JP2000285381A - 車両追従システム - Google Patents

車両追従システム

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JP2000285381A
JP2000285381A JP11091337A JP9133799A JP2000285381A JP 2000285381 A JP2000285381 A JP 2000285381A JP 11091337 A JP11091337 A JP 11091337A JP 9133799 A JP9133799 A JP 9133799A JP 2000285381 A JP2000285381 A JP 2000285381A
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JP11091337A
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English (en)
Inventor
Tomoki Kubota
智氣 窪田
Hideaki Morita
英明 森田
Hidefumi Okabe
英文 岡部
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Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 行き先が同じ周辺の車両への追従を可能と
し、確実に目的地まで誘導する。 【解決手段】 追従車両側には、追従車両の位置から所
定範囲内の被追従車両に行き先情報を送信する送信手段
と、前記所定範囲内の被追従車両から追従車両と同一の
行き先の前記被追従車両の特定情報と、前記被追従車両
の進行方向情報とを受信する受信手段と、受信した特定
情報と進行方向情報とを再生する再生手段とを備えた車
両用情報再生装置を搭載し、被追従車両側には、追従車
両の行き先情報を受信する受信手段と、追従車両の行き
先が被追従車両の行き先と同一であるか否かを判断する
行き先判別手段と、該行き先判別手段により追従車両の
行き先が被追従車両の行き先と同一の場合に、被追従車
両の識別情報及び進行方向情報を追従車両に送信する送
信手段とを備えた車両用情報送信装置を搭載した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の特徴を表す
情報(特徴情報、特定情報又は識別情報)等を送受信す
る車両追従システムに関するものであり、特に先行する
車両の特徴情報を後続する車両で取得することにより、
追従車両(特徴情報を取得した車両)が被追従車両(特
徴情報を送信した車両)に追従して走行可能とした車両
追従システムに関する。
【0002】
【従来の技術】道路上を走行している車両相互間でデー
タの送受信を行うことにより、他車の走行データを受信
して自車両の経路案内に用いる通信システムとして特開
平8−287394号の車載用ナビゲーションシステム
が提案されている。この車載用ナビゲーションシステム
は、自車位置を他車に送信すると共に他車から他車位置
を受信して、自車で設定されたルート上に存在する他車
を全て抽出し、その抽出された他車の数が自車の円滑な
通行を阻害するか否かを判断して、阻害すると判断した
場合には設定したルートを変更するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなナビゲーションシステムでは、他車位置を受信する
ことは出来るが、他車の行き先(目的地、経由地等)ま
でを受信するものではないため、行き先が同じ周辺車両
を知ることはできない。このため、ユーザは自車両に搭
載された地図情報データのみを参照しながら目的の行き
先にたどり着かなければならない。特に、地図情報デー
タにない道路を走行する場合には、経路案内も確実に行
うことができず、ユーザは不便となる。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、行き先が同じ周辺の車両への追従を可能
とすることにより、地図を見ながら走行する等のユーザ
の負担を軽減することができる車両追従システムを提供
することを主な目的とする。本発明の別の目的は、行き
先が同じ周辺の車両への追従を可能とすることにより、
経路案内を行う地図にない道路でも確実に誘導可能な車
両追従システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、自車両の行き先情報を送信
する送信手段と、前記送信した自車両の行き先情報に基
づいて、自車両の位置から所定範囲内の他の車両の特徴
情報を受信する受信手段と、自車両と同一の行き先の他
の車両の特徴情報を受信した場合に、その特徴情報を再
生する再生手段と、を備えたことを特徴とする車両用情
報再生装置に係るものである。
【0006】本発明は、追従する側の車両に搭載された
車両用情報再生装置に係るものである。即ち、本発明に
おける「自車両」とは、追従する側の車両(追従車両)
をいう。また、本発明の「他の車両」とは自車両により
追従される側の車両(被追従車両)をいう。
【0007】本発明では、送信手段によって自車両(追
従車両)の行き先情報を送信する。ここで、自車両の行
き先情報とは、自車両の行き先を表す情報(行き先情
報)であり、目的地の他、目的地に行くまでに通過する
経由地である。また、他の車両との位置関係を送信先に
明確にするため、自車両の行き先情報に自車両現在位置
を付加して送信しても良い。この行き先情報は、記憶手
段に既に記憶された行き先とする他、ユーザの便宜を考
慮し送信する毎にユーザが指定しても良い。
【0008】そして、本発明では、受信手段によって、
送信した自車両の行き先情報に基づいて自車両の位置か
ら所定範囲内の他の車両の特徴情報を受信し、再生手段
によって自車両と同一の行き先の車両の特徴情報を受信
した場合に、その特徴情報を再生する。ここで、他の車
両(被追従車両)の特徴情報(又は識別情報)とは、車
両の特徴を表す情報をいい、例えば、他の車両のナンバ
ープレートの番号、車種、車体色、自車両からの距離等
他の車両を自車両のユーザが識別(又は視認)するため
に有効な情報をいう。また、特徴情報には誘導の了解を
示す旨のメッセージデータを付加しても良い。又は特徴
情報の送信自体を誘導了解メッセージの送信として扱う
ようにしても良い。このように、本発明の車両用情報再
