JP2000285362A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
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- JP2000285362A JP2000285362A JP9082999A JP9082999A JP2000285362A JP 2000285362 A JP2000285362 A JP 2000285362A JP 9082999 A JP9082999 A JP 9082999A JP 9082999 A JP9082999 A JP 9082999A JP 2000285362 A JP2000285362 A JP 2000285362A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 旅行時間情報が未提供の経路の旅行時間予測
精度を向上する。 【解決手段】 まず最初にステップ11により、メッシ
ュ間OD交通量データ55を計算する。次にステップ1
2では、ノード間OD交通量データ57を算出する。ス
テップ13では、ノード間のOD交通量データ57、及
び、道路ネットワークデータ56等から推定交通量デー
タ14(特定経路Cを構成する各リンク上の各推定停留
交通量Qst′等)を求める。ステップ15では、評価式
「ΣC (Q st−Qst′)2 <ε1」等により、発生集中
指標データ40、ステップ11、ステップ12、メッシ
ュ間のOD交通量データ55、または、ノード間のOD
交通量データ57の妥当性を評価し、妥当でないと判断
される評価項目(40、11、12、55、57)を適
当に補正して、再度ステップ11より、上記の処理を繰
り返す。以上の処理により、上記の評価項目を最適化す
ることができる。
精度を向上する。 【解決手段】 まず最初にステップ11により、メッシ
ュ間OD交通量データ55を計算する。次にステップ1
2では、ノード間OD交通量データ57を算出する。ス
テップ13では、ノード間のOD交通量データ57、及
び、道路ネットワークデータ56等から推定交通量デー
タ14(特定経路Cを構成する各リンク上の各推定停留
交通量Qst′等)を求める。ステップ15では、評価式
「ΣC (Q st−Qst′)2 <ε1」等により、発生集中
指標データ40、ステップ11、ステップ12、メッシ
ュ間のOD交通量データ55、または、ノード間のOD
交通量データ57の妥当性を評価し、妥当でないと判断
される評価項目(40、11、12、55、57)を適
当に補正して、再度ステップ11より、上記の処理を繰
り返す。以上の処理により、上記の評価項目を最適化す
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路交通量のナビ
ゲーション装置に関し、特に、信号交差点等の道路上の
所定地点に対応するノードと、ノード間の道路の片側方
向に各々対応するリンクにより道路網をモデル化し、リ
ンク上を走行する一般車両の走行の開始により発生する
交通量である発生交通量と、一般車両の目的地への到着
により消滅する交通量である集中交通量とをノード対応
に設定することにより道路網モデル上の交通量の流れを
シミュレートするナビゲーション装置に関する。
ゲーション装置に関し、特に、信号交差点等の道路上の
所定地点に対応するノードと、ノード間の道路の片側方
向に各々対応するリンクにより道路網をモデル化し、リ
ンク上を走行する一般車両の走行の開始により発生する
交通量である発生交通量と、一般車両の目的地への到着
により消滅する交通量である集中交通量とをノード対応
に設定することにより道路網モデル上の交通量の流れを
シミュレートするナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】信号交差点等の道路上の所定地点に対応
するノードと、各ノード間の道路の片側方向に各々対応
するリンクにより道路網をモデル化して交通流をシミュ
レートするナビゲーション装置が、公開特許公報「特開
平7−129893:車両用経路誘導装置」や同「特開
平8−287393:旅行時間提供装置及び経路計算装
置」等に公開されている。
するノードと、各ノード間の道路の片側方向に各々対応
するリンクにより道路網をモデル化して交通流をシミュ
レートするナビゲーション装置が、公開特許公報「特開
平7−129893:車両用経路誘導装置」や同「特開
平8−287393:旅行時間提供装置及び経路計算装
置」等に公開されている。
【0003】これらの従来技術においては、VICS等
の外部から道路網モデル上の特定経路に関する旅行時間
情報が得られた場合、その経路を構成するリンクのリン
ク情報(リンク通過時間関連値)を更新して予測精度の
向上を図っている。
の外部から道路網モデル上の特定経路に関する旅行時間
情報が得られた場合、その経路を構成するリンクのリン
ク情報(リンク通過時間関連値)を更新して予測精度の
向上を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、上記の様に旅行時間情報が得られ
た経路を構成するリンクを通過しない車両の旅行時間に
ついては、リンク情報(リンク通過時間関連値)が更新
されないため、情報が提供されていないリンクから構成
される経路の旅行時間の予測精度を上げることができな
かった。
従来技術においては、上記の様に旅行時間情報が得られ
た経路を構成するリンクを通過しない車両の旅行時間に
ついては、リンク情報(リンク通過時間関連値)が更新
されないため、情報が提供されていないリンクから構成
される経路の旅行時間の予測精度を上げることができな
かった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的は、VICS等の外部から
の旅行時間関連情報が提供されていないリンクから構成
される経路のシミュレーション精度を上げることであ
る。
されたものであり、その目的は、VICS等の外部から
の旅行時間関連情報が提供されていないリンクから構成
される経路のシミュレーション精度を上げることであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めには、以下の手段が有効である。即ち、第1の手段
は、信号交差点等の道路上の所定地点に対応するノード
と、これらのノード間の道路の片側方向に各々対応する
リンクにより道路網をモデル化し、リンク上を走行する
一般車両の走行の開始により発生する交通量である発生
交通量と、一般車両の目的地への到着により消滅する交
通量である集中交通量とを各ノード対応に設定すること
により道路網モデル上の交通流シミュレーションを行う
ナビゲーション装置において、道路網モデルの交通情報
をリアルタイムに入力する交通情報入力手段と、この交
通情報の関連値と交通流シミュレーションによる交通情
報の関連値に対するシミュレーション結果との差分を最
小化する方向に道路網モデル、交通流シミュレーション
のシミュレーション方法、又は、交通流シミュレーショ
ンのシミュレーション・データを補正する繰り返し補正
演算処理により交通流シミュレーションを最適化する交
通流最適化手段とを備えることである。
めには、以下の手段が有効である。即ち、第1の手段
は、信号交差点等の道路上の所定地点に対応するノード
と、これらのノード間の道路の片側方向に各々対応する
リンクにより道路網をモデル化し、リンク上を走行する
一般車両の走行の開始により発生する交通量である発生
交通量と、一般車両の目的地への到着により消滅する交
通量である集中交通量とを各ノード対応に設定すること
により道路網モデル上の交通流シミュレーションを行う
ナビゲーション装置において、道路網モデルの交通情報
をリアルタイムに入力する交通情報入力手段と、この交
通情報の関連値と交通流シミュレーションによる交通情
報の関連値に対するシミュレーション結果との差分を最
小化する方向に道路網モデル、交通流シミュレーション
のシミュレーション方法、又は、交通流シミュレーショ
ンのシミュレーション・データを補正する繰り返し補正
演算処理により交通流シミュレーションを最適化する交
通流最適化手段とを備えることである。
【0007】また、第2の手段は、上記の第1の手段に
おいて、道路網モデル上に定義された所定区域単位に発
生交通量又は集中交通量を予測する発生・集中交通量予
測手段と、この発生・集中交通量予測手段により予測さ
れた所定区域単位の発生交通量又は集中交通量を各ノー
ド対応に分配する発生・集中交通量分配手段とを備える
ことである。
おいて、道路網モデル上に定義された所定区域単位に発
生交通量又は集中交通量を予測する発生・集中交通量予
測手段と、この発生・集中交通量予測手段により予測さ
れた所定区域単位の発生交通量又は集中交通量を各ノー
ド対応に分配する発生・集中交通量分配手段とを備える
ことである。
【0008】また、第3の手段は、上記の第2の手段の
交通流最適化手段に、発生・集中交通量予測手段の交通
量予測方法か、又は、発生・集中交通量予測手段により
生成される所定区域単位の発生・集中交通量かを交通情
報に基づいてリアルタイムに補正する予測方法最適化手
段を設けることである。
交通流最適化手段に、発生・集中交通量予測手段の交通
量予測方法か、又は、発生・集中交通量予測手段により
生成される所定区域単位の発生・集中交通量かを交通情
報に基づいてリアルタイムに補正する予測方法最適化手
段を設けることである。
【0009】また、第4の手段は、上記の第2、又は、
