JP2000280392A - 接着性透湿防水フィルムおよびその製造方法 - Google Patents

接着性透湿防水フィルムおよびその製造方法

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JP2000280392A
JP2000280392A JP11088196A JP8819699A JP2000280392A JP 2000280392 A JP2000280392 A JP 2000280392A JP 11088196 A JP11088196 A JP 11088196A JP 8819699 A JP8819699 A JP 8819699A JP 2000280392 A JP2000280392 A JP 2000280392A
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water
layer
adhesive
film
moisture
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JP11088196A
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English (en)
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Keiji Takeda
恵司 竹田
Jiro Amano
慈朗 天野
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基材と接着するだけで高い透湿性と耐水性の両
立が可能となる高度な透湿性と防水性を具備すると同時
に接着性を有した接着性透湿防水フィルムおよびその製
造方法。 【解決手段】少なくとも1層の連続した水膨潤性樹脂層
と接着層からなるフィルムであり、該水膨潤性樹脂層が
水で膨潤していない状態において400nm以上の孔を
有さず、該接着層中には熱解離によって反応性末端を遊
離し得る架橋剤を含むとともに、該フィルムの透湿性が
30,000g/m2・24hr以上、透水に必要な水圧が2.
0kgf/cm2以上である接着性透湿防水フィルム。このフ
ィルムは、離型支持体上に水膨潤性樹脂溶液を塗工して
製膜し、連続層を形成させ、その上に熱解離により反応
性末端を遊離し得る架橋剤を含んだ接着層溶液を塗工
し、該架橋剤の熱解離温度より低い温度で製膜すること
で得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着性を有する透
湿防水フィルムに関する。さらに詳しくは、基材と接着
するだけで高い透湿性と耐水性を両立できる接着性透湿
防水フィルムおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、透湿防水素材、特に微多孔層を透
湿耐水層とする素材においては、多孔性であることから
耐水性の耐久性が低いことが問題であった。
【0003】このような問題点を解決すべく、微多孔層
の孔径を制御する方法、乾式製膜方式による無孔層を微
多孔層に積層する方法、微多孔層そのものを親水性無孔
層に置き換える方法が提案されている。
【0004】ただ、これらの方法では、いずれも耐水性
の耐久性は付与できるが透湿性あるいは耐水性を犠牲に
するなど種々の問題が残っている。
【0005】具体的には、微多孔層の孔径を制御する方
法では、孔径に限界があり無孔層の耐久性には劣ってし
まうといった問題。
【0006】乾式製膜方式による無孔層を微多孔層に積
層する方法では、溶剤系コーティング方式で積層製膜し
た場合、溶剤が微多孔を再溶解し、無孔層にしてしまう
ことから耐水性は付与できるが透湿性が著しく低下する
といった問題。
【0007】あらかじめ乾式製膜した無孔層を微多孔層
上にラミネートする場合、従来の接着剤を利用したので
は透湿性を著しく低下させるといった問題などが挙げら
れる。
【0008】また、微多孔層そのものを親水性無孔層に
置き換える方法では耐水性の耐久性は付与できるが、接
着剤の塗布形態を点状塗布にし、被膜の接着剤による被
覆面積を小さくすることで、素材として透湿性の低下を
抑制するため耐水圧そのものが低くなるといった新たな
問題が発生してきているのが現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題を解決し、接着性に優れ、基材と接着するだけで高い
透湿性と耐水性を両立できる接着性透湿防水フィルムお
よびその製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の接着性透湿防水
フィルムは、前記した課題を解決するため、次の構成を
有する。
【0011】すなわち、少なくとも1層の連続した水膨
潤性樹脂層と接着層からなるフィルムであり、該水膨潤
性樹脂層が水で膨潤していない状態において400nm
以上の孔を有さず、該接着層中には熱解離によって反応
性末端を遊離し得る架橋剤を含むとともに、該フィルム
の透湿性が30,000g/m2・24hr以上、透水に必要な
水圧が2.0kgf/cm2以上であることを特徴とする接着
性透湿防水フィルムである。
【0012】本発明の接着性透湿防水フィルムの製造方
法の一態様は、離型支持体上に水膨潤性樹脂溶液を塗工
して製膜し、連続層を形成させ、その上に熱解離により
反応性末端を遊離し得る架橋剤を含んだ接着層溶液を塗
工し、該架橋剤の熱解離温度より低い温度で製膜するこ
