JP2000283114A - 流体圧アクチュエータ - Google Patents

流体圧アクチュエータ

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JP2000283114A
JP2000283114A JP11090653A JP9065399A JP2000283114A JP 2000283114 A JP2000283114 A JP 2000283114A JP 11090653 A JP11090653 A JP 11090653A JP 9065399 A JP9065399 A JP 9065399A JP 2000283114 A JP2000283114 A JP 2000283114A
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moving
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fluid pressure
pressure actuator
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Futoshi Yamamoto
太 山本
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Nok Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/28Means for indicating the position, e.g. end of stroke
    • F15B15/2892Means for indicating the position, e.g. end of stroke characterised by the attachment means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付部材差込み用の孔部8が固定部1の平面
に設けられるとともにセンサ取付用の溝部9が固定部1
の側面に設けられていても固定部1の平面積が大きくな
ることがなく、もってアクチュエータの取付スペースが
大きくなることがない流体圧アクチュエータを提供す
る。 【解決手段】 シリンダ38を設けた固定部1と、この
固定部1に案内機構5を介して相対変位可能に連結され
た移動部2とを備え、シリンダ38に圧縮空気を供給し
て移動部2を固定部1に対して相対変位させる流体圧ア
クチュエータであって、固定部1の平面に設けた取付部
材差込み用の孔部8と、固定部1の側面に設けたセンサ
取付用の溝部9とを互いに交差させて設けることにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアガイド装置
の固定部にシリンダを内蔵し、このシリンダに圧縮空気
を供給することにより移動部を往復動させる流体圧アク
チュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図9に示す流体圧アクチュエ
ータ51が知られているが、このアクチュエータ51に
は、以下のような不都合がある(特開平8−12841
0号公報参照)。
【0003】すなわち先ず、図9(A)はこの流体圧ア
クチュエータ51の平面を示しているが、この図から分
かるように、固定部52の側面に設けられるセンサ取付
用の溝部53が、固定部52の平面の四隅に設けられた
取付部材差込み用の孔部54を避けた位置に設けられて
いる。したがって、溝部53を形成する溝形成部55が
固定部52の側面に張り出した状態で設けられているた
めに、この分、固定部52の平面積が大きくなり、取付
スペースが大きい。この種の流体圧アクチュエータに対
しては一般に平面積を極力縮小するように小型化の要求
があるが、上記構成はこの要求に反するものである。
【0004】また、図9(B)はこの流体圧アクチュエ
ータ51の縦断面を示しているが、この図から分かるよ
うに、移動部材56の停止位置を調整するネジ状の調整
部材57が固定部52のボディ58の上部に別途設けら
れている。したがって、ボディ58の内部に設けられた
シリンダ59の軸心からの距離Lが長くなって、シリン
ダ59の推力により大きなモーメントが発生し、移動部
56のテーブル60が調整部材57に当接して停止する
と、テーブル60が上記モーメントによって上下方向に
