JP2000280733A - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
- Y02A30/274—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の推進源である推進モータあるいは推
進モータ駆動ユニットの冷却と、冷凍サイクルにおける
コンプレッサ負荷の増加を回避することの両立を図った
自動車用空気調和装置を提供する。 【解決手段】 迂回制御部7の演算制御部7aは、温度
センサTSからの温度検出信号を受け、登坂時や急発進
時等にあって、車両推進用モータ502にかかる負荷が
増加したときは、開閉弁a1を開放することで膨張器1
3から排出された冷媒のバイパス通路aへの迂回量を増
加させて、冷媒配管15aでの冷却能力を高め、一方、
自動車の走行が巡航走行に戻り、負荷が減少したときは
迂回量を減少させて、車室内の冷房効果を回復させる。
このため、自動車推進用モータ502および推進モータ
駆動ユニット503の冷却と、コンプレッサ負荷の増加
を回避することの両立を図ることができる。
進モータ駆動ユニットの冷却と、冷凍サイクルにおける
コンプレッサ負荷の増加を回避することの両立を図った
自動車用空気調和装置を提供する。 【解決手段】 迂回制御部7の演算制御部7aは、温度
センサTSからの温度検出信号を受け、登坂時や急発進
時等にあって、車両推進用モータ502にかかる負荷が
増加したときは、開閉弁a1を開放することで膨張器1
3から排出された冷媒のバイパス通路aへの迂回量を増
加させて、冷媒配管15aでの冷却能力を高め、一方、
自動車の走行が巡航走行に戻り、負荷が減少したときは
迂回量を減少させて、車室内の冷房効果を回復させる。
このため、自動車推進用モータ502および推進モータ
駆動ユニット503の冷却と、コンプレッサ負荷の増加
を回避することの両立を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、推進モータを推進
源とする自動車において、推進モータあるいは推進モー
タ駆動ユニットの少なくとも一方が冷凍サイクルに配備
された自動車用空気調和装置に係り、特に推進モータあ
るいは推進モータ駆動ユニットの冷却と、冷凍サイクル
におけるコンプレッサ負荷の増加を回避することの両立
を図る技術に関する。
源とする自動車において、推進モータあるいは推進モー
タ駆動ユニットの少なくとも一方が冷凍サイクルに配備
された自動車用空気調和装置に係り、特に推進モータあ
るいは推進モータ駆動ユニットの冷却と、冷凍サイクル
におけるコンプレッサ負荷の増加を回避することの両立
を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の推進源としての推進モータ
と、その推進モータ駆動ユニットを冷却する方法とし
て、特開平4−325805公報が開示されている。こ
の公報に記載された電気自動車は、空気調和装置の冷凍
サイクル内に、電気自動車の推進源としての推進モータ
および、その推進モータ駆動ユニットを配備すること
で、これら機器の冷却を行うものである。
と、その推進モータ駆動ユニットを冷却する方法とし
て、特開平4−325805公報が開示されている。こ
の公報に記載された電気自動車は、空気調和装置の冷凍
サイクル内に、電気自動車の推進源としての推進モータ
および、その推進モータ駆動ユニットを配備すること
で、これら機器の冷却を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷凍サ
イクルを利用した上記従来の方法は、単に、推進モータ
あるいは推進モータ駆動ユニットとを冷凍サイクル内に
配備して冷却を行うものであるため、登坂時や急発進時
等にあって、推進モータにかかる負荷が急激に増加する
とともに推進モータ、推進モータ駆動ユニットの発熱量
が増加した場合、これに応じてこれら機器の冷却を行う
ためには、冷凍サイクルのコンプレッサの負荷を増加さ
せる必要があり、推進モータ、推進モータ駆動ユニット
の冷却と、コンプレッサ負荷の増加を回避することの両
立を図ることが困難であった。
イクルを利用した上記従来の方法は、単に、推進モータ
あるいは推進モータ駆動ユニットとを冷凍サイクル内に
配備して冷却を行うものであるため、登坂時や急発進時
等にあって、推進モータにかかる負荷が急激に増加する
とともに推進モータ、推進モータ駆動ユニットの発熱量
が増加した場合、これに応じてこれら機器の冷却を行う
ためには、冷凍サイクルのコンプレッサの負荷を増加さ
せる必要があり、推進モータ、推進モータ駆動ユニット
の冷却と、コンプレッサ負荷の増加を回避することの両
立を図ることが困難であった。
【0004】そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑み
なされたもので、自動車の推進源としての推進モータあ
るいは推進モータ駆動ユニットの冷却と、冷凍サイクル
におけるコンプレッサ負荷の増加を回避することの両立
を図った自動車用空気調和装置を提供することを目的と
する。
なされたもので、自動車の推進源としての推進モータあ
るいは推進モータ駆動ユニットの冷却と、冷凍サイクル
におけるコンプレッサ負荷の増加を回避することの両立
を図った自動車用空気調和装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
自動車用空気調和装置は、自動車の推進源である推進モ
ータおよび、当該推進モータを駆動する推進モータ駆動
ユニットの少なくとも一方に対し、冷凍サイクルを構成
するエバポレータとコンプレッサとを接続する冷媒配管
が付設された自動車用空気調和装置であって、前記エバ
ポレータと並列に設けられた迂回冷媒路と、前記推進モ
ータにかかる負荷の大きさを検出する検出手段と、該検
出手段で検出された負荷の増加に応じて、前記迂回冷媒
路への冷媒の迂回量を増加させる冷媒迂回量調整手段と
を具備することを特徴とする。
自動車用空気調和装置は、自動車の推進源である推進モ
ータおよび、当該推進モータを駆動する推進モータ駆動
ユニットの少なくとも一方に対し、冷凍サイクルを構成
するエバポレータとコンプレッサとを接続する冷媒配管
が付設された自動車用空気調和装置であって、前記エバ
ポレータと並列に設けられた迂回冷媒路と、前記推進モ
ータにかかる負荷の大きさを検出する検出手段と、該検
出手段で検出された負荷の増加に応じて、前記迂回冷媒
路への冷媒の迂回量を増加させる冷媒迂回量調整手段と
を具備することを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係る自動車用空気調和
装置は、請求項1記載の自動車用空気調和装置であっ
て、前記冷媒迂回量調整手段は、前記迂回冷媒路の開度
を調整する流量調整弁を具備することを特徴とする。
装置は、請求項1記載の自動車用空気調和装置であっ
て、前記冷媒迂回量調整手段は、前記迂回冷媒路の開度
を調整する流量調整弁を具備することを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3に係る自動車用空気調和
装置は、請求項1または請求項2記載の自動車用空気調
和装置であって、前記迂回冷媒路が複数設けられたこと
を特徴とする。
装置は、請求項1または請求項2記載の自動車用空気調
和装置であって、前記迂回冷媒路が複数設けられたこと
を特徴とする。
【0008】本発明の請求項4に係る自動車用空気調和
装置は、請求項3記載の自動車用空気調和装置であっ
て、前記複数の迂回冷媒路は、流路抵抗が異なるものを
含むことを特徴とする。
装置は、請求項3記載の自動車用空気調和装置であっ
て、前記複数の迂回冷媒路は、流路抵抗が異なるものを
含むことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項5に係る自動車用空気調和
装置は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自
動車用空気調和装置であって、前記推進モータ駆動ユニ
ットは、前記コンプレッサを駆動するコンプレッサ駆動
ユニットとともに単一の筐体に収納され、前記冷媒配管
は当該単一の筐体に付設されていることを特徴とする。
装置は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自
動車用空気調和装置であって、前記推進モータ駆動ユニ
ットは、前記コンプレッサを駆動するコンプレッサ駆動
ユニットとともに単一の筐体に収納され、前記冷媒配管
は当該単一の筐体に付設されていることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項6に係る自動車用空気調和
装置は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の自
動車用空気調和装置であって、前記冷凍サイクルにおけ
るコンデンサと膨張器との間に、コンプレッサから吐出
された吐出冷媒を利用して、車室内へ送られる空気を加
熱する加熱用熱交換器が設けられ、前記冷凍サイクルに
おけるコンプレッサの下流側に、前記吐出冷媒をコンデ
ンサを迂回させて加熱用熱交換器に導くバイパス通路
と、前記吐出冷媒の流路を切替えて該吐出冷媒を冷房運
転時にはコンデンサに導き暖房運転時にはバイパス通路
経由で加熱用熱交換器に導く流路切替手段とが設けられ
たことを特徴とする。
装置は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の自
動車用空気調和装置であって、前記冷凍サイクルにおけ
るコンデンサと膨張器との間に、コンプレッサから吐出
された吐出冷媒を利用して、車室内へ送られる空気を加
熱する加熱用熱交換器が設けられ、前記冷凍サイクルに
おけるコンプレッサの下流側に、前記吐出冷媒をコンデ
ンサを迂回させて加熱用熱交換器に導くバイパス通路
と、前記吐出冷媒の流路を切替えて該吐出冷媒を冷房運
転時にはコンデンサに導き暖房運転時にはバイパス通路
経由で加熱用熱交換器に導く流路切替手段とが設けられ
たことを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る自動車用空気調
和装置によれば、推進モータおよび推進モータ駆動ユニ
ットの少なくとも一方に対し、エバポレータとコンプレ
ッサとを接続する冷媒配管を付設し、推進モータにかか
る負荷の大きさを検出手段により検出させて、そして、
冷媒迂回量調整手段により、負荷の増加に応じて迂回冷
媒路への冷媒の迂回量を増加させる一方で、負荷が減少
したときは迂回量を減少させることで、冷媒のもつ冷却
能力が、推進モータおよび推進モータ駆動ユニットの少
なくとも一方に対する冷却作用と車室内冷房作用とに最
適分配され、これら機器を冷却することと、コンプレッ
サ負荷の増加を回避することとの両立を図ることができ
る。
和装置によれば、推進モータおよび推進モータ駆動ユニ
ットの少なくとも一方に対し、エバポレータとコンプレ
ッサとを接続する冷媒配管を付設し、推進モータにかか
る負荷の大きさを検出手段により検出させて、そして、
冷媒迂回量調整手段により、負荷の増加に応じて迂回冷
媒路への冷媒の迂回量を増加させる一方で、負荷が減少
したときは迂回量を減少させることで、冷媒のもつ冷却
能力が、推進モータおよび推進モータ駆動ユニットの少
なくとも一方に対する冷却作用と車室内冷房作用とに最
適分配され、これら機器を冷却することと、コンプレッ
サ負荷の増加を回避することとの両立を図ることができ
る。
【0012】また、本発明の請求項2に係る自動車用空
気調和装置によれば、流量調整弁を制御して迂回冷媒路
の開度を調整することで迂回量の細かな調整ができよう
になる。しかも、単一の迂回冷媒路であってもこの調整
が可能となるので、自動車内部における迂回冷媒配管の
配置自由度が大きいという効果も得られる。
気調和装置によれば、流量調整弁を制御して迂回冷媒路
の開度を調整することで迂回量の細かな調整ができよう
になる。しかも、単一の迂回冷媒路であってもこの調整
が可能となるので、自動車内部における迂回冷媒配管の
配置自由度が大きいという効果も得られる。
【0013】また、本発明の請求項3に係る自動車用空
気調和装置によれば、複数設けられた迂回冷媒路の開閉
を制御することにより、段階的な迂回量調整が可能とな
る。
気調和装置によれば、複数設けられた迂回冷媒路の開閉
を制御することにより、段階的な迂回量調整が可能とな
る。
【0014】また、本発明の請求項4に係る自動車用空
気調和装置によれば、少ない迂回冷媒路であっても、迂
回量の設定自由度を大きくすることができる。
気調和装置によれば、少ない迂回冷媒路であっても、迂
回量の設定自由度を大きくすることができる。
【0015】また、本発明の請求項5に係る自動車用空
気調和装置によれば、推進モータ駆動ユニットを、コン
プレッサ駆動ユニットとともに単一の筐体に収納し、こ
の単一の筐体に冷媒配管を付設したため、これらのユニ
ットをバランスよく冷却することができ、しかも、これ
らユニットを筐体と一体に取り扱うことができるため、
点検時等の作業性が向上する。
気調和装置によれば、推進モータ駆動ユニットを、コン
プレッサ駆動ユニットとともに単一の筐体に収納し、こ
の単一の筐体に冷媒配管を付設したため、これらのユニ
ットをバランスよく冷却することができ、しかも、これ
らユニットを筐体と一体に取り扱うことができるため、
点検時等の作業性が向上する。
【0016】また、本発明の請求項6に係る自動車用空
気調和装置によれば、吐出冷媒は、流路切替手段によっ
て、冷房運転時にはコンデンサに導かれ、一方、暖房運
転時には、バイパス通路経由で加熱用熱交換器に導か
れ、この加熱用熱交換器によって暖められた空気は車室
内へ送られるため、自動車用空気調和装置を冷暖房共用
とすることができ、しかも、推進モータあるいは、推進
モータ駆動ユニットから吸収された廃熱が暖房に利用さ
れるため、暖房効率の向上と電力の節約とを同時に図る
ことが可能となる。
気調和装置によれば、吐出冷媒は、流路切替手段によっ
て、冷房運転時にはコンデンサに導かれ、一方、暖房運
転時には、バイパス通路経由で加熱用熱交換器に導か
れ、この加熱用熱交換器によって暖められた空気は車室
内へ送られるため、自動車用空気調和装置を冷暖房共用
とすることができ、しかも、推進モータあるいは、推進
モータ駆動ユニットから吸収された廃熱が暖房に利用さ
れるため、暖房効率の向上と電力の節約とを同時に図る
ことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用空気
調和装置の実施の形態を図1ないし図5を参照して説明
する。
調和装置の実施の形態を図1ないし図5を参照して説明
する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態にかか
る空気調和装置を示す図である。本図に示す空気調和装
置1では、冷媒を圧縮して高温高圧状態として吐出する
コンプレッサ3と、吐出された冷媒を冷却ファン11か
らの送風により冷却して液化するコンデンサ10と、液
化された冷媒を貯蔵する貯液器12と、貯蔵された冷媒
を断熱膨張させる膨張器13と、ブロアファン22から
送られた空気を、断熱膨張された冷媒で冷却するエバポ
レータ14とが、冷媒配管15で順次に接続されて、冷
凍サイクル16が形成されている。尚、膨張器13は、
具体的には膨張弁やキャピラリチューブ等が用いられ
る。また、エバポレータ14は、室内ユニット20の送
風ダクト21内部に配置される。
る空気調和装置を示す図である。本図に示す空気調和装
置1では、冷媒を圧縮して高温高圧状態として吐出する
コンプレッサ3と、吐出された冷媒を冷却ファン11か
らの送風により冷却して液化するコンデンサ10と、液
化された冷媒を貯蔵する貯液器12と、貯蔵された冷媒
を断熱膨張させる膨張器13と、ブロアファン22から
送られた空気を、断熱膨張された冷媒で冷却するエバポ
レータ14とが、冷媒配管15で順次に接続されて、冷
凍サイクル16が形成されている。尚、膨張器13は、
具体的には膨張弁やキャピラリチューブ等が用いられ
る。また、エバポレータ14は、室内ユニット20の送
風ダクト21内部に配置される。
【0019】一方、車両電源2には、電源電圧を昇降圧
するDC/DCコンバータ4a(以下単にコンバータ4
aという)が接続され、このコンバータ4aに接続され
たインバータ4bは、コンバータ4aから出力された直
流電力を擬似的な三相交流に変換して、コンプレッサ3
と一体化された電動モータ(図示せず)に供給し、さら
に、その交流電源の電圧及び周波数を調整して、コンプ
レッサ3の圧力を制御する。また、コンバータ4a、イ
ンバータ4b、および後述する推進モータ駆動ユニット
503は単一の筐体40に収納され、筐体40には放熱
板4cが取付けられ、、エバポレータ14とコンプレッ
サ3とを接続する冷媒配管15aは、放熱板4cに付設
されている。尚、これ以降、コンバータ4aおよびイン
バータ4bを総称してコンプレッサ用駆動ユニット4と
いう。
するDC/DCコンバータ4a(以下単にコンバータ4
aという)が接続され、このコンバータ4aに接続され
たインバータ4bは、コンバータ4aから出力された直
流電力を擬似的な三相交流に変換して、コンプレッサ3
と一体化された電動モータ(図示せず)に供給し、さら
に、その交流電源の電圧及び周波数を調整して、コンプ
レッサ3の圧力を制御する。また、コンバータ4a、イ
ンバータ4b、および後述する推進モータ駆動ユニット
503は単一の筐体40に収納され、筐体40には放熱
板4cが取付けられ、、エバポレータ14とコンプレッ
サ3とを接続する冷媒配管15aは、放熱板4cに付設
されている。尚、これ以降、コンバータ4aおよびイン
バータ4bを総称してコンプレッサ用駆動ユニット4と
いう。
【0020】また、車両電源2は、推進モータ駆動ユニ
ット503にも電力を供給し、この推進モータ駆動ユニ
ット503は、自動車推進用モータ502に対し擬似的
な三相交流の回転駆動信号を供給する。この自動車推進
用モータ502は、本図の一点鎖線矢印で示すように、
電気自動車500のトランスミッション501に駆動力
を供給し、トランスミッション501は、電気自動車5
00の駆動輪に、この駆動力を伝達する。また、自動車
推進用モータ502には、放熱板502aを介して冷媒
配管15aが付設されている。
ット503にも電力を供給し、この推進モータ駆動ユニ
ット503は、自動車推進用モータ502に対し擬似的
な三相交流の回転駆動信号を供給する。この自動車推進
用モータ502は、本図の一点鎖線矢印で示すように、
電気自動車500のトランスミッション501に駆動力
を供給し、トランスミッション501は、電気自動車5
00の駆動輪に、この駆動力を伝達する。また、自動車
推進用モータ502には、放熱板502aを介して冷媒
配管15aが付設されている。
【0021】また、エバポレータ14へ流入する冷媒を
迂回させるバイパス通路aが、エバポレータ14と並列
に設けられている。このバイパス通路aには、電磁式の
開閉弁a1が取り付けられており、また、冷媒配管15
aとバイパス通路aとの合流点より、さらにエバポレー
タ14寄りの冷媒配管15aには、バイパス通路aを通
った冷媒のエバポレータ14への逆流を阻止する逆止弁
14aが取り付けられている。
迂回させるバイパス通路aが、エバポレータ14と並列
に設けられている。このバイパス通路aには、電磁式の
開閉弁a1が取り付けられており、また、冷媒配管15
aとバイパス通路aとの合流点より、さらにエバポレー
タ14寄りの冷媒配管15aには、バイパス通路aを通
った冷媒のエバポレータ14への逆流を阻止する逆止弁
14aが取り付けられている。
【0022】自動車推進用モータ502に設けられた温
度センサTSは、開閉弁a1の開閉状態を制御する迂回
制御部7に温度検出信号を送出している。迂回制御部7
は、所定の温度のしきい値Taが記憶された記憶部7b
と、温度検出信号を受けて、この信号の示す値がしきい
値Ta以下、即ち所定温度以下であるときは、開閉弁a
1を閉鎖し、逆に、しきい値Taを越えたとき(所定温
度を越えたとき)は開放するように制御する演算制御部
7aを備えている。
度センサTSは、開閉弁a1の開閉状態を制御する迂回
制御部7に温度検出信号を送出している。迂回制御部7
は、所定の温度のしきい値Taが記憶された記憶部7b
と、温度検出信号を受けて、この信号の示す値がしきい
値Ta以下、即ち所定温度以下であるときは、開閉弁a
1を閉鎖し、逆に、しきい値Taを越えたとき(所定温
度を越えたとき)は開放するように制御する演算制御部
7aを備えている。
【0023】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。電気自動車500の車両電源2は、コンバータ4a
に直流電力を供給し、コンバータ4aは、この直流電力
を昇降圧してインバータ4bに供給する。インバータ4
bは、これを三相の交流電力に変換すると共にコンプレ
ッサ3の電動モータへ供給し、コンプレッサ3の圧力を
上昇させる。
る。電気自動車500の車両電源2は、コンバータ4a
に直流電力を供給し、コンバータ4aは、この直流電力
を昇降圧してインバータ4bに供給する。インバータ4
bは、これを三相の交流電力に変換すると共にコンプレ
ッサ3の電動モータへ供給し、コンプレッサ3の圧力を
上昇させる。
【0024】コンプレッサ3は、冷凍サイクル16の冷
媒配管15の中の冷媒を圧縮し、高温高圧状態として吐
出する。吐出された冷媒は、コンデンサ10に送られ、
冷却ファン11からの送風により冷却されて液化する。
液化された冷媒は、貯液器12に貯蔵された後、膨張器
13へと送られ、該膨張器によって断熱膨張されて低温
低圧の飽和蒸気となり、冷媒配管15dへと送出され
る。
媒配管15の中の冷媒を圧縮し、高温高圧状態として吐
出する。吐出された冷媒は、コンデンサ10に送られ、
冷却ファン11からの送風により冷却されて液化する。
液化された冷媒は、貯液器12に貯蔵された後、膨張器
13へと送られ、該膨張器によって断熱膨張されて低温
低圧の飽和蒸気となり、冷媒配管15dへと送出され
る。
【0025】巡航速度での走行時や停車時等において
は、自動車推進用モータ502にかかる負荷は比較的小
さいため、その温度は比較的低温となっている。演算制
御部7aは、記憶部7bからしきい値Taを読込んで、
温度検出信号から得る温度との比較を行い、これがしき
い値Ta以下であるときは開閉弁a1を閉鎖する。従っ
て、冷媒配管15dを流れる冷媒は全てエバポレータ1
4に導入される。エバポレータ14においては、ブロア
ファン22によって送られた空気と冷媒との熱交換が行
われ、送風ダクト21を通って冷却風が車室内へ送られ
る。そして、エバポレータ14における冷媒の蒸発によ
り、飽和蒸気量が少量となった冷媒が冷媒配管15aを
通過するため、ここでの冷却効果は比較的低くなってい
る。しかしながら、巡航速度での走行時や停車時にあっ
ては、自動車推進用モータ502および推進モータ駆動
ユニット503からの発熱量は比較的少ないため、これ
ら機器を冷却するには充分な効果がある。また、コンプ
レッサ用駆動ユニット4も、冷媒配管15aにおいて同
様に冷却される。その後、冷媒配管15aを通過した冷
媒は、コンプレッサ3へと帰還する。即ち、自動車推進
用モータ502にかかる負荷が小さいときは、自動車推
進用モータ502、推進モータ駆動ユニット503およ
びコンプレッサ用駆動ユニット4の冷却が行われると同
時に、車室内へ送られる冷却風の生成も行われている。
は、自動車推進用モータ502にかかる負荷は比較的小
さいため、その温度は比較的低温となっている。演算制
御部7aは、記憶部7bからしきい値Taを読込んで、
温度検出信号から得る温度との比較を行い、これがしき
い値Ta以下であるときは開閉弁a1を閉鎖する。従っ
て、冷媒配管15dを流れる冷媒は全てエバポレータ1
4に導入される。エバポレータ14においては、ブロア
ファン22によって送られた空気と冷媒との熱交換が行
われ、送風ダクト21を通って冷却風が車室内へ送られ
る。そして、エバポレータ14における冷媒の蒸発によ
り、飽和蒸気量が少量となった冷媒が冷媒配管15aを
通過するため、ここでの冷却効果は比較的低くなってい
る。しかしながら、巡航速度での走行時や停車時にあっ
ては、自動車推進用モータ502および推進モータ駆動
ユニット503からの発熱量は比較的少ないため、これ
ら機器を冷却するには充分な効果がある。また、コンプ
レッサ用駆動ユニット4も、冷媒配管15aにおいて同
様に冷却される。その後、冷媒配管15aを通過した冷
媒は、コンプレッサ3へと帰還する。即ち、自動車推進
用モータ502にかかる負荷が小さいときは、自動車推
進用モータ502、推進モータ駆動ユニット503およ
びコンプレッサ用駆動ユニット4の冷却が行われると同
時に、車室内へ送られる冷却風の生成も行われている。
【0026】これに対して、登坂時や急発進時、あるい
は悪路を走行する時等においては、自動車推進用モータ
502にかかる負荷は増加して、その電力消費量も増加
する。また、これに伴い、推進モータ駆動ユニット50
3の出力電力も増加する。このため、発熱量が急激に増
加して、自動車推進用モータ502および推進モータ駆
動ユニット503の温度が上昇する。
は悪路を走行する時等においては、自動車推進用モータ
502にかかる負荷は増加して、その電力消費量も増加
する。また、これに伴い、推進モータ駆動ユニット50
3の出力電力も増加する。このため、発熱量が急激に増
加して、自動車推進用モータ502および推進モータ駆
動ユニット503の温度が上昇する。
【0027】温度センサTSからの温度検出信号が温度
上昇に伴って変化し、この温度検出信号の示す温度が、
しきい値Taを越えたときに、自動車推進用モータ50
2にかかる負荷が所定の大きさ以上になったと判定し
て、演算制御部7aは開閉弁a1を開放する。
上昇に伴って変化し、この温度検出信号の示す温度が、
しきい値Taを越えたときに、自動車推進用モータ50
2にかかる負荷が所定の大きさ以上になったと判定し
て、演算制御部7aは開閉弁a1を開放する。
【0028】開閉弁a1が開放されると、膨張器13か
ら排出された冷媒の一部がエバポレータ14を迂回し
て、バイパス通路aへと導入される。この冷媒の導入に
より、エバポレータ14での送風冷却効果が減少する。
即ち、エバポレータ14での冷媒の蒸発量が減少し、多
量の飽和蒸気を含んだ低温の冷媒が、バイパス通路aを
通過して冷媒配管15aへと送出される。そして、多量
の飽和蒸気を含んだ低温の冷媒が、冷媒配管15a内部
において蒸発することにより、自動車推進用モータ50
2および推進モータ駆動ユニット503が速やかに冷却
され、さらにコンプレッサ用駆動ユニット4も同時に冷
却される。そして、冷媒配管15aを通過した冷媒は、
コンプレッサ3へと帰還する。
ら排出された冷媒の一部がエバポレータ14を迂回し
て、バイパス通路aへと導入される。この冷媒の導入に
より、エバポレータ14での送風冷却効果が減少する。
即ち、エバポレータ14での冷媒の蒸発量が減少し、多
量の飽和蒸気を含んだ低温の冷媒が、バイパス通路aを
通過して冷媒配管15aへと送出される。そして、多量
の飽和蒸気を含んだ低温の冷媒が、冷媒配管15a内部
において蒸発することにより、自動車推進用モータ50
2および推進モータ駆動ユニット503が速やかに冷却
され、さらにコンプレッサ用駆動ユニット4も同時に冷
却される。そして、冷媒配管15aを通過した冷媒は、
コンプレッサ3へと帰還する。
【0029】一方、車両推進用モータ502にかかる負
荷が減少して、温度検出信号がしきい値Ta以下となっ
たときは、演算制御部7aは開閉弁a1を閉鎖して、元
の冷凍サイクルの状態に戻し、車室内の冷房を再開させ
る。
荷が減少して、温度検出信号がしきい値Ta以下となっ
たときは、演算制御部7aは開閉弁a1を閉鎖して、元
の冷凍サイクルの状態に戻し、車室内の冷房を再開させ
る。
【0030】以上の説明から明らかなように、空気調和
装置1では、温度を検出することにより自動車推進用モ
ータ502にかかる負荷の大きさを検出して、負荷が所
定の大きさを越えたときは、膨張器13から排出された
冷媒の迂回冷媒路への迂回量を増加させて冷媒配管15
aでの冷却能力を高め、一方、負荷が所定の大きさ以下
に減少したときは迂回量を減少させて、車室内の冷房効
果が回復する構成としたため、コンプレッサ負荷の増加
を回避すると同時に、自動車推進用モータ502および
推進モータ駆動ユニット503の急速冷却が可能となっ
ている。
装置1では、温度を検出することにより自動車推進用モ
ータ502にかかる負荷の大きさを検出して、負荷が所
定の大きさを越えたときは、膨張器13から排出された
冷媒の迂回冷媒路への迂回量を増加させて冷媒配管15
aでの冷却能力を高め、一方、負荷が所定の大きさ以下
に減少したときは迂回量を減少させて、車室内の冷房効
果が回復する構成としたため、コンプレッサ負荷の増加
を回避すると同時に、自動車推進用モータ502および
推進モータ駆動ユニット503の急速冷却が可能となっ
ている。
【0031】尚、バイパス通路aの内径および開閉弁a
1の開度を変えることで、バイパス通路aの流路抵抗を
増減させて、冷媒配管15aにおける冷却能力を調整す
ることも可能である。
1の開度を変えることで、バイパス通路aの流路抵抗を
増減させて、冷媒配管15aにおける冷却能力を調整す
ることも可能である。
【0032】また、コンプレッサ用駆動ユニット4を構
成するコンバータ4aおよびインバータ4bと、推進モ
ータ駆動ユニット503とを、共に、単一の筐体40に
収納し、その筐体40に冷媒配管15aを付設したこと
により、これら機器をバランスよく冷却することがで
き、しかも、筐体40に収納された機器を筐体40と一
体に取り扱うことができるため、点検時等の作業性が向
上する。
成するコンバータ4aおよびインバータ4bと、推進モ
ータ駆動ユニット503とを、共に、単一の筐体40に
収納し、その筐体40に冷媒配管15aを付設したこと
により、これら機器をバランスよく冷却することがで
き、しかも、筐体40に収納された機器を筐体40と一
体に取り扱うことができるため、点検時等の作業性が向
上する。
【0033】尚、車両推進用モータ502あるいは推進
モータ駆動ユニット503に配置場所の制約がある場合
は、どちらか一方に冷媒配管15aを付設する構成をと
ってもよい。
モータ駆動ユニット503に配置場所の制約がある場合
は、どちらか一方に冷媒配管15aを付設する構成をと
ってもよい。
【0034】図2は、第2の実施の形態を示す図であ
る。本図に示す空気調和装置100の特徴としては、エ
バポレータ14を迂回するバイパス通路を2本設けると
ともに、それぞれのバイパス通路に開閉弁を設け、各開
閉弁の開閉状態を制御することにより、冷媒配管15a
における冷却能力をきめ細かく可変できるようにしたこ
とにある。
る。本図に示す空気調和装置100の特徴としては、エ
バポレータ14を迂回するバイパス通路を2本設けると
ともに、それぞれのバイパス通路に開閉弁を設け、各開
閉弁の開閉状態を制御することにより、冷媒配管15a
における冷却能力をきめ細かく可変できるようにしたこ
とにある。
【0035】即ち、本図に示すように、空気調和装置1
00では、バイパス通路aと並列にバイパス通路bが設
けられ、バイパス通路bには電磁式の開閉弁b1が設け
られている。また、バイパス通路bの流路抵抗がバイパ
ス通路aの流路抵抗よりも小さくなるように、両開閉弁
a1,b1の開度が調整されている。また、迂回制御部
7の記憶部7bには、高低異なる温度のしきい値Ta
(低温),Ta(高温)が記憶されており、演算制御部
7aは、受信する温度検出信号の示す温度と、これらし
きい値Ta,Tbとの比較演算により、両開閉弁a1,
b1の開閉状態を制御する。
00では、バイパス通路aと並列にバイパス通路bが設
けられ、バイパス通路bには電磁式の開閉弁b1が設け
られている。また、バイパス通路bの流路抵抗がバイパ
ス通路aの流路抵抗よりも小さくなるように、両開閉弁
a1,b1の開度が調整されている。また、迂回制御部
7の記憶部7bには、高低異なる温度のしきい値Ta
(低温),Ta(高温)が記憶されており、演算制御部
7aは、受信する温度検出信号の示す温度と、これらし
きい値Ta,Tbとの比較演算により、両開閉弁a1,
b1の開閉状態を制御する。
【0036】尚、本図における第1の実施の形態と同一
の構成部材には、同一の符号を付して重複する説明は省
略する。
の構成部材には、同一の符号を付して重複する説明は省
略する。
【0037】次に、図3のフローチャートを参照して、
第2の実施の形態の作用を説明する。演算制御部7aで
は、先ず、温度検出信号から温度データを得る(S
1)。次に、記憶部7bから低温のしきい値Taを読込
んで、温度データとの比較を行う(S2)。例えば、巡
航速度での走行時や停車時では、自動車推進用モータ5
02には比較的に小さい負荷がかかっているため、その
温度は比較的低温であり温度データは、しきい値Ta以
下となる。演算制御部7aは、温度データがしきい値T
a以下であったときは、開閉弁a1,b1を共に閉鎖す
る(S3)。従って、冷媒は冷媒配管a,bを通過せず
に、全冷媒量がエバポレータ14へと流入して熱交換が
行われる。そして、エバポレータ14から排出された冷
媒は、上記第1の実施の形態において説明したように、
発熱量の比較的少ない自動車推進用モータ502・推進
モータ駆動ユニット503およびコンプレッサ用駆動ユ
ニット4を冷却する。
第2の実施の形態の作用を説明する。演算制御部7aで
は、先ず、温度検出信号から温度データを得る(S
1)。次に、記憶部7bから低温のしきい値Taを読込
んで、温度データとの比較を行う(S2)。例えば、巡
航速度での走行時や停車時では、自動車推進用モータ5
02には比較的に小さい負荷がかかっているため、その
温度は比較的低温であり温度データは、しきい値Ta以
下となる。演算制御部7aは、温度データがしきい値T
a以下であったときは、開閉弁a1,b1を共に閉鎖す
る(S3)。従って、冷媒は冷媒配管a,bを通過せず
に、全冷媒量がエバポレータ14へと流入して熱交換が
行われる。そして、エバポレータ14から排出された冷
媒は、上記第1の実施の形態において説明したように、
発熱量の比較的少ない自動車推進用モータ502・推進
モータ駆動ユニット503およびコンプレッサ用駆動ユ
ニット4を冷却する。
【0038】これに対して、登坂時や急発進時等におい
ては、自動車推進用モータ502にかかる負荷が増加
し、推進モータ駆動ユニット503とともに、その温度
が上昇して温度データは低温のしきい値Taを越えるこ
ととなる。温度データがしきい値Taを越えているとき
は、ステップS4へ移行して、演算制御部7aは高温の
しきい値Tbを読込み、温度データとの比較を行う(S
4)。ここで、温度データがしきい値Tb以下であった
ときは、開閉弁a1を開放し、開閉弁b1を閉鎖する
(S5)。従って、膨張器13で断熱膨張されて排出さ
れた冷媒の一部が、エバポレータ14を迂回し、バイパ
ス通路aには、その流路抵抗で決る量の冷媒が流れ込
み、一方で、エバポレータ14へ流れ込む冷媒量は減少
する。このため、冷媒配管15aにおける冷却能力を一
段階増加させることができる。
ては、自動車推進用モータ502にかかる負荷が増加
し、推進モータ駆動ユニット503とともに、その温度
が上昇して温度データは低温のしきい値Taを越えるこ
ととなる。温度データがしきい値Taを越えているとき
は、ステップS4へ移行して、演算制御部7aは高温の
しきい値Tbを読込み、温度データとの比較を行う(S
4)。ここで、温度データがしきい値Tb以下であった
ときは、開閉弁a1を開放し、開閉弁b1を閉鎖する
(S5)。従って、膨張器13で断熱膨張されて排出さ
れた冷媒の一部が、エバポレータ14を迂回し、バイパ
ス通路aには、その流路抵抗で決る量の冷媒が流れ込
み、一方で、エバポレータ14へ流れ込む冷媒量は減少
する。このため、冷媒配管15aにおける冷却能力を一
段階増加させることができる。
【0039】そして、何らかの原因で車両推進用モータ
502に過負荷がかかった場合は、その温度は、上記の
冷却能力にも関わらず、高温のしきい値Tbの示す温度
よりも、さらに大きく上昇してしまう可能性がある。
502に過負荷がかかった場合は、その温度は、上記の
冷却能力にも関わらず、高温のしきい値Tbの示す温度
よりも、さらに大きく上昇してしまう可能性がある。
【0040】図3に示すように、温度検出信号から得た
温度データが、ステップS4にて、しきい値Tbより大
きいと判定されたときは、開閉弁a1を閉鎖し、開閉弁
b1を開放する(S6)。従って、冷媒配管bには、そ
の流路抵抗で決る量の冷媒が流れる。この場合、バイパ
ス通路bの流路抵抗は、バイパス通路aの流路抵抗より
も低いので、エバポレータ14を迂回する冷媒の迂回量
が増加してバイパス通路bに流れ、一方、エバポレータ
14へ流れ込む冷媒量はさらに減少する。このため、冷
媒配管15aでの冷却能力をさらに一段階増加させるこ
とができる。そして、ステップS3・S5・S6にて開
閉弁の状態制御が行われた後は、ステップS1へ戻り、
上記一連の制御を繰返す。また、ステップS6にて、開
閉弁a1,b1を共に開放して、さらに迂回量を増加さ
せてもよい。
温度データが、ステップS4にて、しきい値Tbより大
きいと判定されたときは、開閉弁a1を閉鎖し、開閉弁
b1を開放する(S6)。従って、冷媒配管bには、そ
の流路抵抗で決る量の冷媒が流れる。この場合、バイパ
ス通路bの流路抵抗は、バイパス通路aの流路抵抗より
も低いので、エバポレータ14を迂回する冷媒の迂回量
が増加してバイパス通路bに流れ、一方、エバポレータ
14へ流れ込む冷媒量はさらに減少する。このため、冷
媒配管15aでの冷却能力をさらに一段階増加させるこ
とができる。そして、ステップS3・S5・S6にて開
閉弁の状態制御が行われた後は、ステップS1へ戻り、
上記一連の制御を繰返す。また、ステップS6にて、開
閉弁a1,b1を共に開放して、さらに迂回量を増加さ
せてもよい。
【0041】このように、第2の実施の形態では、複数
のバイパス通路を設けるとともに、それぞれに開閉弁を
設けて開閉状態を制御することで、エバポレータ14を
迂回する冷媒量が段階的に制御可能となるため、よりき
め細やかな冷却が可能となっている。また、開閉弁の開
度を調整して、異なる流路抵抗を設定することにより、
少ない本数のバイパス通路によっても、冷媒迂回量の設
定自由度を大きくすることができる。
のバイパス通路を設けるとともに、それぞれに開閉弁を
設けて開閉状態を制御することで、エバポレータ14を
迂回する冷媒量が段階的に制御可能となるため、よりき
め細やかな冷却が可能となっている。また、開閉弁の開
度を調整して、異なる流路抵抗を設定することにより、
少ない本数のバイパス通路によっても、冷媒迂回量の設
定自由度を大きくすることができる。
【0042】図4は、第3の実施の形態を示す図であ
る。この実施の形態の空気調和装置200では、第1の
実施の形態におけるバイパス通路aに流量調整可能な流
量調整弁a2を設けることで、バイパス通路aへの迂回
量を無段階に変化させることが可能となっている。そし
て、演算制御部7aには、温度データの示す温度の高低
に応じて、流量調整弁a2の開度を決定する演算プログ
ラムが組込まれており、この演算プログラムが繰返し実
行されて適切な開度がリアルタイムに求められている。
また、温度データが、記憶部7bに記憶されたしきい値
Ta以下である場合は、開閉弁a1を閉鎖し、しきい値
Taを越えた場合には、開閉弁a1を開放する。即ち、
しきい値Ta以下のときは流量調整が規制されるように
構成されている。尚、本図における第1または第2の実
施の形態と同一の構成部材には同一の符号を付して、重
複する説明は省略する。
る。この実施の形態の空気調和装置200では、第1の
実施の形態におけるバイパス通路aに流量調整可能な流
量調整弁a2を設けることで、バイパス通路aへの迂回
量を無段階に変化させることが可能となっている。そし
て、演算制御部7aには、温度データの示す温度の高低
に応じて、流量調整弁a2の開度を決定する演算プログ
ラムが組込まれており、この演算プログラムが繰返し実
行されて適切な開度がリアルタイムに求められている。
また、温度データが、記憶部7bに記憶されたしきい値
Ta以下である場合は、開閉弁a1を閉鎖し、しきい値
Taを越えた場合には、開閉弁a1を開放する。即ち、
しきい値Ta以下のときは流量調整が規制されるように
構成されている。尚、本図における第1または第2の実
施の形態と同一の構成部材には同一の符号を付して、重
複する説明は省略する。
【0043】この第3の実施の形態における巡航速度で
の走行時や停車時にあっては、車両推進用モータ502
にかかる負荷が比較的小さいために、開閉弁a1は閉じ
られて、全冷媒量がエバポレータ14を通過して、発熱
量の比較的少ない自動車推進用モータ502・推進モー
タ駆動ユニット503およびコンプレッサ用駆動ユニッ
ト4を冷却する。
の走行時や停車時にあっては、車両推進用モータ502
にかかる負荷が比較的小さいために、開閉弁a1は閉じ
られて、全冷媒量がエバポレータ14を通過して、発熱
量の比較的少ない自動車推進用モータ502・推進モー
タ駆動ユニット503およびコンプレッサ用駆動ユニッ
ト4を冷却する。
【0044】一方、車両推進用モータ502にかかる負
荷が大きくなり、温度データがしきい値Taを越える
と、演算制御部7aは、開閉弁a1を開放するととも
に、温度データに基づいて流量調整弁a2の開度を無段
階に調整する。即ち、温度データが高温である程、流量
調整弁a2の開度を上げ、冷媒配管15aにおける冷却
能力を増加させる。
荷が大きくなり、温度データがしきい値Taを越える
と、演算制御部7aは、開閉弁a1を開放するととも
に、温度データに基づいて流量調整弁a2の開度を無段
階に調整する。即ち、温度データが高温である程、流量
調整弁a2の開度を上げ、冷媒配管15aにおける冷却
能力を増加させる。
【0045】従って、第3の実施の形態では、エバポレ
ータ14とコンプレッサ3との間の冷媒配管15aでの
冷却能力のきめ細かな調整を、一本のバイパス通路によ
り可能とすることができ、しかも、自動車内部における
バイパス通路の配置自由度が大きいという効果も得られ
ている。
ータ14とコンプレッサ3との間の冷媒配管15aでの
冷却能力のきめ細かな調整を、一本のバイパス通路によ
り可能とすることができ、しかも、自動車内部における
バイパス通路の配置自由度が大きいという効果も得られ
ている。
【0046】図5は、第4の実施の形態の構成を示す図
である。この実施の形態の特徴としては、コンデンサ1
0とは別に加熱用熱交換器102を設けて、冷媒配管1
5aを付設した機器からの廃熱を暖房に利用できるよう
にしたことにある。
である。この実施の形態の特徴としては、コンデンサ1
0とは別に加熱用熱交換器102を設けて、冷媒配管1
5aを付設した機器からの廃熱を暖房に利用できるよう
にしたことにある。
【0047】本図に示すように、空気調和装置300で
は、第1の実施の形態の空気調和装置1の構成に加え
て、冷凍サイクル16におけるコンデンサ10と貯液器
12との間には、コンプレッサ3から吐出された高温の
吐出冷媒を利用して、車室内へ送られる空気を加熱する
加熱用熱交換器102が設けられている。
は、第1の実施の形態の空気調和装置1の構成に加え
て、冷凍サイクル16におけるコンデンサ10と貯液器
12との間には、コンプレッサ3から吐出された高温の
吐出冷媒を利用して、車室内へ送られる空気を加熱する
加熱用熱交換器102が設けられている。
【0048】また、エバポレータ14の送風上流に設け
られたブロアファン22への流入口には、車両外の外気
あるいは車室内の内気のいずれかを流入させるための切
替ドア23が回動自在に配設されている。
られたブロアファン22への流入口には、車両外の外気
あるいは車室内の内気のいずれかを流入させるための切
替ドア23が回動自在に配設されている。
【0049】さらに、加熱用熱交換器102とエバポレ
ータ14との間の送風ダクト21には、エバポレータ1
4を通過した冷風の、加熱用熱交換器102への配風量
を調節するエアミックスドア24が回動自在に配設され
ている。尚、説明の簡略化のため、加熱用熱交換器10
2に空気を通すようなドア位置をドア位置a、逆に加熱
用熱交換器102を塞ぐようなドア位置をドア位置bと
いう。
ータ14との間の送風ダクト21には、エバポレータ1
4を通過した冷風の、加熱用熱交換器102への配風量
を調節するエアミックスドア24が回動自在に配設され
ている。尚、説明の簡略化のため、加熱用熱交換器10
2に空気を通すようなドア位置をドア位置a、逆に加熱
用熱交換器102を塞ぐようなドア位置をドア位置bと
いう。
【0050】加熱用熱交換器102より送風下流側の送
風ダクト21には、エバポレータ14を通過した冷風又
はエバポレータ14及び加熱用熱交換器102を通過し
た温風の両方で空調風を生成する空調風生成室25が形
成されている。この空調風生成室25には、デフロスタ
吹出口,ベント吹出口及びフット吹出口が開口してい
る。デフロスタ吹出口,ベント吹出口及びフット吹出口
には、各吹出口を開閉する開閉ドア(図示省略)がそれ
ぞれ設けられている。
風ダクト21には、エバポレータ14を通過した冷風又
はエバポレータ14及び加熱用熱交換器102を通過し
た温風の両方で空調風を生成する空調風生成室25が形
成されている。この空調風生成室25には、デフロスタ
吹出口,ベント吹出口及びフット吹出口が開口してい
る。デフロスタ吹出口,ベント吹出口及びフット吹出口
には、各吹出口を開閉する開閉ドア(図示省略)がそれ
ぞれ設けられている。
【0051】また、コンプレッサ3の排出側の冷媒配管
15cとコンデンサ10の排出側の冷媒配管15bと
が、バイパス通路103により連結され、冷媒がコンデ
ンサ10を迂回できるような構成となっている。このバ
イパス通路103には、電磁式の開閉弁104が取り付
けられており、また、コンデンサ10の排出側の冷媒配
管15bとバイパス通路103との合流点より、さらに
コンデンサ10寄りの冷媒配管15bには、バイパス通
路103を通った冷媒のコンデンサ10への逆流を阻止
する逆止弁107が取り付けられている。
15cとコンデンサ10の排出側の冷媒配管15bと
が、バイパス通路103により連結され、冷媒がコンデ
ンサ10を迂回できるような構成となっている。このバ
イパス通路103には、電磁式の開閉弁104が取り付
けられており、また、コンデンサ10の排出側の冷媒配
管15bとバイパス通路103との合流点より、さらに
コンデンサ10寄りの冷媒配管15bには、バイパス通
路103を通った冷媒のコンデンサ10への逆流を阻止
する逆止弁107が取り付けられている。
【0052】そして、バイパス通路103が冷媒配管1
5cから分岐する点より、さらにコンデンサ10寄りの
冷媒配管15cには、電磁式の開閉弁105が取り付け
られている。開閉弁104と開閉弁105は、外部から
の指令に従って、コンプレッサ3から吐出される吐出冷
媒を、冷房運転時にはコンデンサ10に導き、暖房運転
時にはバイパス通路103に導くことを可能としてい
る。従って、開閉弁104と開閉弁105とは、冷媒の
流路切替手段を構成している。
5cから分岐する点より、さらにコンデンサ10寄りの
冷媒配管15cには、電磁式の開閉弁105が取り付け
られている。開閉弁104と開閉弁105は、外部から
の指令に従って、コンプレッサ3から吐出される吐出冷
媒を、冷房運転時にはコンデンサ10に導き、暖房運転
時にはバイパス通路103に導くことを可能としてい
る。従って、開閉弁104と開閉弁105とは、冷媒の
流路切替手段を構成している。
【0053】さらに、コンデンサ10の排出側付近の冷
媒配管15bと、コンプレッサ3の吸入口付近の冷媒配
管15aとは、冷媒戻し通路110によって連通されて
いる。この冷媒戻し通路110は、コンデンサ10に滞
留している寝込み冷媒をコンプレッサ3へと帰還させる
ために設けられている。冷媒配管15aと冷媒戻し通路
110との合流点から、さらにエバポレータ14寄りの
冷媒配管15aには、冷媒戻し通路110を通って戻さ
れた冷媒が、バイパス通路aへと逆流しないように、逆
止弁106が取り付けられている。また、冷媒戻し通路
110には、電磁式の開閉弁111と逆止弁112とが
取り付けられ、冷媒の戻し動作の制御が可能となってい
る。尚、本図における第1ないし第3の実施の形態と同
一の構成部材には同一の符号を付して重複する説明は省
略する。
媒配管15bと、コンプレッサ3の吸入口付近の冷媒配
管15aとは、冷媒戻し通路110によって連通されて
いる。この冷媒戻し通路110は、コンデンサ10に滞
留している寝込み冷媒をコンプレッサ3へと帰還させる
ために設けられている。冷媒配管15aと冷媒戻し通路
110との合流点から、さらにエバポレータ14寄りの
冷媒配管15aには、冷媒戻し通路110を通って戻さ
れた冷媒が、バイパス通路aへと逆流しないように、逆
止弁106が取り付けられている。また、冷媒戻し通路
110には、電磁式の開閉弁111と逆止弁112とが
取り付けられ、冷媒の戻し動作の制御が可能となってい
る。尚、本図における第1ないし第3の実施の形態と同
一の構成部材には同一の符号を付して重複する説明は省
略する。
【0054】次に、この第4の実施の形態の作用を説明
する。空気調和装置300の冷房運転時には、開閉弁1
04は閉鎖され、かつ開閉弁105は開放される。ま
た、エアミックスドア24はドア位置bに置かれてい
る。
する。空気調和装置300の冷房運転時には、開閉弁1
04は閉鎖され、かつ開閉弁105は開放される。ま
た、エアミックスドア24はドア位置bに置かれてい
る。
【0055】コンプレッサ3から吐出された高温高圧の
吐出冷媒は、開閉弁104によって閉鎖されたバイパス
通路103を通らずに、先ず、コンデンサ10へと導か
れる。そして、コンデンサ10を通過する際に、冷却フ
ァン11から送られる空気と冷媒との熱交換が行われ
る。その後、冷媒は逆止弁107を通り、加熱用熱交換
器102へと導かれ、ここでも周囲の空気との熱交換が
行われる。そして、冷媒は貯液器12に送られ、ここに
一時貯蔵される。
吐出冷媒は、開閉弁104によって閉鎖されたバイパス
通路103を通らずに、先ず、コンデンサ10へと導か
れる。そして、コンデンサ10を通過する際に、冷却フ
ァン11から送られる空気と冷媒との熱交換が行われ
る。その後、冷媒は逆止弁107を通り、加熱用熱交換
器102へと導かれ、ここでも周囲の空気との熱交換が
行われる。そして、冷媒は貯液器12に送られ、ここに
一時貯蔵される。
【0056】そして、貯液器12から排出された冷媒
は、膨張器13で断熱膨張されて排出される。このとき
の開閉弁a1の開閉状態は、第1の実施の形態と同様
に、検出された自動車推進用モータ502の温度、即ち
負荷の大きさに応じて決定される。従って、冷媒配管1
5aにおいては、開閉弁a1の開閉状態で決る冷却能力
によって、付設された機器が冷却される。尚、エバポレ
ータ14を通過した空気は、エアミックスドア24によ
り加熱用熱交換器102を迂回して、吹き出し口から車
室内へと送られる。冷媒配管15aを通過した冷媒は、
その後、コンプレッサ3に帰還する。従って、第4の実
施の形態の冷房運転時においては、図5の破線矢印で示
す経路を冷媒が循環する。
は、膨張器13で断熱膨張されて排出される。このとき
