JP2000287390A - エネルギー貯蔵放出装置 - Google Patents

エネルギー貯蔵放出装置

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JP2000287390A
JP2000287390A JP11088403A JP8840399A JP2000287390A JP 2000287390 A JP2000287390 A JP 2000287390A JP 11088403 A JP11088403 A JP 11088403A JP 8840399 A JP8840399 A JP 8840399A JP 2000287390 A JP2000287390 A JP 2000287390A
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energy
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Hirotaka Kawasaki
啓宇 川崎
Yoshihiko Kishizoe
義彦 岸添
Hidehiko Sugimoto
英彦 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間帯別電灯契約において電力量料金が安価
な夜間時間帯に電力を貯蔵し、高価な昼間時間帯に貯蔵
した電力を放出するエネルギー貯蔵放出装置を得る。ま
た、太陽光発電の併用を可能とするエネルギー貯蔵放出
装置を得る。 【解決手段】 時間帯判別器13が夜間時間帯と判別し
ているときには、双方向性周波数変換装置2、発電電動
機3およびフライホイール4から構成されたエネルギー
貯蔵放出手段にエネルギーを貯蔵し、時間帯判別器13
が昼間時間帯と判別しているときには、貯蔵したエネル
ギーを放出する。太陽光発電を併用する場合には、太陽
光発電手段が発電する電力の変化率が所定値を超えたと
き、それを抑えるようにエネルギー貯蔵放出手段が貯蔵
および放出するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、系統電力の貯蔵
および放出を行うエネルギー貯蔵放出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図11は、例えば特開平8−84445
号公報に示された従来のエネルギー貯蔵放出装置の構成
を示したものである。図において、51は電力系統、5
2はこの電力系統51に接続された双方向性周波数変換
装置、53はこの双方向性周波数変換装置52に接続さ
れた発電電動機、54はこの発電電動機53に接続され
たフライホイール、55は電力系統51に接続された電
力検出器、57はこの電力検出器55に接続された負
荷、56は電力検出器55からの信号を受け取り、双方
向性周波数変換装置52を制御する制御器である。
【0003】次に動作について説明する。電力検出器5
5は予め定めた電力と現在負荷57が消費している電力
との差を検出し出力するものである。いま、負荷57が
予め定めた電力以下の電力しか消費していないとする。
このとき、制御器56は電力検出器55の出力信号を受
けてその出力信号に相当する電力以下の電力を双方向性
周波数変換装置52を制御して発電電動機53に供給
し、発電電動機53及びフライホイール54の回転数を
上げる。この動作によって、エネルギーはフライホイー
ル54に貯蔵される。一方、負荷11が予め定めた電力
以上の電力を消費しているときは、制御器56は電力検
出器55の出力信号を受けてその出力信号に相当する電
力を双方向性周波数変換装置52を制御して発電電動機
53から取り出し負荷57に供給する。このとき、発電
電動機53及びフライホイール54の回転数は下がるよ
うに制御される。この動作によって、エネルギーはフラ
イホイール54から放出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフライホイール
によるエネルギー貯蔵放出装置は以上のように構成され
ているので、負荷57が所定の電気エネルギー未満の電
気エネルギーを消費するときフライホイール54にエネ
