JP2000286332A - ドライエッチング用静電チャック装置及び載置台 - Google Patents
ドライエッチング用静電チャック装置及び載置台Info
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- JP2000286332A JP2000286332A JP9291199A JP9291199A JP2000286332A JP 2000286332 A JP2000286332 A JP 2000286332A JP 9291199 A JP9291199 A JP 9291199A JP 9291199 A JP9291199 A JP 9291199A JP 2000286332 A JP2000286332 A JP 2000286332A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダウンフロー型のエッチング及びリアクティ
ブイオンエッチングの両方に共用できる静電チャック装
置及び載置台を提供する。 【解決手段】 導電性膜25を両面から挟み込む一対の
絶縁性膜27を有するチャック本体16が載置台4に接
着剤で貼着されている。チャック本体16の表面はフッ
素系樹脂より成る保護膜28で被覆されており、保護膜
28の周縁部28aは載置台4の側周面4b側に湾曲し
てチャック本体16と載置台4との間の接着剤の露出部
26を被覆している。保護膜28の周縁端部28cは載
置台4に接着剤で貼着されており、保護膜28と載置台
4との間の接着剤の露出部30は保護リング29で被覆
されている。保護膜28の表面の平坦部28bは被処理
物Wを載置する載置面を形成し、載置面28bの外径は
被処理物Wの外径よりも小さい。
ブイオンエッチングの両方に共用できる静電チャック装
置及び載置台を提供する。 【解決手段】 導電性膜25を両面から挟み込む一対の
絶縁性膜27を有するチャック本体16が載置台4に接
着剤で貼着されている。チャック本体16の表面はフッ
素系樹脂より成る保護膜28で被覆されており、保護膜
28の周縁部28aは載置台4の側周面4b側に湾曲し
てチャック本体16と載置台4との間の接着剤の露出部
26を被覆している。保護膜28の周縁端部28cは載
置台4に接着剤で貼着されており、保護膜28と載置台
4との間の接着剤の露出部30は保護リング29で被覆
されている。保護膜28の表面の平坦部28bは被処理
物Wを載置する載置面を形成し、載置面28bの外径は
被処理物Wの外径よりも小さい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライエッチング
装置のエッチング室の内部においてウエハ等の被処理物
を吸着保持するための静電チャック装置及びこの装置を
備えた載置台に関する。
装置のエッチング室の内部においてウエハ等の被処理物
を吸着保持するための静電チャック装置及びこの装置を
備えた載置台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体の製造工程において使用さ
れるドライエッチング装置としては、シリコンウエハ等
の半導体基板(被処理物)上に各種の膜を堆積した後に
おいて、酸素ガス、CF4ガス等のガスプラズマを利用
して生成した中性活性なラジカル(活性種)を半導体基
板上に導き、このラジカルによって前記膜に等方性エッ
チングを行うダウンフロー型エッチング装置が知られて
いる。
れるドライエッチング装置としては、シリコンウエハ等
の半導体基板(被処理物)上に各種の膜を堆積した後に
おいて、酸素ガス、CF4ガス等のガスプラズマを利用
して生成した中性活性なラジカル(活性種)を半導体基
板上に導き、このラジカルによって前記膜に等方性エッ
チングを行うダウンフロー型エッチング装置が知られて
いる。
【0003】また、他のドライエッチング装置として
は、シリコンウエハ等の半導体基板上に各種の膜を堆積
した後において、塩素等のハロゲン系元素を含むガスを
半導体基板の上方で高周波によってプラズマ化し、主と
してイオンによって前記膜に異方性エッチングを行うリ
アクティブイオンエッチング(RIE)装置が知られて
いる。
は、シリコンウエハ等の半導体基板上に各種の膜を堆積
した後において、塩素等のハロゲン系元素を含むガスを
半導体基板の上方で高周波によってプラズマ化し、主と
してイオンによって前記膜に異方性エッチングを行うリ
アクティブイオンエッチング(RIE)装置が知られて
いる。
【0004】さらに、一台の装置において、ラジカル又
はイオンのいずれかを、主たるエッチング種として適宜
