JP2000284317A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JP2000284317A
JP2000284317A JP9401099A JP9401099A JP2000284317A JP 2000284317 A JP2000284317 A JP 2000284317A JP 9401099 A JP9401099 A JP 9401099A JP 9401099 A JP9401099 A JP 9401099A JP 2000284317 A JP2000284317 A JP 2000284317A
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compensation
pixel
crystal display
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JP9401099A
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Yayoi Nakamura
やよい 中村
Ikuhiro Yamaguchi
郁博 山口
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】補償容量電極の幅を広くすることなく充分な容
量値の補償容量を形成し、高い開口率を得るとともに、
前記補償容量電極とデータ配線との間の絶縁耐圧を充分
に確保する。 【解決手段】補償容量電極13のデータ配線12と対向
する部分の表面だけを陽極酸化処理することにより、補
償容量Csの絶縁層を、前記補償容量電極13と画素電
極3との間のゲート絶縁膜6および保護絶縁膜14だけ
からなる薄い層とし、補償容量Csの面積が小さくても
充分な容量値を得ることができるようにするとともに、
前記補償容量電極13のデータ配線12と対向する部分
の表面に生成させた陽極酸化膜bにより、補償容量電極
13とデータ配線12との間の絶縁耐圧を確保した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アクティブ素子
に薄膜トランジスタ(以下、TFTと記す)を用いたア
クティブマトリックス型の液晶表示素子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】アクティブ素子にTFTを用いたアクテ
ィブマトリックス型の液晶表示素子は、次のような構成
となっている。
【0003】図5および図6は従来のアクティブマトリ
ックス液晶表示素子を示しており、図5は液晶表示素子
の一方の基板の一部分の平面図、図6は図5のVI−VI線
に沿った液晶表示素子の拡大断面図である。
【0004】この液晶表示素子は、図示しない枠状のシ
ール材を介して互いに接合された一対の透明基板1,2
と、これらの基板1,2間の前記シール材により囲まれ
た領域に設けられた液晶層20とからなっている。
【0005】前記液晶層20をはさんで対向する一対の
基板1,2のうちの一方の基板(以下、TFT基板とい
う)1の内面には、行方向(図5において左右方向)お
よび列方向(図5において上下方向)にマトリックス状
に配列する複数の透明な画素電極3と、これらの画素電
極3にそれぞれ接続された複数のTFT4と、各画素電
極行の一側にそれぞれ沿わせて形成された複数のゲート
配線11と、各画素電極列の一側にそれぞれ沿わせて形
成された複数のデータ配線12と、前記各画素電極行に
それぞれ対応する補償容量電極13とが設けられてい
る。
【0006】前記ゲート配線11と補償容量電極13
は、前記TFT基板1上に形成されており、前記TFT
4は、前記ゲート配線11に一体に形成されたゲート電
極5と、このゲート電極5上に前記ゲート配線11およ
び補償容量電極13を覆って設けられたゲート絶縁膜
(透明膜)6と、前記ゲート絶縁膜6の上に前記ゲート
電極5と対向させて形成されたi型半導体膜7と、この
i型半導体膜7の両側部の上に形成されたn型半導体膜
8と、これらのn型半導体膜8の上に設けられたソース
電極9およびドレイン電極10とからなっている。
