JP2000287796A - 商品陳列具 - Google Patents
商品陳列具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品の重さや形状、商品陳列棚の状況等によ
り影響されずに、スムーズな自動前出しを維持すること
の出来る商品陳列具を提供すること。 【解決手段】 前出し本体2に複数のローラ3を架設
し、ローラ3上に載置した商品4をその取出部側に移動
させてなる商品陳列具1において、複数のローラ3は、
これに商品4を載置した際商品4の中心部4aに向けて
下り傾斜の状態になっていることで、ローラ3と商品4
とが点接触23に変わり、商品4がその取出部側に移動
する際、同時に接触しているローラ3の数が減って、ロ
ーラ3の設置不良によるスラスト摩擦に妨げられる機会
が減り、ころがり摩擦も実質的に減り、その分商品4が
スムーズに移動し、加えて商品4がローラ3の軸方向に
移動するに従い、点接触しているローラ3の直径差が大
きくなり、ローラ3の軸方向の移動に対する規制が強ま
り、それ以上の片寄りがなくなり、スベリ摩擦が減り商
品4が取出部側にスムーズに移動する。
り影響されずに、スムーズな自動前出しを維持すること
の出来る商品陳列具を提供すること。 【解決手段】 前出し本体2に複数のローラ3を架設
し、ローラ3上に載置した商品4をその取出部側に移動
させてなる商品陳列具1において、複数のローラ3は、
これに商品4を載置した際商品4の中心部4aに向けて
下り傾斜の状態になっていることで、ローラ3と商品4
とが点接触23に変わり、商品4がその取出部側に移動
する際、同時に接触しているローラ3の数が減って、ロ
ーラ3の設置不良によるスラスト摩擦に妨げられる機会
が減り、ころがり摩擦も実質的に減り、その分商品4が
スムーズに移動し、加えて商品4がローラ3の軸方向に
移動するに従い、点接触しているローラ3の直径差が大
きくなり、ローラ3の軸方向の移動に対する規制が強ま
り、それ以上の片寄りがなくなり、スベリ摩擦が減り商
品4が取出部側にスムーズに移動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンビニエン
スストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳
列棚等に載置することにより用いられ、商品の自動前出
しが容易な商品陳列具に関するものである。
スストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳
列棚等に載置することにより用いられ、商品の自動前出
しが容易な商品陳列具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアーやスーパ
ー等では、図8に示す商品陳列ケース50の各商品陳列
棚51に、多種類の商品52が豊富に陳列されている。
商品52は手前の方から売れてゆくため、必然的に手前
の部分が空くことになり、奥にある商品52を手前に出
す所謂前出し作業が必要となる。この為、種々の自動又
は半自動の前出し機能を備えた商品陳列棚又は商品陳列
具が多数提案されている。例えば、前出し本体53に複
数のローラ54が商品陳列ケース50の扉55側に下り
傾斜となるように取り付けられたトレイ状の商品陳列具
56がある(特開平8−24091号公報参照)。この
商品陳列具56は、複数のローラ54が円筒状であるか
ら、図9及び図10に示すように、円形容器である商品
52の底52aが複数のローラ54上にほぼ全体的に接
した状態、すなわち、面接触54a(ローラー上を移動
する際に接触する面)で扉55側に移動する。この状態
は商品52の底52aの形状に係わりなく、複数のロー
ラ54上で面接触することとなる。従って、この商品陳
列具56では、商品陳列棚51上に複数のローラ54が
水平となるように設置すると共に、商品52が扉55側
に移動するように、扉55側に下り傾斜に設置する。そ
して、商品52が扉55側に移動する過程で、商品52
に同時に面接触しているローラ54のスラスト摩擦等が
新たに発生しないようにし、かつ商品52が一方の側板
57に片寄り、スベリ摩擦が新たに発生しないようにす
る必要がある。
ー等では、図8に示す商品陳列ケース50の各商品陳列
棚51に、多種類の商品52が豊富に陳列されている。
商品52は手前の方から売れてゆくため、必然的に手前
の部分が空くことになり、奥にある商品52を手前に出
す所謂前出し作業が必要となる。この為、種々の自動又
は半自動の前出し機能を備えた商品陳列棚又は商品陳列
具が多数提案されている。例えば、前出し本体53に複
数のローラ54が商品陳列ケース50の扉55側に下り
傾斜となるように取り付けられたトレイ状の商品陳列具
56がある(特開平8−24091号公報参照)。この
商品陳列具56は、複数のローラ54が円筒状であるか
ら、図9及び図10に示すように、円形容器である商品
52の底52aが複数のローラ54上にほぼ全体的に接
した状態、すなわち、面接触54a(ローラー上を移動
する際に接触する面)で扉55側に移動する。この状態
は商品52の底52aの形状に係わりなく、複数のロー
ラ54上で面接触することとなる。従って、この商品陳
列具56では、商品陳列棚51上に複数のローラ54が
水平となるように設置すると共に、商品52が扉55側
に移動するように、扉55側に下り傾斜に設置する。そ
して、商品52が扉55側に移動する過程で、商品52
に同時に面接触しているローラ54のスラスト摩擦等が
新たに発生しないようにし、かつ商品52が一方の側板
57に片寄り、スベリ摩擦が新たに発生しないようにす
る必要がある。
【0003】また、上記の商品陳列具56は、トレイ状
であるから、商品52のサイズ毎に何種類かを用意しな
ければならないため、商品52のサイズに影響されない
組み合わせタイプのものが考えられる。このタイプのも
のとして、図11に示すように、自動前出しを維持しつ
つ、商品52のサイズに合わせて、側板57、57間に
おける幅寸法を決め、そのまま別体の連結機58等によ
り位置止めする商品陳列具56aが考えられる。この商
品陳列具56aは、商品52のサイズに合わせて、側板
57、57間の幅寸法を決めることができて都合が良
い。この商品陳列具56aでは、2台以上の組み合わせ
になるから、双方の複数のローラ54同士も水平となる
ように、商品陳列棚51上に設置する必要がある。その
理由は図9及び図10の商品陳列具56と同じである。
であるから、商品52のサイズ毎に何種類かを用意しな
ければならないため、商品52のサイズに影響されない
組み合わせタイプのものが考えられる。このタイプのも
のとして、図11に示すように、自動前出しを維持しつ
つ、商品52のサイズに合わせて、側板57、57間に
おける幅寸法を決め、そのまま別体の連結機58等によ
り位置止めする商品陳列具56aが考えられる。この商
品陳列具56aは、商品52のサイズに合わせて、側板
57、57間の幅寸法を決めることができて都合が良
い。この商品陳列具56aでは、2台以上の組み合わせ
になるから、双方の複数のローラ54同士も水平となる
ように、商品陳列棚51上に設置する必要がある。その
理由は図9及び図10の商品陳列具56と同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の商品陳列具
56は、隣接する一の商品陳列具56の複数のローラ5
4上に載る商品52が重い場合に、商品陳列棚51がそ
の重みにより撓み、その結果他の商品陳列具56のロー
ラ54の水平を保つことができなくなる。従って、商品
陳列具56上の商品52が扉55側に移動する過程で、
商品52が同時に接するローラ54のころがり摩擦にス
ラスト方向の摩擦抵抗も加わり、且つ商品52が一方の
側板57に片寄ることになり、商品52の形状とも相ま
って側板57との間にスベリ摩擦が生じ、商品52の前
出しにスムーズさを欠くことになる。また、商品陳列具
56aは、上記のような不都合な場合に加えて、商品陳
列棚51の状況により隣接する商品陳列具56a同士に
段差59が生じるような場合にも、ローラ54の水平を
保つことができなくなって、ころがり摩擦やスラスト摩
擦並びにスベリ摩擦以外に、ローラ54の縁に商品52
が当たり、なお一層商品52の前出しにスムーズさを欠
くことになる。
56は、隣接する一の商品陳列具56の複数のローラ5
4上に載る商品52が重い場合に、商品陳列棚51がそ
の重みにより撓み、その結果他の商品陳列具56のロー
ラ54の水平を保つことができなくなる。従って、商品
陳列具56上の商品52が扉55側に移動する過程で、
商品52が同時に接するローラ54のころがり摩擦にス
ラスト方向の摩擦抵抗も加わり、且つ商品52が一方の
側板57に片寄ることになり、商品52の形状とも相ま
って側板57との間にスベリ摩擦が生じ、商品52の前
出しにスムーズさを欠くことになる。また、商品陳列具
56aは、上記のような不都合な場合に加えて、商品陳
列棚51の状況により隣接する商品陳列具56a同士に
段差59が生じるような場合にも、ローラ54の水平を
保つことができなくなって、ころがり摩擦やスラスト摩
擦並びにスベリ摩擦以外に、ローラ54の縁に商品52
が当たり、なお一層商品52の前出しにスムーズさを欠
くことになる。
【0005】従って、本発明の目的は、商品の重さや形
状、商品陳列棚の状況等により影響されずに、スムーズ
な自動前出しを維持することのできる商品陳列具を提供
することにある。
状、商品陳列棚の状況等により影響されずに、スムーズ
な自動前出しを維持することのできる商品陳列具を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる状況において、本
発明者は、鋭意検討を行った結果、前出し本体に架設す
る複数のローラを、これの上に載置した商品の中心部に
向けて下り傾斜となるように、加工若しくは設置すれ
ば、複数のローラと商品との接触が面から点に変わり、
自動前出しの過程で同時に関与するローラの数が減り、
ローラを水平に設置出来ない状況になっても、その分ロ
ーラがスラスト方向の摩擦に妨げられる機会が減り、こ
ろがり摩擦も理論上は減らないが、実質的には減って、
ローラ上の商品がスムーズに移動することを見い出し、
本発明を完成するに至った。
発明者は、鋭意検討を行った結果、前出し本体に架設す
る複数のローラを、これの上に載置した商品の中心部に
向けて下り傾斜となるように、加工若しくは設置すれ
ば、複数のローラと商品との接触が面から点に変わり、
自動前出しの過程で同時に関与するローラの数が減り、
ローラを水平に設置出来ない状況になっても、その分ロ
ーラがスラスト方向の摩擦に妨げられる機会が減り、こ
ろがり摩擦も理論上は減らないが、実質的には減って、
ローラ上の商品がスムーズに移動することを見い出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本請求項1に係る発明は、前出
し本体に複数のローラを架設し、該複数のローラ上に載
置した商品をその取出部側に移動させてなる商品陳列具
において、前記複数のローラは、これに商品を載置した
際、当該商品の中心部に向けて下り傾斜角度0.1〜5
度の傾斜状態になっていることを特徴とする商品陳列具
を提供するものである。かかる構成を採ることにより、
下り傾斜状態の複数のローラとその上に載置している商
品とが面接触から点接触に変わり、商品がその取出部側
に移動する際、同時に接触しているローラ数が減って、
ローラが水平に設置されていないことによるスラスト摩
擦に妨げられる機会が減り、ころがり摩擦も実質的に減
ることになり、その分商品がスムーズに移動し、加えて
商品がローラの軸方向に移動すればするほど、点接触し
ている部分のローラの直径差が大きくなり、ローラの軸
方向の移動に対する規制が強くなり、すなわち、それ以
上の片寄りがなくなり、スベリ摩擦が緩和して商品が取
出部側にスムーズに移動するようになる。また、傾斜角
度が大きすぎることによる載置商品が転倒することはな
い。
し本体に複数のローラを架設し、該複数のローラ上に載
置した商品をその取出部側に移動させてなる商品陳列具
において、前記複数のローラは、これに商品を載置した
際、当該商品の中心部に向けて下り傾斜角度0.1〜5
度の傾斜状態になっていることを特徴とする商品陳列具
を提供するものである。かかる構成を採ることにより、
下り傾斜状態の複数のローラとその上に載置している商
品とが面接触から点接触に変わり、商品がその取出部側
に移動する際、同時に接触しているローラ数が減って、
ローラが水平に設置されていないことによるスラスト摩
擦に妨げられる機会が減り、ころがり摩擦も実質的に減
ることになり、その分商品がスムーズに移動し、加えて
商品がローラの軸方向に移動すればするほど、点接触し
ている部分のローラの直径差が大きくなり、ローラの軸
方向の移動に対する規制が強くなり、すなわち、それ以
上の片寄りがなくなり、スベリ摩擦が緩和して商品が取
出部側にスムーズに移動するようになる。また、傾斜角
度が大きすぎることによる載置商品が転倒することはな
い。
【0008】また、本請求項2に係る発明は、前記複数
のローラは、該ローラ自体が両側端から中心部に向かっ
て徐々に細くなる連結円錐台状のものである商品陳列具
を提供するものである。かかる構成を採ることにより、
複数の連結円錐台状ローラが前出し本体に設置されて
も、複数のローラと商品とが面接触から点接触に変わる
から、上記と同様な作用をする。
のローラは、該ローラ自体が両側端から中心部に向かっ
て徐々に細くなる連結円錐台状のものである商品陳列具
を提供するものである。かかる構成を採ることにより、
複数の連結円錐台状ローラが前出し本体に設置されて
も、複数のローラと商品とが面接触から点接触に変わる
から、上記と同様な作用をする。
【0009】また、本請求項3に係る発明は、前記下り
傾斜状態の複数のローラは、複数の2列のローラであっ
て、該2列のローラが互いに前出し本体の中心に向かっ
て下り状態で架設されてなる商品陳列具を提供するもの
である。かかる構成を採ることにより、上記と同様の効
果を奏する他、商品陳列具の強度を向上させることがで
き、500ml以上のビール缶などの多数陳列にも耐え円
滑な前出しができる。
傾斜状態の複数のローラは、複数の2列のローラであっ
て、該2列のローラが互いに前出し本体の中心に向かっ
て下り状態で架設されてなる商品陳列具を提供するもの
である。かかる構成を採ることにより、上記と同様の効
果を奏する他、商品陳列具の強度を向上させることがで
き、500ml以上のビール缶などの多数陳列にも耐え円
滑な前出しができる。
【0010】また、本請求項4に係る発明は、前記商品
陳列具は、2列に分けた円筒状複数のローラを該前出し
本体の両側端部に向かって下り傾斜させた状態で配置す
るものであって、これを同様のローラ配置を有する他の
商品陳列具と組み合わせて使用するものである商品陳列
具を提供するものである。かかる構成を採ることによ
り、サイズの異なる商品に対しても、商品の円滑な仕切
りが行えると共に、商品の底部と接触するローラ数が減
り、ローラのスラスト摩擦やころがり摩擦が実質的に減
り、かつ商品の中心部とローラの中心部との隙間が大き
くならず、ローラ上の商品が取出部側に倒れるようなこ
ともなくなる。
陳列具は、2列に分けた円筒状複数のローラを該前出し
本体の両側端部に向かって下り傾斜させた状態で配置す
るものであって、これを同様のローラ配置を有する他の
商品陳列具と組み合わせて使用するものである商品陳列
具を提供するものである。かかる構成を採ることによ
り、サイズの異なる商品に対しても、商品の円滑な仕切
りが行えると共に、商品の底部と接触するローラ数が減
り、ローラのスラスト摩擦やころがり摩擦が実質的に減
り、かつ商品の中心部とローラの中心部との隙間が大き
くならず、ローラ上の商品が取出部側に倒れるようなこ
ともなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態をあげて本発明
を図1〜7に基づいて詳述する。図1は本発明の実施の
形態である商品陳列具の設置状態を示す斜視図、図2は
本発明の実施の形態である商品陳列具のローラと商品と
の接触状態を示す正面図である。図において、商品陳列
具1は、前出し本体2に複数のローラ3を架設し、該複
数のローラ3上に載置した商品4をその取出部5側に移
動させてなり、複数のローラ3は、これに商品4を載置
した際その商品4の中心部4aに向けて下り傾斜の状態
になっているものである。そして、この商品陳列具1
は、その必要数が連結機6により、商品4の幅寸法に合
わせて連結されて、図8に示すように、商品陳列ケース
50の商品陳列棚51等に設置される。
を図1〜7に基づいて詳述する。図1は本発明の実施の
形態である商品陳列具の設置状態を示す斜視図、図2は
本発明の実施の形態である商品陳列具のローラと商品と
の接触状態を示す正面図である。図において、商品陳列
具1は、前出し本体2に複数のローラ3を架設し、該複
数のローラ3上に載置した商品4をその取出部5側に移
動させてなり、複数のローラ3は、これに商品4を載置
した際その商品4の中心部4aに向けて下り傾斜の状態
になっているものである。そして、この商品陳列具1
は、その必要数が連結機6により、商品4の幅寸法に合
わせて連結されて、図8に示すように、商品陳列ケース
50の商品陳列棚51等に設置される。
【0012】前記前出し本体2は、商品4の取出部5に
近づくに従い幅狭くなっている細長い2枚の側板10、
11が、その両端に取出部5に位置する側板及びその反
対側の側板12が取り付けられ、側板11の上部延出部
は商品4の仕切り板を兼ねている。更に、この側板1
0、11の下端面には、連結機6が嵌められる凹溝13
が刻まれている。
近づくに従い幅狭くなっている細長い2枚の側板10、
11が、その両端に取出部5に位置する側板及びその反
対側の側板12が取り付けられ、側板11の上部延出部
は商品4の仕切り板を兼ねている。更に、この側板1
0、11の下端面には、連結機6が嵌められる凹溝13
が刻まれている。
【0013】そして、これらの側板10と側板11との
間に、複数のローラ3が取出部5側に下り勾配となるよ
うに、回転自在に架設されている。従って、複数のロー
ラ3上の商品4は、その自重に起因して常時働く分力に
より、取出部5側に移動する。なお、図1において、1
4は止め板で、取出部5に近在して商品4の倒れ及び落
下防止用のもので、連結機6と一体の保持具15に着脱
自在に支持される。
間に、複数のローラ3が取出部5側に下り勾配となるよ
うに、回転自在に架設されている。従って、複数のロー
ラ3上の商品4は、その自重に起因して常時働く分力に
より、取出部5側に移動する。なお、図1において、1
4は止め板で、取出部5に近在して商品4の倒れ及び落
下防止用のもので、連結機6と一体の保持具15に着脱
自在に支持される。
【0014】前記複数のローラ3は、上述のように、こ
れに商品4を載置した際その商品4の中心部4aに向け
て下り傾斜の状態になっているが、この状態を実現する
には、各種態様が考えられる。その一は、図2に示すよ
うに、ローラ自体が両端から中心部に向かって徐々に細
くなっている連結円錐台状のローラ3a、その二は、図
5に示すように、ローラ3aと同様の円錐台状部と円筒
状部とをつなげ、そのつなぎ位置がエキセントリックの
ローラ3b、その三は、図6に示すように、円筒状のロ
ーラが2本あり、そのローラが中心部に向かって下り傾
斜状態で前出し本体2に取り付けられているローラ3
c、その四は、図7に示すように、ローラ3cと同様に
円筒状であるものの、その2本のローラが中心に向かっ
て上り傾斜状態で前出し本体2に取り付けられて、他の
前出し本体2に同様に取り付けられたローラとの共同
で、商品4の中心部4aに向けて下り傾斜の状態を実現
するローラ3d等がある。
れに商品4を載置した際その商品4の中心部4aに向け
て下り傾斜の状態になっているが、この状態を実現する
には、各種態様が考えられる。その一は、図2に示すよ
うに、ローラ自体が両端から中心部に向かって徐々に細
くなっている連結円錐台状のローラ3a、その二は、図
5に示すように、ローラ3aと同様の円錐台状部と円筒
状部とをつなげ、そのつなぎ位置がエキセントリックの
ローラ3b、その三は、図6に示すように、円筒状のロ
ーラが2本あり、そのローラが中心部に向かって下り傾
斜状態で前出し本体2に取り付けられているローラ3
c、その四は、図7に示すように、ローラ3cと同様に
円筒状であるものの、その2本のローラが中心に向かっ
て上り傾斜状態で前出し本体2に取り付けられて、他の
前出し本体2に同様に取り付けられたローラとの共同
で、商品4の中心部4aに向けて下り傾斜の状態を実現
するローラ3d等がある。
【0015】まず、前記ローラ3aを詳述すると、図2
中、ローラ3aのほぼ中心部20が最も直径が小さく、
両端部21が最も直径が大きくなって、その傾斜角αは
水平面に対して0.1〜5度の範囲である。そして、こ
の傾斜角αがあることにより、ローラ3aとその上に載
置される商品4との接触は、図10及び図3に示すよう
に、面接触54aから点接触22になり、商品4が移動
するのに同時に関与するローラ3aの数は1、2本とな
り、ローラ3aの摩擦が面接触54aの場合に比して実
質的に少なくなる。但し、図4に示すように、商品4は
進行方向の前面に荷重がかかっているから、傾斜角αが
余り大き過ぎると、商品4とローラ3aの中心部20と
の隙間23が空き過ぎて、商品4が不安定となる。従っ
て、この傾斜角αは、ローラ3aの長さに関係するが、
好ましくは0.1〜2.5度、更に好ましくは、0.1
〜1.0度以下である。5度を越えると隙間23が1mm
を越える公算が高くなる。従って、隙間23が1mmを大
きく越えない範囲で傾斜角αを決めることが必要であ
る。
中、ローラ3aのほぼ中心部20が最も直径が小さく、
両端部21が最も直径が大きくなって、その傾斜角αは
水平面に対して0.1〜5度の範囲である。そして、こ
の傾斜角αがあることにより、ローラ3aとその上に載
置される商品4との接触は、図10及び図3に示すよう
に、面接触54aから点接触22になり、商品4が移動
するのに同時に関与するローラ3aの数は1、2本とな
り、ローラ3aの摩擦が面接触54aの場合に比して実
質的に少なくなる。但し、図4に示すように、商品4は
進行方向の前面に荷重がかかっているから、傾斜角αが
余り大き過ぎると、商品4とローラ3aの中心部20と
の隙間23が空き過ぎて、商品4が不安定となる。従っ
て、この傾斜角αは、ローラ3aの長さに関係するが、
好ましくは0.1〜2.5度、更に好ましくは、0.1
〜1.0度以下である。5度を越えると隙間23が1mm
を越える公算が高くなる。従って、隙間23が1mmを大
きく越えない範囲で傾斜角αを決めることが必要であ
る。
【0016】前記ローラ3bは、円錐台状部24と円筒
状部25とをつなげ、そのつなぎ位置がエキセントリッ
クになっているから、商品4がゆるやかな曲線を描いて
移動し、取出部5に前出しするような場合に使用される
ものである。その他の構成、作用はローラ3aと同様で
ある。
状部25とをつなげ、そのつなぎ位置がエキセントリッ
クになっているから、商品4がゆるやかな曲線を描いて
移動し、取出部5に前出しするような場合に使用される
ものである。その他の構成、作用はローラ3aと同様で
ある。
【0017】前記ローラ3cは、上記のローラ3a、3
bが1本であったのに対し、2本に分け円筒状のローラ
26を載置した商品4の中心部27に向かって下り傾斜
させた状態で前出し本体2に設置したものである。その
他の構成、作用はローラ3aとほぼ同様である。
bが1本であったのに対し、2本に分け円筒状のローラ
26を載置した商品4の中心部27に向かって下り傾斜
させた状態で前出し本体2に設置したものである。その
他の構成、作用はローラ3aとほぼ同様である。
【0018】前記ローラ3dは、一の商品陳列具1の前
出し本体2に、その両端部28に向かって下り傾斜させ
た状態で、2本に分けた円筒状のローラ26を設置し、
同形状の他の商品陳列具1を連結機6により連結して、
一の商品陳列具1のローラ26と、他の商品陳列具1の
ローラ26とで、これらローラ26に載置した商品4の
中心部27に向かって下り傾斜させた状態を現出したも
のである。その他の構成、作用はローラ3aとほぼ同様
である。
出し本体2に、その両端部28に向かって下り傾斜させ
た状態で、2本に分けた円筒状のローラ26を設置し、
同形状の他の商品陳列具1を連結機6により連結して、
一の商品陳列具1のローラ26と、他の商品陳列具1の
ローラ26とで、これらローラ26に載置した商品4の
中心部27に向かって下り傾斜させた状態を現出したも
のである。その他の構成、作用はローラ3aとほぼ同様
である。
【0019】次に、上記構成になる商品陳列具1の使用
方法を説明する。まず、ローラ3aを有する商品陳列具
1の場合には、その必要数を連結機6により、商品4の
幅寸法に合わせて連結し、商品陳列ケース50の商品陳
列棚51等に設置する。また、ローラ3b、3c、3d
を有する商品陳列具1の場合も同様である。次に、これ
らローラ3a〜3d上に複数の商品4を載置する。これ
らのローラ3a〜3d上に載置してある商品4の1つを
取出部5から取り出すと、つぎ以降の商品4の底4bと
ローラ3a〜3dとは点接触22になっているから、商
品4が取出部5側に移動するのに際して、関与するロー
ラ3a〜3dは、図3の例で実質的に3a5 、3a4 の
2本である。これに対して面接触の場合は、3a2 〜3
a8 の7本である。従って、商品陳列棚51等の状況や
商品4の重量等により、ローラ3a〜3dが水平に設置
されない状態であっても、ローラ3a〜3dにかかるス
ラスト摩擦やころがり摩擦が実質的に減り、かつ商品の
片寄りもローラ3a〜3dの傾斜により規制されて、仕
切り板を兼ねている側板11とのすべり摩擦も減って、
商品4は取出部5側にスムーズに移動する。また、ロー
ラ3a〜3dの傾斜により、これらと商品4との間に隙
間23が生じるが、傾斜角αが0.1〜5度の範囲であ
れば、隙間23が1mmを大きく越えることがなく、商品
4の転倒もない。後は商品4を順次取り出しても、同様
に作用するから、商品4を常にスムーズに自動前出しで
きる。
方法を説明する。まず、ローラ3aを有する商品陳列具
1の場合には、その必要数を連結機6により、商品4の
幅寸法に合わせて連結し、商品陳列ケース50の商品陳
列棚51等に設置する。また、ローラ3b、3c、3d
を有する商品陳列具1の場合も同様である。次に、これ
らローラ3a〜3d上に複数の商品4を載置する。これ
らのローラ3a〜3d上に載置してある商品4の1つを
取出部5から取り出すと、つぎ以降の商品4の底4bと
ローラ3a〜3dとは点接触22になっているから、商
品4が取出部5側に移動するのに際して、関与するロー
ラ3a〜3dは、図3の例で実質的に3a5 、3a4 の
2本である。これに対して面接触の場合は、3a2 〜3
a8 の7本である。従って、商品陳列棚51等の状況や
商品4の重量等により、ローラ3a〜3dが水平に設置
されない状態であっても、ローラ3a〜3dにかかるス
ラスト摩擦やころがり摩擦が実質的に減り、かつ商品の
片寄りもローラ3a〜3dの傾斜により規制されて、仕
切り板を兼ねている側板11とのすべり摩擦も減って、
商品4は取出部5側にスムーズに移動する。また、ロー
ラ3a〜3dの傾斜により、これらと商品4との間に隙
間23が生じるが、傾斜角αが0.1〜5度の範囲であ
れば、隙間23が1mmを大きく越えることがなく、商品
4の転倒もない。後は商品4を順次取り出しても、同様
に作用するから、商品4を常にスムーズに自動前出しで
きる。
【0020】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、下り傾斜状態の複数のローラとその上に載置し
ている商品とが面接触から点接触に変わり、商品がその
取出部側に移動する際、同時に接触しているローラ数が
減って、ローラが水平に設置されていないことによるス
ラスト摩擦に妨げられる機会が減り、ころがり摩擦も実
質的に減ることになり、その分商品がスムーズに移動
し、加えて商品がローラの軸方向に移動すればするほ
ど、点接触している部分のローラの直径差が大きくな
り、ローラの軸方向の移動に対する規制が強くなり、す
なわち、それ以上の片寄りがなくなり、スベリ摩擦が緩
和して商品が取出部側にスムーズに移動する。従って、
陳列棚等に多少の設置条件の不良や重い商品であって
も、商品が自動前出しにならないことがなく、商品を常
にスムーズに前出しすることができる。また、傾斜角度
が大きすぎることにより載置商品が転倒することなく円
滑な前出しができる。
よれば、下り傾斜状態の複数のローラとその上に載置し
ている商品とが面接触から点接触に変わり、商品がその
取出部側に移動する際、同時に接触しているローラ数が
減って、ローラが水平に設置されていないことによるス
ラスト摩擦に妨げられる機会が減り、ころがり摩擦も実
質的に減ることになり、その分商品がスムーズに移動
し、加えて商品がローラの軸方向に移動すればするほ
ど、点接触している部分のローラの直径差が大きくな
り、ローラの軸方向の移動に対する規制が強くなり、す
なわち、それ以上の片寄りがなくなり、スベリ摩擦が緩
和して商品が取出部側にスムーズに移動する。従って、
陳列棚等に多少の設置条件の不良や重い商品であって
も、商品が自動前出しにならないことがなく、商品を常
にスムーズに前出しすることができる。また、傾斜角度
が大きすぎることにより載置商品が転倒することなく円
滑な前出しができる。
【0022】請求項2の発明によれば、複数の連結円錐
台状ローラが前出し本体に設置されても、複数のローラ
と商品とが面接触から点接触に変わるから、上記と同様
な効果を奏する。
台状ローラが前出し本体に設置されても、複数のローラ
と商品とが面接触から点接触に変わるから、上記と同様
な効果を奏する。
【0023】請求項3の発明によれば、上記と同様な効
果を奏する他、商品陳列具の強度を向上させることがで
き、500ml以上のビール缶などの多数陳列にも耐え円
滑な前出しができる。
果を奏する他、商品陳列具の強度を向上させることがで
き、500ml以上のビール缶などの多数陳列にも耐え円
滑な前出しができる。
【0024】請求項4の発明によれば、サイズの異なる
商品に対しても、商品の円滑な仕切りが行えると共に、
商品の底部と接触するローラ数が減り、ローラのスラス
ト摩擦やころがり摩擦が実質的に減り、かつ商品の中心
部とローラの中心部との隙間が大きくならず、ローラ上
の商品が取出部側に倒れるようなこともなくなる。
商品に対しても、商品の円滑な仕切りが行えると共に、
商品の底部と接触するローラ数が減り、ローラのスラス
ト摩擦やころがり摩擦が実質的に減り、かつ商品の中心
部とローラの中心部との隙間が大きくならず、ローラ上
の商品が取出部側に倒れるようなこともなくなる。
【図1】本発明の実施の形態を示す商品陳列具の設置状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す商品陳列具のローラ
と商品との接触状態の一部を断面した正面図である。
と商品との接触状態の一部を断面した正面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す商品陳列具のローラ
と商品との接触状態の平面図である。
と商品との接触状態の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す商品陳列具のローラ
と商品との接触状態の側面図である。
と商品との接触状態の側面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す商品陳列具のロ
ーラと商品との接触状態の正面図である。
ーラと商品との接触状態の正面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す商品陳列具のロ
ーラと商品との接触状態の一部を断面した正面図であ
る。
ーラと商品との接触状態の一部を断面した正面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す商品陳列具のロ
ーラと商品との接触状態の一部を断面した正面図であ
る。
ーラと商品との接触状態の一部を断面した正面図であ
る。
【図8】従来の商品陳列具を示す斜視図である。
【図9】従来の商品陳列具を示す図2と同状の正面図で
ある。
ある。
【図10】従来の商品陳列具を示す図3と同状の平面図
である。
である。
【図11】従来の商品陳列具を示す図7と同状の側面図
である。
である。
1、56、56a 商品陳列具 2、53 前出し本体 3、3a、3b、3c、3d、3a1 〜3a8 、26、
54 ローラ 4、52 商品 4a、20、27 中心部 4b、52a 底 5 取出部 6、58 連結機 10、11、12、57 側板 13 凹溝 14 止め板 15 保持具 20 止め板 21、28 両端部 22 点接触 23 隙間 24 円錐台状部 25 円筒状部 50 商品陳列ケース 51 商品陳列棚 53 収納ケース 54a 面接触 55 扉 59 段差
54 ローラ 4、52 商品 4a、20、27 中心部 4b、52a 底 5 取出部 6、58 連結機 10、11、12、57 側板 13 凹溝 14 止め板 15 保持具 20 止め板 21、28 両端部 22 点接触 23 隙間 24 円錐台状部 25 円筒状部 50 商品陳列ケース 51 商品陳列棚 53 収納ケース 54a 面接触 55 扉 59 段差
Claims (4)
- 【請求項1】 前出し本体に複数のローラを架設し、該
複数のローラ上に載置した商品をその取出部側に移動さ
せてなる商品陳列具において、前記複数のローラは、こ
れに商品を載置した際、当該商品の中心部に向けて下り
傾斜角度0.1〜5度の傾斜状態になっていることを特
徴とする商品陳列具。 - 【請求項2】 前記複数のローラは、該ローラ自体が両
側端から中心部に向かって徐々に細くなる連結円錐台状
のものである請求項1記載の商品陳列具。 - 【請求項3】 前記下り傾斜状態の複数のローラは、複
数の2列のローラであって、該2列のローラが互いに前
出し本体の中心に向かって下り状態で架設されてなる請
求項1記載の商品陳列具。 - 【請求項4】 前記商品陳列具は、2列に分けた円筒状
複数のローラを該前出し本体の両側端部に向かって下り
傾斜させた状態で配置するものであって、これを同様の
ローラ配置を有する他の商品陳列具と組み合わせて使用
するものである請求項1記載の商品陳列具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097451A JP2000287796A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | 商品陳列具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097451A JP2000287796A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | 商品陳列具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000287796A true JP2000287796A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14192682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11097451A Pending JP2000287796A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | 商品陳列具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000287796A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007117284A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Nippon Safety Kk | 排泄物梱包タイプのポータブルトイレ装置 |
-
1999
- 1999-04-05 JP JP11097451A patent/JP2000287796A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007117284A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Nippon Safety Kk | 排泄物梱包タイプのポータブルトイレ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060329 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080826 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081224 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090415 |