JP2000284525A - 熱圧力定着用カプセルトナー - Google Patents
熱圧力定着用カプセルトナーInfo
- Publication number
- JP2000284525A JP2000284525A JP8654999A JP8654999A JP2000284525A JP 2000284525 A JP2000284525 A JP 2000284525A JP 8654999 A JP8654999 A JP 8654999A JP 8654999 A JP8654999 A JP 8654999A JP 2000284525 A JP2000284525 A JP 2000284525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wax
- heat
- capsule toner
- toner
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ワックスの分散性に優れ、良好な低温定着性、
離型性及び耐オフセット性を有するとともに、耐ブロッ
キング性にも優れる熱圧力定着用カプセルトナーを提供
すること。 【解決手段】熱可塑性樹脂、着色剤及びワックスを含有
する熱溶融性芯材と、該熱溶融性芯材の表面を被覆する
ように設けた外殻とから構成される熱圧力定着用カプセ
ルトナーであって、前記ワックスがイソパラフィンワッ
クスを含有する融点が60℃以下、25℃での針入度が
40以上のワックスであり、ワックスの含有量がカプセ
ルトナー中に1〜20重量%である熱圧力定着用カプセ
ルトナー。
離型性及び耐オフセット性を有するとともに、耐ブロッ
キング性にも優れる熱圧力定着用カプセルトナーを提供
すること。 【解決手段】熱可塑性樹脂、着色剤及びワックスを含有
する熱溶融性芯材と、該熱溶融性芯材の表面を被覆する
ように設けた外殻とから構成される熱圧力定着用カプセ
ルトナーであって、前記ワックスがイソパラフィンワッ
クスを含有する融点が60℃以下、25℃での針入度が
40以上のワックスであり、ワックスの含有量がカプセ
ルトナー中に1〜20重量%である熱圧力定着用カプセ
ルトナー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
印刷法、静電記録法等において形成される静電潜像の現
像に用いられる熱圧力定着用カプセルトナーに関する。
印刷法、静電記録法等において形成される静電潜像の現
像に用いられる熱圧力定着用カプセルトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法の発展にともない、種々のト
ナーが開発されており、芯材と該芯材の表面を被覆する
外殻とにより構成された熱圧力定着用カプセルトナーの
開発が進んでいる。特に、トナーの低温定着性、離型性
及び耐オフセット性を向上させることを目的とするワッ
クスを含有したカプセルトナーが数多く報告されてい
る。しかし、ワックスの多くは芯材を構成する熱可塑性
樹脂の原料モノマーに対して不溶又は難溶であり、ワッ
クスの分散性の低下は耐ブロッキング性の低下を招く。
そのため、ワックスを芯材中に微分散させるためには、
加熱高圧下で分散させる等の方法が必要とされている。
ナーが開発されており、芯材と該芯材の表面を被覆する
外殻とにより構成された熱圧力定着用カプセルトナーの
開発が進んでいる。特に、トナーの低温定着性、離型性
及び耐オフセット性を向上させることを目的とするワッ
クスを含有したカプセルトナーが数多く報告されてい
る。しかし、ワックスの多くは芯材を構成する熱可塑性
樹脂の原料モノマーに対して不溶又は難溶であり、ワッ
クスの分散性の低下は耐ブロッキング性の低下を招く。
そのため、ワックスを芯材中に微分散させるためには、
加熱高圧下で分散させる等の方法が必要とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ワックスの
分散性に優れ、良好な低温定着性、離型性及び耐オフセ
ット性を有するとともに、耐ブロッキング性にも優れる
熱圧力定着用カプセルトナーを提供することを目的とす
る。
分散性に優れ、良好な低温定着性、離型性及び耐オフセ
ット性を有するとともに、耐ブロッキング性にも優れる
熱圧力定着用カプセルトナーを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱可塑性樹
脂、着色剤及びワックスを含有する熱溶融性芯材と、該
熱溶融性芯材の表面を被覆するように設けた外殻とから
構成される熱圧力定着用カプセルトナーであって、前記
ワックスがイソパラフィンワックスを含有する融点が6
0℃以下、25℃での針入度が40以上のワックスであ
り、ワックスの含有量がカプセルトナー中に1〜20重
量%である熱圧力定着用カプセルトナーに関する。
脂、着色剤及びワックスを含有する熱溶融性芯材と、該
熱溶融性芯材の表面を被覆するように設けた外殻とから
構成される熱圧力定着用カプセルトナーであって、前記
ワックスがイソパラフィンワックスを含有する融点が6
0℃以下、25℃での針入度が40以上のワックスであ
り、ワックスの含有量がカプセルトナー中に1〜20重
量%である熱圧力定着用カプセルトナーに関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の熱圧力定着用カプセルト
ナーの熱溶融性芯材中には、イソパラフィンワックスを
含有し、融点が60℃以下、好ましくは10〜60℃で
あり、針入度が40以上、好ましくは40〜90である
ワックスが含有されている。かかるワックスは、熱溶融
性芯材を構成する熱可塑性樹脂の原料モノマーに対する
溶解性に優れているため、芯材中にワックスを均一に微
分散させる際にも、特別な混合条件が必要とされない。
従って、ワックスが芯材中に微分散した本発明のカプセ
ルトナーは、低温定着性、離型性、耐オフセット性等の
ワックスが有する特性だけでなく、耐ブロッキング性に
も優れている。なお、本発明におけるワックスの針入度
は、25℃での値を指標とする。
ナーの熱溶融性芯材中には、イソパラフィンワックスを
含有し、融点が60℃以下、好ましくは10〜60℃で
あり、針入度が40以上、好ましくは40〜90である
ワックスが含有されている。かかるワックスは、熱溶融
性芯材を構成する熱可塑性樹脂の原料モノマーに対する
溶解性に優れているため、芯材中にワックスを均一に微
分散させる際にも、特別な混合条件が必要とされない。
従って、ワックスが芯材中に微分散した本発明のカプセ
ルトナーは、低温定着性、離型性、耐オフセット性等の
ワックスが有する特性だけでなく、耐ブロッキング性に
も優れている。なお、本発明におけるワックスの針入度
は、25℃での値を指標とする。
【0006】ワックスは、耐ブロッキング性の観点か
ら、イソパラフィンワックスを30〜100重量%、好
ましくは50〜100重量%含有していることが望まし
いが、イソパラフィン以外に含有されていてもよいワッ
クスとしては、ノルマルパラフィンワックス、ポリエチ
レンワックス、ポリプロピレンワックス、フィッシャー
トロプシュワックス等が挙げられ、これらは単独で、又
は2種以上を混合して含有されていてもよい。
ら、イソパラフィンワックスを30〜100重量%、好
ましくは50〜100重量%含有していることが望まし
いが、イソパラフィン以外に含有されていてもよいワッ
クスとしては、ノルマルパラフィンワックス、ポリエチ
レンワックス、ポリプロピレンワックス、フィッシャー
トロプシュワックス等が挙げられ、これらは単独で、又
は2種以上を混合して含有されていてもよい。
【0007】ワックスの含有量は、カプセルトナー中
に、低温定着性、耐オフセット性及び離型性の観点か
ら、1重量%以上、耐オフセット性及び耐ブロッキング
性の観点から、20重量%以下であり、好ましくは1〜
15重量%である。
に、低温定着性、耐オフセット性及び離型性の観点か
ら、1重量%以上、耐オフセット性及び耐ブロッキング
性の観点から、20重量%以下であり、好ましくは1〜
15重量%である。
【0008】本発明の熱圧力定着用カプセルトナーは、
