JP2000284902A - 信号入力装置 - Google Patents

信号入力装置

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JP2000284902A JP11090733A JP9073399A JP2000284902A JP 2000284902 A JP2000284902 A JP 2000284902A JP 11090733 A JP11090733 A JP 11090733A JP 9073399 A JP9073399 A JP 9073399A JP 2000284902 A JP2000284902 A JP 2000284902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバーに設けられたボタンでも複数の入力が
可能であり、かつ操作性に優れた信号入力装置を提供す
る。 【解決手段】 プレイヤが操作するためのレバー3と、
レバー3を傾斜可能に支持し、レバー3の傾きの方向を
検出する本体2と、レバー3に設けられ、1個の操作釦
の操作により複数種類の入力信号の入力が可能な十字キ
ー13と、十字キー13による入力を検出する基板とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえばビデオ
ゲーム機などに備えられ、棒状のレバーを複数の方向に
傾けて操作する、いわゆるジョイスティック装置である
信号入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオゲーム機などでは、棒
状のレバーを複数の方向に傾けて操作するジョイスティ
ック装置が用いられている。上記ジョイスティック装置
では、前後方向あるいは左右方向にレバーを傾けること
により4方向の傾きを検出できる。
【0003】また、最近では、家庭用ゲーム機やパーソ
ナルコンピュータに接続して、模擬飛行ゲームにおける
飛行機の動きなどを決定するジョイスティック装置も提
案、販売されている。この模擬飛行ゲームなどでは、レ
バーを飛行機あるいは戦闘機の操縦桿に見立て、レバー
を傾けることにより飛行機などの動きを決定することが
できる。また、レバーの上端面に押ボタンを設け、別の
用途として、たとえば押ボタンをミサイルの発射ボタン
として使用できるジョイスティック装置もある。
【0004】上記押ボタンは、一般に、レバーの上端面
に1個設けられているため、プレイヤはレバーを片手で
握りながら押ボタンの入力ができ、別の手を使うことな
くゲームをスムーズに進行させることができる。しかし
ながら、1個の押ボタンでは、単一の入力しかできな
い。
【0005】そこで、複数の押ボタンスイッチをレバー
の各所に分散配置したアナログ式のジョイスティックが
提案されているが、このようなジョイスティックでは、
押ボタンの操作が煩雑であり、たとえばレバーを所定の
方向に傾けながら複数の押ボタンを所定の順序で迅速に
押下するような場合、操作が難しい。また、たとえば2
個の押ボタンを同時に押下することも難しい。
【0006】一方、上記ジョイスティック装置のよう
に、レバーに押ボタンを設けた場合、ゲーム内容によっ
てはレバーの操作を必要とせず、押ボタンからの入力の
みが有効となる場合がある。この場合、レバーを傾ける
必要は全くないのであるが、押ボタンの操作に伴ってレ
バーが傾いてしまう。特に、レバーに複数の押ボタンを
設けた場合、押ボタンの操作に伴ってレバーが不用意に
傾いてしまうと、押ボタンの迅速な操作に支障をきたす
おそれがある。
【0007】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、レバーに設けられたボタンでも
複数の入力が可能であり、かつ操作性に優れた信号入力
装置を提供することを、その課題とする。
【0008】また、上記ボタンのみが使用された場合
に、レバーの傾きを規制することのできる信号入力装置
を提供することを、他の課題とする。
【0009】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】本願発明の第1の側面によれば、プレイヤ
が操作するためのレバーと、レバーを傾斜可能に支持す
る本体と、本体に対する前記レバーの傾きの方向を検出
する第1の検出手段と、レバーに設けられ、1個の操作
釦の操作により複数種類の入力信号の入力が可能な入力
手段と、入力手段による入力を検出する第2の検出手段
とを備えることを特徴とする、信号入力装置が提供され
る。
【0011】好ましい実施の形態によれば、入力手段
は、4方向の入力が可能な十字型スイッチからなる。
【0012】本願発明によれば、プレイヤによってレバ
