JP2000277286A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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Abstract
で放電灯を点灯させる電力変換装置に、入力電流歪・高
調波の抑制機能を持たせて力率改善回路を不要とし、安
価で信頼性の高い放電灯点灯装置を実現する。 【解決手段】平滑コンデンサC0によって複数のキャパ
シタC1〜C5に所定の電圧となるよう充放電する電圧
調整手段を具備し、入力電流高調波を抑制しつつ入力電
流を引き込むように入力電圧に応じて複数のキャパシタ
C1〜C5を択一的に入力側に接続する第1のスイッチ
ング手段Si1と、放電灯を安定に点灯させるように複
数のキャパシタC1〜C5を択一的に出力側に接続する
第2のスイッチング手段Si2とを具備し、交流電源V
sから入力電流Isを引き込む動作により入力高調波抑
制手段の機能を兼用させる。
Description
いて放電灯を安定に点灯させる放電灯点灯装置に関する
ものである。
安定に点灯する技術として、ランプの特性電圧よりも高
い電圧と、ランプの特性電圧よりも低い電圧を交互に高
速に切り替えて、ランプ電流を設定範囲に制御しようと
する技術が存在する。ランプの特性電圧よりも高い電圧
を供給するとランプ電流は増大し、ランプの特性電圧よ
りも低い電圧を供給するとランプ電流は減少するので、
切替えを適切に制御することにより、ランプ電流を制御
することができる。以下、その原理について説明する。
はバラスト(限流要素)が必要である。その理由はラン
プの電気特性が負特性である(つまり負性抵抗を有す
る)からである。ランプの電流Eと電流密度Jとの関係
は一般に以下の式で示される。 J=σE ここで、σは導電率と呼ばれ、固体の場合には定数とみ
なしてよいものである。しかし、気体放電の場合には導
電率は以下の式に示されるように電子密度の関数にな
る。 σ=enμ ただし、eは単位電荷、nは電子密度、μは移動度であ
る。移動度μは電子温度と圧力の関数であるが一定とみ
なしてよい。このことから、電流密度(つまり放電電
流)はランプ内部の電子密度と電界の2つによって決定
されることが分かる。基本的にはランプ電流(電流密
度)が決まると、結果として電子密度と電界が決まる、
という考え方が最も分かりやすく、しかも現実にそうな
っている。一般に電流を増やすと電子密度が増加し、電
界はさほど変化しない(実際には多少変化するが、電子
密度ほど顕著でない)。
ると、電子密度が増加してしまい、結果として電流が増
加してしまう。その結果、過電流が流れ、諸々のトラブ
ルが生じる。増加する時定数の方が減少する時定数より
も大きいために電子密度は増加する。これを避けるため
には、印加する電界を変化させて電子に与えるエネルギ
ーを変化させなければならない。安定点灯状態から高い
電圧源に接続すると、電流は増加し始めるので電圧を低
下させる。これはランプ特性電圧(維持電圧)以下まで
低下させる必要がある。すると、電流は減少し始めるの
で、次に電圧を上昇させる。これはランプ特性電圧(維
持電圧)以上まで上昇させる必要がある。すると、電流
は再び増加し始める。そこで、再び電圧を低下させる。
これはランプ特性電圧(維持電圧)以下まで低下させる
必要がある。以下、これらの動作を繰り返す。
の上下に変化させれば、ランプを安定に点灯できる。実
際に電流が増加する時間と減少する時間は、減少が0.
数msecから数msecのオーダー、増加が数μse
cから数十μsec程度と考えられる。このことから、
ランプの特性電圧よりも高い電圧とランプの特性電圧よ
りも低い電圧とを高速に切り替えてランプ電流を設定範
囲に制御すれば、ランプの限流要素を小さくし、或いは
削除する形でランプを安定に点灯できることが分かる。
また、印加する電圧波形を正弦波状にして、その実効値
を上記のようにランプの特性電圧よりも高い電圧とラン
プの特性電圧よりも低い電圧とに交互に高速に切り替え
ることによっても安定点灯動作は可能であり、この場合
は、正弦波による点灯動作であるので、ランプからのノ
イズ成分も減少できるという利点がある。
スイッチドキャパシタを利用して直流電源から滑らかな
交流出力を得る電力変換回路として図13に示すような
回路(特開平8−116679号)がある。本従来例で
は、スイッチ素子Si1とキャパシタCi(i=1〜
5)の直列回路を並列に接続し、直流電源Eにスイッチ
素子SsとインダクタL1を介して、この並列回路を接
続し、スイッチ素子SsとインダクタL1の接続点とグ
ランドの間にダイオードDsを接続してキャパシタC1
〜C5の充電部を構成している。さらにスイッチ素子S
i2とキャパシタCi(i=1〜5)との直列回路を並
列に接続し、インダクタL2を介して負荷Zと負荷用キ
ャパシタCzの並列回路4に接続して電力変換部を構成
している。また、負荷Zにはスイッチ素子Sz1〜Sz
4よりなる極性反転回路が付加されており、負荷Zの電
圧Vzの極性を切り替え可能としている。各スイッチ素
子の制御回路は図示しないが、以下に述べる制御を行う
回路が付加されている。
電源EからインダクタL1を介してキャパシタC1〜C
5にV10<V20<V30<V40<V50の電圧関
係で異なる電圧を充電し、キャパシタC1〜C5をイン
ダクタL2を介して1つずつ順番に負荷Zと負荷用キャ
パシタCzの並列回路4に接続することにより負荷電圧
Vzを滑らかに昇降させ、また、スイッチ素子Sz1〜
Sz4により極性を反転させて、負荷Zに交流電圧を供
給する。微小インダクタL1,L2は、これらを介して
共振的に電力を伝達することにより電力伝達効率を向上
するために設けられている。
交流出力を得る例を示したが、このうち使用するキャパ
シタの数を減らすことで、供給する正弦波の振幅を変化
させることができ、先に説明したランプの特性電圧を超
える電圧と下回る電圧を供給でき、バラストの小型化を
達成できるものである。また、入力電源が交流の場合、
同様のスイッチドキャパシタ関連の技術を用いて、入力
電流波形を略正弦波状にする回路方式を従来例2として
示す。
に、各スイッチング素子の制御による回路動作図を図1
6に、動作波形図を図17に、各素子の電流電圧波形を
図18に示す。従来例2の主回路の基本構成は、交流電
源ACに全波整流器DBを接続し、その出力にスイッチ
ング素子Sw1とキャパシタC1、及び平滑コンデンサ
C2と負荷Zの並列回路を直列に接続し、キャパシタC
1と並列にキャパシタC1の電圧を調整する制御手段を
接続する。その制御手段として、インダクタL1とスイ
ッチング素子Sw2,Sw3、ダイオードD1,D2か
らなる回路を用いている。回路構成としては、キャパシ
タC1に並列にスイッチング素子Sw2とインダクタL
1、ダイオードD1を接続し、インダクタL1とダイオ
ードD1の接続点とグランドの間にスイッチング素子S
w3を接続する。また、インダクタL1の残留エネルギ
ーを負荷回路に送るために、スイッチング素子Sw2と
インダクタL1の接続点とグランド間にダイオードD2
を接続している。
る。まず、交流電源ACから入力される電圧Vinは全
波整流器DBにより整流されて、脈流電圧V1を出力と
して得る。スイッチング素子Sw1が制御回路からの制
御信号でオンすると、キャパシタC1と平滑コンデンサ
C2の和の電圧がV1まで充電される(図16(a)の
状態1)。
後について述べる。脈流電圧V1が出力電圧Voutよ
りも高い脈流山部では、スイッチング素子Sw2のみを
オンさせる。すると、キャパシタC1とインダクタL1
が直列に接続され、キャパシタC1のエネルギーの一部
がインダクタL1に移動し、磁気エネルギーとなってイ
ンダクタL1に蓄積される(図16(b)の状態2−
A)。また、脈流電圧V1が出力電圧Voutよりも低
い脈流谷部では、スイッチング素子Sw2とSw3をオ
