JP2000280268A - 熱可塑性樹脂シートの製造方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂シートの製造方法Info
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Abstract
し、しかも、表面平滑性が高く、光学シートとして好適
な熱可塑性樹脂シートの製造方法を提供すること。 【解決手段】 押出機に取り付けられたダイスからシー
ト状に押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂を、金属製
のキャストドラムと、キャストドラムにその周方向に沿
って圧接した金属製の無端ベルトとの間に通過させるこ
とにより、熱可塑性樹脂を挟圧して無端ベルトに圧着さ
せる工程を有する光学用熱可塑性樹脂シートの製造方法
であって、無端ベルトは、当該無端ベルトを介してキャ
ストドラムに並ぶよう配置された駆動用ロールを含む複
数のロールよりなる保持ロール群によって、張力が作用
された状態で保持されており、熱可塑性樹脂のガラス転
移温度をTg〔℃〕としたとき、キャストドラムの表面
温度および駆動用ロールの表面温度の各々が、Tg
〔℃〕以上でかつTg+50〔℃〕以下である。
Description
脂シートの製造方法に関し、更に詳しくは、優れた光学
特性を有し、例えば液晶表示素子などに用いられる光学
シートとして好適な熱可塑性樹脂シートの製造方法に関
する。
差補償板(以下、「位相差板」という。)が組み込まれ
ており、このような位相差板としては、延伸光学シート
が使用されている。かかる延伸光学シートにおいては、
通常、原反として高分子シート例えばポリカーボネート
(PC)シート、ポリビニルアルコール(PVA)シー
ト、ポリスルホン(PSf)シートなどの未延伸シート
を延伸して、分子を配向させることにより、所要の位相
差が得られる。
延伸シートの製造方法としては、以下のような方法が提
案されている。 (1)樹脂を溶剤に溶解することにより樹脂溶液を調製
し、この樹脂溶液を無端ベルトまたはベースフィルム上
に流延した後、溶剤の除去処理を行うことにより、無端
ベルトまたはベースフィルム上に樹脂層を形成し、その
後、樹脂層を無端ベルトまたはベースフィルムから剥離
する溶剤キャスト法(特開平4−301415号公報参
照)。 (2)Tダイを取り付けた押出機を用い、このTダイか
ら溶融状態の樹脂を押し出した後、一対のロールによっ
て挟圧する方法(特開平2−61899号公報参照)。
ートの製造設備費およびランニングコストが高く、しか
も、作業環境が悪い、という問題がある。また、上記
(2)の方法では、得られるシートには、厚みむら、ダ
イライン、ギヤマークが発生し、また、当該シートの残
留位相差が大きいため、光学的用途に供するシートとし
て十分な特性を有するものが得られない。
な熱可塑性樹脂シートを製造する方法として、ダイスか
ら押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂を、帯電固定方
法により、第一冷却ロールに密着固定する方法が提案さ
れている(特開平8−132514号公報および特開平
8−174632号公報参照)。しかしながら、このよ
うな方法では、ダイスから押し出された膜状の熱可塑性
樹脂における片面のみが、先行して冷却されるため、厚
みが大きい例えば300μmを超える大きさの熱可塑性
樹脂シートを製造する場合には、得られるシートに反り
が生じたり、表面特性、特に第一冷却ロールに接する面
と反対の面における表面平滑性が低下する、という問題
がある。
方法として、Tダイから溶融状態で押出された膜状の樹
脂を、キャストドラムと無端金属ベルトとの間で円弧状
に挟圧する方法が提案されている(特開平6−1709
19号公報)。しかしながら、このような方法では、厚
みむら、ダイライン、ギヤマークのないシートを製造す
ることは可能であるが、残留位相差の小さいシートを得
ることは困難である。
シートを製造する方法として、金属製冷却ロールと無端
金属ベルトとによって、シートの巻き取り速度が、金属
製冷却ロールの回転周速度より遅い速度でかつ剥離後に
シートが弛まない速度となるよう制御しながら、Tダイ
から押し出された溶融状態の樹脂を挟圧する方法が提案
されている(特開平9−290427号公報参照)。し
かしながら、このような方法によって得られる熱可塑性
樹脂シートにおいても、光学的用途に使用するシートと
しては、十分に小さい残留位相差を有するものではな
く、また、良好な表面平滑性を有するものではない。
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
残留位相差が小さくて優れた光学特性を有し、しかも、
表面平滑性が高く、光学シートとして好適な熱可塑性樹
脂シートを製造することができる方法を提供することに
ある。
ートの製造方法は、押出機に取り付けられたダイスから
シート状に押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂を、金
属製のキャストドラムと、このキャストドラムにその周
方向に沿って圧接するよう設けられた金属製の無端ベル
トとの間に通過させることにより、当該熱可塑性樹脂を
挟圧して当該無端ベルトに圧着させる工程を有する光学
用熱可塑性樹脂シートの製造方法であって、前記無端ベ
ルトは、当該無端ベルトを介して前記キャストドラムに
並ぶよう配置された駆動用ロールを含む複数のロールよ
りなる保持ロール群によって、張力が作用された状態で
保持されており、前記熱可塑性樹脂のガラス転移温度を
Tg〔℃〕としたとき、前記キャストドラムの表面温度
および前記駆動用ロールの表面温度の各々が、Tg
〔℃〕以上でかつTg+50〔℃〕以下であることを特
徴とする。
おいては、前記保持ロール群は、前記駆動用ロールの下
流側に設けられた、前記キャストドラムと前記無端ベル
トとの接触距離を調整する接触距離調整用ロールを具え
てなり、前記無端ベルトに圧着された熱可塑性樹脂が前
記接触距離調整用ロールを通過した後、当該熱可塑性樹
脂を無端ベルトから剥離する工程を有し、前記接触距離
調整用ロールの表面温度が、Tg−50〔℃〕以上でか
つTg〔℃〕以下であることが好ましい。
方法においては、前記キャストドラムに圧着された熱可
塑性樹脂を、剥離用ロールによって当該キャストドラム
から剥離する工程を有し、前記剥離用ロールの表面温度
