JP2000284555A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000284555A
JP2000284555A JP11093286A JP9328699A JP2000284555A JP 2000284555 A JP2000284555 A JP 2000284555A JP 11093286 A JP11093286 A JP 11093286A JP 9328699 A JP9328699 A JP 9328699A JP 2000284555 A JP2000284555 A JP 2000284555A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において、画像記録動作の能率
の良さ、画像の安定性を確保しつつ、省スペースで、か
つ、2次転写ローラー等部材の圧接の衝撃による画像ノ
イズ、画像倍率ずれがなく、濃度制御及びレジスト補正
の適正化を図る。 【解決手段】 中間転写ベルト103から転写された2
次転写ローラ104上の画像は、記録シートSに転写さ
れる画像と同等のものであり、レジスト補正や濃度補正
等を行うための検出器RS1,RS2は2次転写ローラ
104上の画像を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機やカ
ラープリンタなどで、用紙などの転写材上に画像を形成
する画像形成装置に係り、画像形成制御のための画像の
記録位置や濃度検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置においては、パーソ
ナルコンピュータの普及に伴いカラー記録文書が増加
し、カラー複写機やカラープリンタが要望され、それら
の高速性が求められている。複数の感光体を並列に配置
した、いわゆるタンデム型カラー画像形成装置では、感
光体に形成された画像情報に応じた各色の未定着トナー
像を記録用紙に直接転写している。このため、記録用紙
の厚さや表面特性、感光体に対する搬送特性等の多くの
要因によって、記録用紙上に形成したカラー画像に、画
像の乱れや色ずれを発生し易いという問題があった。
【0003】そこで、複数の感光体の色ずれを補正し、
また、各色の濃度を適性に保つために、レジストセンサ
やAIDC(オート・イメージ・デンシティ・コントロ
ール)センサを用い、センサ出力に基づいて画像記録の
補正制御を行っている。また、記録用紙をベルトで搬送
する構成のものでは、通紙経路に対して給紙部、画像形
成部、及び定着部が並列的に並んでいることになり、装
置が大型化する。
【0004】このような装置の大型化を解消するものと
して中間転写体(ベルト等)を用いた方式が知られてい
る。この方式では中間転写体に各色の未定着トナー像を
一旦多重転写した後、その未定着トナー像を記録用紙に
転写するようにしている。この方式では、給紙部、定着
部を画像形成部と並列に配置することがないため、装置
の小型化が容易である。そして、この中間転写方式のカ
ラー機においては、画像安定化、高精度な多重画像を保
つために、中間転写ベルト上にトナー像のパターンを記
録し、センサなどによって上記パターンを読み取り、そ
の結果に基づいて画像記録制御を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような中間転写方式の画像形成装置における記録制御で
は、中間転写ベルト上のパターンをセンサにより読み取
るため、該ベルトがばたつくと、センサ出力の精度が悪
くなる。また、中間転写ベルト周上の感光体側にセンサ
を配置しようとすると、中間転写ベルトをセンサの配置
分だけ大きくしなければならなくなり、装置が大型化し
てしまう。
【0006】また、非感光体側にセンサを配置すると、
中間転写方式であるため、テスト用に記録したパターン
がセンサ読み取り部に達する前に、2次転写ローラー上
に転写しないように、2次転写ローラーを中間転写ベル
トから離間しなければならない。そのため、2次転ロー
ラーを中間転写ベルトに再圧接した時の衝撃ノイズが記
録中の画像に影響したり、また、圧接、離間中は画像記
録を行うことができないため、記録動作の能率が落ちた
りする。
【0007】また、用紙に転写される画像倍率は、2次
転写部のニップ部、それも圧力の一番強い場所に依存し
ている。そのため、転写ローラー等の取り付け誤差、製
作上の校差等により2次転写のローラー対の食い込み量
が変化して、倍率ずれ等になってしまう。従って、中間
転写ベルト上でパターンを検出したのでは、用紙上の倍
率は検出できない。そのため、実際に記録してみて、サ
ービスマン、ユーザ等がその画像を基に倍率補正等を行
う必要があった。
【0008】また、用紙に転写する前の中間転写ベルト
上の画像濃度をセンサにより検出し、画像濃度を制御す
るものが知られているが(特開平10−20579号公
報等参照)、この場合は次の問題がある。(1)用紙に
転写する前の画像を検出するため、実際に用紙に転写す
る画像との間には差異が生じる。これは、用紙への2次
転写と中間転写ベルトとの間で速度差があったり、速度
変動があったり、転写ずれがあったりするためである。
そのため最終画像により近い状態の画像を検出すること
が好ましい。(2)2次転写ローラーが2次転写位置に
おける用紙搬送に対してより大きな支配力を持つときに
も(用紙に対して2次転写ローラーがベルトを強くグリ
ップする/2次転写ローラーがベルトより速度が大きい
等)、上記(1)と同様の挙動が生じる。(3)中間転
写体をベルトで形成する場合は、ベルトのばたつきによ
りセンサの検出精度が劣化することがある。このため、
センサを複数用意してばたつきをキャンセルする等が必
要となることがある。
【0009】本発明は、上記問題点を解消するものであ
り、画像記録動作の能率の良さ、画像の安定性を確保し
つつ、省スペースで、かつ、2次転写ローラー等部材の
圧接の衝撃による画像ノイズ、画像倍率ずれがなく、濃
度制御及びレジスト補正の適正化を図ることが可能な画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、画像を担持しつつ回転する複数の
1次像担持体と、前記第1の像担持体と接触しつつ回転す
る2次像担持体と、前記第1の像担持体の担持する画像
を2次像担持体に転写する1次転写部材と、前記2次像
担持体と接触しつつ回転し、かつ記録媒体を搬送する3
次像担持体と、前記2次像担持体に転写された画像を前
記3次像担持体または記録媒体へ転写する2次転写部材
と、前記3次像担持体へ転写された画像を検出する検出
手段とを備えた画像形成装置である。
【0011】上記構成においては、複数の1次像担持体
上の画像は1次転写部材により2次像担持体上に転写さ
れ、さらに、この2次像担持体上の画像は2次転写部材
により3次像担持体上に転写される。この3次像担持体
は最終画像を担持する記録媒体をその転写位置で搬送す
るものであって、同記録媒体と同速度で移動する。従っ
て、3次像担持体上の画像は、記録媒体に転写される画
像と同等のものとなる。検出手段はこのような3次像担
持体上の画像を検出する。このようにして画像を検出す
るので、従来のように2次転写部材の圧接、離間動作を
行う必要がなくなり、記録動作の能率を確保すると共に
衝撃ノイズの低減、離間機構の廃止によるコストダウ
ン、省スペースになる。検出手段により検出された3次
像担持体上の画像に関する情報は、レジスト補正や濃度
補正等を行うために用いられる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、2次像担持体と3次像担持体とは、互
いに圧接し、かつ、それらの接触位置における3次像担
持体の変形量より2次像担持体の変形量の方が大きいも
のである。
【0013】この構成においては、2次像担持体より3
次像担持体の硬度が大きく、3次像担持体の2次転写位
置における変形量が少なくなる。変形量を逆の大小関係
にすると、製品組立時に3次像担持体の位置(ローラー
の場合、軸位置)と2次像担持体の位置(ベルトの場
合、ベルトが駆けられた軸位置)がばらついた場合、軸
芯から2次転写位置までの距離が変化するため、3次像
担持体の2次転写位置での変形量と周速度がばらつき、
ひいては2次転写位置での用紙搬送速度がばらつく。ま
た、3次像担持体上に、C,M,Y,Kのラダーチャー
トを転写して、これを検出手段で検出する場合において
も、ラダーチャートのピッチが製品毎にばらつき、これ
を校正する制御が必要であったり、検出手段で検出した
ラダーチャートのピッチを2次転写位置で実際に記録媒
体に転写されるラダーチャートのピッチに換算する制御
が必要となる。
【0014】それに対して、請求項2の構成では、3次
像担持体の変形(径変化)が低減するため、記録媒体の
搬送速度もばらつかない。また、2次転写位置での3次
像担持体の径と検出手段による検出位置での径との差も
小さいため、校正や換算する制御を省くことが可能とな
る。
【0015】請求項3の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、2次像担持体と3次像担持体とは、互
いに圧接し、かつ、それらの接触位置における2次像担
持体の変形量より3次像担持体の変形量の方が大きくな