大きく傾いてしまう。また、調整部材57を支持するブ
ロック61が別途に必要であるために、製作コストが高
い。
【0005】また、移動部56の往復動を案内する案内
機構として線状部材をボディ58にかしめ等で固定した
後、軌道面を形成しているために、この点からも製作コ
ストが高い。線状部材をかしめ等により固定すると外力
等によって緩みが生じ、動作精度が劣化する懸念があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みて、取付部材差込み用の孔部が固定部の平面に設けら
れるとともにセンサ取付用の溝部が固定部の側面に設け
られていても固定部の平面積が大きくなることがなく、
もってアクチュエータの取付スペースが大きくなること
がない流体圧アクチュエータを提供することを目的とす
る。
【0007】また、シリンダの推力により発生するモー
メントを小さく抑えることができ、もって停止時におけ
る移動部の傾きを小さく抑えることが可能な流体圧アク
チュエータを提供することを目的とする。
【0008】また、比較的近い二箇所の位置で位置検出
を行なう場合でも一本のセンサ取付用の溝部に複数の磁
気近接センサを直列に配置することができ、もって同一
面に複数のセンサ取付用の溝部を設ける必要がない流体
圧アクチュエータを提供することを目的とする。
【0009】更にまた、これらに加えて、外力等によっ
て緩みが生じることがなく、もって動作精度が劣化する
ことがない案内機構を備えた流体圧アクチュエータを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1による流体圧アクチュエータは、
シリンダを設けた固定部と、前記固定部に案内機構を介
して相対変位可能に連結された移動部とを備え、前記シ
リンダに圧縮空気を供給して前記移動部を前記固定部に
対して相対変位させる流体圧アクチュエータであって、
前記固定部の平面に設けた取付部材差込み用の孔部と、
前記固定部の側面に設けたセンサ取付用の溝部とを互い
に交差させて設けたことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の請求項2による流体圧アク
チュエータは、シリンダを設けた固定部と、前記固定部
に案内機構を介して相対変位可能に連結された移動部と
を備え、前記シリンダに圧縮空気を供給して前記移動部
を前記固定部に対して相対変位させる流体圧アクチュエ
ータであって、前記移動部の停止位置を調整する調整部
材を、前記固定部の肉厚内に前記シリンダと並べて設け
たネジ孔に進退自在にねじ込んだことを特徴とするもの
である。
【0012】また、本発明の請求項3による流体圧アク
チュエータは、シリンダを設けた固定部と、前記固定部
に案内機構を介して相対変位可能に連結された移動部と
を備え、前記シリンダに圧縮空気を供給して前記移動部
を前記固定部に対して相対変位させる流体圧アクチュエ
ータであって、前記移動部の位置を検出する磁気近接セ
ンサを作動させる永久磁石を、前記シリンダに内挿した
ピストンの移動方向両端部もしくは前記移動部の移動方
向両端部またはその近傍に取り付けたことを特徴とする
ものである。
【0013】更にまた、本発明の請求項4による流体圧
アクチュエータは、上記した請求項1、2または3の流
体圧アクチュエータにおいて、案内機構が、前記固定部
に設けた凹溝内に配置された一対のベアリングレース
と、前記凹溝と対向するように前記移動部に設けた凹溝
内に配置された一対のベアリングレースと、前記二対四
本のベアリングレースの間に転動自在に配置された転動
体と、前記移動部の側面から一方の前記凹溝の底面に貫
通配置された調整ネジとを有することを特徴とするもの
である。
【0014】上記構成を備えた本発明の請求項1による
流体圧アクチュエータにおいては、固定部の平面に設け
た取付部材差込み用の孔部と、固定部の側面に設けたセ
ンサ取付用の溝部とが互いに交差して設けられているた
めに、この孔部と溝部の双方が固定部に設けられても、
溝部のみが設けられる場合と比較して固定部の平面積が
大きくなることがない。溝部は孔部の位置を避けること
なく、任意の位置に形成することが可能である。
【0015】また、上記構成を備えた本発明の請求項2
による流体圧アクチュエータにおいては、移動部の停止
位置を調整する調整部材が、固定部の肉厚内にシリンダ
と並べて設けたネジ孔に進退自在にねじ込まれているた
