JP2000276777A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JP2000276777A
JP2000276777A JP11081268A JP8126899A JP2000276777A JP 2000276777 A JP2000276777 A JP 2000276777A JP 11081268 A JP11081268 A JP 11081268A JP 8126899 A JP8126899 A JP 8126899A JP 2000276777 A JP2000276777 A JP 2000276777A
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Japan
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pattern
track
recording medium
pitch
optical recording
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JP11081268A
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Hirotoshi Ono
浩利 大野
Fumitaka Tsuji
史隆 辻
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録媒体の基板の主情報記録領域内におけ
る任意の位置、特にその情報記録領域内に、文字や絵柄
などの目視可能なパターンを表示することができ、しか
もその目視可能なパターンを表示するための手段を情報
記録領域内に設けてもその情報記録領域に本来記録され
るべき情報の記録容量は全く損失させない技術を提供す
る。 【解決手段】 トラック103のピッチのうち所望の文
字や絵柄のパターンに対応する部分のピッチ(P2、P
3)を、他の部分の一定のトラックピッチ(P1)とは
異なるように変化させ、その異ならせた部分のトラック
ピッチによって生じる他の部分とは異なる反射光200
の干渉現象を利用して、所望の文字や絵柄のパターン1
04を目視可能に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は円盤状の基板の主情
報記録領域内に複数のピットの配列によって同心円状又
はスパイラル状のトラックが隣り合うトラック同士がほ
ぼ等ピッチに形成されて情報信号を記録している、いわ
ゆる光ディスクのような光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクのような光記録媒体に、その
光記録媒体に記録されている情報内容についてや、その
光ディスク自体に関する認識番号や製造番号などを示す
数字や、アルファベットなどの文字や、その情記録報内
容に関連した絵柄などを、目視可能に表現(表示)する
ための技術が従来から種々提案されており、また実際に
種々の方式が用いられている。
【0003】あるいは、音楽や映像やゲームソフトなど
を情報信号として記録する光ディスクにおいては、それ
に記録されている情報信号をいわゆる海賊版行為やリバ
ースエンジニアリングなどで許可無く不法に模造される
ことを防ぐために、純正の光ディスクであることを証明
するための情報を、目視可能な文字や記号や絵柄による
情報あるいはトラック上に配列されるピットを用いてデ
ータ的に読み取られるような情報として記録する技術な
ども従来から種々提案されており、また実際に種々の方
式が用いられている。
【0004】例えば、本願出願人によって出願され、特
開昭58−100235号公報として提案された技術
は、音楽や映像などの本来記録すべき情報を記録する情
報記録領域の領域外に、その光ディスク自体に関する認
識番号や製造番号などを示す数字やアルファベットなど
の文字や、その情記録報内容に関連した絵柄などを、前
記の本来記録すべき情報を記録するピットと同様な構造
のピットを用いたドットパターンにより目視可能に表現
(表示)するものである。
【0005】また、この他にも、特開平9−12880
9号公報、特開平8−83440号公報、特開平9−1
15186号公報などにも、情報記録領域の領域外に専
用のパターンを形成するという技術が提案されている。
このような技術によれば、確かに情報記録領域外に文字
や絵柄などを光ディスクの主情報記録領域内に目視可能
に表示(表現)することが可能になる。また、本来の音
楽や映像などの情報記録と同工程で同一ディスク上に文
字や絵柄などをも形成して表示できるという利点もあ
る。
【0006】しかしながら、それらの技術はいずれも本
来記録すべき情報とは異なる形式の文字・絵柄表示専用
のピットで文字や絵柄などの専用パターンを形成してい
るので、そのような文字・絵柄表示専用パターンを不都
合なく表示することが可能であるのは、本来記録すべき
情報を記録する情報記録領域の外側の、言わば余白の狭
い領域のみに限られてしまい、そのような狭い領域のみ
に小さな文字や絵柄などしか表示することができない。
つまり、光ディスクの主情報記録領域の任意の位置に任
意の大きさの文字や絵柄などを形成することは本質的に
不可能であるという問題がある。
【0007】一方、情報記録領域外のみならず、情報記
録領域内に目視可能な文字や絵柄のパターンを形成する
という技術が、特開平7−130134号公報をはじめ
として、特開平8−273201号公報などに提案され
ている。
【0008】特開平7−130134号公報にて提案さ
れている技術は、その概要を述べると、本来記録すべき
情報と文字・絵柄パターンとを、CAV方式とCLV方
式との2種類の方式で書き分けることで、光ディスクの
情報記録領域内に、本来記録すべき情報と共に、目視可
能な文字や絵柄のパターンをピットによって形成すると
いうものである。したがってこの技術によれば、例えば
本来CAV方式のピットで音楽や映像などの情報が記録
される光ディスクにはCLV方式のピットで文字や絵柄
のパターンを形成する、というようにして、光ディスク
の情報記録領域内に本来記録すべき情報を記録すると共
に目視可能な文字や絵柄のパターンを表示させることが
できる。
【0009】しかしながら、本来記録すべき情報と文字
・絵柄パターンとを、CAV方式/CLV方式で書き分
けて一つの記録領域内に形成しているということは、換
言すればその文字・絵柄パターンの形成に割り振られた
部分のピットは、本来記録すべき情報を記録するピット
の容量として用いられるものであったところを犠牲にし
て文字・絵柄パターンの形成に割り振られたのであるか
ら、その分の記録容量が全て犠牲(損失)になる。
【0010】つまりこのような技術では、確かに本来記
録すべき情報と文字・絵柄パターンとを一つの記録領域
内に形成することができるので、文字・絵柄パターンを
任意の位置に任意の大きさで表示することは可能になる
が、その一方で本来記録すべき情報の記録容量が、その
文字・絵柄パターンの分、犠牲になるのでその分の記録
容量が低下してしまうという問題がある。そしてこの問
題は、特に近年の光ディスクにおいて記録容量をさらに
大容量化したいという要請に対しては、むしろ逆行する
結果につながるもので、さらに深刻な問題である。つま
り、光ディスクのような光記録媒体においては、音楽や
映像やアプリケーションソフトなど本来記録すべき情報
を少しでも多く記録することが切望されているが、この
ような要請に対しては、上記のような技術では対応する
ことができず、むしろ逆に不利なものとなるという問題
がある。
【0011】記録領域内に目視可能な文字・絵柄パター
ンを形成する技術としては、この他にも、例えば特開平
8−273201号公報にて提案された技術などがあ
る。ここでその概要を述べると、DVDのいわゆるデュ
アルディスク(透明基板を2枚貼り合せた構造のディス
ク)において、その2枚の透明基板の間に、例えば印刷
形成された文字・絵柄パターンを挟持した構造とするこ
とで、文字・絵柄パターンをディスク主情報記録領域内
に表示(表現)する、というものである。
【0012】しかしながら、これは本質的にデュアルデ
ィスク構造の記録媒体に用いられる技術であって、その
ような構成上のものに限られた技術であるため、さらに
広く一般的である透明基板1枚(1層)を用いた構造の
光ディスクには適用できないという問題がある。
【0013】また、目視可能な文字・絵柄パターンを光
ディスク上に表示する技術の他にも、光ディスクの真贋
を識別するための識別用の情報を、目視可能なパターン
としてではなくデータ(信号)上の記号あるいは暗号と
してデータ的に書き込み及び読み出しするという技術
が、例えば特開平8−212560号公報や特開昭61
−123026号公報にて提案されている。このような
技術では、確かにデータ的に識別することができ、また
その識別用情報を不正コピーすることも防ぐことができ
るので、より正確な真贋の識別が可能となり、また海賊
版行為の防止や発見を確実なものとすることができる。
【0014】しかしながら、そのためには、その真贋識
別用のデータの書き込みや読み出し専用の装置が必須で
あり、それを用意しなければならないという煩雑さが生
じるという問題がある。また、そのような読み出し専用
の装置を用いない限りは、肉眼による目視ではその真贋
を識別することができないという問題がある。つまり、
純正のディスクであるか海賊版であるかを、目視で一目
瞭然には確認できないという問題がある。またさらに
は、当然ながら、文字や絵柄を目視可能に表示すること
も本質的に不可能であるという問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術のうち、文字や絵柄などの目視可能パターンを通常
の情報記録用のピットを用いて表現する技術では、本来
の情報記録と同様のピットを用いて文字や絵柄を表示す
るための目視可能パターンを形成できるので、簡易な製
造(加工)工程で目視可能パターンを得ることができる
という利点があるものの、そのような目視可能パターン
の表示可能な位置は、本来の情報記録領域の領域外の狭
い部分つまり光ディスクの外周縁領域や中心領域のよう
な言わば余白の領域に限られてしまい、しかもその領域
には小さな文字や絵柄だけしか表示できないという問題
があった。
【0016】また、文字や絵柄などの目視可能パターン
を、本来の情報記録領域内に表示する技術の場合には、
その情報記録領域のうちの一部を目視可能パターン用に
転用することが必要となるので、その分のピットは犠牲
(損失)となって本来の情報記録には用いられなくな
り、本来の情報を記録するための記録容量が減ってしま
い、近年強く要請されている情報記録容量のさらなる増
