JP2000277436A - 窒化物半導体製造方法 - Google Patents

窒化物半導体製造方法

Info

Publication number
JP2000277436A
JP2000277436A JP7954899A JP7954899A JP2000277436A JP 2000277436 A JP2000277436 A JP 2000277436A JP 7954899 A JP7954899 A JP 7954899A JP 7954899 A JP7954899 A JP 7954899A JP 2000277436 A JP2000277436 A JP 2000277436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
reaction chamber
temperature
cylinder
nitride semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7954899A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Uchida
和男 内田
Shinji Nozaki
眞次 野崎
Hiroshi Morizaki
弘 森崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Corp filed Critical Japan Science and Technology Corp
Priority to JP7954899A priority Critical patent/JP2000277436A/ja
Publication of JP2000277436A publication Critical patent/JP2000277436A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体薄膜作製におけるプロセス温度を低温
化し、大面積で均一な製膜を行うようにし、量産化する
ことを目的とする。 【解決手段】 反応室1の真空排気を適当な圧力にし、
サファイア基板23の温度を所定温度に上昇させて保持
し、トリメチルガリウム・ボンベ3及びトリメチルアミ
ン・ボンベ4からの原料を反応室1へ導入する。導入
後、反応室1に高周波を印加してプラズマ放電により、
製膜を開始する。所定時間が経過後、サファイア基板2
3の温度下降を開始し、原料のガスの供給を停止し、高
周波プラズマの付加を停止して終了する。反応室1内の
サファイア基板23の温度が室温になったら、反応室1
を窒素で大気に戻し、サファイア基板23に堆積された
窒化物半導体薄膜のサンプルを取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機アミン化合物
を用いた窒化物半導体薄膜製造方法に係り、特に、III
族原料として有機金属、V族原料として有機アミン化合
物を用いるIII族窒化物半導体の気相成長法、化学蒸着
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、III族窒化物半導体は、有機金
属化学気相成長法(MOCVD(MetalOrganic Chemica
l Vapor Deposition))、分子線エピタキシー法(MB
E(Molecular Beam Epitaxy))で作製が行われてい
る。
【0003】MOCVDにおいて、III族窒化物半導体
を製造する場合、原料としては、III族原料に有機金
属、窒素原料にアンモニアガスを使用する。また、反応
室に置かれる基板は、抵抗式ヒータ、又は、高周波誘導
(RF)加熱により昇温され、反応室に導入される原料
ガスの熱分解により窒化物半導体薄膜が基板上に製膜さ
れる。一般に、反応室の製膜圧力は、1気圧から1/1
0気圧程度である。
【0004】一方、MBEにおいては、III族窒化物半
導体を製造する場合、III族原料として蒸発セルに金属
単体を入れ、これを高真空中で加熱することにより金属
の分子線を発生させ、加熱した基板に分子線として衝突
させて物理吸着させる。また、窒素原料としては窒素ガ
ス、又は、アンモニアをプラズマ状にするか、活性なイ
オンの状態にして、III族原料と同様に、分子線として
基板に衝突させ、窒化物半導体を作製する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MOC
VDでは、アンモニアガスを窒化原料とした場合、アン
モニア分解温度が高いために全般にプロセス温度が高温
となる。通常のCVDプロセスにおいては、半導体基板
は、何らかの方法で加熱され、そこへ反応性ガスが導入
されることで化学反応により所望の半導体薄膜が基板上
に形成される。しかし、この基板温度が、例えば100
0℃以上の高温になると、この熱により上昇気流が発生
し、反応性ガスが基板上に届くことの妨げになる。この
ように、原料ガスの反応室での熱による上昇気流の発生
という熱対流の問題が生じ、これを抑えるために原料ガ
スを反応室に送り込むために使用する窒素、又は、水素
キャリアガスの流量が大きくなってしまう。また、この
熱対流を防止するために反応室形状が複雑となる。これ
ら2つの要因で製造コストの増加、大面積基板状への薄
膜成長が困難となり、量産化への障害となっている。
【0006】現在、青色発光系の窒化物半導体デバイス
はGaN、GaInN等で構成されている。しかし、GaNのMO
CVDによる最適成長温度は、1000℃以上であり、
一方、GaInNを構成する材料のひとつであるInNは、60
0℃近辺であるため、これらの熱力学的な安定度が大き
く異なる。すなわち、Ga1-xInxNは、全体的なIn濃度xが
増加すると安定生成温度が低下することとなる。また、
アンモニアガスを窒化物原料とした場合、アンモニア分
解温度が高いために、低い温度では充分に活性窒素を供
給することができず、MOCVDでは、高In濃度を有す
るGa1-xInxNの成長が困難になっている。また、MOC
VDのプロセス温度が1000℃以上と高温であるため
に、基板に高温安定なものが要求されるので、基板選択
の自由度が小さくなる。
【0007】また、MBE装置は、分子線を発生しなけ
ればならず、さらに、反応室において高真空度が要求さ
れる。このような環境の中に、良質な結晶を生成するた
めの充分な活性窒素等の原料ガスを供給することは物理
的に非常に難しく、量産に適していない。
【0008】本発明は、以上の点に鑑み、窒化物半導体
薄膜作製法のV族原料として広く使用されているアンモ
ニアガス等の代わりに、有機アミン化合物を用いること
で半導体薄膜作製におけるプロセス温度を低温化するこ
とを目的とする。
【0009】また、本発明は、この半導体薄膜作製プロ
セス温度の低温化により、上述のような熱対流の問題も
生じないようにするとともに、装置設計を単純化し、キ
ャリアガス等の消費も抑えて製造コストを低下させるこ
とを目的とする。本発明は、ガス分解にRFプラズマを
用いたプラズマCVD法を採用することにより、大面積
で均一な製膜を行うようにし、量産化することを目的と
する。さらに、本発明は、高In濃度を有するGa1-xInxN
の成長を容易とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の解決手段
によると、III族原料の有機金属化合物である第1の原
料を供給し、V族原料の有機アミン化合物である第2の
原料を供給し、プラズマCVDを用いることにより前記
第1及び第2の原料を反応させて基板上に窒化物半導体
薄膜を作製する窒化物半導体製造方法を提供する。
【0011】また、本発明の第2の解決手段によると、
III族原料の有機金属化合物である第1の原料を供給
し、V族原料の有機アミン化合物である第2の原料を供
給し、さらに、前記第1の原料と異なるIII族原料であ
る第3の原料を供給し、前記第1、第2及び第3の原料
を反応させて基板上に窒化物半導体薄膜を作製する窒化
物半導体製造方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に関する窒化物半
導体製造装置の第1の実施の形態の説明図を示す。ここ
では、一例として、二極放電型の高周波プラズマCVD
(Chemical Vapor Deposition、化学蒸着法)装置を用
いてGaN薄膜を形成する窒化物半導体製造方法について
説明する。
【0013】この高周波プラズマCVD装置は、反応室
1、マスフロー・コントローラー2、6、トリメチルガ
リウム・ボンベ3、トリメチルアミン・ボンベ4、ヒー
ター8、ガラス管9及びステンレス管10を備える。反
応室1は、ガラス管9により、マスフロー・コントロー
ラー2を介してトリメチルガリウム・ボンベ3と接続さ
れている。また、反応室1は、ステンレス管10によ
り、マスフロー・コントローラー6を介してトリメチル
アミン・ボンベ4に接続されている。トリメチルガリウ
ム・ボンベ3から供給されるIII族原料である原料、例
えば、トリメチルガリウムは、常温常圧下では液体であ
り、その蒸気圧よりも反応室1の圧力を小さくすること
により、マスフロー・コントローラー2を用いてガスと
して反応室1に供給される。ガラス管9は、トリメチル
ガリウム・ボンベ3から供給される原料がガラス管9を
通過中に液化することを防止するために、ヒーター8に
よって巻かれており、例えば、60℃に保持されてい
る。なお、この装置では、アンモニア・ボンベ5及びマ
スフロー・コントローラー7は、従来技術で使用されて
いるものであり、本発明との比較実験のために備えられ
ているものであり、本発明に係るものではない。
【0014】図2に、図1の反応室1の拡大構成図を示
す。
【0015】反応室1は、ヒーター21、RF(radio-
frequency)盤22及び24を備える。サファイア基板
23は、RF盤22に設置されており、このRF盤22
内のヒーター21によって所定の温度に加熱される。こ
のような高周波プラズマCVD装置により製膜される窒
化物半導体薄膜は、反応室1内のサファイア基板23上
に堆積される。また、ガラス管9は、図示のように反応
室1内に挿入されている。トリメチルアミン・ボンベ4
から供給される原料は、高周波プラズマCVD装置中の
反応室1内のサファイア基板23の反対側にあるRF盤
24中の多数の細かい穴より噴射される。このトリメチ
ルアミン・ボンベ4から供給される原料であるトリメチ
ルアミンは、もともとガスであるのでマスフロー・コン
トローラー6を介して、ステンレス管10によりそのま
ま反応室1に供給される。
【0016】つぎに、本発明に係る窒化物半導体製造方
法について説明する。ここでは、一例として、高周波プ
ラズマCVD装置による気相成長方法を説明する。
【0017】まず、反応室1の真空排気を適当な圧力、
一例として、200mTorr程度とする。反応室1内のサ
ファイア基板23の温度を上昇させ、所定温度例えば、
300℃に保持し、トリメチルガリウム・ボンベ3及び
トリメチルアミン・ボンベ4からの原料を反応室1へ導
入する。この際、トリメチルガリウム・ボンベ3及びト
リメチルアミン・ボンベ4からの原料は、すべてガス状
態で反応室に導入される。これらの原料が反応室1内に
導入された後、反応室1に高周波を印加してプラズマ放
電により、製膜を開始する。反応室1内のトリメチルガ
リウム・ボンベ3及びトリメチルアミン・ボンベ4のガ
スは、高周波プラズマにより分解され反応する。この所
定の時間が経過した後、サファイア基板23の温度下降
を開始し、トリメチルガリウム・ボンベ3及びトリメチ
ルアミン・ボンベ4のガスの供給を停止する。高周波プ
ラズマの付加を停止して製膜を終了した後、反応室1内
のサファイア基板23の温度が室温になったら、反応室
1を窒素で大気に戻し、サファイア基板23に堆積され
た窒化物半導体薄膜のサンプルを取り出す。
【0018】このような高周波プラズマCVD装置にお
いて、反応室1は、一例として、薄膜作成中は真空ポン
プで排気され、反応室1内の圧力はおよそ200mTorr
に維持されている。なお、一例として、高周波の使用周
波数を13.56MHz、高周波パワーを100W、付
属のヒーターにより反応室1内の基板温度を300〜3
50℃、反応室1の圧力を200mTorrとして製膜を行
った。
【0019】この高周波プラズマCVD装置は、III族
原料としてトリメチルガリウム(CH3) 3Gaを用いたが、こ
れに限られるものではなく、例えば、トリエチルガリウ
ム(C2H5)3Ga等のIII族の有機金属化合物(CH2n+1)
Ga等を用いることもできる。また、窒素原料としてト
リメチルアミン(CH3)3Nを用いたが、これに限られるも
のではなくその他のV族の有機アミン化合物(CH
2n+1)N等を用いることができる。なお、III族元
素としては、In, Al, Ti, B, Sc, Y等を用いることがで
きる。また、V族元素としては、P, As, Sb, Bi等を用
いることができる。
【0020】以下に、本発明に係る窒化物半導体製造方
法に関連する各特性を説明する。
【0021】図3に、本発明に係るトリメチルアミンの
4重極質量分析結果の説明図を示す。
【0022】この4重極質量分析で用いたV族原料とし
てのトリメチルアミンは、一例として、分子量59.1
1、沸点2.87℃、蒸気圧(20℃)1650Torr、
比重0.6のガスとして、トリメチルアミン・ボンベ4
から供給される。トリメチルアミンは、高い熱分解性を
示し、そのため、従来用いられているアンモニアの代替
となり、低温成長に適した原料である。なお、4重極質
量分析は、一例として、高周波パワーを50Wとし、ト
リメチルアミンの濃度を100%として行った。この図
は、トリメチルアミン・ボンベ4からのガスを1.0X10-2
Torrで真空排気されている反応室1に導入し、室温で
高周波プラズマを用いて分解し、その分解されたトリメ
チルアミンを2.0X10-5 Torrに差動排気した分析室に導
き4重極質量分析を行った結果を表している。
【0023】図からわかるように、水素以外のスペクト
ルとして、16〜18a.m.u.、30〜32a.m.u.、44
〜46a.m.u.及び58〜60a.m.u.にマススペクトルの
ピークが観察される。ここで、注目されるのが16〜1
8a.m.u.のピークであり、このピークは、NH、NH3、N
H4, CH4を示すものと考えられる。これらのフラグメン
トは、トリメチル・アミン分子(CH3)3Nからメチル基が
離脱し、その結合手に水素が2〜4個結合したもの、又
は、離脱したメチル基に水素が結合したものと考えられ
る。
【0024】したがって、高周波プラズマ中に導入した
トリメチルアミンは、その分子中からメチル基が1、
2、3個と離脱していき、その離脱した場所に水素が結
合していくものと分析される。このことは、窒素とメチ
ル基の結合(CH3-N)エネルギーが、窒素と水素の結合
(N-H)エネルギーに比べ小さいことを示している。す
なわち、高周波プラズマ中におけるトリメチルアミンの
分解効率は、これまで窒素源として用いられているアン
モニアに比べて非常に大きいものであり、低温成長用の
窒素源として適している。
【0025】図4に、窒化ガリウムの室温フォトルミネ
ッセンスについての説明図を示す。
【0026】この図は、一例として、サファイア基板2
3の温度を300℃、トリメチルガリウム0.08cc/m
in、トリメチルアミン10cc/minとして、サファイア基
板23上に製膜された窒化ガリウムの諸物性の実験結果
を表している。
【0027】この図より、波長が400nmのところに、
フォトルミネッセンスピークが観察される。これは、こ
の窒化ガリウムの禁制帯幅に相当するエネルギーを示し
ており、300℃という低温でも窒化ガリウムが効率よ
く製膜されていることがわかる。
【0028】図5に、窒化ガリウムのX線回折結果の説
明図を示す。
【0029】この図は、一例として、図4と同様にサフ
ァイア基板23の温度を300℃、トリメチルガリウム
0.08cc/min、トリメチルアミン10cc/minとして、
サファイア基板23上に製膜された窒化ガリウムのX線
回折結果を表している。
【0030】図からわかるように、X線入射角2θ=34
°近辺に回折ピークが観察される。なお、θは、X線に
おいてある面からX線が入射される角度を表しており、
通常は、基板に対して入射されるX線の角度を表すもの
である。この回折結果でみられる回折ピークは、従来の
MOCVD法で1000℃近辺の高温で製膜された六方
晶構造を有する単結晶窒化ガリウムと比較して、このピ
ーク位置に近いものである。この結果より、図4の窒化
ガリウムの室温フォトルミネッセンス結果と同様に、3
00℃という低温でも単結晶窒化ガリウムが製膜されて
いることを表している。また、MOCVD法による単結
晶窒化ガリウムのピーク位置とのずれは、例えば、サン
プルが低温で作製されているために、サファイア基板2
3と窒化ガリウム薄膜との熱膨張係数の違いによる歪が
小さいために生じていると考えられる。
【0031】図6に、本発明に関する窒化物半導体製造
装置の第2の実施の形態の説明図を示す。ここでは、一
例として、二極放電型の高周波プラズマCVD装置を用
いてGaInN薄膜を形成する窒化物半導体製造方法につ
いて説明する。
【0032】この高周波プラズマCVD装置は、反応室
101、マスフロー・コントローラー102、106並
びに111、トリメチルガリウム・ボンベ103、トリ
メチルアミン・ボンベ104、ヒーター108並びに1
14、ガラス管109並びに113、ステンレス管11
0及びインジュウム・ボンベ112を備える。第2の実
施の形態では、図1の装置に、III族原料としてさら
に、インジュウム・ボンベ112が付加されている。ま
た、反応室101は、図1と同様に、トリメチルガリウ
ム・ボンベ103及びトリメチルアミン・ボンベ104
と接続されている。トリメチルガリウム・ボンベ103
及びトリメチルアミン・ボンベ104からの原料は、図
1と同様にしてそれぞれ反応室101に供給される。ガ
ラス管113は、インジュウム・ボンベ112から供給
されるインジュウムがガラス管113を通過中に固化す
ることを防止するために、ヒーター114によって巻か
れており、例えば、100℃に保持されている。
【0033】この図では、インジュウム・ボンベ112
から供給される原料は、一例として、トリメチルインジ
ュウムを用いている。トリメチルインジュウムは、固体
であるが、固体であっても蒸気圧を持っているので、こ
の蒸気圧を利用して供給することもできる。蒸気圧を利
用した供給方法では、トリメチルインジュウムを運ぶキ
ャリアガスが必要であり、また、このキャリアガスと固
体原料との接触面積が変動すると運ばれる原料の濃度も
変化することになる。そこで、この高周波プラズマCV
D装置では、トリメチルインジュウムが常温常圧下では
固体であるため、インジュウム・ボンベ112の原料の
温度を、ヒーター114等で、例えば、100℃付近ま
で温度を上昇させて、蒸気圧を反応室101内の圧力で
ある、例えば、200mTorr以上としてマスフロー・コ
ントローラー111を用いて直接制御を行う。この方法
は、温度は異なるが図1や図6の装置にあるトリメチル
ガリウムの供給方法と同じである。また、インジュウム
・ボンベ112からの原料の基板への供給経路は、トリ
メチルガリウム・ボンベ103からのガラス管109を
用いても、又は、図6に図示されているように、もう1
本増やしたガラス管113を用いることもでき、適宜の
数にすることができる。
【0034】つぎに、この高周波プラズマCVD装置に
よる気相成長方法を説明する。
【0035】基本的には、図1の装置による気相成長方
法と同様であるが、この高周波プラズマCVD装置は、
図1の装置にさらに反応室101へ供給される原料とし
てのインジュウム・ボンベ112が付加されている点が
異なる。また、高周波の周波数、パワー、ヒーターによ
る反応室101内の基板の温度、反応室の圧力等は、一
例として、図1と同様にして製膜を行った。
【0036】この高周波プラズマCVD装置では、イン
ジュウム源としては、トリメチルインジュウム(CH)
Inを用いたがこれに限られるものではなく、トリエチル
インジュウム(CH)In等の(CH2n+1)In源の
適宜の原料を用いることもできる。また、トリエチルイ
ンジュウムも、トリメチルインジュウムと同様に常温常
圧で固体であるため、100℃付近まで昇温し、昇化さ
せてガスとして反応室101に供給することができる。
【0037】なお、以上の説明では、プラズマCVDを
用いたが、その他のCVDを用いても良い。各ガスを反
応室へ導入する方法も、適宜の手法を用いることができ
る。上記の装置においての圧力、周波数、パワー、温度
等は、原料、半導体のサイズ等により適宜選択すること
ができる。プロセス温度も300℃の所定温度としたが
これに限られるものではない。
【0038】また、各原料を供給する方法も、ガラス
管、ステンレス管、RF盤に限らず、適宜の代替手段を
採用することができる。各原料を加熱する手段も適宜の
手段を用いることができる。さらに、サファイア基板以
外の適宜の基板を用いることもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明によると、窒化物半導体薄膜作製
法のV族原料として広く使用されているアンモニアガス
等の代わりに、有機アミン化合物を用いることで半導体
薄膜作製におけるプロセス温度を低温化するこができ
る。
【0040】また、本発明によると、この半導体薄膜作
製プロセス温度の低温化により、上述のような熱対流の
問題も生じないようにすることができ、装置設計を単純
化し、キャリアガス等の消費も抑えて製造コストを低下
させることができる。本発明によると、ガス分解にRF
プラズマを用いたプラズマCVD法を採用することによ
り、大面積で均一な製膜が行え、量産化することができ
る。さらに、本発明によると、高In濃度を有するGa1-xI
nxNの成長を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する窒化物半導体製造装置の第1の
実施の形態の説明図。
【図2】図1の反応室1の拡大構成図。
【図3】本発明に係るトリメチルアミンの4重極質量分
析結果の説明図。
【図4】窒化ガリウムの室温フォトルミネッセンスにつ
いての説明図。
【図5】窒化ガリウムのX線回折結果の説明図。
【図6】本発明に関する窒化物半導体製造装置の第2の
実施の形態の説明図。
【符号の説明】
1 反応室 2、6、7 マスフロー・コントローラー 3 トリメチルガリウム・ボンベ 4 トリメチルアミン・ボンベ 5 アンモニア・ボンベ 8 ヒーター 9 ガラス管 10 ステンレス管