前記ワックスに加えて、熱可塑性樹脂及び着色剤を含有
する熱溶融性芯材と、該熱溶融性芯材の表面を被覆する
ように設けた外殻とから構成される。
前記ワックスに加えて、熱可塑性樹脂及び着色剤を含有
する熱溶融性芯材と、該熱溶融性芯材の表面を被覆する
ように設けた外殻とから構成される。
【0009】熱可塑性樹脂としては、ビニル重合系樹
脂、ポリエステル・ポリアミド、ポリアミド等が挙げら
れ、これらの中では定着性及び保存安定性の観点から、
ビニル重合系樹脂が好ましい。
脂、ポリエステル・ポリアミド、ポリアミド等が挙げら
れ、これらの中では定着性及び保存安定性の観点から、
ビニル重合系樹脂が好ましい。
【0010】ビニル重合系樹脂の原料モノマーとして
は、スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン化合
物;エチレン、プロピレン等のエチレン性不飽和モノオ
レフィン類;ブタジエン等のジオレフィン類;塩化ビニ
ル等のハロビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
等のビニルエステル類;(メタ)アクリル酸等のエチレ
ン性モノカルボン酸;(メタ)アクリル酸のアルキル
(炭素数1〜18)エステル、(メタ)アクリル酸2−
ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸グリシジル、
(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル等のエチレン
性モノカルボン酸のエステル;ビニルメチルエーテル等
のビニルエーテル類;ビニリデンクロリド等のビニリデ
ンハロゲン化物;N−ビニルピロリドン等のN−ビニル
化合物類等が挙げられる。
は、スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン化合
物;エチレン、プロピレン等のエチレン性不飽和モノオ
レフィン類;ブタジエン等のジオレフィン類;塩化ビニ
ル等のハロビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
等のビニルエステル類;(メタ)アクリル酸等のエチレ
ン性モノカルボン酸;(メタ)アクリル酸のアルキル
(炭素数1〜18)エステル、(メタ)アクリル酸2−
ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸グリシジル、
(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル等のエチレン
性モノカルボン酸のエステル;ビニルメチルエーテル等
のビニルエーテル類;ビニリデンクロリド等のビニリデ
ンハロゲン化物;N−ビニルピロリドン等のN−ビニル
化合物類等が挙げられる。
【0011】なお、ビニル重合性樹脂の原料モノマーを
重合させる際には、重合開始剤、架橋剤等を必要に応じ
て使用してもよい。
重合させる際には、重合開始剤、架橋剤等を必要に応じ
て使用してもよい。
【0012】本発明に用いられる着色剤としては、従来
のトナー用着色剤として用いられている染料、顔料等の
すべてを使用することができ、例えば、カーボンブラッ
ク、フタロシアニンブルー、パーマネントブラウンFG、
ブリリアントファーストスカーレット、ピグメントグリ
ーンB、ローダミン−Bベース、ソルベントレッド49、
ソルベントレッド146 、ソルベントブルー35、キナクリ
ドン、カーミン6B、ジスアゾエロー等が挙げられ、こ
れらは単独で又は2種以上を混合して用いることができ
る。着色剤の使用量は、熱可塑性樹脂の原料モノマー1
00重量部に対して、2〜25重量部程度が好ましい。
のトナー用着色剤として用いられている染料、顔料等の
すべてを使用することができ、例えば、カーボンブラッ
ク、フタロシアニンブルー、パーマネントブラウンFG、
ブリリアントファーストスカーレット、ピグメントグリ
ーンB、ローダミン−Bベース、ソルベントレッド49、
ソルベントレッド146 、ソルベントブルー35、キナクリ
