JP2000284899A - タッチパネルの多点操作補正装置 - Google Patents

タッチパネルの多点操作補正装置

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JP2000284899A
JP2000284899A JP9440799A JP9440799A JP2000284899A JP 2000284899 A JP2000284899 A JP 2000284899A JP 9440799 A JP9440799 A JP 9440799A JP 9440799 A JP9440799 A JP 9440799A JP 2000284899 A JP2000284899 A JP 2000284899A
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Kota Hashiguchi
耕太 橋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多点操作した場合に、本来の操作点か、本来
の操作点にできるだけ近い点を座標値として採用するよ
うにしたタッチパネルの多点操作補正装置を提供するこ
と。 【解決手段】 表示画面部における第1、第2チャンネ
ルの2点のスキャンミラーの回転によって操作面上の再
帰性反射体を光走査し、この再帰性反射体で反射した光
を受光し、操作開始から操作部までの光走査検出角度に
基づき、タッチパネルMPUにより座標を検出するよう
にしたタッチパネルにおいて、タッチパネルMPUは、
各チャンネル毎の複数の検出点を計測する検出カウンタ
と、複数の検出点毎の光走査検出データを計数する検出
カウントレジスタとを具備し、検出カウントレジスタの
複数の検出点毎の光走査検出データを加算した値を、検
出カウンタの計数値で除して平均値を算出し、この平均
値によって座標計算するようにしたタッチパネルの多点
操作補正装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャンミラーの
回転によって発光部から出力した光で再帰性反射体を光
走査し、この再帰性反射体で反射した光を再びスキャン
ミラーの反射を介して受光部で受光するようにし、操作
面の操作押圧位置の座標を検出する光走査型タッチパネ
ルの多点操作補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、光走査型タッチパネルは、図8
に示すように、4角形の表示画面部38の上に、保護ガ
ラスの下面に光学フィルタを形成してなる角形の基板1
0を設け、その1側面の両隅に臨ませてチャンネル1
(CH1)の光走査ユニット11a、CH2の光走査ユ
ニット11bを配置し、また、基板10の上面には、前
記光走査ユニット11a、11bの取付け側辺部を除く
3方の辺部に細長いフレーム12が固着され、このフレ
ーム12の内側面に再帰性反射体13が取り付けられて
いる。この再帰性反射体13は、例えばテープ形状に形
成され、前記フレーム12の内側面に貼着されている。
【0003】光走査ユニット11a(及び光走査ユニッ
ト11b)は、図9に示すように、ユニット支持板25
の固定部(図示省略)が基板10に固着され、この固定
部の上にユニット本体14が載せられ、角度調整自在に
取り付けられている。前記ユニット本体14には、内部
に半導体レーザ装置などの発光素子(例えばレーザダイ
オード)16と、受光素子17が収納され、上面には、
発光素子16から出力した走査光としてのレーザ光18
(以下、単に光18と記述する)を屈折させる屈折プリ
ズム19と、この屈折させた光18を透過させるハーフ
ミラー20を具備したプリズム21と、スキャンミラー
22とが設けられ、このスキャンミラー22は、パルス
モータ23により回転自在に設けられている。
【0004】そして、発光素子16から出力した光18
が屈折プリズム19で屈折し、ハーフミラー20及びプ
リズム21を透過してスキャンミラー22で反射し再帰
性反射体13を照射する。この再帰性反射体13では、
入射光と略同一光路を戻りスキャンミラー22で反射
し、プリズム21のハーフミラー20で反射屈折して受
光素子17で受光される。パルスモータ23によるスキ
ャンミラー22の回転により光18は、角度θ(例えば
約90°)だけ走査される。この光走査範囲内に対象物
(例えば指やペン)24があると、この対象物24によ
って光18が遮断されるので、受光素子17の受光エネ
ルギーに基づいて対象物24の角度θが検出される。
【0005】図10(a)において、CH1、2のスキ
ャンミラー22a、22bでそれぞれ走査すると、図1
0(b)に示すように、スキャンミラー22a、22b
の有効期間(例えば約90°)のうち、対象物24まで
の角度θ1、θ2に対応する時間計測値を計測すること
によって、対象物24で指示された座標面上の位置Pの
座標P(x,y)が3角測量の原理によって求められ
る。即ち、単位計測時間当りの角度k=π/T期間の最
大計測数対象物24の角度θn=k×時間計測値で求め
られる。座標面上のCH1の光走査ユニット11aから
CH2の光走査ユニット11bまでの長さをLとする
と、対象物24の座標面上の位置P(x,y)は、 x=y・tanθ1 ……(1) y=L・tanθ2/(tanθ1+tanθ2) ……(2) の関係が成立するので、この式(1)(2)に基づいて
x、yが求められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
な方式では、図11(a)のように、T1とT2の2点
で操作されたような場合には、架空座標としてP点を検
出して誤動作につながるという問題があった。これは、
タッチパネル部分が大きく、操作釦が大きく表示されて
いるような場合に、1本の指で操作するというより手全
体で操作するイメージとなり、複数の指がタッチパネル
に触ってしまうということによるものである。
【0007】図11(a)(b)によりさらに具体的に
説明する。(b)において、CH1のスキャンミラー2
2aが矢印の方向に走査したものとすると、再帰性反射
体13からの反射光は、T2の位置とT1の位置で遮光
されて、この時間計測値に対応する角度θ12、θ11
が計測される。また、CH2のスキャンミラー22bが
矢印の方向に走査したものとすると、再帰性反射体13
からの反射光は、T1の位置とT2の位置で遮光され
て、この時間計測値に対応する角度θ21、θ22が計
測される。
【0008】本来、T1の座標(x1,y1)は、 x1=y1・tanθ11 y1=L・tanθ21/(tanθ11+tanθ2
1) で、また、T2の座標(x2,y2)は、 x2=y1・tanθ12 y2=L・tanθ22/(tanθ12+tanθ2
2) であるべきところ、架空座標P(xa,ya)として xa=y1・tanθ12 ya=L・tanθ21/(tanθ12+tanθ2
1)を計測してしまうという問題があった。
【0009】このような2点以上の多点押しをした場合
には、タッチパネルとしての動作を禁止するという方法
もあるが、これでは、操作中に、触っていながら動作し
ないために故障と間違えたり、無理に押しつけたりする
などの商品として不都合であるという問題があった。
【0010】本発明は、このような多点操作した場合
に、本来の操作点か、本来の操作点にできるだけ近い点
を座標値として採用するようにしたタッチパネルの多点
操作補正装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面部に
おける第1、第2チャンネルの2点のスキャンミラーの
回転によって操作面上の再帰性反射体を光走査し、この
再帰性反射体で反射した光を受光し、操作開始から操作
部までの光走査検出角度に基づき、タッチパネルMPU
により座標を検出するようにしたタッチパネルにおい
て、前記タッチパネルMPUは、前記各チャンネル毎の
複数の検出点を計測する検出カウンタと、複数の検出点
毎の光走査検出データを計数する検出カウントレジスタ
とを具備し、検出カウントレジスタの複数の検出点毎の
光走査検出データを加算した値を、検出カウンタの計数
値で除して平均値を算出し、この平均値によって座標計
算するようにしたことを特徴とするタッチパネルの多点
操作補正装置である。
【0012】表示画面部を多点操作した場合、タッチパ
ネルMPUに内蔵した又は外付けしたワークRAMMの
複数の検出カウントレジスタから計測値をそれぞれ読み
取る。これら複数の計測値をすべてタッチパネルMPU
にて加算して、検出数カウンタにて検出したカウント数
で除算して出力検出値として平均値が算出される。これ
らは、第1、第2チャンネルにて同様に算出される。こ
れらの平均値信号に基づいて、タッチパネルMPUがC
H1とCH2における対象物の走査角度θ1、θ2を求
め、求めた角度θ1、θ2により3角測量の原理によっ
て対象物で指示された座標面上の位置の座標が求められ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるタッチパネル
の多点操作補正装置の実施例を説明する。本発明による
タッチパネルの多点操作補正装置には、図1に示すよう
に、第1チャンネル(CH1)の光走査ユニット11a
と第2チャンネル(CH2)の光走査ユニット11bを
具備している。前記光走査ユニット11a、11bは、
タッチパネルMPU70に接続され、このタッチパネル
MPU70には、CH1用のワークRAM40aと、C
H2用のワークRAM40bとが接続されているととも
に、表示装置72が接続されている。
【0014】前記CH1、CH2の光走査ユニット11
a、11bは、同一構成であるから、CH1の光走査ユ
ニット11aのみについて詳細に説明する。発光素子1
6aは、発光ドライバ50aに結合されている。スキャ
ンミラー22aは、パルスモータ23aに結合されてい
る。
【0015】受光素子17aには、その受光エネルギー
に相当した電流を電圧に変換する電流・電圧変換回路5
2a、A/D(アナログ/ディジタル)変換回路53a
及び1次反射光分離回路54aが順次結合され、この1
次反射光分離回路54aは、前記A/D変換回路53a
の出力信号の中から前記スキャンミラー22aの1次反
射光(受光エネルギー最大)に相当する信号を分離して
光走査開始パルスを出力する。55は、計測用クロック
を出力する計測用発振器で、この計測用発振器55は、
前記1次反射光分離回路54aとともに、カウンタ56
aに結合されている。このカウンタ56aは、前記1次
反射光分離回路54aで得られた光走査開始パルスの1
周期における前記計測用発振器55の計測用クロックを
計数する。
【0016】前記タッチパネルMPU(マイクロプロセ
ッサユニット)70は、ROM(リードオンリメモ
リ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、カウンタ及
びレジスタを具備し、前記CH1の光走査ユニット11
aの計測用カウンタ56aの計数値信号の対象物検出信
号に基づいて対象物24の走査角度θ1を演算する。ま
た、このタッチパネルMPU70は、多点操作を検出し
たときに平均値を算出するため、検出数カウンタ41a
と検出カウントレジスタ42aとからなる本発明特有の
前記ワークRAM40aを内蔵し、又は、外付けの状態
で具備している。以上のような構成は、CH2でも同様
である。
【0017】(1)表示画面部38を1点操作した正常
な座標位置の検出作用について説明する。この場合は、
図11(a)(b)と同一であるから、この図に基づき
説明する。 (イ)CH1のパルスモータ23aでスキャンミラー2
2aを回転することにより、発光素子16aから出力し
た光18で再帰性反射体13を光走査する。この再帰性
反射体13で反射した光18は、スキャンミラー22a
を介して受光素子17aで受光される。この(イ)の作
用は、CH2においても同様である。
【0018】(ロ)受光素子17aの受光エネルギーに
相当した電流は、電流・電圧変換回路52aで電圧に変
換され、A/D変換回路53aでディジタル信号に変換
され、1次反射光分離回路54aに入力し、1次反射光
分離回路54aからスキャンミラー22aの1次反射光
に相当する光走査開始パルスが出力する。この光走査開
始パルスの1周期における計測用クロックがカウンタ5
6aで計数され、計数値信号がタッチパネルMPU70
に出力する。
【0019】(ハ)タッチパネルMPU70は、光走査
ユニット11aにおけるカウンタ56aの計数値信号の
対象物検出信号に基づいて対象物24の走査角度θ1を
演算する。この(ロ)(ハ)の作用は、CH2において
も同様に作用し、タッチパネルMPU70が対象物24
の走査角度θ2を演算する。そして、タッチパネルMP
U70は、求めた角度θ1、θ2を図11に示した式に
あてはめた演算をして、対象物24で指示された座標面
上の位置Pの座標(x,y)を求め、対応した信号を表
示装置72へ出力する。
【0020】(2)表示画面部38を多点操作した場合
の座標位置の検出作用について説明する。タッチパネル
MPU70が、CH1におけるカウンタ56aの計数値
信号の対象物検出信号として、図11(b)のように、
2点又はそれ以上を検出したものとすると、図2に示す
ように、タッチパネルMPU70に内蔵した又は外付け
