JP2000287328A - サポート - Google Patents

サポート

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JP2000287328A
JP2000287328A JP11054710A JP5471099A JP2000287328A JP 2000287328 A JP2000287328 A JP 2000287328A JP 11054710 A JP11054710 A JP 11054710A JP 5471099 A JP5471099 A JP 5471099A JP 2000287328 A JP2000287328 A JP 2000287328A
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jig
locking portion
frame
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新吾 後藤
Yoshikazu Nagashima
義和 長島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線器具を作業性良く取り付ける。 【解決手段】 金属製の枠部21の一側部に、爪状の固定
係止部33を設ける。枠部21の他側部に、係止体取付部35
を設け、別体の係止体41を取り付ける。係止体41はばね
材で形成し、可動係止片53を突設する。サポート11に配
線器具12を取り付ける作業は、サポート11の背面側か
ら、配線器具12を開口部23に傾斜させながら挿入し、配
線器具12の一側の器具側孔部19にサポート11の固定係止
部33を挿入する。そして、配線器具12の他側部を正面側
に押し上げ、配線器具12の他側の器具側爪部18を可動係
止部55に係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線装置に用いる
サポートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスイッチやコンセントなど
の配線器具を備えた配線装置は、配線器具を取付枠であ
るサポートに取り付け、造営材である壁面に埋め込まれ
た配線ボックスから引き出した配線を配線器具に接続
し、サポートを配線ボックスにねじ止めし、サポートを
覆って化粧プレートを取り付けて設置されている。
【0003】そして、サポートは、配線器具を例えば縦
に3個取付可能な開口部を設けた金属製の枠状に形成さ
れ、開口部に臨み、一側部には、配線器具に係合される
固定爪部が設けられているとともに、他側部には、かし
めにより配線器具に係合されるかしめ爪部が形成されて
いる。すなわち、サポートには、かしめ爪部に連結して
支持する雲形部が設けられているとともに、この雲形部
を囲んで切欠部が設けられており、この切欠部にマイナ
スドライバを差し込んで回転させることにより、雲形部
の一部を変形させ、固定爪部を配線器具側に突出させる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、配線器具の固定作業に、マイナスドライ
バあるいはマイナスドライバと同じ形状の治具が必要と
の問題を有している。
【0005】また、合成樹脂にて一体に形成されたサポ
ートの開口部に配線器具を嵌め込んで固定する構成が知
られているが、枠状のサポート自体が軟質で変形可能で
あり、壁面への施工作業の際に不具合が生じる問題を有
している。さらに、サポートの開口部に配線器具を嵌め
込んで固定する構成では、かしめにより固定する構成に
較べて、サポートの開口部の幅寸法が小さく設定される
ため、サポートに配線器具を取り付ける作業が煩雑にな
りやすい問題を有している。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、配線器具を取り付ける作業性を良好にできるサポ
ートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のサポート
は、配線器具が一面から他面に向かって挿入される開口
部を設けた枠部と;枠部の一側に設けられ、配線器具の
一側を係止する固定係止部と;枠部の他側に設けられた
取付受部と;取付受部に取り付けられ、配線器具の他側
を係止する弾性変形可能な可動係止部を設けた係止体