フロントページの続き Fターム(参考) 5F041 AA40 CA34 CA40 CA46 CA77 5F045 AA08 AB09 AB14 AB17 AC07 AC08 AD07 AE19 AF09 BB04 BB07 CA09 CA10 CA11 DP01 DP02 DP05 DQ10 EK01 EK05 EK07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】III族原料の有機金属化合物である第1の
    原料を供給し、 V族原料の有機アミン化合物である第2の原料を供給
    し、 プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)を用い
    ることにより前記第1及び第2の原料を反応させて基板
    上に窒化物半導体薄膜を作製する窒化物半導体製造方
    法。
  2. 【請求項2】III族原料の有機金属化合物である第1の
    原料を供給し、 V族原料の有機アミン化合物である第2の原料を供給
    し、 さらに、前記第1の原料と異なるIII族原料である第3
    の原料を供給し、 前記第1、第2及び第3の原料を反応させて基板上に窒
    化物半導体薄膜を作製する窒化物半導体製造方法。
  3. 【請求項3】前記第3の原料は、(CH2n+1)Inで
    あることを特徴とする請求項2に記載の窒化物半導体製
    造方法。
  4. 【請求項4】前記第1の原料は、(CH2n+1)Ga、
    又は、(CH2n+1)Inであることを特徴とした請求
    項1乃至3のいずれかに記載の窒化物半導体製造方法。
  5. 【請求項5】前記第2の原料は、(CH2n+1)Nで
    あることを特徴とする請求項1乃至4に記載の窒化物半
    導体製造方法。
JP7954899A 1999-03-24 1999-03-24 窒化物半導体製造方法 Pending JP2000277436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7954899A JP2000277436A (ja) 1999-03-24 1999-03-24 窒化物半導体製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7954899A JP2000277436A (ja) 1999-03-24 1999-03-24 窒化物半導体製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000277436A true JP2000277436A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13693068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7954899A Pending JP2000277436A (ja) 1999-03-24 1999-03-24 窒化物半導体製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000277436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110373715A (zh) * 2019-08-21 2019-10-25 深圳市纳设智能装备有限公司 制备二维晶体材料的化学气相沉积设备和方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63188933A (ja) * 1987-01-31 1988-08-04 Toyoda Gosei Co Ltd 窒化ガリウム系化合物半導体の気相成長方法
JPH09213998A (ja) * 1996-01-30 1997-08-15 Kyocera Corp 窒化物半導体単結晶薄膜の成長方法及び同装置
JPH09309796A (ja) * 1996-05-23 1997-12-02 Sony Corp 窒素系iii−v族化合物半導体の成長方法
JPH09312271A (ja) * 1996-05-22 1997-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマ装置、薄膜形成方法及びエッチング方法
JPH104211A (ja) * 1996-06-17 1998-01-06 Sony Corp 窒化物系化合物半導体の成長方法