り、検出手段による検出信号を、3次像担持体の変形量
に応じて補正する信号補正制御回路とを備えたものであ
る。この構成においては、上記のように、2次転写位置
で実際に記録媒体に転写されるものに換算する必要があ
り、信号補正制御回路がその機能を奏する。すなわち、
検出手段によりラダーチャートなどの色ずれパターンを
検出し、信号補正制御回路は、検出した各色の相対位置
誤差より各色の倍率差や記録開始位置のずれ等による色
ずれ量を演算し、メモリ上での画素アドレス位置を補正
したり、記録媒体の搬送速度を補正することにより、色
ずれを補正する。
【0016】請求項4の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、3次像担持体がローラーであり、検出
手段が光センサであり、ローラーの半径をrとし、光セ
ンサの検出スポット径をsとしたとき、これらの関係
を、r−√(r^2−1/4×s^2)<0.2とした
ものである。この構成においては、センサ中央部とセン
サ端部とで検出の距離依存性があっても、読み取り誤差
は許容範囲内に収まり、精度良く画像を検出することが
できる。
【0017】請求項5の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、検出手段は、画像濃度を測定するAI
DCセンサと、画像記録位置の基準位置からのずれを測
定するレジストセンサを兼ねているものである。これに
より、1種類のセンサで複数の機能を兼ねることがで
き、省スペースとなる。
【0018】請求項6の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、2次像担持体上の画像を2次転写する
際の転写電界出力を、記録媒体に転写する時と3次像担
持体に転写する時とで異なる値としたものである。この
構成においては、2次像担持体上の画像を2次転写する
際に、記録媒体(用紙等)がある場合とない場合とで、
記録媒体の持つ抵抗成分によって、転写電界出力電圧が
同じであると転写電流が大きく変わって好ましくない
が、3次像担持体に転写する時に転写電界出力を小さく
することで、その点は解消される。
【0019】請求項7の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、3次像担持体の表面粗さをRmax3.
2(μm)以下としたものである。これにより、画像検
出の精度を適正に保てる。
【0020】請求項8の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、1次像担持体は感光体であり、2次像
担持体は中間転写ベルトであり、1次転写部材は転写ロ
ーラーであり、3次像担持体及び2次転写部材は2次転
写ローラーが兼ねており、検出手段による検出信号に基
づいて感光体の潜像形成を制御するようにしたものであ
る。この構成においては、2次転写ローラーが3次像担
持体及び2次転写部材の機能を兼ねており、構成の簡素
化、省スペース化が図れる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
画像形成装置を、タンデム型カラーデジタル複写機(以
下、単に「複写機」という)について説明する。図1
は、複写機全体の構成を示す。複写機は、原稿画像を読
み取るイメージリーダ部10と、読み取った画像を記録
シートS(記録媒体)上にプリントして再現するプリン
タ部20とから構成されている。イメージリーダ部10
は、原稿ガラス板(不図示)に載置された原稿の画像を
スキャナを移動させて読み取る公知のものであって、原
稿画像は、赤(R),緑(G),青(B)の三色に色分
解されて、不図示のCCDイメージセンサ(以下、CC
Dセンサという)により電気信号に変換され、これによ
り原稿のR,G,Bの画像データが得られる。
【0022】このイメージリーダ部10で得られた各色
成分毎の画像データは、制御部30において各種のデー
タ処理を受け、更にシアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)、ブラック(K)の各再現色の画像データ
に変換される(以下、シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックの各再現色をC,M,Y,Kと表し、各再現色に
関連する構成部分の番号にこのC,M,Y,Kを添字と
して付加する)。
【0023】画像データは、制御部30内の画像メモリ
33に各再現色ごとに格納され、位置ずれ補正のための
必要な画像補正を受けた後、記録シートSの供給と同期
して1走査ラインごとに読み出され、露光走査部70