【0007】なお、図5では省略しているが、前記i型
半導体膜7の上には、前記両側のn型半導体膜8の間の
チャンネル領域を覆う絶縁膜が形成されている。この絶
縁膜は、前記n型半導体膜8をパターニングする際に前
記i型半導体膜7の表面がダメージを受けるのを防ぐた
めに形成されたものであり、前記n型半導体膜8のパタ
ーニング後も、そのままi型半導体膜7の上に残されて
いる。
【0008】前記データ配線11は、前記ゲート絶縁膜
6の上に設けられており、このデータ配線11は前記T
FT4のドレイン電極10につながっている。なお、図
に示した液晶表示素子は、前記データ配線11をTFT
4のドレイン電極10と一体に形成したものであるが、
アクティブマトリックス液晶表示素子には、TFT4を
層間絶縁膜で覆ってその上にデータ配線を形成し、この
データ配線を前記層間絶縁膜に設けたコンタクト孔にお
いてTFT4のドレイン電極10に接続しているものも
ある。
【0009】また、前記ゲート絶縁膜6の上には、前記
TFT4および前記データ配線12を覆って透明な保護
絶縁膜14が設けられており、この保護絶縁膜14の上
に前記画素電極3が形成されている。この画素電極3
は、前記保護絶縁膜14に設けられたコンタクト孔14
aにおいて前記TFT4のソース電極9に接続されてい
る。
【0010】一方、前記補償容量電極13は、前記画素
電極3の縦幅(列方向の幅)のほぼ中央部に対向させ
て、前記ゲート配線11とほぼ平行に設けられており、
この補償容量電極13と前記画素電極3とその間の前記
ゲート絶縁膜6および保護絶縁膜14とにより、非選択
期間の画素電極3の電位を保持するための補償容量(ス
トレージキャパシタ)Csが形成されている。
【0011】なお、この液晶表示素子では、前記補償容
量電極13を、その両側に、行方向に隣り合う画素電極
3の間の領域に対応する延長電極部13aを有する形状
に形成している。この延長電極部13aは、その両側縁
部がそれぞれ前記隣り合う画素電極3の縁部に対向する
幅に形成されており、したがって前記補償容量Csは、
画素電極3の縦幅のほぼ中央部に沿った横長容量部と、
画素電極3の両側縁に沿った一対の縦長容量部とからな
っている。
【0012】また、前記ゲート配線11および補償容量
電極13と前記データ配線12は、アルミニウム系合金
等の低抵抗金属により形成されており、前記ゲート配線
11と補償容量電極13は、前記データ配線12との間
の絶縁耐圧を高くするために、それぞれの端子部(図示
せず)を除いて、その表面を陽極酸化処理されている。
図5および図6において、aは前記ゲート配線11およ
びゲート電極5の表面の陽極酸化膜、bは前記補償容量
電極13の表面の陽極酸化膜である。
【0013】さらに、このTFT基板1の最も内面、つ
まり前記画素電極3の形成面の上には、ポリイミド等か
らなる配向膜15が設けられており、この配向膜15
は、その膜面を一方向にラビングすることにより所定方
向に配向処理されている。
【0014】また、他方の基板(以下、対向基板とい
う)2の内面には、前記複数の画素電極3に対向する一
枚膜状の透明な対向電極16が設けられるともに、前記
複数の画素電極3と前記対向電極16とが互いに対向す
る複数の画素領域にそれぞれ対応させて形成された複数
の色、例えば赤,緑,青の3色のカラーフィルタ17
と、各行の画素領域の間の領域に対応させて形成された
行方向に沿う帯状のブラックマスク18とが設けられて
いる。
【0015】なお、前記ブラックマスク18は、例えば
クロム等の遮光性金属膜からなっており、このブラック
マスク18と前記カラーフィルタ17は前記対向基板2
の上に形成され、その上に前記対向電極16が形成され
ている。
【0016】さらに、この対向基板2の最も内面、つま
り前記対向電極16の形成面の上には、ポリイミド等か
らなる配向膜19が設けられており、この配向膜19
は、その膜面を一方向にラビングすることにより所定方
向に配向処理されている。
【0017】そして、前記液晶層20の液晶の分子は、
一対の基板1,2の内面に設けられた前記配向膜15,
19によりそれぞれの基板1,2の近傍における配向方
向を規制され、これらの基板1,2間において所定の配
