの移動時に光軸のずれを少なく抑える
ことができるとともに、組み立てが容易で安価なレンズ
鏡胴を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本願請求項1に記載の発明によれば、レンズ鏡胴の内
部に設けられたレンズが光軸方向に移動可能に支持され
たレンズ鏡胴において、前記レンズを保持するレンズ枠
に一体に形成された少なくとも1つのスライダと、前記
レンズ枠又は前記スライダに一体に形成された少なくと
も1つのカムフォロワと、前記レンズ鏡胴に設けられ、
光軸方向に前記スライダを案内する直進溝と、前記レン
ズ鏡胴に対して回転するとともに、前記カムフォロワを
案内して前記レンズ枠を光軸と平行に移動せしめるカム
溝が設けられたカム筒とを備えたことを特徴としてい
る。
に本願請求項1に記載の発明によれば、レンズ鏡胴の内
部に設けられたレンズが光軸方向に移動可能に支持され
たレンズ鏡胴において、前記レンズを保持するレンズ枠
に一体に形成された少なくとも1つのスライダと、前記
レンズ枠又は前記スライダに一体に形成された少なくと
も1つのカムフォロワと、前記レンズ鏡胴に設けられ、
光軸方向に前記スライダを案内する直進溝と、前記レン
ズ鏡胴に対して回転するとともに、前記カムフォロワを
案内して前記レンズ枠を光軸と平行に移動せしめるカム
溝が設けられたカム筒とを備えたことを特徴としてい
る。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、レンズ鏡
胴において、レンズを保持するレンズ枠に一体に形成さ
れた少なくとも1つのスライダと、レンズ枠又は前記ス
ライダに一体に形成された少なくとも1つのカムフォロ
ワと、前記レンズ鏡胴に設けられ、光軸方向に前記スラ
イダを案内する直進溝と、前記レンズ鏡胴に対して回転
するとともに、前記カムフォロワを案内して前記レンズ
枠を光軸と平行に移動せしめるカム溝が設けられたカム
筒とを備えたので、組み立てが容易で安価なレンズ鏡胴
を提供することができる。
胴において、レンズを保持するレンズ枠に一体に形成さ
れた少なくとも1つのスライダと、レンズ枠又は前記ス
ライダに一体に形成された少なくとも1つのカムフォロ
ワと、前記レンズ鏡胴に設けられ、光軸方向に前記スラ
イダを案内する直進溝と、前記レンズ鏡胴に対して回転
するとともに、前記カムフォロワを案内して前記レンズ
枠を光軸と平行に移動せしめるカム溝が設けられたカム
筒とを備えたので、組み立てが容易で安価なレンズ鏡胴
を提供することができる。
【0007】また、前記目的を達成するために本願請求
項2に記載の発明によれば、前記スライダは所定長の棒
状部材から成ることを特徴としている。請求項2に記載
の発明によれば、スライダを所定長の棒状部材としたの
で、レンズを精度よく光軸に沿って移動することができ
る。また、前記目的を達成するために本願請求項3に記
載の発明によれば、前記スライダの両端部を太径とし、
該両端部において前記直進溝と接触することを特徴とし
ている。
項2に記載の発明によれば、前記スライダは所定長の棒
状部材から成ることを特徴としている。請求項2に記載
の発明によれば、スライダを所定長の棒状部材としたの
で、レンズを精度よく光軸に沿って移動することができ
る。また、前記目的を達成するために本願請求項3に記
載の発明によれば、前記スライダの両端部を太径とし、
該両端部において前記直進溝と接触することを特徴とし
ている。
【0008】請求項3に記載の発明によれば、スライダ
の両端部を太径とし、該両端部において前記直進溝と接
触するようにしたので、ガタなくレンズを精度よく光軸
に沿って移動することができる。また、前記目的を達成
するために本願請求項4に記載の発明によれば、請求項
2に記載のレンズ鏡胴におけるスライダが直進溝と係合
する部位の幅寸法は、直進溝の幅寸法よりも広く設定さ
れており、かつ弾性変形する素材または弾性変形する構
造であることを特徴としている。
の両端部を太径とし、該両端部において前記直進溝と接
触するようにしたので、ガタなくレンズを精度よく光軸
に沿って移動することができる。また、前記目的を達成
するために本願請求項4に記載の発明によれば、請求項
2に記載のレンズ鏡胴におけるスライダが直進溝と係合
する部位の幅寸法は、直進溝の幅寸法よりも広く設定さ
れており、かつ弾性変形する素材または弾性変形する構
造であることを特徴としている。
【0009】請求項4に記載の発明によれば、スライダ
が直進溝と係合する部位の幅寸法を直進溝の幅寸法より
も広く設定し、かつ弾性変形する素材または弾性変形す
る構造としたので、レンズの移動時に光軸のずれを少な
く抑えることができるとともに、組み立てが容易で安価
なレンズ鏡胴を提供することができる。
が直進溝と係合する部位の幅寸法を直進溝の幅寸法より
