JP2000284181A - 対物レンズ - Google Patents
対物レンズInfo
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- JP2000284181A JP2000284181A JP11095169A JP9516999A JP2000284181A JP 2000284181 A JP2000284181 A JP 2000284181A JP 11095169 A JP11095169 A JP 11095169A JP 9516999 A JP9516999 A JP 9516999A JP 2000284181 A JP2000284181 A JP 2000284181A
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- objective lens
- sample
- lens group
- fluorescence
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- Lenses (AREA)
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- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自家蛍光の発生を更に抑制することができる
対物レンズを提供する。 【解決手段】 対物レンズ10は、測定対象である試料
の側(図面上で下側)から像側(図面上で上側)に向か
って順にレンズ111〜1110が配置されて、これらが
ハウジング12内に収納されている。これら10枚のレ
ンズ111〜111 0のうち試料に近い方からn個のレン
ズ111〜11nそれぞれは、試料に照射される励起光に
対して無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形
成されていない。一方、他のレンズ11n+1〜1110そ
れぞれは、表面に反射防止膜が形成されている。nの値
は、1であってもよいし、2以上9以下であってもよ
い。なお、無蛍光性の材料は例えば石英ガラスであるの
が好適である。更に、n個のレンズ111〜11nそれぞ
れは張り合わせレンズでないのが好適である。
対物レンズを提供する。 【解決手段】 対物レンズ10は、測定対象である試料
の側(図面上で下側)から像側(図面上で上側)に向か
って順にレンズ111〜1110が配置されて、これらが
ハウジング12内に収納されている。これら10枚のレ
ンズ111〜111 0のうち試料に近い方からn個のレン
ズ111〜11nそれぞれは、試料に照射される励起光に
対して無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形
成されていない。一方、他のレンズ11n+1〜1110そ
れぞれは、表面に反射防止膜が形成されている。nの値
は、1であってもよいし、2以上9以下であってもよ
い。なお、無蛍光性の材料は例えば石英ガラスであるの
が好適である。更に、n個のレンズ111〜11nそれぞ
れは張り合わせレンズでないのが好適である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料に励起光を照
射するとともに前記試料で発生した蛍光を入力する落射
照明方式の蛍光顕微鏡に用いられる対物レンズに関する
ものである。
射するとともに前記試料で発生した蛍光を入力する落射
照明方式の蛍光顕微鏡に用いられる対物レンズに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】落射照明方式の蛍光顕微鏡は、励起光源
から出力された励起光を対物レンズを介して試料に照射
するとともに、その試料に含まれる蛍光物質から発生し
た蛍光を該対物レンズを介して観察するものである。ま
た、対物レンズは一般的に複数のレンズを含んで構成さ
れている。このように、落射照明方式の蛍光顕微鏡で
は、対物レンズ内部を励起光および蛍光の双方が通過す
る。したがって、対物レンズを構成する各部材に励起光
が照射されることに因り自家蛍光が発生すると、この自
家蛍光は、試料で発生した蛍光を観察する際の背景光ノ
イズとなり、蛍光像のコントラストの低下や検出能の低
下を生じさせる。
から出力された励起光を対物レンズを介して試料に照射
するとともに、その試料に含まれる蛍光物質から発生し
た蛍光を該対物レンズを介して観察するものである。ま
た、対物レンズは一般的に複数のレンズを含んで構成さ
れている。このように、落射照明方式の蛍光顕微鏡で
は、対物レンズ内部を励起光および蛍光の双方が通過す
る。したがって、対物レンズを構成する各部材に励起光
が照射されることに因り自家蛍光が発生すると、この自
家蛍光は、試料で発生した蛍光を観察する際の背景光ノ
イズとなり、蛍光像のコントラストの低下や検出能の低
下を生じさせる。
【0003】このような問題に対して、対物レンズに含
まれる複数のレンズそれぞれの材質を改善することで、
対物レンズ内部で発生する自家蛍光の発生を抑制するこ
とが、従来より行われてきた。例えば、各レンズの材料
として合成石英ガラスを用いることが、自家蛍光の発生