したワークRAM40aの複数の検出カウントレジスタ
42aから計測値をそれぞれ読み取る。これら複数の計
測値をすべてタッチパネルMPU70にて加算して、検
出数カウンタ40aにて検出したカウント数で除算して
出力検出値として平均値が算出される。CH2において
も同様にして出力検出値として平均値が算出される。こ
れらの平均値信号に基づいて、前記同様、タッチパネル
MPU70がCH1とCH2における対象物24の走査
角度θ1、θ2を求め、求めた角度θ1、θ2を図11
に示した式にあてはめた演算をして、対象物24で指示
された座標面上の位置Pの座標(x,y)を求め、対応
した信号を表示装置72へ出力する。
【0021】図2に示した実施例において、CH1にお
ける検出数カウンタ40aにて検出したカウント数と、
CH2における検出数カウンタ40bにて検出したカウ
ント数とは、通常、一致する。もし一致しなかった場合
には、タッチパネルMPU70は、異常信号と判断し、
エラー処理をして座標計算を行わない。
【0022】図2に示した実施例において、CH1にお
ける検出数カウンタ40aにて検出したカウント数と、
CH2における検出数カウンタ40bにて検出したカウ
ント数とが複数であった場合において、 出力検出値(平均値)−検出カウントレジスタ1≦一定値 出力検出値(平均値)−検出カウントレジスタ2≦一定値 … … 出力検出値(平均値)−検出カウントレジスタn≦一定値 がすべて満足するかどうかをタッチパネルMPU70で
判断し、すべて満足する場合にのみタッチパネルMPU
70は、座標計算の処理を行う。
【0023】図2に示した実施例において、CH1にお
ける検出数カウンタ40aにて検出したカウント数と、
CH2における検出数カウンタ40bにて検出したカウ
ント数とが複数であった場合において、例えば、図3
(a)に示すように、2点T1、T2を検出すると、こ
れらの架空座標点Pも現われる。そこで、タッチパネル
MPU70により、これらの角度情報で組合せの座標計
算を行い、さらに、平均値座標点A1を求める。この平
均値座標点A1からx軸上からみて最も離れている架空
座標点Pの座標データを除き、図3(b)に示すよう
に、残ったT1、T2の座標データによって再度平均値
A0を求めて、その再平均値A0の座標を最終座標値と
して決定する。
【0024】図4(a)において、CH1、CH2にお
ける対象物24の走査角度θ1、θ2を求めるには、点
線矢印のように、CH1では、図中左回り、CH2で
は、図中右回りと、それぞれのスキャンミラー22a、
22bが逆回転方向とする。ところが、図4(b)のよ
うに、CH1における検出数カウンタ40aにて検出し
たカウント数と、CH2における検出数カウンタ40b
にて検出したカウント数とが2であった場合において
は、CH1では、T2のθ12が先で、T1ののθ11
が後になり、CH2では、逆に、T1のθ21が先で、
T2のθ22が後になる。従って、架空座標点が発生す
る。そこで、CH1、CH2のそれぞれのスキャンミラ
ー22a、22bがともに図中左回りと、同一回転方向
とすれば、CH1、CH2のいずれでもT2から先に検
出する。しかし、CH2では、θ22’、θ21’が検
出される。そのため、タッチパネルMPU70により、
CH2スキャンミラー22bで求めたθ22’、θ2
1’に基づき、 θ22’=90°−θ22 θ21’=90°−θ21 を計算して出力するようにすれば、CH1、CH2のい
ずれでも常にT2が先に検出され、架空座標を誤計算す
ることはない。なお、図4(b)において、ともに図中
右回りとしてもよく、この場合は、常にT1が先に検出
される。
【0025】前述のように、θ1、θ2を求めるために
は、それぞれのスキャンミラー22a、22bが逆回転
方向とするが、多点操作すると、架空座標点が発生す
る。そこで、図5に示すように、CH1とCH2が逆回
転方向とした場合において、一方のCH1では、最初に
検出された角度から算出し、CH2では、最後に検出さ
れた角度から算出することにより、本来操作されていな
い座標を誤検出することがなくなる。
【0026】前述のように、複数点を検出した場合にお
いて、例えば、図6に示すように、2点T1、T2を検
出すると、これらの架空座標点Pも現われる。そこで、
タッチパネルMPU70により、これらの角度情報で組
合せの座標計算を行い、それぞれT1−P、P−T2、
T2−T1を結ぶ線a、b、cを設定し、スキャンミラ