の開閉弁a1の開閉状態は、第1の実施の形態と同様
に、検出された自動車推進用モータ502の温度、即ち
負荷の大きさに応じて決定される。従って、冷媒配管1
5aにおいては、開閉弁a1の開閉状態で決る冷却能力
によって、付設された機器が冷却される。尚、エバポレ
ータ14を通過した空気は、エアミックスドア24によ
り加熱用熱交換器102を迂回して、吹き出し口から車
室内へと送られる。冷媒配管15aを通過した冷媒は、
その後、コンプレッサ3に帰還する。従って、第4の実
施の形態の冷房運転時においては、図5の破線矢印で示
す経路を冷媒が循環する。
【0057】これに対して、暖房運転時には、開閉弁1
04が開放され、かつ開閉弁105が閉鎖される。ま
た、エアミックスドア24はドア位置aに置かれ、開閉
弁a1は、自動車推進用モータ502にかかる負荷の大
きさに関わらず、常に開放される。空気調和装置300
が作動して、コンプレッサ3から吐出された吐出冷媒
は、開閉弁105によって閉鎖された冷媒配管15cお
よびコンデンサ10を迂回して、開閉弁104によって
開放されたバイパス通路103に導入される。その後、
冷媒は加熱用熱交換器102へ導入されて冷却され、貯
液器12に貯蔵される。冷房運転時と同様に、加熱用熱
交換器102を通過する際に周囲の空気と冷媒との熱交
換が行われるが、このときの冷媒は、コンデンサ10を
迂回して導入されたものであるため、加熱用熱交換器1
02による空気の加熱効果は、冷房運転時と比べて遥か
に大きいものとなる。
04が開放され、かつ開閉弁105が閉鎖される。ま
た、エアミックスドア24はドア位置aに置かれ、開閉
弁a1は、自動車推進用モータ502にかかる負荷の大
きさに関わらず、常に開放される。空気調和装置300
が作動して、コンプレッサ3から吐出された吐出冷媒
は、開閉弁105によって閉鎖された冷媒配管15cお
よびコンデンサ10を迂回して、開閉弁104によって
開放されたバイパス通路103に導入される。その後、
冷媒は加熱用熱交換器102へ導入されて冷却され、貯
液器12に貯蔵される。冷房運転時と同様に、加熱用熱
交換器102を通過する際に周囲の空気と冷媒との熱交
換が行われるが、このときの冷媒は、コンデンサ10を
迂回して導入されたものであるため、加熱用熱交換器1
02による空気の加熱効果は、冷房運転時と比べて遥か
に大きいものとなる。
【0058】そして、貯液器12から排出された冷媒
は、膨張器13で断熱膨張されて排出される。このと
き、開閉弁a1は開放されているため、冷媒の一部がバ
イパス通路aへと流れ、一方で、エバポレータ14を通
過する冷媒量は減少するため、エバポレータ14での送
風冷却効果が減少する。
は、膨張器13で断熱膨張されて排出される。このと
き、開閉弁a1は開放されているため、冷媒の一部がバ
イパス通路aへと流れ、一方で、エバポレータ14を通
過する冷媒量は減少するため、エバポレータ14での送
風冷却効果が減少する。
【0059】そして、バイパス通路aおよびエバポレー
タ14から排出された冷媒は、冷媒配管15aにおいて
気化されて、自動車推進用モータ502が冷却される。
また、筐体40に収納された推進モータ駆動ユニット5
03およびコンプレッサ用駆動ユニット4も同様に冷却
される。そして、その後、冷媒はコンプレッサ3に帰還
する。従って、暖房運転時においては、図3の実線矢印
で示す経路を冷媒が循環する。
タ14から排出された冷媒は、冷媒配管15aにおいて
気化されて、自動車推進用モータ502が冷却される。
また、筐体40に収納された推進モータ駆動ユニット5
03およびコンプレッサ用駆動ユニット4も同様に冷却
される。そして、その後、冷媒はコンプレッサ3に帰還
する。従って、暖房運転時においては、図3の実線矢印
で示す経路を冷媒が循環する。
【0060】従って、空気調和装置300では、自動車
推進用モータ502および推進モータ駆動ユニット50
3の冷却と、コンプレッサ負荷の増加を回避することの
両立を図ることができるだけでなく、特に、暖房運転時
においては、冷媒配管15aを付設した機器からの廃熱
を暖房に有効利用することができ、暖房性能の向上と車
両電源の電力の節約とを同時に図ることができる。
推進用モータ502および推進モータ駆動ユニット50
3の冷却と、コンプレッサ負荷の増加を回避することの
両立を図ることができるだけでなく、特に、暖房運転時
においては、冷媒配管15aを付設した機器からの廃熱
を暖房に有効利用することができ、暖房性能の向上と車
両電源の電力の節約とを同時に図ることができる。
【0061】以上説明したように、本発明に係る自動車
用空気調和装置の第1ないし第4の実施の形態では、自
動車推進用モータ502および推進モータ駆動ユニット
503に冷媒配管15aを付設するとともに、エバポレ
ータ14と並列に迂回冷媒路(バイパス通路a,b)を
設け、自動車推進用モータ502にかかる負荷の大きさ
を検出して、負荷が増加したときは、冷媒の迂回量を増
加させて冷媒配管15aでの冷却能力を高め、一方、負
荷が減少したときは迂回量を減少させて、車室内の冷房
効果が回復する構成としたため、自動車推進用モータ5
02および推進モータ駆動ユニット503の冷却と、コ
ンプレッサの出力増加の回避との両立を図ることができ
る。
用空気調和装置の第1ないし第4の実施の形態では、自
動車推進用モータ502および推進モータ駆動ユニット
503に冷媒配管15aを付設するとともに、エバポレ
ータ14と並列に迂回冷媒路(バイパス通路a,b)を
設け、自動車推進用モータ502にかかる負荷の大きさ
を検出して、負荷が増加したときは、冷媒の迂回量を増
加させて冷媒配管15aでの冷却能力を高め、一方、負
荷が減少したときは迂回量を減少させて、車室内の冷房
効果が回復する構成としたため、自動車推進用モータ5
02および推進モータ駆動ユニット503の冷却と、コ
ンプレッサの出力増加の回避との両立を図ることができ
る。
【0062】尚、第1ないし第4の実施の形態では、温
度を検出することにより、自動車推進用モータ502の
負荷の大きさを検出しているが、温度検出のみによら
ず、例えば、自動車推進用モータ502の巻線電流、推
進モータ駆動ユニット503の電流または温度、あるい
は車両電源2の電圧変動を検出する方法等によっても負
荷の大きさを検知することができる。また、上記説明し
た空気調和装置を、自動車を推進させるモータと内燃機
関とを共に備えた、いわゆるハイブリッドカーにおいて
構成しても同様の効果が得られる。
度を検出することにより、自動車推進用モータ502の
負荷の大きさを検出しているが、温度検出のみによら
ず、例えば、自動車推進用モータ502の巻線電流、推
進モータ駆動ユニット503の電流または温度、あるい
は車両電源2の電圧変動を検出する方法等によっても負
荷の大きさを検知することができる。また、上記説明し
た空気調和装置を、自動車を推進させるモータと内燃機
関とを共に備えた、いわゆるハイブリッドカーにおいて
構成しても同様の効果が得られる。
【0063】また、上記実施の形態では、コンプレッサ
用駆動ユニット4がコンバータ4aとインバータ4bと
を備えているが、車両電源2の電圧を昇降圧する必要が
ないときは、コンバータ4aを介さずに、インバータ4
bに対し直接車両電源2から電力を供給するように構成
することも可能である。
用駆動ユニット4がコンバータ4aとインバータ4bと
を備えているが、車両電源2の電圧を昇降圧する必要が
ないときは、コンバータ4aを介さずに、インバータ4
bに対し直接車両電源2から電力を供給するように構成
することも可能である。
【0064】そして、コンプレッサ3から吐出される吐
出冷媒の流路を切り替える切替手段は開閉弁の組み合わ
せに限らず、例えば三方弁や四方弁等であっても良いの
は勿論のことである。
出冷媒の流路を切り替える切替手段は開閉弁の組み合わ
せに限らず、例えば三方弁や四方弁等であっても良いの
は勿論のことである。
【0065】さらに、推進モータ駆動ユニット503や
コンプレッサ用駆動ユニット4を大型のハイブリッドI
C等で構成する場合は、そのICを冷媒配管15aに取
付けて、放熱板を不要とした構成にしても良い。
コンプレッサ用駆動ユニット4を大型のハイブリッドI
C等で構成する場合は、そのICを冷媒配管15aに取
付けて、放熱板を不要とした構成にしても良い。
【図1】本発明に係る自動車用空気調和装置の第1の実
施の形態を示す図である。
施の形態を示す図である。
【図2】本発明に係る自動車用空気調和装置の第2の実
施の形態を示す図である。
施の形態を示す図である。
