JP2000282085A - 電気凝固印刷用洗浄組成物およびその利用 - Google Patents

電気凝固印刷用洗浄組成物およびその利用

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JP2000282085A
JP2000282085A JP11089888A JP8988899A JP2000282085A JP 2000282085 A JP2000282085 A JP 2000282085A JP 11089888 A JP11089888 A JP 11089888A JP 8988899 A JP8988899 A JP 8988899A JP 2000282085 A JP2000282085 A JP 2000282085A
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ink
cleaning
printing
anode
anode surface
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JP11089888A
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Katsuyuki Ueki
克行 植木
Hideaki Kumada
英明 熊田
Atsushi Katsuya
敦 勝屋
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Artience Co Ltd
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未洗浄物を残すことなく陽極表面を充分に洗
浄することができる電気凝固印刷用洗浄組成物を提供す
ること。 【解決手段】 電気凝固印刷時に陽極表面を洗浄するた
めに用いられる電気凝固印刷用洗浄組成物において、H
LBが12〜18のノニオン界面活性剤と消泡剤と水と
を少なくとも含むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気凝固印刷分野
における改良に関するものであり、特に、陽極表面を洗
浄するために用いられる電気凝固印刷用洗浄組成物、な
らびにそれを用いた電気凝固印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気凝固印刷は、コンピュータからのデ
ジタル画像印刷で直接印刷物を得ることができる、全く
版を必要としない印刷方式である。その印刷方法及び装
置は、アメリカ特許第4,895,629号(登録日:
1990年1月23日)、第5,538,601(登録
日:1996年7月23日)、第5,693,206号
(登録日1997年12月2日)等に記載されている。
【0003】電気凝固印刷には、電解凝固可能なポリマ
ー、可溶性電解質、着色剤および液状媒体の各成分を少
なくとも含む電気凝固印刷インキが用いられる。また、
その全体の印刷プロセスは、一般に、以下の工程(a)
〜(f)を含んでいる。 (a)洗浄工程:陽極(回転シリンダ)表面を洗浄す
る。 (b)被覆工程:陽極表面を油性物質を含む被覆剤で被
覆する。 (c)充填工程:陰陽電極間(ギャップ)に電気凝固印
刷インキを充填する。 (d)凝固工程:選択された陰極と陽極との間に電圧を
印加して、陽極表面に所望の画像を表わす凝固インキの
ドットを形成する。 (e)除去工程:陽極表面に残存する非凝固インキを除
去する。 (f)転写工程:凝固インキのドットを被印刷体に接触
・転写させて、被印刷体に画像を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記(f)の転写工程
で、凝固インキの大半が紙等の被印刷体に転写される
が、一部の凝固インキは、被印刷体に転写されずに陽極
表面に残る。また、上記(e)の除去工程で除去される
べき非凝固インキの一部も、陽極表面に残存する場合が
ある。さらに、上記(b)の被覆工程で陽極表面に塗布
される被覆剤が、そのまま残存している場合もある。
【0005】このような陽極表面に残存する成分は、続
けて次の印刷を行う場合に、高画質な画像を安定して得
るための妨げとなるため、上記(a)の洗浄工程を設
け、次の印刷に先立ち陽極表面を洗浄することが行われ
る。
【0006】しかしながら、従来この洗浄が不十分であ
って未洗浄物が残るため、次のような現象が生じて、所
望の印刷物を得ることの重大な妨げとなっていた。 (1)陽極表面に残存する未洗浄物が被覆剤の塗布工程
で使用されるロールに付着し、被覆剤塗布装置(オイラ
ー)を汚染する。その結果、被覆剤の塗布が不十分にな
り、凝固インキの被印刷体への転写性が低下する。(オ
イラーの汚染) (2)未洗浄物が陽極に図柄として残る結果、ゴースト
と称される不必要な画像が次の印刷物に転写される。
(ゴースト性)
【0007】そこで、洗浄液の洗浄能力を高めるため
に、使用する界面活性剤の濃度を高めることが試みられ
たが、洗浄工程では洗浄に際しブラシの使用やスプレー
による洗浄液の吹き付けが併用される結果、泡立ち性が
高くなりすぎて、洗浄槽の液面上昇やポンプへの泡の混
入による圧力むらが生じて作業性が低下する、という問
題があった。また、界面活性剤の増加に伴い、洗浄液の
粘度が高くなりすぎて、スクレイパーによる洗浄液の除
去が困難となり、陽極表面を介して、洗浄液による被覆
剤やインキへの二次汚染が生じてしまう。このような洗
浄液による汚染は、その汚染量や洗浄液の化学構造によ
って凝固インキ(コアギュラム)軟化による画像の傷つ
きなどを起し、様々な印刷上の不都合が生じていた。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、陽極表面から転写されなかった凝固インキ、残留
する非凝固インキおよび被覆剤を除去するために用いら
れ、過度の泡立ちや粘度の上昇を伴うことなく充分な陽
極表面洗浄効果を発揮できる電気凝固印刷用洗浄組成
物、ならびにその洗浄組成物を用いた電気凝固印刷方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは、陽極表面から除去すべき物質は主
に、被覆剤として用いられる油性物質と、各種顔料や多
量のハロゲン化物を含む酸性物質のコアギュラムである
ため、洗浄液は、この疎水性物質と親水性物質の双方を
少量で効率的に洗浄できる能力を備えていなければなら
ないことに着目して鋭意検討を重ねた結果、本発明を完
成させるに至った。
【0010】すなわち、電気凝固印刷において陽極表面
を洗浄するために用いられる本発明の電気凝固印刷用洗
浄組成物(以下、単に「洗浄組成物」という)は、HL
Bが12〜18のノニオン界面活性剤と消泡剤と水とを
少なくとも含んでいる。上記ノニオン界面活性剤は、陽
極表面残留物質の洗浄性に優れるため、使用量を抑えて
コアギュラムの軟化を回避することができると共に、起
泡性が小さいため、泡立ちによる洗浄効率の低下を防止
できる。ここで、ノニオン界面活性剤のHLB(親水親
油バランス)が12未満であると、陽極の被覆剤として
使用される油性物質やコアギュラムの洗浄効果が低下
し、オイラーの汚染、ゴーストの発生を生じる。一方、
HLBが18を超えると、泡立ちが多くなって洗浄効率
が低下し、その結果、充分な洗浄が行われなくなる。ま
た、本発明の洗浄組成物には、泡立ちを抑制して、作業
性ならびに洗浄効率を高めるために、消泡剤が用いられ
ている。
【0011】このノニオン界面活性剤の含有量は、洗浄
組成物の総重量に対して0.01〜5.0重量%である
ことが好ましい。
【0012】また、本発明の電気凝固印刷方法は、以下
の工程(a)〜(f): (a)陽極表面を洗浄する洗浄工程; (b)陽極表面を油性物質を含む被覆剤で被覆する被覆
工程; (c)陰陽電極間に電気凝固印刷インキを充填する充填
工程; (d)選択された陰極と陽極との間に電圧を印加して、
陽極表面に所望の画像を表わす凝固インキのドットを形
成する凝固工程; (e)陽極表面に残存する非凝固インキを除去する除去
工程;および (f)凝固インキのドットを被印刷体に転写させて、被
印刷体に画像を形成する転写工程;を含む電気凝固印刷
方法において、前記(a)の洗浄工程に本発明の洗浄組
成物を用いるものである。このように、本発明の電気凝
固印刷方法によれば、陽極表面の洗浄に本発明の洗浄組
成物を用いるようにしているので、陽極表面の洗浄が充
分に行われて未洗浄物の残存が防止され、ゴースト等の
発生がなく転写性に優れた高画質の印刷物を提供するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の洗浄組成物につい
て詳しく説明する。
【0014】この洗浄組成物は、HLBが12〜18の
ノニオン界面活性剤と消泡剤と水とを少なくとも含んで
いる。この所定のHLB値を有するノニオン界面活性剤
としては、一般に用いられるエーテル型、エーテルエス
テル型、エステル型、含窒素型のノニオン界面活性剤の
中から任意に選択して、親水基と親油基のバランスを調
節して用いることができる。
【0015】具体的には、エーテル型のノニオン界面活
性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ルなどが挙げられる。エーテルエステル型としては、ポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどが挙
げられる。エステル型としては、ポリエチレングリコー
ル脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロ
ピレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。ま
た、含窒素型としては、脂肪酸アルカノールアミド、ポ
リオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンア
ルキルアミン等が挙げられる。これらは、単独で、ある
いは2種以上を混合して用いることができる。
【0016】上記における脂肪酸は、ラウリン酸、ミス
チリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等
の高級脂肪酸であることが好ましい。
【0017】上記の中から、好ましくは、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテルが選ばれ、特に好ましくは、炭
素数10〜18の脂肪族モノアルコールにエチレンオキ
サイドを付加したポリオキシエチレンアルキルエーテル
が選ばれる。なお、これらの脂肪族モノアルコールは、
飽和であっても不飽和であってもよく、また、直鎖状で
あっても分枝状であってもよい。
【0018】以上のような任意のノニオン界面活性剤
は、そのHLBが12〜18となるよう、OH基の数あ
るいはポリオキシエチレン鎖長の調節が行われる。さら
に好ましくは、HLBが14〜17の範囲となるよう調
節される。
【0019】ノニオン界面活性剤の含有量は、本発明の
洗浄組成物の総重量に対して0.01〜5.0重量%で
あることが好ましく、さらに好ましくは、0.1〜2.
0重量%が選ばれる。0.01重量%未満であると、洗
浄効果が低下し、オイラーの汚染、ゴーストの発生を生
じる恐れがある。また、5.0重量%を超えると、洗浄
液の粘度が高くなってスクレイパーによる洗浄液の除去
が困難となる結果、陽極を介して洗浄液が被覆剤やイン
キに混入する二次汚染が発生し、コアギュラムの軟化に
よる白筋が印刷物に顕れる恐れがある。なお、以降に述
べる消泡剤に、ノニオン界面活性剤が微量含まれる場合
があるが、上記含有量は、その消泡剤に含有されるノニ
オン界面活性剤の量も含めた値である。
【0020】本発明の洗浄組成物は、上記ノニオン界面
活性剤と共にアニオン界面活性剤を併用することができ
る。この併用できるアニオン界面活性剤としては、カル
ボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、リン酸エス
テル塩など、特に限定されることはなく、たとえば、ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルナフタ
レンスルホン酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸
ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ト
リエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウムなどが
挙げられる。これらは、単独で、あるいは2種以上を混
合して用いることができる。
【0021】併用されるアニオン界面活性剤の量は、洗
浄組成物の総重量に対して2.5重量%以下であること
が好ましい。2.5重量%を超えて配合されても洗浄力
の向上があまり見られず、一方で消泡性への悪影響が生
じる恐れがあるからである。なお、この含有量は、消泡
剤に含有されるアニオン界面活性剤の量も含めた値であ
る。
【0022】本発明に用いられる消泡剤としては、特に
限定されることはないが、リン酸トリブチルまたは高級
アルコール(たとえば2エチルヘキサノール、イソオク
チルアルコール等)、シリコーン油、あるいは、RCO
NH−(式中、Rは脂肪族基または環式脂肪族基;たと
えば炭素数9〜23のアルキル基またはシクロヘキシル
基)のアミド基を含有するアルキレンジアミンをそれぞ
れベースとした組成物からなる消泡剤を用いることがで
きる。ポリジメチルシロキサン等のシリコーン油そのも
のを消泡剤として使用してもよい。これらは、単独で、
あるいは2種以上を混合して用いることができる。
【0023】上記消泡剤の含有量は、洗浄組成物の総重
量に対して、0.1〜2.0重量%であることが好まし
い。その含有量が0.1重量%未満では、泡を抑制する
効果が充分に得られず、泡による作業性の低下が生じる
恐れがあり、一方、2.0重量%を超えると、コストの
上昇につながると共と、消泡剤の陽極への残留により被
覆剤の塗工不良やインキのピンホールを生じやすくなる
恐れがある。
【0024】この発明の洗浄組成物は、洗浄組成物の分
離安定性や消泡性を損なわない範囲内で、任意にその他
の成分を含んでいてもよい。こうした成分としては、た
とえば、方解石、珪石、リン酸カルシウム、ゼオライ
ト、ポリエチレン、ナイロン、ポリスチレン等の水不溶
性研磨剤;防腐・防かび剤;トルエンスルホン酸または
キシレンスルホン酸のナトリウム塩またはカリウム塩、
尿素等の可溶化剤;カチオン界面活性剤、両性界面活性
剤、シリコン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、高分
子界面活性剤等、が挙げられる。なお、上記水不溶性研
磨剤の配合量は、洗浄組成物の総重量に対して、5重量
%以下であることが好ましい。
【0025】次に、本発明の電気凝固印刷方法について
説明する。本発明の電気凝固印刷方法は、電気凝固印刷
インキ(以下、単に「インキ」という)の電気凝固によ
って画像が形成され、形成された画像が被印刷体に転写
される全印刷プロセスを意味し、全印刷プロセスは、以
下の(a)〜(f)の工程を含んでいる。 (a)陽極表面を洗浄する洗浄工程 (b)陽極表面を油性物質を含む被覆剤で被覆する被覆
工程 (c)陰陽電極間にインキを充填する充填工程 (d)選択された陰極と陽極との間に電圧を印加して、
陽極表面に所望の画像を表わす凝固インキのドットを形
成する凝固工程 (e)陽極表面に残存する非凝固インキを除去する除去
工程 (f)凝固インキのドットを被印刷体に転写させて、被
印刷体に画像を形成する転写工程
【0026】この電気凝固印刷における「インキの電気
凝固」とは、上記プロセス(d)の凝固工程において、
電極間への電圧印加により陽極表面上の不動態酸化物被
膜が破壊されて陽極表面から多価金属イオンが溶出し、
この多価金属イオンとインキ中に含まれる電解凝固可能
なポリマーとの反応によりインキが凝固することであ
り、それにより、陽極表面上に凝固インキのドットが形
成される。すなわち、通電の際に陽極から放出される多
価金属イオンが、ポリマー分子とイオン結合や配位結合
を形成することによりポリマー分子同士を架橋し、水に
難溶のコアギュラム(ドット)を形成することである。
ここで、陽極表面から溶出する多価金属イオンは、たと
えばステンレス鋼またはアルミニウムからなる陽極が用
いられる場合、3価の鉄イオンまたは3価のアルミニウ
ムイオンなどである。
【0027】上記(a)の洗浄工程には、上述の本発明
の洗浄組成物が用いられる。
【0028】上記(b)で用いられる、陽極表面を被覆
するための被覆剤は、凝固インキが陽極表面から被印刷
体に転写されやすくなるように、インキの電気凝固に先
立って陽極表面に塗布されるものであり、不飽和脂肪
酸、不飽和植物油、脂肪酸モノエステル、イソステアリ
ン酸、シリコンオイル、エチレンオキサイド鎖を有する
ノニオン系界面活性剤などの油性物質を含んでいる。ま
た、被覆剤には、粘度を調整するための金属酸化物を添
加することもできる。
【0029】上記工程(c)において充填されるインキ
は、少なくとも、電解凝固可能なポリマー、液状媒体、
可溶性電解質および着色剤を含んでいる。
【0030】電解凝固可能なポリマーとは、カルボシキ
ル基、スルホン基、リン酸基、硝酸基等の官能基、特に
好ましくはカルボキシル基、スルホン基、を含む反応サ
イトを含し、多価金属イオンと化学結合することにより
電解的に凝固可能なポリマーのことであり、重量平均分
子量が約10,000〜約1,000,000、好まし
くは約100,000〜約600,000のポリマーを
好適に用いることができる。具体的には、ポリアクリル
酸とその変性物、ポリアクリルアミドの加水分解物、ポ
リアクリル酸ヒドラジド、アクリル酸とアクリルアミド
を構成要素とする共重合体などを好ましく用いることが
できる。なお、変性物とは、エステル化、アミド化また
は加水分解反応等により、あるいは一部に別のモノマー
を共重合させる共重合反応により、物理的・化学的性質
を変えたものを意味する。これらは、単独で、または2
種以上を混合して用いることができる。
【0031】特に好ましいポリマーは、重量平均分子量
が約250,000程度のアクリルアミド−アクリル酸
アニオン性共重合体であり、三井サイテック株式会社か
ら販売されているアコストレングス86(ACCOST
RENGTH 86)等が用いられる。
【0032】ポリマーは溶液、あるいはコロイド等を含
んだ分散液のいずれであってもよく、インキの総重量に
対して好ましくは約6.5〜約12重量%の量で、さら
に好ましくは約7〜約10重量%の量で用いられる。ポ
リマーの含有量が約12重量%を超えると、インキの粘
度が高くなりすぎてインキ製造時あるいは印刷時の作業
性が低下するおそれがあり、一方、約6.5重量%を下
回ると、被印刷体に転写された凝固インキのドットの濃
度が低下する傾向がある。所望のインキを提供するため
に、ポリマーを分散あるいは溶解させるための液状媒体
として、水を使用することが好ましい。
【0033】インキに含まれる可溶性電解質としては、
塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウムのような
アルカリ金属のハロゲン化物や、塩化カルシウムのよう
なアルカリ土類金属のハロゲン化物を用いることが好ま
しく、なかでも塩化カリウムが特に好ましい。約35〜
約60℃の温度でインキを使用する場合、可溶性電解質
は、好ましくはインキの総重量に基づいて約4.5〜約
10重量%の量で使用される。約4.5重量%未満で
は、インキの導電性を充分に確保できず被印刷体に転写
される凝固インキのドットの濃度が低下するおそれがあ
り、一方、約10重量%を超えると、インキ皮膜の耐性
が低下するおそれがある。
【0034】インキに含まれる着色剤としては、染料も
しくは顔料を用いることができる。染料としては、水溶
性の染料であって、インジゴ系、アゾ系、アントラキノ
ン系、フルオラン系、ジオキサジン系、オキサジン系、
フタロシアニン系などの各染料が挙げられる。
【0035】顔料としては、アゾ系、フタロシアニン
系、キナクリドン系、アントラキノン系、ジオキサジン
系、チオインジゴ系、ペリノン系、ペリレン系、イソイ
ンドリン系、アゾメチン系などの有機顔料や、カーボン
ブラックなどの無機顔料が挙げられる。顔料をインキ中
に均一に分散させるためには、分散剤を用いることがで
きる。適切な分散剤としては、ナフタレンスルホン酸ホ
ルムアルデヒド縮合物の金属塩であるアニオン系分散剤
が例示できる。インキの総重量に基づいて、顔料は約
6.5〜約15重量%、分散剤は約0.1〜約6.0重
量%の量で、それぞれ使用するのが好ましい。
【0036】インキは、さらに多価金属イオンと錯体を
形成する金属イオン封鎖剤を含むことができる。多価金
属イオンは、電気凝固印刷において凝固インキのドット
を形成させる必須成分であるが、インキ中に多価金属イ
オンが存在すると、インキが電気凝固する前に、インキ
中の電解凝固可能なポリマーと多価金属イオンが化学結
合し、インキの粘度が増加する。このインキの粘度は、
多価金属イオンの濃度に応じて上昇するが、多価金属イ
オン濃度が高い場合は、電気凝固させる前にインキのゲ
ル化が生じてしまうからである。
【0037】具体的には、金属イオンとの結合の安定性
の観点から、エチレンジアミン四酢酸、イミノ二酢酸等
の、金属イオンを中心金属原子として組み込んだ環状構
造を形成することができる化合物を用いることが好まし
く、インキの総重量に対して約0.05〜約0.3重量
%、より好ましくは約0.1〜約0.3重量%の量で使
用されることが適切である。
【0038】さらに必要に応じて、インキは、防腐・防
かび剤、赤外線吸収剤、紫外線吸収剤、芳香剤、酸化防
止剤、消泡剤、シランカップリング剤、可塑剤、難燃
剤、保湿剤、有機溶剤などを含むことができる。
【0039】上記(f)の転写工程における被印刷体と
しては、非塗工印刷用紙、塗工印刷用紙(コート紙、ア
ート紙、キャストコート紙等)といった紙基材の他、プ
ラスチックからなる基材上に受像層を設けた吸水性シー
トも好ましく用いることができる。受像層は、特に限定
されることはないが、たとえば、水系のインキを吸収さ
せるために、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、ポリアクリルアミド等の吸水性樹脂層から構成す
ることができる。
【0040】この電気凝固印刷は、たとえば図1に示す
ような電気凝固印刷装置を用いて実施することができ
る。図1にその概要をみるように、電気凝固印刷装置1
は、複数の足部3でベースプレート5が立設されてお
り、このベースプレート5上には複数のフレーム7が上
下方向へ延伸して立設されている。このフレーム7の上
部には一対の垂直プレート9が設けられ、各垂直プレー
ト9に駆動モータ(図示せず)によって回転自在なシリ
ンダ状陽極11が挟持されている。この陽極11は、図
1において紙面に対して垂直方向に延伸され、不動態酸
化被膜からなる不動態表面を備えている。
【0041】この電気凝固印刷装置1には、陽極11の
表面に沿って被覆剤を塗布し、陽極表面上に被覆剤のミ
クロ液滴を形成する被覆剤塗布手段13と、インキを陽
極に供給する温度調節手段(図示せず)を備えたインキ
供給手段15と、インキの電気凝固によって所望の画像
を表す凝固インキの複数のドットを前記陽極表面上に形
成するための複数の陰極17を有する印刷ヘッド19が
設けられ、さらに、非凝固インキを陽極表面から除去す
るためのスキージのような非凝固インキ除去手段21が
設けられている。そして、陽極表面上に得られた所望の
画像を表す凝固インキの複数のドットと被印刷体Wとを
接触させて、凝固インキのドットを陽極表面から前記被
印刷体Wへと転写させる(その結果、被印刷体Wに画像
が印刷される)手段として、圧胴23が設けられてい
る。
【0042】たとえば、上記陽極11はステンレス鋼ま
たはアルミニウムからなり、上記非凝固インキ除去手段
21は軟質ポリウレタン製スキージであり、上記圧胴2
3はポリウレタン製である。また、陽極11と複数の陰
極17との間隔は、約50〜約100μmであることが
好ましい。
【0043】また、陽極11の下方には、陽極表面上に
残留する転写されなかった凝固インキ、非凝固インキ、
被覆剤などを洗浄して陽極表面から除去する、温度調節
手段(図示せず)を備えた陽極表面洗浄手段25が設け
られている。好ましくは、たとえば、馬の毛等からな
り、その先端が陽極表面に接触するように放射状に延び
た複数の剛毛を備えた回転ブラシ(図示せず)を用意
し、このブラシを、陽極11の回転方向とは逆方向に、
上記剛毛が陽極表面に摩擦的に係合するように回転さ
せ、高圧インジェクタ(図示せず)により、陽極表面に
対して、加圧した本発明の洗浄組成物のジェットを吹き
付けることができる。この回転ブラシは、陽極の中心軸
に対して平行に延びる、細長い形状をしていることが好
ましい。さらに、本発明の洗浄組成物を加熱することに
より、洗浄組成物と接触する際に陽極表面が加熱され、
加熱された陽極表面上でインキへの熱の移動が起こるよ
うにして、陽極表面とインキとを約35〜約60℃の温
度に保持することが好ましい。
【0044】このような構成により、陽極表面洗浄手段
25により洗浄された回転している陽極11の表面に、
被覆剤塗布手段13により被覆剤が塗布され、そのミク
ロ液滴が形成されたのち、インキ供給手段15により、
一定の距離に位置する陰極17と陽極11との間の電極
間にインキが供給される。供給されたインキは、選択さ
れた陰極と陽極との電極間に電圧を印加することにより
電気凝固して凝固インキのドットを形成し、非凝固イン
キは非凝固インキ除去手段21により陽極表面から除去
される。次いで、陽極表面上に形成された凝固インキの
ドットは、陽極11と圧胴23との間で被印刷体Wが凝
固インキのドットと接触することによって、被印刷体W
に転写され、印刷される。
【0045】多色印刷の場合は、図1に示す電気凝固印
刷装置1を、用いる色の数に合わせた所望の台数用意
し、各電気凝固印刷装置1の陽極表面上に形成された所
望の色相の凝固インキのドットによる画像を、それぞれ
の転写位置で見当を合わせて転写することにより可能と
なる。たとえば、図1に示す電気凝固印刷装置1を4台
タンデムに配置して、4台の装置で黄、藍、紅、墨イン
キを順次印刷することにより、プロセス印刷が可能とな
る。
【0046】また、本発明の洗浄組成物を使用して印刷
を行う電気凝固印刷装置としては、上記アメリカ特許第
5,538,601号に記載されている種類のセンター
ドラム式印刷装置であってもよい。この印刷方式は、陽
極表面洗浄手段、被覆剤塗布手段、インキ供給手段、陽
極と一定の距離に位置する複数の陰極、非凝固インキ除
去手段、および転写手段(圧胴)からなる印刷ユニット
を、不動態表面を有するシリンダ形状の回転する単一の
陽極のまわりに配置するシステムである。例えば、4つ
の印刷ユニットを単一の陽極のまわりに配置し、4つの
印刷ユニットで黄、藍、紅、墨インキを順次印刷するこ
とにより、プロセス印刷が可能となる。
【0047】
【実施例】以下に、実施例により本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明の技術思想を逸脱しない限り、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、
以降、「重量%」は単に「%」と記載する。
【0048】(1)インキの製造 [墨インキの製造]以下の原料を用い、墨のインキを調
製した。 アニオン性アクリルアミドポリマー 8.8% (三井サイテック株式会社;Accostrength 86) カーボンブラック顔料 8.8% (キャボット社;Carbon Black Monarch 120) アニオン性分散剤水溶液(有効成分約42%) 0.75% (ボーム・フィラテックス・カナダ社;Closperse 2500) 塩化カリウム 8.8% EDTA2ナトリウム2水和物 0.03% 防腐・防かび剤 0.1% (グレイプロダクツ社;Parmetol K−50) 脱イオン水 72.72% 合 計 100 %
【0049】まず、サンドミルを用いて顔料を分散剤水
溶液により水中に分散させ、顔料分散体を得た。次に顔
料分散体にポリマーを添加し、さらに塩化カリウムとE
DTA2ナトリウム2水和物を加え、その後防腐・防か
び剤と水を添加した。塩酸にてpHが4.1になるよう
調整した。このようにして得られたインキの導電率(2
5℃でHORIBA社製CONDUCTIVITY M
ETER DS-12を用いて測定;以下同様)は11
2mS/cm、粘度(30℃でトキメック社製B型粘度
計を用いて測定;以下同様)は500mPa・sであっ
た。
【0050】[藍インキの製造]以下の原料を用い、上
記墨インキと同様にして、藍のインキを製造した。 アニオン性アクリルアミドポリマー 7.0% (三井サイテック株式会社;Accostrength 86) 銅フタロシアニン系藍顔料 10.5% (BASF社;Heliogen Blue D7072) アニオン性分散剤水溶液(有効成分約42%) 4.2% (ボーム・フィラテックス・カナダ社;Closperse 2500) 塩化カリウム 8.4% EDTA2ナトリウム2水和物 0.03% 防腐・防かび剤 0.1% (グレイプロダクツ社;Parmetol K−50) 脱イオン水 69.77% 合 計 100 %
【0051】得られた藍インキの導電率は110mS/
cm、粘度は520mPa・sであった。
【0052】[紅インキの製造]以下の原料を用い、上
記墨インキと同様にして、紅のインキを製造した。 アニオン性アクリルアミドポリマー 7.0% (三井サイテック株式会社;Accostrength 86) アゾ系紅顔料 10.5% (クラリアント社;Permanent Rubin F6B) アニオン性分散剤水溶液(有効成分約42%) 4.2% (ボーム・フィラテックス・カナダ社;Closperse 2500) 塩化カリウム 8.4% EDTA2ナトリウム2水和物 0.03% 防腐・防かび剤 0.1% (グレイプロダクツ社;Parmetol K−50) 脱イオン水 69.77% 合 計 100 %
【0053】得られた紅インキの導電率は105mS/
cm、粘度は530mPa・sであった。
【0054】(2)消泡剤の製造 [消泡剤Aの製造]消泡剤Aとして、以下の各成分を混
合し、機械乳化して、乳白色の消泡剤組成物を製造し
た。 N,N’−エチレンビス(ステアリン酸アミド) 1.65% ステアリン酸マグネシウム 2.0% ビス(2−エチルへキシル)マレイン酸エステル 37.0% パラフィンオイル 37.35% エマルゲンPP−290 11.0% (花王株式会社製ノニオン界面活性剤) ニューコール240 11.0% (日本乳化剤株式会社製アニオン界面活性剤) 合 計 100 %
【0055】[消泡剤Bの製造]上記消泡剤Aと同様に
して、以下の各成分からなる消泡剤Bを製造した。 アクリル酸ブチルとビス(2−エチルヘキシル)マレイン酸エステルの 50:50モル比共重合体 47.0% イソパルミチルアルコール 39.0% エトキシ化ポリジメチルシロキサン 7.0% ポリオキシエチレントリドデシルフェニルエーテル 3.5% オレイン酸 3.5% 合 計 100 %
【0056】(3)洗浄組成物の製造 表1に示した界面活性剤と上記で得られた消泡剤と水と
を、表1に示した割合で配合して、実施例1〜6、比較
例1〜8の洗浄組成物を調製した。なお、表中の界面活
性剤A〜Kは、以下の各化合物を表す。
【0057】ノニオン界面活性剤A:ポリオキシエチレ
ンラウリルエーテル(エチレンオキシド40モル付加
物) ノニオン界面活性剤B:ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル(エチレンオキシド20モル付加物) ノニオン界面活性剤C:ポリオキシエチレンステアリル
エーテル(エチレンオキシド19モル付加物) ノニオン界面活性剤D:ポリオキシエチレントリデシル
エーテル(エチレンオキシド10モル付加物) ノニオン界面活性剤E:ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル(エチレンオキシド80モル付加物) ノニオン界面活性剤F:ポリオキシエチレンオクチルエ
ーテル(エチレンオキシド4モル付加物) ノニオン界面活性剤G:ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル(エチレンオキシド5モル付加物) アニオン界面活性剤H:トリエタノールアミンラウリル
スルホネート アニオン界面活性剤I:ラウリル硫酸ナトリウム カチオン界面活性剤J:ラウリルトリメチルアンモニウ
ムクロライド 両 性 界面活性剤K:N−ヘキサデシルベタイン
【表1】
【0058】(4)電気凝固印刷 アメリカ特許第5,693,206号に記載された種類
の上記図1に示す電気凝固印刷装置を用い、表1の洗浄
組成物を使用して電気凝固印刷を行った。陽極被覆剤に
はオレイン酸を用い、また、実施例1,2と比較例1〜
3には墨インキを、実施例3,4と比較例4〜6には藍
インキを、実施例5,6と比較例7,8には紅インキを
用いた。
【0059】この印刷装置は、ステンレス鋼からなる陽
極と、陽極と一定の距離に離間されて配置される直径約
50μmの複数の陰極とを備えている。また、洗浄組成
物は、加圧されて、馬毛製の洗浄ブラシの片側または両
側にある高圧インジェクタから陽極に吹き付けられるよ
うになっている。被印刷体としては、凝固インキが転写
されにくい新聞紙を用いた。
【0060】インキおよび洗浄組成物を40℃に加温
し、インキと陽極を40℃に保持して印刷を行った。な
お、インキ供給装置におけるインキの液面が下がるとイ
ンキを追加して、液面を常に一定に保持するようにし
た。
【0061】印刷1時間後、印刷物のゴースト性、オイ
ラーの汚染性、および画像の傷つき性を目視評価した。
判定基準は、以下の通りである。 [印刷物のゴースト性] ○:印刷物にゴーストは確認できない。 △:印刷物にわずかにゴーストの発生が確認される。 ×:印刷物に濃いゴーストの発生が確認される。 [オイラーの汚染性] ○:オイラーに汚れは確認できない。 △:オイラーにわずかに汚れの発生が確認される。 ×:オイラーに多くの汚れの発生が確認される。 [画像の傷つき性] ○:画像の傷つきは確認できない。 △:画像にわずかな傷つきが確認される。 ×:画像に濃い傷つきの発生が確認される。
【0062】また1時間印刷後の洗浄組成物の液面の高
さを計測した。ここで、液面の高さは、約65cm以下
程度であれば適切である。結果を、表1に併せて示す。
【0063】表1にみるように、HLBが12〜18の
ノニオン界面活性剤を含む実施例の洗浄組成物を用いて
電気凝固印刷を行った場合は、ゴーストや、オイラー汚
染の発生がなく、また傷つきがない高画質な印刷物が得
られることが判明した。
【0064】これに対し、上記所定のノニオン界面活性
剤を含まない比較例1〜7の洗浄組成物を用いて電気凝
固印刷を行った場合は、陽極表面に未洗浄物が残存する
結果、オイラーが汚染されると共に、得られる画像にゴ
ーストや傷つきが発生していた。特に、アニオン界面活
性剤を用いた比較例4と5では、泡立ちが生じやすいと
共に洗浄持続性に乏しい点が観察され、カチオン界面活
性剤を用いた比較例6では、初期洗浄力の不足が見られ
た。また、消泡剤を含まない洗浄組成物を用いた比較例
8の場合は、泡立ちが多くなりすぎて液面上昇により作
業が困難化すると共に、洗浄組成物のジェットを吹き付
ける高圧インジェクタのノズル圧力が泡のために低下
し、それらの結果、洗浄効率が低下して陽極表面に未洗
浄物が残存するため、上記と同様の問題が発生した。
【0065】
【発明の効果】本発明の洗浄組成物は、HLBが12〜
18のノニオン界面活性剤と消泡剤と水とを少なくとも
含んでいるので、未洗浄物を残すことなく陽極表面を充
分に洗浄することが可能となる。その結果、オイラーの
汚染がないとともに、ゴーストや傷つきのない高画質な
印刷物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施に用いられる電気凝固印
刷装置の一例を示した概略図である。
【符号の説明】
1 電気凝固印刷装置 11 陽極 13 被覆剤塗布手段 15 インキ供給手段 17 陰極 19 印刷ヘッド 21 非凝固インキ除去手段 23 圧胴 25 陽極表面洗浄手段 W 被印刷体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/32 C11D 3/32 (72)発明者 勝屋 敦 東京都中央区京橋二丁目三番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内 Fターム(参考) 4H003 AA03 AB14 AB46 AC08 AC11 BA12 DA12 DB03 EB02 EB04 EB07 EB09 EB17 EB32 EB37 ED02 FA06 FA15 FA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気凝固印刷において陽極表面を洗浄す
    るために用いられる電気凝固印刷用洗浄組成物であっ
    て、HLBが12〜18のノニオン界面活性剤と消泡剤
    と水とを少なくとも含むことを特徴とする電気凝固印刷
    用洗浄組成物。
  2. 【請求項2】 前記ノニオン界面活性剤の含有量が電気
    凝固印刷用洗浄組成物の総重量に対して0.01〜5.
    0重量%である請求項1に記載の電気凝固印刷用洗浄組
    成物。
  3. 【請求項3】 以下の工程(a)〜(f): (a)陽極表面を洗浄する洗浄工程; (b)陽極表面を油性物質を含む被覆剤で被覆する被覆
    工程; (c)陰陽電極間に電気凝固印刷インキを充填する充填
    工程; (d)選択された陰極と陽極との間に電圧を印加して、
    陽極表面に所望の画像を表わす凝固インキのドットを形
    成する凝固工程; (e)陽極表面に残存する非凝固インキを除去する除去
    工程;および (f)凝固インキのドットを被印刷体に転写させて、被
    印刷体に画像を形成する転写工程;を含む電気凝固印刷
    方法において、前記(a)の洗浄工程に請求項1または
    2に記載の電気凝固印刷用洗浄組成物を用いることを特
    徴とする電気凝固印刷方法。
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