ー22a−22b間を結ぶ線Lとの平行度を計算する。
この中で線cが最も平行度の高い線であると判断した
ら、それを選択し、この線cの中点Aを求めて検出座標
とする。
【0027】複数点を検出した場合において、例えば、
図3(a)に示すように、2点T1、T2を検出する
と、これらの架空座標点Pも現われる。そこで、図7に
示すように、タッチパネルMPU70により、これらの
角度情報で3点の組合せの座標計算を行い、これら3点
T1、T2、Pを通る円Mを算出し、この円Mの中心点
Oを検出座標とする。この結果、検出座標を点T1、T
2に近づけることができる。
【0028】以上の実施例では、複数点を検出した場合
の問題点、即ち、1点操作で動作するキーの場合につい
て説明した。本発明では、これに限られるものではな
く、1点操作で動作するキーと、複数点操作で動作する
キーとを区別し、1キー当りの動作を複数持たせるよう
にしてもよい。タッチパネルでは、基本的に画面の操作
部に、触れた、離した、動かした、の操作しかできない
が、マウス操作では、右釦、左釦、ダブルクリックなど
の操作が可能である。そこで、上述のように、1点操作
で動作するキーと、複数点操作で動作するキーとを区別
し、1キー当りの動作を複数持たせることにより、タッ
チパネルの少ない操作で、2指操作では、右釦操作に該
当させるなどの機能拡張が容易にできる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、タッチパ
ネルMPUは、各チャンネル毎の複数の検出点を計測す
る検出カウンタと、複数の検出点毎の光走査検出データ
を計数する検出カウントレジスタとを具備してなるの
で、2点以上の多点押しをした場合でも、タッチパネル
としての動作を禁止したりすることなく、従って、故障
と間違えたり、無理に押しつけたりするなどの商品とし
て不都合さが解消できる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、タッチパネ
ルMPUは、検出カウントレジスタの複数の検出点毎の
光走査検出データを加算した値を、検出カウンタの計数
値で除して平均値を算出する機能を具備したので、本来
の操作点か、本来の操作点にできるだけ近い点を座標値
として採用することができる。
【0031】請求項3記載の発明によれば、タッチパネ
ルMPUは、検出カウントレジスタの複数の検出点毎の
光走査検出データを加算した値を、検出カウンタの計数
値で除して平均値を算出する機能を具備するとともに、
この平均値と複数の検出点毎の各光走査検出データとの
差が、一定範囲内のときに前記平均値によって座標計算
をし、前記差が一定範囲外のときに座標計算をしないと
する機能を具備したので、CH1におけるカウント数
と、CH2におけるカウント数とが、通常は、一致する
が、もし一致しなかった場合には、タッチパネルMPU
は、異常信号と判断し、エラー処理をして座標計算を行
わないようにすることができる。
【0032】請求項4記載の発明によれば、タッチパネ
ルMPUは、第1、第2チャンネルの各検出カウンタの
計数値の異同を判別し、この判別した数値が同数のとき
は、座標計算をし、異なるときは、異常信号として座標
計算を行わないとする機能を具備してなるので、異常な
データを排除し、すべて満足する場合にのみタッチパネ
ルMPUは、座標計算の処理を行うようにできる。
【0033】請求項5記載の発明によれば、タッチパネ
ルMPUは、検出した角度情報で複数組合せの座標計算
を行い、これらの平均値座標点を求め、この平均値座標
点から最も離れている座標データを除き、残った座標デ
ータによって再度平均値を求めて、その再平均値の座標
を最終座標値とする機能を具備してなるので、平均値座
標点から最も離れている架空座標点の座標データを除
き、残った座標データによって再度平均値を求めて、本
来の座標により近い再平均値の座標を最終座標値として
決定することができる。
【0034】請求項6記載の発明によれば、第1、第2
チャンネルのそれぞれのスキャンミラーは、ともに同一
方向に回転して光走査するように構成し、タッチパネル
MPUは、両方のチャンネルのいずれも最先又は最後に
検出した角度情報を選択し、いずれか一方のチャンネル
における検出した角度情報と、他方のチャンネルにおけ
る全光走査角度から検出した角度情報を差し引いた角度
情報とに基づき座標計算を行う機能を具備したので、C
H1、CH2のいずれでも常にいずれか一方の角度情報