めに、調整部材が固定部の上部に別途設けられる場合と
比較して、シリンダの軸心からの距離を一般に短くする
ことが可能となり、これによりシリンダの推力により発
生するモーメントを小さくすることが可能となる。
【0016】また、上記構成を備えた本発明の請求項3
による流体圧アクチュエータにおいては、移動部の位置
を検出する磁気近接センサを作動させる永久磁石が、シ
リンダに内挿したピストンの移動方向両端部もしくは移
動部の移動方向両端部またはその近傍に取り付けられて
いるために、比較的近い二箇所の位置で位置検出を行な
う場合でも一本のセンサ取付用の溝部に複数の磁気近接
センサを直列に配置することが可能となる。
【0017】更にまた、上記構成を備えた本発明の請求
項4による流体圧アクチュエータにおいては、案内機構
が、固定部に設けた凹溝内に配置された一対のベアリン
グレースと、凹溝と対向するように移動部に設けた凹溝
内に配置された一対のベアリングレースと、二対四本の
ベアリングレースの間に転動自在に配置された転動体
と、移動部の側面から一方の凹溝の底面に貫通配置され
た調整ネジとを有しているために、調整ネジを適宜締め
込むことによってベアリングレースおよびボールをガタ
なく組み付けることが可能となり、また、かしめや接着
等でベアリングレースを固定部に固定する必要がないた
めに、固定が緩んだり外れたりすることがない。
【0018】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0019】第一実施形態・・・図1は、当該実施形態
に係る流体圧アクチュエータの正面図、図2は平面図、
図3は側面図、図4は図3におけるA−A線断面図、図
5は図4におけるB−C−D−E線断面図、図6は図5
の一部拡大図である。
【0020】当該実施形態に係る流体圧アクチュエータ
は、先ず、固定部であるボディ(ガイドレールとも称す
る)1と、移動部であるテーブル(スライダとも称す
る)2とを有しており、ボディ1の上面にその全長に亙
って設けた凸部1aの両外側面にそれぞれ、軸方向に延
びる凹溝3がボディ1の全長に亙って設けられるととも
に、ボディ1に跨乗配置される逆凹字形のテーブル2の
両内側面にそれぞれ、前記凹溝3に相対応する凹溝4が
テーブル2の全長に亙って設けられており、この互いに
対向する凹溝3,4の間にそれぞれ、テーブル2の移動
を案内する案内機構5が設けられている。
【0021】ボディ1およびテーブル2はそれぞれ、軽
量で耐食性および加工性に優れたアルミニウム合金によ
って成形されており、特にボディ1は、押出し材の段階
で肉厚の略中央に貫通孔11が形成される関係上、押出
し加工性に優れたA6063等の耐食アルミニウム合金
によって成形されるのが好ましい。またテーブル2には
集中応力の発生する部分があることから、このテーブル
2は機械的強度に優れたA7075等の高力アルミニウ
ム合金によって成形されるのが好ましい。ボディ1およ
びテーブル2はそれぞれ押出し材の段階で断面形状の成
形が完了しており、よって後(あと)は、それぞれを所
要の長さに切断し、タップ加工や仕上げ加工等を施すこ
とにより容易に成形される。また押出し材の段階で所要
の熱処理や表面処理等が行なうことができることから、
製作コストを大幅に低減させることが可能である。
【0022】テーブル2の上面に、ツールや治具(共に
図示せず)等を連結して搭載するためのネジ穴状の取付
部6が所要数設けられるとともに、ボディ1の平面上
に、当該流体圧アクチュエータを設備(図示せず)等の
所定箇所に固定するための取付部7が所要数設けられて
おり、図の例では、この取付部6,7がそれぞれ田の字
形に四箇所ずつ設けられている。後者のボディ1側の取
付部7は、取付部材である取付ボルト(図示せず)を上
方から差し込むことができるようにボディ1を上下方向
に貫通した孔部8を備えている。またボディ1の両側面
にそれぞれ、ボディ1の全長に亙って磁気近接センサ
(図示せず)取付用の溝部(長溝とも称する)9が設け
られており、この溝部9はボディ1が押出し材である段
階で形成されている。
【0023】そして、当該アクチュエータにおいては、
ボディ1の平面上に設けられた上記孔部8とボディ1の
側面に設けられた上記溝部9とが互いに直角に交差する
ように設けられており、これにより両者8,9の平面上
の配置が重複するように形成されている。
【0024】図5に示すように、取付部7に設けた孔部
8において、その上端開口部から溝部9の下側に位置す
