JP2000284040A - 距離測定方法及び装置 - Google Patents
距離測定方法及び装置Info
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Abstract
長さに応じて分離することを可能とし、このことを利用
して、マルチパス環境下におかれた無線の送信機と受信
機との間の距離を、その送受信される電波を用いて、で
きるだけ正確に測定することが可能な距離測定方法及び
システムを提供する。 【解決手段】 本発明は、 観測された遅延プロファイ
ルを用いて、最短の電波伝搬路に対応するパスである先
頭パスを検出し、検出された前記先頭パスにより電波の
送信点と受信点の間の距離を測定する。
Description
装置に係り、特に、スペクトル拡散技術を用いた無線方
式において、マルチパス環境下で電波の送信点と受信点
の間の距離を測定する距離測定方法及び装置に関する。
具体的には、携帯電話端末の位置検出、自動車、航空
機、船舶の位置特定に利用するための距離測定方法及び
装置に関する。
は、電波の送信点と受信点との間が見通し内となる場合
には距離測定用信号の送受信などの方法で既にGPS等
に適用されている。
来の距離測定の方法は、都市型環境のように伝搬の送信
点と受信点との間が見通し外となる場合には有効でな
い。この場合の電波伝搬路はマルチパスとなっており、
このことが正確な距離測定値の導出の妨げとなる。本発
明は上記の点に鑑みなされたもので、マルチメパスにお
ける各電波伝搬路をその長さに応じて分離し、このこと
を利用して、マルチパス環境下に置かれた無線の送信機
と受信機との間の距離を、その送受信される電波を用い
て、できるだけ正確に測定することが可能な距離測定方
法及び装置を提供することを目的とする。
説明するための図である。本発明(請求項1)は、スペ
クトル拡散技術を用いた無線方式において都市型環境に
おける距離測定方法において、遅延プロファイルを取得
し(ステップ1)、得られた遅延プロファイルに先頭パ
ス検出アルゴリズムを適用して先頭パス検出を行い(ス
テップ2)、得られた先頭パス上で検出される距離測定
用信号を用いて電波の送信点と受信点との間の距離を測
定する(ステップ3)。
遅延プロファル上で検出し、さらに、遅延プロファイル
上で信号レベル最大となるレベル最大パスを検出し、レ
ベル最大パス上で検出される距離測定用信号を用いて電
波の送信点と受信点との間の暫定的な距離測定を行っ
て、暫定的な距離測定値を求め、先頭パスとレベル最大
パスとの遅延時間差によって補正値を算出し、暫定的な
距離測定値に補正値による補正を加え、電波の送信点と
受信点の間の距離を測定する。
で検出される距離測定用信号を用いて得られた電波の送
信点と受信点の間の暫定的な距離測定値に、先頭パスと
レベル最大パスとの遅延時間差と電波の送信点及び受信
点の周辺の地形及び地物データとに基づいて、暫定的な
距離測定値に補正を加え、電波の送信点と受信点の間の
距離を測定する。
受信点の周辺の地形及び地物データを記憶手段に格納し
ておく。図2は、本発明の原理構成図である。本発明
(請求項5)は、スペクトル拡散技術を用いた無線方式
において都市型環境における距離測定装置であって、距
離測定用の信号を送信する送信手段11を有する第1の
無線機10から取得した信号から観測された遅延プロフ
ァイルを用いて、マルチパスの中から最短の電波伝搬路
に対応するパスである先頭パスを検出する先頭パス検出
手段21と、電波の送信点と受信点の間の距離を測定す
る距離測定手段22を有する第2の無線機29とを有す
る。
21において、遅延プロファイル上から先頭パスと信号
レベルが最大となるレベル最大パスを検出するレベル最
大パス検出手段を含み、距離測定手段22において、先
頭パスとレベル最大パスの遅延時間差を測定する遅延時
間差測定手段と、第1の無線機で距離測定用の信号を送
信した時刻と、レベル最大パス上で距離測定用の信号を
受信した時刻と、遅延時間差を基に、該第1の無線機と
第2の無線機との距離を測定する第1の距離測定手段を
含む。
において、レベル最大パスにより暫定的な距離測定を行
って暫定的な距離測定値を求める暫定距離算出手段と、