生装置が搭載された自車において、同じ行き先の他車両
から受信した特徴情報を再生することにより、当該他車
両を自車ユーザに識別させることができるので、自車両
のユーザは、当該他車両に追従して(当該他車両を目印
として)目的地まで走行することが可能となり、その間
自車両内で表示される地図情報を見る手間が省け、ユー
ザの負担が軽減される。特に経路案内にない道路を走行
する場合には、同一の行き先の他の車両を追従していけ
ば道に迷うことがなく行き先に到着できるのでユーザの
便宜が図られる。
【0009】本発明の送信手段は、自車両の行き先情報
を送信するものであれば良く、その送信先は本発明では
特に限定しない。
【0010】また、送信回数も特に限定されるものでは
ない。行き先情報を一回のみ送信するように構成する
他、複数回に渡り行き先情報を送信するように構成して
も良い。この場合には、自車両の状況に応じて何回も行
き先情報を送信することにより、自車両の状況に応じた
追従すべき他の車両を随時選定することができる。即
ち、自車両が他の車両を追い越してしまった場合等の自
車両の進度状況や、他の車両を見失ってしまった場合等
の状況に応じて、その都度行き先情報を送信すれば、そ
の時点における他の車両の特徴情報を取得できるので、
行き先までの走行を円滑にすることが可能となる。
【0011】受信手段の「送信した自車両の行き先情報
に基づいて」とは、送信した行き先情報を受信した側が
その行き先情報を受け取ることによっての意であり、受
信側で行き先情報の内容を判断するか否かは本発明では
限定しない。即ち、自車両と同一行き先の車両の特徴情
報か否かの判断をどちらで行うかについては本発明では
特に限定されず、特徴情報の送信側で判断することがで
きる他、特徴情報を受信した自車両側で判断することも
可能である。この場合には、自車両から送信する行き先
情報は、単に特徴情報を要求するリクエストとして自車
両の処理負担を軽減すると共に、特徴情報送信側の判別
処理を省略して、処理効率を向上できるという利点があ
る。
【0012】また、受信手段における「所定範囲」と
は、例えば、自車両位置からユーザが肉眼で他の車両を
識別できる近距離の範囲とする他、画面上に表示して認
識させるため画面の最大表示可能な距離の範囲内とする
ことも可能である。
【0013】再生手段としては、特徴情報をディスプレ
イ装置等の画面上に表示させる他、特徴情報に基づいて
スピーカ等の音声出力手段によって音声出力させるよう
にすることができる。この場合には、ユーザは画面を表
示する必要がなるという利点がある。
【0014】本願の他の発明は、請求項1に記載の車両
用情報再生装置において、前記送信手段は、前記自車両
の行き先情報を、自車両の位置から所定範囲内に存在す
る他の車両へ直接送信するものであることを特徴とする
ものである。
【0015】本発明は、特に情報センタを経由せずに車
両相互間でデータの送受信を行うものである。即ち、本
発明では、行き先情報を、自車両の位置から所定範囲内
に存在する他の車両へ直接送信するので通信時間の短縮
が図られる。また、情報センタ等を経由する必要はない
ので、ナビゲーションシステムを搭載していない車両で
も他の車両の特徴情報を受信して再生することが可能と
なる。
【0016】ここで、「自車両の位置から所定範囲内」
とは、請求項1に係る発明と同様に、例えば、自車両位
置からユーザが肉眼で他の車両を識別できる近距離の範
囲とする他、画面上に表示して認識させるため画面の最
大表示可能な距離の範囲内とすることも可能である。
【0017】請求項1に係る発明における送信手段の他
の態様としては、請求項1に記載の車両用情報再生装置
において、前記送信手段は、前記自車両の行き先情報
を、情報センタに送信するものであることを特徴とする
ものである。
【0018】本発明では、情報センタに自車両の行き先
情報を送信して、情報センタ側で自車両の周辺の他の車
両に自車両の行き先情報を転送するように構成すること
ができるので、情報センタが周辺車両を判断するため他
の車両の確定が容易となるという利点がある。
【0019】本願の他の発明は、請求項1に記載の車両
用情報再生装置において、受信した複数の特徴情報の中
から、任意の他の車両の特徴情報を抽出する選択手段を
更に備え、前記再生手段は、前記抽出された特徴情報を
再生するものであることを特徴とするものである。
【0020】本発明は、複数の特徴情報を受信した場合
に、選択手段によってそれらの中から任意の他の車両の
特徴情報を抽出し、再生手段によって抽出した特徴情報
を再生するので、追従するのに最適な他の車両の特徴情
報のみを再生することができる。
【0021】ここで、選択手段は、受信した複数の特徴
情報の中から、任意の他の車両の特徴情報を抽出するも
のであればその構成は特に限定されない。例えば、選択
手段として、自車両の位置に最も近い他の車両や、特徴
的な他の車両を特徴情報から判断して、自動選択するよ
うに構成することができる。この場合には、ユーザの選
択処理の手間を省くと共に最適な他の車両を選択できる
という利点がある。また、選択手段として、ユーザ自身
が特徴情報の内容を判断して、任意の他の車両の特徴情
報を選択するように構成しても良い。この場合には、ユ
ーザ自身が自由に選択できるので、選択の幅が広がると
いう利点がある。
【0022】本発明の他の態様としては、上述の車両用
情報再生装置において、前記送信手段は、前記自車両の
行き先情報として、特徴情報を要求するリクエストを送
信するものであり、前記選択手段は、受信した特徴情報
の中から、自車両と同一の行き先の特徴情報を判別して
抽出するものであることを特徴とするものである。
【0023】本発明では、自車両の行き先と他の車両の
行き先が同一か否かの判別を自車両側で行うものであ
る。即ち、送信手段は自車両の行き先情報として特徴情
報を要求するリクエストを送信するため、他の車両や情
報センタ等の行き先情報の受信側では、行き先の判別を
行えず、受信された特徴情報には、行き先が自車両と同
一でないものも含まれる。このため、選択手段が受信さ
れた特徴情報の中から行き先が自車両と同一か否かを判
別して抽出する。
【0024】従って、自車両の送信処理の負担を軽減す
ると共に、特徴情報送信側の判別処理を省略して、処理
効率を向上できる。
【0025】本発明では、このように行き先の判別処理
を自車両で行うため、特徴情報には、請求項1に係る発
明における特徴情報の他に、他の車両の行き先情報も含
まれる。
【0026】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
車両用情報再生装置において、前記受信手段は、更に前
記他の車両の進行方向情報を受信するものであり、前記
再生手段は、更に前記受信した進行方向情報を再生する
ものであることを特徴とするものである。
【0027】本発明における進行方向情報とは、他の車
両の進行方向を示すデータであり、例えば交差点での右
折左折等の情報が該当する。本発明では、受信手段によ
ってこのような進行方向情報を受信し、これを再生手段
によって再生するので、追従される他の車両の進行方向
を常に追うことができ、他の車両に追従可能となった後
で当該他の車両が進行方向を変更した場合でも、他の車
両を見失うことはなく、より的確な追従が可能となる。
【0028】進行方向情報の受信は、進行方向の把握を
容易にするため一定の時間間隔で受信することができる
他、通信費用の低減のため、追従される他の車両が進行
方向を変更したときにのみ受信することもできる。
【0029】請求項3に係る発明は、自車両の行き先情
報を記憶する記憶手段と、予め定められた一定の時間間
隔で、自車両の位置から所定範囲内の他の車両に行き先
情報を送信する送信手段と、前記所定範囲内の他の車両
から自車両と同一の行き先の前記他の車両の特徴情報
と、前記他の車両の進行方向情報とを受信する受信手段
と、受信した特徴情報を音声で出力する音声出力手段
と、前記受信した特徴情報に基づいて前記他の車両の位
置を画面上に表示すると共に、前記進行方向情報を受信
した場合には前記進行方向情報に基づいた前記他の車両
の進行方向を画面上に表示する表示手段と、を備えたこ
とを特徴とする車両用情報再生装置に係るものである。
【0030】本発明は、請求項1又は2に係る発明の好
ましい態様であり、その作用効果は請求項1又は2に係
る発明と同様である。また、本発明の「自車両」、「自
車両の位置から所定範囲内の他の車両」、「行き先情
報」、「他の車両の特徴情報」については、請求項1に
係る発明と同様である。また、「進行方向に基づいた進
行方向情報」は請求項2に係る発明と同様である。
【0031】尚、本発明は、車両相互間で通信するもの
であるため、ナビゲーションシステムを搭載していない
車両に用いることができる。
【0032】更に、本発明では、送信手段が、予め定め
られた一定の時間間隔で、所定範囲内の他の車両に自車
両の行き先情報を送信するので、自車両の行き先情報の
自動送信を行ってユーザは行き先情報の送信を意識する
必要はなくユーザの処理負担が軽減される。また、一定
時間間隔で自車両の行き先情報を送信するので、自車両
の進度に応じて新たに追従する他の車両を見つけること
ができる。即ち、追従していた他の車両よりも先に自車
両が進行してしまった場合などは、自動的に新たな所定
範囲内の他の車両の特徴情報を取得して、新たな追従す
る車両とすることができるので、行き先まで円滑に誘導
される。
【0033】請求項4に係る発明は、他の車両の行き先
情報を受信する受信手段と、前記受信した他の車両の行
き先情報に基づいて、前記他の車両の行き先が自車両の
行き先と同一か否かを判断する判別手段と、前記他の車
両の行き先が自車両の行き先と同一である場合、自車両
の識別情報を送信する送信手段と、を備えたことを特徴
とする車両用情報送信装置に係るものである。
【0034】本発明は、請求項1に係る車両用情報再生
装置に対応した車両用情報送信装置であり、追従される
側の車両(被追従車両)に搭載されるものである。即
ち、本発明における「自車両」とは、請求項1〜3に係
る発明の「他の車両」に相当し、追従される側の車両
(被追従車両)をいう。また、本発明の「他の車両」と
は、請求項1〜3に係る発明の「自車両」に相当し、追
従する側の車両(追従車両)をいう。
【0035】本発明では、受信手段によって他の車両の
行き先情報を受信し、この行き先情報に基づいて、判別
手段によって他の車両の行き先が自車両の行き先と同一
か否かを判断する。ここで、本発明の「他の車両の行き
先情報」とは、他の車両の行き先データを含む情報であ
り、目的地の他、目的地に行くまでに通過する経由地が
含まれる。また、自車両との位置関係を明確にするた
め、他の車両の現在位置を含めても良い。
【0036】そして、他の車両の行き先が自車両の行き
先と同一である場合、送信手段によって自車両の識別情
報に送信する。ここで、本発明の「自車両の識別情報」
とは、自車両の特徴を表す情報をいい、例えば、自車両
のナンバープレートの番号、車種、車体色、自車両から
の距離等自車両を他の車両のユーザが識別するために有
効な情報をいう。また、識別情報には誘導の了解を示す
旨のメッセージデータを含めても良い。このように、本
発明では、同一行き先の他の車両に、自車両の識別情報
を送信するので、当該他の車両ので自車両の識別情報を
再生することにより自車両を識別することができ、当該
他の車両を車両に追従させることが可能となる。
【0037】また、自車両の識別情報には、自車両の行
き先情報を含めても良い。この場合には、他の車両(追
従車両)側で、行き先が同一か否かを判断することがで
きる。
【0038】本発明の送信手段は、識別情報を送信する
ものであれば良く、その送信先は本発明では特に限定し
ない。即ち、情報センタに識別情報を送信し情報センタ
から前記他の車両に転送したり、直接前記他の車両に識
別情報を送信するように構成することは任意である。
【0039】また、送信手段は、行き先が同一の場合に
一律に識別情報を送信するか、送信すべきか否かを判断
して送信するか否かについても本発明では特に限定しな
い。
【0040】本願の他の発明は、請求項4に記載の車両
用情報送信装置において、前記送信手段は、前記特徴情
報を、前記他の車両に直接送信するものであることを特
徴とするものである。
【0041】本発明は、情報センタを経由せずに車両相
互間で識別情報の送受信を行うものである。即ち、本発
明では、識別情報を、行き先情報を送信した他の車両へ
直接送信するので通信時間の短縮が図られる。また、情
報センタ等を経由する必要はないので、ナビゲーション
システムを搭載していない車両でも自車両の識別情報を
送信することが可能となる。
【0042】送信手段の他の態様としては、上述の車両
用情報送信装置において、前記送信手段は、前記特徴情
報を、情報センタへ送信するものであることを特徴とす
るものである。
【0043】本発明では、情報センタに行き先情報を送
信して、情報センタ側で行き先情報を送信した他の車両
に識別情報を転送するように構成することができるの
で、他の車両の特定が容易になるという利点がある。
【0044】本願の他の発明は、請求項4に記載の車両
用情報送信装置において、前記識別情報を送信するか否
かを決定する決定手段を更に備え、前記送信手段は、前
記決定手段により送信すべきことを決定した場合に、前
記識別情報を送信するものであることを特徴とするもの
である。
【0045】本発明では、識別情報を無条件に送信する
のではなく、決定手段により識別情報を送信するか否か
を決定した上で、送信すべきとした場合にのみ識別情報
を送信する。このため、他の車両が追従することを自車
両が望まない場合には、識別情報を送信しないため追従
不可能にすることができる。
【0046】本発明の決定手段は、識別情報を送信する
か否かを決定するものであればその構成は限定されるも
のではない。例えば、決定手段として、ユーザの意向を
考慮してユーザに送信の可否を入力させる入力手段を用
いることができる。また、自動的に決定を行わせるべ
く、予め行き先毎に送信可否を決定しておき、受信した
行き先情報の内容によって自動判別するように構成して
も良い。
【0047】また、決定手段によって送信しないことを
決定した場合の処理は任意である。例えば、送信しない
ことを決定した場合に何も送信しないように構成するこ
とができる。また、送信可否の決定を通知して他の車両
の判断を容易にするため、送信しないことを決定した場
合に、送信手段によって例えば送信拒否メッセージのよ
うな拒否情報のみを送信するように構成することができ
る。
【0048】請求項5に係る発明は、請求項4に記載の
車両用情報送信装置において、自車両の進行方向を検知
する方向検知手段を更に備え、前記送信手段は、前記方
向検知手段により検知された自車両の進行方向に基づい
た進行方向情報を更に送信するものであることを特徴と
するものである。
【0049】本発明は、請求項2に係る車両用情報再生
装置に対応した車両用情報送信装置である。本発明にお
ける「進行方向に基づいた進行方向情報」とは、方向検
知手段によって検知された自車両の進行方向を含むデー
タであり、例えば交差点での右折左折等の情報が該当す
る。本発明では、このような自車両の進行方向情報を送
信手段によって送信するので、自車両に追従する他の車
両は、自車両に追従可能となった後で自車両が進行方向
を変更した場合でも、自車両を見失うことはなく、より
的確な追従を他の車両に行わせることが可能となる。
【0050】進行方向情報の送信は、進行方向の把握を
容易にするため一定の時間間隔で行うことができる他、
通信費用の低減のため、自車両が進行方向を変更したと
きにのみ送信することもできる。また、追従する他の車
両の状況を考慮して、当該他の車両から要求があった場
合に進行方向情報を送信するように構成しても良い。
【0051】請求項6に係る発明は、自車両の行き先情
報と識別情報とを記憶する記憶手段と、自車両の進行方
向を検知する方向検知手段と、自車両の位置から所定範
囲内の他の車両の行き先情報を受信する受信手段と、前
記受信した前記他の車両の行き先情報に基づいて、前記
他の車両の行き先が自車両の行き先と同一であるか否か
を判断する行き先判別手段と、該行き先判別手段により
前記他の車両の行き先が自車両の行き先と同一であると
判断された場合に、記憶手段に記憶された識別情報を前
記他の車両に送信すると共に、前記方向検知手段によっ
て自車両の進行方向が変更されたことを検知した場合
に、進行方向情報を前記他の車両に送信する送信手段
と、を備えたことを特徴とする車両用情報送信装置に係
るものである。
【0052】本発明は、請求項4又は5に係る発明の好
ましい態様であり、その作用効果は請求項4又は5に係
る発明と同様である。また、本発明の「自車両」、「自
車両の位置から所定範囲内の他の車両」、「他の車両の
行き先情報」、「自車両の特徴情報」については、請求
項4に係る発明と同様である。また、「進行方向に基づ
いた進行方向情報」は請求項5に係る発明と同様であ
る。
【0053】尚、本発明は、車両相互間で通信するもの
であるため、ナビゲーションシステムを搭載していない
車両に用いることができる。
【0054】更に、本発明では方向検知手段によって自
車両の進行方向が変更されたことを検知した場合に、送
信手段によって、進行方向情報を前記他の車両に送信す
るので、自車両が進行方向を変更した場合でも、自車両
に追従する他の車両はその都度進行方向情報を取得する
ことができ、自車両を見失うことはない。
【0055】請求項7に係る発明は、追従車両の行き先
情報を送受信する行き先情報通信手段と、前記送受信さ
れた行き先情報に基づいて、被追従車両と追従車両との
行き先が同一か否かを判断する判別手段と、前記判別手
段により、被追従車両と追従車両との行き先が同一であ
ると判断された場合に、被追従車両の特徴情報を送受信
する特徴情報通信手段と、前記送受信された被追従車両
の特徴情報を前記追従車両側で再生する再生手段と、を
備えたことを特徴とする車両追従システムに係るもので
ある。
【0056】本発明は、請求項1に係る車両用情報再生
装置と請求項4に係る車両用情報送信装置とからなる車
両追従システムであり、請求項1及び4に係る発明と同
様の作用効果を奏する。本発明の「被追従車両」は請求
項1における他の車両、及び請求項4における自車両に
相当し、追従される側の車両である。また、本発明の
「追従車両」は、請求項1における自車両及び請求項4
における他の車両に相当し、追従する側の車両である。
また、本発明の「追従車両の行き先情報」とは、追従車
両の行き先データを含む情報であり、目的地の他、目的
地に行くまでに通過する経由地が含まれる。また、被追
従車両との位置関係を明確にするため、追従車両の現在
位置を含めても良い。本発明の「被追従車両の特徴情
報」とは、車両の特徴を表す情報をいい、例えば、被追
従車両のナンバープレートの番号、車種、車体色、被追
従車両からの距離等被追従車両を追従車両側のユーザが
識別するために有効な情報をいい、特徴情報に誘導の了
解を示す旨のメッセージデータを含めても良い。
【0057】本発明の判別手段は、送受信された追従車
両の行き先情報に基づいて、被追従車両と追従車両との
行き先が同一か否かを判断するものであれば良く、被追
従車両又は追従車両のいずれかの処理効率を向上させる
ため、被追従車両に設けても、追従車両に設けてもよ
い。
【0058】また、本発明では被追従車両側で特徴情報
の送信可否を決定する手段を設けてもよい。この場合、
被追従車両が追従車両に追従されることを望まなければ
特徴情報の送信を拒否することが可能となる。
【0059】更に、本発明では請求項2又は5に係る発
明と同様に、被追従車両の進行方向情報を送受信する手
段を更に設けても良い。この場合には、被追従車両の進
行方向が変更された場合でも、追従車両でその進行方向
情報を取得できるので的確な追従が可能となる。ここ
で、進行方向情報とは、請求項2又は5と同様に、例え
ば交差点での右折左折等の情報が該当する。
【0060】尚、本発明において、行き先情報、特徴情
報及び進行方向情報は情報センタを経由して被追従車両
と追従車両との間で相互に通信することも可能である
が、両車両間相互に直接通信するように構成すれば、ナ
ビゲーションシステムを搭載しない車両でも本発明を用
いることが可能である。
【0061】請求項8に係る発明は、一の車両に搭載さ
れ、他の車両から受信した情報を再生する車両用情報再
生装置であって、一の車両の行き先情報を記憶する記憶
手段と、該記憶手段の行き先情報を車両外部に送信する
送信手段と、該送信手段による送信に基づいて、他の車
両から画像表示装置に他の車両の特徴を表す画像を表示
させるための特徴情報、又は、スピーカから他の車両の
特徴を表す音声を出力させるための特徴情報を受信する
受信手段と、該受信手段により受信された特徴情報に基
づいて、画像表示装置に他の車両の特徴を表す画像を表
示させ、又は、スピーカから他の車両の特徴を表す音声
を出力させる再生手段と、を備えたことを特徴とする車
両用情報再生装置に係るものである。
【0062】本発明は請求項1〜3に係る発明の好まし
い態様の一つであり、請求項1〜3の発明と同様の作用
効果を奏する。尚、車両現在位置からユーザによって入
力された目的地(又は経由地)までの経路の案内を実行
するナビゲーション装置が一の車両に搭載されている場
合には、前記入力された目的地を一の車両の行き先情報
として利用できる。
【0063】請求項9に係る発明は、一の車両に搭載さ
れ、該一の車両の特徴を表す情報を他の車両に送信する
車両用情報送信装置であって、一の車両の行き先情報を
記憶する行先情報記憶手段と、画像表示装置に一の車両
の特徴を表す画像を表示させるための特徴情報、又は、
スピーカから一の車両の特徴を表す音声を出力させるた
めの特徴情報を記憶する特徴情報記憶手段と、他の車両
から送信される行き先情報を受信する受信手段と、該受
信手段により受信された行き先情報と前記行先情報記憶
手段の行き先情報とが同じか否かを判断する判断手段
と、該判断手段による判断結果に基づいて、前記特徴情
報記憶手段の特徴情報を行き先情報の送信元の他の車両
に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする車両
用情報送信装置に係るものである。
【0064】本発明は、請求項4〜6に係る発明の好ま
しい態様の一つであり、請求項4〜6に係る発明と同様
の作用効果を奏する。尚、車両現在位置からユーザによ
って入力された目的地(又は経由地)までの経路の案内
を実行するナビゲーション装置が一の車両に搭載されて
いる場合には、前記入力された目的地を一の車両の行き
先情報として利用できる。
【0065】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態につい
て、以下図示例とともに説明する。図1は、本実施形態
に係る車両追従システムの概略構成を示すブロック図で
ある。
【0066】本実施形態の車両追従システムは、追従を
希望する側の車両(以下、追従車両という。)に搭載さ
れた車両用情報再生装置と、追従車両によって追従され
る側の車両(以下、被追従車両という。)に搭載された
車両用情報送信装置とを含んだ車両用ナビゲーション装
置で構成される。以下、本実施の形態の車両用ナビゲー
ション装置を図面を参照して説明する。車両用ナビゲー
ション装置は、車両現在位置からユーザにより入力され
た目的地(又は経由地)までの経路の案内を実行するも
のであり、図1に示すように、表示部20と、該表示部
20を制御する制御部10とから主に構成されている。
この表示部20には地図や地図上に他の車両の走行位置
を示すための表示手段としてのディスプレイ装置等の表
示画面21Aと、各種メッセージ等を音声で出力する音
声出力手段としてのスピーカ21Bと、スイッチ22a
とが取り付けられている。尚、この表示部20とスピー
カ21Bとは本発明の再生手段を構成する。
【0067】制御部10には地図管理部11と、画面管
理部12と、地図データ読み込み部13と、地図描画部
14と、全体管理部15と、入力管理部16と、プログ
ラム記憶部50とが接続されている。制御部10の各要
素は、プログラム記憶部50のナビゲーションプログラ
ムに従って、車両現在位置からユーザによって入力され
た目的地までの最適経路を探索する経路探索処理、探索
された最適経路の音声等による案内を実行する経路案内
処理、車両現在位置に応じた地域の地図画像を表示画面
21Aに表示する表示処理等を行う。これらはいずれも
車両用ナビゲーション装置における公知の処理である。
また、制御部10の各要素は、プログラム記憶部50の
通信プログラム等に従って、行き先情報の発信処理や、
他車から送信される特徴情報の受信処理、受信した特徴
情報の再生処理等の各種処理を実行する。
【0068】地図管理部11は現在位置測定部30から
入力される現在位置に基づき車両の現在位置を管理する
(また、現在位置測定部30で測定された車両現在位置
に対応する地域の道路データ等を地図情報記憶部40か
ら読出し、地図描画部14へ供給する。)。この現在位
置測定部30には道路上に設置されるビーコン送信機か
らの渋滞情報や交通規制情報等の道路交通情報を受信す
るビーコン受信機32と、人工衛星(GPS衛星)から
の電波を受信するGPSレシーバ34と、車両の進行方
位を検出する方位センサ36と、車両の走行距離を検出
する距離センサ38とが接続されており、これらによっ
て検出された値を相互に補正することで正確な車両現在
位置を求めるように構成されている。
【0069】画面管理部12は全体管理部15からの制