向状態で配向している。
【0018】なお、アクティブマトリックス液晶表示素
子としては、一般に、前記液晶層20の液晶分子を基板
1,2間において所定のツイスト角(例えばほぼ90
度)でツイスト配向させるとともに、一対の基板1,2
の外面にそれぞれ偏光板(図示せず)を、その透過軸を
所定の方向に向けて配置した、TN(ツイステッドネマ
ティック)方式のものが利用されている。
【0019】この液晶表示素子は、一般に、前記TFT
基板1を背面側に向け、前記対向基板2を前面側に向け
て配置され、前記TFT基板1の背後にバックライトを
配置して使用されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アクティブ
マトリックス液晶表示素子の補償容量の容量値は、その
面積と電極間の絶縁膜層の厚さとによって決まり、前記
絶縁層の厚さが同じである場合は面積が大きいほど大き
な容量値が得られ、面積が同じである場合は前記絶縁層
の厚さが薄いほど大きな容量値が得られる。
【0021】しかし、上記従来のアクティブマトリック
ス液晶表示素子は、補償容量電極13とデータ配線11
との間の絶縁耐圧を確保するために、前記補償容量電極
13の表面を、その端子部を除く全域にわたって陽極酸
化処理したものであるため、前記補償容量Csの絶縁層
が、前記補償容量電極13と画素電極3との間の絶縁膜
(前記ゲート絶縁膜6および保護絶縁膜14)と、前記
補償容量電極13の表面の陽極酸化膜bとからなる厚い
層である。
【0022】そのため、従来は、前記補償容量電極13
を幅広に形成することにより、補償容量Csの面積を大
きくし、前記絶縁層が厚くても充分な容量値を得られる
ようにしているが、このように補償容量電極13を幅広
に形成することは、開口率の低下につながるという問題
があった。
【0023】この発明は、補償容量電極の幅を広くする
ことなく充分な容量値の補償容量を形成し、高い開口率
を得るとともに、前記補償容量電極とデータ配線との間
の絶縁耐圧を充分に確保することができるアクティブマ
トリックス型の液晶表示素子を提供することを目的とし
たものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明は、液晶層をは
さんで対向する一対の基板のうちの一方の基板の内面
に、行方向および列方向にマトリックス状に配列する複
数の画素電極と、これらの画素電極にそれぞれ接続され
た複数の薄膜トランジスタと、各画素電極行の一側にそ
れぞれ沿わせて形成された複数のゲート配線と、各画素
電極列の一側にそれぞれ沿わせて形成された複数のデー
タ配線と、前記各画素電極行にそれぞれ対応し前記画素
電極と絶縁膜を介して対向して補償容量を形成する補償
容量電極とが設けられ、他方の基板の内面に、前記複数
の画素電極に対向する対向電極が設けられたアクティブ
マトリックス型の液晶表示素子において、前記補償容量
電極の前記データ配線と対向する部分の表面だけが陽極
酸化処理されていることを特徴とするものである。
【0025】この発明の液晶表示素子は、前記補償容量
電極のデータ配線と対向する部分の表面だけを陽極酸化
処理したものであるため、前記補償容量の絶縁層は、前
記補償容量電極と画素電極との間の絶縁膜だけからなる
薄い層であり、したがって、補償容量の面積が小さくて
も、充分な容量値を得ることができる。
【0026】そのため、この液晶表示素子によれば、補
償容量電極の幅を広くすることなく充分な容量値の補償
容量を形成し、高い開口率を得ることができるととも
に、前記補償容量電極のデータ配線と対向する部分の表
面が陽極酸化処理されているため、補償容量電極とデー
タ配線との間の絶縁耐圧を充分に確保することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】この発明の液晶表示素子は、上記
のように、補償容量電極のデータ配線と対向する部分の
表面だけを陽極酸化処理することにより、補償容量電極
の幅を広くすることなく充分な容量値の補償容量を形成
し、高い開口率を得るとともに、前記補償容量電極とデ
ータ配線との間の絶縁耐圧を充分に確保したものであ
る。
