JP2000277345A - パルストランス用磁心及びその製造方法又はそれを用いたパルストランス - Google Patents

パルストランス用磁心及びその製造方法又はそれを用いたパルストランス

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JP2000277345A
JP2000277345A JP8309299A JP8309299A JP2000277345A JP 2000277345 A JP2000277345 A JP 2000277345A JP 8309299 A JP8309299 A JP 8309299A JP 8309299 A JP8309299 A JP 8309299A JP 2000277345 A JP2000277345 A JP 2000277345A
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magnetic
pulse transformer
core
magnetic core
heat treatment
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Yasuaki Moriya
泰明 森谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ信号及びデジタル信号どちらの周波
数領域であっても優れた周波数特性を示すパルストラン
ス用磁心を提供する。 【解決手段】 100Hzにおける透磁率が50,00
0以上、かつ10MHzにおける透磁率が100以上で
あることを特徴とするパルストランス用磁心である。磁
性材料として非晶質合金を用い、さらには所定の磁場中
熱処理を施すことにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ信号から
デジタル信号の低周波域から高周波までの各周波数域に
おいて周波数特性の優れた小型パルストランス用磁心、
及びその製造方法又はそれを用いたパルストランスに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN(Integrated
Services DigitalNetwork)
と呼ばれるデジタルネットワークが普及している。この
ISDNは、電信、ファクシミリ、画像、データ、電
報、テレックス等の様々なサービスを可能としている。
【0003】ISDNは、通常、数10kHzから数M
Hz以上の高周波パルス信号を用いており、例えば特開
平7−57919号公報や特開平9−246034号公
報にあるようにISDNのインターフェース用パルスト
ランス磁心として超微細結晶軟磁性合金が用いられてい
る。この特許公報に記載されているように、デジタル通
信のような高周波域に使用されるパルストランスは透磁
率が高いほどよく、透磁率が低いとノイズ増大、磁心の
大型化、巻線数の増大など様々な不都合が起きる。
【0004】一方、前述のデジタル通信とは対象的に1
kHz以下、例えば100Hz前後の低周波域のアナロ
グ信号を用いた通信システムも未だ存在しているのも事
実である。
【0005】例えば、パソコン通信に関しては、前述の
ISDN回線(高周波回線)を使う場合もあれば、通常
のアナログ信号(低周波回線)である電話回線を使う場
合もある。通常、アナログ信号のような低周波域用磁心
とデジタル信号のような高周波域用磁心についてはそれ
ぞれ異なるものが使用されていた。そのため、どちらの
周波数領域でも良好な周波数特性を示すものがないとい
うのが現状であった。ここで周波数特性とは、所定の周
波数に対しきれいな矩形波形を示すことであり、低周波
領域では図2(a)のように矩形波形の幅tが広く、高
周波領域では図2(b)のように矩形波形の幅tが狭く
なることから、そこに用いられるパルストランスに対す
る要求特性も違ってくる。また、アナログ信号とデジタ
ル信号を相互に変換するトランス(例えば、モデム)も
開発されているが、前述のISDNの発達により、ます
ます高周波化が進み、アナログ信号との周波数の差が広
がっている。
【0006】このようにパルストランス自体は個々の使
用環境(通信システム)によりアナログ信号、デジタル
信号、若しくはその両方で使用されることからアナログ
信号とデジタル信号のどちらの周波数域でも使用可能な
パルストランス、及びパルストランス用磁心の開発が望
