JP2000286263A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000286263A
JP2000286263A JP11086783A JP8678399A JP2000286263A JP 2000286263 A JP2000286263 A JP 2000286263A JP 11086783 A JP11086783 A JP 11086783A JP 8678399 A JP8678399 A JP 8678399A JP 2000286263 A JP2000286263 A JP 2000286263A
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insulating film
interlayer insulating
semiconductor device
dummy
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Manabu Iguchi
学 井口
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10W20/01Manufacture or treatment
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10W20/00Interconnections in chips, wafers or substrates
    • H10W20/40Interconnections external to wafers or substrates, e.g. back-end-of-line [BEOL] metallisations or vias connecting to gate electrodes
    • H10W20/495Capacitive arrangements or effects of, or between wiring layers

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 層間絶縁膜平坦化に必要なダミー配線を有す
る配線構造において、配線容量を効率良く低減する。 【解決手段】 開示されている半導体装置は、配置が密
な第1配線8と配置が疎の第2配線9との間の位置に形
成されるダミー配線18の側端は、第1配線8及び第2
配線8の側端から第1配線8又は第2配線9を構成する
配線幅の略2倍の距離だけ離間して形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置及び
その製造方法に係り、詳しくは、層間絶縁膜平坦化に必
要なダミー配線を有する配線構造において、隣接する配
線間の配線容量の低減を図る半導体装置及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の代表として知られているマ
イクロプロセッサやメモリ等のLSI(大規模集積回
路)は、集積度の向上につれて個々の素子の寸法は益々
微細化されてきている。また、素子を構成する半導体領
域の深さも浅く形成されつつあり、さらに、各半導体領
域から配線を引き出す場合に、層間絶縁膜に設けるコン
タクト孔のサイズも制限されてきている。したがって、
配線の微細化が避けられなくなってきている。
【0003】ここで、微細化配線に適した構造として、
例えば特開平10−284600号公報に示されるよう
に、層間絶縁膜に配線用溝を設けて、この配線用溝に導
体を埋め込んで配線を形成するようにしたダマシン(Da
mascene)配線構造が知られている。
【0004】図8は、上述のようなダマシン配線構造を
有する従来の半導体装置を示す平面図、図9は図8のC
−C矢視断面図である。図8及び図9において、例えば
P型シリコン基板51には選択的に素子領域となるN型
ソース領域52及びドレイン領域53が形成されると共
に、ソース領域52とドレイン領域53との間のチャネ
ル領域54上にはゲート酸化膜55を介して、多結晶シ
リコン等からなるゲート電極56が形成されている。ゲ
ート電極56を含む全面はシリコン酸化膜等からなる第
1層間絶縁膜57で覆われて、MOS(Metal Oxide Sem
iconductor)型トランジスタが形成されている。
【0005】第1層間絶縁膜57上には互いに近接した
帯状の複数の配線58A、58B、58C、…からなる
第1配線58が形成されると共に、この第1配線58と
第2層間絶縁膜60を介して平面的に第1配線58と平
行に帯状の単一の配線からなる第2配線59が形成され
ている。これら第1配線58及び第2配線59は、上述
のダマシン配線構造に形成されており、各々シリコン酸
化膜等からなる第2層間絶縁膜60に形成された配線用
溝61に埋め込まれて第一層配線を構成している。第1
配線58の一部は、第1層間絶縁膜57に形成されたプ
ラグ導体62を通じて、ソース領域52又はドレイン領
域53と導通している。
【0006】ここで、第1配線58は、近接した複数の
配線58A、58B、58C、…により配置が密に、い
わゆる配線密度が大きくなるように形成されている一
方、第2配線59は単独の配線により配置が疎になるよ
うに形成されている。第2層間絶縁膜60の表面はCM
P(Chemical Mechanical Polishing;化学的機械研
磨)法により平坦化されている。但し、CMP処理時
に、配置が密になっている第1配線58の第2層間絶縁
膜60の表面には、後述するような理由によりエロージ
ョン67の発生が避けられない。
【0007】第1配線58及び第2配線59からなる第
一層配線を覆うように第2層間絶縁膜60上にはシリコ
ン酸化膜等からなる第3層間絶縁膜63が形成されて、
上述のMOS型トランジスタは外部雰囲気から保護され
ている。
【0008】次に、図10を参照して、同半導体装置の
製造方法について工程順に説明する。まず、図10
(a)に示すように、例えばP型シリコン基板51を用
いて周知のフォトリソグラフィ法及びイオン注入法等を
利用して、選択的に素子領域となるN型ソース領域52
及びドレイン領域53、ゲート酸化膜55及びゲート電
極56を形成する。次に、CVD(Chemical Vapor Depo
sition)法等により、全面にシリコン酸化膜等からなる
第1層間絶縁膜57を成膜してMOS型トランジスタを
形成する。次に、図10(b)に示すように、フォトリ
ソグラフィ法により第1層間絶縁膜57にコンタクト孔
を形成した後、このコンタクト孔内に多結晶シリコン等
を埋め込んでプラグ導体62を形成する。
【0009】次に、図10(c)に示すように、CVD
法等により第1層間絶縁膜57上にシリコン酸化膜等か
らなる第2層間絶縁膜60を成膜した後、この第2層間
絶縁膜60をフォトリソグラフィ法によりパターニング
して所望の位置に配線用溝61を形成する。次に、図1
0(d)に示すように、CVD法等により配線用溝61
を含む第2層間絶縁膜60の全面に銅、アルミニウム等
の導体膜66を成膜した後、図10(e)に示すよう
に、CMPにより第2層間絶縁膜60の表面を平坦化す
る。この結果、第2層間絶縁膜60の所望位置には帯状
の複数の配線58A、58B、58C、…からなる第1
配線58、この第1配線58と第2層間絶縁膜60を介
して帯状の単一の第2配線59が各々ダマシン配線構造
に形成される。
【0010】ここで、配線が密に配置されている第1配
線58の第2層間絶縁膜60の表面は、配線が疎に配置
されていてその周囲が強度的に優れているシリコン酸化
膜により囲まれているいる第2配線59の第1層間絶縁
膜60の表面に比べて強度的に劣っている。それゆえ、
第2層間絶縁膜60の表面のCMP処理時に、その部分
が集中して研磨されるようになるので、特に第1配線5
8の第2層間絶縁膜60の表面は凹状に形成されて、い
わゆるエロージョン67が生ずる。
【0011】次に、第1配線58及び第2配線59から
なる第一層配線を含む第2層間絶縁膜の全面に第3層間
絶縁膜63を形成し、上述のMOS型トランジスタを外
部雰囲気から保護することにより半導体装置を完成させ
る。
【0012】ところで、図8及び図9の従来の半導体装
置では、第2層間絶縁膜60のCMP処理時に、上述し
たように特に配線が密に配置されている第1配線58の
第2層間絶縁膜60の表面にエロージョン67の発生が
避けられないので、第2層間絶縁膜60が平坦度に劣る
という欠点が生ずる。このような平坦度に劣る層間絶縁
膜上に上層配線を形成した場合には、この上層配線の変
形、断線等の不具合が発生し易くなるので、半導体装置
の信頼性を低下させる原因となる。
【0013】上述のような欠点を除去するため、例えば
特開平10−27799号公報に開示されるように、第
1配線と第2配線との間の位置にダミー配線を形成した
半導体装置が提供されるに至っている。
【0014】図11は、上述のようなダミー配線を有す
る従来の半導体装置を示す平面図、図12は図11のD
−D矢視断面図である。図11及び図12において、第
1層間絶縁膜57上の第1配線58と第2配線59との
間の、配線が疎に配置されている第2配線59の周囲の
位置には、電気的に周囲から絶縁している複数のダミー
配線68が形成されている。なお、図11及び図12に
おいて、図9及び図10の構成部分と対応する部分に
は、同一の番号を付してその説明を省略する。上述した
ように、配線が疎に配置されている第2配線59の周囲
の位置に複数のダミー配線68を形成することにより、
第2層間絶縁膜60の配線密度を略均一化できるので、
結果的に第2層間絶縁膜60の表面の機械的強度も均一
化できるようになる。したがって、CMP処理時に特に
第1配線58の第2層間絶縁膜60の表面にエロージョ
ンが生ずるのを防止することができるようになる。すな
わち、ダミー配線68は第2層間絶縁膜60の平坦化の
ために不可欠になる。
【0015】ところで、ダミー配線68を形成した場合
には、エロージョンの発生を防止することができるもの
の、配線容量の増加が避けられなくなる。しかしなが
ら、図11及び図12に示すように、ダミー配線68を
平面的に複数に分割して形成することにより、ダミー配
線68を一体的に形成した場合よりも配線容量の増加を
低減することができるようになる。すなわち、第2層間
絶縁膜60を介して形成される第1配線58と第2配線
59との間の配線容量の増加を低減することができるよ
うになる。
【0016】図13は、ダマシン配線構造を有する半導
体装置の配線容量のシミュレーション結果を示す図で、
○印Dは図8及び図9の半導体装置に対応した特性(第
1配線58と第2配線59との間の配線容量)を示して
いる。また、●印Aは図11及び図12の半導体装置に
対応した特性を示している。特性Aと特性Dとを比較す
ると明らかなように、図8及び図9の半導体装置はダミ
ー配線を設けない分だけ配線容量が低減している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の半導
体装置では、層間絶縁膜平坦化のためにダミー配線を形
成する場合、このダミー配線を単にランダムに複数に分
割して形成しているだけなので、配線容量を効率良く低
減するのが困難である、という問題がある。すなわち、
層間絶縁膜上に平面的に一定の寸法のダミー配線を形成
する場合は、図11及び図12に示すように、その寸法
を複数に分割することにより一体的に形成した場合より
も配線容量を低減できるが、単にランダムに複数に分割
して形成してもその分平面的寸法が増加してしまうの
で、結果的にチップ面積を増加させてしまう場合が生じ
る。あるいは、ダミー配線の配置を考慮しないで単にラ
ンダムに複数に分割して形成しただけでは、配線容量を
ほとんど低減できない場合もある。
【0018】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、層間絶縁膜平坦化に必要なダミー配線を有する
配線構造において、配線容量を効率良く低減することが
できるようにした半導体装置及びその製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、半導体基板上の第1層間絶
縁膜上に第2層間絶縁膜を介して平面的に第1配線及び
第2配線が形成されると共に、上記第1配線と上記第2
配線との間の位置に複数のダミー配線が形成され、上記
第2層間絶縁膜上に第3層間絶縁膜が形成されている半
導体装置であって、上記ダミー配線の側端は、上記第1
配線及び第2配線の側端から該第1配線又は第2配線を
構成する配線幅の2〜4倍の距離だけ離間して形成され
ていることを特徴としている。
【0020】請求項2記載の発明は、半導体基板上の第
1層間絶縁膜上に第2層間絶縁膜を介して平面的に第1
配線及び第2配線からなる第一層配線が形成されると共
に、上記第1配線と上記第2配線との間の位置に複数の
ダミー配線が形成され、少なくとも上記第一層配線を覆
うように形成された第3層間絶縁膜上に第二層配線が形
成されている半導体装置であって、上記ダミー配線の側
端は、上記第1配線及び第2配線の側端から該第1配線
又は第2配線を構成する配線幅の2〜4倍の距離だけ離
間して形成されていることを特徴としている。
【0021】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の半導体装置に係り、上記第1配線は互いに近
接して形成された帯状の複数の配線からなる一方、上記
第2配線は上記第1配線と平行に形成された帯状の単一
の配線からなることを特徴としている。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項3記載の半
導体装置に係り、上記第1配線を構成する帯状の複数の
配線又は上記第2配線を構成する帯状の単一の配線は、
各々上記配線幅と略同幅に形成されていることを特徴と
している。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか1に記載の半導体装置に係り、上記複数のダミ
ー配線は、各々平面形状が方形状に形成されていること
を特徴としている。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項5記載の半
導体装置に係り、上記複数のダミー配線は、各々平面形
状が正方形に形成されていることを特徴としている。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の
いずれか1に記載の半導体装置に係り、上記複数のダミ
ー配線は、各々上記配線幅の整数倍の幅及び配線間スペ
ースを有するように形成されていることを特徴としてい
る。
【0026】また、請求項8記載の発明は、請求項1乃
至7のいずれか1に記載の半導体装置に係り、上記配線
幅は、微細加工が可能な最小配線幅からなることを特徴
としている。
【0027】請求項9記載の発明は、半導体基板に所望
の素子領域を形成した後、該半導体基板上に第1層間絶
縁膜を形成する第1層間絶縁膜形成工程と、上記第1層
間絶縁膜上に第2層間絶縁膜を形成した後、該第2層間
絶縁膜の配線形成予定位置に配線用溝を形成する配線用
溝形成工程と、上記配線用溝を含む上記第2層間絶縁膜
の全面に導電膜を形成した後上記第2層間絶縁膜の表面
を平坦化することにより、上記配線用溝内に第1配線及
び第2配線からなる第一層配線を形成すると同時に、上
記第1配線と上記第2配線との間の位置に、上記第1配
線及び第2配線の側端から該第1配線又は第2配線を構
成する配線幅の2〜4倍の距離だけ側端を離間するよう
にダミー配線を形成する配線形成工程と、上記第一層配
線及びダミー配線を含む第2層間絶縁膜の全面に第3層
間絶縁膜を形成する第3層間絶縁膜形成工程とを含むこ
とを特徴としている。
【0028】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
半導体装置の製造方法に係り、上記第3層間絶縁膜形成
工程の後に、上記第3層間絶縁膜上に第二層配線を形成
する第二層配線形成工程を含むことを特徴としている。
【0029】請求項11記載の発明は、請求項9又は1
0記載の半導体装置の製造方法に係り、上記配線形成工
程において、互いに近接するように帯状の複数の配線か
らなる第1配線、該第1配線と平行に帯状の単一の配線
からなる第2配線及び複数のダミー配線を同時に形成す
ることを特徴としている。
【0030】請求項12記載の発明は、請求項9、10
又は11記載の半導体装置の製造方法に係り、上記配線
形成工程における第2層間絶縁膜の表面の平坦化を、化
学的機械研磨法により行うことを特徴としている。
【0031】さらにまた、請求項13記載の発明は、請
求項9乃至12のいずれか1に記載の半導体装置の製造
方法に係り、上記配線形成工程における上記第1配線又
は第2配線を構成する配線幅を、微細加工が可能な最小
配線幅に形成することを特徴としている。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は実施例を用いて
具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である半導体装置の構成
を示す平面図、図2は図1のA−A矢視断面図、また、
図3は同半導体装置の製造方法を工程順に示す工程図で
ある。この例の半導体装置は、図1及び図2に示すよう
に、例えばP型シリコン基板1には選択的に素子領域と
なるN型ソース領域2及びドレイン領域3が形成される
と共に、ソース領域2とドレイン領域3との間のチャネ
ル領域4上にはゲート酸化膜5を介して、多結晶シリコ
ン等からなるゲート電極6が形成されている。ゲート電
極6を含む全面はシリコン酸化膜等からなる膜厚が0.
6〜0.8μmの第1層間絶縁膜7で覆われて、MOS
型トランジスタが形成されている。
【0033】第1層間絶縁膜7上には略0.28μmの
配線スペースを介して互いに近接した、幅が略0.28
μmの帯状の複数の配線8A、8B、8C、…からなる
第1配線8が形成されると共に、この第1配線8と第2
層間絶縁膜10を介して平面的に第1配線8と平行に、
幅が略0.28μmの帯状の単一の配線からなる第2配
線9が形成されている。これら第1配線8及び第2配線
9は、前述のダマシン配線構造に形成されており、各々
シリコン酸化膜等からなる膜厚が0.6〜0.8μmの
第2層間絶縁膜10に形成された配線用溝11に埋め込
まれて第一層配線を構成している。第1配線8及び第2
配線9は、リソグラフィ技術によって微細加工が可能な
最小配線幅に形成されていることが望ましい。第1配線
8の一部は、第1層間絶縁膜7に形成された多結晶シリ
コン等からなるプラグ導体12を通じて、ソース領域2
又はドレイン領域3と導通している。
【0034】ここで、第1配線8は、近接した複数の配
線8A、8B、8C、…により配置が密に、いわゆる配
線密度が大きくなるように形成されている一方、第2配
線9は単独の配線により配置が疎になるように形成され
ている。第2層間絶縁膜10の表面はCMP法により平
坦化されている。
【0035】第1層間絶縁膜7上の第1配線8と第2配
線9との間の位置には、電気的に周囲から絶縁してい
る、一辺が略0.56μmの正方形状の複数のダミー配
線18が、相互に略0.56μmの配線スペースを介し
て形成されている。このダミー配線18は、第一層配線
を構成している第1配線8及び第2配線9と共に、膜厚
が0.2〜0.4μmの銅、アルミニウム等の導体で構
成されている。ここで、ダミー配線18の幅及び配線間
スペースは、第1配線8又は第2配線9の配線幅(略
0.28μm)の整数倍に設けるのが、設計上有利であ
る。また、ダミー配線18の形状は、上述のような正方
形状を含めた方形状に選ぶのが、設計上有利である。
【0036】ダミー配線18の側端は、詳細には第1配
線8及び第2配線9と最接近している図示位置で左右側
の両ダミー配線18の側端は、第1配線8及び第2配線
9の側端からこれら両配線8、9を構成する配線幅(略
0.28μm)の略2倍の距離L(略0.56μm)だ
け離間して形成されている。すなわち、この例では、ダ
ミー配線18の位置は、第1配線8及び第2配線9に対
して上述の距離Lだけ離間した位置に選ばれるように制
限されている。このような条件を選ぶことにより、後述
するように配線容量を効率良く低減することができるよ
うになる。
【0037】第1配線8及び第2配線9からなる第一層
配線を覆うように第2層間絶縁膜10上にはシリコン酸
化膜等からなる膜厚が0.6〜0.8μmの第3層間絶
縁膜13が形成されて、上述のMOS型トランジスタは
外部雰囲気から保護されている。
【0038】図13において、●印Bは、この例による
半導体装置に対応した特性を示している。すなわち、従
来の●印Aの配線容量(略0.156fF(ヘムトファ
ラッド))に対して、この例の●印Bでは略0.146
fFが得られ、配線容量を略6.4%低減できたことを
示している。
【0039】次に、図3を参照して、同半導体装置の製
造方法について工程順に説明する。まず、図3(a)に
示すように、例えばP型シリコン基板1を用いて周知の
フォトリソグラフィ法及びイオン注入法等を利用して、
選択的に素子領域となるN型ソース領域2及びドレイン
領域3、ゲート酸化膜5及びゲート電極6を形成する。
次に、CVD法等により、全面にシリコン酸化膜等から
なる膜厚が0.6〜0.8μmの第1層間絶縁膜7を成
膜してMOS型トランジスタを形成する。
【0040】次に、図3(b)に示すように、フォトリ
ソグラフィ法により第1層間絶縁膜7にコンタクト孔を
形成した後、このコンタクト孔内に多結晶シリコン等を
埋め込んでプラグ導体12を形成する。
【0041】次に、図3(c)に示すように、CVD法
等により第1層間絶縁膜7上にシリコン酸化膜等からな
る膜厚が0.6〜0.8μmの第2層間絶縁膜10を成
膜した後、この第2層間絶縁膜10をフォトリソグラフ
ィ法によりパターニングして所望の位置に配線用溝11
を形成する。この配線用溝11は、後述するように、同
時に形成する第1配線8、第2配線9及びダミー配線1
8が所定の位置関係に形成されるようにパターニングし
て形成する。
【0042】次に、図3(d)に示すように、CVD法
等により配線用溝11を含む第2層間絶縁膜10の全面
に、膜厚が0.2〜0.4μmの銅、アルミニウム等の
導体膜16を成膜する。
【0043】次に、図3(e)に示すように、CMPに
より第2層間絶縁膜10の表面を平坦化して、第1配線
8、第2配線9及びダミー配線18を同時に形成する。
すなわち、第1層間絶縁膜7上に略0.28μmの配線
スペースを介して互いに近接した、幅が略0.28μm
の帯状の複数の配線8A、8B、8C、…からなる第1
配線8と、この第1配線8と第2層間絶縁膜10を介し
て平面的に第1配線8と平行に、幅が略0.28μmの
帯状の単一の配線からなる第2配線9と、第1配線8と
第2配線9との間の位置に、電気的に周囲から絶縁して
いる一辺が略0.56μmの正方形状からなり、相互に
略0.56μmの配線スペースを介して配置された複数
のダミー配線18とを、同時に形成する。
【0044】また、ダミー配線18の側端となる、第1
配線8及び第2配線9と最接近している図示位置で左右
側の両ダミー配線18の側端を、第1配線8及び第2配
線9の側端からこれら両配線8、9を構成する配線幅
(略0.28μm)の略2倍の距離L(略0.56μ
m)だけ離間して形成する。
【0045】この結果、第1配線8及び第2配線9は、
前述のダマシン配線構造に形成され、第一層配線を構成
するように形成される。また、第1配線8の一部は、第
1層間絶縁膜7に形成されたプラグ導体12を通じて、
ソース領域2又はドレイン領域3と導通するように形成
される。
【0046】次に、第1配線8及び第2配線9からなる
第一層配線を含む第2層間絶縁膜の全面にシリコン酸化
膜等からなる膜厚が0.6〜0.8μmの第3層間絶縁
膜13を形成し、上述のMOS型トランジスタを外部雰
囲気から保護することによりこの例の半導体装置を完成
させる。
【0047】このように、この例の構成によれば、配置
が密な第1配線8と配置が疎の第2配線9との間の位置
に形成されるダミー配線18の側端は、第1配線8及び
第2配線8の側端から第1配線8又は第2配線9を構成
する配線幅の略2倍の距離だけ離間して形成されるの
で、配線容量が増加する位置へのダミー配線18の形成
を避けることができる。したがって、層間絶縁膜平坦化
に必要なダミー配線を有する配線構造において、配線容
量を効率良く低減することができる。
【0048】◇第2実施例 図4は、この発明の第2実施例である半導体装置の構成
を示す平面図、図5は図4のB−B矢視断面図である。
この例の半導体装置の構成が、上述した第1実施例の構
成と大きく異なるところは、配置が密な第1配線及び配
置が疎の第2配線に対する距離を、第1実施例における
それの略2倍に設定してダミー配線を形成するようにし
た点である。この例の半導体装置は、図4及び図5に示
すように、ダミー配線23の側端となる第1配線21及
び第2配線22と最接近している図示位置で左右側の両
ダミー配線23の側端は、第1配線21及び第2配線2
2の側端からこれら両配線21、22を構成する配線幅
(略0.28μm)の略4倍の距離L(略0.112μ
m)だけ離間して形成されている。すなわち、この例で
は、ダミー配線23の位置は、第1配線21及び第2配
線22に対して上述の距離Lだけ離間した位置に選ばれ
るように制限される。このような条件を選ぶことによ
り、後述するように配線容量を効率良く低減することが
できるようになる。
【0049】この例の半導体装置を製造するには、図3
(c)の第1実施例の半導体装置の製造工程において、
配線用溝のパターンを変更するだけで容易に製造するこ
とができる。これ以外は、上述した第1実施例と略同様
である。それゆえ、図4及び図5において、図1及び図
2の構成部分と対応する部分には、同一の番号を付して
その説明を省略する。
【0050】図13において、●印Cは、この例による
半導体装置に対応した特性を示している。すなわち、従
来の●印Aの配線容量(略0.156fF(ヘムトファ
ラッド))に対して、この例の●印Cでは略0.143
fFが得られ、配線容量を略8.3%低減できたことを
示している。
【0051】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様な効果を得ることが
できる。
【0052】◇第3実施例 図6は、この発明の第3実施例である半導体装置の構成
を示す断面図である。この例の半導体装置の構成が、上
述した第1実施例の構成と大きく異なるところは、第3
層間絶縁膜上に第二層配線を形成して多層配線構造に形
成するようにした点である。この例の半導体装置は、図
6に示すように、第1配線8及び第2配線9からなる第
一層配線を覆っている第3層間絶縁膜13上の所望の位
置には第二層配線14が形成され、この第二層配線14
はシリコン酸化膜等からなる膜厚が0.6〜0.8μm
の最終絶縁膜15により保護されている。以上のような
構成により、多層配線構造が形成される。
【0053】この例によれば、多層配線構造に形成した
ことにより、第1配線8と第2配線9との間に形成され
る配線容量だけでなく、第3層間絶縁膜13を介して第
1配線8及び第2配線9からなる第一層配線と第二層配
線14との間に形成される配線容量も低減することがで
きるようになる。この例の半導体装置を製造するには、
図3(e)の第1実施例の半導体装置の製造工程の後
で、第3層間絶縁膜13、第二層配線14及び最終絶縁
膜15を順次に形成することにより、容易に製造するこ
とができる。
【0054】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様な効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、多層配線構造
における第一層配線と第二層配線との間に形成される配
線容量も低減することができる。
【0055】◇第4実施例 図7は、この発明の第4実施例である半導体装置の構成
を示す断面図である。この例の半導体装置の構成が、上
述した第2実施例の構成と大きく異なるところは、第3
層間絶縁膜上に第二層配線を形成して多層配線構造に形
成するようにした点である。この例の半導体装置は、図
7に示すように、第1配線21及び第2配線22からな
る第一層配線を覆っている第3層間絶縁膜13上の所望
の位置には第二層配線24が形成され、この第二層配線
24はシリコン酸化膜等からなる最終絶縁膜25により
保護されている。以上のような構成により、多層配線構
造が形成される。
【0056】この例によれば、第3実施例と同様に、多
層配線構造に形成したことにより、第1配線21と第2
配線22との間に形成される配線容量だけでなく、第3
層間絶縁膜13を介して第1配線21及び第2配線22
からなる第一層配線と第二層配線24との間に形成され
る配線容量も低減することができるようになる。
【0057】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様な効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、多層配線構造
における第一層配線と第二層配線との間に形成される配
線容量も低減することができる。
【0058】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、配置が密
な第1配線と配置が疎の第2配線に対するダミー配線の
距離は、第1配線及び第2配線を構成する配線幅の略2
倍又は略4倍に選んだ例で説明したが、2〜4倍の範囲
に選べば略同様な効果が得られる。なお、略4倍以上に
選んだ場合には、平面的な寸法を増加させる割には配線
容量の低減効果が少なくなるので望ましくない。
【0059】また、層間絶縁膜を平坦化するための手段
は、CMP処理に限らずエッチバックにより行ってもよ
い。また、多層配線構造を選ぶ場合は、三層以上にする
こともできる。また、層間絶縁膜はシリコン酸化膜に限
らずに、BSG(Boro-Silicate Glass)膜、PSG(Ph
ospho-Silicate Glass)膜、BPSG(Boro-Phospho-Si
licate Glass)膜等の他の絶縁膜を用いることができ
る。また、各半導体領域の導電型はP型とN型とを逆に
することができる。すなわち、Nチャネル型に限らずP
チャネル型のMIS型トランジスタに対しても適用でき
る。また、各絶縁膜、導電膜等の膜厚、材料、成膜方法
等は一例を示したものであり、用途、目的等によって変
更することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の半導体
装置及びその製造方法によれば、配置が密な第1配線と
配置が疎の第2配線との間の位置に形成されるダミー配
線の側端は、第1配線及び第2配線の側端から第1配線
又は第2配線を構成する配線幅の2〜4倍の距離だけ離
間して形成されるので、配線容量が増加する位置へのダ
ミー配線の形成を避けることができる。したがって、層
間絶縁膜平坦化に必要なダミー配線を有する配線構造に
おいて、配線容量を効率良く低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である半導体装置の構成
を示す平面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】同半導体装置の製造方法を工程順に示す工程図
である。
【図4】この発明の第2実施例である半導体装置の構成
を示す平面図である。
【図5】図4のB−B矢視断面図である。
【図6】この発明の第3実施例である半導体装置の構成
を示す断面図である。
【図7】この発明の第4実施例である半導体装置の構成
を示す断面図である。
【図8】従来の半導体装置の構成を示す平面図である。
【図9】図8のC−C矢視断面図である。
【図10】同半導体装置の製造方法を工程順に示す工程
図である。
【図11】従来の半導体装置の構成を示す平面図であ
る。
【図12】図11のD−D矢視断面図である。
【図13】この例の実施例の半導体装置と従来の半導体
装置とにより得られた配線容量を比較して示す図であ
る。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 N型ソース領域 3 N型ドレイン領域 4 チャネル領域 5 ゲート酸化膜 6 ゲート電極 7 第1層間絶縁膜 8、21 第1配線 8A、8B、8C、… 配線 9、22 第2配線 10 第2層間絶縁膜 11 配線用溝 12 プラグ導体 13 第3層間絶縁膜 14、24 第二層配線 15、25 最終絶縁膜 16 導体膜 18、23 ダミー配線

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の第1層間絶縁膜上に第2
    層間絶縁膜を介して平面的に第1配線及び第2配線が形
    成されると共に、前記第1配線と前記第2配線との間の
    位置に複数のダミー配線が形成され、前記第2層間絶縁
    膜上に第3層間絶縁膜が形成されている半導体装置であ
    って、 前記ダミー配線の側端は、前記第1配線及び第2配線の
    側端から該第1配線又は第2配線を構成する配線幅の2
    〜4倍の距離だけ離間して形成されていることを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上の第1層間絶縁膜上に第2
    層間絶縁膜を介して平面的に第1配線及び第2配線から