御信号に基づき、地図描画部14によって描かれた表示
画像を表示部20の表示画面21Aに表示させる。画面
管理部12は、特徴情報の再生処理プログラムに従っ
て、受信した特徴情報の再生を実行する。画面管理部1
2は、例えば特徴情報が他の車両の特徴を表す画像を画
像表示装置に表示させるための特徴情報である場合に
は、該他の車両の特徴を表す画像を画像表示装置に表示
(再生)する。また、特徴情報が他の車両の特徴を表す
音声をスピーカから出力させるための特徴情報である場
合には、該他の車両の特徴を表す音声をスピーカから出
力(再生)する。なお、再生処理プログラムは本発明の
再生手段の一部又は全部を構成する。
【0070】地図データ読み込み部13は速度センサ2
7から送られた自車速度と、ウインカセンサから送られ
てウインカの点滅、ハザードの点滅等の信号とを入力す
ると共に、地図情報記憶部40から地図データを読み込
む。この地図情報記憶部40には国内の地図情報がデジ
タルデータのフォーマットに変換され記憶されているデ
ジタルマップデータ記憶部42と、道路データが記憶さ
れている道路データ記憶部44と、目的地のデータが記
憶されている目的地データ記憶部46と、地図の座標デ
ータが記憶されている地図座標データ記憶部48とから
構成されている。
【0071】全体管理部15には、行き先を表す情報
(行き先情報)を格納するためのRAM52(行き先情
報を記憶する記憶手段)が接続されている。RAM52
には、ユーザにより設定(又は入力)されたナビゲーシ
ョン装置の目的地(例えば、目的地の名称「東京駅」
や、目的地の電話番号、目的地の住所、目的地の位置
(東経北緯))が行き先情報として格納される。行き先
情報は、ユーザの特定のスイッチ操作によってRAM5
2から読出され自車データ発信部24から自車外部へ発
信(又は送信)される。
【0072】また、RAM52(特徴情報記憶手段)に
は、車両の特徴を表す画像を画像表示装置に表示させる
ための特徴情報(例えば、ナンバープレートの番号、車
種、車色)や、車両の特徴を表す音声スピーカから出力
させるための特徴情報(例えば、ナンバープレートの番
号、車種、車色)が格納されている。これら特徴情報
は、初期値として予め入力されている。
【0073】また、RAM52には、車両の進行方向を
表す進行方向情報が格納される。例えば、ウインカセン
サ28により右又は左のウインカのオンが検出されるご
とに、その検出結果を表す情報(例えば右のウインカが
オン)が格納される。また、ナビゲーション装置におい
て目的地までの経路が設定されている場合には、右折又
は左折を要する交差点についての案内用音声(例えば
「次の交差点を右方向です」との案内用音声)のデータ
や、同交差点の名称(例えば、○○交差点)のデータな
どを格納するようにしてもよい。
【0074】この全体管理部15には他車から送信され
る特徴情報を受信する他車データ受信部26と、自車の
行き先を表す情報(行き先情報)を他車へ送信する自車
データ発信部24とが接続されている。ここで、自車デ
ータ発信部24及び他車データ発信部26は、いずれも
SS無線機で構成される(送信手段及び受信手段)。
【0075】入力管理部16は表示部20のスイッチ2
2aの操作による信号がスイッチ入力管理部22を介し
て入力され、これに応じて、ナビゲーション装置の目的
地の設定や表示部20の表示画面21Aの切り換え等を
全体管理部15に指示する。
【0076】次にこのように構成された車両用ナビゲー
ション装置(又は車両用ナビゲーションシステム)の動
作について説明する。図2及び図3は、追従車両Aと、
追従車両Aの位置から一定範囲内の周辺に存在し、追従
車両Aにより追従される被追従車両B及びCとの間のデ
ータの流れを示すブロック図である。これら車両A,
B,Cにはそれぞれ本実施形態における車両用ナビゲー
ション装置が搭載されている。車両A、Bにおいては、
それぞれの車両のユーザによりナビゲーション装置の目
的地として「東京駅」が設定されており、車両AとBの
RAM52それぞれには同一の行き先情報(例えば「東
京駅」)が格納されている。一方、車両CのRAM52
には車両Aとは異なる行き先情報「お茶の水駅」が格納
されている。以下この状況を例に動作を説明する。
【0077】図2に示すように、追従車両Aでは、後述
する行き先情報送信処理によりRAM52に記憶された
行き先情報「東京駅」を車両外部に発信(又は送信)す
る。
【0078】図3に示すように、被追従車両Bでは、後
述する行き先の判別処理を行い、追従車両Aの行き先と
同一の行き先を有するので、被追従車両Bの特徴を表す
情報(特徴情報)を追従車両Aに送信する。一方、被追
従車両Cでは、後述する行き先の判別処理を行うが、追
従車両Aの行き先と異なる行き先を有するので車両Cの
特徴情報は送信しない。
【0079】次に、追従車両側の行き先情報送信処理
と、被追従車両側の行き先情報判別処理及び特徴情報送
信処理について説明する。図4(a)は、追従車両A側
において実行される行き先情報送信処理のフローチャー
ト図であり、図4(b)は、被追従車両B,C側それぞ
れにおいて実行される行き先情報判別処理及び特徴情報
送信処理のフローチャート図である。
【0080】図4(a)の処理は、車両Aのユーザが行
き先情報発信(送信)のための行き先情報発信スイッチ
(図示しない)を操作することにより実行される。追従
車両側では、まず通信設定、即ち、タイマを設定し行き
先情報の送信間隔を定めると共に、行き先情報の再送回
数を設定する(ステップ10)。尚、この通信設定は、
プログラム記憶部等に記憶されている送信間隔、再送回
数等の初期値を読み込むことによって実行される。
【0081】次いで、車両AのRAM52から行き先情
報「東京駅」を読み出し、これを被追従車両BとCに送
信する(ステップ12)。そして、送信後は、被追従車
両から誘導了解メッセージとしての特徴情報の受信待ち
となる。受信されない場合には、行き先情報の送信を繰
り返す(ステップ14)。
【0082】被追従車両Bから誘導了解メッセージ(特
徴情報)を受信したら、図5に示す被追従車両の特徴情
報を再生し表示画面21A上に表示する(ステップ1
5)。図5は、車両Bから受信した特徴情報が車両Bの
特徴を表す画像(車両Bの車種名、車体色、ナンバープ
レートの番号等)を画像表示装置20に表示させるため
の特徴情報である場合の再生例(表示例)を示してい
る。同図では、車種名、車体色、ナンバープレートの番
