JP2000285432A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JP2000285432A JP2000285432A JP8908299A JP8908299A JP2000285432A JP 2000285432 A JP2000285432 A JP 2000285432A JP 8908299 A JP8908299 A JP 8908299A JP 8908299 A JP8908299 A JP 8908299A JP 2000285432 A JP2000285432 A JP 2000285432A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- film
- thickness
- fine particles
- magnetic recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 厚さ5μm以下の芳香族ポリアミドフィルム
を用いた場合にも、良好な電磁変換特性と耐久性とを両
立する。 【解決手段】 厚さ5.0μm以下の芳香族ポリアミド
フィルムからなる非磁性支持体上に金属磁性薄膜からな
る磁性層が設けられてなる磁気記録媒体である。非磁性
支持体の少なくとも片面に水溶性高分子と平均粒径が5
〜200nmの微細粒子を主体とする厚さ100nm以
下の連続被膜を形成する。微細粒子によって微細表面突
起が形成されており、その頻度が500万〜5000万
個/mm2、高さが10〜50nm、連続被膜の厚さt
と前記微細粒子の平均粒径dとの比t/dが、0.1〜
4の範囲にある。非磁性支持体の縦方向のヤング率は、
1000kg/mm2 以上、幅方向のヤング率は130
0kg/mm2 以上である。
を用いた場合にも、良好な電磁変換特性と耐久性とを両
立する。 【解決手段】 厚さ5.0μm以下の芳香族ポリアミド
フィルムからなる非磁性支持体上に金属磁性薄膜からな
る磁性層が設けられてなる磁気記録媒体である。非磁性
支持体の少なくとも片面に水溶性高分子と平均粒径が5
〜200nmの微細粒子を主体とする厚さ100nm以
下の連続被膜を形成する。微細粒子によって微細表面突
起が形成されており、その頻度が500万〜5000万
個/mm2、高さが10〜50nm、連続被膜の厚さt
と前記微細粒子の平均粒径dとの比t/dが、0.1〜
4の範囲にある。非磁性支持体の縦方向のヤング率は、
1000kg/mm2 以上、幅方向のヤング率は130
0kg/mm2 以上である。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、金属磁性薄膜を用
いた磁気記録媒体に関し、特に長時間記録用のビデオテ
ープ、あるいは大容量のテープストリーマとして用いて
好適な磁気記録媒体に関する。
いた磁気記録媒体に関し、特に長時間記録用のビデオテ
ープ、あるいは大容量のテープストリーマとして用いて
好適な磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属磁性薄膜型磁気記録媒体用の
支持体としては、その材料強度や寸法安定性等の特性が
比較的優れていること等から、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムが主として用いられている。特にホームビ
デオカセットテープ、例えば8ミリテープ等には厚さ7
〜10μm程度のポリエチレンテレフタレートフィルム
が、またテープストリーマー等においては厚さ5〜7μ
m程度のものが使用されている。
支持体としては、その材料強度や寸法安定性等の特性が
比較的優れていること等から、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムが主として用いられている。特にホームビ
デオカセットテープ、例えば8ミリテープ等には厚さ7
〜10μm程度のポリエチレンテレフタレートフィルム
が、またテープストリーマー等においては厚さ5〜7μ
m程度のものが使用されている。
【0003】一方、近年、ビデオカセットテープの中で
も特にデジタルビデオカセット(DVC)テープなどで
は、ビデオカセットの小型化が進み、より一層の長時間
記録化が望まれている。また、テープストリーマーの分
野に於いても、例えば、いわゆるD8やDDSと呼ばれ
るデータカートリッジでは、さらなる大容量化が望まれ
ている。
も特にデジタルビデオカセット(DVC)テープなどで
は、ビデオカセットの小型化が進み、より一層の長時間
記録化が望まれている。また、テープストリーマーの分
野に於いても、例えば、いわゆるD8やDDSと呼ばれ
るデータカートリッジでは、さらなる大容量化が望まれ
ている。
【0004】磁気記録媒体の長時間記録化や大容量化を
達成するためにはベースフィルムの薄膜化が必要となる
が、薄膜化により磁気記録媒体のステイフネスの低下や
スキュー特性の悪化が問題となってくる。
達成するためにはベースフィルムの薄膜化が必要となる
が、薄膜化により磁気記録媒体のステイフネスの低下や
スキュー特性の悪化が問題となってくる。
【0005】スティフネスやスキュー特性を満足させる
ためには、ベースフィルムの高強度で低熱収縮というよ
うに、相反する特性を同時に満たすことが必要となって
くる。このためポリエチレンテレフタレートフィルムで
は再延伸などの手法により、より強度を高めかつ、エー
ジング等により熱収縮を減らすなどの措置がとられてい
る。しかしながら、最近ではより一層の薄膜化が進む中
でポリエチレンテレフタレートの強度では限界にきてお
り、次世代の高密度磁気記録媒体用ベースフィルムとし
て、高強度かつ熱収縮の少ない芳香族ポリアミドフィル
ムが注目されるようになってきている。
ためには、ベースフィルムの高強度で低熱収縮というよ
うに、相反する特性を同時に満たすことが必要となって
くる。このためポリエチレンテレフタレートフィルムで
は再延伸などの手法により、より強度を高めかつ、エー
ジング等により熱収縮を減らすなどの措置がとられてい
る。しかしながら、最近ではより一層の薄膜化が進む中
でポリエチレンテレフタレートの強度では限界にきてお
り、次世代の高密度磁気記録媒体用ベースフィルムとし
て、高強度かつ熱収縮の少ない芳香族ポリアミドフィル
ムが注目されるようになってきている。
【0006】さらに、長時間記録化や大容量化が進むに
つれて、磁気記録媒体に要求される特性も厳しくなって
くる。電磁変換特性にはさらなる向上が求められ、エラ
ーレートに対する要求もより一層厳しくなる。
つれて、磁気記録媒体に要求される特性も厳しくなって
くる。電磁変換特性にはさらなる向上が求められ、エラ
ーレートに対する要求もより一層厳しくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような面から考え
ると、ベースフィルムの表面は平滑で突起などが存在し
ない鏡面であることが好ましい。しかしながら、そのよ
うなベースフィルム上に形成された蒸着膜はそのままベ
ースフィルムの鏡面性を保つので、蒸着面の走行性は悪
く、擦り傷が発生したり、蒸着膜の粉落ちによりエラー
レートが多発することになる。
ると、ベースフィルムの表面は平滑で突起などが存在し
ない鏡面であることが好ましい。しかしながら、そのよ
うなベースフィルム上に形成された蒸着膜はそのままベ
ースフィルムの鏡面性を保つので、蒸着面の走行性は悪
く、擦り傷が発生したり、蒸着膜の粉落ちによりエラー
レートが多発することになる。
【0008】本発明は、こうした従来の実情に鑑みてな
されたものであり、厚さ5μm以下の芳香族ポリアミド
フィルムを用いた場合に、良好な電磁変換特性と走行性
とを兼ね備えた、金属磁性薄膜からなる磁性層を有する
磁気記録媒体を提供することを目的とするものである。
されたものであり、厚さ5μm以下の芳香族ポリアミド
フィルムを用いた場合に、良好な電磁変換特性と走行性
とを兼ね備えた、金属磁性薄膜からなる磁性層を有する
磁気記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる問題
点を解決するために以下の如き手段を採用するものであ
る。
点を解決するために以下の如き手段を採用するものであ
る。
【0010】すなわち、本発明は、非磁性支持体上に金
属磁性薄膜からなる磁性層が設けられてなる磁気記録媒
体において、前記非磁性支持体が厚さ5.0μm以下の
芳香族ポリアミドフィルムであり、前記非磁性支持体の
少なくとも片面に水溶性高分子と平均粒径が5〜200
nmの微細粒子を主体とする厚さ100nm以下の連続
被膜が形成されていることを特徴とするものである。
属磁性薄膜からなる磁性層が設けられてなる磁気記録媒
体において、前記非磁性支持体が厚さ5.0μm以下の
芳香族ポリアミドフィルムであり、前記非磁性支持体の
少なくとも片面に水溶性高分子と平均粒径が5〜200
nmの微細粒子を主体とする厚さ100nm以下の連続
被膜が形成されていることを特徴とするものである。
【0011】本発明にかかる磁気記録媒体は、上記構成
を有することにより、長時間記録化や大容量化が達成さ
れる。
を有することにより、長時間記録化や大容量化が達成さ
れる。
【0012】さらに、連続被膜の厚さや連続被膜中の微
細粒子の平均粒径、添加量を制御することにより、磁気
記録媒体の電磁変換特性および走行耐久性に関して良好
な特性が確保される。
細粒子の平均粒径、添加量を制御することにより、磁気
記録媒体の電磁変換特性および走行耐久性に関して良好
な特性が確保される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気記録媒体
について、図面を参照しながら詳細に説明する。
について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】本発明を適用した磁気記録媒体は、図1に
示すように、非磁性支持基体1A上に連続被膜1Bが形
成され、当該連続被膜1Bの表面上に金属磁性薄膜から
なる磁性層2が形成されてなるものである。
示すように、非磁性支持基体1A上に連続被膜1Bが形
成され、当該連続被膜1Bの表面上に金属磁性薄膜から
なる磁性層2が形成されてなるものである。
【0015】そして、非磁性支持基体1A上の連続被膜
1Bは、厚さが100nm以下であり、平均粒径5〜2
00nmの微細粒子Cによって微細表面突起が形成され
ている。
1Bは、厚さが100nm以下であり、平均粒径5〜2
00nmの微細粒子Cによって微細表面突起が形成され
ている。
【0016】この微細表面突起の頻度は、500万〜5
000万個/mm2 の範囲にあることが好ましく、高さ
が10〜50nmであり、連続被膜1Bの厚さtと、微
細粒子Cの平均粒径dとの比t/dが、0.1〜4の範
囲にあることが好ましい。
000万個/mm2 の範囲にあることが好ましく、高さ
が10〜50nmであり、連続被膜1Bの厚さtと、微
細粒子Cの平均粒径dとの比t/dが、0.1〜4の範
囲にあることが好ましい。
【0017】また、非磁性支持基体1Aの縦方向のヤン
グ率を1000kg/mm2 以上、及び幅方向のヤング
率を1300kg/mm2 以上にすることにより、磁気
ヘッドとの当たりを良好にすることができる。
グ率を1000kg/mm2 以上、及び幅方向のヤング
率を1300kg/mm2 以上にすることにより、磁気
ヘッドとの当たりを良好にすることができる。
【0018】連続被膜1Bの厚さは100nm以下であ
り、10〜50nmの範囲がより好ましい。連続被膜1
Bの厚さが100nmを超えると、表面粗さが粗くな
り、ノイズの増加や電磁変換特性の低下を引き起こす。
り、10〜50nmの範囲がより好ましい。連続被膜1
Bの厚さが100nmを超えると、表面粗さが粗くな
り、ノイズの増加や電磁変換特性の低下を引き起こす。
【0019】微細粒子Cの平均粒径は5〜200nmの
範囲であり、10〜50nmの範囲がより好ましい。微
細粒子Cの平均粒径が5nm未満であると、磁気記録媒
体の走行性が悪化し、擦り傷の発生や蒸着膜の粉落ち等
により良好な電磁変換特性が得られなくなり、エラーレ
ートが多発することになる。また、微細粒子Cの平均粒
径が200nmを超えると、磁気ヘッドとのスペーシン
グが増加し、電磁変換特性が低下する。
範囲であり、10〜50nmの範囲がより好ましい。微
細粒子Cの平均粒径が5nm未満であると、磁気記録媒
体の走行性が悪化し、擦り傷の発生や蒸着膜の粉落ち等
により良好な電磁変換特性が得られなくなり、エラーレ
ートが多発することになる。また、微細粒子Cの平均粒
径が200nmを超えると、磁気ヘッドとのスペーシン
グが増加し、電磁変換特性が低下する。
【0020】先にも述べたように、連続被膜1Bの表面
の微細表面突起の頻度は、500万〜5000万個/m
m2 の範囲で形成され、800万〜2000万個/mm
2 の範囲がより好ましい。連続被膜1Bの表面突起が8
00万個/mm2 未満であると、磁気記録媒体の走行性
が悪化し、擦り傷の発生や蒸着膜の粉落ち等により良好
な電磁変換特性が得られなくなり、エラーレートが多発
することになる。また、連続被膜1Bの表面の表面突起
が5000万個/mm2 を超えると、ヘッドとのスペー
シングが増加し、電磁変換特性が低下する。
の微細表面突起の頻度は、500万〜5000万個/m
m2 の範囲で形成され、800万〜2000万個/mm
2 の範囲がより好ましい。連続被膜1Bの表面突起が8
00万個/mm2 未満であると、磁気記録媒体の走行性
が悪化し、擦り傷の発生や蒸着膜の粉落ち等により良好
な電磁変換特性が得られなくなり、エラーレートが多発
することになる。また、連続被膜1Bの表面の表面突起
が5000万個/mm2 を超えると、ヘッドとのスペー
シングが増加し、電磁変換特性が低下する。
【0021】また、連続被膜1Bの表面の表面突起の高
さは10〜50nmの範囲で形成され、10〜40nm
の範囲がより好ましい。連続被膜1Bの表面突起の高さ
が10nm未満になると、磁気記録媒体の走行性が悪化
する。また、連続被膜1Bの表面突起の高さが50nm
を超えると、磁気ヘッドとのスペーシングが増加し、電
磁変換特性が低下するため好ましくない。
さは10〜50nmの範囲で形成され、10〜40nm
の範囲がより好ましい。連続被膜1Bの表面突起の高さ
が10nm未満になると、磁気記録媒体の走行性が悪化
する。また、連続被膜1Bの表面突起の高さが50nm
を超えると、磁気ヘッドとのスペーシングが増加し、電
磁変換特性が低下するため好ましくない。
【0022】さらに、連続被膜1Bの厚さtと、微細粒
子Cの平均粒径dとの比t/dであるが、0.1〜4.
0の範囲にあることが好ましく、1.0〜3.0の範囲
にあることがより好ましい。連続被膜1Bの厚さtと、
微細粒子Cの平均粒径dとの比t/dが1.0未満であ
ると、微細粒子Cの脱落により、エラーレートが多発し
たり、走行性が悪化することになる。また、t/dが
4.0を超えると、微細粒子Cによる微細表面突起の高
さが不十分になり、磁気記録媒体の走行性が悪化する。
子Cの平均粒径dとの比t/dであるが、0.1〜4.
0の範囲にあることが好ましく、1.0〜3.0の範囲
にあることがより好ましい。連続被膜1Bの厚さtと、
微細粒子Cの平均粒径dとの比t/dが1.0未満であ
ると、微細粒子Cの脱落により、エラーレートが多発し
たり、走行性が悪化することになる。また、t/dが
4.0を超えると、微細粒子Cによる微細表面突起の高
さが不十分になり、磁気記録媒体の走行性が悪化する。
【0023】このように、本発明を適用した磁気記録媒
体は、非磁性支持基体1A上に水溶性高分子と微細粒子
主体の連続被膜1Bを形成し、連続被膜1Bの厚みと微
細粒子Cの平均粒径、連続被膜1B表面の微細表面突起
の高さ、頻度、連続被膜1Bの厚さtと微細粒子の平均
粒径dとの比t/dを上述した範囲に制御することによ
り、優れた走行耐久性と電磁変換特性を確保することが
できる。
体は、非磁性支持基体1A上に水溶性高分子と微細粒子
主体の連続被膜1Bを形成し、連続被膜1Bの厚みと微
細粒子Cの平均粒径、連続被膜1B表面の微細表面突起
の高さ、頻度、連続被膜1Bの厚さtと微細粒子の平均
粒径dとの比t/dを上述した範囲に制御することによ
り、優れた走行耐久性と電磁変換特性を確保することが
できる。
【0024】ここで、上記の特性は以下に示す方法によ
り測定したものである。
り測定したものである。
【0025】イ.表面突起頻度 500万〜5000万個/mm2 の範囲で形成された連
続被膜1Bの表面突起の頻度は、走査電子顕微鏡(SE
M)を用いて測定したものであり、日本電子社製の超高
分解能コールドFE−SEM「S−900」(商品名)
を用いて、加速電圧20kV、倍率3万倍以上にてカウ
ントし、1mm2 当たりの個数に換算した。
続被膜1Bの表面突起の頻度は、走査電子顕微鏡(SE
M)を用いて測定したものであり、日本電子社製の超高
分解能コールドFE−SEM「S−900」(商品名)
を用いて、加速電圧20kV、倍率3万倍以上にてカウ
ントし、1mm2 当たりの個数に換算した。
【0026】ロ.表面突起高さ デジタル・インスツルメンツ(Digital Ins
truments)社製の原子間力顕微鏡(AFM)を
用いて、スキャンサイズ5μm×5μm、サンプリング
数400ポイント、スキャンレート4.34Hzの各条
件にて測定を行い、突起10個の高さをそれぞれ測定
し、10個の平均値を算出してそれを突起高さとした。
truments)社製の原子間力顕微鏡(AFM)を
用いて、スキャンサイズ5μm×5μm、サンプリング
数400ポイント、スキャンレート4.34Hzの各条
件にて測定を行い、突起10個の高さをそれぞれ測定
し、10個の平均値を算出してそれを突起高さとした。
【0027】ハ.連続被膜1Bの厚さ 微細表面突起の頻度と水溶性高分子の添加量から、計算
により求めた。
により求めた。
【0028】ニ.ヤング率 温度25℃、相対湿度55%下で、テンシロン型の引張
り試験機を使用して測定した。
り試験機を使用して測定した。
【0029】本発明において、非磁性支持基体1Aに用
いる芳香族ポリアミドフィルムとして、特に好ましいの
は、下記の化1において化学式(I)、または化学式
(II)、あるいはこれらの共重合体を有したポリアミ
ド樹脂を用いて成膜したものである。
いる芳香族ポリアミドフィルムとして、特に好ましいの
は、下記の化1において化学式(I)、または化学式
(II)、あるいはこれらの共重合体を有したポリアミ
ド樹脂を用いて成膜したものである。
【0030】
【化1】
【0031】なお、この芳香族ポリアミドには約20重
量%以下の量であれば上記の成分以外のポリマーが共重
合またはフレンドされていてもよい。
量%以下の量であれば上記の成分以外のポリマーが共重
合またはフレンドされていてもよい。
【0032】これらの重合体からフィルムを製造する場
合には、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
ド、n−メチルピロリドン、ヘキサメチルスルホアミ
ド、γ−ブチロラクトン、テトラメチル尿素、ジオキサ
ン等、またはこれらの混合溶媒、あるいはこれらに重合
原液の中和生成物として塩化リチウム、塩化カルシウ
ム、炭酸リチウム、硝酸リチウム等の無機塩を添加した
溶媒が使用される。
合には、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
ド、n−メチルピロリドン、ヘキサメチルスルホアミ
ド、γ−ブチロラクトン、テトラメチル尿素、ジオキサ
ン等、またはこれらの混合溶媒、あるいはこれらに重合
原液の中和生成物として塩化リチウム、塩化カルシウ
ム、炭酸リチウム、硝酸リチウム等の無機塩を添加した
溶媒が使用される。
【0033】このような成膜用溶媒を使用して、p−フ
ェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、o−フェ
ニレンジアミン、2−二トロ−p−フェニレンジアミ
ン、2−クロル−p−フェニレンジアミン、4,4’−
ジアミノビフェニル、3,3’−クロルベンジン等の芳
香族ジアミンおよびテレフタル酸クロライド、2−クロ
ルテレフタル酸クロライド、テレフタル酸ヒドラジド、
p−アミノ安息香酸ヒドラジド、p−アミノ安息香酸ク
ロライド等の芳香族ジカルボン酸類の重合あるいは結合
によって得た芳香族ポリアミド樹脂を溶液成形等の手法
により芳香族ポリアミドフィルムを得る。
ェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、o−フェ
ニレンジアミン、2−二トロ−p−フェニレンジアミ
ン、2−クロル−p−フェニレンジアミン、4,4’−
ジアミノビフェニル、3,3’−クロルベンジン等の芳
香族ジアミンおよびテレフタル酸クロライド、2−クロ
ルテレフタル酸クロライド、テレフタル酸ヒドラジド、
p−アミノ安息香酸ヒドラジド、p−アミノ安息香酸ク
ロライド等の芳香族ジカルボン酸類の重合あるいは結合
によって得た芳香族ポリアミド樹脂を溶液成形等の手法
により芳香族ポリアミドフィルムを得る。
【0034】以上のようにして得られた芳香族ポリアミ
ドフィルムを長さ方向および幅方向に延伸し、縦方向の
ヤング率を1000kg/mm2 以上、幅方向のヤング
率を1300kg/mm2 以上となるようにし、厚さが
2.0〜5.0μmの非磁性支持基体とする。非磁性支
持基体は、厚みと強度をこの程度にすることにより、磁
気記録媒体の厚みを薄くして、長時間記録化に対応させ
ることができる。
ドフィルムを長さ方向および幅方向に延伸し、縦方向の
ヤング率を1000kg/mm2 以上、幅方向のヤング
率を1300kg/mm2 以上となるようにし、厚さが
2.0〜5.0μmの非磁性支持基体とする。非磁性支
持基体は、厚みと強度をこの程度にすることにより、磁
気記録媒体の厚みを薄くして、長時間記録化に対応させ
ることができる。
【0035】また、上記非磁性支持基体の金属磁性薄膜
によって磁性層が形成される面には、非磁性支持基体上
に、水溶性高分子と微細粒子を主体とする連続被膜を設
けることにより、高さ10〜50nmの表面突起が50
0〜5000万個/mm2 形成されるようにする。
によって磁性層が形成される面には、非磁性支持基体上
に、水溶性高分子と微細粒子を主体とする連続被膜を設
けることにより、高さ10〜50nmの表面突起が50
0〜5000万個/mm2 形成されるようにする。
【0036】上記微細粒子としては、例えば、シリカ、
炭酸カルシウム、二酸化チタン、アルミナ、カオリン、
タルク、グラファイト、長石、二酸化モリブデン、カー
ボンブラック、硝酸バリウム等の無機質系粒子、ポリス
チレン、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレ
ート共重合体、メチルメタクリレート共重合体の架橋
体、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリデンフル
オライド、ポリアクリロニトリル、ベンゾグアナミン樹
脂等の如き有機質系粒子等が挙げられるが、真球状粒子
を得やすいコロイダルシリカ、架橋高分子による粒子を
用いることが好ましい。
炭酸カルシウム、二酸化チタン、アルミナ、カオリン、
タルク、グラファイト、長石、二酸化モリブデン、カー
ボンブラック、硝酸バリウム等の無機質系粒子、ポリス
チレン、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレ
ート共重合体、メチルメタクリレート共重合体の架橋
体、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリデンフル
オライド、ポリアクリロニトリル、ベンゾグアナミン樹
脂等の如き有機質系粒子等が挙げられるが、真球状粒子
を得やすいコロイダルシリカ、架橋高分子による粒子を
用いることが好ましい。
【0037】一方、水溶性高分子とは、水に溶解する
か、または必要に応じて界面活性剤などの添加により懸
濁液または乳化液となる高分子を意味し、このような高
分子をさらに架橋などによって高分子量化したものも含
まれる。これらの水溶性高分子としては、例えば、澱
粉、メチルセルロースやヒドロキシエチルセルロースな
どのセルロース誘導体、アルギン酸、アラビアゴム、ゼ
ラチン、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、
ポリビニルピロリドン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン
シリコーン樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、エ
ーテル系樹脂、エポキシ樹脂、エステル系樹脂等が挙げ
られる。
か、または必要に応じて界面活性剤などの添加により懸
濁液または乳化液となる高分子を意味し、このような高
分子をさらに架橋などによって高分子量化したものも含
まれる。これらの水溶性高分子としては、例えば、澱
粉、メチルセルロースやヒドロキシエチルセルロースな
どのセルロース誘導体、アルギン酸、アラビアゴム、ゼ
ラチン、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、
ポリビニルピロリドン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン
シリコーン樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、エ
ーテル系樹脂、エポキシ樹脂、エステル系樹脂等が挙げ
られる。
【0038】上記シリコーン樹脂としては、シロキサン
の置換基が主としてメチル基よりなるポリオルガノシロ
キサンを主成分とし、メチル基以外には水酸基、α−メ
チルスチレン基、オキシアルキレン基、不飽和基、クロ
ロフェニル基、トリフルオロプロピル基、エポキシ基、
ビニル基、カルボン酸基、フェニル基、アミノ基、シア
ノエチル基、α−オレフィン基、水酸基、メルカプト
基、ハロゲン化アルキル基等が置換基として一部導入さ
れたものを用いることもできる。これらは末端にエポキ
シ基、アミノ基、水酸基、その他官能性末端基を有する
ものが好ましい。
の置換基が主としてメチル基よりなるポリオルガノシロ
キサンを主成分とし、メチル基以外には水酸基、α−メ
チルスチレン基、オキシアルキレン基、不飽和基、クロ
ロフェニル基、トリフルオロプロピル基、エポキシ基、
ビニル基、カルボン酸基、フェニル基、アミノ基、シア
ノエチル基、α−オレフィン基、水酸基、メルカプト
基、ハロゲン化アルキル基等が置換基として一部導入さ
れたものを用いることもできる。これらは末端にエポキ
シ基、アミノ基、水酸基、その他官能性末端基を有する
ものが好ましい。
【0039】上記オルガノポリシロキサンは、水性媒体
中に乳化もしくは水溶化させるか、シランもしくはシロ
キサンの乳化重合によって得られる水性エマルジョン
等、公知の製造方法によって水性化が可能である。
中に乳化もしくは水溶化させるか、シランもしくはシロ
キサンの乳化重合によって得られる水性エマルジョン
等、公知の製造方法によって水性化が可能である。
【0040】本発明に用いる水性高分子には必要に応じ
て硬化剤を加えることができる。
て硬化剤を加えることができる。
【0041】ウレタン系樹脂としては、主要な成分が、
ポリイソシアネート、ポリオール、鎖長延長剤、架橋剤
などからなる水性ウレタン樹脂を使用することができ
る。水性化するにあたっては、ポリイソシアネート、ポ
リオールおよび鎖長延長剤に親水性基を導入したものを
用いるのが一般的手法である。また、ポリウレタンの未
反応イソシアネート基と、親水性基を有する化合物とを
反応させても良い。
ポリイソシアネート、ポリオール、鎖長延長剤、架橋剤
などからなる水性ウレタン樹脂を使用することができ
る。水性化するにあたっては、ポリイソシアネート、ポ
リオールおよび鎖長延長剤に親水性基を導入したものを
用いるのが一般的手法である。また、ポリウレタンの未
反応イソシアネート基と、親水性基を有する化合物とを
反応させても良い。
【0042】エーテル系樹脂としては、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコール、エチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドとの共重合体、エチレンオキサイドとテトラヒド
ロフランとの共重合体などを挙げることができる。
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコール、エチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドとの共重合体、エチレンオキサイドとテトラヒド
ロフランとの共重合体などを挙げることができる。
【0043】エステル系樹脂としては、テレフタル酸、
イソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸およびこれらのエ
ステル形成性誘導体や、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸などの脂肪族カルボン酸およびこれらのエステ
ル形成性誘導体と、エチレングリコール、プロピレング
リコール、1,4−ブタンジオール、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、ジエチレングリコール、ポリエチ
レングリコールなどのジオールとの反応物を使用でき
る。水性化するにあたっては、スルホン酸基を有する化
合物を上記の成分と共に共重合するのが良く知られた方
法であり、スルホイソフタル酸、スルホテレフタル酸、
4−スルホナフタレン−2,7−ジカルボン酸およびこ
れらのエステル形成性誘導体などのアルカリ金属塩また
はアルカリ土類金属塩などがよく使われる。
イソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸およびこれらのエ
ステル形成性誘導体や、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸などの脂肪族カルボン酸およびこれらのエステ
ル形成性誘導体と、エチレングリコール、プロピレング
リコール、1,4−ブタンジオール、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、ジエチレングリコール、ポリエチ
レングリコールなどのジオールとの反応物を使用でき
る。水性化するにあたっては、スルホン酸基を有する化
合物を上記の成分と共に共重合するのが良く知られた方
法であり、スルホイソフタル酸、スルホテレフタル酸、
4−スルホナフタレン−2,7−ジカルボン酸およびこ
れらのエステル形成性誘導体などのアルカリ金属塩また
はアルカリ土類金属塩などがよく使われる。
【0044】また、テープの走行を安定にする目的で、
非磁性支持基体1A中に、不活性粒子や非磁性支持基体
の原料となる芳香族ポリアミド樹脂と同種のものであっ
て、上述した溶液成形の際に溶媒に溶けない有機物を添
加してもよい。該粒子の平均粒径は20〜300nmで
あり、該粒子によって形成される表面突起の頻度は1〜
100万個/mm2 の範囲が好ましい。
非磁性支持基体1A中に、不活性粒子や非磁性支持基体
の原料となる芳香族ポリアミド樹脂と同種のものであっ
て、上述した溶液成形の際に溶媒に溶けない有機物を添
加してもよい。該粒子の平均粒径は20〜300nmで
あり、該粒子によって形成される表面突起の頻度は1〜
100万個/mm2 の範囲が好ましい。
【0045】また、ここでは非磁性支持基体1は単層の
フィルムであるが、フィルム製膜時やテープ製造工程時
のハンドリングを良好にする目的で、裏面の表面性を粗
くした2層あるいは3層構造以上の複合化フィルムであ
ってもよい。
フィルムであるが、フィルム製膜時やテープ製造工程時
のハンドリングを良好にする目的で、裏面の表面性を粗
くした2層あるいは3層構造以上の複合化フィルムであ
ってもよい。
【0046】磁気記録媒体の磁性層2を形成する金属磁
性薄膜としては、例えば、Co,Ni,Fe等を主体と
する金属磁性薄膜、またはそれらの合金を主体とする金
属磁性薄膜が使用される。
性薄膜としては、例えば、Co,Ni,Fe等を主体と
する金属磁性薄膜、またはそれらの合金を主体とする金
属磁性薄膜が使用される。
【0047】この金属磁性薄膜からなる磁性層2の厚み
は、0.05〜0.2μmが好ましく、0.1〜0.2
μmがより好ましい、すなわち、磁性層2の厚みを薄く
すると、自己減磁損失等を少なくするとともに、上述し
たように非磁性支持基体の薄さに加えて磁気記録媒体の
全厚を薄くすることができ、磁気記録媒体の全長は長く
なることから、長時間記録化や大容量化が達成される。
は、0.05〜0.2μmが好ましく、0.1〜0.2
μmがより好ましい、すなわち、磁性層2の厚みを薄く
すると、自己減磁損失等を少なくするとともに、上述し
たように非磁性支持基体の薄さに加えて磁気記録媒体の
全厚を薄くすることができ、磁気記録媒体の全長は長く
なることから、長時間記録化や大容量化が達成される。
【0048】この金属磁性薄膜の形成手段としては、真
空下で強磁性金属材料を加熱蒸発させ非磁性支持基体上
に堆積させる真空蒸着法等が広く使用されている。この
他にも、強磁性金属材料の蒸発を放電中で行うイオンプ
レーティング法、アルゴンを主成分とする雰囲気でグロ
ー放電を起こし、生じたアルゴンイオンでターゲット表
面の原子をたたき出すスパッタリング法等、いわゆるP
VD技術を使用しても良い。
空下で強磁性金属材料を加熱蒸発させ非磁性支持基体上
に堆積させる真空蒸着法等が広く使用されている。この
他にも、強磁性金属材料の蒸発を放電中で行うイオンプ
レーティング法、アルゴンを主成分とする雰囲気でグロ
ー放電を起こし、生じたアルゴンイオンでターゲット表
面の原子をたたき出すスパッタリング法等、いわゆるP
VD技術を使用しても良い。
【0049】さらに、この金属磁性薄膜においては、非
磁性支持基体との付着強度改善、あるいは強磁性薄膜自
体の耐食性、耐磨耗性の改善の目的で、成膜を酸素ガス
支配的となる雰囲気下で行なうと良い。
磁性支持基体との付着強度改善、あるいは強磁性薄膜自
体の耐食性、耐磨耗性の改善の目的で、成膜を酸素ガス
支配的となる雰囲気下で行なうと良い。
【0050】なお、非磁性支持基体1Aの磁性層2が形
成される面とは反対側の面には、走行性の向上および耐
久性を高める目的で、バックコート層を設けても良い。
バックコート層には、従来公知の材料を用いることがで
き、例えば、カーボン、炭酸カルシウムなどの非磁性顔
料をポリウレタン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等
の結合剤に分散させたものを用いることができる。
成される面とは反対側の面には、走行性の向上および耐
久性を高める目的で、バックコート層を設けても良い。
バックコート層には、従来公知の材料を用いることがで
き、例えば、カーボン、炭酸カルシウムなどの非磁性顔
料をポリウレタン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等
の結合剤に分散させたものを用いることができる。
【0051】さらに、金属磁性薄膜からなる磁性層2の
表面には、磁気記録媒体の耐久性や耐候性を高める目的
で、硬質炭素膜を設けても良い。硬質炭素膜は、スパッ
タリング法や化学気相成長(CVD)法等により、膜厚
がスペーシングやテープ特性に影響を与えない6〜10
nm程度に形成されるのが好ましい。さらに、潤滑剤を
存在せしめることにより、磁性材料の粒子状突起の形状
に基づく走行性を高めることも可能である。
表面には、磁気記録媒体の耐久性や耐候性を高める目的
で、硬質炭素膜を設けても良い。硬質炭素膜は、スパッ
タリング法や化学気相成長(CVD)法等により、膜厚
がスペーシングやテープ特性に影響を与えない6〜10
nm程度に形成されるのが好ましい。さらに、潤滑剤を
存在せしめることにより、磁性材料の粒子状突起の形状
に基づく走行性を高めることも可能である。
【0052】また、磁気記録媒体の表面、裏面、並びに
それらの近傍、或いは磁性層2内(強磁性金属薄膜内の
空隙)、非磁性支持基体1Aと磁性層2との界面、非磁
性支持基体1内等に公知の手段により防錆剤、帯電防止
剤等の各種添加剤を必要に応じて存在させてもよい。
それらの近傍、或いは磁性層2内(強磁性金属薄膜内の
空隙)、非磁性支持基体1Aと磁性層2との界面、非磁
性支持基体1内等に公知の手段により防錆剤、帯電防止
剤等の各種添加剤を必要に応じて存在させてもよい。
【0053】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明するが、本発明がこれら実施例に限定されるものでな
いことは言うまでもない。
明するが、本発明がこれら実施例に限定されるものでな
いことは言うまでもない。
【0054】実施例1 先ず、非磁性支持基体を以下のように作製した。
【0055】脱水したn−メチルピロリドンに、0.9
mol比に相当する2−クロル−p−フェニレンジアミ
ンと0.1mol比に相当する4,4’−ジアミノフェ
ニルスルホンとを撹拌溶解させて冷却し、この中へ0.
7mol比に相当するテレフタル酸クロライドを添加し
て、約2時間撹拌した。その後、十分精製した水酸化カ
ルシウムを添加、撹拌して、芳香族ポリアミド溶液を得
た。
mol比に相当する2−クロル−p−フェニレンジアミ
ンと0.1mol比に相当する4,4’−ジアミノフェ
ニルスルホンとを撹拌溶解させて冷却し、この中へ0.
7mol比に相当するテレフタル酸クロライドを添加し
て、約2時間撹拌した。その後、十分精製した水酸化カ
ルシウムを添加、撹拌して、芳香族ポリアミド溶液を得
た。
【0056】この芳香族ポリアミド溶液を表面研磨した
金属ドラム上へ30℃で均一に流延し、120℃の雰囲
気で約10分間乾燥し、芳香族ポリアミドフィルムとし
た。
金属ドラム上へ30℃で均一に流延し、120℃の雰囲
気で約10分間乾燥し、芳香族ポリアミドフィルムとし
た。
【0057】このフィルムをドラムから剥離し、30℃
の水槽中に連続的に約30分間浸漬しながら、長さ方向
に1.1倍に延伸した。さらにこのフィルムをテンター
に導入して320℃で幅方向に1.3倍に延伸して、縦
方向のヤング率が1000kg/mm2 、幅方向のヤン
グ率が1300kg/mm2 、厚さ4μmの非磁性支持
基体を得た。
の水槽中に連続的に約30分間浸漬しながら、長さ方向
に1.1倍に延伸した。さらにこのフィルムをテンター
に導入して320℃で幅方向に1.3倍に延伸して、縦
方向のヤング率が1000kg/mm2 、幅方向のヤン
グ率が1300kg/mm2 、厚さ4μmの非磁性支持
基体を得た。
【0058】この非磁性支持基体の表面に、粒径20n
mのSiO2 を0.005部含有する塗液を、1m2 当
たり4.5g塗布して乾燥させることにより、高分子被
膜を形成した。
mのSiO2 を0.005部含有する塗液を、1m2 当
たり4.5g塗布して乾燥させることにより、高分子被
膜を形成した。
【0059】次にこのようにして作製された非磁性支持
体に対して、連続巻き取り式蒸着装置を用いて、連続斜
め蒸着法により磁性層を形成した。
体に対して、連続巻き取り式蒸着装置を用いて、連続斜
め蒸着法により磁性層を形成した。
【0060】この連続巻き取り式蒸着装置は、内部が1
0-3Pa程度の真空状態とされた真空室内に、冷却キャ
ンに対向して金属磁性薄膜用の蒸着源(Co)を収納す
るルツボが配置されてなる。
0-3Pa程度の真空状態とされた真空室内に、冷却キャ
ンに対向して金属磁性薄膜用の蒸着源(Co)を収納す
るルツボが配置されてなる。
【0061】上記冷却キャンは、−20℃に冷却され、
所定の方向に回転している。そして、非磁性支持基体
は、送り速度50m/分で供給ロールから繰り出され、
冷却キャンの周面に沿って移行し、巻き取りロールに巻
き取られるようになっている。なお、供給ロールと冷却
キャンとの間には、ガイドローラーが配置され、冷却キ
ャンと巻き取りロールの間には、ガイドローラーが配置
され、非磁性支持基体が所定のテンションをもって供給
ロールから冷却キャン、および冷却キャンから巻き取り
ロールの間を円滑に走行できるようになっている。
所定の方向に回転している。そして、非磁性支持基体
は、送り速度50m/分で供給ロールから繰り出され、
冷却キャンの周面に沿って移行し、巻き取りロールに巻
き取られるようになっている。なお、供給ロールと冷却
キャンとの間には、ガイドローラーが配置され、冷却キ
ャンと巻き取りロールの間には、ガイドローラーが配置
され、非磁性支持基体が所定のテンションをもって供給
ロールから冷却キャン、および冷却キャンから巻き取り
ロールの間を円滑に走行できるようになっている。
【0062】また、上記蒸着源に対しては、電子ビーム
発生源から電子ビームが加速照射される。電子ビームが
加速照射された蒸着源は、加熱蒸発し、冷却キャンの周
面に沿って走行する非磁性支持基体上に付着(蒸着)す
る。このとき、蒸着源と冷却キャンとの間には、シャッ
タを位置調整可能なように取り付けた防着板が配置され
てなることから、非磁性支持基体には、蒸着粒子が所定
の角度で入射するようになっている。したがって、非磁
性支持基体の表面には、磁性粒子が非磁性支持基体の表
面に対して斜めに配向して磁性層が形成される。ここ
で、磁性層の膜厚は、180nmとした。
発生源から電子ビームが加速照射される。電子ビームが
加速照射された蒸着源は、加熱蒸発し、冷却キャンの周
面に沿って走行する非磁性支持基体上に付着(蒸着)す
る。このとき、蒸着源と冷却キャンとの間には、シャッ
タを位置調整可能なように取り付けた防着板が配置され
てなることから、非磁性支持基体には、蒸着粒子が所定
の角度で入射するようになっている。したがって、非磁
性支持基体の表面には、磁性粒子が非磁性支持基体の表
面に対して斜めに配向して磁性層が形成される。ここ
で、磁性層の膜厚は、180nmとした。
【0063】さらに、このような金属磁性薄膜の蒸着に
際しては、図示しない酸素ガス導入口から非磁性支持体
の表面に流量2L/分で酸素ガスが供給され、金属磁性
薄膜の磁気特性、耐久性および耐候性の向上が図られて
いる。
際しては、図示しない酸素ガス導入口から非磁性支持体
の表面に流量2L/分で酸素ガスが供給され、金属磁性
薄膜の磁気特性、耐久性および耐候性の向上が図られて
いる。
【0064】次に、磁性層上に、スパッタ法により硬質
炭素膜を形成した。スパッタ条件は、真空度をArガス
雰囲気中0.8Paとし、テープ送り速度を5m/分、
硬質炭素膜の膜厚を5nmとした。
炭素膜を形成した。スパッタ条件は、真空度をArガス
雰囲気中0.8Paとし、テープ送り速度を5m/分、
硬質炭素膜の膜厚を5nmとした。
【0065】次に、この硬質炭素膜に対して、有機物防
錆剤0.1重量%溶液をグラビアロールを使用した塗布
機にて塗布し、100℃のドライヤーで乾燥させた。そ
の後に、潤滑剤としてパーフルオロポリエーテル誘導体
よりなる有機物を主体とした0.5重量%溶液を同様に
グラビアロールにて塗布乾燥させ、これをトップコート
層とした。
錆剤0.1重量%溶液をグラビアロールを使用した塗布
機にて塗布し、100℃のドライヤーで乾燥させた。そ
の後に、潤滑剤としてパーフルオロポリエーテル誘導体
よりなる有機物を主体とした0.5重量%溶液を同様に
グラビアロールにて塗布乾燥させ、これをトップコート
層とした。
【0066】次に、非磁性支持基体の裏面に、カーボン
を主体とし、結合剤として塩化ビニル系樹脂を使用した
バックコート層(厚さ0.5μm)を形成した。
を主体とし、結合剤として塩化ビニル系樹脂を使用した
バックコート層(厚さ0.5μm)を形成した。
【0067】このようにして得られた磁気記録媒体原反
を8mm幅に裁断して、サンプルテープを作製した。
を8mm幅に裁断して、サンプルテープを作製した。
【0068】実施例2〜5 実施例2〜5は、基本構成を実施例1と同じくし、高分
子被膜に含有させるSiO2 の粒径および添加量を調整
して、表面突起の高さや密度などを実施例1と異ならせ
たものである。
子被膜に含有させるSiO2 の粒径および添加量を調整
して、表面突起の高さや密度などを実施例1と異ならせ
たものである。
【0069】実施例6 実施例6は、非磁性支持基体製膜時の延伸条件を変更し
て、縦方向のヤング率が1200kg/mm2 、幅方向
のヤング率が1600kg/mm2 となるようにし、実
施例1と同様の条件で磁気記録媒体を作製したものであ
る。
て、縦方向のヤング率が1200kg/mm2 、幅方向
のヤング率が1600kg/mm2 となるようにし、実
施例1と同様の条件で磁気記録媒体を作製したものであ
る。
【0070】実施例7 実施例7は、非磁性支持基体中に粒径100nmのSi
O2 を添加し、表面に5万個/mm2 の突起を形成さ
せ、実施例1と同様の条件で磁気記録媒体を作製したも
のである。
O2 を添加し、表面に5万個/mm2 の突起を形成さ
せ、実施例1と同様の条件で磁気記録媒体を作製したも
のである。
【0071】実施例8〜12 実施例8〜12は、基本構成を実施例1と同じくし、高
分子被膜に含有させるSiO2 の粒径を20nmとし、
表面突起が1500万個/mm2 となるように添加量を
調整して、連続被膜の厚さを実施例1と異ならせたもの
である。
分子被膜に含有させるSiO2 の粒径を20nmとし、
表面突起が1500万個/mm2 となるように添加量を
調整して、連続被膜の厚さを実施例1と異ならせたもの
である。
【0072】比較例1〜5 比較例1〜5は、基本構成を実施例1と同じくし、高分
子被膜に含有させるSiO2 の粒径および添加量を調整
して、表面突起の高さや密度などを実施例1と異ならせ
たものである。
子被膜に含有させるSiO2 の粒径および添加量を調整
して、表面突起の高さや密度などを実施例1と異ならせ
たものである。
【0073】比較例6 比較例6は、実施例7の非磁性支持体において高分子被
膜を設けず、他は同様の条件で磁気記録媒体を作製した
ものである。
膜を設けず、他は同様の条件で磁気記録媒体を作製した
ものである。
【0074】比較例7 比較例7は、非磁性支持基体製膜時の延伸条件を変更し
て、縦方向のヤング率が400kg/mm2 、幅方向の
ヤング率が600kg/mm2 となるようにし、他は実
施例1と同様の条件で磁気記録媒体を作製したものであ
る。
て、縦方向のヤング率が400kg/mm2 、幅方向の
ヤング率が600kg/mm2 となるようにし、他は実
施例1と同様の条件で磁気記録媒体を作製したものであ
る。
【0075】比較例8 比較例8は、非磁性支持基体中に粒径100nmのSi
O2 を添加し、表面に5万個/mm2 の突起を形成させ
た実施例7において、非磁性支持基体製膜時の延伸条件
を変更して、縦方向のヤング率が400kg/mm2 、
幅方向のヤング率が600kg/mm2 となるように
し、他は同様の条件で磁気記録媒体を作製したものであ
る。
O2 を添加し、表面に5万個/mm2 の突起を形成させ
た実施例7において、非磁性支持基体製膜時の延伸条件
を変更して、縦方向のヤング率が400kg/mm2 、
幅方向のヤング率が600kg/mm2 となるように
し、他は同様の条件で磁気記録媒体を作製したものであ
る。
【0076】評価 1.テープ特性 本実施例における磁気記録媒体の特性評価は、ソニー株
式会社製のAITドライブSDX−S300C(商品
名)を改造したものを用いて行った。記録は相対速度1
0.04m/秒、最短記録波長0.35μmで行った。
式会社製のAITドライブSDX−S300C(商品
名)を改造したものを用いて行った。記録は相対速度1
0.04m/秒、最短記録波長0.35μmで行った。
【0077】2.耐久性 実施例1〜12、比較例1〜8のサンプルテープについ
て、テープ長10cmに記録と再生を繰り返し行い、出
力が得られなくなるまでの回数をカウントした。500
0回以上を許容とした。
て、テープ長10cmに記録と再生を繰り返し行い、出
力が得られなくなるまでの回数をカウントした。500
0回以上を許容とした。
【0078】3.エラーレート データ用磁気テープでは、表面の削れ等による電磁変換
特性の低下等はエラーレートとして検出される。そこ
で、これらのサンプルテープについてエラーレートの評
価を行った。ブロックエラーレートの数は10-2以下を
許容とした。
特性の低下等はエラーレートとして検出される。そこ
で、これらのサンプルテープについてエラーレートの評
価を行った。ブロックエラーレートの数は10-2以下を
許容とした。
【0079】4.摩擦特性 ガイドピン[ステンレス(SUS):0.2S]に対し
て、初期と1000回繰り返し摺動させた後の摩擦係数
を調べた。常温常湿(25℃、55%)下の環境で、荷
重10g、摺動速度5mm/secの条件により測定し
た。1000パス後の摩擦係数が0.4以下を許容とし
た。
て、初期と1000回繰り返し摺動させた後の摩擦係数
を調べた。常温常湿(25℃、55%)下の環境で、荷
重10g、摺動速度5mm/secの条件により測定し
た。1000パス後の摩擦係数が0.4以下を許容とし
た。
【0080】各実施例及び比較例の設計を表1及び表2
に、各実施例及び比較例の評価結果を表3及び表4にそ
れぞれ示す。
に、各実施例及び比較例の評価結果を表3及び表4にそ
れぞれ示す。
【0081】
【表1】
【0082】
【表2】
【0083】
【表3】
【0084】
【表4】
【0085】表3及び表4の結果から、非磁性支持体が
厚さ5.0μm以下のフィルムで、縦方向のヤング率が
1000kg/mm2 以上、幅方向のヤング率が130
0kg/mm2 以上であり、磁性層を形成する面の微細
表面突起が、平均粒径が5〜200nmの微細粒子によ
って形成され、この表面突起は少なくとも、頻度が50
0万〜5000万個/mm2 の範囲にあり、高さが10
〜50nmであり、連続被膜の厚さtと微細粒子の平均
粒径dとの比t/dが、0.1〜4の範囲にあることを
満たす実施例1〜7においては、いずれも優れた電磁変
換特性、走行耐久性等を得ることができた。
厚さ5.0μm以下のフィルムで、縦方向のヤング率が
1000kg/mm2 以上、幅方向のヤング率が130
0kg/mm2 以上であり、磁性層を形成する面の微細
表面突起が、平均粒径が5〜200nmの微細粒子によ
って形成され、この表面突起は少なくとも、頻度が50
0万〜5000万個/mm2 の範囲にあり、高さが10
〜50nmであり、連続被膜の厚さtと微細粒子の平均
粒径dとの比t/dが、0.1〜4の範囲にあることを
満たす実施例1〜7においては、いずれも優れた電磁変
換特性、走行耐久性等を得ることができた。
【0086】実施例7は、非磁性支持基体中に平均粒径
が100nmのSiO2 粒子を添加し、該粒子により1
mm2 あたり5万個の突起を非磁性支持体上に形成させ
たものであるが、各設定が適切な範囲内にあるので、電
磁変換特性や走行耐久性等の特性に優れていることがわ
かる。
が100nmのSiO2 粒子を添加し、該粒子により1
mm2 あたり5万個の突起を非磁性支持体上に形成させ
たものであるが、各設定が適切な範囲内にあるので、電
磁変換特性や走行耐久性等の特性に優れていることがわ
かる。
【0087】実施例8〜12は、連続被膜中の微細粒子
の粒径を20nm、表面突起の頻度を1mm2 あたり1
500万個と固定し、連続被膜の厚さを変えたものであ
るが、各設定が適切な範囲内にあるので、電磁変換特性
や走行耐久性等の特性に優れていることがわかる。
の粒径を20nm、表面突起の頻度を1mm2 あたり1
500万個と固定し、連続被膜の厚さを変えたものであ
るが、各設定が適切な範囲内にあるので、電磁変換特性
や走行耐久性等の特性に優れていることがわかる。
【0088】一方、比較例1においては、連続被膜の厚
さと微細表面突起の頻度およびt/dは適切な範囲内に
あるが、微細粒子の平均粒径が小さいため、突起高さが
不十分となり、耐久性、摩擦について良好な結果が得ら
れていない。更に初期のエラーレートは比較的良好であ
るが、1000パス後には削れが顕著になり、増加して
いる。
さと微細表面突起の頻度およびt/dは適切な範囲内に
あるが、微細粒子の平均粒径が小さいため、突起高さが
不十分となり、耐久性、摩擦について良好な結果が得ら
れていない。更に初期のエラーレートは比較的良好であ
るが、1000パス後には削れが顕著になり、増加して
いる。
【0089】また、比較例2においては、微細粒子の平
均粒径と微細突起の頻度は適切な範囲内にあるが、連続
被膜が厚いため突起高さが不十分となり、耐久性および
摩擦が劣っている。更に表面粗さも粗くなっているた
め、エラーレートに関しても良好な結果を得ることがで
きていない。
均粒径と微細突起の頻度は適切な範囲内にあるが、連続
被膜が厚いため突起高さが不十分となり、耐久性および
摩擦が劣っている。更に表面粗さも粗くなっているた
め、エラーレートに関しても良好な結果を得ることがで
きていない。
【0090】比較例3は、突起頻度が少なすぎるため耐
久性および摩擦特性が劣っている。また、初期のエラー
レートは優れているが、1000パス後には削れが顕著
になり増加している。
久性および摩擦特性が劣っている。また、初期のエラー
レートは優れているが、1000パス後には削れが顕著
になり増加している。
【0091】比較例4においては、微細粒子の平均粒径
に対する連続被膜の厚さが薄いことから、微細粒子が脱
落しやすいため、耐久性、摩擦およびエラーレートに対
して良好な結果を得ることができていない。
に対する連続被膜の厚さが薄いことから、微細粒子が脱
落しやすいため、耐久性、摩擦およびエラーレートに対
して良好な結果を得ることができていない。
【0092】比較例5のように、微細粒子の平均粒径が
大きい場合、表面が粗くなりエラーレートは初期から劣
っている。更に、微細粒子の脱落も顕著になるため、耐
久性に対しても良好な結果を得ることができない。
大きい場合、表面が粗くなりエラーレートは初期から劣
っている。更に、微細粒子の脱落も顕著になるため、耐
久性に対しても良好な結果を得ることができない。
【0093】比較例6は微細表面突起が設けられていな
いため、耐久桂が極端に劣り、摩擦も高い。さらに、エ
ラーレートの増加も著しい。
いため、耐久桂が極端に劣り、摩擦も高い。さらに、エ
ラーレートの増加も著しい。
【0094】比較例7は、縦方向のヤング率を400k
g/mm2 、幅方向のヤング率を600kg/mm2 に
したこと以外は、基本構成を実施例1と同じくしている
が、ヤング率が小さすぎるため、磁気ヘッドとの当たり
が不十分となり、耐久性、エラーレートに対して良好な
結果を得ることができない。
g/mm2 、幅方向のヤング率を600kg/mm2 に
したこと以外は、基本構成を実施例1と同じくしている
が、ヤング率が小さすぎるため、磁気ヘッドとの当たり
が不十分となり、耐久性、エラーレートに対して良好な
結果を得ることができない。
【0095】比較例8は、縦方向のヤング率を400k
g/mm2 、幅方向のヤング率を600kg/mm2 に
したこと以外は基本構成を実施例7と同じくしている。
比較例7と同様、縦方向、幅方向のヤング率が小さすぎ
るため、磁気ヘッドとの当たりが不十分となり、耐久
性、エラーレートに対して良好な結果を得ることができ
ない。
g/mm2 、幅方向のヤング率を600kg/mm2 に
したこと以外は基本構成を実施例7と同じくしている。
比較例7と同様、縦方向、幅方向のヤング率が小さすぎ
るため、磁気ヘッドとの当たりが不十分となり、耐久
性、エラーレートに対して良好な結果を得ることができ
ない。
【0096】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る磁気記録媒体によれば、良好な電磁変換特性と
耐久性とを両立させることができ、エラーレートに対す
る要求を満足することができる。
明に係る磁気記録媒体によれば、良好な電磁変換特性と
耐久性とを両立させることができ、エラーレートに対す
る要求を満足することができる。
【図1】本発明を適用した磁気記録媒体の一例を示す要
部概略断面図である。
部概略断面図である。
1A 非磁性支持基体、1B 連続被膜、2 磁性層
(金属磁性薄膜)、C 微細粒子
(金属磁性薄膜)、C 微細粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 7/12 C09D 7/12 Z 201/00 201/00 G11B 5/73 C08J 5/18 CFG // C08J 5/18 CFG G11B 5/704 C08L 77:00 Fターム(参考) 4F071 AA56 AF20Y AH14 BB08 BC01 4F100 AA20H AA37 AB01A AB15 AK01C AK15 AK17 AK47B AK54 BA03 BA05 BA07 BA10A BA10B CA14 CA23C DD07C DE01C DE01H EH66 GB41 JB09C JG06A JG10 JK07A JL00 JM02A YY00A YY00B YY00C YY00H 4J038 BA051 BA111 BA171 BA181 CC032 CD031 CD112 CD122 CE021 CG001 CG111 CG142 CG162 CG171 CH032 CK031 DA172 DB001 DD001 DF001 DF011 DL031 HA026 HA216 HA286 HA336 HA446 HA456 HA526 NA01 NA22 PB11 PC08 5D006 BB01 CB01 CB03 CB05 CB06 CB07 CB08 FA02 FA09
Claims (3)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に金属磁性薄膜からなる
磁性層が設けられてなる磁気記録媒体において、 前記非磁性支持体が厚さ5.0μm以下の芳香族ポリア
ミドフィルムであり、前記非磁性支持体の少なくとも片
面に水溶性高分子と平均粒径が5〜200nmの微細粒
子を主体とする厚さ100nm以下の連続被膜が形成さ
れていることを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 前記微細粒子によって微細表面突起が形
成されており、少なくともその頻度が500万〜500
0万個/mm2 の範囲にあり、且つ高さが10〜50n
mであり、 前記連続被膜の厚さtと前記微細粒子の平均粒径dとの
比t/dが、0.1〜4の範囲にあることを特徴とする
請求項1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 前記非磁性支持体の縦方向のヤング率が
1000kg/mm2以上であり、幅方向のヤング率が
1300kg/mm2 以上であることを特徴とする請求
項2記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8908299A JP2000285432A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8908299A JP2000285432A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000285432A true JP2000285432A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13960951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8908299A Withdrawn JP2000285432A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000285432A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2022209316A1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP8908299A patent/JP2000285432A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2022209316A1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | ||
| JP7736058B2 (ja) | 2021-03-31 | 2025-09-09 | ソニーグループ株式会社 | 磁気記録媒体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |