JP2000278917A - 整流子における整流子片の固定構造 - Google Patents
整流子における整流子片の固定構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ヒュージング時における溶断を防止し、部品数
の増加を抑え、絶縁基部の成形において高い精度を要求
せず、組み付け時にブラシ摺接部の曲率を悪化させない
整流子における整流子片の固定構造を提供する。 【解決手段】絶縁基部11に設けられたフランジ部13
の円筒部12側の面には径方向にのびる凹部13aが形
成される。該凹部13aには、整流子片14のブラシ摺
接部14aと接続部14fとの間の固定部14bが嵌合
される。そして、凹部13a及び固定部14bは、該固
定部14bが径方向外側に移動不能となるように径方向
外側に向かって漸次幅狭に形成される。
の増加を抑え、絶縁基部の成形において高い精度を要求
せず、組み付け時にブラシ摺接部の曲率を悪化させない
整流子における整流子片の固定構造を提供する。 【解決手段】絶縁基部11に設けられたフランジ部13
の円筒部12側の面には径方向にのびる凹部13aが形
成される。該凹部13aには、整流子片14のブラシ摺
接部14aと接続部14fとの間の固定部14bが嵌合
される。そして、凹部13a及び固定部14bは、該固
定部14bが径方向外側に移動不能となるように径方向
外側に向かって漸次幅狭に形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ用の組立式
整流子における整流子片の固定構造に関するものであ
る。
整流子における整流子片の固定構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】モータ用の組立式整流子には、例えば、
特許第2655710号公報に示されたものがある。
特許第2655710号公報に示されたものがある。
【0003】詳述すると、整流子の絶縁基部は、円筒部
分と、該円筒部分にフランジ状に設けられたカラーとを
備えている。円筒部分の端壁には、基部内に軸方向にの
びる孔が周方向に等間隔に形成される。カラーの前壁
(円筒部分側の壁)には、軸方向にのびる突起が形成さ
れる。そして、このような基部には、整流子セグメント
が周方向に相互に間隔をあけて配設される。
分と、該円筒部分にフランジ状に設けられたカラーとを
備えている。円筒部分の端壁には、基部内に軸方向にの
びる孔が周方向に等間隔に形成される。カラーの前壁
(円筒部分側の壁)には、軸方向にのびる突起が形成さ
れる。そして、このような基部には、整流子セグメント
が周方向に相互に間隔をあけて配設される。
【0004】各整流子セグメントは、前記円筒部分の外
周面に配設される円弧状のブラシ接触部分を備えてい
る。ブラシ接触部分の前端には内側に折り曲げられたタ
ブが形成される。ブラシ接触部分の後端には、コイル巻
線と電気的に接続するコネクタ部分が形成される。コネ
クタ部分は径方向にのびる壁を備え、該壁には孔が形成
されている。そして、各整流子セグメントは、タブが円
筒部分の孔に嵌挿されるとともに、コネクタ部分の孔に
突起が嵌挿されることにより、基部に対して周方向及び
径方向外側に移動不能に配設される。
周面に配設される円弧状のブラシ接触部分を備えてい
る。ブラシ接触部分の前端には内側に折り曲げられたタ
ブが形成される。ブラシ接触部分の後端には、コイル巻
線と電気的に接続するコネクタ部分が形成される。コネ
クタ部分は径方向にのびる壁を備え、該壁には孔が形成
されている。そして、各整流子セグメントは、タブが円
筒部分の孔に嵌挿されるとともに、コネクタ部分の孔に
突起が嵌挿されることにより、基部に対して周方向及び
径方向外側に移動不能に配設される。
【0005】このようにして、各整流子セグメントは、
ブラシとの摺接抵抗による周方向のずれや、遠心力によ
る基部からの浮き上がり及び剥離が防止されている。
尚、ブラシとの摺接抵抗によって各整流子セグメントに
は周方向に比較的大きな力が作用するため、整流子セグ
メントを固定する突起を大きくして該突起の破損を防止
している。従って、コネクタ部分の孔の内径も突起に応
じて大きく形成される。
ブラシとの摺接抵抗による周方向のずれや、遠心力によ
る基部からの浮き上がり及び剥離が防止されている。
尚、ブラシとの摺接抵抗によって各整流子セグメントに
は周方向に比較的大きな力が作用するため、整流子セグ
メントを固定する突起を大きくして該突起の破損を防止
している。従って、コネクタ部分の孔の内径も突起に応
じて大きく形成される。
【0006】ここで、整流子セグメントのコネクタ部分
とコイル巻線とは、ヒュージングにより相互が電気的に
接続される。このヒュージングの一般的な手法として、
先ずコネクタ部分に形成された略U字形状のワイヤ受入
部分にコイル巻線が巻き付けられる。このワイヤ受入部
分は他部分より断面積が小さく形成されている。次に、
ワイヤ受入部分に第1の電極が押し付けられて、そのワ
イヤ受入部分を潰した状態とされる一方、ブラシ接触部
分に第2の電極が当てられる。そして、この状態で、両
電極間に大きな電流が流される。このとき、他部分より
断面積が小さいワイヤ受入部分は比較的高抵抗な部分で
あるので過度に発熱する。すると、コイル巻線の絶縁被
膜が溶融して、コイル巻線とワイヤ受入部分とが電気的
に接続される。
とコイル巻線とは、ヒュージングにより相互が電気的に
接続される。このヒュージングの一般的な手法として、
先ずコネクタ部分に形成された略U字形状のワイヤ受入
部分にコイル巻線が巻き付けられる。このワイヤ受入部
分は他部分より断面積が小さく形成されている。次に、
ワイヤ受入部分に第1の電極が押し付けられて、そのワ
イヤ受入部分を潰した状態とされる一方、ブラシ接触部
分に第2の電極が当てられる。そして、この状態で、両
電極間に大きな電流が流される。このとき、他部分より
断面積が小さいワイヤ受入部分は比較的高抵抗な部分で
あるので過度に発熱する。すると、コイル巻線の絶縁被
膜が溶融して、コイル巻線とワイヤ受入部分とが電気的
に接続される。
【0007】しかしながら、上記したように、整流子セ
グメントのブラシ接触部分とワイヤ受入部分とを繋ぐ壁
には孔が設けられている。そのため、孔の両側部分の断
面積も比較的小さくなるため、その部分が比較的に高抵
抗な部分となり、ヒュージング時にその部分が溶断する
虞がある。
グメントのブラシ接触部分とワイヤ受入部分とを繋ぐ壁
には孔が設けられている。そのため、孔の両側部分の断
面積も比較的小さくなるため、その部分が比較的に高抵
抗な部分となり、ヒュージング時にその部分が溶断する
虞がある。
【0008】そのため、当該公報に示されているよう
に、第2の電極をコネクタ部分のワイヤ受入部分の近傍
位置に当てるようにしている。このようにすれば、ヒュ
ージング時にコネクタ部分にのみ電流が流れるため、壁
の孔の両側部分には電流が流れず、整流子セグメントの
溶断の心配はない。
に、第2の電極をコネクタ部分のワイヤ受入部分の近傍
位置に当てるようにしている。このようにすれば、ヒュ
ージング時にコネクタ部分にのみ電流が流れるため、壁
の孔の両側部分には電流が流れず、整流子セグメントの
溶断の心配はない。
【0009】ところが、このようにすると、両電極を相
互に近接した位置に配置しなければならないため、各電
極を精度よく配置することが要求される。そのため、ヒ
ュージングを行う装置のコストが高くなるという問題が
発生する。又、第2の電極もワイヤ受入部分に近接する
ために、この第2の電極にも溶融した絶縁被膜が付着し
てしまい、該電極の寿命を著しく低下させてしまう。
互に近接した位置に配置しなければならないため、各電
極を精度よく配置することが要求される。そのため、ヒ
ュージングを行う装置のコストが高くなるという問題が
発生する。又、第2の電極もワイヤ受入部分に近接する
ために、この第2の電極にも溶融した絶縁被膜が付着し
てしまい、該電極の寿命を著しく低下させてしまう。
【0010】そこで、このような問題点を解消する技術
が、登録実用新案第3033372号公報に示されてい
る。 (イ)当該公報の図15に示す組立式整流子では、円筒
状のコアの端部にフランジ部が設けられる。フランジ部
には、セグメントの端子部が嵌合する嵌合用凹部が形成
される。そして、コアの周面部にセグメントを密着さ
せ、端子部をその凹部に嵌合させた状態で、コアにワッ
シャが外嵌される。
が、登録実用新案第3033372号公報に示されてい
る。 (イ)当該公報の図15に示す組立式整流子では、円筒
状のコアの端部にフランジ部が設けられる。フランジ部
には、セグメントの端子部が嵌合する嵌合用凹部が形成
される。そして、コアの周面部にセグメントを密着さ
せ、端子部をその凹部に嵌合させた状態で、コアにワッ
シャが外嵌される。
【0011】このようにすれば、ブラシとの摺接抵抗に
よって各セグメントに周方向に大きな力が作用しても、
端子部が凹部の側面に当接するので、セグメントが周方
向にずれることはない。又、遠心力によるセグメントの
コアからの浮き上がり及び剥離はワッシャにより防止さ
れている。
よって各セグメントに周方向に大きな力が作用しても、
端子部が凹部の側面に当接するので、セグメントが周方
向にずれることはない。又、遠心力によるセグメントの
コアからの浮き上がり及び剥離はワッシャにより防止さ
れている。
【0012】(ロ)当該公報の図5に示す組立式整流子
では、コアのフランジ部には、セグメントの端子部が嵌
合する嵌合用凹部と、セグメントの爪片部が嵌挿される
嵌合用凹部とが形成される。又、フランジ部に設けた各
嵌合用凹部の反対側の面には、挿入されたセグメントの
突出部が入り込む凹部が形成される。一方、セグメント
は、コアの周面部に密着しブラシが摺接する本体部と、
本体部の端部に直角に起立させた端子部と、本体部にお
ける前記端子部の両側に突設させた爪片部と、本体部の
端子部近傍に下面側に膨出させた突出部とを有してい
る。そして、コアの周面部に本体部を密着させた状態
で、端子部を嵌合用凹部に嵌合させると、突出部が凹部
に入り込み、セグメントがコアに対して抜けが防止され
て組み付けられる。
では、コアのフランジ部には、セグメントの端子部が嵌
合する嵌合用凹部と、セグメントの爪片部が嵌挿される
嵌合用凹部とが形成される。又、フランジ部に設けた各
嵌合用凹部の反対側の面には、挿入されたセグメントの
突出部が入り込む凹部が形成される。一方、セグメント
は、コアの周面部に密着しブラシが摺接する本体部と、
本体部の端部に直角に起立させた端子部と、本体部にお
ける前記端子部の両側に突設させた爪片部と、本体部の
端子部近傍に下面側に膨出させた突出部とを有してい
る。そして、コアの周面部に本体部を密着させた状態
で、端子部を嵌合用凹部に嵌合させると、突出部が凹部
に入り込み、セグメントがコアに対して抜けが防止され
て組み付けられる。
【0013】このようにすれば、ブラシとの摺接抵抗に
よって各セグメントに周方向に大きな力が作用しても、
端子部が嵌合用凹部の側面に当接するので、セグメント
が周方向にずれることはない。又、遠心力によるセグメ
ントのコアからの浮き上がり及び剥離は、爪片部が嵌合
用凹部に嵌まり込むことにより防止されている。
よって各セグメントに周方向に大きな力が作用しても、
端子部が嵌合用凹部の側面に当接するので、セグメント
が周方向にずれることはない。又、遠心力によるセグメ
ントのコアからの浮き上がり及び剥離は、爪片部が嵌合
用凹部に嵌まり込むことにより防止されている。
【0014】(ハ)当該公報の図8に示す組立式整流子
では、コアのフランジ部には、セグメントの挿入側と反
対側の面に該セグメントの端子部が嵌合する嵌合用凹部
と、セグメントの挿入側の面にその嵌合用凹部に達する
挿通孔とが形成される。そして、端子部を挿通孔に挿通
させた後に、該端子部が凹部内で直角に起立されて、セ
グメントがコアに対して組み付けられる。
では、コアのフランジ部には、セグメントの挿入側と反
対側の面に該セグメントの端子部が嵌合する嵌合用凹部
と、セグメントの挿入側の面にその嵌合用凹部に達する
挿通孔とが形成される。そして、端子部を挿通孔に挿通
させた後に、該端子部が凹部内で直角に起立されて、セ
グメントがコアに対して組み付けられる。
【0015】このようにすれば、ブラシとの摺接抵抗に
よって各セグメントに周方向に大きな力が作用しても、
端子部が凹部の側面に当接するので、セグメントが周方
向にずれることはない。又、遠心力によるセグメントの
コアからの浮き上がり及び剥離は、セグメントが挿通孔
に挿通されることにより防止されている。
よって各セグメントに周方向に大きな力が作用しても、
端子部が凹部の側面に当接するので、セグメントが周方
向にずれることはない。又、遠心力によるセグメントの
コアからの浮き上がり及び剥離は、セグメントが挿通孔
に挿通されることにより防止されている。
【0016】勿論、(イ)〜(ロ)で示したセグメント
は孔を有しないため、上記したヒュージング時において
セグメントが溶断する心配はない。
は孔を有しないため、上記したヒュージング時において
セグメントが溶断する心配はない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記(イ)
に示す整流子では、セグメントの組み付けにワッシャを
使用するため、整流子の部品数が増加してしまう。
に示す整流子では、セグメントの組み付けにワッシャを
使用するため、整流子の部品数が増加してしまう。
【0018】上記(ロ)に示す整流子では、ブラシが摺
接する本体部には突出部が下面側に膨出させて形成され
ている。そのため、本体部の曲率が悪化し、該本体部の
ブラシが摺接する面が真円でなくなってしまう。これ
は、ブラシの異常摩耗を招きモータの耐久性を低下させ
るばかりか、ブラシとの間で大きな摺接音を発生させモ
ータの静粛性を低下させる要因となる。又、コアは樹脂
成形により形成されるが、そのコアにセグメントの爪片
部を嵌挿すべく該爪片部の厚み分の微細な凹部を形成し
なければならないため、コアを精度よく成形する必要が
ある。
接する本体部には突出部が下面側に膨出させて形成され
ている。そのため、本体部の曲率が悪化し、該本体部の
ブラシが摺接する面が真円でなくなってしまう。これ
は、ブラシの異常摩耗を招きモータの耐久性を低下させ
るばかりか、ブラシとの間で大きな摺接音を発生させモ
ータの静粛性を低下させる要因となる。又、コアは樹脂
成形により形成されるが、そのコアにセグメントの爪片
部を嵌挿すべく該爪片部の厚み分の微細な凹部を形成し
なければならないため、コアを精度よく成形する必要が
ある。
【0019】上記(ハ)に示す整流子では、その組付時
において、端子部を挿通孔に挿通させた後に該端子部が
凹部内で直角に起立されるので、本体部が変形し易い。
すると、本体部の曲率が悪化し、該本体部のブラシが摺
接する面が真円でなくなってしまう。これは、上記
(ロ)と同様に、ブラシの異常摩耗を招きモータの耐久
性を低下させるばかりか、ブラシとの間で大きな摺接音
を発生させモータの静粛性を低下させる要因となる。し
かも、上記(ロ)と同様に、コアにセグメントを挿通す
べく該セグメントの厚み分の微細な孔を形成しなければ
ならないため、コアを精度よく成形する必要がある。
において、端子部を挿通孔に挿通させた後に該端子部が
凹部内で直角に起立されるので、本体部が変形し易い。
すると、本体部の曲率が悪化し、該本体部のブラシが摺
接する面が真円でなくなってしまう。これは、上記
(ロ)と同様に、ブラシの異常摩耗を招きモータの耐久
性を低下させるばかりか、ブラシとの間で大きな摺接音
を発生させモータの静粛性を低下させる要因となる。し
かも、上記(ロ)と同様に、コアにセグメントを挿通す
べく該セグメントの厚み分の微細な孔を形成しなければ
ならないため、コアを精度よく成形する必要がある。
【0020】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、ヒュージング時にお
ける溶断を防止し、部品数の増加を抑え、絶縁基部の成
形において高い精度を要求せず、組み付け時にブラシ摺
接部の曲率を悪化させない整流子における整流子片の固
定構造を提供することにある。
されたものであって、その目的は、ヒュージング時にお
ける溶断を防止し、部品数の増加を抑え、絶縁基部の成
形において高い精度を要求せず、組み付け時にブラシ摺
接部の曲率を悪化させない整流子における整流子片の固
定構造を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、円筒部とフランジ部とを
有する絶縁基部に、ブラシが摺接されるブラシ摺接部と
コイル巻線をヒュージングにて電気的に接続するための
接続部と有する整流子片を固定した整流子における整流
子片の固定構造であって、前記フランジ部の円筒部側の
面に径方向にのびる凹部を形成し、該凹部に前記整流子
片の前記ブラシ摺接部と前記接続部との間の固定部を嵌
合させ、前記凹部及び固定部を該固定部が径方向外側に
移動不能形状に形成した。
め、請求項1に記載の発明は、円筒部とフランジ部とを
有する絶縁基部に、ブラシが摺接されるブラシ摺接部と
コイル巻線をヒュージングにて電気的に接続するための
接続部と有する整流子片を固定した整流子における整流
子片の固定構造であって、前記フランジ部の円筒部側の
面に径方向にのびる凹部を形成し、該凹部に前記整流子
片の前記ブラシ摺接部と前記接続部との間の固定部を嵌
合させ、前記凹部及び固定部を該固定部が径方向外側に
移動不能形状に形成した。
【0022】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の整流子における整流子片の固定構造において、前記凹
部及び固定部に、幅狭部を形成した。請求項3に記載の
発明は、請求項1に記載の整流子における整流子片の固
定構造において、前記凹部及び固定部を、径方向外側に
向かって漸次幅狭となるように形成した。
の整流子における整流子片の固定構造において、前記凹
部及び固定部に、幅狭部を形成した。請求項3に記載の
発明は、請求項1に記載の整流子における整流子片の固
定構造において、前記凹部及び固定部を、径方向外側に
向かって漸次幅狭となるように形成した。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の整流子における整流子片の固定構造において、前記凹
部及び固定部の周方向両側辺を、相互に凹凸嵌合するよ
うに形成した。
の整流子における整流子片の固定構造において、前記凹
部及び固定部の周方向両側辺を、相互に凹凸嵌合するよ
うに形成した。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の整流子における整流子片の固定構造において、前記整
流子片は、ブラシ摺接部の他方の端部に、前記絶縁基部
に対して少なくとも周方向及び剥離方向の固定を行う第
2固定部を備えた。
の整流子における整流子片の固定構造において、前記整
流子片は、ブラシ摺接部の他方の端部に、前記絶縁基部
に対して少なくとも周方向及び剥離方向の固定を行う第
2固定部を備えた。
【0025】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の整流子における整流子片の固定構造において、前記絶
縁基部の端面に軸方向にのびる凸部を形成するととも
に、前記第2固定部を前記ブラシ摺接部の他方の端部か
ら折り曲げ形成し、かつ該固定部に対して凸部に嵌合す
る嵌合孔を設けた。
の整流子における整流子片の固定構造において、前記絶
縁基部の端面に軸方向にのびる凸部を形成するととも
に、前記第2固定部を前記ブラシ摺接部の他方の端部か
ら折り曲げ形成し、かつ該固定部に対して凸部に嵌合す
る嵌合孔を設けた。
【0026】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の整流子における整流子片の固定構造において、前記絶
縁基部の端面に径方向にのびる第2凹部を形成するとと
もに、前記第2固定部を第2凹部に嵌合すべく前記ブラ
シ摺接部の他方の端部から折り曲げ形成し、第2固定部
が第2凹部から径方向外側に移動不能となるようにその
凹部及び固定部を径方向外側に向かって漸次幅狭となる
ように構成した。
の整流子における整流子片の固定構造において、前記絶
縁基部の端面に径方向にのびる第2凹部を形成するとと
もに、前記第2固定部を第2凹部に嵌合すべく前記ブラ
シ摺接部の他方の端部から折り曲げ形成し、第2固定部
が第2凹部から径方向外側に移動不能となるようにその
凹部及び固定部を径方向外側に向かって漸次幅狭となる
ように構成した。
【0027】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の整流子における整流子片の固定構造において、前記整
流子片の軸方向の抜けを防止する抜け防止手段を備え
た。請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の整流子
における整流子片の固定構造において、前記抜け防止手
段は、前記コイル巻線の張力を利用した。
の整流子における整流子片の固定構造において、前記整
流子片の軸方向の抜けを防止する抜け防止手段を備え
た。請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の整流子
における整流子片の固定構造において、前記抜け防止手
段は、前記コイル巻線の張力を利用した。
【0028】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の整流子における整流子片の固定構造において、前記
抜け防止手段は、前記整流子片に設けた突出片であっ
て、該突出片を前記整流子片が軸方向に抜けないように
前記絶縁基部に係止すべく折り曲げた。
載の整流子における整流子片の固定構造において、前記
抜け防止手段は、前記整流子片に設けた突出片であっ
て、該突出片を前記整流子片が軸方向に抜けないように
前記絶縁基部に係止すべく折り曲げた。
【0029】従って、請求項1に記載の発明によれば、
絶縁基部に設けられたフランジ部の円筒部側の面には径
方向にのびる凹部が形成される。該凹部には、整流子片
のブラシ摺接部と接続部との間の固定部が嵌合される。
そして、凹部及び固定部は、該固定部が径方向外側に移
動不能形状に形成される。このようにすれば、ブラシと
の摺接抵抗によって整流子片に周方向に大きな力が作用
しても、固定部が凹部の側面に当接するので、整流子片
の周方向へのずれが防止される。又、固定部が凹部から
径方向外側に移動不能形状に凹部及び固定部を形成する
だけであるので、部品数は増加せず、しかも高い精度を
要求しない。又、固定部が凹部から径方向外側に移動す
る方向の力、即ち整流子片の剥離する方向の力は遠心力
などであって比較的小さいので、固定部が凹部から径方
向外側に移動不能となるように仮に固定部が幅狭に形成
されても、極端に幅狭とならないので、ヒュージング時
の溶断の心配はない。又、整流子片は絶縁基部に対して
組み付ける前に、プレス加工等によりブラシ摺接部や固
定部等が形成されるため、組み付け時にブラシ摺接部の
曲率が悪化しない。
絶縁基部に設けられたフランジ部の円筒部側の面には径
方向にのびる凹部が形成される。該凹部には、整流子片
のブラシ摺接部と接続部との間の固定部が嵌合される。
そして、凹部及び固定部は、該固定部が径方向外側に移
動不能形状に形成される。このようにすれば、ブラシと
の摺接抵抗によって整流子片に周方向に大きな力が作用
しても、固定部が凹部の側面に当接するので、整流子片
の周方向へのずれが防止される。又、固定部が凹部から
径方向外側に移動不能形状に凹部及び固定部を形成する
だけであるので、部品数は増加せず、しかも高い精度を
要求しない。又、固定部が凹部から径方向外側に移動す
る方向の力、即ち整流子片の剥離する方向の力は遠心力
などであって比較的小さいので、固定部が凹部から径方
向外側に移動不能となるように仮に固定部が幅狭に形成
されても、極端に幅狭とならないので、ヒュージング時
の溶断の心配はない。又、整流子片は絶縁基部に対して
組み付ける前に、プレス加工等によりブラシ摺接部や固
定部等が形成されるため、組み付け時にブラシ摺接部の
曲率が悪化しない。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、凹部及び
固定部には幅狭部が形成されるので、固定部が凹部から
径方向外側に移動不能となり、整流子片が絶縁基部から
剥離するのが防止される。
固定部には幅狭部が形成されるので、固定部が凹部から
径方向外側に移動不能となり、整流子片が絶縁基部から
剥離するのが防止される。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、凹部及び
固定部は径方向外側に向かって漸次幅狭となるように形
成されるので、固定部が凹部から径方向外側に移動不能
となり、整流子片が絶縁基部から剥離するのが防止され
る。
固定部は径方向外側に向かって漸次幅狭となるように形
成されるので、固定部が凹部から径方向外側に移動不能
となり、整流子片が絶縁基部から剥離するのが防止され
る。
【0032】請求項4に記載の発明によれば、凹部及び
固定部の周方向両側辺は該固定部が凹部から径方向外側
に抜けないように相互に凹凸嵌合するように形成される
ので、整流子片が絶縁基部から剥離するのが防止され
る。
固定部の周方向両側辺は該固定部が凹部から径方向外側
に抜けないように相互に凹凸嵌合するように形成される
ので、整流子片が絶縁基部から剥離するのが防止され
る。
【0033】請求項5に記載の発明によれば、整流子片
には、ブラシ摺接部の他方の端部に、絶縁基部に対して
少なくとも周方向及び剥離方向の固定を行う第2固定部
が備えられる。従って、この第2固定部と前記フランジ
部に対して固定を行う固定部とが協働して絶縁基部に対
して少なくとも周方向及び剥離方向の固定を行うので、
確実である。
には、ブラシ摺接部の他方の端部に、絶縁基部に対して
少なくとも周方向及び剥離方向の固定を行う第2固定部
が備えられる。従って、この第2固定部と前記フランジ
部に対して固定を行う固定部とが協働して絶縁基部に対
して少なくとも周方向及び剥離方向の固定を行うので、
確実である。
【0034】請求項6に記載の発明によれば、絶縁基部
の端面には軸方向にのびる凸部が形成される。第2固定
部はブラシ摺接部の他方の端部から折り曲げ形成され、
かつ該固定部には基部の凸部に嵌合する嵌合孔が設けら
れる。従って、第2固定部の嵌合孔と基部の凸部とが嵌
合すると、第2固定部が基部から径方向外側に移動不能
となるので、整流子片が絶縁基部から剥離するのが防止
される。
の端面には軸方向にのびる凸部が形成される。第2固定
部はブラシ摺接部の他方の端部から折り曲げ形成され、
かつ該固定部には基部の凸部に嵌合する嵌合孔が設けら
れる。従って、第2固定部の嵌合孔と基部の凸部とが嵌
合すると、第2固定部が基部から径方向外側に移動不能
となるので、整流子片が絶縁基部から剥離するのが防止
される。
【0035】請求項7に記載の発明によれば、絶縁基部
の端面には径方向にのびる第2凹部が形成される。第2
固定部は第2凹部に嵌合すべくブラシ摺接部の他方の端
部から折り曲げ形成される。そして、第2固定部が第2
凹部から径方向外側に移動不能となるようにその凹部及
び固定部が径方向外側に向かって漸次幅狭となるように
構成される。従って、第2固定部が基部から径方向外側
に移動不能となるので、整流子片が絶縁基部から剥離す
るのが防止される。
の端面には径方向にのびる第2凹部が形成される。第2
固定部は第2凹部に嵌合すべくブラシ摺接部の他方の端
部から折り曲げ形成される。そして、第2固定部が第2
凹部から径方向外側に移動不能となるようにその凹部及
び固定部が径方向外側に向かって漸次幅狭となるように
構成される。従って、第2固定部が基部から径方向外側
に移動不能となるので、整流子片が絶縁基部から剥離す
るのが防止される。
【0036】請求項8に記載の発明によれば、整流子片
の軸方向の抜けを防止する抜け防止手段が備えられる。
従って、整流子片は絶縁基部に対して周方向、剥離方向
及び軸方向に移動不能に固定される。
の軸方向の抜けを防止する抜け防止手段が備えられる。
従って、整流子片は絶縁基部に対して周方向、剥離方向
及び軸方向に移動不能に固定される。
【0037】請求項9に記載の発明によれば、抜け防止
手段は、コイル巻線の張力が利用される。従って、整流
子片及び絶縁基部の形状を変更することなく、しかも特
別な部品を必要としないで、整流子片の軸方向の抜けが
防止される。
手段は、コイル巻線の張力が利用される。従って、整流
子片及び絶縁基部の形状を変更することなく、しかも特
別な部品を必要としないで、整流子片の軸方向の抜けが
防止される。
【0038】請求項10に記載の発明によれば、抜け防
止手段は、整流子片に設けた突出片であって、該突出片
が整流子片が軸方向に抜けないように絶縁基部に係止す
べく折り曲げられる。従って、特別な部品を必要としな
いで、簡単に整流子片の軸方向の抜けが防止される。
止手段は、整流子片に設けた突出片であって、該突出片
が整流子片が軸方向に抜けないように絶縁基部に係止す
べく折り曲げられる。従って、特別な部品を必要としな
いで、簡単に整流子片の軸方向の抜けが防止される。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図4に従って説明する。図1及び図2
は、モータ1の要部を示す。整流子10の絶縁基部11
は、回転軸2に固着される。絶縁基部11は、円筒部1
2と、該円筒部12の基端にフランジ状に設けられたフ
ランジ部13で構成される。
の形態を図1〜図4に従って説明する。図1及び図2
は、モータ1の要部を示す。整流子10の絶縁基部11
は、回転軸2に固着される。絶縁基部11は、円筒部1
2と、該円筒部12の基端にフランジ状に設けられたフ
ランジ部13で構成される。
【0040】図4に示すように、前記円筒部12の先端
側(反フランジ部13側)の端面には、5つの凸部12
aが周方向に等間隔に形成される。フランジ部13の円
筒部12側の端面には、径方向に外周面までのびる5つ
の嵌合凹部13aが周方向に等間隔に形成される。各嵌
合凹部13aと各凸部12aとは、それぞれ軸方向に沿
って配置される。又、嵌合凹部13aは、図2に示すよ
うに径方向外側に向かって漸次幅狭となるように形成さ
れている(L2<L1)。つまり、絶縁基部11に後述
する整流子片14を装着したとき、その整流子片14が
円筒部12から浮き上がらない程度に嵌合凹部13aの
径方向外側が幅狭になっている。
側(反フランジ部13側)の端面には、5つの凸部12
aが周方向に等間隔に形成される。フランジ部13の円
筒部12側の端面には、径方向に外周面までのびる5つ
の嵌合凹部13aが周方向に等間隔に形成される。各嵌
合凹部13aと各凸部12aとは、それぞれ軸方向に沿
って配置される。又、嵌合凹部13aは、図2に示すよ
うに径方向外側に向かって漸次幅狭となるように形成さ
れている(L2<L1)。つまり、絶縁基部11に後述
する整流子片14を装着したとき、その整流子片14が
円筒部12から浮き上がらない程度に嵌合凹部13aの
径方向外側が幅狭になっている。
【0041】尚、前記絶縁基部11は、フェノール樹脂
等の熱硬化性樹脂で形成される。ここで、従来で示した
特許公報第2655710号の絶縁基部(2)は、成型
時に孔(10)等の微細な部分を形成する必要があるた
め、微細加工に好適な結晶ポリマー(熱可塑性樹脂)で
形成されている。この結晶ポリマーは、熱可塑性樹脂の
中でも耐熱性に優れているが、本実施の形態で使用する
熱硬化性樹脂と比べれば、その耐熱温度はかなり低い。
又、この結晶ポリマーは、フェノール樹脂と比べれば高
価な材料である。一方、フェノール樹脂等の熱硬化性樹
脂は孔など微細な部分を形成するにはバリ等が発生しや
すいので比較的不向きであるが、本実施の形態の絶縁基
部11では微細な部分を形成する必要がないので、該基
部11をフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂で形成するこ
とができる。従って、本実施の形態の絶縁基部11は、
耐熱性に優れ、かつ安価に形成することができる。そし
て、このような基部11には、図3に示すような5つの
整流子片14が周方向に相互に間隔をあけて配設され
る。
等の熱硬化性樹脂で形成される。ここで、従来で示した
特許公報第2655710号の絶縁基部(2)は、成型
時に孔(10)等の微細な部分を形成する必要があるた
め、微細加工に好適な結晶ポリマー(熱可塑性樹脂)で
形成されている。この結晶ポリマーは、熱可塑性樹脂の
中でも耐熱性に優れているが、本実施の形態で使用する
熱硬化性樹脂と比べれば、その耐熱温度はかなり低い。
又、この結晶ポリマーは、フェノール樹脂と比べれば高
価な材料である。一方、フェノール樹脂等の熱硬化性樹
脂は孔など微細な部分を形成するにはバリ等が発生しや
すいので比較的不向きであるが、本実施の形態の絶縁基
部11では微細な部分を形成する必要がないので、該基
部11をフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂で形成するこ
とができる。従って、本実施の形態の絶縁基部11は、
耐熱性に優れ、かつ安価に形成することができる。そし
て、このような基部11には、図3に示すような5つの
整流子片14が周方向に相互に間隔をあけて配設され
る。
【0042】各整流子片14は、前記円筒部12の外周
面に密着されるとともに、アーマチャコア3に駆動電源
を供給するためのブラシ(図示略)が摺接する円弧状の
ブラシ摺接部14aを備えている。
面に密着されるとともに、アーマチャコア3に駆動電源
を供給するためのブラシ(図示略)が摺接する円弧状の
ブラシ摺接部14aを備えている。
【0043】ブラシ摺接部14aの基端には、径方向外
側に直角に折り曲げられ、前記フランジ部13の嵌合凹
部13aに嵌合する第1固定部14bが形成される。こ
の第1固定部14bは、前記嵌合凹部13aと同様に、
径方向外側に向かって漸次幅狭となるように形成されて
いる(L2<L1)。そして、この第1固定部14bと
前記嵌合凹部13aの形状により互いが嵌合すると、第
1固定部14bが嵌合凹部13aから径方向外側に抜け
出し不能となるため、ブラシ摺接部14aの基端側が円
筒部12から浮き上がるのが防止される。尚、第1固定
部14bが嵌合凹部13aから径方向外側に抜ける方向
の力、即ち整流子片14の剥離する方向の力は遠心力な
どであって比較的小さいので、第1固定部14bを極端
に幅狭に形成する必要はない。又、この嵌合により、ブ
ラシ摺接部14aの基端側が円筒部12に対して周方向
にずれることはない。
側に直角に折り曲げられ、前記フランジ部13の嵌合凹
部13aに嵌合する第1固定部14bが形成される。こ
の第1固定部14bは、前記嵌合凹部13aと同様に、
径方向外側に向かって漸次幅狭となるように形成されて
いる(L2<L1)。そして、この第1固定部14bと
前記嵌合凹部13aの形状により互いが嵌合すると、第
1固定部14bが嵌合凹部13aから径方向外側に抜け
出し不能となるため、ブラシ摺接部14aの基端側が円
筒部12から浮き上がるのが防止される。尚、第1固定
部14bが嵌合凹部13aから径方向外側に抜ける方向
の力、即ち整流子片14の剥離する方向の力は遠心力な
どであって比較的小さいので、第1固定部14bを極端
に幅狭に形成する必要はない。又、この嵌合により、ブ
ラシ摺接部14aの基端側が円筒部12に対して周方向
にずれることはない。
【0044】ブラシ摺接部14aの先端には径方向内側
に直角に折り曲げられた第2固定部14cが形成され、
該固定部14cには前記円筒部12の凸部12aに嵌合
する嵌合孔14dが形成される。そして、この嵌合孔1
4dと前記凸部12aとが嵌合することにより、ブラシ
摺接部14aの先端側が円筒部12から浮き上がるのが
防止される。又、この嵌合により、ブラシ摺接部14a
の先端側が円筒部12に対して周方向にずれることはな
い。
に直角に折り曲げられた第2固定部14cが形成され、
該固定部14cには前記円筒部12の凸部12aに嵌合
する嵌合孔14dが形成される。そして、この嵌合孔1
4dと前記凸部12aとが嵌合することにより、ブラシ
摺接部14aの先端側が円筒部12から浮き上がるのが
防止される。又、この嵌合により、ブラシ摺接部14a
の先端側が円筒部12に対して周方向にずれることはな
い。
【0045】このようにして、各整流子片14は各固定
部14b,14cを嵌合凹部13a及び凸部12aに嵌
合させることで、基部11に対して周方向、径方向外側
に移動不能に配設される。従って、各整流子片14は、
ブラシとの摺接抵抗による周方向のずれや、基部11か
らの浮き上がり及び剥離が防止される。尚、ブラシとの
摺接抵抗によって各整流子片14には比較的大きな周方
向の力が作用するが、第1固定部14bは周方向におい
て嵌合凹部13aの側面に当接するので、その周方向の
力に十分に耐え得ることができる。
部14b,14cを嵌合凹部13a及び凸部12aに嵌
合させることで、基部11に対して周方向、径方向外側
に移動不能に配設される。従って、各整流子片14は、
ブラシとの摺接抵抗による周方向のずれや、基部11か
らの浮き上がり及び剥離が防止される。尚、ブラシとの
摺接抵抗によって各整流子片14には比較的大きな周方
向の力が作用するが、第1固定部14bは周方向におい
て嵌合凹部13aの側面に当接するので、その周方向の
力に十分に耐え得ることができる。
【0046】前記第1固定部14bには、軸方向に直角
に折り曲げられ、前記フランジ部13の外周面に密着す
るコネクタ部14eが形成される。コネクタ部14eに
は、図1に示すようにアーマチャコア3からのびるコイ
ル巻線4を巻着し、該巻線4と整流子片14とを電気的
に接続するための接続部14fが形成される。接続部1
4fは、径方向外側に向かってU字状に折り曲げられて
おり、その先端がコネクタ部14eの外周面上に配置さ
れている。又、接続部14fは、他の部分と比較して幅
狭に形成され、その断面積が他部分より小さくなるよう
にしている。
に折り曲げられ、前記フランジ部13の外周面に密着す
るコネクタ部14eが形成される。コネクタ部14eに
は、図1に示すようにアーマチャコア3からのびるコイ
ル巻線4を巻着し、該巻線4と整流子片14とを電気的
に接続するための接続部14fが形成される。接続部1
4fは、径方向外側に向かってU字状に折り曲げられて
おり、その先端がコネクタ部14eの外周面上に配置さ
れている。又、接続部14fは、他の部分と比較して幅
狭に形成され、その断面積が他部分より小さくなるよう
にしている。
【0047】ここで、整流子片14は、板材にプレス加
工を施して、所定の曲率を有するブラシ摺接部14a、
該摺接部14aの両端に設けられる第1,第2固定部1
4b,14c、第1固定部に設けられるコネクタ部14
eが形成される。つまり、本実施の形態の整流子片14
は絶縁基部11に対して装着するだけでよいので、ブラ
シ摺接部14aの曲率が悪化することはない。
工を施して、所定の曲率を有するブラシ摺接部14a、
該摺接部14aの両端に設けられる第1,第2固定部1
4b,14c、第1固定部に設けられるコネクタ部14
eが形成される。つまり、本実施の形態の整流子片14
は絶縁基部11に対して装着するだけでよいので、ブラ
シ摺接部14aの曲率が悪化することはない。
【0048】このように構成された整流子片14は、コ
イル巻線4とヒュージングにより電気的に接続される。
詳述すると、先ずコネクタ部14eに形成された略U字
形状の接続部14fにコイル巻線が巻着される。このと
き、整流子片14に対して挿入方向に引っ張る張力が働
くようにコイル巻線4が巻着される。そのため、このよ
うなコイル巻線4の張力によって、整流子片14は軸方
向に移動不能に組み付けられる。
イル巻線4とヒュージングにより電気的に接続される。
詳述すると、先ずコネクタ部14eに形成された略U字
形状の接続部14fにコイル巻線が巻着される。このと
き、整流子片14に対して挿入方向に引っ張る張力が働
くようにコイル巻線4が巻着される。そのため、このよ
うなコイル巻線4の張力によって、整流子片14は軸方
向に移動不能に組み付けられる。
【0049】次に、図1に示すように、接続部14fの
先端にヒュージングを行う装置(図示略)の第1の電極
5が押し付けられ、その接続部14fの先端がコネクタ
部14eに当接するように圧接した状態とされる一方、
ブラシ接触部に第2の電極6が当てられる。そして、こ
の状態で、両電極5,6間に大きな電流が流される。
先端にヒュージングを行う装置(図示略)の第1の電極
5が押し付けられ、その接続部14fの先端がコネクタ
部14eに当接するように圧接した状態とされる一方、
ブラシ接触部に第2の電極6が当てられる。そして、こ
の状態で、両電極5,6間に大きな電流が流される。
【0050】このとき、他部分より断面積が小さい接続
部14fは比較的高抵抗な部分であるので過度に発熱す
る。すると、コイル巻線4の絶縁被膜が溶融して、コイ
ル巻線4と接続部14f(整流子片14)とが電気的に
接続される。上記したように、本実施の形態の整流子片
14は両電極5,6間に孔を有していないため、ヒュー
ジング時において整流子片14が溶断する心配はない。
部14fは比較的高抵抗な部分であるので過度に発熱す
る。すると、コイル巻線4の絶縁被膜が溶融して、コイ
ル巻線4と接続部14f(整流子片14)とが電気的に
接続される。上記したように、本実施の形態の整流子片
14は両電極5,6間に孔を有していないため、ヒュー
ジング時において整流子片14が溶断する心配はない。
【0051】上記したように、本実施の形態では、以下
に示す作用効果を得ることができる。 (1)絶縁基部11に設けられたフランジ部13の円筒
部12側の面には径方向にのびる嵌合凹部13aが形成
される。整流子片14の第1固定部14bはその凹部1
3aに嵌合すべくブラシ摺接部14aの一方の端部から
折り曲げ形成される。そして、嵌合凹部13a及び第1
固定部14bは、該固定部14bが凹部13aから径方
向外側に抜けないように径方向外側に向かって漸次幅狭
となるように形成される。このようにすれば、ブラシと
の摺接抵抗によって整流子片14に周方向に大きな力が
作用しても、第1固定部14bが嵌合凹部13aの側面
に当接するので、整流子片14の周方向へのずれを防止
することができる。
に示す作用効果を得ることができる。 (1)絶縁基部11に設けられたフランジ部13の円筒
部12側の面には径方向にのびる嵌合凹部13aが形成
される。整流子片14の第1固定部14bはその凹部1
3aに嵌合すべくブラシ摺接部14aの一方の端部から
折り曲げ形成される。そして、嵌合凹部13a及び第1
固定部14bは、該固定部14bが凹部13aから径方
向外側に抜けないように径方向外側に向かって漸次幅狭
となるように形成される。このようにすれば、ブラシと
の摺接抵抗によって整流子片14に周方向に大きな力が
作用しても、第1固定部14bが嵌合凹部13aの側面
に当接するので、整流子片14の周方向へのずれを防止
することができる。
【0052】(2)第1固定部14b及び嵌合凹部13
aを径方向外側に向かって幅狭に形成するだけであるの
で、部品数は増加せず、しかも高い精度を要求しない。 (3)第1固定部14bが嵌合凹部13aから径方向外
側に抜ける方向の力、即ち整流子片14の剥離する方向
の力は遠心力などであって比較的小さいので、第1固定
部14bを極端に幅狭に形成する必要はない。従って、
ヒュージング時の溶断の心配はない。
aを径方向外側に向かって幅狭に形成するだけであるの
で、部品数は増加せず、しかも高い精度を要求しない。 (3)第1固定部14bが嵌合凹部13aから径方向外
側に抜ける方向の力、即ち整流子片14の剥離する方向
の力は遠心力などであって比較的小さいので、第1固定
部14bを極端に幅狭に形成する必要はない。従って、
ヒュージング時の溶断の心配はない。
【0053】(4)整流子片14は絶縁基部11に対し
て組み付ける前に、板材にプレス加工を施して、ブラシ
摺接部14aや第1,第2固定部14b,14c等が形
成される。つまり、本実施の形態の整流子片14は絶縁
基部11に対して装着するだけでよいので、ブラシ摺接
部14aの曲率が悪化することはない。
て組み付ける前に、板材にプレス加工を施して、ブラシ
摺接部14aや第1,第2固定部14b,14c等が形
成される。つまり、本実施の形態の整流子片14は絶縁
基部11に対して装着するだけでよいので、ブラシ摺接
部14aの曲率が悪化することはない。
【0054】(5)整流子片14は、ブラシ摺接部14
aの両端に設けられる第1,第2固定部14b,14c
により絶縁基部11に対して少なくとも周方向及び剥離
方向の固定されるので、確実に固定される。
aの両端に設けられる第1,第2固定部14b,14c
により絶縁基部11に対して少なくとも周方向及び剥離
方向の固定されるので、確実に固定される。
【0055】(6)整流子片14は、コイル巻線4の張
力によって軸方向に移動不能に組み付けられる。従っ
て、特別な部品を必要としないで、整流子片14の軸方
向の抜けを防止することができる。
力によって軸方向に移動不能に組み付けられる。従っ
て、特別な部品を必要としないで、整流子片14の軸方
向の抜けを防止することができる。
【0056】尚、本発明の実施の形態は以下のように変
更してもよい。尚、以下には、上記実施の形態と同様の
構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省
略する。
更してもよい。尚、以下には、上記実施の形態と同様の
構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省
略する。
【0057】○上記実施の形態では、整流子片14の第
1,第2固定部14b,14c及び絶縁基部11の嵌合
凹部13a、凸部12aを図1〜図4に示すような形状
としたが、この形状に限定されるものではない。
1,第2固定部14b,14c及び絶縁基部11の嵌合
凹部13a、凸部12aを図1〜図4に示すような形状
としたが、この形状に限定されるものではない。
【0058】例えば、図5〜図8に示すような整流子片
20及び絶縁基部21に変更してもよい。詳述すると、
整流子片20の第1固定部20aは径方向外側に向かっ
て幅が一定となるように形成される。第1固定部20a
の両側の中間部にはそれぞれ凹部20bが形成される。
即ち、第1固定部20aには幅狭部が形成される。これ
に対し、絶縁基部21の嵌合凹部21aは、第1固定部
20aが嵌合するように径方向外側に向かって幅が一定
となるように形成される。又、嵌合凹部21aには第1
固定部20aの凹部20bと嵌合する突起21bが形成
される。そして、この第1固定部20aと嵌合凹部21
aの形状により互いが嵌合すると、第1固定部20aが
嵌合凹部21aから径方向外側に抜け出し不能となるた
め、ブラシ摺接部14aの基端側が円筒部12から浮き
上がるのが防止される。又、この嵌合により、ブラシ摺
接部14aの基端側が円筒部12に対して周方向にずれ
ることはない。尚、第1固定部20aが嵌合凹部21a
から径方向外側に抜ける方向の力、即ち整流子片20の
剥離する方向の力は遠心力などであって比較的小さいの
で、第1固定部20aを極端に幅狭に形成する必要はな
い。
20及び絶縁基部21に変更してもよい。詳述すると、
整流子片20の第1固定部20aは径方向外側に向かっ
て幅が一定となるように形成される。第1固定部20a
の両側の中間部にはそれぞれ凹部20bが形成される。
即ち、第1固定部20aには幅狭部が形成される。これ
に対し、絶縁基部21の嵌合凹部21aは、第1固定部
20aが嵌合するように径方向外側に向かって幅が一定
となるように形成される。又、嵌合凹部21aには第1
固定部20aの凹部20bと嵌合する突起21bが形成
される。そして、この第1固定部20aと嵌合凹部21
aの形状により互いが嵌合すると、第1固定部20aが
嵌合凹部21aから径方向外側に抜け出し不能となるた
め、ブラシ摺接部14aの基端側が円筒部12から浮き
上がるのが防止される。又、この嵌合により、ブラシ摺
接部14aの基端側が円筒部12に対して周方向にずれ
ることはない。尚、第1固定部20aが嵌合凹部21a
から径方向外側に抜ける方向の力、即ち整流子片20の
剥離する方向の力は遠心力などであって比較的小さいの
で、第1固定部20aを極端に幅狭に形成する必要はな
い。
【0059】例えば、図9〜図12に示すような整流子
片22及び絶縁基部23に変更してもよい。詳述する
と、整流子片22の第2固定部22aは円筒部12から
径方向内側に直角に折り曲げられる。第2固定部22a
は、径方向外側に向かって漸次幅狭となるように形成さ
れる(L4<L3)。これに対し、絶縁基部23の先端
側(反フランジ部13側)の端面には、第2固定部22
aが嵌合するように径方向外側に向かって漸次幅狭とな
るような凹部23aが形成される。そして、この第2固
定部22aと凹部23aの形状により互いが嵌合する
と、第2固定部22aが凹部23aから径方向外側に抜
け出し不能となるため、ブラシ摺接部14aの先端側が
円筒部12から浮き上がるのが防止される。又、この嵌
合により、ブラシ摺接部14aの先端側が円筒部12に
対して周方向にずれることはない。
片22及び絶縁基部23に変更してもよい。詳述する
と、整流子片22の第2固定部22aは円筒部12から
径方向内側に直角に折り曲げられる。第2固定部22a
は、径方向外側に向かって漸次幅狭となるように形成さ
れる(L4<L3)。これに対し、絶縁基部23の先端
側(反フランジ部13側)の端面には、第2固定部22
aが嵌合するように径方向外側に向かって漸次幅狭とな
るような凹部23aが形成される。そして、この第2固
定部22aと凹部23aの形状により互いが嵌合する
と、第2固定部22aが凹部23aから径方向外側に抜
け出し不能となるため、ブラシ摺接部14aの先端側が
円筒部12から浮き上がるのが防止される。又、この嵌
合により、ブラシ摺接部14aの先端側が円筒部12に
対して周方向にずれることはない。
【0060】勿論、図1〜図4に示す第1固定部14b
と、図9〜図12に示す第2固定部22aとを備えた整
流子片としてもよい。 ○上記実施の形態では、整流子片14を、コイル巻線4
の張力によって軸方向に移動不能に組み付けたが、図1
3〜図16に示すような整流子片24及び絶縁基部25
に変更して、整流子片24を基部25に対して軸方向に
移動不能に組み付けるようにしてもよい。詳述すると、
整流子片24のコネクタ部14eには突出片24aが接
続部14fの両側にそれぞれ設けられる(図15では1
つのみ図示)。これに対し、絶縁基部25のフランジ部
13の外周面には、その突出片24aに対応した位置に
凹部25aが形成される。そして、絶縁基部25に整流
子片24を装着、即ち第1固定部14bを嵌合凹部13
aに嵌挿し、第2固定部14cを凸部12aに嵌挿した
後に、図14に示すように整流子片24の反挿入方向へ
の抜けを防止するために、突出片24aが凹部25a内
に折り曲げられる。このようにしても、特別な部品を必
要としないで、簡単に整流子片24の軸方向の抜けを防
止することができる。
と、図9〜図12に示す第2固定部22aとを備えた整
流子片としてもよい。 ○上記実施の形態では、整流子片14を、コイル巻線4
の張力によって軸方向に移動不能に組み付けたが、図1
3〜図16に示すような整流子片24及び絶縁基部25
に変更して、整流子片24を基部25に対して軸方向に
移動不能に組み付けるようにしてもよい。詳述すると、
整流子片24のコネクタ部14eには突出片24aが接
続部14fの両側にそれぞれ設けられる(図15では1
つのみ図示)。これに対し、絶縁基部25のフランジ部
13の外周面には、その突出片24aに対応した位置に
凹部25aが形成される。そして、絶縁基部25に整流
子片24を装着、即ち第1固定部14bを嵌合凹部13
aに嵌挿し、第2固定部14cを凸部12aに嵌挿した
後に、図14に示すように整流子片24の反挿入方向へ
の抜けを防止するために、突出片24aが凹部25a内
に折り曲げられる。このようにしても、特別な部品を必
要としないで、簡単に整流子片24の軸方向の抜けを防
止することができる。
【0061】又、第1固定部14bを嵌合凹部13aに
圧入し、第2固定部14cを凸部12aに圧入するよう
に構成し、整流子片25の軸方向の抜けを防止するよう
にしてもよい。勿論、前記整流子片14,20,22に
対しても同様である。
圧入し、第2固定部14cを凸部12aに圧入するよう
に構成し、整流子片25の軸方向の抜けを防止するよう
にしてもよい。勿論、前記整流子片14,20,22に
対しても同様である。
【0062】○上記実施の形態では、整流子片14の数
はこれに限定されるものではない。
はこれに限定されるものではない。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ヒュージング時における溶断を防止し、部品数の増加を
抑え、絶縁基部の成形において高い精度を要求せず、組
み付け時にブラシ摺接部の曲率を悪化させない整流子に
おける整流子片の固定構造を提供することができる。
ヒュージング時における溶断を防止し、部品数の増加を
抑え、絶縁基部の成形において高い精度を要求せず、組
み付け時にブラシ摺接部の曲率を悪化させない整流子に
おける整流子片の固定構造を提供することができる。
【図1】 本実施形態の整流子の斜視図である。
【図2】 同じく整流子の側面図である。
【図3】 同じく整流子片の斜視図である。
【図4】 同じく絶縁基部の斜視図である。
【図5】 別例の整流子の斜視図である。
【図6】 同じく整流子の側面図である。
【図7】 同じく整流子片の斜視図である。
【図8】 同じく絶縁基部の斜視図である。
【図9】 別例の整流子の斜視図である。
【図10】 同じく整流子の側面図である。
【図11】 同じく整流子片の斜視図である。
【図12】 同じく絶縁基部の斜視図である。
【図13】 別例の整流子の斜視図である。
【図14】 同じく整流子の断面図である。
【図15】 同じく整流子片の斜視図である。
【図16】 同じく絶縁基部の斜視図である。
4…抜け防止手段を構成するコイル巻線、5,6…電
極、11,21,23,25…絶縁基部、12…円筒
部、12a…凸部、13…フランジ部、13a,21a
…凹部としての嵌合凹部、14,20,22,24…整
流子片、14a…ブラシ摺接部、14b,20a…固定
部としての第1固定部、14c,22a…第2固定部、
14d…嵌合孔、14f…接続部、23a…第2凹部と
しての凹部、24a…抜け防止手段を構成する突出片。
極、11,21,23,25…絶縁基部、12…円筒
部、12a…凸部、13…フランジ部、13a,21a
…凹部としての嵌合凹部、14,20,22,24…整
流子片、14a…ブラシ摺接部、14b,20a…固定
部としての第1固定部、14c,22a…第2固定部、
14d…嵌合孔、14f…接続部、23a…第2凹部と
