JP2000276856A - データ記録装置及びデータ記録方法並びにデータ再生装置及びデータ再生方法 - Google Patents

データ記録装置及びデータ記録方法並びにデータ再生装置及びデータ再生方法

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JP2000276856A
JP2000276856A JP11080392A JP8039299A JP2000276856A JP 2000276856 A JP2000276856 A JP 2000276856A JP 11080392 A JP11080392 A JP 11080392A JP 8039299 A JP8039299 A JP 8039299A JP 2000276856 A JP2000276856 A JP 2000276856A
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JP11080392A
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Nobuhiro Hayashi
信裕 林
Hiroaki Yada
博昭 矢田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮された画像データ等のリアルタイム性が
要求されるデータを記録再生する際に、リアルタイム性
を確保しながらデータの誤りの発生を効率良く抑制す
る。 【解決手段】 磁気ディスク5にAVデータストリーム
を構成するデータを記録する際に、記録単位となるクラ
スタ毎にそのクラスタの重要度を示す情報を一時記憶レ
ジスタ34に一時記憶させる。ECC回路41は、この
一時記憶レジスタ34を参照して、記録するクラスタの
重要度を認識し、その重要度に応じた訂正能力の誤り訂
正符号をクラスタに付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク等の
記録媒体に対してディジタルデータを記録するデータ記
録装置及びデータ記録方法、並びに記録媒体からディジ
タルデータを再生するデータ再生装置及びデータ再生方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面が高精度に研磨されたアルミ
ニウム等の金属製基板に磁性膜が成膜されてなる磁気デ
ィスクを記録媒体として用い、この磁気ディスクのデー
タ記録領域上に磁気ヘッドを搭載した浮上スライダを浮
上させて、磁気ヘッドにより磁気ディスクのデータ記録
領域にデータを書き込み、又は磁気ディスクのデータ記
録領域に記録されたデータを読み出すようにしたハード
ディスクドライブが普及している。
【0003】このハードディスクドライブは、データの
記録密度が非常に高く、大量のデータを記憶させておく
ことが可能であること、記録したデータに対する高速ア
クセスが可能であること等の理由から、コンピュータに
よって処理されるデータを記憶する記憶装置として広く
用いられるようになっている。
【0004】ハードディスクドライブ内の信号処理回路
の一構成例を図10に示す。
【0005】この図10に示すハードディスクドライブ
100により、ホストコンピュータ等のデータ処理装置
で処理されたディジタルデータ(以下、記録データとい
う。)を磁気ディスクに記録するときは、先ず、ホスト
コンピュータ等のデータ処理装置から、CPU(Centra
l Processing Unit)101に記録コマンドが供給され
ると共に、ハードディスクコントローラ102内のホス
トインターフェース103に記録データが供給される。
ホストインターフェース103に供給された記録データ
は、バスコントローラ104の制御により、バッファメ
モリ105に一時蓄えられる。
【0006】CPU101は、ホストコンピュータ等の
データ処理装置から供給された記録コマンドに基づい
て、記録データを磁気ディスク上のどのセクタに記録す
るかをシーケンサ106に指示する。
【0007】磁気ディスク上における磁気ヘッドの位置
決めは、磁気ヘッドにより検出された位置情報に基づい
て、サーボ制御回路107が現在の磁気ヘッドの位置を
計算し、この磁気ヘッドの現在位置に応じてVCM(Vo
ice Coil Motor)の駆動電流が制御されることにより行
われる。
【0008】シーケンサ106は、磁気ヘッドが目的の
位置にあることを確認すると、記録データをバッファメ
モリ105から読み出し、この記録データをECC(Er
rorCorrecting Code)回路108に供給する。ECC回
路108に供給された記録データは、このECC回路1
08において誤り訂正符号が付加された後に、ディスク
インターフェース109を介してチャンネルIC110
に転送される。チャンネルIC110は、ディスクイン
ターフェース109を介して転送されてきた記録データ
に対してチャンネル符号化等の処理を施し、2値系列の
信号に変換する。そして、この2値系列の信号が、磁気
ヘッドにより磁化反転パターンとして磁気ディスクに書
き込まれる。なお、ディスクインターフェース109の
動作タイミングは、シーケンサ106によって制御され
る。
【0009】記録データを磁気ディスクに記録している
ときに、サーボ制御回路107が磁気ヘッドからの位置
信号の過大等により正常動作を続行することが困難であ
ることを検出したときは、シーケンサ106がリトライ
(再試行)モードに移行し、同じセクタを再度記録する
動作を行う。正常動作の続行が困難である旨の情報は、
サーボ制御回路107から直接シーケンサ106に供給
される場合もあるし、CPU101を介してシーケンサ
106に供給される場合もある。
【0010】一方、このハードディスクドライブ100
により、磁気ディスクに記録されたデータを再生すると
きは、先ず、ホストコンピュータ等のデータ処理装置か
ら、CPU101に再生コマンドが供給され、磁気ヘッ
ドにより磁気ディスクから磁化反転パターンが読み出さ
れる。
【0011】磁気ディスク上における磁気ヘッドの位置
決めは、磁気ヘッドにより検出された位置情報に基づい
て、サーボ制御回路107が現在の磁気ヘッドの位置を
計算し、この磁気ヘッドの現在位置に応じてVCMの駆
動電流が制御されることにより行われる。
【0012】磁気ヘッドにより磁気ディスクから読み出
された磁化反転パターンは、チャンネルIC110によ
って、波形等化、信号検出、チャンネル符号の復号等が
行われ、ディジタルデータ(以下、再生データとい
う。)に復元される。この再生データには、誤りが含ま
れている場合があるが、そのままハードディスクコント
ローラ102内のディスクインターフェース109に転
送される。
【0013】ディスクインターフェース109の動作タ
イミングは、シーケンサ106によって制御される。シ
ーケンサ106は、磁気ヘッドが目的の位置にあること
を確認すると、ディスクインターフェース109を介し
て、チャンネルIC110から再生データを取り込み、
この再生データをECC回路108に供給する。
【0014】ECC回路108は、再生データに付加さ
れた誤り訂正符号をデコードすることにより誤り訂正と
誤り検出とを行う。例えば、再生データに8シンボルの
誤り訂正符号が付加されている場合には、ECC回路1
08は、再生データの誤りを4シンボルまで訂正するこ
とができる。ただし、訂正するシンボル数を大きくする
と、誤り訂正にかかる時間が長くなり、処理速度が遅く
なってしまうので、通常は、ECC回路108の訂正能
力を最大限に利用することはせず、例えば、上述の例に
おいては、2シンボルまでの誤り訂正を行う。そして、
訂正後の再生データに更に誤りが存在することが検出さ
れると、シーケンサ106がリトライモードに移行し、
同じセクタを再度再生する動作を行う。この場合には、
ECC回路108の訂正能力を最大限に利用して、再生
データの誤り訂正を行う。
【0015】ハードディスクドライブ100は、以上の
ように、通常は、高速でデコードを行い、エラーが発生
した場合のみリトライ及び訂正能力の向上を図ることに
より、データの信頼性を確保しながら、全体としての処
理速度を早くするようになされている。
【0016】ECC回路108により誤り訂正及び誤り
検出が行われた再生データは、バスコントローラ104
の制御により、バッファメモリ105に一時蓄えられ
る。そして、バッファメモリ105に蓄えられた再生デ
ータは、ホストインターフェース103を介して、ホス
トコンピュータ等のデータ処理装置に順次転送される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のディ
ジタル技術の発展に伴って、ディジタル化された動画デ
ータをコンピュータ上で処理することが頻繁に行われる
ようになってきている。そして、このようにコンピュー
タ上で処理された動画データを記憶させておく手段とし
て、ハードディスクドライブを用いることが要求されて
いる。
【0018】このような動画データは、一般に、MPE
G(Moving Picture Experts Group)符号化方式により
符号化されたかたちで取り扱われる。この方式は、動画
データを構成する各フレーム内の相関(空間的相関)及
び各フレーム間の相関(時間的相関)等を利用してこの
動画データを圧縮する符号化方式であり、動画データを
このような方式で圧縮した上で処理することにより、処
理の効率化が図られる。
【0019】ところで、このような動画データを記録再
生する場合には、動画を構成するデータストリームを間
断なく記録再生する、いわゆるリアルタイム性が要求さ
れる。このため、ハードディスクドライブを用いて動画
データを再生する場合には、時間的な不確定要素が存在
するリトライ動作は行わずに、誤りが含まれたデータを
そのまま出力する処理が行われる。この場合には、誤り
を含むデータの前後のデータから誤りを含むデータを補
完することによって、動画データとして違和感の少ない
ものとする処理が行われるのが一般的である。
【0020】以上のように、ハードディスクドライブを
用いて動画データのようなリアルタイム性が要求される
データを再生する場合には、リアルタイム性が要求され
ないデータを再生する場合に比べて、リトライ動作を行
わない分だけ、再生されたデータに誤りが含まれる確率
が高くなってしまうという問題があった。また、誤り訂
正を行う際に訂正するシンボル数を大きくして、再生デ
ータに誤りが発生する確率を低くしようとすると、誤り
訂正にかかる時間が長くなり、処理速度が遅くなってし
まい、リアルタイム性が損なわれることになる。
【0021】特に、上述したMPEG符号化方式により
動画データを符号化した場合、この動画データには、フ
レーム内の相関のみを利用して圧縮されたIピクチャ
(Intra-Picture:フレーム内符号化画像)と、前のフ
レームとの相関を利用して圧縮されたPピクチャ(Pred
ictive-Picture:フレーム間順方向予測符号化画像)
と、前後のフレームとの相関を利用して圧縮されたBピ
クチャ(Bidirectionallypredictive-Picture:双方向
予測符号化画像)とが含まれることになる。そして、I
ピクチャは、符号化に使用したデータのかたまりである
GOP(Group of Pictures)を構成する各ピクチャ全
てのもとになるデータであるため、このIピクチャに誤
りが生じた場合には、そのGOPを構成する全てのピク
チャが正しくデコードされないことになり、再生された
画像データの品質の劣化が目立ってしまう。
【0022】本発明は、以上のような従来の問題に鑑み
て創案されたものであり、再生時に、リアルタイム性を
確保しながらデータの誤りの発生を効率良く抑制して、