ルギーを貯蔵し、所定の電気エネルギーを超える電気エ
ネルギーを消費するときフライホイール54からエネル
ギーを放出するように動作するだけで、時間帯別電灯契
約の電力量料金と関係付けてフライホイール54による
エネルギーの貯蔵、放出をするようには構成されていな
い。従って、時間帯別電灯契約において安価な夜間電力
を有効に利用することがなく、経済的でないという問題
点があった。
【0005】また、従来のフライホイールによるエネル
ギー貯蔵放出装置では、太陽光発電システムの発電電力
と関係付けてフライホイール54によるエネルギーの貯
蔵放出をするようには考慮されていない。従って、太陽
光発電システムの発電電力の急変による系統電源電圧の
動揺を抑制する機能は持ち合わせていない。従って、フ
ライホイール54によるエネルギーの貯蔵放出の機能を
十分利用していないという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、時間帯別電灯契約の電力量料金
が安価な夜間時間帯にエネルギーを蓄積し、電力量料金
が高価な昼間時間帯に放出して、経済的なエネルギー貯
蔵放出装置を得ることを目的としている。また、太陽光
発電システムの併用を可能にし、その場合の電力系統の
電圧動揺を抑制することができるエネルギー貯蔵放出装
置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、電力系統か
ら電力を受けてエネルギーを貯蔵するとともに、貯蔵し
たエネルギーを電力として放出するためのエネルギー貯
蔵放出手段と、第一の時間帯と第二の時間帯とを判別す
るための時間帯判別手段と、時間帯判別手段からの信号
に基づき、エネルギー貯蔵放出手段が第一の時間帯には
エネルギーを貯蔵し、第二の時間帯にはエネルギーを放
出するように制御するための制御手段とを備えたエネル
ギー貯蔵放出装置である。
【0008】また、エネルギー貯蔵放出手段が、フライ
ホイールを備えている。
【0009】また、エネルギー貯蔵放出手段が、蓄電池
を備えている。
【0010】また、太陽光を受けて発電するための太陽
光発電手段と、太陽光発電手段が発電する電力の時間変
化率が所定値を超えたときに、時間変化率を所定値以下
に抑えるべく太陽光発電手段から流れ出てくる電流をフ
ィルタリングするためのフィルター手段と、をさらに備
え、太陽光発電手段から流出される電流とフィルター手
段によりフィルタリングされた電流との差に電圧を乗じ
た電力をエネルギー貯蔵放出手段が貯蔵または放出のい
ずれか一方を行うことにより、フィルター手段によりフ
ィルタリングされた電流が電力系統に逆潮流するように
制御手段が制御する。
【0011】エネルギー放出制御手段において逆潮流を
防止すべく負荷電流を検出する手段と、双方向性周波数
変換装置が負荷電流と等しい電流を放出するように制御
するための制御と、を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の一実施の形態におけるエネルギー貯蔵放出装置の構成
を示すブロック図である。本発明のエネルギー貯蔵放出
装置は、電力供給者と時間帯別電灯契約をしている電力
需要者のところに設置するものである。図2は、その電
気接続図である。これらの図において、1は電力系統、
10はこの電力系統1に接続された時間帯別電灯契約電
力量計、2はこの時間帯別電灯契約電力量計10に接続
された双方向性周波数変換装置、3はこの双方向性周波
数変換装置2に接続された発電電動機、4はこの発電電
動機3に取り付けられているエネルギー貯蔵放出手段で
あるフライホイールである。11は、この時間帯別電灯
契約電力量計10に双方向性周波数変換器2と並列にな
るように接続された負荷、12はこの負荷11に流れる
電流を検出する電流検出器、13は、時間帯別電灯契約
の時間帯が夜間時間帯(第一の時間帯)かそれとも昼間
時間帯(第二の時間帯)かを判別する時間帯判別器、1
4は電力系統1の電圧を検出する電圧検出器、15は発
電電動機3の回転数を検出する回転数検出器である。1
6は、電流検出器12、時間帯判別器13、電圧検出器
14及び回転数検出器15からの情報を得て、双方向性
周波数変換装置2を制御する制御器である。