C,70M,70Y,70Kの発光ダイオードの駆動信
号となる。プリンタ部20は、電子写真方式により画像
を形成するものであって、ローラー101,102の間
に中間転写ベルト103(2次像担持体)が張架されて
いて、中間転写ベルト103に対向して、中間転写ベル
トクリーナー105側(以下、これを上流側という)か
ら記録シートS搬送側(以下、これを下流側という)に
沿って所定間隔で配置されたC,M,Y,Kの各色の作
像部40C〜40Kと、中間転写ベルト103上のトナ
ー像を記録シートSに2次転写する2次転写ローラー10
4(2次転写部材であり、3次像担持体でもある)と、
中間転写ベルト103上の残留トナーを除去する中間転
写ベルトクリーナー105と、記録シート搬送部100
の上流側に配置された給紙部50と、下流側に配置され
た公知の定着部80とからなる。
【0024】各作像部40C〜40Kは、それぞれ各感
光体ドラム41C〜41K(1次像担持体)上のトナー
像を中間転写ベルト103に転写する転写ローラー45
C〜45K(1次転写部材)と、露光走査部70C〜7
0Kと、画像プロセス部60C〜60Kとから構成され
ている。露光走査部70C〜70Kは、上記制御部30
から出力された駆動信号を受けて光を発する発光ダイオ
ードまたは半導体レーザを備える。画像プロセス部60
C〜60Kは、感光体ドラム41C〜41Kと、これを
中心にしてその周囲に配された帯電チャージャ42C〜
42Kと、現像器43C〜43Kと、クリーナ44C〜
44Kなどからなる。
【0025】給紙部50は、記録シートS(記録媒体、
または用紙)を収納しておくための給紙カセット51
と、この記録シートSを給紙カセット51から繰り出す
ための給紙ローラ52と、中間転写ベルト103に繰り
出すタイミングをとるためのレジストローラ53とから
なり、レジストローラ53の上流側直前には、記録シー
トSの先端を検出するためのシート検出センサSE1が
設けられている。
【0026】記録シートSの先端がレジストローラ53
に到達すると、このシート検出センサSE1により検出
されるので、制御部30は、この検出信号を受信してタ
イミングを取りながら、レジストローラ53の駆動部
(不図示)に先端レジストローラ信号を発してレジスト
ローラ53による給紙を開始させ、記録シートSを中間
転写ベルト103方向に送る。
【0027】露光走査部70C〜70Kの発光ダイオー
ドは、上記制御部30からの駆動信号を受けて光をそれ
ぞれ出射し、この光が感光体ドラム41C〜41Kの表
面をそれぞれ露光走査する。感光体ドラム41C〜41
Kは、前記露光を受ける前にクリーナ44C〜44Kで
表面の残存トナーが除去され、さらにイレーサランプ
(不図示)に照射されて除電された後、帯電チャージャ
42C〜42Kにより一様に帯電されており、このよう
に一様に帯電した状態で上記発光ダイオードの光による
露光を受けると、感光体ドラム41C〜41Kの表面に
静電潜像が形成される。
【0028】各静電潜像は、それぞれ各色の現像器43
C〜43Kにより現像され、これにより感光体ドラム4
1C〜41K表面にC,M,Y,Kのトナー像が形成さ
れ、転写ローラー45C〜45Kに電圧が印加され、各
感光体ドラム上のトナー像が、中間転写ベルト103上
に順次転写されていく。この際、各色の作像動作は、そ
のトナー像が搬送されてくる中間転写ベルト103の同
じ位置に重ねて転写されるように、上流側から下流側に
向けてタイミングをずらして実行される。中間転写ベル
ト103上に形成された画像は2次転写部材の位置まで
搬送され、そこで記録シートSに2次転写が行われる。
【0029】各色のトナー像が転写された記録シートS
は、定着部80にまで搬送されて、高熱で加圧されるこ
とで、記録シートS表面のトナー粒子がシート表面に熔
融付着して定着し、その後、排紙トレイ81上に排出さ
れる。
【0030】次に、2次転写部について説明する。2次
転写ローラー104周上には、同ローラー上に転写され
た画像の位置ずれを検出するための2個の位置ずれ検出
器RS1,RS2(検出手段)が、主走査方向(搬送方
向と直交する方向)に1直線上に配設されており、これ
により中間転写ベルト103から、2次転写ローラー1
04上の軸方向両端部付近に転写された各色の十字のレ
ジストマーク111C,111M(図2)の位置ずれ量
を検出するようになっている。また、2次転写ローラー
104にはクリーニング装置106が配設されており、
クリーニング装置106は、2次転写ローラー104上
のトナーをかきとるクリーニングブレードと、かきとっ
たトナーを蓄えるボックス部とからなる。
【0031】図2は、位置ずれ検出器RS1の構成を示
す。同図に示すように、位置ずれ検出器RS1は、凸レ
ンズ120とCCDセンサ121で構成される。CCD
センサ121のCCD画素122は、主走査方向に配列
されており、2次転写ローラー104上に転写されたレ
ジストマーク111C,111M(パターン)の中心点
(十字交点)の画像が、凸レンズ120により集光され
て、所定のCCD画素122により検出される。どのC
CD画素122が検出したかにより、レジストマークの
中心点の主走査方向の位置を知ることができるので、制
御部30は、レジストマーク111Cと111Mの中心
点の位置の差から、レジストマークの主走査方向におけ
る位置ずれ量を求める。CCDセンサ121は、画像濃
度をも検出することができるので、検出器RS1はAI
DC(画像濃度)センサを兼ねている。他の位置ずれ検
出器RS2も同様な構成をしているので、その説明を省
略する。
【0032】本実施例においては、検出器RS1,RS
2として、CCDセンサ121を示したが、その他の例
として、CTD(カラートナーデンシティー)センサ等
の反射光強度により、画像濃度、色を識別することがで
きる反射型センサ等を使用してもよい。
【0033】次に、図3、図4を参照して検出器RS
1,RS2の構成について説明する。検出器RS1,R
S2は、図3(a)(b)に示すように、2次転写ロー
ラー104の半径をrとし、検出器(光センサ)の検出
スポット径をsとしたとき、これらの関係を、次式のよ
うにする。
【数1】 r−√(r^2−1/4×s^2)<0.2
【0034】すなわち、このようにすることで、センサ
中央部とセンサ端部の焦点距離の差は常に0.2mm以
内となり、このため、センサ中央部とセンサ端部とで検
出の距離依存性があっても、図4に示すセンサの感度特
性より、センサの読み取り誤差は常に許容値内に収ま
り、パターンを精度良く読み取ることができる。
【0035】次に、2次転写濃度制御について説明す
る。中間転写ベルト103上の画像濃度及びレジストパ
ターンを2次転写ローラー104上に転写するために、
2次転写ローラー104に印加する電圧値を定電流、定
電圧制御にて+500Vから、+3KVに設定する。
【0036】図5に2次転写印加電圧設定を行うための
構成を示す。2次転写印加電圧設定用のCPU121が
備えられており、電源が投入されると、CPU121は
2次転写ローラ104が2次転写ベルト103に圧接し
ている状態で、スイッチ回路122を定電流源123側
に切換えて、定電流源123から、例えば、6μAの定
電流を発生させる。そのとき、定電流源123に生じる
電圧が電圧検出回路124で検出され、検出電圧Vre
fがCPU121に与えられる。CPU121はその検
出電圧Vrefを保持していて、プリント動作を開始す
るとき、図示しない環境センサにより絶対湿度を測定
し、その絶対湿度と上記保持していた検出電圧Vref
とに基づいて、最適な転写電圧を選択し、スイッチ12
2を定電圧源125側に切換えて定電圧源125から所
定の転写電圧を出力させ、転写電圧を2次転写ローラ1
04に供給する。
【0037】上記の2次転写印加電圧設定により、中間
転写ベルト103(2次像担持体)上の画像を2次転写
する際の転写電界出力を、記録シートSに転写する時と
2次転写ローラー104に転写する時とで異なる値とす
る。すなわち、2次像担持体上の画像を2次転写する際
に、2次転写ローラー104に転写する場合は、記録シ
ートSの持つ抵抗成分がないので、転写電界出力電圧が
記録シートSに転写する場合と同じであると、大きな転
写電流となる。そこで、2次転写ローラー104に転写
する場合は、転写電界出力を小さくすることにより、適
正な転写電流となるようにする。
【0038】次に、2次転写部でのローラー圧接の変形
が転写に与える影響について説明する。いま、中間転写
ベルト103(2次像担持体)と2次転写ローラー10
4(3次像担持体)とが、それらの接触位置における2
次転写ローラー104の変形量より中間転写ベルト10
3(ローラー101が関与)の変形量の方が大きいもの
である場合は、2次転写ローラー104の径変化が低減
するため、用紙の搬送速度もばらつかない。また、2次
転写位置での2次転写ローラー104の径とセンサRS
1,RS2による検出位置での径との差も小さいため、
校正や換算する制御を省くことが可能となる。
【0039】また、上記とは逆に、2次転写接触位置に
おける2中間転写ベルト103の変形量より2次転写ロ
ーラー104の変形量の方が大きい場合、製品組立時に
2次転写ローラー104の軸位置と中間転写ベルト10
3のローラー101の軸位置がばらつくと、軸芯から2
