JP2000276167A - 弦楽器のボディ構造 - Google Patents
弦楽器のボディ構造Info
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Landscapes
- Stringed Musical Instruments (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 木材の使用量を削減し製造工程の簡素化を図
るとともに、高品質な仕上がり感および音質を維持しな
がら安価に製作することができ、またデザイン上の自由
度を高める。 【解決手段】 ボディフレーム21と、このボディフレ
ームの中央部に設けられるセンターブロック24と、ボ
ディフレーム21およびセンターブロック24の表裏面
を覆う表甲板12および裏甲板13によってボディ20
を構成する。ボディフレーム21を金属または合成樹脂
によって形成し、センターブロック24を木材または合
成樹脂によって形成する。
るとともに、高品質な仕上がり感および音質を維持しな
がら安価に製作することができ、またデザイン上の自由
度を高める。 【解決手段】 ボディフレーム21と、このボディフレ
ームの中央部に設けられるセンターブロック24と、ボ
ディフレーム21およびセンターブロック24の表裏面
を覆う表甲板12および裏甲板13によってボディ20
を構成する。ボディフレーム21を金属または合成樹脂
によって形成し、センターブロック24を木材または合
成樹脂によって形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気ギターのボデ
ィに適用して好適な弦楽器のボディ構造に関するもので
ある。
ィに適用して好適な弦楽器のボディ構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常エレクトリックギターと呼ばれる電
気ギターは、ボディの構造の相違によって大別すると、
ソリッド型とセミアコースティック型の2種類がある。
ソリッド型は、実公昭55−36872号公報等に開示
されているように、ボディを一枚の木材によって所要の
形状に加工形成したもので、内部が完全な中実構造と、
内部の一部をくり抜いて中空部を設けた構造の2種類が
ある。セミアコースティック型は、実公昭55−246
0号公報等に開示されているように、エゾ松やスプルー
ス等の木材からなる外装甲板および側板によってアコー
スティックギターと同様に内部が中空で共鳴胴として機
能するボディを形成し、内部中央にメイプル等の木材に
よって形成した柱体(センターブロック)を設けてい
る。
気ギターは、ボディの構造の相違によって大別すると、
ソリッド型とセミアコースティック型の2種類がある。
ソリッド型は、実公昭55−36872号公報等に開示
されているように、ボディを一枚の木材によって所要の
形状に加工形成したもので、内部が完全な中実構造と、
内部の一部をくり抜いて中空部を設けた構造の2種類が
ある。セミアコースティック型は、実公昭55−246
0号公報等に開示されているように、エゾ松やスプルー
ス等の木材からなる外装甲板および側板によってアコー
スティックギターと同様に内部が中空で共鳴胴として機
能するボディを形成し、内部中央にメイプル等の木材に
よって形成した柱体(センターブロック)を設けてい
る。
【0003】図5に従来のソリッド型電気ギターを示
す。同図において、1はボディ、2はネック、3は弦、
4はブリッジ、5は弦3の振動を電気信号に変換するピ
ックアップ装置、6はテールピース、7は音量、音質等
を調節するための各種つまみ、8はピックアップ切替ス
イッチである。ボディ1は、通常無垢材(厚さ40〜5
0mm)を木工加工によって所定形状に形成し、次に塗
装研磨加工を施して仕上げすることにより製作される。
そして、この後表面に前記ブリッジ4、ピックアップ装
置5、テールピース6、各種つまみ7およびスイッチ8
等が取付けられ、前端に前記ネック2の基部が接合さ
れ、弦3が張設される。
す。同図において、1はボディ、2はネック、3は弦、
4はブリッジ、5は弦3の振動を電気信号に変換するピ
ックアップ装置、6はテールピース、7は音量、音質等
を調節するための各種つまみ、8はピックアップ切替ス
イッチである。ボディ1は、通常無垢材(厚さ40〜5
0mm)を木工加工によって所定形状に形成し、次に塗
装研磨加工を施して仕上げすることにより製作される。
そして、この後表面に前記ブリッジ4、ピックアップ装
置5、テールピース6、各種つまみ7およびスイッチ8
等が取付けられ、前端に前記ネック2の基部が接合さ
れ、弦3が張設される。
【0004】図6は従来のアコースティック型電気ギタ
ーのボディの断面図で、10はセンターブロック、11
は外装甲板で、センターブロック10の表裏面をそれぞ
れ覆う表甲板12と裏甲板13とで構成されている。1
4は表甲板12と裏甲板13の周縁を連結する側板であ
る。
ーのボディの断面図で、10はセンターブロック、11
は外装甲板で、センターブロック10の表裏面をそれぞ