ーが傾斜されれば、傾斜されたレバーのいずれかの方向
が検出される。また、プレイヤによって入力手段により
入力されれば、いずれかの入力信号が検出される。その
ため、レバーの方向および入力手段の入力を、たとえ
ば、外部装置に組み込まれたソフトウェアによって好適
に利用すれば、ゲーム中のキャラクタの動きに多数のバ
リエーションをもたせることができ、ゲームの面白みを
増すことができる。しかも、1個の操作釦の操作により
複数種類の入力信号の入力が可能であるので、プレイヤ
は、操作釦の操作のためにレバーを握り直したり、ある
いは操作釦を操作する指を適宜変更したり、あるいはレ
バーを握った状態で操作釦を押下するための指を大きく
動かせたりする必要がなく、操作性が向上する。
【0013】本願発明の第2の側面によれば、プレイヤ
が操作するためのレバーと、レバーを傾斜可能に支持す
る本体と、本体に対するレバーの傾きの方向を検出する
第1の検出手段と、レバーに設けられ、操作釦の操作に
より入力信号の入力が可能な入力手段と、入力手段によ
る入力を検出する第2の検出手段と、少なくともいずれ
かの方向に対して、レバーの傾きを規制する規制手段と
を備えることを特徴とする、信号入力装置が提供され
る。
【0014】好ましい実施の形態によれば、規制手段
は、平面視コ字状の規制部材からなり、規制部材の凹部
をレバーに嵌め込むことによりレバーの傾きを規制す
る。
【0015】他の好ましい実施の形態によれば、規制手
段は、複数の規制部材からなり、複数の規制部材は、互
いに異なる方向を規制する。
【0016】他の好ましい実施の形態によれば、規制手
段は、本体の下方に設けられ、本体内に押し込まれたレ
バーを係止する係止部材からなる。
【0017】他の好ましい実施の形態によれば、レバー
の下端に突起が形成され、規制手段は、突起を係止する
ことによりレバーの傾きを規制する。
【0018】この発明によれば、規制手段により、いず
れかの方向あるいは全ての方向におけるレバーの傾きを
規制することができるので、たとえば、プレイヤによっ
てレバーに設けられたボタンのみが使用された場合に、
レバーが不用意に傾くことがなく、特にレバーに設けた
ボタンにより複数の入力信号を入力する場合に、レバー
が不安定となることを防止でき、ボタンの操作に支障を
きたすおそれを解消できる。
【0019】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0021】図1は、本願発明に係る信号入力装置であ
るジョイスティック装置の外観図である。図2は、ジョ
イスティック装置の要部外形図であり、(a) は平面図、
(b)は側面図である。このジョイスティック装置は、略
直方形状のケース1と、ケース1に固定されている本体
2と、本体2に対して傾斜可能に支持され、プレイヤが
操作するためのレバー3とを備えている。
【0022】ケース1の側面には、たとえば家庭用ゲー
ム機などの外部装置と接続するためのコネクタ4が設け
られ、コネクタ4には、接続ケーブル5が接続される。
もちろん、接続ケーブル5と外部装置との接続にもコネ
クタが用いられる。なお、コネクタ4を省略して、接続
ケーブル5と外部装置との接続にだけコネクタを用いて
もよい。
【0023】なお、本ジョイスティック装置をビデオゲ
ーム機などに取り付ける場合には、ケース1を取り除い
て、レバー3をビデオゲーム機の筐体表面から突出させ
た形で内装する。
【0024】本体2は、略直方形状に形成され、上面に
化粧板6およびゴム製のシート7を備えている。
【0025】レバー3は、略円柱状に形成され、周知の
ころがり軸受けの構造により本体2に対して傾斜可能に
支持されており、通常時は、鉛直方向に静止するように
付勢されている。レバー3の上端には、略球形の把持部
8が形成されている。また、レバー3には、本体2内に
対向する周面に、図3に示すように、環状の接点9が設
けられている。
【0026】一方、本体2には、レバー3の環状接点9
に対向し、前後および左右方向の4方向に対応して、複
数の接点10がそれぞれ内装されている。接点10は、
本体2の外部端子11に接続され、外部端子11は、図
示しない信号線を介してコネクタ4に接続されている。
【0027】この構成により、レバー3がいずれかの方
向に傾けられると、環状接点9がいずれかの方向に位置
する接点10に接触する。そして、その接触による検出
信号が上記コネクタ4を介して外部に出力され、レバー
3の傾き方向が検出される。
【0028】なお、プレイヤによってレバー3が傾けら
れた状態からレバー3が離されると、図示しないばねな
どの作用により、レバー3は直立状態に戻るようになっ
ている。
【0029】レバー3の把持部8は、レバー3と一体的
に形成された下半球部8aと、それに装着可能な上半球
部8bとからなる。上半球部8bには、その上部が切欠
されて形成された水平面12に、プレイヤが操作するた
めの十字キー13が備えられている。そして、十字キー
13の操作を容易にするために、図外の回り止め機構に
より、レバー3の軸芯周りの回動が規制されている。
【0030】十字キー13は、図4に示すように、上半
球部8bに内装された基板14上にゴム製のパッド15
を介して実装されている。十字キー13は、軸部16
と、それから前後および左右方向に延びた作用部17と
を有し、略十字形状に一体的に形成され、各作用部17
は、軸部16によって押下可能に支持されている。各作
用部17の下面には、図5に示すように、連通した共通
の接点21が設けられている。
【0031】一方、基板14には、各作用部17に対向
する位置に、前後左右方向の4方向に対応して、複数の
接点22がそれぞれ設けられている。接点22は、基板
14の端子23に接続され、端子23は、信号線24を
介してコネクタ4に接続されている。
【0032】この構成により、プレイヤによって十字キ
ー13のいずれかの作用部17が押下されると、いずれ
かの作用部17に対応する方向に位置する接点22と共
通接点21とが接触する。そして、その接触による検出
信号が信号線24およびコネクタ4を介して外部に出力
され、押下された作用部17による入力信号が検出され
る。なお、プレイヤによって作用部17が押下された状
態から離されると、十字キー13は水平状態に戻るよう
になっている。
【0033】このように、本ジョイスティック装置によ
れば、図6に示すように、4方向(白矢印A参照)のレ
バー3の傾きを検出することができるとともに、4方向
(白矢印B参照)における十字キー13の作用部17の
押下を検出することができる。換言すれば、レバー3に
より4方向の入力が可能であり、また十字キー13によ
り4方向の入力が可能である。また、レバー3および十
字キー13は、配線的にそれぞれ独立しているため、両
者における入力信号を同時に検出することが可能とな
る。
【0034】本ジョイスティック装置は、このような複
数の入力が可能であるので、たとえば、以下に示すよう
な使用方法が考えられる。たとえば、このジョイスティ
ック装置を格闘ゲームに用いる場合、レバー3による入
力でキャラクタを動作させ、十字キー13による入力で
分身キャラクタを動作させるといった、2種類のキャラ
クタを同時に動作させるときに用いることができる。
【0035】あるいは、レバー3による入力をキャラク
タの移動に用い、十字キー13による入力を、いわゆる
「必殺技」を行う所定のコマンドの入力として用いるよ
うにしてもよい。この場合、十字キー13の4個の作用
部17が押下されることにより、4種類の「必殺技」が
入力できる。もちろん、十字キー13の4個の作用部1
7のうちの2個が同時に押下される場合も含めると、さ
らに多種類の「必殺技」が入力できる。
【0036】また、このジョイスティック装置を柔道ゲ
ームに用いる場合、レバー3による入力をキャラクタの
移動に用い、十字キー13による入力を相手キャラクタ
のバランスを崩すために用いるようにしてもよい。
【0037】たとえば、レバー3がプレイヤによって奥
行方向に傾けられると、キャラクタは前進し、レバー3
が手前方向に傾けられると、キャラクタは後退するとす
る。また、十字キー13において手前側にある作用部1
7が押下されると、キャラクタが相手キャラクタを手前
に引き、十字キー13において右側にある作用部17が
押下されると、キャラクタが相手キャラクタを右側に押
すなどの動作を行うとする。
【0038】そのため、プレイヤによって手前側にある
作用部17が押下されながら、レバー3が奥行方向に傾
けられると、相手キャラクタは前のめりに倒れるように
なる。ここで、別途設けられた「足技」ボタンが押下さ
れると、キャラクタは相手キャラクタに対して「巴投
げ」を行う。あるいは、別途設けられた「手技」ボタン
が押下されると、キャラクタは相手キャラクタに対して
「背負い投げ」を行う。
【0039】また、別のプレイヤによって、対戦してい
る相手キャラクタが操作される場合は、上記のレバー3
が傾けられたり十字キー13が押下されているときに、
別のプレイヤによって、レバー3が手前側に傾けられる
ことにより、相手キャラクタが前のめりになることを防
ぐようにしてもよい。
【0040】また、ジョイスティック装置をサッカーゲ
ームに用いる場合、レバー3による入力をキャラクタの
移動に用い、十字キー13による入力をキャラクタの重
心の移動に用いる。このようにすれば、キャラクタが一
方の方向に体を傾けた後、他方の方向に走るといった、
いわゆるフェイントの動きを行うことができる。
【0041】上記の使用方法は、一例にすぎず、レバー