が、Tg〔℃〕以下であることが好ましい。
方法においては、前記無端ベルトの表面粗さが0.2μ
m以下であることが好ましい。
方法においては、前記熱可塑性樹脂として、環状オレフ
ィン系熱可塑性樹脂を用いることが好ましく、当該環状
オレフィン系熱可塑性樹脂が、下記一般式(I)で表さ
れる構造単位を有する重合体または共重合体であること
がより好ましく、当該環状オレフィン系熱可塑性樹脂
が、下記一般式(II)で表される構造単位を有する重合
体または共重合体であることが更に好ましい。
ロールの表面温度の各々が、熱可塑性樹脂のガラス転移
温度以上の特定の範囲に設定されているため、ダイスか
ら押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂を、キャストド
ラムと無端ベルトとによって挟圧したときに、当該熱可
塑性樹脂が急冷されることがなく、その結果、残留位相
差が小さく、しかも、表面平滑性が高い熱可塑性樹脂シ
ートが得られる。 (2)無端ベルトに圧着された熱可塑性樹脂が、表面温
度が当該熱可塑性樹脂のガラス転移温度以下の特定の範
囲に設定された接触距離調整用ロールを通過することに
より、熱可塑性樹脂が十分に低い温度に冷却されるた
め、無端ベルトから剥離した熱可塑性樹脂シートを引き
取る際に、当該熱可塑性樹脂シートが延伸されることが
なく、これにより、得られる熱可塑性樹脂シートに厚み
むら、位相差むらなどが生じることが防止される。 (3)剥離用ロールの表面温度を熱可塑性樹脂のガラス
転移温度以下の温度に設定することにより、熱可塑性樹
脂が十分に低い温度に冷却された状態で無端ベルトから
剥離されるので、剥離した熱可塑性樹脂シートを引き取
る際に、当該熱可塑性樹脂シートが延伸されることがな
く、これにより、得られる熱可塑性樹脂シートに厚みむ
ら、位相差むらなどが生じることが防止される。 (4)無端ベルトの表面粗さを0.2μm以下とするこ
とにより、表面粗さが小さい熱可塑性樹脂シートが確実
に得られる。 (5)熱可塑性樹脂として、環状オレフィン系熱可塑性
樹脂を用いることにより、分子の配向による複屈折およ
び光弾性複屈折が生じにくくなり、その結果、優れた光
学特性を有する熱可塑性樹脂シートが得られる。
脂シートの製造方法について詳細に説明する。 〈製造装置〉図1は、本発明の熱可塑性樹脂シートの製
造方法に用いられる製造装置の一例における概略を示す
説明図である。この図において、10は押出機、11は
ダイスであって、押出機10の先端に取り付けられてい
る。ダイス11としては、フラットダイが用いられ、そ
の具体例としては、マニーホールドダイ、フィッシュテ
ールダイ、コートハンガーダイなどを挙げることができ
る。これらの中では、コートハンガーダイ、マニーホー
ルドダイが好ましい。ダイス11の材質としては、SC
M系の鋼鉄、SUSなどのステンレス材などが挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。また、ダイス
11としては、その内面特にダイリップの先端部が高度
に研磨されたものであって、当該内面にクロム、ニッケ
ル、チタンなどのメッキが施されたもの、PVD(Ph
ysical Vapor Deposition)法
などにより、TiN、TiAlN、TiC、CrN、D
LC(ダイアモンド状カーボン)などの被膜が形成され
たもの、その他のセラミックスが溶射されたもの、表面
が窒化処理されたものなどを用いることが好ましい。こ
のようなダイスは、表面硬度が高く、樹脂との摩擦が小
さいため、得られる熱可塑性樹脂シートに、焼けゴミな
どが混入することを防止することができると共に、ダイ
ラインが発生することを防止するができる点で、好まし
い。
は、金属製のキャストドラム20およびこのキャストド
ラム20における周面の一部にその周方向に沿って圧接
するよう設けられた金属製の無端ベルト30が配置され
ている。
よび冷却手段を有するものであり、その表面粗さは0.
5μm以下、特に、0.3μm以下であることが好まし
い。この表面粗さが0.5μmを超える場合には、表面
粗さの小さい熱可塑性樹脂シートを得ることが困難とな
る。また、キャストドラム20としては、金属ロールに
メッキが施されたものを用いることが好ましく、クロム
メッキ、無電解ニッケルメッキなどが施されたものが特
に好ましい。
のを用いことが好ましい。継ぎ目を有する無端ベルトを
用いる場合には、得られる熱可塑性樹脂シートに継ぎ目
の跡が形成されることがある。また、無端ベルト30
は、その表面が高度に研磨されたもの、具体的には、そ
の表面粗さが0.2μm以下のものを用いることが好ま
しい。このような無端ベルト30に熱可塑性樹脂が圧着
されることにより、表面粗さが小さい例えば0.01μ
m以下の熱可塑性樹脂シートが確実に得られる。この表
面粗さが0.2μmを超える場合には、表面粗さの小さ
い熱可塑性樹脂シートを得ることが困難となることがあ
る。また、無端ベルト30の厚さは0.6 〜1.2m
mが好ましい。この厚みが0.6mm未満である場合に
は、当該ベルトが変形しやすくなる。一方、この厚みが
1.2mmを超える場合には、当該ベルトは可撓性が小
さいものとなる。無端ベルト30を構成する材料として
は、ステンレスなどを用いることができる。
0の内面に接するよう設けられた、駆動用ロール41、
接触距離調整用ロール42および張力調整用ロール43
よりなる保持ロール群40によって、キャストドラム2
0における周面の一部をその周面に沿って圧接した状態
で、かつ、張力が作用された状態で保持されている。
1は、キャストドラム20の直上において、無端ベルト
30を介して当該キャストドラム20に平行に並ぶよう
配置されている。この駆動用ロール41は、無端ベルト
30を回転駆動させるためのものであって、内部に加熱
手段および冷却手段を有する。駆動用ロール41は、そ
の表面がシリコーンゴムまたその他の耐熱性を有するエ
ラストマーなどによって被覆されていることが好まし
く、その被覆層の厚みは5〜15mmであることがさら
に好ましい。
けることにより、キャストドラム20と無端ベルト30
とによって熱可塑性樹脂を挟圧したときに、当該樹脂に
作用する圧縮応力が緩和されるため、得られる熱可塑性
樹脂シートにおける残留歪みによる位相差の増加を防止
することができる。被覆層の厚みが5mm未満である場
合には、キャストドラム20および無端ベルト30によ
って熱可塑性樹脂を挟圧したときに、当該熱可塑性樹脂
に大きい圧縮応力が作用するため、得られる熱可塑性樹
脂シートに残留位相差が生じやすく、また、無端ベルト
30にも大きい圧縮応力が作用するため、当該無端ベル
ト30の変形を招くことがある。一方、被覆層の厚みが
15mmを超える場合には、熱可塑性樹脂に作用する圧
縮応力が過小となるため、得られる熱可塑性樹脂シート
の表面平滑性が低下することがある。
ロール42は、駆動用ロール41の下流側、具体的には
駆動用ロール41の斜め下方において当該駆動用ロール
41に平行に配置されている。この接触距離調整用ロー
ル42は、内部に加熱手段および冷却手段を有するもの
であり、例えばキャストドラム20の中心軸を基準とし
て円弧状に移動可能に設けられている。
ル43は、駆動用ロール41の側方において当該駆動用
ロール41に平行に配置されている。この張力調整用ロ
ール43は、内部に加熱手段および冷却手段を有するも
のであり、例えばキャストドラム20の中心軸を基準と
して円弧状に移動可能に設けられている。
塑性樹脂を当該無端ベルト30から剥離するための剥離
用ロールであって、接触距離調整用ロール42の下流
側、具体的には、接触距離調整用ロール42の斜め下方
においてキャストドラム20に平行に配置されている。
この剥離用ロール50は、内部に加熱手段および冷却手
段を有するものである。
無端ベルト30は、ダイス11に可能な限り近接して配
置されていることが好ましく、例えばダイス11の吐出
口12から、キャストドラム20と無端ベルト30との
上流側接触端Eまでを結ぶ直線の距離Dが300mm以
下、特に、250mm以下であることが好ましい。この
距離Dが300mmを超える場合には、ダイス11の吐
出口12から吐出した溶融状態の熱可塑性樹脂が、キャ
ストドラム20と無端ベルト30とによって挟圧される
までに著しく冷却されるため、得られる熱可塑性樹脂シ
ートには、残留歪みによる位相差が生じやすくなると共
に、得られる熱可塑性樹脂シートの表面平滑性が低下す
ることがある。また、キャストドラム20と無端ベルト
30との接触距離は、好ましくは20cm以上であり、
特に好ましくは25cm以上である。この接触距離が2
0cm未満である場合には、得られる熱可塑性樹脂シー
トの表面平滑性が低下することがある。
られる熱可塑性樹脂としては、特に限定されるものでは
ないが、環状オレフィン系熱可塑性樹脂が好ましい。こ
の環状オレフィン系熱可塑性樹脂は、他の熱可塑性透明
樹脂例えばポリカーボネートやポリスチレンなどと比較
して、分子を配向させたときに、分子の配向による複屈
折が生じにくく、しかも、光弾性定数が小さくて光弾性
複屈折も生じにくい点で、光学分野における種々の用途
などに有用である。かかる環状オレフィン系熱可塑性樹
脂としては、下記一般式(III )で表される単量体(以
下、「特定単量体」ともいう。)から得られる重合体ま
たは共重合体(以下、「(共)重合体」と表現する。)
を用いることが好ましく、より好ましくは上記一般式
(I)で表される構造単位を有する(共)重合体、特に
好ましくは、上記一般式(II)で表される構造単位を有
する(共)重合体である。
脂として下記(a)〜(e)に示す重合体または共重合
体を好適に用いることができる。 (a)特定単量体の開環重合体(以下、「特定の開環重
合体」ともいう。),(b)特定単量体とこれと共重合
可能な環状単量体(以下、「共重合性環状単量体」とも
いう。)との開環共重合体(以下、「特定の開環共重合
体」ともいう。),(c)特定単量体と不飽和二重結合
含有化合物との飽和共重合体(以下、「特定の飽和共重
合体」ともいう。),(d)特定の開環重合体または特
定の開環共重合体(以下、これらを「特定の開環(共)
重合体」ともいう。)の水素添加(共)重合体,(e)
特定の開環(共)重合体をフリーデルクラフト反応によ
り環化した後、水素添加して得られる水素添加(共)重
合体
は、上記一般式(III )中、R1 およびR3 が水素原子
または炭素数1〜10の炭化水素基であり、R2 および
R4 が水素原子または一価の有機基であって、R2 およ
びR4 の少なくとも一つは水素原子および炭化水素基以
外の極性基を示し、mが0〜3の整数、pが0〜3の整
数であり、m+pの値が0〜4、更に好ましくは0〜
2、特に好ましくは1であるものを挙げることができ
る。
が下記一般式(IV)で表される極性基を有する特定単量
体は、ガラス転移温度が高く、吸湿性が低い環状オレフ
ィン系熱可塑性樹脂が得られる点で好ましい。
ル基であることが好ましい。また、nの値が小さいもの
ほど、得られる環状オレフィン系熱可塑性樹脂のガラス
転移温度が高くなるので好ましく、特にnが0である特
定単量体は、その合成が容易である点で好ましい。
またはR3 はアルキル基であることが好ましく、より好
ましくは炭素数が1〜4のアルキル基、さらに好ましく
は炭素数が1〜2のアルキル基、特に好ましくはメチル
基である。更に、このアルキル基が上記一般式(IV)で
表される極性基が結合した炭素原子と同一の炭素原子に
結合されていることが好ましい。また、一般式(III )
においてmが1である特定単量体は、ガラス転移温度が
より高い熱可塑性樹脂組成物が得られる点で好ましい。
体の具体例としては、ビシクロ[2.2.1]ヘプト−
2−エン、トリシクロ[5.2.1.02,6 ]−8−デ
セン、テトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−
3−ドデセン、ペンタシクロ[6.5.1.13,6 .0
2,7 .09,13]−4−ペン タデセン、ペンタシクロ
[7.4.0.12,5 .199,12.08,13]−3−ペン
タデセン、トリシクロ[4.4.0.12,5 ]−3−ウ
ンデセン、5−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−
2−エン、5−エチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−
2−エン、5−メトキシカルボニルビシクロ[2.2.
1]ヘプト−2−エン、5−メチル−5−メトキシカル
ボニルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−
シアノビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、8−
メトキシカルボニルテトラシクロ[4.4.0.