れ覆う表甲板12と裏甲板13とで構成されている。1
4は表甲板12と裏甲板13の周縁を連結する側板であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の電気ギターは、ソリッド型、セミアコースティック型
のいずれもボディを木材によって製作していた。しかし
ながら、木材の場合は、エージング、木工加工、研磨加
工、塗装等の多くの工程を必要とするため、製作に多大
な時間と手間がかかり、製造コストが高くなるという問
題があった。特に塗装は下地仕上げした後、下塗り、研
磨、中塗り、研磨、上塗り、研磨工程等を必要とするた
めコストが高く、加工時間全体の50%にも及ぶ場合も
あり、生産性を低下させている。また、木材自体も乱伐
による資源の枯渇化に伴い価格が上昇し、良質木材の入
手も難しくなっている。さらに、木工加工は微細な加工
が難しいため、デザイン上の制約が大きいなど多くの問
題があった。
の電気ギターは、ソリッド型、セミアコースティック型
のいずれもボディを木材によって製作していた。しかし
ながら、木材の場合は、エージング、木工加工、研磨加
工、塗装等の多くの工程を必要とするため、製作に多大
な時間と手間がかかり、製造コストが高くなるという問
題があった。特に塗装は下地仕上げした後、下塗り、研
磨、中塗り、研磨、上塗り、研磨工程等を必要とするた
めコストが高く、加工時間全体の50%にも及ぶ場合も
あり、生産性を低下させている。また、木材自体も乱伐
による資源の枯渇化に伴い価格が上昇し、良質木材の入
手も難しくなっている。さらに、木工加工は微細な加工
が難しいため、デザイン上の制約が大きいなど多くの問
題があった。
【0006】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、木材の
使用量を削減し製造工程の簡素化を図るとともに、高品
質な仕上がり感および音質を維持しながら安価に製作す
ることができ、またデザイン上の自由度を高め得るよう
にした弦楽器のボディ構造を提供することにある。
めになされたもので、その目的とするところは、木材の
使用量を削減し製造工程の簡素化を図るとともに、高品
質な仕上がり感および音質を維持しながら安価に製作す
ることができ、またデザイン上の自由度を高め得るよう
にした弦楽器のボディ構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、ボディフレームと、このボディフレ
ームの中央部に設けられるセンターブロックと、ボディ
フレームおよびセンターブロックの表裏面を覆う外装甲
板とを備え、前記ボディフレームを金属または合成樹脂
によって形成したものである。
に、第1の発明は、ボディフレームと、このボディフレ
ームの中央部に設けられるセンターブロックと、ボディ
フレームおよびセンターブロックの表裏面を覆う外装甲
板とを備え、前記ボディフレームを金属または合成樹脂
によって形成したものである。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明において、
センターブロックを木材によって形成したものである。
センターブロックを木材によって形成したものである。
【0009】本発明において、ボディフレームを金属ま
たは合成樹脂で製作すると、木材の使用量を削減するこ
とができる。また、研磨、塗装加工が不要となり、製造
工程を簡素化することができる。ボディフレームの素材
としては、金属の場合、アルミニウム合金、マグネシウ
ム合金等が用いられる。合成樹脂の場合には、導電性樹
脂を用いると、耐ノイズ性を向上させることができる。
センターブロックの素材としては、木材、合成樹脂など
が用いられる。特に木材を用いると音質がよい。外装甲
板の素材としては、木材、カーボングラファイト等のコ
ンポジット材、アルミニウム、マグネッシウム等の金属
板、プラスチック板等を用いることができる。外装甲板
に金属板、プラスチック板を用いる場合、塗装工程は不
要となる。外装甲板に木材を用いる場合でも、板状とな
るため通常のギターボディに比べて形状が単純で塗装が
容易に行える。
たは合成樹脂で製作すると、木材の使用量を削減するこ
とができる。また、研磨、塗装加工が不要となり、製造
工程を簡素化することができる。ボディフレームの素材
としては、金属の場合、アルミニウム合金、マグネシウ
ム合金等が用いられる。合成樹脂の場合には、導電性樹
脂を用いると、耐ノイズ性を向上させることができる。
センターブロックの素材としては、木材、合成樹脂など
が用いられる。特に木材を用いると音質がよい。外装甲
板の素材としては、木材、カーボングラファイト等のコ
ンポジット材、アルミニウム、マグネッシウム等の金属
板、プラスチック板等を用いることができる。外装甲板
に金属板、プラスチック板を用いる場合、塗装工程は不
要となる。外装甲板に木材を用いる場合でも、板状とな
るため通常のギターボディに比べて形状が単純で塗装が
容易に行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る弦