JPH10106958A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan プラズマcvd装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63188933A (ja) * 1987-01-31 1988-08-04 Toyoda Gosei Co Ltd 窒化ガリウム系化合物半導体の気相成長方法
JPH09213998A (ja) * 1996-01-30 1997-08-15 Kyocera Corp 窒化物半導体単結晶薄膜の成長方法及び同装置
JPH09312271A (ja) * 1996-05-22 1997-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマ装置、薄膜形成方法及びエッチング方法
JPH09309796A (ja) * 1996-05-23 1997-12-02 Sony Corp 窒素系iii−v族化合物半導体の成長方法
JPH104211A (ja) * 1996-06-17 1998-01-06 Sony Corp 窒化物系化合物半導体の成長方法
JPH10106958A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan プラズマcvd装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110373715A (zh) * 2019-08-21 2019-10-25 深圳市纳设智能装备有限公司 制备二维晶体材料的化学气相沉积设备和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2573206B1 (en) Method for growing a group (iii) metal nitride film
US7842588B2 (en) Group-III metal nitride and preparation thereof
CN101128911A (zh) 用于高密度、低能量等离子增强气相外延的系统和工艺
JP2003188104A (ja) 窒化物半導体の製造装置、窒化物半導体の製造方法、及びリモートプラズマ装置
JP2000026194A (ja) 低抵抗n型ダイヤモンドの合成法
JP3439994B2 (ja) 低抵抗n型および低抵抗p型単結晶AlN薄膜の合成法
US8470090B2 (en) AlN crystal and method for growing the same, and AlN crystal substrate
JP2003332234A (ja) 窒化層を有するサファイア基板およびその製造方法
JP3895410B2 (ja) Iii−v族窒化物結晶膜を備えた素子、およびその製造方法
JP3577974B2 (ja) 半導体発光素子、およびその製造方法
JP2000277436A (ja) 窒化物半導体製造方法
KR20110056869A (ko) 분자빔 에피탁시 방법을 이용한 그라핀 제조방법
JP2009249202A (ja) 窒化アルミニウム単結晶の製造方法
JP3587946B2 (ja) プラズマcvd装置
CN1969067B (zh) Ⅲ族氮化物单晶体及其制造方法以及半导体器件
CN118660994A (zh) 衬底基板及单晶金刚石层叠基板以及它们的制造方法
JP4120435B2 (ja) ウルツ鉱型iii族窒化物半導体結晶の成長方法
CN101369620A (zh) 在硅衬底上实现氮化镓薄膜低温沉积的方法
JP3743013B2 (ja) エピタキシャルウェハの製造方法
JP2001270799A (ja) 酸化亜鉛薄膜およびその製造方法
JP2004537855A (ja) 薄いエピタキシャル半導体層の製造方法および装置
KR102757293B1 (ko) 유기물질로 이루어진 버퍼층 기반 단결정 다이아몬드기판 및 이의 제조방법
JPS6027699A (ja) 炭火硅素単結晶膜の製造法
JPS6261321A (ja) 3−5族化合物半導体の製造方法及び装置
KR101445673B1 (ko) 반도체 결정 성장 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20031031

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20031210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224