JP2000283448A - 出滓口および出滓口の交換方法 - Google Patents
出滓口および出滓口の交換方法Info
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- JP2000283448A JP2000283448A JP11093557A JP9355799A JP2000283448A JP 2000283448 A JP2000283448 A JP 2000283448A JP 11093557 A JP11093557 A JP 11093557A JP 9355799 A JP9355799 A JP 9355799A JP 2000283448 A JP2000283448 A JP 2000283448A
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Abstract
て、容易に交換可能な出滓口を提供する。 【解決手段】 廃棄物の溶融炉に設けられる出滓口にお
いて、前記出滓口は、炉内(8)側に固定して配置され
た第1の出滓口耐火物(1)と、この第1の出滓口耐火
物の外側に交換可能に配置された第2の出滓口耐火物
(4)とを含むことを特徴とする。
Description
出滓口に係り、特にシャフト炉(高炉型、竪型炉型)の
ガス化溶融炉で廃棄物中の不燃分を炉底から排出するに
際し、連続的に排出(出滓)される出滓口および出滓口
の交換方法に関する。
溶融してスラグ化し、同時に効率よく電力エネルギーに
回収する高炉型の高温ガス化溶融炉においてスラグを連
続的に効率よく出滓できる構造は、例えば特開平9−1
96355号公報および特開平9−196356号公報
等に記載されている。
る。
羽口から供給される空気によって形成される流動化層で
熱分解され、ここで可燃ガスが発生し、フリーボードに
おいて高温還元雰囲気を維持されて二次燃焼炉へ向か
う。炉内の固定酸素や灰分は、ごみと一緒に投入された
石灰石やコークス、返送飛灰とともに流動化層を形成し
予熱される。
るのに伴い、流動化層で熱分解された灰分等は、石灰石
やコークスとともに下部へ移動する。このとき、主羽口
からは高温で酸素濃度の高い熱風が高速で供給されてお
り、コークスと固定酸素の燃焼により灰分が溶融され
る。
らも燃え尽きていないコークスが充填された状態となっ
ており、スラグ、メタルはその間を滴下していく。コー
クスは、補助燃料としてのみならず、この溶融分解帯の
火格子状の充填物を形成させる作用を有する。
かれた出滓口より連続的に出滓される。その後、水槽に
落下して急冷されたスラグは砂状となり、メタルは粒状
となって容易に分離することができる。
行われるガス化溶融炉においては、主羽口の高温燃焼部
近傍は1,800℃以上の高温かつ還元雰囲気であるの
で、ここで溶融された廃棄物の不燃分は、1,400℃
以上で塩基度が1.0〜1.1の低融点のスラグ、およ
びメタルとして存在している。その溶融物が出滓口から
連続的に炉外へ排出され、この際、溶融炉内のガスも吹
き出すこともある。これらによって、出滓口は損耗する
状況下にある。
口出口には保熱室を設けて酸素−プロパン(灯油)バー
ナーで加熱している。このため、炉内は1,500℃程
度の酸化雰囲気の高温ガスで曝されることになり、使用
耐火物は厳しい条件下におかれている。
は、出滓口内部を酸素パイプで洗浄し出滓流れを容易に
することがある。このとき出滓口耐火物は酸素濃度の高
い燃焼ガスによって洗われるので、酸化反応を受けやす
くなる。
出滓周辺耐火物としては、従来から炭化珪素質れんがを
選定して使用されており、連続使用により出滓口ブロッ
クの内径が拡大した場合には、損傷した出滓口ブロック
は新たなものに交換される。この出滓口ブロックの取り
替え作業に当たっては、長期に亘って炉を休炉(停止)
しなければならなかった。従来の出滓口では1炉に2つ
の出滓口が設けられており、マッド材による簡易補修を
するために2週間に一回の取り替えが行われている。な
お、この際には出滓口ブロックの交換は行われない。ま
た、半年に一回は出滓口ブロックの交換が必要であり、
そのためには炉を停止しなければならない。
を継続しつつ出滓口の交換を行うことができなかった。
また、連続出滓を行わない溶融炉の場合も、従来の出滓
口は容易に交換することができなかった。
れる出滓口であって、容易に交換可能な出滓口を提供す
ることを目的とする。
止することなく、操業中に熱間で容易に解体してれんが
積み作業ができ、再使用に際して運転を停止することな
く再生を行い得る出滓口の交換方法を提供することを目
的とする。
に、本発明(請求項1)は、廃棄物の溶融炉に設けられ
る出滓口において、前記出滓口は、炉内側に固定して配
置された第1の出滓口耐火物と、この第1の出滓口耐火
物の外側に交換可能に配置された第2の出滓口耐火物と
を含むことを特徴とする出滓口を提供する。
炉に設けられる出滓口において、前記出滓口は、炉内側
に配置された第1の出滓口耐火物と、この第1の出滓口
耐火物の外側に配置された第2の出滓口耐火物と、この
第2の出滓口耐火物の廃棄物不燃分の流路に内挿された
交換可能なスリーブ状れんがとを含むことを特徴とする
出滓口を提供する。
融炉に設けられる出滓口において、前記出滓口は、炉内
側に配置された第1の出滓口耐火物と、この第1の出滓
口耐火物の外側に配置された第2の出滓口耐火物と、こ
の第2の出滓口耐火物の両側面に設けられ、他の部材に
影響を及ぼさずに解体可能な不定形耐火物層とを含むこ
とを特徴とする出滓口を提供する。
の出滓口を有し、廃棄物の溶融処理を停止せずに行っ
て、前記2つの出滓口から交互に廃棄物の不燃分を排出
することにより、連続的に出滓を行う溶融炉の出滓口の
交換方法において、前記2つの出滓口は、炉内側に固定
して配置された第1の出滓口耐火物と、この第1の出滓
口耐火物の外側に交換可能に配置された第2の出滓口耐
火物とをそれぞれ含み、一方の出滓口から廃棄物の不燃
分の排出を行いつつ、他方の出滓口の第2の出滓口耐火
物を交換することを特徴とする方法を提供する。
の出滓口を有し、廃棄物の溶融処理を停止せずに行っ
て、前記2つの出滓口から交互に廃棄物の不燃分を排出
することにより、連続的に出滓を行う溶融炉の出滓口の
交換方法において、前記2つの出滓口は、炉内側に配置
された第1の出滓口耐火物と、この第1の出滓口耐火物
の外側に配置された第2の出滓口耐火物と、この第2の
出滓口耐火物の廃棄物不燃分の流路に内挿された交換可
能なスリーブ状れんがとをそれぞれ含み、一方の出滓口
から廃棄物の不燃分の排出を行いつつ、他方の出滓口の
スリーブ状れんがを交換することを特徴とする方法を提
供する。
の出滓口を有し、廃棄物の溶融処理を停止せずに行っ
て、前記2つの出滓口から交互に廃棄物の不燃分を排出
することにより、連続的に出滓を行う溶融炉の出滓口の
交換方法において、前記2つの出滓口は、炉内側に配置
された第1の出滓口耐火物と、この第1の出滓口耐火物
の外側に配置された第2の出滓口耐火物と、この第2の
出滓口耐火物の両側面に設けられ、他の部材に影響を及
ぼさずに解体可能な不定形耐火物層とをそれぞれ含み、
一方の出滓口から廃棄物の不燃分を排出を行いつつ、他
方の出滓口の不定形耐火物層を解体して前記第2の出滓
口耐火物を交換することを特徴とする方法を提供する。
て使用されるあらゆる系の耐火物を検討した。その結
果、出滓口れんがの使用温度および溶融物の塩基度(C
aO/SiO2 )が耐火物の損耗を律速する条件である
ことが、実験室レベルおよび実炉試験より明らかになっ
た。具体的には、出滓口れんがの使用温度および溶融物
の塩基度の影響を受けやすい耐火物、および影響を受け
難い耐火物を次のように見出した。
スラグの温度が1,400〜1,500℃を越えると、