【0013】次に動作について説明する。時間帯別電灯
契約では夜間時間帯(例えば午後11時から翌朝午前7
時まで)と昼間時間帯(例えば午前7時から午後11時
まで)の電力量料金に差があり、例えば夜間時間帯電力
量料金は昼間時間帯電力量料金の三分の一以下である。
時間帯別電灯契約電力量計10は夜間時間帯に作動する
電力量計10aと昼間時間帯に作動する電力量計10b
の2つをもっており、時間帯に応じて一方だけが作動す
るようになっている。夜間時間帯であれば電力系統1か
ら時間帯別電灯契約電力量計10に供給された電力は、
電力量計10aを動作させ、電流検出器12を通過し
て、負荷11及び双方向性周波数変換装置2に至る。負
荷11に至った電力は負荷11で消費される。他方、双
方向性周波数変換装置2に至った電力は、双方向性周波
数変換装置2で周波数及び電圧の大きさなどが変換され
た後に、発電電動機3に供給され、発電電動機3を電動
機として動作させ、発電電動機3及びそれに取り付けら
れたフライホイール4の回転数を上げる。この一連の動
作は、電力系統1の電気エネルギーをフライホイール4
に機械エネルギーとして貯蔵させるものである。制御器
16は、回転数検出器15が出力する回転数情報によっ
て双方向性周波数変換装置2を制御し、発電電動機3の
回転数を夜間時間帯の適当な時間をかけて上げ、所定回
転数に到達したらその回転数を保つように動作する。
【0014】一方、昼間時間帯であれば、フライホイー
ル4に貯蔵されている機械エネルギーは、フライホイー
ル4に回転させられている発電電動機3を発電機として
動作させるように双方向性周波数変換装置2を制御器1
6で制御することによって、発電電動機3で電気エネル
ギーに変換され、双方向性周波数変換装置2で電力系統
1の電力と同じ周波数及び同じ電圧をもつ電力に変換さ
れる。この電力を流すことができるところは2つある。
【0015】1つは電力系統1であり(このように電力
系統に電力を流すことは逆潮流と呼ばれる)、逆潮流す
る電力は電力消費者が電力供給者に電力を売ることにな
るので、時間帯別電灯契約電力量計10が逆潮流電力を
検量できるものであるとし、逆潮流する電力を次のよう
に制御する。制御器16は回転数検出器15が出力する
回転数情報によって双方向性周波数変換装置2を制御
し、発電電動機3の回転数を昼間時間の適当な時間をか
けて下げ、回転数が所定の回転数に到達したら、発電電
動機3に電流を流さないようにし、フリー状態とするよ
うに動作させる。
【0016】双方向性周波数変換装置2で電力系統1の
電力と同じ周波数及び同じ電圧をもつように変換された
電力を流すことができる他の1つは、負荷11である。
この場合、双方向性周波数変換装置2が電流検出器12
に流れている電流と等しい電流を流すように、制御器1
6により双方向性周波数変換装置2を制御する。ただ
し、フライホイール4の機械エネルギーがなくなった場
合は、双方向性周波数変換装置2の制御を停止する。
【0017】ここで、しかしながら、電力供給者の電力
系統に電力を放出することは現在の電気事業法による規
制下では認められていないが、本発明のエネルギー貯蔵
放出装置において、夜間時間帯に貯蔵し昼間時間帯に放
出するエネルギーが電力需要者が消費する電力以内にな
るように制御するようにすれば、現行の規制下でも安価
な夜間電力を貯蔵する本発明のエネルギー貯蔵放出装置
を利用することができる。また、この規制が撤廃された
場合は、電力供給者の電力系統にも放出するようにすれ
ばよい。
【0018】以上のように、図1に示す本発明のエネル
ギー貯蔵放出装置においては、時間帯別電灯契約をして
いる電力消費者は、電力量料金が安価な夜間電力を貯蔵
し、電力量料金が高価な昼間に消費するようにしたの
で、一日あたり次式に示す分の電力量料金を節約でき
る。
【0019】
【数1】
【0020】また、夜間電力は余剰しているので、それ
を電力消費者が貯蔵し、電力が余剰しない昼間に使用す
るので、負荷平準化でき、発電のピーク値を抑え、電力
供給者の発電設備を有効に利用する事が出来るととも
に、発電設備の容量を減らすことができるという効果が
得られる。
【0021】実施の形態2.図3は、本発明の他の実施
の形態におけるエネルギー貯蔵放出装置の構成を示した