を抑制する上で有効であることが知られている。
まれる複数のレンズそれぞれの材質を改善することで、
対物レンズ内部で発生する自家蛍光の発生を抑制するこ
とが、従来より行われてきた。例えば、各レンズの材料
として合成石英ガラスを用いることが、自家蛍光の発生
を抑制する上で有効であることが知られている。
【0004】また、特開平9−281399号公報に開
示された対物レンズは、その対物レンズを構成する複数
のレンズが前方レンズ群と後方レンズ群とに区分され、
前方レンズ群と後方レンズ群との間にダイクロイックミ
ラーが設けられ、前方レンズ群に含まれる各レンズが励
起光に対する透過率が大きく且つ蛍光の発生が少ないも
のである。そして、この対物レンズでは、前方レンズ群
と後方レンズ群との間に入射した励起光は、ダイクロイ
ックミラーにより反射されて、前方レンズ群を介して試
料に照射される。また、その試料に含まれる蛍光物質か
ら発生した蛍光は、前方レンズ群、ダイクロイックミラ
ーおよび後方レンズ群を経て観察される。このように、
この対物レンズでは、各レンズが励起光に対する透過率
が大きく且つ蛍光の発生が少ないものとされた前方レン
ズ群のみに励起光を通過させることにより、自家蛍光の
発生の抑制を図ったものである。
示された対物レンズは、その対物レンズを構成する複数
のレンズが前方レンズ群と後方レンズ群とに区分され、
前方レンズ群と後方レンズ群との間にダイクロイックミ
ラーが設けられ、前方レンズ群に含まれる各レンズが励
起光に対する透過率が大きく且つ蛍光の発生が少ないも
のである。そして、この対物レンズでは、前方レンズ群
と後方レンズ群との間に入射した励起光は、ダイクロイ
ックミラーにより反射されて、前方レンズ群を介して試
料に照射される。また、その試料に含まれる蛍光物質か
ら発生した蛍光は、前方レンズ群、ダイクロイックミラ
ーおよび後方レンズ群を経て観察される。このように、
この対物レンズでは、各レンズが励起光に対する透過率
が大きく且つ蛍光の発生が少ないものとされた前方レン
ズ群のみに励起光を通過させることにより、自家蛍光の
発生の抑制を図ったものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
対物レンズは、自家蛍光の発生の抑制が充分ではない。
対物レンズ内部における自家蛍光の発生を更に抑制し
て、観察すべき蛍光像のコントラストや検出能を更に改
善することが望まれている。本発明は、上記問題点を解
消する為になされたものであり、自家蛍光の発生を更に
抑制することができる対物レンズを提供することを目的
とする。
対物レンズは、自家蛍光の発生の抑制が充分ではない。
対物レンズ内部における自家蛍光の発生を更に抑制し
て、観察すべき蛍光像のコントラストや検出能を更に改
善することが望まれている。本発明は、上記問題点を解
消する為になされたものであり、自家蛍光の発生を更に
抑制することができる対物レンズを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る対物レンズ
は、試料に励起光を照射するとともに試料で発生した蛍
光を入力する落射照明方式の蛍光顕微鏡に用いられる複
数のレンズを含む対物レンズであって、複数のレンズの
うち試料に最も近いレンズを含む1以上の所定のレンズ
が、励起光に対して無蛍光性の材料からなり、表面に反
射防止膜が形成されていない、ことを特徴とする。
は、試料に励起光を照射するとともに試料で発生した蛍
光を入力する落射照明方式の蛍光顕微鏡に用いられる複
数のレンズを含む対物レンズであって、複数のレンズの
うち試料に最も近いレンズを含む1以上の所定のレンズ
が、励起光に対して無蛍光性の材料からなり、表面に反
射防止膜が形成されていない、ことを特徴とする。
【0007】この対物レンズ内部を励起光が通過すると
きに、試料から遠いレンズの表面に反射防止膜が形成さ
れていれば自家蛍光が発生し得る。しかし、その自家蛍
光は、試料で発生した蛍光を観察する際の背景光ノイズ
としては影響が小さく、蛍光像のコントラストの低下や
検出能の低下に大きな影響を与えることはない。また、
試料に近い上記所定のレンズは、無蛍光性の材料からな
り、表面に反射防止膜が形成されていないので、これら
から自家蛍光が発生することは殆どない。したがって、
この対物レンズを用いた落射蛍光顕微鏡は、試料の蛍光
像を観察する際に、背景光ノイズが極めて少なく、コン
トラストおよび検出能が優れる。
きに、試料から遠いレンズの表面に反射防止膜が形成さ
れていれば自家蛍光が発生し得る。しかし、その自家蛍
光は、試料で発生した蛍光を観察する際の背景光ノイズ
としては影響が小さく、蛍光像のコントラストの低下や
検出能の低下に大きな影響を与えることはない。また、
試料に近い上記所定のレンズは、無蛍光性の材料からな
り、表面に反射防止膜が形成されていないので、これら
から自家蛍光が発生することは殆どない。したがって、
この対物レンズを用いた落射蛍光顕微鏡は、試料の蛍光
像を観察する際に、背景光ノイズが極めて少なく、コン
トラストおよび検出能が優れる。
【0008】特に、無蛍光性の材料が石英ガラスである
ことを特徴とするのが好適である。また、上記所定のレ
ンズが張り合わせレンズでないことを特徴とするのも好
適である。これら何れの場合にも、更に、背景光ノイズ
が少なく、コントラストおよび検出能が優れる。
ことを特徴とするのが好適である。また、上記所定のレ
ンズが張り合わせレンズでないことを特徴とするのも好
適である。これら何れの場合にも、更に、背景光ノイズ
が少なく、コントラストおよび検出能が優れる。
【0009】また、本発明に係る対物レンズは、(1) 複
数のレンズが前方レンズ群と後方レンズ群とに区分さ
れ、(2) 前方レンズ群と後方レンズ群との間に、励起光
を反射させて前方レンズ群に入射させるとともに、前方
レンズ群から出射された蛍光を透過させて後方レンズ群
に入射させるダイクロイックミラーが備えられ、(3) 前
方レンズ群に含まれる各レンズが、励起光に対して無蛍
光性の材料からなり、反射防止膜が形成されていない、
ことを特徴とする。
数のレンズが前方レンズ群と後方レンズ群とに区分さ
れ、(2) 前方レンズ群と後方レンズ群との間に、励起光
を反射させて前方レンズ群に入射させるとともに、前方
レンズ群から出射された蛍光を透過させて後方レンズ群
に入射させるダイクロイックミラーが備えられ、(3) 前
方レンズ群に含まれる各レンズが、励起光に対して無蛍
光性の材料からなり、反射防止膜が形成されていない、
ことを特徴とする。
【0010】励起光は、ダイクロイックミラーにより反
射され、前方レンズ群を経て試料に向けて出射される。
一方、試料に含まれる蛍光物質から発生した蛍光は、前
方レンズ群、ダイクロイックミラーおよび後方レンズ群
を経て結像される。前方レンズ群を構成する全てのレン
ズそれぞれは、無蛍光性の材料からなり、表面に反射防
止膜が形成されていないので、これらから自家蛍光が発
生することは殆どない。したがって、本実施形態に係る
対物レンズを用いた落射蛍光顕微鏡は、試料の蛍光像を
観察する際に、背景光ノイズが極めて少なく、コントラ
ストおよび検出能が優れる。
射され、前方レンズ群を経て試料に向けて出射される。
一方、試料に含まれる蛍光物質から発生した蛍光は、前
方レンズ群、ダイクロイックミラーおよび後方レンズ群
を経て結像される。前方レンズ群を構成する全てのレン
ズそれぞれは、無蛍光性の材料からなり、表面に反射防
止膜が形成されていないので、これらから自家蛍光が発
生することは殆どない。したがって、本実施形態に係る
対物レンズを用いた落射蛍光顕微鏡は、試料の蛍光像を
観察する際に、背景光ノイズが極めて少なく、コントラ
ストおよび検出能が優れる。
【0011】特に、前方レンズ群に含まれる全てのレン
ズが張り合わせレンズでないことを特徴とするのが好適
である。この場合、更に、背景光ノイズが少なく、コン
トラストおよび検出能が優れる。
ズが張り合わせレンズでないことを特徴とするのが好適
である。この場合、更に、背景光ノイズが少なく、コン
トラストおよび検出能が優れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
【0013】先ず、本発明を想到するに到った経緯につ
いて説明する。本願発明者は、自家蛍光発生の要因を調
査するため、対物レンズに含まれる各要素(レンズ、反
射防止膜、光学接着剤)の各材料について、励起光を照
射したときに発生する蛍光の強度を測定した。その結
果、以下のような知見が得られた。
いて説明する。本願発明者は、自家蛍光発生の要因を調
査するため、対物レンズに含まれる各要素(レンズ、反
射防止膜、光学接着剤)の各材料について、励起光を照
射したときに発生する蛍光の強度を測定した。その結
果、以下のような知見が得られた。
【0014】図3は、反射防止膜の蛍光発生量の測定結
果を示すグラフである。この測定に際しては、水銀灯か
ら出力される波長365nmの輝線を励起光とし、この
励起光をコリメートして試料平板に対して入射角約14
度で照射した。そして、この励起光照射に伴って試料か
ら発生した蛍光を、試料平板の法線方向から集光光学系
を経て分光器に入射させ、この分光器により波長410
nm〜435nmの範囲の強度を測定した。測定対象の
試料は、厚さ2mmの標準フリントガラス、厚さ3mm
の石英ガラス上に形成された多層反射防止膜、単層反射
防止膜、および、無膜(反射防止膜が形成されていない
石英ガラス)であった。なお、標準フリントガラスは、
蛍光発生量が多いことで知られているものである。図3
では、厚さ2mmの標準フリントガラスから発生した蛍
光の強度を 1,000,000として規格化して表示している。
果を示すグラフである。この測定に際しては、水銀灯か
ら出力される波長365nmの輝線を励起光とし、この
励起光をコリメートして試料平板に対して入射角約14
度で照射した。そして、この励起光照射に伴って試料か
ら発生した蛍光を、試料平板の法線方向から集光光学系
を経て分光器に入射させ、この分光器により波長410
nm〜435nmの範囲の強度を測定した。測定対象の
試料は、厚さ2mmの標準フリントガラス、厚さ3mm
の石英ガラス上に形成された多層反射防止膜、単層反射
防止膜、および、無膜(反射防止膜が形成されていない
石英ガラス)であった。なお、標準フリントガラスは、
蛍光発生量が多いことで知られているものである。図3
では、厚さ2mmの標準フリントガラスから発生した蛍
光の強度を 1,000,000として規格化して表示している。
【0015】このグラフから判るように、多層反射防止
膜から発生した蛍光の強度は、厚さ2mmの標準フリン
トガラスから発生した蛍光の強度の15%程度であっ
て、厚さ0.3mmの標準フリントガラスから発生した
蛍光の強度に相当し、また、石英ガラス板から発生した
蛍光の強度と比べて2桁以上大きかった。また、単層反
射防止膜から発生した蛍光の強度は、石英ガラスから発
生した蛍光の強度と比べて1桁程度大きかった。このよ
うに、反射防止膜から発生する蛍光は、石英ガラス板か
ら発生した蛍光に対して無視し得ないほど大きかった。
膜から発生した蛍光の強度は、厚さ2mmの標準フリン
トガラスから発生した蛍光の強度の15%程度であっ
て、厚さ0.3mmの標準フリントガラスから発生した
蛍光の強度に相当し、また、石英ガラス板から発生した
蛍光の強度と比べて2桁以上大きかった。また、単層反
射防止膜から発生した蛍光の強度は、石英ガラスから発
生した蛍光の強度と比べて1桁程度大きかった。このよ
うに、反射防止膜から発生する蛍光は、石英ガラス板か
ら発生した蛍光に対して無視し得ないほど大きかった。
【0016】図4は、光学接着剤の蛍光発生量の測定結
果を示すグラフである。この測定に際しては、水銀灯か
ら出力される波長365nmの輝線を励起光とし、この
励起光をコリメートして10mm角×高さ30mmの角
柱状の試料に対して側方から照射した。そして、この励
起光照射に伴って試料から発生した蛍光を、励起光入射
方向に対して直交する方向から集光光学系を経て分光器
に入射させ、この分光器により波長410nm〜435
nmの範囲の強度を測定した。測定対象の試料は、アク
リル系光学接着剤、シリコン系光学接着剤、エポキシ系
光学接着剤、および、標準フリントガラスであった。図
4でも、標準フリントガラスから発生した蛍光の強度を
1,000,000として規格化して表示している。
果を示すグラフである。この測定に際しては、水銀灯か
ら出力される波長365nmの輝線を励起光とし、この
励起光をコリメートして10mm角×高さ30mmの角
柱状の試料に対して側方から照射した。そして、この励
起光照射に伴って試料から発生した蛍光を、励起光入射
方向に対して直交する方向から集光光学系を経て分光器
に入射させ、この分光器により波長410nm〜435
nmの範囲の強度を測定した。測定対象の試料は、アク
リル系光学接着剤、シリコン系光学接着剤、エポキシ系
光学接着剤、および、標準フリントガラスであった。図
4でも、標準フリントガラスから発生した蛍光の強度を
1,000,000として規格化して表示している。
【0017】このグラフから判るように、アクリル系光
学接着剤およびエポキシ系光学接着剤それぞれから発生
した蛍光の強度は、標準フリントガラスから発生した蛍
光の強度と比べて1桁以上大きく、石英ガラスから発生
した蛍光の強度と比べて4桁以上大きかった。また、シ
リコン系光学接着剤から発生した蛍光の強度は、標準フ
リントガラスから発生した蛍光の強度と比べて同程度で
あり、石英ガラスから発生した蛍光の強度と比べて3桁
程度大きかった。このように、光学接着剤から発生する
蛍光は、石英ガラス板から発生した蛍光に対して無視し
得ないほど極めて大きかった。
学接着剤およびエポキシ系光学接着剤それぞれから発生
した蛍光の強度は、標準フリントガラスから発生した蛍
光の強度と比べて1桁以上大きく、石英ガラスから発生
した蛍光の強度と比べて4桁以上大きかった。また、シ
リコン系光学接着剤から発生した蛍光の強度は、標準フ
リントガラスから発生した蛍光の強度と比べて同程度で
あり、石英ガラスから発生した蛍光の強度と比べて3桁
程度大きかった。このように、光学接着剤から発生する
蛍光は、石英ガラス板から発生した蛍光に対して無視し
得ないほど極めて大きかった。
【0018】以上のことから、対物レンズ内部における
自家蛍光の発生を更に抑制するためには、各レンズを石
英ガラス等の無蛍光性の材料のものとするだけでなく、
レンズ表面に反射防止膜を形成しないことが有効であ
り、また、光学接着剤を用いた張り合わせレンズを用い
ないことが有効であることが判った。しかし、レンズ表
面に反射防止膜を形成しない場合には、そのレンズにお
ける反射率が大きくなり、励起光透過率の低下および蛍
光透過率の低下が問題となる。それ故、対物レンズに含
まれる全てのレンズについて反射防止膜を形成しないの
も得策ではない。また、対物レンズに含まれる各部材そ
れぞれから同程度の自家蛍光が発生した場合、試料に近
い部材から発生した自家蛍光ほど、像面において最終的
にノイズとなる割合が大きい。そこで、対物レンズに含
まれる複数のレンズのうち最も試料に近い位置にあるレ
ンズを含む数枚のレンズについて反射防止膜を形成しな
いのが好適である。本発明は、以上のような知見および
考察に基づいてなされたものである。
自家蛍光の発生を更に抑制するためには、各レンズを石
英ガラス等の無蛍光性の材料のものとするだけでなく、
レンズ表面に反射防止膜を形成しないことが有効であ
り、また、光学接着剤を用いた張り合わせレンズを用い
ないことが有効であることが判った。しかし、レンズ表
面に反射防止膜を形成しない場合には、そのレンズにお
ける反射率が大きくなり、励起光透過率の低下および蛍
光透過率の低下が問題となる。それ故、対物レンズに含
まれる全てのレンズについて反射防止膜を形成しないの
も得策ではない。また、対物レンズに含まれる各部材そ
れぞれから同程度の自家蛍光が発生した場合、試料に近
い部材から発生した自家蛍光ほど、像面において最終的
にノイズとなる割合が大きい。そこで、対物レンズに含
まれる複数のレンズのうち最も試料に近い位置にあるレ
ンズを含む数枚のレンズについて反射防止膜を形成しな
いのが好適である。本発明は、以上のような知見および
考察に基づいてなされたものである。
【0019】(第1の実施形態)次に、本発明に係る対
物レンズの第1の実施形態について説明する。図1は、
第1の実施形態に係る対物レンズの断面図である。本実
施形態に係る対物レンズ10は、測定対象である試料の
側(図面上で下側)から像側(図面上で上側)に向かっ
て順にレンズ111〜1110が配置されて、これらがハ
ウジング12内に収納されている。これら10枚のレン
ズ111〜1110のうち試料に近い方からn個のレンズ
111〜11nそれぞれは、試料に照射される励起光に対
して無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形成
されていない。一方、他のレンズ11n+1〜1110それ
ぞれは、表面に反射防止膜が形成されている。nの値
は、1であってもよいし、2以上9以下であってもよ
い。なお、無蛍光性の材料は例えば石英ガラスであるの
が好適である。更に、n個のレンズ111〜11nそれぞ
れは張り合わせレンズでないのが好適である。
物レンズの第1の実施形態について説明する。図1は、
第1の実施形態に係る対物レンズの断面図である。本実
施形態に係る対物レンズ10は、測定対象である試料の
側(図面上で下側)から像側(図面上で上側)に向かっ
て順にレンズ111〜1110が配置されて、これらがハ
ウジング12内に収納されている。これら10枚のレン
ズ111〜1110のうち試料に近い方からn個のレンズ
111〜11nそれぞれは、試料に照射される励起光に対
して無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形成
されていない。一方、他のレンズ11n+1〜1110それ
ぞれは、表面に反射防止膜が形成されている。nの値
は、1であってもよいし、2以上9以下であってもよ
い。なお、無蛍光性の材料は例えば石英ガラスであるの
が好適である。更に、n個のレンズ111〜11nそれぞ
れは張り合わせレンズでないのが好適である。
【0020】本実施形態に係る対物レンズでは、励起光
源から出力された励起光は、レンズ1110の側から入射
し、レンズ111の側から試料に向けて出射される。一
方、試料に含まれる蛍光物質から発生した蛍光は、レン
ズ111の側から入射し、レンズ1110の側から出射さ
れ結像される。励起光が対物レンズ10内部を通過する
ときに、試料から遠いレンズ11n+1〜1110の表面に
形成された反射防止膜で自家蛍光が発生し得る。しか
し、その自家蛍光は、試料で発生した蛍光を観察する際
の背景光ノイズとしては影響が小さく、蛍光像のコント
ラストの低下や検出能の低下に大きな影響を与えること
はない。また、試料に近いレンズ111〜11nそれぞれ
は、無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形成
されていないので、また更に、張り合わせレンズでない
ので、これらから自家蛍光が発生することは殆どない。
したがって、本実施形態に係る対物レンズを用いた落射
蛍光顕微鏡は、試料の蛍光像を観察する際に、背景光ノ
イズが極めて少なく、コントラストおよび検出能が優れ
る。
源から出力された励起光は、レンズ1110の側から入射
し、レンズ111の側から試料に向けて出射される。一
方、試料に含まれる蛍光物質から発生した蛍光は、レン
ズ111の側から入射し、レンズ1110の側から出射さ
れ結像される。励起光が対物レンズ10内部を通過する
ときに、試料から遠いレンズ11n+1〜1110の表面に
形成された反射防止膜で自家蛍光が発生し得る。しか
し、その自家蛍光は、試料で発生した蛍光を観察する際
の背景光ノイズとしては影響が小さく、蛍光像のコント
ラストの低下や検出能の低下に大きな影響を与えること
はない。また、試料に近いレンズ111〜11nそれぞれ
は、無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形成
されていないので、また更に、張り合わせレンズでない
ので、これらから自家蛍光が発生することは殆どない。
したがって、本実施形態に係る対物レンズを用いた落射
蛍光顕微鏡は、試料の蛍光像を観察する際に、背景光ノ
イズが極めて少なく、コントラストおよび検出能が優れ
る。
【0021】(第2の実施形態)次に、本発明に係る対
物レンズの第2の実施形態について説明する。図2は、
第2の実施形態に係る対物レンズの断面図である。本実
施形態に係る対物レンズ20は、測定対象である試料の
側(図面上で下側)から像側(図面上で上側)に向かっ
て順にレンズ211〜2110が配置されて、これらがハ
ウジング22内に収納されている。これら10枚のレン
ズ211〜2110のうち試料に近い方からn個のレンズ
211〜21nそれぞれは、試料に照射される励起光に対
して無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形成
されていない。一方、他のレンズ21n+1〜2110それ
ぞれは、表面に反射防止膜が形成されている。nの値
は、1であってもよいし、2以上9以下であってもよ
い。なお、無蛍光性の材料は例えば石英ガラスであるの
が好適である。更に、n個のレンズ211〜21nそれぞ
れは張り合わせレンズでないのが好適である。
物レンズの第2の実施形態について説明する。図2は、
第2の実施形態に係る対物レンズの断面図である。本実
施形態に係る対物レンズ20は、測定対象である試料の
側(図面上で下側)から像側(図面上で上側)に向かっ
て順にレンズ211〜2110が配置されて、これらがハ
ウジング22内に収納されている。これら10枚のレン
ズ211〜2110のうち試料に近い方からn個のレンズ
211〜21nそれぞれは、試料に照射される励起光に対
して無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形成
されていない。一方、他のレンズ21n+1〜2110それ
ぞれは、表面に反射防止膜が形成されている。nの値
は、1であってもよいし、2以上9以下であってもよ
い。なお、無蛍光性の材料は例えば石英ガラスであるの
が好適である。更に、n個のレンズ211〜21nそれぞ
れは張り合わせレンズでないのが好適である。
【0022】特に、本実施形態では、10個のレンズ2
11〜2110は、試料側にある4個のレンズ211〜21
4を含む前方レンズ群21Fと、像側にある6個のレン
ズ215〜2110を含む後方レンズ群21Bとに区分さ
れ、前方レンズ群21Fに含まれるレンズ211〜214
の全てが、試料に照射される励起光に対して無蛍光性の
材料からなり、表面に反射防止膜が形成されていないの
が好適であり、更に、張り合わせレンズでないのが好適
である。
11〜2110は、試料側にある4個のレンズ211〜21
4を含む前方レンズ群21Fと、像側にある6個のレン
ズ215〜2110を含む後方レンズ群21Bとに区分さ
れ、前方レンズ群21Fに含まれるレンズ211〜214
の全てが、試料に照射される励起光に対して無蛍光性の
材料からなり、表面に反射防止膜が形成されていないの
が好適であり、更に、張り合わせレンズでないのが好適
である。
【0023】また、本実施形態では、前方レンズ群21
Fと後方レンズ群21Rとの間にダイクロイックミラー
23およびバリアフィルタ24が設けられている。ダイ
クロイックミラー23は、ハウジング22の一部に設け
られた励起光入射窓25を透過して外部より内部へ入射
した励起光を反射させて前方レンズ群21Fに入射させ
るとともに、前方レンズ群21Fから出射された蛍光を
透過させてバリアフィルタ24を経て後方レンズ群21
Rに入射させる。また、バリアフィルタ24は、励起光
を遮断し、蛍光を透過させるものである。
Fと後方レンズ群21Rとの間にダイクロイックミラー
23およびバリアフィルタ24が設けられている。ダイ
クロイックミラー23は、ハウジング22の一部に設け
られた励起光入射窓25を透過して外部より内部へ入射
した励起光を反射させて前方レンズ群21Fに入射させ
るとともに、前方レンズ群21Fから出射された蛍光を
透過させてバリアフィルタ24を経て後方レンズ群21
Rに入射させる。また、バリアフィルタ24は、励起光
を遮断し、蛍光を透過させるものである。
【0024】本実施形態に係る対物レンズでは、励起光
源から出力された励起光は、励起光入射窓25を透過
し、ダイクロイックミラー23により反射され、前方レ
ンズ群21Fのレンズ214の側から入射し、レンズ2
11の側から試料に向けて出射される。一方、試料に含
まれる蛍光物質から発生した蛍光は、前方レンズ群21
Fのレンズ211の側から入射してレンズ214の側から
出射され、ダイクロイックミラー23およびバリアフィ
ルタ24を透過し、後方レンズ群21Rのレンズ215
の側から入射してレンズ2110の側から出射され結像さ
れる。
源から出力された励起光は、励起光入射窓25を透過
し、ダイクロイックミラー23により反射され、前方レ
ンズ群21Fのレンズ214の側から入射し、レンズ2
11の側から試料に向けて出射される。一方、試料に含
まれる蛍光物質から発生した蛍光は、前方レンズ群21
Fのレンズ211の側から入射してレンズ214の側から
出射され、ダイクロイックミラー23およびバリアフィ
ルタ24を透過し、後方レンズ群21Rのレンズ215
の側から入射してレンズ2110の側から出射され結像さ
れる。
【0025】n≦3であれば、励起光が対物レンズ20
内部を通過するときに、試料から遠いレンズ21n+1〜
214の表面に形成された反射防止膜で自家蛍光が発生
し得る。しかし、その自家蛍光は、試料で発生した蛍光
を観察する際の背景光ノイズとしては影響が小さく、蛍
光像のコントラストの低下や検出能の低下に大きな影響
を与えることはない。また、試料に近いレンズ211〜
21nそれぞれは、無蛍光性の材料からなり、表面に反
射防止膜が形成されていないので、また更に、張り合わ
せレンズでないので、これらから自家蛍光が発生するこ
とは殆どない。特に、n≧4であれば、前方レンズ群2
1Fを構成する全てのレンズ211〜214それぞれは、
無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形成され
ていないので、また更に、張り合わせレンズでないの
で、これらから自家蛍光が発生することは殆どない。し
たがって、本実施形態に係る対物レンズを用いた落射蛍
光顕微鏡は、試料の蛍光像を観察する際に、背景光ノイ
ズが極めて少なく、コントラストおよび検出能が優れ
る。
内部を通過するときに、試料から遠いレンズ21n+1〜
214の表面に形成された反射防止膜で自家蛍光が発生
し得る。しかし、その自家蛍光は、試料で発生した蛍光
を観察する際の背景光ノイズとしては影響が小さく、蛍
光像のコントラストの低下や検出能の低下に大きな影響
を与えることはない。また、試料に近いレンズ211〜
21nそれぞれは、無蛍光性の材料からなり、表面に反
射防止膜が形成されていないので、また更に、張り合わ
せレンズでないので、これらから自家蛍光が発生するこ
とは殆どない。特に、n≧4であれば、前方レンズ群2
1Fを構成する全てのレンズ211〜214それぞれは、
無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜が形成され
ていないので、また更に、張り合わせレンズでないの
で、これらから自家蛍光が発生することは殆どない。し
たがって、本実施形態に係る対物レンズを用いた落射蛍
光顕微鏡は、試料の蛍光像を観察する際に、背景光ノイ
ズが極めて少なく、コントラストおよび検出能が優れ
る。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、対物レンズに含まれる複数のレンズのうち試料
に最も近いレンズを含む1以上の所定のレンズは、励起
光に対して無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜
が形成されていない。したがって、この対物レンズを用
いた落射蛍光顕微鏡は、試料の蛍光像を観察する際に、
背景光ノイズが極めて少なく、コントラストおよび検出
能が優れる。特に、無蛍光性の材料が石英ガラスである
場合や、上記所定のレンズが張り合わせレンズでない場
合には、更に、背景光ノイズが少なく、コントラストお
よび検出能が優れる。
よれば、対物レンズに含まれる複数のレンズのうち試料
に最も近いレンズを含む1以上の所定のレンズは、励起
光に対して無蛍光性の材料からなり、表面に反射防止膜
が形成されていない。したがって、この対物レンズを用
いた落射蛍光顕微鏡は、試料の蛍光像を観察する際に、
背景光ノイズが極めて少なく、コントラストおよび検出
能が優れる。特に、無蛍光性の材料が石英ガラスである
場合や、上記所定のレンズが張り合わせレンズでない場
合には、更に、背景光ノイズが少なく、コントラストお
よび検出能が優れる。
【0027】また、対物レンズに含まれる複数のレンズ
が前方レンズ群と後方レンズ群とに区分され、前方レン
ズ群と後方レンズ群との間にダイクロイックミラーが備
えられ、前方レンズ群に含まれる各レンズが、励起光に
対して無蛍光性の材料からなり、反射防止膜が形成され
ていないのが好適である。この場合には、励起光が通過
する前方レンズ群から自家蛍光が発生することは殆どな
い。したがって、本実施形態に係る対物レンズを用いた
落射蛍光顕微鏡は、試料の蛍光像を観察する際に、背景
光ノイズが極めて少なく、コントラストおよび検出能が
優れる。特に、前方レンズ群に含まれる全てのレンズが
張り合わせレンズでない場合には、更に、背景光ノイズ
が少なく、コントラストおよび検出能が優れる。
が前方レンズ群と後方レンズ群とに区分され、前方レン
ズ群と後方レンズ群との間にダイクロイックミラーが備
えられ、前方レンズ群に含まれる各レンズが、励起光に
対して無蛍光性の材料からなり、反射防止膜が形成され
ていないのが好適である。この場合には、励起光が通過
する前方レンズ群から自家蛍光が発生することは殆どな
い。したがって、本実施形態に係る対物レンズを用いた
落射蛍光顕微鏡は、試料の蛍光像を観察する際に、背景
光ノイズが極めて少なく、コントラストおよび検出能が
優れる。特に、前方レンズ群に含まれる全てのレンズが
張り合わせレンズでない場合には、更に、背景光ノイズ
が少なく、コントラストおよび検出能が優れる。
【図1】第1の実施形態に係る対物レンズの断面図であ
る。
る。
【図2】第2の実施形態に係る対物レンズの断面図であ
る。
る。
【図3】反射防止膜の蛍光発生量の測定結果を示すグラ
フである。
フである。
【図4】光学接着剤の蛍光発生量の測定結果を示すグラ
フである。
フである。
10…対物レンズ、111〜1110…レンズ、12…ハ
ウジング、20…対物レンズ、211〜2110…レン
ズ、21F…前方レンズ群、21R…後方レンズ群、2
2…ハウジング、23…ダイクロイックミラー、24…
バリアフィルタ、25…励起光入射窓。
ウジング、20…対物レンズ、211〜2110…レン
ズ、21F…前方レンズ群、21R…後方レンズ群、2
2…ハウジング、23…ダイクロイックミラー、24…
バリアフィルタ、25…励起光入射窓。
Claims (5)
- 【請求項1】 試料に励起光を照射するとともに前記試