しての凹部、24a…抜け防止手段を構成する突出片。
Claims (10)
- 【請求項1】 円筒部(12)とフランジ部(13)と
を有する絶縁基部(11,21,23,25)に、ブラ
シが摺接されるブラシ摺接部(14a)とコイル巻線
(4)をヒュージングにて電気的に接続するための接続
部(14f)と有する整流子片(14,20,22,2
4)を固定した整流子における整流子片の固定構造であ
って、 前記フランジ部(13)の円筒部(12)側の面に径方
向にのびる凹部(13a,21a)を形成し、該凹部
(13a,21a)に前記整流子片(14,20,2
2,24)の前記ブラシ摺接部(14a)と前記接続部
(14f)との間の固定部(14b,20a)を嵌合さ
せ、前記凹部(13a,21a)及び固定部(14b,
20a)を該固定部(14b,20a)が径方向外側に
移動不能形状に形成したことを特徴とする整流子におけ
る整流子片の固定構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の整流子における整流子
片の固定構造において、 前記凹部(13a,21a)及び固定部(14b,20
a)に、幅狭部を形成したことを特徴とする整流子にお
ける整流子片の固定構造。 - 【請求項3】 請求項1に記載の整流子における整流子
片の固定構造において、 前記凹部(13a)及び固定部(14b)を、径方向外
側に向かって漸次幅狭となるように形成したことを特徴
とする整流子における整流子片の固定構造。 - 【請求項4】 請求項1に記載の整流子における整流子
片の固定構造において、 前記凹部(21a)及び固定部(20a)の周方向両側
辺を、相互に凹凸嵌合するように形成したことを特徴と
する整流子における整流子片の固定構造。 - 【請求項5】 請求項1に記載の整流子における整流子
片の固定構造において、 前記整流子片(14,20,22,24)は、ブラシ摺
接部(14a)の他方の端部に、前記絶縁基部(11,
21,23,25)に対して少なくとも周方向及び剥離
方向の固定を行う第2固定部(14c,22a)を備え
たことを特徴とする整流子における整流子片の固定構
造。 - 【請求項6】 請求項5に記載の整流子における整流子
片の固定構造において、 前記絶縁基部(11,21,25)の端面に軸方向にの
びる凸部(12a)を形成するとともに、前記第2固定
部(14c)を前記ブラシ摺接部(14a)の他方の端
部から折り曲げ形成し、かつ該固定部(14c)に対し
て凸部(12a)に嵌合する嵌合孔(14d)を設けた
ことを特徴とする整流子における整流子片の固定構造。 - 【請求項7】 請求項5に記載の整流子における整流子
片の固定構造において、 前記絶縁基部(23)の端面に径方向にのびる第2凹部
(23a)を形成するとともに、前記第2固定部(22
a)を第2凹部(23a)に嵌合すべく前記ブラシ摺接
部(14a)の他方の端部から折り曲げ形成し、第2固
定部(22a)が第2凹部(23a)から径方向外側に
移動不能となるようにその凹部(23a)及び固定部
(22a)を径方向外側に向かって漸次幅狭となるよう
に構成したことを特徴とする整流子における整流子片の
固定構造。 - 【請求項8】 請求項1に記載の整流子における整流子
片の固定構造において、 前記整流子片(14,20,22,24)の軸方向の抜
けを防止する抜け防止手段(4,24a)を備えたこと
を特徴とする整流子における整流子片の固定構造。 - 【請求項9】 請求項8に記載の整流子における整流子
片の固定構造において、 前記抜け防止手段(4)は、前記コイル巻線(4)の張
力を利用したことを特徴とする整流子における整流子片
の固定構造。 - 【請求項10】 請求項8に記載の整流子における整流
子片の固定構造において、 前記抜け防止手段(24a)は、前記整流子片(24)
に設けた突出片(24a)であって、該突出片(24
a)を前記整流子片(24)が軸方向に抜けないように
前記絶縁基部(25)に係止すべく折り曲げたことを特
徴とする整流子における整流子片の固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078157A JP2000278917A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 整流子における整流子片の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078157A JP2000278917A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 整流子における整流子片の固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000278917A true JP2000278917A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13654093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11078157A Pending JP2000278917A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 整流子における整流子片の固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000278917A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103378694A (zh) * | 2012-04-26 | 2013-10-30 | 三菱电机株式会社 | 旋转电机 |
| DE102014117696A1 (de) * | 2014-12-02 | 2016-06-02 | Valeo Systèmes d'Essuyage | Kommutator für Elektromotoren und Elektromotor |
| CN113991377A (zh) * | 2021-10-21 | 2022-01-28 | 浙江利丰电器股份有限公司 | 一种高强度平面换向器 |
-
1999
- 1999-03-23 JP JP11078157A patent/JP2000278917A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103378694A (zh) * | 2012-04-26 | 2013-10-30 | 三菱电机株式会社 | 旋转电机 |
| DE102014117696A1 (de) * | 2014-12-02 | 2016-06-02 | Valeo Systèmes d'Essuyage | Kommutator für Elektromotoren und Elektromotor |
| CN113991377A (zh) * | 2021-10-21 | 2022-01-28 | 浙江利丰电器股份有限公司 | 一种高强度平面换向器 |
| CN113991377B (zh) * | 2021-10-21 | 2023-12-19 | 浙江利丰电器有限公司 | 一种高强度平面换向器 |
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| A977 | Report on retrieval |
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|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080304 |
|
| A02 | Decision of refusal |
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