る高さ位置に至るまでの間に比較的大径の深ザグリ8a
が設けられており、この深ザグリ8aよりなる大径部と
その下側の小径部8bとの境に取付ボルトの頭部が着座
する段差状の着座面8cが設けられている。この着座面
8cに着座した状態で取付ボルトの頭部は溝部9より下
側の深ザグリ8a内に収容されて、その上端部が溝部9
に突出しないようになっており、これによりこの取付ボ
ルトが溝部9へのセンサの取付けを阻害することはな
い。
【0025】小径部8bの内面には、雌ネジ8dが形成
されている。したがって取付部7の孔部8に対しては、
その上方から取付ボルトを挿通させることができるだけ
でなく、ボディ1の底面側からの螺合も可能とされてい
る。また溝部9の内面にはそれぞれ、センサ脱落防止用
の突起10が上下に対で設けられている。
【0026】ボディ1に、その全長に亙って貫通孔11
が押出し材の段階で設けられるとともに、この貫通孔1
1の上方に開口部12が凸部1aの上面に開口するよう
に設けられており、この貫通孔11と開口部12とが両
者11,12の境壁に設けた長孔状の連通部13を介し
て互いに連通せしめられている。上端部に雄ネジ14a
を設けたピン状の連結部材14が開口部12および連通
部13を上下に貫通して、テーブル2の略中央にテーブ
ル2上面に直交して設けた雌ネジ2aにねじ込まれてテ
ーブル2に連結されており、この連結部材14の下端部
がピストン15の軸方向略中央に設けた係合孔15aに
若干の遊びをもって差込み係合されている。ピストン1
5の両端部には一対の永久磁石16が埋設されており、
蓋部材17がこの永久磁石16の脱落を防止している。
センサ取付用の溝部9に装着される磁気近接センサが永
久磁石16の磁気を検知し、磁気近接センサが別々の永
久磁石16の磁気を検知することができるために、比較
的近い二箇所で位置検出を行なう場合でもセンサ取付用
の溝部9に複数の磁気近接センサを直列に配置すること
が可能である。したがって同一面に複数のセンサ取付用
の溝部9を設ける必要がない。永久磁石16は、これを
ピストン15の両端に保持する代わりに、図5に示すよ
うにテーブル2の底部四隅に配置するようにしても良
い。
【0027】ピストン15は貫通孔11の内部に摺動可
能に配置されており、このピストン11の両端部に一対
の第二ピストン18が非接着で配置されており、この第
二ピストン18の外周にそれぞれピストンシール19が
装着されている。貫通孔11の両端部はそれぞれ閉止部
材20によって閉塞されており、閉止部材20の外周に
はそれぞれOリング21が装着されている。閉止部材2
0はそれぞれ穴用止め輪22により固定されている。
【0028】貫通孔11の内部は、ピストン15および
一対の第二ピストン18によって一対のシリンダ室23
に仕切られており、ボディ1の内部に全体を符号38で
示すシリンダが設けられている。ボディ1の側面に一対
の配管ポート24が設けられており、この配管ポート2
4がそれぞれオリフィス(図示せず)を介して一方のシ
リンダ室23に連通している。したがって、この配管ポ
ート24およびオリフィスを介して一方のシリンダ室2
3に作動流体圧である圧縮空気を供給するとともに他方
のシリンダ室23を大気開放すると、その圧力によって
ピストン15および第二ピストン18が一体に貫通孔1
1内を軸方向に移動し、この動きに連結部材14を介し
てテーブル2が従動する。連結部材14が連通部13の
周縁部に当接するとストロークエンドに達して移動が停
止するが、この停止位置は調整部材25による調整によ
り変更可能とされている。
【0029】すなわち、ボディ1の上下方向の肉厚内
に、貫通孔11の上部に隣接して一対のネジ孔26が貫
通孔11と平行に設けられており、このネジ孔26にそ
れぞれボルト状の調整部材25が軸方向に進退可能にね
じ込まれて、固定ナット37で固定されている。調整部
材25の先端部25aはボディ1の開口部12に突出し
ており、よってこの先端部25aに連結部材14が当接
すると、テーブル2の移動が停止する。連結部材14の
外周には当接部材27が取り付けられており、調整部材
25の先端部25aにはゴム状弾性材製の緩衝部材28
が取り付けられている。したがって当接部材27が緩衝
部材28に当接したときに緩衝部材28の緩衝作用によ
り当接時の衝撃を吸収することが可能である。また当接
部材27は硬質の材料によって成形されるとともに熱処
理によって必要な硬度が確保されている。したがってテ