楽器のボディ構造の一実施の形態を示す分解斜視図、図
2はボディの斜視図、図3は図2のIII −III 線断面図
である。これらの図において、ボディ20は、ボディフ
レーム21と、外装甲板を構成する表甲板12および裏
甲板13と、センターブロック24とで構成されてい
る。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る弦
楽器のボディ構造の一実施の形態を示す分解斜視図、図
2はボディの斜視図、図3は図2のIII −III 線断面図
である。これらの図において、ボディ20は、ボディフ
レーム21と、外装甲板を構成する表甲板12および裏
甲板13と、センターブロック24とで構成されてい
る。
【0011】前記ボディフレーム21は金属または合成
樹脂によって図1に示すような形状に形成されることに
より、図示しない弦の張設方向と直交する方向に並設さ
れた3つの抜き穴部28,28、28’を有し、中央の
抜き穴部28’に前記センターブロック24が嵌合さ
れ、両側の抜き穴部28,28に各種電気部品が収納さ
れている。また、これらの抜き穴部28,28によって
フレーム自体の軽量化を図っている。
樹脂によって図1に示すような形状に形成されることに
より、図示しない弦の張設方向と直交する方向に並設さ
れた3つの抜き穴部28,28、28’を有し、中央の
抜き穴部28’に前記センターブロック24が嵌合さ
れ、両側の抜き穴部28,28に各種電気部品が収納さ
れている。また、これらの抜き穴部28,28によって
フレーム自体の軽量化を図っている。
【0012】前記抜き穴部28’に嵌合され固定される
前記センターブロック24の表面には、ネック2(図5
参照)の基部が嵌合する凹部29と、ピックアップ装置
がそれぞれ組み込まれる3つの凹部30と、ブリッジが
組み込まれる凹部31が長手方向に並列形成されてい
る。ここで、センターブロック24としては、略平板状
に形成した例を示したが、幅方向中央の厚みが最も厚
く、両端に至るにしたがって漸次減少する断面形状が凸
レンズ形状を呈するものであってもよい。
前記センターブロック24の表面には、ネック2(図5
参照)の基部が嵌合する凹部29と、ピックアップ装置
がそれぞれ組み込まれる3つの凹部30と、ブリッジが
組み込まれる凹部31が長手方向に並列形成されてい
る。ここで、センターブロック24としては、略平板状
に形成した例を示したが、幅方向中央の厚みが最も厚
く、両端に至るにしたがって漸次減少する断面形状が凸
レンズ形状を呈するものであってもよい。
【0013】このようなボディフレーム21を製作する
場合は、アルミニウム合金、マグネシウム合金等が用い
られ、ダイキャスト鋳造などによって製作される。合成
樹脂の場合は、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂のいずれで
あってもよいが、好ましくはカーボン、銅粉等が混入さ
れた導電性の合成樹脂(例えば、ポリウレタン、ポリエ
ステル等)が用いられ、インジェクション成形によって
製作される。特に、合成樹脂の場合は、自由に着色する
ことができ、塗装する必要がないという利点がある。
場合は、アルミニウム合金、マグネシウム合金等が用い
られ、ダイキャスト鋳造などによって製作される。合成
樹脂の場合は、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂のいずれで
あってもよいが、好ましくはカーボン、銅粉等が混入さ
れた導電性の合成樹脂(例えば、ポリウレタン、ポリエ
ステル等)が用いられ、インジェクション成形によって
製作される。特に、合成樹脂の場合は、自由に着色する
ことができ、塗装する必要がないという利点がある。
【0014】前記表甲板12と裏甲板13は、前記ボデ
ィフレーム21の輪郭形状と同一形状に形成され、接着
剤によって前記ボディフレーム21とセンターブロック
24の表裏面にそれぞれ接合される。表甲板12の表面
で幅方向中央には、前記センターブロック24の各凹部
29〜31に対応してこれらと同一形状からなる切欠部
35と穴36〜39が形成されるとともに、各種のノブ
軸が挿通される複数個の小孔40が形成されている。さ
らに、ボディフレーム21の後端側の一側面には、アン
プ接続用コードのジャックが差し込まれる接続穴41が
形成されている。
ィフレーム21の輪郭形状と同一形状に形成され、接着
剤によって前記ボディフレーム21とセンターブロック
24の表裏面にそれぞれ接合される。表甲板12の表面
で幅方向中央には、前記センターブロック24の各凹部
29〜31に対応してこれらと同一形状からなる切欠部
35と穴36〜39が形成されるとともに、各種のノブ
軸が挿通される複数個の小孔40が形成されている。さ
らに、ボディフレーム21の後端側の一側面には、アン
プ接続用コードのジャックが差し込まれる接続穴41が
形成されている。
【0015】表甲板12と裏甲板13の素材としては、
トチ合板、シカモア合板などの木材、カーボングラファ
イトなどのコンポジット材、アルミニウム合金などの金
属あるいは合成樹脂製の板材が用いられる。カーボング
ラファイトやアルミニウム合金、合成樹脂の場合は、プ
レス機械によって打ち抜くことにより容易に製作するこ
とができ、また塗装も不要となる。合板の場合は、CN
Cルーターまたはテンプレートを用いて所定形状に加工
形成した後、研磨、塗装が施される。塗装は、図4に示
すようにロールコーター43等によって行われる。
トチ合板、シカモア合板などの木材、カーボングラファ
イトなどのコンポジット材、アルミニウム合金などの金
属あるいは合成樹脂製の板材が用いられる。カーボング
ラファイトやアルミニウム合金、合成樹脂の場合は、プ
レス機械によって打ち抜くことにより容易に製作するこ
とができ、また塗装も不要となる。合板の場合は、CN
Cルーターまたはテンプレートを用いて所定形状に加工
形成した後、研磨、塗装が施される。塗装は、図4に示
すようにロールコーター43等によって行われる。
【0016】表甲板12と裏甲板13の塗装、研磨は、
平板な状態で行われ、その後表甲板12と裏甲板13を
センターブロック24の表裏面の形状と一致するように
湾曲させればよいので、複雑な形状をもつ通常のギター
ボディと比べて塗装、研磨工程は大幅に自動化、簡素化
できる。
平板な状態で行われ、その後表甲板12と裏甲板13を
センターブロック24の表裏面の形状と一致するように
湾曲させればよいので、複雑な形状をもつ通常のギター
ボディと比べて塗装、研磨工程は大幅に自動化、簡素化
できる。
【0017】このような構造からなるボディ20によれ
ば、ボディフレーム21は金属または合成樹脂によって
形成されるので、ダイキャスト鋳造またはインジェクシ
ョン成形によって容易にかつ高精度に製作することがで
きる。しかも、表裏面が表甲板12と裏甲板13によっ
て覆われるため、センターブロック24は塗装、研磨を
行わなくてもボディ20の外観を損なうことがなく、製
造工程を著しく簡素化することができ、生産性を向上さ
せることができる。また、ボディフレーム21の側面が
従来の側板として機能するため、側板を製作するための
工程も必要がなく、一層製造工程を簡素化することがで
きる。さらに、金属または合成樹脂によって製作するこ
とにより、木材の使用量を減らすことができ、また従来
の木製ボディとは異なった音色を得ることができる。
ば、ボディフレーム21は金属または合成樹脂によって
形成されるので、ダイキャスト鋳造またはインジェクシ
ョン成形によって容易にかつ高精度に製作することがで
きる。しかも、表裏面が表甲板12と裏甲板13によっ
て覆われるため、センターブロック24は塗装、研磨を
行わなくてもボディ20の外観を損なうことがなく、製
造工程を著しく簡素化することができ、生産性を向上さ
せることができる。また、ボディフレーム21の側面が
従来の側板として機能するため、側板を製作するための
工程も必要がなく、一層製造工程を簡素化することがで
きる。さらに、金属または合成樹脂によって製作するこ
とにより、木材の使用量を減らすことができ、また従来
の木製ボディとは異なった音色を得ることができる。
【0018】また、ボディフレーム21をアルミニウム
合金またはマグネシウム合金で製作すると軽量で、ギタ
ーの耐ノイズ性を向上させることができる。また、この
ような金属は再利用が可能であるため、資源の有効利用
という点でも優れている。同様に、導電性の合成樹脂に
よって製作した場合も耐ノイズ性を向上させることがで
きる。さらに、合成樹脂の場合は、所望の色に着色する
ことができ、塗装を必要としない。
合金またはマグネシウム合金で製作すると軽量で、ギタ
ーの耐ノイズ性を向上させることができる。また、この
ような金属は再利用が可能であるため、資源の有効利用
という点でも優れている。同様に、導電性の合成樹脂に
よって製作した場合も耐ノイズ性を向上させることがで
きる。さらに、合成樹脂の場合は、所望の色に着色する
ことができ、塗装を必要としない。
【0019】また、表甲板12と裏甲板13をアルミニ
ウム合金またはカーボングラファイトによって、センタ
ーブロック24を合成樹脂で製作すると、木材を一切使
用しない全く新しいボディを提供することができる。さ
らに、木材に比べて複雑で微細な形状を得ることができ
るので、デザイン的自由度を拡大することができる。ま
た、センターブロック24に木材を使用すると、センタ
ーブロック24を合成樹脂で製作した場合と比較して音
質面で従来のボディに劣らない音質のよい高品質のギタ
ーが得られる。
ウム合金またはカーボングラファイトによって、センタ
ーブロック24を合成樹脂で製作すると、木材を一切使
用しない全く新しいボディを提供することができる。さ
らに、木材に比べて複雑で微細な形状を得ることができ
るので、デザイン的自由度を拡大することができる。ま
た、センターブロック24に木材を使用すると、センタ
ーブロック24を合成樹脂で製作した場合と比較して音
質面で従来のボディに劣らない音質のよい高品質のギタ
ーが得られる。