高品位のデータが再生されるようにデータを記録するデ
ータ記録装置及びデータ記録方法を提供し、また、リア
ルタイム性を確保しながらデータの誤りの発生を効率よ
く抑制し、高品位のデータを再生することができるデー
タ再生装置及びデータ再生方法を提供することを目的と
する。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ記録
装置は、記録媒体に対して圧縮された画像データを記録
するデータ記録装置において、記録単位となるデータブ
ロック毎に、そのデータブロックの重要度を示す情報を
一時記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された情
報に基づいて、記録単位となるデータブロック毎に、そ
のデータブロックの重要度に応じて異なる訂正能力の誤
り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手段とを備える
ことを特徴としている。
【0024】このデータ記録装置においては、圧縮され
た画像データを記録する際に、記録単位となるデータブ
ロック毎にそのデータブロックの重要度が認識され、そ
のデータブロックの重要度を示す情報が、記憶手段に一
時記憶される。
【0025】そして、誤り訂正符号付加手段は、記憶手
段に一時記憶されたデータブロックの重要度を示す情報
に基づいて、データブロック毎に異なる訂正能力の誤り
訂正符号を付加する。
【0026】具体的には、例えば、このデータ記録装置
は、MPEG符号化方式で圧縮された動画データを記録
する場合には、動画を構成する各フレーム毎に、そのフ
レームがIピクチャであるか、Pピクチャであるか、B
ピクチャであるかが認識され、その情報が記憶手段に一
時記憶される。
【0027】そして、誤り訂正符号付加手段は、記憶手
段に一時記憶された情報に基づいて、各フレーム毎に、
その重要度に応じて異なる訂正能力の誤り訂正符号を付
加する。具体的には、誤り訂正符号付加手段は、例え
ば、Iピクチャに対しては符号量の多い誤り訂正符号を
付加し、Pピクチャに対しては、Iピクチャに付加した
誤り訂正符号よりも符号量の少ない誤り訂正符号を付加
し、Bピクチャに対しては、Pピクチャに付加した誤り
訂正符号よりも符号量の少ない誤り訂正符号を付加する
といった処理を行う。
【0028】このデータ記録装置により記録された画像
データは、以上のように、記録単位となるデータブロッ
ク毎に、その重要度に応じた誤り訂正符号が付加されて
いるので、この画像データが再生されるときは、例え
ば、Iピクチャのように、重要度の高いデータブロック
に対しては時間をかけて誤り訂正処理が行われ、Bピク
チャのように、比較的重要度の低いデータに対しては誤
り訂正処理の時間が短縮されることになる。これによ
り、この画像データは、全体としての処理時間が短縮さ
れてリアルタイム性が確保されると共に、誤りの発生が
効率よく抑制されて、データの信頼性が向上することに
なる。
【0029】また、本発明に係る他のデータ記録装置
は、記録媒体に対してディジタルデータを記録するデー
タ記録装置において、記録するディジタルデータが圧縮
された画像データであるか、その他のデータであるかを
判別する判別手段と、この判別手段により記録するディ
ジタルデータが圧縮された画像データであると判別され
たときに、記録単位となるデータブロック毎に、そのデ
ータブロックの重要度を示す情報を一時記憶する記憶手
段と、記録するディジタルデータに誤り訂正符号を付加
する誤り訂正符号付加手段とを備えている。そして、こ
のデータ記録装置は、判別手段により記録するディジタ
ルデータが圧縮された画像データであると判別された場
合には、誤り訂正符号付加手段が、記憶手段に記憶され
た情報に基づいて、記録単位となるデータブロック毎
に、そのデータブロックの重要度に応じて異なる訂正能
力の誤り訂正符号を付加し、判別手段により記録するデ
ィジタルデータがその他のデータであると判別された場
合には、誤り訂正符号付加手段が、一定の訂正能力の誤
り訂正符号を付加することを特徴としている。
【0030】このデータ記録装置においては、ディジタ
ルデータを記録する際に、このディジタルデータがリア
ルタイム性が要求される圧縮された画像データである
か、或いはその他のデータであるかが、判別手段により
判別される。そして、このディジタルデータが圧縮され
た画像データであると判別されたときは、記録単位とな
るデータブロック毎にそのデータブロックの重要度が認
識され、そのデータブロックの重要度を示す情報が、記
憶手段に一時記憶される。
【0031】誤り訂正符号付加手段は、記録するディジ
タルデータが圧縮された画像データであると判別された
ときは、記憶手段に一時記憶されたデータブロックの重
要度を示す情報に基づいて、データブロック毎に異なる
訂正能力の誤り訂正符号を付加する。また、誤り訂正符
号付加手段は、記録するディジタルデータが圧縮された
画像データ以外のデータであると判別されたときは、こ
のディジタルデータに一定の訂正能力の誤り訂正符号を
付加する。
【0032】このデータ記録装置により記録されたディ
ジタルデータは、そのデータがリアルタイム性が要求さ
れる圧縮された画像データである場合には、以上のよう
に、記録単位となるデータブロック毎に、その重要度に
応じた誤り訂正符号が付加されているので、この画像デ
ータが再生されるときは、例えば、Iピクチャのよう
に、重要度の高いデータブロックに対しては時間をかけ
て誤り訂正処理が行われ、Bピクチャのように、比較的
重要度の低いデータに対しては誤り訂正処理の時間が短
縮されることになる。これにより、この画像データは、
全体としての処理時間が短縮されてリアルタイム性が確
保されると共に、誤りの発生が効率よく抑制されて、デ
ータの信頼性が向上することになる。
【0033】また、このデータ記録装置により記録され
たディジタルデータは、そのデータが圧縮された画像デ
ータ以外のデータである場合には、一定の訂正能力の誤
り訂正符号が付加されているので、このディジタルデー
タを再生する際に、全てのデータブロックに対して時間
をかけて誤り訂正処理が行われることにより、或いは、
必要に応じてリトライ動作が行われることにより、リア
ルタイム性は損なわれるが、誤りの発生が効果的に抑制
されて、データの信頼性が大幅に向上することになる。
【0034】また、本発明に係るデータ記録方法は、記
録媒体に対して圧縮された画像データを記録するに際
し、記録単位となるデータブロック毎に、そのデータブ
ロックの重要度を示す情報を一時記憶し、この一時記憶
された情報を基に、記録単位となるデータブロック毎
に、そのデータブロックの重要度に応じて異なる訂正能
力の誤り訂正符号を付加することを特徴としている。
【0035】具体的には、例えば、このデータ記録方法
によりMPEG符号化方式で圧縮された動画データを記
録する場合には、動画を構成する各フレーム毎に、その
フレームがIピクチャであるか、Pピクチャであるか、
Bピクチャであるかが認識され、その情報が一時記憶さ
れる。
【0036】そして、一時記憶された情報に基づいて、
各フレーム毎に、その重要度に応じて異なる訂正能力の
誤り訂正符号が付加される。具体的には、例えば、Iピ
クチャに対しては符号量の多い誤り訂正符号が付加さ
れ、Pピクチャに対しては、Iピクチャに付加された誤
り訂正符号よりも符号量の少ない誤り訂正符号が付加さ
れ、Bピクチャに対しては、Pピクチャに付加された誤
り訂正符号よりも符号量の少ない誤り訂正符号が付加さ
れるといった処理が行われる。
【0037】このデータ記録方法により記録された画像
データは、以上のように、記録単位となるデータブロッ
ク毎に、その重要度に応じた誤り訂正符号が付加されて
いるので、この画像データが再生されるときは、例え
ば、Iピクチャのように、重要度の高いデータブロック
に対しては時間をかけて誤り訂正処理が行われ、Bピク
チャのように、比較的重要度の低いデータに対しては誤
り訂正処理の時間が短縮されることになる。これによ
り、この画像データは、全体としての処理時間が短縮さ
れてリアルタイム性が確保されると共に、誤りの発生が
効率よく抑制されて、データの信頼性が向上することに
なる。
【0038】また、本発明に係る他のデータ記録方法
は、記録媒体に対してディジタルデータを記録するに際
し、記録するディジタルデータが圧縮された画像データ
であるか、その他のデータであるかを判別し、記録する
ディジタルデータが圧縮された画像データであると判別
された場合には、記録単位となるデータブロック毎に、
そのデータブロックの重要度を示す情報を一時記憶し
て、この一時記憶された情報を基に、記録単位となるデ
ータブロック毎に、そのデータブロックの重要度に応じ
て異なる訂正能力の誤り訂正符号を付加し、記録するデ
ィジタルデータがその他のデータであると判別された場
合には、一定の訂正能力の誤り訂正符号を付加すること
を特徴としている。
【0039】このデータ記録方法により記録されたディ
ジタルデータは、そのデータがリアルタイム性が要求さ
れる圧縮された画像データである場合には、以上のよう
に、記録単位となるデータブロック毎に、その重要度に
応じた誤り訂正符号が付加されているので、この画像デ
ータが再生されるときは、例えば、Iピクチャのよう
に、重要度の高いデータブロックに対しては時間をかけ
て誤り訂正処理が行われ、Bピクチャのように、比較的
重要度の低いデータに対しては誤り訂正処理の時間が短
縮されることになる。これにより、この画像データは、
全体としての処理時間が短縮されてリアルタイム性が確
保されると共に、誤りの発生が効率よく抑制されて、デ
ータの信頼性が向上することになる。
【0040】また、このデータ記録方法により記録され
たディジタルデータは、そのデータが圧縮された画像デ
ータ以外のデータである場合には、一定の訂正能力の誤
り訂正符号が付加されているので、このディジタルデー
タを再生する際に、全てのデータブロックに対して時間
をかけて誤り訂正処理が行われることにより、或いは、
必要に応じてリトライ動作が行われることにより、リア
ルタイム性は損なわれるが、誤りの発生が効果的に抑制
されて、データの信頼性が大幅に向上することになる。
【0041】また、本発明に係るデータ再生装置は、記
録媒体から圧縮された画像データを再生するデータ再生
装置において、再生単位となるデータブロック毎に、そ
のデータブロックの重要度を示す情報を一時記憶する記
憶手段と、この記憶手段に記憶された情報に基づいて、
再生単位となるデータブロック毎に、そのデータブロッ
クの重要度に応じて異なる訂正能力で誤り訂正を行う誤
り訂正手段とを備えることを特徴としている。
【0042】このデータ再生装置においては、記録媒体
から圧縮された画像データを再生する際に、再生単位と
なるデータブロック毎にそのデータブロックの重要度が
認識され、そのデータブロックの重要度を示す情報が、
記憶手段に一時記憶される。
【0043】そして、誤り訂正手段は、記憶手段に一時
記憶されたデータブロックの重要度を示す情報に基づい
て、データブロック毎に異なる訂正能力で誤り訂正を行
う。
【0044】具体的には、例えば、このデータ再生装置
は、MPEG符号化方式で圧縮された動画データを再生
する場合には、動画を構成する各フレーム毎に、そのフ
レームがIピクチャであるか、Pピクチャであるか、B
ピクチャであるかが認識され、その情報が記憶手段に一
時記憶される。
【0045】そして、誤り訂正手段は、記憶手段に一時
記憶された情報に基づいて、各フレーム毎に、その重要
度に応じて異なる訂正能力で誤り訂正を行う。具体的に
は、誤り訂正手段は、例えば、Iピクチャに対しては符
号量の多い誤り訂正符号を復号して誤り訂正を行い、P
ピクチャに対しては、Iピクチャよりも少ない符号量の
