JP2000282829A - タイミングチェーンの潤滑装置 - Google Patents

タイミングチェーンの潤滑装置

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JP2000282829A
JP2000282829A JP11088814A JP8881499A JP2000282829A JP 2000282829 A JP2000282829 A JP 2000282829A JP 11088814 A JP11088814 A JP 11088814A JP 8881499 A JP8881499 A JP 8881499A JP 2000282829 A JP2000282829 A JP 2000282829A
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cylinder block
oil
timing chain
chain
hollow pipe
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JP11088814A
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Masahisa Kamiya
雅久 神谷
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、オイルジェットの組付性
を向上し得て、部品点数、加工工数を削減し得て、コス
トの低減を果たすことにある。 【構成】 このため、この発明は、エンジンのクランク
軸に取付けられたクランクスプロケットに巻掛けられる
タイミングチェーンを設け、このタイミングチェーンを
覆うチェーンカバーを設け、クランクスプロケットとタ
イミングチェーンとの噛み合い部に潤滑用のオイルを噴
射するオイルジェットを設けたタイミングチェーンの潤
滑装置において、オイルジェットはシリンダブロックと
チェーンカバーとに長手方向各端を夫々嵌合支持される
中空パイプからなり、この中空パイプにオイルを供給さ
れる噴射用オイル通路を設けるとともにオイルを噛み合
い部に向かって噴射するノズル孔を設け、このノズル孔
を噛み合い部に指向させるようシリンダブロックに係合
支持される位置決め部材を中空パイプに設けたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はタイミングチェー
ンの潤滑装置に係り、特に、オイルジェットの組付性を
向上し得て、部品点数、加工工数を削減し得て、コスト
の低減を果たし得るタイミングチェーンの潤滑装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載されるエンジンには、クラ
ンク軸の回転をカム軸に伝達するためにタイミングチェ
ーンを設けているものがある。このタイミングチェーン
の潤滑装置としては、図9〜図13に示すものがある。
図9・図10において、102はエンジン、104はシ
リンダブロック、106はシリンダヘッド、108はヘ
ッドカバー、110はクランク軸、112は吸気カム
軸、114排気カム軸である。
【0003】エンジン102は、クランク軸110にク
ランクスプロケット116を取付けて設け、吸気・排気
カム軸112・114に吸気・排気カムスプロケット1
18・120を夫々取付けて設け、また、シリンダヘッ
ド106に取付けたアイドラ取付ボルト122にタイミ
ングチェーンアイドラスプロケット124とカムチェー
ンアイドラスプロケット126とを軸支して設けてい
る。
【0004】前記クランクスプロケット116とタイミ
ングチェーンアイドラスプロケット124とには、タイ
ミングチェーン128を巻掛けて設けている。吸気・排
気カムスプロケット118・120とカムチェーンアイ
ドラスプロケット126とには、カムチェーン130を
巻掛けて設けている。タイミングチェーン128は、ク
ランク軸110の回転を、カムチェーン130を介して
吸気・排気カム軸112・114に伝達する。
【0005】また、エンジン102は、タイミングチェ
ーン128及びカムチェーン130を覆うようにシリン
ダブロック104とシリンダヘッド106とにチェーン
カバー132を取付けて設け、チェーン室134を形成
して設けている。チェーンカバー132は、図9・図1
1に示す如く、2つのノックピン136・136により
位置決めして取付けられる。
