JP2000277772A - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及びその製造方法

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JP2000277772A
JP2000277772A JP11083224A JP8322499A JP2000277772A JP 2000277772 A JP2000277772 A JP 2000277772A JP 11083224 A JP11083224 A JP 11083224A JP 8322499 A JP8322499 A JP 8322499A JP 2000277772 A JP2000277772 A JP 2000277772A
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solar cell
resin film
cell module
weather
manufacturing
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JP11083224A
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Masayuki Nakamura
真之 中村
Yukio Shinoda
幸雄 篠田
Hirokuni Mori
弘邦 森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池素子間に空間ができにくい、長期に
わたる信頼性を確保できる太陽電池モジュールを得る。 【解決手段】 太陽電池素子1を透光性のある封止樹脂
を介して受光面のガラス板3と裏面の耐候性樹脂フィル
ム4で挟持した盤状のラミネート構造の太陽電池モジュ
ールについて、耐候性樹脂フィルム4に凹凸9を設けて
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盤状のラミネート
構造の太陽電池モジュール及び盤状のラミネート構造の
太陽電池モジュールの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の従来の太陽電池モジュール
は、例えば特開平10―102708号公報に示されて
いるように、配列させた複数個の太陽電池素子を透光性
のある封止樹脂を介して受光面のガラス板と裏面の耐候
性樹脂フィルムで挟持した盤状のラミネート構造に構成
されている。このような構成の太陽電池モジュールは、
受光面を構成するガラス板上に透光性のある封止樹脂シ
ートを重ね、その上に電気的配線の完了した複数個の太
陽電池素子を敷き並べ、その上に透光性のある封止樹脂
シートを重ね、さらに耐候性樹脂フィルムを重ねた熱ラ
ミネートにより封止して製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の熱
ラミネートにより封止したラミネート構造の太陽電池モ
ジュールにおいては、太陽電池素子と太陽電池素子の間
における封止樹脂と耐候性樹脂フィルム間に気泡状の空
間ができやすい。こうした空間は、実使用環境における
日常的な温度変化に伴って漸次拡大していき、太陽電池
モジュールの性能を損なう原因にもなっている。太陽電
池素子間にできる空間は、特に線形膨張係数がおおきく
剛性の低い耐候性樹脂フィルムを使う場合に起きやす
い。こうした問題を解決するために、従来においてはア
ルミ箔等の金属箔と樹脂フィルムを貼り合わせ、樹脂の
熱膨張を抑えた裏面保護シートが採用されてきたが、金
属箔と樹脂フィルムの線形膨張係数が異なり、そのまま
では反りが生じるため、樹脂フィルム、金属箔、樹脂フ
ィルムといった三層構造を採らざるを得ず、コストの高
騰を招いていた。
【0004】太陽電池素子間に空間ができるメカニズム
を考査してみると、熱ラミネート・キュア後、太陽電池
モジュールの温度が下がり耐候性樹脂フィルムと封止樹
脂との線形膨張係数の違いから応力が生じ、その応力が
耐候性樹脂フィルムと封止樹脂との接着強度を超えると
剥離がおき気泡状の空間となって現われることが判明し
た。即ち、図10のAに示すようにガラス板10、封止
樹脂シート11、太陽電池素子12、封止樹脂シート1
1、耐候性樹脂フィルム13を重ねた初期状態では、封
止樹脂シート11、耐候性樹脂フィルム13は剛性が低
いため、初期的に支えのない太陽電池素子12の間にた
るみができることになる。
【0005】この初期状態から封止樹脂シート11を溶
融させる工程に移行すると、図10のBに示すように封
止樹脂シート11が太陽電池素子12の間に沈込み、耐
候性樹脂フィルム13も太陽電池素子12の間の方へ伸
長し、やがて耐候性樹脂フィルム13が座屈し封止樹脂
シート11とともに太陽電池素子12の間に沈込む。こ
の状態で真空プレスを行なうと、図10のCのように太
陽電池素子12間に集中的に皺ができ、冷却工程を経る