ンさせる。すると、キャパシタC1と平滑コンデンサC
2、インダクタL1が直列に接続され、平滑コンデンサ
C2のエネルギーの一部がキャパシタC1を充電しなが
らインダクタL1に移動し、磁気エネルギーとなってイ
ンダクタL1に蓄積される(図16(b)の状態2―
B)。インダクタL1に流れる電流は共振的な波形とな
るが、今の場合、キャパシタC1(及び平滑コンデンサ
C2)とインダクタL1で決まる共振の周期に対して微
小区間での動作を示しているので、電流の変化はほぼ直
線的に描かれている。上記のような過程によってインダ
クタL1に一時蓄積されたエネルギーは、スイッチング
素子Sw2(及びSw3)をオフした瞬間にダイオード
D2がオンし、ダイオードD1を介して負荷回路に全て
送られる(図16(c)の状態3)。
た余分なエネルギーをインダクタL1によって負荷回路
に送り、効率良くキャパシタC1の電圧調整を行うもの
である。回路状態1と状態3は同時に行われてもよい。
この繰り返しで平滑コンデンサC2の電圧は徐々に増加
していく。また、キャパシタC1は、およそ脈流電圧V
1と出力電圧Voutの差の電圧を記億させることによ
り、スイッチング素子Sw1のオン時には、入力電圧と
キャパシタC1を直列に接続し、負荷回路に一定電圧を
供給する。さらに、スイッチング素子Sw1のオン直前
のキャパシタC1と平滑コンデンサC2の電圧の和V2
の波形が全波整流出力V1の波形と相似形になるように
スイッチング素子Sw2(及びSw3)のオン時間を制
御することで入力電流波形の包絡線を入力電圧波形と相
似にし、入力高調波歪を抑制する。また、この相似比を
スイッチング素子Sw2(及びSw3)のオン時間の調
整によって変えることにより入力電流のピーク値が変化
し、出力電圧は上下する。このことにより、この回路は
出力電圧の調整が可能である。
接続し、その出力にスイッチング素子Sw1とキャパシ
タC1、及び平滑コンデンサC2と負荷Zの並列回路を
直列に接続し、キャパシタC1と並列に、インダクタL
1とスイッチング素子Sw2,Sw3、ダイオードD
1,D2からなる回路によってキャパシタC1の電圧を
調整する制御手段を接続し、この制御手段によってキャ
パシタC1の電圧を制御することにより、入力高調波歪
の抑制及び入力電流値の調整、出力電圧の調整を行うこ
とができ、また、動作周波数を高くとることによって各
キャパシタやインダクタ、スイッチング素子を小さくす
ることができるので、任意の一定電圧を発生できる小型
の電源装置を提供できるものである。
として、従来例2の出力電圧Voutを用いれば、入力
電流歪・高調波の抑制機能を持つ電力変換装置を実現で
きると考えられる。しかしながら、その場合、PFC部
(従来例2)と電力変換部(従来例1)のそれぞれにス
イッチドキャパシタを用いるので、直列的に回路が接続
されることになり、回路構成部品が多くなったり、効率
が低下するという課題があった。本発明はこのような点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、小さな限流素子を用いて放電灯を安定に点灯させる
電力変換装置に、入力電流歪・高調波の抑制機能を持た
せることにより、特別な力率改善回路が不要で、安価で
信頼性の高い放電灯点灯装置を提供することにある。
課題を解決するために、図1に示すように、交流電源V
sを全波整流する全波整流器DBと、全波整流器DBの
出力端に入力電流高調波抑制手段を備え、前記入力電流
高調波抑制手段は第1のエネルギー蓄積手段C0を具備
し、前記入力電流高調波抑制手段の出力端に直流電圧を
略正弦波のステップ電圧に変換する電力変換手段を具備
し、前記電力変換手段の出力端にステップ電圧を滑らか
にするフィルタリング手段2を介して放電灯負荷3を接
続し、前記電力変換手段は放電灯3が安定点灯するよう
にランプ特性電圧の上下の電圧を放電灯に印加する出力
制御手段を備えた放電灯点灯装置において、前記電力変
換手段は出力部に極性反転手段1を備え、前記第1のエ
ネルギー蓄積手段C0によって複数のエネルギー蓄積手
段C1〜C5に所定の電圧となるよう充放電する電圧調
整手段を具備し、入力電流高調波を抑制しつつ入力電流
を引き込むように入力電圧に応じて前記複数のエネルギ
ー蓄積手段C1〜C5を択一的に入力側に接続する第1
のスイッチング手段Si1(i=1〜5)と、前記複数