誤り訂正符号を復号して誤り訂正を行い、Bピクチャに
対しては、Pピクチャよりも少ない符号量の誤り訂正符
号を復号して誤り訂正を行うといった処理を行う。
【0046】このデータ再生装置によれば、以上のよう
に、再生単位となるデータブロック毎に、その重要度に
応じて異なる訂正能力で誤り訂正が行われるので、例え
ば、Iピクチャのように、重要度の高いデータブロック
に対しては時間をかけて誤り訂正処理が行われ、Bピク
チャのように、比較的重要度の低いデータに対しては誤
り訂正処理の時間が短縮されることになる。これによ
り、このデータ再生装置により再生される画像データ
は、全体としての処理時間が短縮されてリアルタイム性
が確保されると共に、誤りの発生が効率よく抑制され
て、データの信頼性が向上することになる。
【0047】また、本発明に係る他のデータ再生装置
は、記録媒体からディジタルデータを再生するデータ再
生装置において、再生するディジタルデータが圧縮され
た画像データであるか、その他のデータであるかを判別
する判別手段と、この判別手段により再生するディジタ
ルデータが圧縮された画像データであると判別されたと
きに、再生単位となるデータブロック毎に、そのデータ
ブロックの重要度を示す情報を一時記憶する記憶手段
と、再生するディジタルデータに対して誤り訂正を行う
誤り訂正手段とを備えている。そして、このデータ再生
装置は、判別手段により再生するディジタルデータが圧
縮された画像データであると判別された場合には、誤り
訂正手段が、記憶手段に記憶された情報に基づいて、再
生単位となるデータブロック毎に、そのデータブロック
の重要度に応じて異なる訂正能力で誤り訂正を行い、判
別手段により再生するディジタルデータがその他のデー
タであると判別された場合には、誤り訂正手段が、一定
の訂正能力で誤り訂正を行うことを特徴としている。
【0048】このデータ再生装置においては、記録媒体
からディジタルデータを再生する際に、このディジタル
データがリアルタイム性が要求される圧縮された画像デ
ータであるか、或いはその他のデータであるかが、判別
手段により判別される。そして、このディジタルデータ
が圧縮された画像データであると判別されたときは、再
生単位となるデータブロック毎にそのデータブロックの
重要度が認識され、そのデータブロックの重要度を示す
情報が、記憶手段に一時記憶される。
【0049】誤り訂正手段は、再生するディジタルデー
タが圧縮された画像データであると判別されたときは、
記憶手段に一時記憶されたデータブロックの重要度を示
す情報に基づいて、データブロック毎に異なる訂正能力
で誤り訂正を行う。また、誤り訂正手段は、再生するデ
ィジタルデータが圧縮された画像データ以外のデータで
あると判別されたときは、このディジタルデータに対し
て一定の訂正能力で誤り訂正を行う。
【0050】このデータ再生装置は、以上のように、再
生するディジタルデータがリアルタイム性が要求される
圧縮された画像データである場合には、再生単位となる
データブロック毎に、その重要度に応じた訂正能力で誤
り訂正処理を行うので、例えば、Iピクチャのように、
重要度の高いデータブロックに対しては時間をかけて誤
り訂正処理が行われ、Bピクチャのように、比較的重要
度の低いデータに対しては誤り訂正処理の時間が短縮さ
れることになる。これにより、このデータ再生装置によ
り再生される圧縮された画像データは、全体としての処
理時間が短縮されてリアルタイム性が確保されると共
に、誤りの発生が効率よく抑制されて、データの信頼性
が向上することになる。
【0051】また、このデータ記録装置は、以上のよう
に、再生するディジタルデータが圧縮された画像データ
以外のデータである場合には、このディジタルデータに
対して一定の訂正能力で誤り訂正処理を行うので、例え
ば、全てのデータブロックに対して時間をかけて誤り訂
正処理を行うことにより、或いは、必要に応じてリトラ
イ動作を行うことにより、このディジタルデータの誤り
を効果的に抑制して、データの信頼性を大幅に向上させ
ることができる。なお、この場合には、リアルタイム性
は損なわれることになるが、再生するディジタルデータ
がリアルタイム性が要求される圧縮された画像データで
はないので、さほど問題にはならない。
【0052】また、本発明に係るデータ再生方法は、記
録媒体から圧縮された画像データを再生するに際し、再
生単位となるデータブロック毎に、そのデータブロック
の重要度を示す情報を一時記憶し、この一時記憶された
情報を基に、再生単位となるデータブロック毎に、その
データブロックの重要度に応じて異なる訂正能力で誤り
訂正を行うことを特徴としている。
【0053】具体的には、例えば、このデータ再生方法
によりMPEG符号化方式で圧縮された動画データを再
生する場合には、動画を構成する各フレーム毎に、その
フレームがIピクチャであるか、Pピクチャであるか、
Bピクチャであるかが認識され、その情報が一時記憶さ
れる。
【0054】そして、一時記憶された情報に基づいて、
各フレーム毎に、その重要度に応じて異なる訂正能力で
誤り訂正が行われる。具体的には、例えば、Iピクチャ
に対しては符号量の多い誤り訂正符号が復号されて誤り
訂正が行われ、Pピクチャに対しては、Iピクチャより
も少ない符号量の誤り訂正符号が復号されて誤り訂正が
行われ、Bピクチャに対しては、Pピクチャよりも少な
い符号量の誤り訂正符号が復号されて誤り訂正が行われ
るといった処理が行われる。
【0055】このデータ再生方法によれば、以上のよう
に、再生単位となるデータブロック毎に、その重要度に
応じて異なる訂正能力で誤り訂正が行われるので、例え
ば、Iピクチャのように、重要度の高いデータブロック
に対しては時間をかけて誤り訂正処理が行われ、Bピク
チャのように、比較的重要度の低いデータに対しては誤
り訂正処理の時間が短縮されることになる。これによ
り、このデータ再生方法により再生される画像データ
は、全体としての処理時間が短縮されてリアルタイム性
が確保されると共に、誤りの発生が効率よく抑制され
て、データの信頼性が向上することになる。
【0056】また、本発明に係る他のデータ再生方法
は、記録媒体からディジタルデータを再生するに際し、
再生するディジタルデータが圧縮された画像データであ
るか、その他のデータであるかを判別し、再生するディ
ジタルデータが圧縮された画像データであると判別され
た場合には、再生単位となるデータブロック毎に、その
データブロックの重要度を示す情報を一時記憶して、こ
の一時記憶された情報を基に、再生単位となるデータブ
ロック毎に、そのデータブロックの重要度に応じて異な
る訂正能力で誤り訂正を行い、再生するディジタルデー
タがその他のデータであると判別された場合には、一定
の訂正能力で誤り訂正を行うことを特徴としている。
【0057】このデータ再生方法によれば、以上のよう
に、再生するディジタルデータがリアルタイム性が要求
される圧縮された画像データである場合には、再生単位
となるデータブロック毎に、その重要度に応じた訂正能
力で誤り訂正処理が行われるので、例えば、Iピクチャ
のように、重要度の高いデータブロックに対しては時間
をかけて誤り訂正処理が行われ、Bピクチャのように、
比較的重要度の低いデータに対しては誤り訂正処理の時
間が短縮されることになる。これにより、このデータ再
生方法により再生される圧縮された画像データは、全体
としての処理時間が短縮されてリアルタイム性が確保さ
れると共に、誤りの発生が効率よく抑制されて、データ
の信頼性が向上することになる。
【0058】また、このデータ記録方法によれば、以上
のように、再生するディジタルデータが圧縮された画像
データ以外のデータである場合には、このディジタルデ
ータに対して一定の訂正能力で誤り訂正処理が行われる
ので、例えば、全てのデータブロックに対して時間をか
けて誤り訂正処理が行われることにより、或いは、必要
に応じてリトライ動作が行われることにより、このディ
ジタルデータの誤りを効果的に抑制して、データの信頼
性を大幅に向上させることができる。なお、この場合に
は、リアルタイム性は損なわれることになるが、再生す
るディジタルデータがリアルタイム性が要求される圧縮
された画像データではないので、さほど問題にはならな
い。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したデータ記
録再生装置の実施の形態を図面を参照して説明する。な
お、以下の説明においては、磁気ディスクが装置本体内
に予め備え付けられた固定型のハードディスクドライブ
を用いてデータ記録再生装置を構成した例について説明
するが、本発明はこの例に限定されるものではなく、例
えば、磁気ディスクを装置本体に対して挿脱可能に構成
されたリムーバブル型のハードディスクドライブや、記
録媒体として光ディスクを用いた光ディスクドライブ
等、他の外部記憶装置を用いて構成することも可能であ
る。
【0060】本発明を適用したデータ記録再生装置の一
構成例を図1に示す。この図1に示すデータ記録再生装
置1は、ホスト側のデータ処理装置2と、外部記憶装置
となるハードディスクドライブ3とがホストインターフ
ェースバス4を介して接続された構成とされており、デ
ータ処理装置2において処理されたディジタル映像デー
タとディジタル音響データとをハードディスクドライブ
3内の磁気ディスク5に記録し、また、ハードディスク
ドライブ3内の磁気ディスク5に記録されたディジタル
映像データとディジタル音響データとを再生することが
できるようになされている。なお、ホストインターフェ
ースとしては、例えば、拡張IDE規格(ATA規格)
が用いられている。
【0061】このデータ記録再生装置1の全体の動作
は、データ処理装置2内のCPU−A6により管理され
ている。このCPU−A6には、CPU−Aバス7を介
して、ROM8と、RAM9とがそれぞれ接続されてい
る。そして、CPU−A6がデータ記録再生装置1全体
の動作を管理するためのファームウエアは、ROM8に
格納されている。また、RAM9は、CPU−A6の作
業領域として用いられている。
【0062】また、このデータ記録再生装置1には、ユ
ーザインターフェース機構として、図示しないスイッチ
やリモートコントローラ、キーボード、液晶表示装置等
が備えられている。これらユーザインターフェース機構
からの入力或いはユーザインターフェース機構への出力
は、CPU−A6により管理されている。
【0063】また、CPU−A6は、CPU−Aバス7
を介して、AVインターフェース10に接続されてい
る。このデータ記録再生装置1において、ハードディス
クドライブ3により磁気ディスク5にデータを書き込む
旨の指示或いはハードディスクドライブ3により磁気デ
ィスク5からデータを読み出す旨の指示は、CPU−A
6が、拡張IDE規格に定義されている記録コマンド或
いは再生コマンドを、AVインターフェース10からハ
ードディスクドライブ3に向けて発行させることにより
行われる。
【0064】また、CPU−A6は、CPU−Aバス7
を介して、メモリ制御回路11に接続されている。この
メモリ制御回路11は、入力された画像信号や音響信号
を圧縮しマルチプレクスしてAVデータストリームとし
て出力するAVエンコーダ12と、ハードディスクドラ
イブ3により磁気ディスク5から読み出されたAVデー
タストリームを画像データと音響データとに分離し、こ
れらを補間及び伸長して通常の画像信号や音響信号とし
て出力するAVデコーダ13とに接続されている。ま
た、メモリ制御回路11には、ハードディスクドライブ
3に供給するデータ或いはハードディスクドライブ3か
ら供給されたデータを一時記憶しておくホストメモリ1
4が接続されている。
【0065】ROM8に格納され、CPU−A6により
実行されるファームウエアの階層構成を図2に示す。こ