【0020】木材を使用する部分をセンターブロック2
4、表甲板12、裏甲板13のみにすることで、従来の
ギターボディと比較すると、木材使用量は50%以下に
削減できる。
4、表甲板12、裏甲板13のみにすることで、従来の
ギターボディと比較すると、木材使用量は50%以下に
削減できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る弦楽器
のボディ構造によれば、木材の使用量を削減することが
できると同時に、製造工程、特に、塗装、研磨工程を簡
素化することができ、高品質な仕上がり感を維持しなが
ら安価に製作することができる。さらに、金属、合成樹
脂は木材に比べて微細な形状を高い精度で加工すること
ができるため、デザイン上の自由度を向上させることが
できる。さらにまた、センターブロックに木材を使用す
ると、音質のよい高品質なギターが得られる。
のボディ構造によれば、木材の使用量を削減することが
できると同時に、製造工程、特に、塗装、研磨工程を簡
素化することができ、高品質な仕上がり感を維持しなが
ら安価に製作することができる。さらに、金属、合成樹
脂は木材に比べて微細な形状を高い精度で加工すること
ができるため、デザイン上の自由度を向上させることが
できる。さらにまた、センターブロックに木材を使用す
ると、音質のよい高品質なギターが得られる。
【図1】 本発明に係る弦楽器のボディ構造の一実施の
形態を示す分解斜視図である。
形態を示す分解斜視図である。
【図2】 ボディの斜視図である。
【図3】 図2のIII −III 線断面図である。
【図4】 外装甲板の研磨工程を示す図である。
【図5】 従来のソリッド型電気ギターの分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】 従来のセミアコースティック型電気ギターの
ボディの断面図である。
ボディの断面図である。
1…ボディ、2…ネック、3…弦、4…ブリッジ、5…
ピックアップ装置、6…テールピース、7…各種つま
み、10…センターブロック、11…外装甲板、12…
表甲板、13…裏甲板、14…側板、20…ボディ、2
1…ボディフレーム、24…センターブロック、28’
…抜き穴部。
ピックアップ装置、6…テールピース、7…各種つま
み、10…センターブロック、11…外装甲板、12…
表甲板、13…裏甲板、14…側板、20…ボディ、2
1…ボディフレーム、24…センターブロック、28’
…抜き穴部。
Claims (2)
- 【請求項1】 ボディフレームと、このボディフレーム
の中央部に設けられるセンターブロックと、ボディフレ
ームおよびセンターブロックの表裏面を覆う外装甲板と
を備え、前記ボディフレームを金属または合成樹脂によ
って形成したことを特徴とする弦楽器のボディ構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の弦楽器のボディ構造にお
いて、 センターブロックを木材によって形成したことを特徴と
する弦楽器のボディ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11341728A JP2000276167A (ja) | 1999-01-19 | 1999-12-01 | 弦楽器のボディ構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-10553 | 1999-01-19 | ||
| JP1055399 | 1999-01-19 | ||
| JP11341728A JP2000276167A (ja) | 1999-01-19 | 1999-12-01 | 弦楽器のボディ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000276167A true JP2000276167A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=26345842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11341728A Pending JP2000276167A (ja) | 1999-01-19 | 1999-12-01 | 弦楽器のボディ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000276167A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US12437738B2 (en) | 2022-03-24 | 2025-10-07 | Casio Computer Co., Ltd. | Case and keyboard instrument |
-
1999
- 1999-12-01 JP JP11341728A patent/JP2000276167A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |