JP2000287962A - コンピュータ断層装置 - Google Patents

コンピュータ断層装置

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JP2000287962A
JP2000287962A JP11126207A JP12620799A JP2000287962A JP 2000287962 A JP2000287962 A JP 2000287962A JP 11126207 A JP11126207 A JP 11126207A JP 12620799 A JP12620799 A JP 12620799A JP 2000287962 A JP2000287962 A JP 2000287962A
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Motoaki Saito
元章 齊藤
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TeraRecon Inc Japan Branch
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多列検出器を使用した高速連続スキャンに同期
して複数断面の画像再構成と表示を行うコンピュータ断
層撮影装置において,複数断面画像間の比較を容易にす
る画像表示装置を提供することによって,生検針などの
動きを正確に把握する手段や,動きのある部位の比較を
容易にする手段を提供する。 【解決手段】本発明のコンピュータ断層装置は,多列検
出器を使用して被検体の投影データを高速に連続して収
集することによって被検体の時間・空間的変化を含むデ
ータを収集する手段1と,多列検出器で収集したデータ
の前処理,再構成処理,表示処理をデータ収集に継続的
に同期する時間内で実行することを可能にする演算処理
装置2と,この再構成処理によって得た画像を多列検出
器に対応する複数の表示領域にデータ収集に同期して遅
延なく連続的に表示する画像表示装置3と,被検体の隣
接する断面の空間的・時間的な比較を容易にする手段3
1,32とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は,被検体の複数位置の投
影データを多列検出器によって同時に継続的に収集する
データ収集の手段と,この収集データをデータ収集に継
続的に同期して再構成演算処理する演算処理装置と,こ
の再構成処理によって得た画像を複数の表示領域に同時
に時系列的に表示することを可能にする表示手段とを備
えたコンピュータ断層装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置では被検体の横断面のX線
断層像を得るために,被検体を中心としてX線源を回転
させることによって回転軸方向に横たわる被検体に多方
向からX線を照射する。被検体を透過したX線はX線検
出器で電流に変換される。この電流をデジタルデータに
変換した後,前処理,再構成処理,そして表示のための
画像処理を行い,これを画像表示装置で表示する。
【0003】電子ビーム・スキャン方式のX線CT装置
では,電子銃から放射した電子ビームを制御し,被検体
の周囲に環状に配置したX線ターゲット上を50ミリ秒
または100ミリ秒で走査することによって回転軸方向
に横たわる被検体に多方向からX線を照射する。被検体
を透過したX線はX線検出器で電流に変換される。X線
検出器を複数列設置することによって同時に複数面のデ
ータを収集することができる。このデータに前処理,再
構成処理,そして表示のための画像処理を行い,これを
画像表示装置で表示する。従来の装置では,前処理およ
び再構成処理に1断面たり約3秒を要していたので,5
0ミリ秒または100ミリ秒の走査で電子ビームの走査
を繰り返し,複数列の検出器によって複数横断面のデー
タを収集する場合には,リアルタイムで連続して再構成
処理を行うことができなかった。従って,複数列の検出
器を備えていても,リアルタイムで連続して複数横断面
の画像を表示することができなかった。
【0004】生検針穿刺による生検において,生検針の
位置を正確に把握するためにX線CT装置を使用するこ
とが行われている。またX線CT装置を使用して生検針
の動きをリアルタイムで表示することが試みられてい
る。生検針穿刺による生検をX線CTガイド下で行う場
合には,一つの横断面の時系列画像ではその横断面上に
穿刺針の大部分が存在している場合を除き穿刺針の位置
を正確に把握することが難しいことが報告されており,
一つの横断面上に穿刺針の大部分が存在していない場合
に備えて複数の断層面の時系列画像を表示することが望
まれている。
【0005】治療手技を兼ねた放射線的検査(inte
rventional radiology,インター