も広く設定し、かつ弾性変形する素材または弾性変形す
る構造としたので、レンズの移動時に光軸のずれを少な
く抑えることができるとともに、組み立てが容易で安価
なレンズ鏡胴を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るレンズ鏡胴の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係るレンズ鏡胴が適用されたテレビカメ
ラ用ズーム式レンズ鏡胴10の断面図である。
るレンズ鏡胴の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係るレンズ鏡胴が適用されたテレビカメ
ラ用ズーム式レンズ鏡胴10の断面図である。
【0011】図2は図1に示したレンズ鏡胴10と、各
主要構成部品とを組付ける以前の構成を示した斜視図で
ある。図1に示すレンズ鏡胴10は、光軸Lに対して前
方からフォーカスレンズ12、変倍レンズ14、補正レ
ンズ16、リレーレンズ17、及びマスタレンズ18の
順に配置されている。また、前記レンズ鏡胴10は、よ
り広角な撮影を実現するためにフォーカスレンズ12が
大型で、且つ、より高倍率な撮影を実現するために変倍
レンズ14、及び補正レンズ16の変倍移動範囲が長く
設定されている。
主要構成部品とを組付ける以前の構成を示した斜視図で
ある。図1に示すレンズ鏡胴10は、光軸Lに対して前
方からフォーカスレンズ12、変倍レンズ14、補正レ
ンズ16、リレーレンズ17、及びマスタレンズ18の
順に配置されている。また、前記レンズ鏡胴10は、よ
り広角な撮影を実現するためにフォーカスレンズ12が
大型で、且つ、より高倍率な撮影を実現するために変倍
レンズ14、及び補正レンズ16の変倍移動範囲が長く
設定されている。
【0012】前記フォーカスレンズ12は、鏡胴10の
前端の開口部に配置されると共に、光軸Lに沿って前後
移動自在に設けられ、図示しないヘリコイドねじ等の駆
動機構によって前後移動される。これによってピント調
整が行われる。前記変倍レンズ14はレンズ枠22に支
持されている。該レンズ枠22には、レンズ枠22を光
軸Lに沿って摺動可能にするための棒状のスライダ22
Aが一体に形成され、かつ複数設けられている。補正レ
ンズ16はレンズ枠24に支持されている。該レンズ枠
24には、レンズ枠24を光軸Lに沿って摺動可能にす
るための棒状のスライダ24Bが一体に形成され、かつ
複数設けられている。
前端の開口部に配置されると共に、光軸Lに沿って前後
移動自在に設けられ、図示しないヘリコイドねじ等の駆
動機構によって前後移動される。これによってピント調
整が行われる。前記変倍レンズ14はレンズ枠22に支
持されている。該レンズ枠22には、レンズ枠22を光
軸Lに沿って摺動可能にするための棒状のスライダ22
Aが一体に形成され、かつ複数設けられている。補正レ
ンズ16はレンズ枠24に支持されている。該レンズ枠
24には、レンズ枠24を光軸Lに沿って摺動可能にす
るための棒状のスライダ24Bが一体に形成され、かつ
複数設けられている。
【0013】レンズ鏡胴10の内面には複数の直進溝3
2A、32B…が形成されており、該直進溝32A、3
2B…にはそれぞれ対応するスライダ22A、24B…
が嵌入される(図1、図2参照)。直進溝32A、32
B…は光軸Lと平行に形成されているので、レンズ14
及び16は光軸Lに沿って摺動可能となる。前記レンズ
枠22にはカムフォロワ25が一体で形成されており、
該カムフォロワ25には外接して樹脂等の摺動用の材質
で形成されているブッシュ26が挿入されている。この
ブッシュ26は、鏡胴に形成されたスリット31(図
1、図2参照)を介して外カム筒28の変倍レンズ用カ
ム溝30に係合されている。また、補正レンズ16のレ
ンズ枠24も同様にカムフォロワ25が一体で形成され
ており、該カムフォロワ25には外接してブッシュ26
が挿入されている。このブッシュ26は、前記スリット
31を介して外カム筒28の補正レンズ用カム溝34に
係合されている。前記外カム筒28に連結されている平
歯車40と、モータ36の出力軸38に係入されている
ピニオンギヤ42とは歯合されている。
2A、32B…が形成されており、該直進溝32A、3
2B…にはそれぞれ対応するスライダ22A、24B…
が嵌入される(図1、図2参照)。直進溝32A、32
B…は光軸Lと平行に形成されているので、レンズ14
及び16は光軸Lに沿って摺動可能となる。前記レンズ
枠22にはカムフォロワ25が一体で形成されており、
該カムフォロワ25には外接して樹脂等の摺動用の材質
で形成されているブッシュ26が挿入されている。この
ブッシュ26は、鏡胴に形成されたスリット31(図
1、図2参照)を介して外カム筒28の変倍レンズ用カ
