JP2000282460A - 杭 - Google Patents

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JP2000282460A
JP2000282460A JP11091039A JP9103999A JP2000282460A JP 2000282460 A JP2000282460 A JP 2000282460A JP 11091039 A JP11091039 A JP 11091039A JP 9103999 A JP9103999 A JP 9103999A JP 2000282460 A JP2000282460 A JP 2000282460A
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Japan
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groove
pile
shaft
peripheral surface
fitted
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JP11091039A
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Koichi Suiho
幸一 水穂
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続作業に多大な手間をかけずに作業コストを
安くできるようにしながら、杭どうしを確実に抜け止め
状態で接続できるようにする。 【解決手段】一方の杭端部に筒部21を設け、他方の杭
端部に軸部11を設け、前記筒部21の筒部内周面23
に、周方向に沿う内向き溝部22を形成すると共に、前
記軸部11の軸部外周面部13に、周方向に沿う外向き
溝部12を、前記内向き溝部22に対向するように形成
し、前記外向き溝部12もしくは前記内向き溝部22内
に進退自在に取り付けたキー部材3を、前記筒部21と
前記軸部11との嵌合操作に伴って、前記内向き溝部2
2と前記外向き溝部12とに跨る状態に嵌入し、互いに
嵌合した隣り合う杭Aの前記筒部21と前記軸部11と
を抜け止め状態で接続自在に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の杭端部に筒
部を設けると共に、他方の杭端部に軸部を設けて、杭軸
芯方向で隣り合う杭の前記筒部と前記軸部とを互いに抜
け止め状態で接続自在に構成してある杭の接続構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記杭の接続構造は、所望長さで地中に
埋設できるように、杭端部に筒部と軸部とを設けて、杭
軸芯方向で隣り合う杭の筒部と軸部とを互いに抜け止め
状態で接続できるようにしたものであるが、従来、雌ネ
ジ部を形成してある筒部内周面を備えた筒部と、雄ネジ
部を形成してある軸部外周面を備えた軸部とを設け、筒
部と軸部とを螺合嵌合させて、隣り合う杭どうしを互い
に抜け止め状態で接続できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の杭の接続構
造によれば、杭どうしを相対回転させながら徐々に近接
移動させて筒部と軸部とを螺合する必要があるので、杭
どうしの接続作業に多大な手間を要し、その上、杭自体
が大型で重量物であるような場合には、螺合中に雄ネジ
部と雌ネジ部の間でこじれが生じ易く、その接続作業に
一層手間がかかるので、作業コストが高くなり易い欠点
がある。
【0004】本発明は上記実状に鑑みてなされたもので
あって、接続作業に多大な手間をかけずに作業コストを
安くできるようにしながら、杭どうしを確実に抜け止め
状態で接続できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の特徴構
成は、一方の杭端部に筒部を設けると共に、他方の杭端
部に軸部を設けて、杭軸芯方向で隣り合う杭の前記筒部
と前記軸部とを互いに抜け止め状態で接続自在に構成し
てある杭であって、前記筒部の筒部内周面部を杭端側ほ
ど大径のテーパー面で形成すると共に、前記軸部の軸部
外周面部を杭端側ほど小径のテーパー面で形成して、前