のファームウエアの下位の第1層は、図2に示すよう
に、上記ユーザインターフェース機構に対する入出力を
行うためのユーザインターフェース部と、上記AVエン
コーダ12及びAVデコーダ13の動作を制御するため
のエンコーダ・デコーダ管理部と、上記メモリ制御回路
11による上記ホストメモリ14へのデータの書き込み
及び読み出し動作を制御するためのホストメモリ管理部
と、上記ハードディスクドライブ3が備える各デバイス
を動作させるためのハードディスクドライブデバイスド
ライバとにより構築されている。
【0066】また、このファームウエアの上位の第2層
は、下位の第1層を構築する各部を管理し、データ記録
再生装置1全体の動作を司るシステム管理ソフトウエア
により構築されている。このシステム管理ソフトウエア
の機能としては、各チャンネルの記録動作や再生動作の
指示と管理や、ハードディスクドライブ3やホストメモ
リ14等の各ハードウエア資源の稼働状況の把握と管理
等、データ記録再生装置1に必要な機能のうち、下位の
第1層に含まれない全ての機能が含まれる。
【0067】以上のように構成されるデータ記録再生装
置1により、ハードディスクドライブ3の磁気ディスク
5にデータを記録する処理の流れを説明する。このデー
タ記録再生装置1により、ハードディスクドライブ3の
磁気ディスク5にデータを記録する際は、先ず、例えば
NTSC信号等のアナログ画像信号及びアナログ音響信
号が、図示しないA/D変換器によりそれぞれディジタ
ルデータに変換された後に、AVエンコーダ12に入力
される。
【0068】AVエンコーダ12に入力されたディジタ
ル画像データは、AVエンコーダ12内の画像データ圧
縮器15により、データレートが例えば1/5程度にま
で圧縮される。また、AVエンコーダ12に入力された
ディジタル音響データは、AVエンコーダ12内の音響
データ圧縮器16により圧縮される。データ圧縮の方式
としては、DV符号化方式やMPEG符号化方式等が実
用化されている。これらのデータ圧縮方式によれば、元
のディジタルデータに対して離散コサイン変換やフレー
ム間動き検出、再量子化、2次元ハフマン符号化等が行
われることにより、データレートが圧縮される。
【0069】画像データ圧縮器15により圧縮されたデ
ィジタル画像データと、音響データ圧縮器16により圧
縮されたディジタル音響データは、MUX17において
マルチプレクスされ、AVデータストリームとされる。
なお、ここでは、データ圧縮方式として、MPEG2符
号化方式が用いられ、AVデータストリームのデータレ
ートが8Mbit/secとされた例について説明す
る。
【0070】このAVデータストリームは、メモリ制御
回路11を介して、一旦ホストメモリ14に順次書き込
まれる。そして、CPU−A6が、ファームウエアのホ
ストメモリ管理部に従ってメモリ制御回路11に指示を
出すことにより、ホストメモリ14から、ハードディス
クドライブ3の磁気ディスク5に記録すべきデータのひ
とかたまりであるクラスタが順次読み出される。
【0071】ホストメモリ14から順次読み出されるク
ラスタは、AVインターフェース10を介してデータ処
理装置2の外部に送出され、ホストインターフェースバ
ス4を介して、ハードディスクドライブ3に供給され
る。そして、ハードディスクドライブ3に供給されたク
ラスタは、ハードディスクドライ3により、磁気ディス
ク5に順次記録される。
【0072】本例のデータ記録再生装置においてデータ
の記録単位とされるクラスタと、MPEG2符号化方式
で定義されるGOP(Group of Pictures)との関係を
図3に示す。本例のデータ記録再生装置においては、ク
ラスタは、図3に示すように、AVデータストリームが
GOPを構成する各ピクチャ毎に分割されてなるデータ
のひとかたまりである。GOPは、15のピクチャ、す
なわち、15フレームの画像より構成される。ここで、
1フレームは1/30秒に相当するので、1つのGOP
は0.5秒に相当することになる。本例のデータ記録再
生装置においては、AVデータストリームのデータレー
トが8Mbit/secとされているので、1つのGO
Pのデータ量は4Mbitである。したがって、このG
OPを15分割して得られる1つのクラスタのデータ量
は、数十kbit〜数Mbitである。
【0073】一方、ハードディスクドライブ3の最小記
録単位であるセクタのサイズは512Byte(409
6bit)である。したがって、それぞれのクラスタに
は、対応するピクチャのサイズに応じた数のセクタが割
り当てられることになる。すなわち、ハードディスクド
ライブ3は、データ処理装置2から記録コマンドが発行
されると、この記録コマンドに基づいて、1つのクラス
タ分のセクタを連続的に記録する。
【0074】ここで、記録されるデータは、ハードディ
スクドライブ3内において誤り訂正符号が付加された後
に磁気ディスク5に記録される。例えば、記録されるデ
ータは、図4に示すように、512Byteのデータ量
を有する各セクタ毎に3個のインターリーブに分けら
れ、それぞれのインターリーブにつき14Byte、合
計42Byteの誤り訂正符号が付加された後に磁気デ
ィスク5に記録される。記録されるデータは、例えば、
各インターリーブ毎にリードソロモン符号による14B
yteの誤り訂正符号が付加された場合には、再生時
に、各インターリーブ毎に最大7Byteまでの誤り訂
正が可能となる。
【0075】本発明に係るデータ記録再生装置1は、記
録するクラスタ毎に、その重要度に応じて異なる訂正能
力の誤り訂正符号を付加するようにしており、例えば、
記録するクラスタがGOPのIピクチャを構成するデー
タである場合には、このクラスタに対しては訂正能力の
高い誤り訂正符号を付加し、記録するクラスタがGOP
のPピクチャを構成するデータである場合には、このク
ラスタに対しては、Iピクチャを構成するデータに付加
した誤り訂正符号よりも訂正能力の低い誤り訂正符号を
付加し、記録するクラスタがGOPのBピクチャを構成
するデータである場合には、このクラスタに対しては、
Pピクチャを構成するデータに付加した誤り訂正符号よ
りも訂正能力の低い誤り訂正符号を付加するようにして
いるが、これについては詳細を後述する。
【0076】次に、データ記録再生装置1により、ハー
ドディスクドライブ3の磁気ディスク5に記録されたデ
ータを再生する処理の流れを説明する。このデータ記録
再生装置1により、ハードディスクドライブ3の磁気デ
ィスク5に記録されたデータを再生する際は、先ず、デ
ータ処理装置2のCPU−A6が、ファームウエアのシ
ステム管理ソフトウエアにより、ユーザインターフェー
ス部からの入力情報に従って、再生するAVデータスト
リーム名を特定し、そのAVデータストリームを構成す
る各クラスタが記録されているハードディスクドライブ
3における論理ブロックアドレスを求める。そして、C
PU−A6は、ファームウエアのハードディスクデバイ
スドライバにより、ホストインターフェースバス4上に
定義された再生コマンドをハードディスクドライブ3に
向けて発行する。ハードディスクドライブ3は、この再
生コマンドに基づいて、磁気ディスク5から当該クラス
タを構成する各セクタを読み出す。
【0077】また、CPU−A6は、ファームウエアの
ホストメモリ管理部により、メモリ制御回路11を通じ
て、ホストメモリ14に、ハードディスクドライブ3に
より磁気ディスク5から読み出されたセクタからクラス
タを再構成するための記憶領域を確保させる。
【0078】ここで、磁気ディスク5から読み出された
クラスタを構成する各セクタは、ハードディスクドライ
ブ3内において誤り訂正処理が施された後に、ホストイ
ンターフェースバス4を介して、データ処理装置2に供
給される。
【0079】本発明に係るデータ記録再生装置1は、再
生するクラスタ毎に、その重要度に応じて異なる訂正能
力で誤り訂正を行うようにしており、例えば、記録する
クラスタがGOPのIピクチャを構成するデータである
場合には、このクラスタに対しては訂正能力の高い誤り
訂正処理を行い、再生するクラスタがGOPのPピクチ
ャを構成するデータである場合には、このクラスタに対
しては、Iピクチャを構成するデータに対して行った誤
り訂正処理よりも訂正能力の低い誤り訂正処理を行い、
再生するクラスタがGOPのBピクチャを構成するデー
タである場合には、このクラスタに対しては、Pピクチ
ャを構成するデータに対して行った誤り訂正処理よりも
訂正能力の低い誤り訂正処理を行うようにしているが、
これについては詳細を後述する。
【0080】ハードディスクドライブ3により磁気ディ
スク5から読み出された各セクタは、ホストインターフ
ェースバス4、AVインターフェース10及びメモリ制
御回路11を介して、ホストメモリ14に順次転送さ
れ、このホストメモリ14において、クラスタとして再
構成される。
【0081】一つのクラスタの読み出しが完了すると、
上述した処理と同様に、CPU−A6によりハードディ
スクドライブ3に向けて再生コマンドが発行され、ハー
ドディスクドライブ3により、磁気ディスク5から後続
するクラスタを構成する各セクタが読み出される。そし
て、磁気ディスク5から読み出された各セクタが、ホス
トメモリ14に転送されて、このホストメモリ14にお
いて後続クラスタが再構成される。
【0082】ホストメモリ14において再構成されたク
ラスタは、このホストメモリ14から順次送り出され、
AVデータストリームとして、メモリ制御回路11を介
して、AVデコーダ13に入力される。AVデコーダ1
3に入力されたAVデータストリームは、AVデコーダ
13内のMUX18においてデマルチプレクスされ、圧
縮されたディジタル画像データと圧縮されたディジタル
音響データとに分離される。
【0083】MUX18において分離された圧縮された
ディジタル画像データは、データに誤りが生じている場
合には、画像データ補間回路19において、その前後の
データから誤りが補間される。そして、この圧縮された
ディジタル画像データは、画像データ伸長器20により
伸長され、通常のディジタル画像データとしてAVデコ
ーダ13から出力される。
【0084】一方、MUX18において分離された圧縮
されたディジタル音響データは、データに誤りが生じて
いる場合には、音響データ補間回路21において、その
前後のデータから誤りが補間される。そして、この圧縮
されたディジタル音響データは、音響データ伸長器22
により伸長され、通常のディジタル音響データとしてA
Vデコーダ13から出力される。
【0085】これらディジタル画像データ及びディジタ
ル音響データは、図示しないD/A変換器により、例え
ばNTSC信号等のアナログ画像信号及びアナログ音響
信号に変換され、モニタ等の外部装置に供給される。
【0086】本発明に係るデータ記録再生装置1におい
て、データ処理装置2のCPU−A6により、ホストイ
ンターフェースバス4を介してハードディスクドライブ
3に向けて発行される記録コマンドを図5に示す。
【0087】この記録コマンドは、ATA標準の記録コ
マンドと同様に、Sector Countレジスタにおいて書き込
みセクタ数が指定され、Sector Numberレジスタ、Cylin
derLowレジスタ、Cylinder Highレジスタ及びDevice/H
eadレジスタの下位4ビットにおいて書き込み開始論理
ブロックアドレスが指定されるようになっている。ま
た、この記録コマンドにおいては、Commandレジスタに
おいてコマンドの種類が指定されるようになっており、
例えば、このCommandレジスタにコマンド識別コード8
7hが記されていることにより、このコマンドがAVデ
ータストリームのデータを記録する旨のコマンドである
ことが識別される。また、この記録コマンドにおいて
は、Featuresレジスタにおいて記録するクラスタの属性