ム溝30に係合されている。また、補正レンズ16のレ
ンズ枠24も同様にカムフォロワ25が一体で形成され
ており、該カムフォロワ25には外接してブッシュ26
が挿入されている。このブッシュ26は、前記スリット
31を介して外カム筒28の補正レンズ用カム溝34に
係合されている。前記外カム筒28に連結されている平
歯車40と、モータ36の出力軸38に係入されている
ピニオンギヤ42とは歯合されている。
【0014】図3に外カム筒28の外周の展開図を示
す。図3によれば、外カム筒28の変倍レンズ用カム溝
30と、補正レンズ用カム溝34にはブッシュ26、2
6の導入溝30a、34aが形成されており、一端が開
放している。この導入溝30a、34aはレンズ枠22
とレンズ枠24を鏡胴10に組付ける際に、組み立てを
容易にするためのブッシュ26を通す導入溝である。
す。図3によれば、外カム筒28の変倍レンズ用カム溝
30と、補正レンズ用カム溝34にはブッシュ26、2
6の導入溝30a、34aが形成されており、一端が開
放している。この導入溝30a、34aはレンズ枠22
とレンズ枠24を鏡胴10に組付ける際に、組み立てを
容易にするためのブッシュ26を通す導入溝である。
【0015】以下にレンズ鏡胴10にズーム式レンズの
主要構成部品を組付ける手順を図2を用いて説明する。
レンズ鏡胴10のズームレンズ系の組み立ては、レンズ
鏡胴10の前方から部品を組付ける。まず、外カム筒2
8をレンズ鏡胴10に組付けて回転させ、レンズ鏡胴1
0のスリット31と導入溝34aの位置が一致する角度
に合わせる。レンズ枠24のスライダ24B、24B…
を所定の直進溝32B、32B…に嵌入して、レンズ枠
24をレンズ鏡胴10の内面に沿って奥に進める。この
ときブッシュ26は導入溝34aに沿って進み、補正レ
ンズ用カム溝34に到達して、それ以上奥に進めなくな
る位置まで挿入する。
主要構成部品を組付ける手順を図2を用いて説明する。
レンズ鏡胴10のズームレンズ系の組み立ては、レンズ
鏡胴10の前方から部品を組付ける。まず、外カム筒2
8をレンズ鏡胴10に組付けて回転させ、レンズ鏡胴1
0のスリット31と導入溝34aの位置が一致する角度
に合わせる。レンズ枠24のスライダ24B、24B…
を所定の直進溝32B、32B…に嵌入して、レンズ枠
24をレンズ鏡胴10の内面に沿って奥に進める。この
ときブッシュ26は導入溝34aに沿って進み、補正レ
ンズ用カム溝34に到達して、それ以上奥に進めなくな
る位置まで挿入する。
【0016】次に外カム筒28を回転させて、レンズ鏡
胴10のスリット31と導入溝30aの位置が一致する
角度に合わせておく。レンズ枠22のスライダ22A、
22A…を所定の直進溝32A、32A…に嵌入して、
レンズ枠22をレンズ鏡胴10内面に沿って奥に進め
る。このときブッシュ26は導入溝30aに沿って進
み、補正レンズ用カム溝34に到達する。以上でズーム
レンズ系の組み立ては終了し、以降フォーカスレンズ1
2及び図示しないフォーカス系の構成部品を組付ける。
胴10のスリット31と導入溝30aの位置が一致する
角度に合わせておく。レンズ枠22のスライダ22A、
22A…を所定の直進溝32A、32A…に嵌入して、
レンズ枠22をレンズ鏡胴10内面に沿って奥に進め
る。このときブッシュ26は導入溝30aに沿って進
み、補正レンズ用カム溝34に到達する。以上でズーム
レンズ系の組み立ては終了し、以降フォーカスレンズ1
2及び図示しないフォーカス系の構成部品を組付ける。
【0017】上記に示すとおり構成されたズーム式のレ
ンズ鏡胴を用いてWIDE(広角)からTELE(望
遠)に変倍する状況を説明する。モータ36の出力軸3
8を正転/逆転駆動すると、変倍レンズ14が前記カム
溝30の軌跡に沿って光軸L方向に前後移動する。ま
た、補正レンズ16も同様に、カム溝34の軌跡に沿っ
て光軸L方向に前後移動する。前記変倍レンズ14と補
正レンズ16とは正のパワーを有するレンズなので、変
倍レンズ14と補正レンズ16とが最も離れた位置にお
いて、WIDE(広角)撮影ができ、最も接近した位置
において、TELE(望遠)撮影ができる。
ンズ鏡胴を用いてWIDE(広角)からTELE(望
遠)に変倍する状況を説明する。モータ36の出力軸3
8を正転/逆転駆動すると、変倍レンズ14が前記カム
溝30の軌跡に沿って光軸L方向に前後移動する。ま
た、補正レンズ16も同様に、カム溝34の軌跡に沿っ
て光軸L方向に前後移動する。前記変倍レンズ14と補
正レンズ16とは正のパワーを有するレンズなので、変
倍レンズ14と補正レンズ16とが最も離れた位置にお
いて、WIDE(広角)撮影ができ、最も接近した位置
において、TELE(望遠)撮影ができる。
【0018】ところで、変倍レンズ14と補正レンズ1
6は前述したようにより高倍率の撮影を可能とするため
に、そのズーム移動範囲が長く設定されている。このた
め、変倍レンズ14のレンズ枠22のスライダ22A、
22A…と、補正レンズ16のレンズ枠24のスライダ
24B、24B…とが、最も接近した位置に移動した時
に干渉してしまう場合があるので、図2に示すように各
レンズ枠22、24に一体に形成されている複数のスラ
イダ22A、24B…はお互いに干渉し合わない位置に
配置され、それぞれ別の直進溝32A、32B…に嵌入
されている。
6は前述したようにより高倍率の撮影を可能とするため
に、そのズーム移動範囲が長く設定されている。このた
め、変倍レンズ14のレンズ枠22のスライダ22A、
22A…と、補正レンズ16のレンズ枠24のスライダ
24B、24B…とが、最も接近した位置に移動した時
に干渉してしまう場合があるので、図2に示すように各
レンズ枠22、24に一体に形成されている複数のスラ
イダ22A、24B…はお互いに干渉し合わない位置に
配置され、それぞれ別の直進溝32A、32B…に嵌入
されている。
【0019】ただし、カムフォロワ25、25は、一つ
の直進溝を使用した方が、精度も良く、またレンズ鏡胴
10の加工も容易である。そのため、カムフォロワ2
5、25は、同一の直進溝であるスリット31に嵌合し
ている。上記のようなことから、カムフォロワ25、2
5は、スライダ22A、22Aまたはスライダ24B、
24Bのそれぞれの間の均等な位置から少しずれた位置
に配置されている。
の直進溝を使用した方が、精度も良く、またレンズ鏡胴
10の加工も容易である。そのため、カムフォロワ2
5、25は、同一の直進溝であるスリット31に嵌合し
ている。上記のようなことから、カムフォロワ25、2
5は、スライダ22A、22Aまたはスライダ24B、
24Bのそれぞれの間の均等な位置から少しずれた位置
に配置されている。
【0020】なお、移動可能となっている変倍レンズ1
4と補正レンズ16の光軸が、変倍するときの移動によ
って光軸Lからずれてしまうと撮影画像の悪化現象とし
て現れる。したがって、変倍レンズ14と補正レンズ1
6の光軸がなるべくずれないように精度良く直進移動す
る必要がある。そのためにはレンズ鏡胴10の内面に形
成されている直進溝32A、32B…と各レンズ枠のス
ライダ22A、24B…とのクリアランスを狭めてスラ
イダ22Aの直進精度を向上させる。
4と補正レンズ16の光軸が、変倍するときの移動によ
って光軸Lからずれてしまうと撮影画像の悪化現象とし
て現れる。したがって、変倍レンズ14と補正レンズ1
6の光軸がなるべくずれないように精度良く直進移動す
る必要がある。そのためにはレンズ鏡胴10の内面に形
成されている直進溝32A、32B…と各レンズ枠のス
ライダ22A、24B…とのクリアランスを狭めてスラ
イダ22Aの直進精度を向上させる。
【0021】図4及び図5に直進溝32とスライダ2
3、23Aとのクリアランスをなくす構成を示す。図4
に示す弾性部材により構成されているスライダ23の幅
Waを、直進溝32の幅Wと等しいか或いは広く設定し
ておく。スライダ23を直進溝32に嵌入するとスライ
ダ23の幅は弾性変形して幅Wに矯正されるので、クリ
アランスをなくすことができる。このときの変形量の設
定は、スライダ23の弾性変形時に要する力に関する物
性や形状、直進溝32との間に発生する摩擦力に応じて
決定される。このスライダ23の材質に樹脂の成形品を
用いると、前記変形部の形状やレンズ枠との一体構造が
容易に精度良く達成可能であるとともに、成型時の寸法
誤差を前記スライダ23の変形によって吸収することが
できる。したがってレンズの移動時に光軸のずれを少な
く抑えることができるとともに組み立てが容易で、安価
なレンズ鏡胴を提供することが可能となる。
3、23Aとのクリアランスをなくす構成を示す。図4
に示す弾性部材により構成されているスライダ23の幅
Waを、直進溝32の幅Wと等しいか或いは広く設定し
ておく。スライダ23を直進溝32に嵌入するとスライ
ダ23の幅は弾性変形して幅Wに矯正されるので、クリ
アランスをなくすことができる。このときの変形量の設
定は、スライダ23の弾性変形時に要する力に関する物
性や形状、直進溝32との間に発生する摩擦力に応じて
決定される。このスライダ23の材質に樹脂の成形品を
用いると、前記変形部の形状やレンズ枠との一体構造が
容易に精度良く達成可能であるとともに、成型時の寸法
誤差を前記スライダ23の変形によって吸収することが
できる。したがってレンズの移動時に光軸のずれを少な
く抑えることができるとともに組み立てが容易で、安価
なレンズ鏡胴を提供することが可能となる。
【0022】図5に示すクリアランスをなくす手段は、
スライダ23Aに弾性変形可能な撓む部分を設けてお
き、幅Waのスライダ23Aを幅Wの直進溝32に嵌入
すると、スライダ23Aの幅は撓んで幅Wに矯正される
ので、クリアランスをなくすことができる。このときの
変形量の設定は、スライダ23Aの弾性係数の物性や形
状、直進溝32との間に発生する摩擦力に応じて決定さ
れる。このようなスライダ23Aの形状に設定すること
によって、前記図4に示した実施の形態と同じ効果が得
られるとともに、材質は樹脂の成型品のみならず金属の
ダイキャスト等に代表される鋳造品を用いる事も可能と
なる。
スライダ23Aに弾性変形可能な撓む部分を設けてお
き、幅Waのスライダ23Aを幅Wの直進溝32に嵌入
すると、スライダ23Aの幅は撓んで幅Wに矯正される
ので、クリアランスをなくすことができる。このときの
変形量の設定は、スライダ23Aの弾性係数の物性や形
状、直進溝32との間に発生する摩擦力に応じて決定さ
れる。このようなスライダ23Aの形状に設定すること
によって、前記図4に示した実施の形態と同じ効果が得
られるとともに、材質は樹脂の成型品のみならず金属の
ダイキャスト等に代表される鋳造品を用いる事も可能と
なる。
【0023】本実施の形態では、テレビカメラに適用さ
れるレンズ鏡胴10の変倍構造について説明したが、写
真フイルムを使用する一般のカメラに適用しても良い
し、変倍構造のみならず、フォーカス構造や、その他の
レンズ移動構造に適用しても良い。また、本実施の形態
ではカムフォロワ25をスライダ22A、24Bとは別
にレンズ枠22、24と一体成形した例で説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、カムフォロワ
25をスライダ22A、24Bの上に一体成形しても本
発明の目的を達成することができる。この場合には、直
進溝32A又は32Bのいずれか一つをスリット31と
共通にする。
れるレンズ鏡胴10の変倍構造について説明したが、写
真フイルムを使用する一般のカメラに適用しても良い
し、変倍構造のみならず、フォーカス構造や、その他の
レンズ移動構造に適用しても良い。また、本実施の形態
ではカムフォロワ25をスライダ22A、24Bとは別
にレンズ枠22、24と一体成形した例で説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、カムフォロワ
25をスライダ22A、24Bの上に一体成形しても本
発明の目的を達成することができる。この場合には、直
進溝32A又は32Bのいずれか一つをスリット31と
共通にする。
【0024】また、本実施の形態では変倍に用いるカム
筒を外カム方式として説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、レンズ鏡胴に外接して同軸心上に
配置されるカム環方式に適用しても良い。
筒を外カム方式として説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、レンズ鏡胴に外接して同軸心上に
配置されるカム環方式に適用しても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
鏡胴によれば、レンズ枠にスライダを形成することによ
り、レンズの移動時に光軸のずれを少なく抑えることが
できるとともに、組み立てが容易な安価なレンズ鏡胴を
提供することが可能となる。
鏡胴によれば、レンズ枠にスライダを形成することによ
り、レンズの移動時に光軸のずれを少なく抑えることが
できるとともに、組み立てが容易な安価なレンズ鏡胴を
提供することが可能となる。
【図1】本発明に係るレンズ鏡胴が適用されたテレビカ
メラ用ズーム式レンズ鏡胴の実施の形態を示す断面図
メラ用ズーム式レンズ鏡胴の実施の形態を示す断面図
【図2】図1に示したレンズ鏡胴の、各主要構成部品を
組付ける以前の構成を示した斜視図
組付ける以前の構成を示した斜視図
【図3】外カム筒の外周展開図
【図4】直進溝とスライダとのクリアランスをなくす構
成を示す図
成を示す図
【図5】直進溝とスライダとのクリアランスをなくす構
成を示す図
成を示す図
10…レンズ鏡胴、12…フォーカスレンズ、14…変
倍レンズ、16…補正レンズ、22…レンズ枠、22A
…スライダ、23、23A…スライダ、24…レンズ
枠、24B…スライダ、25…カムフォロワ、28…外
カム筒、30…カム溝、32、32A、32B…直進
溝、34…カム溝
倍レンズ、16…補正レンズ、22…レンズ枠、22A
…スライダ、23、23A…スライダ、24…レンズ
枠、24B…スライダ、25…カムフォロワ、28…外
カム筒、30…カム溝、32、32A、32B…直進
溝、34…カム溝
Claims (4)
- 【請求項1】 レンズ鏡胴の内部に設けられたレンズ
が、光軸方向に移動可能に指示されたレンズ鏡胴におい