大に対してむしろ逆行することになるという問題があ
る。
【0017】しかも、そのように本来の情報記録領域内
に本来の情報を記録するピットと目視可能パターン用に
転用されたピットとが混在していると、再生装置にその
ディスクが装着されて情報が読み出される際に、前記の
2種類のピットを逐一判別することが必要となるが、そ
のようなピットの種類を逐一迅速かつ正確に判別する機
能を備えた再生装置でなければ、目視可能パターン用に
転用されたピットはノイズあるいは異常データとして読
み出されることになるので、正確な記録情報の再生が不
可能になるという問題がある。そしてその結果、ノイズ
や異常が多数混入した音楽や映像やアプリケーションソ
フトとして再生されてしまうという問題がある。
【0018】また、上述のように目視可能パターンを海
賊版防止用の識別記号として用いる場合には、その目視
可能パターンが一般的なピットの形成方式と同様の方式
で形成されていると、一般的な再生装置を用いてそのデ
ータを読み出してデータ的にそのディスクの記録内容及
び目視可能パターンを容易に不正複製されてしまうこと
になるので、そのような海賊版防止・発見用(あるいは
リバースエンジニアリング防止・発見用)の識別記号と
しては実際的には有効ではないことになる。したがって
これ以外の手法で海賊版防止用の識別記号を形成するこ
とが必要となる。
【0019】そこで、そのような海賊版防止用の識別記
号あるいは識別データとして、目視不可能な記号あるい
は暗号としてデータ的に書き込み及び読み出しするとい
う技術も提案されているが、その識別用のデータの書き
込みや読み出し専用の繁雑な装置を用意しなければなら
ないという問題がある。また、そのような読み出し専用
の装置を用いない限りは、純正のディスクであるか海賊
版であるかを目視によって一目瞭然には確認できないと
いう問題がある。またさらには、当然ながら文字や絵柄
を目視可能に表示することも本質的に不可能であるとい
う問題がある。
【0020】本発明はこのような従来の問題を一挙に解
決可能な技術を提供することを課題としている。
【0021】すなわち本発明は、光ディスクのような光
記録媒体の基板の主情報記録領域内における任意の位
置、特にその情報記録領域内に、文字や絵柄などの目視
可能なパターンを表示することができ、しかもその目視
可能なパターンを表示するための手段を情報記録領域内
に設けてもその情報記録領域に本来記録されるべき情報
の記録容量は全く損失することなく、本来の記録容量を
十全に保つことができ、しかも目視可能でいつでも一目
瞭然に目視による識別が可能な識別パターンであって、
なおかつ海賊版行為にあっても不正コピーされることの
無い識別パターンとしても利用可能な、文字や絵柄など
の目視可能パターンを表示する手段を備えた、光記録媒
体を提供することを課題としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の光記録媒体は、トラック列のピッチのうち
所望の文字や絵柄のパターンに対応した部分のピッチ
を、他の部分の一定のトラックピッチとは異なるように
変化させ、その異ならせた部分のトラックピッチによっ
て生じる他の部分とは異なる干渉光を利用して、前記の
所望の文字や絵柄のパターンを目視可能に表示するもの
である。
【0023】なお、このとき変化させるトラックピッチ
の変化の方向は、そのトラックの長手方向つまり光学的
読取りの行われるトラッキング方向に対してほぼ直交す
る方向すなわち光ディスクのような光記録媒体における
円盤状の基板の半径方向外周向き、あるいは半径方向内
周向きとする。
【0024】そしてそのトラックピッチの変化の大きさ
は、その光記録媒体が読出装置に装着されてその記録内
容を読み出される際に、トラッキング異常として検知さ
れない範囲内の変化量であって、かつ他の変化させない
部分における反射光の干渉状態との間で目視による反射
光の明暗の差が明確に識別可能となるようなピッチの変
化量とすることが望ましい。
【0025】これは、トラックピッチの変化量が余りに
も大きいと、その部分におけるピットによって記録され
ている本来の記録情報を読み出す際に、その部分のトラ
ッキングが読出装置にとって異常であるものと判定され
てしまい、その部分のデータが読み取れなくなるおそれ
があるためである。またこれは換言すれば、トラックピ
ッチの変化の大きさを上記のようにトラッキング異常と
して検知されない範囲内の変化量とすることによって、
煩雑なピット判別機能や従来の基準外のトラッキング補
正機能などの付加手段を一切用いることなしに、一般的
な読出装置を用いるだけで、本発明に係る光記録媒体に
記録されている音楽や映像などの情報を通常通りに再生
することができることをも意味している。
【0026】このような本発明の技術によれば、所望の
文字や絵柄のパターンを、トラック列のピッチを変化さ
せることで表現しているので、本来の情報の記録に関す
るピット配列やピット長さなどの各ディメンジョンは全
く変更しなくてもよい。その結果、本来の情報記録領域
における任意の位置に任意の大きさで所望の文字や絵柄
のパターンを表示することができる。しかもこのとき、
本来の情報の記録容量を文字や絵柄のパターンのために
犠牲にする(損失する)ことが全く無いので、記録容量
あるいは記録密度を大容量・高密度に保つことができ
る。
【0027】また、本発明によれば文字や絵柄のパター
ンを表示するためのトラックピッチの変化量は、光記録
媒体からその記録情報が再生装置で読み出される際に、
トラッキング異常とはならない範囲内での変化量に収め
られていることで、通常の再生装置による再生方式で完
全に再生することができる。しかもこのとき、トラック
ピッチの変化は一般的な再生装置ではデータ的には読み
取られないのであるから、例えば海賊版を作製しようと
して、一般的な再生装置を用いて本発明に係る光記録媒
体からそれに記録されている情報をデータ的に読み出し
て、このデータに基づいて海賊版を製造しても、そのよ
うにして複製された海賊版の光記録媒体には本発明に係
る文字や絵柄のパターンは全く形成されることが無い。
このように、本発明に係る文字や絵柄のパターンは、デ
ータ読み出しによる海賊版行為でも不正コピーが不可能
であるという特質をも備えているので、本発明に係る文
字や絵柄のパターンを海賊版行為防止・発見用の識別記
号として、しかも目視による識別が可能な識別記号とし
て、好適に利用することができる。
【0028】このようにして、本発明の技術によれば、
上記の課題を解決することが可能な光記録媒体を提供す
ることができる。
【0029】すなわち本発明によれば、第1に、平坦な
ディスクに、複数のピットの配列によって同心円状又は
スパイラル状のトラックが、隣り合うトラック同士で略
等ピッチに形成されており前記複数のピットによって情
報信号が記録されている光記録媒体において、所望の文
字パターン及び/又は絵柄パターンに対応して前記トラ
ックを前記ディスクの半径方向に変化させて、前記トラ
ックピッチを変化させた部分における前記ディスクでの
反射光の干渉をトラックピッチを変化させていない他の
部分における反射光の干渉とは異ならせることにより、
前記パターンを前記ディスクにおける少なくとも前記情
報信号の記録領域にて目視可能に表示したことを特徴と
する光記録媒体が提供される。
【0030】また、第2に、上記第1に記載の光記録媒
体において、前記トラックピッチの変化を実現するため
にトラックを変位させる方向を、前記トラックのうち変
位させないトラック同士のピッチを基準として前記ディ
スク基板の主情報記録領域における半径方向外周側又は
半径方向内周側のうちいずれか一方に変化させること
は、本発明において好ましい態様である。
【0031】また、第3に、上記第1に記載の光記録媒
体において、前記トラックピッチの変化を実現するため
にトラックを変位させる方向を、前記トラックのうち変
位させないトラックを基準として前記ディスク基板の主
情報記録領域における半径方向外周側と半径方向内周側
とにわたって交互に揺動するように変化させることは本
発明において好ましい態様である。
【0032】なお、上記第1ないし第3に記載の技術に
おいては、並列しているトラックのうち、前記目視可能
パターンに対応した位置を変化させるトラックと、その
目視可能パターンに対応した位置であっても変化させな
いトラックとを、あえて積極的に混在させることも可能
である。
【0033】例えば、隣り合って並列しているトラック
のうち、偶数番目のトラックはあえて基準ピッチのまま
に全く変化させず、奇数番目のトラックにおいてのみ前
記目視可能パターンに対応した位置のピッチを変化させ
る部分を設けるトラックを、隣り合うトラックの1本お
きあるいは複数本おきに選択するようにしてもよい。こ
れは、前記半径方向に長いパターンを表示する場合など
に特に有効な技術である。
【0034】また、第3の記載の技術においては、前記
の半径方向外周側と半径方向内周側とにわたって交互に
揺動するように変化させる、その変化の全体的な形状と
しては、例えば正弦波状に揺動するような形状、あるい
は矩形波状に揺動するような形状としてもよい。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光記録媒体の
一実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は
本発明に係る光記録媒体の概要を示す図、図2(a)は
トラック列のピッチについて、該当部分を拡大して示す
図、図2(b)はその主情報記録領域内でトラックピッ
チを変化させて文字や絵柄などの目視可能パターンを表
示する作用についてを模式的に示す図である。
【0036】この光記録媒体は、円盤状の基板100の
主情報記録領域101に、複数のピット102の配列に
よってスパイラル状(又は同心円状)のトラック103
が、隣り合うトラック同士でほぼ等ピッチ(トラックピ
ッチP1)に形成されており、それら複数のピット10
2のトラック長手方向の個々の長さ及び配列によって情
報信号が記録されている光記録媒体である。複数のピッ
ト102は、その個々の長さ及び配列によって映像や音
楽あるいはアプリケーションソフトなどの情報信号を記
録している。また、トラック103のうち、所望の文字
や絵柄のパターン104(図1の一例では「A」という
文字パターン)に対応した当該部分106のトラック
を、円盤状の基板100の主情報記録領域内における半
径方向つまりトラック103に対して直交する方向に変
位させてトラックピッチP1とは異なるP2、P3とす
ることで、その当該部分における入射光202の円盤状
の基板100の主情報記録領域101上における反射光
200の干渉を、変化させていない前述のトラックピッ
チP1部分における反射光201の干渉とは異ならせる
ことにより、前記所望のパターン104をその円盤状の
基板100の主情報記録領域101上における情報信号
の記録領域105にて目視可能に表示している。
【0037】光ディスクなどの円盤状の光記録媒体にお
いては一般に、可能な限り高密度な情報記録が強く要請
されており、そのためのピット102のピット列で形成
されるトラック103の幅(Pt)は極めて微細に形成
されている。また、その隣り合うトラック103どうし
の間隔すなわちトラックピッチ(P1)は、記録データ
(信号)の読み出し時にその隣り合うトラックどうしで
クロストークが発生するといった不都合の発生を避ける
ことができるように、一定の寸法以上の等間隔のピッチ
(P1)となるように形成されている。したがって、こ
のような光記録媒体における構造すなわち微細なトラッ
ク幅(Pt)及びトラックピッチ(P1)は、あたかも
微細なスリットで構成される回折格子のように作用し
て、外光すなわち入射光202に対してその入射光20
2の波長とスリット間隔つまりトラック幅(P1)とで
規定される光の回折及び干渉効果によって、特定方向に
明るい反射光201の角度領域が生じる。
【0038】この特定方向に明領域を生じる反射光20
1の回折及び干渉は、一般的なCD(コンパクトディス
ク)のような光ディスクに採用されているトラック幅
(Pt)及びトラックピッチ(P1)と、一般的な生活
空間における可視光線の波長との取り合わせによって、
一般にフラウンホーファ級の回折及び干渉となる。その
結果、例えば一般的なCDの主情報記録領域上によく見
受けられるような虹色の光反射が生じることになる。
【0039】本発明の技術は、図2に示すように、その
トラックピッチ(P1)を変化させて、トラックを外周
方向や内周方向にずらして異なるトラックピッチ(P
2、P3)とすることで、光記録媒体におけるピット1
02が形成された主情報記録領域101上での反射光2
00、201の回折及び干渉現象で生じる明領域の角度
を、それぞれ反射光200の場合と反射光201の場合
とで全く異なる角度となるように制御することができ
る。
【0040】したがって、これら反射光200と反射光
201との2つの領域どうしの境界部分203を境目
(アウトライン)として、変化させたトラックピッチ
(P2、P3)が形成された部分によって文字や絵柄の
パターンの線(あるいは面)を表現することができる。
しかも、このようにトラックピッチ(P1)を変化させ
たトラックピッチ(P2、P3)に変化させるに際し
て、その変化量(すなわちΔP=P1−P2)は、一般
的な再生装置がトラッキング異常と判定することの無い
ような範囲内の変化量とする。これにより、そのトラッ
クピッチ(P1)を変化させた部分(トラックピッチP
2、P3の部分)のピットに記録されている本来の記録
情報の読み出しについても、一般的な再生装置(読出装
置)によって一般的なピットによる情報の読み出しと全
く何ら変りなく、何の不都合も無く確実に読み出すこと
が可能である。
【0041】なお、本実施形態においては、前記の変化
量ΔPとして100nm以下の微小な変化量とした。こ
のように微小な変化量としたので、再生装置による記録
データの読み出し時においてもトラッキング異常とは全
く判定されることもなく、しかも十分に目視可能な文字
パターンを表示することができた。
【0042】図3は、本実施形態において光ディスク上
に目視可能に表示すべき所望の文字パターンの一例を示
す図、また図4はそれを表示するためにトラックピッチ
を変化させる手法の第1の態様を模式的に示す図であ
る。なお、図4においては所望の文字パターンを表示す
るにあたって、トラック103をTr1からTr19ま
での19本のうちTr7〜Tr15の9本のみを用いる
ように模式的に示しているが、実際には一つの目視可能
パターンを表示するために用いられるトラック103の
本数は、さらにはるかに多い本数(列数)すなわち数千
から数万本(列)、あるいはそれ以上の本数(列数)の
トラック103を用いるものであることは言うまでもな
い。
【0043】図4に示すように、表示する目視可能パタ
ーンに対応する部分のトラック103のピッチは、光デ
ィスクの半径方向内周側にトラックピッチP2となるよ
うに、前記のΔPだけ変化されている。この変化はいず
れもトラックが内周側に向けて変位されており外周側に
は全く変位していないように形成されている。あるいは
このトラックピッチの変化ΔPは、図示は省略したが、
図4の場合とは逆に光ディスクの半径方向外周側に向け
てトラックを変位させるようにしてもよいことは言うま
でもない。
【0044】このように、表示すべき目視可能パターン
に対応してトラックピッチを変化させることで、そのト
ラックピッチの変化によって生じる図2に示したような
反射光の回折及び干渉の変化を用いて、図3に一例を示
すような表示すべき目視可能パターンを、特にその輪郭
部を実際に表示することができる。
【0045】図5は、図3に示した所望の目視可能パタ
ーンを表示するためにトラックピッチを変化させる手法
の第2の態様を模式的に示す図である。
【0046】すなわち、図5に示すように、目視可能パ
ターンに対応する部分のトラック103の変位方向を、
前記トラック103のうち変位させないトラックを基準
として円盤状のディスクの主情報記録領域101におけ
る半径方向外周側と半径方向内周側との両方にわたって
交互に揺動するように変位させて、あたかもトラック1
03が正弦波状の線となるように、その目視可能パター
ンに対応する部分のトラック列を形成している。このよ
うに、目視可能パターンに対応する部分のトラック10
3を正弦波状の線のように形成することで、所望の目視
可能パターンを、その輪郭部だけでなくその面的構成つ
まりパターンの肉太の部分をも含む全体的なパターンと
して目視可能に表示することができる。
【0047】しかも、この光ディスクを再生装置に装着
して、その記録内容を読み出して再生する際にも、上述
のような規則正しい正弦波状のトラックパターンを追従
制御(トラッキング)する再生装置のサーボ特性の安定
化を図ることができるという利点もある。
【0048】図6は、図3に示した所望の目視可能パタ
ーンを表示するためにトラックピッチを変位させる手法
の第3の態様を模式的に示す図である。すなわち、図6
に示すように、並列しているトラック103のうち、目
視可能パターン104に対応した部分を変位させるトラ
ック103aと、目視可能パターン104に対応した部
分であってもあえて変位させないトラック103bとを
積極的に混在させている。例えばこの図6に示した一例
のように、隣り合って並列しているトラックのうち、奇
数番目のトラック103b(Tr7、Tr9、Tr1
1...)はあえて基準ピッチのままにして全く変位させ
ずにおき、偶数番目のトラック103a(Tr8、Tr
10、Tr12....)においてのみ目視可能パターン1
04に対応した位置のピッチを変化させる、というよう
に、変位させる部分を設けるトラック103aを全トラ
ック103のうちの1本おきとしている。これは、光デ
ィスクの半径方向に長いパターンを表示する場合などに
特に有効な技術である。
【0049】なお、変位させる部分を設けるトラック1
03aとしては、上記のような1本おきのみには限定さ
れず、この他にも2本おきに1本、あるいはさらに複数
本おきに1本のような割合としてもよい。しかし余りに
も多数本おきに1本の割合でしか変位させないと、その
回折及び干渉効果が弱くなってしまい、視認性の低い目
視パターンとなってしまうことがあるので、そのような
不都合のないようにすることが望ましい。したがって、
このような何本おきかでトラックを変位させる技術の場
合、最も効果的な回折及び干渉効果が得られるという点
で最も好ましいのは、1本おきに変位させる場合である
ことは言うまでもない。
【0050】図7は、光ディスクの半径方向に長いパタ
ーンの一例として「I」型のパターンを表示する場合を
示す図である。また図8〜図10は、その「I」型のパ
ターンを面的構成つまりパターンの肉太の部分をも含む
全体的なパターンとして目視可能に表示するために、特
に好適に用いることができる本発明に係る手法について
を模式的に示す図である。
【0051】図8は、図7に示すような「I」型のパタ
ーンを表示するに際して、上記図6を用いて示したよう
な第3の態様を好適に用いた場合の一例を示している。
すなわち、図4に示したような手法によっては、図7に
示すような光ディスクの半径方向すなわちトラック10
3に対して直交する方向に長い形状のパターンについて
は、そのパターンの輪郭線を表示することは十分に可能
だが、そのパターンの面的構成つまりパターンの肉太の
部分をも含む全体的なパターンを目視可能に表示するこ
とは実際上困難である。しかし図8に示したように基準
位置から変位させるトラックを1本おきなどに選択する
第2の態様の技術を用いれば、そのようなトラック10
3に対して直交する方向に長い形状のパターンについて
も、その面的構成つまりパターンの肉太の部分の表示が
十分可能となる。なお、このように1本おきにトラック
を変位させることの他にも、図示は省略したが、隣り合
うトラックごとに変位の方向を逆にしてもよい。例え
ば、偶数番目のトラックは外周方向に向けて変位させ、
奇数番目のトラックは内周方向に向けて変位させる、と
いうようにしてもよい。
【0052】あるいは、図9に示すように、目視可能パ
ターンに対応する部分のトラック103を、変位させな
いトラックを基準として円盤状の光ディスクにおける半
径方向外周側と半径方向内周側との両方にわたって揺動
する矩形波状の線のように形成してもよい。このように
形成することによって、所望の目視可能パターンを、そ
の輪郭部だけでなくその面的構成つまりパターンの肉太
の部分をも含む全体的なパターンとして目視可能に表示
することができる。
【0053】あるいは、図10に示すように、目視可能
パターンに対応する部分のトラック103を、変位させ
ないトラックを基準として円盤状の光ディスクにおける
半径方向外周側の一方のみに矩形波状に変化する、言わ
ば半波脈流の矩形波状に変位する線のように形成しても
よい。このように形成することによって、所望の目視可
能パターンを、その輪郭部だけでなくその面的構成つま
りパターンの肉太の部分をも含む全体的なパターンとし
て目視可能に表示することができる。なお、図示は省略
したが、図10とは逆に半径方向内周側の一方のみに矩
形波状に変化するように変位させてもよいことは言うま
でもない。
【0054】次に、本発明に係る光記録媒体を製造する
に際して、特にそのトラックピッチを所望の目視可能パ
ターンに対応して変化させる手法についての概要の一例
を説明する。トラックピッチを所望の目視可能パターン
