JP2000282140A - 銅又は銅合金管の製造方法 - Google Patents

銅又は銅合金管の製造方法

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JP2000282140A
JP2000282140A JP9418599A JP9418599A JP2000282140A JP 2000282140 A JP2000282140 A JP 2000282140A JP 9418599 A JP9418599 A JP 9418599A JP 9418599 A JP9418599 A JP 9418599A JP 2000282140 A JP2000282140 A JP 2000282140A
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Japan
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copper
alloy tube
copper alloy
poly
oligomer
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Pending
Application number
JP9418599A
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English (en)
Inventor
Akinori Tsuchiya
昭則 土屋
Chikara Saeki
主税 佐伯
Tetsuo Hosoki
哲郎 細木
Kozo Saeki
公三 佐伯
Tsuyoki Otsuka
剛樹 大塚
Masahiko Sato
匡彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱処理された整列巻きされたコイル状の銅又
は銅合金管にひっつきが生じることなく、整列巻きされ
たコイル状の状態からスムーズにほどくことができる銅
又は銅合金管の製造方法を提供する。 【解決手段】 銅又は銅合金素管の表面にポリαオレフ
ィン及びそのオリゴマーを膜厚が0.01乃至3μmに
なるように塗布する工程と、銅又は銅合金素管をコイル
状に巻き取る工程と、銅又は銅合金素管を還元雰囲気中
で焼鈍する工程と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅又は銅合金管の
製造方法に関し、特に、焼鈍等の熱処理されたコイル状
の銅管で銅管同士にひっつき等が生じない銅又は銅合金
管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】銅又は銅合金管(以下、銅又は銅合金管
を総称して銅管という。)は、加工性及び伝熱性等の特
性により熱交換器等の伝熱管又は配管に使用されてい
る。このような銅管は、長尺材をコイル状に整列巻し、
LWC(level wound coil)と呼ばれる形態にて、需
要化に納入されている。このLWCは銅管を所定の調質
にするため、還元及び不活性雰囲気中で500℃以上の
温度で熱処理が施される。この際、整列巻きされ、接触
する銅管同士が熱により拡散接合され、LWCを巻きほ
どく際に、ひっつき現象が生じる。
【0003】このひっつき現象により銅管が折れたりす
る問題が発生する。このため、自動化された工程を止め
たり、歩留まりが低下する等の問題点がある。
【0004】このひっつきを防止するため、銅管材の焼
鈍・抽伸方法として、抽伸した銅管材にシリコンオイル
又はシリコンオイルと軽質油との混合油を塗布して焼鈍
し、焼鈍後に更にシリコンオイル又はシリコンオイルと
軽質油との混合油を塗布し、抽伸する方法が提案されて
いる(特公平8−954号公報)。これにより、銅管材
同士のひっつき現象を抑えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公平8−9
54号公報に開示されている方法において、シリコンオ
イル又はシリコンオイルと軽質油との混合油では、シリ
コンオイルの構造上、温度が500℃以上になると十分
なひっつき抑制効果を得ることができないという問題点
がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、熱処理された整列巻きされたコイル状の銅
又は銅合金管にひっつきが生じることなく、整列巻きさ
れたコイル状の状態からスムーズにほどくことができる
銅又は銅合金管の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る銅又は銅合
金管の製造方法は、銅又は銅合金素管の表面にポリαオ
レフィン及びそのオリゴマーを膜厚が0.01乃至3μ
mになるように塗布する工程と、前記銅又は銅合金素管
をコイル状に巻き取る工程と、前記銅又は銅合金素管を
還元雰囲気中で焼鈍する工程と、を有することを特徴と
する。
【0008】本発明においては、銅又は銅合金素管の表
面にポリαオレフィン及びそのオリゴマーの膜厚が0.
01乃至3μmになるように塗布した後に、コイル状に
巻き取り、還元雰囲気中で焼鈍することにより、コイル
状の銅又は銅合金管にひっつきが生じない。このため、
銅又は銅合金管を整列巻きされたコイル状の状態からス
ムーズにほどくことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例に係る銅又は
銅合金管の製造方法について詳細に説明する。
【0010】本願発明者等が鋭意実験研究の結果、ポリ
オレフィンを整列巻きされる前のコイル状の銅管に塗布
することにより、次の焼鈍工程においても、銅管表面に
残留しやすく、銅の拡散が不十分になりひっつき現象が
起こらなくなることを見出した。
【0011】以下、本発明に係る銅又は銅合金管の製造
に使用されるポリαオレフィン及びそのオリゴマーの限
定理由について説明する。
【0012】ポリオレフィン ポリオレフィンは焼鈍工程においても、残留しやすく、
銅管同士の金属接触時間が短くなり、銅の拡散に必要な
時間を十分に与えないため、銅の拡散を不十分にする。
また、他の溶剤又は潤滑剤で希釈しても効果は変わらな
い。なお、抽伸工程において銅管の外面潤滑油にポリα
オレフィン及びそのオリゴマーを混合して使用すること
もできる。特にポリαオレフィン及びそのオリゴマーは
熱安定性が優れ、熱処理後も銅管表面に残留しやすく効
果的である。
【0013】ポリαオレフィン及びそのオリゴマーの膜
厚:0.01乃至3μm ポリαオレフィン及びそのオリゴマーの膜厚が0.01
μm未満では、ポリαオレフィン及びそのオリゴマーの
残留量が少なく、効果的でない。一方、ポリαオレフィ
ン及びそのオリゴマーの膜厚が3μmを超える場合、L
WCに整列巻きする際に、ポリαオレフィン及びそのオ
リゴマーの付着量が多いため、巻き乱れが生じやすくな
り、巻取り速度が低下する原因となる。従って、ポリα
オレフィン及びそのオリゴマーの膜厚は0.01乃至3
μmとすることが好ましい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の範囲に入る銅又は銅合金管の
製造方法の実施例について、その特性を比較例と比較し
て具体的に説明する。
【0015】基管として、JIS H3300に規定さ
れているC1220材を使用した。この基管を鍛造し、
押出により素管を形成し、その後ピルガーミルにより圧
延した。次に、この素管をブルブロック式の抽伸により
抽伸し、外径が9.52mm、肉厚が0.3mm、長さ
が5000mのコイルを作製した。その後、仕上げ機で
ポリαオレフィン及びそのオリゴマーを連続的に素管に
滴下した後、LWCに巻き取った。次に、表1に示す焼
鈍条件で焼鈍を行った。焼鈍後に、LWC銅管のひっつ
きを観察した。
【0016】ひっつき状態は銅管表面をSEMを使用し
て観察し、ひっつき部の剥離時に発生する延性破断部分
の有無により判断した。
【0017】ポリαオレフィン及びそのオリゴマーの油
膜の膜厚は、銅管表面をフロンS316(HFC−31
6)により洗浄した後、油分計により測定し、得られた
油分量を抽出面積で割ったものとした。これら結果を表
2に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】上記表2に示すように、本発明の範囲に入
る実施例No.1乃至3はいずれもひっつき状態にはなら
なかった。
【0021】一方、比較例No.4はポリαオレフィン及
びそのオリゴマーの膜厚が本発明の範囲を超えているた
め、ひっつきは生じないものの、LWCに巻き取る際に
巻取り不良が生じた。比較例No.5はポリαオレフィン
及びそのオリゴマーの膜厚が本発明の範囲未満であるた
め、ひっつきが生じた。比較例No.6はポリαオレフィ
ン及びそのオリゴマーを塗布しなかったため、ひっつき
が生じた。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明においては、
銅又は銅合金素管の表面にポリαオレフィン及びそのオ
リゴマーを膜厚が0.01乃至3μmになるように塗布
した後に、コイル状に巻き取り、還元雰囲気中で焼鈍す
ることにより、コイル状の銅又は銅合金管にひっつきが
生じない。このため、銅又は銅合金管を整列巻きされた
コイル状の状態からスムーズにほどくことができる。
【0023】また、銅又は銅合金管のひっつきを防止す
ることができるため、ひっつきに起因するトラブルによ
る工程を止める可能性をなくすと共に、銅又は銅合金管
のロスを低減することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10N 40:20 (72)発明者 細木 哲郎 神奈川県秦野市平沢65番地 株式会社神戸 製鋼所秦野工場内 (72)発明者 佐伯 公三 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 大塚 剛樹 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 佐藤 匡彦 神奈川県秦野市平沢65番地 株式会社神戸 製鋼所秦野工場内 Fターム(参考) 4H104 BA07A CA01A LA04 LA20 PA30 PA33 QA12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅又は銅合金素管の表面にポリαオレフ
    ィン及びそのオリゴマーを膜厚が0.01乃至3μmに
    なるように塗布する工程と、前記銅又は銅合金素管をコ
    イル状に巻き取る工程と、前記銅又は銅合金素管を還元
    雰囲気中で焼鈍する工程と、を有することを特徴とする
    銅又は銅合金管の製造方法。
JP9418599A 1999-03-31 1999-03-31 銅又は銅合金管の製造方法 Pending JP2000282140A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228940A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Sumitomo Light Metal Ind Ltd クロスフィンチューブ型熱交換器用銅管
JP2009228037A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Sumitomo Light Metal Ind Ltd クロスフィンチューブ型熱交換器用銅管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228940A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Sumitomo Light Metal Ind Ltd クロスフィンチューブ型熱交換器用銅管
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