JP2000277363A - 静電容量分圧形電圧変成器 - Google Patents
静電容量分圧形電圧変成器Info
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- JP2000277363A JP2000277363A JP11302117A JP30211799A JP2000277363A JP 2000277363 A JP2000277363 A JP 2000277363A JP 11302117 A JP11302117 A JP 11302117A JP 30211799 A JP30211799 A JP 30211799A JP 2000277363 A JP2000277363 A JP 2000277363A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B17/00—Insulators or insulating bodies characterised by their form
- H01B17/005—Insulators structurally associated with built-in electrical equipment
Landscapes
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スペースを増加せずに静電容量分圧形電圧変
成器を構成する。 【解決手段】 導体2の外側に内部半導体層3,主絶縁
層4,外部半導体層5を有するパワーケーブル又は絶縁
母線の外側に静電容量分圧用メタル層6,補助絶縁層
7,接地メタル層8と必要に応じ保護層9を設け、メタ
ル層6に絶縁線10を接続して分圧電圧引出タップTを
設けると共にメタル層5に接地線11を接続して接地タ
ップEを設けて静電容量分圧形電圧変成器1を構成す
る。タップTとE間から低電圧が得られるように主絶縁
層4による容量C1より補助絶縁層7による容量C2が十
分大きくなるように絶縁層7の厚みなどを選択する。
成器を構成する。 【解決手段】 導体2の外側に内部半導体層3,主絶縁
層4,外部半導体層5を有するパワーケーブル又は絶縁
母線の外側に静電容量分圧用メタル層6,補助絶縁層
7,接地メタル層8と必要に応じ保護層9を設け、メタ
ル層6に絶縁線10を接続して分圧電圧引出タップTを
設けると共にメタル層5に接地線11を接続して接地タ
ップEを設けて静電容量分圧形電圧変成器1を構成す
る。タップTとE間から低電圧が得られるように主絶縁
層4による容量C1より補助絶縁層7による容量C2が十
分大きくなるように絶縁層7の厚みなどを選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パワーケーブル
又は絶縁母線を利用した静電容量分圧形電圧変成器に関
するものである。
又は絶縁母線を利用した静電容量分圧形電圧変成器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電圧変成器(VT)には変成器構成の誘
導形VTと直列キャパシタ構成の静電容量分圧形VTが
ある(図7)。誘導形VTと静電容量分圧形VTの使用
区分は使用されるライン電圧(システム電圧)によりほ
ぼ以下のように区分される。
導形VTと直列キャパシタ構成の静電容量分圧形VTが
ある(図7)。誘導形VTと静電容量分圧形VTの使用
区分は使用されるライン電圧(システム電圧)によりほ
ぼ以下のように区分される。
【0003】オープン形変電所と発電所の場合、36k
Vまでは誘導形VTが使用され、72.5kV以上では
静電容量分圧形VTが使用されている。また、GIS形
の変電所と発電所の場合、245kVまでは誘導形VT
が使用され、300kV以上では静電容量分圧形VTが
使用されている。
Vまでは誘導形VTが使用され、72.5kV以上では
静電容量分圧形VTが使用されている。また、GIS形
の変電所と発電所の場合、245kVまでは誘導形VT
が使用され、300kV以上では静電容量分圧形VTが
使用されている。
【0004】上記誘導形VTと静電容量分圧形VTの使
用区分の境は電圧によって厳格に決められている訳では
なく、同一仕様でどちらが安いかという経済的理由が主
な要因である。一般には電圧が高くなるに従い静電容量
分圧形VTが経済的に有利となる。
用区分の境は電圧によって厳格に決められている訳では
なく、同一仕様でどちらが安いかという経済的理由が主
な要因である。一般には電圧が高くなるに従い静電容量