に対応して変化させた光記録媒体を製造するためには、
まずそのようなトラックピッチを所望の目視可能パター
ンに対応して変化させた原盤を作製しなければならな
い。そしてその原盤を用いてワーキングディスクすなわ
ち量産の光ディスクを製造することになる。よってここ
では、そのような原盤を作製する原盤記録装置の構成及
びその動作の概要についての一例を述べる。
【0055】図11において、記録用レーザ光源1は原
盤2にピットを刻設するためのレーザ光を発生させる。
光変調器3はその記録用レーザ光源1から出射されたレ
ーザ光のパルス幅を変調させる。その変調されたレーザ
光はミラー4によって反射させてレンズ系5へと導かれ
る。レンズ系5はミラー4と共にトラッキング用のレン
ズアクチュエータ6によって原盤2の半径方向を移動す
る。モータ7は原盤2を回転させる。そして記録回路系
8は、記録用レーザ光源1のレーザ光発生を制御するレ
ーザ制御部9と、外部から入力された記録すべき情報の
ソースデータ(例えば音楽や映像のソースデータなど)
15に基づいてピット記録用信号を発生させるピット記
録用信号発生部10と、このピット記録用信号発生部1
0で発生させた信号に基づいて光変調器3を制御するパ
ルス幅制御部11と、入力された目視可能パターンのデ
ータ16を、例えば極座標形式のトラックピッチアドレ
スに変換するピッチ変化位置アドレスデータ発生部12
と、前記のレーザ制御部9とレンズアクチュエータ制御
部13とパルス幅制御部11とを同期して作動させるた
めにそれらの動作タイミングを制御するタイミングコン
トローラ14とからその主要部が構成されている。また
モータ7は図示省略した回転数制御回路系によって制御
されるスピンドルモータであって、レンズ系5の位置の
移動すなわちレンズアクチュエータ制御部によるレンズ
系の位置の移動に同期してその位置ごとに対応した回転
数で原盤2を回転させる。
【0056】このような概要構成のうち、特にレンズア
クチュエータ6は、ピッチ変化位置アドレスデータ発生
部12とレンズアクチュエータ制御部13とによってそ
の動作を制御されて、ピッチを変化するとき以外では常
にほぼ一定の規定のトラックピッチの間隔(例えば一般
的な規格の 1.6μmなど)でレンズ系5を移動させる。
その一方、それに同期して記録用レーザ光源1及び光変
調器3によって照射されるレーザ光を用いて、原盤2の
平坦面に情報記録用ピット(図11においては図示省
略)を刻設して行く。ただしレンズアクチュエータ制御
部13は、ピッチ変化位置アドレスデータ発生部12に
よって発生されたピッチ変化アドレスデータに基づい
て、そのピッチ変化アドレスに対応する位置に、ピット
を刻設する際にそれに同期して、その部分のトラックピ
ッチを他の一定のトラックピッチとは異なるピッチとな
るように、あらかじめ定められたΔPだけ変化させる。
また、記録情報ソースデータ15と目視可能パターンデ
ータ16を厳密に一致させる必要のないとき、(例え
ば、絵柄の位置が原盤2の円周方向のどの位置でもよい
場合など)簡単にモータ7からの1回転に1回発生する
タイミングパルスをピッチ変化位置アドレスデータ発生
部12の代替として用いることができる。
【0057】このようにして、目視可能な文字や絵柄の
ようなパターンに対応した部分のみのトラックピッチ
を、その他の部分の一定ピッチとは異なったピッチとす
ることができる。なお、図11を参照して上述した手法
は、本発明に係る光記録媒体を製造するにあたって特に
ピッチを変化させる手法を含む製造方法の一例を示した
ものであって、本発明に係る光記録媒体の製造方法につ
いてはこの他にも種々の製造方法が適用可能であること
は言うまでもない。その例として、ピッチを変化させる
方法に図11の光変調器3のあとに、二酸化テルル(T
eO2)などの光偏向素子を挿入し、光軸そのものを偏
向することにより所定の変化量を得ることができる。
【0058】例えば、トラックピッチを変化させるべき
アドレスデータの座標形式としては本実施形態では極座
標方式のデータを用いる場合についての一例を示した
が、この他にも、例えばマトリックス座標を用いてもよ
い。しかし一般に光ディスクのような円形の盤体状の記
録媒体においてはその平坦面上における位置情報つまり
アドレスデータについては、それを極座標方式で取り扱
う方が、より簡易な演算手法やデータ処理手法で済む場
合も多いので、本実施形態においては上記のような極座
標方式を好適に用いるものとした。
【0059】また、原盤記録装置の概要構成について
も、上記のようなもの以外にも多種類のものが考えられ
ることは言うまでもないが、それらの全てに共通して言
えることとしては、表示すべき目視可能パターンに対応
してトラックを変化させる位置のアドレスデータを生成
し、このアドレスデータに基づいて、該当する部分の情
報記録用間のピットの形成と同期してその部分のトラッ
クピッチが変化量ΔPだけ変化するように、レーザ照射
用のレンズ系をディスクの半径方向に変化させる、とい
うことである。あるいは、カッターを用いて機械的に切
削加工してピット列からなるトラックを形成するような
場合にも、これと同様に当該部分のトラックを変化させ
る手法が必要であるということは言うまでもない。
【0060】なお、以上に述べた実施形態においては、
光ディスクの反射光で目視可能なパターンを表示する場
合の一例についてを述べたが、この他にも、透過光で目