と図10のDに示すように、耐候性樹脂フィルム13と
封止樹脂14との線形膨張係数の違いから応力が生じ、
その応力が耐候性樹脂フィルム13と封止樹脂14との
接着強度を超えると剥離がおき空間15となって現われ
る。
【0006】本発明は、上記した従来の問題点を解消す
るためになされたもので、その課題とするところは、太
陽電池素子間に空間ができにくい、長期にわたる信頼性
を確保できる太陽電池モジュールを得ることであり、そ
のコストの低減を推進することであり、太陽電池素子間
に空間ができにくい、長期にわたる信頼性を確保できる
太陽電池モジュールの製造方法を確立することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、空間のできるメカニズムの判明し
たことを活用して、太陽電池素子を透光性のある封止樹
脂を介して受光面のガラス板と裏面の耐候性樹脂フィル
ムで挟持した盤状のラミネート構造の太陽電池モジュー
ルについて、耐候性樹脂フィルムに凹凸を設ける手段を
採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段における凹凸を太陽電池素
子の間に対応する部分以外に設ける手段を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、空間のできるメカニズムの判明したことを活用し
て、太陽電池素子を透光性のある封止樹脂を介して受光
面のガラス板と裏面の耐候性樹脂フィルムで挟持した盤
状のラミネート構造の太陽電池モジュールの製造にあた
り、熱ラミネートによる太陽電池素子の封止の際に耐候
性樹脂フィルムを封止樹脂に点状又は線状に押える手段
を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項3に係る前記手段における耐候性樹脂フィル
ムの点状又は線状に押える箇所を太陽電池素子の間に対
応する部分以外にする手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項3又は請求項4のいずれかに係る前記手段に
おける封止樹脂にエチレンビニルアセテートを用い、耐
候性樹脂フィルムにポリフッ化ビニルを用いる手段を採
用する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図9によって示す本実施の形
態は、太陽電池素子1を透光性のある封止樹脂2を介し
て受光面のガラス板3と裏面の耐候性樹脂フィルム4で
挟持した盤状のラミネート構造の太陽電池モジュール5
の製造方法に関するものである。この製造方法は、図1
に示すようにガラス板3、封止樹脂シート6、配線の完
了した太陽電池素子1、封止樹脂シート6、耐候性樹脂
フィルム4を重ね合せる初期工程と、熱ラミネートによ
る封止工程と、炉に入れて、架橋反応を進ませ封止樹脂
シート6とガラス板3及び耐候性樹脂フィルム4との接
着性をあげるキュア工程と、端部を切断除去して整形す
るトリミング工程とからなる。耐候性樹脂フィルム4と
しては、絶縁性、防湿性及び耐候性を備えた例えば、ポ
リフッ化ビニルのフィルムが用いられる。封止樹脂シー
ト6としては、耐候性のある例えば、エチレンビニルア
セテート等のシートが用いられる。ポリフッ化ビニルの
フィルムは熱膨張が大きく剛性の低い素材でもある。
【0013】図1に示す初期工程を経た積層体を真空プ
レスして熱ラミネートによる封止を行なう封止工程に送
り、図2に示すような盤状のラミネート構造体を得た
後、封止樹脂シート6とガラス板3及び耐候性樹脂フィ
ルム4との接着性をあげるキュア工程、端部を切断除去
して整形するトリミング工程を経た後、冷却して太陽電
池モジュール5が製造される。この製造方法の特徴は、
封止工程における熱ラミネート時に、耐候性樹脂フィル
ム4の上に図4に示すように凹凸面7を備えた型板8を
載せて全域に凹凸9を転写することにある。線形膨張係
数の大きい耐候性樹脂フィルム4の場合には、図8に示
すように線状に押える凹凸9を伸長方向と同一の方向の
波形にするとよく、製造過程でアニールされ応力が除去
されている耐候性樹脂フィルム4の場合は、図6,7に
示すように半球状の突出部を全面に分布させるとよい。
凹凸9の構造や深さは、耐候性樹脂フィルム4の線形膨
張係数の大小及び封止樹脂シート6の種類により対応す
ることになる。
【0014】図4に示すように耐候性樹脂フィルム4に
凹凸9を転写しながら、熱ラミネートすると耐候性樹脂
フィルム4に封止樹脂シート6を点状又は線状に押える
部分と押えない部分ができ、初期的に小さな皺が分散し
て生じることになり、太陽電池素子1間に皺が集中して
発生することがなくなり、冷却後に太陽電池素子1間に
空間ができることを回避することができる。さらに、図
9に示すような型板8を使い、太陽電池素子1の間を除
く部分に点状に押える凹凸9を形成すると、太陽電池素
子1間の皺の発生防止にはより効果的である。ポリフッ
化ビニルのフィルムは熱膨張が大きく低剛性の素材であ