ベンショナル・ラジオロジー)においてはメス,針,カ
テーテルなどを動的に操作する必要がある。このメス,
針,カテーテルなどの動的な操作に対応するためには複
数の横断面の時系列画像を同時に観察することが望まれ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の課題に
対応するために行われたもので,その目的は,被検体の
複数横断面の断層画像とその時間的変化を表示する場合
において,被検体の複数横断面の時系列画像を投影デー
タの収集に同期してリアルタイムで連続的に表示すると
ともに,複数横断面の空間的な比較を容易にする表示方
法を提供することによって,生検針穿刺における生検針
の位置の正確な把握や手術用器具などの状態や速い動き
の的確な把握を可能とし,手技の安全性と簡便性を高め
るリアルタイムコンピュータ断層撮影装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明によるコンピュータ断層装置は,被検体の多
方向からの投影データを複数列の検出器によって同時に
継続的に収集することを可能にするデータ収集の手段
と,この多列検出器によって収集した収集データをデー
タ収集に継続的に同期して複数列同時に再構成演算処理
することを可能にする演算処理装置と,この再構成処理
によって得た画像を多列検出器に対応する複数の表示領
域に同時に時系列的に表示することを可能にする表示手
段とを備え,表示装置にこの複数の表示領域を接近また
は重ね合わせて配置し,そして表示領域の形状に遠近感
をもたせる変形を与えることによって,被検体の隣接す
る断面の空間的・時間的な比較を容易にする手段を具備
した。また,表示装置にこの複数の表示領域を重ね合わ
せて配置し,その表示領域に遠近感をもたせる変形また
は配置を与え,かつその表示領域に表示する画像に不透
明度を与えることによって,被検体の隣接する断面の時
系列画像の空間的・時間的な比較を容易にする手段を具
備した。また,表示装置にこの複数の表示領域を別途作
成した不透明度をもつ三次元画像に重ね合わせて配置
し,かつその表示領域に表示する画像に不透明度を与え
ることによって,被検体の隣接する断面の空間的・時系
列的な比較を容易にする手段を具備した。
【0008】本発明によって,被検体の隣接する断面の
時系列な比較を容易に行うことが可能になり,また検査
領域全体の空間的な比較を容易に行うことが可能になっ
た。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明によるコンピュータ
断層装置の実施例を説明する。図1は本発明の実施例の
構成を示す概略図である。この実施例では電子ビーム・
スキャン方式のX線CT装置を例に示している。電子銃
12から放射した電子ビーム13を制御し,被検体の周
囲に環状に配置されたX線ターゲット11上を50ミリ
秒または100ミリ秒で走査することによってデータを
取得する。この電子ビームの走査を繰り返して行うこと
によって時系列的なデータを取得する。X線ターゲット
で発生したX線は,寝台16上に横たわる被検体を透過
し,X線検出器14で電流に変換される。このX線検出
器14は多列検出器であり,同時に複数横断面のデータ
を収集する。この実施例では一例として4列の検出器に
よって4面の横断面のデータを収集する場合について説
明している。X線検出器の出力はデータ収集回路15で
デジタルデータに変換される。演算処理装置2は,この
データに前処理,再構成処理,そして表示のための画像
処理を行い,これを画像表示装置3で表示する。画像表
示装置3には多列検出器で同時に収集される複数横断面
の時系列画像を表示する画像表示部31があり,表示領
域131,132,133,134が設定されている。
表示領域と表示画像とを制御するためにパラメタ設定部
32があり,画像x方向制御器135,画像z方向制御
器136を備えている。
【0010】図2はこの実施例を説明するための図で,
4列の検出器をもつX線CT装置において,被検体に挿
入される生検針を含む再構成画像が表示される状態を示
している。横断面に平行な面内で左上から右上への方向
をx軸,左上から左下への方向をy軸,このx−y面に
直交する体軸方向をz軸としている。図2−1は被検体
101をx−z面に投影した図である。102,10
3,104,105は4列検出器のそれぞれの検出器で
検出されるデータを使用して再構成されるスライスで,
それぞれ図2−3の横断面1,横断面2,横断面3,横
断面4に対応する。106は関心領域であり,この例で
はスライス103および104に存在する。107は生
検針を示している。図2−2は被検体101をx−y面
に投影した図である。106は関心領域を,107は生
検針を示す。
【0011】図2−3は4列検出器のそれぞれの検出器