視可能なパターンを表示する場合についても本発明の技
術を好適に用いることができる。また、上記実施形態に
おいては本発明の技術を光ディスクのような同心円状あ
るいはスパイラル状にピットを配列してなるトラックを
備えた円盤状の光記録媒体に適用した場合の一例につい
て示したが、この他にも、例えば光カードのような、外
形が円盤状ではなく矩形で、ほぼ等ピッチで直線状のト
ラックを備えた光記録媒体などにも本発明の技術を適用
可能であることは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、光ディスクのような光記録媒体の基板平
坦面における任意の位置、特にその情報記録領域内に、
文字や絵柄などの目視可能なパターンを表示することが
可能な光記録媒体を提供することができる。また、その
目視可能なパターンを表示するための手段を情報記録領
域内に設けても、その情報記録領域に本来記録されるべ
き情報の記録容量は全く損失することなく本来の記録容
量を十全に保つことが可能な光記録媒体を提供すること
ができる。また、目視可能でいつでも一目瞭然に目視に
よる識別が可能な識別パターンであって、しかも情報記
録領域に表示しても本来の記録容量を十全に保つことが
でき、かつ海賊版行為にあっても不正コピーされること
の無い識別パターンとしても利用可能な文字や絵柄など
の目視可能パターンの表示を備えた光記録媒体を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光記録媒体の概要を示す図であ
る。
【図2】本発明に係る光記録媒体の平坦面上でトラック
ピッチを変化させて文字や絵柄などの目視可能パターン
を表示する作用についてを模式的に示す図である。
【図3】本実施形態において光ディスク上に目視可能に
表示すべき所望の文字パターンの一例を示す図である。
【図4】所望の目視可能パターンを表示するためにトラ
ックピッチを変化させる手法の第1の態様を模式的に示
す図である。
【図5】所望の目視可能パターンを表示するためにトラ
ックピッチを変化させる手法の第2の態様を模式的に示
す図である。
【図6】所望の目視可能パターンを表示するためにトラ
ックピッチを変化させる手法の第3の態様を模式的に示
す図である。
【図7】光ディスクの半径方向に長いパターンの一例と
して「I」型のパターンを表示する場合を示す図であ
る。
【図8】図7に示すような「I」型のパターンを表示す
る場合に、上記図6で示したような第3の態様を好適に
用いた場合の一例を示す図である。
【図9】目視可能パターンに対応する部分のトラック1
03を、変化させないトラックを基準として円盤状の光
ディスクにおける半径方向外周側と半径方向内周側との
両方にわたって交互に揺動する矩形波状の線のように形
成する場合の一例を示す図である。
【図10】目視可能パターンに対応する部分のトラック
103を、変化させないトラックを基準として円盤状の
光ディスクにおける半径方向外周側の一方のみに矩形波
状に変化させた形状に形成する場合の一例を示す図であ
る。
【図11】本発明に係る光記録媒体を製造するに際し
て、特にそのトラックピッチを所望の目視可能パターン
に対応して変化させる手法について、その一例の概要を
示す図である。
【符号の説明】
100 基板 102 ピット 103 トラック 104 パターン 105 記録領域 106 目視可能パターンに対応したトラックピッチの
変化部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦なディスクに、複数のピットの配列
    によって同心円状又はスパイラル状のトラックが、隣り
    合うトラック同士で略等ピッチに形成されており前記複
    数のピットによって情報信号が記録されている光記録媒
    体において、 所望の文字パターン及び/又は絵柄パターンに対応して
    前記トラックピッチを前記ディスクの半径方向に変化さ
    せて、前記トラックピッチを変化させた部分における前
    記ディスクでの反射光の干渉をトラックピッチを変化さ
    せていない他の部分における反射光の干渉とは異ならせ
    ることにより、前記パターンを前記ディスクにおける少
    なくとも前記情報信号の記録領域にて目視可能に表示し
    たことを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光記録媒体において、 前記トラックピッチの変化を実現するための前記トラッ
    クの変位の方向を、前記トラックのうち変位させていな
    いトラック同士のピッチを基準として前記円盤状の基板
    平坦面における半径方向外周側又は半径方向内周側のう
    ちいずれか一方に変化させて形成されていることを特徴
    とする光記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光記録媒体において、 前記トラックピッチの変化を実現するための前記トラッ
    クの変位の方向を、前記トラックのうち変位させないト
    ラックを基準として前記ディスクにおける半径方向外周
    側と半径方向内周側とにわたって交互に揺動するように
    変化させて形成されていることを特徴とする光記録媒
    体。
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