次転写位置までの距離が変化するため、2次転写ローラ
ー104の2次転写位置での変形量と周速度がばらつ
き、ひいては2次転写位置での用紙搬送速度がばらつ
く。また、2次転写ローラー104上に、C,M,Y,
Kのラダーチャート(レジストマーク)を転写して、こ
れをセンサで検出する場合においても、ラダーチャート
のピッチが製品毎にばらつき、これを校正する制御が必
要であったり、センサで検出したラダーチャートのピッ
チを2次転写位置で実際に用紙に転写されるラダーチャ
ートのピッチに換算する制御が必要となる。
【0040】上記のような場合であって、2次転写ロー
ラー104が弾性変形した際の検出データ(色ずれデー
タ)の補正制御について、図6乃至図10を参照して説
明する。図6において、2次転写ローラー104に駆動
がかかっていないと、2次転写における搬送力が不足し
て、正確に用紙を搬送することができない。また、2次
転写に駆動がかかると、2次転写ニップ部における周速
は食い込み量の半径分遅くなるので、2次転写の食い込
み量を検出し、その半径分だけ、ローラー速度を補正す
る必要がある。そのため、ローラーの食い込み量を検出
し、補正するために、食い込み量検出モード(図9のフ
ローチャート参照)を設ける。装置は、センサによる検
出信号を上記食い込み量(変形量)に応じて補正する信
号補正制御回路を備えることになる。この食い込み量検
出モード時は、通常外部から駆動伝達され独自で駆動し
ている2次転写の駆動をクラッチなどを用いて切り離
す。そうすると、2次転写ローラー104は中間転写ベ
ルト103により駆動される。
【0041】上記信号補正制御回路の機能は、制御部3
0(図1)内のCPUなどに持たせればよい。ここで、
食い込み量検出と色ずれ検出及び色ずれ補正の関係につ
いて説明する。色ずれ補正制御においては、上述のよう
にラダーチャートや十字パターンを含む色ずれ検出パタ
ーンを2次転写し、これを位置ずれ検出器RS1,RS
2で検出する。そして、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の各パター
ンの相対位置誤差より各色の主走査方向、副走査方向の
全体倍率差や、記録開始位置のずれ/スキュー/特定位
置での画素位置ずれ/搬送速度変動等による画素位置の
周期変動等の色ずれ量を演算により求め、その結果に基
づいて、画像メモリ33(図1)上でのC,M,Y,K
の画素アドレス位置補正や記録媒体の搬送速度補正等を
行う。もって、色ずれ補正が可能となる。
【0042】このような色ずれ補正制御を実施する上
で、副走査方向の記録開始位置ずれ、副走査方向の倍率
差、副走査方向においての特定位置での画素位置ずれ等
についての位置ずれ検出器RS1,RS2による検出値
は、2次転写ローラー上での食い込み量がばらつくと、
変動する。従って、この食い込み量を正確に検出し、上
記色ずれ検出値に食い込み量を加味した補正をすること
で、精度の良い色ずれ検出データが得られ、色ずれを低
減することができる。
【0043】以下に、上述の食い込み量検出モードにつ
いて説明する。同モードにおいて、2次転写ローラー1
04上に転写されるパターンは、図6に示されるよう
に、中間転写ベルト103上にPのピッチで形成された
画像がそのままのピッチで転写される。ニップ部を抜け
ると、2次転写ローラー104が弾性体であるため、そ
のピッチ間隔はP1に伸びる。中間転写ベルト103上
に形成された画像はニップ部では、R1×ωのスピード
で転写される(但し、R1;2次転写ローラー104の
半径Rのニップ部での半径、ωはその角速度)。しか
し、センサでパターンを検出する場所では、R×ωのス
ピードになっているため、ピッチ間隔P1は次のように
なる。
【数2】 P1=P×(R×ω)/(R1×ω)=P×R/R1
【0044】いま、2次転写ローラー104の食い込み
量をKとすると、K=R−R1であるので、R1=R−
Kであり、また、2次転写ローラー104自体も径に公
差を持っているので、公差による径のずれをΔRとする
と、ピッチ間隔P1は次のようになる。
【数3】 P1=P×(R+ΔR)/(R1+ΔR)
【0045】ここで、実施例として、R=12(mm)
とすると、径公差と、2次転写食い込み量により画像伸
び倍率R/R1は、図7に示す数値のごとくになる。ま
た、各食い込み量における2次転写ローラー径と画像伸
び倍率との関係は、図8に示すごとくになる。
【0046】実際の2次転写の径公差は±0.06であ
り、このように2次転写の径公差による差はほとんどな
い。従って、例えばベルト上に1mmのピッチパターン
を形成したとき、センサによってピッチパターンが1.