で検出するスライス102,103,104,105の
データを使用して再構成する横断面1(111),横断
面2(112),横断面3(113),横断面4(11
4)の時刻1(115),時刻2(116),時刻3
(117),時刻4(118)における再構成画像を示
している。119はそれぞれの横断面の表示領域の左上
角に表示した横断面の番号である。120は被検体,1
21は関心領域である。生検針は,時刻1(115)で
は横断面1(111)に122として表示されており,
時刻2(116)では横断面1の122および横断面2
(112)の123として表示されており,時刻3(1
17)では横断面1の122,横断面2の123,およ
び横断面3(113)の124として表示されており,
時刻4(118)では横断面1の122,横断面2の1
23,横断面3の124,および横断面4(114)の
125として表示されている。以降の説明に使用する図
では時刻4における状態を示している。
【0012】図3は説明のために従来の表示方法を示し
ている。図3−1は4列検出器で収集し再構成した画像
を,1台の表示装置における2×2の表示領域に表示し
た例である。画像表示領域111に横断面1の再構成画
像を,画像表示領域112に横断面2の再構成画像を,
画像表示領域113に横断面3の再構成画像を,画像表
示領域114に横断面4の再構成画像を表示している。
このような2×2の表示では4列の横断面の画像が2
行,2列に表示されるので,被検体の体軸方向の連続性
についての位置的関係が把握しにくい欠点がある。
【0013】図3−2は4列検出器で収集し再構成した
画像を,それぞれ2箇所の表示領域をもつ2台の表示装
置を横に並べて表示した例である。画像表示領域111
に横断面1の再構成画像を,画像表示領域112に横断
面2の再構成画像を,画像表示領域113に横断面3の
再構成画像を,画像表示領域114に横断面4の再構成
画像を表示している。このような表示方法では4列の横
断面の画像を横に並べて表示できるが,横方向に広がっ
ているために関心領域間の距離が離れるので,位置的関
係が把握しにくい欠点がある。
【0014】図3−3は図3−2の欠点を除くために考
案したものである。画像のy方向寸法は維持しながら,
画像のx方向寸法を短縮することによって,横断面1,
横断面2,横断面3,横断面4の4横断面の再構成画像
を一台の表示装置の画像表示領域125,画像表示領域
126,画像表示領域127,および画像表示領域12
8に表示している。4横断面の再構成画像を一台の表示
装置に横に並べて表示することができるので,4横断面
の比較は図3−2よりも容易になった。また関心領域間
の距離が短くなったので,手技中の観察が容易になっ
た。しかしながらが,4横断面の立体的な位置関係の理
解が得られにくい欠点が残っている。
【0015】図4はこれらの欠点を改善するために考案
した本発明の一実施例である。図4−1は,図3−3と
同様に画像のy方向寸法は維持して,画像のx方向寸法
を短縮すること,すなわち画像の表示アスペクト比を変
更することによって,横断面1,横断面2,横断面3,
横断面4の4横断面の再構成画像を一台の表示装置の画
像表示領域131,画像表示領域132,画像表示領域
133,および画像表示領域134に表示している。こ
れに追加して,それぞれの画像に画像のx方向を示し,
かつx方向の傾きなどの画像の特性を制御する画像x方
向制御器135を備えている。またこれらの複数横断面
のz方向を示し,かつz方向の表示方向など複数横断面
画像群の特性を制御する画像z方向制御器136を備え
ている。
【0016】図4−1は画像x方向制御器135を右向
きに,画像z方向制御器136を右向きに設定してい
る。矢印などによる方向の表示によって図3−3の場合
に比較して画像のx方向の理解や,複数画像のz方向に
おける前後関係の理解が容易になった。
【0017】図4−2は画像x方向制御器135を右下
向きに操作することによって画像表示領域を変形させ
て,遠近感を持たせた例である。図3−3と比較して複
数画像のz方向における前後関係の理解が容易になる。
【0018】図4−3は画像x方向制御器135を左下
向きに操作することによって画像表示領域を変形させ
て,遠近感を持たせた例である。図3−3と比較して複
数画像のz方向における前後関係の理解が容易になる。
【0019】図5−1は画像x方向制御器135を右向
きに,画像z方向制御器136を左向きに設定している
例である。画像z方向制御器136を操作することによ
って複数画像のz方向の表示位置を変更することができ
る。
【0020】図5−2は画像x方向制御器135を右上
向きに操作することによって画像表示領域を変形させ
て,遠近感を持たせた例である。図3−3と比較して複
数画像のz方向における前後関係の理解が容易になる。
また関心領域を手前側に表示できる。
【0021】図5−3は画像x方向制御器135を左上
向きに操作することによって画像表示領域を変形させ
て,遠近感を持たせた例である。図3−3と比較して複
数画像のz方向における前後関係の理解が容易になる。
【0022】図6−1は画像表示領域131,画像表示
領域132,画像表示領域133の画像x方向制御器1
35を左下向きに,画像表示領域134の画像x方向制
御器135を右下向きに設定した例である。図4−3の
設定において,画像表示領域134の画像x方向制御器
135を右下向きに操作することによって設定したもの
で,画像表示領域133と画像表示領域134に表示さ
れる関心領域を接近させて表示することができる。また
あたかも関心領域に実際に割断を入れて見開いたように
観察できる。図6−2は画像表示領域132と画像表示
領域133の間で見開きににした例である。
【0023】図6−3は画像表示領域131,画像表示
領域132,画像表示領域133の画像x方向制御器1
35を右上向きに,画像表示領域134の画像x方向制
御器135を左上向きに設定した例である。図5−2の
設定において,画像表示領域134の画像x方向制御器
135を左上向きに操作することによって設定したもの
で,画像表示領域133と画像表示領域134に表示さ
れる関心領域を接近させて表示することができる。
【0024】図4,図5,図6では画像表示領域を台形
に変形させた例を示したが,表示画像に遠近感を持たせ
る変形であれば台形である必要はない。図7−1,図7
−2は画像表示領域を平行四辺形に変形させた例であ
る。
【0025】図7−3は,図5−2の表示幅をより狭く
した例である。このように表示幅,奥行き方向への傾き
などはより自然な遠近感が得られるように変更すること
ができる。
【0026】図4,図5,図6,図7では画像表示領域
131,画像表示領域132,画像表示領域133,画
像表示領域134に画像の全領域を表示する例を示した
が,画像の全領域を表示せずに,関心領域を含むより狭
い部位のみを表示してもよい。図8−1は図5−2と同
一の形状をした画像表示領域131,画像表示領域13
2,画像表示領域133,画像表示領域134に横断面
1,横断面2,横断面3,横断面4の関心領域をそれぞ
れ拡大して表示した例を示している。画像の関心領域や
拡大率は画像x方向制御器135で設定できる。図8−
2は図5−3に対応する。
【0027】
【実施例】図4,図5,図6,図7,図8では画像表示
領域131,画像表示領域132,画像表示領域13
3,画像表示領域134は重複しないで配置されている
が,これらは重複して配置してもよい。図9−1は図5
−2と同一の画像表示領域の配列をもつ例である。画像
表示領域131,画像表示領域132,画像表示領域1
33,画像表示領域134はそれぞれ重複して配置され
ている。画像表示領域131,画像表示領域132,画
像表示領域133,画像表示領域134に横断面1,横
断面2,横断面3,横断面4の画像を表示する。これら
の画像には不透明度を設定している。複数の画像が重複
することによって奥側になっている画像も,手前側の画
像の不透明度が1でないように設定しているので,透か
してみることができる。図9−2は図4−3と同一の画
像表示領域の配列をもつ例である。このように不透明度
を与えた画像を重複して表示することによって,図4,
図5,図6,図7,図8の例よりも大きな表示領域を使
用することができる。
【0028】図10は図9と同様に画像表示領域を重複
して配置し,画像に不透明度を与えた例である。図10
−1では画像群141は図2−1において,生検針10
7とy軸が作る平面に画像を投影した例である。画像群
142は図2−1において,生検針107とy軸が作る
平面に直交し,y軸を含む平面に画像を投影した例であ
る。このようにほぼ直交する二つの平面に画像を投影す
ることによって,生検針の動きをより具体的に知ること
ができる。生検針と被検体の表面が交差する点と関心部
位を結ぶガイド線を画像上に表示しておくことによっ
て,生検針の操作を容易にすることができる。画像x方
向制御器135,画像z方向制御器136を備えてお
り,画像の表示方向などを設定できる。図10−2は画
像x方向制御器135,画像z方向制御器136によっ
て表示方向を変更した例である。
【0029】図11は図10と同様に画像表示領域を重
複して配置し,画像に不透明度を与えた例である。この
例では,生検針の挿入に先立つCTスキャンによって作
成したボクセル法による三次元画像に横断面1,横断面
2,横断面3,横断面4の画像を重複して表示してい
る。三次元画像の表示濃度は三次元画像作成時の不透明
度を調節することによって変更できるので,三次元画像
と横断面1,横断面2,横断面3,横断面4の画像を見
やすい濃度で表示することができる。
【0030】図11において横断面1,横断面2,横断
面3,横断面4の画像は,動きのある部分のみ抽出して
表示することができる。また生検針は特定のCT値を持
つので生検針の部分だけ抽出して表示することもでき
る。生検針と被検体の表面が交差する点と関心部位を結
ぶガイド線を画像上に表示しておくことによって,生検
針の操作を容易にすることができる。
【0031】この実施例では,電子ビーム・スキャン方
式のX線CT装置を例に説明したが,X線源として回転
陽極X線管を使用し,このX線管を取り付けた架台を回
転することによってX線を放射し,多列のX線検出器に
よってデータを取得するX線CT装置においても同様に
使用することができる。
【0032】これまでの説明では同時に複数の断面の投
影データを収集するいわゆる多列検出器をもつCT装置
を例に説明してきたが,一つの断面の投影データを収集
し,これに複数の画像処理を施すCT装置や,面検出器
を使用したいわゆる三次元CTに対しても同様に適用す
ることができる。
【0033】この実施例では,X線CT装置を例に説明
したが,MR装置などの複数面における時系列的な画像
を取り扱う医用画像装置においても同様に使用すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によるコンピュータ断層装置は,
被検体の多方向からの投影データを複数列の検出器によ
って同時に継続的に収集することを可能にするデータ収
集の手段と,この多列検出器によって収集した収集デー
タをデータ収集に継続的に同期して複数列同時に再構成
演算処理することを可能にする演算処理装置と,この再
構成処理によって得た画像を多列検出器に対応する複数
の表示領域に同時に時系列的に表示することを可能にす
る表示手段とを備え,表示装置にこの複数の表示領域を
接近または重ね合わせて配置し,そして表示領域の形状
に遠近感をもたせる変形を与えることによって,被検体
の隣接する断面の空間的・時間的な比較を容易にする手
段を具備した。また,表示装置にこの複数の表示領域を
重ね合わせて配置し,その表示領域に遠近感をもたせる
変形または配置を与え,かつその表示領域に表示する画
像に不透明度を与えることによって,被検体の隣接する
断面の時系列画像の空間的・時間的な比較を容易にする
手段を具備した。また,表示装置にこの複数の表示領域
を別途作成した不透明度をもつ三次元画像に重ね合わせ
て配置し,かつその表示領域に表示する画像に不透明度
を与えることによって,被検体の隣接する断面の空間的
・時系列的な比較を容易にする手段を具備した。これに
よって,被検体の隣接する断面の時系列な比較を容易に
行うことが可能になり,また検査領域全体の空間的な比
較を容易に行うことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンピュータ断層装置の構成を示
す概略図。
【図2】本発明の実施例の説明に使用する,被検体,関
心領域および生検針と複数の断層面との位置関係および
時間関係を示す図。
【図3】被検体,関心領域および生検針と複数の断層面
との位置関係および時間関係を画面に表示するために,
従来使われてきた方法を示す図。
【図4】被検体,関心領域および生検針と複数の断層面
との位置関係および時間関係を画面に表示する,本発明
の実施例を示す図。
【図5】被検体,関心領域および生検針と複数の断層面
との位置関係および時間関係を画面に表示する,本発明
の実施例を示す図。
【図6】被検体,関心領域および生検針と複数の断層面
との位置関係および時間関係を画面に表示する,本発明
の実施例を示す図。
【図7】被検体,関心領域および生検針と複数の断層面
との位置関係および時間関係を画面に表示する,本発明
の実施例を示す図。
【図8】被検体,関心領域および生検針と複数の断層面
との位置関係および時間関係を画面に表示する,本発明
の実施例を示す図。
【図9】被検体,関心領域および生検針と複数の断層面
との位置関係および時間関係を画面に表示する,本発明
の実施例を示す図。
【図10】被検体,関心領域および生検針と複数の断層
面との位置関係および時間関係を画面に表示する,本発
明の実施例を示す図。
【図11】被検体,関心領域および生検針と複数の断層
面との位置関係および時間関係を画面に表示する,本発
明の実施例を示す図。
【符号の説明】