分圧形VTが経済的に有利となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】誘導形VT(図7
(a))に直流耐圧試験や直流絶縁試験のように直流電
圧を印加するとき周波数を0にすると誘導形VTはリア
クタンス(LO)によりインピーダンス(ωLO)を発生
させているためにインピーダンスが0となってしまう。
この誘導形VTをラインから切り離して試験をしないと
本当の絶縁チェックができないことになる。そのため断
路装置あるいは引出装置が必要となる。
(a))に直流耐圧試験や直流絶縁試験のように直流電
圧を印加するとき周波数を0にすると誘導形VTはリア
クタンス(LO)によりインピーダンス(ωLO)を発生
させているためにインピーダンスが0となってしまう。
この誘導形VTをラインから切り離して試験をしないと
本当の絶縁チェックができないことになる。そのため断
路装置あるいは引出装置が必要となる。
【0006】また、間違って誘導形VTをラインに接続
したまま試験したとき、インピーダンス0により短絡電
流が流れ誘導形VTを破壊させる可能性があるため、電
圧が3.6kV以下のラインでは誘導形VTの1次側に
パワーフューズを取り付ける場合が多い。
したまま試験したとき、インピーダンス0により短絡電
流が流れ誘導形VTを破壊させる可能性があるため、電
圧が3.6kV以下のラインでは誘導形VTの1次側に
パワーフューズを取り付ける場合が多い。
【0007】一方、静電容量分圧形VT(図7(b))
の場合は、このような問題がないことから静電容量分圧
形VT単体とその付属装置を含めた上での経済的比較を
すれば、静電容量分圧形VTの使用範囲の拡大が期待さ
れる。
の場合は、このような問題がないことから静電容量分圧
形VT単体とその付属装置を含めた上での経済的比較を
すれば、静電容量分圧形VTの使用範囲の拡大が期待さ
れる。
【0008】また最近のデジタルリレー/メータの普及
に伴いVTの2次負荷は極端に減少している。電圧36
kV以下のVTは従来200VAであった負荷が現在3
0VAになっている。また、電圧72.5kV以上のV
Tは従来500VAであったものが現在50VAになっ
ている。将来は更にもう少し減少する可能性がある。
に伴いVTの2次負荷は極端に減少している。電圧36
kV以下のVTは従来200VAであった負荷が現在3
0VAになっている。また、電圧72.5kV以上のV
Tは従来500VAであったものが現在50VAになっ
ている。将来は更にもう少し減少する可能性がある。
【0009】また、ガス絶縁開閉装置(GIS)では誘
導形VTが使用されることが多いが、スペースを増加さ
せずに電圧検出ができることになれば、又はSF6ガス
を使用しないで電圧検出できることになれば、それらは
静電容量分圧形VTとなる可能性が大であり、静電容量
分圧形VTの製作限界を更に拡げる可能性がある。
導形VTが使用されることが多いが、スペースを増加さ
せずに電圧検出ができることになれば、又はSF6ガス
を使用しないで電圧検出できることになれば、それらは
静電容量分圧形VTとなる可能性が大であり、静電容量
分圧形VTの製作限界を更に拡げる可能性がある。
【0010】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、設置スペースを必
要としないパワーケーブル又は絶縁母線を利用した静電
容量分圧形電圧検出器を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、設置スペースを必
要としないパワーケーブル又は絶縁母線を利用した静電
容量分圧形電圧検出器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の静電容量分圧
形電圧検出器は、導体の上に内部半導体層、主絶縁層、
外部半導体層が施されたパワーケーブル又は絶縁母線の
外部半導体層の上に静電容量分圧用メタル層を施し、そ
の上に補助絶縁層を介して接地メタル層を設け、静電容
量分圧用メタル層と接地メタル層との間から静電容量分
圧電圧を引き出したことを特徴とする。
形電圧検出器は、導体の上に内部半導体層、主絶縁層、
外部半導体層が施されたパワーケーブル又は絶縁母線の
外部半導体層の上に静電容量分圧用メタル層を施し、そ
の上に補助絶縁層を介して接地メタル層を設け、静電容
量分圧用メタル層と接地メタル層との間から静電容量分
圧電圧を引き出したことを特徴とする。
【0012】この静電容量分圧形電圧検出器はその一端
を封じきり、他端側をコネクタを介してガス絶縁開閉装
置内部の回路導体に接続して使用することができる。