【図3】図2に示した装置の開閉弁の制御方法を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】本発明に係る自動車用空気調和装置の第3の実
施の形態を示す図である。
施の形態を示す図である。
【図5】本発明に係る自動車用空気調和装置の第4の実
施の形態を示す図である。
施の形態を示す図である。
1,100,200,300 空気調和装置 2 車両電源 3 コンプレッサ(圧縮機) 4 コンプレッサ用駆動ユニット 7 迂回制御部 7a 演算制御部 7b 記憶部 10 コンデンサ(凝縮器) 13 膨張器 14 エバポレータ(蒸発器) 16 冷凍サイクル 20 室内ユニット 21 送風ダクト 26 通風路ドア 27 迂回通風路 40 筐体 102 過熱用熱交換器 a,b,103 バイパス通路 104,105 開閉弁(切替手段) 500 電気自動車 502 自動車推進用モータ 503 推進モータ駆動ユニット a1,b1 開閉弁 a2 流量調整弁
Claims (6)
- 【請求項1】 自動車(500)の推進源である推進モ
ータ(502)および、当該推進モータ(502)を駆
動する推進モータ駆動ユニット(503)の少なくとも
一方に対し、冷凍サイクル(16)を構成するエバポレ
ータ(14)とコンプレッサ(3)とを接続する冷媒配
管(15a)が付設された自動車用空気調和装置であっ
て、 前記エバポレータ(14)と並列に設けられた迂回冷媒
路(a)と、 前記推進モータ(502)にかかる負荷の大きさを検出
する検出手段(TS)と、 該検出手段(TS)で検出された負荷の増加に応じて、
前記迂回冷媒路(a)への冷媒の迂回量を増加させる冷
媒迂回量調整手段と を具備することを特徴とする自動車用空気調和装置。 - 【請求項2】 前記冷媒迂回量調整手段は、前記迂回冷
媒路(a)の開度を調整する流量調整弁(a2)を具備
することを特徴とする請求項1記載の自動車用空気調和
装置。 - 【請求項3】 前記迂回冷媒路(a)が複数設けられた
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動車
用空気調和装置。 - 【請求項4】 前記複数の迂回冷媒路(a,b)は、流
路抵抗が異なるものを含むことを特徴とする請求項3記
載の自動車用空気調和装置。 - 【請求項5】 前記推進モータ駆動ユニット(503)
は、前記コンプレッサ(3)を駆動するコンプレッサ駆
動ユニット(4)とともに単一の筐体(40)に収納さ
れ、前記冷媒配管(15a)は当該単一の筐体(40)
に付設されていることを特徴とする請求項1ないし請求
項4のいずれかに記載の自動車用空気調和装置。 - 【請求項6】 前記冷凍サイクル(16)におけるコン
デンサ(10)と膨張器(13)との間に、コンプレッ
サ(3)から吐出された吐出冷媒を利用して、車室内へ
送られる空気を加熱する加熱用熱交換器(102)が設
けられ、前記冷凍サイクル(16)におけるコンプレッ
サ(3)の下流側に、前記吐出冷媒をコンデンサ(1
0)を迂回させて加熱用熱交換器(102)に導くバイ
パス通路(103)と、前記吐出冷媒の流路を切替えて
該吐出冷媒を冷房運転時にはコンデンサ(10)に導き
暖房運転時にはバイパス通路(103)経由で加熱用熱
交換器(102)に導く流路切替手段(104,10
5)とが設けられたことを特徴とする請求項1ないし請
求項5のいずれかに記載の自動車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11092646A JP2000280733A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11092646A JP2000280733A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000280733A true JP2000280733A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14060231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11092646A Pending JP2000280733A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000280733A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143521A (ja) * | 2000-12-28 | 2008-06-26 | Denso Corp | ハイブリッド車用空調装置 |
| JP2008184976A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Sanden Corp | 電動圧縮機 |
| JP2009109057A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Equos Research Co Ltd | 冷却システム及びその起動方法 |
| WO2012056555A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | トヨタ自動車株式会社 | 冷却装置および車両 |
| WO2012108240A1 (ja) * | 2011-02-10 | 2012-08-16 | サンデン株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| JP2012166606A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Sanden Corp | 車両用空気調和装置 |
| JP2012228945A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Sanden Corp | 車両用空気調和装置 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP11092646A patent/JP2000280733A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143521A (ja) * | 2000-12-28 | 2008-06-26 | Denso Corp | ハイブリッド車用空調装置 |
| JP2008184976A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Sanden Corp | 電動圧縮機 |
| JP2009109057A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Equos Research Co Ltd | 冷却システム及びその起動方法 |
| WO2012056555A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | トヨタ自動車株式会社 | 冷却装置および車両 |
| WO2012108240A1 (ja) * | 2011-02-10 | 2012-08-16 | サンデン株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| JP2012166606A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Sanden Corp | 車両用空気調和装置 |
| CN103502030A (zh) * | 2011-02-10 | 2014-01-08 | 三电有限公司 | 车辆用空气调节装置 |
| CN105015305A (zh) * | 2011-02-10 | 2015-11-04 | 三电有限公司 | 车辆用空气调节装置 |
| CN103502030B (zh) * | 2011-02-10 | 2016-06-29 | 三电有限公司 | 车辆用空气调节装置 |
| US9643470B2 (en) | 2011-02-10 | 2017-05-09 | Sanden Holdings Corporation | Air conditioning device for vehicle |
| JP2012228945A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Sanden Corp | 車両用空気調和装置 |
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