12,5 .17,10]−3−ドデセン、8−エトキシカルボ
ニルテトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3
−ドデセン、8−n−プロポキシカルボニルテトラシク
ロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ドデセン、8
−イソプロポキシカルボニルテトラシクロ[4.4.
0.12,5 .17,10]−3−ドデセン、8−n−ブトキ
シカルボニルテトラシクロ[4.4.0.12,5 .1
7,10]−3−ドデセン、8−メチル−8−メトキシカル
ボニルテトラシクロ[4.4.0.12,5 .1 7,10]−
3−ドデセン、8−メチル−8−エトキシカルボニルテ
トラシクロ[4.4.0.12,5 .1 7,10]−3−ドデ
セン、8−メチル−8−n−プロポキシカルボニルテト
ラシクロ[4.4.0.12, 5 .17,10]−3−ドデセ
ン、8−メチル−8−イソプロポキシカルボニルテトラ
シクロ[4.4.0.12, 5 .17,10]−3−ドデセ
ン、8−メチル−8−n−ブトキシカルボニルテトラシ
クロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、
テトラシクロドデセン、6−エチリデン−2−テトラシ
クロドデセン、トリメタノオクタヒドロナフタレン、ペ
ンタシクロ[8.4.0.12,5 .19,12.08,13]−
3−ヘキサデセン、ヘプタシクロ[8.7.0.
13,6 .110,17 .112,15 .02,7 .011,16]−4
−エイコセン、ヘプタシクロ[8.8.0.14,7 .1
11,18 .113,16 .03,8 .012,17]−5−ヘンエイ
コセン、5−エチリデンビシクロ[2.2.1]ヘプト
−2−エン、8−エチリデンテトラシクロ[4.4.
0.12,5 .17,10]−3−ドデセン、5−フェニルビ
シクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、8−フェニル
テトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ド
デセン、
ト−2−エン、5−フルオロメチルビシクロ[2.2.
1]ヘプト−2−エン、5−トリフルオロメチルビシク
ロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−ペンタフルオ
ロエチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、
5,5−ジフルオロビシクロ[2.2.1]ヘプト−2
−エン、5,6−ジフルオロビシクロ[2.2.1]ヘ
プト−2−エン、5,5−ビス(トリフルオロメチル)
ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5,6−ビ
ス(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプ
ト−2−エン、5−メチル−5−トリフルオロメチルビ
シクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5,5,6−
トリフルオロビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エ
ン、5,5,6−トリス(フルオロメチル)ビシクロ
[2.2.1]ヘプト−2−エン、5,5,6,6−テ
トラフルオロビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エ
ン、5,5,6,6−テトラキス(トリフルオロメチ
ル)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5,5
−ジフルオロ−6,6−ビス(トリフルオロメチル)ビ
シクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5,6−ジフ
ルオロ−5,6−ビス(トリフルオロメチル)ビシクロ
[2.2.1]ヘプト−2−エン、5,5,6−トリフ
ルオロ−5−トリフルオロメチルビシクロ[2.2.
1]ヘプト−2−エン、5−フルオロ−5−ペンタフル
オロエチル−6,6−ビス(トリフルオロメチル)ビシ
クロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5,6−ジフル
オロ−5−ヘプタフルオロ−iso−プロピル−6−ト
リフルオロメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−
エン、5−クロロ−5,6,6−トリフルオロビシクロ
[2.2.1]ヘプト−2−エン、5,6−ジクロロ−
5,6−ビス(トリフルオロメチル)ビシクロ[2.
2.1]ヘプト−2−エン、5,5,6−トリフルオロ
−6−トリフルオロメトキシビシクロ[2.2.1]ヘ
プト−2−エン、5,5,6−トリフルオロ−6−ヘプ
タフルオロプロポキシビシクロ[2.2.1]ヘプト−
2−エン、
12,5 .17,10]−3−ドデセン、8−フルオロメチル
テトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ド
デセン、8−ジフルオロメチルテトラシクロ[4.4.
0.12,5 .17,10]−3−ドデセン、8−トリフルオ
ロメチルテトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]
−3−ドデセン、8−ペンタフルオロエチルテトラシク
ロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ドデセン、
8,8−ジフルオロテトラシクロ[4.4.0.
12,5 .17,10]−3−ドデセン、8,9−ジフルオロ
テトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ド
デセン、8,8−ビス(トリフルオロメチル)テトラシ
クロ[4.4.0.12,5 .1 7,10]−3−ドデセン、
8,9−ビス(トリフルオロメチル)テトラシクロ
[4.4.0.12,5 .1 7,10]−3−ドデセン、8−
メチル−8−トリフルオロメチルテトラシクロ[4.
4.0.12,5 .1 7,10]−3−ドデセン、8,8,9
−トリフルオロテトラシクロ[4.4.0.12,5 .1
7,10]−3−ドデセン、8,8,9−トリス(トリフル
オロメチル)テトラシクロ[4.4.0.12, 5 .1
7,10]−3−ドデセン、8,8,9,9−テトラフルオ
ロテトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−
ドデセン、8,8,9,9−テトラキス(トリフルオロ
メチル)テトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]
−3−ドデセン、8,8−ジフルオロ−9,9−ビス
(トリフルオロメチル)テトラシクロ[4.4.0.1
2,5 .17,10]−3−ドデセン、8,9−ジフルオロ−
8,9−ビス(トリフルオロメチル)テトラシクロ
[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ドデセン、8,
8,9−トリフルオロ−9−トリフルオロメチルテトラ
シクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ドデセ
ン、8,8,9−トリフルオロ−9−トリフルオロメト
キシテトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3
−ドデセン、8,8,9−トリフルオロ−9−ペンタフ
ルオロプロポキシテトラシクロ[4.4.0.12,5 .
17,10]−3−ドデセン、8−フルオロ−8−ペンタフ
ルオロエチル−9,9−ビス(トリフルオロメチル)テ
トラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ドデ
セン、8,9−ジフルオロ−8−ヘプタフルオロiso
−プロピル−9−トリフルオロメチルテトラシクロ
[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ドデセン、8−
クロロ−8,9,9−トリフルオロテトラシクロ[4.