ドン、カーミン6B、ジスアゾエロー等が挙げられ、こ
れらは単独で又は2種以上を混合して用いることができ
る。着色剤の使用量は、熱可塑性樹脂の原料モノマー1
00重量部に対して、2〜25重量部程度が好ましい。
【0013】外殻は親水性樹脂からなることが好まし
い。親水性樹脂としては、ポリエステル、ハイブリッド
樹脂、ポリアミド、ポリエステルポリアミド、ポリウレ
ア等が挙げられ、これらの中では、定着性及び保存安定
性の点から、ポリエステル及びハイブリッド樹脂が好ま
しい。
い。親水性樹脂としては、ポリエステル、ハイブリッド
樹脂、ポリアミド、ポリエステルポリアミド、ポリウレ
ア等が挙げられ、これらの中では、定着性及び保存安定
性の点から、ポリエステル及びハイブリッド樹脂が好ま
しい。
【0014】本発明に用いられるポリエステルは、例え
ば、特開平7−175260号公報に記載の製造方法に
より得られる。
ば、特開平7−175260号公報に記載の製造方法に
より得られる。
【0015】本発明においてハイブリッド樹脂は、特開
平8−171231号公報に記載されているように、各
々独立した反応経路を有する二つの重合系の原料モノマ
ーの混合物を混合し、二つの重合反応を同一反応容器中
で行わせて得られる。
平8−171231号公報に記載されているように、各
々独立した反応経路を有する二つの重合系の原料モノマ
ーの混合物を混合し、二つの重合反応を同一反応容器中
で行わせて得られる。
【0016】前記二つの重合反応は、独立した反応経路
で進行するものであり、それぞれ縮重合系樹脂と付加重
合系樹脂を生ずる反応であることが好ましい。縮重合系
樹脂の代表例としては、ポリエステル、ポリエステルポ
リアミド、ポリアミド等が挙げられ、付加重合系樹脂の
代表例としては、ラジカル重合反応により得られるビニ
ル系樹脂が挙げられる。
で進行するものであり、それぞれ縮重合系樹脂と付加重
合系樹脂を生ずる反応であることが好ましい。縮重合系
樹脂の代表例としては、ポリエステル、ポリエステルポ
リアミド、ポリアミド等が挙げられ、付加重合系樹脂の
代表例としては、ラジカル重合反応により得られるビニ
ル系樹脂が挙げられる。
【0017】本発明において、親水性樹脂の酸価は、好
ましくは0.1〜30KOHmg/g、より好ましくは
5〜15KOHmg/gであり、軟化点は、好ましくは
90〜140℃、より好ましくは95〜130℃であ
り、ガラス転移点は、好ましくは50℃〜80℃、より
好ましくは55〜75℃である。
ましくは0.1〜30KOHmg/g、より好ましくは
5〜15KOHmg/gであり、軟化点は、好ましくは
90〜140℃、より好ましくは95〜130℃であ
り、ガラス転移点は、好ましくは50℃〜80℃、より
好ましくは55〜75℃である。
【0018】親水性樹脂の含有量は、熱可塑性樹脂の原
料モノマー100重量部に対して、好ましくは0.5〜
50重量部、より好ましくは5〜20重量部である。
料モノマー100重量部に対して、好ましくは0.5〜
50重量部、より好ましくは5〜20重量部である。
【0019】なお、本発明のカプセルトナーには、荷電
制御剤、流動性向上剤、クリーニング性向上剤、導電性
物質、体質顔料、繊維状物質等の補強充填剤、酸化防止
剤、老化防止剤等の添加剤が適宜含有されていてもよ
い。
制御剤、流動性向上剤、クリーニング性向上剤、導電性
物質、体質顔料、繊維状物質等の補強充填剤、酸化防止
剤、老化防止剤等の添加剤が適宜含有されていてもよ
い。
【0020】本発明の熱圧力定着用カプセルトナーは、
製造設備や製造工程の簡素化という点から、熱可塑性樹
脂の原料モノマー、着色剤、ワックス、親水性樹脂等を
用いたin situ重合法により製造することが好ま
しい。なお、本発明におけるin situ重合法は、
特開平6−317925号公報、特開平7−17526
0号公報、特開平9−15900号公報等に詳細に開示
されている重合法と同様である。
製造設備や製造工程の簡素化という点から、熱可塑性樹
脂の原料モノマー、着色剤、ワックス、親水性樹脂等を