【0028】この発明の液晶表示素子において、前記補
償容量電極が、行方向に隣り合う前記画素電極の間の領
域に対応する延長電極部を有する形状に形成されてお
り、前記延長電極部の両側縁部がそれぞれ前記隣り合う
画素電極の縁部に対向し、前記延長電極部の中央部が前
記データ配線に対向している場合は、前記延長電極部の
中央部の表面をその全長にわたって、前記データ配線の
幅よりも広い幅に陽極酸化処理すればよく、このように
することにより、前記補償容量電極の延長電極部と前記
データ配線との間の絶縁耐圧を充分に確保することがで
きる。
【0029】
【実施例】図1〜図4はこの発明の一実施例を示してお
り、図1は液晶表示素子の一方の基板の一部分の平面
図、図2は図1のII−II線に沿った液晶表示素子の拡大
断面図、図3は図1の III−III 線に沿った液晶表示素
子の拡大断面図、図4は図2の補償容量部分の拡大図で
ある。
【0030】なお、図1〜図4において、図5および図
6に示した従来のアクティブマトリックス液晶表示素子
に対応するものには同符号を付し、従来の液晶表示素子
と同じ構成のものについてはその説明を省略する。
【0031】この液晶表示素子は、その一方の基板であ
るTFT基板1の内面に設けられた補償容量電極13の
データ配線12と対向する部分の表面だけが陽極酸化処
理されているものであり、この補償容量電極13の他の
部分の表面は、陽極酸化膜bの無い金属(例えばアルミ
ニウム系合金)面となっている。
【0032】なお、この実施例では、前記補償容量電極
13を、その両側に、行方向に隣り合う画素電極3の間
の領域に対応する延長電極部13aを有する形状に形成
している。
【0033】この延長電極部13aは、その両側縁部が
それぞれ前記隣り合う画素電極3の縁部に対向する幅に
形成されており、前記延長電極部13aの両側縁部がそ
れぞれ前記隣り合う画素電極3の縁部に対向し、前記延
長電極部13aの中央部がデータ配線12に対向してい
る。
【0034】そして、この実施例では、前記延長電極部
13aの中央部の表面をその全長にわたって、前記デー
タ配線12の幅よりも広い幅に陽極酸化処理しており、
したがって、補償容量電極13の表面の陽極酸化膜b
は、前記延長電極部13aの中央部の表面に、その全長
にわたって、前記データ配線12の幅よりも広い幅に生
成されている。
【0035】前記補償容量電極13のデータ配線12と
対向する部分(延長電極部13aの中央部)の表面の陽
極酸化処理は、ゲート配線11の表面の陽極酸化処理と
同時に行なうことができる。
【0036】すなわち、これらの陽極酸化処理は、基板
1上にアルミニウム系合金等からなる金属膜を成膜し、
その金属膜をパターニングして前記ゲート配線11と補
償容量電極13とを形成した後、前記ゲート配線11の
図示しない端子部と、前記補償容量電極13のデータ配
線12と対向する部分を除く領域とをそれぞれレジスト
によりマスクし、前記基板1を電解液中に浸漬して前記
ゲート配線11および補償容量電極13を電解液中に配
置された陰極板に対向させ、その状態で前記ゲート配線
11および補償容量電極13に+電圧を印加することに
より行なえばよく、このような陽極酸化処理を行なうこ
とにより、前記ゲート配線11の端子部を除く領域の表
面と、前記補償容量電極13のデータ配線12と対向す
る部分の表面とにそれぞれ陽極酸化膜a,bを生成する
ことができる。
【0037】なお、金属膜の表面を陽極酸化処理する
と、その表面が酸化により膨張するため、前記ゲート配
線11の陽極酸化膜aを含む断面積が陽極酸化前よりも
ある程度大きくなり、また、前記補償容量電極13の延
長電極部13aのうちの陽極酸化膜bが生成した部分
が、図2および図4に示したように他の非酸化部分より
も盛り上がる。
【0038】この液晶表示素子は、前記補償容量電極1
3のデータ配線12と対向する部分の表面だけを陽極酸
化処理したものであるため、前記補償容量電極13と画
素電極3との間に形成される補償容量Csの絶縁層は、
前記補償容量電極13と画素電極3との間の絶縁膜(こ
の実施例ではゲート絶縁膜6と保護絶縁膜14)だけか
らなる薄い層であり、したがって、補償容量Csの面積