第3の手段の交通流最適化手段に、発生・集中交通量分
配手段の交通量分配方法か、又は、発生・集中交通量分
配手段により生成されるノード単位の発生・集中交通量
かを交通情報に基づいてリアルタイムに補正する分配方
法最適化手段を設けることである。
第3の手段の交通流最適化手段に、発生・集中交通量分
配手段の交通量分配方法か、又は、発生・集中交通量分
配手段により生成されるノード単位の発生・集中交通量
かを交通情報に基づいてリアルタイムに補正する分配方
法最適化手段を設けることである。
【0010】また、第5の手段は、上記の第1乃至第4
のいずれか1つの手段において、交通情報入力手段によ
り入力された特定経路の旅行時間を基にその関連リンク
の交通量を逆算する関連リンク交通量逆算手段を設け、
交通流最適化手段により、道路網モデルを用いた交通流
シミュレーションにより求められた特定経路の交通量
と、関連リンク交通量逆算手段により算出された特定経
路の交通量とを、最小化する差分の演算対象として繰り
返し補正演算処理を実行することである。
のいずれか1つの手段において、交通情報入力手段によ
り入力された特定経路の旅行時間を基にその関連リンク
の交通量を逆算する関連リンク交通量逆算手段を設け、
交通流最適化手段により、道路網モデルを用いた交通流
シミュレーションにより求められた特定経路の交通量
と、関連リンク交通量逆算手段により算出された特定経
路の交通量とを、最小化する差分の演算対象として繰り
返し補正演算処理を実行することである。
【0011】また、第6の手段は、上記の第1乃至第5
のいずれか1つの手段の交通流最適化手段において、交
通情報入力手段により入力された特定経路の旅行時間
と、道路網モデルを用いた交通流シミュレーションによ
り求められた特定経路の旅行時間とを最小化する差分の
演算対象として繰り返し補正演算処理を実行することで
ある。
のいずれか1つの手段の交通流最適化手段において、交
通情報入力手段により入力された特定経路の旅行時間
と、道路網モデルを用いた交通流シミュレーションによ
り求められた特定経路の旅行時間とを最小化する差分の
演算対象として繰り返し補正演算処理を実行することで
ある。
【0012】また、第7の手段は、上記の第2乃至第6
のいずれか1つの発生・集中交通量分配手段において、
発生交通量又は集中交通量を分配すべきノードをノード
に付与された重み係数、ノード又はノードに接続されて
いるリンクの混雑度、或いは、ノードの所定区域に対す
る方向又は距離により、確率的、又は、決定論的に選択
することである。
のいずれか1つの発生・集中交通量分配手段において、
発生交通量又は集中交通量を分配すべきノードをノード
に付与された重み係数、ノード又はノードに接続されて
いるリンクの混雑度、或いは、ノードの所定区域に対す
る方向又は距離により、確率的、又は、決定論的に選択
することである。
【0013】また、第8の手段は、上記の第1乃至第7
のいずれか1つの手段において、交通流シミュレーショ
ンのシミュレーション結果をコスト情報として最小コス
ト経路を探索する経路探索手段を設けることである。
のいずれか1つの手段において、交通流シミュレーショ
ンのシミュレーション結果をコスト情報として最小コス
ト経路を探索する経路探索手段を設けることである。
【0014】更に、第9の手段は、上記の第1乃至第8
のいずれか1つの手段において、交通流シミュレーショ
ンのシミュレーション結果を用いて出発地から目的地ま
での旅行時間を求める旅行時間予測手段を設けることで
ある。以上の手段により、前記の課題を解決することが
できる。
のいずれか1つの手段において、交通流シミュレーショ
ンのシミュレーション結果を用いて出発地から目的地ま
での旅行時間を求める旅行時間予測手段を設けることで
ある。以上の手段により、前記の課題を解決することが
できる。
【0015】
【作用及び発明の効果】本発明の上記手段によれば、上
記の交通流最適化手段などの作用により、交通流シミュ
レーションが、入力された交通情報に基づいて最適化さ
れる。より具体的には、例えば、上記の予測方法最適化
手段や、分配方法最適化手段により、発生・集中交通量
の所定区域間あるいはノード間の起終点交通量(以下、
「OD交通量データ(Origin-Destination trip dat
a)」と言う場合がある。)の所定区域単位の予測方
法、或いは、ノード単位の分配方法などが、交通情報入
力手段によりリアルタイムに入力された交通情報に基づ
いて最適化される。
記の交通流最適化手段などの作用により、交通流シミュ
レーションが、入力された交通情報に基づいて最適化さ
れる。より具体的には、例えば、上記の予測方法最適化
手段や、分配方法最適化手段により、発生・集中交通量
の所定区域間あるいはノード間の起終点交通量(以下、
「OD交通量データ(Origin-Destination trip dat
a)」と言う場合がある。)の所定区域単位の予測方
法、或いは、ノード単位の分配方法などが、交通情報入
力手段によりリアルタイムに入力された交通情報に基づ
いて最適化される。
【0016】従って、具体的には、例えば、最適化され
た交通量予測方法、最適化された交通量分配方法、或い
は、最適化された広範囲のOD交通量データ(区域間O
D交通量データ、又は、ノード間OD交通量データ)に
基づいて交通流のシミュレーションを行うことが可能と
なり、よって、旅行時間の予測精度が広範囲にわたり大
きく向上する等の効果が得られる。
た交通量予測方法、最適化された交通量分配方法、或い
は、最適化された広範囲のOD交通量データ(区域間O
D交通量データ、又は、ノード間OD交通量データ)に
基づいて交通流のシミュレーションを行うことが可能と
なり、よって、旅行時間の予測精度が広範囲にわたり大
きく向上する等の効果が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。図1は、本実施例におけるナビゲー
ション装置100のハードウェア構成図である。本ナビ
ゲーション装置100は、車両のカーナビゲーションシ
ステムなどに搭載可能なものである。
基づいて説明する。図1は、本実施例におけるナビゲー
ション装置100のハードウェア構成図である。本ナビ
ゲーション装置100は、車両のカーナビゲーションシ
ステムなどに搭載可能なものである。
【0018】CPU101は、ROM102及びRAM
103を記憶装置として使用し、用意されたプログラム
に従って、各種の記憶・演算を実行する。CPU101
は、車両センサ110又は位置情報受信装置109よ
り、車両の現在地及び進行方向を特定するために必要な
情報を入出力インタフェース(IF)108を介して随
時入力する。
103を記憶装置として使用し、用意されたプログラム
に従って、各種の記憶・演算を実行する。CPU101
は、車両センサ110又は位置情報受信装置109よ
り、車両の現在地及び進行方向を特定するために必要な
情報を入出力インタフェース(IF)108を介して随
時入力する。
【0019】表示装置104には、目的地までに所要さ
れると予想された旅行時間を表示することができる。C
PU101は、ハードディスク、フロッピーディスク又
はコンパクトディスク等の記録媒体に対する入出力を実
行するディスク装置(DK)105、ROM102、及
び、RAM103に保持される情報により、道路網モデ
ルのリンク情報をリンク単位に記憶するデータベースを
構成する。CPU101は、交通情報受信手段106よ
り、入出力インタフェース(IF)107を介して、V
ICS等からリアルタイムに交通情報を受信する(交通
情報入力手段)。
れると予想された旅行時間を表示することができる。C
PU101は、ハードディスク、フロッピーディスク又
はコンパクトディスク等の記録媒体に対する入出力を実
行するディスク装置(DK)105、ROM102、及
び、RAM103に保持される情報により、道路網モデ
ルのリンク情報をリンク単位に記憶するデータベースを
構成する。CPU101は、交通情報受信手段106よ
り、入出力インタフェース(IF)107を介して、V
ICS等からリアルタイムに交通情報を受信する(交通
情報入力手段)。
【0020】図2は、本実施例における道路ネットワー
クデータのイメージ図であり、(a)は道路ネットワー
クデータによる道路網モデルの画面表示時のイメージ
図、(b)はノードデータを保持するテーブルの構成
図、(c)はリンクデータを保持するテーブルの構成図
である。この様に、道路ネットワークデータをデータベ
ース上に保持することにより、前記の道路網モデルを論
理的に構成することができる。
クデータのイメージ図であり、(a)は道路ネットワー
クデータによる道路網モデルの画面表示時のイメージ
図、(b)はノードデータを保持するテーブルの構成
図、(c)はリンクデータを保持するテーブルの構成図
である。この様に、道路ネットワークデータをデータベ
ース上に保持することにより、前記の道路網モデルを論
理的に構成することができる。
【0021】図3は、本発明の実施例における道路網モ
デル300の模式図である。本実施例においては、この
様に、信号交差点等の道路上の所定地点に対応するノー
ド(N0,N1,N2…)とこれらのノード間の道路の
片側方向に各々対応するリンク(L01,L12,L2
3…)により道路網をモデル化する。従って、例えば、
一方通行の道路については、片側方向のリンクしか定義
されていない。
デル300の模式図である。本実施例においては、この
様に、信号交差点等の道路上の所定地点に対応するノー
ド(N0,N1,N2…)とこれらのノード間の道路の