出滓口れんがの侵食比率が急激に増大する。試験条件C
/S=1.0、還元雰囲気下では、粘土−高アルミナ質
れんがは影響を受けやすく、最も影響を受け難いのは炭
化珪素質れんがである。
O2 )の影響を受け難い材質は塩基性れんがであり、ア
ルミナ−クロミア系れんがの中性耐火物は、塩基度が上
がると侵食量も大きくなる。一方、非酸化物系では、炭
化珪素質れんがよりカーボン−炭化珪素質れんがのほう
が塩基度の影響を受け難い。
として炭化珪素質れんがを選定して使用し、熱間で容易
に解体しれんが積み作業ができる出滓口について鋭意検
討して、本発明を成すに至った。
び出滓口の交換方法を説明する。
す部分断面図を示す。図1(a)および図1(b)は、
出滓口の部分横断面図および部分縦断面図をそれぞれ表
している。
で囲まれ、底部には炉底れんが5が設けられている。出
滓口は、炉内8側に設けられた第1の出滓口耐火物であ
る内部ブロック出滓口れんが1と、この内部ブロック出
滓口れんが1の外側に設けられた第2の出滓口耐火物で
ある外部ブロック出滓口れんが4とを有している。内部
ブロック出滓口れんが1は固定されており、一方、外部
ブロック出滓口れんが4は交換可能である。なお、図示
する出滓口においては、外部ブロック出滓口れんが4
は、4aおよび4bの2つのれんがにより構成されてい
るが、1つのれんがにより外部ブロック出滓口れんが4
を構成してもよい。内部ブロック出滓口れんが1および
外部ブロック出滓口れんが4は、溶融物からの溶損に強
い炭化珪素質れんがにより構成することが好ましい。
樋れんが3を経て炉内から排出される。出滓樋れんが3
の両側には不定形耐火物7が設けられ、これらは、保熱
用キャスタブル9内に設けられた保熱室6により加熱さ
れる。
出滓を行う廃棄物の溶融炉に適用することによって、廃
棄物の溶融処理を停止することなく出滓口の交換を行う
ことが可能となる。具体的には、連続出滓を行う廃棄物
の溶融炉の所定の領域に図1に示したような構成の出滓
口を2つ設ける。2つの出滓口から交互に不燃分を排出
することによって連続的に出滓し、停止中の出滓口の交
換を行う。出滓口の交換に当たっては、まず、停止中の
出滓口の内部ブロック出滓口れんが1の廃棄物不燃分の
流路をマッド材で埋める。次いで、この内部ブロック出
滓口れんが1を残して、出口側にある外部ブロック出滓
口れんが4を交換する。
て配置された内部ブロック出滓口れんが1と、この内部
ブロック出滓口れんがの外側に交換可能に配置された外
部ブロック出滓口れんが4とを有しているので、こうし
た出滓口を溶融炉に2ヶ所設けることによって、廃棄物
の溶融処理を停止せずに一方の出滓口の交換を行うこと
が可能となった。
いて説明する。図5(a)および図5(b)は、従来の
連続出滓口の部分横断面図および部分縦断面図をそれぞ
れ表している。
22で囲まれ、底部には炉底れんが25が設けられてい
る。廃棄物中の不燃分は、1つの出滓口ブロックれんが
21により構成された出滓口、および出滓樋れんが23
を経て炉内28から排出される。出滓樋れんが23の両
側には不定形耐火物27が設けられ、これらは、保熱用
キャスタブル29内に設けられた保熱室26により加熱
される。
体の出滓口ブロックれんが21により構成されているの
で、廃棄物の溶融処理を停止せずに出滓口を交換するこ
とは不可能であった。
表す部分断面図を示す。図2(a)および図2(b)
は、出滓口の部分横断面図および部分縦断面図をそれぞ
れ表している。
で囲まれ、底部には炉底れんが5が設けられている。出
滓口は、第1の出滓口耐火物である内部ブロック出滓口
れんが1と、この外側に配置された第2の出滓口耐火物
である外部ブロック出滓口れんが4と、外部ブロック出
滓口れんが4の廃棄物不燃分の流路に内挿されたスリー
ブ状れんが10とを具備している。また、外部ブロック
出滓口れんが4の両側には、ブロックキーれんが11が
設けられている。スリーブ状れんが10は交換可能であ
り、図示する例においてはテーバーを有する形状であ
る。このスリーブ状れんが10は、出滓口耐火物と同一
材質のれんがにより構成することができる。
状れんが10が損耗した際には、容易にこれを取り外し
て新たなスリーブ状れんがに交換することができるの
で、例えば、アルミナ質セラミックスや炭化珪素質セラ
ミックス等の出滓口耐火物とは異なる材質でスリーブ状
れんがを構成することも可能である。アルミナ質セラミ
ックスは、高価で加工が難しいものの、炉内からのガス
吹きに強い酸化抵抗性のある緻密な材質であるので、炉
内ガスに対する耐用性を高めることができ、一方、炭化
珪素質セラミックスは溶融物に強く耐スラグ性を有して
いるので、溶融物に対する耐用性を高めることができ
る。
口れんが4は、4aおよび4bの2つのれんがにより構
成されているが、これに限定されるものではない。外部
ブロック出滓口れんがは、1つ以上に配列されたれんが
で構成することができる。
図1に示したものと同様であり、廃棄物中の不燃分は前
述と同様にして出滓口出口から排出される。
出滓を行う廃棄物の溶融炉に適用することによって、廃
棄物の溶融処理を停止することなく出滓口の交換を行う
ことが可能となる。具体的には、連続出滓を行う廃棄物
の溶融炉の所定の領域に図2に示したような構成の出滓
口を2つ設ける。2つの出滓口から交互に不燃分を排出
することによって連続的に出滓し、停止中の出滓口の交
換を行う。出滓口の交換に当たっては、まず、停止中の
出滓口の内部ブロック出滓口れんが1の廃棄物不燃分の
流路をマッド材で埋める。次いで、この出滓口における
外部ブロック出滓口れんが4の廃棄物不燃分の流路に内
挿されたスリーブ状れんが10を取り外して新たなスリ
ーブ状れんがを挿入することにより交換を行う。
んが10は、図3に示すように形状を変更することがで
きる。図3に示した出滓口は、テーパーを有していない
平行なスリーブ状れんが12を出滓口の外部ブロック出
滓口れんがの廃棄物不燃分の流路に内挿した以外は、図
2に示したものと同様の構成である。
図2に示した出滓口と同様にして連続出滓を行う廃棄物
の溶融炉に適用して、溶融処理を停止することなく出滓
口の交換を行うことができる。
ロック出滓口れんが4の廃棄物不燃分の流路に交換可能
に内挿されたスリーブ状れんが10、12を有している
ので、こうした出滓口を溶融炉に2ヶ所設けることによ
って、廃棄物の溶融処理を停止せずに一方の出滓口のス
リーブ状れんがの交換を行うことが可能となった。
表す部分断面図を示す。図4(a)および図4(b)
は、出滓口の部分横断面図および部分縦断面図をそれぞ
れ表している。
で囲まれ、底部には炉底れんが5が設けられている。出
滓口は、内部ブロック出滓口れんが1およびこの外側に
配置された外部ブロック出滓口れんが4と、この外部ブ
ロック出滓口れんが4の両側面に配置された不定形耐火
物層(不定形キャスタブル)13とを具備している。こ
の不定形耐火物層は、取り扱いの容易なアルミナ系パッ
チング材とすることが好ましい。図示する例において
は、外部ブロック出滓口4は1つのれんがにより構成さ
れているが、これに限定されるものではない。外部ブロ
ック出滓口れんがは、1つ以上に配列されたれんがで構
成することができる。
図2に示したものと同様であり、廃棄物中の不燃分は前
述と同様にして出滓口出口から排出される。
出滓を行う廃棄物の溶融炉に適用することによって、廃
棄物の溶融処理を停止することなく出滓口の交換を行う
ことが可能となる。具体的には、連続出滓を行う廃棄物
の溶融炉の所定の領域に図4に示したような構成の出滓
口を2つ設ける。2つの出滓口から交互に不燃分を排出
することによって連続的に出滓し、停止中の出滓口の交
換を行う。出滓口の交換に当たっては、まず、停止中の
出滓口の内部ブロック出滓口れんが1の廃棄物不燃分の
流路をマッド材で埋め、次いで、この出滓口の不定形耐
火物層13を解体する。これによって、外部ブロック出
滓口れんが4を容易に取り外すことができる。最後に、
新たな不定形耐火物層および外部ブロック出滓口れんが
を配置して出滓口の交換を行う。この際、他の部材に影
響を及ぼさずに不定形耐火物層のみを解体するために、
その厚さは10mm〜30mm程度とすることが望まれ
る。
口れんが4の両側面に設けられた不定形耐火物層13を
有しているので、こうした出滓口を溶融炉に2ヶ所設け
ることによって、廃棄物の溶融処理を停止せずに一方の
外部ブロック出滓口の交換を行うことが可能となった。
らに詳細に説明する。
もつパイロットプラントを使用し、本発明の出滓口を2
つ設けて実機試験を行った。
ら安定な連続出滓が継続している状態とし、この状態か
ら他方の出滓口に切り替えて出滓を行い、停止した出滓
口を交換した。この際、停止した出滓口の交換に要する
時間、および交換終了後に予熱して開口し、安定な出滓
が開始可能となるまでの時間を計測し、提案内容で比較
した。
口を閉口し交換可能となるまでの冷却時間、(2)使用
により損耗して交換されるれんがを解体する時間、
(3)新しいれんがを取り付ける時間、(4)出滓口を
加熱してれんがを昇温し、出滓口を開口して安定に湯が
流れるまでの時間である。
質としては、SiCの含有率93%、SiO2 の含有率
5%の炭化珪素質れんがを用いた。
に固定して配置された内部ブロック出滓口れんが1と、
この外側に交換可能に配置された外部ブロック出滓口れ
んが4とを設けて出滓口を2列に分割した。停止中の出
滓口をれんが交換する際には、まず、その内側耐火物
(内部ブロック出滓口れんが)1をマッド材で埋め、内
部ブロック出滓口れんが1のみを交換しないで残すこと
により、溶融炉の廃棄物処理を停止することなく、2列
目の外側の耐火物(外部ブロック出滓口れんが)4を交
換できることを確認した。
分割しただけでは、交換するれんがが大きいため耐火物
冷却にかなりの時間がかかり、また冷却後に外部ブロッ
ク出滓口れんがを外す作業もかなりの時間を要した。
ロック出滓口れんが4の廃棄物不燃分の流路にテーパー
付きのスリーブ状れんが10を設けた。ここで出滓口に
内挿したスリーブ状れんが10は、SiC含有率99%
以上のファインセラミックスにより構成した。
その内側耐火物(内部ブロック出滓口れんが)1をマッ
ド材で埋めた。使用により損耗したスリーブ状れんが1
0を取り外して新たなスリーブ状れんがを挿入する際に
は、比較的容易に行うことができ施工上問題はなかった
が、スリーブ先端の有効厚が比較的小さいため、末端損
傷が大きくなりガス漏れが大きくなる傾向が見受けられ
た。そこで試験では、図3に示したような平行なスリー
ブ状れんが(テーパー無しのスリーブ)とした。また、
その材質は、出滓口本体と同一の炭化珪素れんがではな
く、炭化珪素質セラミックスとした。この炭化珪素質セ
ラミックスは、比較的高価ではあるが、酸化抵抗性によ
りれんがよりは強く緻密な材料である。
て、平行なスリーブのみの交換で簡易的な補修が可能と
なり、かなりの交換時間の短縮につながった。しかしな
がら、酸化抵抗性には強いセラミックス製のスリーブで
あるものの、スリーブの有効厚が比較的薄いため、最終
的に溶融すると剥離して脱落してしまい、耐用面で大き
な期待はできなかった。
ロック出滓口れんが4の両側面に厚さ20〜30mmの
不定形耐火物層13を配置して出滓口の外部ブロック出
滓口れんが4を保持した。ここで設けた不定形耐火物層
は、Al2 O3 含有率95%のパッチング材である。
その内側耐火物(内部ブロック出滓口れんが)1をマッ
ド材で埋めた。本実施例の出滓口では、外部ブロック出
滓口れんが4が取り外されるので冷却時間は多少要する
が、施工面ではパッチング材13を壊すだけでよい。こ
のため、熱間でも迅速に交換を行うことが可能となっ
た。また、外部ブロック出滓口れんがのみをブロック化