のエネルギー蓄積手段C1〜C5を択一的に出力側に接
続する第2のスイッチング手段Si2(i=1〜5)と
を具備し、前記電力変換手段により交流電源Vsから入
力電流Isを引き込む動作により前記入力高調波抑制手
段の機能を兼用させたことを特徴とするものである。
回路図を図1に示す。本実施例の回路構成は、交流電源
Vsに全波整流器DBを接続し、その整流出力端にスイ
ッチング素子S01を介して従来例(図13)の電力変
換回路を接続し、スイッチング素子S01と電力変換回
路の接続点と整流器DBの出力端(負極側)との間にス
イッチング素子S02を介して平滑コンデンサC0を接
続し、また、従来例の電力変換回路のキャパシタC1を
キャパシタC1とスイッチング素子S13の直列回路に
置き換え、キャパシタC1とスイッチング素子S13の
接続点とスイッチング素子S41とキャパシタC4の接
続点の間にスイッチング素子S14を接続し、また、従
来例の電力変換回路のキャパシタC2をキャパシタC2
とスイッチング素子S23の直列回路に置き換え、キャ
パシタC2とスイッチング素子S23の接続点とスイッ
チング素子S31とキャパシタC3の接続点の間にスイ
ッチング素子S24を接続したものである。
C3,C4,C5の電圧関係はVc1<Vc2<Vc3
<Vc4<Vc5であり、Vc1+Vc4、Vc2+V
c3、Vc5、Vc0は近い電圧値となるように制御さ
れる。電力変換回路の出力部は極性反転回路1と、ステ
ップ状の交流電圧を滑らかにするフィルタ回路2を介し
て負荷としての放電灯3に接続されている。
交流出力を得るための電力変換回路の動作、すなわち、
出力側のスイッチング素子Si2(i=1〜5)の動作
については、入力交流電源Vsの瞬時値に関わらず、基
本的に従来例(図14のS12,S22,S32,S4
2,S52)と同じである。その他のスイッチング素子
は入力交流電源Vsの瞬時値によってその動作が変わる
ので、その点を中心に説明する。
オンする直前のインダクタL1とダイオードD1の接続
点の電圧Vaを、コンデンサC1〜C5の電圧Vc1〜
Vc5を組み合わせることによって、図2に示すよう
に、入力交流電源Vsと相似の電圧k・Vs(0<k<
1)に近いステップ電圧とするものである。このように
制御することによって、交流電源Vsと相似の入力電流
Isを引き込み、入力電流高調波を抑制することができ
る。入力電流の引き込みは図3の灰色部分で示すよう
に、電力変換回路の出力Vbがk・Vs以下でかつ一番
近い電圧となる期間でスイッチング素子S01をオンし
て行う。
〜の区間を使って述べる。区間およびでは、図4
に示すようにVbが0Vとなる期間にスイッチング素子
S01をオンし、入力電流を引き込む。この区間では入
力されるエネルギーが小さいので、キャパシタC1〜C
5の蓄積エネルギーを補う必要が有る。そのため、スイ
ッチング素子S01のオフ時には、スイッチング素子S
02とS51をオンするほか、スイッチング素子S12
のオフ時には、スイッチング素子S11とS14をオ
ン、スイッチング素子S13をオフし、スイッチング素
子S22のオフ時には、スイッチング素子S21とS2
4をオン、スイッチング素子S23をオフすることで、
図6(a)に示すように、平滑コンデンサC0からキャ
パシタC5、キャパシタC1とC4の直列回路、キャパ
シタC2とC3の直列回路への充電を行ってエネルギー
を補う。同様に、図2の区間とではスイッチング素
子S22がオンする期間、区間とではスイッチング
素子S32がオンする期間にスイッチング素子S01が
オンして入力電流を引き込む。
を図5に示す。この区間と区間も入力電流引き込みの
タイミングが変わるだけで、後の動作はほぼ同じである
が、この付近では入力されるエネルギーが大きくなり、
キャパシタC1〜C5に過剰にエネルギーが供給される
ことになる。そのため、図6(b)に示すように、キャ
パシタC5、キャパシタC1とC4の直列回路、キャパ
シタC2とC3の直列回路から平滑コンデンサC0へ充
電する。これによって平滑コンデンサC0に脈流谷部で
必要なエネルギーを脈流山部で充電することができる。
コンデンサC0から各キャパシタC1〜C5に接続する
スイッチング素子の動作で生じる電圧差を一時的に分担
するものであり、ダイオードD1やスイッチング動作に
よってインダクタL1のエネルギーを回生することによ
り、損失を低減するものである。以上のように本実施例
では、小さな限流要素を用いてランプを安定に点灯させ
る電力変換回路に入力電流歪・高調波の抑制機能を持た
せることで、特別なPFC回路が不要となり、安価で信
頼性の高い放電灯点灯装置を提供することができる。
図7に示す。本実施例は、交流電源Vsに全波整流器D
Bを接続し、その整流出力端にスイッチング素子S02
とS01の直列回路を接続すると共に、インダクタL1
とスイッチング素子S03を介して、インダクタL2と
平滑コンデンサC0の直列回路を接続している。従来例
の電力変換回路(図13)はスイッチング素子S02と
並列に接続されており、そのスイッチング素子Si1と
キャパシタCi(i=1〜5)の接続点と、スイッチン
グ素子S03とインダクタL2の接続点の間にスイッチ
ング素子Si3(i=1〜5)を接続したものである。
各キャパシタC1,C2,C3,C4,C5の電圧関係
はVc1<Vc2<Vc3<Vc4<Vc5とする。
流電圧出力の動作は基本的に実施例1と同様である。実
施例1と大きく違う点は、スイッチング素子S01がオ
フ、スイッチング素子S02がオンの時に、|Vs|+
Vci≧Vc0となるようなキャパシタCiを、スイッ
チング素子Si3をオンすることで電源と直列に接続
し、図8に示すように、入力電流をより長い期間引き込
みながら平滑コンデンサC0を充電するものである。イ
ンダクタL2はこの動作における電源Vsとキャパシタ
Ciの電圧和(|Vs|+Vci)と平滑コンデンサC
0の電圧Vc0との差分、およびスイッチング素子S0
3をオンして各キャパシタCiへエネルギーを補充する
ときの電圧差を一時的に分担するものである。本実施例
も同様に、小さな限流要素を用いてランプを安定に点灯
させる電力変換回路に入力電流歪・高調波の抑制機能を
持たせることで、特別なPFC回路が不要となり、安価
で信頼性の高い放電灯点灯装置を提供することができ
る。
図9に示す。本実施例は平滑コンデンサC0の電圧Vc
0をキャパシタC1〜C4の電圧Vc1〜Vc4のどれ
かに近い電圧とした場合の回路構成を示すものであり、
図9はVc0≒Vc3のときの例を示す。回路構成は、
交流電源Vsに全波整流器DBを接続し、その整流出力
端にスイッチング素子S01を介してインダクタL2と
平滑コンデンサC0とスイッチング素子S02の直列回
路を接続し、この直列回路に並列に、従来例の電力変換
回路(図13)を接続し、従来例の電力変換回路のスイ
ッチング素子S11とキャパシタC1の接続点と、平滑
コンデンサC0とスイッチング素子S02の接続点の間
に、スイッチング素子S13を接続し、また、スイッチ
ング素子S21とキャパシタC2の接続点と、平滑コン
デンサC0とスイッチング素子S02の接続点の間に、
スイッチング素子S23を接続し、スイッチング素子S
41とキャパシタC4の接続点と、インダクタL2とL
1の接続点の間にスイッチング素子S43を接続し、ま
た、スイッチング素子S51とキャパシタC5の接続点
と、インダクタL2とL1の接続点の間にスイッチング
素子S53を接続したものである。各キャパシタC1,
C2,C3,C4,C5の電圧関係はVc1<Vc2<
Vc3<Vc4<Vc5とする。
流電圧出力の動作は基本的に実施例1と同様に行う。実
施例1と大きく違う点を述べる。入力電圧の脈流谷部、
例えば図2の区間,の場合、交流電源Vsからキャ
パシタC1に充電した後、図10(a)のように、スイ
ッチング素子S01をオフ、スイッチング素子S02を
オフ、スイッチング素子S13をオンとして、平滑コン
デンサC0とキャパシタC1を直列接続し、スイッチン
グ素子S43をオンして平滑コンデンサC0からキャパ
シタC4(もしくはスイッチング素子S53をオンして
キャパシタC5)を充電する。区間,ではキャパシ
タC2を平滑コンデンサC0と直列接続して同様に充電
を行う。次に入力電圧の脈流山部、例えば図2の区間
,の場合、交流電源VsからキャパシタC4に充電
した後、図10(b)のように、スイッチング素子S0
1をオフ、スイッチング素子S02をオフ、スイッチン
グ素子S43をオンとして平滑コンデンサC0とキャパ
シタC4を直列接続し、スイッチング素子S13をオン
してキャパシタC4から平滑コンデンサC0とキャパシ
タC1(もしくはスイッチング素子S02をオンしてお
いて平滑コンデンサC0)を充電する。区間ではキャ
パシタC5を平滑コンデンサC0と直列接続して同様に
充電を行う。このように、脈流谷部では平滑コンデンサ
C0の蓄積エネルギーをキャパシタC4,C5に補充
し、脈流山部ではキャパシタC1,C2にエネルギーを
補充しつつ、平滑コンデンサC0にエネルギーを蓄積す
る。また、キャパシタC3へのエネルギー補充は脈流谷
部、山部を問わず、スイッチング素子S02、S31の
オンによって行える。本実施例も同様に、小さな限流要
素を用いてランプを安定に点灯させる電力変換回路に入
力電流歪・高調波の抑制機能を持たせることで、特別な
PFC回路が不要となり、安価で信頼性の高い放電灯点
灯装置を提供することができる。
図11に示す。本実施例は、実施例1のスイッチング素
子S02と平滑コンデンサC0の直列回路を電力変換回
路の一部と共用したものであり、具体的には電力変換回
路のキャパシタC5をインダクタL2と平滑コンデンサ
C0の直列回路とし、この直列回路に逆並列にダイオー
ドD2を接続し、インダクタL2と平滑コンデンサC0
の接続点にスイッチング素子S52の一端を接続したも
のである。本実施例の回路動作は実施例1とほぼ同様で
あり、実施例1のスイッチング素子S02の動作をスイ
ッチング素子S51と共用したものとなっている。その
ため、キャパシタC5へのエネルギー補充動作が不要と
なり、この動作による損失が減少するので、効率的に有
利である。以上のように、本実施例では、電力変換回路
のキャパシタの一つを平滑コンデンサと共用することで
効率的に有利であり、また、小さな限流要素を用いてラ
ンプを安定に点灯させる電力変換回路に入力電流歪・高
調波の抑制機能を持たせることで、特別なPFC回路が
不要となり、安価で信頼性の高い放電灯点灯装置を提供
することができる。
図12に示す。本実施例は、実施例3の平滑コンデンサ
C0を電力変換回路のキャパシタと共用したものであ
り、具体的には電力変換回路のキャパシタC3をインダ
クタL2と平滑コンデンサC0とスイッチング素子S0
2の直列回路とし、インダクタL2と平滑コンデンサC
0の直列回路に逆並列にダイオードD2を接続し、イン
ダクタL2と平滑コンデンサC0の接続点にスイッチン
グ素子S32の一端を接続したものである。本実施例の
回路動作は実施例3とほぼ同様であり、平滑コンデンサ
C0とキャパシタC3が共用されているので、キャパシ
タC3へのエネルギー補充動作が不要となる。これによ
って、この動作による損失が減少するので、効率的に有
利である。本実施例も実施例4と同様に、電力変換回路
のキャパシタの一つを平滑コンデンサと共用することで
効率的に有利であり、また、小さな限流要素を用いてラ
ンプを安定に点灯させる電力変換回路に入力電流歪・高
調波の抑制機能を持たせることで、特別なPFC回路が
不要となり、安価で信頼性の高い放電灯点灯装置を提供
することができる。
さな限流要素を用いて放電灯を安定に点灯させる電力変
換回路に入力電流歪・高調波の抑制機能を持たせること
で、特別なPFC回路が不要となり、安価で信頼性の高
い放電灯点灯装置を提供できるという効果がある。請求
項3の発明によれば、上記効果に加え、電力変換回路の
キャパシタの一つを平滑コンデンサと共用することで効
率的に有利となる効果がある。
動作説明図である。
す動作説明図である。
図である。
図である。
ある。
ある。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 交流電源を全波整流する全波整流器
と、全波整流器の出力端に入力電流高調波抑制手段を備
え、前記入力電流高調波抑制手段は第1のエネルギー蓄
積手段を具備し、前記入力電流高調波抑制手段の出力端
に直流電圧を略正弦波のステップ電圧に変換する電力変
換手段を具備し、前記電力変換手段の出力端にステップ
電圧を滑らかにするフィルタリング手段を介して放電灯
負荷を接続し、前記電力変換手段は放電灯が安定点灯す
るようにランプ特性電圧の上下の電圧を放電灯に印加す
る出力制御手段を備えた放電灯点灯装置において、 前記電力変換手段は出力部に極性反転手段を備え、前記
第1のエネルギー蓄積手段によって複数のエネルギー蓄
積手段に所定の電圧となるよう充放電する電圧調整手段
を具備し、入力電流高調波を抑制しつつ入力電流を引き
込むように入力電圧に応じて前記複数のエネルギー蓄積
手段を択一的に入力側に接続する第1のスイッチング手