先頭パスとレベル最大パスとの遅延時間の差によって補
正値を算出する補正値算出手段と、暫定的な距離測定値
に補正を加え、電波の送信点と受信点の間の距離を測定
する第2の距離測定手段とを含む。
において、先頭パスとレベル最大パスとの遅延時間差
と、電波の送信点及び受信点の周辺の地形及び地物デー
タとに基づいて、暫定的な距離測定値に補正を加え、電
波の送信点と受信点の間の距離を測定する第3の距離測
定手段を含む。本発明(請求項9)は、電波の送信点及
び受信点の周辺の地形及び地物データを格納しておく記
憶手段と、その地形及び地物データとに基づいて電波の
送信点と受信点の間の最短の電波伝搬路の長さを算出す
る手段を更に有する。
ルを用いて先頭パスを検出する。実際には、遅延プロフ
ァイルに時間平均を施すことでノイズ成分を除去し、そ
の上で検出された各パスの中から先頭パスを検出する。
距離測定は、距離測定用の信号を送受信することで行
う。詳しくは、先頭パスの位置を遅延プロファル上で検
出し、遅延プロファイル上で検出されたレベル最大パス
により暫定的な距離測定を行って暫定的な距離測定値を
求め、先頭パスとレベル最大パスとの遅延時間の差によ
って補正値を算出し、当該補正値を暫定的な距離測定値
に補正を加えることで電波の送信点と受信点の間の距離
を測定することが可能となる。
遅延時間差と、記憶手段に予め格納されている電波の送
信点及び受信点の周辺の地形及び地物データとに基づい
て、暫定的な距離測定値に補正を加えることで、電波の
送信点と受信点の間の距離を測定することが可能とな
る。
示す。同図に示す構成は、送信機10と受信機20から
構成される。送信機10は、距離測定用の信号を受信機
20に送信する。受信機20は、送信機10から送信さ
れた信号を受信するとともに、信号を送出する送受信部
23、先頭パスを検出する先頭パス検出部21、検出さ
れた先頭パスに基づいて送信機10と受信機20間の距
離を測定する距離測定部22から構成される。
測定用信号の送受信を行う。先頭パス検出部21は、遅
延プロファイルに時間平均を施し、ノイズ成分を除去
し、検出された各パスの中から先頭パスを検出する。先
頭パス検出部21は、レベル最大パス検出部211を有
し、遅延プロファイル上のレベルが最大のパスを求め
る。
パスとの遅延時間の差を求める遅延時間差測定部22
1、レベル最大パスに基づいて暫定的な距離測定を行う
暫定距離算出部222、遅延時間差測定部221で求め
られた遅延時間差により補正値を算出する補正値算出部
223、暫定距離算出部222で求められた暫定的な距
離を補正値算出部223で求められた補正値で補正する
補正部224とを有する。
最大パスとの遅延時間差と、データベース24に格納さ
れている電波の送信点(送信機10の位置)及び受信点
(受信機20の位置)の周辺の地形及び地物のデータを
用いて、暫定的な距離測定値に対して補正を行う。以下
に、一連の動作を説明する。
21によって、遅延プロファイルから先頭パスを検出す
る。先頭パス検出部21では、遅延プロファイルに時間
平均を施すことで、ノイズ成分を除去し、その上で検出
された各パスの中から先頭パスを検出する。距離測定
は、送受信部23を介して、距離測定用の信号を送受信
することで行う。
離測定は、以下のようにして行う。送信機10から距離
測定用の信号を時刻t0 に送信する。受信機20の送受
信部23で信号を受信した時刻をt1 とすれば、電波の
伝搬速度は、光速cであるから、図4に示すように、送
受信点間の距離Lは、 L=c(t1 −t0 ) で与えられる。
基地局と携帯端末間の電波伝搬路が多数存在する。同図
に示す電波伝搬路は、地物等による反射、回折、散乱を
含むマルチパス環境となっている。このような状況で観
測される遅延プロファイル上では、各伝搬路の長さの相
違に応じて、図6に示すように、多数のパスが観測され
る。図6では、パスが先頭パスとして観測される。送
信機10から時刻t0に距離測定用信号を送出したとす
る。このとき、遅延プロファイル上の先頭パスで距離測
定用信号が時刻t1 に観測されたとすれば、送受信点間
距離の近似値Lは、 L=c(t1 −t0 ) で与えられる。ところが、電波の送受信点間が見通し外
となる場合、図7に示すように、先頭パスのレベルは一