ものである。図3において、電力系統1、双方向周波数
変換装置2、発電電動機3、フライホイール4、負荷1
1、電流検出器12、時間帯判別器13、電圧検出器1
4、及び、回転数検出器15は、上記の実施の形態1と
同じであるため、ここでは説明を省略する。17は太陽
光発電システムで、双方向性周波数変換装置2や負荷1
1と並列に接続されている。太陽光発電システム17
は、図9に示すように、電力系統1側に接続されている
直流/交流変換器17aと、太陽光を受けて発電を行う
ための太陽電池17cと、太陽電池17cに接続されて
直流電圧レベルを変換する直流/直流変換器17bとか
ら構成されている。太陽光発電システム17を設置する
場合、電力量計は買電用と売電用の2つ設置する必要が
ある。18は、買電用時間帯別電灯契約電力量計で、電
力系統1に接続される。19は、この買電用時間帯別電
灯契約電力量計18に接続される売電用時間帯別電灯契
約電力量計である。この売電用時間帯別電灯契約電力量
計19に、太陽光発電システム17、双方向性周波数変
換装置2、負荷11が接続されている。20は、太陽光
発電システム17に流れる電流を検出する電流検出器で
あり、21は、電流検出器12及び20、時間帯判別器
13、電圧検出器14及び回転数検出器15から情報を
得て、双方向性周波数変換装置2を制御する制御器であ
る。また、本実施の形態においては、制御器21内に、
ローパスフィルタ21aが設けられており、太陽光発電
システム17が発電する電力の時間変化率が所定値を超
えたとき、それを抑えるようにフライホイール4にエネ
ルギーを放出あるいは貯蔵するように作動する。詳細に
ついては後述する。
【0022】次に動作について説明する。本実施の形態
におけるエネルギー貯蔵放出装置は、上述したように、
上記の実施の形態1の構成に、太陽光発電システム1
7、売電用時間帯別電灯契約電力量計19、及び電流検
出器20が追加されている。本実施の形態におけるエネ
ルギー貯蔵放出装置は2つの働きをし、その1つは、図
1の実施の形態1で示した働きと同様で、時間帯別電灯
契約の夜間時間帯に電力系統1の電気エネルギーを機械
エネルギーに変換して貯蔵し、逆に、昼間時間帯に機械
エネルギーを電気エネルギーに変換して、電力系統1及
び負荷11に放出する。
【0023】また、もう1つの働きは、太陽光発電シス
テム17を追加したことによるものである。太陽光シス
テム17は太陽からの日射を受けて発電し、発電した電
力は売電用時間帯別電灯契約電力量計19を通って電力
系統1に流れる。このようにして、太陽光発電システム
17を設置した電力需要者は、電力供給者に電力を売る
ことができる。ところで、太陽光発電システム17中の
太陽電池が受ける日射量は時々刻々変化し、天候によっ
ては発電量がかなり速く変わり、電力系統1の電圧に動
揺を生じさせる。これは電力供給者にとっては重大な問
題で、太陽光発電システム17の大量普及の妨げにもな
ると考えられている。従って、太陽光発電システム17
にも安定した、あるいは、電力系統1全体の電力供給と
需要に応じた発電が要求される。そこで、太陽光発電シ
ステム17の発電量が急変するときには、それを抑制す
るように、制御器21で双方向性周波数変換装置2を制
御する。
【0024】太陽光発電システム17の発電量が急変し
たとき、双方向性周波数変換装置2が流すべき電流の増
加分(流れ込む方向を正とする)は、太陽光発電システ
ム17が発電して実際にそれから流れ出てくる電流is
(実効値)とそれをローパスフィルター21aに通して
作ったフィルタリングされた電流is バー(この電流の
変化は緩慢であり、時間変化率が抑えられている)の差
(is −is バー)となる。制御器21は、双方向性周
波数変換装置2がこの電流を流すように制御する。電流
値(is −is バー)から実施の形態1で示した働きと
同様の第一の働きによる夜間時間帯に蓄えたエネルギー
を昼間時間帯に機械エネルギーを電気エネルギーに変換
して電力系統1及び負荷11に放出する電流を差し引い
た分が正のときはそれと電圧を乗じた電力がフライホイ
ール4に機械エネルギーとして貯蔵され、負のときは逆
に放出される。図3のように、エネルギー貯蔵放出装置