片側方向に各々対応するリンク(L01,L12,L2
3…)により道路網をモデル化する。従って、例えば、
一方通行の道路については、片側方向のリンクしか定義
されていない。
【0022】また、ある1つのリンクと同じノードを共
有する、その1つのリンクと直に交通量の移動(受け渡
し)が可能な他のリンクをその1つのリンクの接続リン
クと言い、上流側の接続リンクのことを上流リンク、下
流側の接続リンクのことを下流リンクと言う。
有する、その1つのリンクと直に交通量の移動(受け渡
し)が可能な他のリンクをその1つのリンクの接続リン
クと言い、上流側の接続リンクのことを上流リンク、下
流側の接続リンクのことを下流リンクと言う。
【0023】図4は、上記のような道路網モデルにおけ
る各リンクの交通量の定義を示す説明図である。例え
ば、道路網モデル300のリンクL12(図3、図4)
は、3つの上流リンク(L01,L41,L51)及
び、3つの下流リンク(L23,L26,L27)を有
する。
る各リンクの交通量の定義を示す説明図である。例え
ば、道路網モデル300のリンクL12(図3、図4)
は、3つの上流リンク(L01,L41,L51)及
び、3つの下流リンク(L23,L26,L27)を有
する。
【0024】この時、これらの全上流リンクからリンク
L12に流れ込む交通量の累積値をリンクL12の流入
交通量(Qin)と言う。また、リンクL12から下流側
のノードN2に流れ出る交通量の累積値をリンクL12
の流出交通量(Qout )と言う。更に、リンクL12上
に現在存在している交通量をリンクL12の停留交通量
(Qst)と言う。
L12に流れ込む交通量の累積値をリンクL12の流入
交通量(Qin)と言う。また、リンクL12から下流側
のノードN2に流れ出る交通量の累積値をリンクL12
の流出交通量(Qout )と言う。更に、リンクL12上
に現在存在している交通量をリンクL12の停留交通量
(Qst)と言う。
【0025】本実施例の道路網モデルにおいては、一般
車両の出発(旅行の開始)による交通量の発生及び、一
般車両の到着(旅行の終了)による交通量の消滅は、各
ノードにおいて起るものとする。例えば、ノードN1で
発生し、かつ、リンクL12に入り込む交通量の累積値
をリンクL12の発生交通量(Qgen )と言う。また、
リンクL12の流出交通量(Qout )の内、ノードN2
で消滅する交通量をリンクL12の集中交通量(Qa )
と言う。上記の4つの交通量Qin、Qout 、Qst、Q
gen を総括的にリンク交通量と呼ぶ。このリンク交通量
は、前記のリンク情報に含まれる情報である。
車両の出発(旅行の開始)による交通量の発生及び、一
般車両の到着(旅行の終了)による交通量の消滅は、各
ノードにおいて起るものとする。例えば、ノードN1で
発生し、かつ、リンクL12に入り込む交通量の累積値
をリンクL12の発生交通量(Qgen )と言う。また、
リンクL12の流出交通量(Qout )の内、ノードN2
で消滅する交通量をリンクL12の集中交通量(Qa )
と言う。上記の4つの交通量Qin、Qout 、Qst、Q
gen を総括的にリンク交通量と呼ぶ。このリンク交通量
は、前記のリンク情報に含まれる情報である。
【0026】図5は、本実施例における交通流シミュレ
ーション機能の機能ブロック図である。交通流シミュレ
ーション機能50は、車両出発目的地点決定機能51
と、車両移動機能52等から構成されている。車両出発
目的地点決定機能51は、各所定区域間のメッシュ間O
D交通量データ55をノード間の一般車両のOD交通量
データ57に変換する。このデータ変換を行うに際して
は、図2で説明した道路ネットワークデータ56、及
び、シミュレーション結果である各道路の混雑状況58
が出発/到着ノードの選択基準として利用される。
ーション機能の機能ブロック図である。交通流シミュレ
ーション機能50は、車両出発目的地点決定機能51
と、車両移動機能52等から構成されている。車両出発
目的地点決定機能51は、各所定区域間のメッシュ間O
D交通量データ55をノード間の一般車両のOD交通量
データ57に変換する。このデータ変換を行うに際して
は、図2で説明した道路ネットワークデータ56、及
び、シミュレーション結果である各道路の混雑状況58
が出発/到着ノードの選択基準として利用される。
【0027】メッシュ間OD交通量データ55は、各車
両の出発時刻(交通量発生時刻)、メッシュ(所定区
域)に割り当てられた出発地域及び目的地域等から成
る。道路ネットワークデータ56は、図2に示したデー
タで、ノードデータには、ノードの重み係数が含まれて
いる。ノード間の一般車両のOD交通量データ57は、
車両出発目的地点決定機能51のデータ変換結果であ
り、各車両の出発地点(出発ノード)情報と目的地点
(到着ノード)情報を有する。各道路の混雑状況58
は、車両移動機能52のシミュレーション結果である。
両の出発時刻(交通量発生時刻)、メッシュ(所定区
域)に割り当てられた出発地域及び目的地域等から成
る。道路ネットワークデータ56は、図2に示したデー
タで、ノードデータには、ノードの重み係数が含まれて
いる。ノード間の一般車両のOD交通量データ57は、
車両出発目的地点決定機能51のデータ変換結果であ
り、各車両の出発地点(出発ノード)情報と目的地点
(到着ノード)情報を有する。各道路の混雑状況58
は、車両移動機能52のシミュレーション結果である。
【0028】車両移動機能52は、上記のノード間の一
般車両のOD交通量データ57と道路ネットワークデー
タ56より、車両移動のシミュレーションを実行し、各
道路の混雑状況、或いは、指定された出発地−目的地間
の旅行時間を予測する(図5の予測結果53)。
般車両のOD交通量データ57と道路ネットワークデー
タ56より、車両移動のシミュレーションを実行し、各
道路の混雑状況、或いは、指定された出発地−目的地間
の旅行時間を予測する(図5の予測結果53)。
【0029】図6は、本実施例における(a)メッシュ
間OD交通量データ55を保持するテーブルの構成図、
及び、(b)車両発生時刻データ60を保持するテーブ
ルの構成図である。車両発生時刻データ60は、車両出
発目的地点決定機能51が中間処理データとして生成す
るデータであり、メッシュ間OD交通量データ55を基
に、乱数を使用して各一般車両がいつ出発するかを確率
的に決定したものである。
間OD交通量データ55を保持するテーブルの構成図、
及び、(b)車両発生時刻データ60を保持するテーブ
ルの構成図である。車両発生時刻データ60は、車両出
発目的地点決定機能51が中間処理データとして生成す
るデータであり、メッシュ間OD交通量データ55を基
に、乱数を使用して各一般車両がいつ出発するかを確率
的に決定したものである。
【0030】図7は、車両発生時刻データ60(図6
(b)、図7(a))から、ノード間の一般車両のOD
交通量データ57(図5、図7(b))を生成するデー
タ変換方法を示す説明図である。このデータ変換処理
は、後述のノード間OD交通量データ生成処理(図8の
ステップ820)等において行われるものである。
(b)、図7(a))から、ノード間の一般車両のOD
交通量データ57(図5、図7(b))を生成するデー
タ変換方法を示す説明図である。このデータ変換処理
は、後述のノード間OD交通量データ生成処理(図8の
ステップ820)等において行われるものである。
【0031】図7(a)は、前記の各所定区域間のメッ
シュ間OD交通量データ55を基に生成した車両発生時
刻データ60のイメージを模式的に表現したものであ
る。即ち、図7(a)は、ある1台の一般車両の出発メ
ッシュ(出発区域)と到着メッシュ(到着区域)とが確
定している。本ナビゲーション装置においては、この一
般車両の道路網モデル上の出発ノードと到着ノードと
を、後述の確率的、又は、決定論的選択手段により具体
的に決定する。
シュ間OD交通量データ55を基に生成した車両発生時
刻データ60のイメージを模式的に表現したものであ
る。即ち、図7(a)は、ある1台の一般車両の出発メ
ッシュ(出発区域)と到着メッシュ(到着区域)とが確
定している。本ナビゲーション装置においては、この一
般車両の道路網モデル上の出発ノードと到着ノードと
を、後述の確率的、又は、決定論的選択手段により具体
的に決定する。
【0032】図8は、本実施例における道路網モデルの
シミュレーション手順を表すゼネラルフローチャートで
ある。本フローチャートは、前記のCPU101(図
1)により、実行されるものである。本フローチャート
では、まず最初に、ステップ805により、全リンクに
停留交通量(Qst)を設定する。本設定は、図略のリン
ク交通量テーブルに記憶されている曜日別、時間帯別の
基準値を基に行う。
シミュレーション手順を表すゼネラルフローチャートで
ある。本フローチャートは、前記のCPU101(図
1)により、実行されるものである。本フローチャート
では、まず最初に、ステップ805により、全リンクに
停留交通量(Qst)を設定する。本設定は、図略のリン
ク交通量テーブルに記憶されている曜日別、時間帯別の
基準値を基に行う。
【0033】次に、ステップ810では、国勢調査結果
等の社会経済指標に基づいて推定された後述の発生集中
指標データ40(図9)や図2の道路ネットワークデー
タ56等から、メッシュ間OD交通量データ55を生成
する。ステップ815では、前記(図6)の手順に従っ
て、車両発生時刻データ60を生成する。ステップ82
0では、前記(図7)の手順に従って、ノード間OD交
通量データ57を生成する。
