JP2000283662A - 流下液膜式熱交換器 - Google Patents
流下液膜式熱交換器Info
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- JP2000283662A JP2000283662A JP11091148A JP9114899A JP2000283662A JP 2000283662 A JP2000283662 A JP 2000283662A JP 11091148 A JP11091148 A JP 11091148A JP 9114899 A JP9114899 A JP 9114899A JP 2000283662 A JP2000283662 A JP 2000283662A
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F13/00—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
- F28F13/18—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by applying coatings, e.g. radiation-absorbing, radiation-reflecting; by surface treatment, e.g. polishing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝熱管或いは伝熱プレートの濡れ性を良好に
する事が出来る様に改善された散布管を有する流下液膜
式熱交換器の提供を目的としている。 【解決手段】 吸収冷温水機の吸収器(A)或いは蒸発
器(V)として用いられる流下液膜式熱交換器におい
て、伝熱管(12)或いは伝熱プレート(14)に液滴
(D)が滴下する間隔を短くし且つ液滴(D)の寸法を
小さくするため、散布管(10、20)の表面に撥水処
理を施している。
する事が出来る様に改善された散布管を有する流下液膜
式熱交換器の提供を目的としている。 【解決手段】 吸収冷温水機の吸収器(A)或いは蒸発
器(V)として用いられる流下液膜式熱交換器におい
て、伝熱管(12)或いは伝熱プレート(14)に液滴
(D)が滴下する間隔を短くし且つ液滴(D)の寸法を
小さくするため、散布管(10、20)の表面に撥水処
理を施している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収冷温水機の吸
収器或いは蒸発器として用いられる流下液膜式熱交換器
に関する。より詳細には、本発明は伝熱管、伝熱プレー
トの濡れ性を向上出来るように改良された散布管を有す
る流下液膜式熱交換器に関する。
収器或いは蒸発器として用いられる流下液膜式熱交換器
に関する。より詳細には、本発明は伝熱管、伝熱プレー
トの濡れ性を向上出来るように改良された散布管を有す
る流下液膜式熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6において、全体を符号1で示すの
は、従来の水平管型の流下液膜式熱交換器である。この
熱交換器1は、所謂「トレイ型」の散布管2を有してお
り、該散布管2から滴下する液滴Dにより、その下方の
領域に位置する複数の伝熱管12…の表面に滴下した液
体(流下液膜式熱交換器が吸収器であれば吸収溶液、蒸
発器であれば液相冷媒)が分布し、該液体と伝熱管12
…内を流れる流体との間で熱交換が行われるのである。
は、従来の水平管型の流下液膜式熱交換器である。この
熱交換器1は、所謂「トレイ型」の散布管2を有してお
り、該散布管2から滴下する液滴Dにより、その下方の
領域に位置する複数の伝熱管12…の表面に滴下した液
体(流下液膜式熱交換器が吸収器であれば吸収溶液、蒸
発器であれば液相冷媒)が分布し、該液体と伝熱管12
…内を流れる流体との間で熱交換が行われるのである。
【0003】しかし図6で示す従来技術においては、ト
レイ型の散布管2から滴下するべき液体は、該散布管2
の最下方縁部において滴下するべき液体の層(符号「D
L」で示す)を形成してしまう。そのため、散布管2か
ら滴下される液滴Dは、トレイ型の散布管2の下縁部に
穿設された孔(図示せず)の間隔よりも広い間隔にて発
生し、その粒径も大きくなる。
レイ型の散布管2から滴下するべき液体は、該散布管2
の最下方縁部において滴下するべき液体の層(符号「D
L」で示す)を形成してしまう。そのため、散布管2か
ら滴下される液滴Dは、トレイ型の散布管2の下縁部に
穿設された孔(図示せず)の間隔よりも広い間隔にて発
生し、その粒径も大きくなる。
【0004】液滴Dの粒径が大きく、液滴D間の間隔が
広くなる結果、散布管2下方の分布管12…の表面にお
ける当該液体の分布は、不均一となり、一様とは言えな
い状態となる。図6で示す伝熱管12…において、多数
のドットが付された部分(符号「G」で示す領域)部分
には前記液体が分布し、符号「W」で示す領域(図6の
白い箇所)には前記液体が接触していない。そして、図
6において伝熱管12…が領域Gと領域Wとが混在して
いることから明らかなように、伝熱管12…の表面にお
ける濡れ性は極めて悪い。
広くなる結果、散布管2下方の分布管12…の表面にお
ける当該液体の分布は、不均一となり、一様とは言えな
い状態となる。図6で示す伝熱管12…において、多数
のドットが付された部分(符号「G」で示す領域)部分
には前記液体が分布し、符号「W」で示す領域(図6の
白い箇所)には前記液体が接触していない。そして、図
6において伝熱管12…が領域Gと領域Wとが混在して
いることから明らかなように、伝熱管12…の表面にお
ける濡れ性は極めて悪い。
【0005】一方、図7も従来技術を示しており、所謂
「コルゲート管タイプ」の散布管3を有しており、該散
布管3から滴下する液滴Dにより、その下方の領域に位
置する複数の伝熱管12…の表面に滴下した液体(流下
液膜式熱交換器が吸収器であれば吸収溶液、蒸発器であ
れば液相冷媒)が分布し、所謂コルゲート管タイプの散
布管3を有している。
「コルゲート管タイプ」の散布管3を有しており、該散
布管3から滴下する液滴Dにより、その下方の領域に位
置する複数の伝熱管12…の表面に滴下した液体(流下
液膜式熱交換器が吸収器であれば吸収溶液、蒸発器であ
れば液相冷媒)が分布し、所謂コルゲート管タイプの散
布管3を有している。
【0006】所謂「コルゲート管」タイプの散布管にお
いては、その表面に形成された溝(図示せず)に沿って
滴下するべき液体(吸収溶液或いは液相冷媒)の液滴が
形成されるはずである。しかし実際には、図6の場合と
同様に、散布管3の最下縁部に滴下するべき液体の層D
Lが形成され、滴下する液滴Dの間隔は散布管3に形成
された溝の間隔よりも広くなり、粒径も大きくなる。
いては、その表面に形成された溝(図示せず)に沿って
滴下するべき液体(吸収溶液或いは液相冷媒)の液滴が
形成されるはずである。しかし実際には、図6の場合と
同様に、散布管3の最下縁部に滴下するべき液体の層D
Lが形成され、滴下する液滴Dの間隔は散布管3に形成
された溝の間隔よりも広くなり、粒径も大きくなる。
【0007】その結果、散布管3下方の分布管12…の
表面における当該液体の分布は不均一となり、一様では
なくなる。図7においても、領域G(多数のドットが付
された箇所)には前記液体が分布し、領域W(白い箇
所)には前記液体が接触していない。そして、伝熱管1
2…には領域Gと領域Wとが混在いることから明らかな
ように、伝熱管12…の表面における濡れ性は極めて悪
い。
表面における当該液体の分布は不均一となり、一様では
なくなる。図7においても、領域G(多数のドットが付
された箇所)には前記液体が分布し、領域W(白い箇
所)には前記液体が接触していない。そして、伝熱管1
2…には領域Gと領域Wとが混在いることから明らかな
ように、伝熱管12…の表面における濡れ性は極めて悪
い。
【0008】図8は、従来のプレート型の流下液膜式熱
交換器を示している。図8においても、従来の「トレイ
型」の散布管2、「コルゲート管」タイプの散布管3
(図8では、散布管を符号「2(3)」で示している)
では、液体(吸収溶液或いは液相冷媒)の滴下間隔が広
く、液滴Dの寸法が大きいため、散布管2(3)下方の
伝熱プレート14は、ハッチングを付して示す領域Gの
みに液体が分布し、濡れ性が劣悪となる。
交換器を示している。図8においても、従来の「トレイ
型」の散布管2、「コルゲート管」タイプの散布管3
(図8では、散布管を符号「2(3)」で示している)
では、液体(吸収溶液或いは液相冷媒)の滴下間隔が広
く、液滴Dの寸法が大きいため、散布管2(3)下方の
伝熱プレート14は、ハッチングを付して示す領域Gの
みに液体が分布し、濡れ性が劣悪となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した様な
従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、伝熱
管或いは伝熱プレートの濡れ性を良好にする事が出来る
様に改善された散布管を有する流下液膜式熱交換器の提
供を目的としている。
従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、伝熱
管或いは伝熱プレートの濡れ性を良好にする事が出来る
様に改善された散布管を有する流下液膜式熱交換器の提
供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の流下液膜式熱交
換器は、吸収冷温水機の吸収器或いは蒸発器として用い
られる流下液膜式熱交換器において、伝熱管或いは伝熱
プレートに液滴が滴下する間隔を短くし且つ液滴の寸法
を小さくするため、散布管の表面に撥水処理を施してい
る。
換器は、吸収冷温水機の吸収器或いは蒸発器として用い
られる流下液膜式熱交換器において、伝熱管或いは伝熱
プレートに液滴が滴下する間隔を短くし且つ液滴の寸法
を小さくするため、散布管の表面に撥水処理を施してい
る。
【0011】本発明の流下液膜式熱交換器の実施に際し
ては、前記散布管の表面に塗水性の良くない材料を被覆
するのが好ましい。
ては、前記散布管の表面に塗水性の良くない材料を被覆
するのが好ましい。
【0012】ここで、前記散布管はトレイ型の散布管と
して構成されていても良い。或いは、コルゲート管タイ
プの散布管として構成されていても良い。
して構成されていても良い。或いは、コルゲート管タイ
プの散布管として構成されていても良い。
【0013】かかる構成を具備する本発明の流下液膜式
熱交換器によれば、散布管に撥水処理が施されているた
め、当該散布管から滴下される液滴の滴下間隔が狭くな
り、且つ、液滴の粒径も小さくなるため、当該液滴は伝
熱管或いは伝熱プレートの表面に均一、一様に流下し
て、伝熱管或いは伝熱プレート表面の濡れ性が非常に良
好となる。
熱交換器によれば、散布管に撥水処理が施されているた
め、当該散布管から滴下される液滴の滴下間隔が狭くな
り、且つ、液滴の粒径も小さくなるため、当該液滴は伝
熱管或いは伝熱プレートの表面に均一、一様に流下し
て、伝熱管或いは伝熱プレート表面の濡れ性が非常に良
好となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態を説明する。添付図面において、同様な部
材には同様な符号が付されている。なお、図示の実施形
態においては、流下液膜式熱交換器として、吸収冷温水
機の蒸発器V−1(図4)、V−2(図5)と吸収器A
−1(図4)、A−2(図5)が示されている。
明の実施形態を説明する。添付図面において、同様な部
材には同様な符号が付されている。なお、図示の実施形
態においては、流下液膜式熱交換器として、吸収冷温水
機の蒸発器V−1(図4)、V−2(図5)と吸収器A
−1(図4)、A−2(図5)が示されている。
【0015】図1は本発明の第1実施形態を示してお
り、該第1実施形態は、水平管型の吸収器A−1(図4
参照)或いは蒸発器V−1(図4参照)に適用した実施
形態にかかる。全体を符号10で示す散布管は、所謂
「トレイ型」の散布管であり、明確には図示されてはい
ないが、その下側の領域には複数の孔が穿設されてい
る。
り、該第1実施形態は、水平管型の吸収器A−1(図4
参照)或いは蒸発器V−1(図4参照)に適用した実施
形態にかかる。全体を符号10で示す散布管は、所謂
「トレイ型」の散布管であり、明確には図示されてはい
ないが、その下側の領域には複数の孔が穿設されてい
る。
【0016】散布管10の前記複数の孔からは、散布管
10内を流れる液体が滴下する。図1の流下液膜式熱交
換器が吸収器Aである場合、散布管10から滴下するの
は吸収溶液(例えば臭化リチウム水溶液)であり、図1
の流下液膜式熱交換器が蒸発器Vである場合は、散布管
10からは液相冷媒(例えば純水)が滴下する。
10内を流れる液体が滴下する。図1の流下液膜式熱交
換器が吸収器Aである場合、散布管10から滴下するの
は吸収溶液(例えば臭化リチウム水溶液)であり、図1
の流下液膜式熱交換器が蒸発器Vである場合は、散布管
10からは液相冷媒(例えば純水)が滴下する。
【0017】ここで、図1の散布管10では、穿設され
た各孔から吸収溶液の液滴Dが滴下する様に、撥水処理
が施されている。この撥水処理については、明確に図示
はされていないが、散布管10に、塗水性の悪い材質を
被覆することにより行われる。塗水性の悪い材質の被覆
については、例えばシリコン塗料を塗布したり、フッ素
樹脂の焼付け塗装(加熱温度は約200℃)を行う等の
手法により行われる。
た各孔から吸収溶液の液滴Dが滴下する様に、撥水処理
が施されている。この撥水処理については、明確に図示
はされていないが、散布管10に、塗水性の悪い材質を
被覆することにより行われる。塗水性の悪い材質の被覆
については、例えばシリコン塗料を塗布したり、フッ素
樹脂の焼付け塗装(加熱温度は約200℃)を行う等の
手法により行われる。
【0018】散布管10の下方には、複数本の伝熱管1
2…が配置されている。図1において、伝熱管12は、
全体が符号Gで示す領域(多数のドットを付した領域)
となっている。これは、散布管10に撥水処理を施した
結果、そこから滴下される液滴Dの滴下間隔が非常に狭
いため、液滴Dは伝熱管12…の表面に均一、一様に流
下して、伝熱管12…表面の濡れ性が非常に良好となっ
ている状態を図示したものである。換言すれば、図1に
おいて、伝熱管12…全体を(多数のドットが付した)
領域Gとして示すのは、従来技術のトレイ型の流下液膜
式熱交換器を示す図6では、散布管の下方に位置する伝
熱管12…では領域Gと領域W(図6で白く示す箇所)
とが混在している事との対比を示すためである。そし
て、図6で示す従来技術においては液滴Dが伝熱管12
…の表面に不均一に流下しているのに比較して、図1で
示す本発明の第1実施形態では濡れ性が飛躍的に向上し
ている旨を表現している。
2…が配置されている。図1において、伝熱管12は、
全体が符号Gで示す領域(多数のドットを付した領域)
となっている。これは、散布管10に撥水処理を施した
結果、そこから滴下される液滴Dの滴下間隔が非常に狭
いため、液滴Dは伝熱管12…の表面に均一、一様に流
下して、伝熱管12…表面の濡れ性が非常に良好となっ
ている状態を図示したものである。換言すれば、図1に
おいて、伝熱管12…全体を(多数のドットが付した)
領域Gとして示すのは、従来技術のトレイ型の流下液膜
式熱交換器を示す図6では、散布管の下方に位置する伝
熱管12…では領域Gと領域W(図6で白く示す箇所)
とが混在している事との対比を示すためである。そし
て、図6で示す従来技術においては液滴Dが伝熱管12
…の表面に不均一に流下しているのに比較して、図1で
示す本発明の第1実施形態では濡れ性が飛躍的に向上し
ている旨を表現している。
【0019】図2は、本発明の第2実施形態を示してい
る。この第2実施形態は、所謂「コルゲート管」構造の
散布管20を具備する実施形態であり、明確には図示さ
れてはいないが、その散布管20には図面の上下方向に
形成された複数の溝が設けられている。この第2実施形
態の流下液膜式熱交換器も、例えば吸収冷温水機におけ
る水平管型の吸収器A−1(図4参照)或いは蒸発器V
−1(図4参照)である。
る。この第2実施形態は、所謂「コルゲート管」構造の
散布管20を具備する実施形態であり、明確には図示さ
れてはいないが、その散布管20には図面の上下方向に
形成された複数の溝が設けられている。この第2実施形
態の流下液膜式熱交換器も、例えば吸収冷温水機におけ
る水平管型の吸収器A−1(図4参照)或いは蒸発器V
−1(図4参照)である。
【0020】散布管20における前記複数の溝の下端部
からは、散布管20内を流れる液体(図2の熱交換器が
吸収器であれば例えば臭化リチウム水溶液等の吸収溶
液:図2の熱交換器が蒸発器であれば例えば純水の様な
液相冷媒)が滴下する。図2においては、複数の溝の各
々における最下端部から滴下する液滴は、符号Dで示さ
れている。
からは、散布管20内を流れる液体(図2の熱交換器が
吸収器であれば例えば臭化リチウム水溶液等の吸収溶
液:図2の熱交換器が蒸発器であれば例えば純水の様な
液相冷媒)が滴下する。図2においては、複数の溝の各
々における最下端部から滴下する液滴は、符号Dで示さ
れている。
【0021】ここで、図2の散布管20では、上記各溝
から吸収溶液の液滴Dが滴下して、液滴の滴下間隔が短
く、且つ、液滴の粒が小さくなる様に、撥水処理が施さ
れている。この撥水処理については、図1の第1実施形
態と同様である。
から吸収溶液の液滴Dが滴下して、液滴の滴下間隔が短
く、且つ、液滴の粒が小さくなる様に、撥水処理が施さ
れている。この撥水処理については、図1の第1実施形
態と同様である。
【0022】散布管10の下方に配置された複数本の伝
熱管12…は、図2においても全体が領域G(多数のド
ットを付した領域)で表現されている。散布管20に撥
水処理を施したことにより、滴下される液滴Dの滴下間
隔は、散布管20に構成された溝間の間隔と等しくな
り、非常に狭い。そのため、液滴Dは伝熱管12…の表
面に均一、一様に流下して、伝熱管12…表面の濡れ性
が非常に良好となっている状態を示している。
熱管12…は、図2においても全体が領域G(多数のド
ットを付した領域)で表現されている。散布管20に撥
水処理を施したことにより、滴下される液滴Dの滴下間
隔は、散布管20に構成された溝間の間隔と等しくな
り、非常に狭い。そのため、液滴Dは伝熱管12…の表
面に均一、一様に流下して、伝熱管12…表面の濡れ性
が非常に良好となっている状態を示している。
【0023】特に、図7で示す従来技術で液滴Dが伝熱
管12…の表面に不均一に流下している(濡れ性の良好
な領域Gと、濡れ性が劣悪な領域Wとが混在して表現さ
れている)のと比較すれば、図2で示す第2実施形態に
おいても濡れ性が飛躍的に向上しているのが明らかであ
る。
管12…の表面に不均一に流下している(濡れ性の良好
な領域Gと、濡れ性が劣悪な領域Wとが混在して表現さ
れている)のと比較すれば、図2で示す第2実施形態に
おいても濡れ性が飛躍的に向上しているのが明らかであ
る。
【0024】図3は本発明の第3実施形態を示してい
る。図1、図2は図4で示す様な水平管型の吸収器(図
4の符号A1)或いは蒸発器(図4の符号V1)につい
て適用されているのに対して、図3の実施形態では、図
5で示す様なプレート型の吸収器(図5の符号A−2)
或いは蒸発器(図5の符号V−2)に対して適用される
実施形態である。図3の第3実施形態において、散布管
は「トレイ型」散布管(図1:符号10)であっても、
「コルゲート管」構造の散布管(図2:符号20)であ
っても良い。そのため、図3では散布管に「10(2
0)」なる符号を付しているのである。なお図3におい
て、符号16は入口ヘッド、符号18は出口ヘッドを示
している。
る。図1、図2は図4で示す様な水平管型の吸収器(図
4の符号A1)或いは蒸発器(図4の符号V1)につい
て適用されているのに対して、図3の実施形態では、図
5で示す様なプレート型の吸収器(図5の符号A−2)
或いは蒸発器(図5の符号V−2)に対して適用される
実施形態である。図3の第3実施形態において、散布管
は「トレイ型」散布管(図1:符号10)であっても、
「コルゲート管」構造の散布管(図2:符号20)であ
っても良い。そのため、図3では散布管に「10(2
0)」なる符号を付しているのである。なお図3におい
て、符号16は入口ヘッド、符号18は出口ヘッドを示
している。
【0025】図3においては明確に示されてはいない
が、散布管10(20)は図1及び図2の実施形態の場
合と同様に、その表面に撥水処理が施されている。この
撥水処理については、図1に関連して説明したのと同様
である。
が、散布管10(20)は図1及び図2の実施形態の場
合と同様に、その表面に撥水処理が施されている。この
撥水処理については、図1に関連して説明したのと同様
である。
【0026】表面に撥水処理が施された結果、散布管1
0(20)から滴下する液滴10の間隔は非常に狭くな
り、滴下される液体(例えば吸収溶液或いは液相冷媒)
は、散布管10(20)の下方に位置する伝熱プレート
14の全面に亘って、均一或いは一様に分布する。な
お、図3においては、プレート14の上半分にのみ滴下
された液体が分布している状態を示しており、該液体が
分布する範囲はハッチングが付されており、符号Gで示
されている。
0(20)から滴下する液滴10の間隔は非常に狭くな
り、滴下される液体(例えば吸収溶液或いは液相冷媒)
は、散布管10(20)の下方に位置する伝熱プレート
14の全面に亘って、均一或いは一様に分布する。な
お、図3においては、プレート14の上半分にのみ滴下
された液体が分布している状態を示しており、該液体が
分布する範囲はハッチングが付されており、符号Gで示
されている。
【0027】伝熱プレートを有する従来技術を示す図8
においては、散布管からの滴下間隔が広いため、液滴が
大きく、ハッチングを付した液体の分布領域が狭く、濡
れ性が良くない。それと比較すれば、図3で示す第3実
施形態においても、伝熱プレート14の濡れ性が飛躍的
に向上しているのが明らかである。
においては、散布管からの滴下間隔が広いため、液滴が
大きく、ハッチングを付した液体の分布領域が狭く、濡
れ性が良くない。それと比較すれば、図3で示す第3実
施形態においても、伝熱プレート14の濡れ性が飛躍的
に向上しているのが明らかである。
【0028】図4は、本発明を水平管型の吸収器(符号
A−1側)、蒸発器(符号V−1側)に適用した状態を
示している。吸収器A−1側の散布管には符号「10A
−1、20A−1」を付しており、そこからは吸収溶液
(臭化リチウム水溶液)が伝熱管12へ滴下する。一
方、蒸発器V−1側の散布管は符号「10V−1、20
V−1」を付しており、下方に位置する伝熱管12へ液
相冷媒(純水)を滴下している。
A−1側)、蒸発器(符号V−1側)に適用した状態を
示している。吸収器A−1側の散布管には符号「10A
−1、20A−1」を付しており、そこからは吸収溶液
(臭化リチウム水溶液)が伝熱管12へ滴下する。一
方、蒸発器V−1側の散布管は符号「10V−1、20
V−1」を付しており、下方に位置する伝熱管12へ液
相冷媒(純水)を滴下している。
【0029】図5は、本発明をプレート型の吸収器(符
号A−2側)、蒸発器(符号V−2側)に適用した状態
を示している。吸収器A−1側の散布管10A−2、2
0A−2から、その下方に位置する伝熱プレート14に
対して、吸収溶液(臭化リチウム水溶液)が滴下する。
一方、蒸発器V−2側の散布管10V−2、20V−2
から、下方に位置する伝熱プレート14に対して液相冷
媒(純水)が滴下している。
号A−2側)、蒸発器(符号V−2側)に適用した状態
を示している。吸収器A−1側の散布管10A−2、2
0A−2から、その下方に位置する伝熱プレート14に
対して、吸収溶液(臭化リチウム水溶液)が滴下する。
一方、蒸発器V−2側の散布管10V−2、20V−2
から、下方に位置する伝熱プレート14に対して液相冷
媒(純水)が滴下している。
【0030】図1−図5の実施形態によれば、冷媒は溶
液は小さな液滴で均一に散布されるため、伝熱管の濡れ
性が向上し、伝熱性能が向上する。図示の実施形態を用
いて実験した際には、総括伝熱係数(K値)が、従来の
1463kcal/m2 h℃から、1700kcal
/m2 h℃となった。すなわち、従来技術に比較し
て、K値が約16%向上するという結果を得た。
液は小さな液滴で均一に散布されるため、伝熱管の濡れ
性が向上し、伝熱性能が向上する。図示の実施形態を用
いて実験した際には、総括伝熱係数(K値)が、従来の
1463kcal/m2 h℃から、1700kcal
/m2 h℃となった。すなわち、従来技術に比較し
て、K値が約16%向上するという結果を得た。
【0031】
【発明の効果】上述した様に、本発明によれば散布管の
表面に撥水処理を施しているため、当該散布管から滴下
される液滴の滴下間隔が狭くなり、且つ、液滴の粒径も
小さくなるため、当該液滴は伝熱管或いは伝熱プレート
の表面に均一、一様に流下して、伝熱管或いは伝熱プレ
ート表面の濡れ性が非常に良好となる。そして、伝熱管
或いは伝熱プレート表面の濡れ性が非常に良好となると
いうことは、流下液膜式熱交換器における性能或いは熱
交換効率が非常に向上する事を意味する。
表面に撥水処理を施しているため、当該散布管から滴下
される液滴の滴下間隔が狭くなり、且つ、液滴の粒径も
小さくなるため、当該液滴は伝熱管或いは伝熱プレート
の表面に均一、一様に流下して、伝熱管或いは伝熱プレ
ート表面の濡れ性が非常に良好となる。そして、伝熱管
或いは伝熱プレート表面の濡れ性が非常に良好となると
いうことは、流下液膜式熱交換器における性能或いは熱
交換効率が非常に向上する事を意味する。
【図1】本発明の第1実施形態の部分正面図。
【図2】本発明の第2実施形態の部分正面図。
【図3】本発明の第3実施形態の斜視図。