を封じきり、他端側をコネクタを介してガス絶縁開閉装
置内部の回路導体に接続して使用することができる。
【0013】または、静電容量分圧形電圧検出器をパワ
ーケーブル又は絶縁母線の少なくとも一方に設けてその
導体をガス絶縁装置内の回路導体に接続して使用する。
ーケーブル又は絶縁母線の少なくとも一方に設けてその
導体をガス絶縁装置内の回路導体に接続して使用する。
【0014】または、接続用母線である円柱状の内部導
体と、この内部導体と同電位である1または複数の円筒
状の外部導体を同心配置し、内部導体と外側の外部導体
の間又は内部導体と外側の外部導体および各外部導体の
間にそれぞれ円筒状の接地メタル層を同心配置すると共
に、最も外側の外部導体の外側に円筒状の接地メタル層
を同心配置し、さらに、内部導体と外部導体と接地メタ
ル層との間に、それぞれ静電容量分圧用メタル層を配置
し、内部導体と外部導体をリード線で接続すると共に、
各静電容量分圧用メタル層同志、各接地メタル層同志を
それぞれリード線で接続してなることを特徴とする。
体と、この内部導体と同電位である1または複数の円筒
状の外部導体を同心配置し、内部導体と外側の外部導体
の間又は内部導体と外側の外部導体および各外部導体の
間にそれぞれ円筒状の接地メタル層を同心配置すると共
に、最も外側の外部導体の外側に円筒状の接地メタル層
を同心配置し、さらに、内部導体と外部導体と接地メタ
ル層との間に、それぞれ静電容量分圧用メタル層を配置
し、内部導体と外部導体をリード線で接続すると共に、
各静電容量分圧用メタル層同志、各接地メタル層同志を
それぞれリード線で接続してなることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1にパワーケーブル又は絶縁母線を利用した静電容量
分圧形電圧変成器(以下CVTという)の断面構造を示
す。
分圧形電圧変成器(以下CVTという)の断面構造を示
す。
【0016】CVT1は、パワーケーブル又は絶縁母線
として導体2の上に電界,電位緩和用の内部半導体層
3,主絶縁層4,電界,電位緩和用の外部半導体層5を
有するものを利用し、外部半導体層5の上に、静電容量
分圧用メタル層6,補助絶縁層7,接地メタル層8と必
要に応じ最外側層として保護層9を設け、分圧用メタル
層6から絶縁線10で分圧タップTを引き出し、接地メ
タル層8から導線11で接地タップEを引き出した構成
となっている。なお、保護層9は機械的なストレス除去
や耐候性,熱放散向上等を考慮して設ける。
として導体2の上に電界,電位緩和用の内部半導体層
3,主絶縁層4,電界,電位緩和用の外部半導体層5を
有するものを利用し、外部半導体層5の上に、静電容量
分圧用メタル層6,補助絶縁層7,接地メタル層8と必
要に応じ最外側層として保護層9を設け、分圧用メタル
層6から絶縁線10で分圧タップTを引き出し、接地メ
タル層8から導線11で接地タップEを引き出した構成
となっている。なお、保護層9は機械的なストレス除去
や耐候性,熱放散向上等を考慮して設ける。
【0017】上記補助絶縁層7は、該層に掛る交流電圧
が低圧レベルとなるように、主絶縁層4のキャバシタン
スC1との比を考慮したキャバシタンスC2が得られるよ
うに材料及び厚みを選択する。
が低圧レベルとなるように、主絶縁層4のキャバシタン
スC1との比を考慮したキャバシタンスC2が得られるよ
うに材料及び厚みを選択する。
【0018】また、静電容量分圧用メタル層6は、ある
程度の電流を流せるように考慮し、ケーブル接続点のど
ちらか一方に静電容量分圧用メタル層6より絶縁線10
で分圧電圧タップTを引き出し、接地メタル層8からは
従来通り導線11で接地タップEを引き出す。
程度の電流を流せるように考慮し、ケーブル接続点のど
ちらか一方に静電容量分圧用メタル層6より絶縁線10
で分圧電圧タップTを引き出し、接地メタル層8からは
従来通り導線11で接地タップEを引き出す。
【0019】上記静電容量分圧用キャバシタンスC1,
C2については、ケーブル又は絶縁母線の長さにより変
化するがC1/C2の比が一定であるため、電圧別にC1
の必要最低限の静電容量を決めておく。ケーブルサイズ
が決まれば、あとはケーブルの最短長さを算出し、その
長さ以上で自由に適用する。
C2については、ケーブル又は絶縁母線の長さにより変
化するがC1/C2の比が一定であるため、電圧別にC1
の必要最低限の静電容量を決めておく。ケーブルサイズ
が決まれば、あとはケーブルの最短長さを算出し、その
長さ以上で自由に適用する。
【0020】図2に示すように上記構成のCVT1を3
台(1R,1Y,1B)三相器としてスター接続し、接地
タップEを中性点として接地する。更に、三相分のタッ
プT R,TY,TBを取り出し、タップTR,TY,TBより
低圧絶縁ケイブル(又は低圧シールド線)21にて三相
低圧VT箱22に引き込み、その箱内の5脚の鉄心24
を用いた三相低圧VT25の1次巻線26にそれぞれチ
ョークコイル23を介して接続する。VT25の1次巻
線26/2次巻線27/3次巻線28の結線はスター/
スター/オープンデルタであり、スター中性点は接地さ
れる。
台(1R,1Y,1B)三相器としてスター接続し、接地
タップEを中性点として接地する。更に、三相分のタッ
プT R,TY,TBを取り出し、タップTR,TY,TBより
低圧絶縁ケイブル(又は低圧シールド線)21にて三相
低圧VT箱22に引き込み、その箱内の5脚の鉄心24
を用いた三相低圧VT25の1次巻線26にそれぞれチ
ョークコイル23を介して接続する。VT25の1次巻
線26/2次巻線27/3次巻線28の結線はスター/
スター/オープンデルタであり、スター中性点は接地さ
れる。
【0021】低圧VT箱22はCVTに直に取り付ける
必要がなく、CVT1と少し離れた場所、例えば低圧盤
内又はGISのタンクの外に取り付ける。端子箱29か
ら出力されるVT25の2次巻線27及び3次巻線28
の出力はディジタルリレー/メータに入力する。
必要がなく、CVT1と少し離れた場所、例えば低圧盤
内又はGISのタンクの外に取り付ける。端子箱29か
ら出力されるVT25の2次巻線27及び3次巻線28
の出力はディジタルリレー/メータに入力する。
【0022】上記CVT(図1)の実施例について説明
する。
する。
【0023】実施例1 図3について、断面構造図1と同様に構成されるCVT
1の1端を,導体2(22)の端部を各層部材3〜8で
包むように封じきり、他端から導体22が突出した状態
でCVT1を保護層9で覆う。一方、ガス絶縁開閉器等
の機器容器31に上記CVT1接続用の導体21を有す
るブッシング32を設けると共に、機器容器31の内部
導体33にCVT1を接続用のコネクタ34を設け、ブ
ッシング側導体21をコネクタ34に接続して置く。ま
た、ブッシング側導体21とCVT1側導体21が接続可
能なようにコネクタ23を設ける。
1の1端を,導体2(22)の端部を各層部材3〜8で
包むように封じきり、他端から導体22が突出した状態
でCVT1を保護層9で覆う。一方、ガス絶縁開閉器等
の機器容器31に上記CVT1接続用の導体21を有す
るブッシング32を設けると共に、機器容器31の内部
導体33にCVT1を接続用のコネクタ34を設け、ブ
ッシング側導体21をコネクタ34に接続して置く。ま
た、ブッシング側導体21とCVT1側導体21が接続可
能なようにコネクタ23を設ける。
【0024】しかして、CVT1をブッシング32に嵌
入することで、CVT側導体22をブッシング側導体21
を介してガス絶縁開閉器等の内部導体33に接続するこ
とができる。なお、電圧分圧タップT及び接地タップE
はCVT1よりGISの外側に引き出す。また、ブッシ
ング32と機器容器31との間及びブッシング32とC
VT1との間は気密にすると共に、CVT1がブッシン
グ32から抜けないようにする。
入することで、CVT側導体22をブッシング側導体21
を介してガス絶縁開閉器等の内部導体33に接続するこ
とができる。なお、電圧分圧タップT及び接地タップE
はCVT1よりGISの外側に引き出す。また、ブッシ
ング32と機器容器31との間及びブッシング32とC
VT1との間は気密にすると共に、CVT1がブッシン
グ32から抜けないようにする。
【0025】実施例2 図4について、機器41と接続するパワーケーブル11
又は機器41,41間を接続する絶縁母線12を上記図
1に示すと同様にCVTに形成し、ケーブルコネクタ4
2を取り付け、片側のコネクタ42からタップT及び接
地E(図示省略)を引き出す。パワーケーブル11はケ
ーブルの仕事を、絶縁母線12は母線の仕事をしながら
CVTとして機能する。上記CVT1のタップTや接地
タップEは常に1対と考え、両側のコネクタのどちらか
片側から引き出す。
又は機器41,41間を接続する絶縁母線12を上記図
1に示すと同様にCVTに形成し、ケーブルコネクタ4
2を取り付け、片側のコネクタ42からタップT及び接
地E(図示省略)を引き出す。パワーケーブル11はケ
ーブルの仕事を、絶縁母線12は母線の仕事をしながら
CVTとして機能する。上記CVT1のタップTや接地
タップEは常に1対と考え、両側のコネクタのどちらか
片側から引き出す。
【0026】なお、図1の構成で主絶縁層4と補助絶縁
層7の絶縁材料を熱可塑性材料で構成すればパワーケー
ブルと同様な曲がり易いCVTとなり、熱硬化性材料
で、構成すれば、エポキシ成形品のような曲がりにくい
機械的強度の大きいCVTが得られる。これを使いわけ
て使用する。
層7の絶縁材料を熱可塑性材料で構成すればパワーケー
ブルと同様な曲がり易いCVTとなり、熱硬化性材料
で、構成すれば、エポキシ成形品のような曲がりにくい
機械的強度の大きいCVTが得られる。これを使いわけ
て使用する。
【0027】実施の形態2 図5、図6に実施の形態2にかかるCVTの構成を示
す。このCVT1は、大電流通電可能なGIS接続用母
線である円柱状内部導体2の上に図1の場合と同様に、
内部半導体層3、主絶縁層4、外部半導体層5、静電容
量分圧用メタル層6、補助絶縁層7、円筒状接地メタル
層8を順次設ける。その上に補助絶縁層61、静電容量
分圧用メタル層62、半導体層63、外部主絶縁層6
4、半導体層65、円筒状の箔からなる外部導体66を
順次設ける。更にその上に半導体層67、外部主絶縁層
68、半導体層69、静電容量分圧用メタル層70、補
助絶縁層71、接地メタル層72、保護層73を順次設
ける。
す。このCVT1は、大電流通電可能なGIS接続用母
線である円柱状内部導体2の上に図1の場合と同様に、
内部半導体層3、主絶縁層4、外部半導体層5、静電容
量分圧用メタル層6、補助絶縁層7、円筒状接地メタル
層8を順次設ける。その上に補助絶縁層61、静電容量
分圧用メタル層62、半導体層63、外部主絶縁層6
4、半導体層65、円筒状の箔からなる外部導体66を
順次設ける。更にその上に半導体層67、外部主絶縁層
68、半導体層69、静電容量分圧用メタル層70、補
助絶縁層71、接地メタル層72、保護層73を順次設
ける。
【0028】内部導体2と外部導体66を絶縁電線74
で接続して外部導体66を内部導体2と同電位とする。
また、静電容量分圧用メタル層6,62,70を絶縁電
線75で接続してタップTとし、接地メタル層8と72
を絶縁電線76で接続して接地端子Eとする。
で接続して外部導体66を内部導体2と同電位とする。
また、静電容量分圧用メタル層6,62,70を絶縁電
線75で接続してタップTとし、接地メタル層8と72
を絶縁電線76で接続して接地端子Eとする。
【0029】内部導体2と静電容量分圧用メタル層6間
の静電容量をC1、このメタル層6と接地メタル層間の
静電容量をC2、このメタル層と静電容量分圧用メタル
層62間の静電容量をC2′、このメタル層62と外部
導体66間の静電容量をC1′、この導体66と静電容
量分圧用メタル層70間の静電容量をC1″、このメタ
ル層70と接地メタル層72間の静電容量をC2″とす
ると、内部導体2とタップT間の静電容量はC1+C1′
+C1″、タップTと接地タップE間の静電容量はC2+
C2′+C2″となる。そのため静電容量の大きなCVT
が構成される。
の静電容量をC1、このメタル層6と接地メタル層間の
静電容量をC2、このメタル層と静電容量分圧用メタル
層62間の静電容量をC2′、このメタル層62と外部
導体66間の静電容量をC1′、この導体66と静電容
量分圧用メタル層70間の静電容量をC1″、このメタ
ル層70と接地メタル層72間の静電容量をC2″とす
ると、内部導体2とタップT間の静電容量はC1+C1′
+C1″、タップTと接地タップE間の静電容量はC2+
C2′+C2″となる。そのため静電容量の大きなCVT
が構成される。
【0030】静電容量分圧用メタル層6,62,70が
同じ電圧を分担するように、即ち、C1=C1′=
C1″、C2=C2′=C2″、となるように絶縁層の厚
み、誘電率等を設計する。
同じ電圧を分担するように、即ち、C1=C1′=
C1″、C2=C2′=C2″、となるように絶縁層の厚
み、誘電率等を設計する。
【0031】ブッシング32は図3の場合と同様にブッ
シング側導体21を備え、機器容器31に取付けられて
いる。このブッシング側導体21の下端にはコネクタ23
が設けられている。CVT側導体22の先端はコネクタ
23を介してブッシング側導体21と接続可能となってお
り、CVT1をブッシング32へ挿入するとCVT側導
体22はブッシング側導体21に接続され、CVT1の内
部導体2により負荷等へ大電流を供給可能となると共
に、タップTから分圧電圧が出力される。
シング側導体21を備え、機器容器31に取付けられて
いる。このブッシング側導体21の下端にはコネクタ23
が設けられている。CVT側導体22の先端はコネクタ
23を介してブッシング側導体21と接続可能となってお
り、CVT1をブッシング32へ挿入するとCVT側導
体22はブッシング側導体21に接続され、CVT1の内
部導体2により負荷等へ大電流を供給可能となると共
に、タップTから分圧電圧が出力される。
【0032】実施の形態2によれば、GIS接続用母線
が静電容量の比較的大きいCVTが得られる。そして、
この母線の外側に低圧用貫通形変流器又は低圧用分割形
変流器を配置すれば、一体形計器用変圧変流器を兼ねる
母線となる。
が静電容量の比較的大きいCVTが得られる。そして、
この母線の外側に低圧用貫通形変流器又は低圧用分割形
変流器を配置すれば、一体形計器用変圧変流器を兼ねる
母線となる。
【0033】実施の形態2は外部導体が1つの例である
が、外部導体を同心的に複数設け、各外部導体間にそれ
ぞれ接地メタル層を設け、それぞれの外部導体と接地メ
タル層間に、半導体層、主絶縁層、半導体層、静電容量
分圧用メタル層、補助絶縁層を設け、内部導体と複数の
外部導体を電線74で接続すると共に、各静電容量分圧
用メタル層及び各接地メタル層をそれぞれ電線75及び
76で接続することにより、更に静電容量の大きいCV
Tを得ることができる。
が、外部導体を同心的に複数設け、各外部導体間にそれ
ぞれ接地メタル層を設け、それぞれの外部導体と接地メ
タル層間に、半導体層、主絶縁層、半導体層、静電容量
分圧用メタル層、補助絶縁層を設け、内部導体と複数の
外部導体を電線74で接続すると共に、各静電容量分圧
用メタル層及び各接地メタル層をそれぞれ電線75及び
76で接続することにより、更に静電容量の大きいCV
Tを得ることができる。
【0034】
【発明の効果】この発明の静電容量分圧形変成器は、上
述のとおり構成されているので、以下に記載する効果を
奏する。 (1)パワーケーブル又は絶縁母線を利用して構成でき
る。 (2)外部は接地されているため充電部露出が無く安全
で相間絶縁距離不要である。 (3)ケーブルコネクタで接続するため脱着が可能で断
路器を兼ねることもできる。 (4)ガス絶縁開閉装置の共通母線に適用することがで
きる。その場合、SF6ガスを使用していないこと、又
は外部取り付けとなることからSF6ガス量を低減させ
る耐環境形となる。
述のとおり構成されているので、以下に記載する効果を
奏する。 (1)パワーケーブル又は絶縁母線を利用して構成でき
る。 (2)外部は接地されているため充電部露出が無く安全
で相間絶縁距離不要である。 (3)ケーブルコネクタで接続するため脱着が可能で断
路器を兼ねることもできる。 (4)ガス絶縁開閉装置の共通母線に適用することがで
きる。その場合、SF6ガスを使用していないこと、又
は外部取り付けとなることからSF6ガス量を低減させ
る耐環境形となる。
【図1】実施の形態1にかかる静電容量分圧形電圧変成
器の要部構造を示す横断面図。
器の要部構造を示す横断面図。
【図2】同静電容量分圧形電圧変成器と低圧電圧変成器
の接続回路図。
の接続回路図。
【図3】実施例1にかかる静電容量分圧形電圧変成器の
構造を示す縦断面図。
構造を示す縦断面図。
【図4】実施例2にかかる機器接続例を示す側面図。
【図5】実施の形態2にかかる静電容量分圧形電圧変成
器の要部構造を示す横断面図。
器の要部構造を示す横断面図。
【図6】同、静電容量分圧形変成器の構造を示す縦断面
図。
図。
【図7】従来誘導型電圧変成器と静電容量分圧形電圧変
成器の構成説明図。
成器の構成説明図。
1…パワーケーブル又は絶縁母線を利用した静電容量分
圧形電圧変成器(CVT) 2…導体 3…内部半導電層 4…主絶縁層 5…外部半導電層 6…静電容量分圧用メタル層 7…補助絶縁層 8…接地メタル層 9…保護層 10…タップ引出絶縁線(リード線) 11…接地タップ引出導線 22…低圧電圧変成器箱 23…チョークコイル 31…ガス絶縁開閉装置等の機器容器 34…コネクタ 41…ガス絶縁開閉装置等の機器 42…ケーブルコネクタ 61…補助絶縁層 62…静電容量分圧用メタル層 63…半導体層 64…外部主絶縁層 65…半導体層 66…外部導体 67…半導体層 68…外部主絶縁層 69…半導体層 70…静電容量分圧用メタル層 71…補助絶縁層 72…接地メタル層 73…保護層 74…絶縁電線 75,76…タップ引出絶縁線(リード線) C1…導体と静電容量分圧用メタル層との間の容量 C2…静電容量分圧用メタル層と接地メタル層間の容量 T…静電容量分圧タップ。