と;を具備したものである。
【0008】そして、この構成では、配線器具の一側を
固定係止部に係止し、配線器具の他側を係止体の可動係
止部を弾性変形させて係止することにより、配線器具が
サポートに工具を用いずに取り付けられ、配線器具を取
り付ける作業性が良好になる。可動係止部は、枠部とは
別体の係止体に弾性変形可能に設けたので、配線器具の
取り付け作業時に枠部を変形させる必要がなく、施工時
の不具合が防止される。さらに、固定係止部が設けられ
た枠部の一側は、可動係止部を設ける必要がなく薄い形
状とすることができるため、サポートが配設される壁穴
部分に配置させた際に壁穴に入り込むのが、枠部の他側
の部分だけとなる。したがってサポートを壁に密着させ
た状態での位置合せの可能な範囲が広がる。
【0009】請求項2記載のサポートは、請求項1記載
のサポートにおいて、固定係止部は、一面側に向かって
傾斜したものである。
【0010】そして、この構成では、配線器具を開口部
の一面から他面に向かって挿入し、一側を固定係止部に
係止する際に、配線器具を傾けた状態で、傾斜した固定
係止部に容易に係止可能になり、作業性が向上する。ま
た、傾斜した固定係止部が配線器具に当接することによ
り、配線器具ががたつくことなく安定して保持される。
【0011】請求項3記載のサポートは、請求項1また
は2記載のサポートにおいて、固定係止部は、一面側に
向かって傾斜する傾斜面を先端部の他面側に設けたもの
である。
【0012】そして、この構成では、配線器具を開口部
の一面から他面に向かって挿入し、一側を固定係止部に
係止する際に、配線器具を傾けた状態で、傾斜面により
固定係止部を容易に係止可能になり、作業性が向上す
る。また、傾斜面が配線器具に当接することにより、配
線器具ががたつくことなく安定して保持される。
【0013】請求項4記載のサポートは、請求項1ない
し3いずれか記載のサポートにおいて、固定係止部は、
基端側の一面側の角部に逃げ凹部を設けたものである。
【0014】そして、この構成では、配線器具を開口部
の一面から他面に向かって挿入し、一側を固定係止部に
係止する際に、配線器具を傾けた状態でサポートに近接
させることが可能になり、固定係止部を容易に係止可能
になり、作業性が向上する。
【0015】請求項5記載のサポートは、配線器具が挿
入される開口部を設けた枠部と;枠部の一側に設けら
れ、配線器具の一側を係止する固定係止部と;枠部の他
側に設けられ、配線器具の他側を係止する変形可能な可
動係止部と;可動係止部に隣接し、第1の治具が挿入さ
れる溝部、および第2の治具に係合する治具受部を設け
た治具挿入部と;を具備したものである。
【0016】そして、この構成では、配線器具の一側を
固定係止部に係止し、配線器具の他側を可動係止部を変
形させて係止することにより、配線器具がサポートに固
定される。可動係止部は、治具挿入部に治具を挿入して
変形させるが、治具挿入部には、溝部および治具受部を
設けたので、複数の形状の治具を用いることが可能であ
り、配線器具を取り付ける作業性が良好になる。
【0017】請求項6記載のサポートは、請求項5記載
のサポートにおいて、溝部は、第1の治具としてのマイ
ナスドライバに係合し、治具受部は、第2の治具として
のプラスドライバに係合するものである。
【0018】そして、この構成では、配線器具の固定作
業に、マイナスドライバに加えてプラスドライバを利用
できるので、配線器具を取り付ける作業性が良好にな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサポートの一実施
の形態を図面を参照して説明する。
【0020】図1はサポートの一実施の形態を示す配線
器具を取り付けた状態の断面図、図2はサポートを示す
正面図、図3はサポートを示す側面図である。
【0021】図1ないし図3において、11はサポート
で、このサポート11に、一面としての背面側からスイッ
チやコンセントなどの配線器具12を取り付け、造営材で
ある壁面に埋め込まれた配線ボックスあるいは押さえ金
具から引き出した配線を配線器具12に接続し、サポート
11を配線ボックスにねじ止めし、サポート11を覆って他
面としての正面側から化粧プレートを取り付けて、配線
装置が構成されている。
【0022】そして、配線器具12は、図1に示すよう
に、合成樹脂製の器具本体14およびカバー15を備え、こ
れら器具本体14およびカバー15の内側に、端子金具など
が収納され、コンセントを構成している。また、これら
器具本体14およびカバー15は、一対の止め金具17によっ
て互いに固定されている。さらに、各止め金具17には、
両側方に突出する第1の係止受部である一対の器具側爪
部18が形成されているとともに、両側方に開口する第2
の係止受部である一対の器具側孔部19が形成されてい
る。
【0023】また、サポート11は、取付枠とも呼ばれる
もので、図1ないし図3に示すように、亜鉛クロマイト
メッキを施した鉄(SPCC)などの金属製の枠状をな
す枠部21を備えており、この枠部21の内側に、配線器具
12を例えば縦に最大3個取付可能な開口部23が形成され
ている。さらに、この枠部21の上下には、長孔状の取付
孔25が形成され、この取付孔25に挿入されるねじ(ボッ
クスねじ)にて、サポート11が配線ボックスにねじ止め
される。さらに、枠部21の上下には、ねじ孔26が形成さ
れ、このねじ孔26に螺合するプレートねじにて、化粧プ
レートがサポート11に固定される。また、取付孔25と開
口部23との間、および取付孔25の一側方には、それぞれ
補強用の突条部27,28が形成されている。
【0024】さらに、一側の突条部27の反対側には、突
片部29が設けられている。そこで、サポート11を複数連
設する際、各サポート11を壁にねじ止めした後に、互い
に近接する突条部27の部分と突片部29の部分とをペンチ
などの治具でつまんで互いに密着させることにより、容
易な作業できれいに連設できる。
【0025】そして、サポート11の一側部は、外側に沿
って正面側に折り曲げられ、一側補強部31が形成され、
枠部21の強度が大きくされているとともに、開口部23に
臨む内側には、所定間隔で3個の固定係止部33が爪状に
突設されている。
【0026】また、サポート11の他側部は、外側に沿っ
て背面側に若干傾斜して折り曲げられ、係止体取付部35
が形成されている。そして、この係止体取付部35の長手
方向に沿った縁部が、取付受部36となるとともに、この
取付受部36の正面側には、所定間隔で3個の取付用開口
37が形成されている。
【0027】そして、この係止体取付部35には、例えば
厚さ0.3mmのステンレス(SUS)製の弾性変形可
能な係止体41が取り付けられている。そして、この係止
体41は、枠部21の背面に沿って配置される前板部42と、
係止体取付部35の内面に沿って配置される側板部43とを
備え、断面略L字状をなしているとともに、各取付用開
口37に臨み、係止体側開口44が形成されている。そし
て、前板部42は、枠部21の複数カ所から背面側に突設さ
れたかしめピン45をかしめて枠部21に固定されていると
ともに、この前板部42から、各取付用開口37の両端部近
傍に、前側押さえ片47が突設されている。一方、側板部
43は、端部が略コの字状に屈曲され取付受部36に嵌合す
る取付部51が形成されているとともに、この取付部51側
から、各取付用開口37側に向かい、可動係止片53が弾性
変形可能に突設されている。そして、各可動係止片53の
正面側の端部には、リリース用の引掛部54が屈曲形成さ
れているとともに、この引掛部54の両側に位置して、可
動係止部55が形成されている。
【0028】そして、このサポート11に配線器具12を取
り付ける作業は、まず、サポート11の背面側から、配線
器具12を開口部23に傾斜させながら挿入し、配線器具12
の一側の器具側孔部19にサポート11の固定係止部33を挿
入する。そして、この状態から、配線器具12の他側部を
正面側に押し上げると、配線器具12の他側の器具側爪部
18が可動係止片53を弾性変形させながら乗り越え、可動
係止部55に係止される。また、この状態で、器具側爪部
18の前面は、前側押さえ片47に押さえられ、がたつきが
抑制される。また、配線器具12を取り外す際は、マイナ
スドライバーなどの治具を引掛部54に挿入してひねり、
付勢力に抗して可動係止片53を外側に移動させ、可動係
止部55を器具側爪部18から外す。
【0029】このように、本実施の形態のサポート11す
なわち大角連用配線器具のワンタッチサポートによれ
ば、配線器具12の一側を、固定係止部33に係止し、配線
器具12の他側を係止体41の可動係止部55を弾性変形させ
て係止することにより、配線器具12をサポート11にドラ
イバーなどの工具を用いずにワンタッチで固着でき、配
線器具12を取り付ける作業性を良好にできる。
【0030】また、可動係止部55は、一側の固定係止部
33は従来の大角連用取付枠と同様とし、枠部21とは別体
のばね性のある係止体41に弾性変形可能に設けたため、
配線器具12の取り付け作業時に枠部21を変形させる必要
がなく、施工時の不具合を防止でき、枠部21は変形しな
い強固な構造にできるため、施工時にサポート11の両側
面が壁面より下側に沈み込むといったことも抑制でき、
通常の金属サポートとの連接などの施工性にも劣ること
がない。
【0031】さらに、固定係止部33が設けられた枠部21
の一側は、可動係止部55を設ける必要がなく薄い形状と
することができるため、サポート11が配設される壁穴部
分に配置させた際に壁穴に入り込むのが、枠部21の他側
の部分だけとなる。したがってサポート11を壁に密着さ
せた状態での位置合せの可能な範囲を広げることができ
る。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。なお、第1の実施の形態の同様の構成には同一の符
号を付して説明する。
【0033】図4は本発明のサポートの他の実施の形態
を示す図7のI−I断面図、図5はサポートに配線器具
を取り付ける作業工程の説明図、図6はサポートの一部
と配線器具の分解状態の斜視図、図7はサポートの正面
図、図8はサポートの一部を切り欠いた側面図である。
【0034】この第2の実施の形態は、例えば、住宅用
埋込配線器具の器具を他の工具なしで固定でき、固定側
を壁部下部に設けない構造を持つ金属取付枠であり、固
定係止部33の一部または全部を傾斜させるなどして、配
線器具12をサポート11に装着する際の作業性の向上を図
るとともに、配線器具12のがたつきの抑制を図ったもの
である。
【0035】すなわち、本実施の形態では、図4ないし
図8に示すように、サポート11の枠部21の一側に設けた
各固定係止部33について、開口部23を含む仮想平面すな
わち配線器具12の水平面に対して、枠部21とともに所定
角度θだけ傾斜するように屈曲されている。さらに、各
固定係止部33は、先端部の表面側にテーパすなわち傾斜
面71が形成されているとともに、一側補強部31に連続す
る基端部の背面側の角部は曲面状に形成され逃げ凹部72
が形成されている。
【0036】なお、この実施の形態では、枠部21が傾斜
するように屈曲される範囲は、一端側の突条部28の中間
部から他端部の突条部28の中間部までの範囲Lとなって
いる。また、各固定係止部33には、突出方向を長手方向
として、正面側に向かい突部74が突設されている。
【0037】そして、この実施の形態では、可動係止部
55側よりも先に配線器具12に係合される固定側すなわち
固定係止部33を傾けたため、図5(a)に示すように、
配線器具12を大きく傾斜させなくとも、可動係止部55を
器具側孔部19に容易に挿入し係合することができ、この
状態から配線器具12の他側を正面側に回動させて、図5
(b)に示すように、他側の器具側爪部18を可動係止部
55に係合し、配線器具12をサポート11に固定することが
できる。
【0038】また、配線器具12をサポート11に固定した
状態では、傾斜した固定係止部33が配線器具12の器具側
孔部19に当接するため、器具側孔部19の形状、大きさの
ばらつきを吸収して、配線器具12をがたつくことなく安
定して保持することができる。
【0039】さらに、各固定係止部33の基端部には、逃
げ凹部72を形成したため、配線器具12をサポート11に近
接して配置した状態で、可動係止部55を器具側孔部19に
挿入することができる。
【0040】なお、サポート11は、枠部21の一側を全体
的に傾斜させる他、各固定係止部33をそれぞれ枠部21に
対して傾斜させても良い。あるいは、傾斜面71あるいは
逃げ凹部72は省略することもでき、また、傾斜面71ある
いは逃げ凹部72のみを形成することもできる。
【0041】また、固定係止部33の傾斜角度θは、作業
性の向上と安定した保持との効果を両立するため、10
度以上12度以下が好ましく、より好ましくは10度が
良い。
【0042】また、逃げ凹部72は曲面状(アール状)に
形成するほか、傾斜面すなわちテーパ状に形成すること
もでき、その他、配線器具12に引っ掛からないように逃
げる形状であれば、種々の形状を採ることができる。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。
【0044】図9はサポートの他の実施の形態を示す配
線器具を取り付けた状態の正面図、図10はサポートを
示す配線器具を取り付けた状態の正面図、図11はサポ
ートの他の実施の形態を示す一部を拡大した説明図、図
12はサポートのさらに他の実施の形態を示す一部を拡
大した説明図、図13は比較例のサポートを示す配線器
具を取り付けた状態の正面図、図14は比較例のサポー
トを示す配線器具を取り付けた状態の正面図である。
【0045】図9および図10において、111 はサポー
トで、このサポート111 に、スイッチやコンセントなど
の配線器具112 を取り付け、造営材である壁面に埋め込
まれた配線ボックスあるいは押さえ金具から引き出した
配線を配線器具112 に接続し、サポート111 を配線ボッ
クスにねじ止めし、サポート111 を覆って化粧プレート
を取り付けて、配線装置が構成されている。
【0046】そして、配線器具112 は、合成樹脂製の器
具本体114 およびカバー115 を備え、さらに、揺動自在
な操作ハンドル116 を備えているとともに、器具本体11
4 およびカバー115 の内側に、端子金具などが収納され
ている。また、これら器具本体114 およびカバー115
は、一対の止め金具117 によって互いに固定されてい
る。さらに、各止め金具117 には、側方に突出する第1
の係止受部である一対の器具側爪部118 が形成されてい
るとともに、第2の係止受部である器具側孔部119が形
成されている。
【0047】また、サポート111 は、亜鉛クロマイトメ
ッキを施した鉄(SPCC)などの金属製の枠状をなす
枠部121 を備えており、この枠部121 の内側に、配線器
具112 を例えば縦に最大3個取付可能な開口部123 が形
成されている。さらに、この枠部121 の上下には、長孔
状の取付孔125 が形成され、この取付孔125 に挿入され
るねじ(ボックスねじ)にて、サポート111 が配線ボッ
クスにねじ止めされる。さらに、枠部121 の上下には、
ねじ孔126 が形成され、このねじ孔126 に螺合するプレ
ートねじにて、化粧プレートがサポート111 に固定され
る。また、取付孔125 と開口部123 との間、および取付
孔125 の両側方には、それぞれ補強用の突条部127 ,12
8 が形成されている。
【0048】そして、サポート111 の一側部は、外側に
沿って正面側に折り曲げられ、一側補強部131 が形成さ
れているとともに、開口部123 に臨む内側には、所定間
隔で3個の固定係止部133 が爪状に突設されている。
【0049】また、サポート111 の他側部は、外側に沿
って正面側に折り曲げられ、他側補強部135 が形成され
ているとともに、開口部123 に臨む内側には、所定間隔
で3個のかしめ部141 が形成されている。そして、各か
しめ部141 は、開口部123 側に可動係止部143 が爪状に
突設され、各可動係止部143 の外側には、雲形部144が
連結されているとともに、この雲形部144 の外側を囲む
ようにして治具挿入部146 が開口形成されている。そし
て、雲形部144 は、略T字状をなすとともに、枠部121
に連結された一対の腕部147 を備えている。さらに、治
具挿入部146 は、第1の治具としてのマイナスドライバ
Mを挿入可能な3個の溝部148 を互いに連結した形状を
なすとともに、1カ所の溝部148 は、第2の治具として
のプラスドライバPのビット部を挿入可能な形状に拡開
され、すなわち雲形部144 と、この雲形部144 に対向す
る枠部121 の位置とに、プラスドライバPのビット部が
係合する治具受部149 が形成されている。
【0050】そして、このサポート111 に配線器具112
を取り付ける作業は、まず、サポート111 の背面側か
ら、配線器具112 を開口部123 に挿入し、配線器具112
の一側の器具側孔部119 にサポート111 の固定係止部13
3 を挿入する。そして、この状態で、サポート111 の他
側のかしめ部141 の溝部148 に治具を挿入してひねり、
すなわち、こじり、かしめ部141 の腕部147 を変形さ
せ、雲形部144 とともに可動係止部143 を配線器具12の
他側の器具側孔部119 に挿入して係止する。そして、治
具としてマイナスドライバMを用いる際は、図9の位置
Bあるいは位置Cに示すように、いずれかの溝部148 に
治具を挿入し、図10の位置Bあるいは位置Cに示すよ
うに、マイナスドライバMをひねり、可動係止部143 を
突出させることができる。一方、治具としてプラスドラ
イバPを用いる際は、図9の位置Aに示すように、治具
受部149 を形成した溝部148 に治具を挿入して係合し、
図10の位置Aに示すように、プラスドライバPをひね
り、可動係止部143 を突出させることができる。
【0051】このように、本実施の形態の器具用サポー
トかしめ部形状によれば、配線器具112 の施工時におい
て、配線器具112 の一側を固定係止部133 に係止し、配
線器具112 の他側を可動係止部143 を変形させて係止す
ることにより、配線器具112をサポート111 に固定でき
る。そして、可動係止部143 は、治具挿入部146 に治具
を挿入して変形させるが、この治具挿入部146 には、マ
イナスドライバMを挿入できる溝部148 のみならずプラ
スドライバPのビット部を挿入して係合できる治具受部
149 を切り欠いて設けたため、マイナスドライバMとプ
ラスドライバPとを区別することなく用いて配線器具11
2 をかしめ固定でき、配線器具112 を取り付ける作業性
を良好にできる。
【0052】すなわち、治具受部149 を設けていない構
成では、図13および図14に示すように、マイナスド
ライバMのみしか使用できなかったが、本実施の形態で
は、ドライバの形状を問うことなく、配線器具112 をか
しめ固定でき、配線器具112を取り付ける作業性を良好
にできる。
【0053】なお、上記の図9および図10に示す実施
の形態では、溝部148 を拡開して、すなわち、雲形部14
4 および枠部121 を切り欠いて治具受部149 を形成した
が、例えば、図11に示すように、雲形部144 および枠
部121 から相対向して治具受部149 を突設することもで
きる。また、これら治具受部149 は、例えば、図12に
示すように、互いに位置をずらして形成することもでき
る。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載のサポートによれば、配線
器具の一側を固定係止部に係止し、配線器具の他側を係
止体の可動係止部を弾性変形させて係止することによ
り、配線器具をサポートに工具を用いずに取り付けで
き、配線器具を取り付ける作業性を良好にできる。可動
係止部は、枠部とは別体の係止体に弾性変形可能に設け
たため、配線器具の取り付け作業時に枠部を変形させる
必要がなく、施工時の不具合を防止できる。さらに、固
定係止部が設けられた枠部の一側は、可動係止部を設け
る必要がなく薄い形状とすることができるため、サポー
トが配設される壁穴部分に配置させた際に壁穴に入り込
むのが、枠部の他側の部分だけとなる。したがってサポ
ートを壁に密着させた状態での位置合せの可能な範囲を
広げることができる。
【0055】請求項2記載のサポートによれば、請求項
1記載の効果に加え、固定係止部を一面側に向かって傾
斜したため、配線器具を開口部の一面から他面に向かっ
て挿入し、一側を固定係止部に係止する際に、配線器具
を傾けた状態で、傾斜した固定係止部に容易に係止で
き、作業性を向上できる。また、傾斜した固定係止部が
配線器具に当接することにより、配線器具をがたつくこ
となく安定して保持できる。
【0056】請求項3記載のサポートによれば、請求項
1または2記載の効果に加え、固定係止部は、一面側に
向かって傾斜する傾斜面を先端部の他面側に設けたた
め、配線器具を開口部の一面から他面に向かって挿入
し、一側を固定係止部に係止する際に、配線器具を傾け
た状態で、傾斜面により固定係止部を容易に係止でき、
作業性を向上できる。また、傾斜面が配線器具に当接す
ることにより、配線器具をがたつくことなく安定して保
持できる。
【0057】請求項4記載のサポートによれば、請求項
1ないし3いずれか記載の効果に加え、固定係止部は、
基端側の一面側の角部に逃げ凹部を設けたため、配線器
具を開口部の一面から他面に向かって挿入し、一側を固
定係止部に係止する際に、配線器具を傾けた状態でサポ
ートに近接させることができ、固定係止部を容易に係止
でき、作業性を向上できる。
【0058】請求項5記載のサポートによれば、配線器
具の一側を固定係止部に係止し、配線器具の他側を可動
係止部を変形させて係止することにより、配線器具をサ
ポートに固定できる。可動係止部は、治具挿入部に治具
を挿入して変形させるが、治具挿入部には、溝部および
治具受部を設けたため、複数の形状の治具を用いること
が可能であり、配線器具を取り付ける作業性を良好にで
きる。
【0059】請求項6記載のサポートによれば、請求項
5記載の効果に加え、配線器具の固定作業に、マイナス
ドライバに加えてプラスドライバを利用できるため、配
線器具を取り付ける作業性を良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサポートの一実施の形態を示す配線器
具を取り付けた状態の断面図である。
【図2】同上サポートを示す正面図である。
【図3】同上サポートを示す側面図である。
【図4】本発明のサポートの他の実施の形態を示す図7
のI−I断面図である。
【図5】同上サポートに配線器具を取り付ける作業工程
の説明図である。
【図6】同上サポートの一部と配線器具の分解状態の斜
視図である。
【図7】同上サポートの正面図である。
【図8】同上サポートの一部を切り欠いた側面図であ
る。
【図9】本発明のサポートの他の実施の形態を示す配線
器具を取り付けた状態の正面図である。
【図10】同上サポートを示す配線器具を取り付けた状
態の正面図である。
【図11】同上サポートの他の実施の形態を示す一部を
拡大した説明図である。
【図12】同上サポートのさらに他の実施の形態を示す
一部を拡大した説明図である。
【図13】比較例のサポートを示す配線器具を取り付け
た状態の正面図である。
【図14】同上比較例のサポートを示す配線器具を取り
付けた状態の正面図である。
【符号の説明】
11 サポート 12 配線器具 21 枠部 23 開口部 33 固定係止部 36 取付受部 41 係止体 55 可動係止部 71 傾斜面 72 逃げ凹部 111 サポート 112 配線器具 121 枠部 123 開口部 133 固定係止部 143 可動係止部 146 治具挿入部 148 溝部 149 治具受部 M 第1の治具としてのマイナスドライバ P 第2の治具としてのプラスドライバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線器具が一面から他面に向かって挿入
    される開口部を設けた枠部と;枠部の一側に設けられ、
    配線器具の一側を係止する固定係止部と;枠部の他側に
    設けられた取付受部と;取付受部に取り付けられ、配線
    器具の他側を係止する弾性変形可能な可動係止部を設け
    た係止体と;を具備したことを特徴とするサポート。
  2. 【請求項2】 固定係止部は、一面側に向かって傾斜し
    たことを特徴とする請求項1記載のサポート。
  3. 【請求項3】 固定係止部は、一面側に向かって傾斜す
    る傾斜面を先端部の他面側に設けたことを特徴とする請
    求項1または2記載のサポート。
  4. 【請求項4】 固定係止部は、基端側の一面側の角部に
    逃げ凹部を設けたことを特徴とする請求項1ないし3い
    ずれか記載のサポート。
  5. 【請求項5】 配線器具が挿入される開口部を設けた枠
    部と;枠部の一側に設けられ、配線器具の一側を係止す
    る固定係止部と;枠部の他側に設けられ、配線器具の他
    側を係止する変形可能な可動係止部と;可動係止部に隣
    接し、第1の治具が挿入される溝部、および第2の治具
    に係合する治具受部を設けた治具挿入部と;を具備した
    ことを特徴とするサポート。
  6. 【請求項6】 溝部は、第1の治具としてのマイナスド
    ライバに係合し、治具受部は、第2の治具としてのプラ
    スドライバに係合することを特徴とする請求項5記載の
    サポート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108110692A (zh) * 2017-12-22 2018-06-01 浙江诺金电器有限公司 一种接线端子
CN110822226A (zh) * 2019-10-25 2020-02-21 江苏安正光电科技有限公司 一种具有调节底座的液晶显示器
CN112467642A (zh) * 2020-11-13 2021-03-09 江西泉新电气有限公司 一种线缆固线器

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