般に小さく、先頭パスを用いて距離測定用信号を受信す
ることは困難である。このような場合にはレベル最大パ
ス検出部211において、レベル最大パスを検出し、当
該レベル最大パスを用いて距離測定用信号を受信する。
送信機10を時刻t0 に出発した距離測定用信号がレベ
ル最大のパス上で観測された時刻をt1 ’とする。ここ
で、図8に示すように、遅延時間差測定部221で求め
られる先頭パスとレベル最大パスとの遅延時間差をτと
すると、送受信点間距離の近似値L’は、 L’=c(t1 ’−τ−t0 ) で与えられる。さらに、送信機10と受信機20の設置
場所周辺の地形、地物のデータがデータベース24に完
備していれば、補正部224において、距離の近似値を
補正することで、近似の精度を高めることができる。
る。以下の実施例では、先頭パス検出部21における先
頭パス検出処理と距離測定部22における距離測定処理
とに分けて説明する。本実施例の前提として、遅延プロ
ファイルは、遅延時間τの関数f(τ)であり(単位は
電圧とする)、ここでは、遅延時間としては離散的な有
限個の遅延時間{τ0 , τ1 , τ2 , …, τn }を考え
るものとする(但し、τ0 =0<τ1<τ2 <…<τn
とする)。本実施例では、10倍サンプリングされた遅
延プロファイルを用いるものとする。図9に瞬間値とし
ての遅延プロファイルの一例を示す。
間に関して平均化する。時刻jに得られた遅延プロファ
イルをfj (τi )と書くことにする。このとき、時刻
j=1,…,mに得られた遅延プロファイルの時間平均
ァイルの例を図10に示す。得られた遅延プロファイル
の時間平均値
くことにする。ここで、
i+1 を満たすai をピークとみなし、該当するai を数
列Aから全て抽出する。抽出されたai の中で最大値を
ai0とする。最大値を抽出した上で、正の実数ε>0を
設定し、得られたピークの中で条件ain−ε<ai を満
たすものだけを抽出する。この結果{ai1,ai2,…,
aik}が得られたとする。ここで、添字{i1 ,i2 ,
…,ik }は小さい順に並んでいるものとする。このと
き、先頭パスは添字i1 に対応する遅延時間τi1に対応
する遅延時間τi1の部分で観測される。先頭パスの検出
の例図11に示す。
プロファイル上でのノイズレベルを定める。ノイズレベ
ルは次のようにして定めることができる。遅延プロファ
イル上で観測されるノイズは、プロファイルのI成分で
のノイズ(平均0、分散σ2 のガウス分布に従うランダ
ム変数と見做すことができる:ここでは、xとおく)
と、Q成分上で観測されるノイズ(平均0、分散σ2 の
ガウス分布に従うランダム変数と見做すことができる:
ここではyとおく)とが合成されたものとなっている。
この例を図12に示す。従って、この場合、遅延プロフ
ァイル上のノイズレベルは、
て定められるノイズレベルを、信号を送らない状態で取
得した瞬時遅延プロファイルまたは、時間平均を施した
遅延プロファイルから求める。信号を送らない状態で取
得いた瞬時遅延プロファイルまたは、時間平均化した遅
延プロファイルが、{f(τ0 ),f(τ1 ),f(τ
2 ),…,f(τn )}で与えられているとする。この
とき、ノイズレベルは、
れたノイズレベルに基づいて先頭パスの検出を行う。信
号を送信した状態で遅延プロファイルを観測する。先頭
パス検出に前述の(1)の場合と同様に、遅延プロファ
イルに時間平均を施し、得られた時間平均値
なす。数列Aの要素の中で、条件ai- 1 ≦ai ≧ai+1
かつai ≧<Noise>を満たすai を抽出する。こ
の結果{ai1,ai2,…aik}が得られたとする。ここ
で、添字{i1 ,i2 ,…,i k }は小さい順に並んで
いるものとする。このとき、先頭パスは図11に示すよ
うに添字i1 に対応する遅延時間τi1の部分で観測され
る。
部211で行われる。遅延プロファイルに時間平均を施
し、その時間平均値が
{a0 ,a1 ,…,an }と書くことにする。次に、数
列Aの要素を小さい順に並べ替え、数列B={b0 ,b
1 ,b2 ,…,bn }を生成する。さらに、閾値を指定
するための実数x(0≦x≦1)を定める。但し、xは
実験により先頭パス検出確率を最大にすることで定めら