用いたin situ重合法により製造することが好ま
しい。なお、本発明におけるin situ重合法は、
特開平6−317925号公報、特開平7−17526
0号公報、特開平9−15900号公報等に詳細に開示
されている重合法と同様である。
【0021】本発明のカプセルトナーの重量平均粒子径
は、3〜12μmが好ましい。
は、3〜12μmが好ましい。
【0022】なお、本発明においては、前記のようにし
て得られる熱圧力定着用カプセルトナーを前駆体粒子と
して、さらに、特開平6−317925号公報、特開平
7−175260号公報、特開平9−15900号公報
等に記載されているseed重合を行なってもよい。
て得られる熱圧力定着用カプセルトナーを前駆体粒子と
して、さらに、特開平6−317925号公報、特開平
7−175260号公報、特開平9−15900号公報
等に記載されているseed重合を行なってもよい。
【0023】本発明の熱圧力定着用カプセルトナーの軟
化点は、90〜150℃が好ましく、芯材に含有される
熱可塑性樹脂に由来するガラス転移点は、カプセルトナ
ーの保存安定性及び定着強度を維持するために、20℃
〜60℃が好ましい。
化点は、90〜150℃が好ましく、芯材に含有される
熱可塑性樹脂に由来するガラス転移点は、カプセルトナ
ーの保存安定性及び定着強度を維持するために、20℃
〜60℃が好ましい。
【0024】本発明の熱圧力定着用カプセルトナーは、
非磁性一成分系現像剤として、又はキャリアと混合して
二成分系の現像剤として用いることができ、例えば、特
開平2−190870号公報及び特開平2−16235
6号公報に記載されている熱圧力定着方式により紙等の
記録材に効率よく定着させることができる。
非磁性一成分系現像剤として、又はキャリアと混合して
二成分系の現像剤として用いることができ、例えば、特
開平2−190870号公報及び特開平2−16235
6号公報に記載されている熱圧力定着方式により紙等の
記録材に効率よく定着させることができる。
【0025】
【実施例】〔樹脂のガラス転移点〕示差走査熱量計「D
SC210」(セイコー電子工業社製)を用いて昇温速
度10℃/分で測定する。
SC210」(セイコー電子工業社製)を用いて昇温速
度10℃/分で測定する。
【0026】〔樹脂の酸価〕JIS K0070の方法
により測定する。
により測定する。
【0027】〔トナーの軟化点〕高化式フローテスター
「CFT−500」(島津製作所製)を用い、樹脂の半
分が流出する温度を軟化点とする(試料:1g、昇温速
度:6℃/分、荷重:1.96MPa、ノズル:1mm
φ×1mm)。
「CFT−500」(島津製作所製)を用い、樹脂の半
分が流出する温度を軟化点とする(試料:1g、昇温速
度:6℃/分、荷重:1.96MPa、ノズル:1mm
φ×1mm)。
【0028】〔ワックスの融点〕JIS K2235−
5.3に準拠した方法に従って測定する。
5.3に準拠した方法に従って測定する。
【0029】〔ワックスの針入度〕JIS K2235
−5.4に準拠した方法に従って測定する。
−5.4に準拠した方法に従って測定する。
【0030】〔ワックス中のイソパラフィンワックスの
含有量〕ガスクロマトグラフのピーク面積から測定す
る。
含有量〕ガスクロマトグラフのピーク面積から測定す
る。
【0031】樹脂製造例1 ビスフェノールAのプロピレンオキサイド2.2モル付
加物367.5g、ビスフェノールAのエチレンオキサ
イド2.0モル付加物146.4g、テレフタル酸12
6.0g、ドデセニル無水コハク酸40.2g、無水ト
リメリット酸77.7g及び酸化ジブチル錫1.4g
を、窒素雰囲気下、220℃で反応させ、ASTM E
28−67による軟化点が110℃に達したときに反応
を終了し、ポリエステルを得た。得られたポリエステル
を樹脂Aとする。樹脂Aのガラス転移点は65℃、酸価
は18KOHmg/gであった。
加物367.5g、ビスフェノールAのエチレンオキサ
イド2.0モル付加物146.4g、テレフタル酸12
6.0g、ドデセニル無水コハク酸40.2g、無水ト