4.0.12,5 .17,10]−3−ドデセン、8,9−ジ
クロロ−8,9−ビス(トリフルオロメチル)テトラシ
クロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ドデセン、
8−(2,2,2−トリフルオロエトキシカルボニル)
テトラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−3−ド
デセン、8−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロ
エトキシカルボニル)テトラシクロ[4.4.0.1
2,5 .17,10]−3−ドデセンなどを挙げることができ
る。
8−メトキシカルボニルテトラシクロ〔4.4.0.1
2,5 .17,10〕−3−ドデセン、8−エチリデンテトラ
シクロ〔4.4.0.12,5 .17,10〕−3−ドデセ
ン、8−エチルテトラシクロ〔4.4.0.12,5 .1
7,10〕−3−ドデセン、ペンタシクロ〔7.4.0.1
2,5 .19,12.08,13〕−3−ペンタデセンは、優れた
耐熱性を有する環状オレフィン系熱可塑性樹脂が得られ
る点で好ましい。
体を得るための共重合性環状単量体としては、炭素数が
4〜20、特に5〜12のシクロオレフィンを用いるこ
とが好ましく、その具体例としては、シクロブテン、シ
クロペンテン、シクロヘプテン、シクロオクテン、トリ
シクロ[5.2.1.02,6 ]−3−デセン、5−エチ
リデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジエンなど
が挙げられる。
共重合体を得るための不飽和二重結合含有化合物として
は、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、エチレン−非共役ジエン共重合体、ポ
リノルボルネンなどの主鎖に炭素−炭素間二重結合を含
む不飽和炭化水素系ポリマーを用いることができる。
飽和二重結合含有化合物との使用割合は、特定単量体:
共重合性環状単量体または不飽和二重結合含有化合物
が、重量比で100:0〜50:50であることが好ま
しく、更に好ましくは100:0〜60:40である。
共重合性環状単量体または不飽和二重結合含有化合物の
使用割合が過大である場合には、得られる共重合体のガ
ラス転移温度が低下し、その結果、樹脂の耐熱性が低下
するため、目的とする耐熱性の高いシートを得ることが
困難となる。
応はメタセシス触媒の存在下に行われる。このメタセシ
ス触媒は、タングステン化合物、モリブデン化合物およ
びレニウム化合物から選ばれた少なくとも1種の金属化
合物(以下、「(a)成分」という。)と、デミングの
周期律表IA族元素(例えばLi、Na、Kなど)、II
A族元素(例えばMg、Caなど)、IIB族元素(例え
ばZn、Cd、Hgなど)、III B族元素(例えばB、
Alなど)、IVA族元素(例えばTi、Zrなど)ある
いはIVB族元素(例えばSi、Sn、Pbなど)の化合
物であって、少なくとも1つの当該元素−炭素結合ある
いは当該元素−水素結合を有するものから選ばれた少な
くとも1種の化合物(以下、「(b)成分」という。)
との組み合わせからなるものであり、触媒活性を高める
ために添加剤(以下、「(c)成分」という。)が含有
されていてもよい。
物の具体例としては、WCl6 、MoCl5 、ReOC
l3 などの特開平1−240517号公報に記載の金属
化合物を挙げることができる。上記(b)成分を構成す
る化合物の具体例としては、n−C4 H9 Li、(C 2
H5 )3 Al 、(C2 H5 )2 AlCl、(C2 H5 )
1.5 AlCl1.5 、(C2 H5 )AlCl2 、メチルア
ルモキサン、LiHなどの特開平1−240517号公
報に記載の化合物を挙げることができる。上記(c)成
分としては、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、
アミン類などを好適に用いることができるが、その他に
特開平1−240517号公報に示される化合物を用い
ることができる。
成する環状レフィン系熱可塑性樹脂としては、上記の特
定の(共)開環重合体および特定の飽和共重合体の他
に、特定の(共)開環重合体に水素添加して得られる水
素添加(共)重合体、および特定の(共)開環重合体を
フリーデルクラフト反応により環化した後、これに水素
添加して得られる水素添加(共)重合体を用いることが
できる。このような水素添加(共)重合体は、優れた熱
安定性を有するものであるため、成形加工を行う際や製
品として使用する際に、加熱によってその特性が劣化す
ることを防止することができる。ここに、水素添加
(共)重合体における水素添加率は、通常50%以上、
好ましく70%以上、より好ましくは90%以上、更に
好ましくは95%以上、特に好ましくは97%以上であ
る。
レフィン系熱可塑性樹脂は、30℃のクロロホルム中で
測定した固有粘度(ηinh )が0.2〜5.0dl/g
であることが好ましい。また、環状オレフィン系熱可塑
性樹脂の平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマト
グラフィー(GPC)で測定されるポリスチレン換算の
数平均分子量(Mn)が8,000〜100,000、
重量平均分子量(Mw)が20,000〜300,00
0の範囲のものが好適である。更に、環状オレフィン系
熱可塑性樹脂のビカット軟化点は、160℃以上である
ことが好ましい。
な熱可塑性樹脂を用い、上記の製造装置により、次のよ
うにして熱可塑性樹脂シートが製造される。図2に示す
ように、押出機10により溶融された環状オレフィン系
熱可塑性樹脂Rが、ダイス11の吐出口12から水平方
向(図において右方向)に向かってシート状に押し出さ
れる。その後、図3に示すように、押し出された熱可塑
性樹脂Rを、キャストドラム20と無端ベルト30との
間に通過させることにより、当該キャストドラム20お
よび当該無端ベルト30によって挟圧し、これにより、
当該熱可塑性樹脂Rを無端ベルト30の表面に圧着させ
る。そして、図4に示すように、無端ベルト30の表面
に圧着された熱可塑性樹脂Rが、接触距離調整用ロール
42を通過した後、当該熱可塑性樹脂Rを、剥離用ロー
ル50によって無端ベルト30の表面から剥離すること
により、熱可塑性樹脂シートSが製造される。この熱可
塑性樹脂シートSは、適宜の引取手段によって引き取ら
れる。
熱可塑性樹脂のガラス転移温度をTg〔℃〕としたと
き、キャストドラム20の表面温度および保持ロール群
40における駆動用ロール41の表面温度は、Tg
〔℃〕以上でかつTg+50〔℃〕以下、好ましくはT
g+5〔℃〕以上でかつTg+30〔℃〕以下の範囲に
設定される。キャストドラム20の表面温度または駆動
用ロール41の表面温度がTg〔℃〕未満である場合に
は、熱可塑性樹脂Rが、キャストドラム20および無端
ベルト30によって挟圧されたときに急冷されるため、
ダイス11から押し出されてから、キャストドラム20
および無端ベルト30によって挟圧されるまでの間に、
熱可塑性樹脂Rに作用される引張応力と、キャストドラ
ム20および無端ベルト30によって挟圧される際に熱
可塑性樹脂Rに作用される圧着応力とに起因する当該熱
可塑性樹脂Rにおける分子の配向が十分に行われず、そ
の結果、得られる熱可塑性樹脂シートには、大きい残留
位相差が生じる。一方、キャストドラム20の表面温度
または駆動用ロール41の表面温度がTg+50〔℃〕
を超える場合には、キャストドラム20に圧着された熱
可塑性樹脂を十分に冷却した状態で剥離することができ
ないため、得られる熱可塑性樹脂シートには、その流れ
方向に垂直な方向に伸びる線状のマークが生ずる。ま
た、キャストドラム20から剥離した後に、熱可塑性樹
脂シートが引き取られることにより、当該熱可塑性樹脂
シートには、その引取応力による分子の配向が発生する
結果、大きい残留位相差が生じる。
び駆動用ロール41の表面温度は、同程度の温度、具体
的には、両者の表面温度の差が20〔℃〕以内、特に1
0〔℃〕以内となるよう設定することが好ましい。キャ
ストドラム20および駆動用ロール41の表面温度の差
が20〔℃〕を超える場合には、熱可塑性樹脂Rがキャ
ストドラム20および無端ベルト30によって挟圧され
るときに、当該熱可塑性樹脂におけるキャストドラム2
0に接する面と無端ベルト30に接する面との温度差が
過大となって、両者の収縮率に差が生じるため、得られ
る熱可塑性樹脂シートRに反りが生じる。
ロール42の表面温度は、Tg−50〔℃〕以上でかつ
Tg〔℃〕以下、特にTg−30〔℃〕以上でかつTg
−10〔℃〕以下の範囲に設定されることが好ましい。
接触距離調整用ロール42の表面温度が、Tg−50
〔℃〕未満である場合には、当該接触距離調整用ロール
42によって、無端ベルト30が過剰に冷却されるた
め、駆動用ロール41によって無端ベルト30が十分に
加熱されず、これにより、熱可塑性樹脂Rが、挟圧され
たときに急冷される結果、得られる熱可塑性樹脂シート
には、大きい残留位相差が生じることがある。一方、接
触距離調整用ロール42の表面温度が、Tg〔℃〕を超
える場合には、無端ベルト30に圧着された熱可塑性樹
脂を十分に低い温度例えばTg〔℃〕以下の温度に冷却
することが困難となるため、無端ベルト30から剥離し
た熱可塑性樹脂シートSを引き取る際に、当該熱可塑性
樹脂シートSが延伸される結果、当該熱可塑性樹脂シー
トSに厚みむら、位相差むらが生じやすくなる。また、
接触距離調整用ロール42の表面温度が過大であると、
熱可塑性樹脂Rを無端ベルト30から剥離させることが
困難となることがある。
ル43の表面温度は、駆動用ロール41と同程度の温
度、具体的には、駆動用ロール41の表面温度をT
1 〔℃〕としたとき、T1 ±20〔℃〕、特にT1 ±1
0〔℃〕の範囲に設定することが好ましく、これによ
り、無端ベルト30が過度に空冷されることを防止する
ことができる。張力調整用ロール43の表面温度がT1
−20〔℃〕未満である場合には、無端ベルト30が空
冷されることによってその温度が著しく低下することが
あり、そのため、駆動用ロール41によって無端ベルト
30を十分に高い温度に加熱することが困難となること
がある。一方、張力調整用ロール43の表面温度がT1
+20〔℃〕を超える場合には、無端ベルト30の磨耗
などが生ずることがある。
〔℃〕以下、特にTg−50〔℃〕以下の温度に設定す
ることが好ましい。剥離用ロール50の表面温度がTg
〔℃〕を超える場合には、無端ベルト30に圧着された
熱可塑性樹脂が十分に低い温度例えばTg〔℃〕以下の
温度に冷却された状態で無端ベルト30から剥離するこ
とが困難となるため、剥離した熱可塑性樹脂シートSを
引き取る際に、当該熱可塑性樹脂シートSが延伸される
結果、当該熱可塑性樹脂シートSに厚みむら、位相差む
らが生じやすくなる。
0およびダイス11の設定温度は、用いられる熱可塑性
樹脂の種類に応じて適宜選定される。例えば、熱可塑性
樹脂として環状オレフィン系熱可塑性樹脂を用いる場合
には、流動性が均一な溶融状態の樹脂をダイス11から
吐出させることができ、樹脂の劣化を抑制することがで
きる観点から、当該環状オレフィン系熱可塑性樹脂のガ
ラス転移温度をTgとしたとき、Tg+100℃以上で
Tg+200℃以下であることが好ましい。加工温度が
Tg+100℃未満である場合には、環状オレフィン系
熱可塑性樹脂Rの流動性が不均一なため、ダイス11か
ら安定的に吐出せず、得られる透明樹脂シートSに厚み
ムラなどが生じやすくなり好ましくない。一方、加工温
度がTg+200℃を超える場合には、環状オレフィン
系熱可塑性樹脂の分子鎖が切断したり、ダイス11から
吐出された際に酸化したりすることにより、当該環状オ
レフィン系熱可塑性樹脂が劣化しやすくなる。
キャストドラム20の回転周速度より低いことが好まし
く、具体的には、キャストドラム20の回転周速度をV
1、熱可塑性樹脂シートSの引き取り速度をV2とした
とき、比V2/V1が0.7〜0.99であることが好
ましく、より好ましくは0.75〜0.9、、特に好ま
しくは0.8〜0.85である。この比V2/V1が
0.7未満である場合には、シートに垂れなどが生じや
すく、一方、この比V2/V1が0.99を超える場合
には、シートに過大な張力が作用し、当該シートが破断
したりすることがある。
ム20の表面温度および保持ロール群40における駆動
用ロール41の表面温度の各々が、熱可塑性樹脂Rのガ
ラス転移温度(Tg)以上の特定の範囲に設定されてい
るため、ダイス11から押し出された溶融状態の熱可塑
性樹脂Rを、キャストドラム20と無端ベルト30とに
よって挟圧したときに、当該熱可塑性樹脂Rが急冷され
ることがなく、その結果、残留位相差が小さく、しか
も、表面平滑性が高い熱可塑性樹脂シートを製造するこ
とができる。
度を熱可塑性樹脂Rのガラス転移温度(Tg)以下の特
定の範囲に設定し、無端ベルト30に圧着された熱可塑
性樹脂Rを、当該接触距離調整用ロール42を通過させ
ることにより、当該熱可塑性樹脂Rが十分に低い温度に
冷却されるため、無端ベルト30から剥離した熱可塑性
樹脂シートSを引き取る際に、当該熱可塑性樹脂シート
Sが延伸されることがなく、これにより、得られる熱可
塑性樹脂シートSに厚みむら、位相差むらなどが生じる
ことを防止することができる。
塑性樹脂Rのガラス転移温度以下の温度に設定すること
により、熱可塑性樹脂Rが十分に低い温度に冷却された
状態で無端ベルト30から剥離されるので、剥離した熱
可塑性樹脂シートSを引き取る際に、当該熱可塑性樹脂
シートSが延伸されることがなく、これにより、得られ
る熱可塑性樹脂シートSに厚みむら、位相差むらなどが
生じることを防止することができる。
トは、厚みが例えば0.1〜2mm、好ましくは0.2
〜1mmで、表面粗さが例えば0.01μm以下、好ま
しくは0.008μm以下で、残留位相差が例えば10
nm以下であって、優れた光学特性を有するものであ
る。しかも、シートを構成する熱可塑性樹脂として、環
状オレフィン系熱可塑性樹脂を用いることにより、他の
熱可塑性樹脂例えば、ポリスチレンやポリメチルメタク
リレートなどよりなるシートと比較して、複屈折か生じ
にくいものとなる。従って、このような熱可塑性樹脂シ
ートは、光学分野における種々の用途などに有用であ
り、特に、液晶表示素子用の光学シートとして好適であ
る。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。また、以下の実施例において、熱可塑性樹脂とし
て、環状オレフィン系熱可塑性樹脂「アートンF」(ジ
ェーエスアール(株)製)を用いた。この環状オレフィ
ン系熱可塑性樹脂は、下記式(i)で表される繰り返し
単位を有する特定の開環重合体よりなるものであって、
そのガラス転移温度(Tg)が165℃、ゲルパーミエ
ーションクロマトグラフィー(GPC)で測定されるポ
リスチレン換算の数平均分子量(Mn)が25000、
重量平均分子量(Mw)が102000、クロロホルム
中で測定した固有粘度(ηinh )が0.49dl/g、
260℃におけるメルトフローレートが5.0g/10
minのものである。
より、以下のようにして、厚みが0.4mmの熱可塑性
樹脂シートを製造した。熱可塑性樹脂を、真空乾燥機に
より120℃で4時間乾燥処理した後、押出機(10)
のホッパーに供給し、当該押出機(10)を作動させる
ことにより、ダイス(11)の吐出口(12)から溶融
状態の熱可塑性樹脂(R)を押し出した。その後、押し
出された熱可塑性樹脂(R)を、キャストドラム(2
0)と無端ベルト(30)との間に通過させることによ
り、当該キャストドラム(20)および当該無端ベルト
(30)によって挟圧し、熱可塑性樹脂(R)を無端ベ
ルト(30)の表面に圧着させた。そして、無端ベルト
(30)の表面に圧着された熱可塑性樹脂(R)が、接
触距離調整用ロール(42)を通過した後、当該熱可塑
性樹脂(R)を、剥離用ロール(50)によって無端ベ
ルト(30)の表面から剥離することにより、熱可塑性
樹脂シートSを製造した。以下に、押出機(10)、ダ
イス(11)、キャストドラム(20)、無端ベルト
(30)、保持ロール群(40)および剥離用ロール
(50)の具体的な条件を示す。
内径;40mm,スクリューのL/D;32,ギアポン
プ付き, ダイス(11):コートハンガーマニーホールド型であ
って、内面にクロムメッキが施されたもの,吐出口の
幅;500mm、吐出口のリップ間隔;0.8mm, 押出加工条件:シリンダー部;260℃〜300℃,ア
ダプター部;290℃,ギアポンプ部;290℃,ダイ
ス;280℃,吐出量;18Kg/hr,ダイスの吐出
口からキャストドラムと無端ベルトとの上流側接触端ま
での直線距離:240mm, キャストドラム(20):表面粗さ;0.2μm,設定
温度;175℃, 無端ベルト(30):厚み;1mm,表面粗さ;0.1
μm, 駆動用ロール(41):厚みが10mmのシリコーンゴ
ムよりなる被覆層が形成されてなるもの,表面温度;1
80℃, 接触距離調整用ロール(42):表面温度;135℃, 張力調整用ロール(43):表面温度;180℃, キャストドラム(20)と無端ベルト(30)との接触
距離:300mm, 剥離用ロール(50):表面温度;100℃, 挟圧量:0.15mm, キャストドラム(20)の周速度:2m/min, シートの引取速度:2m/min
面温度を205℃に、駆動用ロール(41)の表面温度
を205℃に変更したこと以外は、実施例1と同様にし
て厚みが0.4mmの熱可塑性樹脂シートを製造した。
面温度を140℃に、駆動用ロール(41)の表面温度
を140℃に変更したこと以外は、実施例1と同様にし
て厚みが0.4mmの熱可塑性樹脂シートを製造した。
面温度を220℃に、駆動用ロール(41)の表面温度
を220℃に変更したこと以外は、実施例1と同様にし
て厚みが0.4mmの熱可塑性樹脂シートを製造した。
の温度を190℃に、剥離用ロール(50)の表面温度
を180℃に変更したこと以外は、実施例1と同様の操
作を行ったところ、無端ベルト(30)から熱可塑性樹
脂が剥離せず、シートを製造することができなかった。
よび比較例1で得られた熱可塑性樹脂シートの各々につ
いて、その残留位相差を王子計測(株)製「KOBRA
−21ADH」により測定すると共に、当該熱可塑性樹
脂シートにおける無端ベルトからの剥離面における表面
粗さを小坂研究所製「ET−30」により測定した。結
果を下記表1に示す。
例1で得られた熱可塑性樹脂シートは、残留位相差が小
さく、しかも、表面粗さが小さいものであることが確認
された。また、キャストドラムおよび駆動用ロールの表
面温度が低い実施例1では、表面粗さが極めて小さい熱
可塑性樹脂シートが得られることが理解される。一方、
キャストドラムおよび駆動用ロールの表面温度が高い実
施例2では、シートの流れ方向に垂直な方向に伸びる線
状のマークが若干生ずる結果、その表面粗さが実施例1
で得られる熱可塑性樹脂シートより大きい値となるが、
残留位相差が極めて小さい熱可塑性樹脂シートが得られ
ることが理解される。これに対し、比較例1で得られた
熱可塑性樹脂シートは、実施例1および実施例2で得ら
れた熱可塑性樹脂シートと比較して、残留位相差および
表面粗さのいずれも大きいものであった。また、比較例
2で得られた熱可塑性樹脂シートは、残留位相差が実施
例2と同等のものであったが、シートの流れ方向に垂直
な方向に伸びる線状のマークが顕著に生じており、表面
粗さを測定することができなかった。
明によれば、キャストドラムの表面温度および保持ロー
ル群における駆動用ロールの表面温度の各々が、熱可塑
性樹脂のガラス転移温度(Tg)以上の特定の範囲に設
定されているため、ダイスから押し出された溶融状態の
熱可塑性樹脂を、キャストドラムと無端ベルトとによっ
て挟圧したときに、当該熱可塑性樹脂が急冷されること
がなく、その結果、残留位相差が小さく、しかも、表面
平滑性が高い熱可塑性樹脂シートを製造することができ
る。
調整用ロールの表面温度を熱可塑性樹脂Rのガラス転移
温度(Tg)以下の特定の範囲に設定し、無端ベルトに
圧着された熱可塑性樹脂を、当該接触距離調整用ロール
を通過させることにより、当該熱可塑性樹脂が十分に低
い温度に冷却されるため、無端ベルトから剥離した熱可
塑性樹脂シートを引き取る際に、当該熱可塑性樹脂シー
トが延伸されることがなく、これにより、得られる熱可
塑性樹脂シートに厚みむら、位相差むらなどが生じるこ
とを防止することができる。
ールの表面温度を熱可塑性樹脂のガラス転移温度以下の
温度に設定することにより、熱可塑性樹脂が十分に低い
温度に冷却された状態で無端ベルトから剥離されるの
で、剥離した熱可塑性樹脂シートを引き取る際に、当該
熱可塑性樹脂シートが延伸されることがなく、これによ
り、得られる熱可塑性樹脂シートに厚みむら、位相差む
らなどが生じることを防止することができる。
が0.2μm以下の無端ベルトを用いるため、当該無端
ベルトに熱可塑性樹脂が圧着されることにより、表面粗
さが小さい熱可塑性樹脂シートを確実に製造することが
できる。
ば、熱可塑性樹脂として、環状オレフィン系熱可塑性樹
脂を用いることにより、分子を配向させたときに、分子
の配向による複屈折が生じにくく、しかも、光弾性定数
が小さくて光弾性複屈折も生じにくいため、光学分野に
おける種々の用途などに有用な熱可塑性樹脂シートを製
造することができる。
られる製造装置の一例における概略を示す説明図であ
る。
状態の熱可塑性樹脂が押し出された状態を示す説明図で
ある。
出された溶融状態の熱可塑性樹脂が、キャストドラムと
無端ベルトとによって挟圧された状態を示す説明図であ
る。
よって無端ベルトから熱可塑性樹脂シートが剥離された
状態を示す説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 押出機に取り付けられたダイスからシー
ト状に押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂を、金属製
のキャストドラムと、このキャストドラムにその周方向
に沿って圧接するよう設けられた金属製の無端ベルトと
の間に通過させることにより、当該熱可塑性樹脂を挟圧
して当該無端ベルトに圧着させる工程を有する光学用熱
可塑性樹脂シートの製造方法であって、 前記無端ベルトは、当該無端ベルトを介して前記キャス
トドラムに並ぶよう配置された駆動用ロールを含む複数
のロールよりなる保持ロール群によって、張力が作用さ
れた状態で保持されており、 前記熱可塑性樹脂のガラス転移温度をTg〔℃〕とした
とき、前記キャストドラムの表面温度および前記駆動用
ロールの表面温度の各々が、Tg〔℃〕以上でかつTg
+50〔℃〕以下であることを特徴とする熱可塑性樹脂
シートの製造方法。 - 【請求項2】 保持ロール群は、駆動用ロールの下流側
に設けられた、キャストドラムと無端ベルトとの接触距
離を調整する接触距離調整用ロールを具えてなり、 前記無端ベルトに圧着された熱可塑性樹脂が前記接触距
離調整用ロールを通過した後、当該熱可塑性樹脂を無端
ベルトから剥離する工程を有し、 前記接触距離調整用ロールの表面温度が、Tg−50
〔℃〕以上でかつTg〔℃〕以下であることを特徴とす
る請求項1に記載の熱可塑性樹脂シートの製造方法。 - 【請求項3】 無端ベルトに圧着された熱可塑性樹脂
を、剥離用ロールによって当該無端ベルトから剥離する
工程を有し、 前記剥離用ロールの表面温度が、Tg〔℃〕以下である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱可
塑性樹脂シートの製造方法。 - 【請求項4】 無端ベルトの表面粗さが0.2μm以下
であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
かに記載の熱可塑性樹脂シートの製造方法。 - 【請求項5】 熱可塑性樹脂として、環状オレフィン系
熱可塑性樹脂を用いることを特徴とする請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の熱可塑性樹脂シートの製造方
法。 - 【請求項6】 環状オレフィン系熱可塑性樹脂が、下記
一般式(I)で表される構造単位を有する重合体または
共重合体であることを特徴とする請求項5に記載の熱可
塑性樹脂シートの製造方法。 【化1】 - 【請求項7】 環状オレフィン系熱可塑性樹脂が、下記
一般式(II)で表される構造単位を有する重合体または
共重合体であることを特徴とする請求項5に記載の熱可
塑性樹脂シートの製造方法。 【化2】
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