【0006】このエンジン102には、タイミングチェ
ーン128の潤滑装置138を設けている。潤滑装置1
38は、図12・図13に示す如く、クランクスプロケ
ット116とタイミングチェーン128との噛み合い部
140に潤滑用のオイルを噴射するオイルジェット14
2を設けている。
【0007】オイルジェット142は、シリンダブロッ
ク104に長手方向一端を取付けられる有蓋円筒形状の
中空パイプ144からなる。この中空パイプ144は、
シリンダブロック104のオイル供給通路146からオ
イルを供給される噴射用オイル通路148を設けるとと
もに、この噴射用オイル通路148のオイルを噛み合い
部140に向かって噴射するノズル孔150を設けてい
る。
【0008】中空パイプ144は、シリンダブロック1
04のオイル供給通路146に連通するブロック側嵌合
孔152に長手方向一端を嵌合することにより、オイル
供給通路146に噴射用オイル通路148を連通して取
付けられる。
【0009】また、オイルジェット142の中空パイプ
144には、ノズル孔150を噛み合い部140に指向
させるようシリンダブロック104に取付けられる取付
部材154を設けている。取付部材154は、取付孔1
56に挿通した取付ボルト158をシリンダブロック1
04の螺着孔160に螺着することにより、中空パイプ
144のノズル孔150を噛み合い部140に指向させ
るようシリンダブロック104に位置決めして取付けら
れる。
【0010】タイミングチェーン128の潤滑装置13
8は、シリンダブロック104のオイル供給通路146
からオイルジェット142の噴射用オイル通路148に
オイルを供給され、ノズル孔150からクランクスプロ
ケット116とタイミングチェーン128との噛み合い
部140に潤滑用のオイルを噴射し、クランクスプロケ
ット116とタイミングチェーン128とを潤滑する。
【0011】このようなタイミングチェーンの潤滑装置
としては、特開平7−54969号公報、実公平7−4
4726号に開示されるものがある。
【0012】特開平7−54969号公報に開示される
ものは、チェーンカバーに圧シリンダブロックに当接す
る突起を突設し、この突起にシリンダブロックの潤滑油
供給路から供給される潤滑油をクランクスプロケットに
向かって噴射するノズルを設けたものである。
【0013】実公平7−44726号に開示されるもの
は、シリンダブロックに取付けられたオイルポンプのボ
ディにタイミングチェーンに向かってオイルを吹き出す
ジェット孔を設け、このジェット孔とシリンダブロック
内のオイルギャラリとを連通するオイル通路を前記シリ
ンダブロックとオイルポンプボディとに夫々設け、これ
ら両オイル連通に挿入される位置決め中空ピンを設けた
ものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記図9〜
図13に示す潤滑装置138は、機能上あるいはスペー
ス上から、オイルジェット142の中空パイプ144や
取付部材154が小型部品に形成されている。
【0015】組付時には、クランクスプロケット116
とタイミングチェーン128との間の狭いスペースにお
いて、小型部品のオイルジェット142の中空パイプ1
44を押さえながら、取付部材154の取付孔156に
取付ボルト158を挿通し、シリンダブロック104の
螺着孔160に螺着することにより取付けている。
【0016】このため、従来の潤滑装置138は、取付
けの際に部品の押さえ作業と螺着作業とを必要とするこ
とにより作業性が悪く、組付性を低下させる不都合があ
る。また、従来の潤滑装置138は、取付部材154を
シリンダブロック104に取付ける取付ボルト158を
必要とするとともに、シリンダブロック104に取付ボ
ルト158が螺着される螺着孔160の加工を必要とす
ることにより、部品点数、加工工数の増加を招く不都合
があり、コストの上昇を招く不都合がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、エンジンのシリンダブロ
ックにクランク軸を軸支して設け、前記エンジンのシリ
ンダヘッドにカム軸を軸支して設け、前記クランク軸に
取付けられたクランクスプロケットに巻掛けられて前記
クランク軸の回転を前記カム軸に伝達するタイミングチ
ェーンを設け、このタイミングチェーンを覆うように前
記シリンダブロックとシリンダヘッドとに取付けられる
チェーンカバーを設け、前記クランクスプロケットとタ