れる。
このkを用いて、数列Bの要素bkを抽出する。数列A
の要素の中で条件ai-1 ≦aj ≧ai+1 かつa≧bk を
満たすai を抽出する。この結果{ai1,ai2, …,
aik}が得られたとする。ここで、添字{i1 ,i2 ,
…,ik }は小さい順に並んでいるものとする。このと
き、先頭パスは添字i1 に対応する遅延時間τi1の部分
で観測される。この例を図11に示す。
部211で行われる。遅延プロファイルに時間平均を施
し、その時間平均値が
{a0 ,a1 ,…,an }と書くことにする。次に、数
列Aの要素を小さい順に並べ替え、数列B={b0 ,b
1 ,b 2 ,…,bn }を生成する。次に、数列Bの各要
素をx−y平面上に(x,y)=(i,bi )としてプ
ロットする。この時、数列Bの両端に対応する点である
(0,b0 )と(n,bn )とを結ぶ直線は、
通り、f(x)と直交する直線は、
交点のx座標xi は、
ラメータγ,(0.5≦γ≦2)を導入し、
を最大にすることで決定される。これらを用いてさらに
新しい数列C{ρ0 ,ρ1 ,…,ρn }を生成する。但
し、
ρi を最大にする添字がkであっとする。このkを用い
て数列Bの要素の中からbk を抽出する。数列Aの要素
の中で条件ai-1 ≦ai ≧ai+1 かつai ≧bk を満た
すai を抽出する。この結果{ai1,ai2,…,aik}
が得られたとする。ここで添字{i1 ,i2 ,…,
ik}は小さい順に並んでいるものとする。このとき、
先頭パスは添字i1 に対応する遅延時間τi1の部分で観
測される。この様子を図11に示す。
ようにして、遅延プロファイル上で先頭パスを検出す
る。次に、距離測定部22における距離測定の例を説明
する。 (1) 距離測定の例(その1) 無線の送信機10と受信機20にそれぞれ予め時刻を合
わせた時計を設置しておく。送信機10から距離測定用
の信号を時刻T0 に送信する。距離測定用の信号として
は、例えば、I成分だけ0でQ成分にできるだけ大きい
値Rを設定したものや、逆にQ成分の値を0としてI成
分にできるだけ大きな値Rを設定したもの等を用いるこ
とができる。受信機20側では、先頭パス検出部21で
予め信号検出が可能であるレベル最大のパスと先頭パス
とを検出しておく。遅延時間差測定部221において遅
延プロファイル上でそれらを指定する遅延時間がそれぞ
れτ0 (先頭パス)、τ1 (レベル最大のパス)であっ
たとする。この例を図14に示す。この時、レベル最大
のパス上で距離測定用の信号を受信した時刻がT1であ
ったとする。このとき、無線の送信点と、受信点との距
離Lは、 L=c(T1 −T0 −(τ1 −τ0 )) で近似できる。この様子を図15に示す。同図では、送
信点において、距離測定用の信号を時刻T0 に送信し、
受信点では、遅延プロファイルのパス2上で時刻T1 に
距離測定用の信号を受信したとする。これにより、電波
伝搬路としてのパス1と、パス2の長さの差は、 c(τ1 −τ0 ) で与えられる。同図に示した状況では、電波伝搬路とし
てパス1の長さを送受信点間距離の近似とすることがで
きる。その長さは、 L=c(T1 −T0 −(τ1 −τ0 )) で与えられる。
る。この場合、送信機側でも受信機20側でもそれぞれ
送信及び受信ができるようにしておく。送信機10、受
信機20それぞれにおいて、遅延プロファイル上の先頭
パスとレベル最大のパスを検出しておく。遅延プロファ
イル上でそれらを指定する遅延時間がそれぞれτ0 1(送
信機側の先頭パス)、τ0 2(受信機側の先頭パス)、τ
1 1(送信機側のレベル最大のパス)、τ1 2(受信機側の
レベル最大のパス)であったとする。この例を図16に
示す。
の信号を送信する。 受信機20側のレベル最大パス上で距離測定用信号
を時刻T1 に受信したとする。距離測定用の信号がレベ
ル最大のパス上で観測されてから送信機10側に距離測
定用の信号を送り返す内部演算を行うのに必要な時間を
τ3 とする。時刻T1 +τ3 に距離測定用の信号を受信
機20側から送信機10側に向けて送信する。
返されてきた距離測定用の信号をレベル最大のパス上で
受信した時刻がT2 であったとする。この時、送受信点
間距離の近似値Lは次式で与えられる。
が受信機20かどちらか一方の位置(緯度、経度)が完
全にわかっているものとする。さらに、送信機10と受
信機20は図17に示すようにある直線上に存在するこ
とがわかっているとする。さらに、送信機10と受信機
20の近傍にあるすべての建物の位置(緯度、経度)及
び寸法(縦、横、高さ)、及び地形を予めデータベース
24にインプットしておく。距離測定の(その1)と
(その2)に示したような方法を適用することで送受信
点間距離の近似値Lを検出しておく。次の手順を適用す
ることで、送受信点間距離測定の精度を向上させること
ができる。
線上に存在することが分かっている。説明を簡単にする
ため、送信機10の位置(緯度、経度)が既知であると
仮定する。送信機10と受信機20とを結ぶ直線上に、
間隔δ(>0)毎に点を並べる。この様子を図18に示
す。同図の場合、送信機10からδだけ右側に受信機2
0があると仮定すると、障害物が存在しないため、送受
信点間を結ぶ最短の電波伝搬路の長さはδである。この
とき、次の2つの場合が考えられる。
で手順は終了となる。上記(ii)の場合、2番目の格
子点上(つまり、送信機10から2δ離れた場所)に受
信機20があると仮定する。この場合、送受信点間に建
物が存在するため、最短の電波伝搬路の長さは2δ以上
となる。データベース24から送信機10と2番目の格
子点との間に存在する建物の位置と寸法を検索し、最短
の電波伝搬路の長さを計算する。この様子を図19に示
す。暫定距離算出部222で得られた値がηであったと
する。このとき、次の2つの場合が考えられる。
点間距離の近似値として2δ(この位置に受信点がある
と仮定してデータベース24を用いて最短の電波伝搬路
の長さを計算する)を採用し、これで手順を終了する。
(つまり、送信機10から3δ離れた場所)に受信機2
0があると仮定する。この場合も送受信点間に建物が存
在するため、最短の電波伝搬路の長さは3δ以上とな
る。データベース24から送信機10と3番目の格子点
との間に存在する建物の位置と寸法を検索し、最短の電
波伝搬路の長さを計算する。この様子を図19に示す。
得られた値がηであったとする。このとき、次の2つの
場合が考えられる。
δを採用し、これで手順を終了する。上記の(ii)の
場合は、4番目の格子点上に受信機20が存在すると仮
定し、上記に述べた手順を繰り返す。
ものが必ず存在するので(この場合、最短の電波伝搬路
の長さηは、η≧nδ>Lを満たす)、必ず有限回で終
了する。このようにして送受信点間距離の近似値を得る
ことができる。なお、本発明は、上記の実施例に限定さ
れることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可
能である。
散技術を用いた無線方式において、遅延プロファイル上
の先頭パスを検出し、さらに無線の送信機と受信機の周
辺の地形及び地物のデータベースを用いることで、マル
チパス環境下に置かれた送信機と受信機の間の距離測定
の精度を向上させることができる。
の距離測定を説明するための図である。
イル上のパスの例を説明するための図である。
合の遅延プロファイルの例を説明するための図である。
延時間差を説明するための図である。
ァイルである。
ファイルを示す図である。
るための図である。
頭パスとレベル最大のパスである。
の間の距離の近似を説明するための図である。
を説明するための図である。
係を示す図である。
短の電波伝搬路の長さの計算を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 スペクトル拡散技術を用いた無線方式に
おいて都市型環境における距離測定方法において、 観測された遅延プロファイルを用いて、最短の電波伝搬
路に対応するパスである先頭パスを検出し、 検出された前記先頭パスにより電波の送信点と受信点の
間の距離を測定することを特徴とする距離測定方法。 - 【請求項2】 前記先頭パスの位置を前記遅延プロファ
ル上で検出し、 前記遅延プロファイル上で信号レベル最大となるレベル
最大パスを検出し、 前記レベル最大パス上で検出される距離測定用信号を用
いて電波の送信点と受信点との間の暫定的な距離測定を
行って、暫定的な距離測定値を求め、 前記先頭パスと前記レベル最大パスとの遅延時間の差に
よって補正値を算出し、 前記暫定的な距離測定値に前記補正値による補正を加
え、前記電波の送信点と受信点の間の距離を測定する請
求項1記載の距離測定方法。 - 【請求項3】 前記先頭パスと前記レベル最大パスとの
遅延時間差と、電波の送信点及び受信点の周辺の地形及
び地物データとに基づいて、前記暫定的な距離測定値に
補正を加え、前記電波の送信点と受信点の間の距離を測
定する請求項2記載の距離測定方法。 - 【請求項4】 前記電波の送信点及び受信点の周辺の地
形及び地物データを記憶手段に格納しておく請求項3記
載の距離測定方法。 - 【請求項5】 スペクトル拡散技術を用いた無線方式に
おいて都市型環境における距離測定装置であって、 距離測定用の信号を送信する送信手段を有する第1の無
線機から取得した信号から観測された遅延プロファイル
を用いて最短の電波伝搬路に対応するパスである先頭パ
スを検出する先頭パス検出手段と、 電波の送信点と受信点の間の距離を測定する距離測定手
段とを有する第2の無線機を有することを特徴とする距
離測定装置。 - 【請求項6】 前記先頭パス検出手段は、 前記遅延プロファイルから先頭パスと信号レベルが最大
となるレベル最大パスを検出するレベル最大パス検出手
段を含み、 前記距離測定手段は、 前記先頭パスと前記レベル最大パスの遅延時間差を測定
する遅延時間差測定手段と、 前記第1の無線機で距離測定用の信号を送信した時刻
と、前記レベル最大パス上で距離測定用の信号を受信し
た時刻と、前記遅延時間差を基に、該第1の無線機と前
記第2の無線機との距離を測定する第1の距離測定手段
を含む請求項5記載の距離測定装置。 - 【請求項7】 前記距離測定手段は、 前記レベル最大パスにより暫定的な距離測定を行って暫
定的な距離測定値を求める暫定距離算出手段と、 前記先頭パスと前記レベル最大パスとの遅延時間の差に
よって補正値を算出する補正値算出手段と、 前記暫定的な距離測定値に補正を加え、前記電波の送信
点と受信点の間の距離を測定する第2の距離測定手段と
を含む請求項5記載の距離測定装置。 - 【請求項8】 前記距離測定手段は、 前記先頭パスと前記レベル最大パスとの遅延時間差と、
電波の送信点及び受信点の周辺の地形及び地物データと
に基づいて、前記暫定的な距離測定値に補正を加え、前
記電波の送信点と受信点の間の距離を測定する第3の距
離測定手段を含む請求項7記載の距離測定装置。 - 【請求項9】 前記電波の送信点及び受信点の周辺の地
形及び地物データを格納しておく記憶手段を更に有する
請求項7記載の距離測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11086658A JP2000284040A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 距離測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11086658A JP2000284040A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 距離測定方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000284040A true JP2000284040A (ja) | 2000-10-13 |
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|---|---|---|---|
| JP11086658A Pending JP2000284040A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 距離測定方法及び装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2000284040A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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