が小さくても、充分な容量値を得ることができる。
【0039】そのため、この液晶表示素子によれば、補
償容量電極13の幅を広くすることなく充分な容量値の
補償容量Csを形成することができ、したがって、高い
開口率を得ることができる。
【0040】しかも、この液晶表示素子によれば、前記
補償容量電極13のデータ配線12と対向する部分の表
面が陽極酸化処理されているため、補償容量電極13と
データ配線12との間の絶縁耐圧を充分に確保すること
ができる。
【0041】すなわち、この実施例では、前記補償容量
電極13が、行方向に隣り合う画素電極3の間の領域に
対応する延長電極部13aを有する形状に形成されてお
り、前記延長電極部13aの両側縁部がそれぞれ前記隣
り合う画素電極3の縁部に対向し、前記延長電極部13
aの中央部が前記データ配線12に対向しているが、前
記延長電極部13aの中央部の表面がその全長にわたっ
て、前記データ配線12の幅よりも広い幅に陽極酸化処
理されているため、前記補償容量電極13の延長電極部
13aと前記データ配線12との間の絶縁耐圧を充分に
確保することができる。
【0042】なお、上記実施例では、補償容量電極13
を、行方向に隣り合う画素電極3の間の領域に対応する
延長電極部13aを有する形状に形成しているが、この
補償容量電極13は、前記延長電極部13aを有しない
形状に形成してもよく、その場合も、この補償容量電極
13のデータ配線12と対向する部分の表面だけを陽極
酸化処理することにより、補償容量電極13の幅を広く
することなく充分な容量値の補償容量Csを形成し、高
い開口率を得るとともに、前記補償容量電極13とデー
タ配線12との間の絶縁耐圧を充分に確保することがで
きる。
【0043】また、上記実施例では、補償容量電極13
を、画素電極3の縦幅(列方向の幅)のほぼ中央部に対
向させて、前記ゲート配線11とほぼ平行に設けている
が、この補償容量電極13を設ける位置は任意でよく、
また、前記補償容量電極13を、行方向に隣り合う画素
電極3に接続されたTFT4につながるゲート配線11
の近くに設ける場合は、その補償容量電極13を前記ゲ
ート配線11に一体に形成してもよい。
【0044】さらに、上記実施例の液晶表示素子は、T
FT基板1の内面に形成されたゲート配線12および補
償容量電極13を覆うゲート絶縁膜6の上に、TFT4
およびデータ配線12を覆って保護絶縁膜14を設け、
この保護絶縁膜14の上に画素電極3を形成した構成の
ものであるが、この発明は、前記保護絶縁膜14を省略
し、前記ゲート絶縁膜6の上に画素電極3を形成した構
成の液晶表示素子にも適用することができ、その場合
は、前記補償容量電極13と画素電極3との間に形成さ
れる補償容量Csの絶縁層が、前記ゲート絶縁膜6だけ
となる。
【0045】また、上記実施例の液晶表示素子は、複数
の画素領域が、行方向および列方向にそれぞれ直線状に
配列しているものであるが、この発明は、行方向に、
赤、緑、青のカラーフィルタ17に対応する画素領域が
交互に直線状に配列し、列方向に、同じ色のカラーフィ
ルタ17に対応する画素領域が各行ごとにほぼ1.5ピ
ッチずつ行方向に交互にずらして配列している、いわゆ
るモザイク配列(デルタ配列ともいう)の液晶表示素子
にも適用することができる。また、この発明は、カラー
フィルタ17を備えない白黒画像を表示する液晶表示素
子にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】この発明の液晶表示素子は、補償容量電
極のデータ配線と対向する部分の表面だけを陽極酸化処
理したものであるから、補償容量電極の幅を広くするこ
となく充分な容量値の補償容量を形成し、高い開口率を
得るとともに、前記補償容量電極とデータ配線との間の
絶縁耐圧を充分に確保することができる。
【0047】この発明の液晶表示素子において、前記補
償容量電極が、行方向に隣り合う前記画素電極の間の領
域に対応する延長電極部を有する形状に形成されてお
り、前記延長電極部の両側縁部がそれぞれ前記隣り合う
画素電極の縁部に対向し、前記延長電極部の中央部が前
記データ配線に対向している場合は、前記延長電極部の
中央部の表面をその全長にわたって、前記データ配線の