ーブル2の停止位置精度が必要な場合には、緩衝部材2
8を取り外して当接部材27を調整部材25に直接当接
させるが、このように金属同士で当接させても、へたり
が生じることはない。
【0030】テーブル2の移動を案内する案内機構5
は、以下のように構成されている。
【0031】図5および図6に示すように、先ず、ボデ
ィ1側の凹溝3の底部に断面円形または略円形を呈する
棒状のベアリングレース29が上下一対配置されてお
り、このベアリングレース29がそれぞれその周面の一
部で、凹溝3の上下隅部に設けた断面円弧形の円弧部3
aと摺動可能に接触している。円弧部3aの径はベアリ
ングレース29の径と等しいか、またはベアリングケー
ス29の径より僅かに大きく形成されており、よって円
弧部同士が接触するこの接触構造は、円弧部と平面とが
接触する場合と比較して、接触部に発生する応力が著し
く低減されている。
【0032】テーブル2側の凹溝4の底部に、軸方向に
延びる平面部30aを周面の一部に備えた断面略D字形
を呈する棒状のベアリングレース30が上下一対配置さ
れており、このベアリングレース30がそれぞれその周
面の一部の円弧部30bにおいて凹溝4の平面状の側壁
部4aと摺動自在に接触している。このような円弧部3
0bと平面状の側壁部4aとを接触させる場合には、接
触部に集中応力が発生することがあるが、当該アクチュ
エータではテーブル2が高力アルミニウム合金によって
成形されるとともにT6等の熱処理を施されているため
に、必要な機械的強度が十分に確保されている。
【0033】上記構成によってベアリングレース29,
30が二対四本一組で田の字形に配置されており、この
ベアリングレース29,30の間に、転動体である所要
数のボール31が一列に並べられて転動自在に介装され
ている。ボール31はそれぞれベアリングレース29の
周面およびベアリングレース30の円弧部30bと接触
している。
【0034】各ベアリングレース29,30およびボー
ル31は、必要な強度を確保するために高炭素クロム軸
受鋼やマルテンサイト系ステンレス鋼等の硬質の材料に
よって成形されるとともに、熱処理後、研磨によって精
密な仕上げ加工が施されており、リニアガイド装置の精
度および剛性を向上させている。またこの案内機構5
は、センタレス研磨を施したベアリングレース29,3
0の外周をそのまま軌道面とする構成であることから、
線状部材をボディに固定して軌道面を形成していた従来
例と比較して、大幅に製作コストを低減させることが可
能である。
【0035】テーブル2側の凹溝4の底面に向けてテー
ブル2の一方の外側側面からネジ孔32が設けられてお
り、このネジ孔32が凹溝4の長手方向に沿って複数
(図では四箇所)設けられ、このネジ孔32にそれぞれ
調整ネジ33が軸方向進退自在にねじ込まれている。調
整ネジ33の軸端(先端)には平面部33aが設けられ
ていて、この平面部33aがベアリングレース30の外
周に設けた平面部30aと互いに接触している。したが
ってこの調整ネジ33をねじ込んだり戻したりすること
により、ベアリングレース29,30とボール31との
接触状態を調整することが可能である。
【0036】また、ボディ1側の凹溝3の底部に配置さ
れたベアリングレース29の両端部にそれぞれ鍋子ネジ
34が装着されるとともに、テーブル2の両端部にそれ
ぞれ板状の端部材35が鍋子ネジ36によって固定され
ており、これらによりベアリングレース29,30およ
びボール31の脱落が防止されている。
【0037】上記構成を備えた流体圧アクチュエータ
は、ボディ1の平面に設けた孔部8にそれぞれ取付ボル
トを差し込んでボディ1を生産設備等の所定箇所に固定
し、配管ポート24に配管を接続してシリンダ38を作
動可能とし、ボディ1の側面に設けた溝部9に磁気近接
スイッチを取り付けるとともに所定の配線を施してテー
ブル2の位置を検出可能とし、テーブル2の上面にツー
ルや治具等のワークを搭載し、更に調整部材25を操作
してテーブル2の停止位置を調整し、この状態でシリン
ダ38に圧縮空気を供給してテーブル2およびワークを
案内機構5に沿って直線的に往復動させるものであっ
て、上記構成により以下の作用効果を奏する点に特徴を
有している。
【0038】すなわち先ず第一に、ボディ1の平面に設
けられた取付ボルト差込み用の孔部8と、同じくボディ
1の側面に設けられたセンサ取付用の溝部9とが互いに
交差するように設けられているために、この取付ボルト
差込み用の孔部8とセンサ取付用の溝部9の双方がボデ
ィ1に設けられても、溝部9のみが設けられる場合と比
較してボディ1の平面積が大きくなることがなく、上記
従来技術のように固定部52の側面に溝形成部55を張
り出し状に設ける必要がないために、上記従来技術と比
較してボディ1の平面積を却って縮小することが可能で
ある。したがって当該アクチュエータの平面形状を小型
化することができ、その取付スペースを縮小することが
できる。
【0039】また、テーブル2の停止位置を調整するネ
ジ状の調整部材25が、ボディ1の肉厚内にシリンダ3
8と並べて設けられたネジ孔26に進退自在にねじ込ま
れているために、上記従来技術のように調整部材57が
固定部52の上部に別途設けられる場合と比較して、シ
リンダ38の軸心からの距離を短くすることが可能であ
る。したがってシリンダ38の推力により発生するモー
メントを小さく抑えることができ、停止時におけるテー
ブル2の傾きを小さく抑えることができる。また連結部
材14に取り付けられた当接部材27の当接面から案内
機構5までの距離が短いために、部材の撓みによる変位
を小さく抑えることができる。
【0040】また、テーブル2の位置を検出する磁気近
接センサを作動させる永久磁石16が、シリンダ38に
内挿されたピストン15の両端部もしくはテーブル2の
両端部またはその近傍に取り付けられているために、比
較的近い二箇所の位置で位置検出を行なう場合でも一本
のセンサ取付用の溝部9に複数の磁気近接センサを直列
に配置することが可能である。したがって同一面に複数
のセンサ取付用の溝部9を設ける必要がなく、この点か
らも当該アクチュエータを小型化することができる。
【0041】更にまた、ボディ1とテーブル2の間に配
置されてテーブル2の移動を案内する案内機構5が、ボ
ディ1に設けられた凹溝3内に配置された一対のベアリ
ングレース29と、この凹溝3と対向するようにテーブ
ル2に設けられた凹溝4内に配置された一対のベアリン
グレース30と、この二対四本のベアリングレース2
9,30の間に転動自在に配置されたボール31と、テ
ーブル2の側面から一方の凹溝4の底面に貫通配置され
た調整ネジ33とを有しているために、調整ネジ33を
適宜締め込むことによってベアリングレース29,30
およびボール31をガタなく組み付けることが可能であ
り、また上記従来技術のように、かしめや接着等でベア
リングレースを固定部に固定する必要がないために、固
定が緩んだり外れたりすることがない。したがって案内
機構5の動作精度が劣化することがなく、耐久性に優れ
た案内機構5を備えたアクチュエータを提供することが
できる。
【0042】尚、この案内機構5については、その構成
を以下のようにすることも考えられる。
【0043】第二実施形態・・・図7に示すように、テ
ーブル2側の凹溝4内に配置されるとともに調整ネジ3
3と組み合わされる方の一対のベアリングレース30に
それぞれ、その周面の一部に設けた平面部30aと直交
する第二の平面部30cを設け、この第二の平面部30
cを凹溝4の平面状の側壁部4aに摺動自在に当接させ
る。このようにすると、ワークの重量等による荷重作用
時にテーブル2に発生する応力が一層低下するために、
テーブル2を耐食アルミニウム合金で製作することがて
きる上、当該アクチュエータが支持することのできる荷
重を大きくすることができる。この第二実施形態に係る
アクチュエータの他の構成および作用効果は上記第一実
施形態と同じである。
【0044】第三実施形態・・・図8に示すように、テ
ーブル2側の凹溝4内に配置されるとともに調整ネジ3
3と組み合わされる方の一対のベアリングレース30に
それぞれ、その周面の一部に設けた平面部30aと直交
する第二の平面部30cを設け、この第二の平面部30
cを凹溝4の平面状の側壁部4aに摺動自在に当接させ
る。また全てのベアリングレース29,30の周面の一
部にそれぞれ転動体であるボール31と接触する平面部
29a,30dを設ける。このようにすると、当該アク
チュエータが支持することのできる荷重を更に大きくす
ることができるとともにアクチュエータを一層小型化す
ることができる。
【0045】また、第一ないし第三実施形態に共通し
て、それぞれの案内機構5には、以下のように特徴があ
る。
【0046】すなわち先ず、テーブル2側の凹溝4内に
配置されるベアリングレース30とボール31との接触
部の法線と、ベアリングレース30と凹溝4との接触部
の法線とが交差する点を通る水平線の上下で、調整ネジ
33とベアリングレース30とが互いに接触しているた
めに、組立時に対向する調整ネジ33の端面に形成した
平面部33aとベアリングレース30の周面の一部に形
成した平面部30aとが互いに平行でなくても、調整ネ
ジ33をねじ込むことによってベアリングレース30が
回動し、ベアリングレース30側の平面部30aが調整
ネジ33側の平面部33aに倣って互いに面接触する。
したがって接触部にへたりが発生するのを防止すること
ができる。
【0047】また、テーブル2側の凹溝内4に配置され
る一対のベアリングレース30の双方に同一の調整ネジ
33が接触しているために、凹溝4の長手方向に沿って
配置されている複数個の調整ネジ33のねじ込み具合で
テーブル2とボディ1との相対位置が変化することがな
い。
【0048】上記第二、第三実施形態に係るアクチュエ
ータの他の構成および作用効果はそれぞれ、上記第一実
施形態と同じである。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0050】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1による流体圧アクチュエータにおいては、固定
部の平面に設けた取付部材差込み用の孔部と、固定部の
側面に設けたセンサ取付用の溝部とが互いに交差して設
けられているために、この取付部材差込み用の孔部とセ
ンサ取付用の溝部の双方が固定部に設けられても、溝部
のみが設けられる場合と比較して固定部の平面積が大き
くなることがなく、上記従来技術のように固定部の側面
に溝形成部を張り出し状に設ける必要がないために、上
記従来技術と比較して固定部の平面積を却って縮小する
ことが可能である。したがって当該アクチュエータの平
面形状を小型化することができ、その取付スペースを縮
小することができる。
【0051】また、上記構成を備えた本発明の請求項2
による流体圧アクチュエータにおいては、移動部の停止
位置を調整する調整部材が、固定部の肉厚内にシリンダ
と並べて設けたネジ孔に進退自在にねじ込まれているた
めに、上記従来技術のように調整部材が固定部の上部に
別途設けられる場合と比較して、シリンダの軸心からの
距離を短くすることが可能である。したがってシリンダ
の推力により発生するモーメントを小さく抑えることが
でき、停止時におけるテーブルの傾きを小さく抑えるこ
とができる。
【0052】また、上記構成を備えた本発明の請求項3
による流体圧アクチュエータにおいては、移動部の位置
を検出する磁気近接センサを作動させる永久磁石が、シ
リンダに内挿したピストンの移動方向両端部もしくは移
動部の移動方向両端部またはその近傍に取り付けられて
いるために、比較的近い二箇所の位置で位置検出を行な
う場合でも一本のセンサ取付用の溝部に複数の磁気近接
センサを直列に配置することが可能である。したがって
同一面に複数のセンサ取付用の溝部を設ける必要がな
く、この点からも当該アクチュエータを小型化すること
ができる。
【0053】更にまた、上記構成を備えた本発明の請求
項4による流体圧アクチュエータにおいては、案内機構
が、固定部に設けた凹溝内に配置された一対のベアリン
グレースと、凹溝と対向するように移動部に設けた凹溝
内に配置された一対のベアリングレースと、二対四本の
ベアリングレースの間に転動自在に配置された転動体
と、移動部の側面から一方の凹溝の底面に貫通配置され
た調整ネジとを有しているために、調整ネジを適宜締め
込むことによってベアリングレースおよび転動体をガタ
なく組み付けることが可能であり、また上記従来技術の
ように、かしめや接着等でベアリングレースを固定部に
固定する必要がないために、固定が緩んだり外れたりす
ることがない。したがって案内機構の動作精度が劣化す
ることがなく、耐久性に優れた案内機構を備えたアクチ
ュエータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る流体圧アクチュエ
ータの正面図
【図2】同流体圧アクチュエータの平面図
【図3】同流体圧アクチュエータの側面図
【図4】図3におけるA−A線断面図
【図5】図4におけるB−C−D−E線断面図
【図6】図5の一部拡大図
【図7】本発明の第二実施形態に係る流体圧アクチュエ
ータの一部断面図
【図8】本発明の第三実施形態に係る流体圧アクチュエ
ータの一部断面図
【図9】(A)は従来例に係る流体圧アクチュエータの
平面図、(B)はドア流体圧アクチュエータの縦断面図
【符号の説明】
1 ボディ(固定部) 1a 凸部 2 テーブル(移動部) 2a,8d 雌ネジ 3,4 凹溝 3a,30b 円弧部 4a 側壁部 5 案内機構 6,7 取付部 8 孔部 9 溝部 8a 深ザグリ 8b 小径部 8c 着座面 10 突起 11 貫通孔 12 開口部 13 連通部 14 連結部材 14a 雄ネジ 15 ピストン 15a 係合孔 16 永久磁石 17 蓋部材 18 第二ピストン 19 ピストンシール 20 閉止部材 21 Oリング 22 穴用止め輪 23 シリンダ室 24 配管ポート 25 調整部材 25a 先端部 26,32 ネジ孔 27 当接部材 28 緩衝部材 29,30 ベアリングレース 29a,30a,30c,30d,33a 平面部 31 ボール(転動体) 33 調整ネジ 34,36 鍋子ネジ 35 端部材 37 固定ナット 38 シリンダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ(38)を設けた固定部(1)
    と、前記固定部(1)に案内機構(5)を介して相対変
    位可能に連結された移動部(2)とを備え、前記シリン
    ダ(38)に圧縮空気を供給して前記移動部(2)を前
    記固定部(1)に対して相対変位させる流体圧アクチュ
    エータであって、 前記固定部(1)の平面に設けた取付部材差込み用の孔
    部(8)と、前記固定部(1)の側面に設けたセンサ取
    付用の溝部(9)とを互いに交差させて設けたことを特
    徴とする流体圧アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 シリンダ(38)を設けた固定部(1)
    と、前記固定部(1)に案内機構(5)を介して相対変
    位可能に連結された移動部(2)とを備え、前記シリン
    ダ(38)に圧縮空気を供給して前記移動部(2)を前
    記固定部(1)に対して相対変位させる流体圧アクチュ
    エータであって、 前記移動部(2)の停止位置を調整する調整部材(2
    5)を、前記固定部(1)の肉厚内に前記シリンダ(3
    8)と並べて設けたネジ孔(26)に進退自在にねじ込
    んだことを特徴とする流体圧アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 シリンダ(38)を設けた固定部(1)
    と、前記固定部(1)に案内機構(5)を介して相対変
    位可能に連結された移動部(2)とを備え、前記シリン
    ダ(38)に圧縮空気を供給して前記移動部(2)を前
    記固定部(1)に対して相対変位させる流体圧アクチュ
    エータであって、 前記移動部(2)の位置を検出する磁気近接センサを作
    動させる永久磁石(16)を、前記シリンダ(38)に
    内挿したピストン(15)の移動方向両端部もしくは前
    記移動部(2)の移動方向両端部またはその近傍に取り
    付けたことを特徴とする流体圧アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3の流体圧アクチュ
    エータにおいて、 案内機構(5)が、前記固定部(1)に設けた凹溝
    (3)内に配置された一対のベアリングレース(29)
    と、前記凹溝(3)と対向するように前記移動部(1)
    に設けた凹溝(4)内に配置された一対のベアリングレ
    ース(30)と、前記二対四本のベアリングレース(2
    9)(30)の間に転動自在に配置された転動体(3
    1)と、前記移動部(2)の側面から一方の前記凹溝
    (4)の底面に貫通配置された調整ネジ(33)とを有
    することを特徴とする流体圧アクチュエータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001263349A (ja) * 2000-02-11 2001-09-26 Gimatic Spa リニアハンドリングユニット
CN116875788A (zh) * 2023-07-17 2023-10-13 南通华东油压科技有限公司 一种多回路液压缸体铸件的时效处理装置

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