まれていた。
【0007】従来、例えば特開平4−318906号公
報にあるように透磁率の異なる磁性材料を組合せてなる
トロイダルコア(磁心)が提案されている。このトロイ
ダルコアは2種類の磁性材料を用いていることから製造
が複雑であり、透磁率が低く焼結体であるフェライトを
用いていることからコアの小型・薄型化にも限界があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のパル
ストランス用磁心は、低周波域のみ良好なもの、高周波
域のみで良好なものといったように低周波及び高周波の
どちらの領域、例えば数Hzから数10MHzの広範囲
で良好な特性を示すものがなく、仮にあったとしても小
型化が困難なものがほとんどであり近年の小型・薄型化
の要望に応えられるものではなかった。
【0009】本発明は、このような課題に対処するもの
であり、アナログ信号のような低周波域であってもデジ
タル信号のような高周波域であっても優れた周波数特性
を示しかつ小型・薄型化をも可能とするパルストランス
用磁心、及びそれを用いたパルストランスを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のパルストランス
用磁心は、請求項1として、アナログとデジタルの両方
の周波数域で使用することができるパルストランス用磁
心。請求項2として、100Hzにおける透磁率が5
0,000以上、かつ10MHzにおける透磁率が10
0以上であることを特徴とするパルストランス用磁心。
【0011】請求項3として、該磁心を構成する磁性材
料が、非晶質合金であることを特徴とする請求項1ない
し2のいずれかに記載のパルストランス用磁心。請求項
4として、該磁心を構成する磁性材料が、Co系非晶質
合金であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載のパルストランス用磁心。
【0012】請求項5として、該磁心に、磁場中熱処理
を施したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
に記載のパルストランス用磁心。請求項6として、該磁
心を構成する磁性材料が、板厚30μm以下の薄帯を巻
回又は積層した形状であることを特徴とする請求項1な
いし5のいずれかに記載のパルストランス用磁心。
【0013】請求項7として、該磁心の高さが3mm以
下であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
に記載のパルストランス用磁心。請求項8として、請求
項1ないし7のいずれかに記載のパルストランス用磁心
を用いたことを特徴とするパルストランス。
【0014】請求項9として、磁性材料からなる磁心の
幅方向に1Oe以上の磁場を印可しながら熱処理を施す
ことを特徴とするパルストランス用磁心の製造方法。請
求項10として、熱処理温度が、180℃以上であるこ
とを特徴とする請求項9記載のパルストランス用磁心の
製造方法、である。
【0015】本発明では、アナログ信号とデジタル信号
の両方の周波数域で使用することができるパルストラン
ス用磁心を提供することにおいて、具体的には、100
Hzにおける透磁率が50,000以上、かつ10MH
zにおける透磁率が100以上である磁性材料を用いる
こと、及び該磁心に垂直磁場中熱処理を施すといった構
成をとっている。このような構成にすることにより、低
周波域から高周波域まで幅広い周波数域で有効なパルス
トランスを可能とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について説明する。本発明の磁心を構成する磁性材料
は、100Hzにおける透磁率が50,000以上、か
つ10MHzにおける透磁率が100以上であることを
特徴としている。
【0017】通常、パルストランスの周波数特性を改善
する方法としては、磁心に用いる磁性材料の透磁率を大
きくするか、磁心に施す巻線数を増やしインピーダンス
を増加させるか、と言った方法が効果的であるが、巻線
数を増やしすぎるとトランスの大型化につながるので好
ましくない。
【0018】そのため磁性材料の透磁率を大きくするこ
とが最適であり、透磁率が大きいほどノイズ抑制効果の
増大、磁心の小型化、巻線数の増加を防ぐなどの効果が
得られる。
【0019】その中でも、100Hzの透磁率が50,
000以上、さらに好ましくは70,000あるものが
よく、50,000より小さいとアナログ信号の周波数
特性が劣化し、きれいな矩形波形を形成しにくくなる。
【0020】一方、10MHzにおける透磁率が100
より小さいとデジタル信号の周波数特性が悪くなるた
め、10MHzにおける透磁率が100以上、さらに好
ましくは300以上あるものがよい。
【0021】本発明で用いる磁性材料は前述のような透
磁率を具備していれば特に限定されるものではないが、
特に好ましいものは非晶質合金であり、次に示すCo系
非晶質合金、Fe系非晶質合金、Fe−Ni系非晶質合
金が好ましい。また、Co系非晶質合金は後述する磁場
中熱処理の効果が特に大きいので好ましい。
【0022】Co系非晶質合金としては、例えば、次の
一般式1を満たすものが好ましい。 一般式1:(Co1-aa100-bb 式中、MはFe、Ti、V、Cr、Mn、Ni、Cu、
Zr、Nb、Mo、Ta、Wから選ばれる少なくとも1
種の元素を、XはB、Si、C、Pから選ばれる少なく
とも1種の元素を示し、0≦a≦0.5、10≦b≦3
8(各数字はat%)となる。
【0023】ここでM元素は熱安定性、耐食性、結晶化
温度の制御のために必要な元素であり、好ましくはF
e、Cr、Mn、Nb、Moであり、X元素は非晶質合
金を得るのに必要な元素であり、特にBは非晶質化する
のに有効な元素であり、Siは非晶質を助成すること及
び結晶化温度の上昇に有効な元素である。
【0024】また、さらに好ましいCo系非晶質合金は
次の一般式2を満たすものである。 一般式2:(Co1-a Fea M’c100-bb 式中、M’はTi、V、Cr、Mn、Ni、Cu、Z
r、Nb、Mo、Ta、Wから選ばれる少なくとも1種
の元素を、XはB、Si、C、Pから選ばれる少なくと
も1種の元素を示し、0.001≦a≦0.5、10≦
b≦38、0.001≦c≦0.2(各数字はat%)
となる。
【0025】ここでM’元素は熱安定性、耐食性、結晶
化温度の制御のために必要な元素であり、好ましくはC
r、Mn、Nb、Moであり、これら元素の複合添加も
効果的である。このM’元素とFeとの組合せにより所
定の透磁率を得やすくなる。
【0026】Fe系非晶質合金としては、次の一般式3
を満たすものが好ましい。 一般式3:(Fe1-a M”a100-bb 式中、M”はCo、Ti、V、Cr、Mn、Ni、C
u、Zr、Nb、Mo、Ta、Wから選ばれる少なくと
も1種の元素を、XはB、Si、C、Pから選ばれる少
なくとも1種の元素を示し、0≦a≦0.5、10≦b
≦38(各数字はat%)となる。
【0027】ここでM”元素は熱安定性、耐食性、結晶
化温度の制御のために必要な元素であり、好ましくはC
o、Cr、Mn、Nb、Moであり、X元素は非晶質合
金を得るのに必要な元素であり、特にBは非晶質化する
のに有効な元素であり、Siは非晶質を助成すること及
び結晶化温度の上昇に有効な元素である。
【0028】Fe−Ni系非晶質合金としては次の一般
式4を満たすものが好ましい。 一般式4:(Ni1-a Fea100-x-y-zx Siyz 式中、TはV、Cr、Mn、Co、Nb、Ta、W、Z
rから選ばれる少なくとも1種の元素を示し、0.2≦
a≦0.5、0.05≦x≦10、4≦y≦12、5≦
z≦20(各数字はat%)となる。このFe−Ni系
非晶質合金はNiリッチなFe−Ni系をベースとする
ことにより前述のCo系よりは安価に製造することがで
き、磁気特性も良好である。ここでT元素は、熱安定
性、耐食性、結晶化温度の制御のために必要な元素であ
り、好ましくはCr、Mn、Co、Nbである。
【0029】非晶質合金の製造方法としては、液体急冷
法が好ましく、例えば所定の組成比に調整した合金素材
を溶融状態から105 ℃/秒以上の冷却速度で急冷する
ことによって得られる。このような液体急冷法は通常、
単ロール法又は双ロール法と呼ばれる方法であり、得ら
れる非晶質合金は薄帯として得られる。
【0030】このようにして得た磁性薄帯を巻回、又は
積層することにより磁心を構成する。磁心の形状は、ト
ロイダル、平板形状、E型、I型など特に限定されるも
のではない。磁心を形成後、巻線処理や歪取り熱処理を
施すこととなる。この巻線処理及び歪取り熱処理の工程
順はどちらが先でも構わない。
【0031】本発明では、所定の透磁率を持つことを特
徴としている。その所定の透磁率を得るために前述の一
般式を満たす組成を持つ非晶質合金を用いることが効果
的であるが、磁心又は磁性薄帯に対して磁場中熱処理を
施すことも効果的である。
【0032】例えば、図1に示すように磁心を構成する
磁性薄帯の幅方向に磁場(垂直磁場)を印加しながら熱
処理を行うことが効果的である。この場合、印加される
磁場の方向は略垂直であればよく、磁性薄帯の幅方向に
対して±30°の範囲であれば問題はない。印加される
磁場の強さは1Oe(=(1/4π)×103 A/m=
79.6A/m)以上、好ましくは10Oe以上、さら
に好ましくは1000Oe以上の強い磁場である。
【0033】熱処理温度については、キュリー温度以下
であればよく、100℃以上が実用的であり、好ましく
は180℃以上、特に好ましくは200℃以上であり、
200℃以上の場合高周波領域での透磁率、具体的には
10MHzでの透磁率を大きくするのに効果的である。
熱処理雰囲気については、窒素、アルゴン等の不活性雰
囲気中、真空中や水素ガス等の還元雰囲気中、大気中な
どいずれでもよい。
【0034】熱処理時間については、10分以上であれ
ば問題はないが、好ましくは1時間以上、特に好ましく
は3から4時間であり、3時間以上の場合高周波領域で
の透磁率、具体的には10MHzでの透磁率を大きくす
るのに効果的である。しかし、5時間を超えると高周波
特性ならびに低周波特性を劣化させるので好ましくな
い。
【0035】このように磁場中熱処理の温度が高いほ
ど、及び/又は熱処理時間が長いほど高周波領域での透
磁率は上がる。しかしながら、あまり熱処理温度が高か
ったり、熱処理時間が長かったりすると低周波領域での
透磁率が下がってしまう。このため熱処理温度は180
から240℃、熱処理時間は1から5時間程度が良く、
特に好ましくは熱処理温度200から230℃かつ熱処
理時間3から4時間である。
【0036】以上のように本発明では、磁場中熱処理の
印加される磁場の強さ、熱処理温度、熱処理時間を制御
することにより所定の特性を得ている。磁性薄帯の板厚
については特に限定されるものではないが、板厚30μ
m以下が好ましく、特に好ましくは25μm以下、さら
に好ましくは5〜18μmである。板厚が薄いほど鉄損
を低くでき、同時に磁心の小型化をも可能とする。
【0037】磁性薄帯の層間には絶縁性を得るためアル
ミナ、マグネシア、シリカ、ジルコニアなどの酸化絶縁
層を形成することが好ましく、絶縁層の厚さは10μm
以下、さらには1〜2μmが好ましい。10μmより大
きいと磁心における磁性薄帯の占積率が低下するので好
ましくない。絶縁層が存在すると高周波特性が向上す
る。
【0038】さらに通常、前述の磁場中熱処理を施すと
磁性薄帯は脆くなり磁心の割れ、カケの原因となるが、
この絶縁層が存在すると、磁心の幅を3mm以下にした
場合であっても磁心の強度を十分保つ効果があり、歩留
まりが向上すると共に薄型化が可能となる。
【0039】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例を説明する。 (実施例1)Co系非晶質合金(組成式:Co67Fe4
Nb2 Cr2 Si1411)からなる板厚17μmの磁性
薄帯を用いて、サイズ;外径12mm×内径8mm×厚
さ3mmの巻磁心を形成した。この巻磁心に440℃×
30分の歪取り熱処理を施した後、巻磁心の幅方向に1
00KA/m(=1256Oe)の磁場を印加しなが
ら、表1にあるような温度、熱処理時間の磁場中熱処理
を施した。この磁場中熱処理後の磁心の100[Hz]
と10[MHz]での透磁率を測定し、周波数特性を測
定した。なお、測定時の印可電流を10mAで統一し
た。
【0040】(比較例1)比較のため磁場中熱処理を施
さない以外は実施例1と同様のもの(No.16)、及
びフェライトからなる同サイズの磁心(No.17)を
形成し透磁率を測定した。
【0041】
【表1】
【0042】表1から分かる通り、アナログ信号伝達周
波数100[Hz]において、50,000以上の透磁
率を有し、かつデジタル信号伝達周波数10[MHz]
での透磁率100以上と、どちらの領域でも優れた周波
数特性を示していることが分かる。特に、熱処理温度2
00から230℃のものが優れていることが分かる。
【0043】(実施例2)磁場中熱処理における印加さ
れる磁場の大きさを1Oe、10Oe、1000Oeに
する以外は実施例1試料8(No.8)と同様のものを
用い100[Hz]と10[MHz]での透磁率を測定
し、周波数特性を比較した。
【0044】
【表2】
【0045】表2から分かる通り、同様の組成及びサイ
ズの磁心の場合、磁場中熱処理時の印可する磁場が10
00Oe以上であるものの方が特性が優れていることが
分かる。
【0046】(実施例3)実施例1試料8(No.8)
の磁心を用い、絶縁層の厚さを変えた場合の10[MH
z]での透磁率(高周波特性)を測定した。
【0047】
【表3】
【0048】表3から分かる通り、絶縁層があった方が
高周波特性における透磁率が優れていることが分かる。
また、試料24(No.24)の絶縁層が10μmのも
のは試料25(No.25)及び26(No.26)の
ものと比較して透磁率はほとんど変わらないものの磁性
薄帯の占積率が悪く十分なインダクタンス値が取れない
ことが分かった。
【0049】このため、本発明のパルストランス用磁心
は、絶縁層が1〜2μm程度のものが低周波特性及び高
周波特性が優れるのみでなく、パルストランスとしての
インダクタンス値が優れていることが分かる。
【0050】また、絶縁層を設けることにより巻線処理
時の割れ・カケ等の不良発生率が減少することも分か
り、磁性薄帯の幅方向(高さ)を低くしても不良発生率
を抑え歩留まりが約2%向上することが分かった。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパルスト
ランス用磁心は、アナログ周波数領域であってもデジタ
ル周波数領域であっても優れた周波数特性を示し、絶縁
層の厚さを特定することにより占積率の向上及び歩留ま
りを向上させ、小型化をも可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパルストランス用磁心に対する磁場中
熱処理の磁場印加方向の一例を示す図である。
【図2】本発明のパルストランスの周波数特性の一例を
示す図であり、(a)は低周波領域、(b)は高周波領
域での周波数特性である。
【符号の説明】
1…磁心

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログとデジタルの両方の周波数域で
    使用することができるパルストランス用磁心。
  2. 【請求項2】 100Hzにおける透磁率が50,00
    0以上、かつ10MHzにおける透磁率が100以上で
    あることを特徴とするパルストランス用磁心。
  3. 【請求項3】 該磁心を構成する磁性材料が、非晶質合
    金であることを特徴とする請求項1ないし2のいずれか
    に記載のパルストランス用磁心。
  4. 【請求項4】 該磁心を構成する磁性材料が、Co系非
    晶質合金であることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のパルストランス用磁心。
  5. 【請求項5】 該磁心に、磁場中熱処理を施したことを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のパルス
    トランス用磁心。
  6. 【請求項6】 該磁心を構成する磁性材料が、板厚30
    μm以下の薄帯を巻回又は積層した形状であることを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のパルスト
    ランス用磁心。
  7. 【請求項7】 該磁心の高さが3mm以下であることを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のパルス
    トランス用磁心。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のパ
    ルストランス用磁心を用いたことを特徴とするパルスト
    ランス。
  9. 【請求項9】 磁性材料からなる磁心の幅方向に1Oe
    以上の磁場を印可しながら熱処理を施すことを特徴とす
    るパルストランス用磁心の製造方法。
  10. 【請求項10】 熱処理温度が、180℃以上であるこ
    とを特徴とする請求項9記載のパルストランス用磁心の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101551629B1 (ko) 2014-09-25 2015-09-09 한국전기연구원 고효율 펄스 변압기 제작 방법 및 시스템

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