リメリット酸77.7g及び酸化ジブチル錫1.4g
を、窒素雰囲気下、220℃で反応させ、ASTM E
28−67による軟化点が110℃に達したときに反応
を終了し、ポリエステルを得た。得られたポリエステル
を樹脂Aとする。樹脂Aのガラス転移点は65℃、酸価
は18KOHmg/gであった。
【0032】実施例1 スチレン154重量部、アクリル酸2−エチルヘキシル
46重量部、グラフトカーボンブラック「405P」
(菱有工業社製)26重量部、樹脂A20重量部、ジビ
ニルベンゼン1.0重量部、「イソパラフィンワックス
EMW−0001」(日本精蝋社製、イソパラフィンの
含有量:70重量%、融点:49.1℃、針入度:4
4)20重量部及び2,2’−アゾビスイソブチロニト
リル5重量部をマグネチックスターラーで攪拌し、十分
に溶解、分散させて、重合性組成物を得た。
46重量部、グラフトカーボンブラック「405P」
(菱有工業社製)26重量部、樹脂A20重量部、ジビ
ニルベンゼン1.0重量部、「イソパラフィンワックス
EMW−0001」(日本精蝋社製、イソパラフィンの
含有量:70重量%、融点:49.1℃、針入度:4
4)20重量部及び2,2’−アゾビスイソブチロニト
リル5重量部をマグネチックスターラーで攪拌し、十分
に溶解、分散させて、重合性組成物を得た。
【0033】得られた重合性組成物を、リン酸三カルシ
ウム4重量%の水性コロイド溶液600gに添加し、
「T.K.ホモミキサー」(特殊機化工業社製)を用い
て、15℃で、回転数12000rpmで5分間乳化分
散させた後、窒素雰囲気下、70℃で10時間反応させ
た。
ウム4重量%の水性コロイド溶液600gに添加し、
「T.K.ホモミキサー」(特殊機化工業社製)を用い
て、15℃で、回転数12000rpmで5分間乳化分
散させた後、窒素雰囲気下、70℃で10時間反応させ
た。
【0034】冷却後、10重量%の塩酸を添加して分散
剤を溶解させ、濾過、水洗を経て、35℃、20mmH
gで12時間乾燥させて、風力分級機で分級し、重量平
均粒子径が8.2μmのカプセルトナーを得た。得られ
たカプセルトナー100重量部に、疎水性シリカ微粉末
「R−972」(日本アエロジル社製)0.4重量部を
加えて混合し、トナー1を得た。トナー1の軟化点は1
35.1℃であった。
剤を溶解させ、濾過、水洗を経て、35℃、20mmH
gで12時間乾燥させて、風力分級機で分級し、重量平
均粒子径が8.2μmのカプセルトナーを得た。得られ
たカプセルトナー100重量部に、疎水性シリカ微粉末
「R−972」(日本アエロジル社製)0.4重量部を
加えて混合し、トナー1を得た。トナー1の軟化点は1
35.1℃であった。
【0035】実施例2 ジビニルベンゼンの使用量を0.8重量部に、「イソパ
ラフィンワックスEMW−0001」の使用量を5重量
部に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー2を
得た。トナー2の軟化点は138.2℃であった。
ラフィンワックスEMW−0001」の使用量を5重量
部に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー2を
得た。トナー2の軟化点は138.2℃であった。
【0036】比較例1 「イソパラフィンワックスEMW−0001」を使用し
なかった以外は、実施例1と同様にして比較トナー1を
得た。比較トナー1の軟化点は164.9℃であった。
なかった以外は、実施例1と同様にして比較トナー1を
得た。比較トナー1の軟化点は164.9℃であった。
【0037】比較例2 「イソパラフィンワックスEMW−0001」の使用量
を80重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして
比較トナー2を得た。比較トナー2の軟化点は102.
3℃であった。
を80重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして
比較トナー2を得た。比較トナー2の軟化点は102.