に太陽光発電システムを付加した構造としたとき、太陽
光発電システム17が発電して電力系統1に流れ込む電
流はis バーとなるので、太陽光発電システム17の発
電電力の変動が電力系統1の電圧動揺に及ぼす影響を抑
制する効果がある。
【0025】電流is バーを導入するローパスフィルタ
ーの応答スピードの決め方であるが、例えば、火力発電
等にて電力供給者が負荷急変に対応できるスピードは約
3秒もあれば足りるので、3秒以上の急変に応答するよ
うに、例えば、時定数が数秒から数十秒の一次遅れフィ
ルターであればよい。また、当然、数十秒以上の応答ス
ピードとすれば、電力系統1の電圧は太陽光発電システ
ム17の発電量急変に対する動揺がより抑制できるが、
あまり応答スピードが長いと、その分、フライホイール
4の蓄エネルギー容量の大型化が必要となる為、経済的
なところで決めるのが望ましい。
【0026】以上のように、この実施の形態において
は、上記実施の形態1と同様の効果が得られるととも
に、電力需要者内に太陽光発電システムを併用すること
を可能にし、太陽光発電システムが発電する電力の変化
率が所定値を超えたとき、それを抑えるようにエネルギ
ーを放出あるいは貯蔵するので、電力需要者の受電端の
電圧、ひいては電力供給者の電源系統の電圧の動揺を抑
えることができ、フライホイール4によるエネルギーの
貯蔵放出の機能を十分に利用することができる。
【0027】実施の形態3.上記の実施の形態1及び2
においては、エネルギーを貯蔵するためのエネルギー貯
蔵放出手段としてフライホイールを用いる例について示
したが、この実施の形態においてはフライホイールの代
わりに蓄電池を用いる例について説明する。図4は本実
施の形態の構成を示したブロック図である。図4におい
て、22は、双方向性電力変換装置であり、電力系統1
に接続されている。23は、この双方向性電力変換装置
22に接続された蓄電池であり、24は、この蓄電池2
3の電圧を検出するための電圧検出器である。25は制
御器で、時間帯判別器13が出力する時間帯情報と電圧
検出器24の電圧情報に基づき、電力変換装置22を制
御する。他の構成については上記の実施の形態1と同様
であるため、ここでは説明を省略する。なお、図5は、
本実施の形態の電気接続図である。
【0028】本実施の形態は以上のように構成され、実
施の形態1と同様に、時間帯別電灯契約の夜間時間帯に
電力系統1の電気エネルギーを双方向性電力変換装置2
2を介して蓄電池23に貯蔵し、逆に、昼間時間帯に蓄
電池23の電気エネルギーを電力系統1及び負荷11に
放出する。従って、この実施の形態においても、上記実
施の形態1と同様に、電力量料金の安価な夜間時間帯に
エネルギーを貯蔵させるように本装置を動作させ、電力
量料金が高価な昼間時間帯にエネルギーを放出させるよ
うにしたので、電力需要者の電力量料金を引き下げるこ
とができ、また、余剰している夜間電力を昼間に利用す
るので、負荷平準化の働きをするので、電力供給者の発
電設備を有効に利用することができる効果がある。
【0029】実施の形態4.図6は、本発明の実施の形
態4におけるエネルギー貯蔵放出装置の構成を示したブ
ロック図である。図に示すように、この実施の形態は、
図4の上記実施の形態3と同様に、エネルギー貯蔵放出
手段として蓄電池23を用いるとともに、図3の上記実
施の形態2と同様に、太陽光発電システム17を付加し
たものである。他の構成については、上記実施の形態2
及び3と同様であるため、ここでは説明を省略する。な
お、制御器26内には、図3の実施の形態2で示した制
御器21と同様に、ローパスフィルタ21a(ここでは
図示せず、図3参照)が設けられている。制御器26
は、実施の形態3の制御器25(図4)の動作の他に、
実施の形態2の制御器21と同様に、ローパスフィルタ
ー21a(図3参照)により、電流(is −is バー)
を双方向性電力変換装置22に流させるように双方向性
電力変換装置22を制御するものである。
【0030】この実施の形態においても、上記実施の形
態3と同様に、電力量料金の安価な夜間時間帯にエネル
ギーを蓄電池23に貯蔵させ、電力量料金が高価な昼間
時間帯にエネルギーを蓄電池23から放出させるように
したので、電力需要者の電力量料金を引き下げることが