が指定されるようになっており、例えば、AVデータス
トリームがMPEG符号化方式により圧縮されたデータ
である場合には、このFeaturesレジスタにおいて、記録
するクラスタがIピクチャであるか、Pピクチャである
か、Bピクチャであるかが識別されるようになってい
る。
【0088】本発明に係るデータ記録再生装置1におい
て、データ処理装置2のCPU−A6により、ホストイ
ンターフェースバス4を介してハードディスクドライブ
3に向けて発行される再生コマンドを図6に示す。
【0089】この再生コマンドは、ATA標準の再生コ
マンドと同様に、Sector Countレジスタにおいて読み出
しセクタ数が指定され、Sector Numberレジスタ、Cylin
derLowレジスタ、Cylinder Highレジスタ及びDevice/H
eadレジスタの下位4ビットにおいて読み出し開始論理
ブロックアドレスが指定されるようになっている。ま
た、この再生コマンドにおいては、Commandレジスタに
おいてコマンドの種類が指定されるようになっており、
例えば、このCommandレジスタにコマンド識別コード8
6hが記されていることにより、このコマンドがAVデ
ータストリームのデータを再生する旨のコマンドである
ことが識別される。また、この記録コマンドにおいて
は、Featuresレジスタにおいて再生するクラスタの属性
が指定されるようになっており、例えば、AVデータス
トリームがMPEG符号化方式により圧縮されたデータ
である場合には、このFeaturesレジスタにおいて、再生
するクラスタがIピクチャであるか、Pピクチャである
か、Bピクチャであるかが識別されるようになってい
る。
【0090】本発明に係るデータ記録再生装置1のハー
ドディスクドライブ3内の詳細なブロック図を図7に示
す。このハードディスクドライブ3により、データ処理
装置2から供給されたデータを磁気ディスク5に書き込
む処理の流れを以下に説明する。
【0091】このハードディスクドライブ3により、デ
ータ処理装置2から供給されたデータを磁気ディスク5
に書き込む際は、先ず、データ処理装置2のCPU−A
6によりホストインターフェースバス4を介して発行さ
れる記録コマンドが、ハードディスクコントローラ30
を介して、CPU−B31に供給される。具体的には、
この記録コマンドは、記録するクラスタ毎に、ホストイ
ンターフェースバス4を介してデータ処理装置2と接続
されているハードディスクコントローラ30内のホスト
インターフェース32に入力され、このホストインター
フェース32に入力された記録コマンドが、ホストイン
ターフェース32とCPU−Bバス33を介して接続さ
れているCPU−B31に転送される。
【0092】また、ハードディスクコントローラ30内
のホストインターフェース32には、データ処理装置2
から、ホストインターフェースバス4を介して、記録す
るデータがクラスタ毎に供給される。
【0093】CPU−B31は、記録コマンドが供給さ
れると、ハードディスクコントローラ30と共同して、
データ処理装置2からホストインターフェース32に供
給されたクラスタの論理ブロックアドレスを、ハードデ
ィスクドライブ3内部の物理アドレス(例えば、ディス
ク面番号やトラック番号、セクタ番号等)に変換する。
【0094】また、CPU−B31は、上記記録コマン
ドのFeaturesレジスタから、記録するクラスタの属性
(例えば、記録するクラスタがIピクチャであるか、P
ピクチャであるか、Bピクチャであるか)を識別し、そ
の旨の情報をハードディスクコントローラ30内の一時
記憶レジスタ34に記憶させる。
【0095】ホストインターフェース32に供給された
クラスタは、数セクタ分、例えば256セクタ分のデー
タ量を持つが、これら数セクタ分のデータは、バスコン
トローラ35の制御により、バッファメモリ36に一時
蓄えられる。
【0096】また、CPU−B31は、データ処理装置
2から供給されたクラスタを磁気ディスク5上のどのセ
クタに記録するかをシーケンサ37に指示する。
【0097】磁気ディスク5上における磁気ヘッド38
の位置決めは、CPU−B31及びホストインターフェ
ース32から目標トラック番号を受け取ったサーボ制御
回路39が、磁気ヘッド38により検出された磁気ディ
スク5上のトラック番号に基づいて、現在の磁気ヘッド
38の位置を計算し、この磁気ヘッド38の現在位置に
応じて、磁気ヘッド38を移動操作するVCM(Voice
Coil Motor)40の駆動電流が制御されることにより行
われる。
【0098】シーケンサ37は、磁気ヘッド38が目的
の位置にあることを確認すると、バッファメモリ36に
一時蓄えられたクラスタを、ハードディスクドライブ3
内で設定された論理データセクタの長さ(512Byt
e)に分割して、バッファメモリ36から順次読み出
す。
【0099】バッファメモリ36から読み出されたクラ
スタは、ECC(Error CorrectingCode)回路41に供
給され、このECC回路41において、セクタ毎に誤り
訂正符号が付加される。
【0100】このECC回路41は、クラスタの属性
(重要度)に応じて異なる訂正能力の誤り訂正符号を付
加することができるようになされている。すなわち、こ
のECC回路41は、記録するクラスタの属性を示す情
報が記憶された一時記憶レジスタ34を参照することに
より、供給されたクラスタの属性を識別して、例えば、
このクラスタがGOPのIピクチャである場合には、こ
のクラスタに対して符号量の多い誤り訂正符号を付加
し、供給されたクラスタがPピクチャである場合には、
このクラスタに対して、Iピクチャのクラスタに付加し
た誤り訂正符号と同等の符号量或いはそれよりも少ない
符号量の誤り訂正符号を付加し、供給されたクラスタが
Bピクチャである場合には、このクラスタに対して、P
ピクチャのクラスタに付加した誤り訂正符号と同等の符
号量或いはそれよりも少ない符号量の誤り訂正符号を付
加することができるように構成されている。
【0101】具体的には、このECC回路41は、Iピ
クチャのクラスタが供給されたときは、このクラスタに
対して、例えば42Byteの誤り訂正符号を付加し、
Pピクチャのクラスタが供給されたときは、このクラス
タに対して、例えば30Byteの誤り訂正符号を付加
し、Bピクチャのクラスタが供給されたときは、このク
ラスタに対して、例えば21Byteの誤り訂正符号を
付加することができるように構成されている。なお、E
CC回路41が、Iピクチャのクラスタ、Pピクチャの
クラスタ、Bピクチャのクラスタにそれぞれ付加する誤
り訂正符号の符号量は、以上の例に限定されるものでは
なく、Iピクチャのクラスタに付加する誤り訂正符号の
符号量をm1とし、Pピクチャのクラスタに付加する誤
り訂正符号の符号量をm2とし、Bピクチャのクラスタ
に付加する誤り訂正符号の符号量をm3としたときに、
m1≧m2≧m3を満たすような符号量の誤り訂正符号
をそれぞれ付加するようにすればよい。
【0102】ECC回路41において誤り訂正符号が付
加されたクラスタを構成する各セクタは、スピンドルモ
ータ42により回転操作される磁気ディスク5の回転と
同期を取りながら、ディスクインターフェース43を介
してチャンネルIC44内の記録チャンネル回路45に
転送される。なお、スピンドルモータ42による磁気デ
ィスク5の回転速度は、スピンドルモータ制御回路46
により制御される。
【0103】チャンネルIC44内の記録チャンネル回
路45は、ディスクインターフェース43を介して転送
されてきた各セクタに対してチャンネル符号化等の処理
を施し、これら各セクタを、磁気ヘッド38と磁気ディ
スク5よりなる記録チャンネルの特性に適合した2値系
列の信号に変換する。そして、この2値系列の信号が、
記録アンプ47により、矩形状の記録電流波形に対応づ
けられ、磁気ヘッド38により、磁化反転パターンとし
て磁気ディスク5に書き込まれる。なお、ディスクイン
ターフェース43の動作タイミングは、シーケンサ37
によって制御される。
【0104】次に、図7に示したハードディスクドライ
ブ3により、磁気ディスク5からデータを読み出してデ
ータ処理装置2に供給する処理の流れを以下に説明す
る。このハードディスクドライブ3により、磁気ディス
ク5からデータを読み出してデータ処理装置2に供給す
る際は、先ず、データ処理装置2のCPU−A6により
ホストインターフェースバス4を介して発行される再生
コマンドが、ハードディスクコントローラ30を介し
て、CPU−B31に供給される。具体的には、この再
生コマンドは、再生するクラスタ毎に、ホストインター
フェースバス4を介してデータ処理装置2と接続されて
いるハードディスクコントローラ30内のホストインタ
ーフェース32に入力され、このホストインターフェー
ス32に入力された再生コマンドが、ホストインターフ
ェース32とCPU−Bバス33を介して接続されてい
るCPU−B31に転送される。
【0105】CPU−B31は、再生コマンドが供給さ
れると、ハードディスクコントローラ30と共同して、
磁気ディスク5から読み出すクラスタの論理ブロックア
ドレスを、ハードディスクドライブ3内部の物理アドレ
ス(例えば、ディスク面番号やトラック番号、セクタ番
号等)に変換する。そして、CPU−B31は、サーボ
制御回路39を動作させて、磁気ヘッド38を目的の物
理アドレスに移動させる。磁気ヘッド38は、磁気ディ
スク5上の目的の物理アドレスに対応した位置から、こ
こに記録された磁化反転パターンを読み出す。
【0106】また、CPU−B31は、上記再生コマン
ドのFeaturesレジスタから、読み出すクラスタの属性
(例えば、読み出すクラスタがIピクチャであるか、P
ピクチャであるか、Bピクチャであるか)を識別し、そ
の旨の情報をハードディスクコントローラ30内の一時
記憶レジスタ34に記憶させる。
【0107】磁気ヘッド38により磁気ディスク5から
読み出された磁化反転パターンは、再生アンプ48によ
り増幅された後、チャンネルIC44内の再生チャンネ
ル回路49に供給される。
【0108】チャンネルIC44内の再生チャンネル回
路49に供給された信号は、この再生チャンネル回路4
9により、ビット同期がとられた後に2値データ系列と
して検出され、記録時に施されたチャンネル符号化の逆
変換となる復号化処理が行われ、データセクタとして再
生される。このデータセクタには、誤りが含まれている
場合があるが、そのままハードディスクコントローラ3
0内のディスクインターフェース43に転送される。
【0109】ディスクインターフェース43の動作タイ
ミングは、シーケンサ37によって制御される。シーケ
ンサ37は、磁気ヘッド38が目的の位置にあることを
確認すると、ディスクインターフェース43を介して、
チャンネルIC44の再生チャンネル回路49から再生
データを取り込み、この再生データをECC回路41に
供給する。
【0110】このECC回路41は、ディスクインター
フェース43から供給されたクラスタの属性(重要度)
に応じて、それぞれのクラスタに対して異なる訂正能力
で誤り訂正処理を施す。すなわち、このECC回路41
は、再生するクラスタの属性を示す情報が記憶された一
時記憶レジスタ34を参照することにより、供給された
クラスタの属性を識別し、識別された再生するクラスタ
の属性に応じて、その動作を切り替えることができるよ
うになされている。
【0111】具体的には、例えば、再生するクラスタ
が、図4に示したように、各セクタ毎に3個のインター
リーブに分けられ、それぞれのインターリーブにつき1
4Byte、合計42Byteの誤り訂正符号が付加さ
れている場合には、1インターリーブ当たり最大7By
teまでの誤り訂正を行うことができるが、ECC回路