等の社会経済指標に基づいて推定された後述の発生集中
指標データ40(図9)や図2の道路ネットワークデー
タ56等から、メッシュ間OD交通量データ55を生成
する。ステップ815では、前記(図6)の手順に従っ
て、車両発生時刻データ60を生成する。ステップ82
0では、前記(図7)の手順に従って、ノード間OD交
通量データ57を生成する。
【0034】ステップ825では、車両発生時刻データ
60、又は、ノード間OD交通量データ57の中に、発
生時刻(車両出発時刻)が現在時刻tに達している未処
理データ(車両発生処理835が実施されていないデー
タ)が有るか否かを確認し、未処理データが有ればステ
ップ830へ、無ければステップ840へ処理を移す。
60、又は、ノード間OD交通量データ57の中に、発
生時刻(車両出発時刻)が現在時刻tに達している未処
理データ(車両発生処理835が実施されていないデー
タ)が有るか否かを確認し、未処理データが有ればステ
ップ830へ、無ければステップ840へ処理を移す。
【0035】ステップ830では、ダイキストラ法など
の経路選択方法により、該当する一般車両の出発・到着
ノード間の走行経路を決定する。ステップ835では、
車両発生処理を行う。この処理により、該当するリンク
の発生交通量(Qgen )が更新されると共に、ステップ
840での車両移動処理が可能となる。
の経路選択方法により、該当する一般車両の出発・到着
ノード間の走行経路を決定する。ステップ835では、
車両発生処理を行う。この処理により、該当するリンク
の発生交通量(Qgen )が更新されると共に、ステップ
840での車両移動処理が可能となる。
【0036】ステップ840では、追従モデル、ブロッ
ク密度法などにより、一般車両の各リンクにおける移動
処理を行う。この移動処理により、道路網モデル(図
3)上の各リンクの前記の交通量Qin、Qout 、Q
st(図4)などが更新される。
ク密度法などにより、一般車両の各リンクにおける移動
処理を行う。この移動処理により、道路網モデル(図
3)上の各リンクの前記の交通量Qin、Qout 、Q
st(図4)などが更新される。
【0037】ステップ845では、今後車両発生処理
(ステップ835)を行うためのノード間OD交通量デ
ータ57が有るか否かを判定し、有ればステップ825
へ、無ければステップ850へ処理を移す。ステップ8
50では、今後ノード間OD交通量データ57の生成処
理(ステップ820)を行うための車両発生時刻データ
60が有るか否かを判定し、有ればステップ820へ、
無ければステップ855へ処理を移す。
(ステップ835)を行うためのノード間OD交通量デ
ータ57が有るか否かを判定し、有ればステップ825
へ、無ければステップ850へ処理を移す。ステップ8
50では、今後ノード間OD交通量データ57の生成処
理(ステップ820)を行うための車両発生時刻データ
60が有るか否かを判定し、有ればステップ820へ、
無ければステップ855へ処理を移す。
【0038】ステップ855では、今後の車両発生時刻
データ60の生成処理(ステップ815)を行うための
メッシュ間OD交通量データ55が有るか否かを判定
し、有ればステップ815へ、無ければステップ810
へ処理を移す。
データ60の生成処理(ステップ815)を行うための
メッシュ間OD交通量データ55が有るか否かを判定
し、有ればステップ815へ、無ければステップ810
へ処理を移す。
【0039】以上の処理を継続的に繰り返し実行すれ
ば、ステップ840などの作用により、リンク交通量な
どから成るリンク情報が算出・更新されるため、各リン
クのリンク通過時間τ、又は、各リンクにおける渋滞発
生状況が予測可能となる。
ば、ステップ840などの作用により、リンク交通量な
どから成るリンク情報が算出・更新されるため、各リン
クのリンク通過時間τ、又は、各リンクにおける渋滞発
生状況が予測可能となる。
【0040】図9は、本実施例において処理されるシミ
ュレーション関連データの流れ図である。工場内にてシ
ミュレーション関連データが記録される記憶媒体(CD
−ROM等)には、発生集中指標データ40や図2の道
路ネットワークデータ56が含まれている。発生集中指
標データ40は、国勢調査結果等の社会経済指標に基づ
いて推定されたデータで、道路網モデル上の各メッシュ
内の人口データ(時間帯別統計値)等を含んでいる。
ュレーション関連データの流れ図である。工場内にてシ
ミュレーション関連データが記録される記憶媒体(CD
−ROM等)には、発生集中指標データ40や図2の道
路ネットワークデータ56が含まれている。発生集中指
標データ40は、国勢調査結果等の社会経済指標に基づ
いて推定されたデータで、道路網モデル上の各メッシュ
内の人口データ(時間帯別統計値)等を含んでいる。
【0041】車載ナビゲーションシステム(図1のナビ
ゲーション装置100)では、交通情報受信装置106
(図1)などから構成される旅行時間入手段92によ
り、道路網モデル上の特定経路についてのVICS等か
らの旅行時間情報91を入手して、図略のテーブル上に
旅行時間データ93を構成し、記憶する。
ゲーション装置100)では、交通情報受信装置106
(図1)などから構成される旅行時間入手段92によ
り、道路網モデル上の特定経路についてのVICS等か
らの旅行時間情報91を入手して、図略のテーブル上に
旅行時間データ93を構成し、記憶する。
【0042】旅行時間−交通量変換手段94(関連リン
ク交通量逆算手段に相当)は、VICS等により交通情
報が与えられている特定経路Cを構成する各リンク上の
各停留交通量Qst、又は、この各停留交通量Qstの合計
値に相当する経路停留交通量ΣC Qst等を図中の区間交
通量データ95として求める。ただし、VICS等によ
り与えられる交通情報が、特定経路Cの旅行時間ではな
く、特定経路CのQstやΣC Qst等の交通量であった場
合には、旅行時間−交通量変換手段94(関連リンク交
通量逆算手段に相当)は、無くても良い。
ク交通量逆算手段に相当)は、VICS等により交通情
報が与えられている特定経路Cを構成する各リンク上の
各停留交通量Qst、又は、この各停留交通量Qstの合計
値に相当する経路停留交通量ΣC Qst等を図中の区間交
通量データ95として求める。ただし、VICS等によ
り与えられる交通情報が、特定経路Cの旅行時間ではな
く、特定経路CのQstやΣC Qst等の交通量であった場
合には、旅行時間−交通量変換手段94(関連リンク交
通量逆算手段に相当)は、無くても良い。
【0043】OD交通量推定機能90は、区間交通量デ
ータ95、発生集中指標データ40、及び、道路ネット
ワークデータ56等から、図10に示す最適化処理によ
り、メッシュ間OD交通量データ55、又は、ノード間
OD交通量データ57をシミュレーション中間結果とし
て出力する。
ータ95、発生集中指標データ40、及び、道路ネット
ワークデータ56等から、図10に示す最適化処理によ
り、メッシュ間OD交通量データ55、又は、ノード間
OD交通量データ57をシミュレーション中間結果とし
て出力する。
【0044】図10に、本実施例のOD交通量推定機能
90により実行される最適化処理の説明図を示す。本最
適化処理では、まず最初に、ステップ11により、メッ
シュ間のOD交通量データ55を計算する。本計算にお
ける入力データは、前記の区間交通量データ95、発生
集中指標データ40、及び、道路ネットワークデータ5
6等である。
90により実行される最適化処理の説明図を示す。本最
適化処理では、まず最初に、ステップ11により、メッ
シュ間のOD交通量データ55を計算する。本計算にお
ける入力データは、前記の区間交通量データ95、発生
集中指標データ40、及び、道路ネットワークデータ5
6等である。
【0045】次にステップ12では、車両の出発・目的
地点の決定により、各ノードへの交通量の分配を行う。
即ち、本ステップでは、メッシュ間のOD交通量データ
55、及び、道路ネットワークデータ56等からノード
間のOD交通量データ57を計算し、出力する。従っ
て、本ステップ12は、前記の車両出発目的地点決定機
能51と略同等の機能を持つため、車両出発目的地点決
定機能51と同じプログラムを流用して構成することも
可能である。
地点の決定により、各ノードへの交通量の分配を行う。
即ち、本ステップでは、メッシュ間のOD交通量データ
55、及び、道路ネットワークデータ56等からノード
間のOD交通量データ57を計算し、出力する。従っ
て、本ステップ12は、前記の車両出発目的地点決定機
能51と略同等の機能を持つため、車両出発目的地点決
定機能51と同じプログラムを流用して構成することも
可能である。
【0046】ステップ13では、交通流計算により、車
両の移動処理を行う。即ち、本ステップでは、ノード間
のOD交通量データ57、及び、道路ネットワークデー
タ56等から推定区間交通量データ14を計算し、出力
する。従って、本ステップ13は、前記の車両移動機能
53と略同等の機能を持つため、車両移動機能53と同
じプログラムを流用して構成することも可能である。本
ステップ13では、上記の特定経路Cを構成する各リン
ク上の各停留交通量Qst′、又は、この各停留交通量Q
st′の合計値に相当する経路停留交通量ΣC Qst′等を
この推定区間交通量データ14として求める。
両の移動処理を行う。即ち、本ステップでは、ノード間
のOD交通量データ57、及び、道路ネットワークデー
タ56等から推定区間交通量データ14を計算し、出力
する。従って、本ステップ13は、前記の車両移動機能