でき、また、余剰している夜間電力を昼間に利用するの
で、負荷平準化の働きをするので、電力供給者の発電設
備を有効に利用することができる効果があるとともに、
上記実施の形態2と同様に、太陽光発電システムが発電
する電力の変化率が所定値を超えたとき、ローパスフィ
ルター21aを用いて、それを抑えるようにエネルギー
を放出あるいは貯蔵するので、電力需要者の電力系統の
電源電圧の動揺を抑制して、蓄電池23による貯蔵放出
の機能を十分に利用することが可能である。
【0031】実施の形態5.図3に示した上記実施の形
態2において、双方向性周波数変換装置2は、図7に示
すように、電源側に接続されている双方向性交流/直流
変換器2aと、発電電動機3側に接続されている双方向
性直流/交流変換器2bとから構成することができる。
また、図3の太陽光発電システム17は、図9に示すよ
うに、電源側に接続されている直流/交流変換器17a
と、太陽電池17cに接続されている直流/直流変換器
17bとから構成することができる。この場合、双方向
性交流/直流変換器2aには直流/交流変換器17aと
同じ機能を有するので、共用することが可能である。
【0032】図7は、上述したことに基づく構成を備え
た本発明の実施の形態5におけるエネルギー貯蔵放出装
置の構成を示したものである。図7において、27は太
陽光発電システムであるが、図3の太陽光発電システム
17と異なる点は、直流/交流変換器17aを含まない
ものであることである(従って、太陽光発電システム2
7の具体的構成は、図9の一点鎖線で示すものとな
る)。28は直流電流を検出するための電流検出器であ
る。29は制御器であり、図3の制御器21と異なる点
は、図3の電流検出器20の代わりに、電流検出器28
が接続されていることである。この実施の形態において
も、制御器29内には、ローパスフィルター21a(図
3参照)が設けられている。なお、図8に本実施の形態
5におけるエネルギー貯蔵放出装置の電気接続図を示
す。
【0033】なお、この実施の形態においても、電流検
出器28が検出し、太陽光発電システム27から流れ出
てくる電流id と、その電流id をローパスフィルタ2
1a(ここでは図示せず、図3参照)に通して作ったフ
ィルタリングされた電流idバー(この電流の変化は緩
慢であり、時間変化率が抑えられている)との差(id
−id バー)を制御器29によって制御される双方向性
直流/交流変換器2bが流すことによって、太陽光発電
システム27の発電電力の変動が電力系統1の電圧動揺
に及ぼす影響を抑制することができる。
【0034】この実施の形態は以上のように構成されて
いるので、図3の上記実施の形態2と同様の効果を奏す
るとともに、さらに、双方向性周波数変換装置2の双方
向性交流/直流変換器2aと、太陽光発電システム内に
設けるべき直流/交流変換器17aとを、共用するよう
にしたので、太陽光発電システムの構成を簡略化するこ
とができるとともに、部品点数を減らすことができるた
め、製造コストを下げることができるという効果が得ら
れる。
【0035】実施の形態6.図10は、本発明の実施の
形態6におけるエネルギー貯蔵放出装置の構成を示した
ものである。上述した図6の実施の形態4においては、
双方向性電力変換装置22の蓄電池23に接続される側
は直流である。従って、太陽光発電システムとして、上
述した図7の実施の形態5に示した直流/直流変換器1
7bと太陽電池17cとで構成される太陽光発電システ
ム27を用いる場合には、それを図10に示すように、
双方向性電力変換装置22の直流側に接続することがで
きる。図10において、30は制御器であり、以下のよ
うに動作する。
【0036】電流検出器28が検出し、太陽光発電シス
テム27から流れ出てくる電流idをローパスフィルタ
21a(ここでは図示せず、図3参照)に通して作った
フィルタリングされた電流id バー(この電流の変換は
緩慢であり、時間変化率が抑えられている)に太陽光発
電システムの出力電圧を乗算した太陽光発電システム出
力電力を実施の形態3で示した夜間時間帯に蓄電池23
に蓄えたエネルギーを昼間時間帯に電力系統1及び負荷
11に放出する分を加えた電力を放出するように制御器
30が制御する。これにより、太陽光発電システム27
の発電電力の変動が電力系統1の電圧動揺に及ぼす影響
を抑制する効果がある。
【0037】この実施の形態においても、上記実施の形
態4と同様の効果が得られるとともに、太陽光発電シス
テムとして、直流/交流変換器17aを含まない太陽光
発電システム27を用いるようにしたので、太陽光発電
システムの構成を簡略化することができるとともに、部
品点数を減らすことができるため、製造コストを下げる
ことができるという効果が得られる。
【0038】
【発明の効果】この発明は、電力系統から電力を受けて
エネルギーを貯蔵するとともに、貯蔵したエネルギーを
電力として放出するためのエネルギー貯蔵放出手段と、
第一の時間帯と第二の時間帯とを判別するための時間帯
判別手段と、時間帯判別手段からの信号に基づき、エネ
ルギー貯蔵放出手段が第一の時間帯にはエネルギーを貯
蔵し、第二の時間帯にはエネルギーを放出するように制
御するための制御手段とを備えるようにしたので、たと
えば、電力量料金が安い夜間時間帯にエネルギーを貯蔵
し、電力量料金が高い昼間時間帯にエネルギーを放出す
ることができるので、電力需要者の電力量料金を引き下
げることができ、また、余剰している夜間電力を昼間利
用するので、負荷平準化の働きをし、電力供給者の発電
設備を有効に利用することができるという効果を奏す
る。
【0039】また、エネルギー貯蔵放出手段がフライホ
イールを備えているので、電力量料金の安価な夜間時間
帯に電気エネルギーを機械エネルギーとしてフライホイ
ールに貯蔵し、電力量料金の高い昼間時間帯に貯蔵した
機械エネルギーを電気エネルギーに変換して放出するの
で、電力需要者に経済的でかつ安定した電力を常に供給
することができる。
【0040】また、エネルギー貯蔵放出手段が、蓄電池
を備えているので、電力量料金の安価な夜間時間帯に電
気エネルギーを蓄電池に貯蔵し、電力量料金の高い昼間
時間帯に貯蔵したエネルギーを放出するようにしたの
で、電力需要者に経済的でかつ安定した電力を常に供給
することができる。
【0041】また、太陽光を受けて発電するための太陽
光発電手段と、太陽光発電手段が発電する電力の時間変
化率が所定値を超えたときに、時間変化率を所定値以下
に抑えるべく太陽光発電手段から流れ出てくる電流をフ
ィルタリングするためのフィルター手段と、をさらに備
え、太陽光発電手段から流出される電流とフィルター手
段によりフィルタリングされた電流との差に電圧を乗じ
た電力をエネルギー貯蔵放出手段が貯蔵または放出のい
ずれか一方を行うことにより、フィルター手段によりフ
ィルタリングされた電流が電力系統に逆潮流するように
制御手段が制御するようにしたので、太陽光発電手段の
発電する電力の時間変化率が所定値を超えたとき、時間
変化率を抑えたフィルタリングされた電流と実際に発電
された電流との差に電圧を乗じた電力がエネルギー貯蔵
放出手段に貯蔵または放出され、フィルタリングされた
電流が電力系統に逆潮流するので、電力需要者の受電端
の電圧、ひいては電力供給者の電力系統の電圧の動揺を
抑えることができる。
【0042】また、エネルギー放出制御手段において逆
潮流を防止すべく負荷電流を検出する手段と、双方向性
周波数変換装置が負荷電流と等しい電流を放出するよう
に制御するための制御と、を備えるようにしたので、夜
間時間帯に貯蔵し昼間時間帯に放出するエネルギーが電
力需要者が消費する電力以内になるように制御すること
ができ、逆潮流が認められていない現行の規制下でも利
用することができ、電力需要者に経済的でかつ安定した
電力を常に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエネルギー貯
蔵放出装置の構成を示したブロック図である。
【図2】 図1のエネルギー貯蔵放出装置の電気接続図
である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるエネルギー貯
蔵放出装置の構成を示したブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるエネルギー貯
蔵放出装置の構成を示したブロック図である。
【図5】 図4のエネルギー貯蔵放出装置の電気接続図