    なる第一層配線が形成されると共に、前記第1配線と前
    記第2配線との間の位置に複数のダミー配線が形成さ
    れ、少なくとも前記第一層配線を覆うように形成された
    第3層間絶縁膜上に第二層配線が形成されている半導体
    装置であって、 前記ダミー配線の側端は、前記第1配線及び第2配線の
    側端から該第1配線又は第2配線を構成する配線幅の2
    〜4倍の距離だけ離間して形成されていることを特徴と
    する半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1配線は互いに近接して形成され
    た帯状の複数の配線からなる一方、前記第2配線は前記
    第1配線と平行に形成された帯状の単一の配線からなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1配線を構成する帯状の複数の配
    線又は前記第2配線を構成する帯状の単一の配線は、各
    々前記配線幅と略同幅に形成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のダミー配線は、各々平面形状
    が方形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか1に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のダミー配線は、各々平面形状
    が正方形に形成されていることを特徴とする請求項5記
    載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のダミー配線は、各々前記配線
    幅の整数倍の幅及び配線間スペースを有するように形成
    されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    1に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記配線幅は、微細加工が可能な最小配
    線幅からなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
    か1に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板に所望の素子領域を形成した
    後、該半導体基板上に第1層間絶縁膜を形成する第1層
    間絶縁膜形成工程と、 前記第1層間絶縁膜上に第2層間絶縁膜を形成した後、
    該第2層間絶縁膜の配線形成予定位置に配線用溝を形成
    する配線用溝形成工程と、 前記配線用溝を含む前記第2層間絶縁膜の全面に導電膜
    を形成した後前記第2層間絶縁膜の表面を平坦化するこ
    とにより、前記配線用溝内に第1配線及び第2配線から
    なる第一層配線を形成すると同時に、前記第1配線と前
    記第2配線との間の位置に、前記第1配線及び第2配線
    の側端から該第1配線又は第2配線を構成する配線幅の
    2〜4倍の距離だけ側端を離間するようにダミー配線を
    形成する配線形成工程と、 前記第一層配線及びダミー配線を含む第2層間絶縁膜の
    全面に第3層間絶縁膜を形成する第3層間絶縁膜形成工
    程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第3層間絶縁膜形成工程の後に、
    前記第3層間絶縁膜上に第二層配線を形成する第二層配
    線形成工程を含むことを特徴とする請求項9記載の半導
    体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記配線形成工程において、互いに近
    接するように帯状の複数の配線からなる第1配線、該第
    1配線と平行に帯状の単一の配線からなる第2配線及び
    複数のダミー配線を同時に形成することを特徴とする請
    求項9又は10記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記配線形成工程における第2層間絶
    縁膜の表面の平坦化を、化学的機械研磨法により行うこ
    とを特徴とする請求項9、10又は11記載の半導体装
    置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記配線形成工程における前記第1配
    線又は第2配線を構成する配線幅を、微細加工が可能な
    最小配線幅に形成することを特徴とする請求項9乃至1
    2のいずれか1に記載の半導体装置の製造方法。
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