料で発生した蛍光を入力する落射照明方式の蛍光顕微鏡
に用いられる複数のレンズを含む対物レンズであって、 前記複数のレンズのうち前記試料に最も近いレンズを含
む1以上の所定のレンズが、前記励起光に対して無蛍光
性の材料からなり、表面に反射防止膜が形成されていな
い、ことを特徴とする対物レンズ。 - 【請求項2】 前記無蛍光性の材料が石英ガラスである
ことを特徴とする請求項1記載の対物レンズ。 - 【請求項3】 前記所定のレンズが張り合わせレンズで
ないことを特徴とする請求項1記載の対物レンズ。 - 【請求項4】 前記複数のレンズが前方レンズ群と後方
レンズ群とに区分され、 前記前方レンズ群と前記後方レンズ群との間に、前記励
起光を反射させて前記前方レンズ群に入射させるととも
に、前記前方レンズ群から出射された前記蛍光を透過さ
せて前記後方レンズ群に入射させるダイクロイックミラ
ーが備えられ、 前記前方レンズ群に含まれる各レンズが、前記励起光に
対して無蛍光性の材料からなり、反射防止膜が形成され
ていない、 ことを特徴とする請求項1記載の対物レンズ。 - 【請求項5】 前記前方レンズ群に含まれる全てのレン
ズが張り合わせレンズでないことを特徴とする請求項4
記載の対物レンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11095169A JP2000284181A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 対物レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11095169A JP2000284181A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 対物レンズ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000284181A true JP2000284181A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14130271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11095169A Pending JP2000284181A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 対物レンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000284181A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006001314A1 (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Olympus Corporation | 蛍光観察用光学装置 |
| JP2006267650A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Olympus Corp | 蛍光観察装置及び蛍光計測装置 |
| JP2012508401A (ja) * | 2008-11-07 | 2012-04-05 | ハミルトン−ソーン インコーポレイテッド | モジュラー対物レンズ組立体 |
| CN114137712A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-03-04 | 麦克奥迪实业集团有限公司 | 一种倒置显微物镜 |
-
1999
- 1999-04-01 JP JP11095169A patent/JP2000284181A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006001314A1 (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Olympus Corporation | 蛍光観察用光学装置 |
| JP2006010862A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Olympus Corp | 蛍光観察用光学装置 |
| CN100526933C (zh) * | 2004-06-23 | 2009-08-12 | 奥林巴斯株式会社 | 荧光观察用光学装置 |
| JP2006267650A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Olympus Corp | 蛍光観察装置及び蛍光計測装置 |
| JP2012508401A (ja) * | 2008-11-07 | 2012-04-05 | ハミルトン−ソーン インコーポレイテッド | モジュラー対物レンズ組立体 |
| CN114137712A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-03-04 | 麦克奥迪实业集团有限公司 | 一种倒置显微物镜 |
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