選択できるドライエッチング装置もある。
はイオンのいずれかを、主たるエッチング種として適宜
選択できるドライエッチング装置もある。
【0005】上述した従来のドライエッチング装置にお
いては、通常、真空雰囲気下にあるエッチング室内の載
置台に被処理物が載置され、載置台からの熱伝達によっ
て被処理物の温度が制御される。載置台の上面には被処
理物を固定するための静電チャック装置が設けられてお
り、この静電チャック装置に直流電圧を印加することに
よって被処理物が静電吸着され、さらに、被処理物の裏
面にガスを導入することで熱伝達の効率を向上させるこ
とでき、被処理物の温度制御手段として有効である。
いては、通常、真空雰囲気下にあるエッチング室内の載
置台に被処理物が載置され、載置台からの熱伝達によっ
て被処理物の温度が制御される。載置台の上面には被処
理物を固定するための静電チャック装置が設けられてお
り、この静電チャック装置に直流電圧を印加することに
よって被処理物が静電吸着され、さらに、被処理物の裏
面にガスを導入することで熱伝達の効率を向上させるこ
とでき、被処理物の温度制御手段として有効である。
【0006】また、従来のドライエッチング装置におい
ては、静電チャック装置の腐食を防止するために、静電
チャック装置の最も表面側(被処理物を載置する側)を
フッ素系樹脂より成る保護膜で被覆するようにしてい
る。
ては、静電チャック装置の腐食を防止するために、静電
チャック装置の最も表面側(被処理物を載置する側)を
フッ素系樹脂より成る保護膜で被覆するようにしてい
る。
【0007】さらに、被処理物の全面にわたって良好な
温度制御を行うために、静電チャック装置の載置面の外
径を被処理物の外径よりも大きくして、被処理物の周縁
部における温度制御を行いやすくしている。
温度制御を行うために、静電チャック装置の載置面の外
径を被処理物の外径よりも大きくして、被処理物の周縁
部における温度制御を行いやすくしている。
【0008】ここで、ダウンフロー型エッチング装置に
おいてはラジカルがエッチング種であるため、静電チャ
ック装置に対して物理的なエッチングは起こらない。し
たがって、前記の如く静電チャック装置の載置面を被処
理物の外径よりも大きくして、載置面の一部が被処理物
の外側にはみ出している場合であっても、物理的なエッ
チングによってこのはみ出し部分が腐食することはな
い。
おいてはラジカルがエッチング種であるため、静電チャ
ック装置に対して物理的なエッチングは起こらない。し
たがって、前記の如く静電チャック装置の載置面を被処
理物の外径よりも大きくして、載置面の一部が被処理物
の外側にはみ出している場合であっても、物理的なエッ
チングによってこのはみ出し部分が腐食することはな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、リアクティ
ブイオンエッチング装置の場合には、主たるエッチング
種はイオンであるため、静電チャック装置の載置面の一
部が被処理物の外側にはみ出していると、このはみ出し
部分がエッチングによって腐食されてしまう。このた
め、上述した従来の静電チャック装置をリアクティブイ
オンエッチング装置で使用すると、エッチングによって
フッ素系樹脂製の保護膜が腐食され、寿命が短縮されて
静電チャック装置の早期の交換を余儀なくされるという
問題があった。
ブイオンエッチング装置の場合には、主たるエッチング
種はイオンであるため、静電チャック装置の載置面の一
部が被処理物の外側にはみ出していると、このはみ出し
部分がエッチングによって腐食されてしまう。このた
め、上述した従来の静電チャック装置をリアクティブイ
オンエッチング装置で使用すると、エッチングによって
フッ素系樹脂製の保護膜が腐食され、寿命が短縮されて
静電チャック装置の早期の交換を余儀なくされるという
問題があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、ダウンフロー型
のエッチング及びリアクティブイオンエッチングの両方
に共用できる静電チャック装置及びこの装置を備えた載
置台を提供することにある。
のエッチング及びリアクティブイオンエッチングの両方
に共用できる静電チャック装置及びこの装置を備えた載
置台を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドライエッチ
ング処理される被処理物を静電気力によって吸着保持す
るために、エッチング室の内部の載置台に設けられる静
電チャック装置において、前記被処理物を吸着する際に
電圧が印加される導電性膜と、この導電性膜を両面から
挟み込む一対の絶縁性膜と、を有するチャック本体を備
え、前記チャック本体は前記載置台に接着剤によって貼
着されており、前記チャック本体の表面はフッ素系樹脂
より成る保護膜によって被覆されており、前記保護膜の
周縁部は前記載置台の側周面側に湾曲して前記チャック
本体と前記載置台との間の前記接着剤の露出部を被覆し
ており、前記保護膜の周縁端部は前記載置台に接着剤に
よって貼着されており、前記保護膜と前記載置台との間
の前記接着剤の露出部は保護リングによって被覆されて
おり、前記保護膜の表面の平坦部は前記被処理物を載置
する載置面を形成し、前記載置面の外径は前記被処理物
の外径よりも小さな値に設定されていることを特徴とす
る。
ング処理される被処理物を静電気力によって吸着保持す
るために、エッチング室の内部の載置台に設けられる静
電チャック装置において、前記被処理物を吸着する際に
電圧が印加される導電性膜と、この導電性膜を両面から
挟み込む一対の絶縁性膜と、を有するチャック本体を備
え、前記チャック本体は前記載置台に接着剤によって貼
着されており、前記チャック本体の表面はフッ素系樹脂
より成る保護膜によって被覆されており、前記保護膜の
周縁部は前記載置台の側周面側に湾曲して前記チャック
本体と前記載置台との間の前記接着剤の露出部を被覆し
ており、前記保護膜の周縁端部は前記載置台に接着剤に
よって貼着されており、前記保護膜と前記載置台との間
の前記接着剤の露出部は保護リングによって被覆されて
おり、前記保護膜の表面の平坦部は前記被処理物を載置
する載置面を形成し、前記載置面の外径は前記被処理物
の外径よりも小さな値に設定されていることを特徴とす
る。
【0012】なお、本明細書中において「エッチング」
という用語は、酸化膜、シリコン、アルミ等の薄膜のエ
ッチングを含むと共に、レジストを除去するためのアッ
シングをも含むものとして用いている。
という用語は、酸化膜、シリコン、アルミ等の薄膜のエ
ッチングを含むと共に、レジストを除去するためのアッ
シングをも含むものとして用いている。
【0013】また、前記フッ素系樹脂は、四フッ化樹脂
又は三フッ化樹脂であることが望ましい。
又は三フッ化樹脂であることが望ましい。
【0014】本発明による載置台は、上述したドライエ
ッチング用静電チャック装置を備え、前記チャック本体
が前記接着剤によって表面に貼着されていることを特徴
とする。
ッチング用静電チャック装置を備え、前記チャック本体
が前記接着剤によって表面に貼着されていることを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
静電チャック装置及び載置台について図1及び図2を参
照して説明する。なお、以下では、本実施形態による静
電チャック装置をダウンフロー型のケミカルドライエッ
チング装置(CDE装置)に組み込んだ場合について説
明するが、本実施形態による静電チャック装置は、以下
の説明で明らかになるように、リアクティブイオンエッ
チング装置にも支障なく適用することができるものであ
る。
静電チャック装置及び載置台について図1及び図2を参
照して説明する。なお、以下では、本実施形態による静
電チャック装置をダウンフロー型のケミカルドライエッ
チング装置(CDE装置)に組み込んだ場合について説
明するが、本実施形態による静電チャック装置は、以下
の説明で明らかになるように、リアクティブイオンエッ
チング装置にも支障なく適用することができるものであ
る。
【0016】図1において符号1はCDE装置の真空容
器を示し、この真空容器1の内部にエッチング室2が形
成されており、真空容器1の底部には、シリコンウエハ
である被処理物Wの温度を制御するための水冷ジャケッ
ト3が気密に固定されている。
器を示し、この真空容器1の内部にエッチング室2が形
成されており、真空容器1の底部には、シリコンウエハ
である被処理物Wの温度を制御するための水冷ジャケッ
ト3が気密に固定されている。
【0017】水冷ジャケット3の上部には、被処理物W
を載置するためのアルミニウム金属製の載置台4が設け
られており、この載置台4には静電チャック装置5が組
み込まれている。水冷ジャケット3の内部には温度制御
機構の一部を構成する媒体通路6が形成されており、温
度調整された冷却水等の媒体Mが媒体配管7、8を通し
て媒体通路6の内部に導入され、排出されている。
を載置するためのアルミニウム金属製の載置台4が設け
られており、この載置台4には静電チャック装置5が組
み込まれている。水冷ジャケット3の内部には温度制御
機構の一部を構成する媒体通路6が形成されており、温
度調整された冷却水等の媒体Mが媒体配管7、8を通し
て媒体通路6の内部に導入され、排出されている。
【0018】載置台4の外周部には複数の取付孔51が
形成されており、取付孔51に挿入された取付ボルト5
0によって載置台4が水冷ジャケット3の上面に固設さ
れている。
形成されており、取付孔51に挿入された取付ボルト5
0によって載置台4が水冷ジャケット3の上面に固設さ
れている。
【0019】真空容器1の天板9を貫通するようにして
プロセスガス導入管10が取り付けられており、このプ
ロセスガス導入管10の先端部は、エッチング室2内に
設けられたガス分散板11に接続されている。このガス
分散板11はシャワー状のノズルを形成しており、この
シャワー状のノズルによって、プロセスガス導入管10
を介してエッチング室2の内部に導入されたプロセスガ
スGが被処理物Wの表面全体にわたって均一に供給され
る。
プロセスガス導入管10が取り付けられており、このプ
ロセスガス導入管10の先端部は、エッチング室2内に
設けられたガス分散板11に接続されている。このガス
分散板11はシャワー状のノズルを形成しており、この
シャワー状のノズルによって、プロセスガス導入管10
を介してエッチング室2の内部に導入されたプロセスガ
スGが被処理物Wの表面全体にわたって均一に供給され
る。
【0020】プロセスガス導入管10の途中には石英管
12が設けられており、この石英管12を取り囲むよう
にしてプラズマ発生装置13が設けられている。そし
て、石英管12の内部に供給されたプロセスガスGに対
してプラズマ発生装置13からマイクロ波が印加され
る。すると、石英管12の内部でグロー放電が生じてプ
ラズマが生成され、プロセスガスGが活性化される。こ
こで、プロセスガスGとしては例えば、CF4及びO2を
含む混合ガスを使用することができる。
12が設けられており、この石英管12を取り囲むよう
にしてプラズマ発生装置13が設けられている。そし
て、石英管12の内部に供給されたプロセスガスGに対
してプラズマ発生装置13からマイクロ波が印加され
る。すると、石英管12の内部でグロー放電が生じてプ
ラズマが生成され、プロセスガスGが活性化される。こ
こで、プロセスガスGとしては例えば、CF4及びO2を
含む混合ガスを使用することができる。
【0021】活性化されたプロセスガスはプロセスガス
導入管10を通してエッチング室2内に導入され、ガス
分散板11を介して被処理物Wの表面の全体に均一に供
給される。すると、プロセスガス中の中性ラジカル(中
性活性種)によって被処理物Wの表面の薄膜がエッチン
グ処理される。ここで、エッチング室2は排気管14を
介して真空ポンプ(図示せず)によって真空排気されて
おり、エッチング室2の内部の圧力は圧力計15によっ
て計測されている。
導入管10を通してエッチング室2内に導入され、ガス
分散板11を介して被処理物Wの表面の全体に均一に供
給される。すると、プロセスガス中の中性ラジカル(中
性活性種)によって被処理物Wの表面の薄膜がエッチン
グ処理される。ここで、エッチング室2は排気管14を
介して真空ポンプ(図示せず)によって真空排気されて
おり、エッチング室2の内部の圧力は圧力計15によっ
て計測されている。
【0022】また、図1に示したようにこのCDE装置
は、被処理物Wの裏面側に冷却ガスを供給するための冷
却ガス供給機構19を備えており、この冷却ガス供給機
構19は、載置台4及び静電チャック装置5を貫通して
被処理物Wの下方に開口している冷却ガス導入管20を
有している。この冷却ガス導入管20の途中には圧力計
21及びガス流量コントロールバルブ22が設けられて
いる。
は、被処理物Wの裏面側に冷却ガスを供給するための冷
却ガス供給機構19を備えており、この冷却ガス供給機
構19は、載置台4及び静電チャック装置5を貫通して
被処理物Wの下方に開口している冷却ガス導入管20を
有している。この冷却ガス導入管20の途中には圧力計
21及びガス流量コントロールバルブ22が設けられて
いる。
【0023】また、ガス流量コントロールバルブ22よ
りも下流側の冷却ガス導入管20の途中から排出配管2
3が分岐しており、この排出配管23の途中には可変バ
ルブ24が設けられている。そして、通常、圧力計21
の計測値をフィードバックしてガス流量コントロールバ
ルブ22の開度が自動的に調整され、1000Pa前後
の圧力に維持される。
りも下流側の冷却ガス導入管20の途中から排出配管2
3が分岐しており、この排出配管23の途中には可変バ
ルブ24が設けられている。そして、通常、圧力計21
の計測値をフィードバックしてガス流量コントロールバ
ルブ22の開度が自動的に調整され、1000Pa前後
の圧力に維持される。
【0024】図2は、載置台4に設けられた静電チャッ
ク装置5を拡大して示した縦断面図である。静電チャッ
ク装置5は、金属薄膜製の導電性膜25と、この導電性
膜25をその全面にわたって両面から挟み込む一対の絶
縁性膜27と、を有するチャック本体16を備えてい
る。絶縁性膜27は、ポリイミド樹脂フィルム等の高分
子有機材料で構成されている。チャック本体16は、接
着剤によって載置台4の表面4aに接着されている。
ク装置5を拡大して示した縦断面図である。静電チャッ
ク装置5は、金属薄膜製の導電性膜25と、この導電性
膜25をその全面にわたって両面から挟み込む一対の絶
縁性膜27と、を有するチャック本体16を備えてい
る。絶縁性膜27は、ポリイミド樹脂フィルム等の高分
子有機材料で構成されている。チャック本体16は、接
着剤によって載置台4の表面4aに接着されている。
【0025】また、チャック本体16の表面には接着剤
によってフッ素系樹脂より成る保護膜28が貼着されて
おり、チャック本体16の全面が保護膜28で被覆され
ている。保護膜28の周縁部28aは載置台4の側周面
4bの側に湾曲して、載置台4の周縁位置において露出
している接着剤の露出部26を被覆している。保護膜2
8を形成するフッ素系樹脂としては、四フッ化樹脂又は
三フッ化樹脂が好ましく、例えば、ポリ四フッ化エチレ
ン(PTFE)フィルムによって保護膜28を形成する
ことができる。
によってフッ素系樹脂より成る保護膜28が貼着されて
おり、チャック本体16の全面が保護膜28で被覆され
ている。保護膜28の周縁部28aは載置台4の側周面
4bの側に湾曲して、載置台4の周縁位置において露出
している接着剤の露出部26を被覆している。保護膜2
8を形成するフッ素系樹脂としては、四フッ化樹脂又は
三フッ化樹脂が好ましく、例えば、ポリ四フッ化エチレ
ン(PTFE)フィルムによって保護膜28を形成する
ことができる。
【0026】保護膜28の周縁端部28cは、環状部材
より成る保護リング29によって載置台4との間に挟み
込まれ、保護膜28を載置台4に固定するための接着剤
の露出部30は保護リング29によって覆われている。
これによって、保護膜28と載置台4との間の接着剤が
その外周端部においてエッチングされることを防止して
いる。
より成る保護リング29によって載置台4との間に挟み
込まれ、保護膜28を載置台4に固定するための接着剤
の露出部30は保護リング29によって覆われている。
これによって、保護膜28と載置台4との間の接着剤が
その外周端部においてエッチングされることを防止して
いる。
【0027】また、保護リング29は、保護膜28で覆
われていない部分の載置台4の表面の全体を覆ってお
り、これによって、載置台4自体に高周波が印加される
RIEにおいても、載置台4の表面がエッチングされる
ことを防止できる。なお、保護リング29は、載置台4
の上に単に載置されているだけであり、特に固定はされ
ていない。
われていない部分の載置台4の表面の全体を覆ってお
り、これによって、載置台4自体に高周波が印加される
RIEにおいても、載置台4の表面がエッチングされる
ことを防止できる。なお、保護リング29は、載置台4
の上に単に載置されているだけであり、特に固定はされ
ていない。
【0028】そして、本実施形態による静電チャック装
置においては、保護膜28の表面の平坦部28bは被処
理物Wを載置する載置面を形成しており、この載置面2
8bの外径は被処理物Wの外径よりも小さな値に設定さ
れている。つまり、被処理物Wの周縁部は載置面28b
の外縁を超えて外側にはみ出している。
置においては、保護膜28の表面の平坦部28bは被処
理物Wを載置する載置面を形成しており、この載置面2
8bの外径は被処理物Wの外径よりも小さな値に設定さ
れている。つまり、被処理物Wの周縁部は載置面28b
の外縁を超えて外側にはみ出している。
【0029】導電性膜25には図1に示した直流電源4
3が接続されており、この直流電源43によって導電性
膜25に電圧を印加するようになっている。そして、導
電性膜25に電圧が印加されると、静電気力によって載
置台4に被処理物Wが吸着固定される。また、導電性膜
25と直流電源43との間に電流計44を設けることに
よって、導電性膜25に流れる電流を観測することが可
能であり、これによって被処理物Wの有無を検知するこ
とができる。
3が接続されており、この直流電源43によって導電性
膜25に電圧を印加するようになっている。そして、導
電性膜25に電圧が印加されると、静電気力によって載
置台4に被処理物Wが吸着固定される。また、導電性膜
25と直流電源43との間に電流計44を設けることに
よって、導電性膜25に流れる電流を観測することが可
能であり、これによって被処理物Wの有無を検知するこ
とができる。
【0030】以上述べたように本実施形態による静電チ
ャック装置5及びこの装置を備えた載置台4によれば、
チャック本体16はフッ素系樹脂より成る保護膜28で
被覆されているので、被処理物Wに対してダウンフロー
型のエッチングによる処理を行なった場合でも、チャッ
ク本体16の絶縁性膜27がエッチングにより腐食する
ことがなく、また、静電チャック装置5の載置面28b
の外径は被処理物Wの外径よりも小さな値に設定されて
いるので、被処理物Wに対してリアクティブイオンエッ
チングによる処理を行なった場合でも、保護膜28がエ
ッチングにより腐食することがない。
ャック装置5及びこの装置を備えた載置台4によれば、
チャック本体16はフッ素系樹脂より成る保護膜28で
被覆されているので、被処理物Wに対してダウンフロー
型のエッチングによる処理を行なった場合でも、チャッ
ク本体16の絶縁性膜27がエッチングにより腐食する
ことがなく、また、静電チャック装置5の載置面28b
の外径は被処理物Wの外径よりも小さな値に設定されて
いるので、被処理物Wに対してリアクティブイオンエッ
チングによる処理を行なった場合でも、保護膜28がエ
ッチングにより腐食することがない。
【0031】このように本実施形態による静電チャック
装置5及びこの装置を備えた載置台4は、ダウンフロー
型のエッチング及びリアクティブイオンエッチングのい
ずれにおいてもエッチングによる腐食を受けることがな
く、静電チャック装置5の短寿命化を招くことなく両方
のエッチングに共用することができる。
装置5及びこの装置を備えた載置台4は、ダウンフロー
型のエッチング及びリアクティブイオンエッチングのい
ずれにおいてもエッチングによる腐食を受けることがな
く、静電チャック装置5の短寿命化を招くことなく両方
のエッチングに共用することができる。
【0032】また、本実施形態による静電チャック装置
5及びこの装置を備えた載置台4によれば、チャック本
体16を載置台4に接着するための接着剤の露出部26
は保護膜28の周縁部28aで覆われており、さらに、
保護膜28を載置台4に接着するための接着剤の露出部
30は保護リング29で覆われているので、接着剤のエ
ッチングによるチャック本体16又は保護膜28の剥が
れや、パーティクルの発生を防止することができる。
5及びこの装置を備えた載置台4によれば、チャック本
体16を載置台4に接着するための接着剤の露出部26
は保護膜28の周縁部28aで覆われており、さらに、
保護膜28を載置台4に接着するための接着剤の露出部
30は保護リング29で覆われているので、接着剤のエ
ッチングによるチャック本体16又は保護膜28の剥が
れや、パーティクルの発生を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明による静電チャ
ック装置及びこの装置を備えた載置台によれば、チャッ
ク本体の表面をフッ素系樹脂より成る保護膜で被覆し、
この保護膜の周縁部によってチャック本体と載置台の表
面との間の接着剤の露出部を被覆し、保護膜の周縁端部
と載置台との間の接着剤の露出部を保護リングで被覆す
ると共に、被処理物を載置する載置面の外径を被処理物
の外径よりも小さな値に設定したので、ダウンフロー型
のエッチング及びリアクティブイオンエッチングのいず
れにおいてもエッチングによる腐食を受けることがな
く、静電チャック装置の短寿命化を招くことなく両方の
エッチングに共用することができる。
ック装置及びこの装置を備えた載置台によれば、チャッ
ク本体の表面をフッ素系樹脂より成る保護膜で被覆し、
この保護膜の周縁部によってチャック本体と載置台の表
面との間の接着剤の露出部を被覆し、保護膜の周縁端部
と載置台との間の接着剤の露出部を保護リングで被覆す
ると共に、被処理物を載置する載置面の外径を被処理物
の外径よりも小さな値に設定したので、ダウンフロー型
のエッチング及びリアクティブイオンエッチングのいず
れにおいてもエッチングによる腐食を受けることがな
く、静電チャック装置の短寿命化を招くことなく両方の
エッチングに共用することができる。
【図1】本発明の実施形態による静電チャック装置が組
み込まれたCDE装置の概略構成を示した縦断面図。
み込まれたCDE装置の概略構成を示した縦断面図。
【図2】本発明の実施形態による静電チャック装置を載
置台に設置した状態を拡大して示した縦断面図。
置台に設置した状態を拡大して示した縦断面図。
1 真空容器 2 エッチング室 4 載置台 4a 載置台の表面 4b 載置台の側周面 5 静電チャック装置 16 チャック本体 25 導電性膜 26、30 露出部 27 絶縁性膜 28 保護膜 28a 保護膜の周縁部 28b 保護膜の表面の平坦部(載置面) 28c 保護膜の周縁端部 29 保護リング W 被処理物
Claims (3)
- 【請求項1】ドライエッチング処理される被処理物を静
電気力によって吸着保持するために、エッチング室の内
部の載置台に設けられる静電チャック装置において、 前記被処理物を吸着する際に電圧が印加される導電性膜
と、この導電性膜を両面から挟み込む一対の絶縁性膜
と、を有するチャック本体を備え、 前記チャック本体は前記載置台に接着剤によって貼着さ
れており、前記チャック本体の表面はフッ素系樹脂より
成る保護膜によって被覆されており、前記保護膜の周縁
部は前記載置台の側周面側に湾曲して前記チャック本体
と前記載置台との間の前記接着剤の露出部を被覆してお
り、前記保護膜の周縁端部は前記載置台に接着剤によっ
て貼着されており、前記保護膜と前記載置台との間の前
記接着剤の露出部は保護リングによって被覆されてお
り、前記保護膜の表面の平坦部は前記被処理物を載置す
る載置面を形成し、前記載置面の外径は前記被処理物の
外径よりも小さな値に設定されていることを特徴とする
ドライエッチング用静電チャック装置。 - 【請求項2】前記フッ素系樹脂は、四フッ化樹脂又は三
フッ化樹脂であることを特徴とする請求項1記載のドラ
イエッチング用静電チャック装置。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載のドライエッ
チング用静電チャック装置を備え、前記チャック本体が
前記接着剤によって表面に貼着されている、被処理物を
載置するための載置台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9291199A JP2000286332A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ドライエッチング用静電チャック装置及び載置台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9291199A JP2000286332A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ドライエッチング用静電チャック装置及び載置台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000286332A true JP2000286332A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14067677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9291199A Pending JP2000286332A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ドライエッチング用静電チャック装置及び載置台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000286332A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6693790B2 (en) | 2001-04-12 | 2004-02-17 | Komatsu, Ltd. | Static electricity chuck apparatus and semiconductor producing apparatus provided with the static electricity chuck apparatus |
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| JP2011108816A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理装置の基板載置台 |
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-
1999
- 1999-03-31 JP JP9291199A patent/JP2000286332A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070622 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071106 |