025mmピッチであると検出された場合、2次転写
は、0.3mm食い込んでいると判断できる(図7にマ
ークしたもの)。そこで、搬送速度補正を行う場合、2
次転写ローラー104が、ω0で回転していたとする
と、食い込み量がKの時、補正後回転ω1を、ω1=R
/R1ω0に補正すればよい。
【0047】図10に補正値検出用パターンを示す。矢
印は搬送方向である。このパターンは通常のEPプロセ
ス4色のうち1色で作成すればよいが、本例では、2次
転写ローラー104の表面色が黒色のためシアンで作成
した。
【0048】さらに別の実施例について図11を参照し
て説明する。中間転写ベルト103上に形成されたパタ
ーンは、ニップ部入り口で、2次転写ローラー104と
の間で保持される。ニップ部入り口では、2次転写ロー
ラー104の半径はセンサ読み取り部と同じため、2次
転写の食い込み量によらず、いつも一定である。それに
もかかわらず、ニップの食い込み量により画像倍率がず
れるのは、ニップ厚が一番強い場所での2次転写ローラ
ー104への転写が支配的であって、ニップ内のそれ以
外の場所で支配的でないのは、中間転写ベルト103と
2次転写ローラー104の間で滑りが生じていることに
因ると考えられる。そのため、パターンのピッチ間隔は
ずれていなくても、ピッチ線幅は食い込み量によって広
がって(狭くなって)いる。
【0049】従って、線幅のB/W比(下地部と、画像
部の比率)つまり濃度をセンサにより検出することによ
り、2次転写の食い込み量を検出することができる。す
なわち、食い込み量が例えば0.4mmでは画像濃度が
高いものとなり、食い込み量が0.2mmでは、画像濃
度が低いものとなる。図12には、2次食い込み量とパ
ターン濃度の関係を示している。
【0050】また、位置ずれ検出器による検出信号のS
/Nを上げるためには、2次転写ローラー104の表面
状態(鏡面、黒色、粗面等)に応じて適切なセンサを採
用することが望ましい。以下に、位置ずれ検出器として
CTDセンサを利用することについて説明する。CTD
センサは、正反射光P波と、乱反射光S波を同時に検出
することができる。一般的な反射型センサは、正反射光
しか検出することができない。図13にトナー濃度に対
するCTDセンサによるP波、S波、P−S波の出力特
性を示す。正反射光の中には乱反射成分が含まれるため
に、検出物の下地材質、種類によってトナー濃度、位置
などの測定値に誤差を生じてしまう。CTDセンサを用
いることにより、P波、S波を検出し、P−S波を演算
することにより、正確な正反射成分のみ抽出することが
できる。
【0051】なお、本発明は、上記各実施の形態の構成
に限られず、種々の変形が可能であり、例えば、図1の
実施形態では、請求項でいう3次像担持体(2次転写ロ
ーラー104)と2次転写部材とが同じ部材で構成され
ているが、これらが別の部材で構成されていてもよい。
また、検出器RS1,RS2が搬送方向と直交する方向
に2個配設されたものを示したが、1個でもよい。本実
施形態のように2個の場合は、両検出出力からローラー
の軸方向向きが適正か、若しくは画像が搬送方向に直交
する方向の両端でスキューずれが生じていないかが分か
り、画像形成の補正を行うことが可能である。
【0052】また、2次転写ローラー104の表面粗さ
は、Rmax3.2(μm)以下とすることが、画像検出
精度の上からは望ましい。また、2次転写ローラー10
4がソフトローラー(芯金を導電ゴムでコートしたも
の)で、ローラー101がハードローラー(芯金を高抵
抗を介して接地したもの)の組み合わせ、2次転写ロー
ラー104がハードローラー(芯金を高抵抗を介して接
地したもの)で、ローラー101がハードローラー(芯
金を導電ゴムでコートしたもの)の組み合わせ、2次転
写ローラー104とローラー101がソフトローラーで
ゴム硬度が異なるもの、2次転写ローラー104とロー
ラー101がソフトローラーでゴム層厚みが異なるも
の、2次転写ローラー104とローラー101がソフト
ローラーでゴム発泡セル数、径が異なるもの等、各種の
形態を採用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像が2
次像担持体(中間転写ベルト)から2次転写される3次
像担持体(2次転写ローラー)上に、画像を検出する検
出手段を配置することにより、画像検出のために従来の
ように3次像担持体を2次像担持体から離間する必要が
なくなり、従って、2次転写圧接の衝撃による画像ノイ
ズの低減が図れ、また、その圧接、離間時間がないた
め、記録動作の能率向上と、画像の安定性を確保するこ
とができる。また、検出手段を2次像担持体(中間転写
ベルト)の周長上に配置しないため、装置の省スペース
化が図れる。特に、中間転写方式のタンデムプロセスに
おいて、省スペース、高能率性を図りつつ、画像の安定
化効果が顕著に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像形成装置の断面図