号が文字表示され、更に地図上に被追従車両を示すポイ
ンタPが表示されている。
【0083】また、車両Bから、同車両Bの特徴を表す
音声(例えば、「セルシオ、黒、プレート番号○○」の
音声)データをスピーカから出力させるための特徴情報
を受信した場合には、その受信した音声データに基づい
てスピーカ21Bから例えば、「自車方向前方の黒のセ
ルシオプレート番号○○から誘導了解のメッセージを受
信しました」の音声を再生(出力)する。車両Bから特
徴情報に加えて現在位置情報を受信するようにすれば、
車両Aからみた車両Bの方向(自車Aの前方等)を判断
できる。なお、画像による特徴情報と音声による特徴情
報を併せて受信した場合には、画像と音声を同時に再生
できる。
【0084】尚、この例では、被追従車両Bからのみ誘
導了解メッセージ(特徴情報)を受信したが、同一行き
先情報が格納された複数の被追従車両から受信した場合
には、受信した誘導了解メッセージの中からユーザが任
意のメッセージを選択して再生してもよい。また、自動
的に最も近距離の被追従車両を選択して再生するように
してもよい。尚、この場合には、行き先情報として追従
車両Aの現在位置データが含まれ、誘導了解メッセージ
には、追従車両Aと被追従車両との間の距離データが含
まれなければならない。
【0085】次いで、追従車両Aは、被追従車両Bの進
行方向情報としての案内データの受信待ちとなる(ステ
ップ16)。案内データとしては、特定の交差点を被追
従車両Bが分岐する方向のデータ、例えば、○○交差点
を右方向等のデータである。
【0086】案内データを被追従車両Bから受信した
ら、案内処理によって案内データを音声出力する(ステ
ップ18)。上述の例の場合には、「次の○○交差点を
右方向です」のように音声出力される。このような案内
データ待ちと案内処理は目的地に到着するまで行われる
(ステップ20)。
【0087】次に、被追従車両B,C側の処理について
説明する。被追従車両B,C側でも追従車両Aと同様に
通信設定、即ち、タイマを設定し行き先情報の送信間隔
を定めると共に、その再送回数を設定する(ステップ3
0)。
【0088】次いで、他車(例えば車両A)からの行き
先情報の受信待ちとなり(ステップ32)、データを受
信したら受信データが追従車両の行き先情報か否かを判
別する(ステップ34)。行き先情報の場合には、追従
車両Aの行き先と被追従車両B,CのそれぞれのRAM
52に記憶された行き先情報とが同一であるか否かを判
別する(ステップ36)。そして、被追従車両Bは、追
従車両Aと行き先が同一なので、RAMに記憶されてい
る誘導了解メッセージ(特徴情報)を追従車両Aに送信
する(ステップ38)。一方、被追従車両Cは、追従車
両Aと行き先が異なるため、誘導了解メッセージ(特徴
情報)は送信しない。
【0089】尚、本実施形態では、行き先が同一であれ
ば無条件に誘導了解メッセージを送信しているが、行き
先が同一の場合でも了解すべきか否かをユーザで決定し
て、了解しない場合には誘導了解メッセージを追従車両
Aに送信しないか、或いは誘導否認の旨のデータを送信
するようにしても良い。
【0090】その後、車両Aに対して特徴情報を送信し
た被追従車両Bは、特定の交差点に近づくごとに、例え
ば○○交差点を右方向等の案内データ(進行方向情報)
を作成し、追従車両Aに送信する。また、交差点を右折
又は左折することにより、方位センサ36で進行方向が
変更されたことを検知した場合に、このような案内デー
タを作成し追従車両Aに送信しても良い。また、進行方
向情報として、車両Bのユーザによって右又は左のウイ
ンカがオンされるごとに、その情報(例えば右のウイン
カがオン)を車両Aに送信するようにしてもよい。な
お、進行方向情報に加えて、ウインカがオンされた時点
の車両Bの現在位置情報も車両Aに送信するようにすれ
ば、車両Aでは、受信した車両Bの位置において、例え
ば「まもなく右方向です」との音声を出力できる。
【0091】このような案内データの作成及び送信処理
は被追従車両Bが目的地に到着するまで繰り返される
(ステップ42)。
【0092】このように本実施形態の車両追従システム
によれば、追従車両から被追従車両へ行き先情報として
目的地データを送信し、これに基づいて被追従車両から
受信した誘導了解メッセージや案内データを表示装置で
再生して、被追従車両の識別ができるので、被追従車両
への追従が可能となり、追従車両内で表示される地図情
報を見る手間が省ける。特に被追従車両から受信した案
内データを再生すれば、被追従車両が進行方向を変更し
た場合でも、被追従車両を見失う等の心配はない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明は、自車両
の行き先情報を送信する送信手段と、前記送信した行き
先情報に基づいて、自車両の位置から所定範囲内の他の
車両の特徴情報を受信する受信手段と、自車両と同一の
行き先の他の車両の特徴情報を受信した場合に、その特
徴情報を再生する再生手段と、を備えているので、同一
行き先の他の車両を識別して、行き先まで走行する際は
当該他の車両に追従することが可能となり、その間自車
両内で表示される地図情報を見る手間が省け、ユーザの
負担が軽減されるという効果を有する。特に経路案内に
ない道路を走行する場合には、同一の行き先の他の車両
を追従していけば道に迷うことがなく行き先に到着でき
るのでユーザの便宜が図られるという効果を有する。
【0094】また、本発明において、受信手段が他の車
両の進行方向情報を受信し、再生手段は、更に前記受信
した進行方向情報を再生するものとすれば、他の車両に
追従可能となった後で当該他の車両が進行方向を変更し
た場合でも、他の車両を見失うことはなく、より的確な
追従が可能となるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る車両追従システムの全体構成
図である。
【図2】本実施形態に係る追従車両Aから被追従車両B
及びCへのデータの流れを示すブロック図である。
【図3】本実施形態に係る被追従車両Bから追従車両A
へのデータの流れを示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係る車両追従システムにおける行
き先情報、誘導了解メッセージ及び案内データの処理を
示すフローチャート図である。図4(a)は追従車両側
での行き先情報送信処理のフローチャート図であり、図