である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるエネルギー貯
蔵放出装置の構成を示したブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態5によるエネルギー貯
蔵放出装置の構成を示したブロック図である。
【図8】 図7のエネルギー貯蔵放出装置の電気接続図
である。
【図9】 太陽光発電システム17および27の構成を
示したブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態6によるエネルギー
貯蔵放出装置の構成を示したブロック図である。
【図11】 従来のエネルギー貯蔵放出装置の構成を示
したブロック図である。
【符号の説明】
1 電力系統、2 双方向性周波数変換装置、3 発電
電動機、4 フライホイール、5 電力検出器、6 制
御器、10 時間帯別電灯契約電力量計、11負荷、1
2 電流検出器、13 時間帯判別器、14 電圧検出
器、15 回転数検出器、16 制御器、17 太陽光
発電システム、18 買電用時間帯別電灯契約電力量
計、19 売電用時間帯別電灯契約電力量計、21 制
御器、22 双方向性電力変換装置、23 蓄電池、2
4 電圧検出器、25 制御器、27 太陽光発電シス
テム、28 電流検出器、29 制御器、30 制御
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F051 JA17 KA03 KA10 5G066 HA10 HB02 HB06 HB08 HB09 JA05 JA07 JB02 JB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統から電力を受けてエネルギーを
    貯蔵するとともに、貯蔵した上記エネルギーを電力とし
    て放出するためのエネルギー貯蔵放出手段と、 第一の時間帯と第二の時間帯とを判別するための時間帯
    判別手段と、 上記時間帯判別手段からの信号に基づき、上記エネルギ
    ー貯蔵放出手段が上記第一の時間帯にはエネルギーを貯
    蔵して上記第二の時間帯にはエネルギーを放出するよう
    に制御するための制御手段と、 を備えたことを特徴とするエネルギー貯蔵放出装置。
  2. 【請求項2】 上記エネルギー貯蔵放出手段が、フライ
    ホイールを備えていることを特徴とする請求項1記載の
    エネルギー貯蔵放出装置。
  3. 【請求項3】 上記エネルギー貯蔵放出手段が、蓄電池
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のエネルギ
    ー貯蔵放出装置。
  4. 【請求項4】 太陽光を受けて発電するための太陽光発
    電手段と、 上記太陽光発電手段が発電する電力の時間変化率が所定
    値を超えたときに、上記時間変化率を上記所定値以下に
    抑えるべく上記太陽光発電手段から流出される電流をフ
    ィルタリングするためのフィルター手段と、をさらに備
    え、 上記太陽光発電手段から流出される電流と上記フィルタ
    ー手段によりフィルタリングされた電流との差に電圧を
    乗じた電力を上記エネルギー貯蔵放出手段が貯蔵または
    放出のいずれか一方を行うことにより、上記フィルター
    手段によりフィルタリングされた電流が上記電力系統に
    逆潮流するように、上記制御手段が制御することを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のエネルギー
    貯蔵放出装置。
  5. 【請求項5】 上記エネルギー放出制御手段において逆
    潮流を防止すべく負荷電流を検出する手段と、双方向性
    周波数変換装置が上記負荷電流と等しい電流を放出する
    ように制御するための制御と、を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のエネルギー貯蔵放出装置。
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