が先に検出され、架空座標を誤計算することはない。
【0035】請求項7記載の発明によれば、第1、第2
チャンネルのそれぞれのスキャンミラーは、互いに逆方
向に回転して光走査するように構成し、タッチパネルM
PUは、一方のチャンネルでは、最初に検出された角度
情報を選択し、他方のチャンネルでは、最後に検出され
た角度情報を選択し、これらの角度情報に基づいて座標
計算を行う機能を具備したので、本来操作されていない
座標を誤検出することがなくなる。
【0036】請求項8記載の発明によれば、第1、第2
チャンネルのそれぞれのスキャンミラーは、互いに逆方
向に回転して光走査するように構成し、タッチパネルM
PUは、複数操作点の角度情報で組合せの座標計算を行
い、それぞれ座標点間を結ぶ線を設定し、これらの線
と、第1、第2チャンネルのスキャンミラー間を結ぶ線
との平行度を計算し、この中最も平行度の高い線を選択
し、この線の中点を求めて検出座標とする機能を具備し
たので、第1、第2チャンネルのスキャンミラー間を結
ぶ線と最も平行度の高い線を選択し、この線の中点を求
めて検出座標とすることにより、本来操作されていない
座標を誤検出することがなくなる。
【0037】請求項9記載の発明によれば、第1、第2
チャンネルのそれぞれのスキャンミラーは、互いに逆方
向に回転して光走査するように構成し、タッチパネルM
PUは、操作した2点とこれら2点に基づく架空座標点
との角度情報で3点の組合せの座標計算を行い、これら
3点を通る円を算出し、この円の中心点を検出座標とす
る機能を具備したので、検出座標を本来の操作点に近づ
けることができる。
【0038】請求項10記載の発明によれば、1点操作
で動作するキーと、複数点操作で動作するキーとを区別
して設け、1キー当りの動作を複数持たせるようにした
ので、タッチパネルの2指操作では、マウス操作に似た
右釦操作に該当させるなどの機能拡張が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタッチパネルの多点操作補正装置
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の説明図である。
【図3】(a)(b)は、本発明の第2実施例の説明図
である。
【図4】(a)(b)は、本発明の第3実施例の説明図
である。
【図5】本発明の第4実施例の説明図である。
【図6】本発明の第5実施例の説明図である。
【図7】本発明の第6実施例の説明図である。
【図8】一般的な光走査型タッチパネルの平面図であ
る。
【図9】一般的な光走査ユニットの正面図である。
【図10】(a)(b)は、座標検出のための3角測量
の原理を示す説明図である。
【図11】(a)(b)は、多点操作したときの座標検
出により架空座標が発生する説明図である。
【符号の説明】
10…保護板、11a…第1チャンネルの光走査ユニッ
ト、11b…第2チャンネルの光走査ユニット、12…
フレーム、13…再帰性反射体、14…ユニット本体、
16…発光素子、17…受光素子、18…光、19…屈
折プリズム、20…ハーフミラー、21…プリズム、2
2a、22b…スキャンミラー、23a、23b…パル
スモータ、24…対象物、25…ユニット支持板、38
…表示画面部、40a、40b…ワークRAM、41
a、41b…検出数カウンタ、42a、42b…検出カ
ウントレジスタ、、50a、50b…発光ドライバ、5
2a、52b…電流・電圧変換回路、53a、53b…
A/D変換回路、54a、54b…1次反射光分離回
路、55…計測用発振器、56a、56b…カウンタ、
70…タッチパネルMPU、72…表示装置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面部における第1、第2チャンネ
    ルの2点のスキャンミラーの回転によって操作面上の再
    帰性反射体を光走査し、この再帰性反射体で反射した光
    を受光し、操作開始から操作部までの光走査検出角度に
    基づき、タッチパネルMPUにより座標を検出するよう
    にしたタッチパネルにおいて、前記タッチパネルMPU
    は、前記各チャンネル毎の複数の検出点を計測する検出
    カウンタと、複数の検出点毎の光走査検出データを計数
    する検出カウントレジスタとを具備してなることを特徴
    とするタッチパネルの多点操作補正装置。
  2. 【請求項2】 タッチパネルMPUは、検出カウントレ