である。
【図2】同装置に用いた検出器の構成図である。
【図3】(a)は同検出器の詳細構成図、(b)はその
拡大図である。
【図4】検出器の感度特性図である。
【図5】2次転写定電流、定電圧制御のための回路構成
図である。
【図6】一実施例による2次転写ローラー部の説明図で
ある。
【図7】図6の実施例における画像伸び倍率を示す図で
ある。
【図8】図6の実施例における2次転写径と食い込み量
の関係を示す図である。
【図9】図6の実施例における食い込み量検出によるパ
ターンピッチ補正処理のフローチャートである。
【図10】補正値検出用パターンを示す図である。
【図11】さらに別の実施例による2次転写ローラー部
の説明図である。
【図12】2次転写食い込み量とパターン濃度との関係
を示す図である。
【図13】CTDセンサの特性図である。
【符号の説明】
41C,41M,41Y,41K 感光体ドラム(1次
像担持体) 45C,45M,45Y,45K 転写ローラー(1次
転写部材) 103 中間転写ベルト(2次像担持体) 104 2次転写ローラー(3次像担持体、2次転写部
材) RS1,RS2 位置ずれ検出器(検出手段) S 記録シート(記録媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DA20 DE02 DE07 DE10 EA18 EA20 EB04 EC04 EC06 EC09 EC11 EC12 ED03 ED24 EE03 FD08 2H030 AA01 AB02 AD16 AD19 BB02 BB23 BB42 BB46 BB54 BB56

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を担持しつつ回転する複数の1次像担
    持体と、 前記第1の像担持体と接触しつつ回転する2次像担持体
    と、 前記第1の像担持体の担持する画像を2次像担持体に転
    写する1次転写部材と、 前記2次像担持体と接触しつつ回転し、かつ記録媒体を
    搬送する3次像担持体と、 前記2次像担持体に転写された画像を前記3次像担持体
    または記録媒体へ転写する2次転写部材と、 前記3次像担持体へ転写された画像を検出する検出手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記2次像担持体と前記3次像担持体と
    は、互いに圧接し、かつ、それらの接触位置における3
    次像担持体の変形量より2次像担持体の変形量の方が大
    きいことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記2次像担持体と前記3次像担持体と
    は、互いに圧接し、かつ、それらの接触位置における2
    次像担持体の変形量より3次像担持体の変形量の方が大
    きくなり、 前記検出手段による検出信号を、前記3次像担持体の変
    形量に応じて補正する信号補正制御回路とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記3次像担持体がローラーであり、前
    記検出手段は光センサであり、該ローラーの半径をrと
    し、該光センサの検出スポット径をsとしたとき、これ
    らの関係を、 r−√(r^2−1/4×s^2)<0.2 としたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、画像濃度を測定するA
    IDCセンサと、画像記録位置の基準位置からのずれを
    測定するレジストセンサを兼ねていることを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記2次像担持体上の画像を2次転写す
    る際の転写電界出力を、記録媒体に転写する時と前記3
    次像担持体に転写する時とで異なる値としたことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記3次像担持体の表面粗さをRmax
    3.2(μm)以下としたことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置
  8. 【請求項8】 前記1次像担持体は感光体であり、前記
    2次像担持体は中間転写ベルトであり、前記1次転写部
    材は転写ローラーであり、前記3次像担持体及び前記2
    次転写部材は2次転写ローラーが兼ねており、前記検出
    手段による検出信号に基づいて前記感光体の潜像形成を
    制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
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