とを特徴とする接着性透湿防水フィルムの製造方法であ
る。
【0013】また、本発明の接着性透湿防水フィルムの
製造方法の他の態様は、熱解離により反応性末端を遊離
し得る架橋剤を水膨潤性樹脂溶液に混合させ、離型支持
体上に塗工し、該架橋剤の熱解離温度より低い温度で製
膜することを特徴とする接着性透湿防水フィルムの製造
方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0015】本発明のフィルムは少なくとも1層の連続
した水膨潤性樹脂層と接着層からなるフィルムであり、
この水膨潤性樹脂層が水で膨潤していない状態において
400nm以上の孔を有しないものである。
【0016】少なくとも1層の連続した水膨潤性樹脂層
とは、樹脂層が2次元的に連続であり、不連続で途切れ
た箇所が無く、また、ピンホールなどの孔、表裏連通し
た欠陥などがないことをいい、吸湿・吸水することで水
膨潤はするが、透水性が低く、単層においても耐水性を
発現できる層であることをいう。
【0017】水膨潤性樹脂層とは、樹脂層のみを水に浸
漬した場合、線膨潤率が1%以上である樹脂層であるこ
とを意味する。十分な透湿性能を発現するためには線膨
潤率が5%以上、さらに好ましくは10%以上の線膨潤
率を有する樹脂層が好ましく利用できる。
【0018】本発明に利用される水膨潤性樹脂層は水で
膨潤していない状態において400nm以上の孔を有し
ていない。すなわち、樹脂層自身には湿式製膜法で作製
されたポリウレタン被膜のような可視光領域で不透明に
見える微多孔が形成されておらず、乾燥時において40
0nm以上の孔穴がないものである。
【0019】また、接着層とは水膨潤性樹脂層を基材と
接着するための層であり、この接着層中には熱解離によ
り反応性末端を遊離し得る架橋剤を含んでいる。
【0020】熱解離により反応性末端を遊離するとは架
橋剤の架橋部位を封鎖し、架橋反応を形成しうる反応性
末端の反応性を著しく低下させていた物質が、ある温度
雰囲気下におくことでその封鎖がはずれ、高い反応性を
有する末端が遊離することをいう。
【0021】ある温度で反応性末端が遊離することによ
り、ある温度までの雰囲気においては接着層の架橋が進
行しないため、フィルムの接着性を長時間保持すること
ができるようになる。また、ある温度に到達すると架橋
剤の反応性末端が遊離し、接着層内での架橋、基材との
架橋反応がおこり接着が可能となる。
【0022】また、本発明フィルムの透湿性が30,0
00g/m2・24hr以上、透水に必要な水圧が2.0kgf/cm2
以上である。フィルム単独での透湿性が30,000g/
m2・24hrより低くなると貼り合わせ時に透湿性低下が大
きくなる。また、透水に必要な水圧が2.0kgf/cm2
りも低くなると貼り合わせ時に耐水性能を向上させるこ
とができない。
【0023】本発明における水膨潤性樹脂層の主成分は
ポリウレタン樹脂であり、このポリウレタン樹脂を構成
するイソシアネート数に対するポリオール中のポリエチ
レングリコールを構成するエチレングリコール数の比が
5以上30未満であることが好ましい。
【0024】主成分がポリウレタン樹脂である場合は、
接着対象となる布帛、コーティング素材、ラミネート素
材などの基材にフィルムを接着した場合、ストレッチ性
に優れ、風合い変化が小さいこと、また、膜厚の異なる
被膜を積層した場合においても、膜同志の追随性が非常
に優れたものとなり、膜同志の接着性も高く保持される
ために好ましい。
【0025】ここでいうポリウレタン樹脂には、ポリイ
ソシアネートとポリオールを反応せしめて得られる共重
合体が含まれる。
【0026】イソシアネート成分としては、芳香族ジイ
ソシアネート、脂肪族ジイソシアネートの単独またはこ
れらの混合物を用いることができる。
【0027】例えば、トリレンジイソシアネート、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4′−
メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネートなどを用いることが
できる。
【0028】また、ポリオール成分としては、ポリエー
テルポリオール、ポリエステルポリオールなどを用いる
ことができる。ポリエーテルポリオールとしてはポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテ
トラメチレングリコールなど、ポリエステルポリオール
としては、エチレングリコール、プロピレングリコール
などのジオールとアジピン酸、セバチン酸などの2塩基
酸との反応生成物やカプロラクトンなどの開環重合物な
どが挙げられる。その他、エーテル/エステル系、アミ
ド系、カーボネート系、シリコーン変性のもの単独また
はこれらの混合物なども適宜利用できる。
【0029】樹脂の抗張力発現の観点からポリイソシア
ネートは4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシア
ネート)、透湿性の観点からポリオールはポリエチレン
グリコールを主成分としたポリウレタン樹脂が好適であ
る。
【0030】本発明において、優れた透湿性と防水性を
両立させる観点から、ポリウレタンを構成するイソシア
ネート数に対するポリオール中のポリエチレングリコー
ルを構成するエチレングリコール数の比が5以上30未
満であることが好ましい。
【0031】このような樹脂を用いることにより、0.