り、こうした対応をしないと、太陽電池素子1間に深い
皺ができ、空間の発生につながってしまうことになる。
なお、予め凹凸9を付けた耐候性樹脂フィルム4を初期
工程において封止樹脂シート6に重ねても太陽電池素子
1間の皺の発生を防止することができる。このようにし
て製造された太陽電池モジュール5は、太陽電池素子1
間の気泡による性能低下もきたさず、長期にわたる信頼
性を確保することができ、背面側を三層構造にする必要
もないためコストも低減する。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、太陽電池素子
間に空間ができにくい、長期にわたる信頼性を確保でき
る太陽電池モジュールが得られる。
【0016】請求項2の発明によれば、太陽電池素子間
に空間ができにくい、長期にわたる信頼性を確保できる
太陽電池モジュールが得られる。
【0017】請求項3の発明によれば、太陽電池素子間
に空間ができにくい、長期にわたる信頼性を確保できる
低コストの太陽電池モジュールが得られる。
【0018】請求項4の発明によれば、太陽電池素子間
に空間ができにくい、長期にわたる信頼性を確保できる
低コストの太陽電池モジュールが得られる。
【0019】請求項5の発明によれば、太陽電池素子間
に空間ができにくい、長期にわたる信頼性を確保できる
低コストの太陽電池モジュールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の太陽電池モジュールの製造過程
を示す説明図である。
【図2】 実施の形態の太陽電池モジュールの製造過程
を示す説明図である。
【図3】 実施の形態の太陽電池モジュールの断面図で
ある。
【図4】 実施の形態の太陽電池モジュールの製造過程
を示す説明図である。
【図5】 実施の形態の製造方法により製造した太陽電
池モジュールを示す断面図である。
【図6】 実施の形態の太陽電池モジュールの製造に使
う型板を示す正面図である。
【図7】 図6のA―A線の断面図である。
【図8】 実施の形態の太陽電池モジュールの製造に使
う型板を示す斜視図である。
【図9】 実施の形態の太陽電池モジュールの製造に使
う型板を示す正面図である。
【図10】 従来の太陽電池モジュールの製造における
空間の発生メカニズムを示す説明図である。
【符号の説明】
1 太陽電池素子、 2 封止樹脂、 3 ガラス板、
4 耐候性樹脂フィルム、 6 封止樹脂シート、
9 凹凸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 弘邦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F051 GA03 HA04 HA07 JA04 JA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池素子を透光性のある封止樹脂を
    介して受光面のガラス板と裏面の耐候性樹脂フィルムで
    挟持した盤状のラミネート構造の太陽電池モジュールで
    あって、耐候性樹脂フィルムに凹凸を設けた太陽電池モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の太陽電池モジュールで
    あって、凹凸を太陽電池素子の間に対応する部分以外に
    設けた太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 太陽電池素子を透光性のある封止樹脂を
    介して受光面のガラス板と裏面の耐候性樹脂フィルムで
    挟持した盤状のラミネート構造の太陽電池モジュールの
    製造にあたり、熱ラミネートによる前記太陽電池素子の
    封止の際に前記耐候性樹脂フィルムを前記封止樹脂に点
    状又は線状に押えることを特徴とする太陽電池モジュー
    ルの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の太陽電池モジュールの
    製造方法であって、耐候性樹脂フィルムの点状又は線状
    に押える箇所を太陽電池素子の間に対応する部分以外に
    したことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4のいずれかに記載
    の太陽電池モジュールの製造方法であって、封止樹脂に
    エチレンビニルアセテートを用い、耐候性樹脂フィルム
    にポリフッ化ビニルを用いたことを特徴とする太陽電池
    モジュールの製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009076692A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Fuji Electric Systems Co Ltd フィルム型太陽電池モジュール
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