3℃であった。
【0038】比較例3 「イソパラフィンワックスEMW−0001」の代わり
に、「ノルマルパラフィンワックス115」(日本精蝋
社製、融点:47℃、針入度:30)20重量部を使用
した以外は、実施例1と同様にして比較トナー3を得
た。比較トナー3の軟化点は134.6℃であった。
に、「ノルマルパラフィンワックス115」(日本精蝋
社製、融点:47℃、針入度:30)20重量部を使用
した以外は、実施例1と同様にして比較トナー3を得
た。比較トナー3の軟化点は134.6℃であった。
【0039】試験例1 得られたトナー各々6重量部と、250〜400メッシ
ュの粒度を有するスチレン−メチルメタクリレート樹脂
で被覆された球状フェライト粉94重量部とをポリ容器
に入れ、150rpmの回転数で20分間容器ごとロー
ラー上で回転混合して、現像剤を調製した。得られた現
像剤を、オイル塗布装置を取り除き、定着温度を変更で
きるように改造した市販の電子写真複写機(印字速度:
255mm/sec)に実装し、定着温度を90℃から
220℃まで10℃おきに上昇させながら、画像出しを
行い、以下の方法により最低定着温度、離型性及び非オ
フセット域を測定した。結果を表1に示す。
ュの粒度を有するスチレン−メチルメタクリレート樹脂
で被覆された球状フェライト粉94重量部とをポリ容器
に入れ、150rpmの回転数で20分間容器ごとロー
ラー上で回転混合して、現像剤を調製した。得られた現
像剤を、オイル塗布装置を取り除き、定着温度を変更で
きるように改造した市販の電子写真複写機(印字速度:
255mm/sec)に実装し、定着温度を90℃から
220℃まで10℃おきに上昇させながら、画像出しを
行い、以下の方法により最低定着温度、離型性及び非オ
フセット域を測定した。結果を表1に示す。
【0040】(1)最低定着温度 500gの荷重をかけた底面が15mm×7.5mmの
砂消しゴムで、定着機を通して定着された画像を5往復
こすり、こする前後の光学反射密度を反射濃度計「RD
−915」(マクベス社製)を用いて測定し、両者の比
率(こすり後/こすり前)が最初に70%を越える定着
ローラーの温度を最低定着温度とする。
砂消しゴムで、定着機を通して定着された画像を5往復
こすり、こする前後の光学反射密度を反射濃度計「RD
−915」(マクベス社製)を用いて測定し、両者の比
率(こすり後/こすり前)が最初に70%を越える定着
ローラーの温度を最低定着温度とする。
【0041】(2)離型性 ベタ、ハーフトーン及び文字からなる印字率15%のチ
ャートの画像出しを行った際の、ジャムの発生の有無を
目視にて観察し、以下の評価基準に従って判断する。
ャートの画像出しを行った際の、ジャムの発生の有無を
目視にて観察し、以下の評価基準に従って判断する。
【0042】〔評価基準〕 ○:90〜220℃の全評価領域においてジャムが発生
しない。 ×:90〜220℃の評価領域のいずれかでジャムが発
生する。
しない。 ×:90〜220℃の評価領域のいずれかでジャムが発
生する。
【0043】(3)非オフセット域 各温度で画像出しを行った後、続けて白紙の転写紙を同
様の条件下で定着ローラーに送る。白紙のトナー汚れを
目視により観察し、低温オフセットが消滅してから、高
温オフセットが発生するまでの温度域を非オフセット域
とする。
様の条件下で定着ローラーに送る。白紙のトナー汚れを
目視により観察し、低温オフセットが消滅してから、高
温オフセットが発生するまでの温度域を非オフセット域
とする。
【0044】試験例2 得られたトナー各々20gをポリ容器に入れて密栓し、
50℃の恒温槽に48時間放置した後の凝集の発生の程
度を目視により観察し、以下の基準に従って耐ブロッキ
ング性を評価した。結果を表1に示す。
50℃の恒温槽に48時間放置した後の凝集の発生の程
度を目視により観察し、以下の基準に従って耐ブロッキ
ング性を評価した。結果を表1に示す。
【0045】〔評価基準〕 ○:全く、あるいはほとんど凝集していない。 ×:一部又は全体に凝集が見られる。
【0046】
【表1】
【0047】以上の結果より、実施例1、2で得られた
トナーは、いずれも低温定着性、離型性及び耐オフセッ
ト性だけでなく、耐ブロッキング性にも優れることが分
かる。これに対し、ワックスが含有されていない比較例
1のトナーは、低温定着性、離型性及び耐オフセット性
に欠けており、また多量のワックスを含有した比較例2
のトナーは、耐オフセット性及び耐ブロッキング性に欠
け、ノルマルパラフィンを主成分とするワックスを含有
した比較例3のトナーは、耐ブロッキング性に欠けてい
ることが分かる。
トナーは、いずれも低温定着性、離型性及び耐オフセッ
ト性だけでなく、耐ブロッキング性にも優れることが分
かる。これに対し、ワックスが含有されていない比較例
1のトナーは、低温定着性、離型性及び耐オフセット性
に欠けており、また多量のワックスを含有した比較例2
のトナーは、耐オフセット性及び耐ブロッキング性に欠
け、ノルマルパラフィンを主成分とするワックスを含有
した比較例3のトナーは、耐ブロッキング性に欠けてい
ることが分かる。
【0048】
【発明の効果】本発明により、ワックスの分散性に優
れ、良好な低温定着性、離型性及び耐オフセット性を有
するとともに、耐ブロッキング性にも優れる熱圧力定着
用カプセルトナーを提供することが可能となった。
れ、良好な低温定着性、離型性及び耐オフセット性を有
するとともに、耐ブロッキング性にも優れる熱圧力定着
用カプセルトナーを提供することが可能となった。
Claims (2)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂、着色剤及びワックスを含
有する熱溶融性芯材と、該熱溶融性芯材の表面を被覆す
るように設けた外殻とから構成される熱圧力定着用カプ
セルトナーであって、前記ワックスがイソパラフィンワ