003mmから0.06mmの膜厚、好ましくは0.005
mmから0.03の膜厚の範囲において樹脂層が連続層で
あり、かつ、大きな孔が無くても素材での透湿性におい
て30,000g/m2・24hr以上、樹脂層を透水性させる
のに必要な水圧が2.0kgf/cm2以上と透湿性と耐水性
の両立が可能となるのである。
【0032】また、接着層の主成分はポリウレタン樹脂
であり、このポリウレタンを構成するイソシアネート数
に対するポリオール中のポリエチレングリコールを構成
するエチレングリコール数の比が20以上30未満であ
ることが好ましい。
【0033】主成分がポリウレタンである場合は、水膨
潤性樹脂層との接着面、基材との接着面での追随性に優
れ、接着性が高く保持されるので好ましい。
【0034】ポリウレタン樹脂のイソシアネート数に対
するポリエチレングリコール数の比が20以上30未満
である場合は、ソフトセグメント比率が高いことによ
り、ソフトな樹脂層になるとともに、軟化点を下げ溶融
性を向上できること、また、架橋剤により架橋した後も
フィルムとして高い透湿性を保持できるようにするため
に好ましい。
【0035】ここで、接着層中に含まれる架橋剤の反応
性末端を遊離する熱解離温度が接着層の主成分ポリマー
の軟化点よりも高い温度であることが好ましい。
【0036】熱解離温度がポリマーの軟化点より高いこ
とにより、ポリマーが溶融状態になり、基材と十分密着
した後になってはじめて反応性末端が遊離することでポ
リマー同志の架橋、ポリマーと基材との架橋が十分なも
のとなるからである。
【0037】主成分ポリマーの軟化点と架橋剤の熱解離
温度の関係は、熱解離温度が(軟化点+10℃)以上が
好ましく、(軟化点+20℃)以上であることがより好
ましい。熱解離温度と軟化点の温度差が小さすぎると樹
脂の軟化と架橋が同時に起こり、十分な接着性が得られ
ない場合が生ずる。
【0038】架橋剤の熱解離温度を考え合わせ、接着層
の溶融性向上が必要な場合には、ソフトセグメントとな
る多価アルコール類の添加、脂肪族系エポキシ化合物な
どを適宜併用して添加してもよい。
【0039】また、熱解離により遊離した反応性末端は
イソシアネート基であることが好ましい。イソシアネー
ト基は、反応性に優れていること、水酸基、アミノ基な
ど種々の官能基と結合できること、反応性末端であるイ
ソシアネート基を容易にブロックできるとともに、基材
に合わせた種々の熱解離特性の架橋剤を合成できるため
である。
【0040】イソシアネート成分としては、芳香族ジイ
ソシアネート、脂肪族ジイソシアネートの単独またはこ
れらの混合物を用いることができる。
【0041】例えば、トリレンジイソシアネート、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4′−
メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネートなど、もしくはこれ
らをポリオールと組み合わせ末端イソシアネートウレタ
ンプレポリマーとしても用いることができる。
【0042】また、ブロック剤としては前述のイソシア
ネート成分のイソシアネート末端を重亜硫酸塩類、ε-
カプロラクタムなどのラクタム類、アセト酢酸エチル、
アセチルアセトンなどの活性メチレン化合物、アセトオ
キシム、シクロヘキサノンオキシムなどのオキシム類、
N−メチルアニリンなどの第2級芳香族アミン類、青
酸、β−チオナフトールなどの芳香族メルカプタン、エ
チルメルカプタンなどの脂肪族メルカプタン、フェノー
ル、メタノール、エタノールなどの低級アルコールなど
が熱解離温度別に利用される。
【0043】つぎに、本発明フィルムの利用形態を示
す。 (1)接着層が連続層であり、かつ水で膨潤していない状
態において400nm以上の孔を有しておらず、水膨潤
性樹脂層上に全面的に積層されていること (2)接着層が不連続層であり、かつ水で膨潤していない
状態において400nm以上の孔を有しておらず、水膨
潤性樹脂層上に部分的に積層されていること (3)接着層が連続層かつ多孔層であり、水膨潤性樹脂層
上に全面的に積層されていること (4)接着層が不連続層かつ多孔層であり、水膨潤性樹脂
層上に部分的に積層されていること の4つの利用形態が挙げられる。
【0044】(1)の形態は、連続した水膨潤性樹脂層を
設け、その上に連続した無孔性の接着層が積層されてい
る状態である。接着層が全面的に積層されていることか
ら高い接着性が必要な場合に好ましく利用できる。
【0045】(2)の形態は、連続した水膨潤性樹脂層を
設け、その上に点状に無孔性の接着層が積層されている
状態である。接着層が部分的に積層されていることから
柔軟性が必要な場合に好ましく利用できる。
【0046】(3)の形態は、連続した水膨潤性樹脂層を
設け、その上に連続した多孔性の接着層が積層されてい
る状態である。多孔層で全面的に積層されていることか
ら透湿性と接着性が必要な場合に好ましく利用できる。
【0047】(4)の形態は、連続した水膨潤性樹脂層を
設け、その上に点状に多孔性の接着層が積層されている
状態をいう。接着層が部分的に積層であり、かつ、多孔
層であるといったことから柔軟性と接着性が必要な場合
に好ましく利用できる。
【0048】また、本発明において水膨潤性樹脂層その
ものが接着層であってもよい。この場合、水膨潤性樹脂
層そのものに架橋剤を含んだ連続した1層の接着性フィ
ルムとなる。接着する基材−基材間に設け、ラミネート
接着が必要な場合などに好ましく利用できる。
【0049】次に、本発明の接着性透湿防水フィルムの
製造方法について説明する。
【0050】本発明のフィルムは、離型支持体上に水膨
潤性樹脂溶液を塗工して製膜し、連続層を形成させ、そ
の上に熱解離により反応性末端を遊離し得る架橋剤を含
んだ接着層溶液を塗工し、架橋剤の熱解離温度より低い
温度で製膜することによって製造される。
【0051】本発明で用いる離型支持体とは、タフタ織
物、フィルム、紙など、表面が平滑で、しかもその表面
が支持体上に形成させる樹脂膜に対し、親和性が低いも
ののことをいう。通常は、シリコーン樹脂を塗布した離
型紙やフィルム、ポリプロピレンフィルムおよびそのフ
ィルムをラミネートした離型紙などが好ましく用いられ
る。
【0052】また、本発明でいう樹脂溶液とは、揮発性
有機溶媒の混合溶媒に樹脂成分を溶解した樹脂溶液、界
面活性剤などで樹脂成分を水中に強制乳化された強制乳
化分散液、樹脂成分のポリマー改質により水中に自己乳
化性あるいは溶解性を持たせた自己乳化分散液あるいは
樹脂水溶液などをいう。
【0053】これらの樹脂溶液を離型支持体上に塗工
し、樹脂を溶解している溶剤をなくすことにより固形分
を凝固させ、製膜を行えばよい。
【0054】離型支持体上へ樹脂を塗工し、製膜するに
は、一般的には、ナイフオーバーロールコーティング、
ダイレクトロールコーティング、リバースロールコーテ
ィング、グラビアコーティング、ロータリースクリーン
などのコーティング処方を用い、所望の膜厚となるよう
に離型支持体上に塗布量を適宜設定して塗布し、温度5
0℃〜180℃で、0.5分〜10分間の条件で乾燥、
被膜化することでできる。
【0055】水膨潤性樹脂層を着色する場合などにおい
ては、樹脂溶液に無機系、有機系顔料などを、また、表
面タッチをかえる場合においては二酸化珪素系粒子など
を公知の方法により適宜添加し製膜することも可能であ
る。
【0056】その上に熱解離により反応性末端を遊離す
る架橋剤を含んだ接着層溶液を塗工し、架橋剤の熱解離
温度より低い温度で製膜することによって本フィルムは
製造できる。
【0057】接着層は、先に製膜した水膨潤性樹脂層上
に塗工し、接着層樹脂を溶解している溶剤をなくし、固
形分を凝固させて製膜を行えばよい。
【0058】接着層の塗工はフィルムの利用形態により
コーティング方法は適宜選択される。接着層を全面的に
積層する場合には、一般的には、ナイフオーバーロール
コーティング、ダイレクトロールコーティング、リバー
スロールコーティングなどのコーティング処方を用い塗
工−製膜すればよい。
【0059】接着層を部分的に積層する場合にはグラビ
アコーティング、ロータリースクリーンなどのコーティ
ング処方を用い塗工して製膜すればよい。
【0060】また、接着層を多孔層にする場合には、接
着層を前述の方法で塗工後、樹脂溶剤を貧溶剤に置換−
凝固させる湿式製膜方式による多孔化、エルジョン溶剤
の選択蒸発させる乾式製膜方式による多孔化、気体発泡
により形成させる乾式製膜方式による多孔化などといっ
た方法で多孔化すればよい。
【0061】この際、接着層の製膜温度は架橋剤の熱解
離温度よりも低いことが重要である。製膜温度と熱解離
温度の関係は、製膜温度が(熱解離温度−10℃)以下
が好ましく、(熱解離温度−20℃)以下であることが
より好ましい。製膜温度と熱解離温度の温度差が小さす
ぎると接着層の製膜と同時に架橋反応が起こり、十分な
接着性が得られなくなる場合が生じる。
【0062】また、本フィルムは熱解離により反応性末
端を遊離し得る架橋剤を水膨潤性樹脂溶液に混合させ、
離型支持体上に塗工し、架橋剤の熱解離温度より低い温
度で製膜することでも製造できる。
【0063】この場合、離型支持体上に熱解離により反
応性末端を遊離し得る架橋剤を含んだ水膨潤性樹脂溶液
を塗工し、架橋剤の熱解離温度より低い温度で製膜、連
続層を形成させればよく、塗工−製膜の方法には前述の
方法を適宜利用すればよい。
【0064】この際、水膨潤性樹脂層の製膜温度は、架
橋剤の熱解離温度よりも低いことが重要である。製膜温
度と熱解離温度の関係は、製膜温度が(熱解離温度−1
0℃)以下であることが好ましく、(熱解離温度−20
℃)以下であることがより好ましい。製膜温度と熱解離
温度の温度差が小さすぎると接着層の製膜と同時に架橋
反応が起こり、十分な接着性が得られなくなる可能性が
あり好ましくない。
【0065】前述のとおり、本発明のフィルムの水膨潤
性樹脂層の主成分はポリウレタン樹脂であり、このポリ
ウレタン樹脂を構成するイソシアネート数に対するポリ
オール中のポリエチレングリコールを構成するエチレン
グリコール数の比が5以上30未満であることが好まし
い。
【0066】具体的にはこの比が5以上30未満である
ポリウレタン樹脂をジメチルホルアミドなどの極性有機
溶媒とメチルエチルケトンなどの揮発性有機溶媒の混合
溶媒に5重量%から60重量%溶解した樹脂溶液、界面
活性剤などで水中に強制乳化された強制乳化分散液、ポ
リマー改質により水中に自己乳化性あるいは溶解性を持
たせた自己乳化分散液あるいは樹脂水溶液などの形態で
利用できる。
【0067】また、接着層の主成分がイソシアネート数
に対するポリオール中のポリエチレングリコールを構成
するエチレングリコール数の比が20以上30未満のポ
リウレタンであることが好ましい。
【0068】具体的にはこの比が5以上30未満である
ポリウレタン樹脂をジメチルホルアミドなどの極性有機
溶媒とメチルエチルケトンなどの揮発性有機溶媒の混合
溶媒に5重量%から60重量%溶解した樹脂溶液、界面
活性剤などで水中に強制乳化された強制乳化分散液、ポ
リマー改質により水中に自己乳化性あるいは溶解性を持
たせた自己乳化分散液あるいは樹脂水溶液などの形態で
利用できる。
【0069】本発明において熱解離により遊離する反応
性末端がイソシアネート基であることが好ましい。
【0070】イソシアネート基を有する化合物としては
反応性末端がブロックされたポリイソシアネートが利用
できる。
【0071】ブロック型ポリイソシアネートの添加量は
イソシアネート末端量にもよるが、接着後の透湿性と接
着性のバランスから、好ましくは接着層の主成分ポリマ
ー固形分に対し0.3重量%以上10重量%、より好ま
しくは1重量%以上10重量%である。
【0072】上述したとおり、水膨潤性を有した高透湿
性と高い耐透水性を有する連続した被膜層と熱処理で架
橋・接着性を発現する接着層とから構成されることによ
って、高透湿性と高耐水性を両立できるフィルムを得る
ことができる。
【0073】本発明のフィルムは基材に貼り付けるだけ
で素材性能の高度化が可能である。基材としてはフィッ
シング、登山衣などのアウトドアウェア、スキー関連ウ
ェア、ウインドブレーカー、アスレチックウェア、ゴル
フウェアレインウェア、カジュアルコートなどのほか、
屋外作業着、手袋、靴などに利用できる透湿防水素材の
高度化、さらには、ポリエステル系、ポリアミド系、ア
クリル系などの合成繊維および綿、羊毛、絹などの天然
繊維などの繊維からなる織物、編物、不織布などと貼り
合わせることにより透湿防水機能を付与することも可能
である。
【0074】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに具体的
に説明する。
【0075】実施例中の評価は、次の方法で測定を行っ
た。 [透湿性]JISL1099 酢酸カリウム法に準じて
測定した。 [透水圧]JISL1092 高水圧法に準じて測定し
た。ただし、膜伸張による破裂を抑制するため、ポリエ
ステルタフタでカバーし、タフタを通して漏水した時の
水圧を透水圧とした。
【0076】<ポリエステルタフタ> 糸使い 75テ゛ニール−72フィラメント(タテ、ヨコ) 織り密度 110×95本/インチ 目付 150g/m2 [接着性]フィルムを製膜し24hr経過後、接着層の
主成分ポリマーの軟化点以上のロール温度、線圧1.2
kg/cmで熱ラミネートを行った。ラミネート後、架橋剤
の 熱解離温度以上の温度雰囲気で2分間処理しするこ
とで前記ナイロンタフタと 接着を行った。その後、2
3℃の水に24hr浸漬した後、湿剥離強力を測定 し
150g/cm以上を高い接着性とした。
【0077】<湿剥離強力> ◎ 150g/cm以上 ○ 100g/cm以上150g/cm未満 △ 50g/cm以上100g/cm未満 × 50g/cm未満 <ナイロンタフタ> 糸使い 70テ゛ニール−68フィラメント(タテ、ヨコ) 織り密度 116×88本/インチ 目付 72g/m2 実施例1 イソシアネートが4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネートでありその数に対するポリオール中のポリエチ
レングリコールを構成するエチレングリコール数の比が
8.4である水膨潤性ポリウレタン樹脂をジメチルホル
ムアミドとメチルエチルケトンとの混合溶媒に溶解し、
23重量%の溶液を調製した。
【0078】ポリプロピレンフィルムをラミネートした
離型紙上にナイフコータを用い、クリアランス0.08mmで
塗工し、120℃で2分間乾燥、被膜化を行った。
【0079】イソシアネートが4,4′−メチレンビス
(シクロヘキシルイソシアネート)でありその数に対す
るポリオール中のポリエチレングリコールを構成するエ
チレングリコール数の比が25である水膨潤性ポリウレ
タン樹脂をジメチルホルムアミドとメチルエチルケトン
との混合溶媒に溶解し、23重量%の溶液を調製した。
【0080】前記溶液に樹脂重量に対し10重量%とな
るようメチルエチルケトオキシムでイソシアネート基を
封鎖した4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
を添加し接着層溶液を調製した。
【0081】この接着層溶液を離型紙に製膜された先の
水膨潤性樹脂層の上にナイフコータを用い、クリアラン
ス0.1mmで全面的に塗工し、110℃で1分間乾燥、被
膜化を行い、フィルムを作製した。
【0082】表1に示すように、透湿性が48,000
g/m2・24hrと透水圧が3.0kgf/cm2と高度な透湿性と防
水性を具備すると同時に、高い接着性を有する接着性透
湿防水フィルムであった。
【0083】実施例2 接着層溶液を水膨潤性樹脂層の上にドット直径:0.2m
m、ドットピッチ:0.3mm、ドット深度:O.1mm、ドット
配列:60°千鳥のロールで部分的に塗工する以外は実
施例1と同じ方法でフィルムを作製した。
【0084】表1に示すように、透湿性が72,000
g/m2・24hrと透水圧が3.0kgf/cm2と高度な透湿性と防
水性を具備すると同時に、高い接着性を有する接着性透
湿防水フィルムであった。
【0085】実施例3 接着層溶液に樹脂重量に対し1重量%となるよう2,
2′−アゾビスイソブチロニトリルを添加する以外は実
施例1と同じ方法でフィルムを作製した。
【0086】表1に示すように、透湿性が56,000
g/m2・24hrと耐水圧が3.0kgf/cm2と高度な透湿性と防
水性を具備すると同時に、高い接着性を有する接着性透
湿防水フィルムであった。
【0087】実施例4 離型支持体をポリプロピレンフィルムに変更し、実施例
1と同じ条件で水膨潤性樹脂層を製膜した。溶媒をジメ
チルホルムアミドに置換した接着層溶液を水膨潤性樹脂
層の上にナイフコータを用い、クリアランス0.1mmで全
面的に塗工したのち、25℃水中に5分間浸漬させ、湿
式凝固による被膜化を行いフィルムを作製した。
【0088】表1に示すように、透湿性が50,000
g/m2・24hrと耐水圧が3.0kgf/cm2と高度な透湿性と防
水性を具備すると同時に、高い接着性を有する接着性透
湿防水フィルムであった。
【0089】実施例5 接着層溶液を水膨潤性樹脂層の上にドット直径:0.2m
m、ドットピッチ:0.3mm、ドット深度:O.1mm、ドット
配列:60°千鳥のロールで部分的に塗工する以外は実
施例3と同じ方法でフィルムを作製した。
【0090】表1に示すように、透湿性が83,000
g/m2・24hrと透水圧が3.0kgf/cm2と高度な透湿性と防
水性を具備すると同時に、高い接着性を有する接着性透
湿防水フィルムであった。
【0091】実施例6 イソシアネートが4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネートでありその数に対するポリオール中のポリエチ
レングリコールを構成するエチレングリコール数の比が
8.4である水膨潤性ポリウレタン樹脂をジメチルホル
ムアミドとメチルエチルケトンとの混合溶媒に溶解し、
23重量%の溶液を調製した。
【0092】前記溶液に樹脂重量に対し10重量%とな
るようεカプロラクタムでイソシアネート基を封鎖した
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートを添加し
接着層溶液を調製した。
【0093】ポリプロピレンフィルムをラミネートした
離型紙上にナイフコータを用い、クリアランス0.15mmで
塗工し、120℃で2分間乾燥、被膜化を行い、フィル
ムを作製した。
【0094】表1に示すように、本フィルムは透湿性が
80,000g/m2・24hrと耐水圧が3.0kgf/cm2と高度
な透湿性と防水性を具備すると同時に、高い接着性を有
する接着性透湿防水フィルムであった。
【0095】実施例7 イソシアネートが4,4′−メチレンビス(シクロヘキ
シルイソシアネート)でありその数に対するポリオール
中のポリエチレングリコールを構成するエチレングリコ
ール数の比が25である水膨潤性ポリウレタン樹脂をジ
メチルホルムアミドとメチルエチルケトンとの混合溶媒
に溶解し、23重量%の溶液を調製した。
【0096】前記溶液に樹脂重量に対し10重量%とな
るようメチルエチルケトオキシムでイソシアネート基を
封鎖した4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
を添加し接着層溶液を調製した。
【0097】ポリプロピレンフィルムをラミネートした
離型紙上にナイフコータを用い、クリアランス0.15mmで
塗工し、120℃で2分間乾燥、被膜化を行い、フィル
ムを作製した。
【0098】表1に示すように、本フィルムは透湿性が
96,000g/m2・24hrと耐水圧が3.0kgf/cm2と高度
な透湿性と防水性を具備すると同時に、高い接着性を有
する接着性透湿防水フィルムであった。
【0099】実施例8 接着層の溶融性向上剤としてグリセリンを樹脂重量に対
し20重量%となるよう添加する以外は実施例1と同じ
方法でフィルムを作製した。
【0100】表1に示すように、本フィルムは透湿性が
96,000g/m2・24hrと耐水圧が2.0kgf/cm2と高度
な透湿性と防水性を具備すると同時に、高い接着性を有
する接着性透湿防水フィルムであった。
【0101】実施例9 接着層の溶融性向上剤としてグリセリン、接着性向上剤
としてグリセロールポリグリシジルエーテルを樹脂重量
に対し各10重量%ずつ添加する以外は実施例1と同じ
方法でフィルムを作製した。
【0102】表1に示すように、本フィルムは透湿性が
88,000g/m2・24hrと耐水圧が3.0kgf/cm2と高度
な透湿性と防水性を具備すると同時に、高い接着性を有
する接着性透湿防水フィルムであった。
【0103】比較例1 イソシアネートが4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネートでありその数に対するポリオール中のポリエチ
レングリコールを構成するエチレングリコール数の比が
0である疎水性ポリウレタン樹脂を水膨潤性樹脂のかわ
りに利用する以外は実施例1と同じ方法でフィルムを作
製した。
【0104】表1に示すように、透水圧が6.0kgf/cm
2を越える高度な耐水性を有すると同時に、高い接着性
を有するが疎水性ポリウレタンであるため透湿性が3,
000g/m2・24hrと低いフィルムであった。
【0105】比較例2 メチルエチルケトオキシムでイソシアネートを封鎖しな
い以外は実施例1と同じ方法でフィルムを作製した。
【0106】表1に示すように、透湿性が32,000
g/m2・24hr透水圧が4.0kgf/cm2と高度な透湿性と防水
性を具備するが、イソシアネート基をブロックしていな
いため接着層の製膜時、接着までの間にイソシアネート
が失活してしまい接着性が低いフィルムであった。
【0107】
【表1】
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、水膨潤性を有した高透
湿性と高い耐透水性を有する連続した被膜層と熱処理に
より架橋・接着性を発現する接着層とから構成されるこ
とにより高透湿性と高耐水性を両立できるフィルムを得
ることができる。
【0109】これらの作用を利用することにより本発明
のフィルムを貼り付けるだけで素材性能の高度化が可能
である。フィッシング、登山衣などのアウトドアウェ
ア、スキー関連ウェア、ウインドブレーカー、アスレチ
ックウェア、ゴルフウェアレインウェア、カジュアルコ
ートなどのほか、屋外作業着、手袋、靴などに利用でき
る透湿防水素材の高度化、さらには、ポリエステル系、
ポリアミド系、アクリル系などの合成繊維および綿、羊
毛、絹などの天然繊維などの繊維からなる織物、編物、
不織布などと貼り合わせることにより透湿防水機能を付
与することも可能となる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AK01B AK01G AK51A BA02 CA02 DC27B DC27G DJ10B DJ10G EH46 EH462 GB72 JA04B JA04G JB07 JB10A JD04 JL11 JL11B JL11G YY00 YY00A 4J034 BA03 DA01 DB04 DC50 DF01 DF02 DF12 DF14 DF16 DG03 DG04 DG06 HA01 HA07 HC03 HC11 HC12 HC22 HC23 HC61 HC64 HD01 HD02 HD03 HD04 HD07 HD12 HD13 QB04 QB19 QC03 RA03 RA09 4L033 AC07 AC11 BA09 BA69 BA99 CA50 CA51

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1層の連続した水膨潤性樹脂層
    と接着層からなるフィルムであり、該水膨潤性樹脂層が
    水で膨潤していない状態において400nm以上の孔を
    有さず、該接着層中には熱解離によって反応性末端を遊
    離し得る架橋剤を含むとともに、該フィルムの透湿性が
    30,000g/m2・24hr以上、透水に必要な水圧が2.
    0kgf/cm2以上であることを特徴とする接着性透湿防水
    フィルム。
  2. 【請求項2】該水膨潤性樹脂層の主成分がポリウレタン
    樹脂であり、該ポリウレタン樹脂を構成するイソシアネ
    ート数に対するポリオール中のポリエチレングリコール
    を構成するエチレングリコール数の比が5以上30未満
    であることを特徴とする請求項1に記載の接着性透湿防
    水フィルム。
  3. 【請求項3】該接着層の主成分がポリウレタン樹脂であ
    り、該ポリウレタンを構成するイソシアネート数に対す
    るポリオール中のポリエチレングリコールを構成するエ
    チレングリコール数の比が20以上30未満であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の接着性透湿防水
    フィルム。
  4. 【請求項4】該架橋剤の反応性末端が遊離する熱解離温
    度が接着層の主成分ポリマーの軟化点よりも高い温度で
    あることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の接
    着性透湿防水フィルム。
  5. 【請求項5】該反応性末端がイソシアネート基であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の接着性透
    湿防水フィルム。
  6. 【請求項6】該接着層が連続層であり、かつ水で膨潤し
    ていない状態において400nm以上の孔を有しておら
    ず、水膨潤性樹脂層上に全面的に積層されていることを
    特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の接着性透湿防
    水フィルム。
  7. 【請求項7】該接着層が不連続層であり、かつ水で膨潤
    していない状態において400nm以上の孔を有してお
    らず、水膨潤性樹脂層上に部分的に積層されていること
    を特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の接着性透湿
    防水フィルム。
  8. 【請求項8】該接着層が連続層かつ多孔層であり、水膨
    潤性樹脂層上に全面的に積層されていることを特徴とす
    る請求項1〜5いずれかに記載の接着性透湿防水フィル
    ム。
  9. 【請求項9】該接着層が不連続層かつ多孔層であり、水
    膨潤性樹脂層上に部分的に積層されていることを特徴と
    する請求項1〜5いずれかに記載の接着性透湿防水フィ
    ルム。
  10. 【請求項10】該水膨潤性樹脂層そのものが接着層でも
    あることを特徴とする請求項1〜5いずれかに接着性透
    湿防水フィルム。
  11. 【請求項11】離型支持体上に水膨潤性樹脂溶液を塗工
    して製膜し、連続層を形成させ、その上に熱解離により
    反応性末端を遊離し得る架橋剤を含んだ接着層溶液を塗
    工し、該架橋剤の熱解離温度より低い温度で製膜するこ
    とを特徴とする接着性透湿防水フィルムの製造方法。
  12. 【請求項12】熱解離により反応性末端を遊離し得る架
    橋剤を水膨潤性樹脂溶液に混合させ、離型支持体上に塗
    工し、該架橋剤の熱解離温度より低い温度で製膜するこ
    とを特徴とする接着性透湿防水フィルムの製造方法。
  13. 【請求項13】該水膨潤性樹脂層の主成分がポリウレタ
    ン樹脂であり、該ポリウレタン樹脂を構成するイソシア
    ネート数に対するポリオール中のポリエチレングリコー
    ルを構成するエチレングリコール数の比が5以上30未
    満であることを特徴とする請求項11または12に記載
    の接着性透湿防水フィルムの製造方法。
  14. 【請求項14】該接着層の主成分がポリウレタン樹脂で
    あり、該ポリウレタンを構成するイソシアネート数に対
    するポリオール中のポリエチレングリコールを構成する
    エチレングリコール数の比が20以上30未満であるこ
    とを特徴とする請求項11〜13いずれかに記載の接着
    性透湿防水フィルムの製造方法。
  15. 【請求項15】該応性末端がイソシアネート基であるこ
    とを特徴とする請求項11〜14いずれかに記載の接着
    性透湿防水フィルムの製造方法。
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