【図4】本発明が実施される吸収冷温水機の吸収器及び
蒸発器の1例を示す斜視図。
蒸発器の1例を示す斜視図。
【図5】本発明が実施される吸収冷温水機の吸収器及び
蒸発器の他の例を示す斜視図。
蒸発器の他の例を示す斜視図。
【図6】従来技術の部分正面図。
【図7】図6とは別の従来技術の部分正面図。
【図8】図6、図7とは別の従来技術を示す斜視図。
1…流下液膜式熱交換器 2、3、10、10A−1、10A−2、10V−1、
10V−2、20、20A−1、20A−2、20V−
1、20V−2…散布管 12…伝熱管 14…伝熱プレート 16…入口ヘッド 18…出口ヘッド A…吸収器 V…蒸発器 D…液滴 DL…滴下されるべき液の層
10V−2、20、20A−1、20A−2、20V−
1、20V−2…散布管 12…伝熱管 14…伝熱プレート 16…入口ヘッド 18…出口ヘッド A…吸収器 V…蒸発器 D…液滴 DL…滴下されるべき液の層
Claims (4)
- 【請求項1】 吸収冷温水機の吸収器或いは蒸発器とし
て用いられる流下液膜式熱交換器において、伝熱管或い
は伝熱プレートに液滴が滴下する間隔を短くし且つ液滴
の寸法を小さくするため、散布管の表面に撥水処理を施
した事を特徴とする流下液膜式熱交換器。 - 【請求項2】 前記散布管の表面に塗水性の良くない材
料を被覆した請求項1の流下液膜式熱交換器。 - 【請求項3】 前記散布管は、トレイ型の散布管として
構成されている請求項1、2のいずれかの流下液膜式熱
交換器。 - 【請求項4】 前記散布管は、コルゲート管タイプの散
布管として構成されている請求項1、2のいずれかの流
下液膜式熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11091148A JP2000283662A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 流下液膜式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11091148A JP2000283662A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 流下液膜式熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000283662A true JP2000283662A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14018451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11091148A Pending JP2000283662A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 流下液膜式熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000283662A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020006872A (ko) * | 2000-07-13 | 2002-01-26 | 이명섭 | 흡수증발식 밀폐형 냉각탑과 그 설계방법 |
| JP2007255860A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Daikin Ind Ltd | 空冷吸収式冷凍装置の吸収器 |
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| CN103983046A (zh) * | 2014-06-09 | 2014-08-13 | 泰山集团股份有限公司 | 宽窄通道板式满液发生器和降膜吸收器及氨水吸收制冷机 |
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-
1999
- 1999-03-31 JP JP11091148A patent/JP2000283662A/ja active Pending
Cited By (15)
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