して取り付けできるので作業性もよく、肉厚もあるので
無補修での耐用性も著しく向上した。本実施例の出滓口
は、炉末期まで安定した耐用を示した。
施したところ、前述の実施例1,2の出滓口より時間で
交換することができた。
テストにおける結果を、従来方式と比較して示す。
トン/日規模のパイロットプラントを用いて、都市ごみ
の処理操業を継続しつつ、作業時間を大幅に短縮して出
滓口の効率的な交換作業が可能となる。本発明の出滓口
および出滓口の交換方法は、シャフト炉タイプ(高炉
型、竪型炉型)のガス化溶融炉に特に有効に用いられ
る。
棄物の溶融炉に設けられる出滓口であって、容易に交換
可能な出滓口が提供される。また本発明によれば、廃棄
物の溶融炉の処理を停止することなく、操業中に熱間で
容易に解体してれんが積み作業ができ、再使用に際して
運転を停止することなく再生を行い得る出滓口の交換方
法が提供される。
処理操業を停止することなく出滓口のれんがを交換する
ことが初めて可能となった。しかも、作業時間は従来の
半分以下であり、解体およびれんが積み作業を熱間で行
うことができる。したがって、操業途中で容易に出滓口
の交換作業が可能となる。
接処理してスラグ化するシャフト炉(高炉型、竪型炉
型)のガス化溶融炉に特に好適に用いられ、その工業的
価値は大きい。
図。
図。
図。
図。
Claims (14)
- 【請求項1】 廃棄物の溶融炉に設けられる出滓口にお
いて、 前記出滓口は、炉内側に固定して配置された第1の出滓
口耐火物と、 この第1の出滓口耐火物の外側に交換可能に配置された
第2の出滓口耐火物とを含むことを特徴とする出滓口。 - 【請求項2】 前記第1および第2の出滓口耐火物は、
炭化珪素質のれんがにより構成される請求項1に記載の
出滓口。 - 【請求項3】 廃棄物の溶融炉に設けられる出滓口にお
いて、 前記出滓口は、炉内側に配置された第1の出滓口耐火物
と、 この第1の出滓口耐火物の外側に配置された第2の出滓
口耐火物と、 この第2の出滓口耐火物の廃棄物不燃分の流路に内挿さ
れた交換可能なスリーブ状れんがとを含むことを特徴と
する出滓口。 - 【請求項4】 前記交換可能なスリーブ状れんがは、前
記出滓口耐火物と同一材質により構成された請求項3に
記載の出滓口。 - 【請求項5】 前記交換可能なスリーブ状れんがは、前
記出滓口耐火物より酸化抵抗性のある材質、または溶融
物に強い耐スラグ性を有する材質により構成された請求
項3に記載の出滓口。 - 【請求項6】 前記交換可能なスリーブ状れんがは、テ
ーパーを有する形状である請求項3ないし5のいずれか
1項に記載の出滓口。 - 【請求項7】 前記交換可能なスリーブ状れんがは、テ
ーパーを有しない形状である請求項3ないし5のいずれ
か1項に記載の出滓口。 - 【請求項8】 廃棄物の溶融炉に設けられる出滓口にお
いて、 前記出滓口は、炉内側に配置された第1の出滓口耐火物
と、 この第1の出滓口耐火物の外側に配置された第2の出滓
口耐火物と、 この第2の出滓口耐火物の両側面に設けられ、他の部材
に影響を及ぼさずに解体可能な不定形耐火物層とを含む
ことを特徴とする出滓口。 - 【請求項9】 前記不定形耐火物層の厚さは10mm以
上である請求項8に記載の出滓口。 - 【請求項10】 前記不定形耐火物層は、アルミナ系の
パッチング材である請求項8または9に記載の出滓口。 - 【請求項11】 2つの出滓口を有し、廃棄物の溶融処
理を停止せずに行って、前記2つの出滓口から交互に廃
棄物の不燃分を排出することにより、連続的に出滓を行
う溶融炉の出滓口の交換方法において、 前記2つの出滓口は、炉内側に固定して配置された第1
の出滓口耐火物と、この第1の出滓口耐火物の外側に交
換可能に配置された第2の出滓口耐火物とをそれぞれ含
み、 一方の出滓口から廃棄物の不燃分の排出を行いつつ、他
方の出滓口の第2の出滓口耐火物を交換することを特徴
とする方法。 - 【請求項12】 2つの出滓口を有し、廃棄物の溶融処
理を停止せずに行って、前記2つの出滓口から交互に廃
棄物の不燃分を排出することにより、連続的に出滓を行
う溶融炉の出滓口の交換方法において、 前記2つの出滓口は、炉内側に配置された第1の出滓口
耐火物と、この第1の出滓口耐火物の外側に配置された
第2の出滓口耐火物と、この第2の出滓口耐火物の廃棄
物不燃分の流路に内挿された交換可能なスリーブ状れん
がとをそれぞれ含み、 一方の出滓口から廃棄物の不燃分の排出を行いつつ、他
方の出滓口のスリーブ状れんがを交換することを特徴と
する方法。 - 【請求項13】 2つの出滓口を有し、廃棄物の溶融処
理を停止せずに行って、前記2つの出滓口から交互に廃
棄物の不燃分を排出することにより、連続的に出滓を行
う溶融炉の出滓口の交換方法において、 前記2つの出滓口は、炉内側に配置された第1の出滓口
耐火物と、この第1の出滓口耐火物の外側に配置された
第2の出滓口耐火物と、この第2の出滓口耐火物の両側
面に設けられ、他の部材に影響を及ぼさずに解体可能な
不定形耐火物層とをそれぞれ含み、 一方の出滓口から廃棄物の不燃分を排出を行いつつ、他
方の出滓口の不定形耐火物層を解体して前記第2の出滓
口耐火物を交換することを特徴とする方法。 - 【請求項14】 前記溶融炉は、シャフト炉タイプのガ
ス化溶融炉である請求項11ないし13のいずれか1項
に記載の出滓口の交換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09355799A JP3623395B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 出滓口および出滓口の交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP09355799A JP3623395B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 出滓口および出滓口の交換方法 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002101310A1 (fr) * | 2001-06-11 | 2002-12-19 | Nkk Corporation | Gaine de sortie de scorie, four de fusion servant a gazeifier des dechets situe dans cette gaine et procede de remplacement de cette gaine |
| JP2008128525A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Tokyo Yogyo Co Ltd | ガス化溶融炉の底壁の施工方法及び底壁用プレキャストブロック、並びに底壁用プレキャストブロックの組合せユニット |
| JP2014214881A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 炉構造体、並びに、その構築方法及び解体方法 |
-
1999
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| WO2002101310A1 (fr) * | 2001-06-11 | 2002-12-19 | Nkk Corporation | Gaine de sortie de scorie, four de fusion servant a gazeifier des dechets situe dans cette gaine et procede de remplacement de cette gaine |
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