JP2000285402A - 記録確認方法 - Google Patents

記録確認方法

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JP2000285402A
JP2000285402A JP11088723A JP8872399A JP2000285402A JP 2000285402 A JP2000285402 A JP 2000285402A JP 11088723 A JP11088723 A JP 11088723A JP 8872399 A JP8872399 A JP 8872399A JP 2000285402 A JP2000285402 A JP 2000285402A
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JP11088723A
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Masaru Higashioji
賢 東陰地
Kohei Baba
康平 馬場
Hiroshi Yoda
広 養田
Kazunori Umee
和則 梅江
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VTR等の磁気記録再生装置での記録過程で
の不具合を、少ないヘッド数で効率よく検出する。 【解決手段】 消去ヘッドE1,E2で主トラック部4
を消去するとともに、副トラック部3に副情報を記録す
る。記録ヘッドR1,R2(R1は図示せず)で、主信
号を主トラック部4へ記録するとともに、副トラック部
3から副情報を再生する。再生された副情報の状態と、
主情報を記録する際の記録ヘッドに流れる記録電流によ
り、記録動作の確認・検証を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリカルスキャン
方式の磁気記録再生装置等における記録機能の信頼性確
認に用いる記録確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】記録再生装置において、記録時に装置の
状態が正常に動作していて、記録されたことを確認する
作業は非常に重要である。記録する情報自体が繰り返し
読み出すことができる場合はまだしも、例えばニュース
取材などでそのときしか発生しない事象を記録するとき
には、記録時に記録装置の動作状態の見極めが重要にな
る。
【0003】カメラとVTRを用いてニュースを取材す
るときの従来の技術としては、記録する直前に、記録予
定のテープに短時間記録再生して記録再生動作を確認す
る作業を行うか、VTRそのものの機能として、記録ヘ
ッドと記録直後の記録された情報を読み出す再生ヘッド
を併設し、記録と同時に記録済み情報を読み出すことに
より、記録動作の確認をする方法が主であった。
【0004】この記録直後に再生して記録情報を確認す
る機能は、コンピュータ用外部記憶装置、および放送業
務用の取材用カメラレコーダーには必須の機能である。
【0005】また、記録動作の簡易的な確認方法として
は、記録直後の再生により記録動作の確認に記録データ
をすべて再生し元のデータと比較するのではなく、記録
後に再生出力のエンベロープの有無を検出して確認する
方法も従来の技術として実施されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】記録機能の確認とし
て、実際に記録直前にテープに記録し再生する方法は、
時間的に余裕のある場合に限定され、しかも記録過程中
に動作不全が発生した場合には対応ができない課題があ
る。
【0007】また、記録直後の情報の読み出しでは、記
録ヘッドとは別に、記録過程の確認のために再生ヘッド
が必要である。
【0008】一般的には、記録する直前に消去ヘッドで
もってテープの磁化状態をすべて消磁して初期化して記
録するのが高品質の記録再生出力を得る手段であるた
め、より信頼性の高い記録を行うためには、記録ヘッド
と再生ヘッドと消去ヘッドの3種類が必要となってく
る。
【0009】例えば、テープが180度シリンダに巻き
付けられて記録再生するヘリカルスキャン方式のVTR
では、回転シリンダの180度対向する位置に1対のヘ
ッド(2個)を取り付けて半回転ごとにヘッドを切り替
えて記録していくのが一般的であり、この場合のヘッド
の必要総数は6個となる。
【0010】また、記録情報のデータレートが高く、記
録系を1系統ではなく、2系統で記録する場合のヘッド
の必要総数は12個となり、ヘッドの実装密度上の困難
さが発生する。更に2系統以上のnチャンネル記録の場
合には、シリンダに搭載するヘッドの総数が、6×n個
必要となりVTRを構成する上に於いてヘッドの実装が
不可能になる課題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、先行する第1のヘッドで、第2のエリアに
副情報を記録し、これを第2のヘッドが、第1のエリア
に主情報を記録する際に、第2のエリアから再生する。
その再生出力により、ヘッドの付着物の有無を検出す
る。また、これと同時に、第2のヘッドが主情報を記録
する際に流れる記録電流を確認することで、記録課程の
動作の信頼性の確認を行う。
【0012】これにより、回転シリンダに搭載するヘッ
ド数を削減しても、記録確認動作を行うことができる。
【0013】すなわち、本発明は、テープ・ヘッドの記
録再生系の信頼性を低下させるコンタミ(ヘッドの表面
に付着するテープかす等の付着物)を、第1のヘッド
(例えば、消去ヘッド)と第2のヘッド(記録ヘッド)
の位置関係を利用し、所定エリアで検出用信号の記録再
生を行うことで実現している。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、回転シリ
ンダに搭載したヘッダがテープを斜めに走査し、前記テ
ープ上にトラックを形成し、情報を記録再生する記録再
生装置であって、前記ヘッドは、第1のヘッドと第2の
ヘッドとからなり、前記トラックは、第1のエリアと第
2のエリアとからなり、前記第1のヘッドは、前記第1
のエリアを消去し、前記第2のエリアに副情報を記録
し、前記第2のヘッドは、前記第1のエリアに主情報を
記録し、第2のエリアの副情報を再生し、前記第2のヘ
ッドが再生した副情報から生成した第1の検出信号と、
第1のエリアに主情報を記録する際の第2のヘッドに流
れる電流から生成した第2の検出信号とで、記録動作の
信頼性の判定を行う。
【0015】これにより、ヘッド数が、第1のヘッド
(例えば、消去ヘッド)と第2のヘッド(例えば、記録
ヘッド)の2種類ですみ、また、第1のヘッドで記録し
た副情報を第2のヘッドで再生することにより、第1の
ヘッドまたは第2のヘッドのヘッド表面に付着物がある
場合、第2のヘッドの再生出力レベルが低下するので、
記録の不具合を判別することができ、さらに、記録電流
が流れていることの確認で記録過程の動作確認が可能と
なる。
【0016】また、本発明の第2の発明は、上記第1の
発明に加えて、第1のヘッドが、第1のエリアの消去と
第2のエリアへの副情報の記録とを、2トラック分一括
して行い、第2のヘッドが、第1エリアへの主情報の記
録と第2のエリアの再生とを、近接した2個のペアーヘ
ッドで1トラック毎に行い、前記第2のエリアが、第1
のエリアの前後両端にあることを特徴とする。
【0017】また、本発明の第3の発明は、更に、第2
のヘッドのペアーヘッドのうち、先行するヘッドが前置
の第2のエリアから副情報を再生し、後行するヘッドが
後置の第2のエリアから副情報を再生し、これらの副情
報から第1の検出信号を生成することを特徴とする方法
と、第2のヘッドのペアーヘッドの先行ヘッドが主情報
を記録後に、後行ヘッドの記録漏れ信号を再生し、第2
のヘッドのペアーヘッドの後行ヘッドが主情報を記録前
に、先行ヘッドの漏れ信号を再生することにより、第2
の検出信号を生成することを特徴とする方法である。
【0018】これらにより、更に記録レートを向上する
ために記録チャネルを2倍にし、2チャンネルで記録す
るようにヘッド数を増加した場合でも、記録状態の確認
を行うことができる。
【0019】また、本発明の第4の発明は、上記第2の
発明に加えて、第1のヘッドのアジマス角と第2のヘッ
ドのアジマス角が異なり、トラックピッチをTp、アジ
マス角度差をθとしたとき、第1のヘッドが記録する副
情報が、概略、λ=2×Tp×tanθで表される単一の
波長λであることを特徴とする方法である。
【0020】また、本発明の第5の発明は、上記第1の
発明に加えて、第2のヘッドが副情報を再生する期間
に、第1のヘッドに流す電流を中断または減衰させるこ
とを特徴とする。
【0021】これにより、検出信号のSN比を向上させ
ることができる。
【0022】また、本発明の第6の発明は、上記第1の
発明に加えて、副情報を記録する第2のエリアが主情報
を記録する第1のエリアの3%以下であることを特徴と
する。
【0023】これにより、記録密度と信号検出能力から
見て、その比率を最適な範囲にすることができる。
【0024】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。なお、以下の実施の形態では、1/
4インチ幅のテープを用い、シリンダ径が21.7m
m、9000rpmで回転し、最短記録波長が0.5μ
mで記録再生のビットレートが41.85Mbpsであ
る家庭用ディジタルビデオカメラDV、及びそれをベー
スに業務用展開したDVCPROフォーマットの記録再
生を例にとって説明する。
【0025】(実施の形態1)図1に示すごとく、実施
の形態1として回転シリンダ1に記録用のヘッドR1,
R2と、消去用のヘッドE1,E2とをおのおの180
度対向する位置に90度交差させて配置する。磁気テー
プ2及びシリンダ1は、図1の矢印が図示するように、
シリンダ1に180度巻き付けられて走行する。
【0026】各々のヘッドの位置は、記録されるテープ
パターンが図2となるように、ヘッドの位置(相対高
さ)を設定する。即ち、消去ヘッドE2は常に記録ヘッ
ドR2よりも先行して同一トラックを走査するようにヘ
ッド位置を設定する。このとき、消去ヘッドE2と記録
ヘッドR2は、同時に同一トラックを走査するように図
2で説明しているが、この限りではなく、消去ヘッドE
2が数トラック先行した位置であっても、記録ヘッドR
2が後に同じトラックを走行すればよい。即ち、一つの
記録トラックに対して、最初に走査するのが消去ヘッド
E2であって、その後に記録ヘッドR2が走査する構成
である。
【0027】その次にテープに突入する消去ヘッドE1
と記録ヘッドR1も同様の動作を別の該当トラックに対
して行う。
【0028】次に、記録時における各々のヘッドの動作
を説明する。
【0029】図2において、先に走査する消去ヘッドE
2は、特定のトラックの所定位置の第2のエリアとして
の副トラック部3に副情報を記録した後、第1のエリア
としての主トラック部4をAC消去する。具体的には副
トラック部3には、波長12.6μmの繰り返し一定周
波(0.8MHz)の副情報信号を記録し、主トラック
部4には、波長0.3μm相当の一定周波数(33MH
z)で過度の電流を流すことによりAC消去する。
【0030】比較的広いギャップを有している消去ヘッ
ドでは、消去に関して短波長を過度な電流で記録すれば
記録済みデータを消去することが出来、記録に関しては
短波長を記録するには記録減磁をおこしデータの記録に
は不向きであるが、比較的長波長信号の場合は記録が可
能である。
【0031】次に消去ヘッドE2が先に走査したトラッ
クを後から走査する記録ヘッドR2は、まず副トラック
部3に記録している副情報を再生し、その後、主トラッ
ク部4に記録するべき主情報を記録する。
【0032】記録ヘッドR2で再生した副トラック部3
の信号は、通過帯域200kHzのバンドパスフィルタ
で副情報の単一波長成分のみを抽出し、検波器にかけて
再生エンベロープの検波出力レベルで判定を行う。再生
出力レベルが確認されたときは、正常状態であって、出
力が規定値以下である場合は、記録ヘッドR2に異常が
発生しているものとして、記録ヘッドの再生能力により
記録の信頼性を判定する第1の検出信号を生成する。
【0033】VTRで記録するとき、ヘッドの表面に付
着物などがあるときには、記録ヘッドとテープが隔離さ
れ、テープを有効に磁化することが出来ない。しかし本
発明によると記録ヘッドで副情報を再生することによ
り、付着物によるスペーシング損失を検知することが出
来る。
【0034】記録ヘッドR2における記録動作そのもの
対する確認は、記録ヘッドに流れる電流を検出し、電流
波形を検波し、そのエンベロープのレベルより記録電流
の設定値に対する正邪を判定する第2の検出信号を生成
する。
【0035】この第1、第2の検出信号の内、一つでも
異常が検出された場合に、該VTRは記録過程に異常が
発生していると判断し、VTR操作者に警報を発する機
能を持たせる。
【0036】消去ヘッドが記録する副情報にあっては、
一般的に高密度記録VTRは互いに隣接するトラックの
記録アジマス角を異ならせて記録するアジマス記録方式
が用いられる。本実施の形態でも、記録ヘッドのアジマ
ス角は各々20゜ずつ互いに逆の角度で、消去ヘッドの
アジマス角は0度で消去した。本実施の形態では、記録
ヘッドR1は+20゜、記録ヘッドR2は−20゜であ
るが、図示することは省略する。
【0037】このように消去ヘッドと記録ヘッドのアジ
マスが異なるので、記録ヘッドで再生する副情報出力
は、アジマス損失で低下した出力を再生することにな
る。よって副情報は、アジマス損失を受けにくい比較的
長波長の単一周波数を記録することが望ましい。
【0038】記録パターンと再生ヘッドとの間にアジマ
ス差がある場合は、再生出力にアジマス損失が発生する
が、再生トラック幅をTp、アジマス角度差をθとした
とき、その大きさは(数1)で表される。
【0039】
【数1】
【0040】この式は、波長λがTp・tanθの整数倍に
なる度に再生出力が極小になることと、波長に反比例し
て損失が増加することを示している。このため副情報と
しては、再生感度を上げるためにアジマス損失の少ない
長波長を記録することが有効であることが判る。
【0041】しかし、磁気ヘッドの再生出力はテープか
らの再生磁束の微分されたものが出力として検出される
ために、低域では周波数に比例した(波長の逆数に比例
した)出力が得られために、絶対出力として極低周波で
はかえって低い出力しか得られない。
【0042】そこでアジマス損失の式で表される最初の
極小値である波長の2倍の波長を記録した。具体的に
は、トラック幅18μmで相対速度10.2m/sであ
るDVCPROフォーマットの場合、アジマス角20度
の差があるので、最初の極小点を示す波長6.55μm
の2倍の波長である13.1μmの0.778MHzの
単一周波数を副情報として記録する。
【0043】この単一周波の副情報の信号源としては、
0.778MHzの水晶発振子を用いる場合も、記録デ
ータレート41.85Mbpsのクロック周波数を53
倍に分周して0.790MHzを記録した場合も検出感
度はほぼ同じ性能を得ることが出来た。
【0044】上記実験においては、記録再生で、計算値
13.1μmの波長の±10%程度であれば出力はほぼ
一定しており許容範囲であり、その波長以外では出力は
低下傾向であった。
【0045】次に、本実施の形態における記録系・再生
系の信号処理について、説明する。図3は、本実施の形
態における信号回路の構成を示すブロック図、図4は、
シリンダの回転角度に対する動作タイミングを示すタイ
ミング図である。
【0046】図3に示すように本発明の記録再生装置に
は、消去ヘッドE1,E2には、副情報を発生させる副
情報源10と消去信号を発生させる消去信号源11との
2種の信号源を有しており、スイッチS2でもって切り
替えられたものが、消去ヘッドアンプ12によって増幅
され、消去ヘッドE1,E2に供給される。テープに接
しているヘッドの選択は、別途VTR制御部(図示せ
ず)によりヘッドの切り替え信号を導き、テープに接触
している側のヘッドをスイッチS1で選択する。
【0047】副情報源10は、精度向上のため、水晶発
振子を用いたり、記録データクロックを分周し、周波数
(記録波長)確度の高いものを用いる。
【0048】記録ヘッドR1,R2もテープパターンの
走行位置に応じて、記録モードと再生モードをスイッチ
S4でもって切り替えられ、副トラック部3の走査時は
再生アンプ18に接続され、識別信号生成部14で副情
報の再生レベルの比較を行い動作確認の第1の検出信号
を発生させる。また、主トラック部4では記録アンプ1
7に接続され、記録信号を主情報記録処理部13で処理
した主情報を記録電流に変換して記録ヘッドに流す。こ
の時、記録電流は記録アンプ17の出力を記録電流レベ
ル検出部16でモニターし、そのエンベロープの検波レ
ベルより、第2の検出信号を発生させる。テープに接し
ているヘッドの選択は、VTR制御部よりヘッドの切り
替え信号を導き、テープに接触している側のヘッドをス
イッチS3で選択する。
【0049】この第1、第2の検出信号から記録動作の
確認を行う。なお、再生アンプ18からの再生信号は、
主情報再生処理部15により、通常再生信号として出力
されるものとする。
【0050】以上が本発明の基本部分であり、更に詳細
項目として以下の実施の形態がある。
【0051】(実施の形態2)記録ヘッドで副情報を再
生して動作識別の第1の検出信号を生成するとき、副情
報以外の信号の混入が識別信号の生成に困難をきたす可
能性がある。
【0052】図4に示すように、シリンダの回転と記録
ヘッド、消去ヘッドの各々の動作タイミングには一定の
関係があり、記録トラックの突入側に副情報を記録する
場合は消去ヘッドE1,E2及び記録ヘッドR1,R2
のタイミングがヘッドの取付位置に応じて約90度毎に
ずれたタイミングとなる。消去E1ヘッドの回転角度を
基準に書くと、E1ヘッドは0度の回転角からT1の期
間に副情報を記録し、その後T2期間消去信号を流す。
90度遅れた位置にあるR1ヘッドは、90度回転した
後でT5期間だけ再生し、その後にT6期間が主情報の
記録過程となる。
【0053】消去ヘッドE1から記録ヘッドR1への妨
害電磁界(クロストーク)は、記録ヘッドR1の副情報
再生過程T5中で、消去ヘッドE1のT2期間消去電流
が流れている期間に発生する。この妨害をさけるため
に、E1改で示すように、消去期間T2を3分割し、一
時的にT20期間、消去電流を中断する。T20期間以
外は、従来の消去電流を通電する。これにより、記録ヘ
ッドR1に対するクロストークを低減することができ
る。
【0054】即ち、記録ヘッドで副情報を再生するとき
に、隣接する消去ヘッドは消去過程にあり、消去ヘッド
に流れる電流から直接記録ヘッドに漏れる電磁界の影響
で記録ヘッドの再生動作にノイズが混入し識別が困難で
あることが予想されるため、対策として消去ヘッドに流
す電流の中断が有効である。また、中断に至らなくとも
クロストークが許容値以下になる電流に減衰させてもよ
い。
【0055】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3について説明する。本実施の形態は、副情報を各ト
ラックに対応して異なる信号(異なる波長の成分)を記
録するものである。この様に構成することによって、記
録ヘッドで副情報を再生したときに、どのヘッドが不具
合なのかを見極める手段として有効である。このこと
は、すべての記録ヘッドの目詰まり検出を同時に行うの
ではなく、逐次切り替えて検証していくときに有効であ
る。
【0056】例えば、記録系が1チャネル以上の複数チ
ャネルになったとき、再生系の動作識別回路を1系統の
みを設置し、各々の記録ヘッドは時分割で切り替えて、
動作識別回路に接続し、確認する手法を取ることが出来
て回路規模の大幅な削減が可能である。しかも、不具合
発生ヘッドが再生波長成分より特定することができる。
【0057】(実施の形態4)次に、本発明の実施の形
態4について説明する。本実施の形態は、記録レートを
2倍にするために、記録チャネルを2系統にした場合の
実施の形態である。
【0058】図5に示すように、記録ヘッド、消去ヘッ
ドを、それぞれ2個のペアーヘッドで構成すると、記録
ヘッドで再生過程にあるときに、隣接する記録ヘッドの
記録しようとする主情報信号の混入によって再生副情報
の検出精度が悪くなる不都合が発生する。
【0059】この不都合は、記録磁界と再生磁界の極端
な差、及び回転シリンダーに用いられるロータリートラ
ンスによって生じ、避けることが出来ないものである。
これに対して、本実施の形態は、図6に示すように主ト
ラック部4の前後の位置(副トラック部3、3b)に副
情報を記録する。
【0060】主トラック部4の前後の副トラック部3,
3bに副情報を記録しておくと、ヘッドの突入側にあっ
ては、先行する記録ヘッドR11が副情報再生時に後行
ヘッドR12は記録モードの位置ではなく、ヘッドの出
側にあっては、後行ヘッドR22が副情報3bを再生時
にある時、先行ヘッドR21は記録モード位置でないこ
とを利用している。
【0061】図7は、この動作を説明するためのもの
で、図7(a)の場合には、ペアーヘッド間の信号の漏
れは、時間的にずれているために、クロストークを発生
して不都合を起こすことはないが、同図(b)の場合、
記録ヘッドR11は、記録モードであり、記録ヘッドR
12は、再生モードであって、記録ヘッドR11から記
録ヘッドR12へのクロストークの混入が避けきれな
い。
【0062】この構図を利用して、副情報を再生するこ
とにより生成する第1の検出信号は、先行ヘッドにあっ
ては主情報部に突入する前置きの副情報を再生している
ときに生成し(図7(a))、後行ヘッドは主情報部を
通り抜けた後の副情報部を再生することにより検出信号
を生成する(図7(c))と信頼性の高い第1の検出信
号を得ることが出来る。
【0063】また、逆のパターンとして、記録電流をモ
ニターすることにより生成する第2の検出信号は、先行
ヘッドにあっては主情報部を通り抜けた後に後行ヘッド
の記録漏れ信号を再生し(図7(c))、後行ヘッドは
主情報部に突入する前に先行ヘッドの漏れ信号を再生す
る(図7(a))ことにより生成すると第2の検出信号
を得ることが出来る。
【0064】クロストークを積極的に利用する方法は、
たとえその時に副情報を再生していても検出レベル的に
はクロストークが数倍以上大きいため、検出のしきい値
を高くすることによりペアーヘッドの電流値をクロスト
ークとして検出することが出来る。
【0065】これらの方法が、2系統のペアーヘッドを
用いた時にクロストークを回避する有効な手段であっ
て、副情報を主情報の前後に記録することによる効果を
生んでいる。
【0066】なお、ヘッドが複数のチャネルによって構
成されている場合であっても、各ヘッド毎に時分割して
記録の確認を行えば、すべてのヘッドの記録確認が行え
る。
【0067】(実施の形態5)次に、本発明の実施の形
態5について説明する。本実施の形態は、図5に示した
ヘッド構成に対して、消去ヘッドを削減するものであ
る。図8は、本実施の形態におけるヘッド構成を示す図
であり、2トラック分を1つのヘッド(消去ヘッドE1
0またはE20)で消去する方法である。図9は、その
場合の記録パターンを示している。図9に示すように、
副トラック部は、主トラック部に対して、2倍の幅とな
っている。
【0068】図9(a)において、副情報を記録する副
トラック部3c,3dは、主情報を記録する主トラック
部4から少し離れた位置に記録しているが、同図(b)
に示すように副トラック部3e,3fが主トラック部4
と接近または重なり合って記録することも可能である。
【0069】この時、図9(b)においては、副情報を
記録する副トラック部3e,3fは、主情報の記録に先
立って行われるために、副情報の記録位置は、厳密に主
情報の前後でなくとも、概略近傍もしくは主情報記録部
に重なって記録することは可能である。副情報は比較的
長波長の単一の信号であって、その上から主情報を重ね
書きしても主情報の記録再生特性に影響は軽微である。
【0070】VTRのメカニズムとしては、テープのシ
リンダへの巻き付け角を増やせば、テープの走行テンシ
ョンの増加を招き、テープダメージの発生の元になるた
め、副情報の記録部分は出来るだけ少ない方が好まし
い。従って、図9において、(a)より(b)の方が好
ましい。
【0071】このように記録過程の信頼性の確認手法と
して、第1のヘッド(消去ヘッド)で副情報を記録し、
第2のヘッド(記録ヘッド)で再生して、再生出力レベ
ルの大きさでもって、記録ヘッド表面の付着物の有無を
検出する事が出来、更に第2のヘッドの記録電流そのも
のをモニターすることにより、信頼性の高い記録過程の
確認をすることが出来る。
【0072】この機能を有する記録再生装置であるVT
Rをカメラと結合させた取材用カメラ一体型VTRは、
カメラ取材時にVTRの不都合を逐次把握することが出
来るため、ヘッドの目詰まり、電気系の不具合などに起
因する記録不備を回避できる高信頼性のカメラ一体型V
TRとなる。この目詰まり記録確認方法を採用したVT
Rが本願発明の商品化の最終形態である。
【0073】一般的に副情報を記録する領域は、動作確
認が出来る最小限の領域で十分であって、図示されてい
るような比較的大きな領域を占める必要はない。実施の
形態にあっては、主情報を記録する主トラック部は、シ
リンダの円周174度相当分であって、副情報を記録す
る副トラック部は、シリンダ円周の約1゜分で検出可能
であった。副情報を主情報部の前後に記録した場合も前
後各々1゜で検出精度は十分であった。
【0074】VTRにあっては、機構部品・組立精度の
関係で副情報の記録範囲を狭くするのに限界がある。ま
た、副情報再生期間中消去電流を中断すると、その割合
が3%以上であれば、主情報に含まれるトラッキング信
号が欠落してトラッキング精度に支障をきたす。
【0075】一般的にトラッキング信号は、長波長成分
で記録されており、トラック長全長を数点サンプリング
することにより、そのトラッキング誤差信号としてい
る。そのために長時間の消去電流の中断は、記録済みテ
ープに上書きするときに以前に記録したトラッキング信
号の残留を招き、書き換えた新トラックに対して誤信号
を与える不都合を生じる。
【0076】以上のことより、安定な検出信号を選るに
は、副情報部は大きい方がいいが、主情報の3%以下で
あることが実用的である。
【0077】記録電流のモニターには、直接記録回路の
電流監視が可能な手段であるとともに、副情報再生時に
記録中の主情報クロストークを検出することにより可能
である。
【0078】例えば、本実施の形態で示したヘッド構成
(図8)の場合、それぞれの記録ヘッド、消去ヘッドに
流す電流のタイミングは、図10に示すようになり、記
録過程と再生過程がヘッドの取付位置によって時間差が
あることを利用するとよい。
【0079】一般的に、図5および図6に示すように、
近接した位置に2個のヘッドを配置した、いわゆるコン
ビヘッドの場合は、一方のヘッドが記録状態で他方が再
生状態であると、一方に記録電流を流した時は、他方の
ヘッドに記録磁界が通常のテープから再生する磁界の数
倍以上で漏れ込み、再生出力の数倍の出力を再生する。
このことを利用して、図10においては、先行する記録
ヘッドR11が記録モードに入り、後行する記録ヘッド
R12が再生モードである期間(図中のR11漏れ再生
期間)において、記録ヘッドR12の出力を副情報再生
レベル以上のしきい値で判別すれば、先行する記録ヘッ
ドR11に記録電流が流れていることが確認できる。
【0080】また、後行の記録ヘッドR12の記録電流
の確認は、先行する記録ヘッドR11の記録過程が終わ
り、再生過程に入った期間で後行の記録ヘッドR12が
記録過程である期間(図中のR12漏れ再生期間)に記
録ヘッドR11が再生する出力を通常の副情報再生レベ
ル以上のしきい値で判別すれば、後行の記録ヘッドR1
2に記録電流が流れていることが確認できる。
【0081】これは、対向する記録ヘッドR21,R2
2においても同様である。
【0082】図11は、本実施の形態における記録再生
装置の構成を示すブロック図である。図11において、
消去ヘッドE10,E20には、副情報を発生させる副
情報源10と消去信号を発生させる消去信号源11との
2種の信号源を有しており、スイッチS2でもって切り
替えられたものが、消去ヘッドアンプ12によって増幅
され、消去ヘッドE10,E20に供給される。テープ
に接しているヘッドの選択は、別途VTR制御部(図示
せず)によりヘッドの切り替え信号を導き、テープに接
触している側のヘッドをスイッチS1で選択する。
【0083】副情報源10は、精度向上のため、水晶発
振子を用いたり、記録データクロックを分周し、周波数
(記録波長)確度の高いものを用いる。
【0084】記録ヘッドR11,R21およびR12,
R22もテープパターンの走行位置に応じて、記録モー
ドと再生モードをスイッチS41,S42でもって切り
替えられ、副トラック部3の走査時は再生アンプ25,
27に接続され、識別信号生成部21で副情報の再生レ
ベルの比較を行い動作確認の第1の検出信号を発生させ
る。また、主トラック部4では記録アンプ24,27に
接続され、第1および第2の記録信号を主情報記録処理
部20,23で処理した各チャンネルの主情報を記録電
流に変換して記録ヘッドに流す。この時、図10に示し
たタイミングのように、記録ヘッドR11が記録時は記
録ヘッドR12で、記録ヘッドR12が記録時は記録ヘ
ッドR11で、記録ヘッドR21が記録時は記録ヘッド
R22で、記録ヘッドR22が記録時は記録ヘッドR2
1で、漏れ磁束を再生し、識別信号生成部21におい
て、所定のしきい値で判別し、第2の検出信号として出
力する。
【0085】なお、テープに接しているヘッドの選択
は、VTR制御部(図示せず)よりヘッドの切り替え信
号を導き、テープに接触している側のヘッドをスイッチ
S31,S32で選択する。また、再生アンプ25,2
6からの再生信号は、主信号再生処理部22により、チ
ャンネルに対応した第1および第2の通常再生信号とし
て出力される。
【0086】以上のように、図11に示した構成によ
り、識別信号生成部21でもって再生確認の第1の検出
信号と、記録電流確認の第2の検出信号を生成すること
ができる。
【0087】また、副情報は、本実施の形態では単一の
記録波長でもって代用したが、もちろん正規のデータを
記録しても、可能であることは明らかである。更に第1
のヘッドと第2のヘッドのアジマスを同じにしていれ
ば、なお容易に検出が出来でき、消去能力の低下を容認
すれば、実用上可能な形態である。
【0088】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1のヘ
ッドが第1のエリアを消去し、第2のエリアに副情報を
記録し、第2のヘッドが第1のエリアに主情報を記録
し、第2のエリアの副情報を再生し、第2のヘッドが再
生する副情報と、第2のヘッドで記録する時の記録電流
とから、記録動作時の信頼性を判定するので、記録状態
における記録ヘッドに起因する動作不良を検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による記録確認方法を実
施する回転シリンダのヘッド配置図
【図2】同記録確認方法の記録トラックパターンを示す
概念図
【図3】同記録確認方法を実施する回路部の構成を示す
ブロック図
【図4】同記録確認方法の動作を説明するタイミング図
【図5】本発明の実施の形態4による記録確認方法を実
施する回転シリンダのヘッド配置図
【図6】同記録確認方法の記録トラックパターンを示す
概念図
【図7】同記録確認方法の隣接2ヘッド記録時のヘッド
動作を説明する概念図
【図8】本発明の実施の形態5による記録確認方法を実
施する回転シリンダのヘッド配置図
【図9】同記録確認方法の2トラック一括消去のトラッ
クパターンを示す概念図
【図10】同記録確認方法の動作を説明するタイミング
図
【図11】同記録確認方法の実施するトラックパターン
を示す概念図
【符号の説明】
1 回転シリンダ 2 磁気テープ 3 副トラック部 4 主トラック部 E1、E2 消去ヘッド R1、R2 記録ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 養田 広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 梅江 和則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D031 AA03 BB03 CC13 EE06 EE07 EE08 FF02 HH15 5D054 AA02 AB01 AB11 BB31 BB51 5D087 AA03 AA23 AA25 CC02 CC05 CC22 CC24 CC29 5D091 AA04 BB02 BB04 BB06 CC04 CC09 FF05 GG02 GG17 GG26 HH04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転シリンダに搭載したヘッダがテープ
    を斜めに走査し、前記テープ上にトラックを形成し、情
    報を記録再生する記録再生装置であって、 前記ヘッドは、第1のヘッドと第2のヘッドとからな
    り、前記トラックは、第1のエリアと第2のエリアとか
    らなり、 前記第1のヘッドは、前記第1のエリアを消去し、前記
    第2のエリアに副情報を記録し、前記第2のヘッドは、
    前記第1のエリアに主情報を記録し、第2のエリアの副
    情報を再生し、 前記第2のヘッドが再生した副情報から生成した第1の
    検出信号と、第1のエリアに主情報を記録する際の第2
    のヘッドに流れる電流から生成した第2の検出信号と
    で、記録動作の信頼性の判定を行う記録確認方法。
  2. 【請求項2】 第1のヘッドが、第1のエリアの消去と
    第2のエリアへの副情報の記録とを、2トラック分一括
    して行い、 第2のヘッドが、第1エリアへの主情報の記録と第2の
    エリアの再生とを、近接した2個のペアーヘッドで1ト
    ラック毎に行い、 前記第2のエリアが、第1のエリアの前後両端にあるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録確認方法。
  3. 【請求項3】 第2のヘッドのペアーヘッドのうち、先
    行するヘッドが前置の第2のエリアから副情報を再生
    し、後行するヘッドが後置の第2のエリアから副情報を
    再生し、これらの副情報から第1の検出信号を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の記録確認方法。
  4. 【請求項4】 第2のヘッドのペアーヘッドの先行ヘッ
    ドが主情報を記録後に、後行ヘッドの記録漏れ信号を再
    生し、第2のヘッドのペアーヘッドの後行ヘッドが主情
    報を記録前に、先行ヘッドの漏れ信号を再生することに
    より、第2の検出信号を生成することを特徴とする請求
    項2に記載の記録確認方法。
  5. 【請求項5】 第1のヘッドのアジマス角と第2のヘッ
    ドのアジマス角が異なり、トラックピッチをTp、アジ
    マス角度差をθとしたとき、第1のヘッドが記録する副
    情報が、概略、λ=2×Tp×tanθで表される単一の
    波長λであることを特徴とする請求項2に記載の記録確
    認方法。
  6. 【請求項6】 第2のヘッドが副情報を再生する期間
    に、第1のヘッドに流す電流を中断または減衰させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録確認方法。
  7. 【請求項7】 副情報を記録する第2のエリアが主情報
    を記録する第1のエリアの3%以下であることを特徴と
    する請求項1に記載の記録確認方法。
JP11088723A 1998-11-27 1999-03-30 記録確認方法 Pending JP2000285402A (ja)

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DE69939626T DE69939626D1 (de) 1998-11-27 1999-11-26 Verfahren und Vorrichtung zur Detektierung der Verschmutzung eines Aufzeichnungskopfes
PCT/JP1999/006636 WO2000033300A1 (en) 1998-11-27 1999-11-26 Recording head loading detecting method and its device
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