イミングチェーンとの噛み合い部に潤滑用のオイルを噴
射するオイルジェットを設けたタイミングチェーンの潤
滑装置において、前記オイルジェットは前記シリンダブ
ロックとチェーンカバーとに長手方向各端を夫々嵌合支
持される中空パイプからなり、この中空パイプに前記シ
リンダブロックのオイル供給通路からオイルを供給され
る噴射用オイル通路を設けるとともにこの噴射用オイル
通路のオイルを前記噛み合い部に向かって噴射するノズ
ル孔を設け、このノズル孔を前記噛み合い部に指向させ
るよう前記シリンダブロックに係合支持される位置決め
部材を前記中空パイプに設けたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明のタイミングチェーンの
潤滑装置は、シリンダブロックとチェーンカバーとに長
手方向各端を夫々嵌合支持される中空パイプからなるオ
イルジェットを設けており、この中空パイプにシリンダ
ブロックのオイル供給通路からオイルを供給される噴射
用オイル通路を設けるとともにこの噴射用オイル通路の
オイルを噛み合い部に向かって噴射するノズル孔を設
け、このノズル孔を噛み合い部に指向させるようシリン
ダブロックに係合支持される位置決め部材を中空パイプ
に設けたことにより、オイルジェットの中空パイプや位
置決め部材の取付けの際に従来のように押さえ作業や螺
着作業を必要とせず嵌合作業及び係合作業によって容易
に取付けることができ、従来の取付ボルトやこの取付ボ
ルトを螺着するための螺着孔を不要にすることができ、
また、オイルジェットの中空パイプをシリンダブロック
とチェーンカバーとによって2点支持していることによ
り、中空パイプを強固に組付けることができるととも
に、この中空パイプをチェーンカバーのノックピンとし
て機能させることができ、ノックピン数を減少させるこ
とができる。
【0019】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図4は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図3・図4において、2はエンジン、4はシ
リンダブロック、6はシリンダヘッド、8はシリンダヘ
ッドカバーである。このエンジン2は、シリンダブロッ
ク4にクランク軸10を軸支して設け、シリンダヘッド
6に吸気カム軸12及び排気カム軸14を軸支して設け
ている。
【0020】エンジン2は、クランク軸10の長手方向
一端側にクランクスプロケット16とクランクプーリ1
8とを取付ボルト20により取付けて設け、吸気・排気
カム軸12・14の長手方向一端側に吸気・排気カムス
プロケット22・24を夫々取付けて設けている。ま
た、このエンジン2は、シリンダヘッド6の長手方向一
端側にアイドラ支持ボルト26を取付けて設け、一体的
に形成されたタイミングチェーンアイドラスプロケット
28とカムチェーンアイドラスプロケット30とをアイ
ドラ取付ボルト26に軸支して設けている。
【0021】前記クランクスプロケット16とタイミン
グチェーンアイドラスプロケット28とには、タイミン
グチェーン32を巻掛けて設けている。吸気・排気カム
スプロケット22・24とカムチェーンアイドラスプロ
ケット30とには、カムチェーン34を巻掛けて設けて
いる。クランクスプロケット16に巻掛けられたタイミ
ングチェーン32は、クランク軸10の回転を、カムチ
ェーン34を介して吸気・排気カム軸12・14に伝達
する。なお、符号36はタイミングチェーンテンショ
ナ、符号38はタイミングチェーンガイド、符号40は
カムチェーンテンショナである。
【0022】また、エンジン2は、タイミングチェーン
32及びカムチェーン34を覆うようにシリンダブロッ
ク4とシリンダヘッド6との長手方向一端側のブロック
端面42・ヘッド端面44にチェーンカバー46を取付
けて設け、チェーン室48を形成して設けている。チェ
ーンカバー46は、図3に示す如く、1つのノックピン
50と後述する中空パイプ58とにより位置決めして取
付けられる。
【0023】このエンジン2には、タイミングチェーン
32の潤滑装置52を設けている。潤滑装置52は、図
1・図2に示す如く、クランクスプロケット16とタイ
ミングチェーン32との噛み合い部54に潤滑用のオイ
ルを噴射するオイルジェット56を設けている。
【0024】オイルジェット56は、シリンダブロック
4とチェーンカバー46とに長手方向各端を夫々嵌合支
持される円筒形状の中空パイプ58からなる。この中空
パイプ58は、長手方向一端にブロック用嵌合部58a
を設け、長手方向他端にカバー用嵌合部58bを設け、
シリンダブロック4のオイル供給通路60からオイルを
供給される噴射用オイル通路62を設けるとともに、こ
の噴射用オイル通路62のオイルを噛み合い部54に向
かって噴射するノズル孔64を設けている。
【0025】前記シリンダブロック4には、図示しない
オイルポンプから圧送されるオイルの流通する前記オイ
ル供給通路60を設け、このオイル供給通路60に連通
するブロック側嵌合孔66をブロック端面42に形成し
て設けている。前記チェーンカバー46には、ブロック
端面42と対峙するカバー端面68の前記ブロック側嵌
合孔66と対向する部位にカバー側ボス部70を設け、
このカバー側ボス部70に前記ブロック側嵌合孔66と
対向するカバー側嵌合穴72を設けている。
【0026】中空パイプ58は、シリンダブロック4の
ブロック側嵌合孔66に長手方向一端のブロック用嵌合
部58aを嵌合するとともにチェーンカバー46のカバ
ー側嵌合穴72に長手方向他端のカバー用嵌合部58b
を嵌合することにより、オイル供給通路60に噴射用オ
イル通路62を連通して支持される。中空パイプ58
は、ブロック側嵌合孔66とブロック用嵌合部58aと
をブロック側Oリング74によりシールされ、カバー側
嵌合穴72とカバー用嵌合部58bとをカバー側Oリン
グ76によりシールされる。
【0027】また、オイルジェット56の中空パイプ5
8には、ノズル孔64を噛み合い部54に指向させるよ
うシリンダブロック4に係合支持される長平板形状の位
置決め部材78を設けている。長平板形状の位置決め部
材78は、シリンダブロック4のブロック端面42と平
行し且つ他端側が中空パイプ58の径方向に指向するよ
うに一端側を中空パイプ58に固着して一体的に設ける
とともに、他端側に係合孔80を設けている。前記シリ
ンダブロック4のブロック端面42には、ブロック側嵌
合孔66の近傍にブロック側ボス部82を設け、このブ
ロック側ボス部82に前記係合孔80に係合される係合
突起84を突出させて設けている。
【0028】位置決め部材78は、係合孔80にシリン
ダブロック4の係合突起84を係合することにより、中
空パイプ58のノズル孔64を噛み合い部54に指向さ
せるようシリンダブロック4に位置決めして支持され
る。
【0029】次に作用を説明する。
【0030】タイミングチェーン32の潤滑装置52
は、シリンダブロック4のオイル供給通路60からオイ
ルジェット56の噴射用オイル通路62にオイルを供給
され、ノズル孔64からクランクスプロケット16とタ
イミングチェーン32との噛み合い部54に潤滑用のオ
イルを噴射し、クランクスプロケット16とタイミング
チェーン32とを潤滑する。
【0031】このタイミングチェーン32の潤滑装置5
2は、中空パイプ58からなるオイルジェット56の長
手方向各端のブロック用嵌合部58aとカバー用嵌合部
58bとをシリンダブロック4のブロック側嵌合孔66
とチェーンカバー46のカバー側嵌合穴72とに夫々嵌
合支持し、中空パイプ58に一体的に設けた位置決め部
材78の係合孔80にシリンダブロック4の係合突起8
4を係合支持することにより、ノズル孔64を噛み合い
部54に指向させるようシリンダブロック4に位置決め
して取付けられる。
【0032】これにより、この潤滑装置52は、オイル
ジェット56の中空パイプ58や位置決め部材78の取
付けの際に、従来のように押さえ作業や螺着作業を必要
とせず、嵌合作業及び係合作業によって容易に取付ける
ことができ、従来の取付ボルトやこの取付ボルトを螺着
するための螺着孔の加工を不要にすることができる。
【0033】また、この潤滑装置52は、オイルジェッ
ト56の中空パイプ58をシリンダブロック4とチェー
ンカバー46とによって2点支持していることにより、
中空パイプ58を強固に組付けることができ、この強固
に組付けられた中空パイプ58を利用してチェーンカバ
ー46のノックピンとして機能させることができ、チェ
ーンカバー46の位置決めを行うことができ、ノックピ
ン数を減少させることができる。
【0034】このため、このタイミングチェーン32の
潤滑装置52は、オイルジェット56の組付性を向上し
得て、部品点数、加工工数を削減し得て、コストの低減
を果たすことができる。
【0035】図5・図6は、この発明の第2実施例を示
すものである。第2実施例の潤滑装置52は、オイルジ
ェット56の中空パイプ58に、ノズル孔64を噛み合
い部54に指向させるようシリンダブロック4に係合支
持される短平板形状の位置決め部材86を設けている。
【0036】短平板形状の位置決め部材86は、一端側
を中空パイプ58の長手方向に平行に且つ径方向に指向
するように固着して一体的に設けるとともに、他端側を
自由端としている。シリンダブロック4のブロック端面
42には、ブロック側嵌合孔66の径方向に指向する係
合溝部88を窪ませて形成して設けている。
【0037】位置決め部材86は、シリンダブロック4
の係合溝部88に係合することにより、中空パイプ58
のノズル孔64を噛み合い部54に指向させるようシリ
ンダブロック4に位置決めして取付けられる。
【0038】このように、第2実施例の潤滑装置52
は、オイルジェット56の中空パイプ58に短平板形状
の位置決め部材86を設け、ノズル孔64を噛み合い部
54に指向させるよう位置決め部材86の係合される係
合溝部88をシリンダブロック4のブロック端面42に
窪ませて設けている。
【0039】このため、第2実施例の潤滑装置52は、
第1実施例と同様の効果を奏し得て、さらに、第1実施
例よりも位置決め部材86を短くしながら位置決めし得
て、第1実施例の係合孔80の加工を不要にし得るとと
もにブロック側ボス部82や係合突起84を不要にし得
て、加工工数の削減、部品点数の削減、軽量化を果たす
ことができる。
【0040】図7・図8は、この発明の第3実施例を示
すものである。第3実施例の潤滑装置52は、オイルジ
ェット56の中空パイプ58のブロック用嵌合部58a
とカバー用嵌合部58bとを異形に形成するとともに、
ブロック側嵌合孔66とカバー側嵌合穴72とを異形に
形成したものである。
【0041】図7・図8においては、オイルジェット5
6の中空パイプ58の長手方向各端に断面六角筒形状の
ブロック用嵌合部58aとカバー用嵌合部58bとを形
成して設けている。シリンダブロック4には、オイル供
給通路60に連通する断面六角形状のブロック側嵌合孔
66をブロック端面42に形成して設けている。チェー
ンカバー46には、ブロック端面42と対峙するカバー
端面68の前記ブロック側嵌合孔66と対向する部位に
カバー側ボス部70を設け、このカバー側ボス部70に
前記ブロック側嵌合孔66と対向する断面六角形状のカ
バー側嵌合穴72を設けている。
【0042】オイルジェット56の中空パイプ58は、
断面六角筒形状のブロック用嵌合部58aとカバー用嵌
合部58bとをシリンダブロック4の断面六角形状のブ
ロック側嵌合孔66とチェーンカバー46の断面六角形
状のカバー側嵌合穴72とに夫々嵌合することにより、
ノズル孔64を噛み合い部54に指向させるようシリン
ダブロック4に位置決めして支持される。
【0043】このように、第3実施例の潤滑装置52
は、オイルジェット56の中空パイプ58に断面六角筒
形状に形成したブロック用嵌合部58aとカバー用嵌合
部58bとを設け、シリンダブロック4に断面六角形状
のブロック側嵌合孔66を形成して設けるとともにチェ
ーンカバー46に断面六角形状のカバー側嵌合穴72を
形成して設けている。
【0044】このため、第3実施例の潤滑装置52は、
第1実施例と同様の効果を奏し得て、さらに、異形のブ
ロック用嵌合部58a及びカバー用嵌合部58bとブロ
ック側嵌合孔66及びカバー側嵌合穴72との嵌合によ
り、位置決め部材を要することなく位置決めし得て、第
1・第2実施例の位置決め部材78・86を不要にし得
るとともにブロック側ボス部82や係合突起84、係合
溝部88を不要にし得て、第1・第2実施例よりもさら
に加工工数の削減、部品点数の削減、軽量化を果たすこ
とができる。
【0045】なお、ブロック用嵌合部58a及びカバー
用嵌合部58bは、六角形にかぎらず、断面円筒形状の
中空パイプ58の外周面の一部を突出させることにより
異形に形成することもでき、また、一部を窪ませること
により異形に形成することもでき、あるいは、中空パイ
プ58そのものを断面六角筒形状とすることにより異形
に形成することもできる。
【0046】
【発明の効果】このように、この発明のタイミングチェ
ーンの潤滑装置は、オイルジェットの中空パイプや位置
決め部材の取付けの際に、従来のように押さえ作業や螺
着作業を必要とせず、嵌合作業及び係合作業によって容
易に取付けることができ、従来の取付ボルトやこの取付
ボルトを螺着するための螺着孔の加工を不要にすること
ができ、また、中空パイプを強固に組付けることができ
るとともに、この中空パイプをチェーンカバーのノック
ピンとして機能させることができ、ノックピン数を減少
させることができる。
【0047】このため、このタイミングチェーンの潤滑
装置は、オイルジェットの組付性を向上し得て、部品点
数、加工工数を削減し得て、コストの低減を果たすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】潤滑装置の第1実施例を示すエンジンの要部拡
大断面図である。
【図2】チェーンカバーを外したエンジンの要部拡大正
面図である。
【図3】チェーンカバーを外したエンジンの正面図であ
る。
【図4】図3の4−4線による断面図である。
【図5】潤滑装置の第2実施例を示すエンジンの要部拡
大断面図である。
【図6】チェーンカバーを外したエンジンの要部拡大正
面図である。
【図7】潤滑装置の第3実施例を示すエンジンの要部拡
大断面図である。
【図8】チェーンカバーを外したエンジンの要部拡大正
面図である。
【図9】潤滑装置の従来例を示すチェーンカバーを外し
たエンジンの正面図である。
【図10】図9の10−10線による断面図である。
【図11】図9の11−11線による断面図である。
【図12】エンジンの要部拡大断面図である。
【図13】チェーンカバーを外したエンジンの要部拡大
正面図である。
【符号の説明】
2 エンジン 4 シリンダブロック 6 シリンダヘッド 10 クランク軸 16 クランクスプロケット 32 タイミングチェーン 34 カムチェーン 46 チェーンカバー 52 潤滑装置 54 噛み合い部 56 オイルジェット 58 中空パイプ 60 オイル供給通路 62 噴射用オイル通路 64 ノズル孔 66 ブロック側嵌合孔 72 カバー側嵌合穴 78 位置決め部材 80 係合孔 84 係合突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのシリンダブロックにクランク
    軸を軸支して設け、前記エンジンのシリンダヘッドにカ
    ム軸を軸支して設け、前記クランク軸に取付けられたク
    ランクスプロケットに巻掛けられて前記クランク軸の回
    転を前記カム軸に伝達するタイミングチェーンを設け、
    このタイミングチェーンを覆うように前記シリンダブロ
    ックとシリンダヘッドとに取付けられるチェーンカバー
    を設け、前記クランクスプロケットとタイミングチェー
    ンとの噛み合い部に潤滑用のオイルを噴射するオイルジ
    ェットを設けたタイミングチェーンの潤滑装置におい
    て、前記オイルジェットは前記シリンダブロックとチェ
    ーンカバーとに長手方向各端を夫々嵌合支持される中空
    パイプからなり、この中空パイプに前記シリンダブロッ
    クのオイル供給通路からオイルを供給される噴射用オイ
    ル通路を設けるとともにこの噴射用オイル通路のオイル
    を前記噛み合い部に向かって噴射するノズル孔を設け、
    このノズル孔を前記噛み合い部に指向させるよう前記シ
    リンダブロックに係合支持される位置決め部材を前記中
    空パイプに設けたことを特徴とするタイミングチェーン
    の潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記オイルジェットの中空パイプは、長
    手方向一端を前記シリンダブロックのブロック側嵌合孔
    に嵌合支持して設けるとともに長手方向他端を前記チェ
    ーンカバーのカバー側嵌合穴に嵌合支持して設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のタイミングチェーンの潤
    滑装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め部材は、一端側を前記中空
    パイプに固着して設けるとともに他端側に係合孔を設
    け、この係合孔に前記シリンダブロックの係合突起を係
    合することにより前記シリンダブロックに係合支持して
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のタイミングチ
    ェーンの潤滑装置。
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