て、 前記レンズを保持するレンズ枠に一体に形成された少な
くとも1つのスライダと、 前記レンズ枠又は前記スライダに一体に形成された少な
くとも1つのカムフォロワと、 前記レンズ鏡胴に設けられ、光軸方向に前記スライダを
案内する直進溝と、 前記レンズ鏡胴に対して回転するとともに、前記カムフ
ォロワを案内して前記レンズ枠を光軸と平行に移動せし
めるカム溝が設けられたカム筒と、 を備えたことを特徴とするレンズ鏡胴 - 【請求項2】 前記スライダは、所定長の棒状部材から
成ることを特徴とする請求項1のレンズ鏡胴。 - 【請求項3】 前記スライダの両端部は太径であり、該
両端部において前記直進溝と接触することを特徴とする
請求項2のレンズ鏡胴。 - 【請求項4】 前記スライダが前記直進溝と係合する部
位は、 前記直進溝の幅寸法よりも幅寸法が広く設定されてお
り、かつ弾性変形する素材または弾性変形する構造であ
ることを特徴とする請求項2のレンズ鏡胴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11083707A JP2000275501A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | レンズ鏡胴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11083707A JP2000275501A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | レンズ鏡胴 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000275501A true JP2000275501A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13809981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11083707A Pending JP2000275501A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | レンズ鏡胴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000275501A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006047703A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Canon Inc | レンズ装置及び撮像装置 |
| JP2008046482A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Fujinon Corp | レンズ装置 |
| JP2014232183A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | 京セラオプテック株式会社 | ガイド機構 |
| CN108333708A (zh) * | 2017-01-19 | 2018-07-27 | 信泰光学(深圳)有限公司 | 光学变倍系统 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11083707A patent/JP2000275501A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006047703A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Canon Inc | レンズ装置及び撮像装置 |
| JP2008046482A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Fujinon Corp | レンズ装置 |
| JP2014232183A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | 京セラオプテック株式会社 | ガイド機構 |
| CN108333708A (zh) * | 2017-01-19 | 2018-07-27 | 信泰光学(深圳)有限公司 | 光学变倍系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060116 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080822 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090304 |