53と略同等の機能を持つため、車両移動機能53と同
じプログラムを流用して構成することも可能である。本
ステップ13では、上記の特定経路Cを構成する各リン
ク上の各停留交通量Qst′、又は、この各停留交通量Q
st′の合計値に相当する経路停留交通量ΣC Qst′等を
この推定区間交通量データ14として求める。
【0047】ステップ15では、後述の評価式などによ
り、発生集中指標データ40、ステップ11、ステップ
12、メッシュ間のOD交通量データ55、または、ノ
ード間のOD交通量データ57の妥当性を評価する。例
えば、発生集中指標データ40が妥当でないと判断され
る場合には、発生集中指標データ40を適当に修正し
て、再度ステップ11より、上記の処理を繰り返す。
り、発生集中指標データ40、ステップ11、ステップ
12、メッシュ間のOD交通量データ55、または、ノ
ード間のOD交通量データ57の妥当性を評価する。例
えば、発生集中指標データ40が妥当でないと判断され
る場合には、発生集中指標データ40を適当に修正し
て、再度ステップ11より、上記の処理を繰り返す。
【0048】このような補正処理を繰り返し実行するこ
とにより、発生集中指標データ40、ステップ11、ス
テップ12、メッシュ間のOD交通量データ55、また
は、ノード間のOD交通量データ57の最適化を図るこ
とができる。また、ステップ15の判定には、例えば、
次式(1)に示す評価式を用いることができる。
とにより、発生集中指標データ40、ステップ11、ス
テップ12、メッシュ間のOD交通量データ55、また
は、ノード間のOD交通量データ57の最適化を図るこ
とができる。また、ステップ15の判定には、例えば、
次式(1)に示す評価式を用いることができる。
【0049】
【数1】 ΣC (Qst−Qst′)2 <ε1 …(1) ただし、ここで、ε1は誤差許容範囲を示す適当な正の
実数であり、ΣC は交通情報が与えられた特定経路Cを
構成する全リンクに関する総和を示すものとする。
実数であり、ΣC は交通情報が与えられた特定経路Cを
構成する全リンクに関する総和を示すものとする。
【0050】本実施例のナビゲーション装置100で
は、このOD交通量推定機能90において、以下に示す
最適化処理(予測方法最適化手段、または、分配方法最
適化手段)を実施することにより、システムの最適化を
図っている。
は、このOD交通量推定機能90において、以下に示す
最適化処理(予測方法最適化手段、または、分配方法最
適化手段)を実施することにより、システムの最適化を
図っている。
【0051】《I.予測方法最適化手段》本手段は、以
下の項目をリアルタイムに入力したVICS等からの交
通情報に基づいて補正するものである。 (項目1)発生・集中交通量予測手段の交通量予測方法
(ステップ11、ステップ810) (項目2)発生・集中交通量予測手段により生成される
所定区域(メッシュ)単位の発生・集中交通量(メッシ
ュ間OD交通量データ55)
下の項目をリアルタイムに入力したVICS等からの交
通情報に基づいて補正するものである。 (項目1)発生・集中交通量予測手段の交通量予測方法
(ステップ11、ステップ810) (項目2)発生・集中交通量予測手段により生成される
所定区域(メッシュ)単位の発生・集中交通量(メッシ
ュ間OD交通量データ55)
【0052】本予測方法最適化手段によれば、交通量予
測方法、または、メッシュ間OD交通量データの最適化
により、道路網モデル上の広範囲にわたった旅行時間予
測精度の向上が可能となる。
測方法、または、メッシュ間OD交通量データの最適化
により、道路網モデル上の広範囲にわたった旅行時間予
測精度の向上が可能となる。
【0053】例えば、次の方程式(2)により、2つの
メッシュ間の交通量ΣQgen (所定時間内の片側方向の
発生・集中交通量)が推定される場合、この方程式
(2)を決定づける定数G、又は、発生集中指標データ
40の一部を構成する(M,m)を逐次補正することに
より、上記の最適化を実施することができる。
メッシュ間の交通量ΣQgen (所定時間内の片側方向の
発生・集中交通量)が推定される場合、この方程式
(2)を決定づける定数G、又は、発生集中指標データ
40の一部を構成する(M,m)を逐次補正することに
より、上記の最適化を実施することができる。
【0054】ただし、ここで、Mは出発メッシュ内の人
口データ(時間帯別統計値)、mは到着メッシュ内の人
口データ(時間帯別統計値)、Gはこの出発メッシュ内
から到着メッシュ内への交通量に関する定数で、rは出
発メッシュと到着メッシュとの重心間距離である。ただ
し、人口データとは、就業人口、従業人口、昼間人口な
どを示し、各メッシュの特徴に合わせてそれらの中から
選択あるいは組み合わせて用いる。また、各メッシュの
重心は、各メッシュの矩形の重心で定義しても、各人口
データM,mの重心で定義してもよい。
口データ(時間帯別統計値)、mは到着メッシュ内の人
口データ(時間帯別統計値)、Gはこの出発メッシュ内
から到着メッシュ内への交通量に関する定数で、rは出
発メッシュと到着メッシュとの重心間距離である。ただ
し、人口データとは、就業人口、従業人口、昼間人口な
どを示し、各メッシュの特徴に合わせてそれらの中から
選択あるいは組み合わせて用いる。また、各メッシュの
重心は、各メッシュの矩形の重心で定義しても、各人口
データM,mの重心で定義してもよい。
【数2】 ΣQgen =GMm/r2 (G>0) …(2)
【0055】或いは、また、次の方程式(3)により、
2つのメッシュ間の交通量ΣQgenが推定される場合、
この方程式(3)を決定づける定数(a,b)、又は、
発生集中指標データ40の一部を構成する(M,m)を
逐次補正することにより、上記の最適化を実施すること
ができる。
2つのメッシュ間の交通量ΣQgenが推定される場合、
この方程式(3)を決定づける定数(a,b)、又は、
発生集中指標データ40の一部を構成する(M,m)を
逐次補正することにより、上記の最適化を実施すること
ができる。
【数3】 ΣQgen =aMmre-br (a>0,b>0) …(3)
【0056】《II.分配方法最適化手段》本手段は、以
下の項目をリアルタイムに入力したVICS等からの交
通情報に基づいて補正するものである。 (項目1)発生・集中交通量分配手段の交通量分配方法
(ステップ12、ステップ820、車両出発目的地点決
定機能51) (項目2)発生・集中交通量分配手段により生成される
ノード単位の発生・集中交通量(ノード間OD交通量デ
ータ57)
下の項目をリアルタイムに入力したVICS等からの交
通情報に基づいて補正するものである。 (項目1)発生・集中交通量分配手段の交通量分配方法
(ステップ12、ステップ820、車両出発目的地点決
定機能51) (項目2)発生・集中交通量分配手段により生成される
ノード単位の発生・集中交通量(ノード間OD交通量デ
ータ57)
【0057】本予測方法最適化手段によれば、交通量予
測方法の最適化により、道路網モデル上の広範囲にわた
った旅行時間予測精度の向上が期待できると共に、ノー
ド間OD交通量データの最適化により、ローカルな交通
状況の変化に対する迅速な対応が可能となる。
測方法の最適化により、道路網モデル上の広範囲にわた
った旅行時間予測精度の向上が期待できると共に、ノー
ド間OD交通量データの最適化により、ローカルな交通
状況の変化に対する迅速な対応が可能となる。
【0058】例えば、本実施例のナビゲーション装置1
00において、一般車両の道路網モデル上の出発ノード
と到着ノードとを具体的に決定する際に、仮に、図7
(b)に示す様に、到着メッシュ内に存在するノードは
1つ(ノード3)だけで、出発メッシュ内に存在するノ
ードは2つ(ノード1、ノード2)あった場合、出発ノ
ードは、次式(4)の確率Pj により、確率的に選択さ
れる。
00において、一般車両の道路網モデル上の出発ノード
と到着ノードとを具体的に決定する際に、仮に、図7
(b)に示す様に、到着メッシュ内に存在するノードは
1つ(ノード3)だけで、出発メッシュ内に存在するノ
ードは2つ(ノード1、ノード2)あった場合、出発ノ
ードは、次式(4)の確率Pj により、確率的に選択さ
れる。
【数4】 Pj =(ρj +αRj −βJj )/ i=1Σn (ρj +αRj −βJj ) (α>0,β>0) …(4)
【0059】ただし、ここで、Rj は図2(b)に示し
たノードj(Nj)の重み係数(ランク指数)、α、β
は本ナビゲーション装置を最適化するための調整パラメ
ータ(正の実数)であり、n=2である。また、Jj は
ノードjの混雑レベルであり、ノードjに接続している
リンクでスピルバックを起こしているとき1、そうでな
い時0である。また、ρj は、ノードj(Nj)の人口
加重係数であり、Njの近傍における単位面積当たりの
ノード密度ηj と時間帯別人口データの人口密度σj と
によって、次式(5)で定義されるものである。
たノードj(Nj)の重み係数(ランク指数)、α、β
は本ナビゲーション装置を最適化するための調整パラメ
ータ(正の実数)であり、n=2である。また、Jj は
ノードjの混雑レベルであり、ノードjに接続している
リンクでスピルバックを起こしているとき1、そうでな
い時0である。また、ρj は、ノードj(Nj)の人口
加重係数であり、Njの近傍における単位面積当たりの
ノード密度ηj と時間帯別人口データの人口密度σj と
によって、次式(5)で定義されるものである。
【数5】 ρj =σj /ηj …(5)
【0060】このような場合にも、上記の方程式(4)