1 データ収集部 2 演算処理部 3 画像表示装置 4 操作器 11 X線ターゲット 12 電子銃 13 電子ビーム 14 X線検出器 15 データ収集回路 16 寝台 31 画像表示部 32 パラメタ設定部 101 被検体 102 横断面1 103 横断面2 104 横断面3 105 横断面4 106 関心領域 107 生検針 108 x−z座標 109 x−y座標 111 横断面1の画像表示領域 112 横断面2の画像表示領域 113 横断面3の画像表示領域 114 横断面4の画像表示領域 115 時刻1おける横断面1〜4の表示画像 116 時刻2おける横断面1〜4の表示画像 117 時刻3おける横断面1〜4の表示画像 118 時刻4おける横断面1〜4の表示画像 119 画像表示領域に表示する横断面を示す番号 120 被検体の横断面画像 121 関心領域の横断面画像 122 横断面1に表示された生検針画像 123 横断面2に表示された生検針画像 124 横断面3に表示された生検針画像 125 横断面4に表示された生検針画像 126 変形した横断面1の画像表示領域 127 変形した横断面2の画像表示領域 128 変形した横断面3の画像表示領域 129 変形した横断面4の画像表示領域 131 本発明による横断面1の画像表示領域 132 本発明による横断面2の画像表示領域 133 本発明による横断面3の画像表示領域 134 本発明による横断面4の画像表示領域 135 画像x方向制御器 135 画像z方向制御器 141 生検針にほぼ平行な面に投影した画像群 142 141の面にほぼ垂直な面に投影した画像群 143 横断面の画像群 144 被検体の三次元表示画像
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月1日(1999.7.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の多方向からの投影データを複数
    列の検出器によって同時に継続的に収集することを可能
    にするデータ収集の手段と,この多列検出器によって収
    集した収集データをデータ収集に継続的に同期して複数
    列同時に再構成演算処理することを可能にする演算処理
    装置と,この再構成処理によって得た画像を多列検出器
    に対応する複数の表示領域に同時に時系列的に表示する
    ことを可能にする表示手段とを備え,この複数の表示領
    域を接近して配置し,そしてその表示領域の形状に遠近
    感をもたせる変形を与えることによって,被検体の隣接
    する断面の空間的・時間的な比較を容易にする手段を具
    備することを特徴とするコンピュータ断層装置。
  2. 【請求項2】 被検体の多方向からの投影データを複数
    列の検出器によって同時に継続的に収集することを可能
    にするデータ収集の手段と,この多列検出器によって収
    集した収集データをデータ収集に継続的に同期して複数
    列同時に再構成演算処理することを可能にする演算処理
    装置と,この再構成処理によって得た画像を多列検出器
    に対応する複数の表示領域に同時に時系列的に表示する
    ことを可能にする表示手段とを備え,この複数の表示領
    域を重ね合わせて配置し,そしてその表示領域の形状に
    遠近感をもたせる変形を与えることによって,被検体の
    隣接する断面の空間的・時間的な比較を容易にする手段
    を具備することを特徴とするコンピュータ断層装置。
  3. 【請求項3】 被検体の多方向からの投影データを複数
    列の検出器によって同時に継続的に収集することを可能
    にするデータ収集の手段と,この多列検出器によって収
    集した収集データをデータ収集に継続的に同期して複数
    列同時に再構成演算処理することを可能にする演算処理
    装置と,この再構成処理によって得た画像を多列検出器
    に対応する複数の表示領域に同時に時系列的に表示する
    ことを可能にする表示手段とを備え,この複数の表示領
    域を重ね合わせて配置し,その表示領域に遠近感をもた
    せる変形または配置を与え,かつその表示領域に表示す
    る画像に不透明度を与えることによって,被検体の隣接
    する断面の空間的・時間的な比較を容易にする手段を具
    備することを特徴とするコンピュータ断層装置。
  4. 【請求項4】 被検体の多方向からの投影データを複数
    列の検出器によって同時に継続的に収集することを可能
    にするデータ収集の手段と,この多列検出器によって収
    集した収集データをデータ収集に継続的に同期して複数
    列同時に再構成演算処理することを可能にする演算処理
    装置と,この再構成処理によって得た画像を多列検出器
    に対応する複数の表示領域に同時に時系列的に表示する
    ことを可能にする表示手段とを備え,この複数の表示領
    域を事前に作成した三次元画像に重ね合わせて配置し,
    かつその表示領域に表示する画像に不透明度を与えるこ
    とによって,被検体の隣接する断面の空間的・時間的な
    比較を容易にする手段を具備することを特徴とするコン
    ピュータ断層装置。
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