ックスを含有する融点が60℃以下、25℃での針入度
が40以上のワックスであり、ワックスの含有量がカプ
セルトナー中に1〜20重量%である熱圧力定着用カプ
セルトナー。 - 【請求項2】 外殻がポリエステル又はハイブリッド樹
脂からなる請求項1記載の熱圧力定着用カプセルトナ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8654999A JP2000284525A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 熱圧力定着用カプセルトナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8654999A JP2000284525A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 熱圧力定着用カプセルトナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000284525A true JP2000284525A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13890098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8654999A Pending JP2000284525A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 熱圧力定着用カプセルトナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000284525A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012078485A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Ricoh Co Ltd | トナー、印刷物、印刷物の製造方法およびワニス塗布手段を有する画像形成装置 |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP8654999A patent/JP2000284525A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012078485A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Ricoh Co Ltd | トナー、印刷物、印刷物の製造方法およびワニス塗布手段を有する画像形成装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000275908A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
| JP2000147829A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
| EP1184729B1 (en) | Toner for electrostatic image development and method of producing the same | |
| CN107533307A (zh) | 静电潜像显影用调色剂 | |
| JP4038986B2 (ja) | 重合法トナー及びその製造方法 | |
| JP2000347451A (ja) | 静電荷像現像用カラートナー | |
| CN100414441C (zh) | 静电显影用的调色剂及其通过反向中和进行悬浮体处理的生产方法 | |
| JP3219230B2 (ja) | 結着樹脂、及びこれを含有する静電荷像現像用トナー | |
| JPWO1999059032A1 (ja) | 重合法トナー及びその製造方法 | |
| JP2003173047A (ja) | トナー | |
| EP0656568B1 (en) | Encapsulated toner for heat-and-pressure fixing and production thereof | |
| JPH1172951A (ja) | 熱圧力定着用カプセルトナーおよびその製造方法 | |
| JPH11305478A (ja) | 熱圧力定着用カプセルトナー | |
| JP3044595B2 (ja) | 結着樹脂及び静電像現像用トナー | |
| KR101545903B1 (ko) | 정전화상 현상용 토너 및 그의 제조방법 | |
| JP3761330B2 (ja) | トナー用樹脂組成物及びトナー | |
| JPH11305479A (ja) | フルカラーカプセルトナー | |
| JP2000284525A (ja) | 熱圧力定着用カプセルトナー | |
| JP2017068013A (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
| JP2712264B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
| US5306593A (en) | Suspension polymerized toner treated by starved feed monomer addition process | |
| JPH07175260A (ja) | 熱圧力定着用カプセルトナーの製造方法及びカプセルトナー | |
| JP3214784B2 (ja) | 結着樹脂及び静電像現像用トナー | |
| JP2743476B2 (ja) | 熱ロール定着用トナー | |
| JPH06332247A (ja) | 電子写真トナー用樹脂 |