を決定づける定数(α,β)、或いは、前記の道路ネッ
トワークデータ56や発生集中指標データ40の一部を
構成する(ρj ,Rj ,Jj )を逐次補正することによ
り、上記の最適化を実施することができる。
を決定づける定数(α,β)、或いは、前記の道路ネッ
トワークデータ56や発生集中指標データ40の一部を
構成する(ρj ,Rj ,Jj )を逐次補正することによ
り、上記の最適化を実施することができる。
【0061】また、この様な確率Pj を導入することに
より、出発ノードを選択すれば、本ナビゲーション装置
によって求められたノードjの混雑レベルJj により、
ノードjが出発ノードとして選択される確率が変わって
くるため、出発メッシュ内の混雑が緩和され、より現実
的な交通流のシミュレーションが可能となる。また、こ
のようなノードの選択方法は、到着ノードが到着メッシ
ュ内に複数個存在している場合にも、到着ノードの決定
時に、上記と同様に用いることができる。
より、出発ノードを選択すれば、本ナビゲーション装置
によって求められたノードjの混雑レベルJj により、
ノードjが出発ノードとして選択される確率が変わって
くるため、出発メッシュ内の混雑が緩和され、より現実
的な交通流のシミュレーションが可能となる。また、こ
のようなノードの選択方法は、到着ノードが到着メッシ
ュ内に複数個存在している場合にも、到着ノードの決定
時に、上記と同様に用いることができる。
【0062】また、ノードの選択は、決定論的に行って
も良い。例えば、到着メッシュ内に存在するノードは1
つだけで、出発メッシュ内にはノードが1つも存在して
いなかった場合、本実施例においては、出発ノードを次
式(6)で定義されるAj の値が最も大きなノードを全
ノードの中から出発ノードとして選択する。
も良い。例えば、到着メッシュ内に存在するノードは1
つだけで、出発メッシュ内にはノードが1つも存在して
いなかった場合、本実施例においては、出発ノードを次
式(6)で定義されるAj の値が最も大きなノードを全
ノードの中から出発ノードとして選択する。
【数6】 Aj =Rj −λJj +μ(ν+cosθj )/rj 2 (λ>0,μ>0,ν>1) …(6) ただし、ここで、λ,μ,νは本ナビゲーション装置を
最適化するための調整パラメータであり、(rj ,
θj )は、図11に示す出発ノードj(Nj)の曲座標
である。
最適化するための調整パラメータであり、(rj ,
θj )は、図11に示す出発ノードj(Nj)の曲座標
である。
【0063】また、図11に、本実施例における車両発
生時刻データからノード間のOD交通量データへのデー
タ変換を行う際に利用される曲座標の説明図を示す。本
図において、点Oは出発メッシュの中心点であり、か
つ、曲座標(rj ,θj )の原点である。点Cは到着メ
ッシュの中心点である。
生時刻データからノード間のOD交通量データへのデー
タ変換を行う際に利用される曲座標の説明図を示す。本
図において、点Oは出発メッシュの中心点であり、か
つ、曲座標(rj ,θj )の原点である。点Cは到着メ
ッシュの中心点である。
【0064】このような場合にも、上記の方程式(6)
を決定づける定数(λ,μ,ν)、或いは、前記の道路
ネットワークデータ56や発生集中指標データ40の一
部を構成する(Rj ,Jj )を逐次補正することによ
り、上記の最適化を実施することができる。
を決定づける定数(λ,μ,ν)、或いは、前記の道路
ネットワークデータ56や発生集中指標データ40の一
部を構成する(Rj ,Jj )を逐次補正することによ
り、上記の最適化を実施することができる。
【0065】また、(6)に示すAj が最も大きくなる
ノードを選択すれば、目的地の方角に近い方向に位置す
るノード、或いは、出発メッシュの中心点から近いノー
ドがより選択され易くなると同時に、ノードのランク指
数Rj が大きく、混雑の少ないノード程出発ノードとし
て選択され易くなるため、混雑が緩和され易くなり、よ
り現実的な交通流のシミュレーションが可能となる。ま
た、このようなノードの選択方法は、到着ノードの決定
時にも、上記と同様に用いることができる。
ノードを選択すれば、目的地の方角に近い方向に位置す
るノード、或いは、出発メッシュの中心点から近いノー
ドがより選択され易くなると同時に、ノードのランク指
数Rj が大きく、混雑の少ないノード程出発ノードとし
て選択され易くなるため、混雑が緩和され易くなり、よ
り現実的な交通流のシミュレーションが可能となる。ま
た、このようなノードの選択方法は、到着ノードの決定
時にも、上記と同様に用いることができる。
【0066】本発明によれば、このように、メッシュ内
にノードが存在していない場合にも、出発/到着ノード
を決定することができるので、メッシュの大きさを容易
に変更することができるという効果もある。或いは、道
路網モデルのリンク数やノード数を変化させても、各所
定区域間のメッシュ間OD交通量データ55を基にステ
ップ700及びステップ740などの作用により、ノー
ド間OD交通量データ57が自動的かつ動的(リアルタ
イム)に生成されるため、道路網モデルの構成に大きな
自由度が生れるという効果もある。
にノードが存在していない場合にも、出発/到着ノード
を決定することができるので、メッシュの大きさを容易
に変更することができるという効果もある。或いは、道
路網モデルのリンク数やノード数を変化させても、各所
定区域間のメッシュ間OD交通量データ55を基にステ
ップ700及びステップ740などの作用により、ノー
ド間OD交通量データ57が自動的かつ動的(リアルタ
イム)に生成されるため、道路網モデルの構成に大きな
自由度が生れるという効果もある。
【0067】即ち、本発明によれば、道路網モデル(道
路ネットワークデータ)に応じてOD交通量データが割
り振られるため、ネットワークの変更に関わらずOD交
通量データを利用することができる。
路ネットワークデータ)に応じてOD交通量データが割
り振られるため、ネットワークの変更に関わらずOD交
通量データを利用することができる。
【0068】また、ステップ15の判定には、例えば、
次式(7)に示す評価式を用いても良い。ただし、ここ
で、ε2は誤差許容範囲を示す適当な正の実数であり、
ΣC は交通情報が与えられた特定経路Cを構成する全リ
ンクに関する総和を示すものとする。また、τは前記の
旅行時間データ93として求められた各リンクのリンク
通過時間、τ′は前記のステップ13で、推定区間交通
量データ14として求められた、特定経路Cを構成する
各リンクのリンク通過時間である。
次式(7)に示す評価式を用いても良い。ただし、ここ
で、ε2は誤差許容範囲を示す適当な正の実数であり、
ΣC は交通情報が与えられた特定経路Cを構成する全リ
ンクに関する総和を示すものとする。また、τは前記の
旅行時間データ93として求められた各リンクのリンク
通過時間、τ′は前記のステップ13で、推定区間交通
量データ14として求められた、特定経路Cを構成する
各リンクのリンク通過時間である。
【0069】
【数7】 ΣC (τ−τ′)2 <ε2 …(7) 従って、この場合には、図9の旅行時間−交通量変換手
段94、及び、区間交通量データ95は無くとも良い。
段94、及び、区間交通量データ95は無くとも良い。
【0070】尚、ここでは、最適化のための判定条件
は、(1)或いは(7)により定めたが、上記の最適化
処理には、最小二乗法や公知の降下法(descent metho
d)等の、最適解を有限回の手続きで計算する各種の最
適化の方法を用いても良い。
は、(1)或いは(7)により定めたが、上記の最適化
処理には、最小二乗法や公知の降下法(descent metho
d)等の、最適解を有限回の手続きで計算する各種の最
適化の方法を用いても良い。
【0071】図12に、本実施例における経路探索要求
コマンドに関する主な機能ブロックのブロック関連図を
示す。交通流シミュレーション機能50は、車両出発目
的地点決定機能51により、各所定区域間のメッシュ間
OD交通量データ55をノード間の一般車両のOD交通
量データ57に変換する。ただし、ここでは、車両出発
目的地点決定機能51を用いずに、OD交通量推定機能
90により求められたノード間OD交通量データ57を
直接用いても良い。
コマンドに関する主な機能ブロックのブロック関連図を
示す。交通流シミュレーション機能50は、車両出発目
的地点決定機能51により、各所定区域間のメッシュ間
OD交通量データ55をノード間の一般車両のOD交通
量データ57に変換する。ただし、ここでは、車両出発
目的地点決定機能51を用いずに、OD交通量推定機能
90により求められたノード間OD交通量データ57を
直接用いても良い。
【0072】更に、交通流シミュレーション機能50
は、車両移動機能52により、ノード間OD交通量デー
タ57と道路ネットワークデータ56より、車両移動の
シミュレーションを実行し、各道路の混雑状況、或い
は、各リンクのリンク通過時間τを計算する(図12の
予測結果17)。
は、車両移動機能52により、ノード間OD交通量デー
タ57と道路ネットワークデータ56より、車両移動の
シミュレーションを実行し、各道路の混雑状況、或い
は、各リンクのリンク通過時間τを計算する(図12の
予測結果17)。
【0073】また、交通流シミュレーション機能50
は、経路探索要求コマンド16からの要求に応じて、本
コマンドにて指定された「出発地−目的地」間の経路探
索に関する計算を開始する。この時、経路探索機能18
は、交通流シミュレーション機能50により起動され、