41は、供給されたクラスタがGOPのIピクチャであ
ると識別したときは、このクラスタに対して、例えば訂
正能力最大限の7Byteまでの誤り訂正処理を施し、
供給されたクラスタがPピクチャであると識別したとき
は、このクラスタに対して、Iピクチャのクラスタに施
した誤り訂正処理と同等或いはそれよりも訂正能力の低
い誤り訂正処理を施し、供給されたクラスタがBピクチ
ャであると識別したときは、このクラスタに対して、P
ピクチャのクラスタに施した誤り訂正処理と同等或いは
それよりも訂正能力の低い誤り訂正処理を施す。
【0112】一般的には、ECC回路41は、Iピクチ
ャのクラスタに対して施す誤り訂正の符号量をn1と
し、Pピクチャのクラスタに対して施す誤り訂正の符号
量をn2とし、Bピクチャのクラスタに対して施す誤り
訂正の符号量をn3とし、各クラスタに付加された誤り
訂正符号の符号量の最大値をnmaxとしたときに、nmax
≧m1≧m2≧m3を満たすように、各クラスタ毎に訂
正能力を切り替えて誤り訂正処理を施すようにする。
【0113】なお、記録時に、記録するデータの属性
(重要度)に応じてそれぞれ異なる符号量の誤り訂正符
号が付加されている場合には、各クラスタにつき、付加
された符号量にあう訂正能力でECC回路41が誤り訂
正処理を施すようにしてもよい。例えば、上述した例の
ように、記録時に、Iピクチャのクラスタに対して、各
インターリーブ毎に14Byte、合計42Byteの
誤り訂正符号が付加され、Pピクチャのクラスタに対し
て、各インターリーブ毎に10Byte、合計30By
teの誤り訂正符号が付加され、Bピクチャのクラスタ
に対して、各インターリブ毎に7Byte、合計21B
yteの誤り訂正符号が付加された場合には、ECC回
路41が、Iピクチャのクラスタに対しては、各インタ
ーリーブ当たり7Byteの誤り訂正を行い、Pピクチ
ャのクラスタに対しては、各インターリーブ当たり5B
yteの誤り訂正を行い、Bピクチャのクラスタに対し
ては、各インターリーブ当たり3Byteの誤り訂正を
行うようにしてもよい。
【0114】本発明を適用したデータ記録再生装置1
は、以上のように、ECC回路41が、再生するクラス
タの属性を識別し、例えばPピクチャやBピクチャのよ
うに比較的重要度の低いクラスタに対しては、訂正能力
最大限の誤り訂正を行わずに、訂正能力を落として誤り
訂正を行うことにより、全体として誤り訂正にかかる時
間を短縮するようにしている。
【0115】すなわち、再生するクラスタの全てに対し
て訂正能力最大限の誤り訂正を行った場合、具体的に
は、図8に示すように、Iピクチャのクラスタ、Pピク
チャのクラスタ、Bピクチャのクラスタの全てに対して
訂正能力最大限の7Byteの誤り訂正処理を施した場
合には、1GOP分のデータに対して誤り訂正処理を施
すのに要する時間が、1GOP分のデータに割り当てら
れた時間(上述の例では0.5秒)よりも長くなってし
まうことがあり、リアルタイム性が損なわれる場合があ
る。これに対して、本発明を適用したデータ記録再生装
置1においては、例えば、PピクチャのクラスタやBピ
クチャのクラスタに対しては、誤り訂正能力最大限の誤
り訂正処理が行われず、訂正能力を落とした誤り訂正処
理が行われるので、図9に示すように、1GOP分のデ
ータ全体としての誤り訂正処理に要する時間が短縮さ
れ、1GOP分のデータに割り当てられた時間(上述の
例では0.5秒)内で誤り訂正処理を施すことが可能と
なる。
【0116】なお、この場合、Pピクチャのクラスタや
Bピクチャのクラスタには、訂正能力を落とした誤り訂
正処理が行われる分だけ、誤りが生じたデータが訂正さ
れずにそのまま出力されてしまう可能性がある。しかし
ながら、このような誤りが訂正されずにそのまま出力さ
れてしまうデータは、比較的重要度の低いデータである
ので、データ全体に及ぼす影響は最小限となる。
【0117】ECC回路41により誤り訂正が行われた
各クラスタは、バスコントローラ35の制御により、セ
クタ毎に512Byteの論理データとして、バッファ
メモリ36に一時蓄えられる。そして、バッファメモリ
36に蓄えられたデータが、ホストインターフェース3
2、ホストインターフェースバス4を介して、データ処
理装置2に順次転送される。
【0118】また、ECC回路41において、誤りが生
じたデータが訂正されずにそのまま出力されてしまった
場合に、その旨をデータ処理装置2に伝えるための誤り
検出信号は、ECC回路41からホストインターフェー
ス32に供給され、このホストインターフェース32か
ら、ホストインターフェースバス4を介して、データ処
理装置2に供給される。
【0119】なお、以上は、リアルタイム性が要求され
るAVデータストリームを構成するデータをハードディ
スクドライブ3内の磁気ディスク5に記録し、また、磁
気ディスク5に記録されたAVデータストリームを構成
するデータを再生するように構成されたデータ記録再生
装置1を例に説明したが、本発明を適用したデータ記録
再生装置は、以上の例に限定されるものではなく、AV
データストリームの他に、例えば文書ファイル等の他の
ディジタルデータに対しても記録再生可能に構成されて
いてもよい。文書ファイル等のディジタルデータは、リ
アルタイム性が要求されない代わりにデータの信頼性、
すなわちデータの誤りが極めて少ないことが要求される
ので、このように、データ記録再生装置を、AVデータ
ストリームの他に、文書ファイル等の他のディジタルデ
ータに対しても記録再生可能に構成した場合には、AV
データストリームを構成するデータを扱うときと、他の
ディジタルデータを扱うときとで、その処理の内容を異
ならせることが望ましい。
【0120】以下、AVデータストリームの他に他のデ
ィジタルデータに対しても記録再生可能に構成されたデ
ータ記録再生装置の記録処理の流れ及び再生処理の流れ
を説明する。なお、このデータ記録再生装置は、基本構
成を上述したデータ記録再生装置1と同様とし、誤り訂
正符号を付加する処理及び誤り訂正を施す処理以外は上
記データ記録再生装置1と同様の処理を行うので、ここ
では、上記データ記録再生装置1と同様の処理について
は説明を省略し、上記データ記録再生装置1と同一の符
号を用いて、このデータ記録再生装置に特徴的な部分の
みについて説明する。
【0121】このデータ記録再生装置により、ディジタ
ルデータを磁気ディスク5に記録する際は、データ処理
装置2からホストインターフェースバス4を介して発行
される記録コマンドがハードディスクドライブ3のCP
U−B31に供給されることにより、記録するデータが
AVデータストリームを構成するデータであるかが認識
される。具体的には、図5に示した記録コマンドのComm
andレジスタから、記録するデータがAVデータストリ
ームを構成するデータであるかが認識される。
【0122】記録するデータがAVデータストリームを
構成するデータであると認識された場合には、上述した
データ記録再生装置1と同様に、CPU−B31が、記
録コマンドのFeaturesレジスタから、記録するクラスタ
の属性(例えば、記録するクラスタがIピクチャである
か、Pピクチャであるか、Bピクチャであるか)を識別
し、その旨の情報をハードディスクコントローラ30内
の一時記憶レジスタ34に記憶させる。
【0123】そして、ECC回路41が、上述したデー
タ記録再生装置1と同様に、クラスタの属性(重要度)
に応じて異なる訂正能力の誤り訂正符号を付加する。す
なわち、記録するデータがAVデータストリームを構成
するデータであると認識された場合には、ECC回路4
1により、記録するクラスタの属性を示す情報が記憶さ
れた一時記憶レジスタ34が参照され、記録するクラス
タの属性が識別されて、例えば、このクラスタがGOP
のIピクチャである場合には、このクラスタに対して訂
正能力の高い誤り訂正符号が付加され、記録するクラス
タがPピクチャである場合には、このクラスタに対し
て、Iピクチャのクラスタに付加された誤り訂正符号と
同等或いはそれよりも低い訂正能力の誤り訂正符号が付
加され、記録するクラスタがBピクチャである場合に
は、このクラスタに対して、Pピクチャのクラスタに付
加された誤り訂正符号と同等或いはそれよりも低い訂正
能力の誤り訂正符号が付加される。
【0124】一方、記録するデータがAVデータストリ
ームを構成するデータ以外のデータであると認識された
場合には、ECC回路41は、このデータを構成する各
クラスタに対して、一定の訂正能力の誤り訂正符号を付
加する。この場合、データの信頼性の観点からは、EC
C回路41が、全てのクラスタに対して、例えば符号量
の多い誤り訂正符号を付加して、再生時の誤り訂正能力
を高めることが望ましいが、データに付加する誤り訂正
符号の符号量をあまり多くすると、処理時間が長くなり
すぎる等の弊害がある。したがって、ECC回路41
は、記録するデータを構成する各クラスタに対して、そ
のデータの信頼性と処理時間との兼ね合いから最も望ま
しい訂正能力の誤り訂正符号を付加するように構成され
ていることが望ましい。
【0125】この記録再生装置によれば、以上のよう
に、記録するデータがリアルタイム性が要求されるAV
データストリームを構成するデータである場合には、記
録単位となるクラスタ毎に、そのクラスタの属性(重要
度)に応じて異なる訂正能力の誤り訂正符号が付加され
るので、このデータが再生されるときは、例えば、Iピ
クチャのように、重要度の高いデータブロックに対して
は時間をかけて誤り訂正処理が行われ、Bピクチャのよ
うに、比較的重要度の低いデータに対しては誤り訂正処
理の時間が短縮されることになる。これにより、全体と
しての処理時間が短縮されてリアルタイム性が確保され
ると共に、誤りの発生が効率よく抑制されて、データの
信頼性が向上することになる。
【0126】また、この記録再生装置によれば、以上の
ように、記録するデータがAVデータストリームを構成
するデータ以外のデータである場合には、一定の訂正能
力の誤り訂正符号が付加されるので、このデータが再生
されるときは、全てのクラスタに対して時間をかけて誤
り訂正処理が行われることにより、或いは、必要に応じ
てリトライ動作が行われることにより、誤りの発生が効
果的に抑制されて、データの信頼性が大幅に向上するこ
とになる。
【0127】次に、このデータ記録再生装置により、磁
気ディスク5に記録されたディジタルデータを再生する
際は、データ処理装置2からホストインターフェースバ
ス4を介して発行される再生コマンドがハードディスク
ドライブ3のCPU−B31に供給されることにより、
再生するデータがAVデータストリームを構成するデー
タであるかが認識される。具体的には、図6に示した再
生コマンドのCommandレジスタから、再生するデータが
AVデータストリームを構成するデータであるかが認識
される。
【0128】再生するデータがAVデータストリームを
構成するデータであると認識された場合には、上述した
データ記録再生装置1と同様に、CPU−B31が、再
生コマンドのFeaturesレジスタから、再生するクラスタ
の属性(例えば、再生するクラスタがIピクチャである
か、Pピクチャであるか、Bピクチャであるか)を識別
し、その旨の情報をハードディスクコントローラ30内
の一時記憶レジスタ34に記憶させる。
【0129】そして、ECC回路41が、上述したデー
タ記録再生装置1と同様に、クラスタの属性(重要度)
に応じて異なる訂正能力で誤り訂正処理を行う。すなわ
ち、再生するデータがAVデータストリームを構成する
データであると認識された場合には、ECC回路41に
より、再生するクラスタの属性を示す情報が記憶された
一時記憶レジスタ34が参照され、再生するクラスタの
属性が識別されて、例えば、このクラスタがGOPのI
ピクチャである場合には、このクラスタに対して訂正能