3および十字キー13による入力を外部装置に組み込ま
れたソフトウェアによって好適に利用すれば、キャラク
タに対して上記の他に、高度でかつさまざまな動きのバ
リエーションをもたせることができる。そのため、プレ
イヤにとっては、ゲームの面白みが一層増し、ゲームを
繰り返し行うことを促進する効果が得られる。
【0042】また、十字キー13は、レバー3の上端面
に設けられているため、上述したキャラクタの複雑な動
作をさせる操作も、片手で容易に行うことができるの
で、操作性に優れたジョイスティック装置を提供でき
る。
【0043】なお、ソフトウェアによって、レバー3お
よび十字キー13による入力のうち、同じ方向における
それぞれの入力が同じ意味合いの信号となるように設定
された場合、レバー3または十字キー13のいずれを使
用してゲームを行うかを、プレイヤの好みによって選択
することができる。
【0044】すなわち、ビデオゲーム機では主にレバー
3が備え付けられているため、プレイヤがビデオゲーム
機に慣れている場合には、レバー3を使用すればよい。
一方、家庭用ゲーム機では主に十字キー13が入力装置
に備え付けられているため、プレイヤが家庭用ゲーム機
に慣れている場合は、十字キー13を使用すればよい。
【0045】ところで、上記ジョイスティック装置によ
れば、レバー3を用いた入力か、または十字キー13を
用いた入力かをプレイヤによって選択することができ
る。この場合、プレイヤによって十字キー13が選択さ
れそれが操作されたとき、レバー3は傾斜可能であるた
め不安定となり、プレイヤによる十字キー13の操作に
支障をきたすおそれがある。
【0046】そこで、本実施形態では、レバー3が本体
2に対して傾斜するのを規制するために、以下に示すよ
うな方法を用いる。
【0047】図7は、レバー3の傾きを規制するための
規制片の外形図、図8は、規制片を取り付けるためのベ
ース板の外形図である。また、図9は、ジョイスティッ
ク装置に規制片およびベース板を組み付けたときの状態
を示す図である。なお、図7〜9では、それぞれ(a) は
平面図、(b) は側面図である。なお、十字キー13の構
成は、便宜上、省略している。
【0048】この規制方法では、2枚の規制片31a,
31b(以下、総称するときは「規制片31」という)
が用いられる。規制片31は、平面視略コ字状に形成さ
れ、凹部32を有している。規制片31には、その上面
中央に突起33が形成されている。
【0049】ベース板34は、規制片31をレバー3に
嵌め込み自在に支持するためのものであり、略平板状と
され、その下面には、規制片31a,31bをそれぞれ
案内するための一対のガイド片38,39がそれぞれ取
り付けられている。両ガイド片38,39は、断面略L
字状に形成され、前後方向および左右方向に沿って延び
ている。なお、各ガイド片38,39は、取り付けスペ
ースの都合上、一方のガイド片が他方のガイド片より短
くなるよう形成されている。なお、図8(b) ではガイド
片39は、説明の便宜上、省略されている。
【0050】また、ベース板34は、中央にレバー3が
貫通する孔35が形成されている。また、前後方向およ
び左右方向に沿って、2つの長孔36,37がそれぞれ
形成されている。
【0051】規制片31は、この長孔36,37内に突
起33が嵌め込まれ、両長片部がベース板34のガイド
片38,39に支持されてベース板34に対して摺動自
在に取り付けられる。具体的には、一方の規制片31a
は、前後方向に摺動可能とされる(白矢印C参照)。他
方の規制片31bは、左右方向に摺動可能とされる(白
矢印D参照)。
【0052】この構成により、プレイヤによって一方の
規制片31aの突起33がつままれながら、規制片31
aが凹部32にレバー3が嵌め込まれるまで移動される
と、レバー3は規制片31aによって左右方向に傾ける
ことができなくなり、左右方向の傾きが規制される。
【0053】また、他方の規制片31bがその凹部32
にレバー3が嵌め込まれるまで移動されると、レバー3
は規制片31bによって前後方向に傾けることができな
くなり、前後方向の傾きが規制される。
【0054】そのため、レバー3は、両規制片31によ
って全ての方向の傾きが規制され、直立状態が保持され
る。このように、規制片31によってレバー3の傾きが
規制されるので、プレイヤによって十字キー13のみの
使用が選択された場合に、レバー3が不安定となること
を防止でき、十字キー13の操作に支障をきたすおそれ
を解消できる。
【0055】また、各規制片31a,31bによって、
図10に示すように、前後方向のみまたは左右方向のみ
のレバー3の傾きを規制することもできる。すなわち、
同図(a) は、他方の規制片31bのみをレバー3に嵌め
込んだ状態を示し、これにより、前後方向のみの規制を