    ジスタの複数の検出点毎の光走査検出データを加算した
    値を、検出カウンタの計数値で除して平均値を算出する
    機能を具備し、この平均値によって座標計算するように
    したことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルの多
    点操作補正装置。
  3. 【請求項3】 タッチパネルMPUは、検出カウントレ
    ジスタの複数の検出点毎の光走査検出データを加算した
    値を、検出カウンタの計数値で除して平均値を算出する
    機能を具備するとともに、この平均値と複数の検出点毎
    の各光走査検出データとの差が、一定範囲内のときに前
    記平均値によって座標計算をし、前記差が一定範囲外の
    ときに座標計算をしないとする機能を具備してなること
    を特徴とする請求項1記載のタッチパネルの多点操作補
    正装置。
  4. 【請求項4】 タッチパネルMPUは、第1、第2チャ
    ンネルの各検出カウンタの計数値の異同を判別し、この
    判別した数値が同数のときは、座標計算をし、異なると
    きは、異常信号として座標計算を行わないとする機能を
    具備してなることを特徴とする請求項2又は3記載のタ
    ッチパネルの多点操作補正装置。
  5. 【請求項5】 タッチパネルMPUは、検出した角度情
    報で複数組合せの座標計算を行い、これらの平均値座標
    点を求め、この平均値座標点から最も離れている座標デ
    ータを除き、残った座標データによって再度平均値を求
    めて、その再平均値の座標を最終座標値とする機能を具
    備してなることを特徴とする請求項1記載のタッチパネ
    ルの多点操作補正装置。
  6. 【請求項6】 第1、第2チャンネルのそれぞれのスキ
    ャンミラーは、ともに同一方向に回転して光走査するよ
    うに構成し、タッチパネルMPUは、両方のチャンネル
    のいずれも最先又は最後に検出した角度情報を選択し、
    いずれか一方のチャンネルにおける検出した角度情報
    と、他方のチャンネルにおける全光走査角度から検出し
    た角度情報を差し引いた角度情報とに基づき座標計算を
    行う機能を具備してなることを特徴とする請求項1記載
    のタッチパネルの多点操作補正装置。
  7. 【請求項7】 第1、第2チャンネルのそれぞれのスキ
    ャンミラーは、互いに逆方向に回転して光走査するよう
    に構成し、タッチパネルMPUは、一方のチャンルで
    は、最初に検出された角度情報を選択し、他方のチャン
    ネルでは、最後に検出された角度情報を選択し、これら
    の角度情報に基づいて座標計算を行う機能を具備してな
    ることを特徴とする請求項1記載のタッチパネルの多点
    操作補正装置。
  8. 【請求項8】 第1、第2チャンネルのそれぞれのスキ
    ャンミラーは、互いに逆方向に回転して光走査するよう
    に構成し、タッチパネルMPUは、複数操作点の角度情
    報で組合せの座標計算を行い、それぞれ座標点間を結ぶ
    線を設定し、これらの線と、第1、第2チャンネルのス
    キャンミラー間を結ぶ線との平行度を計算し、この中で
    最も平行度の高い線を選択し、この線の中点を求めて検
    出座標とする機能を具備してなることを特徴とする請求
    項1記載のタッチパネルの多点操作補正装置。
  9. 【請求項9】 第1、第2チャンネルのそれぞれのスキ
    ャンミラーは、互いに逆方向に回転して光走査するよう
    に構成し、タッチパネルMPUは、操作した2点と、こ
    れら2点に基づく架空座標点との角度情報で3点の組合
    せの座標計算を行い、これら3点を通る円を算出し、こ
    の円の中心点を検出座標とする機能を具備してなること
    を特徴とする請求項1記載のタッチパネルの多点操作補
    正装置。
  10. 【請求項10】 1点操作で動作するキーと、複数点操
    作で動作するキーとを区別して設け、1キー当りの動作
    を複数持たせるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のタッチパネルの多点操作補正装置。
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