力の高い誤り訂正処理が施され、再生するクラスタがP
ピクチャである場合には、このクラスタに対して、Iピ
クチャのクラスタに対して施された誤り訂正処理と同等
或いはそれよりも低い訂正能力の誤り訂正処理が施さ
れ、再生するクラスタがBピクチャである場合には、こ
のクラスタに対して、Pピクチャのクラスタに対して施
された誤り訂正処理と同等或いはそれよりも低い訂正能
力の誤り訂正処理が施される。
【0130】一方、再生するデータがAVデータストリ
ームを構成するデータ以外のデータであると認識された
場合には、ECC回路41は、このデータを構成する各
クラスタに対して、一定の訂正能力の誤り訂正処理を施
す。この場合、データの信頼性の観点からは、ECC回
路41が、全てのクラスタに対して最大限の訂正能力で
誤り訂正処理を行うことが望ましいが、全てのクラスタ
に対して最大限の訂正能力で誤り訂正処理を行うと、処
理時間が長くなりすぎる等の弊害がある。そこで、この
データ記録再生装置は、データの信頼性を損なうことな
く処理時間を短縮させるために、通常の再生動作におい
ては、ECC回路41が最大限の訂正能力で誤り訂正処
理を行わないで、訂正後のデータ中に誤りが検出された
場合に、リトライ動作により同じデータを再び再生する
処理を行い、このリトライ動作においては、ECC回路
41が最大限の訂正能力で誤り訂正処理を行うように構
成されていることが望ましい。
【0131】この記録再生装置によれば、以上のよう
に、再生するデータがリアルタイム性が要求されるAV
データストリームを構成するデータである場合には、再
生単位となるクラスタ毎に、そのクラスタの属性(重要
度)に応じて異なる訂正能力で誤り訂正処理が行われる
ので、例えば、Iピクチャのように、重要度の高いデー
タブロックに対しては時間をかけて誤り訂正処理を行
い、Bピクチャのように、比較的重要度の低いデータに
対しては誤り訂正処理の時間を短縮することにより、全
体としての処理時間を短縮してリアルタイム性を確保さ
れると共に、誤りの発生を効率よく抑制して、データの
信頼性を向上させることができる。
【0132】また、この記録再生装置によれば、以上の
ように、再生するデータがAVデータストリームを構成
するデータ以外のデータである場合には、一定の訂正能
力で誤り訂正処理が行われるので、全てのクラスタに対
して時間をかけて誤り訂正処理を行うことにより、或い
は、必要に応じてリトライ動作を行うことにより、誤り
の発生を効果的に抑制して、データの信頼性を大幅に向
上させることができる。
【0133】
【発明の効果】本発明に係るデータ記録装置において
は、記録媒体に圧縮された画像データを記録する際に、
記録単位となるデータブロック毎にそのデータブロック
の重要度を示す情報が記憶手段により一時記憶され、こ
の記憶手段に一時記憶されたデータブロックの重要度を
示す情報に基づいて、誤り訂正符号付加手段が、データ
ブロック毎に異なる訂正能力の誤り訂正符号を付加する
ようにしているので、全体としての処理時間を短縮して
データのリアルタイム性を確保することができると共
に、再生時の誤りの発生を効率よく抑制して、データの
信頼性を向上させることができる。
【0134】また、本発明に係る他のデータ記録装置に
おいては、記録媒体にディジタルデータを記録する際
に、このディジタルデータがリアルタイム性が要求され
る圧縮された画像データであるか、或いはその他のデー
タであるかが判別手段により判別され、このディジタル
データが圧縮された画像データであると判別されたとき
は、記録単位となるデータブロック毎にそのデータブロ
ックの重要度を示す情報が記憶手段に一時記憶され、こ
の記憶手段に一時記憶されたデータブロックの重要度を
示す情報に基づいて、誤り訂正符号付加手段が、データ
ブロック毎に異なる訂正能力の誤り訂正符号を付加し、
一方、このディジタルデータが圧縮された画像データ以
外のデータであると判別されたときは、誤り訂正符号付
加手段が、このディジタルデータに一定の訂正能力の誤
り訂正符号を付加するようにしているので、リアルタイ
ム性が要求される圧縮された画像データを記録するとき
は、全体としての処理時間を短縮してデータのリアルタ
イム性を確保すると共に、再生時の誤りの発生を効率よ
く抑制して、データの信頼性を向上させ、圧縮された画
像データ以外のデータを記録するときは、再生時の誤り
の発生を効果的に抑制して、データの信頼性を大幅に向
上させることができる。
【0135】また、本発明に係るデータ記録方法は、記
録媒体に圧縮された画像データを記録する際に、記録単
位となるデータブロック毎にそのデータブロックの重要
度を示す情報を一時記憶し、この一時記憶されたデータ
ブロックの重要度を示す情報に基づいて、データブロッ
ク毎に異なる訂正能力の誤り訂正符号を付加するように
しているので、全体としての処理時間を短縮してデータ
のリアルタイム性を確保することができると共に、再生
時の誤りの発生を効率よく抑制して、データの信頼性を
向上させることができる。
【0136】また、本発明に係る他のデータ記録方法
は、記録媒体にディジタルデータを記録する際に、この
ディジタルデータがリアルタイム性が要求される圧縮さ
れた画像データであるか、或いはその他のデータである
かを判別し、このディジタルデータが圧縮された画像デ
ータであると判別されたときは、記録単位となるデータ
ブロック毎にそのデータブロックの重要度を示す情報を
一時記憶し、この一時記憶されたデータブロックの重要
度を示す情報に基づいて、データブロック毎に異なる訂
正能力の誤り訂正符号を付加し、一方、このディジタル
データが圧縮された画像データ以外のデータであると判
別されたときは、このディジタルデータに一定の訂正能
力の誤り訂正符号を付加するようにしているので、リア
ルタイム性が要求される圧縮された画像データを記録す
るときは、全体としての処理時間を短縮してデータのリ
アルタイム性を確保すると共に、再生時の誤りの発生を
効率よく抑制して、データの信頼性を向上させ、圧縮さ
れた画像データ以外のデータを記録するときは、再生時
の誤りの発生を効果的に抑制して、データの信頼性を大
幅に向上させることができる。
【0137】また、本発明に係るデータ再生装置におい
ては、記録媒体から圧縮された画像データを記録する際
に、再生単位となるデータブロック毎にそのデータブロ
ックの重要度を示す情報が記憶手段により一時記憶さ
れ、この記憶手段に一時記憶されたデータブロックの重
要度を示す情報に基づいて、誤り訂正手段が、データブ
ロック毎に異なる訂正能力で誤り訂正を行うようにして
いるので、全体としての処理時間を短縮してデータのリ
アルタイム性を確保することができると共に、誤りの発
生を効率よく抑制して、データの信頼性を向上させるこ
とができる。
【0138】また、本発明に係る他のデータ再生装置に
おいては、記録媒体からディジタルデータを再生する際
に、このディジタルデータがリアルタイム性が要求され
る圧縮された画像データであるか、或いはその他のデー
タであるかが判別手段により判別され、このディジタル
データが圧縮された画像データであると判別されたとき
は、再生単位となるデータブロック毎にそのデータブロ
ックの重要度を示す情報が記憶手段に一時記憶され、こ
の記憶手段に一時記憶されたデータブロックの重要度を
示す情報に基づいて、誤り訂正手段が、データブロック
毎に異なる訂正能力で誤り訂正を行い、一方、このディ
ジタルデータが圧縮された画像データ以外のデータであ
ると判別されたときは、誤り訂正手段が、このディジタ
ルデータに対して一定の訂正能力で誤り訂正を行うよう
にしているので、リアルタイム性が要求される圧縮され
た画像データを再生するときは、全体としての処理時間
を短縮してデータのリアルタイム性を確保すると共に、
誤りの発生を効率よく抑制して、データの信頼性を向上
させ、圧縮された画像データ以外のデータを再生すると
きは、誤りの発生を効果的に抑制して、データの信頼性
を大幅に向上させることができる。
【0139】また、本発明に係るデータ再生方法は、記
録媒体から圧縮された画像データを再生する際に、再生
単位となるデータブロック毎にそのデータブロックの重
要度を示す情報を一時記憶し、この一時記憶されたデー
タブロックの重要度を示す情報に基づいて、データブロ
ック毎に異なる訂正能力で誤り訂正を行うようにしてい
るので、全体としての処理時間を短縮してデータのリア
ルタイム性を確保することができると共に、誤りの発生
を効率よく抑制して、データの信頼性を向上させること
ができる。
【0140】また、本発明に係る他のデータ再生方法
は、記録媒体からディジタルデータを再生する際に、こ
のディジタルデータがリアルタイム性が要求される圧縮
された画像データであるか、或いはその他のデータであ
るかを判別し、このディジタルデータが圧縮された画像
データであると判別されたときは、再生単位となるデー
タブロック毎にそのデータブロックの重要度を示す情報
を一時記憶し、この一時記憶されたデータブロックの重
要度を示す情報に基づいて、データブロック毎に異なる
訂正能力で誤り訂正を行い、一方、このディジタルデー
タが圧縮された画像データ以外のデータであると判別さ
れたときは、このディジタルデータに対して一定の訂正
能力で誤り訂正を行うようにしているので、リアルタイ
ム性が要求される圧縮された画像データを再生するとき
は、全体としての処理時間を短縮してデータのリアルタ
イム性を確保すると共に、発生を効率よく抑制して、デ
ータの信頼性を向上させ、圧縮された画像データ以外の
データを再生するときは、誤りの発生を効果的に抑制し
て、データの信頼性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ記録再生装置の一構成
例を示す図であり、データ処理装置の内部を詳細に示す
ブロック図である。
【図2】上記データ処理装置のファームウエア構成を示
す図である。
【図3】上記データ記録再生装置において記録及び再生
の単位とされるクラスタとGOPとの関係を示す図であ
る。
【図4】上記データ記録再生装置が備えるハードディス
クドライブで処理されるデータの誤り訂正符号を含めた
セクターフォーマットを示す図である。
【図5】上記データ記録再生装置において用いられる記
録コマンドの一例を示す図である。
【図6】上記データ記録再生装置において用いられる再
生コマンドの一例を示す図である。
【図7】本発明を適用したデータ記録再生装置の一構成
例を示す図であり、ハードディスクドライブの内部を詳
細に示すブロック図である。
【図8】1GOPを構成する各クラスタに対して行う誤
り訂正処理と、全体の誤り訂正処理に要する時間との関
係を示す図である。
【図9】本発明を適用したデータ記録再生装置により1
GOPを構成する各クラスタに対して行う誤り訂正処理
と、全体の誤り訂正処理に要する時間との関係を示す図
である。
【図10】従来のハードディスクドライブの一構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ記録再生装置、2 データ処理装置、3 ハ
ードディスクドライブ、5 磁気ディスク、6 CPU
−A、30 ハードディスクコントローラ、31 CP
U−B、32 ホストインターフェース、34 一時記
憶レジスタ、36 バッファメモリ、38 磁気ヘッ
ド、41 ECC回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/16 320 G06F 12/16 320E H04N 5/78 H04N 5/78 Z 7/24 7/13 A Fターム(参考) 5B001 AA03 AA11 AB02 AC05 AD04 AE02 5B018 GA02 HA14 MA11 RA11 5C059 KK00 PP05 PP06 PP07 RF05 SS12 UA38

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して圧縮された画像データ
    を記録するデータ記録装置において、 記録単位となるデータブロック毎に、そのデータブロッ
    クの重要度を示す情報を一時記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された情報に基づいて、記録単位と
    なるデータブロック毎に、そのデータブロックの重要度
    に応じて異なる訂正能力の誤り訂正符号を付加する誤り
    訂正符号付加手段とを備えることを特徴とするデータ記
    録装置。
  2. 【請求項2】 上記誤り訂正符号付加手段は、記録単位
    となるデータブロック毎に、そのデータの重要度に応じ
    て異なる符号量の誤り訂正符号を付加することを特徴と
    する請求項1記載のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 上記画像データはMPEG符号化方式で
    圧縮された動画データであり、 上記記憶手段は、上記動画を構成する各フレーム毎に、
    そのフレームがIピクチャであるか、Pピクチャである
    か、Bピクチャであるかを示す情報を一時記憶し、 上記誤り訂正手段は、上記記憶手段に記憶された情報に
    基づいて、上記動画を構成する各フレーム毎に、そのフ
    レームがIピクチャであるか、Pピクチャであるか、B
    ピクチャであるかに応じて異なる訂正能力の誤り訂正符
    号を付加することを特徴とする請求項1記載のデータ記
    録装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体として磁気ディスクが用い
    られ、上記誤り訂正符号付加手段により記録単位となる
    データブロックの重要度に応じて異なる訂正能力の誤り
    訂正符号が付加された画像データを、磁気ヘッドによ
    り、上記磁気ディスクに書き込むデータ書き込み手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載のデータ記録装
    置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に対してディジタルデータを記
    録するデータ記録装置において、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データである
    か、その他のデータであるかを判別する判別手段と、 上記判別手段により上記ディジタルデータが圧縮された
    画像データであると判別されたときに、記録単位となる
    データブロック毎に、そのデータブロックの重要度を示
    す情報を一時記憶する記憶手段と、 上記ディジタルデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂
    正符号付加手段とを備え、 上記誤り訂正符号付加手段は、上記判別手段により上記
    ディジタルデータが圧縮された画像データであると判別
    された場合には、上記記憶手段に記憶された情報に基づ
    いて、記録単位となるデータブロック毎に、そのデータ
    ブロックの重要度に応じて異なる訂正能力の誤り訂正符
    号を付加し、上記判別手段により上記ディジタルデータ
    がその他のデータであると判別された場合には、一定の
    訂正能力の誤り訂正符号を付加することを特徴とするデ
    ータ記録装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体に対して圧縮された画像データ
    を記録するに際し、 記録単位となるデータブロック毎に、そのデータブロッ
    クの重要度を示す情報を一時記憶し、この一時記憶され
    た情報を基に、記録単位となるデータブロック毎に、そ
    のデータブロックの重要度に応じて異なる訂正能力の誤
    り訂正符号を付加することを特徴とするデータ記録方
    法。
  7. 【請求項7】 上記一時記憶された情報を基に、記録単
    位となるデータブロック毎に、そのデータの重要度に応
    じて異なる符号量の誤り訂正符号を付加することを特徴
    とする請求項6記載のデータ記録方法。
  8. 【請求項8】 上記画像データはMPEG符号化方式で
    圧縮された動画データであり、 上記動画を構成する各フレーム毎に、そのフレームがI
    ピクチャであるか、Pピクチャであるか、Bピクチャで
    あるかを示す情報を一時記憶し、この一時記憶された情
    報を基に、上記動画を構成する各フレーム毎に、そのフ
    レームがIピクチャであるか、Pピクチャであるか、B
    ピクチャであるかに応じて異なる訂正能力の誤り訂正符
    号を付加することを特徴とする請求項6記載のデータ記
    録方法。
  9. 【請求項9】 上記記録媒体として磁気ディスクを用
    い、上記記録単位となるデータブロックの重要度に応じ
    て異なる訂正能力の誤り訂正符号が付加された画像デー
    タを、磁気ヘッドにより、上記磁気ディスクに書き込む
    ことを特徴とする請求項6記載のデータ記録方法。
  10. 【請求項10】 記録媒体に対してディジタルデータを
    記録するに際し、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データである
    か、その他のデータであるかを判別し、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データであると
    判別された場合には、記録単位となるデータブロック毎
    に、そのデータブロックの重要度を示す情報を一時記憶
    して、この一時記憶された情報を基に、記録単位となる
    データブロック毎に、そのデータブロックの重要度に応
    じて異なる訂正能力の誤り訂正符号を付加し、 上記ディジタルデータがその他のデータであると判別さ
    れた場合には、一定の訂正能力の誤り訂正符号を付加す
    ることを特徴とするデータ記録方法。
  11. 【請求項11】 記録媒体から圧縮された画像データを
    再生するデータ再生装置において、 再生単位となるデータブロック毎に、そのデータブロッ
    クの重要度を示す情報を一時記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された情報に基づいて、再生単位と
    なるデータブロック毎に、そのデータブロックの重要度
    に応じて異なる訂正能力で誤り訂正を行う誤り訂正手段
    とを備えることを特徴とするデータ再生装置。
  12. 【請求項12】 上記誤り訂正手段は、再生単位となる
    データブロック毎に、そのデータの重要度に応じて異な
    る符号量の誤り訂正符号を復号することを特徴とする請
    求項11記載のデータ再生装置。
  13. 【請求項13】 上記画像データはMPEG符号化方式
    で圧縮された動画データであり、 上記記憶手段は、上記動画を構成する各フレーム毎に、
    そのフレームがIピクチャであるか、Pピクチャである
    か、Bピクチャであるかを示す情報を一時記憶し、 上記誤り訂正手段は、上記記憶手段に記憶された情報に
    基づいて、上記動画を構成する各フレーム毎に、そのフ
    レームがIピクチャであるか、Pピクチャであるか、B
    ピクチャであるかに応じて異なる訂正能力で誤り訂正を
    行うことを特徴とする請求項11記載のデータ再生装
    置。
  14. 【請求項14】 上記記録媒体として磁気ディスクが用
    いられ、この磁気ディスクに書き込まれた画像データを
    磁気ヘッドにより上記磁気ディスクから読み出すデータ
    読み出し手段を備えることを特徴とする請求項11記載
    のデータ再生装置。
  15. 【請求項15】 記録媒体からディジタルデータを再生
    するデータ再生装置において、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データである
    か、その他のデータであるかを判別する判別手段と、 上記判別手段により上記ディジタルデータが圧縮された
    画像データであると判別されたときに、再生単位となる
    データブロック毎に、そのデータブロックの重要度を示
    す情報を一時記憶する記憶手段と、 上記ディジタルデータに対して誤り訂正を行う誤り訂正
    手段とを備え、 上記誤り訂正手段は、上記判別手段により上記ディジタ
    ルデータが圧縮された画像データであると判別された場
    合には、上記記憶手段に記憶された情報に基づいて、再
    生単位となるデータブロック毎に、そのデータブロック
    の重要度に応じて異なる訂正能力で誤り訂正を行い、上
    記判別手段により上記ディジタルデータがその他のデー
    タであると判別された場合には、一定の訂正能力で誤り
    訂正を行うことを特徴とするデータ再生装置。
  16. 【請求項16】 記録媒体から圧縮された画像データを
    再生するに際し、 再生単位となるデータブロック毎に、そのデータブロッ
    クの重要度を示す情報を一時記憶し、この一時記憶され
    た情報を基に、再生単位となるデータブロック毎に、そ
    のデータブロックの重要度に応じて異なる訂正能力で誤
    り訂正を行うことを特徴とするデータ再生方法。
  17. 【請求項17】 上記一時記憶された情報を基に、再生
    単位となるデータブロック毎に、そのデータの重要度に
    応じて異なる符号量の誤り訂正符号を復号することを特
    徴とする請求項16記載のデータ再生方法。
  18. 【請求項18】 上記画像データはMPEG符号化方式
    で圧縮された動画データであり、 上記動画を構成する各フレーム毎に、そのフレームがI
    ピクチャであるか、Pピクチャであるか、Bピクチャで
    あるかを示す情報を一時記憶し、この一時記憶された情
    報を基に、上記動画を構成する各フレーム毎に、そのフ
    レームがIピクチャであるか、Pピクチャであるか、B
    ピクチャであるかに応じて異なる訂正能力で誤り訂正を
    行うことを特徴とする請求項16記載のデータ再生方
    法。
  19. 【請求項19】 上記記録媒体として磁気ディスクを用
    い、この磁気ディスクに書き込まれた画像データを磁気
    ヘッドにより上記磁気ディスクから読み出すことを特徴
    とする請求項16記載のデータ再生方法。
  20. 【請求項20】 記録媒体からディジタルデータを再生
    するに際し、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データである
    か、その他のデータであるかを判別し、 上記ディジタルデータが圧縮された画像データであると
    判別された場合には、再生単位となるデータブロック毎
    に、そのデータブロックの重要度を示す情報を一時記憶
    して、この一時記憶された情報を基に、再生単位となる
    データブロック毎に、そのデータブロックの重要度に応
    じて異なる訂正能力で誤り訂正を行い、上記ディジタル
    データがその他のデータであると判別された場合には、
    一定の訂正能力で誤り訂正を行うことを特徴とするデー
    タ再生方法。
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