記隣り合う杭の前記筒部と前記軸部とを嵌合自在に構成
し、前記筒部内周面部に、周方向に沿う内向き溝部を形
成すると共に、前記軸部外周面部に周方向に沿う外向き
溝部を、その外周面部に嵌合した内周面部の内向き溝部
に対向するように形成し、前記外向き溝部もしくは前記
内向き溝部内に進退自在に取り付けたキー部材を、前記
筒部と前記軸部との嵌合操作に伴って、前記内向き溝部
と前記外向き溝部とに跨る状態に嵌入し、互いに嵌合し
た隣り合う杭の前記筒部と前記軸部とを抜け止め状態で
接続自在に構成してあるところにある。
【0006】請求項2の発明の特徴構成は、前記キー部
材は、自然状態で内径が前記外向き溝部の入り口の径よ
りも小さく、かつ、外径が前記内向き溝部の入り口の径
よりも大きな弾性リングキーにより形成されているとこ
ろにある。
【0007】〔作用及び効果〕請求項1の発明の特徴構
成によれば、前記筒部の筒部内周面部を杭端側ほど大径
のテーパー面で形成すると共に、前記軸部の軸部外周面
部を杭端側ほど小径のテーパー面で形成して、前記隣り
合う杭の前記筒部と前記軸部とを嵌合自在に構成し、前
記筒部内周面部に、周方向に沿う内向き溝部を形成する
と共に、前記軸部外周面部に周方向に沿う外向き溝部
を、その外周面部に嵌合した内周面部の内向き溝部に対
向するように形成し、前記外向き溝部もしくは前記内向
き溝部内に進退自在に取り付けたキー部材を、前記筒部
と前記軸部との嵌合操作に伴って、前記内向き溝部と前
記外向き溝部とに跨る状態に嵌入し、互いに嵌合した隣
り合う杭の前記筒部と前記軸部とを抜け止め状態で接続
自在に構成してあるから、杭同士の嵌合操作を行うだけ
で隣り合う杭の前記筒部と前記軸部とを抜け止め状態に
容易に接続できる。つまり、従来のように螺合嵌合させ
て杭どうしを接続する構成に変えて、キー部材の嵌入に
よって杭どうしを接続する構成のものが提案されていた
が、例えば、比較例を上げて説明すると、図6(イ)
(ロ)に示すように、内向き溝部22に、その内側と筒
部外周面24とに亘って貫通する複数の貫通孔16を周
方向に等間隔を隔てて形成すると共に、各貫通孔16の
筒部外周面24側に臨む部分に雌ネジ部を形成して、内
向き溝部22に収容した分割キー部材30を外向き溝部
12側に押し出し操作するためのキー操作部材Sを螺着
し、これらのキー操作部材Sの螺進操作で、各分割キー
部材30を各別に外向き溝部12側に押し出して、前記
内向き溝部22と前記外向き溝部12とに跨る状態に移
動させるように構成するものが考えられるが、これだ
と、その度、キー操作部材Sを螺進させる人力による押
し込み操作が必要であり、作業に手間と時間が掛かると
いう問題があるが、本件だと、杭同士を嵌合させる際、
例えば、前記軸部の前記外向き溝部内に取り付けた前記
キー部材が、筒部内周面部に設けた前記テーパ面との接
当により縮径誘導されて前記外向き溝部内に押し込ま
れ、 (前記キー部材を前記内向き溝部内に取り付けた
場合は、拡径誘導されて前記内向き溝部内に押し込まれ
る。)前記内向き溝部が対向する位置にきたときに前記
外向き溝部と前記内向き溝部とに跨る状態に前記キー部
材が嵌入して、前記筒部と前記軸部とを抜け止め状態に
接続することができる。その結果、杭同士の接続が、筒
部に軸部を嵌合させる操作だけで杭同士を確実に抜け止
め状態に接続できるので、手間や時間を掛けずに杭同士
を接続できると共に、作業コストを安くできる。
【0008】請求項2の発明の特徴構成によれば、請求
項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記キー部材は、自然状態で内径が前記外向き溝
部の入り口の径よりも小さく、かつ、外径が前記内向き
溝部の入り口の径よりも大きな弾性リングキーにより形
成されているところにあるから、容易に前記内向き溝部
と前記外向き溝部とに跨る状態に前記弾性リングキーを
嵌入させることができる。つまり、杭同士を嵌合させる
際、例えば、前記筒部の前記内向き溝部内に取り付けた
前記弾性リングキーが、軸部外周面部に設けた前記テー
パ面との接当により前記弾性リングキーの弾性力に抗し
て拡径誘導されて前記内向き溝部内に押し込まれる。
(弾性リングキーを前記外向き溝部内に取り付けた場合
は、縮径誘導されて前記外向き溝部内に押し込まれ
る。) そして、前記外向き溝部が対向する位置にきたときに前
記内向き溝部と前記外向き溝部とに跨る状態に前記弾性
リングキーが復元して嵌入するので、前記筒部と前記軸
部とを抜け止め状態に接続することができる。その結
果、前記弾性リングキーを前記溝部内に進退操作するた
めの操作機構が特に必要なく、接続機構を簡素化でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一方の杭端部に円筒状の
筒部21を設けると共に、他方の杭端部に小径円筒状の
軸部11を設けて、杭軸芯X方向で隣り合う杭Aの筒部
21と軸部11とを互いに抜け止め状態で接続自在に構
成してある地滑り抑止用の杭Aを示し、この杭Aをクレ
ーン等で吊り下げて、必要数の杭Aどうしを接続しなが
ら、地盤に予め掘削した縦孔に挿入し、中空部E及び杭
外周部にコンクリート等の充填材を充填して、地盤を補
強できるようにしてある。
【0010】図1に示すように、本発明の杭Aは、遠心
鋳造法で鋳造した円筒状の鋳鋼管1の一方の端部に、筒
部21を備えた第一鋳鋼管ボックス継手4を溶接接続す
ると共に、鋳鋼管1の他方の端部に、軸部11を備えた
第二鋳鋼管ボックス継手5を溶接接続して、全長に亘っ
て略一定の外径を備えた円筒状に形成してあり、第1鋳
鋼管ボックス継手4を上側に向けて地中に埋設するよう
に構成し、前記軸部11の外周面に複数(本実施例では
3段)の環状の外向き溝部12を設けると共に、前記筒
部21の内周面に複数(本実施例では3段)の環状の内
向き溝部22を設け、夫々の前記外向き溝部内に進退自
在に取り付けた複数(本実施例では3つ)のキー部材
を、前記筒部21と前記軸部11との嵌合操作に伴っ
て、前記内向き溝部22と前記外向き溝部12とに跨る
状態に嵌入し、互いに嵌合した隣り合う杭Aの前記筒部
22と前記軸部11とを抜け止め状態で接続自在に構成
してある。
【0011】また、前記第一、第二鋳鋼管ボックス継手
4,5を構成する鋼は、いずれも鋳鋼管1を形成する鋼
よりも高強度に構成してある。
【0012】尚、本発明にいうキー部材3の「巾」と
は、そのキー部材3を径方向に縦断したときの径方向の
長さであり、また、「厚さ」は、キー部材3の軸心方向
の長さを指す。また、各溝部12,22の「巾」とは、
各杭Aの軸心方向に見た入り口12a、22aが開口し
ている距離であり、「深さ」とは、各杭Aに対して径方
向に引退する距離を指すものとする。
【0013】以下に実施形態の一例を図2〜4に示す手
順に従って説明する。 (1)予め、図2(イ)、図3(イ)に示すように、杭
Aの第二鋳鋼管ボックス継手5に備えられた前記軸部1
1の軸部外周面部13に環状の外向き溝部12を設ける
と共に、他の杭Aの第一鋳鋼管ボックス継手4に備えら
れた前記筒部21の筒部内周面部23に環状の内向き溝
部22を設け、自然状態で内径が前記外向き溝部12の
入り口12aの径よりも小さく、かつ、外径が前記内向
き溝部22の入り口22aの径よりも大きな、バネ材か
らなるCリング形状の弾性リングキー31(キー部材3
の一例)の各々を夫々の前記外向き溝部12内に嵌入し
て取り付ける。尚、前記の各外向き溝部12の深さは、
前記弾性リングキー31の巾よりも大に形成しておくと
共に、前記内向き溝部22の深さは、前記弾性リングキ
ー31の巾よりも小に形成しておく。 (2)杭A同士の嵌合操作に伴って、前記軸部11の前
記外向き溝部12内に取り付けた前記弾性リングキー3
1が、テーパー面に形成してある筒部内周面部23との
接当によって縮径誘導されて前記外向き溝部12内に押
し込まれる。(図2(ロ)、図3(ロ)、図4(イ)参
照) (3)前記内向き溝部22が対向する位置にきたときに
前記外向き溝部12と前記内向き溝部22とに跨る状態
に前記弾性リングキー31が嵌入して、前記筒部21と
前記軸部11とが互いに係合連結された状態になる。
(図2(ハ)、図3(ハ)、図4(ロ)参照)
【0014】前記外向き溝部12及び前記内向き溝部2
2における溝同士の間隔は、図1,2に示すように、互
いに異ならせて形成してある。つまり、外向き溝部12
内に嵌入して取り付けた弾性リングキー31は、杭A同
士を杭軸芯X方向に嵌合して連結しようとした場合に、
前記弾性リングキー31の外周が所定位置の溝部22に
入るまで他の溝部22に引っかからないように出代を設
定しているものの、嵌合連結の際に杭Aが振れたりした
ときに、例えば、溝部22同士を等間隔に形成してある
ものだと同時に複数の数の前記弾性リングキー31が引
っかかる率が高いので嵌合連結の際の挿入操作に支障を
きたすが、本件のように間隔を互いに異ならせてある場
合は、前記弾性リングキー31が溝部22に引っかかる
ことが少なくなると共に、一回に引っかかる数が少なく
なるので、引っかかったときの解除操作も行い易くな
り、杭A同士を嵌合連結する際の接続操作の施工性を向
上させることができる。 〔別実施形態〕以下に他の実施形態を説明する。 〈1〉内向き溝部及び外向き溝部は先の実施形態で説明
したに3段のものに限るるものではなく、共に1段以上
であれば良く、その数は任意である。 〈2〉弾性リングキーの数は先の実施形態で説明したに
3つのものに限るものではなく、前記両溝部と同じく1
つ以上あれば良く、その数は任意である。 〈3〉前記キー部材は先の実施形態で説明したCリング
形状のものに限るものではなく、複数の分割キー部材に
よるものでも良い。例えば、図5(イ)(ロ)に示すよ
うに、各分割キー部材32は、横断面形状が矩形の鋼製
の長尺体を円弧状に湾曲させて、前記外向き溝部12内
と前記分割キー部材32とをバネ材33(板バネ等でも
良い)で連結して前記外向き溝部12内に進退自在に取
り付けたものでも良い。 〈4〉また、前記キー部材の取り付け場所は、外向き溝
部内に限るものではなく、内向き溝部内に取り付けたも
のでも良い。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による杭の一部断面側面図
【図2】本発明の一実施形態による杭の接続作用を説明
する縦断面図
【図3】本発明の一実施形態による杭の接続作用を説明
する要部拡大断面図
【図4】本発明の一実施形態による杭の接続作用を説明
するキー部材の横断面図
【図5】別実施形態による杭の接続作用を説明するキー
部材の要部断面図
【図6】比較例による杭の接続作用を説明する要部断面
【符号の説明】
3 キー部材 11 軸部 12 外向き溝部 12a 入り口 13 軸部外周面部 21 筒部 22 内向き溝部 22a 入り口 23 筒部内周面部 31 弾性リングキー A 杭

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の杭端部に筒部(21)を設けると共
    に、他方の杭端部に軸部(11)を設けて、杭軸芯方向
    で隣り合う杭(A)の前記筒部(21)と前記軸部(1
    1)とを互いに抜け止め状態で接続自在に構成してある
    杭であって、前記筒部(21)の筒部内周面部(23)
    を杭端側ほど大径のテーパー面で形成すると共に、前記
    軸部(11)の軸部外周面部(13)を杭端側ほど小径
    のテーパー面で形成して、前記隣り合う杭(A)の前記
    筒部 (21)と前記軸部(11)とを嵌合自在に構成
    し、前記筒部内周面部(23)に、周方向に沿う内向き
    溝部(22)を形成すると共に、前記軸部外周面部(1
    3)に周方向に沿う外向き溝部(12)を、その軸部外
    周面部(13)に嵌合した前記筒部内周面部(23)の
    前記内向き溝部(22)に対向するように形成し、前記
    外向き溝部(12)もしくは前記内向き溝部(22)内
    に進退自在に取り付けたキー部材(3)を、前記筒部
    (21)と前記軸部(11)との嵌合操作に伴って、前
    記内向き溝部(22)と前記外向き溝部(12)とに跨
    る状態に嵌入し、互いに嵌合した隣り合う杭(A)の前
    記筒部(21)と前記軸部(11)とを抜け止め状態で
    接続自在に構成してある杭。
  2. 【請求項2】前記キー部材(3)は、自然状態で内径が
    前記外向き溝部(12)の入り口(12a)の径よりも
    小さく、かつ、外径が前記内向き溝部(22)の入り口
    (22a)の径よりも大きな弾性リングキー(31)に
    より形成されている請求項1に記載の杭
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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