圧形電圧変成器(CVT) 2…導体 3…内部半導電層 4…主絶縁層 5…外部半導電層 6…静電容量分圧用メタル層 7…補助絶縁層 8…接地メタル層 9…保護層 10…タップ引出絶縁線(リード線) 11…接地タップ引出導線 22…低圧電圧変成器箱 23…チョークコイル 31…ガス絶縁開閉装置等の機器容器 34…コネクタ 41…ガス絶縁開閉装置等の機器 42…ケーブルコネクタ 61…補助絶縁層 62…静電容量分圧用メタル層 63…半導体層 64…外部主絶縁層 65…半導体層 66…外部導体 67…半導体層 68…外部主絶縁層 69…半導体層 70…静電容量分圧用メタル層 71…補助絶縁層 72…接地メタル層 73…保護層 74…絶縁電線 75,76…タップ引出絶縁線(リード線) C1…導体と静電容量分圧用メタル層との間の容量 C2…静電容量分圧用メタル層と接地メタル層間の容量 T…静電容量分圧タップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 貴志 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 Fターム(参考) 5E081 AA03 BB04 CC22 DD15 EE11 GG05 5G017 BB19
Claims (5)
- 【請求項1】 導体の上に内部半導体層、主絶縁層、外
部半導体層が施されたパワーケーブル又は絶縁母線の外
部半導体層の上に静電容量分圧用メタル層を施し、その
上に補助絶縁層を介して接地メタル層を設け、静電容量
分圧用メタル層と接地メタル層との間から静電容量分圧
電圧を引き出したことを特徴とする静電容量分圧形電圧
変成器。 - 【請求項2】 請求項1記載の静電容量分圧形電圧変成
器の一端側を封じきり、他端側をガス絶縁開閉装置内部
の回路導体に接続したことを特徴とする静電容量分圧形
電圧変成器。 - 【請求項3】 請求項1記載の静電容量分圧形電圧変成
器をパワーケーブル又は絶縁母線の少なくとも一方に設
けてその導体をガス絶縁開閉装置内の回路導体に接続し
たことを特徴とする静電容量分圧形電圧変成器。 - 【請求項4】 接続用母線である円柱状の内部導体と、
この内部導体と同電位である円筒状の外部導体を同心配
置し、 内部導体と外側の外部導体の間および外部導体の外側に
円筒状の接地メタル層を同心配置し、 さらに、内部導体と外部導体と接地メタル層との間に、
それぞれ静電容量分圧用メタル層を配置し、 内部導体と外部導体をリード線で接続すると共に、各静
電容量分圧用メタル層同志、各接地メタル層同志をそれ
ぞれリード線で接続してなることを特徴とする静電容量
分圧形電圧変成器。 - 【請求項5】 接続用母線である円柱状の内部導体と、
この内部導体と同電位である複数の円筒状の外部導体を
同心配置し、 内部導体と外側の外部導体の間および各外部導体の間に
それぞれ円筒状の接地メタル層を同心配置すると共に、
最も外側の外部導体の外側に円筒状の接地メタル層を同
心配置し、 さらに、内部導体と外部導体と接地メタル層との間に、
それぞれ静電容量分圧用メタル層を配置し、 内部導体と外部導体をリード線で接続すると共に、各静
電容量分圧用メタル層同志、各接地メタル層同志をそれ
ぞれリード線で接続してなることを特徴とする静電容量
分圧形電圧変成器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11302117A JP2000277363A (ja) | 1999-01-22 | 1999-10-25 | 静電容量分圧形電圧変成器 |
| EP20000101081 EP1022749B1 (en) | 1999-01-22 | 2000-01-20 | Electrostatic capacitive divided-voltage transformer |
| DE2000630496 DE60030496T2 (de) | 1999-01-22 | 2000-01-20 | Elektrostatischer kapazitiver Spannungsteiler |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-13760 | 1999-01-22 | ||
| JP1376099 | 1999-01-22 | ||