ダイキストラ法などを用いて、最短時間経路、又は、渋
滞を避けた経路等の案内経路19を求め、表示装置10
4に表示する。
は、経路探索要求コマンド16からの要求に応じて、本
コマンドにて指定された「出発地−目的地」間の経路探
索に関する計算を開始する。この時、経路探索機能18
は、交通流シミュレーション機能50により起動され、
ダイキストラ法などを用いて、最短時間経路、又は、渋
滞を避けた経路等の案内経路19を求め、表示装置10
4に表示する。
【0074】尚、上記の実施例においては、ノードのラ
ンク指数Rj やノードjの混雑レベルJj は離散的な数
値を用いているが、ノードのランク指数Rj やノードj
の混雑レベルJj には連続的な数値を使ってもよい。即
ち、重み係数をノードに接続されているリンクの道路種
別以外にも、例えば、ノードに接続されているリンクの
出口における所定微小時間当りの最大流出可能交通量で
ある飽和交通流率(連続的な実数)により決定すること
ができる。
ンク指数Rj やノードjの混雑レベルJj は離散的な数
値を用いているが、ノードのランク指数Rj やノードj
の混雑レベルJj には連続的な数値を使ってもよい。即
ち、重み係数をノードに接続されているリンクの道路種
別以外にも、例えば、ノードに接続されているリンクの
出口における所定微小時間当りの最大流出可能交通量で
ある飽和交通流率(連続的な実数)により決定すること
ができる。
【0075】また、このリンクの道路種別は、高速道
路、国道、主要道路、一般県道、二次幹線、その他の道
路等に分類することができるが、これらは更に、車線
数、道幅、制限速度などによって細分化してもよい。
路、国道、主要道路、一般県道、二次幹線、その他の道
路等に分類することができるが、これらは更に、車線
数、道幅、制限速度などによって細分化してもよい。
【0076】また、上記の実施例においては、一般車両
の到着ノードや走行経路は、車両移動処理(ステップ8
40)を実行する前に決定されているが、一般車両の到
着ノードや走行経路は、車両移動処理(ステップ84
0)を実行する時に同時に決定してもよく、例えば、時
間と共に逐次確率的に決定する方法を用いても良い。こ
のような場合においても、本発明は、ある出発メッシュ
からある出発ノードを決定する段階においてその効果を
十分に発揮する。
の到着ノードや走行経路は、車両移動処理(ステップ8
40)を実行する前に決定されているが、一般車両の到
着ノードや走行経路は、車両移動処理(ステップ84
0)を実行する時に同時に決定してもよく、例えば、時
間と共に逐次確率的に決定する方法を用いても良い。こ
のような場合においても、本発明は、ある出発メッシュ
からある出発ノードを決定する段階においてその効果を
十分に発揮する。
【0077】また、本実施例においては、車両のカーナ
ビゲーションシステム等に搭載可能なナビゲーション装
置について具体的に記載したが、本装置は、交通管制セ
ンターやタクシー会社、運送会社等の指令センターに設
置するナビゲーション装置としても利用することができ
る。
ビゲーションシステム等に搭載可能なナビゲーション装
置について具体的に記載したが、本装置は、交通管制セ
ンターやタクシー会社、運送会社等の指令センターに設
置するナビゲーション装置としても利用することができ
る。
【図1】本発明の実施例におけるナビゲーション装置の
ハードウェア構成図。
ハードウェア構成図。
【図2】本発明の実施例における道路ネットワークデー
タのイメージ図。
タのイメージ図。
【図3】本発明の実施例における道路網モデルの模式
図。
図。
【図4】本発明の実施例におけるリンク交通量の定義を
示す説明図。
示す説明図。
【図5】本発明の実施例における交通流シミュレーショ
ン機能の機能ブロック図。
ン機能の機能ブロック図。
【図6】本発明の実施例における(a)メッシュ間OD
交通量データを保持するテーブルの構成図、及び、
(b)車両発生時刻データを保持するテーブルの構成
図。
交通量データを保持するテーブルの構成図、及び、
(b)車両発生時刻データを保持するテーブルの構成
図。
【図7】本発明の実施例における車両発生時刻データか
らノード間のOD交通量データへのデータ変換方法を示
す説明図。
らノード間のOD交通量データへのデータ変換方法を示
す説明図。
【図8】本発明の実施例における道路網モデルのシミュ
レーション手順を表すゼネラルフローチャート。
レーション手順を表すゼネラルフローチャート。
【図9】本発明の実施例において処理されるシミュレー
ション関連データの流れ図。
ション関連データの流れ図。
【図10】本発明の実施例におけるOD交通量推定機能
により実行される最適化処理の説明図。
により実行される最適化処理の説明図。
【図11】本発明の実施例における車両発生時刻データ
からノード間のOD交通量データへのデータ変換を行う
際に利用される曲座標の説明図。
からノード間のOD交通量データへのデータ変換を行う
際に利用される曲座標の説明図。
【図12】本発明の実施例における経路探索要求コマン
ドに関する主な機能ブロックのブロック関連図。
ドに関する主な機能ブロックのブロック関連図。
IF … 入出力インタフェース DK … ディスク装置 Nj … ノード番号(jは整数) Ll … リンク番号(lは整数) τ … リンク通過時間 Qin … 流入交通量(累積値) Qout … 流出交通量(累積値) Qgen … 発生交通量(累積値) Qa … 集中交通量(累積値) Qst … 停留交通量(現在値) M … 出発メッシュ内の人口(時間帯別統計
値) m … 到着メッシュ内の人口(時間帯別統計
値) r … 出発メッシュと到着メッシュとの重心間
距離 ρj … ノードj(Nj)の人口加重係数 Rj … ノードj(Nj)のランク指数 Jj … ノードj(Nj)の混雑レベル rj … ノードj(Nj)の曲座標(原点Oから
の距離) θj … ノードj(Nj)の曲座標(x軸の正の
向きからの角度) a,b, α,β, λ,μ,ν… 最適化用の調整パラメータ(正の実数)
値) m … 到着メッシュ内の人口(時間帯別統計
値) r … 出発メッシュと到着メッシュとの重心間
距離 ρj … ノードj(Nj)の人口加重係数 Rj … ノードj(Nj)のランク指数 Jj … ノードj(Nj)の混雑レベル rj … ノードj(Nj)の曲座標(原点Oから
の距離) θj … ノードj(Nj)の曲座標(x軸の正の
向きからの角度) a,b, α,β, λ,μ,ν… 最適化用の調整パラメータ(正の実数)
フロントページの続き (72)発明者 寺本 英二 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 森田 博史 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB13 DD01 EE02 FF13
Claims (9)
- 【請求項1】 信号交差点等の道路上の所定地点に対応
するノードと、前記ノード間の道路の片側方向に各々対
応するリンクにより道路網をモデル化し、前記リンク上
を走行する一般車両の走行の開始により発生する交通量
である発生交通量と、前記一般車両の目的地への到着に
より消滅する交通量である集中交通量とを前記各ノード
対応に設定することにより道路網モデル上の交通流シミ
ュレーションを行うナビゲーション装置であって、 前記道路網モデルの交通情報をリアルタイムに入力する
交通情報入力手段と、 前記交通情報の関連値と、前記交通流シミュレーション
による前記交通情報の関連値に対するシミュレーション
結果との差分を最小化する方向に、前記道路網モデル、
前記交通流シミュレーションのシミュレーション方法、
又は、前記交通流シミュレーションのシミュレーション
・データを補正する繰り返し補正演算処理により、前記
交通流シミュレーションを最適化する交通流最適化手段
とを有することを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項2】 前記道路網モデル上に定義された所定区
域単位に前記発生交通量又は前記集中交通量を予測する
発生・集中交通量予測手段と、 前記発生・集中交通量予測手段により予測された前記所
定区域単位の前記発生交通量又は前記集中交通量を前記
各ノード対応に分配する発生・集中交通量分配手段とを
有することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーショ
ン装置。 - 【請求項3】 前記交通流最適化手段は、 前記発生・集中交通量予測手段の交通量予測方法か、又
は、 前記発生・集中交通量予測手段により生成される前記所
定区域単位の発生・集中交通量かを前記交通情報に基づ
いてリアルタイムに補正する予測方法最適化手段を有す
ることを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装
置。 - 【請求項4】 前記交通流最適化手段は、 前記発生・集中交通量分配手段の交通量分配方法か、又
は、 前記発生・集中交通量分配手段により生成される前記ノ
ード単位の発生・集中交通量かを前記交通情報に基づい
てリアルタイムに補正する分配方法最適化手段を有する
ことを特徴とする請求項2、又は、請求項3に記載のナ
ビゲーション装置。 - 【請求項5】 前記交通情報入力手段により入力された
特定経路の旅行時間を基にその関連リンクの交通量を逆
算する関連リンク交通量逆算手段を有し、 前記交通流最適化手段は、前記道路網モデルを用いた前
記交通流シミュレーションにより求められた前記特定経
路の交通量と、前記関連リンク交通量逆算手段により算
出された前記特定経路の交通量とを前記差分の演算対象
として前記繰り返し補正演算処理を実行することを特徴
とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のナ
ビゲーション装置。 - 【請求項6】 前記交通流最適化手段は、 前記交通情報入力手段により入力された特定経路の旅行
時間と、 前記道路網モデルを用いた前記交通流シミュレーション
により求められた前記特定経路の旅行時間とを前記差分
の演算対象として前記繰り返し補正演算処理を実行する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項
に記載のナビゲーション装置。 - 【請求項7】 前記発生・集中交通量分配手段は、前記
発生交通量又は前記集中交通量を分配すべき前記ノード
を前記ノードに付与された重み係数、 前記ノード又は前記ノードに接続されている前記リンク
の混雑度、或いは、 前記ノードの前記所定区域に対する方向又は距離によ
り、確率的、又は、決定論的に選択することを特徴とす
る請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載のナビゲ
ーション装置。 - 【請求項8】 前記交通流シミュレーションのシミュレ
ーション結果をコスト情報として最小コスト経路を探索
する経路探索手段を有することを特徴とする請求項1乃
至請求項7のいずれか1項に記載のナビゲーション装
置。 - 【請求項9】 前記交通流シミュレーションのシミュレ
ーション結果を用いて出発地から目的地までの旅行時間
を求める旅行時間予測手段を有することを特徴とする請
求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のナビゲーシ
ョン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9082999A JP2000285362A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9082999A JP2000285362A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000285362A true JP2000285362A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14009489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9082999A Pending JP2000285362A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000285362A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002206937A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 経路計算方法及びそれを実施する装置 |
| JP2003067882A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-07 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 走行経路最適化装置及び交通流シミュレータ |
| EP1496338A2 (en) | 2003-07-10 | 2005-01-12 | Aisin Aw Co., Ltd. | Navigation apparatus, navigation system, and navigation search method |
| JP2006085602A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Gosei:Kk | 交通解析システム |
| JP2007139794A (ja) * | 2006-12-25 | 2007-06-07 | Aisin Aw Co Ltd | ナビゲーション装置及びそれを備えたナビゲーションシステム |
| JP2007178219A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Aisin Aw Co Ltd | 交通状況検出方法及びナビゲーション装置 |
| JP2011138487A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Nec (China) Co Ltd | 空間−時間関係に基づく交通予測方法およびシステム |
| JP2011198132A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Metropolitan Expressway Co Ltd | 交通状況の予測演算装置、予測演算プログラム及び予測演算方法 |
| CN102402864A (zh) * | 2010-09-08 | 2012-04-04 | 叶朝晖 | 基于无线通信网络的交互式交通导航方法及系统 |
| CN115511149A (zh) * | 2022-08-05 | 2022-12-23 | 广州市城市规划勘测设计研究院 | 一种公共服务设施服务区划分方法、装置、设备及介质 |
| JPWO2023095408A1 (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | ||
| KR102697966B1 (ko) * | 2023-05-08 | 2024-08-22 | 주식회사 알에스원소프트 | 도시정보와 이동확률분포를 활용한 교통시뮬레이션 시스템 |
| JP7835385B1 (ja) * | 2025-01-30 | 2026-03-25 | 株式会社Spectee | 交通障害検知装置、交通障害検知方法及びプログラム |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9082999A patent/JP2000285362A/ja active Pending
Cited By (17)
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| EP1496338A3 (en) * | 2003-07-10 | 2012-09-05 | Aisin Aw Co., Ltd. | Navigation apparatus, navigation system, and navigation search method |
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| US7657370B2 (en) | 2003-07-10 | 2010-02-02 | Aisin Aw Co., Ltd. | Navigation apparatus, navigation system, and navigation search method |
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| JP2007178219A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Aisin Aw Co Ltd | 交通状況検出方法及びナビゲーション装置 |
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| JP2011138487A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Nec (China) Co Ltd | 空間−時間関係に基づく交通予測方法およびシステム |
| US8606727B2 (en) | 2009-12-28 | 2013-12-10 | Nec (China) Co., Ltd. | Method and system for traffic prediction based on space-time relation |
| JP2011198132A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Metropolitan Expressway Co Ltd | 交通状況の予測演算装置、予測演算プログラム及び予測演算方法 |
| CN102402864A (zh) * | 2010-09-08 | 2012-04-04 | 叶朝晖 | 基于无线通信网络的交互式交通导航方法及系统 |
| JPWO2023095408A1 (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | ||
| WO2023095408A1 (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | 住友電気工業株式会社 | 情報生成システム、情報生成方法及びコンピュータプログラム |
| CN115511149A (zh) * | 2022-08-05 | 2022-12-23 | 广州市城市规划勘测设计研究院 | 一种公共服务设施服务区划分方法、装置、设备及介质 |
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