行える。同図(b) は、一方の規制片31aのみをレバー
3に嵌め込んだ状態を示し、これにより、左右方向のみ
の規制を行える。
【0056】なお、図11に示すように、規制片31a
の凹部32の最奥部40がレバー3に当接するように、
規制片31aが移動されれば、レバー3は凹部32最奥
部40により、奥行方向に傾けることができなくなる。
したがって、一方向すなわち手前方向のみの傾きしかで
きなくなるような規制を行うことができる。
【0057】同様に、左方向への傾きのみを有効にする
ためには、他方の規制片31bの凹部32の最奥部がレ
バー3に当接するように、他方の規制片31bを移動さ
せればよい。
【0058】また、レバーの傾きを規制する方法として
は、以下に示すように、レバー自体を本体2側に押し込
んで、レバーの傾きを規制する方法も考えられる。
【0059】図12は、この方法で用いられるレバーの
外形図であり、(a) は側面図、(b)は下面図である。図
13は、レバーを係止するための係止板を示す図であ
り、(a) は平面図、(b) は側面図である。また、図14
は、レバーを本体側に押し込む前の状態、および押し込
んだ後の状態を示す図である。
【0060】レバー41は、上述したレバー3の構成と
ほぼ同様であり、異なる点は、下端の周面に、レバー4
1を係止板42に係止するための2つの突起43が形成
されている点にある。
【0061】係止板42は、略平板状に形成され、本体
2の下方に位置するように、図示しないケースに固着さ
れている。係止板42の上面には、レバー41を支持す
るための台座44が設けられている。係止板42および
台座44には、中央に、レバー41の断面形状とほぼ同
様の形の孔45,46がそれぞれ形成され、この孔4
5,46にレバー41が貫通される。
【0062】この構成により、図14(a) に示すよう
に、レバー41の通常の状態から、同図(b) に示すよう
に、レバー41を本体2側に押し込むと、レバー41の
下部は、台座44の孔45および係止板42の孔46に
挿入される。この場合、レバー41の下端には突起43
が形成されているので、突起43を孔45,46の凹部
47に合わして、レバー41に挿入する必要がある。
【0063】次いで、レバー41の下端が係止板42の
孔46から突出したとき、レバー41をその状態のまま
約90度回転させる。そうすれば、突起43が係止板4
2の下面に係止され、レバー41が本体2側に押し込ま
れたままの状態になる。そのため、レバー41の傾きが
規制される。
【0064】なお、レバー41の規制状態を解除するに
は、レバー41を約90度回転させて、突起43を孔4
5,46の凹部47に合わして上方に持ち上げればよ
い。また、図14中、48はレバー41が本体2から抜
脱するのを防止するためのばねを示す。
【0065】上記のように、レバー41を本体2側に押
し込んで、係止板42によりレバー41を係止すれば、
レバー41が本体2に挿入された形になり、レバー41
の傾きを規制することができる。
【0066】さらに、レバー3の傾きを規制する方法と
しては、レバー3による入力を外部装置に組み込まれた
ソフトウェアによって、信号的に無効にすることが挙げ
られる。この場合、十字キー13からの入力も同様に無
効にすることができる。
【0067】このように、規制片31や係止板42を用
いれば、レバー3,41の傾きを規制することができ
る。図15は、各種の規制方法別に、レバー3および十
字キー13の入力が規制される方向を示したものであ
り、〇印が有効となる方向を示し、×印が規制される方
向を示す。
【0068】具体的に説明すると、十字キー13による
入力を有効にし、レバー3による入力を規制するには、
両規制片31を用いる方法と(図9参照)、係止板42
を用いる方法と(図14参照)、レバー3による入力を
ソフトウェアによって信号的に無効にする方法とが挙げ
られる。この場合、レバー3による入力を信号的に無効
にする方法では、レバー3は傾斜可能であるが、両規制
片31や係止板42を用いれば、立設状態を維持でき
る。
【0069】また、十字キー13による入力を有効にし
た上で、レバー3の傾きを前後あるいは左右方向のみ有
効にするには、規制片31aまたは規制片31bをそれ
ぞれ使用すればよい。
【0070】一方、レバー3による入力を有効にし、十
字キー13による入力を規制するには、十字キー13に
よる入力をソフトウェアによって信号的に無効にする方
法が挙げられる。そして、規制片31を使用しなけれ
ば、レバー3の傾きは前後左右に有効となり、レバー3
の傾きを前後あるいは左右方向のみに有効にするには、
規制片31aまたは規制片31bをそれぞれ使用すれば
よい。
【0071】このように、上述した方法を用いれば、レ
バー3の傾きをある特定方向のみ規制する等、さなざま
なレバー3および十字キー13の使用形態を実現するこ
とができる。
【0072】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
の形態に限定されるものではない。たとえば、レバー3
の傾きの方向は、4方向に限らず、斜め方向も加えた8
方向、あるいはそれ以上の数の方向を検出できるように
してもよい。また、十字キー13の作用部17の数も4
個に限るものではない。
【0073】また、十字キー13は上記した構成に限ら
ず、レバー3の上端部に、小型のレバーやトラックボー
ルなどが設けられていてもよい。
【0074】また、規制片31の凹部32に、物体が近
づいたことを検知する近接センサなどを設けてもよい。
これにより、規制片31にレバー3を嵌め込むと、近接
センサによりレバー3の存在を検知し、レバー3の入力
のよる検知信号をソフトウェアによって信号的に無効に
することができる。
【0075】また、レバー3または十字キー13の入力
による検知信号を無効にする方法としては、信号線を直
接遮断するスイッチを別途設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るジョイスティック装置の外観図
である。
【図2】図1に示すジョイスティック装置の要部外形図
である。
【図3】図1に示すジョイスティック装置の回路図であ
る。
【図4】レバーの内部構造図である
【図5】レバーおよび十字キーの回路図である。
【図6】レバーおよび十字キーの傾き方向を説明するた
めの図である。
【図7】規制片の外形図である。
【図8】ベース板の外形図である。
【図9】規制片を組み付けたときのジョイスティック装
置の外形図である。
【図10】規制の方向を説明するための図である。
【図11】規制の方向を説明するための図である。
【図12】変形例に係るレバーの外形図である。
【図13】係止板の外形図である。
【図14】変形例に係る規制手段を説明するための図で
ある。
【図15】規制方法と、レバーおよび十字キーの入力が
規制される方向との関係を示す図である。
【符号の説明】
2 本体 3,41 レバー 13 十字キー 31 規制片 42 係止板 43 突起
フロントページの続き (72)発明者 西浦 弘明 大阪府大阪市中央区内平野町3丁目1番3 号 株式会社カプコン内 Fターム(参考) 2C001 CA06 5B087 AA09 AB02 BC02 BC12 BC13 BC17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレイヤが操作するためのレバーと、 前記レバーを傾斜可能に支持する本体と、 前記本体に対する前記レバーの傾きの方向を検出する第
    1の検出手段と、 前記レバーに設けられ、1個の操作釦の操作により複数
    種類の入力信号の入力が可能な入力手段と、 前記入力手段による入力を検出する第2の検出手段とを
    備えることを特徴とする、信号入力装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、4方向の入力が可能な
    十字型スイッチからなる、請求項1に記載の信号入力装
    置。
  3. 【請求項3】 プレイヤが操作するためのレバーと、 前記レバーを傾斜可能に支持する本体と、 前記本体に対する前記レバーの傾きの方向を検出する第
    1の検出手段と、 前記レバーに設けられ、操作釦の操作により入力信号の
    入力が可能な入力手段と、 前記入力手段による入力を検出する第2の検出手段と、 少なくともいずれかの方向に対して、前記レバーの傾き
    を規制する規制手段と備えることを特徴とする、信号入
    力装置。
  4. 【請求項4】 前記規制手段は、平面視コ字状の規制部
    材からなり、前記規制部材の凹部を前記レバーに嵌め込
    むことにより前記レバーの傾きを規制する、請求項3に
    記載の信号入力装置。
  5. 【請求項5】 前記規制手段は、複数の規制部材からな
    り、 前記複数の規制部材は、互いに異なる方向を規制する、
    請求項3または4に記載の信号入力装置。
  6. 【請求項6】 前記規制手段は、前記本体の下方に設け
    られ、前記本体内に押し込まれた前記レバーを係止する
    係止部材からなる、請求項3に記載の信号入力装置。
  7. 【請求項7】 前記レバーの下端に突起が形成され、 前記規制手段は、前記突起を係止することにより前記レ
    バーの傾きを規制する、請求項6に記載の信号入力装
    置。
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