4(b)は被追従車両側での行き先情報判別処理及び誘
導了解メッセージと案内データの送信処理のフローチャ
ート図である。
【図5】本実施形態の追従車両側での誘導了解メッセー
ジの再生状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10:制御部 20:表示部 21A:表示装置 21B:スピーカ 22a:スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 英文 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内 Fターム(参考) 5H180 AA01 CC12 FF05 FF13 FF22 FF25 FF32 FF40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車両の行き先情報を送信する送信手段
    と、 前記送信した行き先情報に基づいて、自車両の位置から
    所定範囲内の他の車両の特徴情報を受信する受信手段
    と、 自車両と同一の行き先の他の車両の特徴情報を受信した
    場合に、その特徴情報を再生する再生手段と、を備えた
    ことを特徴とする車両用情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は、更に前記他の車両の進
    行方向情報を受信するものであり、 前記再生手段は、更に前記受信した進行方向情報を再生
    するものであることを特徴とする請求項1に記載の車両
    用情報再生装置。
  3. 【請求項3】 自車両の行き先情報を記憶する記憶手段
    と、 予め定められた一定の時間間隔で、自車両の位置から所
    定範囲内の他の車両に行き先情報を送信する送信手段
    と、 前記所定範囲内の他の車両から自車両と同一の行き先の
    前記他の車両の特徴情報と、前記他の車両の進行方向情
    報とを受信する受信手段と、 受信した特徴情報を音声で出力する音声出力手段と、 前記受信した特徴情報に基づいて前記他の車両の位置を
    画面上に表示すると共に、前記進行方向情報を受信した
    場合には前記進行方向情報に基づいた前記他の車両の進
    行方向を画面上に表示する表示手段と、を備えたことを
    特徴とする車両用情報再生装置。
  4. 【請求項4】 他の車両の行き先情報を受信する受信手
    段と、 前記受信した他の車両の行き先情報に基づいて、前記他
    の車両の行き先が自車両の行き先と同一か否かを判断す
    る判別手段と、 前記他の車両の行き先が自車両の行き先と同一である場
    合、自車両の識別情報を送信する送信手段と、を備えた
    ことを特徴とする車両用情報送信装置。
  5. 【請求項5】 自車両の進行方向を検知する方向検知手
    段を更に備え、 前記送信手段は、前記方向検知手段により検知された自
    車両の進行方向に基づいた進行方向情報を更に送信する
    ものであることを特徴とする請求項4に記載の車両用情
    報送信装置。
  6. 【請求項6】 自車両の行き先情報と識別情報とを記憶
    する記憶手段と、 自車両の進行方向を検知する方向検知手段と、 自車両の位置から所定範囲内の他の車両の行き先情報を
    受信する受信手段と、 前記受信した前記他の車両の行き先情報に基づいて、前
    記他の車両の行き先が自車両の行き先と同一であるか否
    かを判断する行き先判別手段と、 該行き先判別手段により前記他の車両の行き先が自車両
    の行き先と同一であると判断された場合に、記憶手段に
    記憶された識別情報を前記他の車両に送信すると共に、
    前記方向検知手段によって自車両の進行方向が変更され
    たことを検知した場合に、進行方向情報を前記他の車両
    に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする車両
    用情報送信装置。
  7. 【請求項7】 追従車両の行き先情報を送受信する行き
    先情報通信手段と、 前記送受信された行き先情報に基づいて、被追従車両と
    追従車両との行き先が同一か否かを判断する判別手段
    と、 前記判別手段により、被追従車両と追従車両との行き先
    が同一であると判断された場合に、被追従車両の特徴情
    報を送受信する特徴情報通信手段と、 前記送受信された被追従車両の特徴情報を前記追従車両
    側で再生する再生手段と、を備えたことを特徴とする車
    両追従システム。
  8. 【請求項8】 一の車両に搭載され、他の車両から受信
    した情報を再生する車両用情報再生装置であって、 一の車両の行き先情報を記憶する記憶手段と、 該記憶手段の行き先情報を車両外部に送信する送信手段
    と、 該送信手段による送信に基づいて、他の車両から画像表
    示装置に他の車両の特徴を表す画像を表示させるための
    特徴情報、又は、スピーカから他の車両の特徴を表す音
    声を出力させるための特徴情報を受信する受信手段と、 該受信手段により受信された特徴情報に基づいて、画像
    表示装置に他の車両の特徴を表す画像を表示させ、又
    は、スピーカから他の車両の特徴を表す音声を出力させ
    る再生手段と、を備えたことを特徴とする車両用情報再
    生装置。
  9. 【請求項9】 一の車両に搭載され、該一の車両の特徴
    を表す情報を他の車両に送信する車両用情報送信装置で
    あって、 一の車両の行き先情報を記憶する行先情報記憶手段と、 画像表示装置に一の車両の特徴を表す画像を表示させる
    ための特徴情報、又は、スピーカから一の車両の特徴を
    表す音声を出力させるための特徴情報を記憶する特徴情
    報記憶手段と、 他の車両から送信される行き先情報を受信する受信手段
    と、 該受信手段により受信された行き先情報と前記行先情報
    記憶手段の行き先情報とが同じか否かを判断する判断手
    段と、 該判断手段による判断結果に基づいて、前記特徴情報記
    憶手段の特徴情報を行き先情報の送信元の他の車両に送
    信する送信手段と、を備えたことを特徴とする車両用情
    報送信装置。
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