幅よりも広い幅に陽極酸化処理すればよく、このように
することにより、前記補償容量電極の延長電極部と前記
データ配線との間の絶縁耐圧を充分に確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す液晶表示素子の一方
の基板の一部分の平面図。
【図2】図1のII−II線に沿った液晶表示素子の拡大断
面図。
【図3】図1の III−III 線に沿った液晶表示素子の拡
大断面図。
【図4】図2の補償容量部分の拡大図。
【図5】従来の液晶表示素子の一方の基板の一部分の平
面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿った液晶表示素子の拡大断
面図。
【符号の説明】
1,2…基板 3…画素電極 4…TFT(薄膜トランジスタ) 5…ゲート電極 6…ゲート絶縁膜 7…i型半導体膜 8…n型半導体膜 9…ソース電極 10…ドレイン電極 11…ゲート配線 a…陽極酸化膜 12…データ配線 13…補償容量電極 13a…延長電極部 b…陽極酸化膜 Cs …補償容量 14…保護絶縁膜 14a…コンタクト孔 16…対向電極 17…カラーフィルタ A…画素 17…カラーフィルタ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA26 JA29 JA38 JA42 JA44 JB13 JB23 JB32 JB38 JB63 JB69 MA05 MA08 MA13 MA17 MA24 MA27 NA07 NA14 NA25 NA29 PA03 PA06 PA08 QA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶層をはさんで対向する一対の基板のう
    ちの一方の基板の内面に、行方向および列方向にマトリ
    ックス状に配列する複数の画素電極と、これらの画素電
    極にそれぞれ接続された複数の薄膜トランジスタと、各
    画素電極行の一側にそれぞれ沿わせて形成された複数の
    ゲート配線と、各画素電極列の一側にそれぞれ沿わせて
    形成された複数のデータ配線と、前記各画素電極行にそ
    れぞれ対応し前記画素電極と絶縁膜を介して対向して補
    償容量を形成する補償容量電極とが設けられ、他方の基
    板の内面に、前記複数の画素電極に対向する対向電極が
    設けられたアクティブマトリックス型の液晶表示素子に
    おいて、前記補償容量電極の前記データ配線と対向する
    部分の表面だけが陽極酸化処理されていることを特徴と
    する液晶表示素子。
  2. 【請求項2】前記補償容量電極は、行方向に隣り合う前
    記画素電極の間の領域に対応する延長電極部を有する形
    状に形成されており、前記延長電極部の両側縁部がそれ
    ぞれ前記隣り合う画素電極の縁部に対向し、前記延長電
    極部の中央部が前記データ配線に対向しているととも
    に、前記延長電極部の中央部の表面がその全長にわたっ
    て、前記データ配線の幅よりも広い幅に陽極酸化処理さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素
    子。
JP9401099A 1999-03-31 1999-03-31 液晶表示素子 Pending JP2000284317A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007164100A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Epson Imaging Devices Corp 表示装置
JP2011186216A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
JP2014095906A (ja) * 2013-12-17 2014-05-22 Japan Display Inc 表示装置及び薄膜トランジスタ基板

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