| JP11302117A JP2000277363A (ja) | 1999-01-22 | 1999-10-25 | 静電容量分圧形電圧変成器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000277363A true JP2000277363A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=26349604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11302117A Pending JP2000277363A (ja) | 1999-01-22 | 1999-10-25 | 静電容量分圧形電圧変成器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1022749B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000277363A (ja) |
| DE (1) | DE60030496T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102928639A (zh) * | 2011-08-07 | 2013-02-13 | 江苏思源赫兹互感器有限公司 | 电子式电容分压器 |
| JP2014508951A (ja) * | 2011-03-25 | 2014-04-10 | イアンディス | 高電圧測定システム |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102709048B (zh) * | 2011-09-09 | 2013-09-11 | 上海良治电器技术有限公司 | 一种用于x光机高压线圈的绕制新工艺 |
| FR3025029B1 (fr) * | 2014-08-21 | 2016-08-05 | Nexans | Dispositif de mesure sans contact d'une tension electrique dans un cable de reseau electrique moyenne ou haute tension |
| CN107808711A (zh) * | 2017-11-13 | 2018-03-16 | 国网湖南省电力有限公司 | 一种变压器综合试验专用测试电缆 |
| CN116298706A (zh) * | 2022-09-08 | 2023-06-23 | 中电新源(廊坊)电气集团有限公司 | 低压三相三角形接线系统及交流低压系统的绝缘监测方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4466047A (en) * | 1981-08-06 | 1984-08-14 | Avocat Jean P | Capacitor for medium-range voltage capacitive dividers |
| DE3917862A1 (de) * | 1989-06-01 | 1990-12-06 | Asea Brown Boveri | Anordnung zur spannungsversorgung einer anzeigevorrichtung fuer die anzeige einer anliegenden netzspannung bei einer mittelspannungs-schaltanlage |
-
1999
- 1999-10-25 JP JP11302117A patent/JP2000277363A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-20 DE DE2000630496 patent/DE60030496T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-01-20 EP EP20000101081 patent/EP1022749B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014508951A (ja) * | 2011-03-25 | 2014-04-10 | イアンディス | 高電圧測定システム |
| CN102928639A (zh) * | 2011-08-07 | 2013-02-13 | 江苏思源赫兹互感器有限公司 | 电子式电容分压器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE60030496T2 (de) | 2007-02-01 |
| EP1022749B1 (en) | 2006-09-06 |
| DE60030496D1 (de) | 2006-10-19 |
| EP1022749A1 (en) | 2000-07-26 |
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