JP2000278083A - 弾性表面波フィルタ - Google Patents

弾性表面波フィルタ

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JP2000278083A
JP2000278083A JP11080091A JP8009199A JP2000278083A JP 2000278083 A JP2000278083 A JP 2000278083A JP 11080091 A JP11080091 A JP 11080091A JP 8009199 A JP8009199 A JP 8009199A JP 2000278083 A JP2000278083 A JP 2000278083A
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Jun Tsutsumi
潤 堤
Takashi Matsuda
隆志 松田
Osamu Igata
理 伊形
Yoshio Sato
良夫 佐藤
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    • H—ELECTRICITY
    • H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/46—Filters
    • H03H9/64—Filters using surface acoustic waves
    • H03H9/6423—Means for obtaining a particular transfer characteristic
    • H03H9/6426—Combinations of the characteristics of different transducers

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  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、弾性表面波フィルタに関し、弾
性表面波の伝搬方向の長さを短くし、角形性に優れた周
波数特性を持つ弾性表面波フィルタを提供すること。 【解決手段】 圧電基板と、圧電基板上に配置された複
数の弾性表面波伝搬路と、複数の弾性表面波伝搬路を横
断するように配置された反射器とから構成され、少なく
とも1つの弾性表面波伝搬路上には入力インターディジ
タルトランスデューサが配置され、他の弾性表面波伝搬
路上の少なくとも1つには出力インターディジタルトラ
ンスデューサが配置され、さらに、前記入力インターデ
ィジタルトランスデューサと出力インターディジタルト
ランスデューサとは、前記反射器に対して同じ側に配置
されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、弾性表面波フィ
ルタに関し、特に、複数の弾性表面波伝搬路を持つ弾性
表面波フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の移動通信システムに
おいて、TDMA(Time Division Multiple Access )
方式に加えて、CDMA(Code Division Multiple Acc
ess )方式という新しいデジタルシステムが採用されつ
つある。このCDMA方式に用いられるIF(Intermed
iate Frequency;中間周波数)フィルタは、従来の携帯
電話システムと比較して極めて角形性に優れた周波数特
性が要求されている。ここで角形性とは、図10に示す
ように、ある2つの減衰量での帯域幅(第1の帯域幅と
第2の帯域幅)の比(第2の帯域幅/第1の帯域幅)で
ある。ある2つの減衰量での帯域幅とは、例えば3dB
帯域幅と10dB帯域幅である。そして、この2つの減
衰量での帯域幅の比が1に近い程、角形性に優れるとい
い、従って、角形性に優れるとはフィルタ特性が急峻な
変化をしていることを示す。
【0003】図9に、従来から用いられている弾性表面
波フィルタの一つであるトランスバーサル型フィルタを
示す。このフィルタは、一方が信号入力用のIDT(イ
ンターディジタルトランスデューサ)であり、他方が信
号出力用のIDTである。図9の右側のIDTは、上下
方向に延びている電極指の長さが一定である正規電極で
あるが、左側のIDTは、各電極指の長さが一定の規則
で異なっているアポタイズ重みづけ電極である。従来
は、このようなアポタイズ重みづけ電極のように、ID
Tを重みづけすることによって、弾性表面波フィルタの
周波数特性の角形性を向上させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アポタイズ重
み付け電極のようにIDTを重み付けすることで、十分
優れた角形性を持つ弾性表面波フィルタを実現するため
には、極めて多くの電極対数が必要となり、弾性表面波
の伝搬方向(図9では、紙面の左右方向)の長さが長く
なるという問題点がある。従って、携帯電話等ではその
携帯性・小型化を満足させるために弾性表面波フィルタ
も小さくする必要があるが、角形性をよくするために弾
性表面波フィルタのサイズが大きくなったのでは、小型
化の要求に反することになる。ゆえに、図9に示すよう
な従来のIDTを重み付けして角形性を向上させるもの
では、小型かつ角形性に優れた特性を持つ弾性表面波フ
ィルタを実現することは困難である。
【0005】そこで、この発明は、以上のような事情を
考慮してなされたものであり、少ない電極対数のIDT
を用いて、弾性表面波の伝搬方向の長さが小型で、かつ
角形性に優れた周波数特性を持つ弾性表面波フィルタを
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、圧電基板
と、圧電基板上に配置された複数の弾性表面波伝搬路
と、複数の弾性表面波伝搬路を横断するように配置され
た反射器とから構成され、少なくとも1つの弾性表面波
伝搬路上には入力インターディジタルトランスデューサ
が配置され、他の弾性表面波伝搬路上の少なくとも1つ
には出力インターディジタルトランスデューサが配置さ
れ、さらに、前記入力インターディジタルトランスデュ
ーサと出力インターディジタルトランスデューサとは、
前記反射器に対して同じ側に配置されたことを特徴とす
る弾性表面波フィルタを提供するものである。これによ
れば、小型かつ角形性に優れた周波数特性を持つ弾性表
面波フィルタを提供できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、インターディジタルトラン
スデューサをIDT(Interdigital Transduser )と呼
び、弾性表面波をSAW(Surface Acoustic Wave )と
呼ぶ。この発明の弾性表面波フィルタにおいて、インタ
ーディジタルトランスデューサ(IDT)は複数個設け
られるが、そのうち、電気信号を入力するために用いら
れる入力インターディジタルトランスデューサ(入力I
DT)と電気信号を出力するために用いられる出力イン
ターディジタルトランスデューサ(出力IDT)とは、
それぞれ1つあればよいが、1つに限定するものではな
く、必要に応じてそれぞれ複数個設けてもよい。また、
この発明においては、入力IDTと出力IDTとは、弾
性表面波の伝搬方向に対して垂直な方向に並行するよう
に配置される。
【0008】また、この発明は、圧電基板と、圧電基板
上に配置された複数の弾性表面波伝搬路とからなり、各
弾性表面波伝搬路上には、それぞれ所定の間隔をあけて
1つのIDTと反射器とが配置され、各IDTは、弾性
表面波の伝搬方向に対して垂直な方向であって、前記各
反射器に対して同じ側に配置されたことを特徴とする弾
性表面波フィルタを提供するものである。
【0009】ここで特に、前記IDTのうち1つが入力
IDTとなり、他のIDTのうち1つが出力IDTとな
るようにしてもよい。ただし、入力IDTと出力IDT
とはそれぞれ1つに限るものではなく、複数個あっても
よい。さらに、前記弾性表面波伝搬路上に形成される任
意のIDTと反射器との間の圧電基板上に弾性表面波導
波路を形成してもよい。
【0010】また、入力IDTと、出力IDTに関し
て、少なくともどちらか一方に重み付けをしてもよい。
たとえば重み付けとしては、「アポタイズ重み付け」あ
るいは「間引き重み付け」等がある。重み付けをすれ
ば、弾性表面波フィルタの周波数特性の角形性を改善で
きる。さらに、入力IDT及び出力IDTのうち少なく
ともどちらか一方に、一方向性IDTを用いてもよい。
一方向性IDTを用いれば、弾性表面波フィルタの損失
を低減できる。
【0011】反射器についても、間引き重み付けのよう
な重み付けをしてもよい。また、一つの反射器を、弾性
表面波の伝搬方向に複数個に分割して構成してもよい。
この重み付けや分割により、弾性表面波フィルタの周波
数特性の角形性を向上できる。さらに、反射器の電極の
周期の2倍と、入力IDT及び出力IDTの電極指の周
期とをわずかに異ならせてもよい。このようにすれば、
弾性表面波フィルタの周波数特性の改善ができる。
【0012】以下、図面に示す実施の形態に基づいてこ
の発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定
されるものではない。図1に、この発明の第1実施例の
弾性表面波フィルタの構成図を示す。図1においては、
4つの弾性表面波伝搬路(第1伝搬路5,第2伝搬路
6,第3伝搬路7,第4伝搬路8)からなる弾性表面波
フィルタの構成を示している。しかし、これに限定する
ものではなく、一般にn個(n≧2)の弾性表面波伝搬
路を備えてもよい。
【0013】また、水晶などの圧電基板9上に、金属膜
(Cu,Alなど)からなる複数のIDT1,2,3と
反射器4とが形成されている。反射器4はすべての弾性
表面波伝搬路5〜8を横断するように配置され、IDT
は各伝搬路上に配置される。IDTは、すべての伝搬路
上に配置される必要はなく、任意の伝搬路上に、少なく
とも1つの入力IDT1と少なくとも1つの出力IDT
2があればよい。他のIDT3は、入力用であるか出力
用であるかは問わない。
【0014】また、入力IDT1と出力IDT2とは、
SAWの伝搬方向に対して垂直な方向に配置され、反射
器4に対して同じ側に配置される。ただし、入力IDT
と反射器4との距離と、出力IDT2と反射器4との距
離とは必ずしも同じとする必要はない。4つの弾性表面
波伝搬路5〜8は、入力IDT1によって励振されたS
AWが紙面の左右方向に伝搬する領域であるが、隣接す
る2つの伝搬路は所定の間隔をあけて、圧電基板9上に
存在する。
【0015】また、各IDT1,2,3は、多数の電極
指を有するくし形形状の2つの電極から構成され、各電
極指は、SAWの伝搬方向に対してほぼ垂直な方向に延
び、紙面の上下方向から、交互に配置される。また、図
1のIDT1,2,3はいわゆる正規電極であるが、必
要に応じて間引き重みづけ、あるいはアポタイズ重みづ
け等をしてもよい。反射器4は、グレーティング構造を
有する複数の電極指から構成される。
【0016】図2に、この発明の第2実施例の弾性表面
波フィルタの構成図を示す。図2は、図1の特殊な形
態、すなわち最も簡易な構成の弾性表面波フィルタの実
施例を示している。IDTは、1つの入力IDT1と1
つの出力IDT2とから構成され、入力IDT1は第1
伝搬路5上,出力IDT2は第2伝搬路6上の反射器4
に対して同じ側に形成される。反射器4は、2つの伝搬
路5,6をまたぐように横断的に配置される。
【0017】ここで、図2を用いて、この発明の弾性表
面波フィルタの弾性表面波(SAW)の伝搬原理につい
て説明する。まず、入力IDT1の電極に外部から入力
信号が印加されると、SAWが励起され、入力IDT1
の左右方向にSAWが進行する。入力IDT1から放射
された直後のSAWの強度分布11は、図2の図中に示
すように、第1伝搬路5内部に閉じ込められている。入
力IDT1の右方向に放射されたSAWは、圧電基板9
の表面上を反射器4の方向13へ進行する。
【0018】このSAWが反射器4に到達すると、反射
器4は2つの伝搬路5,6上にまたがっているため、S
AWの強度分布12は反射器4の全域に広がってしま
う。すなわち、第2伝搬路6上にも、SAWが伝搬され
る。そして、第2伝搬路6上に伝搬したSAWの一部
は、反射器4で反射され、出力IDT2へ向かって進行
し(符号14の方向)、出力IDT2に到達した後、電
気信号として検出される。
【0019】また、入力IDT1,出力IDT2及び反
射器4は、それぞれ、電極指の対数や周期によって、あ
る特定周波数帯域の信号のみを伝搬しやすいという周波
数特性を持っているが、入力IDT1と反射器4のそれ
ぞれの周波数特性を合成した特性を持つSAWが反射器
4から出力IDT2へ入力されるので、角形性に優れた
特性を持つフィルタが得られる。
【0020】図6に、図2と同様の構成の弾性表面波フ
ィルタであるが、入力IDT1のSAW伝搬方向の長さ
が、出力IDT2のSAW伝搬方向の長さよりも長い場
合の実施例の構成図を示す。図9に示した従来のトラン
スバーサル型フィルタでは、SAW伝搬方向の長さは、
主として入力IDT1の長さL1と出力IDT2の長さ
L2との合計(L1+L2)で決まる。
【0021】一方、図6のこの発明の弾性表面波フィル
タでは、主として入力IDT1(長さL1)あるいは出
力IDT2(長さL2)の長い方のIDTのSAW伝搬
方向の長さL3と反射器のSAW伝搬方向の長さL4の
合計(L3+L4)によって決まる。ここでL3は、L
1またはL2である。したがって、反射器のSAW伝搬
方向の長さL4が、短い方のIDTのSAW伝搬方向の
長さよりも短い場合、この発明の弾性表面波フィルタの
SAW伝搬方向の長さは従来のトランスバーサル型フィ
ルタよりも短くなる。
【0022】図3に、この発明の第3実施例の弾性表面
波フィルタの構成図を示す。ここで、第1,第2実施例
と同様に、各IDT1,2,3は、SAW伝搬方向(紙
面の左右方向)に対して垂直な方向に配置されるが、反
射器が各伝搬路上に分割されて複数個配置される点で異
なる。すなわち、複数個の反射器4−1,4−2,4−
3が、各IDT1,2,3に対して、SAW伝搬方向の
同じ側に配置される。
【0023】このように、反射器4を分割した構成にし
た場合でも、反射器どうしの音響的結合により、入力I
DT1から放射された弾性表面波は反射器4−1から反
射器4−2へと伝達し、さらに出力IDT2へ伝搬され
る。図3では、3つのIDTと反射器とから構成される
実施例を示しているが、IDT等の個数は、これに限定
されるものではない。また、入力IDT1と出力IDT
2は、それぞれ少なくとも1つあればよく、図3のよう
に、入力IDTが2つに限定されるものではない。
【0024】図4は、この発明の第4実施例の弾性表面
波フィルタであり、図3に示した弾性表面波フィルタの
最小構成を示したものである。ここで1つの入力IDT
1と1つの出力IDT2と、それぞれのIDTのSAW
伝搬方向について同じ側であって、SAW伝搬路上に配
置された反射器4−1,4−2とから構成される。図3
及び図4に示した構成の弾性表面波フィルタでも、図1
及び図2の弾性表面波フィルタと同様に、トランスバー
サル型フィルタよりもSAW伝搬方向の長さを小さくで
き、角形性に優れたフィルタが得られる。
【0025】なお、図4において、入力IDT1と反射
器4−1,出力IDT2と反射器4−2とは、損失を少
なくする点においては、紙面の上下方向にずれていない
SAW伝搬路上にあることが好ましい。しかし、入力I
DT1と反射器4−1との間及び出力IDT2と反射器
4−2との間に、SAW導波路を設けた場合には、入力
IDT1と反射器4−1,出力IDT2と反射器4−2
とは必ずしも同一のSAW伝搬路上になくてもよく、た
とえば、入力IDT1と反射器4−1とが紙面の上下方
向にずれた位置に配置されるようにしてもよい。
【0026】図5に、この発明の第5実施例の弾性表面
波フィルタの構成図を示す。ここでは、IDT及び反射
器4の構成は、図1に示したものと同様であるが、各I
DTと反射器4との間の各SAW伝搬路中にSAW導波
路21,22,23,24を形成する点が異なる。ただ
し、IDTと反射器の間の領域のすべてにSAW導波路
を形成する必要はなく、任意のIDTと反射器との間の
領域にSAW導波路を設ければよい。このSAW導波路
は入力IDT1から反射器4までの伝搬経路上または反
射器4から出力IDT2までの伝搬経路上のSAWの回
折損失を回避できるので、SAWフィルタにおける挿入
損失を低減することができる。
【0027】また、図2,図3及び図4についても、各
IDTと各反射器との間の領域にそれぞれSAW導波路
を設けてもよい。SAW導波路は、均一な表面構造の金
属膜,均一な表面構造の絶縁膜,グレーティング構造の
金属膜、またはグレーティング構造の絶縁膜等によって
形成することができる。
【0028】図7に、この発明の弾性表面波フィルタの
具体例を示す。この弾性表面波フィルタは、1つの入力
IDT1,1つの出力IDT2,1つの反射器4,2つ
のSAW導波路21,22とから構成される。ここで、
入力IDT1及び出力IDT2は、ともに電極指の周期
λ1=36μm,電極指の対数=55対とする。反射器
4はグレーティング構造とし、電極指の周期λ2=18
μm,電極指の本数=160本とする。入力IDT1と
反射器4との間、及び出力IDT2と反射器4との間に
は、それぞれグレーティング構造のSAW導波路21,
22を配置する。このグレーティング構造の周期は14
μmとする。
【0029】また、入力IDT1と出力IDT2との間
の距離を100μm程度とし、入力IDT1と反射器4
とは同一のSAW伝搬路上から上下方向に少しずれた構
造としている。ただし、入力IDT1と反射器4との間
の領域における損失を回避するために、入力IDTと反
射器とを結ぶSAWの伝搬経路をつなぐように、SAW
導波路21は途中で折れ曲がった形状としている。出力
IDT2と反射器4の位置関係、SAW導波路22の形
状についても同様である。
【0030】また、入力IDT1,出力IDT2,反射
器4,SAW導波路21,22はすべて膜厚1μm程度
の金属膜で形成され、圧電基板9上にそれぞれの形状と
なるようにパターニングされる。金属膜の材料はたとえ
ばアルミニウムを用いることができる。上記のような構
造の弾性表面波フィルタは、縦方向の長さ約1.5m
m,横方向の長さ約7.5mm程度の大きさのチップと
して形成することができる。
【0031】図8に、図7に示したこの発明の弾性表面
波フィルタの具体例における挿入損失−周波数特性のグ
ラフを示す。このグラフによれば、中心周波数を85.
5MHzとして、角形性に優れた周波数特性を持つ弾性
表面波フィルタが得られたことがわかる。
【0032】参考として、図9に示した従来のトランス
バーサル型のフィルタでは、入力IDTをアポタイズ重
みづけし、出力IDT2を間引き重みづけした場合、図
8と同等の周波数特性を持つ弾性表面波フィルタとする
ためには、入力IDTの電極対数=295対,出力ID
Tの電極対数=139対が必要となる。
【0033】このとき、入力IDTのSAW伝搬方向の
長さ=10.62mm,出力IDTのSAW伝搬方向の
長さ=5.004mmであり、トランスバーサル型のフ
ィルタのSAW伝搬方向の長さは合計15.624mm
となり、この発明の図7に示した具体例の長さ7.5m
mよりもかなり長い。したがって、この発明の構造の弾
性表面波フィルタでは、従来に比べて、SAW伝搬方向
の長さを小さくできるため、弾性表面波フィルタ自体の
小型化が可能である。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、従来に比べて、弾性
表面波の伝搬方向の長さを小さくでき、さらに角形性に
優れた周波数特性を持つ弾性表面波フィルタを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の弾性表面波フィルタの
構成図である。
【図2】この発明の第2実施例の弾性表面波フィルタの
構成図である。
【図3】この発明の第3実施例の弾性表面波フィルタの
構成図である。
【図4】この発明の第4実施例の弾性表面波フィルタの
構成図である。
【図5】この発明の第5実施例の弾性表面波フィルタの
構成図である。
【図6】この発明の第2実施例の弾性表面波フィルタ
で、2つのIDTの長さが異なる場合の構成図である。
【図7】この発明の弾性表面波フィルタの具体例の構成
図である。
【図8】この発明の図7の弾性表面波フィルタの具体例
の周波数特性図である。
【図9】従来のトランスバーサル型の弾性表面波フィル
タの構成図である。
【図10】角形性の説明図である。
【符号の説明】
1 入力IDT 2 出力IDT 3 IDT 4 反射器 5 第1伝搬路 6 第2伝搬路 7 第3伝搬路 8 第4伝搬路 9 圧電基板 11 入力IDTから放射された直後の強度分布 12 反射器内での強度分布 13 SAW伝搬方向 14 SAW伝搬方向 21 SAW導波路 L1 入力IDT長 L2 出力IDT長 L3 IDT長 L4 反射器長
フロントページの続き (72)発明者 松田 隆志 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 伊形 理 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 良夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5J097 AA18 AA29 BB11 CC01 CC09 CC14 CC15 DD13 DD16 DD17 DD26 KK04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板と、圧電基板上に配置された複
    数の弾性表面波伝搬路と、複数の弾性表面波伝搬路を横
    断するように配置された反射器とから構成され、少なく
    とも1つの弾性表面波伝搬路上には入力インターディジ
    タルトランスデューサが配置され、他の弾性表面波伝搬
    路上の少なくとも1つには出力インターディジタルトラ
    ンスデューサが配置され、さらに、前記入力インターデ
    ィジタルトランスデューサと出力インターディジタルト
    ランスデューサとは、前記反射器に対して同じ側に配置
    されたことを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記入力インターディジタルトランスデ
    ューサと前記出力インターディジタルトランスデューサ
    とが、それぞれ1つであることを特徴とする請求項1記
    載の弾性表面波フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記入力インターディジタルトランスデ
    ューサと反射器の間、前記出力インターディジタルトラ
    ンスデューサと反射器の間のうち少なくとも一方の圧電
    基板上に弾性表面波導波路を形成したことを特徴とする
    請求項1または2記載の弾性表面波フィルタ。
  4. 【請求項4】 圧電基板と、圧電基板上に配置された複
    数の弾性表面波伝搬路とからなり、各弾性表面波伝搬路
    上には、それぞれ所定の間隔をあけて1つのインターデ
    ィジタルトランスデューサと反射器とが配置され、各イ
    ンターディジタルトランスデューサは、弾性表面波の伝
    搬方向に対して垂直な方向であって、前記各反射器に対
    して同じ側に配置されたことを特徴とする弾性表面波フ
    ィルタ。
  5. 【請求項5】 前記インターディジタルトランスデュー
    サが1つの入力インターディジタルトランスデューサ
    と、1つの出力インターディジタルトランスデューサと
    からなることを特徴とする請求項4記載の弾性表面波フ
    ィルタ。
  6. 【請求項6】 前記弾性表面波伝搬路上に形成される任
    意のインターディジタルトランスデューサと反射器との
    間の圧電基板上に弾性表面波導波路を形成したことを特
    徴とする請求項4または5記載の弾性表面波フィルタ。
  7. 【請求項7】 前記弾性表面波導波路が、均一な表面構
    造の金属膜,均一な表面構造の絶縁膜,グレーティング
    構造の金属膜、またはグレーティング構造の絶縁膜のう
    ちいずれかを用いて形成されたことを特徴とする請求項
    6記載の弾性表面波フィルタ。
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