段と、前記複数のエネルギー蓄積手段を択一的に出力側
に接続する第2のスイッチング手段とを具備し、前記電
力変換手段により交流電源から入力電流を引き込む動作
により前記入力高調波抑制手段の機能を兼用させたこと
を特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項2】 前記電圧調整手段は、前記複数のエネ
ルギー蓄積手段の少なくとも2つを直列に接続し、直列
接続されたエネルギー蓄積手段の電圧和が前記第1のエ
ネルギー蓄積手段の保持する電圧に近い値となる組合せ
で、前記第1のエネルギー蓄積手段と充放電を行うこと
を特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項3】 前記複数のエネルギー蓄積手段のうち
1つを前記第1のエネルギー蓄積手段と共用したことを
特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項4】 前記第1のエネルギー蓄積手段は平滑
コンデンサであり、前記複数のエネルギー蓄積手段は前
記第1のエネルギー蓄積手段よりも容量の小さいキャパ
シタであることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08473299A JP3982102B2 (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08473299A JP3982102B2 (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000277286A true JP2000277286A (ja) | 2000-10-06 |
| JP3982102B2 JP3982102B2 (ja) | 2007-09-26 |
Family
ID=13838879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08473299A Expired - Lifetime JP3982102B2 (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3982102B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003111419A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-11 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 電源装置 |
| CN105743332A (zh) * | 2011-12-21 | 2016-07-06 | 九尊城网络科技(深圳)有限公司 | 电源电路 |
| US11223233B2 (en) | 2014-02-21 | 2022-01-11 | Auckland Uniservices Limited | Multilevel converter |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP08473299A patent/JP3982102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003111419A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-11 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 電源装置 |
| CN105743332A (zh) * | 2011-12-21 | 2016-07-06 | 九尊城网络科技(深圳)有限公司 | 电源电路 |
| US11223233B2 (en) | 2014-02-21 | 2022-01-11 | Auckland Uniservices Limited | Multilevel converter |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3982102B2 (ja) | 2007-09-26 |
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